JP6731443B2 - ディスク型電解槽における水素分子の再溶解方法及び装置 - Google Patents

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本発明のディスク型電解槽における水素分子の再溶解方法及び装置は、主として、電解還元水における水素分子(マイナス水素イオンを含む)の総溶解量を増加させる技術に応用される。
近年、水素分子医学は予防医学研究における新たなトピックとして注目されており、最近では様々な動物の疾病パターンについて、水素の吸入や水素生理食塩水の注入による保護及び緩和効果が実証されている。水素分子は、無臭・無色・無味・無毒性の安全な気体であり、宇宙空間で最小の抗酸化剤でもあるほか、万病の元となるフリーラジカルを除去する能力も有している。そのため、世界各地の専門家や学者らが続々と研究に参入しており、論文発表や臨床実証を通じて、水素分子がヘルスケア、美容及び疾病予防において良好な効果を奏することが確認されている。また、将来的には水分子医学による新たな段階が切り開かれるであろうことが予測されている。
水素分子の機能研究やその病理メカニズムについては次第に明らかになっているが、上述の吸入式水素又は水素生理食塩水の注入には専門的な技術や機器が必要とされる。そこで、水素分子を日々の飲用水に導入することができれば、経済的且つ手軽なヘルスケア方法となり、健康産業に新たな光明がもたらされるだけでなく、水素産業における新たな希望ともなるはずである。
しかしながら、現状ではハード面において早急に克服すべき課題が数多く存在する。これまで常用されている電気分解デバイスとしては、従来の流水型多孔式電解槽、静置型水素水電解カップ、多孔式流水型電解槽がある。ところが、水素は水中への溶解度が非常に低いため、一般的な電気分解デバイスで生成される電解還元水は水素分子の総溶解量が十分でない。以下に、従来常用されている上記3種類の電解槽で生じる問題点について述べる。
従来の流水型多孔式電解槽の場合、電極孔は大体において円形、方形、長方形に設計されるか、メッシュ状電極で構成される。陰極水と陽極水の流路はいずれも電極板の表面に設けられるため、当該電極孔の孔径垂直断面には大量の凹部が出現し、「停滞域」が形成されてしまう。「停滞域」とは、水流が緩慢となる領域のことをいう。当該領域によって、陰極で発生した水素には凝集現象が生じ、更にはより大きな気泡が生成されてしまう。換言すると、陰極で生成されたばかりの水素は迅速に水中へ溶解することができず、この現象によって陰極水中の水素分子の溶解量は徐々に減少することになる。
また、水平に架設される電解槽について静置型水素水電解カップを例にあげると、現状では主として次のような課題に直面している。即ち、気体は水よりも質量が軽いことから、水素又は酸素のいずれにしても軽いものが上昇するとの物性を有しており、下記のような現象が生じてしまう。
1.まず、当該陰極の上方で発生した水素(水素分子又はマイナス水素イオン)は凝集現象によって気泡を形成し、急速にカップの上方まで上昇するため、陰極で発生した水素は実際のところ完全には水中に溶解しない。結果、当該カップで生成される水素分子の含有量が不足するとの事態が招来される。
2.当該陽極の下方で発生した酸素は上方の圧力不足によって円滑には導出されず、往々にして陽極下方の孔(垂直断面)に停滞してしまう。そして、この現象によって電極のインピーダンスが急速に増加することになる。
3.当該陽極の下方(即ち、陽極室内)で必要とされる電解液は、陰極の上方、即ちカップ内から孔又は親水性のイオン膜を経由して当該陽極室に導入される。ここで、前記孔は実際のところ陰陽の極室を連通しているため、次のような矛盾が生じてしまう。即ち、孔が小さすぎると上方の電解液が下方の陽極室に導入されにくくなる一方で、孔が大きすぎると水は導入しやすいが、下方の陽極で発生した酸素とオゾンが上昇して上方の陰極水中に混入しやすくもなり、汚染が生じてしまう。また、当該陽極室で必要とされる電極液が親水性のイオン膜を介して導入される場合には、膜のインピーダンスの関係上、当該陽極室上方のイオン膜は比較的長時間にわたり漬け置かなければ十分に湿潤されない。そのため、カップでの電気分解においては一定時間(約10分以上)の休息が必須となる。この現象により、カップの場合には水素水(Hydrogen Water)を連続生成できず、これが最大の弊害となっている。
また、常用されている多孔式流水型電解槽の場合には、電極の大部分が直立して架設されている。即ち、電極が左右に1つずつの構造配置となるよう設計されおり、水流が下から上に向かうようになっている。つまり、電解槽の下方から給水され、電解槽の上方から排水されるよう設計されている。この場合、気体は電極から離れた後、軽いものほど上昇するとの物性にしたがって水流とともに急速に下から上へと向かい、当該陰極室で水中に溶解しなかった水素が急速に導出されてしまう。これは、主として、電解槽内の電極の左右両側に気体収容空間を設けにくいことに起因する。そこで、一般的には陰極水を電解槽の外部に導出した後、特別に設計された気体収容室に導入することで水素分子の溶解量を増加させている。上記の構造は、主として従来の電解槽における先天的な不足を補うためのものであるが、空間が不要に増大するとの課題が存在するほか、構造コストも増加してしまう。よって、依然として克服すべき課題及び瑕疵が存在している。
本発明の発明者は、関連製品の製造・設計に現在携わっており、長年にわたる実務経験と習得の蓄積がある。そこで、上述の従来常用されている電解槽に存在する課題及び瑕疵について革新と改良の精神を積極的に投入した結果、ディスク型電解槽における水素分子の再溶解方法及び装置を完成させた。
本発明が第一の課題を解決するために応用する技術手段及び従来技術に対する効果としては、まず、陰極水中に完全には溶解していない電解還元水の水素分子について、相互溶解現象に複数層の環状水素溶解室及び圧力上昇を組み合わせることで、より多くの水素分子を水中に再溶解させる。
本発明が第二の課題を解決するために応用する技術手段及び従来技術に対する効果としては、環状の陰・陽電極板に放射状の孔を切り欠いて陰・陽極室を形成する。また、当該陰・陽極室は陰・陽極水流路を構成するため、発生期状態の水素を迅速に陰極室から持ち去ることで、水素の凝集現象によるより大きな気泡の生成を回避可能となる。これにより、水素の溶解量が効果的に増加する。
本発明が第三の課題を解決するために応用する技術手段及び従来技術に対する効果としては、陽極電極板の下方に気体収集導水室を設けることで、陽極電極板で生成された酸素及びオゾンを迅速に収容し、上方の陰極水に対する当該酸素及びオゾンの混入を回避する。実験により、上記のような対策で陰極水中の水素分子の溶解量を効果的に増加させられるとともに、陰極水中の水素分子の純度を確保可能であることが証明された。
図1は、本発明の実施例1にかかる底面視の立体組立図である。 図2は、本発明の実施例1にかかる正面視の立体組立断面図である。 図3は、本発明の実施例1におけるベースと下方気体収集導水盤の立体組立断面図である。 図4は、本発明の実施例1にかかる立体分解図及びA部、K部・・・G部の拡大図である。 図5は、本発明の実施例1にかかる立体分解図及びS部の拡大図である。 図6は、本発明の実施例1における陰・陽極電極板の導電状態を示す組立断面図である。 図7は、本発明の実施例1における電気分解時の原水供給を示す組立断面図とC部及びY部の拡大図である。 図8は、図7のE−E断面を示す組立図である。 図9は、本発明の実施例1における電気分解時の陰極水及び陽極水の導出を示す組立断面図である。 図10は、図9のJ−J断面を示す組立図である。 図11は、図9のF−F断面を示す組立図である。 図12は、図9のR−R断面を示す組立図である。 図13は、本発明の実施例2の立体分解図である。 図14は、本発明の実施例2の組立断面図及びH部の拡大図である。
当業者が本発明の構造の詳細及び達成可能な機能・効果を理解しやすいよう、具体的実施例を挙げつつ、図面を組み合わせて以下の通り詳述する。
ディスク型電解槽における水素分子の再溶解方法及び装置について、図1〜5を参照する。主として、ベース10、導電体20、下方気体収集導水盤30、陽極電極板40、イオン膜50、陰極電極板60、上方気体収集導水盤70、カバー体80、給排水コネクタ90及び複数の止水ワッシャQを含む。
当該ベース10は円盤状をなしており、中央に給排水コネクタ90を覆接するための中空の覆接凸部11が下方に延伸するよう設けられている。当該覆接凸部11の外部には溝111が2つ設けられており、2つの止水ワッシャQにより止水されている。また、当該覆接凸部11の外部には給排水コネクタ90を係止するためのほぞ112が2つ設けられている。当該ベース10の上面には等間隔の放射状に配置された複数の仕切り板12が設けられており、各仕切り板12の間に陽極水流路121が形成されている。当該ベース10上面の両側には、陽極電極板40における2つの正極導電部45が挿通されて2つのスペーサRと2つのナットNによりベース10に締結されるよう、挿通孔13が2つ設けられている。当該覆接凸部11には、内から外に向かって、導電スペーサ管14、原水給水スペーサリング15及び陽極水排水スペーサリング16が順に設けられている。当該導電スペーサ管14の内部には、導電体20を締結するための雌ネジ141が設けられている。当該原水給水スペーサリング15の内壁と導電スペーサ管14の間には、当該原水給水スペーサリング15の内壁に原水給水流路152が形成されるよう、等間隔のスペーサリブ151が複数設けられている。また、当該陽極水排水スペーサリング16の内壁と原水給水スペーサリング15の間には、当該陽極水排水スペーサリング16の内壁に陽極水排水流路162が形成されるよう、等間隔のスペーサリブ161が複数設けられている。当該陽極水排水スペーサリング16のうち陽極水流路121に対応する箇所には陽極水排水口163が設けられている。また、当該陽極水排水流路162の底部のうち覆接凸部11の円周外縁に対応する箇所には、等間隔の陽極水排水孔164が複数設けられている。また、当該ベース10の上面には、複数の仕切り板12の外縁に対応してフランジ17が設けられている。これにより、ベース10の内壁とフランジ17の間に、下方気体収集導水盤30を組み合わせるための結合溝171が形成される。当該ベース10の外壁のうちカバー体80の内壁に対応する箇所には、ベース10とカバー体80を対合するための雄ネジ18が設けられている。当該ベース10のうち雄ネジ18の上方に対応する箇所には、止水ワッシャQを圧設可能であって、ベース10とカバー体80の対合時に止水に用いられる溝19が設けられている。
当該導電体20の上端には、止水ワッシャQとナットNを陰極電極板60の中央位置に緊締可能とする雄ネジ21と位置決め凸縁22が設けられている。また、当該導電体20の下端には、ベース10中央の導電スペーサ管14における雌ネジ141に緊締可能となるよう、雄ネジ23と位置決め凸縁24が設けられている。当該2つの位置決め凸縁22,24の間には、止水ワッシャQを圧設して止水可能とする溝25が形成されている。また、当該導電体20の下端には導電部26が設けられている。
当該下方気体収集導水盤30は円盤状をなしており、当該下方気体収集導水盤30のうちベース10の2つの挿通孔13に対応する箇所には、2つの孔付スタッド31が設けられている。当該2つの孔付スタッド31の外径は2つの挿通孔13の内径に相当しており、当該2つの孔付スタッド31を2つの挿通孔13に貫設可能である。当該2つの孔付スタッド31の内部には、陽極電極板40における2つの正極導電部45を挿通可能となるよう、貫通した2つの魚眼孔311が設けられている。また、当該2つの魚眼孔311の上方には、止水のための止水ワッシャQが2つ設けられている。当該下方気体収集導水盤30の中央には原水給水スペーサリング32が設けられており、当該原水給水スペーサリング32における外壁の円周を等分した箇所には、複数の原水給水口33が設けられている。当該原水給水口33の円周外縁には原水給水溝34が設けられている。原水は複数の原水給水口33から原水給水溝34に進入した後、原水給水溝34から放射状に内から外へと流出する。また、当該下方気体収集導水盤30上面の円周内壁には、上方気体収集導水盤70を嵌設及び位置決めするための等間隔の位置決め嵌設溝35が複数設けられている。当該下方気体収集導水盤30上面の円周外縁には、等間隔の陽極水排水口36が複数設けられている。当該陽極水排水口36の円周内縁には、複数の陽極水排水流路361が設けられている。また、当該複数の陽極水排水口36の円周外縁には、イオン膜50を止水するための突設リング362が設けられている。当該原水給水スペーサリング32の下方のうちベース10の原水給水スペーサリング15の内壁に対応する箇所には、止水ワッシャQを圧設して止水可能とする溝321が設けられている。当該下方気体収集導水盤30の外壁のうちベース10の結合溝17の内壁に対応する箇所には、止水ワッシャQを圧設して止水可能とする溝37が設けられているため、陰極水と陽極水の混合が防止される。当該下方気体収集導水盤30の上面のうち複数の陽極水排水口36の円周に対応する箇所にはフランジ38が設けられている。フランジ38を用いることで陽極水の水位が上昇するため、イオン膜50を十分に湿潤させられる。当該下方気体収集導水盤30の底面のうち複数の陽極水排水口36の円周内縁に対応する箇所には遮断縁39が設けられている。これにより、下方気体収集導水盤30の底面に、酸素分子の収集及び陽極水の導水のための気体収集導水室391が形成されることから、陽極電極板40で生成された酸素及びオゾンが急速に収容される。よって、上方の陰極水に対する当該酸素及びオゾンの混入が回避される。
当該陽極電極板40は円盤状をなしている。当該陽極電極板40の中央には軸孔41が設けられており、当該軸孔41の内径は下方気体収集導水盤30の原水給水スペーサリング32の外径に相当している。当該陽極電極板40の円周面には複数の中空且つ放射状に配置される陽極室42が設けられている。当該陽極室42はV字形状としてもよい。これにより、下方気体収集導水盤30の原水給水溝34に対応する箇所には複数の給水口43が形成され、原水を複数の給水口43から複数の陽極室42へと導入可能となる。当該陽極電極板40の円周外縁には、陰極電極板60との位置合わせ時において案内に用いられる複数の等間隔に配置される凹陥状の位置決め部44が設けられている。当該陽極電極板40のうちベース10の2つの挿通孔13及び下方気体収集導水盤30の2つの魚眼孔311に対応する箇所には、2つの正極導電部45が設けられている。当該2つの正極導電部45には、ナットNを緊締するための2つの雄ネジ46が設けられている。
当該イオン膜50の中央には丸孔51が設けられており、当該丸孔51の内径は下方気体収集導水盤30の原水給水スペーサリング32の内径に相当している。当該イオン膜50としてはプロトン交換膜が可能である。当該イオン膜50の外径は陽極電極板40及び陰極電極板60の外径よりも大きい。電気分解時には、水素分子がイオン膜50を通過可能であるのに対し、酸素分子はイオン膜50を通過不可能である。よって、陽極電極板40で生成された酸素及びオゾンが上方の陰極水に混入するとの事態を回避可能である。
当該陰極電極板60は円盤状をなしている。当該陰極電極板60の中央には軸孔61が設けられており、当該軸孔61の内径は導電体20上端の雄ネジ21の外径に相当している。当該導電体20の上端の雄ネジ21を陰極電極板60の軸孔61に挿通すると、止水ワッシャQとナットNを陰極電極板60の中央位置に緊締可能となる。当該陰極電極板60の円周面には複数の中空且つ放射状に配置される陰極室62が設けられている。当該陰極室62はV字形状としてもよい。当該陽極電極板40の陽極室42及び当該陰極電極板60の陰極室62は、形状、大きさ及び位置が完全に同一となっている。当該陰極電極板60のうち軸孔61と複数の陰極室62の間には等間隔に配置される複数の給水口63が設けられており、原水を複数の給水口63から複数の陰極室62へと導入可能である。当該陰極電極板60の円周外縁には、陽極電極板40の位置決め部44との位置合わせを案内するための複数の等間隔に配置される凹陥状の位置決め部64が設けられている。これにより、当該陽極電極板40の陽極室42及び当該陰極電極板60の陰極室62を完全に噛合させられる。
当該上方気体収集導水盤70は円盤状をなしている。当該上方気体収集導水盤70のうち下方気体収集導水盤30における複数の位置決め嵌設溝35に対応する箇所には、上方気体収集導水盤70と下方気体収集導水盤30を嵌設及び位置決めするための複数の位置決め嵌設ブロック71が設けられている。当該上方気体収集導水盤70のうち下方気体収集導水盤30の突設リング362に対応する箇所には、止水ワッシャQを圧設可能とする溝72が設けられている。これにより、当該イオン膜50を当該上方気体収集導水盤70の止水ワッシャQと下方気体収集導水盤30の突設リング362で圧設することで止水作用が形成され、陰極水と陽極水の混流を回避可能となる。当該上方気体収集導水盤70の底面中央には、導電体20上端の雄ネジ21とナットNを収容するための収容凹溝73が設けられている。当該上方気体収集導水盤70の底面のうち陰極電極板60の複数の給水口63に対応する箇所には、原水給水溝74が設けられている。原水は複数の原水給水口63から原水給水溝74に給水された後、原水給水溝74から放射状に内から外へと流出可能である。当該上方気体収集導水盤70の円周外縁には、等間隔の陰極水排水口75が複数設けられている。当該上方気体収集導水盤70の底面のうち複数の当該陰極水排水口75の円周内縁に対応する箇所には、等間隔の陰極水排水流路76が複数設けられている。当該上方気体収集導水盤70の上面のうち複数の陰極水排水口75の円周内縁に対応する箇所には、上方気体収集導水盤70の上面に複数の気体収集導水室78が形成されるよう、複数の円環状遮断縁77が設けられている。当該複数の円環状遮断縁77の上面には、水素分子の収集及び陰極水の導水のための複数の切欠き79が設けられているため、陰極電極板60で生成された水素が迅速に収容される。
当該カバー体80の内壁のうちベース10の雄ネジ18に対応する箇所には、カバー体80とベース10を対合するための雌ネジ81が設けられている。当該カバー体80のうち上方気体収集導水盤70の複数の円環状遮断縁77に対応する箇所に複数の互い違いに配置される円環状遮断縁82が設けられることで、カバー体80内部の上方位置には複数の水素溶解室83が形成されている。当該複数の円環状遮断縁82の上面には、水素分子の収集及び陰極水の導水のための複数の切欠き84が設けられている。陰極水は、複数の気体収集導水室78と複数の水素溶解室83において上下及び上下に連続したS字形状をなすよう流動可能であり、水素の上昇と陰極水の下降により発生する相互溶解現象によって、より多くの水素分子が水中に溶解する。当該カバー体80の中央には、上方に延伸する貫通した陰極水排水コネクタ85が設けられている。当該陰極水排水コネクタ85の外部には、止水ワッシャQを圧設可能であって、陰極水排水チューブ(図示しない)を連接するための溝86が設けられている。これにより、活性水素を豊富に含んだ陰極水を、陰極水排水コネクタ85と陰極水排水チューブ(図示しない)から導出可能となる。
当該給排水コネクタ90の中央のうちベース10の導電スペーサ管14に対応する箇所には中空軸柱91が設けられている。当該中空軸柱91には弾性部材Sと負極導電柱98(図6参照)が設けられており、当該弾性部材Sの弾性力によって、当該負極導電柱98の上端を導電体20の導電部26に対ししっかりと接触させられる。また、当該導電柱98の下端には負極電線(図示しない)を接続可能である。当該給排水コネクタ90の上面には、弾性を有する2つの正極導電片99(図6参照)が陽極電極板40の2つの正極導電部45に対応して設けられている。これにより、当該陽極電極板40における2つの正極導電部45の下端を2つの正極導電片99にしっかりと接触させられる。また、当該2つの正極導電片99の下端には正極電線(図示しない)を接続可能である。当該給排水コネクタ90のうちベース10の覆接凸部11に対応する箇所には覆接凹部92が設けられており、当該ベース10の覆接凸部11の外径が給排水コネクタ90の覆接凹部92の内径に相当している。当該覆接凹部92のうち2つのほぞ112に対応する箇所には、2つのほぞ溝93が設けられている。2つのほぞ112は2つのほぞ溝93に対し回入又は回出可能であり、給排水コネクタ90の迅速な着脱に用いられる。当該覆接凹部92の内部には、陽極水排水溝94と原水給水溝95が同軸に設けられている。当該陽極水排水溝94の内径は原水給水溝95よりも大きい。当該給排水コネクタ90の外部のうち陽極水排水溝94に対応する箇所には、陽極水排水コネクタ96が設けられている。当該陽極水排水コネクタ96には、陽極水排水チューブ(図示しない)を連接可能である。当該給排水コネクタ90の外部のうち原水給水溝95に対応する箇所には、原水給水コネクタ97が設けられている。
上記各部品構造を組み合わせてなる本発明は、ディスク型電解槽における水素分子の再溶解方法及び装置を提供する。なお、実際の操作にあたっては次のように応用される。
本発明の実施例1における電気分解時の原水供給を示す組立断面図とC部及びY部の拡大図である図7、及び、図7のE−E断面を示す組立図である図8を参照する。原水流入時には、原水を給排水コネクタ90の原水給水コネクタ97から原水給水溝95に導入し、まずはベース10の原水給水スペーサリング15の内壁により形成される原水給水流路152を経由して下方から上方へと流入させる。大部分の水は陰極電極板60の複数の給水口63から上方気体収集導水盤70の原水給水溝74に導入された後、原水給水溝74から陰極電極板60における放射状に配置された複数の陰極室62に流入する。また、少量の水は下方気体収集導水盤30における原水給水スペーサリング32の外縁の複数の原水給水口33から原水給水溝34に流入した後、原水給水溝34から陽極電極板40の複数の給水口43を経由して放射状に配置された複数の陽極室42に流入する。
本発明の実施例1における電気分解時の陰極水及び陽極水の導出を示す組立断面図である図9と、図9のJ−J、F−F、R−R断面を示す組立図である図10、図11、図12を参照する。原水の電気分解時には、原水がそれぞれ陰極電極板60における複数の陰極室62と陽極電極板40における複数の陽極室42で電気分解されることで、複数の陰極室62では水素及び陰極水が、複数の陽極室42では酸素、オゾン及び陽極水がそれぞれ生成される。陰極電極板60と陽極電極板40はイオン膜50を隔てているため、電気分解時には、水素分子がイオン膜50を通過可能であるのに対し、酸素分子はイオン膜50を通過不可能となる。これにより、陽極電極板40で生成された酸素及びオゾンが上方の陰極水に混入するとの事態が回避される。また、陰極水は、陰極室62で生成された発生期状態の水素を迅速に溶解して持ち去り、まずは上方気体収集導水盤70の陰極水排水流路76から陰極水排水口75に流入した後、陰極水排水口75を経由して、下方から上方に向かって円環状遮断縁77の切欠き79から上方の気体収集導水室78に導入される。これにより、水素分子を水素溶解室83の上方に収集可能となる。また、陰極水は、複数の気体収集導水室78と複数の水素溶解室83において上下及び上下に連続したS字形状をなすよう流動し、水素の上昇と陰極水の下降により発生する相互溶解現象によってより多くの水素分子を水中に溶解させつつ、圧力を加えることで更に多くの水素分子を陰極水に再溶解させて、陰極水中の水素分子濃度を上昇させる。最後に、水素を豊富に含んだ陰極水を陰極水排水コネクタ85と陰極水排水チューブ(図示しない)から導出すればよい。一方、陽極室42で生成された酸素とオゾンは陽極水により迅速に持ち去られ、まずは下方気体収集導水盤30の陽極水排水流路361から陽極水排水口36に流入した後、陽極水排水口36を経由して上方から下方に向かって遮断縁39から下方の気体収集導水室391に導入される。酸素及びとオゾンは急速に気体収集導水室391の上方に収容されるため、当該酸素及びオゾンが上方の陰極水に混入するとの事態が回避される。また、陽極水を利用して、酸素及びオゾンを給排水コネクタ90の陽極水排水溝94と陽極水排水コネクタ96及び陽極水排水チューブ(図示しない)から排出する。更には、フランジ38を用いることで陽極水の水位が上昇するため、イオン膜50を十分に湿潤させられる。
本発明で提供するディスク型電解槽における水素分子の再溶解装置について、本発明の実施例2の立体分解図である図13と、本発明の実施例2の組立断面図及びH部の拡大図である図14を参照する。当該陽極電極板40の陽極室42及び当該陰極電極板60の陰極室62は多孔型としてもよい。当該下方気体収集導水盤30と上方気体収集導水盤70には、多孔型の陽極室42及び陰極室62に対応して複数の放射状に配置されるスペーサリブ341,741が設けられている。これにより、複数のスペーサリブ341,741の間にはそれぞれ複数の陽極水流路342と陰極水流路742が形成されるため、多孔型の陽極室42で生成された酸素及びオゾンを陽極水によって迅速に持ち去り可能であるとともに、多孔型の陰極室62で生成された発生期状態の水素が陰極水によって迅速に溶解され、持ち去られる。
以上述べたように、本発明で提供するディスク型電解槽における水素分子の再溶解方法及び装置は実際に作製が完了しており、陰極中の水素分子の総溶解量を効果的に30%以上にまで上昇可能なことが実証されている。また、本発明では水素溶解室と気体収集室を一体化して完全にモジュール化している。そのため、コストダウンのみならず、迅速な着脱が可能なことからアフターサービスが容易となり、将来的な水素産業への貢献が期待される。更に、本発明は現市場には存在しない初の創造であり、産業上の利用価値を有しているため、発明特許の実用性及び進歩性の成立要件を満たしている。したがって、特許法の規定に基づき貴局に対しこれを特許出願する。
10 ベース
11 覆接凸部
111 溝
112 ほぞ
12 仕切り板
121 陽極水流路
13 挿通孔
14 導電スペーサ管
141 雌ネジ
15 原水給水スペーサリング
151 スペーサリブ
152 原水給水流路
16 陽極水排水スペーサリング
161 スペーサリブ
162 陽極水排水流路
163 陽極水排水口
164 陽極水排水孔
17 フランジ
171 結合溝
18 雄ネジ
19 溝
20 導電体
21 雄ネジ
22 位置決め凸縁
23 雄ネジ
24 位置決め凸縁
25 溝
26 導電部
30 下方気体収集導水盤
31 孔付スタッド
311 魚眼孔
32 原水給水スペーサリング
321 溝
33 原水給水口
34 原水給水溝
35 位置決め嵌設溝
36 陽極水排水口
361 陽極水排水流路
362 突設リング
37 溝
38 フランジ
39 遮断縁
391 気体収集導水室
40 陽極電極板
41 軸孔
42 陽極室
43 給水口
44 位置決め部
45 正極導電部
46 雄ネジ
50 イオン膜
51 丸孔
60 陰極電極板
61 軸孔
62 陰極室
63 給水口
64 位置決め部
70 上方気体収集導水盤
71 位置決め嵌設ブロック
72 溝
73 収容凹溝
74 原水給水溝
75 陰極水排水口
76 陰極水排水流路
77 円環状遮断縁
78 気体収集導水室
79 切欠き
80 カバー体
81 雌ネジ
82 円環状遮断縁
83 水素溶解室
84 切欠き
85 陰極水排水コネクタ
86 溝
90 給排水コネクタ
91 中空軸柱
92 覆接凹部
93 ほぞ溝
94 陽極水排水溝
95 原水給水溝
96 陽極水排水コネクタ
97 原水給水コネクタ
98 負極導電柱
99 正極導電片
S 弾性部材
R スペーサ
N ナット
Q 止水ワッシャ

Claims (15)

  1. ディスク型電解槽における水素分子の再溶解装置であって、
    ディスク型電解槽は、円盤状のベースとカバー体で構成される空間の内部に、1つのイオン膜と、該1つのイオン膜を上下方向から挟んで配置される陰・陽極の2つの電極板と、及び該2つの電極板を更に上下方向から挟んで配置される、上方と下方の2つの気体収集導水盤とが組み付けられ、
    該ベースの外部に給排水コネクタが設けられ、
    該ベースの上方には該下方気体収集導水盤と陽極電極板が設けられ、該ベースの中央には給排水コネクタが下方に延伸するよう設けられ、
    該カバー体の下方には該上方気体収集導水盤と陰極電極板が設けられ、該カバー体の中央には陰極水排水コネクタが上方に延伸するよう設けられ、
    該2つの気体収集導水盤の、該ベースの上方及び該カバー体の下方に対応する箇所には下方と上方の2つの気体収集導水室が設けられ、
    該上方気体収集導水室には、同心円状に配置される複数の円環状遮断縁を設けることで複数の水素溶解室が形成され、該複数の円環状遮断縁には、陰極水の導入及び水素分子の収集のための複数の切欠きが設けられ、陰極水は、該上方気体収集導水室に設けられた該複数の水素溶解室の中を上下に連続したS字形状をなすように流動可能であり、陰極水と水素分子の上昇と下降により発生する相互溶解現象によって、より多くの水素分子が水中に溶解し、
    該2つの電極板の中央には給水口が設けられ、該2つの電極板の対向面には中空の放射状に配置される複数の陰・陽極室が設けられ、
    該給排水コネクタには原水給水コネクタと陽極水排水コネクタが設けられ、原水は2つの電極板の給水口からそれぞれ該複数の陰・陽極室に導入され、電気分解後に発生する水素分子及び酸素分子は、陰極水及び陽極水により持ち去られるとともに、上下に配置される該2つの気体収集導水室のそれぞれで合流し、該2つの気体収集導水室のそれぞれにおいて水素分子と陰極水に相互溶解作用を発生させて、より多くの水素分子を陰極水に再溶解させることで、陰極水中の水素分子の濃度を上昇させる、ディスク型電解槽における水素分子の再溶解装置。
  2. 該2つの電極板の極性は、互いに入れ替え可能である、請求項1に記載のディスク型電解槽における水素分子の再溶解装置。
  3. 該ベースの上面には等間隔の放射状に配置された複数の仕切り板が設けられるとともに、各仕切り板の間に陽極水流路が形成され、該ベースの中央には、内から外に向かって、導電スペーサ管、原水給水スペーサリング及び陽極水排水スペーサリングが順に設けられ、該原水給水スペーサリングの内壁と該導電スペーサ管の間には、該原水給水スペーサリングの内壁に原水給水流路が形成されるように、等間隔のスペーサリブが複数設けられ、該陽極水排水スペーサリングの内壁と該原水給水スペーサリングの間には、該陽極水排水スペーサリングの内壁に陽極水排水流路が形成されるように、等間隔のスペーサリブが複数設けられ、該陽極水排水スペーサリングのうち該陽極水流路に対応する箇所には陽極水排水口が設けられ、該陽極水排水流路の底部における円周外縁には等間隔の陽極水排水孔が複数設けられる、請求項1に記載のディスク型電解槽における水素分子の再溶解装置。
  4. 該ベースの上面における内縁円周箇所にフランジが設けられることで、該ベースの内壁と該フランジの間に該2つの気体収集導水盤を組み合わせるための結合溝が形成され、該2つの気体収集導水盤の外壁のうち該結合溝に対応する箇所には、止水ワッシャを圧設して陰極水と陽極水の混合を防止可能とする溝が設けられる、請求項1に記載のディスク型電解槽における水素分子の再溶解装置。
  5. 該ベースの中央には覆接凸部が下方に延伸するよう設けられ、該給排水コネクタの中央には覆接凹部が設けられ、該覆接凸部と該覆接凹部の対応箇所には、給排水コネクタを該ベースに対して迅速に係接可能とするほぞ、及びほぞ溝が設けられる、請求項1に記載のディスク型電解槽における水素分子の再溶解装置。
  6. 該ベース及び該カバー体には、該ベースと該カバー体を結合するための対応する雄ネジ及び雌ネジが設けられる、請求項1に記載のディスク型電解槽における水素分子の再溶解装置。
  7. 該2つの電極板の円周外縁には、該2つの電極板の陰・陽極室が対応して噛合可能となるように、該2つの電極板の位置合わせを案内するための複数の等間隔に配置された位置決め部が設けられる、請求項1に記載のディスク型電解槽における水素分子の再溶解装置。
  8. 該イオン膜としてはプロトン交換膜が可能であり、該1つのイオン膜の外径は該2つの電極板の外径よりも大きく、該2つの気体収集導水盤の外縁円周箇所には対応する突設リングと溝が設けられ、該溝には止水ワッシャを圧設可能であり、該イオン膜を該2つの気体収集導水盤の突設リングと該止水ワッシャで圧設することで止水作用を形成し、陰極水と陽極水の混流を回避可能とする、請求項1に記載のディスク型電解槽における水素分子の再溶解装置。
  9. 該2つの気体収集導水盤の円周における対応箇所には、該2つの気体収集導水盤を互いに嵌設及び位置決めするための複数の位置決め嵌設溝と位置決め嵌設ブロックが設けられる、請求項1に記載のディスク型電解槽における水素分子の再溶解装置。
  10. 該陰極電極板の中央には導電体が設けられ、該導電体の下端には導電部が設けられ、該ベースの中央には導電スペーサ管が設けられ、該導電スペーサ管の内部には該陰極電極板の導電体を締結可能とする雌ネジが設けられ、該ベースの両側には、該陽極電極板の両側の2つの導電部を挿通可能な2つの挿通孔が設けられ、該給排水コネクタの中央の該導電スペーサ管に対応する箇所には中空軸柱が設けられ、該中空軸柱には弾性部材と導電柱が設けられ、該弾性部材の弾性力によって該導電柱の上端は該導電体の導電部に接触可能となり、該導電柱の下端には負極電線を接続可能であり、該給排水コネクタの上面には、弾性を有する2つの正極導電片が該陽極電極板の該2つの導電部に対応して設けられ、該2つの正極導電片の下端には正極電線を接続可能である、請求項1に記載のディスク型電解槽における水素分子の再溶解装置。
  11. 該2つの陰・陽極電極板における陰・陽極室はV字形状をなす、請求項1に記載のディスク型電解槽における水素分子の再溶解装置。
  12. 該2つの陰・陽極電極板における陰・陽極室は多孔型であり、該2つの気体収集導水盤には該陰・陽極室に対応して放射状に配置されるスペーサリブが設けられ、該複数のスペーサリブの間にはそれぞれ複数の陰・陽極水流路が形成される、請求項1に記載のディスク型電解槽における水素分子の再溶解装置。
  13. 該2つの気体収集導水盤のうち該2つの電極板の給水口に対応する箇所には2つの原水給水溝が設けられ、該2つの気体収集導水盤の外縁円周箇所には、等間隔の陰・陽極水排水口が複数設けられ、該陰・陽極水排水口の内縁円周箇所には等間隔の陰・陽極水排水流路が複数設けられ、原水は、該2つの電極板の給水口から該2つの気体収集導水盤における2つの原水給水溝にそれぞれ流入した後、該2つの給水口から放射状に内から外へ該2つの電極板における該陰・陽極室に流入し、最後に、該陰・陽極水排水流路から該陰・陽極水排水口を経由して流出可能である、請求項1に記載のディスク型電解槽における水素分子の再溶解装置。
  14. 該ベースに対応する気体収集導水盤の底面のうち複数の陽極水排水口の円周内縁に対応する箇所に遮断縁が設けられることで、該2つの気体収集導水盤の底面に酸素分子の収集及び陽極水の導水のための該2つの気体収集導水室が形成され、該陽極電極板で生成された酸素及びオゾンが急速に収容されることから、上方の陰極水に対する該酸素及びオゾンの混入が回避される請求項13に記載のディスク型電解槽における水素分子の再溶解装置。
  15. 該ベースに対応する下方気体収集導水盤の上面のうち複数の陽極水排水口の円周内縁に対応する箇所にはフランジが設けられ、該フランジを用いて陽極水の水位を上昇させることで、該1つのイオン膜を十分に湿潤させる請求項13に記載のディスク型電解槽における水素分子の再溶解装置。
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