JP6743746B2 - ウェーハの両面研磨装置および両面研磨方法 - Google Patents

ウェーハの両面研磨装置および両面研磨方法 Download PDF

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Description

本発明は、ウェーハの両面研磨装置および両面研磨方法に関する。
半導体デバイスの製造においては、面取り、エッチング、表面研削等の処理を施したウェーハの表裏面を滑らかにするために、この表裏面を同時に研磨する両面研磨工程が採用されている。そして、半導体デバイスは、研磨後のウェーハあるいは研磨後のウェーハにエピタキシャル成長等の処理を施したエピタキシャルウェーハをデバイス形成用ウェーハとして、これにデバイス形成処理を施すことにより製造される。
上記両面研磨工程は、一般的に、ウェーハを保持する孔が設けられたキャリアプレートを上下定盤の間に有する両面研磨装置を用い、このキャリアプレートの保持孔にウェーハを保持し、研磨スラリーを供給しながら上下定盤を回転させることにより、上下定盤に貼付した研磨パッドとウェーハの表裏面とを摺動させて、ウェーハの両面を同時に研磨することによって行われる。研磨時間は、目標形状のウェーハの中心厚みと研磨前のウェーハの中心厚みとの差から、研磨前に予め研磨量を求めることによって適宜調整される。このような両面研磨装置において、特許文献1には、研磨スラリーを上定盤の中心部から圧送して、上下定盤間に供給する技術が記載されている。
特開2015−98065号公報
両面研磨工程では、複数のウェーハを同時に両面研磨する処理を繰り返すバッチ処理が一般的に採用されている。この両面研磨工程では、以下の理由から、研磨時間を調整することによって研磨後のウェーハの中心厚みを所望厚みにするだけでは不十分であり、研磨後のウェーハのグローバル形状を所望形状に制御することが求められている。なお、本明細書における「グローバル形状」とは、ウェーハ表面の全面に関する大域的な形状を意味し、例えばSFQR(Site front least squares range)等によって表わされるウェーハ表面の局所領域内での形状を意味するものではない。
デバイス形成用ウェーハのグローバル形状は、デバイス形成領域を広く確保する観点から平坦形状にすることが求められる。しかしながら、研磨直後のウェーハのグローバル形状は、必ずしも平坦形状には限られず、凹形状あるいは凸形状にすることが必要な場合もある。例えば、デバイス形成用ウェーハをエピタキシャルウェーハとする場合には、以下の理由から研磨直後のウェーハのグローバル形状を凸形状とする必要がある。ウェーハの中心部と外周部とでのエピタキシャル成長速度の違いに起因して、ウェーハの外周部のほうが中心部に比べてエピタキシャル層が多く堆積する傾向がある。そのため、研磨直後のウェーハのグローバル形状が凸形状になっていなければ、デバイス形成用ウェーハとなるエピタキシャルウェーハのグローバル形状が平坦形状にならないからである。一方で、デバイス形成用ウェーハをポリッシュドウェーハとする場合には、研磨直後のウェーハのグローバル形状を平坦形状とすることが求められる。
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、目標形状のウェーハの中心厚みと研磨前のウェーハの中心厚みとの差から求められる目標の研磨量に基づいて研磨時間が決定されるので、ウェーハの中心厚みの制御にとどまり、ウェーハのグローバル形状までは細かく制御することができない。しかも、本発明者らの検討によれば、このグローバル形状は、様々な外乱の影響で、バッチ間でばらついてしまうことが判明した。外乱としては、例えば、研磨パッドの摩耗、リンス水等の混入による研磨スラリーの濃度変化、研磨時の摩擦熱による上下定盤の温度変化に起因する上下定盤の形状変化、摩耗によるキャリアプレートの形状変化が挙げられる。
そこで本発明は、上記課題に鑑み、研磨後のウェーハのグローバル形状のバッチ間でのばらつきを抑制することができるウェーハの両面研磨装置および両面研磨方法を提供することを目的とする。
本発明者らは、上記課題を解決すべく鋭意検討したところ、研磨スラリーを上定盤の中心部から圧送して上下定盤間に供給する場合、ウェーハのグローバル形状を研磨スラリーの流量の調整によって制御できることを見出した。すなわち、研磨スラリーの流量が多いと、ウェーハのグローバル形状は全体的に凸形状になり、研磨スラリーの流量が少ないと、ウェーハのグローバル形状は全体的に凹形状になることを見出した。しかしながら、前述のように、ウェーハのグローバル形状は、様々な外乱の影響を受けるので、研磨スラリーの流量とウェーハのグローバル形状との間には、1対1の対応関係は存在しないことが分かった。そこで、研磨スラリーの流量に対してフィードバック制御を行うことが必要であることを認識するに至った。
本発明は、上記知見に基づいて完成されたものであり、その要旨構成は以下のとおりである。
[1]上定盤および下定盤を有する回転定盤と、前記回転定盤の中心部に設けられたサンギアと、前記回転定盤の外周部に設けられたインターナルギアと、前記上定盤と前記下定盤との間に設けられ、ウェーハを保持する1つ以上の保持孔を有するキャリアプレートと、を備えるバッチ処理方式のウェーハの両面研磨装置であって、
研磨スラリーの流量を調整する流量調整弁を有し、かつ、前記流量調整弁により流量が調整された前記研磨スラリーを前記上定盤の中心部から圧送して、前記上定盤と前記下定盤との間に供給する圧送供給部と、
研磨後の前記ウェーハの形状に関するパラメータを測定する測定部と、
前記パラメータの測定値を目標値と比較し、前記比較の結果に基づいて、次バッチでの前記研磨スラリーの流量を決定し、決定した流量となるように、前記流量調整弁の開閉を制御する制御部と、
をさらに備えることを特徴とするウェーハの両面研磨装置。
[2]前記パラメータは、前記ウェーハの中心厚みT、平均厚みT、及びGBIRであり、前記目標値は、目標GBIRである、上記[1]に記載のウェーハの両面研磨装置。
[3]前記制御部は、下記条件(A)及び(B)に従って、補正GBIRを算出し、下記(1)式で定義される形状ズレ量Xを算出し、さらに、前記形状ズレ量Xの絶対値が所定の範囲内である場合には、前記流量を変化させないと決定し、前記形状ズレ量Xの絶対値が所定の範囲を超え、かつ前記形状ズレ量Xが正である場合には、前記流量を下げると決定し、前記形状ズレ量Xの絶対値が所定の範囲を超え、かつ前記形状ズレ量Xが負である場合には、前記流量を上げると決定する、上記[2]に記載のウェーハの両面研磨装置。

(A):T≧Tの場合、補正GBIR=+1×GBIRとする。
(B):T<Tの場合、補正GBIR=−1×GBIRとする。
X=補正GBIR−目標GBIR・・・(1)
[4]上定盤および下定盤を有する回転定盤と、前記回転定盤の中心部に設けられたサンギアと、前記回転定盤の外周部に設けられたインターナルギアと、前記上定盤と前記下定盤との間に設けられ、ウェーハを保持する1つ以上の保持孔を有するキャリアプレートと、を備えるバッチ処理方式のウェーハの両面研磨装置を用いたウェーハの両面研磨方法であって、
研磨スラリーを前記上定盤の中心部から圧送して、前記上定盤と前記下定盤との間に所定流量下で供給して、前記保持孔に収容したウェーハの両面を研磨する工程と、
研磨した前記ウェーハの形状に関するパラメータを測定する工程と、
前記パラメータの測定値を目標値と比較する工程と、
前記比較の結果に基づいて、次バッチでの前記研磨スラリーの流量を決定する工程と、
決定した前記研磨スラリーの流量下で、次バッチの両面研磨を実施する工程と、を有することを特徴とするウェーハの両面研磨方法。
[5]前記パラメータは、前記ウェーハの中心厚みT、平均厚みT、及びGBIRであり、前記目標値は、目標GBIRである、上記[4]に記載のウェーハの両面研磨方法。
[6]前記比較する工程では、下記条件(A)及び(B)に従って、補正GBIRを算出し、かつ、下記(1)式で定義される形状ズレ量Xを算出し、
前記決定する工程では、前記形状ズレ量Xの絶対値が所定の範囲内である場合には、前記流量を変化させないと決定し、前記形状ズレ量Xの絶対値が所定の範囲を超え、かつ前記形状ズレ量Xが正である場合には、前記流量を下げると決定し、前記形状ズレ量Xの絶対値が所定の範囲を超え、かつ前記形状ズレ量Xが負である場合には、前記流量を上げると決定する、上記[5]に記載のウェーハの両面研磨方法。

(A):T≧Tの場合、補正GBIR=+1×GBIRとする。
(B):T<Tの場合、補正GBIR=−1×GBIRとする。
X=補正GBIR−目標GBIR・・・(1)
本発明によれば、研磨後のウェーハのグローバル形状のバッチ間でのばらつきを抑制することができるウェーハの両面研磨装置および両面研磨方法を提供することができる。
本発明の一実施形態によるウェーハの両面研磨装置100を示す模式図である。 本発明の一実施形態によるウェーハの両面研磨方法のフローチャートである。 (A)は、研磨スラリーの流量が少ないときの上定盤2の形状を示し、(B)は、研磨スラリーの流量が多いときの上定盤2の形状を示す模式図であり、(C)は、本発明の一実施形態によるウェーハの両面研磨装置100を、上定盤2を外した状態で真上から眺めた平面図である。 発明例および比較例について、研磨直後のウェーハのグローバル形状のバッチ間でのばらつきを比較するグラフである。
以下、図面を参照しながら、本発明の一実施形態を詳細に説明する。
図1を参照して、本発明の一実施形態によるウェーハの両面研磨装置100を説明する。両面研磨装置100は、上定盤2および下定盤4を有する回転定盤6と、回転定盤6の中心部に設けられたサンギア8と、回転定盤6の外周部に設けられたインターナルギア10と、上定盤2と下定盤4との間に設けられ、ウェーハを保持する1つ以上の保持孔(不図示)を有するキャリアプレート12と、を備えている。なお、回転定盤6は、回転駆動機構(不図示)に接続しており、この回転駆動機構を後述する制御部30によって制御することにより、両面研磨の開始及び終了が制御される。また、上定盤2の下面および下定盤4の上面には、それぞれ研磨パッド(不図示)が貼付されている。
また、上定盤2の下面の中央部には図1に示すように凹部が設けられており、この凹部とサンギア8との間は密閉された構造となっている。また、サンギア8と下定盤4とはそれぞれ独立に回転するが、サンギア8と下定盤4との間の隙間はシールされ、研磨スラリーが漏れない構造となっている。この構造は、サンギアと下定盤との間に開口部が形成され、かつ上定盤の中心部から圧送された研磨スラリーが上記開口部から漏れる構造となっている、いわゆる遊星運動式の両面研磨装置とは異なる構造である。
また、両面研磨装置100は、図1に示すように研磨スラリーを上定盤2の中心部から圧送して、上定盤2と下定盤4との間に供給する圧送供給部14を備える。この圧送供給部14は、ポンプ作用により研磨スラリーを所定の圧力で圧送するスラリー供給ポンプ16と、スラリー供給ポンプ16によって圧送された研磨スラリーが通過する圧送用供給配管18と、圧送用供給配管18に取り付けられ、研磨スラリーの流量を調整する流量調整弁20と、圧送用供給配管18に接続され、上定盤2の中心部を貫通する圧送用供給ノズル22とを有する。そして、この圧送用供給ノズル22は、サンギア8の上方に設けられている。なお、流量調整弁20の開閉は、後述する制御部30によって制御される。
図1を参照して、両面研磨装置100は、さらに入力部24、記憶部26、測定部28、及び制御部30を備えている。
入力部24は、キーボード等の入力デバイスを有している。記憶部26は、ハードディスク、ROM又はRAMを用いて実現することができる。測定部28は、分光干渉変位装置を用いて実現することができ、ウェーハの形状に関するパラメータである中心厚みT、平均厚みT、及びGBIRを測定する。制御部30は、コンピュータ内部の中央演算処理装置(CPU)によって実現することができる。
なお、本明細書における「GBIR」とは、SEMI規格により定義されるGBIRとは異なり、研磨後のウェーハの直径方向に沿ってウェーハ中心を含むように100μmピッチで測定されたウェーハの厚み分布から特定される最小厚み(Tmin)と最大厚み(Tmax)とを用いて、GBIR=Tmax−Tminにより定義される量である。このGBIRは、ウェーハのグローバル形状の凹凸の大きさと関係している。すなわち、ウェーハのグローバル形状の凹凸が大きいほど、ウェーハ表面の形状は、より凹またはより凸となっており、GBIRの値は大きくなる。また、本明細書における「平均厚みT」とは、ウェーハの直径方向にわたる上記厚み分布の平均値を意味する。また、本明細書における「中心厚みT」とは、上記厚み分布のうちウェーハの中心での厚みを意味する。
以下では、図1及び図2を参照して、この両面研磨装置100により行うことが可能なウェーハの両面研磨方法の一例を説明する。
図1及び図2を参照して、バッチ処理が開始すると、入力部24に目標のグローバル形状としての目標GBIRと、研磨スラリーの流量の初期値とを入力する(ステップS1)。入力された研磨スラリーの流量の初期値は、入力部24から制御部30に送信され、流量調整弁20の開閉の制御に用いられる。また、入力された目標GBIRと研磨スラリーの流量の初期値とは、記憶部26に格納される。
本明細書における「目標GBIR」とは、目標形状のウェーハの凹凸形状を考慮して、以下のように設定される値である。まず、目標形状のウェーハが凹形状であるとは、目標形状のウェーハの中心厚み(T)が平均厚み(T)未満であることを意味し、目標形状のウェーハが凸形状であるとは、目標形状のウェーハの中心厚み(T)が平均厚み(T)以上であることを意味する。ここで、GBIRは、ウェーハのグローバル形状の凹凸の大きさと関係しているが、ウェーハのグローバル形状が凹形状であるか凸形状であるかという情報までは有していない。そこで、目標形状のウェーハのGBIRに対して、目標形状が凸形状であるならば+1を、目標形状が凹形状であるならば−1を乗じた値を「目標GBIR」とすることによって、凹形状か凸形状かということも区別してウェーハの目標形状を設定する。
研磨スラリーの流量の初期値は、5L/min以上9L/min以下とすることが好ましい。5L/min以上であれば、研磨スラリーに含まれ緩衝材の役割を果たす砥粒の量を十分に確保することができるので、ウェーハ表面での傷の発生やウェーハの破損を抑制することができる。9L/min以下であれば、研磨パッド上の研磨スラリー量過多によって生じる過剰なクーラント効果に伴うパッド上の研磨温度の低下とそれによる研磨レートの低下を防止することができる。
次に、図2を参照して、ウェーハの両面研磨を行う(ステップS2)。具体的には、図1も参照して、ウェーハを保持する1つ以上の保持孔が設けられたキャリアプレート12にウェーハを保持し、ウェーハを上定盤2および下定盤4からなる回転定盤6で挟み込み、回転定盤6の中心部に設けられたサンギア8の回転と、回転定盤8の外周部に設けられたインターナルギア10の回転とにより、回転定盤8とキャリアプレート12とを相対回転させて、ウェーハの両面を研磨することができる。研磨スラリーの供給は、研磨スラリーを圧送供給部14によって圧送して上定盤2と下定盤4との間に所定流量下で供給することにより行う。ここで、1バッチ目の研磨スラリーについては、ステップS1で入力した初期値の流量下で供給されるように、制御部30が流量調整弁20の開閉の制御を行うことによって調整する。2バッチ目以降の研磨スラリーは、後述するステップS9にて制御された流量下で供給される。なお、各バッチでの研磨スラリーの流量は、記憶部26に格納される。
また、研磨時間は、研磨レートと研磨取り代とを考慮して適宜好適に決定することができる。例えば、直径300mmのウェーハの場合には、研磨レートを0.5μm/minとすることができる。また、研磨取り代は、研磨前のウェーハの中心厚みとキャリアプレートの厚みとの差を考慮する、いわゆるキャリア定寸の技術により適宜決定することができる。ここで、研磨を進めて、ウェーハの中心厚みがキャリアプレートの厚みより小さくなる状態が続くほど、ウェーハのグローバル形状は凹形状に近づく。これは、キャリアプレートがストッパーとなることで、ウェーハの外周におけるウェーハと研磨パッドとの接触が弱まり、ウェーハに対する研磨パッドの面圧がウェーハの外周に向かうほど小さくなるからである。
次に、図1及び図2を参照して、測定部28としての分光干渉変位装置は、両面研磨の終了の情報を制御部30から受信すると、研磨したウェーハの形状に関するパラメータである中心厚みT、平均厚みT、及びGBIRを測定する(ステップS3)。具体的には、ウェーハのおもて面の形状を測定する第1センサ部と、第1センサ部に対向するように設けられ、かつウェーハの裏面の形状を測定する第2センサ部と、演算部とを有する分光干渉変位装置によって以下の測定を行う。両面研磨装置100内に設けられたロボット(不図示)によりウェーハをキャリアプレート12から取り出す。その後、分光干渉変位装置が備える第1センサ部及び第2センサ部が、ウェーハの表裏面の測定箇所に広域波長帯域の光を照射するとともに、上記測定箇所で反射した反射光を受ける。その後、各センサ部で受けた反射光を演算部が解析し、上記測定箇所におけるウェーハの厚みを算出する。このような測定を、上記ロボットによって第1センサ部と第2センサ部との間でウェーハを直径方向に沿って移動させながら繰り返す。これによりGBIR、中心厚みT、及び平均厚みTが測定される。これらパラメータの測定値は、制御部30へ送信され、後述する次バッチでの研磨スラリーの流量の決定に用いられる。また、この測定値を記憶部26に格納してもよい。
図3(C)も参照して、両面研磨装置100は5枚のキャリアプレート12を有しているので、1バッチ当たり5枚のウェーハWが両面研磨されるが、上記測定は、その中の少なくとも1枚のウェーハWについて行う。ウェーハのグローバル形状のバッチ間でのばらつきをより抑制する観点から、各バッチで研磨される全てのウェーハに対して上記測定を行うことが好ましい。
次に、図1を参照して、上記測定が終了すると、制御部30は、測定部28から上記パラメータの測定値を受信し、また、記憶部26からそのバッチにおける目標GBIR及び研磨スラリーの流量を読み出す。図2も参照して、制御部30は、上記パラメータの測定値を目標GBIRと比較し、形状ズレ量Xを算出する(ステップS4)。続いて、制御部30は、次バッチでの研磨スラリーの流量を決定する(ステップS5〜S8)。以下では、ステップS4〜S8の一連の制御の方法を詳細に説明する。
測定したGBIRは、ウェーハのグローバル形状が凹形状であるか凸形状であるかという情報を有していない。そこで、GBIRに対して、以下の補正を行うことで、ウェーハのグローバル形状が凹形状であるか凸形状であるかという情報を有する補正GBIRを算出する。図1を参照して、まず、制御部30は、測定部28から中心厚みT、平均厚みT、GBIRの測定値を受信すると、これらの測定値に対して、以下の条件(A)及び(B)に従って、補正GBIRを算出する。
(A):T≧Tの場合、補正GBIR=+1×GBIRとする。
(B):T<Tの場合、補正GBIR=−1×GBIRとする。
次に、上記補正が終了すると、研磨後のウェーハのグローバル形状が目標形状からどの程度ずれているのかを表わす指標として、形状ズレ量Xを算出する。具体的には、制御部30は、補正GBIRと目標GBIRとを比較して、以下の(1)式により定義される形状ズレ量Xを算出する(ステップS4)。
X=補正GBIR−目標GBIR・・・(1)
次に、形状ズレ量Xの算出が終了すると、制御部30は、形状ズレ量Xの値に応じて(ステップS5)、以下のようにして次バッチでの研磨スラリーの流量を決定する。すなわち、制御部30は、形状ズレ量Xの絶対値が所定の範囲内である場合には、研磨後のウェーハのグローバル形状が目標形状であるとみなすことができる。そこで、次バッチでの研磨スラリーの流量を前バッチでの研磨スラリーの流量から変化させないと決定する(ステップS6)。形状ズレ量Xの絶対値が所定の範囲を超え、かつ形状ズレ量Xが正である場合には、研磨後のウェーハのグローバル形状が目標形状よりも凸であることを意味する。そこで、次バッチでの研磨スラリーの流量を前バッチでの研磨スラリーの流量から下げると決定する(ステップS7)。これにより次バッチでの研磨後のウェーハのグローバル形状が目標形状に近づくように制御される。また、形状ズレ量Xの絶対値が所定の範囲を超え、かつ形状ズレ量Xが負である場合には、研磨後のウェーハのグローバル形状が目標形状よりも凹であることを意味する。そこで、次バッチでの研磨スラリーの流量を前バッチでの研磨スラリーの流量から上げると決定する(ステップS8)。これにより次バッチでの研磨後のウェーハのグローバル形状が目標形状に近づくように制御される。なお、ウェーハのグローバル形状を研磨スラリーの流量の調整によって制御できる作用については、後述する。ここで、上記の所定の範囲については、研磨後のウェーハが供されるデバイス形成処理に応じて適宜好適に設定することができる。
上記流量をどの程度増減させるかについては、研磨後のウェーハのグローバル形状がどの程度目標形状から離れているかを考慮して決定することができ、目標形状からのずれが大きいほど変化させる研磨スラリーの流量は多くなるように決定する。ここで、記憶部26には、形状ズレ量と研磨スラリーの流量変化量とが関連付けられた流量テーブルが予め格納されており、制御部30は、上記測定が終了すると、記憶部26からこの流量テーブルも読み出す。制御部30がこの流量テーブルからステップS4で算出した形状ズレ量Xに対応する研磨スラリーの流量変化量を特定する。このようにして、上記流量をどの程度増減させるかを求めることができるのである。研磨スラリーの流量の変化量は、0.1L/min以上1.0L/min以下とすることが好ましい。0.1L/min以上であれば、研磨スラリーの流量制御の効果を得ることができ、1.0L/min以下であれば、研磨パッド表面の温度の変動を抑制することができるので、研磨レートの変動を抑制することができるからである。また、次バッチでの研磨スラリーの流量は、記憶部26に格納される。
次に、図1及び図2を参照して、制御部30は、次バッチでの研磨スラリーの流量の決定が終了すると、決定した流量となるように、流量調整弁20の開閉を制御し(ステップS9)、上記決定した研磨スラリーの流量下で、次バッチの両面研磨が再度ステップS2から開始する。従って、2バッチ目以降は、形状ズレ量X、すなわち前バッチでのウェーハのグローバル形状の目標形状からのずれに基づいて、研磨スラリーの流量が補正される。このようにして、2バッチ目以降の研磨スラリーの流量に対してフィードバック制御が行われるのである。
以下、本発明の作用効果について説明する。本発明では、研磨スラリーの流量を調整することで、ウェーハのグローバル形状を制御し、しかも、研磨スラリーの流量に対してフィードバック制御を行うことに技術的意義が存在する。
まず、図1及び図3(A),(B)を参照して、ウェーハのグローバル形状を研磨スラリーの流量の調整によって制御できることを以下に説明する。図1を参照して、両面研磨装置100は、定常状態において上定盤2が下定盤4に対して平行になるように構成されている。そして、スラリー供給ノズル22から圧送する研磨スラリーの流量を変化させることで、上定盤2の形状は図3(A),(B)に示すように変化する。ここで、図3(A),(B)における矢印は、スラリー供給ノズル22から流出する研磨スラリーの流路を示し、矢印の本数は研磨スラリーの流量の多少を表わす。図3(A)に比べて研磨スラリーの流量が多い図3(B)では、上定盤2の中心部における研磨スラリーの背圧が高くなる。また、この両面研磨装置100では、サンギア8と下定盤4との間の隙間はシールされ、研磨スラリーが漏れない構造となっている。従って、研磨スラリーの流量が増加するにつれ、上定盤2の中心部の位置は、図3(A)から図3(B)の状態に変化し、鉛直方向上向きに持ち上がる。その結果、キャリアプレート12のインターナルギア10側への上定盤2の当たりが強くなる。ここで、図3(C)に示すようにウェーハWは、キャリアプレート12に対して偏心するように保持されている。従って、回転定盤6とキャリアプレート12とを相対回転させてウェーハWを両面研磨すると、ウェーハWの外周部は、中心部に比べて多く研磨される。そのためウェーハのグローバル形状は全体的に凸形状になるのである。なお、この凸の大きさは、上述の当たりが強いほど大きくなる。一方で、研磨スラリーの流量が少ないほど、上記外当たりが弱くなり、ウェーハWの内周部と外周部との研磨量の相対的な差が小さくなるので、ウェーハのグローバル形状は凸形状になりにくく、同一の研磨時間でも全体的にフラットな形状から凹形状になるのである。
しかしながら、上記のような制御だけでは、様々な外乱の影響により、ウェーハのグローバル形状は、バッチ間でばらついてしまう。すなわち、様々な外乱の影響により、研磨スラリーの流量とウェーハのグローバル形状との間には、1対1の対応関係が存在しない。そこで、本発明では、次バッチでの研磨スラリーの流量に、前バッチで研磨されたウェーハのグローバル形状の目標形状からのずれを考慮した補正を行うことで、研磨スラリーの流量に対してフィードバック制御を行っている。これにより、本発明では、様々な外乱が存在しても、フィードバック制御を行わない場合に比べて、研磨後のウェーハのグローバル形状のバッチ間でのばらつきを抑制することができるのである。
以上、本発明の一実施形態を説明したが、本発明はこの実施形態に限定されるものではない。
(発明例)
本発明の効果を確かめるため、発明例として、図1に示す両面研磨装置100および図2に示す両面研磨方法を用いて、バッチ毎に既述方法で補正GBIRを算出することにより、研磨後のウェーハのグローバル形状のバッチ間でのばらつきを評価した。
上記評価においては、以下の条件を採用した。目標GBIRは−0.17μmとし、研磨スラリーの流量の初期値は7.0L/minとした。また、2バッチ目以降の研磨スラリーの流量変化量については、表1に従って制御した。また、いずれのバッチにおいても、キャリア定寸時の研磨時間は、研磨レート0.5μm/minと、目標形状の中心厚みから求まる研磨取り代とを考慮して適宜調整した。なお、キャリア定寸後の研磨時間は一定とした。また、研磨パッドは、発泡ウレタン研磨パッドとし、研磨スラリーは、シリカ砥粒を含むアルカリ性の研磨スラリーとした。上下定盤の回転数は、30rpmとし、加工面圧は300g/cmとした。上下定盤の直径は、1500mmとし、ウェーハの直径は300mmとした。研磨後のウェーハの中心厚みT、平均厚みT、及びGBIRの測定は、各バッチで1枚のウェーハに対して行い、分光干渉変位装置を用いて既述の方法により測定した。
Figure 0006743746
(比較例)
比較例として、発明例のような機能を有する入力部24、記憶部26、測定部28、及び制御部30を有しない従来の両面研磨装置を用いて、同様の評価を行った。すなわち、比較例においては、研磨スラリーの流量に対して本発明のようなフィードバック制御を行わず、研磨スラリーの流量は、各バッチで一定の7.0L/minとした。
(評価結果)
図4に示すように、比較例ではフィードバック制御を行わなかったため、バッチによっては、補正GBIRが目標GBIRから±0.075μmの範囲(図4にて鎖線で示す)を外れることがあった。これに対して、発明例では、いずれのバッチにおいても、補正GBIRが目標GBIRから±0.075μmの範囲内となった。従って、研磨スラリーの流量に対してフィードバック制御を行うことにより、フィードバック制御を行わないときに比べて、研磨後のウェーハのグローバルのバッチ間でのばらつきを抑制することができた。なお、バッチ処理中、補正GBIRの目標GBIRからのずれが常に0.075μmの範囲内にあれば、一定の品質で両面研磨することができているといえる。
本発明によれば、研磨後のウェーハのグローバル形状のバッチ間でのばらつきを抑制することができるウェーハの両面研磨装置および両面研磨方法を提供することができる。
100 両面研磨装置
2 上定盤
4 下定盤
6 回転定盤
8 サンギア
10 インターナルギア
12 キャリアプレート
14 圧送供給部
16 スラリー供給ポンプ
18 圧送用供給配管
20 流量調整弁
22 圧送用供給ノズル
24 入力部
26 記憶部
28 測定部
30 制御部
W ウェーハ

Claims (6)

  1. 上定盤および下定盤を有する回転定盤と、前記回転定盤の中心部に設けられたサンギアと、前記回転定盤の外周部に設けられたインターナルギアと、前記上定盤と前記下定盤との間に設けられ、ウェーハを保持する1つ以上の保持孔を有するキャリアプレートと、を備えるバッチ処理方式のウェーハの両面研磨装置であって、
    研磨スラリーの流量を調整する流量調整弁を有し、かつ、前記流量調整弁により流量が調整された前記研磨スラリーを前記上定盤の中心部から圧送して、前記上定盤と前記下定盤との間に供給する圧送供給部と、
    研磨後の前記ウェーハの形状に関するパラメータを測定する測定部と、
    前記パラメータの測定値と研磨後の前記ウェーハの目標形状に関する目標値と比較基づいて、研磨後の前記ウェーハの形状が、前記目標形状であるか、前記目標形状よりも凸であるか、または前記目標形状よりも凹であるかを判断し、研磨後の前記ウェーハの形状が前記目標形状である場合には、次バッチでの前記研磨スラリーの流量を変化させないと決定し、研磨後の前記ウェーハの形状が前記目標形状よりも凸である場合には、次バッチでの前記研磨スラリーの流量を下げると決定し、研磨後の前記ウェーハの形状が前記目標形状よりも凹である場合には、次バッチでの前記研磨スラリーの流量を上げると決定し、決定した流量となるように、前記流量調整弁の開閉を制御する制御部と、
    をさらに備えることを特徴とするウェーハの両面研磨装置。
  2. 前記パラメータは、前記ウェーハの中心厚みT、平均厚みT、及びGBIRであり、前記目標値は、目標GBIRである、請求項1に記載のウェーハの両面研磨装置。
  3. 前記制御部は、下記条件(A)及び(B)に従って、補正GBIRを算出し、下記(1)式で定義される形状ズレ量Xを算出し、さらに、前記形状ズレ量Xの絶対値が所定の範囲内である場合には、前記流量を変化させないと決定し、前記形状ズレ量Xの絶対値が所定の範囲を超え、かつ前記形状ズレ量Xが正である場合には、前記流量を下げると決定し、前記形状ズレ量Xの絶対値が所定の範囲を超え、かつ前記形状ズレ量Xが負である場合には、前記流量を上げると決定する、請求項2に記載のウェーハの両面研磨装置。

    (A):T≧Tの場合、補正GBIR=+1×GBIRとする。
    (B):T<Tの場合、補正GBIR=−1×GBIRとする。
    X=補正GBIR−目標GBIR・・・(1)
  4. 上定盤および下定盤を有する回転定盤と、前記回転定盤の中心部に設けられたサンギアと、前記回転定盤の外周部に設けられたインターナルギアと、前記上定盤と前記下定盤との間に設けられ、ウェーハを保持する1つ以上の保持孔を有するキャリアプレートと、を備えるバッチ処理方式のウェーハの両面研磨装置を用いたウェーハの両面研磨方法であって、
    研磨スラリーを前記上定盤の中心部から圧送して、前記上定盤と前記下定盤との間に所定流量下で供給して、前記保持孔に収容したウェーハの両面を研磨する工程と、
    研磨した前記ウェーハの形状に関するパラメータを測定する工程と、
    前記パラメータの測定値と研磨した前記ウェーハの目標形状に関する目標値と比較する工程と、
    研磨後の前記ウェーハの形状が、前記目標形状であるか、前記目標形状よりも凸であるか、または前記目標形状よりも凹であるかを判断する工程と、
    研磨後の前記ウェーハの形状が前記目標形状である場合には、次バッチでの前記研磨スラリーの流量を変化させないと決定し、研磨後の前記ウェーハの形状が前記目標形状よりも凸である場合には、次バッチでの前記研磨スラリーの流量を下げると決定し、研磨後の前記ウェーハの形状が前記目標形状よりも凹である場合には、次バッチでの前記研磨スラリーの流量を上げると決定する工程と、
    決定した前記研磨スラリーの流量下で、次バッチの両面研磨を実施する工程と、を有することを特徴とするウェーハの両面研磨方法。
  5. 前記パラメータは、前記ウェーハの中心厚みT、平均厚みT、及びGBIRであり、前記目標値は、目標GBIRである、請求項4に記載のウェーハの両面研磨方法。
  6. 前記比較する工程では、下記条件(A)及び(B)に従って、補正GBIRを算出し、かつ、下記(1)式で定義される形状ズレ量Xを算出し、
    前記決定する工程では、前記形状ズレ量Xの絶対値が所定の範囲内である場合には、前記流量を変化させないと決定し、前記形状ズレ量Xの絶対値が所定の範囲を超え、かつ前記形状ズレ量Xが正である場合には、前記流量を下げると決定し、前記形状ズレ量Xの絶対値が所定の範囲を超え、かつ前記形状ズレ量Xが負である場合には、前記流量を上げると決定する、請求項5に記載のウェーハの両面研磨方法。

    (A):T≧Tの場合、補正GBIR=+1×GBIRとする。
    (B):T<Tの場合、補正GBIR=−1×GBIRとする。
    X=補正GBIR−目標GBIR・・・(1)
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