JP6735133B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、遊技機に関する。
従来から、遊技球(遊技媒体)が移動する遊技領域を備え、遊技者の操作に応じて遊技領域に遊技球を発射する遊技機(ぱちんこ遊技機)が知られている。この種の遊技機は、遊技領域において遊技球を検出する検出領域として始動入賞口を設け、始動入賞口に遊技球が進入したことを検出すると、特別抽選を行うとともに表示装置において図柄の変動表示を開始させ、特別抽選の結果が大当たりである場合に、図柄を特定の態様で停止表示させる。すると遊技状態を特別遊技状態に移行させ、特別遊技状態では複数回の特別遊技を実行し、各特別遊技では遊技領域に設けられている大入賞口を開状態に動作させ、大入賞口への遊技球の進入に応じて遊技球を払い出す。
そしてこの種の遊技機では、遊技機の前面に演出物を設け、特別抽選の結果に応じて演出物を動作させることにより遊技を演出するものがある(特許文献1参照)。
特開2014−8108号公報
ここで従来の遊技機では、演出物による演出効果を高めるために演出物が特徴的な動作を行うように構成していたが、特徴的な動作であっても同じ動作を繰り返していると演出効果が低下してしまう。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、複数の演出物の動作パターンの組み合わせにより異なる演出を実行することができる遊技機を提供することにある。
(1)本発明は、所定条件下で当否を決定する抽選を行い、抽選の結果に応じて遊技を進行させる遊技機であって、基準位置から落下可能に設けられた第1演出物と、基準位置から落下可能に設けられた第2演出物と、前記第1演出物を基準位置に維持する維持状態と前記第1演出物を基準位置に維持しない非維持状態との間で動作する第1維持手段と、前記第2演出物を基準位置に維持する維持状態と前記第2演出物を基準位置に維持しない非維持状態との間で動作する第2維持手段と、前記第1維持手段を維持状態と非維持状態との間で動作させる第1維持駆動手段と、前記第2維持手段を維持状態と非維持状態との間で動作させる第2維持駆動手段と、前記第1維持駆動手段の制御および前記第2維持駆動手段の制御を行う制御手段と、を備え、前記第1演出物は、基準位置にある場合に前記第1維持手段が維持状態から非維持状態に動作すると基準位置から落下し、前記第2演出物は、基準位置にある場合に前記第2維持手段が維持状態から非維持状態に動作すると基準位置から落下することを特徴とする遊技機に関するものである。
本発明では、第1維持駆動手段の制御と、第2維持駆動手段の制御を個別に行うことにより、第1演出物は落下させるが第2演出物は基準位置に維持したり、第1演出物は基準位置に維持するが第2演出物は落下させたり、第1演出物および第2演出物を落下させたりすることができ、第1演出物および第2演出物の動作パターンの組み合わせにより異なる演出を実行することができる。
(2)また本発明は、前記第1演出物および前記第2演出物を落下位置から基準位置に復帰させる復帰駆動手段を更に備え、前記制御手段は、前記復帰駆動手段の制御を行うようにしてもよい。
このようにすれば、復帰駆動手段を制御することにより、第1演出物が落下位置にあるが第2演出物が基準位置にある場合には第1演出物を基準位置に復帰させることができ、第1演出物が基準位置にあるが第2演出物が落下位置にある場合には第2演出物を基準位置に復帰させることができ、第1演出物および第2演出物が落下位置にある場合には第1演出物および第2演出物を基準位置に復帰させることができる。
本発明によれば、複数の演出物の動作パターンの組み合わせにより異なる演出を実行することができる。
本発明の実施形態の遊技機の外観構成を示す斜視図である。 本発明の実施形態の遊技機の遊技盤の外観構成を示す正面図である。 本発明の実施形態の遊技機の第1演出物が落下した状態を示す正面図である。 本発明の実施形態の遊技機の演出装置の動作を示す斜視図である。 本発明の実施形態の遊技機の演出装置の動作を示す斜視図である。 本発明の実施形態の遊技機の第1右維持部の動作を示す正面図である。 本発明の実施形態の遊技機の取付枠の動作を示す斜視図である。 本発明の実施形態の遊技機の取付枠の動作を示す斜視図である。 本発明の実施形態の遊技機の演出装置の動作を示す正面図である。 本発明の実施形態の遊技機の演出装置の動作を示す正面図である。 本発明の実施形態の遊技機の演出装置の動作を示す正面図である。 本発明の実施形態の遊技機の演出装置の動作を示す正面図である。 本発明の実施形態の遊技機の第2演出物の動作を示す正面図である。 本発明の実施形態の遊技機の第2演出物の動作を示す正面図である。 本発明の実施形態の遊技機の機能ブロックを示す図である。
以下、本実施形態について説明する。なお、以下に説明する本実施形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を不当に限定するものではない。また本実施形態で説明される構成の全てが、本発明の必須構成要件であるとは限らない。
1.遊技機の構成
図1は、本実施形態に係る遊技機の外観構成を示す斜視図である。本実施形態の遊技機は、遊技場から貸し出された遊技球(遊技媒体)を用いて遊技を行うものであり、遊技機の外側面を形成する外枠2と、遊技機の内部に設けられ、遊技球が移動する遊技領域4を形成する遊技盤6と、遊技領域4を遊技者が視認可能かつ接触不可能にするガラスユニット8と、遊技機の前面において遊技領域4を取り囲むように形成された前枠10を備えている。そして前枠10は、遊技領域4を遊技者が視認可能となるように遊技領域4に対応する範囲の前枠開口11を形成しつつ、前枠開口11を塞ぐようにして背面側からガラスユニット8が取り付けられることにより、ガラスユニット8とともに遊技機の前面を形成している。
そして前枠10の一部は、光が透過する半透明の素材により構成されており、半透明の素材により構成されている部分の内部には、遊技を盛り上げるための演出光などを出力する複数の前枠ランプ12が設けられている。また、前枠10の上部の左右および下部の左右には、遊技を盛り上げるための演出音などを出力するスピーカー14が設けられている。
また前枠10の下部中央には、遊技球を貯留するための上皿16が設けられており、上皿16の内側面の奥側の左部には、遊技機から遊技者に遊技球を払い出すための払出口18が設けられている。また前枠10の下部右側には、グリップユニット20が設けられており、遊技者がグリップユニット20を遊技機に向かって右回りに回転させる操作を行うと、遊技機内部に設けられた図示しない発射装置が作動して、遊技領域4内に遊技球が発射されるようになっている。なお本実施形態の発射装置は、1分間に99個(1秒間に1.65個)の遊技球を発射することができる。
そして上皿16の内側面の奥側の右部には、上皿16から遊技球を発射装置に供給するための供給口22が設けられている。また上皿16の下方には、上皿16に遊技球を貯留しきれなくなった場合に余剰の遊技球を貯留しておく下皿24が設けられている。
また上皿16の縁部手前側には、演出ボタン26(演出操作手段)が設けられており、遊技者が演出ボタン26を操作すると、遊技機で行われる演出が変化する。
図2は、図1で示した遊技盤6の外観構成を示す正面図である。図2に示すように遊技盤6には、円形状に外レール28が設けられており、外レール28に囲まれた領域が、遊技球が移動する遊技領域4となっている。また遊技領域4の左端部には、外レール28に沿うように円弧状に内レール30が設けられており、外レール28と内レール30は、遊技盤6の下方に設けられた図示しない発射装置から発射された遊技球を遊技領域4に誘導する。
また遊技盤6の中央部には、遊技を盛り上げるための演出画像などを表示する液晶ディスプレイ31(演出画像表示手段)と、液晶ディスプレイ31の表示領域を囲むように形成された装飾部32を備える演出ユニット33が設けられている。ここで装飾部32は、光が透過する半透明の素材により構成された部分を有しており、半透明の素材により構成されている部分の内部には、遊技を盛り上げるための演出光などを出力する複数の装飾部ランプ34が設けられている。
また本実施形態の演出ユニット33には、液晶ディスプレイ31の上方に、本実施形態の遊技機が題材としているテレビアニメのロゴタイプ(図示省略)が表示されている第1演出物100が設けられており、第1演出物100は、図2に示すように液晶ディスプレイ31の上方となる基準位置と、図3に示すように液晶ディスプレイ31の中央部を覆う落下位置との間で動作可能となっている。そして図3に示すように、演出ユニット33には、第1演出物100の奥側に、第1演出物100が落下位置になると遊技者から視認可能となり、第1演出物100とは異なる文字列(図示省略)が表示されている第2演出物102が設けられており、第2演出物102も第1演出物100と同様に、図3に示すように液晶ディスプレイ31の上方となる基準位置と、図示しないが液晶ディスプレイ31の中央部を覆う落下位置との間で動作可能となっている。すなわち本実施形態では、第1演出物100の基準位置の奥側が第2演出物の基準位置となり、第1演出物100の落下位置の奥側が第2演出物の落下位置となる。
そして本実施形態では、演出ユニット33の手前側を遊技球が通過できないようになっており、発射装置から発射された遊技球は、演出ユニット33の左側の遊技領域4か演出ユニット33の右側の遊技領域4を落下するようになっている。そして遊技領域4には、遊技盤6の表面に交差するように図示しない多数の遊技釘が打ち付けられており、遊技領域4を移動する遊技球の移動方向がランダムに変化するようになっている。
また装飾部32の左部には、演出ユニット33の左側の遊技領域4を落下する遊技球が通過できる開口40が形成されており、この開口40を通過した遊技球は装飾部32の内部に設けられている通路42を通過して、装飾部32の下部に設けられたステージ44に落下するようになっている。このステージ44の上面は滑らかな曲面となっているとともに、ステージ44とガラスユニット8との間に遊技球がステージ44から下方に落下できる隙間が形成されており、通路42からステージ44上に落下した遊技球がステージ44上を左右に往復移動した後にステージ44の中央部付近から下方に落下するようになっている。
そしてステージ44の中央部の下方には、ステージ44の中央部付近から下方に落下した遊技球が進入可能な第1始動入賞口46が設けられている。この第1始動入賞口46は、遊技球が進入したことを検出するセンサ(検出手段)を内蔵し、遊技球が進入すると遊技球が遊技機内部に回収されるように構成されており、第1始動入賞口46に遊技球が進入するたびに、遊技者に対して所定個数(1個以上の規定数、例えば3個)の遊技球が払い出されるとともに、乱数値を取得して大当たりの当否を決定する特別抽選が行われる。
また演出ユニット33の右側の遊技領域4には、遊技球が遊技機内部に回収されずに通過する通過ゲート48が設けられている。この通過ゲート48は、遊技球が通過したことを検出するセンサを内蔵し、通過ゲート48を遊技球が通過するたびに、乱数値を取得して普通当たりの当否を決定する普通抽選が行われる。
また演出ユニット33の右側の遊技領域4には、通過ゲート48の下方に、遊技球が進入すると遊技球が遊技機内部に回収される第2始動入賞口50が設けられている。この第2始動入賞口50は、遊技球が進入したことを検出するセンサ(遊技媒体検出手段)を内蔵するとともに、第2始動入賞口50に遊技球が進入しにくい縮小状態(進入を補助しない状態・非補助状態)と遊技球が進入しやすい拡大状態(進入を補助する状態・補助状態)との間で動作可能な補助部材を備える普通役物52(補助手段)が設けられている。そして普通役物52は、補助部材を動作させるソレノイドなどの駆動装置を内蔵しており、普通抽選で普通当たりが当選すると所定条件下で拡大状態となるように制御される。そして第2始動入賞口50に遊技球が進入するごとに、遊技者に対して所定個数(1個以上の規定数、例えば3個)の遊技球が払い出されるとともに、乱数値を取得して大当たりの当否を決定する特別抽選が行われる。
なお、第1始動入賞口46に遊技球が進入するごとに遊技者に払い出される遊技球の個数と、第2始動入賞口50に遊技球が進入するごとに遊技者に払い出される遊技球の個数は、同一の個数であっても異なる個数であってもよい。
また演出ユニット33の右側の遊技領域4には、遊技球が進入すると遊技球が遊技機内部に回収される大入賞口54が設けられている。この大入賞口54は、遊技球が進入したことを検出するセンサを内蔵するとともに、大入賞口54を塞ぐ板状部材を備える特別役物56が設けられており、特別役物56は、大入賞口54に遊技球が進入可能な開状態(第1状態、進入可能状態)と遊技球が進入不可能な閉状態(第2状態、進入不可状態)との間で動作可能に構成されている。そして特別役物56は、板状部材を動作させるソレノイドなどの駆動装置を内蔵しており、特別抽選で大当たりが当選すると開始される特別遊技状態において所定条件下で開状態となるように制御される。そして大入賞口54に遊技球が進入するたびに、遊技者に対して所定個数(例えば15個)の遊技球が払い出される。
また遊技領域4の最下部には、いずれの入賞口にも進入せずに遊技領域4を落下した遊技球を遊技機内部に回収するアウト口62が設けられている。
そして遊技球の発射装置は、図1で示したグリップユニット20の回転量を調節することにより遊技球の射出力が変化するように構成されており、グリップユニット20の回転量が少ない場合には演出ユニット33の左側の遊技領域4を遊技球が落下するように遊技球が発射され、グリップユニット20の回転量が多い場合には演出ユニット33の右側の遊技領域4を遊技球が落下するように遊技球が発射される。
従って遊技者は、遊技状況に応じてグリップユニット20の回転量を調節し、遊技球が左側の遊技領域4を落下して、あるいは開口40と通路42とステージ44を通過して第1始動入賞口46に入賞するように遊技球を発射させたり(左打ち)、遊技球が右側の遊技領域4を落下して、通過ゲート48を遊技球が通過するように、あるいは第2始動入賞口50に遊技球が入賞するように、あるいは大入賞口54に遊技球が入賞するように遊技球を発射させたりする(右打ち)。
なお本実施形態の遊技機では、遊技球が左側の遊技領域4を落下する場合には、通過ゲート48を遊技球が通過することがなく、第2始動入賞口50や大入賞口54に遊技球が入賞することがなく、また遊技球が右側の遊技領域4を落下する場合には、第1始動入賞口46に遊技球が入賞することがないようになっている。
また遊技盤6の右下部であって、遊技領域4の外側には、普通抽選の結果、特別抽選の結果、遊技状態など、遊技機の各種状態をランプ等の点灯および消灯により示す状態表示装置70が設けられている。
図4は、図2および図3で示した演出ユニット33における第1演出物100および第2演出物102の取り付け構造を示す斜視図である。本実施形態では、演出ユニット33の内部に、図4に示すように、第1演出物100および第2演出物102が取り付けられる取付枠104が設けられている。図4では、第1演出物100および第2演出物102の位置がいずれも落下位置となっている。
図4に示すように、取付枠104の右前側には上下方向に第1右シャフト106が設けられ、第1右シャフト106には第1演出物100の右端部が上下にスライド可能に取り付けられており、取付枠104の左前側には上下方向に第1左シャフト108が設けられ、第1左シャフト108には第1演出物100の左端部が上下にスライド可能に取り付けられている。また取付枠104の右後側には上下方向に第2右前シャフト110と第2右後シャフト112が設けられ、第2右前シャフト110と第2右後シャフト112には第2演出物102の右端部が上下にスライド可能に取り付けられており、取付枠104の左後側には上下方向に第2左前シャフト114と第2左後シャフト116が設けられ、第2左前シャフト114と第2左後シャフト116には第2演出物102の左端部が上下にスライド可能に取り付けられている。そして第1右シャフト106、第1左シャフト108、第2右前シャフト110、第2右後シャフト112、第2左前シャフト114、第2左後シャフト116は、互いに平行となるように設けられている。
従って、第1演出物100は、第1右シャフト106および第1左シャフト108に沿って取付枠104に対して上下にスライド可能となっており、第2演出物102は、第1演出物100の背後において第2右前シャフト110、第2右後シャフト112、第2左前シャフト114および第2左後シャフト116に沿って取付枠104に対して上下にスライド可能となっている。
また、第1演出物100の上部には、第1演出物100の右上部から上方に伸び鉤形状を有する第1右鉤状部118と、第1演出物100の左上部から上方に伸び鉤形状を有する第1左鉤状部120が設けられている。また、第2演出物102の上部には、第2演出物102の右上部から上方に伸び鉤形状を有する第2右鉤状部122と、第2演出物102の左上部から上方に伸び鉤形状を有する第2左鉤状部124が設けられている。
そして、取付枠104の上部の右前側には、第1右鉤状部118が貫通可能な第1右貫通孔126が設けられており、第1右貫通孔126の上端部には、第1右鉤状部118が引っ掛かって第1演出物100を基準位置に維持する第1右維持部128(第1維持手段)と、第1右維持部128を動作させる第1右ソレノイド130(第1維持駆動手段)が設けられている。また取付枠104の上部の左前側には、第1左鉤状部120が貫通可能な第1左貫通孔132が設けられており、第1左貫通孔132の上端部には、第1左鉤状部120が引っ掛かって第1演出物100を基準位置に維持する第1左維持部134(第1維持手段)と、第1左維持部134を動作させる第1左ソレノイド136(第1維持駆動手段)が設けられている。
また、取付枠104の上部の右後側には、第2右鉤状部122が貫通可能な第2右貫通孔138が設けられており、第2右貫通孔138の上端部には、第2右鉤状部122が引っ掛かって第2演出物102を基準位置に維持する第2右維持部140(第2維持手段)と、第2右維持部140を動作させる第2右ソレノイド142(第2維持駆動手段)が設けられている。また取付枠104の上部の左後側には、第2左鉤状部124が貫通可能な第2左貫通孔144が設けられており、第2左貫通孔144の上端部には、第2左鉤状部124が引っ掛かって第2演出物102を基準位置に維持する第2左維持部146(第2維持手段)と、第2左維持部146を動作させる第2左ソレノイド148(第2維持駆動手段)が設けられている。
そして、図5に示すように、第1演出物100および第2演出物102が基準位置となる場合には、第1右鉤状部118が第1右貫通孔126を貫通して第1右維持部128に引っ掛かるとともに、第1左鉤状部120が第1左貫通孔132を貫通して第1左維持部134に引っ掛かることにより、第1演出物100が基準位置に維持され、第2右鉤状部122が第2右貫通孔138を貫通して第2右維持部140に引っ掛かるとともに、第2左鉤状部124が第2左貫通孔144を貫通して第2左維持部146に引っ掛かることにより、第2演出物102が基準位置に維持される。
図6(A)〜図6(D)は、第1右鉤状部118と第1右維持部128と第1右ソレノイド130の動作を示す正面図である。まず図6(A)に示すように、第1右ソレノイド130に通電されていない状態では、第1右ソレノイド130の可動鉄心に連結されている第1右維持部128がバネにより図中右方向に突出するよう(維持状態)に付勢されている。そして、第1演出物100が落下位置から基準位置に向けて上昇することにより第1右鉤状部118が下方から進入してくると、第1右維持部128と第1右鉤状部118の上端において図中左方向に突出するように形成された鉤部分150が接触する。
そして、図6(B)に示すように、鉤部分150が第1右維持部128をバネの付勢力に抗して図中左方向に押し込みつつ第1右鉤状部118が上昇し、鉤部分150が第1右維持部128を乗り越えると、図6(C)に示すように、第1右維持部118がバネの付勢力により図中右方向に突出して(維持状態)、鉤部分150が第1右維持部128に引っ掛かる。そして、第1右ソレノイド130に通電されると、図6(D)に示すように、第1右ソレノイド130の可動鉄心が図中左方向に引き込まれて第1右維持部128が図中左方向に移動するため(非維持状態)、第1右維持部128に鉤部分150が引っ掛からなくなる。
そして本実施形態では、第1左鉤状部120と第1左維持部134と第1左ソレノイド136、第2右鉤状部122と第2右維持部140と第2右ソレノイド142、第2左鉤状部124と第2左維持部146と第2左ソレノイド148も、第1右鉤状部128と第1右維持部128と第1右ソレノイド130と同様の構成を備えている。
従って本実施形態では、図5に示すように、第1演出物100が基準位置となっている場合に、第1右ソレノイド130および第1左ソレノイド136に通電すると、第1右鉤状部118が第1右維持部128に引っ掛からなくなるとともに第1左鉤状部120が第1左維持部134に引っ掛からなくなることにより、第1演出物100が自重により落下位置まで落下し、第2演出物102が基準位置となっている場合に、第2右ソレノイド142および第2左ソレノイド148に通電すると、第2右鉤状部122が第2右維持部140に引っ掛からなくなるとともに第2左鉤状部124が第2左維持部146に引っ掛からなくなることにより、第2演出物102が自重により落下位置まで落下する。
図7は、取付枠104から第1演出物100および第2演出物102を取り外した状態を示す斜視図である。図7に示すように、取付枠104の右側には、第1右シャフト106と第2右前シャフト110の近傍に、表面に螺旋状の溝が形成された右スパイラルシャフト152が設けられ、取付枠104の左側には、第1左シャフト108と第2左前シャフト114の間に、表面に螺旋状の溝が形成された左スパイラルシャフト154が設けられている。そして右スパイラルシャフト152と左スパイラルシャフト154は、第1右シャフト106、第2右前シャフト110、第1左シャフト108、第2左前シャフト114と互いに平行となるように設けられている。
そして取付枠104の右側には、第1右シャフト106、第2右前シャフト110および右スパイラルシャフト152に沿って取付枠104に対して上下に移動可能な右可動部156が、第1右シャフト106、第2右前シャフト110および右スパイラルシャフト152に跨がるように取り付けられている。そして、右可動部156に設けられた右スパイラルシャフト152を貫通させる貫通孔の内側面には、右スパイラルシャフト152の螺旋状の溝と噛み合う螺旋状の溝が形成されている。そして、右スパイラルシャフト152の下端部には、右スパイラルシャフト152を正方向および逆方向に回転させる右シャフトモーター158(復帰駆動手段)が設けられている。そして右可動部156は、第1右シャフト106および第2右前シャフト110によって右スパイラルシャフト152を中心とした回転が制限されているため、右シャフトモーター158を正方向あるいは逆方向に駆動すると、右スパイラルシャフト152の回転方向に応じて、図7に示す上昇位置に上昇したり、図8に示す下降位置に下降したりするようになっている。
また取付枠104の左側には、第1左シャフト108、第2左前シャフト114および左スパイラルシャフト154に沿って取付枠104に対して上下に移動可能な左可動部160が、第1左シャフト108、第2左前シャフト114および左スパイラルシャフト154に跨がるように取り付けられている。そして、左可動部160に設けられた左スパイラルシャフト154を貫通させる貫通孔の内側面には、左スパイラルシャフト154の螺旋状の溝と噛み合う螺旋状の溝が形成されている。そして、左スパイラルシャフト154の下端部には、左スパイラルシャフト154を正方向および逆方向に回転させる左シャフトモーター162(復帰駆動手段)が設けられている。そして左可動部160は、第1左シャフト108および第2左前シャフト114によって左スパイラルシャフト154を中心とした回転が制限されているため、左シャフトモーター162を正方向あるいは逆方向に駆動すると、左スパイラルシャフト154の回転方向に応じて、図7に示す上昇位置に上昇したり、図8に示す下降位置に下降したりするようになっている。
従って本実施形態では、図9に示すように、第1演出物100および第2演出物102が基準位置にある場合に、右可動部156および左可動部160を下降位置に移動させておけば、第1右ソレノイド130および第1左ソレノイド136に通電すると、図10に示すように、第2演出物102を基準位置に維持したまま第1演出物100を落下位置に落下させることができ、第2右ソレノイド142および第2左ソレノイド148に通電すると、図11に示すように、第1演出物100を基準位置に維持したまま第2演出物102を落下位置に落下させることができる。
そして図10に示すように、第1演出物100が落下位置にある場合に、右可動部156および左可動部160を上昇位置に上昇させると、右可動部156および左可動部160が第1演出物100の右端部の下面および左端部の下面に接触しながら第1演出物100を基準位置まで上昇させることができ、図5で示したように、第1右鉤状部118が第1右維持部128に引っ掛かるとともに、第1左鉤状部120が第1左維持部134に引っ掛かることにより、第1演出物100が基準位置に維持される。また、図11に示すように、第2演出物102が落下位置にある場合に、右可動部156および左可動部160を上昇位置に上昇させると、右可動部156および左可動部160が第2演出物102の右端部の下面および左端部の下面に接触しながら第2演出物102を基準位置まで上昇させることができ、図5で示したように、第2右鉤状部122が第2右維持部140に引っ掛かるとともに、第2左鉤状部124が第2左維持部146に引っ掛かることにより、第2演出物102が基準位置に維持される。
また図10に示すように、第1演出物100が落下位置にあるが第2演出物102が基準位置にある場合に、右可動部156および左可動部160を下降位置に維持しておけば、第2右ソレノイド142および第2左ソレノイド148に通電すると、図12に示すように、第1演出物100を落下位置に維持したまま第2演出物102を落下位置に落下させることができる。また図11に示すように、第2演出物102が落下位置にあるが第1演出物100が基準位置にある場合に、右可動部156および左可動部160を下降位置に維持しておけば、第1右ソレノイド130および第1左ソレノイド136に通電すると、図12に示すように、第2演出物102を落下位置に維持したまま第1演出物100を落下位置に落下させることができる。
そして図12に示すように、第1演出物100および第2演出物102が落下位置にある場合に、右可動部156および左可動部160を上昇位置に上昇させると、第1演出物100および第2演出物102を同時に基準位置まで上昇させることができ、図5で示したように、第1右鉤状部118が第1右維持部128に引っ掛かるとともに、第1左鉤状部120が第1左維持部134に引っ掛かることにより、第1演出物100が基準位置に維持され、第2右鉤状部122が第2右維持部140に引っ掛かるとともに、第2左鉤状部124が第2左維持部146に引っ掛かることにより、第2演出物102が基準位置に維持される。
こうして本実施形態では、第1右ソレノイド130および第1左ソレノイド136の制御と、第2右ソレノイド142および第2左ソレノイド148の制御を個別に行うことにより、第1演出物100および第2演出物102を個別に落下位置に落下させることができ、右シャフトモーター158および左シャフトモーター162を制御することにより、落下位置にある第1演出物100あるいは第2演出物102を基準位置に戻すことができる。ただし本実施形態では、右可動部156が第1右シャフト106および第2右前シャフト110に跨がるように設けられ、左可動部160が第1左シャフト108および第2左前シャフト114に跨がるように設けられているため、第1演出物100および第2演出物102が落下位置にある場合には、第1演出物100のみあるいは第2演出物102のみを基準位置に戻すことはできない。
以下では、第2演出物102の詳細を説明する。図13は、落下位置にある第2演出物102の詳細を示す正面図である。図13に示すように、第2演出物102は、第2演出物102の最前面を構成し、文字列(図示省略)が表示されている横長板状の前側部164と、前側部164の背後に設けられ、下側の半円形状部分を有する横長板状の中間部166と、中間部166の背後に設けられ、上側の半円形状部分を有する横長板状の奥側部168から構成されている。
前側部164は、右端部において第2右前シャフト110に対して上下にスライド可能に取り付けられ、左端部において第2左前シャフト114に対して上下にスライド可能に取り付けられている。そして前側部164の右上部には第2右鉤状部122が設けられており、前側部164の左上部には第2左鉤状部124が設けられている。
また前側部164の右端部のやや内側には、前側部164の正面に対して直交するように設けられた右軸170を中心として回転する右ギヤ172が設けられており、右ギヤ172の内側には、右ギヤ172の内側と噛み合う前側ラックギヤ174が、前側部164の背面に対して上下にスライド可能に設けられている。そして、図13に示すように第2演出物102が落下位置にある場合には、前側ラックギヤ174は、第2右鉤状部122のように上方に突出するようになっている。また前側部164の左端部のやや内側には、前側部164の正面に対して直交するように設けられている左軸176を中心として回転する左ギヤ178が設けられている。
中間部166は、右端部において第2右前シャフト110の奥側に設けられている第2右後シャフト112に対して上下にスライド可能に取り付けられ、左端部において第2左前シャフト114の奥側に設けられている第2左後シャフト116に対して上下にスライド可能に取り付けられている。また中間部166は、図13に示すように第2演出物102が落下位置にある場合には、前側部164の背面に設けられた図示しない規制部に対して自重により接触して落下が規制されることにより、図13に示す位置が前側部164に対する下限位置となっている。
そして中間部166の右端部のやや内側には、前側部164の右ギヤ172の外側と噛み合う中間右ラックギヤ180が、中間部166において一体的にすなわち中間部166に対してスライド不可能に設けられている。また中間部166の左端部のやや内側には、前側部164の左ギヤ178の内側と噛み合う中間左ラックギヤ182が、中間部166において一体的にすなわち中間部166に対してスライド不可能に設けられている。このように中間部166は、前側部164に対して中間右ラックギヤ180と中間左ラックギヤ182において接続されている。
奥側部168は、中間部166と同様に、右端部において第2右後シャフト112に対して上下にスライド可能に取り付けられ、左端部において第2左後シャフト116に対して上下にスライド可能に取り付けられているが、中間部166よりも奥側部168の方が上方で第2右後シャフト112および第2左後シャフト116に取り付けられている。そして奥側部168の左端部のやや内側には、前側部164の左ギヤ178の外側と噛み合う奥側ラックギヤ184が、奥側部168において一体的にすなわち奥側部168に対してスライド不可能に設けられている。そして、図13に示すように第2演出物102が落下位置にある場合には、奥側ラックギヤ184は、第2左鉤状部124のように上方に突出するようになっている。このように奥側部168は、前側部164に対して奥側ラックギヤ184において接続されている。そして奥側部168は、図13に示す位置が前側部164に対する上限位置となっている。
従って本実施形態では、奥側部168が図13に示す上限位置から下降すると、左ギヤ178を左回りに回転させて中間部166を上昇させることができる。しかし、本実施形態では奥側部168と中間部166の重量には大きな差がないように構成しているため、図13に示すように第2演出物102が落下位置にある場合には、奥側部168の自重によっては左ギヤ178を左回りに回転させて中間左ラックギヤ182を介して中間部166を上昇させることができず、中間部166が前側部164に対する下限位置となり奥側部168が前側部164に対する上限位置となっている状態で維持される。
また本実施形態では、上述したように右可動部156が第2右前シャフト110に沿って上昇するとともに左可動部160が第2左前シャフト114に沿って上昇するため、右可動部156および左可動部160は、前側部164の右端部の下面および左端部の下面と接触して前側部164を上昇させる。ここで中間部166は、上述したように前側部164の背面に設けられた図示しない規制部により、図13に示す下限位置で落下が規制されているため、前側部164が上昇すると、下限位置のまま前側部164の規制部に押し上げられるようにして前側部164とともに上昇し、奥側部168も、図13に示す上限位置のまま前側部164の左ギヤ178に押し上げられるようにして前側部164とともに上昇する。
こうして右可動部156および左可動部160により第2演出物102が上昇していくと、まずは最上部に位置する前側ラックギヤ174の上端と奥側ラックギヤ184の上端が、図7に示す取付枠104の上部の下面に接触する。そして更に右可動部156および左可動部160により前側部164が上昇すると、前側ラックギヤ174の上昇が制限された状態で前側部164が上昇することにより、右ギヤ172が左回りに回転して中間右ラックギヤ180を介して中間部166を前側部164に対して上昇させるとともに、奥側ラックギヤ184の上昇が制限された状態で前側部164が上昇することにより、左ギヤ178も左回りに回転して中間左ラックギヤ182を介して中間部166を前側部164に対して上昇させる。そして、第2演出物102が基準位置まで上昇すると、図14に示すように、中間部166が前側部164に対する上限位置となり、奥側部168が前側部164に対する下限位置となっている状態で維持される。
こうして本実施形態では、第2演出物102が基準位置にある場合には、図14に示すように、前側部164の背後に重なるように中間部166と奥側部168が収納され、第2演出物102が落下位置にある場合には、図13に示すように、中間部166が前側部164に対して下降するとともに奥側部168が前側部164に対して上昇して中間部166と奥側部168が上下に広がって露出するように動作させることができる。
従って本実施形態では、図9に示すように第1演出物100および第2演出物102が基準位置にある場合には、第2演出物102が第1演出物100の背後に隠れるようにして液晶ディスプレイ31の表示領域の妨げにならないようにしたり、図10に示すように第1演出物100が落下位置にあるが第2演出物102が基準位置にある場合には、第2演出物102が露出するものの目立たないようにしつつ液晶ディスプレイ31の表示領域の妨げにならないようにしたりすることができる。
また、図11に示すように、第1演出物100が基準位置にあるが第2演出物102が落下位置にある場合には、第2演出物102が液晶ディスプレイ31の表示領域を広く覆うようにしたり、図12に示すように第1演出物100および第2演出物102が落下位置にある場合には、前側部164は第1演出物100の背後に隠れるものの中間部166は第1演出物100の下側から露出し奥側部168は第1演出物100の上側から露出するようにしたりすることができる。
2.機能ブロック
図15は、本実施形態の遊技機の機能ブロック図である。本実施形態の遊技機は、メイン基板500およびサブ基板600を含む制御基板によって制御される。メイン基板500は、通過ゲートセンサ502、第1始動入賞口センサ504、第2始動入賞口センサ505、大入賞口センサ506、払出センサ508等の入力手段からの入力信号を受けて、遊技を実行するための各種の演算を行い、演算結果に基づいて、普通役物駆動装置520、特別役物駆動装置522、払出装置106等の出力手段の動作制御を行う。
またサブ基板600は、メイン基板500から送られてくる信号や、演出ボタンスイッチ602からの入力信号を受けて、遊技の進行状況に合わせた演出を実行するための各種の演算を行い、演算結果に基づいて、演出表示装置620、音響装置622、可動物駆動装置624等の演出装置626の動作制御を行う。またメイン基板500やサブ基板600等の各基板の機能は各種のプロセッサ(CPU、DSPなど)、ASIC(ゲートアレイなど)、ROM(情報記憶媒体の一例)、あるいはRAMなどのハードウェアや、ROMなどに予め記憶されている所与のプログラムからなるソフトウェアにより実現される。
そしてメイン基板500は、乱数発生手段540、普通抽選手段542、普通駆動制御手段544、特別抽選手段546、遊技状態移行制御手段548、特別駆動制御手段550、払出制御手段552、通信制御手段554、メインメモリ570を含んで構成されている。
乱数発生手段540は、抽選用の乱数値を発生させる手段であり、ハードウェア乱数を発生させる乱数発生器や、ソフトウェア乱数を発生させるプログラムにより実現される。ソフトウェア乱数は、例えば、インクリメントカウンタ(所定のカウント範囲を循環するように数値をカウントするカウンタ)のカウント値に基づいて発生させることができる。なお本実施形態において「乱数値」には、数学的な意味でランダムに発生する値のみならず、その発生自体は規則的であっても、その取得タイミング等が不規則であるために実質的に乱数として機能しうる値も含まれる。
普通抽選手段542は、1個の遊技球が通過ゲート40を通過するごとに作動する通過ゲートセンサ502からの検出信号に基づいて、乱数発生手段540から乱数値(抽選用乱数値)を取得して、取得した乱数値について普通当たりの当否を決定する普通抽選を行う。
普通駆動制御手段544は、普通抽選で普通当たりが当選すると、普通役物44が所定条件下で拡大状態となるように普通役物駆動装置520を制御する。
特別抽選手段546は、1個の遊技球が第1始動入賞口46に進入するごとに作動する第1始動入賞口センサ504からの検出信号に基づいて、あるいは1個の遊技球が第2始動入賞口50に進入するごとに作動する第2始動入賞口センサ505からの検出信号に基づいて、乱数発生手段540から乱数値(抽選用乱数値)を取得して、取得した乱数値について大当たりの当否を決定するとともに、大当たりが当選した場合には、複数種類の大当たり図柄のうちいずれの図柄が当選したかを判定する特別抽選を行う。
遊技状態移行制御手段548は、所定の移行条件の成立に基づいて、通常状態、特別遊技状態、確変状態、時短状態の間で遊技状態を移行させる遊技状態移行制御処理を行う。
通常状態は、複数種類の遊技状態の中で初期状態に相当する遊技状態で、通常状態からは特別遊技状態への移行が可能となっている。
特別遊技状態は、通常状態、確変状態あるいは時短状態における特別抽選において大当たりが当選したことに基づいて開始され、大当たり図柄の種類に応じて予め定められたラウンド数(実行回数)の特別遊技が実行されると終了する。そして大当たり図柄が確変図柄であった場合には、特別遊技状態が終了すると確変状態に移行され、大当たり図柄が通常図柄であった場合には、特別遊技状態が終了すると時短状態に移行される。
確変状態は、通常状態よりも大当たりが当選する確率が高くなるように、あるいは大当たりが当選した場合に確変図柄が当選する確率が高くなるように、特別抽選が行われるとともに、通常状態よりも普通当たりが当選する確率が高くなるように普通抽選が行われる遊技状態である。また確変状態では、1回の特別抽選にかかる時間および1回の普通抽選にかかる時間が通常状態よりも短縮されることにより、特別抽選および普通抽選の実行契機を頻繁に到来させることができるように制御される。そして確変状態からは特別遊技状態への移行が可能となっているが、確変状態において特別抽選が行われた回数が9999回に達したことを条件に終了して通常状態に移行される。ただし確変状態では、特別抽選における大当たりの当選確率が約1/39に設定されるため、確変状態において特別抽選が行われた回数が9999回に達する前に特別遊技状態が開始され、確変状態から通常状態に移行することはほとんどないようになっている。
時短状態は、大当たりが当選する確率が通常状態と同一となるように特別抽選が行われるが、通常状態よりも普通当たりが当選する確率が高くなるように普通抽選が行われる遊技状態である。また時短状態では、1回の特別抽選にかかる時間および1回の普通抽選にかかる時間が通常状態よりも短縮されることにより、特別抽選および普通抽選の実行契機を頻繁に到来させることができるように制御される。そして時短状態からは特別遊技状態への移行が可能となっているが、時短状態において特別抽選が行われた回数が100回に達したことを条件に終了して通常状態に移行される。
特別駆動制御手段550は、特別遊技状態における各特別遊技において、大当たり図柄の種類に応じて予め定められた態様で特別役物56が開状態となるように特別役物駆動装置522の駆動制御を行う。
払出制御手段552は、第1始動入賞口センサ504、第2始動入賞口センサ505あるいは大入賞口センサ506からの検出信号に基づいて、検出信号ごとに予め定められている賞球数に相当する払出数の遊技球を払出装置106に払い出させる制御を行う。
通信制御手段554は、サブ基板600に信号を送信する制御を行っている。なお本実施形態の遊技機では、メイン基板500とサブ基板600との間では、メイン基板500からサブ基板600への単方向通信のみが可能となっており、サブ基板600からはメイン基板500へ信号を送信することができないように通信接続されている。
続いて、サブ基板600について説明する。サブ基板600は、演出制御手段640と、サブメモリ670とを含んで構成されている。
演出制御手段640は、メイン基板500から送信された通知信号や、演出ボタンスイッチ602からの入力信号や、サブメモリ670に記憶されている演出データに基づいて、演出表示装置620を制御して前枠ランプ12や装飾部ランプ34を点灯あるいは点滅させたり、液晶ディスプレイ31に演出画像を表示させたり、音響装置622を制御してスピーカー14から演出音を出力させたり、可動物駆動装置624を駆動して可動物を動作させたりするなど、演出装置626を制御することにより、遊技を盛り上げたり、遊技を補助したりするための演出を実行させる。
例えば、第1始動入賞口46や第2始動入賞口50への遊技球の入賞、演出ボタン26に対する操作、遊技状態の変動などの遊技イベントの発生に応じて、特別抽選演出処理、状態演出処理などを行う。
特別抽選演出処理では、演出制御手段640は、メイン基板500から送信された通知信号に基づいて、特別抽選を演出する特別変動演出を演出装置626に実行させる。本実施形態では演出制御手段640は、液晶ディスプレイ31において特別図柄画像を変動表示させた後に、特別抽選の結果に応じた態様で特別図柄画像を停止表示させるとともに、液晶ディスプレイ31においてキャラクター画像を動作させたり、背景画像を変化させたりする変動演出画像を表示させることにより、特別変動演出を液晶ディスプレイ31において実行する。また演出制御手段640は、特別変動演出として、特別図柄画像や変動演出画像の進行に合わせて可動物駆動装置624を制御して可動物を動作させる。
詳細には本実施形態では、可動物駆動装置624として、第1右ソレノイド130、第1左ソレノイド136、第2右ソレノイド142、第2左ソレノイド148、右シャフトモーター158、左シャフトモーター162が設けられており、演出制御手段640(制御手段)は、特別図柄画像や変動演出画像の進行に合わせて第1右ソレノイド130および第1左ソレノイド136を制御して第1演出物100を基準位置から落下位置に落下させたり、第2右ソレノイド142および第2左ソレノイド148を制御して第2演出物102を基準位置から落下位置に落下させたり、右シャフトモーター158および左シャフトモーター162を制御して、右可動部156および左可動部160を上昇位置に上昇させることにより落下位置にある第1演出物100あるいは第2演出物102を基準位置に復帰させたり、上昇位置から右可動部156および左可動部160を下降させることにより右可動部156および左可動部160を下降位置で待機させたりする。
ここで本実施形態では、特別変動演出の実行種別としてプレミアムリーチ、スーパーリーチ1、スーパーリーチ2、ノーマルリーチ、リーチ無しが用意されており、演出制御手段640は、特別抽選の結果に基づいて、特別変動演出の実行種別を複数の実行種別のいずれにするかを決定する。そして各実行種別の特別変動演出は、特別図柄画像や変動演出画像の表示パターンや、第1演出物100および第2演出物102の動作パターンが異なるとともに、特別抽選の結果に応じて選択される確率や、開始から終了までにかかる実行時間が異なっている。これにより各実行種別の特別変動演出は、各実行種別の特別変動演出が実行された場合における大当たりの当選に対する期待度や、確変図柄あるいは通常図柄の当選に対する期待度が異なるようになっている。
状態演出処理では、演出制御手段640は、メイン基板500から送信された通知信号に基づいて、現在の遊技状態に応じて液晶ディスプレイ31においてキャラクター画像を動作させたり、背景画像を変化させたり、可動物を動作させたりすることにより、現在の遊技状態を遊技者に示唆する状態演出を実行する。
例えば、現在の遊技状態が通常状態である場合には、演出制御手段640は、特別抽選が行われるごとに演出状態移行抽選を行い、演出状態を複数種類の演出状態のうちいずれの演出状態に設定するかを決定する。そして演出制御手段640は、設定されている演出状態に応じた通常状態画像を液晶ディスプレイ31に表示させる。また演出制御手段640は、現在の遊技状態が確変状態である場合には、液晶ディスプレイ31に現在の遊技状態が確変状態であることを示唆する確変状態画像を表示させ、現在の遊技状態が時短状態である場合には、液晶ディスプレイ31に現在の遊技状態が時短状態であることを示唆するとともに、特別抽選が行われた回数が100回に達するまでの残り回数を示す時短状態画像を表示させ、現在の遊技状態が特別遊技状態である場合には、液晶ディスプレイ31に現在の遊技状態が特別遊技状態であることを示すとともに、消化したラウンド数や残りラウンド数を示す特別遊技状態画像を表示させる。
3.変形例
本発明は、上記の実施形態で説明したものに限らず、種々の変形実施が可能であり、以下に変形例を紹介する。なお、上記実施形態や、以下において変形例として説明する各種の手法は、本発明を実現する制御手法として適宜組み合わせて採用することができる。
まず上記実施形態では、右可動部156が、第1右シャフト106、第2右前シャフト110および右スパイラルシャフト152に跨がるように取り付けられ、左可動部160が、第1左シャフト108、第2左前シャフト114および左スパイラルシャフト154に跨がるように取り付けられていることにより、右可動部156および左可動部160が、第1演出物100および第2演出物102を上昇させる例を挙げて説明したが、第1演出物100用の第1右可動部が第1右シャフト106および第1右スパイラルシャフト152に跨がるように取り付けられ、第1演出物100用の第1左可動部が、第1左シャフト108および第1左スパイラルシャフト154に跨がるように取り付けられ、第2演出物102用の第2右可動部が第2右前シャフト110および第2右スパイラルシャフト152に跨がるように取り付けられ、第2演出物102用の第2左可動部が、第2左前シャフト114および第2左スパイラルシャフト154に跨がるように取り付けられるようにし、第1右スパイラルシャフト152を正方向および逆方向に回転させる第1右シャフトモーター(第1復帰駆動手段)と、第1左スパイラルシャフト154を正方向および逆方向に回転させる第1左シャフトモーター(第1復帰駆動手段)と、第2右スパイラルシャフト152を正方向および逆方向に回転させる第2右シャフトモーター(第2復帰駆動手段)と、第2左スパイラルシャフト154を正方向および逆方向に回転させる第2左シャフトモーター(第2復帰駆動手段)を設けることにより、第1右シャフトモーターおよび第1左シャフトモーターを駆動して第1右可動部および第1左可動部が第1演出物100を上昇させ、第2右シャフトモーターおよび第2左シャフトモーターを駆動して第2右可動部および第2左可動部が第2演出物102を上昇させるようにしてもよい。
また上記実施形態では、右可動部156および左可動部160が第1演出物100および第2演出物102の右端部の下面および左端部の下面に接触しながら第1演出物100および第2演出物102を基準位置まで上昇させる例を挙げて説明したが、第1演出物100および第2演出物102のそれぞれをワイヤーで吊り下げておき、第1演出物100を吊り下げている第1ワイヤーを巻き取る第1ウィンチモーター(第1復帰駆動手段)と、第2演出物102を吊り下げている第2ワイヤーを巻き取る第2ウィンチモーター(第2復帰駆動手段)を設けることにより、第1ウィンチモーターを駆動して第1演出物100を上昇させ、第2ウィンチモーターを駆動して第2演出物102を上昇させるようにしてもよい。
また上記実施形態では、第1演出物100の落下位置と第2演出物の落下位置がいずれも一カ所である例を挙げて説明したが、第1演出物100と第2演出物の少なくとも一方は、複数箇所の落下位置が設定されているようにしてもよい。この場合には、右可動部156および左可動部160を待機させる待機位置として複数箇所の待機位置を設定しておき、右可動部156および左可動部160をいずれかの待機位置で待機させている状態で、第1右ソレノイド130および第1左ソレノイド136、あるいは第2右ソレノイド142および第2左ソレノイド148に通電すると、右可動部156および左可動部160が待機している待機位置まで第1演出物100あるいは第2演出物102を落下させることができる。
また上記実施形態では、第1演出物100が基準位置と落下位置との間でスライド可能に設けられているとともに、第2演出物102が基準位置と落下位置との間でスライド可能に設けられている例を挙げて説明したが、第1演出物100および第2演出物102が共通の回転軸または個別の回転軸を中心として個別に回転可能に設けられ、第1演出物100が第1演出物100の基準位置と落下位置との間で回転可能に設けられているとともに、第2演出物102が第2演出物の基準位置と落下位置との間で回転可能に設けられているようにしてもよい。
また上記実施形態では、遊技球が移動する遊技領域を備え、遊技者の操作に応じて遊技領域に遊技球を発射するぱちんこ遊技機に本発明を適用した例を説明したが、外周面に図柄が配列されている複数のリールを備え、遊技者の操作に応じて複数のリールを回転させ、抽選の結果に応じた態様で複数のリールを停止させるスロットマシンに本発明を適用してもよい。
2 外枠、4 遊技領域、6 遊技盤、8 ガラスユニット、10 前枠、
11 前枠開口、12 前枠ランプ、14 スピーカー、16 上皿、18 払出口、
20 グリップユニット、22 供給口、26 演出ボタン、
28 外レール、30 内レール、31 液晶ディスプレイ、32 装飾部、
33 演出ユニット、34 装飾部ランプ、40 開口、42 通路、44 ステージ、
46 第1始動入賞口、48 通過ゲート、50 第2始動入賞口、52 普通役物、
54 大入賞口、56 特別役物、62 アウト口、70 状態表示装置、
100 第1演出物、102 第2演出物、104 取付枠、106 第1右シャフト、
108 第1左シャフト、110 第2右前シャフト、112 第2右後シャフト、
114 第2左前シャフト、116 第2左後シャフト、118 第1右鉤状部、
120 第1左鉤状部、122 第2右鉤状部、124 第2左鉤状部、
126 第1右貫通孔、128 第1右維持部、130 第1右ソレノイド、
132 第1左貫通孔、134 第1左維持部、136 第1左ソレノイド、
138 第2右貫通孔、140 第2右維持部、142 第2右ソレノイド、
144 第2左貫通孔、146 第2左維持部、148 第2左ソレノイド、
150 鉤部分、152 右スパイラルシャフト、154 左スパイラルシャフト、
156 右可動部、158 右シャフトモーター、160 左可動部、
162 左シャフトモーター、164 前側部、166 中間部、168 奥側部、
170 右軸、172 右ギヤ、174 前側ラックギヤ、176 左軸、
178 左ギヤ、180 中間右ラックギヤ、182 中間左ラックギヤ、
184 奥側ラックギヤ、
500 メイン基板、600 サブ基板、
502 通過ゲートセンサ、504 第1始動入賞口センサ、
505 第2始動入賞口センサ、506 大入賞口センサ、
508 払出センサ、520 普通役物駆動装置、522 特別役物駆動装置、
524 払出装置、602 演出ボタンスイッチ、620 演出表示装置、
622 音響装置、624 可動物駆動装置、626 演出装置、
540 乱数発生手段、542 普通抽選手段、544 普通駆動制御手段、
546 特別抽選手段、548 遊技状態移行制御手段、550 特別駆動制御手段、
552 払出制御手段、554 通信制御手段、570 メインメモリ、
640 演出制御手段、670 サブメモリ

Claims (1)

  1. 所定条件下で当否を決定する抽選を行い、抽選の結果に応じて遊技を進行させる遊技機であって、
    基準位置から落下可能に設けられた第1演出物と、
    基準位置から落下可能に設けられた第2演出物と、
    前記第1演出物を基準位置に維持する維持状態と前記第1演出物を基準位置に維持しない非維持状態との間で動作する第1維持手段と、
    前記第2演出物を基準位置に維持する維持状態と前記第2演出物を基準位置に維持しない非維持状態との間で動作する第2維持手段と、
    前記第1維持手段を維持状態と非維持状態との間で動作させる第1維持駆動手段と、
    前記第2維持手段を維持状態と非維持状態との間で動作させる第2維持駆動手段と、
    前記第1演出物が落下位置にあり、前記第2演出物が落下位置にある場合に、前記第1演出物を落下位置から基準位置に復帰させるとともに前記第2演出物を落下位置から基準位置に復帰させる復帰手段と、
    前記復帰手段を動作させる復帰駆動手段と、
    前記第1維持駆動手段の制御、前記第2維持駆動手段の制御および前記復帰駆動手段の制御を行う制御手段と、
    を備え、
    前記第1演出物は、
    基準位置にある場合に前記第1維持手段が維持状態から非維持状態に動作すると基準位置から落下し、
    前記第2演出物は、
    基準位置にある場合に前記第2維持手段が維持状態から非維持状態に動作すると基準位置から落下することを特徴とする遊技機。
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