JP6736343B2 - 画像処理装置、画像再構成方法及びプログラム - Google Patents

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本発明は、画像処理装置、画像再構成方法及びプログラムに関する。
投影角度の異なる複数の放射線投影像より被写体内の放射線特性分布を画像化する画像処理装置として、X線CT装置やトモシンセシス装置が挙げられる。従来は、ファンビームと1次元ラインセンサを用いて1次元の投影像を撮影し、それから再構成された2次元の断層像を並べて被写体の3次元画像を得る方式が用いられてきた。しかし、近年、散乱光補正技術の進歩に伴い、コーンビームと2次元のパネルセンサにより2次元の投影像を撮影し、それから一気に被写体の3次元画像を再構成する方式が実用化されている。これは、撮影回数が減り、撮影の効率化が図れるという利点がある。
投影像から画像を再構成する計算手法には、逆投影計算を一回行うFBP法と、順投影計算と逆投影計算を交互に繰り返すIR法がある。いずれの計算手法も、順・逆投影計算に多くの時間を要するため、これらを高速化する方法が検討されている。順・逆投影計算は、いずれも投影像の画素データと再構成画像の画素データとの単純な線形演算で構成される。そして、その計算時間は、プロセッサによる演算処理ではなく、プロセッサとメインメモリとの間の画素データのやり取り、すなわちメモリアクセスが大半を占めている。
特許文献1には、高速・低容量な一時記憶メモリであるキャッシュメモリを活用して、投影画素データのメモリアクセス時間を短縮する手法が開示されている。具体的には、再構成空間を適当なブロックに分け、ブロック毎に投影計算を行うものである。一つの投影画素データは、再構成空間上で近接する複数の再構成画素データの投影計算に登場する。したがって、ブロック毎に投影計算を行うと、一部の投影画素データは、一度メインメモリからキャッシュメモリにロードされた後、ブロック内の他の再構成画素データの投影計算に使い回される。このため、低速なメインメモリへのアクセス回数が減り、メモリアクセス時間が短縮される。
特開2003−24326号公報
特許文献1では、再構成画素データや投影画素データに対するメモリアクセスのメモリ空間上の連続性が考慮さていれない。そのため、メモリ連続アクセス向けの高速化機能が有効化されず、メモリアクセス時間の短縮が不十分である。
本発明の目的は、メモリアクセス時間を短縮することができる画像処理装置、画像再構成方法及びプログラムを提供することである。
本発明の画像処理装置は、被写体に対して、回転軸を中心にした複数の異なる回転角度の放射線投影を行う放射線源と、放射線を検出し、前記複数の異なる回転角度の放射線投影に対応する複数の2次元放射線投影像データを生成する放射線検出器と、前記複数の2次元放射線投影像データを基に前記被写体の3次元画像を再構成するデータ処理装置とを有し、前記データ処理装置は、前記複数の2次元放射線投影像データを基に、ボクセル集合の数値データ及び前記放射線検出器の画素に対応するピクセル集合の数値データを設定し、前記ボクセル集合の中で前記回転軸の方向における複数のボクセルの数値データに対して、連続したメモリアドレスを付与し、前記ボクセル集合の数値データ及び前記ピクセル集合の数値データをメモリに格納するメモリ格納部と、前記ボクセル集合及び前記ピクセル集合に対して逆投影計算を行う逆投影計算部とを有する。
本発明によれば、連続したメモリアドレスのメモリアクセスが可能になり、メモリアクセス時間が短縮される。
画像処理装置の構成例を示す図である。 データ処理装置の構成例を示す図である。 画像再構成方法を示すフローチャートである。 メモリアドレスの付与を示す図である。
図1は、本発明の実施形態による画像処理装置の構成例を示す図である。画像処理装置は、放射線源11と、放射線検出器12と、制御装置13と、データ入出力装置14と、データ処理装置15とを有する。放射線源11は、投影用の放射線源であり、被写体10を介して、放射線検出器12に放射線を照射する。放射線検出器12は、放射線を検出し、被写体10の放射線投影像データを生成する。制御装置13は、放射線源11及び放射線検出器12の位置の制御を行う。例えば、制御装置13は、放射線検出器12の受光面と並行な1軸である回転軸43を中心に、放射線源11及び放射線検出器12を回転させることで、被写体10に対する放射線投影の角度を変えることができる。放射線源11は、被写体10に対して、1軸に直交しかつ投影角度(回転角度)の異なる複数の放射線投影を行う。すなわち、放射線源11は、被写体10に対して、回転軸43を中心にした複数の異なる回転角度の放射線投影を行う。放射線検出器11は、放射線を検出し、上記の複数の異なる回転角度の放射線投影に対応する複数の2次元放射線投影像データを生成する。その他に、制御装置13は、放射線源11の放射線の照射、及び放射線検出器12が生成する放射線投影像データの取得等を制御する。データ入出力装置14は、制御装置13から放射線投影像データを入力し、その入力した放射線投影像データをデータ処理装置15に出力する。また、データ入出力装置14は、ユーザからの指示を入力し、その指示を制御装置13に出力する。データ処理装置15は、上記の複数の2次元放射線投影像データを基に被写体10の3次元画像を再構成する。
図2は、図1のデータ処理装置15の構成例を示す図である。データ処理装置15は、入力部21と、計算部22と、記録媒体23とを有する。入力部21は、計算条件等を入力する。計算部22は、計算を行う。記録媒体23は、計算部22が実行するプログラム及び計算部22の計算結果を記憶する。入力部21は、キーボード及びマウス等を有する。計算部22は、ホストコンピュータ24と、GPU(Graphic Processor Unit)ボード25とを有する。ホストコンピュータ24は、CPU26とホストメモリ27とを有する。GPUボード25は、GPU28とメモリ29とを有する。計算部22は、記録媒体23に記録された記録内容(投影画像、幾何パラメータ等)を読み込むことができる。記録媒体23には、図3に示す処理手順を指示するプログラムが記録されている。計算部22は、記録媒体23に記録されているプログラムを読み出し、その読み出したプログラムに従って処理を実行することにより、図3の処理を行い、再構成画像を生成する。そして、計算部22は、その再構成画像をメモリ29やホストメモリ27あるいは記録媒体23に保存し、出力部30に出力する。出力部30は、再構成画像を出力するディスプレイ又はプリンタであり、再構成画像を表示又は印刷する。
図3は、画像処理装置の画像再構成方法を示すフローチャートである。ここでは、順投影計算と逆投影計算を繰り返す逐次画像再構成法(IR法)を例にとって説明する。ステップS31では、計算部22は、逐次画像再構成の開始前に、計算領域生成処理を行う。計算部22は、投影角度の異なる被写体10の複数の2次元放射線投影像データを基に、被写体10を含む画像再構成領域をボクセルに分割し、図4に示すように、3次元のボクセル集合41を生成し、ボクセル集合41の各ボクセルに数値データの初期値を設定する。同様に、計算部22は、放射線検出器12の撮像領域の画素に対応する2次元のピクセル集合42を生成し、ピクセル集合42の各ピクセルに数値データの初期値を設定する。
次に、ステップS32では、計算部22は、メモリ格納部によりメモリ格納処理を行う。計算部22は、ボクセル集合41及びピクセル集合42に設定された数値データをそれぞれ1本の配列としてメモリ29に格納する。この際、計算部22は、図4に示すように、ボクセル集合41及びピクセル集合42に対し、放射線投影の回転軸43の方向に連続したメモリアドレスを付与する。すなわち、計算部22は、ボクセル集合41の中で回転軸43の方向に隣接する複数のボクセルの数値データに対して、連続したメモリアドレスを付与し、ボクセル集合41の数値データをメモリ29に格納する。また、計算部22は、ピクセル集合42の中で回転軸43の方向に隣接する複数のピクセルの数値データに対して、連続したメモリアドレスを付与し、ピクセル集合42の数値データをメモリ29に格納する。実際には、ボクセル集合41及びピクセル集合42は、回転軸43の方向の要素数がそれぞれ32以上である。
データ処理装置15は、データ入出力装置14から逐次画像再構成の開始指令を入力すると、逐次画像再構成を開始する。逐次画像再構成の一連の処理は、以下の順で実施される。ステップS33では、計算部22は、順投影計算部により順投影計算を行う。計算部22は、ステップS31で生成されたボクセル集合41の数値データを参照しながら、指定した投影角度における順投影計算を実施し、その順投影計算の結果をステップS31で生成されたピクセル集合42に出力する。この際、計算部22は、ボクセル集合41及びピクセル集合42に対して回転軸43の方向に順投影計算を行う。具体的には、計算部22は、ボクセル集合41の中で回転軸43の方向に隣接する複数のボクセルの数値データをメモリ29の連続したメモリアドレスから読み出し、順投影計算を行い、順投影計算の結果をピクセル集合42に出力する。連続したメモリアドレスから読み出すことにより、高速に読み出すことができる。その後、計算部22は、ピクセル集合42の中で回転軸43の方向に隣接する複数のピクセルの数値データをメモリ29の連続したメモリアドレスに書き込む。連続したメモリアドレスに書き込むことにより、高速に書き込むことができる。
次に、ステップS34では、計算部22は、逆投影計算部により逆投影計算を行う。まず、計算部22は、ステップS33で計算されたピクセル集合42の順投影計算結果と、指定した投影角度における2次元放射線投影像データとを用いて、逆投影用数値を算出する。次に、計算部22は、上記の逆投影用数値を用いて、指定した投影角度における逆投影計算を実施し、その結果をボクセル集合41に出力する。すなわち、計算部22は、ボクセル集合41及びピクセル集合42に対して回転軸43の方向に逆投影計算を行う。具体的には、計算部22は、ピクセル集合42の中で回転軸43の方向に隣接する複数のピクセルの数値データをメモリ29の連続したメモリアドレスから読み出し、逆投影計算を行い、逆投影計算の結果をボクセル集合41に出力する。連続したメモリアドレスから読み出すことにより、高速に読み出すことができる。その後、計算部22は、ボクセル集合41の中で回転軸43の方向に隣接する複数のボクセルの数値データをメモリ29の連続したメモリアドレスに書き込む。連続したメモリアドレスに書き込むことにより、高速に書き込むことができる。ここまでの処理で、画像再構成領域のボクセルには再構成画像の近似値が書き込まれている。出力部30は、この再構成画像を表示する。
次に、ステップS35では、計算部22は、この再構成画像の近似精度が使用者の要求値以上であるか否かを判定する。そして、計算部22は、近似精度が要求値以上である場合には、この再構成画像をデータ入出力装置14に出力し、使用者が再構成画像を取得できるようにする。また、計算部22は、近似精度が要求値より低い場合には、ステップS33に処理を戻し、更新されたボクセル集合41の数値データを用い、投影角度を変えて、再度、上記の逐次画像再構成処理を実施する。
次に、ステップS33及びS34の順・逆投影計算について、以下に詳しく説明する。順・逆投影計算は、いずれもピクセルの放射線強度とボクセルの放射線吸収係数に関する線形演算であり、いずれもピクセル主導で計算を進める場合と、ボクセル主導で計算を進める場合がある。ピクセル主導の場合の単位計算は、1つのピクセルと、当該ピクセルに投影される放射線の一部の領域が透過するボクセル集合41との間の計算である。順投影計算の場合は、当該ピクセルに当該ボクセル集合41が寄与した分の放射線強度を出力し、逆投影計算の場合は、当該ボクセル集合41のボクセル毎に、当該ピクセルに寄与した分の放射線吸収係数を出力する。そして、この単位計算を、放射線投影の回転軸43の方向に並ぶピクセルに対して連続的に実施する。これにより、ピクセルデータについては完全なメモリ連続アドレスアクセスが達成され、また、ボクセルデータについても、放射線投影の角度に関わらず、メモリ連続アドレスアクセスもしくはそれに近いアクセスが得られる。そして、この回転軸43の方向の一連の計算を、放射線の進行方向及びピクセル集合42の行方向(放射線投影の回転軸43に対して直交する軸の方向)に実施して行き、被写体10を透過する放射線全域及び全ピクセルをカバーすることにより投影計算が完了する。
ボクセル主導の場合の単位計算は、1つのボクセルと、当該ボクセルを透過する放射線が投影するピクセル集合42との間の計算である。逆投影計算の場合は、当該ボクセルに当該ピクセル集合42に寄与した分の放射線吸収係数を出力し、順投影計算の場合は、当該ピクセル集合42のピクセル毎に、当該ボクセルが寄与した分の放射線強度を出力する。そして、この単位計算を、放射線投影の回転軸43の方向に並ぶボクセルに対して連続的に実施する。これにより、ボクセルデータについては完全なメモリ連続アドレスアクセスが達成され、また、ピクセルデータについても、放射線投影の角度に関わらず、メモリ連続アドレスアクセスもしくはそれに近いアクセスが得られる。そして、この回転軸43の方向の一連の計算を、ボクセル集合41の残りの2本の軸方向(放射線投影の回転軸43に対して直交する2本の軸方向)に実施して行き、全ボクセルをカバーすることにより投影計算が完了する。
上記のように、いずれの計算方法においても、ピクセルデータ及びボクセルデータに対するメモリアクセスのアドレス連続性が高まるため、メモリキャッシングやGPU28のメモリコアレッシング等の高速化機能が有効になり、メモリアクセス時間が短縮される。以下では、これらの高速化機能について詳しく説明する。
CPU26は、キャッシュメモリを有し、メモリキャッシングを行う。メモリキャッシングは、メモリアクセス対象となるデータを高速かつ低容量なキャッシュメモリに事前に保存し、これを使いまわすことにより、低速なメインメモリに対するアクセス頻度を下げて、処理を高速化する。対象となるデータに対し、一度、明示的にメモリアクセスを行い、キャッシュメモリにデータを保存した後、当該データが他のメモリアクセスの影響で、キャッシュメモリから追い出される前に、再度、明示的にメモリアクセスを行う。これにより、メモリキャッシングが達成される。ここで、実際のメモリアクセスにおいて、キャッシュメモリに保存されるのは、明示的に指定したデータ1つではなく、当該データを含む連続したアドレスを持つ複数のデータのかたまりである。このかたまりは、キャッシュラインと呼ばれる。キャッシュラインのサイズが128バイトの計算機では、単精度浮動小数点データにアクセスする場合、明示的に指定したデータだけでなく、当該データと同じキャッシュライン上にある31個のデータも含め計32個のデータがキャッシュメモリに保存される。したがって、連続したメモリアドレスをもつデータに対し、アドレス順に沿ってメモリアクセスしていく場合、31/32という高い確率でキャッシュメモリ上のデータが使えることになる。キャッシュメモリのアクセス速度がメインメモリのアクセス速度の4倍である場合、メモリアクセスに要する時間は27.3%に短縮される。
これと類似した機能がGPU28にも備わっている。GPU28は、連続したメモリアドレスをもつ128バイト分のデータに対して複数のスレッドが連続的にアクセスする場合、当該データは一回の命令で一気にロードされる。これをメモリコアレッシングと呼ぶ。GPU28は、単精度浮動小数点データにアクセスする場合、離散的なメモリアクセスと比べて、所要時間が1/32に短縮されるため、メモリコアレッシングは非常に強力な高速化機能である。
なお、放射線源11にコーンビームを用い、放射線検出器12に2次元パネルセンサを用いることができるが、これに限定されない。2次元の放射線投影像データを取得できる構成であれば、いかなるタイプの放射線源11及び放射線検出器12を用いてもよい。
また、放射線投影の回転角は、CT装置のように360度であってもよいが、トモシンセシス装置のようにそれ以下であってもよい。また、本実施形態では、単一の放射線源11及び単一の放射線検出器12を被写体10の周りで回転させる例を示したが、これに限定されない。画像処理装置は、1軸を中心に投影角度の異なる複数枚の2次元放射線投影像データを取得できる構成であればよく、例えば被写体10を回転させてもよい。また、放射線源11及び放射線検出器12のいずれかもしくは両方を被写体10の周囲に複数個並べる構成であってもよい。
また、本実施形態では、順投影計算と逆投影計算を繰り返す逐次画像再構成法を用いる場合について説明したが、これに限定されず、逆投影計算を一度だけ実施する画像再構成法(FBP法)を用いてもよい。また、本実施形態では、GPU28を利用する場合について説明したが、これに限定されず、GPU28を用いずホストコンピュータ24のみで計算を行ってもよく、またGPUボード25ではない何らかのアクセラレータボードを使って計算を行ってもよい。
全ての投影角度(回転角度)において、ボクセル集合41とピクセル集合42の両方のメモリアクセスのアドレス連続性が高まるため、メモリアドレス連続アクセスのための各種高速化機能が有効化し、メモリアクセス時間が短縮される。
(その他の実施形態)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読み出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
なお、上記実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
10 被写体、11 放射線源、12 放射線検知器、13 制御装置、14 データ入出力装置、15 データ処理装置、41 ボクセル集合、42 ピクセル集合、43 回転軸

Claims (16)

  1. 被写体に対して、回転軸を中心にした複数の異なる回転角度の放射線投影を行う放射線源と、
    放射線を検出し、前記複数の異なる回転角度の放射線投影に対応する複数の2次元放射線投影像データを生成する放射線検出器と、
    前記複数の2次元放射線投影像データを基に前記被写体の3次元画像を再構成するデータ処理装置とを有し、
    前記データ処理装置は、
    前記複数の2次元放射線投影像データを基に、ボクセル集合の数値データ及び前記放射線検出器の画素に対応するピクセル集合の数値データを設定し、前記ボクセル集合の中で前記回転軸の方向における複数のボクセルの数値データに対して、連続したメモリアドレスを付与し、前記ボクセル集合の数値データ及び前記ピクセル集合の数値データをメモリに格納するメモリ格納部と、
    前記ボクセル集合及び前記ピクセル集合に対して逆投影計算を行う逆投影計算部とを有することを特徴とする画像処理装置。
  2. さらに、前記ボクセル集合及び前記ピクセル集合に対して順投影計算を行う順投影計算部を有することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記メモリ格納部は、前記ピクセル集合の中で前記回転軸の方向における複数のピクセルの数値データに対して、連続したメモリアドレスを付与し、前記ピクセル集合の数値データをメモリに格納することを特徴とする請求項1又は2記載の画像処理装置。
  4. 前記逆投影計算部は、前記ボクセル集合の中で前記回転軸の方向における複数のボクセルの数値データを前記メモリの連続したメモリアドレスに書き込むことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  5. 前記逆投影計算部は、前記ピクセル集合の中で前記回転軸の方向における複数のピクセルの数値データを前記メモリの連続したメモリアドレスから読み出すことを特徴とする請求項3記載の画像処理装置。
  6. 前記順投影計算部は、前記ボクセル集合の中で前記回転軸の方向における複数のボクセルの数値データを前記メモリの連続したメモリアドレスから読み出すことを特徴とする請求項2記載の画像処理装置。
  7. 前記メモリ格納部は、前記ピクセル集合の中で前記回転軸の方向における複数のピクセルの数値データに対して、連続したメモリアドレスを付与し、前記ピクセル集合の数値データをメモリに格納し、
    前記順投影計算部は、前記ピクセル集合の中で前記回転軸の方向における複数のピクセルの数値データを前記メモリの連続したメモリアドレスに書き込むことを特徴とする請求項2又は6記載の画像処理装置。
  8. 被写体に対して、回転軸を中心にした複数の異なる回転角度の放射線投影を行う放射線源と、
    放射線を検出し、前記複数の異なる回転角度の放射線投影に対応する複数の2次元放射線投影像データを生成する放射線検出器と、
    前記複数の2次元放射線投影像データを基に前記被写体の3次元画像を再構成するデータ処理装置とを有し、
    前記データ処理装置は、
    前記複数の2次元放射線投影像データを基に、ボクセル集合の数値データ及び前記放射線検出器の画素に対応するピクセル集合の数値データを設定し、前記ピクセル集合の中で前記回転軸の方向における複数のピクセルの数値データに対して、連続したメモリアドレスを付与し、前記ボクセル集合の数値データ及び前記ピクセル集合の数値データをメモリに格納するメモリ格納部と、
    前記ボクセル集合及び前記ピクセル集合に対して逆投影計算を行う逆投影計算部とを有することを特徴とする画像処理装置。
  9. さらに、前記ボクセル集合及び前記ピクセル集合に対して順投影計算を行う順投影計算部を有することを特徴とする請求項8記載の画像処理装置。
  10. 前記逆投影計算部は、前記ピクセル集合の中で前記回転軸の方向における複数のピクセルの数値データを前記メモリの連続したメモリアドレスから読み出すことを特徴とする請求項8又は9記載の画像処理装置。
  11. 前記順投影計算部は、前記ピクセル集合の中で前記回転軸の方向における複数のピクセルの数値データを前記メモリの連続したメモリアドレスに書き込むことを特徴とする請求項9記載の画像処理装置。
  12. 前記ボクセル集合及び前記ピクセル集合は、前記回転軸の方向の要素数がそれぞれ32以上であることを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  13. メモリ格納部により、被写体に対する回転軸を中心にした複数の異なる回転角度の放射線投影に応じて生成された複数の2次元放射線投影像データを基に、ボクセル集合の数値データ及びピクセル集合の数値データを設定し、前記ボクセル集合の中で前記回転軸の方向における複数のボクセルの数値データに対して、連続したメモリアドレスを付与し、前記ボクセル集合の数値データ及び前記ピクセル集合の数値データをメモリに格納するステップと、
    逆投影計算部により、前記ボクセル集合及び前記ピクセル集合に対して逆投影計算を行うステップと
    を有することを特徴とする画像再構成方法。
  14. メモリ格納部により、被写体に対する回転軸を中心にした複数の異なる回転角度の放射線検出器への放射線投影に応じて生成された複数の2次元放射線投影像データを基に、ボクセル集合の数値データ及び前記放射線検出器の画素に対応するピクセル集合の数値データを設定し、前記ピクセル集合の中で前記回転軸の方向における複数のピクセルの数値データに対して、連続したメモリアドレスを付与し、前記ボクセル集合の数値データ及び前記ピクセル集合の数値データをメモリに格納するステップと、
    逆投影計算部により、前記ボクセル集合及び前記ピクセル集合に対して逆投影計算を行うステップと
    を有することを特徴とする画像再構成方法。
  15. 被写体に対する回転軸を中心にした複数の異なる回転角度の放射線投影に応じて生成された複数の2次元放射線投影像データを基に、ボクセル集合の数値データ及びピクセル集合の数値データを設定し、前記ボクセル集合の中で前記回転軸の方向における複数のボクセルの数値データに対して、連続したメモリアドレスを付与し、前記ボクセル集合の数値データ及び前記ピクセル集合の数値データをメモリに格納するステップと、
    前記ボクセル集合及び前記ピクセル集合に対して逆投影計算を行うステップと
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  16. 被写体に対する回転軸を中心にした複数の異なる回転角度の放射線検出器への放射線投影に応じて生成された複数の2次元放射線投影像データを基に、ボクセル集合の数値データ及び前記放射線検出器の画素に対応するピクセル集合の数値データを設定し、前記ピクセル集合の中で前記回転軸の方向における複数のピクセルの数値データに対して、連続したメモリアドレスを付与し、前記ボクセル集合の数値データ及び前記ピクセル集合の数値データをメモリに格納するステップと、
    前記ボクセル集合及び前記ピクセル集合に対して逆投影計算を行うステップと
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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