JP6739634B2 - アップリンク制御チャネルを決定するための方法およびデバイス - Google Patents

アップリンク制御チャネルを決定するための方法およびデバイス Download PDF

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Description

本開示の実施形態は、一般に、通信の分野に関し、より詳細には、アップリンク(UL)制御チャネルを決定するための方法およびデバイスに関する。
通信技術の発展に伴って、複数のタイプのサービスまたはトラフィック、たとえば、強化型モバイルブロードバンド(eMBB)、大規模マシン型通信(mMTC)、および超高信頼性低レイテンシ通信(URLLC)が提唱されている。これらのサービスは、異なるサービス品質(QoS)、たとえば、遅延、データ転送速度、パケットロス率、その他を必要とする。
一般に、URLLCは、低遅延および/または高信頼性を必要とし、しかし、通常、非常に低いデータ転送速度および起こり得るまばらなデータ送信もまた有する。mMTCは、概して長いバッテリ寿命を必要とするが、多くの場合に小さなとびとびのパケットと組み合わされる、低遅延または高データ転送速度を必要としない。eMBBに関しては、一般に、高データ転送速度を必要とする。eMBBについての遅延は厳密であり得るが、概してURLLCにおけるほど厳密ではない。
トランスポートネットワークおよび無線アクセスネットワーク(RAN)を含む全送信パスにおけるパケットロスを回避するために、従来の再送信機能は、伝送制御プロトコル(TCP)、パケットデータ収束プロトコル(PDCP)、および無線リンク制御(RLC)における自動再送要求(ARQ)、ならびにメディアアクセス制御(MAC)におけるハイブリッド自動再送要求(HARQ)を回避するように、複数のレイヤで使用されている。異なるサービスのために、QoS要件に従って、言及したレイヤの異なる設定が存在する。eMBBの場合、データはそれほど遅延センシティブではないが、データ転送速度は可能な限り高くすべきであり、パケットロスは回避されるべきである。したがって、パケットロスを回避するために、すべてのレイヤのデータ再送信が適用されることになる。リアルタイムのビデオトラフィックの場合、TCP再送信は、遅延バジェットのために適用可能でないことがあり、データ再送信の堅牢性は、RLCおよびMACなどのRAN再送信機能に頼っている。URLLCの場合、TCP、PDCP、およびRLCの再送信は、極めて小さな遅延バジェットのために適用可能でないことがあり、データ送信の堅牢性は、主に、最初の送信およびHARQ再送信の強化に頼っている。
URLLCは、ファクトリーオートメーション用に使用されることがある。ターゲットパケットロス率は比較的低く、たとえば、10^−6〜10^−9である。ARQプロトコルは、遅延バジェット制限のために、そのようなケースでは適用可能でないことがある。パケットロス率は、主に、MACレイヤにおける残留送信誤りによって判定される。実際のところ、HARQの残留誤りは、データ復号誤りだけでなく、アップリンク制御チャネル復号誤りにもまた依存する。たとえば、否定応答(NACK)対肯定応答(ACK)誤りは、残留MAC誤りに明らかな影響を及ぼす。0.1%のNACK対ACK誤り率を有するアップリンク制御チャネルは、URLLCトラフィックのための低率のパケットロス率を満たすことはできない。
一般に、本開示の実施形態は、アップリンク制御チャネルの堅牢性を強化するための解決策を提供する。
第1の態様において、デバイスにおいて実装される方法が提供される。デバイスは、ネットワークデバイスと端末デバイスとの間のトラフィックについての情報に基づいて、候補UL制御チャネルカテゴリから、ターゲットUL制御チャネルカテゴリを選択する。候補UL制御チャネルカテゴリは、少なくとも、高い要件のトラフィックのための第1のUL制御チャネルカテゴリ、および低い要件のトラフィックのための第2のUL制御チャネルカテゴリを含む。次いで、デバイスは、端末デバイスのために、ターゲットUL制御チャネルカテゴリからUL制御チャネルを決定する。デバイスは、ネットワークデバイスであっても、または端末デバイスであってもよい。対応するコンピュータプログラムもまた提供される。
一実施形態において、ターゲットUL制御チャネルカテゴリを選択することは、トラフィックのタイプ、端末デバイスのタイプ、およびトラフィックのためのネットワークスライスのタイプのうちの1つまたは複数に基づいて、トラフィックが高い要件のトラフィックであるのか、それとも低い要件のトラフィックであるのかを判定することと、トラフィックが高い要件のトラフィックであると判定したことに応答して、ターゲットUL制御チャネルカテゴリとして第1のUL制御チャネルカテゴリを選択することと、トラフィックが低い要件のトラフィックであると判定したことに応答して、ターゲットUL制御チャネルカテゴリとして第2のUL制御チャネルカテゴリを選択することとを含むことができる。
一実施形態において、トラフィックが高い要件のトラフィックであるのか、それとも低い要件のトラフィックであるのかを判定することは、トラフィックのタイプが超高信頼性低レイテンシ通信(URLLC)であるかどうかを判定すること、端末デバイスのタイプがURLLCサービス用であるかどうかを判定すること、およびネットワークスライスのタイプがURLLCサービスのための無線アクセスネットワーク(RAN)スライスであるかどうかを判定することのうちの1つまたは複数を含むことができる。
一実施形態において、ターゲットUL制御チャネルカテゴリからUL制御チャネルを決定することは、トラフィックについての情報に基づいて、巡回冗長検査(CRC)の長さ、符号化率、符号化方式、コードブック、符号化シーケンスの繰り返し数、および割り当てられたリソースのサイズのうちの1つまたは複数を含む、トラフィックの送信特徴を判定することと、送信特徴に基づいて、ターゲットUL制御チャネルカテゴリからUL制御チャネルを決定することとを含むことができる。
一実施形態において、候補UL制御チャネルカテゴリは、トラフィックのタイプ、端末デバイスのタイプ、ネットワークスライスのタイプ、巡回冗長検査(CRC)の長さ、符号化率、符号化方式、コードブック、符号化シーケンスの繰り返し数、および割り当てられたリソースのサイズのうちの1つまたは複数に従ってあらかじめ規定されていてよい。
一実施形態において、第1のUL制御チャネルカテゴリのUL制御チャネルは、URLLCサービス、URLLCサービス用の端末デバイスタイプ、URLLCサービスのための無線アクセスネットワーク(RAN)スライス、あらかじめ決められた閾値CRC長を超えるCRCシーケンス、あらかじめ決められた閾値率を超える符号化率、高性能符号化方式、あらかじめ決められた閾値符号化長を超えるエンコーディングシーケンスを有するコードブック、あらかじめ決められた閾値数を超える符号化シーケンスの繰り返し数、およびあらかじめ決められた閾値サイズを超えて割り当てられることになるリソースのサイズのうちの1つまたは複数をサポートすることができる。
一実施形態において、デバイスは、ネットワークデバイスであってよく、方法は、決定されたUL制御チャネルについての情報を端末デバイスに送信することをさらに含むことができる。
第2の態様において、端末デバイスにおいて実装される方法が提供される。端末デバイスは、ネットワークデバイスから、UL制御チャネルについての情報を受信する。UL制御チャネルは、ターゲットUL制御チャネルカテゴリに属する。ターゲットUL制御チャネルカテゴリは、ネットワークデバイスと端末デバイスとの間のトラフィックについての情報に基づいて、候補UL制御チャネルカテゴリから選択される。候補UL制御チャネルカテゴリは、少なくとも、高い要件のトラフィックのための第1のUL制御チャネルカテゴリ、および低い要件のトラフィックのための第2のUL制御チャネルカテゴリを含む。次いで、端末デバイスは、ネットワークデバイスに、UL制御チャネル上でUL制御情報を送信する。対応するコンピュータプログラムもまた提供される。
一実施形態において、候補UL制御チャネルカテゴリは、トラフィックのタイプ、端末デバイスのタイプ、ネットワークスライスのタイプ、巡回冗長検査(CRC)の長さ、符号化率、符号化方式、コードブック、符号化シーケンスの繰り返し数、および割り当てられたリソースのサイズのうちの1つまたは複数に従ってあらかじめ規定されていてよい。
一実施形態において、第1のUL制御チャネルカテゴリのUL制御チャネルは、URLLCサービス、URLLCサービス用の端末デバイスタイプ、URLLCサービスのための無線アクセスネットワーク(RAN)スライス、あらかじめ決められた閾値CRC長を超えるCRCシーケンス、あらかじめ決められた閾値率を超える符号化率、高性能符号化方式、あらかじめ決められた閾値符号化長を超えるエンコーディングシーケンスを有するコードブック、あらかじめ決められた閾値数を超える符号化シーケンスの繰り返し数、およびあらかじめ決められた閾値サイズを超えて割り当てられることになるリソースのサイズのうちの1つまたは複数をサポートすることができる。
第3の態様において、デバイスにおいて実装される装置が提供される。装置は、選択ユニットと、決定ユニットとを含む。選択ユニットは、ネットワークデバイスと端末デバイスとの間のトラフィックについての情報に基づいて、候補UL制御チャネルカテゴリから、ターゲットUL制御チャネルカテゴリを選択するように設定される。候補UL制御チャネルカテゴリは、少なくとも、高い要件のトラフィックのための第1のUL制御チャネルカテゴリ、および低い要件のトラフィックのための第2のUL制御チャネルカテゴリを含む。決定ユニットは、端末デバイスのために、ターゲットUL制御チャネルカテゴリからUL制御チャネルを決定するように設定される。
第4の態様において、端末デバイスにおいて実装される装置が提供される。装置は、受信ユニットと、送信ユニットとを含む。受信ユニットは、ネットワークデバイスから、UL制御チャネルについての情報を受信するように設定される。UL制御チャネルは、ターゲットUL制御チャネルカテゴリに属する。ターゲットUL制御チャネルカテゴリは、ネットワークデバイスと端末デバイスとの間のトラフィックについての情報に基づいて、候補UL制御チャネルカテゴリから選択される。候補UL制御チャネルカテゴリは、少なくとも、高い要件のトラフィックのための第1のUL制御チャネルカテゴリ、および低い要件のトラフィックのための第2のUL制御チャネルカテゴリを含む。送信ユニットは、ネットワークデバイスに、UL制御チャネル上でUL制御情報を送信するように設定される。
第5の態様において、デバイスが提供される。デバイスは、プロセッサおよびメモリを含む。メモリは、プロセッサによって実行可能な命令を収容し、それによって、プロセッサは、本開示の第1の態様による方法をデバイスに実施させるようになされる。
第6の態様において、端末デバイスが提供される。端末デバイスは、プロセッサおよびメモリを含む。メモリは、プロセッサによって実行可能な命令を収容し、それによって、プロセッサは、本開示の第2の態様による方法を端末デバイスに実施させるようになされる。
本開示のさまざまな実施形態によれば、UL制御チャネルの復号誤りが誤り率要件と合致して、異なるトラフィックタイプのQoSを満たすことができる。このようにして、アップリンク制御チャネルの堅牢性が強化される。
本開示のさまざまな実施形態の上の、ならびに他の態様、特徴、および利点は、付属の図面を参照し、例として、以下の詳細の説明からさらに十分に明らかとなることになり、図面においては、同様の参照番号または参照文字が、同様のまたは等価のエレメントを指摘するために使用される。図面は、本開示の実施形態のよりよい理解を促進するために示され、必ずしも一定の縮尺で描かれているわけではない。
無線通信ネットワーク100の概略図である。 本開示の一実施形態に従ってUL制御チャネルを決定するための方法200の流れ図である。 本開示の一実施形態に従ってUL制御チャネルを決定するための方法300の流れ図である。 本開示の一実施形態に従って端末デバイスにおいて実施される方法400の流れ図である。 本開示の一実施形態に従った、異なるUL制御チャネルカテゴリについてのHARQ ACK/NACKエンコーディングの図である。 本開示の一実施形態に従ってデバイスにおいて実装される装置600のブロック図である。 本開示の一実施形態に従って端末デバイスにおいて実装される装置700のブロック図である。 本開示の実施形態を実装するときの使用に好適なデバイス800の簡略化したブロック図である。
これより数個の例示的な実施形態を参照して本開示を議論することにする。これらの実施形態は、本開示の範囲へのいかなる限定も示唆するのではなく、当業者が本開示をよりよく理解した上で実装するのを可能にする目的のためだけに議論されることを理解すべきである。
本明細書で使用されるとき、用語「無線通信ネットワーク」とは、LTEアドバンスト(LTE−A)、LTE、広帯域符号分割多重アクセス(WCDMA)、高速パケットアクセス(HSPA)、その他などの、任意の好適な通信標準にならうネットワークを指す。さらに、無線通信ネットワークにおける端末デバイスとネットワークデバイスとの間の通信は、限定はしないが、第1世代(1G)、第2世代(2G)、2.5G、2.75G、第3世代(3G)、第4世代(4G)、4.5G、将来の第5世代(5G)通信プロトコル、および/または、現在知られている、もしくは将来開発されることになる任意の他のプロトコルを含む、任意の好適な世代の通信プロトコルに従って実施されてよい。
用語「ネットワークデバイス」とは、端末デバイスがそこを介してネットワークにアクセスし、そこからサービスを受信する無線通信ネットワークにおけるデバイスを指す。ネットワークデバイスは、基地局(BS)、アクセスポイント(AP)、モバイル管理エンティティ(MME)、マルチセル/マルチキャスト協調エンティティ(MCE)、ゲートウェイ、サーバ、コントローラ、または無線通信ネットワークにおける任意の他の好適なデバイスを指す。BSは、たとえば、ノードB(NodeBまたはNB)、エボルブドNodeB(eNodeBまたはeNB)、リモート無線ユニット(RRU)、無線ヘッダ(RH)、リモート無線ヘッド(RRH)、中継器、フェムト、ピコなどの低電力ノード、その他であってよい。
ネットワークデバイスのさらなる例には、マルチ標準無線(MSR)BSなどのMSR無線機器、無線ネットワークコントローラ(RNC)もしくは基地局コントローラ(BSC)などのネットワークコントローラ、基地局トランシーバ(BTS)、送信ポイント、送信ノード、マルチセル/マルチキャスト協調エンティティ(MCE)、コアネットワークノード(たとえば、MSC、MME)、O&Mノード、OSSノード、SONノード、位置決めノード(たとえば、E−SMLC)、および/またはMDTが含まれる。しかしながら、さらに一般的には、ネットワークデバイスは、端末デバイスが無線通信ネットワークにアクセスするのを可能にすること、および/もしくは端末デバイスに無線ネットワークへのアクセスを提供すること、または無線通信ネットワークにアクセスしている端末デバイスになんらかのサービスを提供することが、可能である、そうするように設定された、配置された、および/またはそうするように動作可能な、任意の好適なデバイス(またはデバイスのグループ)に相当してよい。
用語「端末デバイス」とは、無線通信ネットワークにアクセスし、そこからサービスを受信することができる、任意のエンドデバイスを指す。限定ではなく例として、端末デバイスは、モバイル端末、UE、または他の好適なデバイスを指す。UEは、たとえば、サブスクライバステーション(SS)、ポータブルサブスクライバステーション、モバイルステーション(MS)、またはアクセス端末(AT)であってよい。端末デバイスには、限定はしないが、ポータブルコンピュータ、デジタルカメラなどの画像取り込み端末デバイス、ゲーミング端末デバイス、音楽ストレージおよびプレイバック電化製品、モバイル電話、セルラ電話、スマートフォン、タブレット、ウェアラブルデバイス、携帯情報端末(PDA)、車両、その他が含まれてもよい。
端末デバイスは、たとえば、サイドリンク通信のための3GPP標準を実装することによって、デバイスツーデバイス(D2D)通信をサポートすることができ、このケースでは、D2D通信デバイスと呼ばれることがある。
さらなる別の具体的な例として、モノのインターネット(IOT)シナリオにおいて、端末デバイスは、モニタリングおよび/または測定を実施し、そのようなモニタリングおよび/または測定の結果を別の端末デバイスおよび/またはネットワーク機器に送信する、マシンまたは他のデバイスに相当してもよい。このケースでは、端末デバイスは、3GPPコンテキストにおいてマシン型通信(MTC)デバイスと呼ばれることがあるマシンツーマシン(M2M)デバイスであってもよい。1つの特定の例として、端末デバイスは、3GPPの狭帯域モノのインターネット(NB−IoT)標準を実装するUEであってもよい。そのようなマシンまたはデバイスの特定の例は、センサ、電力計などの計量デバイス、工業機械、または家庭用もしくは個人用の電化製品、たとえば、冷蔵庫、テレビ、腕時計などの個人用ウェアラブル、その他である。他のシナリオにおいて、端末デバイスは、車両の運転ステータスもしくはその運転に関連付けられた他の機能についてのモニタリングおよび/または報告が可能な、車両または他の機器に相当してもよい。
本明細書で使用されるとき、用語「第1の」および「第2の」は、異なるエレメントを指す。単数形「a」および「an」は、別段コンテキストが明らかに指し示さない限り、複数形もまた含むことを意図している。用語「含む」、「有する」(「comprises」、「comprising」、「has」、「having」、「includes」、および/または「including」)は、本明細書で使用されるとき、記載された特徴、エレメント、および/またはコンポーネント、その他の存在を指定するが、1つもしくは複数の他の特徴、エレメント、コンポーネント、および/またはそれらの組合せの存在または追加を排除するものではない。用語「〜に基づく」(「based on」)は、「少なくとも部分的に基づく」と読まれるべきである。用語「一実施形態」(「one embodiment」、および「an embodiment」)は、「少なくとも1つの実施形態」と読まれるべきである。用語「別の実施形態」(「another embodiment」)は、「少なくとも1つの他の実施形態」と読まれるべきである。明示的および暗黙的な他の規定が以下に含まれることがある。
これより図面を参照して本開示のいくつかの例示的な実施形態を以下で説明することにする。最初に、無線通信ネットワーク100の概略図を示す図1を参照する。無線通信ネットワークにおいてネットワークデバイス101および端末デバイス102が例示されている。図1の例において、ネットワークデバイス101は、端末デバイス102にサービスを提供する。ネットワークデバイス101と端末デバイス102との間のトラフィックは、URLLCトラフィック、eMBBトラフィック、mMTCトラフィック、その他であってよい。
図1の設定は、本開示の範囲に関していかなる限定も示唆することなく、単に例示の目的のために説明されていることを理解されたい。当業者は、無線通信ネットワーク100が、任意の好適な数の端末デバイスおよび/またはネットワークデバイスを含むことができ、他の好適な設定を有してもよいことを認識するであろう。
従来、LTEにおいては、ACKミス誤りの誤り率は1%を下回るものとし、NACK対ACK復号誤りは0.1%を下回るものとする。ACKフラグは、「1」を使用して指し示され、NACKフラグは、「0」を使用して指し示される。LTEリリース13においては、HARQ A/N堅牢性の強化を得るために、32のコンポーネントキャリア(CC)を用いる大規模なキャリアアグリゲーションが導入され、8ビットCRCシーケンスによる物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)フォーマット4および5が指定された。
HARQ−ACKについてのチャネル符号化を以下で議論する。
以下は、サブフレームにおけるチャネル品質情報およびHARQ−ACK情報の同時送信のためのチャネル符号化方式について説明する。アップリンク送信のためにノーマルサイクリックプレフィックス(CP)が使用されるとき、チャネル品質情報は、3GPP TS 36.212におけるセクション5.2.3.3に従って、入力ビットシーケンス
Figure 0006739634
および出力ビットシーケンス
Figure 0006739634
で符号化され、ここで、B’=20である。HARQ−ACKビットは、サブフレームごとに1つのHARQ−ACKビットが報告されるケースでは、
Figure 0006739634
によって表され、または、サブフレームごとに2つのHARQ−ACKビットが報告されるケースでは、
Figure 0006739634
によって表される。各肯定応答(ACK)は、バイナリ「1」としてエンコードされ、各否定応答(NACK)は、バイナリ「0」としてエンコードされる。ノーマルCPの場合、このチャネル符号化ブロックの出力は、b,b,b,b,・・・,bB−1によって表され、ここで、
Figure 0006739634
である。
サブフレームごとに1つのHARQ−ACKビットが報告されるケースでは、
Figure 0006739634
およびB=(B’+1)であり、
サブフレームごとに2つのHARQ−ACKビットが報告されるケースでは、
Figure 0006739634
およびB=(B’+2)である。
アップリンク送信のために拡張CPが使用されるとき、チャネル品質情報およびHARQ−ACKビットは、一緒に符号化される。HARQ−ACKビットは、サブフレームごとに1つのHARQ−ACKビットが報告されるケースでは、
Figure 0006739634
によって表され、または、サブフレームごとに2つのHARQ−ACKビットが報告されるケースでは、
Figure 0006739634
によって表される。
しかしながら、URLLCトラフィックの場合のターゲットパケットロス率は比較的低く、たとえば、10^−6〜10^−9である。ARQプロトコルは、遅延バジェット制限のために、そのようなケースでは適用可能でないことがある。パケットロス率は、主に、MACレイヤにおける残留送信誤りによって判定される。実際のところ、HARQの残留誤りは、データ復号誤りだけでなく、アップリンク制御チャネル復号誤りにもまた依存する。たとえば、NACK対ACK誤りは、残留MAC誤りに明らかな影響を及ぼす。0.1%のNACK対ACK誤り率を有するアップリンク制御チャネルは、URLLCトラフィックのための低率のパケットロス率を満たすことはできない。
上の、および他の潜在的な問題を解決するために、本開示の実施形態は、ネットワークデバイスと端末デバイスとの間の異なるトラフィックに適応できるUL制御チャネルを決定するための解決策を提供する。本開示の実施形態に従って、ネットワークデバイスと端末デバイスとの間のトラフィックについての情報に基づいて、候補UL制御チャネルカテゴリから、ターゲットUL制御チャネルカテゴリが選択される。候補UL制御チャネルカテゴリは、少なくとも、高い要件のトラフィックのための第1のUL制御チャネルカテゴリ、および低い要件のトラフィックのための第2のUL制御チャネルカテゴリを含む。次いで、端末デバイスのために、ターゲットUL制御チャネルカテゴリからUL制御チャネルが決定される。このようにして、UL制御チャネルの復号誤りが残留MAC誤り率要件と合致して、異なるトラフィックタイプのQoSを満たすことができる。結果として、アップリンク制御チャネルの堅牢性が強化される。
図2は、本開示の一実施形態に従ってUL制御チャネルを決定するための方法200の流れ図を示す。方法200を用いて、従来のアプローチにおける上の、および他の潜在的な欠点を克服することができる。方法200は、BS、サーバ、コントローラ、もしくは他の好適なデバイスなどのネットワークデバイスによって実装されてもよいし、またはモバイル電話、タブレット、その他などの端末デバイスによって実装されてもよいことが、当業者によって認識されるであろう。ネットワークデバイスは、限定はしないが、たとえば、図1のネットワークデバイス101であってよい。端末デバイスは、限定はしないが、たとえば、図1の端末デバイス102であってよい。
方法200は、ネットワークデバイスと端末デバイスとの間、たとえば、ネットワークデバイス101と端末デバイス102との間のトラフィックについての情報に基づいて、候補UL制御チャネルカテゴリから、ターゲットUL制御チャネルカテゴリが選択される210で始まる。候補UL制御チャネルカテゴリは、少なくとも、高い要件のトラフィックのための第1のUL制御チャネルカテゴリ、および低い要件のトラフィックのための第2のUL制御チャネルカテゴリを含む。第1および第2のUL制御チャネルカテゴリは、候補UL制御チャネルカテゴリの単なる例であることを理解されたい。本開示の他の実施形態において、候補UL制御チャネルカテゴリは、たとえば、トラフィックの送信要件(たとえば、QoSレベル)に応じて、2つよりも多い候補UL制御チャネルカテゴリを含むことができる。たとえば、一実施形態において、3つの候補UL制御チャネルカテゴリが存在してもよい。第1の候補UL制御チャネルカテゴリは、高い要件のトラフィックのためであり、第2の候補UL制御チャネルカテゴリは、中程度の要件のトラフィックのためであり、第3の候補UL制御チャネルカテゴリは、低い要件のトラフィックのためである。
本開示の実施形態に従って、候補UL制御チャネルカテゴリは、多様なやり方であらかじめ規定されていてよい。いくつかの実施形態において、候補UL制御チャネルカテゴリは、トラフィックのタイプ、端末デバイスのタイプ、ネットワークスライスのタイプ、CRCの長さ、符号化率、符号化方式、コードブック、符号化シーケンスの繰り返し数、割り当てられたリソースのサイズ、および/またはその他のうちの1つもしくは複数に従ってあらかじめ規定されていてよい。
加えて、いくつかの実施形態において、候補UL制御チャネルカテゴリは、URLLCサービス、URLLCサービス用の端末デバイスタイプ、URLLCサービスのためのRANスライス、あらかじめ決められた閾値CRC長を超えるCRCシーケンス、あらかじめ決められた閾値率を超える符号化率、高性能符号化方式、あらかじめ決められた閾値符号化長を超えるエンコーディングシーケンスを有するコードブック、あらかじめ決められた閾値数を超える符号化シーケンスの繰り返し数、およびあらかじめ決められた閾値サイズを超えて割り当てられることになるリソースのサイズのうちの1つまたは複数を、第1のUL制御チャネルカテゴリのUL制御チャネルがサポートするように、あらかじめ規定されていてもよい。
言い換えれば、あるUL制御チャネルがURLLCサービスをサポートする場合、そのUL制御チャネルは、高い要件のトラフィックのための第1のUL制御チャネルカテゴリのチャネルとしてあらかじめ規定されていてよい。あるUL制御チャネルがURLLCサービス用の端末デバイスタイプ(「UEタイプ」ともまた呼ばれる)、たとえば、URLLCサービスをサポートするUEをサポートする場合、そのUL制御チャネルは、高い要件のトラフィックのための第1のUL制御チャネルカテゴリのチャネルとしてあらかじめ規定されていてよい。あるUL制御チャネルがURLLCサービスのためのRANスライスをサポートする場合、そのUL制御チャネルは、高い要件のトラフィックのための第1のUL制御チャネルカテゴリのチャネルとしてあらかじめ規定されていてよい。
いくつかの他の実施形態において、あるUL制御チャネルが長いCRCシーケンス、たとえば、あらかじめ決められた閾値CRC長を超えるCRCシーケンスをサポートする場合、そのUL制御チャネルは、高い要件のトラフィックのための第1のUL制御チャネルカテゴリのチャネルとしてあらかじめ規定されていてよい。あるUL制御チャネルが高い符号化率、たとえば、あらかじめ決められた閾値率を超える符号化率をサポートする場合、そのUL制御チャネルは、高い要件のトラフィックのための第1のUL制御チャネルカテゴリのチャネルとしてあらかじめ規定されていてよい。あるUL制御チャネルが高性能符号化方式をサポートする場合、そのUL制御チャネルは、高い要件のトラフィックのための第1のUL制御チャネルカテゴリのチャネルとしてあらかじめ規定されていてよい。あるUL制御チャネルが大きなコードブック、たとえば、あらかじめ決められた閾値符号化長を超えるエンコーディングシーケンスを有するコードブックをサポートする場合、そのUL制御チャネルは、高い要件のトラフィックのための第1のUL制御チャネルカテゴリのチャネルとしてあらかじめ規定されていてよい。あるUL制御チャネルが符号化シーケンスの大きな繰り返し数、たとえば、あらかじめ決められた閾値数を超える符号化シーケンスの繰り返し数をサポートする場合、そのUL制御チャネルは、高い要件のトラフィックのための第1のUL制御チャネルカテゴリのチャネルとしてあらかじめ規定されていてよい。あるUL制御チャネルがトラフィックのために割り当てられることになるリソースの大きなサイズ、たとえば、あらかじめ決められた閾値サイズを超えて割り当てられることになるリソースのサイズをサポートする場合、そのUL制御チャネルは、高い要件のトラフィックのための第1のUL制御チャネルカテゴリのチャネルとしてあらかじめ規定されていてよい。
上の実施形態は、限定ではなく、例のために例示されていることを理解されたい。当業者は、候補UL制御チャネルカテゴリをあらかじめ規定するための多くの他の好適なやり方を用いることができる。
本開示の実施形態に従って、ターゲットUL制御チャネルカテゴリは、数個のやり方で決定されてよい。いくつかの実施形態において、トラフィックのタイプ、端末デバイスのタイプ、およびトラフィックのためのネットワークスライスのタイプのうちの1つまたは複数に基づいて、トラフィックが高い要件のトラフィックであるのか、それとも低い要件のトラフィックであるのかを判定することができる。トラフィックが高い要件のトラフィックであると判定したことに応答して、ターゲットUL制御チャネルカテゴリとして第1のUL制御チャネルカテゴリを選択することができる。トラフィックが低い要件のトラフィックであると判定したことに応答して、ターゲットUL制御チャネルカテゴリとして第2のUL制御チャネルカテゴリを選択することができる。
いくつかの実施形態において、トラフィックが高い要件のトラフィックであるのか、それとも低い要件のトラフィックであるのかは、トラフィックのタイプがURLLCであるかどうかを判定することによって、端末デバイスのタイプがURLLCサービス用であるかどうかを判定することによって、および/または、ネットワークスライスのタイプがURLLCサービスのためのRANスライスであるかどうかを判定することによって、判定されてよい。
220で、端末デバイスのために、ターゲットUL制御チャネルカテゴリからUL制御チャネルが決定される。UL制御チャネルは、多様なやり方で決定されてよい。いくつかの実施形態において、UL制御チャネルは、ターゲットUL制御チャネルカテゴリからUL制御チャネルとしてランダムに決定されてもよい。
代替として、UL制御チャネルは、トラフィックについての情報、たとえば、QoSレベル、ビット誤り率、その他に従って決定されてもよい。トラフィックの送信特徴が、トラフィックについての情報に基づいて判定されてもよい。送信特徴は、巡回冗長検査(CRC)の長さ、符号化率、符号化方式、コードブック、符号化シーケンスの繰り返し数、割り当てられたリソースのサイズ、その他のうちの1つまたは複数を含むことができる。次いで、送信特徴に基づいて、ターゲットUL制御チャネルカテゴリからUL制御チャネルを決定することができる。
本開示の実施形態に従って、方法200は、ネットワークデバイスにおいて、または端末デバイスにおいて実装されてよい。いくつかの実施形態において、方法200がネットワークデバイスにおいて実施される場合、ネットワークデバイスは、230で、決定されたUL制御チャネルについての情報を端末デバイスに送信することができる。したがって、端末デバイスは、ネットワークデバイスにおいて決定されたUL制御チャネルを使用することによって、UL制御情報を送信することができる。
いくつかの代替実施形態において、方法200が端末デバイスにおいて実施される場合、端末デバイスは、端末デバイス自体で決定したUL制御チャネルを使用することによって、UL制御情報を送信することができる。オプションとして、端末デバイスは、必要であれば、ネットワークデバイスに、決定したUL制御チャネルについての情報を送信することができる。
上記を考慮すると、UL制御チャネルの復号誤りが誤り率要件と合致して、異なるトラフィックタイプのQoSを満たすことができる。このようにして、アップリンク制御チャネルの堅牢性が強化される。
これより本開示の一実施形態に従ってUL制御チャネルを決定するための方法300の流れ図を示す図3を参照する。方法300は、方法200の実装形態であって、デバイスにおいて、たとえば、ネットワークデバイスにおいて、または端末デバイスにおいて実装されてよいことが当業者によって認識されるであろう。方法300は、上で議論したように数個のやり方で実装されてよく、方法300は、限定ではなく、一例にすぎないことを理解されたい。
方法300は、トラフィックのタイプ、端末デバイスのタイプ、およびトラフィックのためのネットワークスライスのタイプのうちの1つまたは複数に基づいて、トラフィックが高い要件のトラフィックであるのか、それとも低い要件のトラフィックであるのかを判定する310で始まる。いくつかの実施形態において、デバイスは、トラフィックのタイプがURLLCであるかどうかを判定することができる。そうである場合、デバイスは、トラフィックが高い要件のトラフィックであると判定することができる。そうでない場合、デバイスは、たとえば、トラフィックが低い要件のトラフィックであると判定することができる。
代替として、いくつかの実施形態において、デバイスは、端末デバイスのタイプがURLLCサービス用であるかどうかを判定することができる。そうである場合、デバイスは、トラフィックが高い要件のトラフィックであると判定することができる。そうでない場合、デバイスは、たとえば、トラフィックが低い要件のトラフィックであると判定することができる。
代替として、いくつかの実施形態において、デバイスは、ネットワークスライスのタイプがURLLCサービスのためのRANスライスであるかどうかを判定することができる。そうである場合、デバイスは、トラフィックが高い要件のトラフィックであると判定することができる。そうでない場合、デバイスは、たとえば、トラフィックが低い要件のトラフィックであると判定することができる。
320で、トラフィックが高い要件のトラフィックであると判定したことに応答して、ターゲットUL制御チャネルカテゴリとして第1のUL制御チャネルカテゴリが選択される。330で、トラフィックが低い要件のトラフィックであると判定したことに応答して、ターゲットUL制御チャネルカテゴリとして第2のUL制御チャネルカテゴリが選択される。
340で、トラフィックについての情報に基づいて、トラフィックの送信特徴が判定される。送信特徴は、巡回冗長検査(CRC)の長さ、符号化率、符号化方式、コードブック、符号化シーケンスの繰り返し数、割り当てられたリソースのサイズ、および/またはその他を含むことができる。350で、送信特徴に基づいて、ターゲットUL制御チャネルカテゴリからUL制御チャネルが決定される。
端末デバイス側において実施されるより多くの動作を、本開示の以下の実施形態に関して議論することにする。図4は、本開示の一実施形態に従って端末デバイスにおいて実施される方法400の流れ図を示す。方法400を用いて、従来のアプローチにおける上の、および他の潜在的な欠点を克服することができる。方法400は、UEまたは他の好適なデバイスなどの端末デバイスによって実装されてよいことが当業者によって認識されるであろう。端末デバイスは、限定はしないが、たとえば、図1の端末デバイス102であってよい。
方法400は、端末デバイスが、ネットワークデバイスから、UL制御チャネルについての情報を受信する410で始まる。UL制御チャネルは、ターゲットUL制御チャネルカテゴリに属する。ターゲットUL制御チャネルカテゴリは、ネットワークデバイスと端末デバイスとの間のトラフィックについての情報に基づいて、候補UL制御チャネルカテゴリから選択される。候補UL制御チャネルカテゴリは、2つ以上のUL制御チャネルカテゴリ、たとえば、限定はしないが、高い要件のトラフィックのための第1のUL制御チャネルカテゴリ、および低い要件のトラフィックのための第2のUL制御チャネルカテゴリを含むことができる。
420で、端末デバイスは、ネットワークデバイスに、UL制御チャネル上でUL制御情報を送信する。UL制御情報は、たとえば、ACK/NACK、チャネル品質インジケータ(CQI)、事前符号化行列インジケータ(PMI)、ランク指標(RI)、および他の好適なアップリンク制御情報を含むことができる。
このようにして、異なるトラフィックタイプの送信要件と合致することができるUL制御チャネル上で、UL制御情報を送信することができる。結果として、アップリンク制御チャネルの堅牢性が強化される。
これより本開示のさらなる詳細を議論するためのさらなる実施形態が以下で提供される。これらの実施形態において、候補UL制御チャネルカテゴリはまた、アップリンク制御チャネルセットと呼ばれてもよい。異なる品質ターゲット(たとえば、QoS要件またはQoSターゲット)を有する複数のアップリンク制御チャネルセットが規定される。関連付けられたQoSターゲットに従って、異なるアップリンク制御チャネルセットを使用するために、異なるトラフィックのタイプ(トラフィックタイプともまた呼ばれる)、端末デバイスのタイプ(UEタイプともまた呼ばれる)、および/またはネットワークスライスのタイプ(RANスライスタイプともまた呼ばれる)を設定する/あらかじめ設定することができる。
第1の実施形態として、アップリンク制御チャネルの2つのセットが存在する。第1のアップリンク制御チャネルセットは、ACKミス率および/またはNACK対ACK誤り率に関して、極めて低い復号誤り率をターゲットとする。第2のアップリンク制御チャネルセットは、非URLLCトラフィックのためのACKミス率および/またはNACK対ACK誤り率に関して、十分望ましい復号誤り率をターゲットとする。本明細書で示す説明は、アップリンク制御チャネルの2つのセットに焦点を当てていることに留意されたい。しかしながら、本明細書で開示される概念は、2つのセットに限定されず、2つよりも多いセットが存在してもよい。さらに、アップリンク制御チャネル設定についての3つの例を以下に挙げる。
例1:トラフィック固有のアップリンク制御チャネルセット設定
URLLCトラフィックは、第1のアップリンク制御チャネルセットを使用するように設定されてよく、eMBBトラフィックおよびビデオトラフィックは、第2のアップリンク制御チャネルセットを使用するように設定されてよい。
例2:RANスライス固有のアップリンク制御チャネルセット設定
URLLCサービス提供のためのRANスライスは、第1のアップリンクチャネルセットを使用するように設定されてよく、eMBB、ビデオ、およびMTCサービス提供のためのRANスライスは、第2のアップリンクチャネルセットを使用するように設定されてよい。
例3:UEタイプ固有のアップリンク制御チャネルセット設定
URLLCサービス用のUEカテゴリは、第1のアップリンク制御チャネルセットを使用するように設定されてよく、URLLCサービス能力なしのUEカテゴリは、第2のアップリンク制御チャネルセットを使用するように設定されてよい。
第2の実施形態として、異なるアップリンクチャネルセットが、異なるCRCの長さを使用することができる。第1のアップリンク制御チャネルセットは、極めて低い復号誤り率を満たすために、より長いCRCシーケンスを使用することができ、第2のアップリンク制御チャネルセットは、十分望ましい復号誤り率を満たすために、CRCを使用しなくてもよい、または短いCRCシーケンスだけを使用することができる。たとえば、第1のアップリンクチャネルセットは、16ビットのCRCシーケンスまたは32ビットのCRCシーケンスを使用し、第2のアップリンクチャネルセットは、CRCを使用しない、または8ビットのCRCシーケンスを使用する。要件に応じて適応できるCRCの長さを用いて、CRCオーバーヘッドを効率的に削減することができる。
第3の実施形態として、異なるアップリンクチャネルセットが、異なるエンコーディング方式を使用する。1つの基本的な原理は、同じ数のACK/NACKビットについて、第1のアップリンク制御チャネルセットのために符号化されたビットの数が、第2のアップリンク制御チャネルセットのために符号化されたビットの数よりも大きいことであってよい。この実施形態によれば、第1のアップリンクチャネルセットに対する低い復号誤りが、符号化利得を強化することによって達成される。この実施形態を実装するための異なる例が存在する。
例1:異なる符号化率が、異なるアップリンクチャネルセットのために使用されてよい。第1のアップリンク制御チャネルセットにおいて、符号化率r1が使用され、第2のアップリンク制御チャネルセットにおいて、符号化率r2が使用され、ここで、r1<r2である。一般に、低い符号化率は低い復号誤りに対応し、したがって、第1のアップリンク制御チャネルセットにおけるチャネルは、高い要件のトラフィックのためにより好適であってよい。
例2:異なるチャネル符号化方式が、異なるアップリンク制御チャネルセットのために使用されてよい。たとえば、チャネル符号化方式は、リード・マラー符号、畳み込み符号、ターボ符号、LDPC符号、およびポーラ符号、その他、またはこれらの符号のバリエーションであってよい。
例3:異なるコードブックが、ACK/NACKビットのエンコーディングのための異なるアップリンクチャネルセットのために使用されてよい。1つのACK/NACKビットが、第1のアップリンク制御チャネルセットのために第1のコードブックを使用してより長いシーケンスにマップされ、第2のアップリンク制御チャネルセットのために第2のコードブックを使用してより短いシーケンスにマップされる。
例4:同じエンコーディングシーケンスが、異なるアップリンクチャネルセットのために使用され、しかし第1のアップリンク制御チャネルセットおよび第2のアップリンク制御チャネルセットのために異なる繰り返しの数が存在する。第1のアップリンク制御チャネルセットのための繰り返しの数は、第2のアップリンク制御チャネルセットのための繰り返しの数よりも大きい。図5は、本開示の一実施形態に従った、異なるUL制御チャネルカテゴリについてのHARQ ACK/NACKエンコーディングの図を示す。
第4の実施形態として、異なるアップリンク制御チャネルセットのために使用される異なるリソース割り当てルールが存在してよい。
例1:アップリンク制御チャネルは、LTEにおけるPUCCHと同様に送信される。送信されることになる同じ数のHARQ ACK/NACKビットが存在する場合、第2のアップリンク制御チャネルセットのアップリンク制御チャネルよりも、第1のアップリンク制御チャネルセットのアップリンク制御チャネルに多くのPUCCHリソースが割り当てられる。
一例では、同じ数のHARQ ACK/NACKビットを搬送するために、第1のアップリンク制御チャネルセットからの1つのアップリンク制御チャネルは、2つのPRBを取るが、第2のアップリンク制御チャネルセットからの1つのアップリンク制御チャネルは、1つのみのPRBを取るだけである。
別の例では、同じ数のPRB上で同じ数のHARQ ACK/NACKビットを搬送するためのアップリンク制御チャネルの場合、第1のアップリンク制御チャネルセットからのアップリンク制御チャネルの多重化レベルは、第2のアップリンク制御チャネルセットからのアップリンク制御チャネルの多重化レベルよりも低い。たとえば、2つまでのアップリンク制御チャネルが、第1のアップリンク制御チャネルセットのために1つのPRB上で多重化されてよく、一方、6つまでのアップリンク制御チャネルが、第2のアップリンク制御チャネルセットのために1つのPRB上で多重化されてよい。
例2:アップリンク制御チャネルは、LTEでPUSCHによって搬送されるアップリンク制御情報と同様にPUSCHに埋め込まれて送信される。この例において、符号化されたシーケンスの長さに作用する要因を設定することができる。一例として、ベータ値(すなわち、3GPP TS36.212のセクション5.2.2.6における
Figure 0006739634
)が、アップリンク制御チャネルセットごとに、それぞれ設定されることになる。同じ数のHARQ ACK/NACKビットの場合、ベータ値は、アップリンク制御情報送信のためのより多くのREを確保するために、第2のアップリンク制御チャネルセットのために比べて、第1のアップリンク制御チャネルセットのためにより大きな値に設定されることになる。別の例として、各値のセットが1つのアップリンク制御チャネルセットに関連付けられた、2つのベータ値のセットが充てられてもよい。第1のベータ値のセットには、より大きな値が含まれる。第2のベータ値のセットには、より小さな値が含まれる。1つまたは複数の値は、各アップリンク制御チャネルのリソース割り当てのためのベータ値の各セットから選択される。
上の例または実施形態は、限定ではなく、例示のために議論されていることを理解されたい。当業者は、本開示の範囲内で、多くの他の実施形態または例が存在してもよいことを認識するであろう。
これより本開示の一実施形態に従ってデバイスにおいて実装される装置600のブロック図を示す図6を参照する。装置600は、ネットワークデバイスにおいて、端末デバイスにおいて、または任意の他の好適なデバイスにおいて実装されてよいことが認識されるであろう。
示されるように、装置600は、選択ユニット610と、決定ユニット620とを含む。選択ユニット610は、ネットワークデバイスと端末デバイスとの間のトラフィックについての情報に基づいて、候補UL制御チャネルカテゴリから、ターゲットUL制御チャネルカテゴリを選択するように設定される。候補UL制御チャネルカテゴリは、少なくとも、高い要件のトラフィックのための第1のUL制御チャネルカテゴリ、および低い要件のトラフィックのための第2のUL制御チャネルカテゴリを含む。決定ユニット620は、端末デバイスのために、ターゲットUL制御チャネルカテゴリからUL制御チャネルを決定するように設定される。
一実施形態において、選択ユニット610は、トラフィックのタイプ、端末デバイスのタイプ、およびトラフィックのためのネットワークスライスのタイプのうちの1つまたは複数に基づいて、トラフィックが高い要件のトラフィックであるのか、それとも低い要件のトラフィックであるのかを判定し、トラフィックが高い要件のトラフィックであると判定したことに応答して、ターゲットUL制御チャネルカテゴリとして第1のUL制御チャネルカテゴリを選択し、トラフィックが低い要件のトラフィックであると判定したことに応答して、ターゲットUL制御チャネルカテゴリとして第2のUL制御チャネルカテゴリを選択するようにさらに設定されてよい。
一実施形態において、選択ユニット610は、トラフィックのタイプが超高信頼性低レイテンシ通信(URLLC)であるかどうかを判定すること、端末デバイスのタイプがURLLCサービス用であるかどうかを判定すること、およびネットワークスライスのタイプがURLLCサービスのための無線アクセスネットワーク(RAN)スライスであるかどうかを判定することのうちの、1つまたは複数を実施するようにさらに設定されてよい。
一実施形態において、決定ユニット620は、トラフィックについての情報に基づいて、巡回冗長検査(CRC)の長さ、符号化率、符号化方式、コードブック、符号化シーケンスの繰り返し数、および割り当てられたリソースのサイズのうちの1つまたは複数を含む、トラフィックの送信特徴を判定し、送信特徴に基づいて、ターゲットUL制御チャネルカテゴリからUL制御チャネルを決定するようにさらに設定されてよい。
一実施形態において、候補UL制御チャネルカテゴリは、トラフィックのタイプ、端末デバイスのタイプ、ネットワークスライスのタイプ、巡回冗長検査(CRC)の長さ、符号化率、符号化方式、コードブック、符号化シーケンスの繰り返し数、および割り当てられたリソースのサイズのうちの1つまたは複数に従ってあらかじめ規定されていてよい。
一実施形態において、第1のUL制御チャネルカテゴリのUL制御チャネルは、URLLCサービス、URLLCサービス用の端末デバイスタイプ、URLLCサービスのための無線アクセスネットワーク(RAN)スライス、あらかじめ決められた閾値CRC長を超えるCRCシーケンス、あらかじめ決められた閾値率を超える符号化率、高性能符号化方式、あらかじめ決められた閾値符号化長を超えるエンコーディングシーケンスを有するコードブック、あらかじめ決められた閾値数を超える符号化シーケンスの繰り返し数、およびあらかじめ決められた閾値サイズを超えて割り当てられることになるリソースのサイズのうちの1つまたは複数をサポートすることができる。
一実施形態において、オプションとして、装置600は、決定されたUL制御チャネルについての情報を端末デバイスに送信するように設定された送信ユニット630をさらに含むことができる。
これより本開示の一実施形態に従って端末デバイスにおいて実装される装置700のブロック図を示す図7を参照する。装置700は、ネットワークデバイスにおいて、端末デバイスにおいて、または任意の他の好適なデバイスにおいて実装されてよいことが認識されるであろう。
示されるように、装置700は、受信ユニット710と、送信ユニット720とを含む。受信ユニット710は、ネットワークデバイスから、UL制御チャネルについての情報を受信するように設定される。UL制御チャネルは、ターゲットUL制御チャネルカテゴリに属する。ターゲットUL制御チャネルカテゴリは、ネットワークデバイスと端末デバイスとの間のトラフィックについての情報に基づいて、候補UL制御チャネルカテゴリから選択される。候補UL制御チャネルカテゴリは、少なくとも、高い要件のトラフィックのための第1のUL制御チャネルカテゴリ、および低い要件のトラフィックのための第2のUL制御チャネルカテゴリを含む。送信ユニット720は、ネットワークデバイスに、UL制御チャネル上でUL制御情報を送信するように設定される。
一実施形態において、候補UL制御チャネルカテゴリは、トラフィックのタイプ、端末デバイスのタイプ、ネットワークスライスのタイプ、巡回冗長検査(CRC)の長さ、符号化率、符号化方式、コードブック、符号化シーケンスの繰り返し数、および割り当てられたリソースのサイズのうちの1つまたは複数に従ってあらかじめ規定されていてよい。
一実施形態において、第1のUL制御チャネルカテゴリのUL制御チャネルは、URLLCサービス、URLLCサービス用の端末デバイスタイプ、URLLCサービスのための無線アクセスネットワーク(RAN)スライス、あらかじめ決められた閾値CRC長を超えるCRCシーケンス、あらかじめ決められた閾値率を超える符号化率、高性能符号化方式、あらかじめ決められた閾値符号化長を超えるエンコーディングシーケンスを有するコードブック、あらかじめ決められた閾値数を超える符号化シーケンスの繰り返し数、およびあらかじめ決められた閾値サイズを超えて割り当てられることになるリソースのサイズのうちの1つまたは複数をサポートすることができる。
装置600に含まれるコンポーネントは、方法200および300の動作に対応し、装置700に含まれるコンポーネントは、方法400の動作に対応することを認識すべきである。したがって、図2および図3を参照して上で説明されたすべての動作および特徴は、装置600に含まれるコンポーネントにも同じく適用可能であり、同様の効果を有し、図4を参照して上で説明されたすべての動作および特徴は、装置700に含まれるコンポーネントにも同じく適用可能であり、同様の効果を有する。簡略化の目的のために、詳細は省略することにする。
装置600および700に含まれるコンポーネントは、ソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せを含むさまざまな様式で実装されてよい。一実施形態において、1つまたは複数のユニットは、ソフトウェアおよび/またはファームウェア、たとえば、ストレージ媒体上に記憶されたマシン実行可能命令を使用して実装されてよい。マシン実行可能命令に加えて、またはマシン実行可能命令の代わりに、装置600および700に含まれるコンポーネントの部分または全部が、少なくとも部分的に、1つまたは複数のハードウェア論理コンポーネントによって実装されてもよい。たとえば、限定はせずに、使用することができるハードウェア論理コンポーネントの例となるタイプには、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、特定用途向け集積回路(ASIC)、特定用途向け標準製品(ASSP)、システムオンチップシステム(SOC)、複合プログラマブル論理デバイス(CPLD)、その他が含まれる。
本開示の実施形態に従って、デバイスにおいて実装される装置が提供される。装置は、ネットワークデバイスと端末デバイスとの間のトラフィックについての情報に基づいて、候補アップリンク(UL)制御チャネルカテゴリから、ターゲットUL制御チャネルカテゴリを選択するための手段であって、候補UL制御チャネルカテゴリが、少なくとも、高い要件のトラフィックのための第1のUL制御チャネルカテゴリ、および低い要件のトラフィックのための第2のUL制御チャネルカテゴリを含む、選択するための手段と、端末デバイスのために、ターゲットUL制御チャネルカテゴリからUL制御チャネルを決定するための手段とを含む。
一実施形態において、ターゲットUL制御チャネルカテゴリを選択するための手段は、トラフィックのタイプ、端末デバイスのタイプ、およびトラフィックのためのネットワークスライスのタイプのうちの1つまたは複数に基づいて、トラフィックが高い要件のトラフィックであるのか、それとも低い要件のトラフィックであるのかを判定するための手段と、トラフィックが高い要件のトラフィックであると判定したことに応答して、ターゲットUL制御チャネルカテゴリとして第1のUL制御チャネルカテゴリを選択するための手段と、トラフィックが低い要件のトラフィックであると判定したことに応答して、ターゲットUL制御チャネルカテゴリとして第2のUL制御チャネルカテゴリを選択するための手段とを含むことができる。
一実施形態において、トラフィックが高い要件のトラフィックであるのか、それとも低い要件のトラフィックであるのかを判定するための手段は、トラフィックのタイプが超高信頼性低レイテンシ通信(URLLC)であるかどうかを判定するための手段、端末デバイスのタイプがURLLCサービス用であるかどうかを判定するための手段、およびネットワークスライスのタイプがURLLCサービスのための無線アクセスネットワーク(RAN)スライスであるかどうかを判定するための手段のうちの1つまたは複数を含むことができる。
一実施形態において、ターゲットUL制御チャネルカテゴリからUL制御チャネルを決定するための手段は、トラフィックについての情報に基づいて、巡回冗長検査(CRC)の長さ、符号化率、符号化方式、コードブック、符号化シーケンスの繰り返し数、および割り当てられたリソースのサイズのうちの1つまたは複数を含む、トラフィックの送信特徴を判定するための手段と、送信特徴に基づいて、ターゲットUL制御チャネルカテゴリからUL制御チャネルを決定するための手段とを含むことができる。
一実施形態において、候補UL制御チャネルカテゴリは、トラフィックのタイプ、端末デバイスのタイプ、ネットワークスライスのタイプ、巡回冗長検査(CRC)の長さ、符号化率、符号化方式、コードブック、符号化シーケンスの繰り返し数、および割り当てられたリソースのサイズのうちの1つまたは複数に従ってあらかじめ規定されていてよい。
一実施形態において、第1のUL制御チャネルカテゴリのUL制御チャネルは、URLLCサービス、URLLCサービス用の端末デバイスタイプ、URLLCサービスのための無線アクセスネットワーク(RAN)スライス、あらかじめ決められた閾値CRC長を超えるCRCシーケンス、あらかじめ決められた閾値率を超える符号化率、高性能符号化方式、あらかじめ決められた閾値符号化長を超えるエンコーディングシーケンスを有するコードブック、あらかじめ決められた閾値数を超える符号化シーケンスの繰り返し数、およびあらかじめ決められた閾値サイズを超えて割り当てられることになるリソースのサイズのうちの1つまたは複数をサポートすることができる。
一実施形態において、デバイスは、ネットワークデバイスであってよく、装置は、決定されたUL制御チャネルについての情報を端末デバイスに送信するための手段をさらに含むことができる。
本開示の実施形態に従って、端末デバイスにおいて実装される装置が提供される。装置は、ネットワークデバイスから、アップリンク(UL)制御チャネルについての情報を受信するための手段であって、UL制御チャネルが、ターゲットUL制御チャネルカテゴリに属し、ターゲットUL制御チャネルカテゴリが、ネットワークデバイスと端末デバイスとの間のトラフィックについての情報に基づいて、候補UL制御チャネルカテゴリから選択され、候補UL制御チャネルカテゴリが、少なくとも、高い要件のトラフィックのための第1のUL制御チャネルカテゴリ、および低い要件のトラフィックのための第2のUL制御チャネルカテゴリを含む、受信するための手段と、ネットワークデバイスに、UL制御チャネル上でUL制御情報を送信するための手段とを含む。
一実施形態において、候補UL制御チャネルカテゴリは、トラフィックのタイプ、端末デバイスのタイプ、ネットワークスライスのタイプ、巡回冗長検査(CRC)の長さ、符号化率、符号化方式、コードブック、符号化シーケンスの繰り返し数、および割り当てられたリソースのサイズのうちの1つまたは複数に従ってあらかじめ規定されていてよい。
一実施形態において、第1のUL制御チャネルカテゴリのUL制御チャネルは、URLLCサービス、URLLCサービス用の端末デバイスタイプ、URLLCサービスのための無線アクセスネットワーク(RAN)スライス、あらかじめ決められた閾値CRC長を超えるCRCシーケンス、あらかじめ決められた閾値率を超える符号化率、高性能符号化方式、あらかじめ決められた閾値符号化長を超えるエンコーディングシーケンスを有するコードブック、あらかじめ決められた閾値数を超える符号化シーケンスの繰り返し数、およびあらかじめ決められた閾値サイズを超えて割り当てられることになるリソースのサイズのうちの1つまたは複数をサポートすることができる。
図8は、本開示の実施形態を実装するために好適なデバイス800の簡略化したブロック図を示す。デバイス800は、たとえば、ネットワークデバイス101または端末デバイス102の少なくとも一部として実装されてよいことが認識されるであろう。
示されるように、デバイス800は、通信手段830と、処理手段850とを含む。処理手段850は、データプロセッサ(DP)810と、DP810に結合されたメモリ(MEM)820とを含む。通信手段830は、処理手段850におけるDP810に結合される。MEM820は、プログラム(PROG)840を記憶する。通信手段830は、信号を送信する/受信するためのトランシーバとして実装され得る、他のデバイスとの通信のための手段である。
デバイス800がネットワークデバイスとしての働きをするいくつかの実施形態において、処理手段850は、後続のアクセス情報の発生を指し示すための発生表示を生成するように設定されてよく、通信手段830は、システム署名に関連付けて発生表示を送信するように設定されてよい。デバイス800が端末デバイスとしての働きをするいくつかの他の実施形態において、処理手段850は、システム署名の検出に応答して、後続のアクセス情報の発生を指し示す発生表示を検出するように設定されてよく、通信手段830は、発生表示に基づいて、アクセス情報を受信するように設定されてよい。
PROG840は、プログラム命令を含むように想定されており、プログラム命令は、関連付けられたDP810によって実行されるとき、デバイス800が、方法200、300、または400と共に本明細書で議論された本開示の実施形態に従って動作するのを可能にする。本明細書における実施形態は、デバイス800のDP810によって実行可能なコンピュータソフトウェアによって、またはハードウェアによって、またはソフトウェアとハードウェアとの組合せによって実装されてよい。データプロセッサ810とMEM820を組み合わせて、本開示のさまざまな実施形態を実装するようになされた処理手段850を形成することができる。
MEM820は、ローカルな技術環境に好適な任意のタイプであってよく、非限定的な例として、半導体ベースのメモリデバイス、磁気メモリデバイスおよびシステム、光学メモリデバイスおよびシステム、固定されたメモリおよびリムーバブルメモリなどの、任意の好適なデータストレージ技術を使用して実装されてよい。デバイス800には1つのみのMEMが示されているが、デバイス800には数個の物理的に別個なメモリモジュールが存在してもよい。DP810は、ローカルな技術環境に好適な任意のタイプであってよく、非限定的な例として、汎用コンピュータ、特殊目的コンピュータ、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、およびマルチコアプロセッサアーキテクチャに基づいたプロセッサのうちの1つまたは複数を含むことができる。デバイス800は、主プロセッサを同期させるクロックに時間でスレーブされる特定用途向け集積回路チップなどの、複数のプロセッサを有することができる。
一般に、本開示のさまざまな実施形態は、ハードウェアもしくは特殊目的回路、ソフトウェア、論理、またはそれらの任意の組合せで実装されてよい。いくつかの態様が、ハードウェアで実装されてよく、一方で他の態様が、コントローラ、マイクロプロセッサ、もしくは他のコンピューティングデバイスによって実行され得るファームウェアまたはソフトウェアで実装されてもよい。本開示の実施形態のさまざまな態様は、ブロック図、流れ図として、またはなんらかの他の図画的表現を使用して例示され、説明されているが、本明細書で説明されるブロック、装置、システム、技法、または方法は、非限定的な例として、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、特殊目的回路もしくは論理、汎用ハードウェアもしくはコントローラ、または他のコンピューティングデバイスで、またはそれらのなんらかの組合せで実装されてもよいことが認識されるであろう。
例として、本開示の実施形態は、ターゲットの実プロセッサまたは仮想プロセッサ上でデバイスにおいて実行される、プログラムモジュールに含まれるものなどのマシン実行可能命令の一般的なコンテキストにおいて説明することができる。一般に、プログラムモジュールは、特定のタスクを実施する、または特定の抽象データ型を実装する、ルーチン、プログラム、ライブラリ、オブジェクト、クラス、コンポーネント、データ構造、その他を含む。プログラムモジュールの機能は、さまざまな実施形態において所望される通りに、プログラムモジュール間で組み合わされても、または分配されてもよい。プログラムモジュールのためのマシン実行可能命令は、ローカルデバイスまたは分散型デバイス内で実行されてよい。分散型デバイスにおいて、プログラムモジュールは、ローカルおよびリモートの両方のストレージ媒体に位置することができる。
本開示の方法を行うためのプログラム符号は、1つまたは複数のプログラミング言語の任意の組合せで書かれていることがある。これらのプログラム符号は、プロセッサまたはコントローラによって実行されるとき、プログラム符号が流れ図および/またはブロック図において指定された機能/動作を実装させるように、汎用コンピュータ、特殊目的コンピュータ、もしくは他のプログラマブルデータ処理装置の、プロセッサまたはコントローラに提供されてよい。プログラム符号は、マシン上で全面的に、マシン上で部分的に、スタンドアロンソフトウェアパッケージとしてマシン上で部分的に、およびリモートマシン上で部分的に、またはリモートマシン上もしくはサーバ上で全面的に実行することができる。
上のプログラム符号は、命令実行システム、装置、もしくはデバイスによる使用のための、または命令実行システム、装置、もしくはデバイスに関係して、プログラムを収容、または記憶することができる任意の有形の媒体であってよいマシン可読媒体上で具現化されてよい。マシン可読媒体は、マシン可読信号媒体またはマシン可読ストレージ媒体であってよい。マシン可読媒体は、限定はしないが、電子、磁気、光学、電磁、赤外線、もしくは半導体の、システム、装置、またはデバイス、または上記の任意の好適な組合せを含むことができる。マシン可読ストレージ媒体のより具体的な例は、1つまたは複数のワイヤを有する電気的接続、ポータブルコンピュータディスケット、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み出し専用メモリ(ROM)、消去可能なプログラマブル読み出し専用メモリ(EPROMまたはフラッシュメモリ)、光学ファイバ、ポータブルコンパクトディスク読み出し専用メモリ(CD−ROM)、光学ストレージデバイス、磁気ストレージデバイス、または上記の任意の好適な組合せを含むことになる。
本開示のコンテキストにおいて、デバイスは、コンピュータシステムによって実行される、プログラムモジュールなどのコンピュータシステム実行可能命令の一般的なコンテキストにおいて実装されてよい。一般に、プログラムモジュールは、特定のタスクを実施する、または特定の抽象データ型を実装する、ルーチン、プログラム、オブジェクト、コンポーネント、論理、データ構造、その他を含むことができる。デバイスは、通信ネットワークを通じてリンクされたリモート処理デバイスによってタスクが実施される分散型クラウドコンピューティング環境において実践されてもよい。分散型クラウドコンピューティング環境において、プログラムモジュールは、メモリストレージデバイスを含む、ローカルおよびリモートの両方のコンピュータシステムストレージ媒体に位置することができる。
さらに、動作は特定の順序で図示されているが、これは、所望の結果を達成するために、示された特定の順序もしくは連続した順序でそのような動作が実施されること、またはすべての例示された動作が実施されることを必要とするものとして理解すべきでない。ある一定の状況においては、マルチタスキングおよび並列処理が好都合であることがある。同じく、上の議論には数個の具体的な実装形態詳細が収容されているが、これらは、本開示の範囲への限定として解釈すべきではなく、むしろ、特定の実施形態に固有であり得る特徴の説明として解釈すべきである。別々の実施形態のコンテキストにおいて説明されたある一定の特徴がまた、単一の実施形態の中で組み合わせて実装されることがある。逆に、単一の実施形態のコンテキストにおいて説明されたさまざまな特徴がまた、複数の実施形態において別々に、または任意の好適な下位組合せにおいて実装されることもある。
本開示が、構造的特徴および/または方法論的措置(methodological act)に固有の言語で説明されてきたが、添付の特許請求の範囲において規定される本開示は、上で説明した固有の特徴または措置に必ずしも限定されないことを理解されたい。むしろ、上で説明した固有の特徴および措置は、特許請求の範囲を実装する例示的な形態として開示される。

Claims (20)

  1. デバイスにおいて実装される方法(200、300)であって、
    ネットワークデバイスと端末デバイスとの間のトラフィックについての情報に基づいて、候補アップリンク(UL)制御チャネルカテゴリから、ターゲットUL制御チャネルカテゴリを選択すること(210)であって、前記候補UL制御チャネルカテゴリが、少なくとも、高い要件のトラフィックのための第1のUL制御チャネルカテゴリ、および低い要件のトラフィックのための第2のUL制御チャネルカテゴリを含み、高い要件のトラフィックであるか、低い要件のトラフィックであるかが、トラフィックのタイプが超高信頼性低レイテンシ通信(URLLC)であるか、前記端末デバイスのタイプがURLLCサービス用であるか、および、ネットワークスライスのタイプがURLLCサービスのための無線アクセスネットワーク(RAN)スライスであるかどうか、のうちの少なくとも1つによって判定される、ターゲットUL制御チャネルカテゴリを選択すること(210)と、
    前記端末デバイスのために、前記ターゲットUL制御チャネルカテゴリからUL制御チャネルを決定すること(220)と
    を含む方法(200、300)。
  2. ターゲットUL制御チャネルカテゴリを選択することが、
    トラフィックのタイプ、前記端末デバイスのタイプ、および前記トラフィックのためのネットワークスライスのタイプのうちの1つまたは複数に基づいて、前記トラフィックが高い要件のトラフィックであるのか、それとも低い要件のトラフィックであるのかを判定すること(310)と、
    前記トラフィックが高い要件のトラフィックであると判定したことに応答して、前記ターゲットUL制御チャネルカテゴリとして前記第1のUL制御チャネルカテゴリを選択すること(320)と、
    前記トラフィックが低い要件のトラフィックであると判定したことに応答して、前記ターゲットUL制御チャネルカテゴリとして前記第2のUL制御チャネルカテゴリを選択すること(330)と
    を含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記ターゲットUL制御チャネルカテゴリからUL制御チャネルを決定することが、
    前記トラフィックについての情報に基づいて、巡回冗長検査(CRC)の長さ、符号化率、符号化方式、コードブック、符号化シーケンスの繰り返し数、および割り当てられたリソースのサイズのうちの1つまたは複数を含む、前記トラフィックの送信特徴を判定すること(340)と、
    前記送信特徴に基づいて、前記ターゲットUL制御チャネルカテゴリからUL制御チャネルを決定すること(350)と
    を含む、請求項1に記載の方法。
  4. 前記候補UL制御チャネルカテゴリが、トラフィックのタイプ、端末デバイスのタイプ、ネットワークスライスのタイプ、巡回冗長検査(CRC)の長さ、符号化率、符号化方式、コードブック、符号化シーケンスの繰り返し数、および割り当てられたリソースのサイズのうちの1つまたは複数に従ってあらかじめ規定されている、請求項1に記載の方法。
  5. 前記第1のUL制御チャネルカテゴリのUL制御チャネルが、
    URLLCサービス、
    URLLCサービス用の端末デバイスタイプ、
    URLLCサービスのための無線アクセスネットワーク(RAN)スライス、
    あらかじめ決められた閾値CRC長を超えるCRCシーケンス、
    あらかじめ決められた閾値率を超える符号化率、
    高性能符号化方式、
    あらかじめ決められた閾値符号化長を超えるエンコーディングシーケンスを有するコードブック、
    あらかじめ決められた閾値数を超える符号化シーケンスの繰り返し数、および
    あらかじめ決められた閾値サイズを超えて割り当てられることになるリソースのサイズ
    のうちの1つまたは複数をサポートするように、前記候補UL制御チャネルカテゴリがあらかじめ規定されている、請求項に記載の方法。
  6. 前記デバイスが前記ネットワークデバイスであり、前記方法が、
    決定されたUL制御チャネルについての情報を前記端末デバイスに送信すること(230)
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  7. 端末デバイスにおいて実装される方法(400)であって、
    ネットワークデバイスから、アップリンク(UL)制御チャネルについての情報を受信すること(410)であって、前記UL制御チャネルが、ターゲットUL制御チャネルカテゴリに属し、前記ターゲットUL制御チャネルカテゴリが、前記ネットワークデバイスと前記端末デバイスとの間のトラフィックについての情報に基づいて、候補UL制御チャネルカテゴリから選択され、前記候補UL制御チャネルカテゴリが、少なくとも、高い要件のトラフィックのための第1のUL制御チャネルカテゴリ、および低い要件のトラフィックのための第2のUL制御チャネルカテゴリを含み、高い要件のトラフィックであるか、低い要件のトラフィックであるかが、トラフィックのタイプが超高信頼性低レイテンシ通信(URLLC)であるか、前記端末デバイスのタイプがURLLCサービス用であるか、および、ネットワークスライスのタイプがURLLCサービスのための無線アクセスネットワーク(RAN)スライスであるかどうか、のうちの少なくとも1つによって判定される、情報を受信すること(410)と、
    前記ネットワークデバイスに、前記UL制御チャネル上でUL制御情報を送信すること(420)と
    を含む、方法(400)。
  8. 前記候補UL制御チャネルカテゴリが、トラフィックのタイプ、端末デバイスのタイプ、ネットワークスライスのタイプ、巡回冗長検査(CRC)の長さ、符号化率、符号化方式、コードブック、符号化シーケンスの繰り返し数、および割り当てられたリソースのサイズのうちの1つまたは複数に従ってあらかじめ規定されている、請求項に記載の方法。
  9. 前記第1のUL制御チャネルカテゴリのUL制御チャネルが、
    URLLCサービス、
    URLLCサービス用の端末デバイスタイプ、
    URLLCサービスのための無線アクセスネットワーク(RAN)スライス、
    あらかじめ決められた閾値CRC長を超えるCRCシーケンス、
    あらかじめ決められた閾値率を超える符号化率、
    高性能符号化方式、
    あらかじめ決められた閾値符号化長を超えるエンコーディングシーケンスを有するコードブック、
    あらかじめ決められた閾値数を超える符号化シーケンスの繰り返し数、および
    あらかじめ決められた閾値サイズを超えて割り当てられることになるリソースのサイズ
    のうちの1つまたは複数をサポートする、請求項に記載の方法。
  10. ネットワークデバイスと端末デバイスとの間のトラフィックについての情報に基づいて、候補アップリンク(UL)制御チャネルカテゴリから、ターゲットUL制御チャネルカテゴリを選択するように設定された選択ユニット(610)であって、前記候補UL制御チャネルカテゴリが、少なくとも、高い要件のトラフィックのための第1のUL制御チャネルカテゴリ、および低い要件のトラフィックのための第2のUL制御チャネルカテゴリを含み、高い要件のトラフィックであるか、低い要件のトラフィックであるかが、トラフィックのタイプが超高信頼性低レイテンシ通信(URLLC)であるか、前記端末デバイスのタイプがURLLCサービス用である
    か、および、ネットワークスライスのタイプがURLLCサービスのための無線アクセスネットワーク(RAN)スライスであるかどうか、のうちの少なくとも1つによって判定される、選択ユニット(610)と、
    前記端末デバイスのために、前記ターゲットUL制御チャネルカテゴリからUL制御チャネルを決定するように設定された決定ユニット(620)と
    を備える、デバイス(101、102)。
  11. 前記選択ユニットが、
    トラフィックのタイプ、前記端末デバイスのタイプ、および前記トラフィックのためのネットワークスライスのタイプのうちの1つまたは複数に基づいて、前記トラフィックが高い要件のトラフィックであるのか、それとも低い要件のトラフィックであるのかを判定し、
    前記トラフィックが高い要件のトラフィックであると判定したことに応答して、前記ターゲットUL制御チャネルカテゴリとして前記第1のUL制御チャネルカテゴリを選択し、
    前記トラフィックが低い要件のトラフィックであると判定したことに応答して、前記ターゲットUL制御チャネルカテゴリとして前記第2のUL制御チャネルカテゴリを選択するように
    さらに設定される、請求項10に記載のデバイス。
  12. 前記決定ユニットが、
    前記トラフィックについての情報に基づいて、巡回冗長検査(CRC)の長さ、符号化率、符号化方式、コードブック、符号化シーケンスの繰り返し数、および割り当てられたリソースのサイズのうちの1つまたは複数を含む、前記トラフィックの送信特徴を判定し、
    前記送信特徴に基づいて、前記ターゲットUL制御チャネルカテゴリからUL制御チャネルを決定するように
    さらに設定される、請求項10に記載のデバイス。
  13. 前記候補UL制御チャネルカテゴリが、トラフィックのタイプ、端末デバイスのタイプ、ネットワークスライスのタイプ、巡回冗長検査(CRC)の長さ、符号化率、符号化方式、コードブック、符号化シーケンスの繰り返し数、および割り当てられたリソースのサイズのうちの1つまたは複数に従ってあらかじめ規定されている、請求項10に記載のデバイス。
  14. 前記第1のUL制御チャネルカテゴリのUL制御チャネルが、
    URLLCサービス、
    URLLCサービス用の端末デバイスタイプ、
    URLLCサービスのための無線アクセスネットワーク(RAN)スライス、
    あらかじめ決められた閾値CRC長を超えるCRCシーケンス、
    あらかじめ決められた閾値率を超える符号化率、
    高性能符号化方式、
    あらかじめ決められた閾値符号化長を超えるエンコーディングシーケンスを有するコードブック、
    あらかじめ決められた閾値数を超える符号化シーケンスの繰り返し数、および
    あらかじめ決められた閾値サイズを超えて割り当てられることになるリソースのサイズ
    のうちの1つまたは複数をサポートするように、前記候補UL制御チャネルカテゴリがあらかじめ規定されている、請求項13に記載のデバイス。
  15. 前記デバイスが前記ネットワークデバイスであり、
    決定されたUL制御チャネルについての情報を前記端末デバイスに送信するように設定された送信ユニット(630)
    をさらに含む、請求項10に記載のデバイス。
  16. 端末デバイス(102)であって、
    ネットワークデバイスから、アップリンク(UL)制御チャネルについての情報を受信するように設定された受信ユニット(710)であって、前記UL制御チャネルが、ターゲットUL制御チャネルカテゴリに属し、前記ターゲットUL制御チャネルカテゴリが、前記ネットワークデバイスと前記端末デバイスとの間のトラフィックについての情報に基づいて、候補UL制御チャネルカテゴリから選択され、前記候補UL制御チャネルカテゴリが、少なくとも、高い要件のトラフィックのための第1のUL制御チャネルカテゴリ、および低い要件のトラフィックのための第2のUL制御チャネルカテゴリを含み、高い要件のトラフィックであるか、低い要件のトラフィックであるかが、トラフィックのタイプが超高信頼性低レイテンシ通信(URLLC)であるか、前記端末デバイスのタイプがURLLCサービス用であるか、および、ネットワークスライスのタイプがURLLCサービスのための無線アクセスネットワーク(RAN)スライスであるかどうか、のうちの少なくとも1つによって判定される、受信ユニット(710)と、
    前記ネットワークデバイスに、前記UL制御チャネル上でUL制御情報を送信するように設定された送信ユニット(720)と
    を備える、端末デバイス(102)。
  17. 前記候補UL制御チャネルカテゴリが、トラフィックのタイプ、端末デバイスのタイプ、ネットワークスライスのタイプ、巡回冗長検査(CRC)の長さ、符号化率、符号化方式、コードブック、符号化シーケンスの繰り返し数、および割り当てられたリソースのサイズのうちの1つまたは複数に従ってあらかじめ規定されている、請求項16に記載の端末デバイス。
  18. 前記第1のUL制御チャネルカテゴリのUL制御チャネルが、
    URLLCサービス、
    URLLCサービス用の端末デバイスタイプ、
    URLLCサービスのための無線アクセスネットワーク(RAN)スライス、
    あらかじめ決められた閾値CRC長を超えるCRCシーケンス、
    あらかじめ決められた閾値率を超える符号化率、
    高性能符号化方式、
    あらかじめ決められた閾値符号化長を超えるエンコーディングシーケンスを有するコードブック、
    あらかじめ決められた閾値数を超える符号化シーケンスの繰り返し数、および
    あらかじめ決められた閾値サイズを超えて割り当てられることになるリソースのサイズ
    のうちの1つまたは複数をサポートする、請求項16に記載の端末デバイス。
  19. プロセッサ(810)およびメモリ(820)
    を備えるデバイスであって、前記メモリが、前記プロセッサ(810)によって実行可能な命令を含むプログラム(840)を収容し、前記プロセッサ(810)が、請求項1からのいずれか一項に記載の方法を前記デバイスに実施させるように設定される、
    デバイス。
  20. プロセッサ(810)およびメモリ(820)
    を備える端末デバイスであって、前記メモリが、前記プロセッサ(810)によって実行可能な命令を含むプログラム(840)を収容し、前記プロセッサ(810)が、請求項からのいずれか一項に記載の方法を前記端末デバイスに実施させるように設定される、端末デバイス。
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