JP6730208B2 - 危険物検知装置 - Google Patents

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Description

実施形態は、危険物検知装置に関する。
空港のゲートを含む通路に設けられて、危険物を検知する危険物検知装置が知られている。このような危険物検知装置では、通路を通過する人を走査して、人が危険物を所持しているか否かを探索する。
WO2011/129342号公報 WO2015/111312号公報
しかしながら、危険物検知装置では、人の全身に近い範囲を走査しなければならないので、危険物の検知の走査に時間がかかるといった課題がある。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、実施形態の危険物検知装置は、検出部と、第1送信アンテナと、第2送信アンテナと、複数の第1受信アンテナと、複数の第2受信アンテナと、第1駆動部と、第2駆動部と、走査部と、合成処理部とを備える。検出部は、ゲートよりも通路の入口側に設けられ、探索対象を検出して検出情報を出力する。第1送信アンテナは、前記検出部よりも前記通路の出口側に設けられ、第1ミリ波を送信する。第2送信アンテナは、前記検出部よりも前記通路の出口側に設けられ、第2ミリ波を送信する。複数の第1受信アンテナは、第1配列方向に配列され、前記第1ミリ波を受信する。複数の第2受信アンテナは、前記第1配列方向と交差する第2配列方向に配列され、前記第2ミリ波を受信する。第1駆動部は、前記第1送信アンテナ及び前記第2送信アンテナを第1走査方向で走査させる。第2駆動部は、前記第1送信アンテナ及び前記第2送信アンテナを前記第1走査方向と交差する第2走査方向で走査させる。走査部は、前記検出情報に基づいて、前記第1駆動部及び第2駆動部を制御して、前記第1送信アンテナ及び前記第2送信アンテナに前記探索対象を走査させる。合成処理部は、前記複数の第1受信アンテナが受信した前記第1ミリ波による第1画像、及び、前記複数の第2受信アンテナが受信した前記第2ミリ波による第2画像を合成して合成画像を生成する。
図1は、通路に設置された実施形態の危険物検知装置を含む平面図である。 図2は、危険物検知装置の装置本体の全体斜視図である。 図3は、危険物検知装置の電気的な構成を示すブロック図である。 図4は、レーダ信号処理回路の構成を示すブロック図である。 図5は、合成処理部による合成画像の生成を説明する図である。 図6は、実施形態の装置本体の制御部が実行する危険物検知処理のフローチャートである。 図7は、機械走査による走査範囲を説明する人の正面図である。 図8は、第2実施形態の危険物検知装置の装置本体の全体斜視図である。
以下の例示的な実施形態や変形例には、同様の構成要素が含まれている。よって、以下では、同様の構成要素には共通の符号が付されるとともに、重複する説明が部分的に省略される。実施形態や変形例に含まれる部分は、他の実施形態や変形例の対応する部分と置き換えて構成されることができる。また、実施形態や変形例に含まれる部分の構成や位置等は、特に言及しない限りは、他の実施形態や変形例と同様である。
<第1実施形態>
図1は、通路90に設置された第1実施形態の危険物検知装置10を含む平面図である。危険物検知装置10は、空港等のゲート93が設けられた通路90に設置され、通路90を通過する人92が所持している危険物を検知する。通路90上に記載している白抜き矢印が、人92の進行方向である。通路90の両側には、通路壁91が設置されている。ゲート93は、開閉可能であって、通路90の出口側に設けられている。
危険物検知装置10は、検出部11と、装置本体12とを備える。
検出部11は、ゲート93よりも通路90の入口側に設けられている。検出部11は、通路90の入口に向けられ、通路90を通過する人92の前面に向けられている。検出部11は、探索対象である人92を検出して、人92の画像を検出情報として出力する。尚、検出部11は、通路90を通過する人92の有無を少なくとも検出できればよい。本第1実施形態の検出部11は、温度に応じて人92の体等から出るミリ波を検出して画像を生成可能なパッシブ型のミリ波モジュールである。
装置本体12は、検出部11が検出した探索対象である人92が所持している危険物を検知する。装置本体12は、ゲート93よりも通路90の入口側であって、検出部11よりも通路90の出口側に設けられている。装置本体12は、通路90の入口側に向けられ、通路90を通過する人92の前面に向けられている。
図2は、危険物検知装置10の装置本体12の全体斜視図である。図2に示すように、装置本体12は、収容ケース20と、第1ミリ波モジュール22aと、第2ミリ波モジュール22bと、レーザポインタ24と、保持部材26と、キャスター28と、アジャスター30と、水平駆動部32と、鉛直駆動部33と、水平ドライバ34と、鉛直ドライバ35と、情報処理装置36と、表示部37と、入力部38と、電源39とを備える。
収容ケース20は、中空の直方体形状に構成されている。収容ケース20は、第1ミリ波モジュール22a、第2ミリ波モジュール22b及びレーザポインタ24を収容して保持する。収容ケース20の上面は、地面から1500mm程度の高さであることが好ましい。
第1ミリ波モジュール22aは、ミリ波を送信するアクティブ型のミリ波モジュールである。第1ミリ波モジュール22aは、探索対象である人92にミリ波を送信して、人92の服の内部等から反射したミリ波を受信する。これにより、第1ミリ波モジュール22aは、人92が服の内側に所持している危険物を検知するための画像を、受信したミリ波に基づいて生成する。第1ミリ波モジュール22aは、複数(例えば、2個)の送信アンテナ40aと、複数(例えば、4個)の受信アンテナ42aとを有する。
複数の送信アンテナ40aは、ミリ波を送信する。複数の送信アンテナ40aは、検出部11よりも通路90の出口側に設けられている。複数の送信アンテナ40aは、探索対象である通路90を通過中の人92の前面に向けられている。
複数の受信アンテナ42aは、送信アンテナ40aが送信したミリ波を受信する。複数の受信アンテナ42aは、第1配列方向の一例である水平方向に配列され、通路90を通過する人92の前面に向けられている。
第2ミリ波モジュール22bは、アクティブ型のミリ波モジュールである。第2ミリ波モジュール22bは、探索対象である人92にミリ波を送信して、人92の服の内部等から反射したミリ波を受信する。これにより、第2ミリ波モジュール22bは、人92が服の内側に所持している危険物を検知するための画像を、受信したミリ波に基づいて生成する。第2ミリ波モジュール22bは、複数(例えば、2個)の送信アンテナ40bと、複数(例えば、4個)の受信アンテナ42bとを有する。
複数の送信アンテナ40bは、ミリ波を送信する。複数の送信アンテナ40bは、検出部11よりも通路90の出口側に設けられている。複数の送信アンテナ40bは、探索対象である通路90を通過中の人92の前面に向けられている。
複数の受信アンテナ42bは、送信アンテナ40bが送信したミリ波を受信する。複数の受信アンテナ42bは、第2配列方向の一例である鉛直方向に配列されている。即ち、複数の受信アンテナ42bは、複数の受信アンテナ42aの配列方向と交差する方向に配列されている。複数の受信アンテナ42bは、同じ装置本体12の複数の受信アンテナ42aとほぼ同じ方向であって、通路90を通過する人92の前面に向けられている。
レーザポインタ24は、探索対象にレーザを照射して、ミリ波モジュール22a、22bの設置の際にミリ波を送信する位置を調整する。レーザポインタ24は、例えば、設置される地面から1000mm程度の高さに設置することが好ましい。
保持部材26は、中空の直方体形状に構成されている。保持部材26の奥行及び幅は、1000mm程度であることが好ましい。保持部材26は、水平駆動部32、鉛直駆動部33、水平ドライバ34、鉛直ドライバ35、情報処理装置36、表示部37、入力部38、及び、電源39を保持する。保持部材26の上部は、収容ケース20を支持する。
キャスター28は、保持部材26の下部に設けられている。キャスター28は、保持部材26を移動可能に支持する。
アジャスター30は、保持部材26の下部に設けられている。アジャスター30は、保持部材26の鉛直方向の位置を調整可能に支持する。アジャスター30は、キャスター28を地面から離すことによって、保持部材26の水平方向の位置を固定する。
水平駆動部32は、収容ケース20とともに、ミリ波モジュール22a、22bを鉛直方向と平行な回転軸RAhの周りで回転させる。これにより、水平駆動部32は、ミリ波モジュール22a、22bの送信アンテナ40a、40b及び受信アンテナ42a、42bを水平方向(第1走査方向の例)で走査させる。水平駆動部32は、例えば、モータである。
鉛直駆動部33は、収容ケース20とともに、ミリ波モジュール22a、22bを水平方向と平行な回転軸RAvの周りで回転させる。これにより、鉛直駆動部33は、ミリ波モジュール22a、22bの送信アンテナ40a、40b及び受信アンテナ42a、42bを鉛直方向(第2走査方向の例)で走査させる。鉛直駆動部33は、例えば、モータである。
水平ドライバ34は、情報処理装置36からの指示に沿って、水平駆動部32を制御する回路である。
鉛直ドライバ35は、情報処理装置36からの指示に沿って、鉛直駆動部33を制御する回路である。
情報処理装置36は、ミリ波モジュール22a、22b、レーザポインタ24、鉛直駆動部33、及び、水平駆動部32を制御するとともに、ミリ波モジュール22a、22bがミリ波から生成した画像から合成画像を生成する。
表示部37は、情報処理装置36から取得した画像データに基づいて、画像を表示する。例えば、表示部37は、情報処理装置36が生成した合成画像を表示する。
入力部38は、例えば、表示部37の表示面に設けられたタッチパネルである。入力部38は、危険物検知装置10のユーザから受け付けた情報を情報処理装置36へ出力する。
電源39は、ミリ波モジュール22a、22b、レーザポインタ24、水平駆動部32、鉛直駆動部33、水平ドライバ34、鉛直ドライバ35、情報処理装置36、表示部37、及び、入力部38に電力を供給する。
図3は、危険物検知装置10の電気的な構成を示すブロック図である。図3に示すように、第1ミリ波モジュール22aは、複数の送信アンテナ40aと、複数の受信アンテナ42aと、送信器44aと、複数のミキサ46aと、RF(Radio Frequency)部48aと、A/D変換部50aと、レーダ信号処理回路52aと、画像処理回路54aとを備える。
送信器44aは、ミリ波の送信信号を生成して、複数の送信アンテナ40a及び複数のミキサ46aへ出力するとともに、複数の送信アンテナ40aを介して、通路90を通過中の人92へミリ波を送信する。
複数のミキサ46aは、複数の受信アンテナ42aのそれぞれに対応して設けられている。各ミキサ46aは、送信器44aが出力した送信信号及び対応する受信アンテナ42aから取得した受信信号を混合して、RF部48aへ出力する。
RF部48aは、受信した信号を受け取り、受信した信号を周波数変換によってダウンコンバートした変換信号を生成して、A/D変換部50aへ出力する。
A/D変換部50aは、RF部48aから受け取ったアナログの受信信号をデジタル信号に変換する。
レーダ信号処理回路52aは、デジタル変換された受信信号に基づいて、測距及び測角して算出した探索対象までの極座標における距離及び探索対象の極座標における方角に関する情報とともに、受信信号の強度を画像処理回路54aへ出力する。
画像処理回路54aは、レーダ信号処理回路52aから取得した極座標における距離及び方角を2次元の直交座標に座標変換して、第1画像を生成する。
第2ミリ波モジュール22bは、複数の送信アンテナ40bと、複数の受信アンテナ42bと、複数のミキサ46bと、送信器44bと、RF部48bと、A/D変換部50bと、レーダ信号処理回路52bと、画像処理回路54bとを備える。第2ミリ波モジュール22bの各構成は、第1ミリ波モジュール22aの各構成と同様の機能を有する。即ち、第2ミリ波モジュール22bでは、送信器44bが送信アンテナ40bを介して通路90を通過中の人92に送信したミリ波を複数の受信アンテナ42bが受信する。第2ミリ波モジュール22bでは、受信したミリ波をミキサ46b、RF部48b、A/D変換部50b、レーダ信号処理回路52bが処理した後、画像処理回路54bが信号処理したミリ波から第2画像を生成する。
情報処理装置36は、例えば、マイクロコンピュータ等のコンピュータである。情報処理装置36は、制御部56と、危険物データベース58と、顔画像データベース60とを有する。
制御部56は、例えば、CPU(Central Processing Unit)等のプロセッサを含むハードウェアプロセッサである。制御部56は、合成処理部68と、判定部70と、機械走査部66と、検出情報処理部62と、認識部64とを有する。例えば、制御部56は、危険物検知プログラムを読み込むことによって、合成処理部68、判定部70、機械走査部66、検出情報処理部62、及び、認識部64の機能を実現してよい。尚、合成処理部68、判定部70、機械走査部66、検出情報処理部62、及び、認識部64の機能の一部または全部は、PLC(Programmable Logic Controller)またはASIC(Application Specific Integrated Circuit)を含む回路等のハードウェアによって構成してもよい。
危険物データベース58は、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、及び、ROM(Read Only Memory)等の記憶装置に格納されている。危険物データベース58は、ネットワーク上に設けられていてもよい。危険物データベース58は、複数の危険物の画像のデータを格納する。
顔画像データベース60は、HDD、SSD、及び、ROM等の記憶装置に格納されている。顔画像データベース60は、ミリ波を送信する人92を判定するためのデータベースである。顔画像データベース60は、危険物を所持している可能性の高い人92の顔画像のデータを有する。顔画像データベース60は、ネットワーク上に設けられていてもよい。
検出情報処理部62は、検出部11から取得したミリ波による検出情報に基づいて、撮像画像を生成する。検出情報処理部62は、撮像画像に基づいて、人92の外形を特定して、探索対象である当該人92の体のうち、危険物が存在する可能性の高い人92の部位を、送信アンテナ40a、40bのミリ波を送信して走査する走査領域として特定する。検出情報処理部62は、撮像画像を合成処理部68及び認識部64へ出力するとともに、走査領域として特定した人92の部位を機械走査部66へ出力する。
認識部64は、顔画像データベース60に格納されている顔画像に基づいて、検出情報に基づいて生成された撮像画像に含まれる人92が、危険物を所持している可能性の高い人92か否かを判定し、当該判定結果に基づいて、探索対象である当該人92を走査するか否かを判定する。認識部64は、危険物を所持している可能性が高いと特定した人92の位置を機械走査部66へ出力する。
機械走査部66は、送信器44a、44bを起動させてミリ波を照射させつつ、駆動部32、33を制御することによってミリ波を人92上で走査させる。具体的には、機械走査部66は、水平ドライバ34を介して、水平駆動部32を制御して、鉛直方向と平行な回転軸RAhの周りでミリ波モジュール22a、22bを回転させて人92の前面上を走査させる。機械走査部66は、鉛直ドライバ35を介して、鉛直駆動部33を制御して、水平方向と平行な回転軸RAvの周りでミリ波モジュール22a、22bを回転させて人92の前面上を走査させる。ここで、機械走査部66は、検出情報に基づいて、駆動部32、33を制御して、送信アンテナ40a、40bに探索対象である人92を走査させる。具体的には、機械走査部66は、認識部64が検出情報に基づいて危険物の所持している可能性が高く、走査すべきと特定した人92へミリ波を走査すると判定し、走査すべきでないと判定した人92へはミリ波を走査しないと判定する。更に、機械走査部66は、走査すべきと特定した人92の体のうち、検出情報処理部62が検出情報に基づいて走査領域として特定した部位にミリ波を照射して走査するように、駆動部32、33を制御する。
合成処理部68は、駆動部32、33によって走査中の第1ミリ波モジュール22aの受信アンテナ42aが受信したミリ波による第1画像、及び、駆動部32、33によって走査中の第2ミリ波モジュール22bの受信アンテナ42bが受信したミリ波による第2画像を合成して合成画像を生成する。例えば、合成処理部68は、第1画像の画素値と第2画像の画素値とを乗算することによって、合成画像を生成する。画素値は、例えば、256階調であってよい。合成処理部68は、合成画像を表示部37に表示させるとともに、判定部70へ出力する。尚、合成処理部68は、検出情報処理部62が検出情報に基づいて生成した探索対象である人92の撮像画像に、合成画像を重畳させて、表示部37に表示させてもよい。
判定部70は、危険物データベース58を参照して、合成画像に危険物が含まれるか否かを判定する。判定部70は、合成画像に危険物があると判定した場合、当該判定結果を合成処理部68に出力する。判定部70は、危険物の判定をディープラーニング等によって学習して、危険物データベース58を更新してもよい。また、判定部70は、入力部38からユーザの情報を受け付ける。例えば、判定部70は、合成画像を見たユーザによる危険物の有無の判定結果を受け付ける。
図4は、レーダ信号処理回路52aの構成を示すブロック図である。尚、レーダ信号処理回路52bは、レーダ信号処理回路52aと同様の構成である。図4に示すように、レーダ信号処理回路52aは、複数のFFT部72と、DBF(Digital BeamForming)部74と、測距測角部76とを有する。
複数のFFT部72は、複数の受信アンテナ42aのいずれかに対応付けられている。FFT部72は、A/D変換部50aがデジタル変換して出力した受信信号を周波数軸上の信号に変換して、DBF部74へ出力する。
DBF部74は、周波数軸の受信信号を用いて、周波数毎にΣビーム及びΔビームを生成して、測距測角部76へ出力する。
測距測角部76は、Σビーム及びΔビームに基づいて、受信信号の強度、探索対象までの距離及び探索対象の方角を算出して、画像処理回路54aへ出力する。
図5は、合成処理部68による合成画像の生成を説明する図である。合成処理部68は、第1ミリ波モジュール22aから図5の左上に示す第1画像94aを取得する。第1ミリ波モジュール22aは水平方向に配列された受信アンテナ42aを有するので、第1画像94aの鉛直方向の解像度は高く、水平方向の解像度は低い。合成処理部68は、第2ミリ波モジュール22bから図5の右上に示す第2画像94bを取得する。第2ミリ波モジュール22bは鉛直方向に配列された受信アンテナ42bを有するので、第2画像94bの水平方向の解像度は高く、鉛直方向の解像度は低い。
合成処理部68は、ミリ波モジュール22a、22bから取得した情報(受信信号の強度、探索対象までの距離、及び、探索対象の方角)に基づいて、予め定められた範囲(図5の太線で示す四角領域)内の最大の反射強度を有する画素(以下、最大反射点)を抽出する。合成処理部68は、当該最大反射点における第1画像94a及び第2画像94bの画素値を乗算することによって、図5の下段に示す合成画像94cの各画素の画素値を算出する。これにより、合成画像94cの中心(斜線ハッチング参照)の画素値の解像度が上がる。合成処理部68は、当該乗算を各画素に対して行うことによって、解像度の高い合成画像94cを生成する。合成処理部68は、乗算後の画素値のうち、予め定められた画素閾値以下の画素値を0としてもよい。これにより、合成処理部68は、ノイズを除去することができる。更に、合成処理部68は、画素閾値をディープラーニング等によって学習して、更新してもよい。
図6は、第1実施形態の装置本体12の制御部56が実行する危険物検知処理のフローチャートである。制御部56は、危険物検知プログラムを読み込むことによって、危険物検知処理を実行する。
図6に示すように、第1実施形態の危険物検知処理では、検出情報処理部62が、検出部11を制御してミリ波の走査を開始して、検出部11から検出情報を取得する(S102)。検出情報処理部62が、検出情報に基づく撮像画像を生成する(S104)。
検出情報処理部62は、取得した検出情報から生成した撮像画像に含まれる人92の体のうち、危険物を所持している可能性の高い部位を走査領域として特定する(S106)。検出情報処理部62は、撮像画像を認識部64へ出力するとともに、当該部位の位置を走査領域として機械走査部66へ出力する。
認識部64は、顔画像データベース60に基づいて、撮像画像に含まれる人92のうち、危険物を所持している可能性の高い人92を特定する(S108)。認識部64は、危険物を所持している可能性の高い人92を特定できなかった場合(S108:No)、ステップS102以降を繰り返して、新たな検出情報を取得して撮像画像を生成して、同じ処理を実行する。
認識部64は、危険物を所持している可能性の高い人92を特定すると(S108:Yes)、当該人92の位置等に関する情報を機械走査部66へ出力する。
機械走査部66は、認識部64から取得した危険物を所持している可能性の高い人92の体のうち、検出情報処理部62から取得した人92の部位にミリ波を照射するように、水平ドライバ34または鉛直ドライバ35を介して、水平駆動部32または鉛直駆動部33を制御して、機械走査を開始するとともに、送信器44a、44bを起動させてミリ波の送信を開始する(S110)。これにより、ミリ波モジュール22a、22bの送信器44a、44b及び受信アンテナ42a、42bは、回転軸RAhまたは回転軸RAvの周りで回転して、水平方向または鉛直方向に沿って探索対象の人92の走査領域として特定した部位上にミリ波を照射して走査する。
合成処理部68は、走査中のミリ波モジュール22a、22bから画像94a、94bのデータを順次取得する(S112)。
機械走査部66は、走査を終了すべきか否かを判定する(S114)。例えば、機械走査部66は、認識部64から走査領域として取得した人92の部位全体にミリ波を照射して走査したか否かに基づいて、走査を終了すべきか否かを判定してよい。機械走査部66は、走査をまだ終了させないと判定すると(S114:No)、走査を継続するとともに、合成処理部68は、画像94a、94bのデータの取得を継続する。
機械走査部66が走査を終了すべきと判定すると(S114:Yes)、水平駆動部32及び鉛直駆動部33を停止させて、機械走査を終了させる(S116)。
図7は、機械走査による走査範囲を説明する人92の正面図である。図7に示すように、機械走査部66は、水平駆動部32を制御して、例えば、太線の一点鎖線で示すように、探索対象である人92の部位上を送信アンテナ40a、40b及び受信アンテナ42a、42bに走査させ、部位の水平方向の端部に達すると、鉛直駆動部33を制御して、送信アンテナ40a、40b及び受信アンテナ42a、42bの上下方向における走査の位置を変える。この後、機械走査部66は、水平駆動部32及び鉛直駆動部33を制御して、同様の処理を実行して、図7に太線の一点鎖線で示すように、人92の特定の部位上を、送信アンテナ40a、40b及び受信アンテナ42a、42bに走査させる。
図6に戻って、合成処理部68は、ミリ波モジュール22a、22bから取得した画像94a、94bに基づいて、最大反射点を抽出する(S118)。合成処理部68は、第1ミリ波モジュール22aが受信したミリ波から生成した第1画像94aの画素値及び第2ミリ波モジュール22bが受信したミリ波から生成した第2画像94bの画素値を乗算させて、最大反射点の画素値を算出する。合成処理部68は、他の最大反射点に対しても、ミリ波モジュール22a、22bが受信したミリ波から生成した画像94a、94bの画素値を乗算することによって、全ての画素の画素値を算出して、走査した人92の部位の合成画像94cを生成する(S120)。
判定部70は、危険物データベース58に基づいて、合成処理部68が生成した画像に危険物が含まれるか否かを判定する(S122)。判定部70は、危険物の判定結果を合成処理部68へ出力する。
合成処理部68は、全ての画素の画素値を乗算によって算出し、当該画素値のうち画素閾値以下の画素値を0にしてノイズを削除した合成画像94cを、判定部70の判定結果とともに、表示部37に表示させる(S124)。ここで、合成処理部68は、検出情報から生成された人92の体全体の画像である撮像画像に、人92の特定の部位の画像である合成画像94cを重畳させて表示させてもよい。
合成処理部68は、入力部38を介して、危険物検知装置10のユーザから合成画像94cが最適か否かの判定を受け付ける(S126)。合成処理部68は、ユーザから合成画像94cが最適でないとの判定を受け付けると(S126:No)、合成画像94cを最適化する(S128)。例えば、合成処理部68は、入力部38を介して、ユーザから新たな画素閾値を受け付けて、合成画像94cを最適化してよい。合成処理部68は、入力部38を介して、ユーザから合成画像94cが最適であるとの判定を受け付けるまで、ステップS126、S128を繰り返す。合成処理部68が、合成画像94cが最適である旨の判定結果をユーザから取得すると(S126:Yes)、判定部70は、最適化された合成画像94cに危険物が含まれるか否かのユーザの判定を受け付ける(S130)。判定部70は、ユーザから受け付けた危険物が含まれるか否かの判定結果を表示部37に出力して表示させるとともに、判定結果に基づいて危険物の画像を危険物データベース58に格納して更新し(S132)、危険物検知処理を終了する。尚、危険物が検知されたと同時に、ゲート93を閉鎖させてもよい。
上述したように、危険物検知装置10は、検出部11の検出情報に基づいて、ミリ波を送信させる人92か否か、及び、ミリ波を照射して走査する走査領域を判定した後、機械走査部66が、送信アンテナ40a、40b及び受信アンテナ42a、42bに走査させている。これにより、危険物検知装置10は、走査の必要のない人92への走査、及び、走査の必要のない人92の部位への走査を低減することができるので、危険物の検知の走査に要する時間を低減することができるとともに、画像処理に要する時間を低減できる。
危険物検知装置10では、合成処理部68が、水平方向に配列された受信アンテナ42aが受信したミリ波から生成された第1画像94a、及び、鉛直方向に配列された受信アンテナ42bが受信したミリ波から生成された第2画像94bの各画素の画素値を乗算して合成画像94cを生成している。これにより、危険物検知装置10は、ミリ波モジュール22a、22bの受信アンテナ42a、42bの配列方向を異ならせた簡単な構成によって、高い解像度の合成画像94cを生成することができる。
<第2実施形態>
次に、構成の配置を一部変更した第2実施形態の危険物検知装置112について説明する。図8は、第2実施形態の危険物検知装置112の装置本体の全体斜視図である。図8は、第2実施形態の危険物検知装置112の全体斜視図である。図8に示すように、危険物検知装置112では、ドライバ34、35、情報処理装置36及び電源39は、保持部材26の上部であって、ミリ波モジュール22a、22bの近傍に設けられている。この場合、収容ケース20は省略してもよい。また、保持部材26は、小型化してもよい。
上述の実施形態の構成の機能、配置、接続関係及び個数等は、適宜変更してよい。上述のフローチャートのステップの順序は適宜変更してよい。
上述の実施形態では、検出部11としてパッシブ型のミリ波モジュールを例に挙げて説明したが、これに限定されない。例えば、検出部11は、デジタルカメラ等の撮像装置であってもよい。この場合であっても、上述の実施形態とほぼ同様の処理によって同じ効果を奏することができる。また、検出部11は、人感センサ等の人92の有無を検出するセンサであってもよい。この場合、検出部11が人92を検出すると、機械走査部66が走査及びミリ波の照射を開始することによって、不要な走査を低減して、走査に要する時間を低減できる。更に、検出部11は、人92のID情報(バーコードが印刷された紙の印刷物またはIDカード等)を読み取る装置であってもよい。
検出部11とミリ波モジュール22a、22bは、一つの保持部材26に格納してもよく、別々の保持部材26に格納してもよい。また、検出部11の撮像画像を処理する検出情報処理部62及び認識部64は、情報処理装置36と別に設けてもよい。
危険物検知装置10が、臭いセンサまたはガスセンサ等を有してもよい。これにより、危険物検知装置10は、液体、気体、及び、爆薬等の危険物を検知することができる。
上述の危険物検知装置10では、一方の受信アンテナ42aが水平方向に配列され、他方の受信アンテナ42bが鉛直方向に配列されているが、両配列方向はこれに限定されない。例えば、一方の受信アンテナ42aの配列方向は、他方の受信アンテナ42bの配列方向と交差していればよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10 :危険物検知装置
11 :検出部
22a :第1ミリ波モジュール
22b :第2ミリ波モジュール
32 :水平駆動部
33 :鉛直駆動部
36 :情報処理装置
40a :送信アンテナ
40b :送信アンテナ
42a :受信アンテナ
42b :受信アンテナ
62 :検出情報処理部
64 :認識部
66 :機械走査部
68 :合成処理部
90 :通路
92 :人
93 :ゲート
94a :第1画像
94b :第2画像
94c :合成画像

Claims (5)

  1. ゲートよりも通路の入口側に設けられ、探索対象を検出して検出情報を出力する検出部と、
    前記検出部よりも前記通路の出口側に設けられ、第1ミリ波を送信する第1送信アンテナと、
    前記検出部よりも前記通路の出口側に設けられ、第2ミリ波を送信する第2送信アンテナと、
    第1配列方向に配列され、前記第1ミリ波を受信する複数の第1受信アンテナと、
    前記第1配列方向と交差する第2配列方向に配列され、前記第2ミリ波を受信する複数の第2受信アンテナと、
    前記第1送信アンテナ及び前記第2送信アンテナを第1走査方向で走査させる第1駆動部と、
    前記第1送信アンテナ及び前記第2送信アンテナを前記第1走査方向と交差する第2走査方向で走査させる第2駆動部と、
    前記検出情報に基づいて、前記第1駆動部及び第2駆動部を制御して、前記第1送信アンテナ及び前記第2送信アンテナに前記探索対象を走査させる走査部と、
    前記複数の第1受信アンテナが受信した前記第1ミリ波による第1画像、及び、前記複数の第2受信アンテナが受信した前記第2ミリ波による第2画像を合成して合成画像を生成する合成処理部と、
    を備える危険物検知装置。
  2. 前記検出情報に基づいて、前記探索対象のうち走査する走査領域を特定する検出情報処理部を更に備え、
    前記走査部は、前記走査領域に基づいて、前記第1駆動部及び第2駆動部を制御する、
    請求項1に記載の危険物検知装置。
  3. 前記検出情報に基づいて、前記探索対象を走査するか否かを判定する認識部を更に備え、
    前記走査部は、前記認識部の判定結果に基づいて、前記ミリ波を送信するか否かを判定する
    請求項1または2に記載の危険物検知装置。
  4. 前記検出情報処理部は、前記検出情報に基づいて、前記探索対象の画像を生成し、
    前記合成処理部は、前記探索対象の画像に、前記合成画像を重畳させる
    請求項2に記載の危険物検知装置。
  5. 前記合成処理部は、前記第1画像の画素値と、前記第2画像の画素値とを乗算することによって前記合成画像を生成する
    請求項1から4のいずれか1項に記載の危険物検知装置。
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