JP6740879B2 - 流体中における構造体の簡易運動解析方法、装置、及びプログラム - Google Patents

流体中における構造体の簡易運動解析方法、装置、及びプログラム Download PDF

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本発明は、流体中における構造体の簡易運動解析方法、装置、及びプログラムに関する。
従来、流体中の媒体の運動解析方法として、特許文献1、2、及び非特許文献1に開示された方法がある。これらの方法は、図3に示すように、任意形状の構造体50を球52の集合体としてモデル化する方法であり、各球52について並進および回転の運動方程式を数値解析によって解くことにより、構造体50の運動をシミュレートする。
並進の運動方程式は下記(1)式で与えられ、回転の運動方程式は下記(2)式で与えられる。
・・・(1)
・・・(2)
ここで、mは球の質量、rは球iの位置ベクトル、F ijは引っ張り復元力、fijは摩擦力、F は粘性力、F ikは球同士の流体力学的相互作用力、F ilは壁面反発力、aは球の半径、θは球iの配向ベクトル、T ijは曲げトルク、T ijはねじりトルク、nijは球iから球jへ向かう単位方向ベクトル、T は粘性トルクである。
また、上記(1)、(2)式に加えて、結合した球同士がすべることなく運動するための拘束条件(すべり無し条件)を下記(3)式によって与える。
・・・(3)
ここで、vは球x(xはiまたはj)の速度ベクトル、ωは球x(xはiまたはj)の角速度ベクトル、njiは球jから球iへ向かう単位方向ベクトルである。
また、上記(1)式のF ij、F は下記(4)、(5)式により算出される。
・・・(4)
・・・(5)
ここで、Eは弾性係数、rは図4(a)に示すように、球iの中心と球jの中心を結ぶ線の長さである結合長、rは初期結合長、ηは流体の粘度、V(r)は位置ベクトルrで表される位置における流体の速度ベクトルである。
また、上記(2)式の、T ij、T ij、T は下記(6)〜(8)式により算出される。
・・・(6)
ここで、n ijは、nijに垂直な単位ベクトルである。
・・・(7)
ここで、Gはせん断弾性係数である。
・・・(8)
ここで、θは図4(b)に示すように、球iと球jとの結合角の変位、θは図4(c)に示すように、球iと球jとのねじり角の変位、Ω(r)は位置ベクトルrで表される位置における流体の渦度ベクトルである。
特開2000−322407号公報 特許平11−25069号公報 S. Yamamoto, T. Matsuoka, "A method for dynamic simulation of rigid and flexible fibers in a flow field", J. Chem. Phys. 98, 644 (1993)
しかしながら、上記従来技術では、並進の運動方程式である上記(1)式、回転の運動方程式である上記(2)式の両方を解く必要があり、計算時間が増大する、という問題があった。
本発明は上記事情に鑑み成されたものであり、本発明の目的は、複数の球の集合体としてモデル化した構造体の流体中の挙動を、並進及び回転の2つの運動方程式を解くことで解析する場合と比較して、計算時間を低減させることができる流体中における構造体の簡易運動解析方法、装置、及びプログラムを提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明の流体中における構造体の簡易運動解析方法は、流体中に含まれる構造体を、連結した複数の球の集合体としてモデル化するステップと、前記球の回転角速度を算出するステップと、前記回転角速度に基づいて、流体から前記球に働く粘性トルクを算出するステップと、前記粘性トルクを等価な第1の力に変換するステップと、前記球の相対位置関係に基づいて曲げトルクを算出するステップと、前記曲げトルクを等価な第2の力に変換するステップと、前記第1の力、前記第2の力、並びに、前記第1の力及び前記第2の力と異なる第3の力を含む並進の運動方程式を解くことにより、前記構造体の挙動を解析するステップと、をコンピュータが実行する
なお、請求項2に記載したように、前記球の回転角速度を算出するステップは、連結された2個の球の相対位置および前記球の速度に基づいて算出するようにしてもよい。
また、請求項3に記載したように、前記球の回転角速度を算出するステップは、連結された2個の球の間に設定した仮想球の回転角速度を算出し、前記粘性トルクを算出するステップは、前記仮想球の位置における渦度ベクトルを算出し、算出した前記渦度ベクトル及び前記仮想球の回転角速度に基づいて、前記粘性トルクを算出するようにしてもよい。
請求項4記載の発明の流体中における構造体の簡易運動解析装置は、流体中に含まれる構造体を、連結した複数の球の集合体としてモデル化するモデル化部と、前記球の回転角速度を算出する回転角速度算出部と、前記回転角速度に基づいて流体から前記球に働く粘性トルクを算出する粘性トルク算出部と、前記粘性トルクを等価な第1の力に変換する粘性トルク変換部と、前記球の相対位置関係に基づいて曲げトルクを算出する曲げトルク算出部と、前記曲げトルクを等価な第2の力に変換する曲げトルク変換部と、前記第1の力、前記第2の力、並びに、前記第1の力及び前記第2の力と異なる第3の力を含む並進の運動方程式を解くことにより、前記構造体の挙動を解析する解析部と、を含む。
請求項5記載の発明の流体中における構造体の簡易運動解析プログラムは、コンピュータに、請求項1〜3の何れか1項に記載の流体中における構造体の簡易運動解析方法の各ステップを実行させるための流体中における構造体の簡易運動解析プログラムである。
本発明によれば、複数の球の集合体としてモデル化した構造体の流体中の挙動を、並進及び回転の2つの運動方程式を解くことで解析する場合と比較して、計算時間を低減させることができる。
簡易運動解析装置の構成を示すブロック図である。 簡易運動解析処理ルーチンのフローチャートである。 構造体のモデル化について説明するための図である。 並進及び運動の方程式のパラメータについて説明するための図である。 回転角速度の算出について説明するための図である。 粘性トルクの変換について説明するための図である。 曲げトルクの算出について説明するための図である。 曲げトルクの算出について説明するための図である。 曲げトルクの変換について説明するための図である。 実施例に係る構造体について説明するための図である。 実施例に係る繊維の回転周期に関する、従来技術と本発明との誤差について説明するための図である。 実施例に係る従来技術と本発明の計算時間の高速化割合について説明するための図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。
<本発明の概要>
まず、本発明の概要について説明する。
本実施形態では、前述したように、図3に示すように任意形状の構造体50を球52の集合体としてモデル化する。そして、各球52について、前述した回転の運動方程式である上記(2)式は解かずに、下記(9)式の並進の運動方程式のみを解くことによって構造体50の挙動を解析する。
・・・(9)
上記(9)式の右辺第5項のF ijは、前述した回転の運動方程式である上記(2)式の曲げトルクT ijを等価な力(第2の力)に変換したものである。また、上記(9)式の右辺第6項のFh_torque ijは、前述した回転の運動方程式である上記(2)式の粘性トルクT を等価な力(第1の力)に変換したものである。なお、本実施形態では、第3の力として、球の引っ張り復元力F ij、球の粘性力F 、壁面反発力F il、及び流体力学的相互作用力F ikの全てを含む場合について説明するが、これに限らず、第3の力は、球の引っ張り復元力F ij、球の粘性力F 、壁面反発力F il、及び流体力学的相互作用力F ikの少なくとも1つを含むようにしてもよい。
なお、曲げトルクT ijの等価な力F ij、粘性トルクT の等価な力Fh_torque ijに摩擦力の影響が含まれるため、上記(2)式の摩擦力fijの算出が不要となる。
<本発明の実施の形態に係る簡易運動解析装置の構成>
本発明の実施の形態に係る簡易運動解析装置の構成について説明する。図1に示すように、本実施の形態に係る簡易運動解析装置10は、CPUと、RAMと、後述する発話文抽出処理ルーチンを実行するためのプログラムや各種データを記憶したROMと、を含むコンピュータで構成することが出来る。この簡易運動解析装置10は、機能的には図1に示すように、モデル化部12と、引っ張り復元力算出部14、粘性力算出部16、回転角速度算出部18と、粘性トルク算出部20と、粘性トルク変換部22と、曲げトルク算出部24と、曲げトルク変換部26と、壁面反発力算出部28と、流体力学的相互作用力算出部30と、解析部32と、を含んで構成されている。
モデル化部12は、流体中に含まれる構造体を、連結した複数の球の集合体としてモデル化する。例えば解析対象が前述した図3に示すような構造体50であった場合、構造体50を複数の球52の集合体としてモデル化する。
引っ張り復元力算出部14は、引っ張り復元力F ijを算出する。
粘性力算出部16は、粘性力F を算出する。
回転角速度算出部18は、球の回転角速度を算出する。具体的には、図5に示すように、結合した2つの球i,jの中心を結ぶ線分の中心部に破線で示す仮想球Imが存在すると仮定し、現時刻における仮想球Imの回転角速度ωImを下記(10)式により近似する。
・・・(10)
ここで、rijは、球iから球jへ向かう方向ベクトルである。
粘性トルク算出部20は、回転角速度算出部18が算出した回転角速度に基づいて流体から球に働く粘性トルクを算出する。具体的には、まず仮想球Imの位置における流体の渦度ベクトルΩ(rIm)を算出する。渦度ベクトルの求め方は任意であり、例えば球iの渦度ベクトルΩ(r)および球jの渦度ベクトルΩ(r)の平均値を渦度ベクトルΩ(rIm)としてもよい。
そして、算出した渦度ベクトルΩ(rIm)と上記(10)式で算出した球Imの回転角速度を用いて、上記(8)式により球Imの粘性トルクT Imを算出する。
粘性トルク変換部22は、粘性トルク算出部20が算出した粘性トルクを等価な第1の力に変換する。
まず、仮想球Imにおける粘性トルク粘性トルクT Imは、両隣の球i,jに対して、等価な力を与えると仮定する。すなわち、図6に示すように、球i,jに対して、粘性トルク粘性トルクT Imに相当する力Fh_torque ij、Fh_torque jiを下記(11)式によって算出する。
・・・(11)
なお、仮想球Imの回転角速度を近似する場合に限らず、球i、jの回転角速度を近似するようにしてもよい。また、上述の説明において、仮想球Imの存在を仮定したが、必ずしも球を想定する必要はなく、連結された2つの球の中心間距離と等しい長さを有する円柱などの他の形状の存在を仮定してもよい。
曲げトルク算出部24は、球の相対位置関係に基づいて曲げトルクを算出する。具体的には、図7に示すように、3個の連結した球i,j,kの相対位置関係に基づいて、3個の球i,j,kがなす曲率半径ρを下記(12)式により算出する。
・・・(12)
ここで、φは、図7に示すように、球iの中心と球jの中心を結ぶ線と、球jの中心と球kの中心を結ぶ線が成す角度である。
そして、上記(12)式により算出した曲率半径ρを用いて、図8に示すように、球iおよびkに働く曲げトルクT ij、T kjを下記(13)式により算出する。
・・・(13)
ここで、Iは断面2次モーメントである。
曲げトルク変換部26は、曲げトルク算出部24により算出された曲げトルクを等価な第2の力に変換する。
球iとjを考えた場合、図9に示すように、球iは、曲げトルクT ijによって球jから下記(14)式で表される力F ijを受ける。
・・・(14)
ここで、作用反作用の法則から、球jは球iから下記(15)式で表される力F jiを受ける。
・・・(15)
図9に示すように、球jと球kについても同様である。
壁面反発力算出部28は、壁面反発力F ilを算出する。
流体力学的相互作用力算出部30は、流体力学的相互作用力F ikを算出する。
解析部32は、粘性トルクの等価な力、曲げトルクの等価な力、球の引っ張り復元力、球の粘性力、壁面反発力、及び流体力学的相互作用力を含む並進の運動方程式、すなわち上記(9)式を解くことにより、構造体50の挙動、例えば球の位置、変形、及び配向の少なくとも1つを解析する。
<本発明の実施形態に係る簡易運動解析装置の作用>
次に、本発明の実施形態に係る簡易運動解析装置10の作用について説明する。簡易運動解析装置10は、簡易運動解析処理の実行が指示されると、図2に示す簡易運動解析処理ルーチンを実行する。
まず、ステップS100では、流体中に含まれる構造体を、連結した複数の球の集合体としてモデル化する。
ステップS102では、粘性力を算出する。
ステップS104では、引っ張り復元力を算出する。
ステップS106では、球の回転角速度を算出する。
ステップS108では、ステップS106で算出した回転角速度に基づいて流体から球に働く粘性トルクを算出する。
ステップS110では、ステップS108で算出した粘性トルクを等価な第1の力に変換する。
ステップS112では、球の相対位置関係に基づいて曲げトルクを算出する。
ステップS114では、ステップS112で算出された曲げトルクを等価な第2の力に変換する。
ステップS116では、壁面反発力を算出する。
ステップS118では、流体力学的相互作用力を算出する。
ステップS120では、並進の運動方程式である上記(9)式を解くことにより、構造体50の挙動、例えば球の位置、変形、及び配向の少なくとも1つを解析する。
なお、ステップS102〜S120は、各球について実行される。従って、ステップS104〜S110の処理は、結合する2個の球の組み合わせの全てに対して実行され、ステップS112〜S114の処理は、結合する3個の球の組み合わせの全てに対して行われる。
このように、本実施形態では、並進の運動方程式のみを解くため、上記(2)、(3)式の計算を省略することができ、上記(1)式の摩擦力fijの算出も不要となる。従って、計算用のメモリ容量及び計算量を低減することができる。
<実施例>
次に、本発明の実施例について説明する。
まず、図10に示すように、長さL[μm]の繊維を、半径a=5[μm]の球の連結体としてモデル化した。このとき、繊維のアスペクト比rは、r=L/2aである。また、1本の繊維を構成する球の個数Nは、N=L/2aである。この繊維の中心座標を(x,y,z)=(0,0,0)とし、時刻t=0においてx軸に平行に配向しているものとする。そして、この繊維に対して、

なる単純せん断流動場を与える。ただし、u,v,wはそれぞれx,y,z方向の流速である。流動場の粘度はη=100[Pa・s]、せん断速度は

とする。ただし、壁面反発力及び流体力学的相互作用力の算出は省略する。
はじめに、繊維の引張弾性率をE=70[GPa]とし、アスペクト比rを変化させた場合の繊維の回転挙動を計算した。本計算条件下において、繊維の曲げ変形は小さく、剛体回転挙動を示した。
図11には、繊維の回転周期に関する、従来技術と本発明との誤差を示した。さらに、計算時間の高速化割合を図12に示した。ただし、高速化割合とは、(従来技術を用いた場合の計算時間)÷(本発明を用いた場合の計算時間)で与えられる。また、ここでいう従来技術とは、並進及び回転の運動方程式を両方解くことで構造体の挙動を解析する技術である。
図11より、本発明を用いた場合、従来技術との誤差は6%以下である。さらに、アスペクト比rが増加するに伴って誤差は低下していることがわかる。また、図12より、アスペクト比rの増加に比例して計算高速化割合が上昇しており、アスペクト比100においては10倍以上の高速化割合が得られている。
以上より、従来技術と同等の精度を維持しつつ、大幅な高速化が達成できていることが判った。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲内で様々な変形や応用が可能である。
また、本願明細書中において、プログラムが予めインストールされている実施形態として説明したが、当該プログラムを、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して提供することも可能であるし、ネットワークを介して提供することも可能である。
10 簡易運動解析装置
12 モデル化部
14 復元力算出部
16 粘性力算出部
18 回転角速度算出部
20 粘性トルク算出部
22 粘性トルク変換部
24 トルク算出部
26 トルク変換部
28 壁面反発力算出部
30 流体力学的相互作用力算出部
32 解析部
50 構造体
52 球

Claims (5)

  1. 流体中に含まれる構造体を、連結した複数の球の集合体としてモデル化するステップと、
    前記球の回転角速度を算出するステップと、
    前記回転角速度に基づいて、流体から前記球に働く粘性トルクを算出するステップと、
    前記粘性トルクを等価な第1の力に変換するステップと、
    前記球の相対位置関係に基づいて曲げトルクを算出するステップと、
    前記曲げトルクを等価な第2の力に変換するステップと、
    前記第1の力、前記第2の力、並びに、前記第1の力及び前記第2の力と異なる第3の力を含む並進の運動方程式を解くことにより、前記構造体の挙動を解析するステップと、
    コンピュータが実行する流体中における構造体の簡易運動解析方法。
  2. 前記球の回転角速度を算出するステップは、連結された2個の球の相対位置および前記球の速度に基づいて算出する
    請求項1記載の流体中における構造体の簡易運動解析方法。
  3. 前記球の回転角速度を算出するステップは、連結された2個の球の間に設定した仮想球の回転角速度を算出し、
    前記粘性トルクを算出するステップは、前記仮想球の位置における渦度ベクトルを算出し、算出した前記渦度ベクトル及び前記仮想球の回転角速度に基づいて、前記粘性トルクを算出する
    請求項2記載の流体中における構造体の簡易運動解析方法。
  4. 流体中に含まれる構造体を、連結した複数の球の集合体としてモデル化するモデル化部と、
    前記球の回転角速度を算出する回転角速度算出部と、
    前記回転角速度に基づいて流体から前記球に働く粘性トルクを算出する粘性トルク算出部と、
    前記粘性トルクを等価な第1の力に変換する粘性トルク変換部と、
    前記球の相対位置関係に基づいて曲げトルクを算出する曲げトルク算出部と、
    前記曲げトルクを等価な第2の力に変換する曲げトルク変換部と、
    前記第1の力、前記第2の力、並びに、前記第1の力及び前記第2の力と異なる第3の力を含む並進の運動方程式を解くことにより、前記構造体の挙動を解析する解析部と、
    を含む流体中における構造体の簡易運動解析装置。
  5. コンピュータに、請求項1〜3の何れか1項に記載の流体中における構造体の簡易運動解析方法の各ステップを実行させるための流体中における構造体の簡易運動解析プログラム。
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