JP6745626B2 - 空気浄化緑化装置 - Google Patents

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Description

この発明は、室内等に設置してパーティション等として使用するのに適した空気浄化緑化装置に関する。
植物を植えて緑化する機能と空気を浄化する機能とを備えた空気浄化緑化装置がある。この種の空気浄化緑化装置を室内に設置してパーティションとして使用する場合、図11に示すように、縦長(高さ1m〜2m程度)の一体ものの箱形フレーム61内に植物62の生育基盤となる土壌63を詰めていた。また、土壌層の通気は、一箇所に設置されたファン64で行っていた。図示例の場合、矢印で示すように、空気浄化緑化装置60の背面側の下部から空気を吸い込み、通気層65を経由し、土壌層を背面側から正面側へ通気する。
個々が植物生育基盤を有する複数の緑化用のユニットを並べることにより、全体で広い緑化面の空気浄化緑化装置を得る技術が特許文献1〜4に提案されている。これらの提案では、各ユニットの植物生育基盤に共通の一つのファンで通気するようにしている。
また、特許文献5の図5、図6に、複数の空気浄化緑化装置を並べて配置することにより、広い緑化面を得る手法が開示されている。
特許第5816215号公報 特許第5833272号公報 特許第5001148号公報 特開2015−202091号公報 特開2014−117253号公報
図11に示す従来例のように、一体ものの箱形フレーム61に土壌63が収容された空気浄化緑化装置60をパーティションとして使用する場合、以下の課題がある。
1.箱形フレーム61内に土壌63を均一に詰めることが難しい。
2.箱形フレーム61内の土壌63が重力の影響で沈むことにより、箱形フレーム61の上部に土壌63が存在しない隙間ができやすい。
3.サイズ違いの空気浄化緑化装置60を作成する場合、空気浄化緑化装置60ごとにサイズに合わせて箱形フレーム61を準備する必要がある。
4.一体ものの箱形フレーム61は長尺で重いため、取扱い難く、かつ施工性が悪い。
5.植物62または土壌63を交換する場合、植物62または土壌63の一部だけを交換することができず、全体を交換する必要がある。
6.一箇所に設置されたファン64で土壌層の全体に通気すると、通気にむらが出やすい。
7.通気にむらがあることにより、一つの空気浄化緑化装置60内で植物生育環境に差が出る。
8.サイズ違いの空気浄化緑化装置60を作成する場合、サイズに合わせてファン64の仕様を変える必要がある。
特許文献1〜4のように、複数の緑化用のユニットを並べることで、パーティションのような縦長の空気浄化緑化装置を得ることが可能である、しかし、これらの提案は、各ユニットの植物生育基盤に共通の一つの送風手段で通気するため、通気にむらがでるという課題が解決できない。
また、特許文献5は、複数の空気浄化緑化装置を並べて配置することについては開示されているが、各空気浄化緑化装置を連結する手段については示されていない。また、特許文献5の空気浄化緑化装置は、植物生育基盤とファンとが上下に並んでいるため、複数の空気浄化緑化装置を並べて配置した場合、各空気浄化緑化装置によって形成される緑化壁面のうち、ファンが設けられている部分が占める面積が比較的広くなり、実質的な緑化面である植栽面の面積が狭められる。
この発明の目的は、サイズ変更が容易で、取扱い性および施工性が良く、植物生育基盤の偏りが生じ難く、植物生育基盤の各部で植物生育環境を一定に保つことができる空気浄化緑化装置を提供することである。
この発明の空気浄化緑化装置は、正面側が植物の植えられる植栽面である植物生育基盤と、この植物生育基盤の背面側に隣接した仕切り空間となる通気層と、この通気層の背面側に位置して前記植物生育基盤に通気するファンとを有する複数の植栽ユニットが並んで配置され、これら複数の植栽ユニットは互いに隣合うもの同士が連結手段によって着脱可能に連結されている。
この構成によると、植物生育基盤を有する植栽ユニットを複数並べた構成としたことにより、以下の作用・効果が得られる。
1.1個当たりの植栽ユニットの大きさをあまり大きくしなくて済むため、植栽ユニット内での植物生育基盤の偏りが生じ難く、植物生育基盤を均一に詰めやすい。
2.上記理由により、植物生育基盤が重力の影響で沈むことが少なく、植栽ユニットの上部に植物生育基盤が存在しない隙間ができることを避けられる。
3.複数の植栽ユニットを上下または左右に連結することによって、任意の広さの植栽面が得られる。
4.植栽ユニットの各パーツをコンパクトで軽量にできるため、施工性が良い。
5.植物または植物生育基盤を交換する際、植栽ユニットごと交換することができ、交換作業が簡単である。
また、植栽ユニットごとにファンを設けたことにより、以下の作用・効果が得られる。
6.植栽ユニットごとに通気のむらが出難い。
7.上記理由により、植栽ユニットごとで植物生育環境に差が出難い。
8.サイズ違いの空気浄化緑化装置を作成する場合、ファンの仕様を変える必要がない。
9.植物生育基盤の背面側にファンが位置するため、ファンによって植栽面が狭められず、緑化壁面のうちの植栽面の面積を広く取れる。
この発明において、前記植栽ユニットは、前記植物生育基盤が収容され正面および背面が開口した内側筐体と、この内側筐体の正面以外の面を囲む外側筐体とを有し、前記隣合う植栽ユニットの前記外側筐体同士が前記連結手段によって互いに連結されていてもよい。
植栽ユニットが内側筐体と外側筐体とを有すると、或る植栽ユニットの植物または植物生育基盤を交換する際、その植栽ユニットの内側筐体だけを取り外して交換作業を行えるので、交換作業がより一層容易になる。
また、前記内側筐体と前記外側筐体との間に前記通気層が形成され、前記外側筐体の背面板部に前記ファンが取り付けられていてもよい。
この場合、植物生育基盤の背面側に通気層が配置され、この通気層を介してファンで植物生育基盤に通気する。植物生育基盤の背面の広い範囲が通気層に接するようにすることで、植物生育基盤の全体を均等に通気することが可能になる。
この発明において、前記植物生育基盤を通過する空気の経路中に、空気浄化性能を高める浄化促進手段が設けられていてもよい。浄化促進手段は、例えば活性炭、光触媒等である。
浄化促進手段が設けられていると、植物生育基盤による空気浄化に加えて、浄化促進手段による空気浄化も行われるので、空気浄化緑化装置が設置される空間の空気をより一層清浄化することができる。
この発明において、前記複数の植栽ユニットが上下に並んで配置され、これら上下に並ぶ植栽ユニットに亘って背面を覆う背面カバーが前記通気層の背面側に距離を隔てて設けられ、前記背面カバーは、前記通気層と前記背面カバーとの間の背面側空間から外部に開口する開口部を有していてもよい。
開口部を有する背面カバーを使用すると、正面側から入って植物生育基盤を通過した空気が、通気層および背面側空間を経て、背面カバーの開口部から外部空間へ吐出される。または、この逆の空気の流れが生じる。上下に並んだ複数の植栽ユニットの背面部を背面カバーで覆うことにより、各植栽ユニットを隠して意匠性を高める効果、ファンの回転音を防音する効果、植栽ユニットを保護する効果等が得られる。
また、前記背面カバーは気密性を有し、前記通気層と前記背面カバーとの間の背面側空間が前記植物生育基盤を通過する空気の経路の一部を成していてもよい。
この場合、正面側から入って植物生育基盤を通過した空気が、通気層を経た後、背面側空間を通って、任意に設定される空気出入り口へ導かれる。または、この逆の空気の流れが生じる。空気吐出部は、空気浄化緑化装置の正面側であってもよく、背面側であってもよい。このように、通気層と背面カバーとの間の背面側空間を空気の経路の一部とすることにより、空気浄化緑化装置が設置される場所に応じた設計が可能となる。
この発明の空気浄化緑化装置は、正面側が植物の植えられる植栽面である植物生育基盤と、この植物生育基盤の背面側に隣接した仕切り空間となる通気層と、この通気層の背面側に位置して前記植物生育基盤に通気するファンとを有する複数の植栽ユニットが並んで配置され、これら複数の植栽ユニットは互いに隣合うもの同士が連結手段によって着脱可能に連結されているため、サイズ変更が容易で、取扱い性および施工性が良く、植物生育基盤の偏りが生じ難く、植物生育基盤の各部で植物生育環境を一定に保つことができる。
(A)はこの発明の一実施形態にかかる空気浄化緑化装置の縦断面図、(B)は1B部拡大図である。 (A)同空気浄化緑化装置の斜視図、(B)は植栽ユニットの連結部を示す分解斜視図、(C)は異なる植栽ユニットの連結部を示す分解斜視図である。 同空気浄化緑化装置の実際の使用状況を示す斜視図である。 同空気浄化緑化装置の配置例を示す説明図である。 この発明の異なる実施形態にかかる空気浄化緑化装置の縦断面図である。 この発明のさらに異なる実施形態にかかる空気浄化緑化装置の縦断面図である。 この発明のさらに異なる実施形態にかかる空気浄化緑化装置の縦断面図である。 同空気浄化緑化装置の斜視図である。 同空気浄化緑化装置の植栽ユニットの分解斜視図である。 同植栽ユニットにおける前蓋への植栽ポットの取付部の断面図である。 従来の空気浄化緑化装置の縦断面図である。
この発明の一実施形態を図1〜図4と共に説明する。
この空気浄化緑化装置1Aは、図1(A)に示すように、複数の植栽ユニット2と、一つの設備ユニット3とを備える。設備ユニット3は設置脚4によって床面に設置され、設備ユニット3の上に複数の植栽ユニット2が上下に並べて積み重ね状態に設けられている。図示例では、植栽ユニット2の数が3個である。一つの植栽ユニット2の高さは、例えば50cm程度である。このように複数の植栽ユニット2を上下に並べた構成であるため、この空気浄化緑化装置1Aは全体的に左右幅が狭い縦長の形状であって、例えば図4に示すように複数並べて、室内の空間を仕切るパーティション5として使用される。
図1(A)に示すように、植栽ユニット2は、正面側が植物Pの植えられる植栽面である植物生育基盤6と、この植物生育基盤6の背面側に隣接した仕切り空間となる通気層7と、この通気層7の背面側に位置して植物生育基盤6に通気するファン8とを有する。
植物生育基盤6としては、通気性のある軽量土壌が用いられる。具体的には、自然土壌の他に、バーク堆肥等の有機系土壌改良材、或いはパーライト等の無機系土壌改良材等の様々な一般に流通する資材を適宜組み合わせたものを用いる。また、活性炭等の多孔物質が土壌中に含まれていてもよい。
植栽ユニット2の植物生育基盤6は、正面および背面が開口した内側筐体10に収容される。内側筐体10の開口した正面部および背面部には、植物生育基盤6の脱落を防止するために、メッシュ材等の通気性部材11,12がそれぞれ設けられている。
内側筐体10は外側筐体13に着脱自在に取り付けられる。取付構造については後述する。外側筐体13は、内側筐体10の正面以外の面を囲む形状である。内側筐体10の開口した背面と外側筐体13の背面板部13aとの間に、前記通気層7が形成されている。外側筐体13の背面板部13aの中央部に通孔14が設けられており、この通孔14に空気吸込み口または空気吐出口の位置を合わせて、前記ファン8が背面板部13aの背面に取り付けられている。
図1(B)は、外側筐体13への内側筐体10の取付部の拡大図である。内側筐体10は、正面側端に開口の外側に広がる縁部10aを有する。外側筐体13は、正面側端に開口の内側を向く縁部13bを有する。これら内側筐体10の縁部10aおよび外側筐体13の縁部13bには、互いに位置を揃えて複数の取付用ボルト挿通孔(図示せず)が設けられている。また、外側筐体13の縁部13の背面には、前記取付用ボルト挿通孔にねじ孔を合わせてナット16が固定されている。外側筐体13の縁部13bの正面側に内側筐体10の縁部10aを重ね合わせ、内側筐体10の縁部10aおよび外側筐体13の縁部13bの各ボルト挿通孔に正面側から取付用ボルト17を挿通し、その取付用ボルト17をナット16に螺合させることにより、外側筐体13に内側筐体10が取り付けられる。
図2に示すように、上下に隣合う植栽ユニット2は、それぞれの側面部で連結手段18によって互いに着脱可能に連結される。例えば図2(B)に示すように、連結手段18は、ねじ結合される構成であり、上段の植栽ユニット2の下端部および下段の植栽ユニット2の上端部にそれぞれ設けられたねじ孔19,19と、これらねじ孔19,19に対応する連結用ボルト挿通孔20,20を有する連結板21と、連結用ボルト22,22とからなる。なお、植栽ユニット2のねじ孔19は、外側筐体13に設けられている。
上段の植栽ユニット2の下端部および下段の植栽ユニット2の上端部に亘って連結板21を配置し、連結用ボルト22,22を連結板21の連結用ボルト挿通孔20,20に挿通し、上下の植栽ユニット2,2のねじ孔19,19に螺着させることにより、上下の植栽ユニット2,2を互いに着脱可能に連結する。最下段の植栽ユニット2と設備ユニット3も、上記同様の連結手段18により互いに着脱可能に連結する。
上記のように連結板21を用いて上下の植栽ユニット2を連結するのではなく、図2(C)に示すように、上下の植栽ユニット2の底面部と天面部とを直接連結してもよい。具体的には、上段の植栽ユニット2の底面部と下段の植栽ユニット2の天面部にそれぞれボルト挿通孔23A,23Bが設けられ、これらボルト挿通孔23A,23Bに連結用ボルト22を挿通することで上下の植栽ユニット2を互いに連結する。図のように上部からボルト挿通孔23A,23Bに連結用ボルト22を挿通する場合、下部のボルト挿通孔23Bの下側にナット22aを固定しておくか、またはボルト挿通孔23Bをねじ孔とすれば、別途にナットを使用しなくて済む。
図示したねじ結合による連結手段18は一例であって、連結手段18として他の構成を採用してもよい。例えば、差込み構造、引っ掛け構造等を単独で、または複数組み合わせて構成してもよい。
図1(A)に示すように、上下に並ぶ植栽ユニット2の背面側に、背面カバー24が設けられている。背面カバー24は、1枚の背面板部24aと2枚の側面板部24bと1枚上面板部24cとからなる。背面板部24aは、各外側筐体13の背面板部13aから一定距離だけ隔てた位置にあって各植栽ユニット2に背面側を覆っている。側面板部24bは、背面板部24aおよび外側筐体13の背面板部13aの各両側端縁間に配置されている。上面板部24cは、背面板部24a、側面板部24b,24b、および最上段の外側筐体13の背面板部13aの各上端縁間に配置されている。背面板部24aの下端は、設備ユニット3の背面の下端まで延びている。
各植栽ユニット2の外側筐体13の背面板部13aと背面カバー24との間には、背面側空間25が形成されている。背面側空間25の下端は、設備ユニット3の外郭ケース3aによって閉塞されている。この実施形態の場合、背面カバー24の背面板部24aに開口部26が設けられており、前記背面側空間25は開口部26によって外部に開口している。開口部26の形状は、例えば縦長のスリット状であるが、スリット状に限定されない。また、開口部26は、背面カバー24の背面板部24aにおける背面側空間25の背面部分の全体に均等に分散して配置されていてもよく、あるいは特定の箇所に集中して配置されていてもよい。
設備ユニット3には、灌水用の水タンク31と、この水タンク31の水を各植物生育基盤6に送る3台(植栽ユニット2と同数)の灌水ポンプ32と、これら灌水ポンプ32の駆動を制御するマイコン等の制御装置33とが内蔵されている。水タンク31の下端と各灌水ポンプ32とが導水管34で接続され、各灌水ポンプ32からそれぞれ植物生育基盤6内の上部へ灌水チューブ35が延びている。灌水チューブ35は、植物生育基盤6内に位置する水吐出部35aに水吐出用の孔(図示せず)が一つまたは複数設けられている。また、各植物生育基盤6の下部からそれぞれ排水チューブ36が下方へ延び、その下端が水タンク31の上部に繋がっている。灌水用チューブ35および排水用チューブ36の途中経路部は、前記背面側空間25に配置されている。
なお、図1では、灌水ポンプ32と各植物生育基盤6とを繋ぐ各灌水チューブ35が灌水ポンプ32側で1本にまとめて図示されているが、実際には各灌水チューブ35はそれぞれ個別に灌水ポンプ32と植物生育基盤6とを繋いでいる。よって、植栽ユニット2ごとに灌水量を調整することができる。同様に、水タンク31と各植物生育基盤6とを繋ぐ各排水チューブ36が水タンク31側で1本にまとめて図示されているが、実際には各排水チューブ36はそれぞれ個別に水タンク31と植物生育基盤6とを繋いでいる。
灌水ポンプ32を駆動すると、水タンク31の水が導水管34および灌水用チューブ35を介して各植物生育基盤6に送られて灌水が行われる。灌水ポンプ32の駆動は、制御装置33によって通気量等に応じて制御される。植物生育基盤6の下部に溜まった余分の水は排水用チューブ36を介して水タンク31へ戻される。水タンク31内の水が減った場合は、図示しない給水手段によって給水される。
図3に示すように、空気浄化緑化装置1Aの側面部には側面化粧カバー27が取り付けられる。また、設備ユニット3の正面部には、正面化粧カバー28が取り付けられる。さらに、図1、図2に示すように、空気浄化緑化装置1Aの天面部には、天面化粧カバー29が取り付けられる。これら各化粧カバー27,28,29は、意匠性を高めるための表面加工、デザイン処理等が施されている。これら化粧カバー27,28,29を取り付けた場合でも外部に露出する背面カバー24の背面板部24a(図1)にも、同様の表面加工、デザイン処理等を施すのが好ましい。なお、図3は、天面化粧カバー29(図2参照)が無い状態を示している。
この空気浄化緑化装置1Aは、以下のように作用する。ファン8を回転駆動することにより、例えば図1に矢印で示すように、植物生育基盤6の正面側から空気が吸い込まれ、植物生育基盤6および通気層7を通過して、背面側空間25に排出される空気の流れが生じる。植物生育基盤6を通過する過程で、空気が浄化される。浄化後の清浄な空気は、背面側空間25から背面カバー24の開口部26を通り抜けて外部空間に出る。
植物生育基盤6の背面側に通気層7が設けられ、植物生育基盤6の背面の広い範囲が通気層7に接しているため、植物生育基盤6の全体を均等に通気することができる。また、各植栽ユニット2がファン8を有するので、各植栽ユニット2の植物生育基盤6についてむらのない均等な通気が行われる。このため、各植栽ユニット2の植物生育環境を同じにできる。
上記と逆に、背面側空間25の空気を、通気層7を介して植物生育基盤6に裏面側から送り込むようにしてもよい。この場合、植物生育基盤6で浄化された清浄な空気が、植物生育基盤6の正面側から排出される。背面側空間25には、背面カバー24の開口部26から外部空間の空気が取り込まれる。
この空気浄化緑化装置1Aは、植栽ユニット2の連結個数を選択することによって、任意の広さの植栽面を得ることができる。各植栽ユニット2は連結手段18によって互いに着脱可能に連結されるので、植栽ユニット2の組合せの変更が容易である。また、任意の植栽ユニット2だけを取り外して植物Pまたは植物生育基盤6を交換することも可能である。
特に図示例のように、植栽ユニット2が内側筐体10と外側筐体13とを有すると、或る植栽ユニット2の植物Pまたは植物生育基盤6を交換する際、その植栽ユニット2の内側筐体10だけを取り外して交換作業を行えるので、交換作業がより一層容易である。外側筐体13に内側筐体10を取り付ける取付用ボルト17(図1(B))は正面側から回し操作するため、各植栽ユニット2の外側筐体13を互いに連結したまま、外側筐体13に内側筐体10を着脱することができる。
この空気浄化緑化装置1Aの場合、機能的な面からだけ見れば背面カバー24は無くてもよいが、以下の理由から背面カバー24を設けることが望ましい。すなわち、上下に並んだ複数の植栽ユニット2の背面部を背面カバー24で覆うことにより、各植栽ユニット2の背面を隠して意匠性を高める効果がある。また、背面カバー24によって、ファン8の回転音に対する防音、およびファン8等を含む植栽ユニット2の保護の効果が期待できる。さらに、開口部26の位置を任意に定めることで、背面側空間25からの空気の吹き出し箇所を特定することができる。
図示例の背面カバー24の背面板部24aは、意匠性を高めるために、最上段の植栽ユニット2の上端高さから設備ユニット3の下端高さまで延びる一体ものとしているが、植栽ユニット2の高さに合わせて上下に分割されていてもよい。上下に分割されていると、一体ものに比べて意匠性は劣るものの、サイズ変更がし易く、かつ取扱いが容易である。
上記実施形態は、複数の植栽ユニット2を上下に並べて配置した例を示すが、複数の植栽ユニット2を左右に並べて配置してもよい。その場合も、同様の作用・効果が得られる。
まとめると、この空気浄化緑化装置1Aは、植物生育基盤6を有する植栽ユニット2を複数並べた構成としたことにより、以下の作用・効果が得られる。
1.1個当たりの植栽ユニット2の大きさをあまり大きくしなくて済むため、植栽ユニット2内での植物生育基盤6の偏りが生じ難く、植物生育基盤6を均一に詰めやすい。
2.上記理由により、植物生育基盤6が重力の影響で沈むことが少なく、植栽ユニット2の上部に植物生育基盤6が存在しない隙間ができることを避けられる。
3.複数の植栽ユニット2を上下または左右または上下左右に連結することによって、任意の広さの植栽面が得られる。
4.植栽ユニット2の各パーツをコンパクトで軽量にできるため、施工性が良い。
5.植物Pまたは植物生育基盤6を交換する際、植栽ユニット2ごと交換することができ、交換作業が簡単である。
また、植栽ユニット2ごとにファン8を設けたことにより、以下の作用・効果が得られる。
6.植栽ユニット2ごとに通気のむらが出難い。
7.上記理由により、植栽ユニット2ごとで植物生育環境に差が出難い。
8.サイズ違いの空気浄化緑化装置1Aを作成する場合、ファン8の仕様を変える必要がない。
9.植物生育基盤6の背面側にファン8が位置するため、ファン8によって植栽面が狭められず、緑化壁面のうちの植栽面の面積を広く取れる。
この空気浄化緑化装置1Aは、上記の各作用・効果が得られるため、例えば日当たりの悪い場所に設置した場合等に、植栽ユニット2を適宜入れ替えることで、植栽ユニット2ごとの植物Pの生長をコントロールすることができる。つまり、上部の植物Pは比較的光が当たるため大きく生長し、下部の植物Pは上部の植物Pに光が遮られて生長し難い。そこで、植物Pの生長が遅い下部の植栽ユニット2が上部に来るように上下の植栽ユニット2を入れ替えることで、入れ替え前に下部に位置していた植栽ユニット2の植物Pの生長を促し、各植栽ユニット2の植物Pの生長を同程度に揃えることができる。
従来のように、一体ものの箱形フレーム内に植物生育基盤が詰められている場合、植物の生長を揃えようとすると、箱形フレーム内のすべての植物を植物生育基盤ごと交換するか、または植物生育基盤から植物だけを取り出して交換しなければならない。植物生育基盤ごと交換するのは費用が高くつき、植物だけを交換するのは植物の根を傷める恐れがある。それに対し、この空気浄化緑化装置1Aの場合は、交換が必要な植物Pが植えられている植栽ユニット2の植物Pおよび植物生育基盤6だけを交換すればよいので、交換費用が低く抑えられ、かつ植物Pの根を傷める恐れがない。
図5はこの発明の異なる実施形態を示す。この空気浄化緑化装置1Bは、以下に記載する点を除けば図1に示す空気浄化緑化装置1Aと同じ構成であり、同じ構成箇所については図1と同一符号を付し、説明を省略する。
この空気浄化緑化装置1Bは、背面側空間25が植物生育基盤6を通過する空気の経路の一部とされ、この背面側空間25の下端と空気浄化緑化装置1Bの正面側の外部空間とを連通する通気経路40が、最下段の植栽ユニット2と設備ユニット3との間に形成されている。背面側空間25を空気の経路の一部とするために、前記実施形態(図1)と違って背面カバー24の背面板部24aに開口部が開けられておらず、背面カバー24は気密性を有している。
通気経路40には、空気浄化性能を高める浄化促進手段41が設けられている。浄化促進手段41は、例えば活性炭、光触媒等である。浄化促進手段41が光触媒である場合、通気経路40以外に、空気の経路の一部である背面側空間25の内壁面、通気層7の内壁面等に塗布することができる。なお、図1の空気浄化緑化装置1Aおよび後で示す空気浄化緑化装置1C,1Dについても、光触媒からなる浄化促進手段41を通気層7の内壁面に塗布してもよい。図5の例では、各植栽ユニット2のファン8による送風を補助するファン42が設けられている。ファン42は必ずしも設けなくてもよい。
この空気浄化緑化装置1Bは、ファン8,42を回転駆動することにより、植物生育基盤6、通気層7、背面側空間25、通気経路40の順、またはこの逆の空気の流れが生じる。順方向の空気の流れの場合、植物生育基盤6の正面側から空気が吸い込まれ、吸い込まれた空気が植物生育基盤6で浄化され、さらに浄化促進手段41で浄化が促進され、浄化後の清浄な空気が、通気経路40から正面側に排出される。逆方向の空気の流れの場合、通気経路40の正面側から空気が吸い込まれ、吸い込まれた空気が浄化促進手段41で浄化された後、植物生育基盤6でさらに浄化され、浄化後の清浄な空気が、植物生育基盤6の正面側に排出される。
図5に示す空気浄化緑化装置1Bは、最下段の植栽ユニット2の下側に通気経路40が配置されているが、同空気浄化緑化装置1Bにおいて、図6に示すように、通気経路40を最上段の植栽ユニット2の上側に配置するように変更した空気浄化緑化装置1Cとしてもよい。この配置であると、順方向の空気の流れの場合、浄化後の清浄な空気が正面側の外部空間の上方に排出されるため、通気経路40から排出された空気が空気浄化緑化装置1Cの正面側に居る人に直接当たることを避けられる。
図7〜図10はこの発明のさらに異なる実施形態を示す。この空気浄化緑化装置1Dは、図7に示すように、植栽ユニット2の内側筐体10の内部に複数の植栽ポット51が設けられており、これら植栽ポット51に植物Pを1株ずつ植える構成である。植栽ポット51の中には、前記同様の植物生育基盤6が詰められる。また、植栽ポット51の外面と内側筐体10の内面との間の隙間にも、同様の植物生育基盤6が詰められる。他は図1に示す空気浄化緑化装置1Aと同じ構成であり、同じ構成箇所については図1と同一符号を付し、説明は省略する。
図9は植栽ユニットの分解斜視図である。植栽ユニット2は、前記空気浄化緑化装置1A,1B,1Cと同様の内側筐体10および外側筐体13を備える。他に、複数の植栽ポット51および前蓋54を備える。図の例では、一つの植栽ユニット2当たりの植栽ポット51の数は3個である。植栽ポット51は、ポット本体52と止めリング53とからなる。ポット本体52の外周部および底部は、通気性および通水性を有するネット状材料でできている。
図10は前蓋54への植栽ポット51の取付部の断面図である。同図に示すように、ポット本体52の開口端には、外側に広がるつば部52aが設けられている。また、つば部52aの正面側に円筒部52bが設けられ、この円筒部52bの外周に雄ねじ52cが形成されている。止めリング53の内周には、前記雄ねじ52cに螺合する雌ねじ53aが形成されている。
図9において、前蓋54は、内側筐体10の縁部10aに被さる大きさの板材であり、中央部にポット本体52の円筒部52b(図10)が嵌まり込む円形孔54aを複数有する。また、前蓋54には、内側筐体10の縁部10aに設けられた取付用ボルト挿通孔10b、および外側筐体13の縁部13bに設けられた取付用ボルト挿通孔13cの位置に合わせて、取付用ボルト挿通孔54bが設けられている。
ポット本体52の円筒部52bを前蓋54の円形孔54aに背面側から挿入し、円筒部52bの雄ねじ52cに止めリング53の雌ねじ53aを螺合させることで、前蓋54に植栽ポット51が取り付けられる。このように植栽ポット51を取り付けた前蓋54を、内側筐体10の縁部10aに正面側から被せ、前蓋54の取付用ボルト挿通孔54b、内側筐体10の取付用ボルト挿通孔10b、および外側筐体13の取付用ボルト挿通孔13cに取付用ボルト(図示せず)を挿通し、その取付用ボルトを、外側筐体13の縁部13bの背面に設けられたナット(図示せず)に螺合させることにより、前蓋54が内側筐体10および外側筐体13に取り付けられる。
図7に矢印で示すように、この空気浄化緑化装置1Dは、ファン8を回転駆動することにより、植栽ポット51の正面側から空気が吸い込まれる。吸い込まれた空気は、植栽ポット51内の植物生育基盤6、および植栽ポット51と内側筐体10間の植物生育基盤6を通過し、通気層7を経て背面側空間25に排出される。この場合も、植物生育基盤6を通過する過程で、空気が浄化される。浄化後の清浄な空気は、背面側空間25から背面カバー24の開口部26を通り抜けて背面側の外部空間に出る。ファン8の回転方向を逆にすると、上記と逆の空気の流れが生じる。
このように植栽ポット51に植物Pを1株ずつ植える構成であると、植栽ポット51単位で植物Pの交換が可能であるため、植物Pの交換作業がより一層容易である。
従来のように一体ものの箱形フレーム内に植物生育基盤が詰められる空気浄化緑化装置に植栽ポット51を適用した場合、植栽ポット51が植物生育基盤の沈み込みを阻害することによって植物生育基盤の偏りは少ない。しかし、それでも植栽ポット51の箱形フレームとの隙間に詰められた植物生育基盤がある程度沈み込むため、箱形フレームの上部に植物生育基盤が存在しない隙間ができることが避けられない。この空気浄化緑化装置1Dのように、複数の植栽ユニット2を上下に並べた構成であると、上記植物生育基盤の沈み込みを低減することができる。
1A,1B,1C,1D…空気浄化緑化装置
2…植栽ユニット
6…植物生育基盤
7…通気層
8…ファン
10…内側筐体
13…外側筐体
13a…背面板部
18…連結手段
24…背面カバー
25…背面側空間
26…開口部
41…浄化促進手段

Claims (6)

  1. 正面側が植物の植えられる植栽面である植物生育基盤と、この植物生育基盤の背面側に隣接した仕切り空間となる通気層と、この通気層の背面側に位置して前記植物生育基盤に通気するファンとを有する複数の植栽ユニットが並んで配置され、これら複数の植栽ユニットは互いに隣合うもの同士が連結手段によって着脱可能に連結されている空気浄化緑化装置。
  2. 請求項1に記載の緑化装置において、前記植栽ユニットは、前記植物生育基盤が収容され正面および背面が開口した内側筐体と、この内側筐体の正面以外の面を囲む外側筐体とを有し、前記隣合う植栽ユニットの前記外側筐体同士が前記連結手段によって互いに連結された空気浄化緑化装置。
  3. 請求項2に記載の空気浄化緑化装置において、前記内側筐体と前記外側筐体との間に前記通気層が形成され、前記外側筐体の背面板部に前記ファンが取り付けられた空気浄化緑化装置。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の空気浄化緑化装置において、前記植物生育基盤を通過する空気の経路中に、空気浄化性能を高める浄化促進手段が設けられた空気浄化緑化装置。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の空気浄化緑化装置において、前記複数の植栽ユニットが上下に並んで配置され、これら上下に並ぶ植栽ユニットに亘って背面を覆う背面カバーが前記通気層の背面側に距離を隔てて設けられ、前記背面カバーは、前記通気層と前記背面カバーとの間の背面側空間から外部に開口する開口部を有する空気浄化緑化装置。
  6. 請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の空気浄化緑化装置において、前記複数の植栽ユニットが上下に並んで配置され、これら上下に並ぶ植栽ユニットに亘って背面を覆う背面カバーが前記通気層の背面側に距離を隔てて設けられ、前記背面カバーは気密性を有し、前記通気層と前記背面カバーとの間の背面側空間が前記植物生育基盤を通過する空気の経路の一部を成す空気浄化緑化装置。
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