JP6741198B2 - 既設鋼構造物の亀裂補修方法 - Google Patents

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本発明は、橋梁や建築物等の既設鋼構造物の構造物鋼材に生じた亀裂の補修に用いるのに好適な既設鋼構造物の亀裂補修方法に関するものである。
橋梁や建築物等の構造物鋼材には、築年数が経過した既設鋼構造物に広く採用されている、いわゆる旧構造物鋼材があり、この旧構造物鋼材には、多くの炭素に加えて硫黄及びリンが含まれている。
この旧構造物鋼材は、溶接を施すと溶接欠陥(高温割れ)が生じ易いことから、この旧構造物鋼材に亀裂が生じた場合には、溶接による溶融補修を行うことができず、亀裂の補修には、例えば、特許文献1に記載された亀裂補修方法に頼らざるを得ないのが現状である。
この亀裂補修方法において、例えば、橋梁の主桁に用いられるI型鋼の腹板に生じた亀裂を補修する場合には、亀裂の進行を止めるためのストップホールを亀裂の端部に穿った後、腹板の表裏面に亀裂を覆うようにして一対の当て板を配置して、これらの当て板を複数個のボルト及びナットによってI型鋼の腹板に取り付けることで、亀裂を補修するようにしている。
特開2008−057249号公報
ところが、上記した亀裂補修方法では、一対の当て板に加えてボルト及びナットを複数個ずつ用いる分だけ、補修前よりも重量が増してしまう。
また、上記した亀裂補修方法では、ストップホールとは別に、I型鋼の腹板及び一対の当て板に複数のボルト挿通孔を形成する必要があることから、この孔開け作業が煩雑なものとなっているという問題があり、これらの問題を解決することが従来の課題となっている。
本発明は、上記したような従来の課題を解決するためになされたもので、既設鋼構造物の構造物鋼材が多くの炭素、硫黄、リンを含んでいる場合であったとしても、既設鋼構造物の構造物鋼材に生じている亀裂を既設鋼構造物の重量増加を招いたり煩雑な作業を伴ったりする補修方法を用いずに、溶接欠陥を生じさせることなく亀裂を溶融補修することが可能である既設鋼構造物の亀裂補修方法を提供することを目的としている。
本発明の第1の態様は、既設鋼構造物の構造物鋼材に生じた亀裂を補修する亀裂補修方法であって、化学組成が認識された前記既設鋼構造物の前記構造物鋼材から採取した試験鋼材又は該構造物鋼材と同じ化学組成の試験鋼材に対して溶加材を用いた試験補修用溶接を行う試験施工工程と、前記試験施工工程で用いた前記溶加材の化学組成及び溶接部における前記溶加材の添加量に起因する溶接欠陥の発生の危険性を指標に基づいて把握する溶加材評価工程と、前記既設鋼構造物の前記構造物鋼材に対する補修用溶接で用いる補修用溶加材及び該補修用溶加材の添加量を前記溶加材評価工程で把握した評価結果に基づいて決定する溶加材仕様決定工程と、前記既設鋼構造物の前記構造物鋼材に生じた前記亀裂の部分に対して、前記溶加材仕様決定工程で決めた前記補修用溶加材を決めた添加量で送給しつつ前記補修用溶接を行う補修用溶接工程を経る構成としている。
本発明の第2の態様は、前記試験補修用溶接及び前記補修用溶接がいずれもレーザ溶接である構成としている。
本発明の第3の態様は、前記既設鋼構造物の前記構造物鋼材の化学組成を調べる組成認識工程を含む構成としている。
本発明の第4の態様において、前記溶加材仕様決定工程では、前記試験施工工程で用いた前記溶加材とは化学組成が異なるものを補修用溶加材として採用するか、前記試験施工工程で用いた前記溶加材と同じものを前記試験施工工程とは異なる量で添加するか、前記試験施工工程で用いた前記溶加材とは化学組成が異なる前記補修用溶加材を前記試験施工工程とは異なる量で添加するかのいずれかを決定する構成としている。
本発明に係る既設鋼構造物の亀裂補修方法によれば、亀裂が生じている既設鋼構造物の構造物鋼材が、多くの炭素、硫黄、リンを含む旧構造物鋼材であったとしても、既設鋼構造物の重量増加を招いたり煩雑な作業を伴ったりする補修方法を用いずに、溶接欠陥を生じさせることなく亀裂を溶融補修することが可能であるという非常に優れた効果がもたらされる。
本発明の一実施形態に係る既設鋼構造物の亀裂補修方法で用いる補修用レーザ溶接装置を概略的に説明する模式図である。 本発明の一実施形態に係る既設鋼構造物の亀裂補修方法の工程説明図である。 本発明の一実施形態に係る既設鋼構造物の亀裂補修方法における試験施工工程で作成した母材比率及び溶加材比率を算出するための経年模擬試験体(試験鋼材)の断面説明図である。 本発明の一実施形態に係る既設鋼構造物の亀裂補修方法の溶加材評価工程で用いる指標(HCS値)と溶接欠陥発生率との関係を説明するグラフである。 本発明の一実施形態に係る既設鋼構造物の亀裂補修方法の補修用溶接工程における補修溶接のイメージ図である。 本発明の一実施形態に係る既設鋼構造物の亀裂補修方法により補修が完了した状態の溶接部の断面説明図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る既設鋼構造物の亀裂補修方法で用いる補修用レーザ溶接装置を示している。
図1に概略的に示すように、この補修用レーザ溶接装置1は、既設鋼構造物の構造物鋼材W、例えば、橋梁の主桁に用いられるI型鋼の腹板に生じた亀裂Waを溶接により補修するものであって、図外のレーザ発振器から供給されるレーザ光Lを内蔵した光学系3により集光して亀裂Waが生じている補修箇所に照射するレーザヘッド4と、レーザ発振器からのレーザ光Lをレーザヘッド4へ導く光ファイバ5を備えているほか、図示はしないが、レーザヘッド4を補修箇所に沿って移動させると共に補修箇所に接近離間させる駆動部と、溶接速度,レーザ出力及びスポット径等をコントロールする制御部を備えている。
また、この補修用レーザ溶接装置1は、ワイヤ送給機構10を備えている。このワイヤ送給機構10は、ワイヤ送給ドラム11と、このワイヤ送給ドラム11から連続して送給されるフィラーワイヤ(溶加材)FWを補修箇所に送り込むワイヤホルダ12を具備している。
なお、このワイヤ送給機構10は、図1に仮想線で示すように、ワイヤ電源13を備えたホットワイヤ送給機構としてもよく、この場合には、ワイヤ電源13によりフィラーワイヤFWを補修箇所近傍で加熱することができる。
次に、このように構成された補修用レーザ溶接装置1を用いて行う本発明の一実施形態に係る既設鋼構造物の亀裂補修方法を説明する。
この実施形態に係る亀裂補修方法は、レーザ溶接を用いた溶融補修により亀裂をなくす方法であり、レーザ溶接を用いて構造物鋼材Wの溶融量を少なく抑えること、及び、補修箇所に送り込むフィラーワイヤFWとして炭素を多く含まないものを採用することを主たる特徴としている。この実施形態に係る亀裂補修方法が対象とする「亀裂」は、疲労亀裂に代表される「貫通亀裂」であるが、この「貫通亀裂」に限定されない。
そこで、まず、図2に示すように、亀裂Waが生じている既設鋼構造物の構造物鋼材Wの化学組成を調べる(組成認識工程S1)。この化学組成の分析には、構造物鋼材Wから採取した分析用試料についてJISに規定された分析方法で行う製品分析法を採用し得るほか、鉄鋼製造業者や鉄鋼使用者等において開発されて公知となった適切な鋼の分析方法で行う独自の分析法を採用し得るが、これらの分析法に限定されない。
なお、既設鋼構造物の構造物鋼材Wの化学組成が既知である場合には、この組成認識工程S1は省略することができる。
次に、組成認識工程S1において、亀裂Waが生じている構造物鋼材Wが、多くの炭素、硫黄、リンを含んでいる旧構造物鋼材であると認識した場合には、この構造物鋼材Wと同じ化学組成で製作した試験鋼材としての経年模擬試験体W1(或いは構造物鋼材Wから採取した分析用試料)に対して、補修用レーザ溶接装置1により任意のフィラーワイヤFW1を所定量添加しつつ試験補修用レーザ溶接を行う(試験施工工程S2)。
ここで、フィラーワイヤFW1には、脱酸元素として主にSiやMnが添加されていると共に、強度,靭性及び耐食性を高めるためにMoやCrやNiやV等が添加されており、任意のフィラーワイヤFW1とは化学組成が認識されたものを指し、所定量の添加とは後続の工程の基準となる添加量である。
続いて、試験施工工程S2で用いたフィラーワイヤFW1の化学組成及び溶接部におけるフィラーワイヤFW1の添加量(溶融したフィラーワイヤFW1が占める割合)に起因する溶接欠陥の発生の可能性を指標に基づいて把握する(溶加材評価工程S3)。
具体的には、図3に示すように、経年模擬試験体W1の溶接部断面において、経年模擬試験体W1の溶接溶融部W1bの断面積をA、亀裂を模した間隙W1aにまで溶け込んだフィラーワイヤFW1の断面積をBとして、経年模擬試験体W1の溶接溶融部W1bが溶接部全体に対して占める母材比率(%)をA/(A+B)から求め、一方、所定量添加されて溶融したフィラーワイヤFW1が溶接部全体に対して占めるワイヤ比率(%)をB/(A+B)から求める。
そして、経年模擬試験体W1の溶接溶融部W1b及びフィラーワイヤFW1の各比率に基づいて、既に化学組成が割り出されている溶接部の元素(C,S,P,Si,Ni,Mn,Cr,Mo,V)の各濃度(mass%)をそれぞれ算出し、次式の指標からHCS値を得る。
Figure 0006741198
なお、HCS値を得るHCS指標は、(社)溶接学会編:溶接・接合便覧,丸善(株),p.830,(2003)に記載されている。
ここで、図4にも示すように、二通りの経年模擬試験体We1,We2にフィラーワイヤFW1を添加せずに溶接を行った場合と、フィラーワイヤFW1を添加して溶接を行った場合とを比較すると、フィラーワイヤFW1を添加したときの方がHCS値は小さくなって、溶接欠陥率の改善が成されることが判る。
このHCS値は、「4」を下回ると高温割れが発生する危険性が減ることが知られており、この溶加材評価工程S3では、HCS値「4」を基準として、試験施工工程S2で用いたフィラーワイヤFW1の化学組成及びフィラーワイヤFW1の添加量に起因する溶接欠陥の発生の可能性を把握する。
次いで、溶加材評価工程S3で把握した評価結果に基づいて、既設鋼構造物の構造物鋼材Wに対する補修用レーザ溶接で用いる補修用のフィラーワイヤFW及び添加量を決定する(溶加材仕様決定工程S4)。
この実施形態において、この溶加材仕様決定工程S4では、HCS値を「4」に近づける乃至は「4」よりも小さくするために、試験施工工程S2で用いた任意のフィラーワイヤFW1とは化学組成が異なるもの(例えば、より炭素が少ないもの)を補修用のフィラーワイヤFWとして採用し、その添加量を試験施工工程S2と同じに決定する。
この際、補修用としてのフィラーワイヤFWには、化学組成を調整して製作したものを用いることができるほか、要求に合った化学組成の市販のフィラーワイヤFWを使用してもよい。
なお、この溶加材仕様決定工程S4において、試験施工工程S2で用いた任意のフィラーワイヤFW1と同じ化学組成のものを補修用のフィラーワイヤFWとして採用して、その添加量を試験施工工程S2とは異なる量に変更したり、試験施工工程S2で用いた任意のフィラーワイヤFW1とは化学組成が異なるものを補修用のフィラーワイヤFWとして採用して、その添加量も試験施工工程S2とは異なる量に変更したりすることができる。
そして、図5に示すように、構造物鋼材Wに生じた亀裂Waの部分に対して、溶加材仕様決定工程S4で決めた補修用のフィラーワイヤFWを決めた添加量でワイヤホルダ12を介して送給しつつ、レーザヘッド4からレーザ光Lを照射して矢印方向に溶融補修を行うと(補修用溶接工程S5)、図6に示すように、補修用のフィラーワイヤFWが決めた量だけ溶け込んだ溶接部Wbにより、溶接欠陥(高温割れ)が生じることなく仮想線で示す亀裂Waの補修が成されることとなる。
このように、この実施形態に係る既設鋼構造物の亀裂補修方法では、補修箇所に送り込むフィラーワイヤFWとしてHCS値が小さくなるものを採用して溶融補修する(或いはフィラーワイヤFWの添加量を多くして溶融補修する)ようにしているので、既設鋼構造物の重量増加を招いたり煩雑な作業を伴ったりすることがないのは言うまでもなく、溶接欠陥をも生じさせることなく亀裂Waをなくすことができる。
また、この実施形態に係る既設鋼構造物の亀裂補修方法では、補修用溶接としてレーザ溶接を採用しているので、溶融補修に際して構造物鋼材Wの溶融量を極力抑え得ることとなり、その結果、溶接欠陥が発生するリスクを減らすことができると共に、旧構造物鋼材から生じる炭素、硫黄、リンを少なく抑え得ることとなる。
さらに、この実施形態に係る既設鋼構造物の亀裂補修方法では、既設鋼構造物の構造物鋼材Wの化学組成を調べる組成認識工程S1を含んでいるので、化学組成が判らない構造物鋼材Wの亀裂補修にも迅速に対応し得ることとなる。
さらにまた、この実施形態に係る既設鋼構造物の亀裂補修方法では、溶加材仕様決定工程S4において、複数通りのパターンで補修用のフィラーワイヤFW及びその添加量を決定し得るので、補修現場に対応した補修を行い得ることとなる。
この実施形態では、多くの炭素、硫黄、リンを含む旧構造物鋼材に生じた亀裂Waの補修に本発明の既設鋼構造物の亀裂補修方法を採用した場合を示したが、これに限定されるものではなく、低炭素で且つ硫黄、リンを含む構造物鋼材に生じた亀裂の補修に採用してもよい。
また、この実施形態では、補修用溶接としてレーザ溶接を採用した場合を例に挙げて説明したが、これに限定されるものではなく、補修用溶接として、アーク溶接やレーザアークハイブリッド溶接を採用してもよい。
さらに、この実施形態では、溶加材を評価する指標としてHCS値を採用した場合を示したが、これに限定されるものではない。
さらにまた、この実施形態では、溶加材としてフィラーワイヤFWを用いた場合を示したが、これに限定されるものではなく、溶加材として溶接棒を用いてもよい。
本発明に係る既設鋼構造物の亀裂補修方法の構成は、上記した実施形態に限られるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形可能である。
FW,FW1 フィラーワイヤ(溶加材)
L レーザ光
W 構造物鋼材
W1 経年模擬試験体(試験鋼材)
Wa 亀裂
Wb 溶接部

Claims (4)

  1. 既設鋼構造物の構造物鋼材に生じた亀裂を補修する亀裂補修方法であって、
    化学組成が認識された前記既設鋼構造物の前記構造物鋼材から採取した試験鋼材又は該構造物鋼材と同じ化学組成の試験鋼材に対して溶加材を用いた試験補修用溶接を行う試験施工工程と、
    前記試験施工工程で用いた前記溶加材の化学組成及び溶接部における前記溶加材の添加量に起因する溶接欠陥の発生の危険性を指標に基づいて把握する溶加材評価工程と、
    前記溶加材評価工程で把握した評価結果に基づいて前記既設鋼構造物の前記構造物鋼材に対する補修用溶接で用いる補修用溶加材及び該補修用溶加材の添加量を決定する溶加材仕様決定工程と、
    前記既設鋼構造物の前記構造物鋼材に生じた前記亀裂の部分に対して、前記溶加材仕様決定工程で決めた前記補修用溶加材を決めた添加量で送給しつつ前記補修用溶接を行う補修用溶接工程を経る既設鋼構造物の亀裂補修方法。
  2. 前記試験補修用溶接及び前記補修用溶接がいずれもレーザ溶接である請求項1に記載の既設鋼構造物の亀裂補修方法。
  3. 前記既設鋼構造物の前記構造物鋼材の化学組成を調べる組成認識工程を含む請求項1又は2に記載の既設鋼構造物の亀裂補修方法。
  4. 前記溶加材仕様決定工程では、前記試験施工工程で用いた前記溶加材とは化学組成が異なるものを補修用溶加材として採用するか、前記試験施工工程で用いた前記溶加材と同じものを前記試験施工工程とは異なる量で添加するか、前記試験施工工程で用いた前記溶加材とは化学組成が異なる前記補修用溶加材を前記試験施工工程とは異なる量で添加するかのいずれかを決定する請求項1〜3のいずれか一つの項に記載の既設鋼構造物の亀裂補修方法。
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