JP6743656B2 - パレット及び処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、内部空間を有する部材を処理する処理装置に用いられるパレット、及びその処理装置に関する。
従来、自動車部品や電気電子部品として使用される中空の部材に対して様々な検査や加工が行われている。例えば、特許文献1には、中空の部材の内部と連通可能なジョイントブロックと、当該ジョイントブロックと接続可能な流体供給部と、を備えた搬送パレット装置が記載されている。ジョイントブロックは、部材を搬送するパレットに設けられている。この搬送パレット装置では、部材の内部の気密を検査するとき、部材とジョイントブロックとを接続した後、ジョイントブロックと流体供給部とを接続し、流体供給部から部材の内部に流体を供給する。
一般に、流体の供給配管と部材とを接続した部位には、流体が外部へ漏れないようにシールが必要である。従来、このシール方法やシール部材の材料等は、耐圧力、許容漏れ量、耐久回数、耐熱温度等の条件から適宜選定するようにしていた。
特開平6−298141号公報
加工の一例として、例えば部材内面に成膜加工を行う場合には、300℃以上といった比較的高い温度状態に部材を加熱することが必要な場合がある。そして、気相の成膜材料を含むガス供給用の配管と高温になった部材とを接続し、配管を介して成膜用ガスを部材内へ供給する。こうした加工工程においては、ガスの供給配管の接続を繰り返し実施したいものの、高温下で繰り返し使用できるシール部材は存在しないため、高温用のシールを1回もしくは数回で交換していく必要があり、工程数の多い加工方法では交換の都度時間を要し、非効率的であり、また、シール部材のコストがかかるという問題があった。
上記成膜加工は、部材の処理における一例である。その他、部材が冷却されており、設備側への断熱が求められる場合などもあり、配管接続において高温となる部位と、当該部位と相対して低温となる部位とで熱分離できることが求められていた。
本発明は、このような点に鑑みて創作されたものであり、その目的は、部材の内部空間の気密を保ちつつ、効率的に部材の内部空間に流体を導入して処理することが可能な処理装置を提供することにある。
本発明のパレットは、部材(90)が有する内部空間(91)の気密を保ちつつ内部空間に所定の流体を導入し処理可能な処理装置(1)において、部材を支持するパレットである。パレットは、パレットベース(21)と、部材接続用開口(221,231)と、配管接続用開口(261,271)と、連通路(201,202)と、断熱部(25)と、を備える。
部材接続用開口(221,231)は、パレットベースの一方側に配され内部空間に連通可能である。配管接続用開口(261,271)は、パレットベースの他方側に配され、接続される配管(42,43)の内部に形成される接続通路(421,431)に連通可能である。連通路(201,202)は、部材接続用開口と配管接続用開口とを連通する。
断熱部は、パレットベースと部材接続用開口との間に設けられる。
本発明の構成によれば、部材接続用開口と配管接続用開口とは、パレットベースを隔てて反対側に位置する。例えば部材を加熱した状態で処理する場合など、流体供給用の配管を有する処理装置にパレットを接続した際に、高温となる部材側の接続部位と、相対して低温となる配管側の接続部位とを熱分離することができる。これにより、部材の内部空間の気密を保ちつつ、効率的に部材の内部空間に流体を導入して処理することが可能となる。
なお、ここでの「処理」には、例えば部材の内壁への表面処理、部材の気密検査処理などが含まれる。
本発明の第1実施形態による処理装置の模式図である。 図1のII矢視図である。 本発明の第1実施形態による処理装置の模式図であり、図1とは異なり、パレットと搬送台とが接続された状態を示す。 本発明の第1実施形態による処理装置の模式図であり、図3に示す状態からさらにパレットと搬送台とが上昇した状態を示す。 本発明の第1実施形態による処理装置の模式図であり、パレットと搬送台とが上昇端に位置する状態を示す。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
〈第1実施形態〉
[構成]
本発明の第1実施形態の構成について、図1、図2を参照しつつ説明する。図1に示すように、本実施形態の処理装置としての成膜処理装置1は、搬送レール10によって部材90を搬送しつつ、部材90の内部に形成される内部通路91の内壁に成膜処理の一工程を施す装置である。本実施形態において「所定の流体」は、例えば気相の成膜材料を含む成膜用ガスである。
成膜処理装置1は、搬送レール10、パレット20、チャンバ30、搬送台40、リフタ50などを備える。なお、各図において、紙面の上側を「天」側とし、紙面の下側を「地」側として説明する。なお、図1は、図2のI−I線断面に対応しているが、後述するリフタ50については内部のピストン52の動作が明確になるように、一部断面で図示している。図3〜図5についても同様である。
まず、本装置において成膜処理される部材90について説明する。部材90は、内部通路91、接続用フランジ92,93を有する。内部通路91は、二つの開口を介して部材90の外部と連通している。部材90は、第一開口911及び第二開口912を有する。第一開口911及び第二開口912は、接続用フランジ92,93において後述するパレット20内に連通可能な位置に形成されている。本実施形態では、部材90の地側に形成されている。成膜処理装置1では、内部通路91の気密を保ちつつ部材90の内壁を成膜処理可能な成膜用ガスを導入可能である。
次に、成膜処理装置1の構成について説明する。図1、図2には、部材90が移動する移動方向を示す移動軸D1を示す。搬送レール10は、二本のレール101,102から形成されている。レール101,102のそれぞれは、水平方向に延びるよう形成され、レール101とレール102とは略平行に設けられている。
パレット20は、パレットベース21、天側フランジ22,23、反射板24、断熱部25、地側フランジ26,27などを有する。天側フランジ22,23、反射板24、及び断熱部25は、パレットベース21の一方側である天側に配されている。パレットベース21の天側に、天側へ向けて断熱部25、反射板24、天側フランジ22,23の順に位置している。地側フランジ26,27は、パレットベース21の他方側である地側に位置している。
パレット20には、第一連通路201及び第二連通路202が、天側から地側へ貫通して設けられている。
パレットベース21は、部材90を支持しつつ二本のレール101,102の天側の面111,112を移動可能に設けられている。パレットベース21は、レール101とレール102との間の距離に比べて長く形成され、例えば、図示しない回転可能なローラを有する。当該ローラは、二本のレール101,102の天側の面111,112に当接し、パレット20がレール101,102上をスムーズに移動することを可能とする。
パレットベース21の天側の面211の周縁部には、例えば、弾性材料から形成される当接部材212が設けられている。当接部材212は、パレット20が天方向に移動するとき、チャンバ30と当接しパレット20の移動によるチャンバ30及びパレットベース21の破損を防止する。
天側フランジ22,23の天側には部材90の接続用フランジ92,93が接続可能である。これにより、パレット20は、部材90を支持しつつ搬送レール10上を移動可能である。天側フランジ22,23は、天方向に開口する開口221,231を有する。開口221は、部材90の第一開口911に連通可能に形成されている。開口231は、部材90の第二開口912に連通可能に形成されている。開口221は、特許請求の範囲に記載の「第一部材接続用開口」の一例に相当する。開口231は、特許請求の範囲に記載の「第二部材接続用開口」の一例に相当する。
開口221,231の外縁近傍には、高温高圧に耐えうるように、高温側の部材側シール部材としてのメタルリング28,29が配されている。なお、天側フランジ22,23のうち少なくとも一方は、天地方向と交差する方向に若干の可動が許容されるようにパレットベース21に取り付けられており、高温処理時に部材90の熱延びを吸収できるようになっている。
断熱部25は、熱伝導率の低い例えば発泡プレスチック系の断熱部料により形成され、パレットベース21の天側に当接している。反射板24は、板状部材を曲げ加工により形成されており、部材90を加熱する際に輻射加熱の熱効率化を図るために設けられている。
地側フランジ26,27は、パレットベース21の地側の面213に設けられている。地側フランジ26,27は、それぞれ地方向に開口する開口261,271を有する。
天側の開口221と地側の開口261とは、パレット20が有する第一連通路201を介して連通している。また、天側の開口231と地側の開口271とは、パレット20が有する第二連通路202を介して連通している。開口261は、特許請求の範囲に記載の「第一配管接続用開口」の一例に相当する。開口271は、特許請求の範囲に記載の「第二配管接続用開口」の一例に相当する。
次に、一般にステーションと呼ばれる設備側の構成について説明する。設備側には、チャンバ30、搬送台40、リフタ50が備えられている。
チャンバ30は、搬送レール10の天側に固定されている部材である。チャンバ30は、地側に開口31を有する収容室32を有する。収容室32は、部材90を収容可能な大きさに形成されている。チャンバ30は、図示しない成膜用ガス供給部が供給する成膜用ガスが部材90の内壁を表面処理するのに適した温度に、部材90を加熱可能である。チャンバ30は、特許請求の範囲に記載の「加熱装置」の一例に相当する。
搬送台40は、取付板41、2つの配管42,43、冷却板44、ばね45などを有している。配管部材としての配管42,43は、取付板41に取り付けられている。冷却板44は、取付板41の天側に配され、成膜処理時には、地側からパレットベース21の地側の面213に当接する。冷却板44の内部には、図示しない冷媒用配管が設けられており、この冷媒用配管内に冷媒が供給可能に構成されている。
配管42,43は、接続通路421,431を有する中空筒状のベローズ部材であり、地側フランジ422,432、本体部423,433、天側フランジ424,434を有している。地側フランジ422,432、本体部423,433、天側フランジ424,434は連続して形成され、地側フランジ422,432は取付板41に固定されている。本体部423,433は、蛇腹形状をなしている。
ばね45は、地側フランジ422,432と天側フランジ424,434とに接続している。ばね45は、本体部423,433の外周に略等間隔に複数配置されている。このばね45の作用により、天側フランジ424,434はフローティング可能であり、製品の個体差による誤差を吸収し、冷却板44とパレットベース21とが確実に密着するように構成されている。
配管42,43の接続通路421,431の天側の開口425,435は、パレット20の開口261,271に連通可能に形成されている。接続通路421,431の天側の開口425,435の外縁近傍には、低温側の配管側シール部材としてのOリング46,47が配されている。
また、接続通路421の地側の開口426から図示しない成膜用ガス供給用のノズルが挿入され、図2において矢印A1に示すように、成膜用ガスが配管42の接続通路421及びパレット20の連通路201を流通して部材90の内部通路91まで供給される。供給されたガスは、パレット20の連通路202及び配管43の接続通路431を流通して矢印A2に示すように、接続通路431の地側の開口436から外部へ排出される。
リフタ50は、搬送台40及びパレット20を天側へリフトするものである。リフタ50は、シリンダ51、ピストン52を有する。リフタ50は、例えば、シリンダ51内に気体を加圧注入することによってピストン52を水平方向に移動可能に形成されている。ピストン52は、取付板41と連結している。リフタ50は、搬送台40及びパレット20を天方向に移動可能な駆動力を発生する。
[作用]
次に、本実施形態の成膜処理装置1の作用について図3〜図5を参照して説明する。
まず、成膜処理が行われる前提として、部材90はパレット20に接続されている。パレット20の天側フランジ22,23と部材90の接続用フランジ92,93とが当接している。このとき、部材90の開口911,912とパレット20の天側の開口221,231とが連通し、すなわち、部材90の内部通路91とパレット20の連通路201,202とが連通している。
部材90を支持するパレット20がチャンバ30の地方向に来ると、リフタ50によって搬送台40を天方向に移動する。図3に示すように、天方向に移動する搬送台40は、冷却板44の天側の面441がパレットベース21の地側の面213と当接する。このとき、パレット20の地側の開口261,271と配管42,43の接続用開口425,435とが連通する。すなわち、パレット20の連通路201と配管42の接続通路421とが連通する。また、パレット20の連通路202と配管43の接続通路431とが連通する。
搬送台40がリフタ50によってさらに天方向に移動すると、パレット20は搬送台40とともに天方向に移動し、図4に示すようにレール101,102から離間する。
さらに、図5に示すようにパレット20の移動上昇端まで移動すると、パレット20の当接部材212がチャンバ30に当接し、パレット20及び搬送台40の天方向への移動が停止する。このとき、部材90はチャンバ30の収容室32に収容される。
図5に示す処理状態において、図示しない成膜用ガス供給部は、接続通路421側から内部通路91に成膜用ガスを供給する。このとき、チャンバ30は、部材90の温度が部材90の内壁の表面処理に適した温度となるように部材90を加熱する。本実施形態では、300℃以上の比較的高い温度まで部材90を加熱する。これにより、内部通路91の内壁が表面処理される。
このとき、搬送台40側の温度は、成膜用ガスの温度と同等に維持される。高温となる部材90側の接続部位と、相対して低温となる配管42,43側の接続部位とが熱分離された構造となっており、断熱部25、パレットベース21、及び、冷却板44を介することにより、部材90から配管42,43への熱伝達が抑制されるためである。
内部通路91の内壁の表面処理が終了すると、リフタ50のピストン52を駆動し、搬送台40及びパレット20を地方向に移動する。地方向に移動するパレット20は、レール101,102に当接し、レール101,102上に戻される。搬送台40は、さらに地方向に移動し、図1及び図2に示す状態となる。レール101,102上に戻されたパレット20は、部材90を支持しつつ次の工程のためにレール101,102上を移動する。
[効果]
第1実施形態の効果について説明する。
(1)第1実施形態では、部材90が接続される高温側と、配管42,43が接続される低温側とを熱分離し、搬送台40の配管接続を低温側で行うようにしている。これにより、低温側のシールは、耐熱性のある通常のOリング46,47を用いることができ、繰り返し使用可能である。
例えば、高温となる部材90を配管42,43に直に接続する構成の場合には、高温耐熱用のメタルリングを一つの部材90に対して加工工程毎に交換する必要がある。工程数の多い加工方法では非常に時間を要し非効率的である。その点、本実施形態では、配管42,43での接続においては、繰り返し使用可能なOリング46,47を用いることができ、一つの部材毎に都度シール部材を交換する必要がなく、複数の部材に対して該当する処理工程を実施することができるため、効率的である。また、自動化も容易である。さらに、コストも削減できる。このように、本実施形態では、部材90の内部空間の気密を保ちつつ、効率的に部材90の内部通路91に流体を導入して処理することができる。
(2)第1実施形態では、パレットベース21の天側に断熱部25を設けている。さらに、搬送台40には冷却板44を設けることで断熱効果が増し、高温側と低温側とを効率的に熱分離することができる。
(3)さらに、効率的な熱分離構造が可能なため、装置全体をコンパクトにすることができる。高温側と低温側とを断熱するには、単純に高温側と低温側とをある程度離間させて、その離間距離を長くすることが考えられる。しかし、この場合必然的に配管長が長くなってしまい装置が大型化してしまう。その点、本実施形態では装置をコンパクトにすることができ、さらに、配管長が短いことから流体の供給時間も短くできることから、効率的な処理が可能となる。
〈他の実施形態〉
上記実施形態では、本発明のパレット及び処理装置を、成膜処理装置に用いられるパレット及び成膜処理装置に適用した。しかし、本発明のパレット及び処理装置の適用形態はこれに限定されるものではなく、部材内部の洗浄処理、仕上げ処理等その他の表面処理や、部材の気密検査処理等に適用することができる。部材90が有する内部通路91の気密を保ちつつ内部通路91に所定の流体を導入して処理可能な工程であればよい。
具体的には、部材90を冷却して処理する工程に適用しても良い。この場合、チャンバ15は部材を冷却可能であり、搬送台40側の冷却板44は省略することができる。部材90が冷却される工程においては、部材が冷却されることで、配管が接続される部位まで低温となることはOリングが破損する虞もあり好ましくない。その点、本構成によれば、部材側と配管接続部側とが熱分離されることで、部材から配管側への熱伝達を抑えることができる。
上記実施形態では、部材90は二つの開口を有するとした。しかし、一つの開口しか有していない部材であっても良い。この場合、パレット20は、一つの部材接続用開口と、一つの配管接続用開口を有するものとし、流体の供給と排出を共通の配管で行うようにしても良い。
上記実施形態では、リフタ50により、搬送台40及びパレット20がチャンバ15側へ上昇する構成としたが、例えば、チャンバ15がパレット20側に下降する構成でも良く、処理時に図5に示す状態になっていれば良い。また、図示した天地方向が重力上下方向に完全に一致している必要はない。装置構成上、可能な範囲で適宜変更可能である。
上記実施形態では、地側フランジ26,27に部材接続用の開口221,231を形成したが、例えば開口をパレットベース21に直に形成しても良い。
上記実施形態では、搬送レール10を設けたが、搬送レール10はなくても良い。
上記実施形態において、部材90は内部通路91と少なくとも一つの開口を有していれば良く、その形状については適宜変更可能である。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の形態で実施可能である。
1 ・・・成膜処理装置
20 ・・・パレット
21 ・・・パレットベース
201,202 ・・・連通路
261,271 ・・・配管接続用開口
221,231 ・・・部材接続用開口
25 ・・・断熱部
28,29 ・・・メタルリング(部材側シール部材)
30 ・・・チャンバ(加熱装置)
40 ・・・搬送台
42,43 ・・・配管
44 ・・・冷却板
421,431 ・・・接続通路
46,47 ・・・Oリング(配管側シール部材)
50 ・・・リフタ
90 ・・・部材
91 ・・・内部通路(内部空間)
911,912 ・・・開口

Claims (6)

  1. 部材(90)が有する内部空間(91)の気密を保ちつつ前記内部空間に所定の流体を導入し処理可能な処理装置(1)において、前記部材を支持するパレットであって、
    パレットベース(21)と、
    前記パレットベースの一方側に配され前記内部空間に連通可能な部材接続用開口(221,231)と、
    前記パレットベースの他方側に配され、接続される配管(42,43)の内部に形成される接続通路(421,431)に連通可能な配管接続用開口(261,271)と、
    前記部材接続用開口と前記配管接続用開口とを連通する連通路(201,202)と、
    前記パレットベースと前記部材接続用開口との間に設けられる断熱部(25)と、
    を備るパレット。
  2. 前記部材は、前記内部空間と外部とを連通する第一開口(911)、及び、前記第一開口とは別に前記内部空間と外部とを連通する第二開口(912)を有し、
    前記第一開口に連通可能な前記部材接続用開口としての第一部材接続用開口(221)、前記第一部材接続用開口に連通し前記内部空間側へ流体が流入する前記連通路としての第一連通路(201)、前記第一連通路に連通する前記配管接続用開口としての第一配管接続用開口(261)、前記第二開口に連通可能な前記部材接続用開口としての第二部材接続用開口(231)、前記第二部材接続用開口に連通し前記内部空間から流体が流出する前記連通路としての第二連通路(202)、前記第二連通路に連通する前記配管接続用開口としての第二配管接続用開口(271)、を有するものである請求項1に記載のパレット。
  3. 請求項1または請求項のうちいずれか一項に記載のパレット(20)と、
    前記パレットの前記配管接続用開口と接続可能な配管(42,43)と、
    前記連通路の前記部材接続用開口側と外部との間をシールする部材側シール部材(28,29)と、
    前記連通路の前記配管接続用開口側と外部との間をシールする配管側シール部材(46,47)と、
    を備える処理装置。
  4. 前記パレットベースに当接可能な冷却板(44)をさらに備える請求項に記載の処理装置。
  5. 部材(90)が有する内部空間(91)の気密を保ちつつ前記内部空間に所定の流体を導入し処理可能な処理装置(1)であって、
    パレットベース(21)と、前記パレットベースの一方側に配され前記内部空間に連通可能な部材接続用開口(221,231)と、前記パレットベースの他方側に配され、接続される配管(42,43)の内部に形成される接続通路(421,431)に連通可能な配管接続用開口(261,271)と、前記部材接続用開口と前記配管接続用開口とを連通する連通路(201,202)と、を備え、前記部材を支持するパレット(20)と、
    前記パレットの前記配管接続用開口と接続可能な配管(42,43)と、
    前記連通路の前記部材接続用開口側と外部との間をシールする部材側シール部材(28,29)と、
    前記連通路の前記配管接続用開口側と外部との間をシールする配管側シール部材(46,47)と、
    前記パレットベースに当接可能な冷却板(44)と、
    を備る処理装置。
  6. 前記パレットに配される前記部材を加熱する加熱装置(30)と、
    接続した前記配管及び前記パレットを前記加熱装置側にリフトするリフタ(50)と、
    をさらに備える請求項3〜請求項5のうちいずれか一項に記載の処理装置。
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