JP6744616B1 - ゴルフスイング練習具 - Google Patents

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【課題】ユーザに体の軸がぶれないスイングを定着させ、手打ちを回避させるゴルフスイング練習具を提供すること。【解決手段】グリップ、シャフト、及びヘッドからなるゴルフクラブに取り付けられるゴルフスイング練習具。ゴルフスイング練習具は、グリップのシャフトとは反対側の端部に連結される第1連結部と、グリップのシャフト側の端部もしくはシャフトに連結される第2連結部と、を有している。また、ゴルフスイング練習具は、第1連結部及び第2連結部と共に環状をなし、ヘッドのフェース面に垂直で且つグリップ及びシャフトが存在する面に配置される本体部と、を有している。【選択図】図1

Description

本発明は、ゴルフクラブに取り付けられるゴルフスイング練習具に関する。
従来から、ゴルフのプレーヤーに正しいスイングを定着させるための種々のゴルフスイング練習具が開発されている(例えば、特許文献1及び2参照)。特許文献1のゴルフスイング練習具は、スイングプレーンの外周に沿って円環状に形成されたスイング軌道ガイド環状体を有している。ここで、スイングプレーンは、ゴルフクラブの正しい軌道を理解させるための概念であり、適切なスイング中にゴルフクラブが動く仮想の平面のことを指す。該練習具のユーザは、ゴルフクラブの下方部を、スイング軌道ガイド環状体の外面に設けられたクラブ滑走保護部材に沿わせて、バックスイングからダウンスイング、インパクト、フォロースイングという一連のゴルフスイングの練習を行う。
特許文献2のゴルフスイング練習具は、ゴルフクラブのグリップの両端から前側へU字状に連結され、該グリップと平行に配置される直線部を有している。ユーザは、該練習具を取り付けたゴルフクラブのグリップを握り、直線部の上端面を視認しながら、フェース面を意識したスイング練習を行う。
特開平7−8587号公報 実用新案登録第3026850号公報
しかしながら、特許文献1のゴルフスイング練習具は、スイング軌道ガイド環状体を備えた大掛かりな装置であり、広範な設置スペースが必要となる。そして、該練習具を用いる場合、ユーザは、スイング中に体の軸がぶれても、スイング軌道ガイド環状体に沿ってゴルフクラブを振ることができるため、いわゆる手打ちを抑えることができない。また、特許文献2のゴルフスイング練習具を用いる場合、ユーザは、グリップを握ってスイングを行うことになるため、体幹を使う感覚を身につけることができず、体のターンと腕の振りとが同調していないスイング(手打ち)を繰り返すおそれがある。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたものであり、ユーザに体の軸がぶれないスイングを定着させ、手打ちを回避させるゴルフスイング練習具を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係るゴルフスイング練習具は、グリップ、シャフト、及びヘッドからなるゴルフクラブに取り付けられるゴルフスイング練習具であって、グリップのシャフトとは反対側の端部に連結される第1連結部と、グリップのシャフト側の端部もしくはシャフトに連結される第2連結部と、第1連結部及び第2連結部と共に環状をなす本体部と、を有し、第1連結部及び第2連結部のうちの少なくとも一方は、本体部を、ヘッドのフェース面に垂直で且つグリップ及びシャフトが存在する面に配置させるための位置決め部材を有するものである。
本発明は、ヘッドのフェース面に垂直で且つグリップ及びシャフトが存在する面に配置される本体部を有しており、本体部は、第1連結部及び第2連結部と共に環状をなしている。よって、ユーザは、ゴルフクラブに取り付けたゴルフスイング練習具の本体部を両手で握ることにより、本体部が存在する平面を自然に意識しながら左右に振ることができ、体のターンと腕の振りとが同調したスイング動作を力まずに行うことができる。そのため、ユーザに体の軸がぶれないスイングを定着させ、手打ちを回避させることができる。
本発明の実施の形態1に係るゴルフスイング練習具の表面側を例示した正面図である。 図1のゴルフスイング練習具の裏面側を例示した背面図である。 図1のゴルフスイング練習具の連結部の構造例を示す斜視図である。 図1のゴルフスイング練習具のゴルフクラブとの位置関係を例示した説明図である。 図1のゴルフスイング練習具をユーザが構えた状態の正面視を例示した説明図である。 図5のユーザがテイクバックを終えた状態を例示した説明図である。 図6のユーザによるインパクトの瞬間を例示した説明図である。 図7のユーザがフォロースルーを終えた状態を例示した説明図である。 本発明の実施の形態1の変形例1aに係るゴルフスイング練習具の表面側を例示した正面図である。 本発明の実施の形態1の変形例1bに係るゴルフスイング練習具の表面側を例示した正面図である。 本発明の実施の形態1の変形例1cに係るゴルフスイング練習具の一例を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1の変形例1cに係るゴルフスイング練習具の他の例を示す斜視図である。 図11のゴルフスイング練習具をユーザが構えた状態の側面視を例示した説明図である。 図12のユーザがテイクバックを終えた状態を例示した説明図である。 図13のユーザによるインパクトの瞬間を例示した説明図である。 図14のユーザがフォロースルーを終えた状態を例示した説明図である。 本発明の実施の形態1の変形例1dに係るゴルフスイング練習具を例示した斜視図である。 本発明の実施の形態2に係るゴルフスイング練習具の表面側を例示した正面図である。 本発明の実施の形態2の変形例2aに係るゴルフスイング練習具の表面側を例示した正面図である。
実施の形態1.
図1〜図4を参照して、実施の形態1におけるゴルフスイング練習具10について説明する。図1〜図4に示すように、x軸方向を左右方向とし、y軸方向を上下方向とし、z軸方向を表裏方向もしくは前後方向とする。特に、z軸正側を表側とし、z軸負側を裏側とする。また、ゴルフスイング練習具10を使用するユーザの両手に対応づけて、x軸正側を左側とし、x軸負側を右側とする。以下の各図においても同様であり、各軸は適宜省略する。なお、幾つかの図面では、煩雑化を避けるために符号の一部を省略する。
図1には、ゴルフクラブ500に取り付けたゴルフスイング練習具10の表面側を例示している。図1に示すように、ゴルフスイング練習具10は、グリップ510、シャフト520、及びヘッド530からなるゴルフクラブ500に取り付けられるものである。一般に、グリップ510は、前面に、ゴルフクラブ500の中心を示す印である中心表示510aを有している。図1の中心表示510aは、あくまでも一例である。つまり、グリップ510の種類などにより、中心表示510aの数及び態様は異なる。ヘッド530は、インパクトの際にゴルフボールと接する面であるフェース面531を有している。
ゴルフスイング練習具10は、グリップ510のシャフト520とは反対側(グリップ510の終端511側)の端部に連結される第1連結部20と、グリップ510のシャフト520側の端部もしくはシャフト520に連結される第2連結部30と、を有している。第1連結部20は、ゴルフクラブ500への取り付け位置を示す位置決め部材20pを有している。第2連結部30は、ゴルフクラブ500への取り付け位置を示す位置決め部材30pを有している。ゴルフスイング練習具10は、位置決め部材20p及び位置決め部材30pの位置を中心表示510aの位置と合わせた上で、ゴルフクラブ500に固定される。
ゴルフスイング練習具10は、第1連結部20及び第2連結部30と共に環状をなす本体部40を有している。本体部40は、少なくともヘッド530とは反対側(グリップ510の終端511側)の半分が、ヘッド530側に向けて広がるように、すなわちヘッド530側に向けてグリップ510から離れていくように形成されている。本体部40は、左側に配置される正面視円弧状の第1本体41と、右側に配置される正面視円弧状の第2本体42と、により構成されている。第1本体41と第2本体42とは、正面視において、グリップ510及びシャフト520の上下方向に沿った中心軸を対象の軸とした線対称の構成である。すなわち、本体部40は、正面視において、グリップ510及びシャフト520の上下方向に沿った中心軸を対象の軸として線対称となるように形成されている。本実施の形態1において、第1連結部20、第2連結部30、及び本体部40の主要部分は、樹脂材料、又は樹脂材料とゴム等との複合材料により形成されている。
図1では、第1連結部20及び第2連結部30と共に円環形状をなす本体部40を例示している。第1連結部20、第2連結部30、及び本体部40による円環形状の直径は、20cm〜40cm程度が望ましく、25cm〜30cm程度がより好ましい。ゴルフスイング練習具10のサイズにもよるが、ユーザは、第1本体41の概ね図1の破線で囲った部分(以下、第1把持部51ともいう。)を左手で握り、第2本体42の概ね図1の破線で囲った部分(以下、第2把持部52ともいう。)を右手で握ってゴルフスイングの練習を行う。第1把持部51及び第2把持部52には、滑り止め又は握りやすくする等の目的で、把持部カバー(図示せず)を取り付けてもよい。把持部カバーは、ゴム、ウレタン、フェルト、又はレザー等を用いて生成するとよい。
次に、図2及び図3を参照して、第1連結部20及び第2連結部30の具体的な構成例を説明する。図2は、ゴルフクラブ500に取り付けたゴルフスイング練習具10の裏面側を例示した背面図であり、図3は、第1連結部20及び第2連結部30の取付構造を見やすい角度で例示した斜視図である。ここで、本実施の形態1において、第1連結部20と第2連結部30とは同様に構成されている。よって、第1連結部20の構成内容を具体的に説明し、第2連結部30の具体的な説明は省略する。
図2及び図3の例において、第1連結部20は、基部21と、回動部22と、受け部23と、を有している。図3にも示すように、基部21は、円筒形の一部が切り欠かれた形状となっており、切り欠かれた部分の一方の端部の外面から回動部22が突出し、他方の端部の外面から受け部23が突出している。回動部22は、基部21の外面に接続された支持部22aと、支持部22aの上下方向における中央に配置された可動部22bと、を有している。支持部22aは、上下方向に亘って中心軸が設けられており、可動部22bは、支持部22aの中心軸を回転の軸として、図3の双方矢印の向きに回転可能となっている。
より具体的に、可動部22bは、支持部22aの中心軸が貫通している回転部22cと、回転部22cに接続された支柱部22dと、支柱部22dに取り付けられた締結部22eと、を有している。受け部23は、上下方向における中央に、支柱部22dが嵌められる切り欠きが形成されている。支柱部22dの表面には、ボルト状の溝が形成されており、締結部22eの内側の面には、ナット状の溝が形成されており、締結部22eは、支柱部22dを中心に回転可能となっている(図3の締結部32eの横の双方矢印参照)。ユーザは、支柱部22dを受け部23の切り欠きに嵌め、締結部22eを時計回りに回すことにより、基部21をグリップ510に締め付けることができる。
同様に、第2連結部30は、基部31と、回動部32と、受け部33と、を有している。回動部32は、支持部32aと、可動部32bと、を有し、可動部32bは、回転部32cと、支柱部32dと、締結部32eと、を有している。ユーザは、支柱部32dを受け部33の切り欠きに嵌め、締結部32eを時計回りに回すことにより、基部31をグリップ510又はシャフト520に締め付けることができる。
本体部40は、表面40aと裏面40bとが異なる態様となっており、そのことを示すため、図1では本体部40の表面40aにドットを付し、図2では本体部40の裏面40bに破線の斜線を付している(図3等では省略)。例えば、本体部40は、表面40aと裏面40bとに異なる色彩が付されたものであってもよい。この場合、本体部40は、表面40aに青色を付し、裏面40bに赤色を付すといったように、表面40aと裏面40bとの違いが一見して分かる配色にするとよい。
図4には、ゴルフクラブ500に取り付けたゴルフスイング練習具10と、グリップ510及びシャフト520と、ヘッド530のフェース面531との位置関係を例示している。ここで、フェース面531を拡張した平面をフェース拡張面Sとすると、図4に例示するように、フェース拡張面Sに垂直で且つグリップ510及びシャフト520が存在する面は、本体部40が配置される配置面Tとなる。すなわち、本体部40は、ヘッド530のフェース面531に垂直で且つグリップ510が存在する配置面Tに配置されるものである。もっとも、フェース面531とシャフト520の中心軸とのなす角であるロフト角は、ゴルフクラブ500の種類(ドライバー・FW・UT・アイアン・ウェッジ・パターなど)によって異なるが、一般に、上記の関係は何れのゴルフクラブ500においても成立する。
ここで、図5〜図8を参照して、ゴルフスイング練習具10を用いたハーフスイングの練習について説明する。図5〜図8は、ユーザUがハーフスイングの練習を行う様子を例示した説明図である。図5〜図8では、スイングプレーンの外周部分を破線で例示している。図5には、ゴルフスイング練習具10をユーザUが構えた状態、すなわちユーザUがアドレスした状態を例示している。図6には、ゴルフスイング練習具10を用いてハーフスイングの練習を行っているユーザUが、テイクバックを終えた状態を例示している。図7には、ユーザUによるインパクトの瞬間を例示している。図8には、ゴルフスイング練習具10を用いてハーフスイングの練習を行っているユーザUが、フォロースルーを終えた状態を例示している。すなわち、図5から図6までの動作はテイクバックに相当し、図6から図7までの動作はダウンスイングに相当し、図7はインパクトに相当し、図7から図8までの動作はフォロースルーに相当する。
ユーザUは、ハーフスイングの一連の動作練習において(図5〜図8参照)、正面側から本体部40の裏面40bが見えないように意識して両手を左右に動かせば、ゴルフクラブ500を適切なスイングプレーンに乗せることができ、スイングにおける無駄な動きを減らすことができる。より具体的に、ゴルフスイング練習具10を用いた練習中に裏面40bが見える状態では、下半身をうまく使えず、主に手と腕の力を使ったスイングになっている。一方、ゴルフスイング練習具10を用いた練習中に表面40aだけが見えている状態では、手と腕に無駄な力が入っていない、下半身をうまく使ったスイングになっている。
例えば、ユーザUは、ゴルフスイング練習具10を用いたハーフスイングの練習を、ビデオカメラなどで正面側から撮影し、撮影した動画で本体部40の角度などをチェックすることにより、スイングを是正することができる。もっとも、ユーザUは、鏡に映った像を確認することにより、スイングの是正を図ることもできる。また、ユーザUは、ゴルフスイング練習具10を用いたハーフスイングの練習を、正面側から第三者にチェックしてもらい、第三者からの助言をもとにスイングの是正を図ってもよい。
ゴルフスイング練習具10を用いた練習中にゴルフクラブ500が適切なスイングプレーンに乗っているか否かの確認は、上記同様、側方からも行うことができる。すなわち、ユーザUは、ハーフスイングの一連の動作練習において、側方から本体部40の裏面40bが見えないように意識して両手を左右に動かせば、ゴルフクラブ500を適切なスイングプレーンに乗せることができ、スイングにおける無駄な動きを減らすことができる。例えば、ユーザUは、ゴルフスイング練習具10を用いたハーフスイングの練習を、ビデオカメラなどで側方(後述する図13〜図16のようなアングル)から撮影し、撮影した動画で本体部40の角度などをチェックすることで、スイングを是正することができる。ユーザUは、ゴルフスイング練習具10を用いたハーフスイングの練習を、側方から第三者にチェックしてもらい、第三者からの助言をもとにスイングの是正を図ってもよい。
ここで、本実施の形態1の本体部40は、表面40aと裏面40bとの区別が容易につくよう、表面40aと裏面40bとに異なる色彩が付されている。したがって、ゴルフスイング練習具10を用いた練習中に、本体部40が、表面40aだけが見えている状態から、裏面40bが見える角度に変化した際、その角度の変化を一見して把握することができる。そのため、スイングの是正を迅速に行うことができる。
以上のように、本実施の形態1のゴルフスイング練習具10は、ヘッド530のフェース面531に垂直で且つグリップ510及びシャフト520が存在する面に配置される本体部40を有している。そして、本体部40は、第1連結部20及び第2連結部30と共に環状をなしている。よって、ユーザUは、ゴルフクラブ500に取り付けたゴルフスイング練習具10の本体部40を両手で握ることにより、本体部40が存在する平面を自然に意識しながら左右に振ることができ、体のターンと腕の振りとが同調したスイング動作を力まずに行うことができる。そのため、ユーザUに体の軸がぶれないスイングを定着させ、手打ちを回避させることができる。
ところで、ゴルフスイングにおいては、ボールの軌道の安定化などの観点から、両脇を締めて両腕を絞ることが推奨されている。この点、本体部40は、少なくともヘッド530とは反対側の半分が、ヘッド530側に向けてグリップ510から離れていくように形成されている。かかる形状の本体部40における第1把持部51及び第2把持部52を握ったユーザUは、両脇を締めて両腕を絞った状態となる。そのため、ゴルフスイング練習具10を用いた練習を繰り返すことにより、ゴルフクラブ500の良好な姿勢を定着させ、ボールの軌道の安定化などを図ることができる。
また、本実施の形態1の本体部40は、正面視において、グリップ510及びシャフト520の上下方向に沿った中心軸を対象の軸として線対称となるように形成されている。よって、左右バランスの良好なゴルフスイング練習具10をユーザUに提供することができる。特に、実施の形態1の本体部40は、第1連結部20及び第2連結部30と共に円環形状をなすものである。よって、ユーザUは、スイングプレーンをより鮮明にイメージしながらハーフスイングの練習を行うことができる。
ゴルフスイング練習具10において、第1連結部20は位置決め部材20pを有し、第2連結部30は位置決め部材30pを有している。そのため、ユーザUは、ゴルフスイング練習具10のゴルフクラブ500への取り付けを、迅速に且つ正確に行うことができる。ゴルフスイング練習具10は、第1連結部20及び第2連結部30のうちの何れか一方だけが、位置決め部材(20p、30p)を有するようにしてもよい。すなわち、ゴルフスイング練習具10は、第1連結部20及び第2連結部30のうちの少なくとも一方が、ゴルフクラブ500への取り付け位置を示す位置決め部材(20p、30p)を有するものであってよい。もっとも、ゴルフスイング練習具10は、第1連結部20及び第2連結部30の双方が位置決め部材(20p、30p)を有しなくてもよい。
<変形例1a>
図1等では、第1連結部20及び第2連結部30と共に円環形状をなす本体部40を例示したが、これに限定されない。例えば、本体部40は、第1連結部20及び第2連結部30と共に楕円環形状をなすように形成してもよい。この場合、本体部40は、楕円環形状の長辺が上下方向に沿うように形成してもよく、楕円環形状の短辺が上下方向に沿うように形成してもよい。ただし、腕を内側へ絞るように第1把持部51及び第2把持部52を握る観点からは、本体部40は、楕円環形状の長辺が上下方向に沿うように形成した方がよい。
また、本体部40は、少なくともヘッド530とは反対側の半分が、ヘッド530側に向けてグリップ510から離れていくように形成された、他の形状を採用してもよい。図9には、本変形例1aの本体部40の一例として、第1連結部20及び第2連結部30と共に、円環形状もしくは楕円環形状とは異なる環状をなす構成例を示している。
図9の第1本体41は、第1連結部20に接続され、側方へ延びる第1補助部41aと、第1補助部41aからヘッド530側に向けてグリップ510から離れていく外向部41bと、を有している。また、第1本体41は、外向部41bからグリップ510又はシャフト520側へ延びる内向部41cと、第2連結部30に接続され、内向部41cから内側へ延びる第2補助部41dと、を有している。
図9の第2本体42は、第1連結部20に接続され、側方へ延びる第1補助部42aと、第1補助部42aからヘッド530側に向けてグリップ510から離れていく外向部42bと、を有している。また、第2本体42は、外向部42bからグリップ510又はシャフト520側へ延びる内向部42cと、第2連結部30に接続され、内向部42cから内側へ延びる第2補助部42dと、を有している。本変形例1の本体部40においても、第1本体41と第2本体42とは、正面視において、グリップ510及びシャフト520の上下方向に沿った中心軸を対象の軸とした線対称の構成である。
ここで、第1本体41は、第1補助部41a及び第2補助部41dのうちの少なくとも一方を有しなくてもよい。すなわち、第1本体41は、外向部41bが第1連結部20に直接接続される構成であってもよく、内向部41cが第2連結部30に直接接続される構成であってもよい。同様に、第2本体42は、第1補助部42a及び第2補助部42dのうちの少なくとも一方を有しなくてもよい。すなわち、第2本体42は、外向部42bが第1連結部20に直接接続される構成であってもよく、内向部42cが第2連結部30に直接接続される構成であってもよい。
また、図9では、外向部41b及び内向部41cが直線状に形成された例を示したが、これに限らず、外向部41b及び内向部41cのうちの少なくとも一方は、外側に湾曲した形状であってもよい。同様に、図9では、外向部42b及び内向部42cが直線状に形成された例を示したが、これに限らず、外向部42b及び内向部42cのうちの少なくとも一方は、外側に湾曲した形状であってもよい。さらに、図9では、内向部41c及び内向部42cが、ヘッド530側に向けてグリップ510又はシャフト520との間の距離が短くなるように形成された例を示しているが、これに限定されない。例えば、内向部41c及び内向部42cのうちの少なくとも一方は、第2補助部41d及び42dと同様、左右方向に沿って延びるように形成してもよい。
以上のように、本変形例1aにおいても、本体部40は、少なくともヘッド530とは反対側の半分が、ヘッド530側に向けてグリップ510から離れていくように形成されている。かかる形状の本体部40における第1把持部51及び第2把持部52を握ったユーザUは、両脇を締めて両腕を絞った状態となる。そのため、ゴルフスイング練習具10を用いた練習を繰り返すことにより、ゴルフクラブ500の良好な姿勢を定着させ、ボールの軌道の安定化などを図ることができる。なお、本変形例1aの本体部40のサイズは、前述した実施の形態1の本編における円環形状の本体部40と同程度にするとよい。他の構成、代替構成、及び効果などは、前述した実施の形態1の本編と同様である。
<変形例1b>
図10に示すように、本変形例1bのゴルフスイング練習具10は、第1連結部20の構造に特徴がある。本変形例1bの第1連結部20は、第2連結部30側が開口した円柱状に形成されており、第1連結部20の開口部分にグリップ510の端部が嵌め込まれるようになっている。第1連結部20は、第2連結部30側とは反対側の端部が閉口している。
第1連結部20の開口部分の内径は、グリップ510の終端部分の外径とほぼ等しくなるように形成するとよいが、グリップ510の外径は、グリップ510の種類によって違ってくる。そのため、第1連結部20は、開口部分の内側壁がゴム又はウレタンなどの収縮可能な弾性材料で形成してもよい。このようにすれば、第1連結部20の開口部分にグリップ510を入れると、弾性材料で形成された内側壁が外側に押され、内側壁の復元力により第1連結部20をグリップ510に固定することができる。
また、第1連結部20は、開口部分の内径が一般的なグリップ510の終端部分の外径よりも大きくなるように形成し、必要に応じて連結補助具20tを用いるようにしてもよい。図10に例示する連結補助具20tは、開口を有する円環状の部材であり、開口の一端部から他端部に向けて外径が小さくなるように形成されている。連結補助具20tは、開口の一端部から他端部に向けて切り込み部20sが設けられており、切り込み部20sを開閉することにより、グリップ510への取り付けが可能となる。連結補助具20tは、外径の小さい方が終端511側となるようグリップ510に取り付けられ、第1連結部20の開口部分と、そこに嵌め込んだグリップ510との隙間に、他端部側から入れられて、第1連結部20がグリップ510に固定される。もっとも、第1連結部20は、グリップ510に連結するための機械的な機構や磁気的な機構を有していてもよい。
以上のように、本変形例1bの第1連結部20は、第2連結部30側が開口した円柱状に形成されている。そして、ゴルフクラブ500にゴルフスイング練習具10を取り付ける際、第1連結部20の開口部分にグリップ510の端部を嵌め込むようになっている。そのため、ゴルフスイング練習具10のゴルフクラブ500への取り付けの迅速化を図ることができる。他の構成、代替構成、及び効果などは、上述した実施の形態1の本編と同様である。
<変形例1c>
上記の説明では、グリップ510及びシャフト520と、ゴルフスイング練習具10の本体部40とが、同一の平面に配置される例を示したが、本変形例1cのゴルフスイング練習具110において、本体部140は、ヘッド530のフェース面531に垂直で且つグリップ510及びシャフト520が存在する面と平行に配置される。
より具体的に、図11に例示するゴルフスイング練習具110は、グリップ510の前側、又はグリップ510及びシャフト520の前側に設けられる環状の本体部140を有している。図12に例示するゴルフスイング練習具110は、グリップ510の後ろ側、又はグリップ510及びシャフト520の後ろ側に設けられる環状の本体部140を有している。
本体部140は、第1連結部20及び第2連結部30に接続されている。図11の構成の場合、第1連結部20及び第2連結部30は、本体部140の裏面側に接続される。図12の構成の場合、第1連結部20及び第2連結部30は、本体部140の表面側に接続される。本体部140は、少なくともヘッド530とは反対側の半分が、ヘッド530側に向けてグリップ510から離れていくように形成されている。
図11に例示するゴルフスイング練習具110は、本体部140の表面側に、ゴルフクラブ500への取り付け位置を示す位置決め部材40pを有している。図12に例示するゴルフスイング練習具110は、図示は省略するが、本体部40の上側の面に位置決め部材を有している。図11及び図12に例示する本体部40は、円環形状に形成されている。本体部40の円環形状における直径は、20cm〜40cm程度が望ましく、25cm〜30cm程度がより好ましい。
第1連結部120及び第2連結部130は、図11に簡単に示すように、上述した第1連結部20及び第2連結部30と同様の構成を採ることができる。また、第1連結部120及び第2連結部130は、図12に例示するように、面ファスナーを用いた構成としてもよい。より具体的に、図12の第1連結部120は、バンド部材50xとフック部材50mとループ部材50nとを含む固定部材50を2つ有しており、2つの固定部材50をクロスさせた状態で本体部140に取り付けられている。フック部材50m及びループ部材50nは面ファスナーを構成するものである。図12の第1連結部120は、固定部材50をグリップ510に巻き付けることで、図12の第2連結部130のように、本体部140をグリップ510に固定する部材として機能する。図12の第2連結部130は、第1連結部120と同様に構成されている。
ここで、図13〜図16を参照して、ゴルフスイング練習具110を用いたハーフスイングの練習について説明する。図13〜図16は、ユーザUがハーフスイングの練習を行う様子を例示した説明図であり、図11のゴルフスイング練習具110を用いる例を示している。図13〜図16では、スイングプレーンの外周部分を破線で例示している。図13には、ゴルフスイング練習具110をユーザUが構えた状態、すなわちユーザUがアドレスした状態を例示している。図14には、ゴルフスイング練習具110を用いてハーフスイングの練習を行っているユーザUが、テイクバックを終えた状態を例示している。図15には、ユーザUによるインパクトの瞬間を例示している。図16には、ゴルフスイング練習具110を用いてハーフスイングの練習を行っているユーザUが、フォロースルーを終えた状態を例示した説明図である。すなわち、図13から図14までの動作はテイクバックに相当し、図14から図15までの動作はダウンスイングに相当し、図15はインパクトに相当し、図15から図16までの動作はフォロースルーに相当する。
ユーザUは、ハーフスイングの一連の動作練習において(図13〜図16参照)、側方から本体部140の裏面140bが見えないように意識して両手を左右に動かせば、ゴルフクラブ500を適切なスイングプレーンに乗せることができ、スイングにおける無駄な動きを減らすことができる。より具体的に、ゴルフスイング練習具110を用いた練習中に裏面140bが見える状態では、下半身をうまく使えず、主に手と腕の力を使ったスイングになっている。一方、ゴルフスイング練習具110を用いた練習中に表面140aだけが見えている状態では、手と腕に無駄な力が入っていない、下半身をうまく使ったスイングになっている。例えば、ユーザUは、ゴルフスイング練習具110を用いたハーフスイングの練習を、ビデオカメラなどで側方から撮影し、撮影した動画で本体部140の角度などをチェックすることにより、スイングを是正することができる。また、ユーザUは、ゴルフスイング練習具110を用いたハーフスイングの練習を、側方から第三者にチェックしてもらい、第三者からのアドバイスをもとにスイングの是正を図ってもよい。ゴルフスイング練習具110を用いた練習中にゴルフクラブ500が適切なスイングプレーンに乗っているか否かの確認は、上記同様、前方からも行うことができる。これは、実施の形態1の本編での図5〜図8を用いた説明と同様であるため省略する。
以上のように、本変形例1cのゴルフスイング練習具110は、ヘッド530のフェース面531に垂直で且つグリップ510が存在する面と平行に配置される環状の本体部140を有している。よって、ユーザUは、ゴルフクラブ500に取り付けたゴルフスイング練習具110の本体部40を両手で握ることにより、本体部40が存在する平面を自然に意識しながら左右に振ることができ、体のターンと腕の振りとが同調したスイング動作を力まずに行うことができる。そのため、ユーザUに体の軸がぶれないスイングを定着させ、手打ちを回避させることができる。
また、本体部140は、少なくともヘッド530とは反対側の半分が、ヘッド530側に向けてグリップ510から離れていくように形成されている。かかる形状の本体部140における第1把持部51及び第2把持部52を握ったユーザUは、両脇を締めて両腕を絞った状態となる。そのため、ゴルフスイング練習具110を用いた練習を繰り返すことにより、ゴルフクラブ500の良好な姿勢を定着させ、ボールの軌道の安定化などを図ることができる。図11及び図12のように、本体部140を円環形状に形成すれば、ユーザUは、スイングプレーンをより鮮明にイメージしながらハーフスイングの練習を行うことができる。他の構成、代替構成、及び効果などは、上述した実施の形態1の本編と同様である。そして、変形例1a及び1bの各構成は、本変形例1cのゴルフスイング練習具110にも適用することができる。
<変形例1d>
図17は、本変形例1dにおけるゴルフスイング練習具10を例示した斜視図である。図17に例示するように、本変形例1dのゴルフスイング練習具10は、本体部40の前側に立設された板状のガイド部材60を有している。ガイド部材60は、例えば、本体部40が配置される面に対し垂直となるように配置される。図17に例示するガイド部材60は、円弧状に形成されており、一方の端部が第1連結部20に接続され、他方の端部が第2連結部30に接続されている。
ガイド部材60は、本体部40が配置される面とのなす角θを調整可能とする角度調整機構を備えていてもよい。このようにすれば、ガイド部材60の角度をフェース面531の角度に合わせ、手元でフェース面531をイメージしながらスイング練習を行うことができる。なお、図17では、なす角θを、第1本体41とガイド部材60との間の角として定義している。
以上のように、本変形例1dにおけるゴルフスイング練習具10は、本体部40の前側に立設された板状のガイド部材60を有している。そのため、体のターンと腕の振りとが同調したスイング動作を力まずに行いつつ、フェース面531を意識したスイング練習を行うことができる。ガイド部材60が角度調整機構を有する場合、ユーザUは、ガイド部材60の角度調整を行うことにより、ゴルフクラブ500ごとのフェース面531の動きと角度を意識しながら、ハーフスイングの練習を行うことができる。
ところで、角度調整機構は、複数種のゴルフクラブ500のそれぞれのフェース面531の角度に合わせた、なす角θの段階的な調整を可能とする段階調整機構であってもよい。他の構成、代替構成、及び効果などは、上述した実施の形態1の本編と同様である。また、本変形例1dの構成は、上述した変形例1a〜1cのそれぞれにも適用することができる。ただし、変形例1cのゴルフスイング練習具110の場合、ガイド部材60は本体部140に接続される。
実施の形態2.
図18は、本実施の形態2に係るゴルフスイング練習具210の一例を示したものである。本実施の形態2におけるゴルフスイング練習具210は、本体部240が板状に形成されている点に特徴がある。前述した実施の形態1と同等の構成については同一の符号を用いて説明は省略する。
本実施の形態2に係るゴルフスイング練習具210は、グリップ510のシャフト520とは反対側の端部に連結される第1連結部220と、グリップ510のシャフト520側の端部もしくはシャフト520に連結される第2連結部230と、を有している。また、ゴルフスイング練習具210は、ヘッド530のフェース面531に垂直で且つグリップ510及びシャフト520が存在する面に、もしくは該面と平行に配置される板状の本体部240を有している。本体部240は、第1連結部220及び第2連結部230に接続されている。そして、本体部240は、少なくともヘッド530とは反対側の半分における外周が、ヘッド530側に向けてグリップ510から離れていくように形成されている。
本体部240は、例えば裏側に、グリップ510が嵌められる溝が形成されている。ゴルフスイング練習具210は、本体部240の裏側の溝にグリップ510が嵌め込まれ、第1連結部220及び第2連結部230によりグリップ510に固定される。第1連結部220及び第2連結部230は、上述した第1連結部20及び第2連結部30と同様の構成を採ることができる。かかる構成の場合、本体部240は、ヘッド530のフェース面531に垂直で且つグリップ510が存在する面に配置される。もっとも、グリップ510が嵌められる溝は、本体部240の表側に形成されてもよい。本体部240は、中空構造であってもよく、グリップ510が嵌められる溝以外の部分が密な構造であってもよい。また、本体部240は、外周部分に環状の芯を有する構造を採ってもよい。
図18に例示するゴルフスイング練習具210は、円板形状に形成された本体部240を有しており、本体部240の表面側に、ゴルフクラブ500への取り付け位置を示す位置決め部材40pが設けられている。本体部240の円板形状における直径は、20cm〜40cm程度が望ましく、25cm〜30cm程度がより好ましい。ゴルフスイング練習具210のサイズにもよるが、ユーザは、第1本体41の概ね図1の破線で囲った部分(以下、第1把持部51ともいう。)を左手で握り、第2本体42の概ね図1の破線で囲った部分(以下、第2把持部52ともいう。)を右手で握ってゴルフスイングの練習を行う。第1把持部51及び第2把持部52には、滑り止め加工を施してもよく、滑り止め又は握りやすくする等の目的で、把持部カバー(図示せず)を取り付けてもよい。把持部カバーは、ゴム、ウレタン、又はレザー等を用いて生成するとよい。
ところで、ゴルフスイング練習具210は、図11の例と同様、グリップ510の前側、又はグリップ510及びシャフト520の前側に設けられる本体部240を有していてもよい。かかる構成の場合、第1連結部220及び第2連結部230は、本体部240の裏面側に接続される。ゴルフスイング練習具210は、図12の例と同様に、グリップ510の後ろ側、又はグリップ510及びシャフト520の後ろ側に設けられる本体部140を有していてもよい。かかる構成の場合、第1連結部220及び第2連結部230は、本体部240の表面側に接続される。これらの構成の場合、本体部240は、ヘッド530のフェース面531に垂直で且つグリップ510が存在する面と平行に配置される。本体部240は、中空構造であってもよく、全体が密な構造であってもよく、外周部分に環状の芯を有する構造を採ってもよい。
以上のように、本実施の形態2のゴルフスイング練習具210は、ヘッド530のフェース面531に垂直で且つグリップ510及びシャフト520が存在する面に、もしくは該面と平行に配置される板状の本体部240を有している。よって、ユーザUは、ゴルフクラブ500に取り付けたゴルフスイング練習具10の本体部40を両手で握ることにより、本体部40が存在する平面を自然に意識しながら左右に振ることができ、体のターンと腕の振りとが同調したスイング動作を力まずに行うことができる。そのため、ユーザUに体の軸がぶれないスイングを定着させ、手打ちを回避させることができる。
また、本体部240は、少なくともヘッド530とは反対側の半分における外周が、ヘッド530側に向けてグリップ510から離れていくように形成されている。よって、かかる形状の本体部240における第1把持部51及び第2把持部52を握ったユーザUは、両脇を締めて両腕を絞った状態となる。そのため、ゴルフスイング練習具210を用いた練習を繰り返すことにより、ゴルフクラブ500の良好な姿勢を定着させ、ボールの軌道の安定化などを図ることができる。特に、図18に例示する本体部240は、円板形状に形成されている。よって、ユーザUは、スイングプレーンをより鮮明にイメージしながらハーフスイングの練習を行うことができる。
ところで、本実施の形態2では、ゴルフスイング練習具210が第1連結部220及び第2連結部230を有する例を示したが、これに限定されない。ゴルフスイング練習具210は、第1連結部220及び第2連結部230と同様に構成された1つの連結部を有するものであってよい。この場合、連結部は、本体部240の上下方向の中央部分に配置されてもよく、本体部240の上方部分に配置されてもよく、本体部240の下方部分に配置されてもよい。もっとも、ゴルフスイング練習具210は、第1連結部220及び第2連結部230と同様に構成された3つ以上の連結部を有していてもよい。
他の構成、代替構成、及び効果などは、上述した実施の形態1と同様である。そして、変形例1a〜1dの各構成は、本実施の形態2のゴルフスイング練習具210にも適用することができる。例えば、本体部240は、楕円板形状であってもよい。また、ゴルフスイング練習具210は、例えば図9の本体部40と同様の外周をもつ板状の本体部240を有していてもよい。加えて、ゴルフスイング練習具210は、変形例1dにおけるガイド部材60を有していてもよい。
<変形例2a>
図19に例示するように、本変形例2aの本体部240には、グリップ510を挟んで一方の側に設けられ、本体部240の外周部240sに沿った外壁51kを外周に含む第1穴部51hが設けられている。また、本体部240には、グリップ510を挟んで他方の側に設けられ、本体部240の外周部240sに沿った外壁52kを外周に含む第2穴部52hが設けられている。
すなわち、本体部240は、第1穴部51hの外側の部分に第1把持部51を有し、第2穴部52hの外側の部分に第2把持部52を有している(図19の破線で囲った部分参照)。第1穴部51h及び第2穴部52hは、第1把持部51及び第2把持部52の太さがグリップ510と同程度になるように形成するとよい。
以上のように、本変形例2aの本体部240には、グリップ510を挟んで一方の側に第1穴部51hが設けられ、グリップ510を挟んで他方の側に第2穴部52hが設けられている。すなわち、本体部240は、ユーザUが左手で握るための第1把持部51と、ユーザUが右手で握るための第2把持部52と、を有している。よって、ユーザUは、グリップ510を握るような感覚で、本体部240を安定的に持つことができる。他の構成、代替構成、及び効果などは、前述した実施の形態2の本編と同様である。例えば、本変形例2aの構成にも、変形例1dの構成を適用することができる。
ここで、上述した各実施の形態は、ゴルフスイング練習具における好適な具体例であり、本発明の技術的範囲は、これらの態様に限定されるものではない。例えば、図3等では、本体部40の断面が円形状の例を示しているが、これに限らず、本体部40は、断面が楕円形状となるように形成してもよく、断面が矩形状となるように形成してもよい。また、図11及び図12等では、本体部140の断面が矩形状の例を示しているが、これに限らず、本体部40は、断面が円形状又は楕円形状となるように形成してもよい。
図3等では、本体部40が第1連結部20から第2連結部30へ向けて細くなる、すなわち、本体部40の断面が第1連結部20から第2連結部30へ向けて小さくなる構成を例示したが、これに限定されない。本体部40は、第1連結部20から第2連結部30までの全範囲に亘って同じ太さとなるように形成してもよい。加えて、本体部40は、第1連結部20から把持部(第1把持部51、第2把持部52)までの部分と残りの部分の太さを変える、といったように、段階的に太さを変化させてもよい。変形例1cの本体部140についても同様である。さらに、実施の形態2の本体部240についても同様であり、すなわち、本体部240の厚さは、全体的に均一であってもよく、第1連結部220側から第2連結部230側へ向けて薄くなるようにしてもよい。もっとも、本体部240は、把持部(第1把持部51、第2把持部52)の厚みが、全体よりも薄くなるようにしてもよく、全体よりも厚くなるようにしてもよい。
また、第1連結部20及び第2連結部30の取付構造は、図3の例に限らず、自転車用ライトの取付構造など、種々の取付構造を転用することができる。また、図12に示す面ファスナーを用いた取付構造は、第1連結部20及び第2連結部30に適用してもよい。さらに、第1連結部20及び第2連結部30は、本体部40との連結を、機械的な機構や磁気的な機構によって実現してもよい。第1連結部120、第2連結部130、第1連結部220、及び第2連結部230についても同様である。
上記の説明では、表面40aと裏面40bとに異なる色彩が付され、表面40aと裏面40bとを容易に見分けられる本体部40、140、240を例示したが、これに限定されない。本体部40、140、240は、表面40aと裏面40bとに異なる模様を付したものであってもよく、模様と共に色彩の違いを用いて表面40aと裏面40bとを区別する態様を採ってもよい。もっとも、本体部40、140、240は、表面40aには特別な彩色等をせず、裏面40bだけに目立つ色彩等を付すようにしてもよい。さらに、本体部40、140、240は、表面40aと裏面40bとを同じ態様にしてもよい。なお、上記の説明では、本体部40、140、240が、正面視において、グリップ510及びシャフト520の上下方向に沿った中心軸を対象の軸として線対称となる例を示したが、本体部40、140、240は、必ずしも左右対称の形状を採らなくてもよい。
10、110、210 ゴルフスイング練習具、20、120、220 第1連結部、20p、30p、40p 位置決め部材、20s 切り込み部、20t 連結補助具、21、31 基部、22、32 回動部、22a、32a 支持部、22b、32b 可動部、22c、32c 回転部、22d、32d 支柱部、22e、32e 締結部、23、33 受け部、30、130、230 第2連結部、40、140、240 本体部、40a 表面、40b 裏面、41 第1本体、41a、42a 第1補助部、41b、42b 外向部、41c、42c 内向部、41d、42d 第2補助部、42 第2本体、50 固定部材、50m フック部材、50n ループ部材、50x バンド部材、51 第1把持部、51h 第1穴部、51k 外壁、52 第2把持部、52h 第2穴部、52k 外壁、60 ガイド部材、111 終端、240s 外周部、500 ゴルフクラブ、510 グリップ、510a 中心表示、520 シャフト、530 ヘッド、531 フェース面、S フェース拡張面、T 配置面、U ユーザ、θ なす角。

Claims (14)

  1. グリップ、シャフト、及びヘッドからなるゴルフクラブに取り付けられるゴルフスイング練習具であって、
    前記グリップの前記シャフトとは反対側の端部に連結される第1連結部と、
    前記グリップの前記シャフト側の端部もしくは前記シャフトに連結される第2連結部と、
    前記第1連結部及び前記第2連結部と共に環状をなす本体部と、を有し、
    前記第1連結部及び前記第2連結部のうちの少なくとも一方は、
    前記本体部を、前記ヘッドのフェース面に垂直で且つ前記グリップ及び前記シャフトが存在する面に配置させるための位置決め部材を有する、ゴルフスイング練習具。
  2. 前記本体部は、
    少なくとも前記ヘッドとは反対側の半分が、前記ヘッド側に向けて前記グリップからの距離が離れていくように形成されている、請求項1に記載のゴルフスイング練習具。
  3. 前記本体部は、
    前記第1連結部及び前記第2連結部と共に円環形状をなすものである、請求項1又は2に記載のゴルフスイング練習具。
  4. グリップ、シャフト、及びヘッドからなるゴルフクラブに取り付けられるゴルフスイング練習具であって、
    前記グリップに連結される第1連結部と、
    前記グリップの前記シャフト側の端部もしくは前記シャフトに連結される第2連結部と、
    前記第1連結部及び前記第2連結部に接続された環状の本体部と、を有し、
    前記本体部は、
    前記ヘッドのフェース面に垂直で且つ前記グリップ及び前記シャフトが存在する面と平行に自身を配置させるための位置決め部材を有する、ゴルフスイング練習具。
  5. 前記本体部は、
    少なくとも前記ヘッドとは反対側の半分が、前記ヘッド側に向けて前記グリップからの距離が離れていくように形成されている、請求項に記載のゴルフスイング練習具。
  6. 前記本体部は、円環形状に形成されている、請求項又はに記載のゴルフスイング練習具。
  7. グリップ、シャフト、及びヘッドからなるゴルフクラブに取り付けられるゴルフスイング練習具であって、
    前記グリップに連結される連結部と、
    前記連結部に接続される板状の本体部と、を有し、
    前記本体部は、
    少なくとも前記ヘッドとは反対側の半分における外周が、前記ヘッド側に向けて前記グリップからの距離が離れていくように形成されており、
    前記ヘッドのフェース面に垂直で且つ前記グリップ及び前記シャフトが存在する面に、もしくは該面と平行に自身を配置させるための位置決め部材を有する、ゴルフスイング練習具。
  8. 前記本体部には、
    前記グリップを挟んで一方の側に設けられ、該本体部の外周部に沿った外壁を外周に含む第1穴部と、
    前記グリップを挟んで他方の側に設けられ、該本体部の外周部に沿った外壁を外周に含む第2穴部と、が設けられている、請求項に記載のゴルフスイング練習具。
  9. グリップ、シャフト、及びヘッドからなるゴルフクラブに取り付けられるゴルフスイング練習具であって、
    前記グリップに連結される連結部と、
    前記連結部に接続され、前記ヘッドのフェース面に垂直で且つ前記グリップ及び前記シャフトが存在する面に、もしくは該面と平行に配置される板状の本体部と、を有し、
    前記本体部には、
    前記グリップを挟んで一方の側に設けられ、該本体部の外周部に沿った外壁を外周に含む第1穴部と、
    前記グリップを挟んで他方の側に設けられ、該本体部の外周部に沿った外壁を外周に含む第2穴部と、が設けられている、ゴルフスイング練習具。
  10. 前記本体部は、
    少なくとも前記ヘッドとは反対側の半分における外周が、前記ヘッド側に向けて前記グリップからの距離が離れていくように形成されている、請求項9に記載のゴルフスイング練習具。
  11. 前記本体部は、円板形状に形成されている、請求項7〜10の何れか一項に記載のゴルフスイング練習具。
  12. 前記本体部の前側に立設された板状のガイド部材をさらに有する、請求項1〜11の何れか一項に記載のゴルフスイング練習具。
  13. 前記本体部は、表面と裏面とが異なる態様となっている、請求項1〜12の何れか一項に記載のゴルフスイング練習具。
  14. 前記本体部は、正面視において、前記グリップ及び前記シャフトの上下方向に沿った中心軸を対象の軸として線対称となるように形成されている、請求項1〜13の何れか一項に記載のゴルフスイング練習具。
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