JP6733458B2 - 照明制御システムおよび制御装置 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、照明制御システムおよび制御装置に関する。
近年、複数の照明装置を制御する照明制御システムが知られている。例えば、並列に接続された照明機器をPWM(Pulse Width Modulation)信号で制御する照明制御システムが知られている。このようなPWM信号を用いる照明制御システムにおいては、PWM信号を出力する制御装置に電源容量の上限が存在する。このため、所定の台数以上の照明機器が接続された場合や、短絡が生じた場合は、制御装置の故障や劣化を生じさせる恐れがある。
特開2012−195147号公報
本発明が解決しようとする課題は、制御装置の故障や劣化を防ぐ制御装置を提供することである。
実施形態の一例に係る照明制御システムは、制御内容を示すPWM信号である制御信号に従って当該制御信号とは個別に供給される電力を用いて動作する負荷が並列に接続された回路に対し、前記制御信号を出力する出力部と、前記回路における制御信号に基づく電圧値を取得する取得部と、前記取得部が取得した電圧値に基づいて、前記負荷の接続状況を判定する判定部と、前記判定部による判定結果を所定の監視装置に通知する通知部と、を有することを特徴とする。
実施形態の一例に係る照明制御システムおよび制御装置によれば、制御装置の故障や劣化を防ぐことができる。
図1は、実施形態に係る照明制御システムの一例を示す図である。 図2は、実施形態に係る変換装置と照明機器との接続態様の一例を示す図である。 図3は、実施形態に係る変換制御部が有する機能構成の一例について説明する図である。 図4は、実施形態に係る電圧テーブルに登録される情報の一例を示す図である。 図5は、実施形態に係る照明制御の変化の一例を示す図である。 図6は、実施形態に係る変換装置が実行する判定装置の流れの一例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して、実施形態に係る照明制御システムおよび制御装置を説明する。実施形態において同一の機能を有する構成には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。なお、以下の実施形態で説明する照明制御システムおよび制御装置は、一例を示すに過ぎず、実施形態を限定するものではない。例えば、以下の実施形態では、照明制御システムおよび制御装置は、照明機器以外にも、任意の舞台装置の制御にも適用することができる。なお、以下の各実施形態は、矛盾しない範囲内で適宜組みあわせてもよい。
以下の実施形態に係る照明制御システム1は、出力部(例えば、MOSFET(Metal-Oxide-Semiconductor Field-Effect Transistor)102)、取得部152、判定部153、および通知部154を有する。出力部は、負荷が並列に接続された回路に対し、制御内容に対応するPWM信号を出力する。また、取得部152は、回路におけるPWM信号に基づく電圧値を取得する。また、判定部153は、取得部152が取得した電圧値に基づいて、負荷の接続状況を判定する。また、通知部154は、判定部153による判定結果を所定の監視装置40に通知する。
また、以下の実施形態に係る照明制御システム1は、取得部152が取得した電圧値と、予め設定された値(例えば、電圧テーブル141に登録された値)との比較結果に基づいて、回路に接続された負荷の数を判定する。
また、以下の実施形態に係る照明制御システム1は、取得部152が取得した電圧値と、予め設定された値との比較結果に基づいて、回路に接続された負荷の数が所定の閾値よりも多いか否かを判定する。
また、以下の実施形態に係る照明制御システム1は、取得部152が取得した電圧値に基づいて、負荷の短絡が生じているか否かを判定する。
また、以下の実施形態に係る照明制御システム1は、サンプルホールド回路を用いて、回路におけるPWM信号に基づく電圧値を取得する。
また、以下の実施形態に係る制御装置(例えば、変換装置100)は、出力部、取得部152、判定部153、および通知部154を有する。出力部は、負荷が並列に接続された回路に対し、制御内容に対応するPWM信号を出力する。また、取得部152は、回路におけるPWM信号に基づく電圧値を取得する。また、判定部153は、取得部152が取得した電圧値に基づいて、負荷の接続状況を判定する。また、通知部154は、判定部153による判定結果を所定の監視装置40に通知する。
[実施形態]
(照明制御システムの概要)
以下、制御装置の一例として、照明制御システム1の一例について説明する。図1は、実施形態に係る照明制御システムの一例を示す図である。図1に示す例では、照明制御システム1は、複数の照明機器10(10−1〜10−6)、分電盤20、照明制御装置30、監視装置40および複数の変換装置100(100−1〜100−2)、を有する。なお、照明制御システム1に接続される照明機器10および変換装置100の種別や数などは任意に設定できる。
照明制御システム1において、照明機器10は、パルス幅変調(PWM: Pulse Width Modulation)信号が示す制御内容に基づいて、照明を行う照明装置であり、例えば、LED(Light Emitting Diodes)等の半導体発光素子が出力する光の照度や色彩等をパルス幅変調信号(以下、「PWM信号」と気合する。)が示す制御内容に従って変化させることで、スタジオや舞台等の照明演出を行う。なお、具体例を挙げるならば、照明機器10は、舞台の床や天井に設置されたダウンライトであるが、舞台における背景色の演出を行うホリゾントライト、スポットライト、若しくはフラッドライト等、任意の照明装置が適用可能である。また、照明機器10は、照明機器10に電力を伝達する回路を介して分電盤20に接続される。これにより、照明機器10は、分電盤20から電力が供給される。
分電盤20は、照明機器10に電力を伝達する複数の回路を有し、回路に接続された各照明機器10−1〜10−6に電力を供給する。例えば、分電盤20は、入力電圧、入力電流、漏電など電源に関する機能や、出力電流、漏電など負荷に関する機能、温度など盤内の状態に関する機能、主幹ブレーカや回路ブレーカの開閉に関する機能、各種情報の表示や操作を受け付ける機能などを有する。
照明制御装置30は、変換装置100と双方向通信が可能な装置であり、オペレータから照明機器10に対する操作指令を受付けると、DMX規格に従った通信プロトコルや、DMXを拡張したRDM(Remote Device Management)規格に沿った通信方式により、照明機器10の制御を行う。例えば、照明制御装置30は、DMX規格やRDM規格に沿った制御信号を出力することで、照明機器10の制御を行う。なお、照明制御装置30は、プリセットフェーダやフェーダ、ボタン等を有する調光卓や制御卓等により実現される。
監視装置40は、イーサーネット(登録商標)やLAN(Local Area Network)等のネットワークを介して、変換装置100と双方向通信が可能な装置であり、例えば、PC(Personal Computer)等の情報処理装置により実現される。例えば、監視装置40は、任意の情報が表示可能な画面を有し、変換装置100から受信した各種の情報を表示することができる。なお、監視装置40は、例えば、照明制御装置30と同一の装置により実現されてもよい。
変換装置100は、照明制御装置30から受信した制御信号をPWM信号に変換し、変換後のPWM信号を照明機器10へと出力することで、照明機器10の制御を行う変換装置である。例えば、変換装置100には、DMX規格において操作対象となる装置を識別するための制御アドレス、すなわち、DMXアドレスが付与されている。一方、照明制御装置30は、変換装置100−1のDMXアドレスと変換装置100−1に接続された照明機器10−1〜10−3とを対応付けて記憶するとともに、変換装置100−2のDMXアドレスと変換装置100−2に接続された照明機器10−4〜10−6とを対応付けて記憶している。
このような場合、照明制御装置30は、オペレータから照明機器10−1〜10−3を点灯させる操作を受付けた場合は、照明機器10−1〜10−3と対応付けられた変換装置100−1のDMXアドレスを特定する。そして、照明制御装置30は、特定したDMXアドレスと共に、照明機器10を点灯させる旨を示す制御信号を変換装置100−1、100−2に出力する。
一方、変換装置100−1は、受信した制御信号が示すDMXアドレスが自装置のDMXアドレスであるか否かを判定する。そして、変換装置100−1は、制御信号が示すDMXアドレスが自装置のDMXアドレスである場合は、制御信号が示す制御内容、すなわち、照明機器10を点灯させる制御内容を特定し、特定した制御内容に応じたPWM信号を生成する。そして、変換装置100−1は、生成したPWM信号を各照明機器10−1〜10−3に出力することで、照明機器10−1〜10−3を点灯させる。
一方、変換装置100−2は、変換装置100−1と同様に、受信した制御信号が示すDMXアドレスが自装置のDMXアドレスであるか否かを判定する。そして、変換装置100−2は、制御信号が示すDMXアドレスが自装置のDMXアドレスではない場合は、照明機器10−4〜10−6の制御を行わずに、処理を終了する。
なお、上述した例では、照明制御装置30と変換装置100とがDMX規格やRDM規格により直接接続されている例について記載したが、実施形態は、これに限定されるものではない。例えば、照明制御装置30は、LAN等のネットワークを介して、所定のDMXノードと接続されてもよい。また、変換装置100は、DMX規格やRDM規格によりDMXノードと接続されてもよい。
このような場合、照明制御装置30は、任意のプロトコルを用いて、DMXノードに対し、制御内容を通知する。一方、DMXノードは、照明制御装置30から制御内容を受信すると、受信した制御内容を示す制御信号を生成し、生成した制御信号を変換装置100へと出力することで、照明機器10の制御を行う。このように、照明制御システム1は、DMX規格やRDM規格等を用いて、照明機器10の制御を行うのであれば、照明制御装置30と照明機器10との間の通信態様については、任意の態様が採用可能である。
(接続形態の概要)
次に、図2を用いて、変換装置100と照明機器10との接続態様について説明する。図2は、実施形態に係る変換装置と照明機器との接続態様の一例を示す図である。なお、図2には、複数の照明機器10−1〜10−nと変換装置100との接続形態の一例について記載した。
図2に示す例では、変換装置100は、検出部101、MOSFET102、変換制御部110、抵抗R2、及びグランドG1を有する。また、複数の照明機器10−1〜10−nは、直流電源P1と接続された抵抗R1に対して並列に接続されている。また、MOSFET102のソースは、抵抗R1に接続されており、MOSFET102のドレインは、抵抗R2に接続されており、MOSFET102のゲートは、変換制御部110に接続されている。また、抵抗R2は、グランドG1に接続されている。
このような構成において、変換装置100は、MOSFET102をスイッチング素子として用いることで、並列に接続された照明機器10に対するPWM信号を生成する。例えば、変換装置100は、MOSFET102のゲートに印加する電圧を変化させることで、各照明機器10−1〜10−nに印加される電圧値を変化させ、かかる変化をPWM信号とする。すなわち、変換装置100は、並列に接続された各照明機器10−1〜10−nに対し、同じPWM信号を出力することとなる。
このような場合、各照明機器10−1〜10−nは、PWM信号に従って、光源に供給する電流量を制御する。この結果、各照明機器10−1〜10−nは、PWM信号が示す内容の照明制御を実現できる。
(判定処理について)
ここで、並列に接続可能な照明機器10の台数は、変換装置100の電源容量に応じた上限が存在する。このような上限を超えた台数の照明機器10が接続された場合は、照明機器10が並列接続された回路上を流れる電流のピーク値が増大し、MOSFET102等に負荷がかかり、変換装置100の劣化や故障を招く恐れがある。照明機器10の接続が誤っている場合や、回路上に短絡が生じた場合にも、MOSFET102等に負荷がかかり、変換装置100の劣化や故障を招く恐れがある。
一方で、照明機器10が設置される場所に応じて、1つの変換装置100に対して接続される照明機器10の台数が変化する。このため、1つの変換装置100に対し、上限を超えた数の照明機器10が誤って設定される恐れがある。
また、照明機器10がPWM信号を用いて光源をPWM制御する際に、回路上に多くの照明機器10が接続されている場合は、PWM信号の波形が崩れる結果、適切な照明制御を実現することができなくなる恐れがある。
そこで、照明制御システム1が有する変換装置100は、以下の判定処理を実行する。まず、変換装置100は、照明機器10等の負荷が並列に接続された回路に対し、制御内容に対応するPWM信号を出力する。また、変換装置100は、回路におけるPWM信号に基づく電圧値を取得する。また、変換装置100は、取得した電圧値に基づいて、負荷の接続状況を判定する。
例えば、変換装置100は、MOSFET102とグランドG1との間に抵抗R2を設けることで、照明機器10が並列に接続された回路上を流れる電流を電圧に変換し、検出部101にて、MOSFET102と抵抗R2との間の電圧値を検出する。なお、PWM信号のうち、オンデューティーとなる期間が短いことを考慮し、検出部101は、所定の期間の間、電圧値を保持するサンプルホールド回路を用いて、電圧値を検出してもよい。より具体的な例を挙げると、検出部101は、電圧値の最大値を保持するピークホールド回路を用いて、電圧値を検出してもよい。
一方、変換制御部110は、検出部101が取得した電圧値と、予め設定された値との比較結果に基づいて、回路に接続された負荷の数を判定する。より具体的な例を挙げると、変換制御部110は、取得した電圧値と、予め設定された値との比較結果に基づいて、回路に接続された負荷の数が所定の閾値よりも多いか否かを判定する。なお、変換制御部110は、電圧値に基づいて、負荷の短絡が生じているか否かを判定してもよい。そして、変換制御部110は、判定結果を監視装置40に通知する。
(変換制御部の機能構成について)
以下、図3を用いて、上述した機能を発揮する変換制御部110が有する機能構成の一例について説明する。なお、以下の説明では、変換制御部110は、例えば、マイコン等の情報処理回路によって実現されるものとする。
図3は、実施形態に係る変換制御部が有する機能構成の一例について説明する図である。図3に示す例では、変換制御部110は、RDM通信部120、イーサーネット通信部130、記憶部140、制御部150を有する。
RDM通信部120は、照明制御装置30との間でRDM規格に沿った双方向通信を行う通信部であり、例えば、NIC(Network Interface Card)等により実現される。イーサーネット通信部130は、監視装置40との間で、イーサーネット等のネットワークを介して、双方向通信を行う通信部であり、例えば、NIC等により実現される。
記憶部140は、変換制御部110が有する揮発性または不揮発性のメモリであり、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、フラッシュメモリ、RAM(Random Access Memory)等の記憶装置により実現される。また、図3に示す例では、記憶部140には、電圧テーブル141が登録されている。
電圧テーブル141は、回路に並列接続された照明機器10の台数と、検出部101が検出する電圧値との関係を示す情報があらかじめ登録されている。例えば、図4は、実施形態に係る電圧テーブルに登録される情報の一例を示す図である。図4に示す例では、電圧テーブル141には、「電圧値」と「推定台数」といった項目を有する情報が登録されている。
ここで、「電圧値」とは、電圧値の範囲を示す情報である。また、「推定台数」とは、対応付けられた範囲の電圧値が検出された際に、回路上に接続されていると推定される照明機器10の台数を示す情報である。なお、図4に示す例では、10台ごとに、電圧値の範囲を示す情報が電圧テーブル141に登録されている例について記載したが、実施形態は、これに限定されるものではない。例えば、電圧テーブル141には、1台ごとに電圧値の範囲が登録されていてもよい。また、電圧テーブル141には、変換装置100が安全に動作することができる電流値に対応した電圧値の閾値が登録されていてもよい。
例えば、図4に示す例では、電圧テーブル141には、電圧値「t<電圧値#1」と推定台数「10台」とが対応付けられており、電圧値「電圧値#1≦t<電圧値#2」と推定台数「20台」とが対応付けられており、電圧値「電圧値#2≦t<電圧値#3」と推定台数「30台」とが対応付けられている。このような情報は、検出部101が検出した電圧値tの値が電圧値#1よりも小さい場合、回路上に10台以下の照明機器10が並列接続されており、電圧値tの値が電圧値#1以上電圧値#2未満である場合、回路上に20台以下の照明機器10が並列接続されており、電圧値tの値が電圧値#2以上電圧値#3未満である場合、回路上に30台以下の照明機器10が並列接続されている旨を示す。
図3に戻り、説明を続ける。制御部150は、各種の情報処理を実行する演算装置であり、例えば、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)等の電子回路や、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路を採用できる。制御部150は、各種の処理手順を規定したプログラムや制御データを格納するための内部メモリを有し、これらによって種々の処理を実行する。制御部150は、各種のプログラムが動作することにより各種の処理部として機能する。
図3に示す例では、制御部150は、照明制御部151、取得部152、判定部153、および通知部154を有する。照明制御部151は、照明制御装置30から受信する制御信号に従って、照明機器10の制御を行う。例えば、照明制御装置30は、制御信号を受付けると、制御信号が示すDMXアドレスが自装置に設定されたDMXアドレスであるか否かを判定する。そして、照明制御部151は、自装置に設定されたDMXアドレスであると判定した場合は、MOSFET102のゲートに印加する電圧を変化させることで、制御信号が示す内容の制御を実現するためのPWM信号を照明機器10へと送信する。すなわち、照明制御部151は、負荷が並列に接続された回路に対し、制御内容に対応するPWM信号をMOSFET102から出力させる。
取得部152は、負荷が並列に接続された回路におけるPWM信号に基づく電圧値を取得する。例えば、取得部152は、検出部101がサンプルホールド回路を用いて検出したPWM信号に基づく電圧値を取得する。
判定部153は、取得した電圧値に基づいて、負荷の接続状況を判定する。例えば、判定部153は、取得した電圧値と、電圧テーブル141に登録された値、すなわち、予め設定された値との比較結果に基づいて、回路に接続された負荷の数を判定する。また、判定部153は、電圧値と、予め設定された値との比較結果に基づいて、回路に接続された負荷の数が所定の閾値よりも多いか否かを判定する。
例えば、判定部153は、取得部152が取得した電圧値tの値と、電圧テーブル141に登録された電圧値の値とを比較し、電圧値tの値を含む電圧値の範囲と対応付けられた台数を特定する。そして、判定部153は、特定した台数があらかじめ設定された所定の閾値を超えているか否かを判定し、超えている場合には、警告を出力するように通知部154に指示する。また、判定部153は、特定した台数を通知部154に出力する。
なお、判定部153は、例えば、所定の計算方式を用いて、電圧値tから回路に並列接続された照明機器10の台数を算出してもよい。例えば、判定部153は、直流電源P1が出力する電圧値、抵抗R1および抵抗R2の抵抗値、各照明機器10の抵抗値等に基づいて、検出部101が検出した電圧値tの値から照明機器10の台数を算出してもよい。
なお、判定部153は、上述した照明機器10の台数を判定する処理を、所定のタイミングで実行して良い。例えば、判定部153は、監視装置40から台数を判定する処理を実行する旨の指示を受付けた際に実行してもよく、所定の時間間隔で実行してもよい。
また、判定部153は、電圧値tに基づいて、負荷の短絡が生じているか否かを判定してもよい。例えば、判定部153は、電圧値tの値が所定の閾値を超えているか否かを判定し、電圧値tの値が所定の閾値以下となった場合は、負荷の短絡が生じていると判定し、通知部154に警告を出力するように指示してもよい。なお、判定部153は、常時あるいは所定の時間間隔で、負荷の短絡が生じているか否かを判定してもよい。
通知部154は、回路に並列接続された照明機器10の台数を監視装置40に通知する。例えば、通知部154は、判定部153から通知された照明機器10の台数を監視装置40に通知する。また、通知部154は、判定部153からの指示に従い、並列接続された照明機器10の台数が所定の閾値を超えている旨の警告や、短絡が生じた旨の警告を監視装置40へと送信する。
(PWM制御の結果について)
次に、図5を用いて、回路に並列接続された照明機器10の台数により、適切な照明制御が行えなくなる現象の一例について説明する。図5は、実施形態に係る照明制御の変化の一例を示す図である。例えば、図5に示す例では、DMX規格に沿った制御信号が示す照明の強さをDMXの指示レベルとして横軸にとり、実際に照明機器10が出力する光の明るさ(例えば、明度)を縦軸にとり、DMXの指示レベルと明るさとの関係を照明機器10の台数ごとにプロットした。
例えば、回路に並列接続された照明機器10の台数が所定の閾値以下である場合は、PWM信号のデューティー比が規定値を満たすため、図5中の(A)に示すように、DMXの指示レベルに応じて明るさが徐々に上昇することとなる。一方、回路に並列接続された照明機器10の台数が所定の閾値を超える場合、PWM信号のデューティー比が規定値を満たさなくなる。この結果、図5中の(B)に示すように、DMXの指示レベルと、照明機器10が実際に出力する明るさとに齟齬が生じる恐れがある。そこで、実施形態に係る変換装置100は、上述した判定処理を実行することで、規定値を満たすようにPWM信号のデューティー比を保つ結果、照明機器10を適切に制御する。
(実施形態に係る変換装置100の処理手順)
次に、図6を用いて、実施形態に係る変換装置100が実行する判定処理の流れの一例について説明する。図6は、実施形態に係る変換装置が実行する判定装置の流れの一例を示すフローチャートである。
例えば、変換装置100は、PWM信号の電流値を検出し(ステップS101)、抵抗R2を用いて電流値を電圧値に変換する(ステップS102)。また、変換装置100は、予め定められた接続台数に対応する電圧値と取得した電圧値とを比較する(ステップS103)。そして、変換装置100は、比較結果に基づいて、回路に並列接続された照明機器10の数が所定の台数を超えているか否かを判定し(ステップS104)、超えていると判定した場合は(ステップS104:Yes)、警告を監視装置40に出力する(ステップS105)。また、変換装置100は、比較結果に応じて判定した照明機器10の台数を監視装置40に出力し(ステップS106)、処理を終了する。一方、変換装置100は、並列接続された照明機器10の台数が所定の台数を超えていない場合は(ステップS104:No)、ステップS105の実行をスキップし、ステップS106を実行する。
[実施形態の変形例]
(台数の判定について)
上述した実施形態では、変換装置100は、回路上に並列接続された照明機器10の数を10台単位で判定した。しかしながら、実施形態は、これに限定されるものではない。例えば、変換装置100は、回路上に接続された照明機器10の数を、1台単位で判定してもよい。また、変換装置100は、電圧値tの値が所定の閾値を超えているか否かに基づいて、並列接続された照明機器10の数が所定の閾値を超えているか否かを判定し、超えていると判定した際に、監視装置40へ警告を通知してもよい。
(PWM信号について)
なお、変換装置100は、上述した処理を実行する際に、任意のPWM信号を出力してよい。例えば、変換装置100は、監視装置40から判定処理を実行する旨の指示を受付けた場合は、照明機器10を5パーセントの出力で点灯させるPWM信号を出力する。そして、変換装置100は、出力したPWM信号に基づく電圧値tに基づいて、照明機器10の台数を判定して良い。すなわち、変換装置100は、任意の制御を行うPWM信号に基づく電圧値tを取得し、取得した電圧値tに基づいて、照明機器10の台数を判定して良い。また、変換装置100は、電圧値tを取得するPWM信号の内容に応じた内容の電圧テーブル141を記憶すればよい。
(負荷について)
なお、上述した例では、照明制御システム1は、並列接続された負荷の一例として、並列接続された照明機器10の台数を判定した。しかしながら、実施形態は、これに限定されるものではない。すなわち、変換装置100は、照明機器10以外にも、任意の負荷の台数を判定して良い。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1 照明制御システム
10、10−1〜10−6、10−n 照明機器
20 分電盤
30 照明制御装置
40 監視装置
100、100−1、100−2 変換装置
101 検出部
102 MOSFET
110 変換制御部
120 RDM通信部
130 イーサーネット通信部
140 記憶部
141 電圧テーブル
150 制御部
151 照明制御部
152 取得部
153 判定部
154 通知部

Claims (6)

  1. 制御内容を示すPWM信号である制御信号に従って当該制御信号とは個別に供給される電力を用いて動作する負荷が並列に接続された回路に対し、前記制御信号を出力する出力部と;
    前記回路における制御信号に基づく電圧値を取得する取得部と;
    前記取得部が取得した電圧値に基づいて、前記負荷の接続状況を判定する判定部と;
    前記判定部による判定結果を所定の監視装置に通知する通知部と;
    を有することを特徴とする照明制御システム。
  2. 前記判定部は、前記取得部が取得した電圧値と、予め設定された値との比較結果に基づいて、回路に接続された負荷の数を判定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の照明制御システム。
  3. 前記判定部は、前記取得部が取得した電圧値と、予め設定された値との比較結果に基づいて、回路に接続された負荷の数が所定の閾値よりも多いか否かを判定する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の照明制御システム。
  4. 前記判定部は、前記取得部が取得した電圧値に基づいて、前記負荷の短絡が生じているか否かを判定する
    ことを特徴とする請求項1〜3のうちいずれか1つに記載の照明制御システム。
  5. 前記取得部は、サンプルホールド回路を用いて、前記回路における制御信号に基づく電圧値を取得する
    ことを特徴とする請求項1〜4のうちいずれか1つに記載の照明制御システム。
  6. 制御内容を示すPWM信号である制御信号に従って当該制御信号とは個別に供給される電力を用いて動作する負荷が並列に接続された回路に対し、前記制御信号を出力する出力部と;
    前記回路における制御信号に基づく電圧値を取得する取得部と;
    前記取得部が取得した電圧値に基づいて、前記負荷の接続状況を判定する判定部と;
    前記判定部による判定結果を所定の監視装置に通知する通知部と;
    を有することを特徴とする制御装置。
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