JP6731317B2 - 電気掃除機の集塵装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電気掃除機の集塵装置に関し、詳しくはサイクロン方式の電気掃除機の集塵装置に関する。
特許文献1には、集塵容器と、集塵容器の内部に配置される内筒および仕切部材と、集塵容器の上方開口部に着脱可能に嵌め込まれるフィルター保持部と、フィルター保持部を着脱可能に覆うカバー部とを有するサイクロン方式の集塵装置を備えた電気掃除機が提案されている。
この集塵装置について詳しく説明すると、集塵容器は、上面に開口面を有する断面円形の有底筒状に形成されると共に、周面に気流の流入口が設けられている。
フィルター保持部は、集塵容器の上方開口部を密閉すると共に、その内部にフィルターを保持している。
内筒は、円筒枠形に形成されており、集塵容器と同軸に配置されて気流の流入口を外周面に開口すると共に、流入口にメッシュ部材が設けられている。さらに、内筒の外周面下部には径方向内側に向かって窪んだ係止溝が形成されている。この内筒は、フィルター保持部の下面から下方の集塵容器内に向かって突出するよう、フィルター保持部の下面に溶着や接着等により固定されている。
仕切部材は、中心孔を有する円板部と、円板部の周縁から上下に延びる筒状部と、円板部の下面の中心孔周縁から下方に延びる突出部とを有し、集塵容器の内面との間に気流路を形成して集塵容器内の上部を旋回風路とし、かつ下部を集塵スペースとするよう空間を上下に仕切るよう構成されている。また、仕切り部材は、内筒の外周面に沿って近接して仕切り部材を内筒から取り外すときに内筒の外周面を摺動する清掃部と、清掃部を支持するために円板部の上面から上方に向かって延びる複数本の支柱部と、円板部の上面の各支柱部よりも内側に設けられた上方突出状の複数の爪部とを有している。
この集塵装置は、使用状態において、仕切り部材の清掃部および各支柱部で囲まれたスペースに内筒が挿入され、かつ仕切る部材の各爪部が内筒の係止溝に係止していることにより、内筒に仕切り部材が取り付けられている。また、フィルター保持部が集塵容器の上方開口部に嵌り込むことにより、集塵容器の底面にて仕切り部材の突出部の下端部が支持されている。
特許文献1の集塵装置内において、内部に溜まった髪の毛や糸屑等の繊維状ごみ、塵埃といったダストの廃棄およびメンテナンスは次のように行うことができる。
まず、カバー部と共にフィルター保持部を集塵容器から取り外す。すると、フィルター保持部に固定された内筒と共に仕切り部材が集塵容器内から外部へ取り出されるため、集塵容器を逆さまにすれば内部に溜まったダストをゴミ箱へ落下させて廃棄することができる。
次に、メンテナンスの際は、内筒に対して仕切り部材を引っ張ることにより爪部が係止溝から離脱するため、内筒から仕切り部材を引き出して分離することができ、内筒と仕切部材とを個別に洗浄することができる。
特許第5095852号公報
特許文献1の集塵装置の場合、集塵容器内からゴミ箱へ落下中および落下後のダスト中における微細な塵埃が舞い上がってゴミ箱外へ飛散しやすいため、ユーザーは微細な塵埃が舞い上がらないようできるだけ低い位置からダストを落下させる必要があった。
さらに、メンテナンスの際、内筒はフィルター保持部材に固定されているので分離できず、そのためユーザーは大きなフィルター保持部材を持ちながら小さな内筒を洗浄することとなり、内筒を隅々まできれいに洗浄しにくいという課題があった。
本発明は、このような課題に鑑みなされたものであり、ダストの舞い上がりを抑え、かつメンテナンスが容易となる電気掃除機の集塵装置を提供することを目的とする。
かくして、本発明によれば、上方開口部および底部を有する集塵容器と、前記集塵容器の上方開口部を覆うカップカバーユニットと、前記カップカバーユニットの下面に設けられた内筒ユニットとを備え、
前記内筒ユニットは、前記カップカバーユニットの下面に着脱可能に取り付けられた内筒部と、前記内筒部の下端部に着脱可能に取り付けられた圧縮機構部とを有し、
前記圧縮機構部は、上下方向へ移動可能として前記内筒部の前記下端部から下方へ突出する圧縮部と、前記圧縮部を前記集塵容器の前記底部へ向かって付勢可能な弾性部材とを有する電気掃除機の集塵装置が提供される。
本発明によれば、集塵容器内に溜まったダストを圧縮部によって圧縮し、圧縮したダストを集塵容器内から排出することが可能となる。これにより、ゴミ箱へ落下中および落下後のダスト中の微細な塵埃の舞い上がりを抑制することができる。
さらに、カップカバーユニットから内筒ユニットを取り外し、内筒ユニットを内筒部と圧縮機構部とに分離することができるため、内筒および圧縮機構部を個別かつきれいに洗浄することができる。
すなわち、本発明によれば、ダストの廃棄およびメンテナンスが容易となる電気掃除機の集塵装置を提供することができる。
本発明の実施形態1に係る電気掃除機における掃除機本体を示す斜視図である。 図1に示された掃除機本体の内部構造を示す断面図である。 図1に示された掃除機本体の駆動装置単体を示す斜視図である。 実施形態1に係る集塵装置の内部構造を示す断面図である。 実施形態1に係る集塵装置の底蓋を開放した状態を示す斜視図である。 図5に示された集塵装置の内部構造を示す断面図である。 実施形態1に係る集塵装置の集塵容器を示す斜視図である。 実施形態1に係る集塵装置のカップカバーユニットおよび内筒ユニットの組立体を示す斜視図である。 (A)は第2遠心分離ユニットおよび内筒ユニットの組立体を上側から視た平面図であり、(B)は(A)のC−C線矢視断面図である。 実施形態1に係る集塵装置における第2遠心分離ユニットおよび内筒ユニットの分解状態を示す斜視図である。 図10に示された分解状態の第2遠心分離ユニットおよび内筒ユニットの内部構造を示す断面図である。 内筒部を下方から視た斜視図である。 圧縮機構部を上方から視た斜視図である。 (A)は内筒部と圧縮機構部の連結状態を示す断面図、(B)は内筒部と圧縮機構部の分離可能状態を示す断面図である。 実施形態2に係る集塵装置の内部構造を示す断面図である。 実施形態3に係る集塵装置の内部構造を示す部分断面図である。
(実施形態1)
図1は本発明の実施形態1に係る電気掃除機における掃除機本体を示す斜視図であり、図2は図1に示された掃除機本体の内部構造を示す断面図であり、図3は図1に示された掃除機本体の駆動装置単体を示す斜視図である。また、図4は実施形態1に係る集塵装置の内部構造を示す断面図であり、図5は実施形態1に係る集塵装置の底蓋を開放した状態を示す斜視図である。
本発明の実施形態1に係る電気掃除機は、図1および図2に示す掃除機本体1と、この掃除機本体1と接続される図示しない可撓性ホース、操作ハンドル、延長パイプ、吸込口体等を備えた構成になっている。
図1〜図5に示すように、掃除機本体1は、サイクロン式の集塵装置100と、左右一対の車輪200a、前輪200bおよび後輪200cを有する駆動装置200とを備えている。ここで、駆動装置200における集塵装置100側を前側とし、該前側と反対側を後側とする。
<駆動装置について>
駆動装置200は、その外観を構成する筐体の前部に設けられた接続部201およびハンドル200dと、内部の空気を外部へ排出するための筐体後部に設けられた外部排気口202と、筐体内部に設けられた電動送風機203とを備えている。
また、駆動装置200には、集塵装置100を前方にて収容し着脱可能に載置する載置部205が設けられると共に、前記可撓性ホースと接続される前記接続部201が前記載置部205から前方へ突出するように設けられている。
前記載置部205は、外周面に窓部を有しかつやや斜め後方に傾いた有底筒形に形成されており、その底面の中央部分には、斜め上方に突出した突出部206が設けられている。
また、駆動装置200は、載置部205における接続部201と反対側に吸気口204が設けられ、吸気口204の周囲にシール部材204aが設けられ、吸気口204の上方近傍位置に係止凹部204bが設けられている。
この掃除機本体1は、集塵装置100が駆動装置200に装着されたとき、接続部201が後述する集塵装置100の流入口113と連通するように構成され、かつ吸気口204が集塵装置100の排出口134と連通するように構成されている。
電動送風機203は、吸気を行うための送風ファン及び該送風ファンを回転駆動する送風駆動モータを有している。なお、駆動装置200には、電気掃除機を統括的に制御する制御装置(不図示)が内蔵されている。上記制御装置は、CPUやRAM、ROM等の制御部を有する。具体的には、上記制御装置では、CPUがROMに記憶された制御プログラムに従って各種処理を実行する。
本実施形態に係る電気掃除機では、掃除機本体1に内蔵された電動送風機203が作動されることによって、図示しない吸込口体から吸気が行われる。そして、吸入口体から吸引された塵埃を含む空気は、図2に示すように、接続部201から集塵装置100の流入口113へ導入される。この集塵装置100内にて、吸い込まれた空気は、塵埃が遠心分離され、塵埃が除去された状態で駆動装置200の吸気口204から吸気される。吸気口204から吸気された空気は、矢印で示す排気経路Yを経て、駆動装置200の後部に設けられた外部排気口202から外部へ排出される。なお、排気経路Yは、電動送風機203を経由して、電動送風機203から発生する金属粉やゴミなどをフィルタ208で集塵させて、上記制御装置を経由している。このため、上記制御装置は、排気経路Yを流れる空気によって冷却される。
<集塵装置について>
図6は図5に示された集塵装置の内部構造を示す断面図であり、図7は実施形態1に係る集塵装置の集塵容器を示す斜視図であり、図8は実施形態1に係る集塵装置のカップカバーユニットおよび内筒ユニットの組立体を示す斜視図である。
図4〜図8に示すように、集塵装置100は、上方開口部111aおよび底部を有する集塵容器110と、集塵容器110の上方開口部を覆うカップカバーユニット120と、カップカバーユニット120の下面に設けられた内筒ユニット130とを備える。ここで、集塵容器110側を下側とし、その反対側を上側とする。
[集塵容器]
集塵容器110は、前記上方開口部111aおよび下方開口部111bを有する筒形の容器本体111と、容器本体111の下方開口部111bを開閉可能に覆う底部としての底蓋112とを有する。
容器本体111は、中心側に配置された第1集塵室111Aと、この第1集塵室111Aの周囲に配置された第2集塵室111Bとに区分されている。第1集塵室111Aには後述の内筒ユニット130が配置されて第1遠心分離部が構成され、第2集塵室111Bには後述のカップカバーユニット120における第2遠心分離ユニット121の複数の小型遠心分離体121b1を有する第2遠心分離体121bが配置される。
第2集塵室111Bは、第1集塵室111Aの外周部の対向する2箇所に配置されており、各第2集塵室111Bの内側壁が第1集塵室111Aの外周面を含むように構成されている。第1集塵室111Aの外周に一対の第2集塵室111Bが設けられているため、容器本体111の水洗いが容易になり、メンテナンスが容易になる。
また、容器本体111は、一対の第2集塵室111Bで囲まれていない第1集塵室111Aの外周壁に前記流入口113が設けられており、図示しない吸込口体から吸引された塵埃を含む空気が流入口113を通って第1集塵室111A内に流入するように構成されている。
また、容器本体111の下端外周部には、閉じた底蓋112の外周部内面と密着する外側シール部材114が設けられている。
底蓋112は、容器本体111の下端外周部に対応する形状に形成されており、その内面には、第1集塵室111Aを構成する円筒形の外周壁111Aaの下端部と密着可能な円環状の内側シール部材115が設けられている。
また、底蓋112は、内側シール部材115の円の中心部に円錐筒形の隆起部112aが設けられると共に、隆起部112aに円筒状のリンクピン116がスライド可能に取り付けられている。
図4に示すように、隆起部112aの内部は空洞となっており、この隆起部112a内に外鍔116aを有するリンクピン116の基端部が収納されており、リンクピン116の先端部は隆起部112aの外部に露出している。
リンクピン116は基端部に外鍔116aを有するため、リンクピン116の先端部の移動可能な範囲は、隆起部112a内で外鍔116aが底蓋112に対して垂直方向に移動できる範囲内に制限されている。
また、隆起部112aの下端部には、リンクピン116の外鍔116aの外径よりも小さい内径を有する孔部112a1が形成されており、この孔部112a1に駆動装置200の前記突出部206が挿入できるようになっている。
底蓋112は、容器本体111の下端外周部にヒンジ部110Pを介して取り付けられている。また、容器本体111の下端外周部におけるヒンジ部110Pとは反対側には下部ロック部110R1が設けられると共に、容器本体111の外周面におけるヒンジ部110Pとは反対側には係止部111Rが設けられており、下部ロック部110R1が係止部111Rに係脱可能に係止することにより容器本体111の下方開口部111bを底蓋112が開閉可能に閉鎖する。
[カップカバーユニット]
図9(A)は第2遠心分離ユニットおよび内筒ユニットの組立体を上側から視た平面図であり、(B)は(A)のC−C線矢視断面図である。また、図10は実施形態1に係る集塵装置における第2遠心分離ユニットおよび内筒ユニットの分解状態を示す斜視図であり、図11は図10に示された分解状態の第2遠心分離ユニットおよび内筒ユニットの内部構造を示す断面図である。
図4〜図11に示すように、カップカバーユニット120は、集塵容器110の上方開口部111aに着脱可能に嵌め込まれる第2遠心分離ユニット121と、第2遠心分離ユニット121の上部を着脱可能に覆う上部カバー122とを有してなる。
第2遠心分離ユニット121は、集塵容器110の上方開口部111aに着脱可能に嵌め込まれる蓋部121aと、蓋部121aの下面に垂設された一対の第2遠心分離体121bとを有する。
蓋部121aは、平坦な上壁121ax、下壁121ayおよび周囲壁121azを有する中空体であり、集塵容器110の上方開口部111aに対応する形状に形成されている。
この蓋体121aの周囲壁121azの一部には上部カバー122の外周部の一部と係脱可能に係止するロック部121Rが設けられている。また、蓋体121aの周囲壁121azにおけるロック部121Rと反対側には、蓋体121aと上部カバー122とを揺動可能に連結する枢着部121Pが設けられている。
また、蓋部121aにおいて、下壁121ayの下面外周部には容器本体111の上端外周部と密着可能な外側シール部材123が設けられると共に、上壁121axの上面外周部には上部カバー122の後述する下壁部122aの下端部と密着可能な上部シール部材125が設けられている。
また、蓋部121aの下面中央部には下方に開口する凹状の流通孔121a1が形成されると共に、流通孔121a1の周囲には容器本体111の第1集塵室111Aの外周壁111Aaの上端部(図4参照)と密着可能な内側シール部材124が設けられている。
また、カップカバーユニット120の下面、具体的には、流通孔121a1を形成する周囲壁には、円弧状の複数(本実施形態では一対)の上部係止溝121a11が設けられている。この複数の上部係止溝121a11は、後述する内筒ユニット130を着脱可能に蓋部121aに取り付ける係止部分であり、それらの周方向一端側には内筒ユニット130を回り止めするストッパ凸部121a12が設けられている。
さらに、蓋部121aには、一対の第2遠心分離体121bと連通する複数(本実施形態では8個)の短筒形の流出部121a2が蓋部121aの上壁121axから下壁121ayを貫通して上下方向に形成されている。
第2遠心分離体121bは、各流出部121a2を包囲するように蓋部121aの上壁121axの下面から下壁121ayを貫通して垂設された複数の長筒形の小型遠心分離体121b1と、複数の小型遠心分離体121b1を一体状に連結する連結壁部121b2と、各小型遠心分離体121b1における流出部121a2の近傍に設けられた流入孔121b3とを有する。
本実施形態の場合、各小型遠心分離体121b1は下方に向かって徐々に縮径しており、それらの下端開口部121b11は連結壁部121b2の下面で開口している。また、平面的に視て、第2遠心分離体121bの連結壁部121b2は円弧形に形成され、かつ左右に一対設けられている。また、各第2遠心分離体121bには4個の小型遠心分離体121b1がそれぞれ併設され、各小型遠心分離体121b1の位置に流出部121a2が配置されている。さらに、各小型遠心分離体121b1の下端開口部121b11は各流出部121a2に対して同一円周上で前方または後方に向かって偏心している。
このように構成された第2遠心分離ユニット121によれば、後述する内筒ユニット130から流通孔121a1に流入した微細な塵埃を含む空気は、複数の流入孔121b3を通って各小型遠心分離体121b1内に流入し、各小型遠心分離体121b1内で微細な塵埃が空気から遠心分離されて集塵容器110の第2集塵室111B内へ落下し、微細な塵埃が除去された空気は各流出部121a2内を通ってカップカバーユニット120内へ流出する。
図2〜図5に示すように、上部カバー122は、第2遠心分離ユニット121を覆う下壁部122aと、下壁部122aを覆う中間壁部122bと、中間壁部122bを覆う上壁部122cと、上壁部122cの前部に上下揺動可能に枢着されたロック解除ハンドル122dと、上壁部122cと中間壁部122bとの間に設けられてロック解除ハンドル122dと連動するロック機構部122eとを有する。
上部カバー122において、下壁部122aと第2遠心分離ユニット121との間は通風路となっており、下壁部122aの後部は開放して前記排出口134となっている。
ロック機構部122eは、駆動装置200の載置部205の係止凹部204bと係脱可能に係止する係止爪122e1と、ロック解除ハンドル122dと連動するリンク部122e2と、リンク部122e2に対して係止爪122e1を係止凹部204b側へ弾性的に付勢する付勢部材122e3とを有する。
このロック機構部122eは、駆動装置200から集塵装置100を取り出す際にユーザーがロック解除ハンドル122dを引き上げることにより、リンク部122e2と共に付勢部材122e3および係止爪122e1が前方へ引っ張られ、係止爪122e1が係止凹部204bから離脱するように構成されている。
[内筒ユニット]
図12は内筒部を下方から視た斜視図であり、図13は圧縮機構部を上方から視た斜視図である。また、図14(A)は内筒部と圧縮機構部の連結状態を示す断面図、(B)は内筒部と圧縮機構部の分離可能状態を示す断面図である。
図8〜図14(B)に示すように、内筒ユニット130は、カップカバーユニット120の下面に着脱可能に取り付けられた内筒部131と、内筒部131の下端部に着脱可能に取り付けられた圧縮機構部132とを有する。
内筒部131は、縦方向の複数のスリット131aを有する円筒枠体であり、その外周面は図示しないメッシュ部材にて覆われている。
内筒部131は、円環状の上端部の外周面に設けられてカップカバーユニット120の第2遠心分離ユニット121の複数(本実施形態では一対)の上部係止溝121a11に係脱可能に係止する複数の上部係止片131bと、円環状の下端部の下面に設けられて圧縮機構部132の後述の複数(本実施形態では一対)の下部係止溝132c31に係脱可能に係止する複数の下部係止片131cとを有する。なお、上部係止片131b、下部係止溝132c31および下部係止片131cにも、前記上部係止溝121a11と同様のストッパ凸部121a12(図11参照)が設けられている。
圧縮機構部132は、上下方向へ移動可能として内筒部131の下端部から下方へ突出する圧縮部132aと、圧縮部132aを集塵容器110の底部としての底蓋112へ向かって付勢可能な弾性部材132bと、内筒部131の外周部に近接するように圧縮部132aの上方に設けられた仕切り部132cとを有する。なお、弾性部材132bとしては、例えばコイルスプリングが用いられる。
前記仕切り部132cは、内筒部131の外周部に近接して配置される円筒枠形の枠部132c1と、内筒部131の内部に挿入されるように枠部132c1の下端部に連設された筒状の第1軸部132c2とを有する。
さらに詳しく説明すると、仕切り部132cは、第1軸部132c2の上部外周面から枠部132c1の下端部とを連結して第1軸部132c2の外周面を覆う連結部132c3と、枠部132c1の下端部に垂設された円筒部132c4とを有する。そして、連結部132c3の下端部上面に複数(本実施形態では一対)の下部係止溝132c31が設けられている。なお、第1軸部132c2の上端開口部は孔部を有するキャップ132c21にて塞がれている。
圧縮部132aは、内筒部131の下端部から下方へ突出する圧縮部本体132a1と、仕切り部132cの第1軸部132c2内にスライド可能に挿入されるように圧縮部本体132a1の上面に連設された第2軸部132a2とを有する。
さらに詳しく説明すると、圧縮部本体132a1は、仕切り部132cの円筒部132c4をスライド可能に挿通させる大径円筒部132a11と、大径円筒部132a11の下端部と第2軸部132a2とを連結する連結部132a12と、第2軸部132a2を包囲するように連結部132a12の上面に連設された外側軸部132a13とを有する。
図4と図8と図10に示すように、圧縮部本体132a1における連結部132a12の中央部は下方に開口する凹部を有しており、その凹部の周囲部に平坦な円環状の下面には複数の小さな突起132a121が形成されている。これらの突起132a121を有する圧縮部本体132a1は、集塵容器110内で下方へ移動してダストを底蓋112の方へ圧縮する機能およびダストをまとめる機能を有する。なお、これについて詳しくは後述する。
個別の部品である圧縮部132aと弾性部材132bと仕切り部132cとを組み立てた状態において、仕切り部132cの第1軸部132c2内および連結部132c3内に、圧縮部132aの第2軸部132a2および外側軸部132a13が挿入される。さらに、仕切り部132cの第1軸部132c2および連結部132c3と、圧縮部132aの第2軸部132a2および外側軸部132a13とで囲まれた円筒状のスペースに、弾性部材132bとしてのコイルスプリングが収納される。
このように構成された圧縮機構部132において、弾性部材132bは圧縮部132aと仕切り部132cとを相互に離間させる方向に付勢しているため、圧縮機構部132は自由状態において伸長している。なお、第1軸部132c2の内周面と第2軸部132a2の上端部には抜け止め用の突起部132c21、132a21がそれぞれ一対設けられているため、圧縮部132aと仕切り部132cとが不意に分離することはない。
圧縮機構部130の仕切り部132c内に内筒部131を挿入して回動させることにより、図14(A)に示すように内筒部131の一対の下部係止片131cが、仕切り部132cの一対の下部係止溝132c31に係止し、これにより内筒ユニット130が組み立てられる。また、これと逆の動作をすれば、図14(B)に示すように、内筒部131の一対の下部係止片131cが、仕切り部132cの一対の下部係止溝132c31から離脱するため、圧縮機構部130から内筒131を取り外すことができる。
内筒ユニット130の内筒部131の上部係止片131bをカップカバーユニット120の上部係止溝121a11に係止させて組み立てた組立体A(図8参照)は、集塵容器110に装着されて集塵装置100を構成する。そして、図2に示すように集塵装置100は駆動装置200の載置部205に装着される。すると、載置部205の突出部206が集塵容器110の底蓋112の孔部112a1(図4参照)に挿入されてリンクピン116を押し上げる。そして、内筒ユニット130における圧縮機構部132の圧縮部132aをリンクピン116が弾性部材132bの下方への付勢力に抗して押し上げる。これにより、集塵容器110内における圧縮部132aの下方に集塵スペースSが形成される(図2参照)。
<電気掃除機の動作について>
本実施形態に係る電気掃除機の動作について、以下に説明する。図2に示すように、まず、電気掃除機を操作すると、駆動装置200の制御装置は、電動送風機203を作動させ、図示しない吸込口体から吸気し、吸気された空気は図示しない延長パイプ及び可撓性ホースを通じ、可撓性ホースに接続された接続部201を介して掃除機本体1に流入する。
掃除機本体1を流入した塵埃含有空気は、集塵装置100に流入する。集塵装置100の流入口113に流入した塵埃含有空気は、図2中の矢印で示す分離経路Xを経由して、カップカバーユニット120を通過し、集塵装置100から排出し、駆動装置200の電動送風機203へ吸引される。
集塵装置100では、圧縮部132aの上面を境に上部が第1遠心分離部S1(サイクロン部)として作用する。すなわち、集塵装置100において、第1遠心分離部S1は、集塵容器110における第1集塵室111Aの内側面および内筒部131の外周面等によって構成された旋回風路である。そして、流入口113は、第1遠心分離部S1が構成する旋回風路の接線方向に開口している。それゆえ、流入口113を介して流入した塵埃含有空気は、図2の分離経路Xのように、第1遠心分離部S1が構成する旋回風路を旋回することによって、該塵埃含有空気中の塵埃が遠心分離される。
第1遠心分離部S1において遠心分離された塵埃のうち、比較的大きい粗塵(第1の塵埃)は、遠心力の作用により、集塵容器110の第1集塵室111Aの内側面に沿って落下して、圧縮部132aの下方の集塵スペースSに集積される。このとき、圧縮部132aの下面に設けられた複数の突起132a121に塵埃や繊維状ゴミが接触することにより塊となってまとまる。
粗塵が分離された空気は、内筒部131を通過する(図2の分離経路X参照)。このとき、第1遠心分離部S1によって分離されなかった比較的小さい細塵(第2の塵埃)は、空気流とともに、内筒部131のスリット123bおよび図示しないメッシュ部材を通過して上昇する。
一方、粗塵は、フィルターとしてのメッシュ部材によって濾過される。内筒部131を通過した空気は、カップカバーユニット120の第2遠心分離ユニット121内へ流入する。図11に示すように、第2遠心分離ユニット121において、塵埃含有空気が流入する流入孔121b3は、小型遠心分離体121b1と流出部121a2との間に形成された空気の旋回流路(第2遠心分離部S2)の接線方向に開口している。それゆえ、流入孔121b3から流入した塵埃含有空気は、小型遠心分離体121b1の内周面に沿って旋回する。
第2遠心分離部S2は、塵埃含有空気の旋回半径が第1遠心分離部S1での旋回半径よりも小さく、かつ、旋回速度が第1遠心分離部S1での旋回速度よりも大きくなるように設計されている。これにより、第1遠心分離部S1を通過した塵埃含有空気について、第1遠心分離部S1によって分離された粗塵よりも小さい塵埃、すなわち細塵を第2遠心分離部S2にて分離することができる。それゆえ、第2遠心分離部S2での空気の旋回によって、塵埃含有空気中の細塵(第2塵埃)は、遠心分離され、小型遠心分離体121b1の内周面に沿って落下し、下端開口部121b11から第2集塵室111Bへ入り、最終的に、第2集塵室111B内の底蓋112上に溜められる。
そして、細塵(第2塵埃)が分離された空気は、各第2遠心分離部S2の中央部に設けられた筒状の流出部121a2を通過して第2遠心分離ユニット121と上部カバー122との間のスペースへ排出され(図2の分離経路X参照)、吸気口204から駆動装置200内へ流入する。そして、前記排気経路Yを通って外部へ排出される。
<集塵装置のメンテナンスについて>
掃除完了後、集塵容器110内のダストを廃棄する際、ユーザーはロック解除ハンドル122dを持ち上げることにより集塵装置100を駆動装置200から取り外すことができる。このとき、集塵容器110が駆動装置200の載置部205から浮き上がることにより、載置部205の突出部206が集塵容器110の隆起部112a内から抜け出る。これにより、集塵容器110内の圧縮機構部132において、弾性部材132bの付勢力によって圧縮部132aが下方へ移動し、圧縮部132aの下に塊となって溜まったダストを圧縮部132aにて圧縮する(図4参照)。
このような圧縮機構部132を備えていることにより、ユーザーは、図5および図6に示すように、底蓋112を開放したとき、塊状のダストを圧縮した状態で廃棄することができる。それゆえ、集塵容器1110内の塵埃を効率的に廃棄することができると共に、微細な塵埃がゴミ箱への落下時および落下後に舞い上がりにくくなる。
その後、集塵装置100を次のように分解して水洗いすることができる。
まず、カップカバーユニット120と内筒ユニット130の組立体A(図8参照)を集塵容器110から取り外す。この際、集塵容器110側に設けられた上部ロック部110R2(図7参照)を解除することによって前記組立体Aが分離される。
カップカバーユニット120は、第2遠心分離ユニット121と上部カバー122とに簡単に分離することができる。
組立体Aのカップカバーユニット120と内筒ユニット130とは次のように分離することができる。
カップカバーユニット120に対して圧縮機構部132と内筒部131とを一体に回動させることにより、内筒部131の上部係止片131bをカップカバーユニット120の上部係止溝121a11から離脱させて内筒ユニット130の全体を取り外すことができる。そして、内筒部131と圧縮機構部132とを相対的に回動させることにより、内筒部131の下部係止片131cを圧縮機構部132の下部係止溝132c31から離脱させて内筒部131と圧縮機構部132とを分離することができる。
あるいは、カップカバーユニット120に対して圧縮機構部132のみを回動させることにより、内筒部131の下部係止片131cを圧縮機構部132の下部係止溝132c31から離脱させて圧縮機構部132のみを取り外すことができる。そして、カップカバーユニット120に対して内筒部131を回動させることにより、内筒部131を取り外すことができる。
内筒部131と圧縮機構部132との分離の際、内筒部131を圧縮機構部132の仕切り部132cから引き抜くため、仕切り部132cに巻き付いた繊維状ゴミは内筒部131の周囲から除去される。また、仕切り部132cに巻き付いた繊維状ゴミは、指で解すあるいはハサミで切断して簡単に除去することができる。
このように、集塵容器110、上部カバー122、第2遠心分離ユニット121、内筒部131および圧縮機構部132に分離することができるため、それらを個別にきれいに水洗いすることができる。特に、内筒部131のメッシュ部材には細かい塵埃が付着しているため、内筒部131を単体まで分離することにより隅々まで容易かつきれいに洗浄することができる。また、第2遠心分離ユニット121も内筒部131が取り外されることにより、一対の第2遠心分離体121bの内側および中央の流通孔121a1等を隅々までブラシ等で容易に擦り洗いすることができる(図7、図8、図10参照)。
(実施形態2)
図15は実施形態2に係る集塵装置の内部構造を示す断面図である。なお、図15において、図4中の要素と同様の要素には同一の符号を付している。
実施形態1では開閉可能な底蓋112を有する集塵容器110を備えた集塵装置100(図4参照)を例示したが、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、図15で示す実施形態2の集塵装置1100のように、集塵容器1110の底部1120は容器本体111に接着または融着等によって固定されていてもよい。実施形態2において、その他の構成は概ね実施形態1と同様である。
実施形態2の集塵装置1100でも、実施形態1と同様の効果、すなわち、ダスト圧縮による微細な塵埃の舞い上がりを抑えると共に、メンテナンスが容易となる効果を奏する。
実施形態2の場合、集塵容器1110内に溜まったダストを廃棄する際は、カップカバーユニット120と内筒ユニット130との組立体A(図8参照)を集塵容器1110から取り外した後、集塵容器1110を逆さまにして第1および第2集塵室111A、111Bの開口部からダストを外部に排出する。
(実施形態3)
図16は実施形態3に係る集塵装置の内部構造を示す部分断面図である。なお、図16において、図4中の要素と同様の要素には同一の符号を付している。
実施形態1では第1遠心分離部S1と第2遠心分離部S2とを備えたマルチサイクロン方式の集塵装置100(図4参照)を例示したが、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、図16で示す実施形態3の集塵装置2100のように、第2遠心分離体が省略されたシングルサイクロン方式であってもよい。この場合、集塵容器2110およびその上方開口部を開閉可能に覆うカップカバーユニット2120としては、特許文献1に記載のフィルターを有するフィルター保持部およびそれを着脱可能に覆うカバー部を組み合わせたものを採用することができる。実施形態3において、その他の構成は概ね実施形態1と同様である。
実施形態3の集塵装置2100でも、実施形態1と同様の効果、すなわち、ダスト圧縮による微細な塵埃の舞い上がりを抑えると共に、メンテナンスが容易となる効果を奏する。
実施形態3の場合も、実施形態2と同様に、集塵容器2110内に溜まったダストを廃棄する際は、カップカバーユニット2120と内筒ユニット130との組立体B(図8参照)を集塵容器1100から取り外した後、集塵容器2110を逆さまにして開口部からダストを外部に排出する。
(実施形態4)
実施形態4の集塵装置(図示省略)は、図16で示した実施形態3の集塵装置2100における集塵容器2110の底部を開閉可能に構成したものである。このようにしても実施形態1と同様の効果を得ることができる。
(まとめ)
本発明の電気掃除機の集塵装置は、上方開口部および底部を有する集塵容器と、前記集塵容器の上方開口部を覆うカップカバーユニットと、前記カップカバーユニットの下面に設けられた内筒ユニットとを備え、
前記内筒ユニットは、前記カップカバーユニットの下面に着脱可能に取り付けられた内筒部と、前記内筒部の下端部に着脱可能に取り付けられた圧縮機構部とを有し、
前記圧縮機構部は、上下方向へ移動可能として前記内筒部の前記下端部から下方へ突出する圧縮部と、前記圧縮部を前記集塵容器の前記底部へ向かって付勢可能な弾性部材とを有するものである。
本発明の電気掃除機の集塵装置は次のように構成されてもよく、それらが適宜組み合わされてもよい。
(1)前記圧縮機構部は、前記内筒部の外周部に近接するように前記圧縮部の上方に設けられる仕切り部をさらに有してもよい。
この構成によれば、髪の毛や糸屑といった繊維状ゴミが仕切り部に巻き付くため、内筒部への繊維状ゴミの巻き付きを抑制することができ、内筒部の洗浄を容易かつ迅速に行うことができる。
(2)前記仕切り部は、前記内筒部の外周部に近接して配置される枠部と、前記内筒部の内部に挿入されるように前記枠部の下端部に連設された筒状の第1軸部とを有し、
前記圧縮部は、前記内筒部の前記下端部から下方へ突出する圧縮部本体と、前記仕切り部の前記第1軸部内にスライド可能に挿入されるように前記圧縮部本体の上面に連設された第2軸部とを有し、
前記弾性部材は、前記第1および第2軸部の外周部に設けられて前記仕切り部と前記圧縮部とを相互に離間させる方向に付勢してもよい。
この構成によれば、弾性部材の付勢力に抗して圧縮部を仕切り部側へ移動させて圧縮機構部全体を短縮させることができる。
(3)前記カップカバーユニットは、その下面に設けられた上部係止溝を有し、
前記仕切り部は、前記第1軸部の下端部に設けられた下部係止溝を有し、
前記内筒部は、その上端部に設けられて前記上部係止溝に係脱可能に係止する上部係止片と、その下端部に設けられて前記下部係止溝に係脱可能に係止する下部係止片とを有してもよい。
この構成によれば、容易かつ迅速にカップカバーユニット、内筒部および圧縮機構部を個別に分離することができる。
(4)前記集塵容器は、前記底部に対して垂直方向に移動可能にかつ前記圧縮機構部の前記圧縮部と当接可能に取り付けられたリンクピンを有してもよい。
また、本発明によれば、前記(4)の集塵装置と、前記集塵装置を着脱可能に載置する載置部を有しかつ前記集塵装置内の空気の流れを生成する電動送風機を有する駆動装置とを備え、
前記載置部は、前記集塵容器を載置した状態で前記リンクピンを押し上げることにより前記圧縮部を押し上げる突出部を有する電気掃除機が提供されてもよい。
この電気掃除機によれば、集塵装置を駆動装置の載置部に装着することにより、自動的に載置部上の突出部がリンクピンを介して圧縮部を押し上げ、それにより集塵容器内の圧縮部の下方に集塵スペースが形成される。そして、掃除完了後に集塵容器を駆動装置から取り外すことにより、弾性部材によって圧縮部が下降して集塵スペースに溜まったダストを圧縮する。
なお、開示された実施の形態は、全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上述の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
110、1110、2110 集塵容器
120 カップカバーユニット
130 内筒ユニット
131 内筒部
132 圧縮機構部
132a 圧縮部
132b 弾性部材
100、1100、2100 集塵装置
132c 仕切り部
132c1 枠部
132c2 第1軸部
132a1 圧縮部本体
132a2 第2軸部
121a11 上部係止溝
132c31 下部係止溝
131b 上部係止片
131c 下部係止片
116 リンクピン
205 載置部
203 電動送風機
200 駆動装置
206 突出部

Claims (6)

  1. 上方開口部および底部を有する集塵容器と、前記集塵容器の上方開口部を覆うカップカバーユニットと、前記カップカバーユニットの下面に設けられた内筒ユニットとを備え、
    前記内筒ユニットは、前記カップカバーユニットの下面に着脱可能に取り付けられた内筒部と、前記内筒部の下端部に着脱可能に取り付けられた圧縮機構部とを有し、
    前記圧縮機構部は、上下方向へ移動可能として前記内筒部の前記下端部から下方へ突出する圧縮部と、前記圧縮部を前記集塵容器の前記底部へ向かって付勢可能な弾性部材とを有し、
    前記圧縮機構部は、前記内筒部の外周部に近接するように前記圧縮部の上方に設けられる仕切り部をさらに有することを特徴とする電気掃除機の集塵装置。
  2. 前記仕切り部は、前記内筒部の外周部に近接して配置される枠部と、前記内筒部の内部に挿入されるように前記枠部の下端部に連設された筒状の第1軸部とを有し、
    前記圧縮部は、前記内筒部の前記下端部から下方へ突出する圧縮部本体と、前記仕切り部の前記第1軸部内にスライド可能に挿入されるように前記圧縮部本体の上面に連設された第2軸部とを有し、
    前記弾性部材は、前記第1および第2軸部の外周部に設けられて前記仕切り部と前記圧縮部とを相互に離間させる方向に付勢する請求項1に記載の集塵装置。
  3. 前記カップカバーユニットは、その下面に設けられた上部係止溝を有し、
    前記仕切り部は、前記第1軸部の下端部に設けられた下部係止溝を有し、
    前記内筒部は、その上端部に設けられて前記上部係止溝に係脱可能に係止する上部係止片と、その下端部に設けられて前記下部係止溝に係脱可能に係止する下部係止片とを有する請求項2に記載の集塵装置。
  4. 前記集塵容器は、前記底部に対して垂直方向に移動可能にかつ前記圧縮機構部の前記圧縮部と当接可能に取り付けられたリンクピンを有する請求項1〜3のいずれか1つに記載の集塵装置。
  5. 上方開口部および底部を有する集塵容器と、前記集塵容器の上方開口部を覆うカップカバーユニットと、前記カップカバーユニットの下面に設けられた内筒ユニットとを備え、
    前記内筒ユニットは、前記カップカバーユニットの下面に着脱可能に取り付けられた内筒部と、前記内筒部の下端部に着脱可能に取り付けられた圧縮機構部とを有し、
    前記圧縮機構部は、上下方向へ移動可能として前記内筒部の前記下端部から下方へ突出する圧縮部と、前記圧縮部を前記集塵容器の前記底部へ向かって付勢可能な弾性部材とを有し、
    前記集塵容器は、前記底部に対して垂直方向に移動可能にかつ前記圧縮機構部の前記圧縮部と当接可能に取り付けられたリンクピンを有することを特徴とする電気掃除機の集塵装置。
  6. 請求項4または5に記載の集塵装置と、前記集塵装置を着脱可能に載置する載置部を有しかつ前記集塵装置内の空気の流れを生成する電動送風機を有する駆動装置とを備え、
    前記載置部は、前記集塵容器を載置した状態で前記リンクピンを押し上げることにより前記圧縮部を押し上げる突出部を有する電気掃除機。
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