JP6730149B2 - 放送用コンテンツの内容の確認システム、方法、端末、およびプログラム - Google Patents

放送用コンテンツの内容の確認システム、方法、端末、およびプログラム Download PDF

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Description

本発明の実施形態は、放送用コンテンツの内容を確認するためのシステム、方法、端末、およびプログラムに関する。
番組、CM、および番宣のような放送用コンテンツ(以下、単に「コンテンツ」と称する)は、放映前に、不良個所がないか、内容が適切であるか、登場人物が適切であるか等といった内容の確認を行う必要がある。
この種の確認は、現在、放送局内において、スタッフがコンテンツを実際に視聴することによって行われている。
この種の確認を行うために、従来は、例えば、MXF(Material eXchange Format)フォーマットでストレージに記憶されたコンテンツを、放送局内において、オンエアされるものと同一の高画質で、プレビューモニタを用いて視聴することによってなされていた。
しかしながら、プレビューモニタは、コンテンツを高画質で表示することができるものの、高価である。また、ストレージに記憶されたコンテンツを、プレビューモニタまで伝送するためには、広帯域をカバーする同軸ケーブルを、ストレージからプレビューモニタまで敷設する必要もあり、相応する設備対応およびコストも発生してしまう。したがって、プレビューモニタは、安易に何台も設置できるものではなく、現実的には、放送局内に数台しか設置することができない。よって、プレビューモニタを用いた確認作業は、多くのスタッフが分担して、多くのコンテンツの内容を並行して確認するような作業には適さない。
そのため、放送局内では最近は、コンテンツを表示するために、高価なプレビューモニタではなく、廉価なPCを用いる運用にシフトしている。ただし、PCからは、高画質のコンテンツをそのまま表示することはできないので、トランスコーダを用いて、例えばMXFフォーマットを、例えばMPEGフォーマットのようにPCから表示可能なフォーマットへの変換がなされている。そして、トランスコーダに、何台ものPCが接続され、これら多くのPCからコンテンツが表示されるようにすることによって、多くのスタッフが分担して、多くのコンテンツの内容の確認作業を、並行して行うことが可能となっている。
なお、前述したように、PCから表示されるMPEGフォーマットのような画像は、プレビューモニタから表示されるMXFフォーマットのような画像よりも、画質は劣る。しかしながら、不良個所がないか、内容が適切であるか、登場人物が適切であるか等の確認のためであれば、オンエアと同等の高画質である必要は必ずしも無く、MPEGフォーマットであっても、十分運用に足るものである。
特開2015−207907号公報 特開平1−265675号公報
このように、現在、放送局では、多数のPCからそれぞれコンテンツを表示することができるので、ストレージに記憶された多くのコンテンツを、多くのスタッフが分担して並行して確認作業をすることができる。しかしながら、これは、あくまで放送局内に限られている。
したがって、スタッフは、出張等により外出してしまうと、確認作業をすることができなくなるので、外出前に確認作業を完了させたり、また、外出時に確認作業が緊急発生した場合には、確認作業をするために放送局に戻る必要がある。
また、確認作業は、放送局のスタッフのみによってなされるとは限らず、スポンサーと一緒に行う場合もある。このような場合、スポンサーは、放送局へ出向く必要がある。
しかしながら、放送局外から、コンテンツの内容を、携帯可能な端末を用いて確認することができれば、スタッフは、外出先からであってもコンテンツの内容を確認することが可能となるし、あるいはスポンサーにわざわざ放送局まで来てもらわなくても、例えばスタッフがスポンサーの事業所を訪れ、そこで一緒に内容を確認することも可能となる。
さらには、この端末としては、専用のものではなく、スタッフが普段使い慣れているPC、タブレット端末、スマートフォン等であれば、利便性も格段に向上するであろう。
本発明が解決しようとする課題は、通信ネットワークを利用することにより、放送局外の端末から、端末の種類に関わらず、放送用コンテンツの内容を確認することができる放送用コンテンツの確認システム、方法、端末およびプログラムを提供することである。
実施形態の放送用コンテンツ確認システムは、放送用コンテンツの内容を確認するためのシステムであって、放送用コンテンツを、通信ネットワークを介した閲覧に適したフォーマットへ変換するトランスコーダと、変換された放送用コンテンツを、端末の種類に関わらず、通信ネットワークを介した閲覧を可能としたコンテンツサーバとを備え、コンテンツサーバはさらに、放送用コンテンツの内容の確認の結果の設定のためのアイコンと、確認の結果を一覧表示する表示画面とを、端末から表示させる。
本発明の実施形態の放送用コンテンツ確認システムが適用されるシステム環境を例示するブロック図である。 本発明の実施形態の放送用コンテンツ確認システムの構成例を示すブロック図である。 端末においてコンテンツリストおよびPV(プレビュー)状態設定欄が表示された画面表示例を示す模式図である。 本発明の実施形態の放送用コンテンツ確認方法が適用された放送用コンテンツ確認システムの動作を示すフローチャートである。
以下に、本発明の実施形態の放送用コンテンツ確認方法が適用された放送用コンテンツ確認システムを、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態の放送用コンテンツ確認システム10が適用されるシステム環境を例示するブロック図である。
図2は、本発明の実施形態の放送用コンテンツ確認システム10の構成例を示すブロック図である。
放送用コンテンツ確認システム10は、営業放送システム100とともに放送局内に設けられ、図1に示すように、営業放送システム100から、放送用の番組、番宣、およびCMのようなコンテンツを受け取り、これらコンテンツを、端末120の種類に関わらず、通信ネットワーク110を介した閲覧に適したフォーマットへ変換し、放送局外の端末120が、通信ネットワーク110を介して閲覧できるようにする。端末120は、例えばHTML5のように、端末の種類に依存せず動作する言語で構築されたユーザーインターフェースを用いて、通信ネットワーク110を介して、放送用コンテンツ確認システム10にブラウザ経由でアクセスし、コンテンツを閲覧、視聴して、その内容を確認する。そして、確認の結果を、放送用コンテンツ確認システム10へ返す。そして、放送用コンテンツ確認システム10では、確認の結果、合格とされたコンテンツのみが、オンエアされるように処理される。
このために、放送用コンテンツ確認システム10は、図2に示すように、制御CPU 12と、端末14と、記録再生サーバ16と、トランスコーダ18と、コンテンツサーバ20とを備えている。
制御CPU 12は、営業放送システム100から送られるコンテンツの種類に応じて、番組用制御CPU 12aと、CM用制御CPU 12bと、番宣用制御CPU 12cとの3つがある。番組用制御CPU 12aは、営業放送システム100から送られる番組コンテンツを取り扱い、CM用制御CPU 12bは、営業放送システム100から送られるCMコンテンツを取り扱い、番宣用制御CPU 12cは、営業放送システム100から送られる番宣コンテンツを取り扱う。一般に、営業放送システム100から送られるコンテンツのフォーマットには、MXFフォーマットが用いられる。
各制御CPU 12には、複数の端末14が接続されている。例えば、番組用制御CPU 12aには、n台の端末14a(#1)〜(#n)が接続されており、スタッフが、これら端末14a(#1)〜(#n)のうちの何れかを使用することによって、番組用制御CPU 12aに対して、必要な操作入力を送ることができる。同様に、スタッフは、端末14bを使用することによって、CM用制御CPU 12bに対して必要な操作入力を送ることができ、端末14cを使用することによって、番宣用制御CPU 12cに対して必要な操作入力を送ることができる。
各制御CPU 12にはまた、それぞれ3台の記録再生サーバ16が接続されている。各記録再生サーバ16は、営業放送システム100から制御CPU 12へ送られたコンテンツを加工することなく記録するためのサーバであり、1台がメインで使用され、他の2台はバックアップとして使用される。制御CPU 12から記録再生サーバ16への記録は、自動的または端末14を介してなされる。端末14を介してなされる場合、端末14から制御CPU 12へと、コンテンツの記録指示がなされる。すると、制御CPU 12は、指示されたコンテンツを、3台の記録再生サーバ16へと同時に記録する。これによって、3台の記録再生サーバ16には、同じコンテンツが記録される。また、記録時には、加工されないことから、3台の記録再生サーバ16には、営業放送システム100から送られたときと同じ高画質のフォーマット(例えば、MXFフォーマット)で記録される。また、各記録再生サーバ16(#1)〜(#3)は、記録されたコンテンツの内容に応じて、図3中に例示されているようなコンテンツリストLを作成する。
例えば、営業放送システム100から、番組コンテンツが送られた場合、番組用制御CPU 12aが受信し、番組コンテンツが、対応する3台の記録再生サーバ16a(#1)〜(#3)のそれぞれに記録される。営業放送システム100から、CMコンテンツが送られた場合、CM用制御CPU 12bが受信し、CMコンテンツが、対応する3台の記録再生サーバ16b(#1)〜(#3)のそれぞれに記録される。営業放送システム100から、番宣コンテンツが送られた場合、番宣用制御CPU 12cが受信し、番宣コンテンツが、対応する3台の記録再生サーバ16c(#1)〜(#3)のそれぞれに記録されるという具合である。このような記録再生サーバ16には、(株)東芝製のVIDEOS neo(登録商標)が好適である。
トランスコーダ18は、記録再生サーバ16に記録されたコンテンツを、通信ネットワーク110を介した閲覧に適したフォーマットへ変換するものであり、コンテンツの種類に応じて1台ずつ、すなわち放送用コンテンツ確認システム10全体では3台存在する。すなわち、トランスコーダ18aは、番組コンテンツ用のものであり、番組コンテンツ用の3台の記録再生サーバ16a(#1)〜(#3)に接続されている。トランスコーダ18bは、CMコンテンツ用のものであり、CMコンテンツ用の3台の記録再生サーバ16b(#1)〜(#3)に接続されている。トランスコーダ18cは、番宣コンテンツ用のものであり、番宣コンテンツ用の3台の記録再生サーバ16c(#1)〜(#3)に接続されている。
通信ネットワーク110は、例えばインターネットである。したがって、以下では、通信ネットワーク110がインターネットである場合の例について説明するが、通信ネットワーク110はインターネットに限定されるものではない。
記録再生サーバ16に記録されているコンテンツは、例えばMXFフォーマットのような高品質のデータであり、データ量が膨大であるので、インターネットのような通信ネットワーク110を介した閲覧、視聴には適さない。このため、トランスコーダ18は、例として、インターネットによる閲覧、視聴に適したMPEGフォーマットにコンテンツを変換し、コンテンツサーバ20へ送る。なお、トランスコーダ18によって変換されるコンテンツは、MPEGフォーマットに限定されるものではない。
すなわち、トランスコーダ18aは、記録再生サーバ16a(#1)からMXFフォーマットの番組コンテンツを受け取り、MPEGフォーマットに変換して、コンテンツサーバ20aへ送る。記録再生サーバ16a(#1)が故障している場合、記録再生サーバ16a(#2)からMXFフォーマットの番組コンテンツを受け取り、例えばMPEGフォーマットに変換して、コンテンツサーバ20aへ送る。さらに記録再生サーバ16a(#1)に加えて記録再生サーバ16a(#2)も故障している場合、記録再生サーバ16a(#3)からMXFフォーマットの番組コンテンツを受け取り、例えばMPEGフォーマットに変換して、コンテンツサーバ20aへ送る。
同様に、トランスコーダ18bは、記録再生サーバ16bからMXFフォーマットのCMコンテンツを受け取り、例えばMPEGフォーマットに変換して、コンテンツサーバ20bへ送る。トランスコーダ18cは、記録再生サーバ16cからMXFフォーマットの番宣コンテンツを受け取り、例えばMPEGフォーマットに変換して、コンテンツサーバ20cへ送る。
コンテンツサーバ20は、トランスコーダ18から送られたMPEGフォーマットのコンテンツを、通信ネットワーク110を介して端末120が閲覧できるようにするものであり、コンテンツの種類に応じて1台ずつ、すなわち放送用コンテンツ確認システム10全体では3台存在する。
これによって、端末120は、例えばHTML5のように端末の種類に依存せず動作する言語で構築されたユーザーインターフェースを用いて、通信ネットワーク110を介してコンテンツサーバ20aにブラウザ経由でアクセスすることによって、端末120の種類に関わらず、トランスコーダ18aからコンテンツサーバ20aへ送られたMPEGフォーマットの番組コンテンツを閲覧、視聴できるようになる。同様に、端末120は、端末120の種類に関わらず、通信ネットワーク110を介してコンテンツサーバ20bへアクセスすることによって、トランスコーダ18bからコンテンツサーバ20bへ送られたMPEGフォーマットのCMコンテンツを閲覧、視聴できるようになり、通信ネットワーク110を介してコンテンツサーバ20cにアクセスすることによって、トランスコーダ18cからコンテンツサーバ20cへ送られたMPEGフォーマットの番宣コンテンツを閲覧、視聴できるようになる。
前述したように、端末120は、その種類を制限されないことから、例えばPC、タブレット端末、スマートフォン等を端末120として用いることが可能である。したがって、スタッフは、外出先からであっても、自分の普段使い慣れている端末からコンテンツサーバ20へアクセスすることによって、コンテンツを閲覧、視聴することによって、コンテンツの内容を確認することができる。端末120はさらには、確認結果を、コンテンツサーバ20へ返すこともできる。例えば、コンテンツに、不良個所があったり、不適切な内容が含まれていたり、不適切な人物が登場している場合には、「不合格」との結果を、コンテンツサーバ20へ送る。不良個所も無く、内容も適切であり、登場人物も適切である場合には、「合格」との結果を、コンテンツサーバ20へ送る。
コンテンツサーバ20は、「合格」または「不合格」である結果を、端末120から受信すると、この結果を、対応する制御CPU 12へ送る。この結果に基づいて、スタッフは、端末14を操作することによって、記録再生サーバ16に記録されている、対応するコンテンツのオンエア可能/不可能を設定する。
その後の処理を、端末120においてコンテンツリストLおよびPV(プレビュー)状態設定欄Sが表示された画面表示例を示す模式図である図3を用いて説明する。
例えば、端末120が、コンテンツサーバ20aにアクセスして、番組コンテンツAを閲覧、視聴し、「合格」との確認結果を返してきた場合、スタッフは、図3に例示されるような、記録再生サーバ16に記録されているコンテンツリストLの一覧から、番組コンテンツAを選択する。さらに、PV(プレビュー)状態設定欄SのOK欄Sをマウス等によって押圧する。これによって、番組コンテンツAの各種プレビューL10Aにおける「考査欄」が「OK」と設定され、番組用制御CPU 12aは、記録再生サーバ16a(#1)〜(#3)に記録されている番組コンテンツAをオンエア可能として設定する。
コンテンツリストLは、限定される訳ではないが、コンテンツ毎に、各種プレビューL10の他に、コンテンツのサムネールであるファーストカットL、コンテンツの識別番号である素材ID L、再生時間である素材長L、スポンサー名/番組名および素材内容L、送信元L、音声モード(映像モード/3D放送)L、データ放送(字幕)L、PR区分(10桁CMコード)L、ファイリング日(登録担当者)Lといった諸項目を有している。
一方、端末120が、コンテンツサーバ20aにアクセスして、番組コンテンツBを閲覧、視聴し、「不合格」との確認結果を返してきた場合、スタッフは、図3に例示されるような、記録再生サーバ16に記録されているコンテンツリストLの一覧から、番組コンテンツBを選択する。さらに、PV(プレビュー)状態設定欄SのNG欄Sをマウス等によって押圧する。これによって、番組コンテンツBの各種プレビュー欄L10Bにおける「考査欄」が「NG」と設定され、番組用制御CPU 12aは、記録再生サーバ16a(#1)〜(#3)に記録されている番組コンテンツBをオンエア不可として設定する。この結果は、営業放送システム100へフィードバックされ、営業放送システム100において、番組コンテンツBの撮り直しや修正等がなされる。
なお、図3に例示されるPV(プレビュー)状態設定欄Sには、コンテンツがプレビューされていない状態を示す未PV欄Sも設けられている。従って、スタッフは、端末14を操作することにより、コンテンツリストLの一覧から所望のコンテンツ(例えば、コンテンツC)を選択し、未PV欄Sをマウス等によって押圧することによって、コンテンツCを未プレビューとして設定することができる。あるいは、すべてのコンテンツは、記録再生サーバ16に記録された時点に、各種プレビュー欄L10における「考査欄」が、デフォルトとして、未プレビューを意味する「未」と設定されるようにしても良い。
なお、コンテンツの内容の確認は、端末14によっても行うことができる。そのために、端末14からは、図3に例示されているように、再生機能アイコンVと、表示画面Wも表示されている。スタッフは、コンテンツリストLの一覧から、所望のコンテンツを選択し、再生機能アイコンVを適宜使用することによって、表示画面Wからこのコンテンツを表示することができる。そして、この表示を視聴することによって、コンテンツの内容を確認し、合格であれば、PV(プレビュー)状態設定欄SのOK欄Sをマウス等によって押圧し、不合格であれば、NG欄Sをマウス等によって押圧することによって、オンエアの可/不可を設定することができる。
次に、以上のように構成した本発明の実施形態の放送用コンテンツ確認方法が適用された放送用コンテンツ確認システムの動作を図4に示すフローチャートを用いて説明する。
放送用コンテンツ確認システム10は前述したように、番組コンテンツと、CMコンテンツと、番宣コンテンツとのそれぞれに対して、制御CPU 12、記録再生サーバ16、トランスコーダ18、およびコンテンツサーバ20を独立して有しており、番組コンテンツと、CMコンテンツと、番宣コンテンツとのそれぞれに対して独立して処理できるような構成となっている。番組コンテンツ、CMコンテンツ、および番宣コンテンツを取り扱う場合の動作は、同じであるので、以下では、図4のフローチャートを用いて、代表的に、番組コンテンツを取り扱う場合における動作を例にとって説明する。
まず、営業放送システム100から、例えばMXFフォーマットのような高品質の番組コンテンツ(コンテンツA)が放送用コンテンツ確認システム10へ送られる(S1)と、このコンテンツAは、番組用制御CPU 12aによって受信され、さらに、端末14aからの記録指示にしたがって、あるいは自動的に、番組用制御CPU 12aから、3台の記録再生サーバ16a(#1)〜(#3)へそれぞれMXFフォーマットのまま記録される(S2)。3台の記録再生サーバ16a(#1)〜(#3)のうち、1台がメインで使用され、他の2台はバックアップとして使用される。
そして、3台の記録再生サーバ16a(#1)〜(#3)ではそれぞれ、コンテンツAの内容に応じて、図3に例示するようなコンテンツリストLが作成される(S3)。
記録再生サーバ16a(#1)に記録されたコンテンツAは、トランスコーダ18aへ送られる。なお、記録再生サーバ16a(#1)が故障している場合には、記録再生サーバ16a(#1)に記録されたコンテンツAがトランスコーダ18aへ送られ、記録再生サーバ16a(#2)も故障している場合には、記録再生サーバ16a(#3)に記録されたコンテンツAがトランスコーダ18aへ送られる。トランスコーダ18aでは、コンテンツAが、MXFフォーマットから、例えばインターネットのような通信ネットワーク110を介した閲覧に適した例えばMPEGフォーマットのフォーマットに変換される(S4)。変換されたコンテンツAは、トランスコーダ18aからコンテンツサーバ20aへ送られる。
これによって、端末120は、例えばHTML5で構築されているブラウザソフトを用いて、通信ネットワーク110を介してコンテンツサーバ20aにアクセスすることによって、端末120の種類に関わらず、トランスコーダ18aからコンテンツサーバ20aへ送られたMPEGフォーマットのコンテンツAを閲覧できるようになる。前述したように、端末120は、その種類を制限されないことから、例えばPC、タブレット端末、スマートフォン等を端末120として用いることが可能である。したがって、スタッフは、外出先からであっても、自分の普段使い慣れている端末からコンテンツサーバ20aへアクセスすることによって、コンテンツAを閲覧、視聴し、その内容を確認することができる。
スタッフが端末120を介してコンテンツAを確認した結果(S5)、コンテンツAに、不良個所があったり、不適切な内容が含まれていたり、不適切な人物が登場している場合(S6:No)には、「不合格」との結果を、コンテンツサーバ20aへ送る。不良個所も無く、内容も適切であり、登場人物も適切である場合(S6:Yes)には、「合格」との結果を、コンテンツサーバ20aへ送る。
「合格」または「不合格」である結果は、コンテンツサーバ20aによって受信され、コンテンツサーバ20aから、番組用制御CPU 12aへ送られる。この結果に基づいて、スタッフによって端末14が操作され、記録再生サーバ16に記録されているコンテンツAのオンエア可能/不可能が設定される。
例えば、結果が「合格」であった場合(S6:Yes)、スタッフによって端末14が操作され、図3に例示されるような、記録再生サーバ16に記録されているコンテンツリストLの一覧から、コンテンツAが選択される(S7)。さらに、PV(プレビュー)状態設定欄SのOK欄Sがマウス等による押圧によって選択される。これによって、番組コンテンツAの各種プレビューL10Aにおける「考査欄」が「OK」と設定され、記録再生サーバ16a(#1)〜(#3)に記録されている番組コンテンツAは、オンエア可能として設定される(S8)。
一方、結果が「不合格」であった場合(S6:No)、スタッフによって端末14が操作され、図3に例示されるような、記録再生サーバ16に記録されているコンテンツリストLの一覧から、コンテンツAが選択される(S9)。さらに、PV(プレビュー)状態設定欄SのNG欄Sがマウス等による押圧によって選択される。これによって、番組コンテンツBの各種プレビュー欄L10Bにおける「考査欄」が「NG」と設定され、記録再生サーバ16a(#1)〜(#3)に記録されているコンテンツAは、オンエア不可として設定される(S10)。この結果は、営業放送システム100へフィードバックされ、営業放送システム100において、コンテンツAの撮り直しや修正等がなされる。
上述したように、本実施形態の放送用コンテンツ確認方法が適用された放送用コンテンツ確認システムにおいては、上記のような作用により、スタッフは、放送局外からであっても、端末120を、インターネットのような通信ネットワーク110に接続することによって、コンテンツの内容を閲覧、視聴することができる。これによって、スタッフは、外出先からであってもコンテンツの内容を確認することが可能となる。あるいは、スポンサーとともにコンテンツの内容を確認する場合、スポンサーにわざわざ放送局まで来てもらわなくても、例えばスタッフがスポンサーの事業所を訪れ、そこで一緒に確認することも可能となるなど、放送局とスポンサーとの双方に対して利便性を高めることが可能となる。しかも、端末120は、種類を制限されないので、スタッフは、自分の普段使い慣れているPC、タブレット端末、スマートフォン等を端末120として使用することが可能である。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
10 放送用コンテンツ確認システム、14 端末、16 記録再生サーバ、18 トランスコーダ、20 コンテンツサーバ、100 営業放送システム、110 通信ネットワーク、120 端末。

Claims (8)

  1. 放送用コンテンツの内容を、端末を用いて確認するためのシステムであって、
    前記放送用コンテンツを、通信ネットワークを介した閲覧に適したフォーマットへ変換するトランスコーダと、
    前記変換された放送用コンテンツを、前記端末の種類に関わらず、前記端末による前記通信ネットワークを介した閲覧を可能としたコンテンツサーバとを備え
    前記コンテンツサーバはさらに、前記放送用コンテンツの内容の確認の結果の設定のためのアイコンと、前記確認の結果を一覧表示する表示画面とを、前記端末から表示させ放送用コンテンツ確認システム。
  2. 前記コンテンツサーバは、前記放送用コンテンツの内容の確認の結果を、前記通信ネットワークを介して受信する、請求項1に記載の放送用コンテンツ確認システム。
  3. 前記変換される放送用コンテンツを記憶するストレージをさらに備え、
    前記ストレージに記憶された放送用コンテンツのうち、前記確認の結果、合格とされた放送用コンテンツのみを、オンエア可能とした、請求項2に記載の放送用コンテンツ確認システム。
  4. 放送用コンテンツの内容を、端末を用いて確認するための方法であって、
    前記放送用コンテンツを、通信ネットワークを介した閲覧に適したフォーマットへ変換し、
    前記変換された放送用コンテンツを、サーバにおいて、前記端末の種類に関わらず、前記端末による前記通信ネットワークを介した閲覧を可能とし、
    前記通信ネットワークを介して前記端末から前記サーバにアクセスし、前記端末において、前記放送用コンテンツを閲覧することによって、前記放送用コンテンツの内容を確認し、
    前記放送用コンテンツの内容の確認の結果を設定するためのアイコンを、前記端末から表示し、
    前記端末において前記アイコンに設定された前記確認の結果を、前記端末から、前記通信ネットワークを介して前記サーバへ送り、
    前記確認の結果を一覧表示する表示画面を、前記端末から表示させる、放送用コンテンツ確認方法。
  5. 前記確認の結果、合格とされた放送用コンテンツのみを、オンエア可能とした、請求項4に記載の放送用コンテンツ確認方法。
  6. 放送用コンテンツの内容を、端末を用いて確認するためのプログラムであって、
    前記放送用コンテンツを、通信ネットワークを介した閲覧に適したフォーマットへ変換する手順、
    前記変換された放送用コンテンツを、前記端末の種類に関わらず、前記端末による前記通信ネットワークを介した閲覧を可能とする手順、
    前記放送用コンテンツの内容の確認の結果を設定するためのアイコンを、前記端末から表示させる手順、
    前記アイコンに設定された前記放送用コンテンツの内容の確認の結果を、前記端末から前記通信ネットワークを介して受信する手順、
    前記確認の結果を一覧表示する表示画面を、前記端末から表示させる手順
    をコンピュータに実行させるプログラム。
  7. 前記確認の結果、合格とされた放送用コンテンツのみを、オンエア可能とする手順、をさらにコンピュータに実行させる請求項6に記載のプログラム。
  8. 端末の種類に依存せず動作する言語で構築されたブラウザソフトを用いて、通信ネットワークを介してコンテンツサーバへアクセスし、前記コンテンツサーバによって提供される放送用コンテンツを、端末の種類に関わらず閲可能とし、前記放送用コンテンツの内容の確認の結果を設定するためのアイコンを表示し、前記アイコンから設定された前記確認の結果を前記コンテンツサーバへ送り、前記確認の結果を一覧表示する表示画面を表示るように構成された端末。
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