JP6731396B2 - 信号変調器 - Google Patents

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Description

本開示は、ディジタル変調システムの信号変調器及び、より詳細には、それぞれが1種以上の有意信号に従い出力信号を出力することができる、ディジタル変調システムの信号変調器に関する。
信号変調器は、ディジタル変調システムの重要部分である。信号変調器の主な特徴は、RF帯域幅、変調帯域幅、局所発振のドライブ電力及び変調精度である。信号変調器の幾つかのタイプには、ギルバートミキサ、ダイオードミキサ、反射型変調器などがある。
ギルバートミキサは、低伝送損失、高調波抑制及び高絶縁という利点を有するが、通常10−GHzのみのより低い運用周波数及びDC電力が容易に消費されるという欠点を有する。ダイオードミキサは、局部発振器信号のより高いドライブ電力が必要であるという欠点を有する。反射型変調器は、プロセス変動により引き起こされる位相誤差及び振幅誤差において影響がより少なく、またより広い運用帯域幅及び局部発振器のより低い所要ドライブ電力を有することができる。しかし、反射型変調器には低絶縁という欠点がある。更に、反射型変調器はより多くの受動回路を使用し、またこのように反射型変調器の回路領域が運用周波数によりかなり影響を受ける。
従って、従来の信号変調器の前述の欠点を克服することができる信号変調器を提供することが、不可欠である。
先行技術の前述の欠点を考慮して、広帯域、低挿入損、局部発振の低所要ドライブ電力、低位相不均衡及び低振幅不均衡、優れた変調精度及び小さい所要ダイ領域を特徴とする、信号変調器を提供することが本開示の目的である。
上記及びその他の目的を達成するために、本開示は、結合器、第1ダイオード、第2ダイオード、第1DC(直流)ブロック単位及び第2DCブロック単位を具備する、反射型変調器を提供する。
結合器は、入力端末、出力端末、第1負荷端末及び第2負荷端末を有し、入力端末は入力信号の受信に使用され、出力端末は出力信号の出力に使用される。入力端末は、入力信号の受信に使用される。出力端末は、出力信号の出力に使用される。第1DCブロック単位は、第1ダイオードと結合器の第1負荷端末との間でDCブロッキングのために接続されている。第2DCブロック単位は、第2ダイオードと結合器の第2負荷端末との間でDCブロッキングのために接続されている。有意信号は、第1及び第2ダイオードの状態を演算するために、第1及び第2DCブロック単位の両方へと入力される。
反射型変調器に関しては、有意信号が十分に強い場合に第1及び第2ダイオードが作動し、また有意信号の強さが十分ではない場合に第1及び第2ダイオードの作動が停止する。
反射型変調器に関しては、第1DCブロック単位は第1コンデンサ及び第1抵抗器を含み、第2DCブロック単位は第2コンデンサ及び第2抵抗器を含み、第1コンデンサは第1ダイオードと結合器の第1負荷端末との間でDCブロッキングのために接続され、第1抵抗器は第1コンデンサと第1ダイオードとの間で接続され、第2コンデンサは第2ダイオードと結合器の第2負荷端末との間でDCブロッキングのために接続され、また第2抵抗器は第2コンデンサと第2ダイオードに接続されている。
反射型変調器に関しては、PINダイオードにより第1及び第2ダイオードが導入されている。
反射型変調器に関しては、入力信号は局部発振器から発生し、また出力信号が無線周波数に使用される。
上記及びその他の目的を達成するために、本開示は、平衡不平衡変成器、第1反射型変調器、第2反射型変調器及び電力コンバイナーを具備する、BPSK変調器を提供する。
平衡不平衡変成器は第1コンダクタ、第2コンダクタ、第3コンダクタ及び第4コンダクタを有する。第1コンダクタ及び第2コンダクタは接続しており、かつ反対方向へ等しい電流を有するように使用される。第3コンダクタの一端は、磁気的に第1コンダクタに結合している。第3コンダクタの別の一端は、接地に接続されている。第4コンダクタの一端は、磁気的に第2コンダクタに結合している。第4コンダクタの別の一端は、接地に接続されている。第1反射型変調器の第1入力端末は、第3コンダクタに接続されている。第2反射型変調器の第2入力端末は、第4コンダクタに接続されている。電力合成器は、第1反射型変調器の第1出力端末及び第2反射型変調器の第2出力端末に接続されている。第1有意信号は、第1反射型変調器へ入力される。第2有意信号は、第2反射型変調器へ入力される。第1有意信号及び第2有意信号は、一対の異なる信号である。
BPSK変調器に関しては、第1反射型変調器は第1結合器、第1ダイオード、第2ダイオード、第1DC(直流)ブロック単位及び第2DCブロック単位を具備し、第1結合器は第1入力端末、第1出力端末、第1負荷端末及び第2負荷端末を有し、第1DCブロック単位は第1ダイオードと第1結合器の第1負荷端末との間でDCブロッキングのために接続されており、第2DCブロック単位は第2ダイオードと第1結合器の第2負荷端末との間でDCブロッキングのために接続されており、第1有意信号は第1及び第2ダイオードの状態を演算するために、第1及び第2DCブロック単位の両方へと入力される。
BPSK変調器に関しては、第2反射型変調器は第2結合器、第3ダイオード、第4ダイオード、第3DCブロック単位及び第4DCブロック単位を具備し、第2結合器は第2入力端末、第2出力端末、第3負荷端末及び第4負荷端末を有し、第3DCブロック単位は第3ダイオードと第2結合器の第3負荷端末との間でDCブロッキングのために接続されており、第4DCブロック単位は第4ダイオードと第2結合器の第4負荷端末との間でDCブロッキングのために接続されており、第2有意信号は第3及び第4ダイオードの状態を演算するために、第3及び第4DCブロック単位の両方へと入力される。
BPSK変調器に関しては、第1有意信号が十分に強い場合に第1及び第2ダイオードが作動し、また第1有意信号の強さが十分ではない場合に第1及び第2ダイオードが作動を停止し、かつ第2有意信号が十分に強い場合に第3及び第4ダイオードが作動し、また第2有意信号の強さが十分ではない場合に第3及び第4ダイオードが作動を停止する。
BPSK変調器に関しては、第1DCブロック単位は第1コンデンサ及び第1抵抗器を含み、第2DCブロック単位は第2コンデンサ及び第2抵抗器を含み、第1コンデンサは第1ダイオードと第1結合器の第1負荷端末との間でDCブロッキングのために接続され、第1抵抗器は第1コンデンサと第1ダイオードとの間で接続され、第2コンデンサは第2ダイオードと第1結合器の第2負荷端末との間でDCブロッキングのために接続され、また第2抵抗器は第2コンデンサと第2ダイオードに接続されている。
反射型変調器に関しては、第3DCブロック単位は第3コンデンサ及び第3抵 抗器を含み、第4DCブロック単位は第4コンデンサ及び第4抵抗器を含み、第3コンデンサは第3ダイオードと第2結合器の第3負荷端末との間でDCブロッキングのために接続され、第3抵抗器は第3コンデンサと第3ダイオードとの間で接続され、第4コンデンサは第4ダイオードと第2結合器の第4負荷端末との間でDCブロッキングのために接続され、また第4抵抗器は第4コンデンサと第4ダイオードに接続されている。
BPSK変調器に関しては、PINダイオードにより第1、第2、第3及び第4ダイオードが導入されている。
BPSK変調器に関しては、局部発振器から入力信号が発生して平衡不平衡変成器へと入力され、また電力合成器から出力信号が発生して無線周波数に使用される。
BPSK変調器に関しては、BPSK変調器はモノリシックマイクロ波集積回路内に一体化されている。
上記及びその他の目的を達成するために、本開示は直交変調器を提供する。直交変調器は、ウィルキンソン・パワーディバイダー(Wilkinson power driver)、第1BPSK(バイナリー位相シフト・キーイング(Binary Phase Shift Keying))変調器、第2BPSK変調器及びランゲ結合器とを具備する。
ウィルキンソン・パワーディバイダーは電力入力端末、第1電力出力端末及び第2電力出力端末を有する。第1BPSK変調器は、ウィルキンソン・パワーディバイダーの第1電力出力端末に接続されている。第2BPSK変調器は、ウィルキンソン・パワーディバイダーの第2電力出力端末に接続されており、第2BPSK変調器は第2出力信号を発生させる。ランゲ結合器は、第1出力信号及び第2出力信号を受信するための、第1BPSK変調器及び第2BPSK変調器に接続されている。第1有意信号及び第2有意信号は、第1BPSK変調器へ入力される。第3有意信号及び第4有意信号は、第2BPSK変調器へ入力される。
第1BPSK変調器は、第1有意信号、第2有意信号、及びウィルキンソン・パワーディバイダーからの入力に従って、第1出力信号を発生させる。第2BPSK変調器は、第3有意信号、第4有意信号、及びウィルキンソン・パワーディバイダーからの入力に従って、第2出力信号を発生させる。
直交変調器に関しては、第1BPSK変調器は第1平衡不平衡変成器、第1反射型変調器、第2反射型変調器及び第1電力合成器を具備し、第1平衡不平衡変成器は第1コンダクタ、第2コンダクタ、第3コンダクタ及び第4コンダクタを有し、第1コンダクタ及び第2コンダクタは接続されておりかつ反対方向に等しい電流を有するように使用され、第3コンダクタの一端は磁気的に第1コンダクタに結合しており、また第3コンダクタの別端は接地に接続しており、第4コンダクタの一端は磁気的に第2コンダクタに結合しており、また第4コンダクタの別端は接地に接続しており、第1反射型変調器の第1入力端末は第3コンダクタに接続しており、第2反射型変調器の第2入力端末は第4コンダクタに接続しており、第1電力合成器は第1反射型変調器の第1出力端末及び第2反射型変調器の第2出力端末に接続しており、第1有意信号は第1反射型変調器に入力され、第2有意信号は第2反射型変調器に入力され、第1有意信号及び第2有意信号は異なる信号の対である。
直交変調器に関しては、第2BPSK変調器は第2平衡不平衡変成器、第3反射型変調器、第4反射型変調器及び第2電力合成器を具備し、第2平衡不平衡変成器は第5コンダクタ、第6コンダクタ、第7コンダクタ及び第8コンダクタを有し、第5コンダクタ及び第6コンダクタは接続されておりかつ反対方向に等しい電流を有するように使用され、第7コンダクタの一端は第5コンダクタに接続しており、また第7コンダクタの別端は接地に接続しており、第8コンダクタの一端は第6コンダクタに接続しており、また第8コンダクタの別端は接地に接続しており、第3反射型変調器の第3入力端末は第7コンダクタに接続しており、第4反射型変調器の第4入力端末は第8コンダクタに接続しており、第2電力合成器は第3反射型変調器の第3出力端末及び第4反射型変調器の第4出力端末に接続しており、第3有意信号は第3反射型変調器に入力され、第4有意信号は第4反射型変調器に入力され、第3有意信号及び第4有意信号は異なる信号の対である。
直交変調器に関しては、第1反射型変調器は第1結合器、第1ダイオード、第2ダイオード、第1DC(直流)ブロック単位及び第2DCブロック単位を具備し、第1結合器は第1入力端末、第1出力端末、第1負荷端末及び第2負荷端末を有し、第1ダイオードは第1結合器の第1負荷端末に接続しており、第2ダイオードは第1結合器の第2負荷端末に接続しており、第1DCブロック単位は第1ダイオードと第1結合器の第1負荷端末との間でDCブロッキングのために接続されており、第2DCブロック単位は第2ダイオードと第1結合器の第2負荷端末との間でDCブロッキングのために接続されており、第1有意信号は第1及び第2ダイオードの状態を演算するために、第1及び第2DCブロック単位の両方へと入力される。
直交変調器に関しては、第2反射型変調器は第2結合器、第3ダイオード、第4ダイオード、第3DCブロック単位及び第4DCブロック単位を具備し、第2結合器は第2入力端末、第2出力端末、第3負荷端末及び第4負荷端末を有し、第3ダイオードは第2結合器の第3負荷端末に接続しており、第4ダイオードは第2結合器の第4負荷端末に接続しており、第3DCブロック単位は第3ダイオードと第2結合器の第3負荷端末との間でDCブロッキングのために接続されており、第4DCブロック単位は第4ダイオードと第2結合器の第4負荷端末との間でDCブロッキングのために接続されており、第2有意信号は第3及び第4ダイオードの状態を演算するために、第3及び第4DCブロック単位の両方へと入力される。
直交変調器に関しては、第3反射型変調器は第3結合器、第5ダイオード、第6ダイオード、第5DCブロック単位及び第6DCブロック単位を具備し、第3結合器は第3入力端末、第3出力端末、第5負荷端末及び第6負荷端末を有し、第5ダイオードは第3結合器の第5負荷端末に接続しており、第6ダイオードは第3結合器の第6負荷端末に接続しており、第5DCブロック単位は第5ダイオードと第3結合器の第5負荷端末との間でDCブロッキングのために接続されており、第6DCブロック単位は第6ダイオードと第3結合器の第6負荷端末との間でDCブロッキングのために接続されており、第3有意信号は第5及び第6ダイオードの状態を演算するために、第5及び第6DCブロック単位の両方へと入力される。
直交変調器に関しては、第4反射型変調器は第4結合器、第7ダイオード、第8ダイオード、第7DCブロック単位及び第8DCブロック単位を具備し、第4結合器は第4入力端末、第4出力端末、第7負荷端末及び第8負荷端末を有し、第7ダイオードは第4結合器の第7負荷端末に接続しており、第8ダイオードは第4結合器の第8負荷端末に接続しており、第7DCブロック単位は第7ダイオードと第4結合器の第7負荷端末との間でDCブロッキングのために接続されており、第8DCブロック単位は第8ダイオードと第4結合器の第8負荷端末との間でDCブロッキングのために接続されており、第4有意信号は第7及び第8ダイオードの状態を演算するために、第7及び第8DCブロック単位の両方へと入力される。
直交変調器に関しては、第1DCブロック単位は第1コンデンサ及び第1抵抗器を含み、第2DCブロック単位は第2コンデンサ及び第2抵抗器を含み、第1コンデンサは第1ダイオードと第1結合器の第1負荷端末との間でDCブロッキングのために接続され、第1抵抗器は第1コンデンサと第1ダイオードとの間で接続され、第2コンデンサは第2ダイオードと第1結合器の第2負荷端末との間でDCブロッキングのために接続され、また第2抵抗器は第2コンデンサと第2ダイオードに接続されている。
直交変調器に関しては、第3DCブロック単位は第3コンデンサ及び第3抵抗器を含み、第4DCブロック単位は第4コンデンサ及び第4抵抗器を含み、第3コンデンサは第3ダイオードと第2結合器の第3負荷端末との間でDCブロッキングのために接続され、第3抵抗器は第3コンデンサと第3ダイオードとの間で接続され、第4コンデンサは第4ダイオードと第2結合器の第4負荷端末との間でDCブロッキングのために接続され、また第4抵抗器は第4コンデンサと第4ダイオードに接続されている。
直交変調器に関しては、第5DCブロック単位は第5コンデンサ及び第5抵抗器を含み、第6DCブロック単位は第6コンデンサ及び第6抵抗器を含み、第5コンデンサは第5ダイオードと第3結合器の第5負荷端末との間でDCブロッキングのために接続され、第5抵抗器は第5コンデンサと第5ダイオードとの間で接続され、第6コンデンサは第6ダイオードと第3結合器の第6負荷端末との間でDCブロッキングのために接続され、また第6抵抗器は第6コンデンサと第6ダイオードに接続されている。
直交変調器に関しては、第7DCブロック単位は第7コンデンサ及び第7抵抗器を含み、第8DCブロック単位は第8コンデンサ及び第8抵抗器を含み、第7コンデンサは第7ダイオードと第4結合器の第7負荷端末との間でDCブロッキングのために接続され、第7抵抗器は第7コンデンサと第7ダイオードとの間で接続され、第8コンデンサは第8ダイオードと第4結合器の第8負荷端末との間でDCブロッキングのために接続され、また第8抵抗器は第8コンデンサと第8ダイオードに接続されている。
直交変調器に関しては、PINダイオードにより第1、第2、第3、第4、第5、第6、第7及び第8ダイオードが導入されている。
直交変調器に関しては、ウィルキンソン・パワーディバイダーの電力入力端末へと入力される入力信号は局部発振器から発生し、また出力信号はランゲ結合器から出力されて、無線周波数として使用される。
直交変調器に関しては、直交変調器はモノリシックマイクロ波集積回路内に一体化されている。
結論として、前述の信号変調器は、広帯域、低挿入損、局部発振の低所要ドライブ電力、低位相不均衡及び低振幅不均衡、優れた変調精度及び小さい所要ダイ領域を特徴とする。
本開示の目的、特徴、及び利点を、添付図面と併せてある種の実施形態と共に下に占めす。
伝導及び非伝導の、相当するダイオード回路図を示す。 本開示の実施形態に従った、反射型変調器の回路図である。 本開示の実施形態に従った、反射型変調器の詳細な回路図である。 本開示の実施形態に従った、BPSK変調器の回路図である。 本開示の実施形態に従った、BPSK変調器の回路図である。 本開示の実施形態に従った、直交変調器の回路図である。
図1を参照すると、図1は伝導及び非伝導の、相当するダイオード回路図を示す。ダイオードがダイオードにわたって十分なクロス電圧を有し、ダイオードに伝導して電流を貫流する場合、信号操作を考慮して、ダイオードは小型抵抗器(Ron)であり得る。ダイオードがダイオードにわたって十分なクロス電圧を有さず、ダイオードに伝導して電流を貫流する場合、信号操作を考慮して、ダイオードは小型コンデンサ(Coff)であり得る。ダイオードの伝導及び非伝導切換え特性を、反射型変調器にて使用することができる。
図2を参照すると、図2は本開示の実施形態に従った、反射型変調器の回路図である。反射型変調器100は、結合器110、ダイオードD1、ダイオードD2、DC(直流)ブロック単位120及びDCブロック単位130を具備する。結合器110は、入力端末111、出力端末112、第1負荷端末113及び第2負荷端末114を有する。入力端末111は、局部発振器から発生する局部発振信号LOを受信するために使用される。出力端末112は出力信号RFを出力するために使用され、局部発振信号LOが有意信号BBにより変調される。
第1DCブロック単位120は、第1ダイオードD1と結合器110の第1負荷端末113との間でDCブロッキングのために接続されている。第2DCブロック単位130は、第2ダイオードD2と結合器110の第2負荷端末114との間でDCブロッキングのために接続されている。
有意信号BBは、選択的にDCブロック単位120とDCブロック単位130の両方へと入力される。有意信号BBがDCブロック単位120、130へと入力されて、かつバイアス経路P1、P2を介して流れる場合、即ち、有意信号BBがダイオードD1及びD2を作動させるのに十分に強い場合に、ダイオードD1及びD2が作動する。有意信号BBの強さが十分ではない場合に、ダイオードD1及びD2は作動を停止する。
結合器110の反射係数は、ダイオードD1及びD2の状態に従って変化する。即ち、ダイオードD1及びD2の伝導状態に対応する、結合器110の反射係数は、ダイオードD1及びD2の非伝導状態に対応するものと同一ではない。出力信号RFの位相もまたダイオードD1、D2の状態により変化し、またこれはダイオードD1、D2の伝導状態に対応する出力信号RFの位相であり、D2はダイオードD1、D2の非伝導状態に対応するものと同一ではない。
例えば結合器110は90度の結合器であることができ、次にダイオードD1、D2の伝導状態及び非伝導状態に対応する無線信号の位相差は、理想的には180度である。例えば、ダイオードD1、D2の作動が停止する場合に、出力信号RFの位相は、理想的にはゼロ度であることができ、またダイオードD1、D2が作動する場合に、出力信号RFの位相は、理想的には180度であることができる。
結合器110が90度の結合器であり、かつ無線信号の位相が0度及び180度の場合(第1及び第2負荷端末113、114が同時に開く又は短絡する場合)、挿入損失は最小であり得る。しかし、本開示はこれを制限するものではない。例えば、結合器110はN−度であることができ、Nは90と等しくない。例えば、無線信号の位相はМ1度及びМ2度であり、М1は0と等しくなく、またМ2は180度と等しくない。
より大きい挿入損失及びより小さい出力電力を引き起こし得る、トランジスタによるダイオードD1、D2の置換と比較して、本実施形態はダイオードを使用することにより前述の欠点を克服する。なお、本実施形態では、基板としてヒ化カリウムを使用することができ、その他の種類のダイオードよりも利点を有することができる、PINによるダイオードD1、D2を導入している。具体的には、ダイオードと比較すると、トランジスタは作動状態及び作動停止状態の間で、より大きいオフ容量及び伝導インダクタンスなどのより大きい寄生効果を有し、また回路の性能を低下させる。PINダイオードの回路短絡及び開回路のインピーダンスは、多くの種類のダイオードの間でも非常に近くてよく、これにより、本実施形態の変調器は、ディジタル変調システム用のその他の種類のダイオード及びトランジスタよりも、良好な直線性及び変調精度を有する。加えて、本実施形態の変調器はまたより低い挿入損失を有し、これは、振幅変調の付随的効果により、本実施形態の変調器における局部発振器の必要なドライブ電力がより少なく、かつ本実施形態における変調器の出力電力がより多いということである。従って、本発明の変調器は追加で電圧及び電流変換を必要とせず、またミリメートル波帯域での適用に関して理想的である。
図3を参照すると、図3は本開示の実施形態に従った、反射型変調器の回路詳細図である。図3では、反射型変調器100のDCブロック単位120は、コンデンサC1及び抵抗器R1を含み、また反射型変調器100のDCブロック単位130は、コンデンサC2及び抵抗器R2を含む。コンデンサC1は、ダイオードD1と結合器110の第1負荷端末113との間で接続されている。抵抗器R1は、コンデンサC1及びダイオードD1に接続されている。コンデンサC2は、ダイオードD2と結合器110の第2負荷端末114との間で接続されている。抵抗器R2は、コンデンサC2及びダイオードD2に接続されている。
コンデンサC1及びC2は、結合器110などのその他の回路との干渉から、ダイオードD1、D2のDCバイアスを防ぐために使用される。コンデンサC1及びC2は、680uFのキャパシタンスを有することができる。抵抗器R1、R2は、DCバイアス経路を提供し、DC経路から出力信号を絶縁するために使用される。抵抗器R1、R2の抵抗はより大く、出力信号の信号絶縁効果はより良好だが、変調器の帯域幅が悪くなる。トレードオフを生じさせるために、抵抗器R1、R2の抵抗は500ohmであり得る。
本実施形態では、ダイオードD1を作動させるための閾値T1は、Vd1+Id1*R1に等しく、Vd1はダイオードD1のダイオード閾電圧であり、またId1は抵抗器R1を介して流れる電流である。ダイオードD2を作動させるための閾値T2は、Vd2+Id2*R2に等しく、Vd2はダイオードD2のダイオード閾電圧であり、またId2は抵抗器R2を介して流れる電流である。抵抗器R1の抵抗が抵抗器R2の抵抗と等しく、かつダイオードD1のダイオード閾電圧がダイオードD2のダイオード閾電圧に等しい場合に、閾値T1は閾値T2に等しい。従って、有意信号BBが閾値T1、T2よりも小さい場合に、ダイオードD1、D2の両方が作動を停止する一方、有意信号BBが閾値T1、T2よりも大きい又は等しい場合に、ダイオードD1、D2の両方が作動する。
図4を参照すると、図4は本開示の実施形態に従った、BPSK変調器の回路図である。BPSK変調器200は、平衡不平衡変成器210、2つの同一の反射型変調器100及び電力合成器220を具備する。反射型変調器100は、それぞれ平衡不平衡変成器に接続されている。電力合成器220は、それぞれ反射型変調器100に接続されている。1つの有意信号BB+が、反射型変調器100の内1つへと入力され、別の有意信号BB−が反射型変調器100の内別の1つへと入力される。有意信号BB+、BB−は異なる信号の対であり、即ち、有意信号BB+、BB−がすべて低く、又は高く設定されているとは限らないということである。平衡不平衡変成器210は、局部発振器から発生する入力信号を受信するために使用される。電力合成器220は、無線周波数に使用される出力信号RFを出力するために使用される。
図5を参照すると、図5は本開示の実施形態に従った、BPSK変調器の回路図である。BPSK変調器200’の平衡不平衡変成器210は、180度の平衡不平衡変成器であってよく、また巻線コンダクタ211〜214を有する。巻線コンダクタ211、212は接続しており、かつ反対方向へ等しい電流を有するように使用される。巻線コンダクタ213の一端は、磁気的に巻線コンダクタ211に結合している。巻線コンダクタ213の別の一端は、接地に接続されている。巻線コンダクタ214の一端は、磁気的に巻線コンダクタ212に結合している。巻線コンダクタ214の別の一端は、接地に接続されている。
図4及び図5では、反射型変調器100の1つの入力端末は巻線コンダクタ213に接続されており、また反射型変調器100の別の1つの入力端末は巻線コンダクタ214に接続されている。電力合成器220は、反射型変調器100の出力端末に接続されている。
反射型変調器100は、双方向反射型変調器として使用される。例えば、有意信号BB+が高く設定されかつ有意信号BB−が低く設定されている場合、出力信号RFの位相は理想的には状態(−1)で0度であり、また有意信号BB+が低く設定されかつ有意信号BB−が高く設定されている場合、出力信号RFの位相は理想的には別の状態(−2)で180度であり、2つの状態は同一の挿入損失を有する。有意信号BB+、BB−はベースバンド信号であり得る。出力信号は、有意信号BB+、BB−が高電位の半分にて同一のバイアス電圧を有する場合に、最小値でなければならない。この場合、回路は作動を停止する。
図4及び図5の反射型変調器100は、図2及び図3の反射型変調器100、100’と同一であることができる。従って、図4又は図5のBPSK変調器は、2つの反射型変調器において2つの結合器、4つのダイオード、4つのDCブロック単位及び4つのバイアス経路を有し、4つのDCブロック単位のそれぞれは、図2のように構成されるコンデンサ及び抵抗器を有する。しかし、図4及び図5は、便宜上、上記の素子を伴う回路の詳細図を示していない。基板としてヒ化カリウムを使用することができるPINダイオードにより、4つのダイオードを実装することができる。BPSK変調器200、200’を、モノリシックマイクロ波集積回路内に一体化させることができる。
図6を参照すると、図6は本開示の実施形態に従った、直交変調器の回路図である。直交変調器300は、ウィルキンソン・パワーディバイダー310、2つのBPSK変調器200及びランゲ結合器320を具備することができる。BPSK変調器200は、ウィルキンソン・パワーディバイダー310の電力出力端末に接続されており、それぞれ、ウィルキンソン・パワーディバイダー310から入力信号を受信する。ランゲ結合器320は、BPSK変調器200に接続されており、それぞれ、BPSK変調器200からの入力信号を受信する。
2つの有意信号Q+、Q−がBPSK変調器の1つへと入力され、また別の2つの有意信号I+、I−がBPSK変調器の別の1つへと入力される。BPSK変調器の1つは、有意信号Q+、Q−に従い出力信号を発生させる。BPSK変調器の別の1つは、有意信号I+、I−に従い別の1つの出力信号を発生させる。有意信号Q+、Q−は異なる信号の対であり、即ち、有意信号Q+、Q−がすべて低く、又は高く設定されているとは限らないということである。有意信号I+、I−は別の1つの異なる信号の対であり、即ち、有意信号I+、I−がすべて低く、又は高く設定されているとは限らないということである。
ウィルキンソン・パワーディバイダー310は、コプレーナ導波管の伝送回線を介してBPSK変調器200の平衡不平衡変成器へと電力を入力しつつ、変調器の振幅及び位相誤差を減少させるよう設計された、接地型コプレーナ導波管(GCPW)を利用することができる。
ウィルキンソン・パワーディバイダー310からの2つの分割された電力信号は、それぞれ(0’,0)(0’,180’)(180’,0)又は(180’,180’)の位相の組み合わせにて、BPSK変調器200を通過することができる。BPSK変調器200から出力された信号の、4つの位相の組み合わせは、ランゲ結合器320へと入力され、またこのように、直交変調器300が出力信号の4つの異なる位相を形成する。
例えば、I+及びQ+が高く設定されかつI−及びQ−が低く設定される場合、出力信号の位相は理想的には0度(第1状態(−1))であり、I−及びQ+が高く設定されかつI+及びQ−が低く設定される場合、出力信号の位相は理想的には270度(第2状態(−2))であり、I+及びQ−が高く設定されかつI−及びQ+が低く設定される場合、出力信号の位相は理想的には90度(第3状態(−3))であり、またI−及びQ−が高く設定されかつI+及びQ+が低く設定される場合、出力信号の位相は理想的には180度(第4状態(−4))である。全てのバイアス電圧が高レベルの半分にて同一である場合、出力信号は最小値である。この場合、回路は作動を停止する。
図6のBPSK変調器200は、図4及び図5のBPSK変調器200、200’と同一であり得る。従って、図6のBPSK変調器300は、2つの反射型変調器200において4つの結合器、8つのダイオード、8つのDCブロック単位及び8つのバイアス経路を有し、8つのDCブロック単位のそれぞれは、図2のように構成されるコンデンサ及び抵抗器を有する。しかし、図6は、便宜上、上記の素子を伴う回路の詳細図を示していない。基板としてヒ化カリウムを使用することができるPINダイオードにより、8つのダイオードを実装することができる。直交変調器300を、モノリシックマイクロ波集積回路内に一体化させることができる。
高次ディジタル変調システムでは、本開示の直交変調器は、任意の振幅制御及び位相制御を実現することができる。具体的には、本設計方法は2セットの反射型二位相変調器、90度結合器及び電力合成器を採用することができる。90度結合器は、主として直交キャリア信号を提供し、また2セットの反射型二位相変調器へ更に入力するための、個々の直交キャリア信号を発生させる。反射型変調器の変調信号は、次に電力合成器により組み合わされる。
2つの位相変調器が0度及び180度の位相変調関数のみの場合、直交変調器は0、90、180及び270度の位相変調のみを発生させることができる。n−QAМ高次ディジタル変調、2位相反射型変調器などの振幅変調及び位相変調は、直交キャリア信号の直線変調による直線振幅変調能力もまた有していなければならず、任意の振幅変調及び位相変調信号を発生することができる。
結論として、前述の信号変調器は、広帯域、低挿入損、局部発振の低所要ドライブ電力、低位相不均衡及び低振幅不均衡、優れた変調精度及び小さい所要ダイ領域を特徴とする。
本開示は、好ましい実施態様により上記に開示されている。しかし、本開示の好ましい実施態様が示されているのみではあるが、本開示の範囲を制限するものではないことを、当業者は理解するべきである。故に、前述の実施形態になされている相当の変調及び変換が、本開示の範囲に含まれるべきである。従って、本開示のための法的保護は、添付の特許請求の範囲により規定されなければならない。

Claims (4)

  1. BPSK(バイナリー位相シフト・キーイング)変調器であって、
    第1コンダクタ、第2コンダクタ、第3コンダクタ及び第4コンダクタを有する平衡不平衡変成器であって、前記第1コンダクタ及び第2コンダクタが接続されて等しい電流を有するように使用され、前記第3コンダクタが磁気的に前記第1コンダクタに結合しかつ前記第3コンダクタの一端が接地に接続し、前記第4コンダクタが磁気的に前記第2コンダクタに結合しかつ前記第4コンダクタの一端が接地に接続する平衡不平衡変成器、
    第1反射型変調器であって、前記第1反射型変調器の第1入力端末が前記第3コンダクタに接続されている第1反射型変調器、
    第2反射型変調器であって、前記第2反射型変調器の第2入力端末が前記第4コンダクタに接続されている第2反射型変調器、及び
    前記第1反射型変調器の第1出力端末及び前記第2反射型変調器の第2出力端末に接続されている、電力合成器、とを具備するBPSK(バイナリー位相シフト・キーイング)変調器であって、
    第1有意信号が前記第1反射型変調器へと入力されかつ第2有意信号が前記第2反射型変調器へと入力され、また前記第1有意信号及び前記第2有意信号が異なる信号の対であり、
    前記第1反射型変調器が第1結合器、第1ダイオード、第2ダイオード、第1DC(直流)ブロック単位及び第2DCブロック単位を具備し、前記第1結合器が前記第1入力端末、前記第1出力端末、第1負荷端末及び第2負荷端末を有し、前記第1DCブロック単位が前記第1ダイオードと前記第1結合器の前記第1負荷端末との間でDCブロッキングのために接続されており、前記第2DCブロック単位が前記第2ダイオードと前記第1結合器の前記第2負荷端末との間でDCブロッキングのために接続されており、前記第1有意信号が前記第1及び第2ダイオードの状態を演算するために、前記第1及び第2DCブロック単位の両方へと入力され、
    前記第2反射型変調器が第2結合器、第3ダイオード、第4ダイオード、第3DCブロック単位及び第4DCブロック単位を具備し、前記第2結合器が前記第2入力端末、前記第2出力端末、第3負荷端末及び第4負荷端末を有し、前記第3DCブロック単位が前記第3ダイオードと前記第2結合器の前記第3負荷端末との間でDCブロッキングのために接続されており、前記第4DCブロック単位が前記第4ダイオードと前記第2結合器の前記第4負荷端末との間でDCブロッキングのために接続されており、前記第2有意信号が前記第3及び第4ダイオードの状態を演算するために、前記第3及び第4DCブロック単位の両方へと入力され、
    前記第1有意信号が十分に強い場合に前記第1及び第2ダイオードが作動し、また前記第1有意信号の強さが十分ではない場合に前記第1及び第2ダイオードの作動が停止し、
    前記第2有意信号が十分に強い場合に前記第3及び第4ダイオードが作動し、また前記第2有意信号の強さが十分ではない場合に前記第3及び第4ダイオードの作動が停止し、
    前記第1、第2、第3及び第4ダイオードが基板としてヒ化カリウムを使用するPINダイオードにより実装される、BPSK(バイナリー位相シフト・キーイング)変調器。
  2. 前記第1DCブロック単位が第1コンデンサ及び第1抵抗器を含み、前記第2DCブロック単位が第2コンデンサ及び第2抵抗器を含み、前記第1コンデンサが前記第1ダイオードと前記第1結合器の前記第1負荷端末との間でDCブロッキングのために接続され、前記第1抵抗器の一端が前記第1コンデンサと前記第1ダイオードの接続点に接続され、前記第2コンデンサが前記第2ダイオードと前記第1結合器の前記第2負荷端末との間でDCブロッキングのために接続され、また前記第2抵抗器の一端が前記第2コンデンサと前記第2ダイオードの接続点に接続されており、
    前記第3DCブロック単位が第3コンデンサ及び第3抵抗器を含み、前記第4DCブロック単位が第4コンデンサ及び第4抵抗器を含み、前記第3コンデンサが前記第3ダイオードと前記第2結合器の前記第3負荷端末との間でDCブロッキングのために接続され、前記第3抵抗器の一端が前記第3コンデンサと前記第3ダイオードの接続点に接続され、前記第4コンデンサが前記第4ダイオードと前記第2結合器の前記第4負荷端末との間でDCブロッキングのために接続され、また前記第4抵抗器の一端が前記第4コンデンサと前記第4ダイオードの接続点に接続されている、請求項1に記載のBPSK変調器。
  3. 直交変調器であって、
    電力入力端末、第1電力出力端末及び第2電力出力端末を有するウィルキンソン・パワーディバイダー、
    前記ウィルキンソン・パワーディバイダーの前記第1電力出力端末に接続されている第1BPSK変調器(バイナリー位相シフト・キーイング)、
    前記ウィルキンソン・パワーディバイダーの前記第2電力出力端末に接続されており、第2出力信号を発生させる、第2BPSK変調器、及び
    第1出力信号及び第2出力信号を受信するために、前記第1BPSK変調器及び前記第2BPSK変調器に接続されている、ランゲ結合器、とを具備する直交変調器であって、
    第1有意信号及び第2有意信号が前記第1BPSK変調器へと入力され、第3有意信号及び第4有意信号が前記第2BPSK変調器へと入力され、前記第1BPSK変調器が前記第1有意信号、前記第2有意信号、及び前記ウィルキンソン・パワーディバイダーからの入力に従い前記第1出力信を発生させ、また前記第2BPSK変調器が前記第3有意信号、前記第4有意信号、及び前記ウィルキンソン・パワーディバイダーからの入力に従い前記第2出力信号を発生させ、
    前記第1BPSK変調器が第1平衡不平衡変成器、第1反射型変調器、第2反射型変調器及び第1電力合成器を具備し、前記第1平衡不平衡変成器が第1コンダクタ、第2コンダクタ、第3コンダクタ及び第4コンダクタを有し、前記第1コンダクタ及び前記第2コンダクタが接続されておりかつ等しい電流を有するように使用され、前記第3コンダクタが磁気的に前記第1コンダクタに結合しており、また前記第3コンダクタの別端が接地に接続しており、前記第4コンダクタが磁気的に前記第2コンダクタに結合しており、また前記第4コンダクタの別端が接地に接続しており、前記第1反射型変調器の第1入力端末が前記第3コンダクタに接続しており、前記第2反射型変調器の第2入力端末が前記第4コンダクタに接続しており、前記第1電力合成器が前記第1反射型変調器の第1出力端末及び前記第2反射型変調器の第2出力端末に接続しており、前記第1有意信号が前記第1反射型変調器に入力され、前記第2有意信号が前記第2反射型変調器に入力され、前記第1有意信号及び前記第2有意信号が異なる信号の対であり、
    前記第2BPSK変調器が第2平衡不平衡変成器、第3反射型変調器、第4反射型変調器及び第2電力合成器を具備し、前記第2平衡不平衡変成器が第5コンダクタ、第6コンダクタ、第7コンダクタ及び第8コンダクタを有し、前記第5コンダクタ及び前記第6コンダクタが接続されておりかつ等しい電流を有するように使用され、前記第7コンダクタの一端が接地に接続しており、前記第8コンダクタの一端が接地に接続しており、前記第3反射型変調器の第3入力端末が前記第7コンダクタに接続しており、前記第4反射型変調器の第4入力端末が前記第8コンダクタに接続しており、前記第2電力合成器が前記第3反射型変調器の第3出力端末及び前記第4反射型変調器の第4出力端末に接続しており、前記第3有意信号が前記第3反射型変調器に入力され、前記第4有意信号が前記第4反射型変調器に入力され、前記第3有意信号及び前記第4有意信号が異なる信号の対であり、
    前記第1反射型変調器が第1結合器、第1ダイオード、第2ダイオード、第1DC(直流)ブロック単位及び第2DCブロック単位を具備し、前記第1結合器が前記第1入力端末、前記第1出力端末、第1負荷端末及び第2負荷端末を有し、前記第1ダイオードが前記第1結合器の前記第1負荷端末に接続しており、前記第2ダイオードが前記第1結合器の前記第2負荷端末に接続しており、前記第1DCブロック単位が前記第1ダイオードと前記第1結合器の前記第1負荷端末との間でDCブロッキングのために接続されており、前記第2DCブロック単位が前記第2ダイオードと前記第1結合器の前記第2負荷端末との間でDCブロッキングのために接続されており、前記第1有意信号が前記第1及び第2ダイオードの状態を演算するために、前記第1及び第2DCブロック単位の両方へと入力され、
    前記第2反射型変調器が第2結合器、第3ダイオード、第4ダイオード、第3DCブロック単位及び第4DCブロック単位を具備し、前記第2結合器が前記第2入力端末、前記第2出力端末、第3負荷端末及び第4負荷端末を有し、前記第3ダイオードが前記第2結合器の前記第3負荷端末に接続しており、前記第4ダイオードが前記第2結合器の前記第4負荷端末に接続しており、前記第3DCブロック単位が前記第3ダイオードと前記第2結合器の前記第3負荷端末との間でDCブロッキングのために接続されており、前記第4DCブロック単位が前記第4ダイオードと前記第2結合器の前記第4負荷端末との間でDCブロッキングのために接続されており、前記第2有意信号が前記第3及び第4ダイオードの状態を演算するために、前記第3及び第4DCブロック単位の両方へと入力され、
    前記第3反射型変調器が第3結合器、第5ダイオード、第6ダイオード、第5DCブロック単位及び第6DCブロック単位を具備し、前記第3結合器が前記第3入力端末、前記第3出力端末、第5負荷端末及び第6負荷端末を有し、前記第5ダイオードが前記第3結合器の前記第5負荷端末に接続しており、前記第6ダイオードが前記第3結合器の前記第6負荷端末に接続しており、前記第5DCブロック単位が前記第5ダイオードと前記第3結合器の前記第5負荷端末との間でDCブロッキングのために接続されており、前記第6DCブロック単位が前記第6ダイオードと前記第3結合器の前記第6負荷端末との間でDCブロッキングのために接続されており、前記第3有意信号が前記第5及び第6ダイオードの状態を演算するために、前記第5及び第6DCブロック単位の両方へと入力され、また、
    前記第4反射型変調器が第4結合器、第7ダイオード、第8ダイオード、第7DCブロック単位及び第8DCブロック単位を具備し、前記第4結合器が前記第4入力端末、前記第4出力端末、第7負荷端末及び第8負荷端末を有し、前記第7ダイオードが前記第4結合器の前記第7負荷端末に接続しており、前記第8ダイオードが前記第4結合器の前記第8負荷端末に接続しており、前記第7DCブロック単位が前記第7ダイオードと前記第4結合器の前記第7負荷端末との間でDCブロッキングのために接続されており、前記第8DCブロック単位が前記第8ダイオードと前記第4結合器の前記第8負荷端末との間でDCブロッキングのために接続されており、前記第4有意信号が前記第7及び第8ダイオードの状態を演算するために、前記第7及び第8DCブロック単位の両方へと入力され、
    前記第1有意信号が十分に強い場合に前記第1及び第2ダイオードが作動し、また前記第1有意信号の強さが十分ではない場合に前記第1及び第2ダイオードの作動が停止し、
    前記第2有意信号が十分に強い場合に前記第3及び第4ダイオードが作動し、また前記第2有意信号の強さが十分ではない場合に前記第3及び第4ダイオードの作動が停止し、
    前記第3有意信号が十分に強い場合に前記第5及び第6ダイオードが作動し、また前記第3有意信号の強さが十分ではない場合に前記第5及び第6ダイオードの作動が停止し、
    前記第4有意信号が十分に強い場合に前記第7及び第8ダイオードが作動し、また前記第4有意信号の強さが十分ではない場合に前記第7及び第8ダイオードの作動が停止し、
    前記第1、第2、第3、第4、第5、第6、第7及び第8ダイオードが基板としてヒ化カリウムを使用するPINダイオードにより実装される、直交変調器。
  4. 前記第1DCブロック単位が第1コンデンサ及び第1抵抗器を含み、前記第2DCブロック単位が第2コンデンサ及び第2抵抗器を含み、前記第1コンデンサが前記第1ダイオードと前記第1結合器の前記第1負荷端末との間でDCブロッキングのために接続され、前記第1抵抗器の一端が前記第1コンデンサと前記第1ダイオードの接続点に接続され、前記第2コンデンサが前記第2ダイオードと前記第1結合器の前記第2負荷端末との間でDCブロッキングのために接続され、また前記第2抵抗器の一端が前記第2コンデンサと前記第2ダイオードの接続点に接続されており、
    前記第3DCブロック単位が第3コンデンサ及び第3抵抗器を含み、前記第4DCブロック単位が第4コンデンサ及び第4抵抗器を含み、前記第3コンデンサが前記第3ダイオードと前記第2結合器の前記第3負荷端末との間でDCブロッキングのために接続され、前記第3抵抗器の一端が前記第3コンデンサと前記第3ダイオードの接続点に接続され、前記第4コンデンサが前記第4ダイオードと前記第2結合器の前記第4負荷端末との間でDCブロッキングのために接続され、また前記第4抵抗器が前記第4コンデンサと前記第4ダイオードの接続点に接続されており、
    前記第5DCブロック単位が第5コンデンサ及び第5抵抗器を含み、前記第6DCブロック単位が第6コンデンサ及び第6抵抗器を含み、前記第5コンデンサが前記第5ダイオードと前記第3結合器の前記第5負荷端末との間でDCブロッキングのために接続され、前記第5抵抗器の一端が前記第5コンデンサと前記第5ダイオードの接続点に接続され、前記第6コンデンサが前記第6ダイオードと前記第3結合器の前記第6負荷端末との間でDCブロッキングのために接続され、また前記第6抵抗器の一端が前記第6コンデンサと前記第6ダイオードの接続点に接続されており、
    前記第7DCブロック単位が第7コンデンサ及び第7抵抗器を含み、前記第8DCブロック単位が第8コンデンサ及び第8抵抗器を含み、前記第7コンデンサが前記第7ダイオードと前記第4結合器の前記第7負荷端末との間でDCブロッキングのために接続され、前記第7抵抗器の一端が前記第7コンデンサと前記第7ダイオードの接続点に接続され、前記第8コンデンサが前記第8ダイオードと前記第4結合器の前記第8負荷端末との間でDCブロッキングのために接続され、また前記第8抵抗器の一端が前記第8コンデンサと前記第8ダイオードの接続点に接続されている、請求項3に記載の直交変調器。
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