JP6728388B2 - アップリンクデータ送信方法、アップリンクデータスケジューリング方法、および装置 - Google Patents

Description

本発明は、通信システムの分野に関し、より詳細には、アップリンクデータ送信方法、アップリンクデータスケジューリング方法、および装置に関する。

ワイヤレス通信システムでは、アップリンクデータを送信する前に、端末デバイスは、ネットワークデバイスによって送信されたスケジューリング情報、たとえば、時間−周波数リソース割り当ておよび変調符号化方式を取得することを必要とする。さらに、ネットワークデバイスは、アップリンク伝送に関連する電力制御コマンド情報を端末デバイスに通知することを必要とする。スケジューリング情報および電力制御コマンド情報は、ダウンリンク制御情報（ｄｏｗｎｌｉｎｋ ｃｏｎｔｒｏｌ ｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ、ＤＣＩ）に属する、すなわち、ＤＣＩは、データ伝送をスケジュールするために使用される。アップリンクデータ伝送をスケジュールするために使用されるＤＣＩは、アップリンクグラント（ｕｐｌｉｎｋ ｇｒａｎｔ、ＵＬグラント）とも呼ばれることがある。

ワイヤレス通信システムにおいて、レイテンシ（ｌａｔｅｎｃｙ）は、ユーザエクスペリエンスに影響を与える重要な要因のうちの１つであり、連続的に出現する新しいサービスはまた、ますます高くなる要求をレイテンシに課す。したがって、既存のロングタームエボリューション（Ｌｏｎｇ Ｔｅｒｍ Ｅｖｏｌｕｔｉｏｎ、ＬＴＥ）システムでは、低レイテンシサービスの通信要求は、１つのサブフレームの伝送時間間隔（ｔｒａｎｓｍｉｓｓｉｏｎ ｔｉｍｅ ｉｎｔｅｒｖａｌ、ＴＴＩ）すなわち１ミリ秒に基づく伝送機構において、満たされることはできない。既存のＬＴＥシステムでは、１つのサブフレームの持続時間は１ミリ秒であり、１つのサブフレームは、持続時間が０．５ミリ秒である２つのスロット（ｓｌｏｔ）に分割され、各スロットは、６つまたは７つのシンボルを含む。レイテンシをさらに減少させるために、物理的アップリンク共有チャネル（ｐｈｙｓｉｃａｌ ｕｐｌｉｎｋ ｓｈａｒｅｄ ｃｈａｎｎｅｌ、ＰＵＳＣＨ）のＴＴＩ長は、１つのサブフレームから１つのスロットまたはさらに短くに減少されることを必要とする。しかしながら、既存のＬＴＥシステムでは、すべてのＵＬグラントは、ＴＴＩ長が１ミリ秒であるアップリンクデータをスケジュールするために使用され、ＴＴＩ長が１ミリ秒よりも短いアップリンクデータをスケジュールする際に比較的長いレイテンシが存在する。

本発明の実施形態は、アップリンクデータを送信する際のレイテンシを減少させるように、アップリンクデータ送信方法、アップリンクデータスケジューリング方法、および装置を提供する。

第１の態様によれば、
ダウンリンク時間間隔セット内の少なくとも１つのダウンリンク時間間隔内にスケジューリングシグナリングを端末デバイスによって受信することであって、このスケジューリングシグナリングはアップリンクデータをスケジュールするために使用され、ダウンリンク時間間隔セット内の任意のダウンリンク時間間隔はダウンリンクサブフレームｎに属する、受信することと、
少なくとも１つのダウンリンク時間間隔に対応するアップリンク時間間隔を端末デバイスによって決定することであって、ダウンリンク時間間隔セット内の任意のダウンリンク時間間隔は決定されたアップリンク時間間隔に対応し、この決定されたアップリンク時間間隔はアップリンクサブフレームｎ＋ｋに属し、ｋは０、１、２、または３に等しい、決定することと、
決定されたアップリンク時間間隔内にアップリンクデータを端末デバイスによって送信することと
を含むアップリンクデータ送信方法が提供される。

端末デバイスは、ダウンリンク時間間隔セット内の任意の１つまたは複数のダウンリンク時間間隔内にスケジューリングシグナリングを受信することがあり、この受信されたスケジューリングシグナリングは、同じアップリンクデータをスケジュールするために使用され、したがって、端末デバイスは、より短いレイテンシで、より柔軟にスケジューリングシグナリングを受信することができる。

第２の態様によれば、
ダウンリンク時間間隔セット内の少なくとも１つのダウンリンク時間間隔内にスケジューリングシグナリングを端末デバイスによって受信することであって、このスケジューリングシグナリングはアップリンクデータをスケジュールするために使用され、ダウンリンク時間間隔セットは第１のサブセットと第２のサブセットとを含み、第１のサブセット内の任意のダウンリンク時間間隔はダウンリンクサブフレームｎに属し、第２のサブセット内の任意のダウンリンク時間間隔はダウンリンクサブフレームｎ＋１に属する、受信することと、
少なくとも１つのダウンリンク時間間隔に対応するアップリンク時間間隔を端末デバイスによって決定することであって、ダウンリンク時間間隔セット内の任意のダウンリンク時間間隔は決定されたアップリンク時間間隔に対応し、この決定されたアップリンク時間間隔はアップリンクサブフレームｎ＋ｋに属し、ｋは１、２、または３に等しい、決定することと、
決定されたアップリンク時間間隔内にアップリンクデータを端末デバイスによって送信することと
を含む別のアップリンクデータ送信方法が提供される。

端末デバイスは、ダウンリンク時間間隔セット内の任意の１つまたは複数のダウンリンク時間間隔内にスケジューリングシグナリングを受信してよい。ダウンリンク時間間隔セットは第１のサブセットと第２のサブセットとを含み、第１のサブセット内の任意のダウンリンク時間間隔はダウンリンクサブフレームｎに属し、第２のサブセット内の任意のダウンリンク時間間隔はダウンリンクサブフレームｎ＋１に属し、したがって、端末デバイスは、より柔軟に、サブフレームｎおよびサブフレームｎ＋１の時間間隔内にスケジューリングシグナリングを受信することができる。

さらに、第１の態様および第２の態様によるアップリンクデータ送信方法は、以下の任意選択の実装形態をさらに含んでよい。

任意選択で、決定されたアップリンク時間間隔内にアップリンクデータを端末デバイスによって送信する前に、方法は、
アップリンクスケジューリングタイミングを示すために使用されるシグナリングを端末デバイスによって受信することであって、アップリンクスケジューリングタイミングは、ダウンリンク時間間隔セットと決定されたアップリンク時間間隔の間の対応を示すために使用され、シグナリングは上位層シグナリングまたは物理層シグナリングである、受信すること
をさらに含み、
少なくとも１つのダウンリンク時間間隔に対応するアップリンク時間間隔を端末デバイスによって決定することは、少なくとも１つのダウンリンク時間間隔に対応するアップリンク時間間隔をアップリンクスケジューリングタイミングに基づいて端末デバイスによって決定することを含む。

任意選択で、決定されたアップリンク時間間隔内にアップリンクデータを端末デバイスによって送信する前に、方法は、
処理能力を端末デバイスによって報告することであって、この処理能力は、アップリンクデータを送信するために端末デバイスによってサポートされる最も古い時間および最も新しい時間を示すために使用される、報告すること
をさらに含む。

第３の態様によれば、
ダウンリンク時間間隔セット内の少なくとも１つのダウンリンク時間間隔内にスケジューリングシグナリングをネットワークデバイスによって送信することであって、このスケジューリングシグナリングはアップリンクデータをスケジュールするために使用され、ダウンリンク時間間隔セット内の任意のダウンリンク時間間隔はダウンリンクサブフレームｎに属する、送信することと、
少なくとも１つのダウンリンク時間間隔に対応するアップリンク時間間隔をネットワークデバイスによって決定することであって、ダウンリンク時間間隔セット内の任意のダウンリンク時間間隔は決定されたアップリンク時間間隔に対応し、決定されたアップリンク時間間隔はアップリンクサブフレームｎ＋ｋに属し、ｋは０、１、２、または３に等しい、決定することと、
決定されたアップリンク時間間隔内にアップリンクデータをネットワークデバイスによって受信することと
を含むアップリンクデータスケジューリング方法が提供される。

ネットワークデバイスは、アップリンク時間間隔を決定するステップを実行する前にスケジューリングシグナリングを送信するステップを実行してもよく、または、スケジューリングシグナリングを送信するステップを実行する前にアップリンク時間間隔を決定するステップを実行してもよく、または、スケジューリングシグナリングを送信するステップとアップリンク時間間隔を決定するステップを同時に実行してもよい。

ネットワークデバイスは、ダウンリンク時間間隔セット内の任意の１つまたは複数のダウンリンク時間間隔内に１つまたは複数のスケジューリングシグナリングを送信してよく、この１つまたは複数のスケジューリングシグナリングは、同じアップリンクデータをスケジュールするために使用され、したがって、ネットワークデバイスは、より柔軟に、より短いレイテンシで、アップリンクデータをスケジュールすることができる。

第４の態様によれば、
ダウンリンク時間間隔セット内の少なくとも１つのダウンリンク時間間隔内にスケジューリングシグナリングをネットワークデバイスによって送信することであって、このスケジューリングシグナリングはアップリンクデータをスケジュールするために使用され、ダウンリンク時間間隔セットは第１のサブセットと第２のサブセットとを含み、第１のサブセット内の任意のダウンリンク時間間隔はダウンリンクサブフレームｎに属し、第２のサブセット内の任意のダウンリンク時間間隔はダウンリンクサブフレームｎ＋１に属する、送信することと、
少なくとも１つのダウンリンク時間間隔に対応するアップリンク時間間隔をネットワークデバイスによって決定することであって、ダウンリンク時間間隔セット内の任意のダウンリンク時間間隔は決定されたアップリンク時間間隔に対応し、この決定されたアップリンク時間間隔はアップリンクサブフレームｎ＋ｋに属し、ｋは１、２、または３に等しい、決定することと、
決定されたアップリンク時間間隔内にアップリンクデータをネットワークデバイスによって受信することと
を含む別のアップリンクデータスケジューリング方法が提供される。

さらに、第３の態様および第４の態様によるアップリンクデータスケジューリング方法は、以下の任意選択の実装形態をさらに含んでよい。

任意選択で、決定されたアップリンク時間間隔内にアップリンクデータをネットワークデバイスによって受信する前に、方法は、
アップリンクスケジューリングタイミングを示すために使用されるシグナリングをネットワークデバイスによって送信することであって、アップリンクスケジューリングタイミングは、ダウンリンク時間間隔セットと決定されたアップリンク時間間隔の間の対応を示すために使用され、シグナリングは上位層シグナリングまたは物理層シグナリングである、送信すること
をさらに含む。

任意選択で、決定されたアップリンク時間間隔内にアップリンクデータをネットワークデバイスによって受信する前に、方法は、
端末デバイスによって報告された処理能力をネットワークデバイスによって受信することであって、この処理能力は、アップリンクデータを送信するために端末デバイスによってサポートされる最も古い時間および最も新しい時間を示すために使用される、受信すること
をさらに含む。

第５の態様によれば、プロセッサと、受信機と、送信機とを含み、
受信機は、ダウンリンク時間間隔セット内の少なくとも１つのダウンリンク時間間隔内にスケジューリングシグナリングを受信するように構成され、このスケジューリングシグナリングは、アップリンクデータをスケジュールするために使用され、ダウンリンク時間間隔セット内の任意のダウンリンク時間間隔はダウンリンクサブフレームｎに属し、
プロセッサは、少なくとも１つのダウンリンク時間間隔に対応するアップリンク時間間隔を決定するように構成され、ダウンリンク時間間隔セット内の任意のダウンリンク時間間隔は、決定されたアップリンク時間間隔に対応し、この決定されたアップリンク時間間隔はアップリンクサブフレームｎ＋ｋに属し、ｋは０、１、２、または３に等しく、
送信機は、決定されたアップリンク時間間隔内にアップリンクデータを送信するように構成される
端末デバイスが提供される。

第６の態様によれば、プロセッサと、受信機と、送信機とを含み、
受信機は、ダウンリンク時間間隔セット内の少なくとも１つのダウンリンク時間間隔内にスケジューリングシグナリングを受信するように構成され、このスケジューリングシグナリングはアップリンクデータをスケジュールするために使用され、ダウンリンク時間間隔セットは第１のサブセットと第２のサブセットとを含み、第１のサブセット内の任意のダウンリンク時間間隔はダウンリンクサブフレームｎに属し、第２のサブセット内の任意のダウンリンク時間間隔はダウンリンクサブフレームｎ＋１に属し、
プロセッサは、少なくとも１つのダウンリンク時間間隔に対応するアップリンク時間間隔を決定するように構成され、ダウンリンク時間間隔セット内の任意のダウンリンク時間間隔は、決定されたアップリンク時間間隔に対応し、この決定されたアップリンク時間間隔はアップリンクサブフレームｎ＋ｋに属し、ｋは１、２、または３に等しく、
送信機は、決定されたアップリンク時間間隔内にアップリンクデータを送信するように構成される
別の端末デバイスが提供される。

さらに、第５の態様および第６の態様による端末デバイスは、以下の任意選択の実装形態をさらに含んでよい。

任意選択で、受信機は、送信機がアップリンクデータを送信する前に、アップリンクスケジューリングタイミングを示すために使用されるシグナリングを受信するようにさらに構成され、このアップリンクスケジューリングタイミングは、ダウンリンク時間間隔セットと決定されたアップリンク時間間隔の間の対応を示すために使用され、シグナリングは上位層シグナリングまたは物理層シグナリングであり、
プロセッサは、アップリンクスケジューリングタイミングに基づいて、少なくとも１つのダウンリンク時間間隔に対応するアップリンク時間間隔を決定するようにさらに構成される。

任意選択で、送信機は、送信機がアップリンクデータを送信する前に処理能力を報告するようにさらに構成され、この処理能力は、アップリンクデータを送信するために端末デバイスによってサポートされる最も古い時間および最も新しい時間を示すために使用される。

第７の態様によれば、プロセッサと、受信機と、送信機とを含み、
送信機は、ダウンリンク時間間隔セット内の少なくとも１つのダウンリンク時間間隔内にスケジューリングシグナリングを送信するように構成され、このスケジューリングシグナリングは、アップリンクデータをスケジュールするために使用され、ダウンリンク時間間隔セット内の任意のダウンリンク時間間隔はダウンリンクサブフレームｎに属し、
プロセッサは、少なくとも１つのダウンリンク時間間隔に対応するアップリンク時間間隔を決定するように構成され、ダウンリンク時間間隔セット内の任意のダウンリンク時間間隔は、決定されたアップリンク時間間隔に対応し、決定されたアップリンク時間間隔はアップリンクサブフレームｎ＋ｋに属し、ｋは０、１、２、または３に等しく、
受信機は、決定されたアップリンク時間間隔内にアップリンクデータを受信するように構成される
ネットワークデバイスが提供される。

第８の態様によれば、プロセッサと、受信機と、送信機とを含み、
送信機は、ダウンリンク時間間隔セット内の少なくとも１つのダウンリンク時間間隔内にスケジューリングシグナリングを送信するように構成され、このスケジューリングシグナリングはアップリンクデータをスケジュールするために使用され、ダウンリンク時間間隔セットは第１のサブセットと第２のサブセットとを含み、第１のサブセット内の任意のダウンリンク時間間隔はダウンリンクサブフレームｎに属し、第２のサブセット内の任意のダウンリンク時間間隔はダウンリンクサブフレームｎ＋１に属し、
プロセッサは、少なくとも１つのダウンリンク時間間隔に対応するアップリンク時間間隔を決定するように構成され、ダウンリンク時間間隔セット内の任意のダウンリンク時間間隔は、決定されたアップリンク時間間隔に対応し、この決定されたアップリンク時間間隔はアップリンクサブフレームｎ＋ｋに属し、ｋは１、２、または３に等しく、
受信機は、決定されたアップリンク時間間隔内にアップリンクデータを受信するように構成される
別のネットワークデバイスが提供される。

さらに、第７の態様および第８の態様によるネットワークデバイスは、以下の任意選択の実装形態をさらに含んでよい。

任意選択で、送信機は、受信機がアップリンクデータを受信する前に、アップリンクスケジューリングタイミングを示すために使用されるシグナリングを送信するようにさらに構成され、このアップリンクスケジューリングタイミングは、ダウンリンク時間間隔セットと決定されたアップリンク時間間隔の間の対応を示すために使用され、シグナリングは上位層シグナリングまたは物理層シグナリングである。

任意選択で、受信機は、受信機がアップリンクデータを受信する前に、端末デバイスによって報告された処理能力を受信するようにさらに構成され、この処理能力は、アップリンクデータを送信するために端末デバイスによってサポートされる最も古い時間および最も新しい時間を示すために使用される。

さらに、前述の態様は、以下の任意選択の実装形態をさらに含んでよい。

任意選択で、決定されたアップリンク時間間隔の長さは、ダウンリンク時間間隔セット内の任意のダウンリンク時間間隔の長さよりも長いまたはこれに等しい。

任意選択で、ダウンリンクサブフレームｎはｉ個のダウンリンク時間間隔を含み、ｉは正の整数であり、ダウンリンク時間間隔セットはｉ個のダウンリンク時間間隔のサブセットである。

任意選択で、アップリンクサブフレームｎ＋ｋはｊ個のアップリンク時間間隔を含み、ｊは正の整数であり、決定されたアップリンク時間間隔はｊ個のアップリンク時間間隔のうちの１つである。

任意選択で、ｉはｊとは異なる。

任意選択で、ｉ＝２であり、ダウンリンクサブフレームｎのダウンリンク時間間隔０はスロット０を含み、ダウンリンクサブフレームｎのダウンリンク時間間隔１はスロット１を含む、または
ｉ＝４であり、ダウンリンクサブフレームｎのダウンリンク時間間隔０はシンボル｛＃０、＃１、＃２、＃３｝を含み、ダウンリンクサブフレームｎのダウンリンク時間間隔１はシンボル｛＃４、＃５、＃６｝を含み、ダウンリンクサブフレームｎのダウンリンク時間間隔２はシンボル｛＃７、＃８、＃９、＃１０｝を含み、ダウンリンクサブフレームｎのダウンリンク時間間隔３はシンボル｛＃１１、＃１２、＃１３｝を含む、または
ｉ＝７であり、ダウンリンクサブフレームｎのダウンリンク時間間隔０はシンボル｛＃０、＃１｝を含み、ダウンリンクサブフレームｎのダウンリンク時間間隔１はシンボル｛＃２、＃３｝を含み、ダウンリンクサブフレームｎのダウンリンク時間間隔２はシンボル｛＃４、＃５｝を含み、ダウンリンクサブフレームｎのダウンリンク時間間隔３はシンボル｛＃６、＃７｝を含み、ダウンリンクサブフレームｎのダウンリンク時間間隔４はシンボル｛＃８、＃９｝を含み、ダウンリンクサブフレームｎのダウンリンク時間間隔５はシンボル｛＃１０、＃１１｝を含み、ダウンリンクサブフレームｎのダウンリンク時間間隔６はシンボル｛＃１２、＃１３｝を含む、および／または
ｊ＝２であり、アップリンクサブフレームｎ＋ｋのアップリンク時間間隔０はスロット０を含み、アップリンクサブフレームｎ＋ｋのアップリンク時間間隔１はスロット１を含む、または
ｊ＝４であり、アップリンクサブフレームｎ＋ｋのアップリンク時間間隔０はシンボル｛＃０、＃１、＃２、＃３｝を含み、アップリンクサブフレームｎ＋ｋのアップリンク時間間隔１はシンボル｛＃３、＃４、＃５、＃６｝を含み、アップリンクサブフレームｎ＋ｋのアップリンク時間間隔２はシンボル｛＃７、＃８、＃９、＃１０｝を含み、アップリンクサブフレームｎ＋ｋのアップリンク時間間隔３はシンボル｛＃１０、＃１１、＃１２、＃１３｝を含む、または
ｊ＝７であり、アップリンクサブフレームｎ＋ｋのアップリンク時間間隔０はシンボル｛＃０、＃１｝を含み、アップリンクサブフレームｎ＋ｋのアップリンク時間間隔１はシンボル｛＃２、＃３｝を含み、アップリンクサブフレームｎ＋ｋのアップリンク時間間隔２はシンボル｛＃４、＃５｝を含み、アップリンクサブフレームｎ＋ｋのアップリンク時間間隔３はシンボル｛＃６、＃７｝を含み、アップリンクサブフレームｎ＋ｋのアップリンク時間間隔４はシンボル｛＃８、＃９｝を含み、アップリンクサブフレームｎ＋ｋのアップリンク時間間隔５はシンボル｛＃１０、＃１１｝を含み、アップリンクサブフレームｎ＋ｋのアップリンク時間間隔６はシンボル｛＃１２、＃１３｝を含む。

任意選択で、ダウンリンク時間間隔セット内の任意のダウンリンク時間間隔の長さは２つのシンボルであり、決定されたアップリンク時間間隔の長さは３つもしくは４つのシンボルである、または
ダウンリンク時間間隔セット内の任意のダウンリンク時間間隔の長さは２つのシンボルであり、決定されたアップリンク時間間隔の長さは０．５ミリ秒である、または
ダウンリンク時間間隔セット内のいくつかのダウンリンク時間間隔の長さは３つのシンボルであり、他のダウンリンク時間間隔の長さは４つのシンボルであり、決定されたアップリンク時間間隔の長さは０．５ミリ秒である、または
ダウンリンク時間間隔セット内の任意のダウンリンク時間間隔の長さは１つのシンボルであり、決定されたアップリンク時間間隔の長さは２つのシンボルである、または
ダウンリンク時間間隔セット内の任意のダウンリンク時間間隔の長さは０．５ミリ秒であり、決定されたアップリンク時間間隔の長さは１ミリ秒である。

任意選択で、ダウンリンク時間間隔セット内の任意のダウンリンク時間間隔の長さは２つのシンボルであり、決定されたアップリンク時間間隔の長さは３つもしくは４つのシンボルであり、ｉ＝７であり、ｊ＝４である、および
ダウンリンク時間間隔セットは、ダウンリンクサブフレームｎのダウンリンク時間間隔０およびダウンリンク時間間隔１のうちの少なくとも１つを含み、決定されたアップリンク時間間隔はアップリンクサブフレームｎ＋ｋのアップリンク時間間隔０である、または
ダウンリンク時間間隔セットは、ダウンリンクサブフレームｎのダウンリンク時間間隔１およびダウンリンク時間間隔２のうちの少なくとも１つを含み、決定されたアップリンク時間間隔はアップリンクサブフレームｎ＋ｋのアップリンク時間間隔１である、または
ダウンリンク時間間隔セットは、ダウンリンクサブフレームｎのダウンリンク時間間隔２とダウンリンク時間間隔３とを含み、決定されたアップリンク時間間隔はアップリンクサブフレームｎ＋ｋのアップリンク時間間隔１である、または
ダウンリンク時間間隔セットは、ダウンリンクサブフレームｎのダウンリンク時間間隔３とダウンリンク時間間隔４とを含み、決定されたアップリンク時間間隔はアップリンクサブフレームｎ＋ｋのアップリンク時間間隔２である、または
ダウンリンク時間間隔セットは、ダウンリンクサブフレームｎのダウンリンク時間間隔４とダウンリンク時間間隔５とを含み、決定されたアップリンク時間間隔はアップリンクサブフレームｎ＋ｋのアップリンク時間間隔２である、または
ダウンリンク時間間隔セットは、ダウンリンクサブフレームｎのダウンリンク時間間隔５とダウンリンク時間間隔６とを含み、決定されたアップリンク時間間隔はアップリンクサブフレームｎ＋ｋのアップリンク時間間隔３である、または
ダウンリンク時間間隔セットはダウンリンクサブフレームｎのダウンリンク時間間隔６を含み、決定されたアップリンク時間間隔はアップリンクサブフレームｎ＋ｋのアップリンク時間間隔３である。

任意選択で、ダウンリンク時間間隔セット内の任意のダウンリンク時間間隔の長さは２つのシンボルであり、決定されたアップリンク時間間隔の長さは０．５ミリ秒であり、ｉ＝７であり、ｊ＝２である、および
ダウンリンク時間間隔セットは、ダウンリンクサブフレームｎのダウンリンク時間間隔０、ダウンリンク時間間隔１、およびダウンリンク時間間隔２のうちの少なくとも２つを含み、決定されたアップリンク時間間隔はアップリンクサブフレームｎ＋ｋのアップリンク時間間隔０である、または
ダウンリンク時間間隔セットは、ダウンリンクサブフレームｎのダウンリンク時間間隔０、ダウンリンク時間間隔１、ダウンリンク時間間隔２、およびダウンリンク時間間隔３のうちの少なくとも３つを含み、決定されたアップリンク時間間隔はアップリンクサブフレームｎ＋ｋのアップリンク時間間隔０である、または
ダウンリンク時間間隔セットは、ダウンリンクサブフレームｎのダウンリンク時間間隔３と、ダウンリンク時間間隔４と、ダウンリンク時間間隔５と、ダウンリンク時間間隔６とを含み、決定されたアップリンク時間間隔はアップリンクサブフレームｎ＋ｋのアップリンク時間間隔１である、または
ダウンリンク時間間隔セットは、ダウンリンクサブフレームｎのダウンリンク時間間隔４と、ダウンリンク時間間隔５と、ダウンリンク時間間隔６とを含み、決定されたアップリンク時間間隔はアップリンクサブフレームｎ＋ｋのアップリンク時間間隔１である。

任意選択で、ダウンリンク時間間隔セット内の任意のダウンリンク時間間隔の長さは３つもしくは４つのシンボルであり、決定されたアップリンク時間間隔の長さは０．５ミリ秒であり、ｉ＝４であり、ｊ＝２である、および
ダウンリンク時間間隔セットは、ダウンリンクサブフレームｎのダウンリンク時間間隔０とダウンリンク時間間隔１とを含み、決定されたアップリンク時間間隔はアップリンクサブフレームｎ＋ｋのアップリンク時間間隔０である、または
ダウンリンク時間間隔セットは、ダウンリンクサブフレームｎのダウンリンク時間間隔２とダウンリンク時間間隔３とを含み、決定されたアップリンク時間間隔はアップリンクサブフレームｎ＋ｋのアップリンク時間間隔１である。

任意選択で、スケジューリングシグナリングは、アップリンクグラントＵＬグラントである、または
スケジューリングシグナリングは、ハイブリッド自動再送要求−確認応答ＨＡＲＱ−ＡＣＫ情報を搬送するシグナリングであり、このＨＡＲＱ−ＡＣＫ情報は否定応答ＮＡＣＫを示す。

任意選択で、ダウンリンク時間間隔セット内の少なくとも２つのダウンリンク時間間隔は、長さの点では等しくない。

本発明の実施形態では、端末デバイスは、ダウンリンク時間間隔セット内の少なくとも１つのダウンリンク時間間隔内に、ネットワークデバイスによって送信されたスケジューリングシグナリングを受信し、決定されたアップリンク時間間隔内にアップリンクデータを送信する。ダウンリンク時間間隔セット内の任意のダウンリンク時間間隔は決定されたアップリンク時間間隔に対応し、決定されたアップリンク時間間隔とダウンリンク時間間隔セット内の任意のダウンリンク時間間隔の間の時間間隔は４ミリ秒よりも短い。したがって、新しいアップリンクスケジューリング時間シーケンスが導入され、レイテンシが効果的に減少される。さらに、ダウンリンク時間間隔セットが複数のダウンリンク時間間隔を含むとき、ネットワークデバイスは、ダウンリンク時間間隔セット内の任意の１つまたは複数のダウンリンク時間間隔内にスケジューリングシグナリングを送信してよい。したがって、ネットワークデバイスは、スケジューリングシグナリングを送信するための、より多くの機会を有し、スケジューリング柔軟性および成功したアップリンクデータスケジューリングの確率が改善される。

本発明の実施形態によるアップリンクデータ送信方法の概略フローチャートである。 本発明の実施形態による第１の例の概略図である。 本発明の実施形態による第２の例の概略図である。 本発明の実施形態による第３の例の概略図である。 本発明の実施形態によるアップリンクデータスケジューリング方法の概略フローチャートである。 本発明の実施形態による第１の端末デバイスの概略構造図である。 本発明の実施形態による第２の端末デバイスの概略構造図である。 本発明の実施形態による第１のネットワークデバイスの概略構造図である。 本発明の実施形態による第２のネットワークデバイスの概略構造図である。

本発明の実施形態における技術的解決策の理解を容易にするために、本発明の実施形態における基本概念が最初に説明される。

フレーム構造

ＬＴＥシステムにおける無線フレーム（ｒａｄｉｏ ｆｒａｍｅ）は、１０個のサブフレーム（ｓｕｂｆｒａｍｅ）を含み、各サブフレームの長さは１ミリ秒であり、各サブフレームは２つのスロット（ｓｌｏｔ）を含み、各スロットは０．５ミリ秒である。

各スロット内に含まれるシンボルの量は、サブフレーム内のサイクリックプレフィックス（ｃｙｃｌｉｃ ｐｒｅｆｉｘ、ＣＰ）の長さに関連する。ＣＰがノーマル（ｎｏｒｍａｌ）ＣＰである場合、各スロットは７つのシンボルを含み、各サブフレームは１４個のシンボルを含む。たとえば、各サブフレームは、シーケンス番号がそれぞれ＃０、＃１、＃２、＃３、＃４、＃５、＃６、＃７、＃８、＃９、＃１０、＃１１、＃１２、および＃１３であるシンボルを含む。ＣＰが拡張（ｅｘｔｅｎｄｅｄ）ＣＰである場合、各スロットは６つのシンボルを含み、各サブフレームは１２個のシンボルを含む。たとえば、各サブフレームは、シーケンス番号がそれぞれ＃０、＃１、＃２、＃３、＃４、＃５、＃６、＃７、＃８、＃９、＃１０、および＃１１であるシンボルを含む。

本発明の実施形態では、アップリンクシンボルとダウンリンクシンボルは両方とも、略してシンボルと呼ばれる。アップリンクシンボルは、シングルキャリア周波数分割多元アクセス（ｓｉｎｇｌｅ ｃａｒｒｉｅｒ−ｆｒｅｑｕｅｎｃｙ ｄｉｖｉｓｉｏｎ ｍｕｌｔｉｐｌｅ ａｃｃｅｓｓ、ＳＣ−ＦＤＭＡ）シンボルと呼ばれ、ダウンリンクシンボルは、直交周波数分割多元アクセス（ｏｒｔｈｏｇｏｎａｌ ｆｒｅｑｕｅｎｃｙ ｄｉｖｉｓｉｏｎ ｍｕｌｔｉｐｌｅｘｉｎｇ、ＯＦＤＭ）シンボルと呼ばれる。直交周波数分割多元アクセス（ｏｒｔｈｏｇｏｎａｌ ｆｒｅｑｕｅｎｃｙ ｄｉｖｉｓｉｏｎ ｍｕｌｔｉｐｌｅ ａｃｃｅｓｓ、ＯＦＤＭＡ）のアップリンク多元アクセス様式が以降の技術に導入される場合、アップリンクシンボルは、別のタイプのシンボル、たとえば、ＯＦＤＭシンボルとも呼ばれることがあることが留意されるべきである。アップリンク多元アクセス様式およびダウンリンク多元アクセス様式は、本発明では限定されない。

ＴＴＩ長

現在、ＬＴＥシステム内のさまざまな物理チャネルは、１ミリ秒のＴＴＩ長に基づいて設計される。ＴＴＩ長は１ミリ秒であるが、データ伝送によって占有される時間領域リソースは１ミリ秒よりも短いことがあることが留意されるべきである。たとえば、アップリンクサブフレームの最後のシンボルは、サウンディング基準信号（ｓｏｕｎｄｉｎｇ ｒｅｆｅｒｅｎｃｅ ｓｉｇｎａｌ、ＳＲＳ）を送るために使用されてよい。したがって、ＴＴＩ長が１ミリ秒であるアップリンクデータ伝送によって占有される時間領域リソースは、１ミリ秒よりも短いことがある。

短いＴＴＩデータ伝送は、データ伝送のためのＴＴＩ長は１つのサブフレームすなわち１ミリ秒よりも短いことがあることを意味する。たとえば、短いＴＴＩ長は、０．５ミリ秒、４つのシンボル、３つのシンボル、２つのシンボル、または１つのシンボルである。同様に、短いＴＴＩデータ伝送によって占有される時間領域リソースも、短いＴＴＩ長よりも短いことがある。

本発明の実施形態における技術的解決策は、ＬＴＥシステムに適用可能である。ＬＴＥシステムは、ネットワークデバイスと、端末デバイスとを含み、間違いなく、通信に使用される別のデバイスをさらに含んでよい。ＬＴＥシステムでは、アップリンクデータを送信する前に、端末デバイスは、ネットワークデバイスによって送信されたスケジューリングシグナリングを受信し、スケジューリング情報を取得して、次いで、このスケジューリング情報に基づいてＰＵＳＣＨ上でアップリンクデータを送信することを必要とする。ワイヤレス伝送とデバイス処理は両方とも、時間を必要とするので、ダウンリンクスケジューリング情報とアップリンクデータの間にレイテンシが存在する。たとえば、既存の周波数分割複信（ｆｒｅｑｕｅｎｃｙ ｄｉｖｉｓｉｏｎ ｄｕｐｌｅｘ、ＦＤＤ）モードでは、レイテンシは固定され、４ミリ秒、すなわち、４つのサブフレームである。しかしながら、既存の時分割複信（ｔｉｍｅ ｄｉｖｉｓｉｏｎ ｄｕｐｌｅｘ、ＴＤＤ）モードでは、レイテンシは、４ミリ秒よりも長いまたはこれに等しい。

本発明の実施形態は、ネットワークデバイスと端末デバイス（端末デバイスまたは端末機器）とを含むワイヤレス通信システムに適用されてよい。端末デバイスは、ユーザに音声および／もしくはデータ接続性を提供するデバイス、ワイヤレス接続機能をもつハンドヘルドデバイス、またはワイヤレスモデムに接続された別の処理デバイスであってよい。端末デバイスは、無線アクセスネットワーク（たとえば、ｒａｄｉｏ ａｃｃｅｓｓ ｎｅｔｗｏｒｋ、ＲＡＮ）を使用することによって、１つまたは複数のコアネットワークと通信してよい。端末デバイスは、携帯電話（または「セルラー」電話と呼ばれる）などのモバイル端末であってもよいし、モバイル端末をもつコンピュータであってもよい。たとえば、端末デバイスは、無線アクセスネットワークと音声および／またはデータを交換する、ポータブル装置、ポケットサイズの装置、ハンドヘルド装置、コンピュータ内蔵装置、または車載モバイル装置であってよい。たとえば、端末デバイスは、パーソナル通信サービス（ｐｅｒｓｏｎａｌ ｃｏｍｍｕｎｉｃａｔｉｏｎ ｓｅｒｖｉｃｅ、ＰＣＳ）電話、コードレス電話セット、セッション開始プロトコル（ｓｅｓｓｉｏｎ ｉｎｉｔｉａｔｉｏｎ ｐｒｏｔｏｃｏｌ、ＳＩＰ）電話、ワイヤレスローカルループ（ｗｉｒｅｌｅｓｓ ｌｏｃａｌ ｌｏｏｐ、ＷＬＬ）局、または携帯情報端末（ｐｅｒｓｏｎａｌ ｄｉｇｉｔａｌ ａｓｓｉｓｔａｎｔ、ＰＤＡ）などのデバイスであってよい。端末デバイスは、システム、加入者ユニット（ｓｕｂｓｃｒｉｂｅｒ ｕｎｉｔ、ＳＵ）、加入者局（ｓｕｂｓｃｒｉｂｅｒ ｓｔａｔｉｏｎ、ＳＳ）、移動局（ｍｏｂｉｌｅ ｓｔａｔｉｏｎ、ＭＳ）、遠隔局（ｒｅｍｏｔｅ ｓｔａｔｉｏｎ、ＲＳ）、アクセスポイント（ａｃｃｅｓｓ ｐｏｉｎｔ、ＡＰ）、リモートデバイス（ｒｅｍｏｔｅ ｔｅｒｍｉｎａｌ、ＲＴ）、アクセス端末（ａｃｃｅｓｓ ｔｅｒｍｉｎａｌ、ＡＴ）、ユーザ端末（ｕｓｅｒ ｔｅｒｍｉｎａｌ、ＵＴ）、ユーザエージェント（ｕｓｅｒ ａｇｅｎｔ、ＵＡ）、ユーザデバイス、またはユーザ機器（ｕｓｅｒ ｅｑｕｉｐｍｅｎｔ、ＵＥ）とも呼ばれることがある。ネットワークデバイスは、基地局、エンハンスド基地局、スケジューリング機能をもつ中継機、基地局の機能をもつデバイスなどであってよい。基地局は、ＬＴＥシステムでは発展型ノードＢ（ｅｖｏｌｖｅｄ Ｎｏｄｅ Ｂ、ｅＮＢまたはｅ−ＮｏｄｅＢ）であってもよいし、別のシステムでは基地局であってもよい。これは、本発明の実施形態では限定されない。

ＬＴＥシステムは、本発明の実施形態について説明するための一例として使用されるが、このことは、本発明の実施形態がＬＴＥシステムのみに適用可能であることを意味しないことが留意されるべきである。実際、本発明の実施形態において提供される技術的解決策は、スケジューリングシグナリングを使用することによってアップリンクデータがスケジュールされる任意のワイヤレス通信システムにおいて使用されてよい。

本発明のすべての実施形態では、ダウンリンクサブフレームｎにおけるｎとアップリンクサブフレームにおけるｎ＋ｋは両方とも、サブフレームを識別するために使用される。サブフレームｎ＋ｋは、サブフレームｎの後の第ｋのサブフレームである。ｋが０に等しいとき、サブフレームｎ＋ｋは、サブフレームｎを表す。ｋが１、２、または３に等しいとき、サブフレームｎ＋ｋはそれぞれ、サブフレームｎの後の第１のサブフレーム、第２のサブフレーム、または第３のサブフレームを表す。

たとえば、ＬＴＥシステムでは、１つの無線フレームは、それぞれサブフレーム０からサブフレーム９としてマークされる１０個のサブフレームを含む。したがって、ｎは、０よりも大きいまたはこれに等しく、９よりも小さいまたはこれに等しい整数であってよい。サブフレームｎは、サブフレームｎが配置される無線フレームの第（ｎ＋１）のサブフレームを表す。対応して、ダウンリンクサブフレームｎは、ダウンリンクサブフレームｎが配置されるダウンリンク無線フレームの第（ｎ＋１）のダウンリンクサブフレームを表し、アップリンクサブフレームｎは、アップリンクサブフレームｎが配置されるアップリンク無線フレームの第（ｎ＋１）のアップリンクサブフレームを表す。サブフレームｎ＋ｋは、サブフレームｎの後の第ｋのサブフレームを表す。ｎおよびｋの値に基づいて、ｎ＋ｋの値が９よりも小さいまたはこれに等しいとき、サブフレームｎとサブフレームｎ＋ｋは同じ無線フレーム内に配置され、サブフレームｎ＋ｋは、サブフレームｎが配置される無線フレームの第（ｎ＋ｋ＋１）のサブフレームを表す。対応して、アップリンクサブフレームｎ＋ｋは、アップリンクサブフレームｎが配置されるアップリンク無線フレームの第（ｎ＋ｋ＋１）のアップリンクサブフレームを表す。ｎ＋ｋの値が９よりも大きいとき、サブフレームｎおよびサブフレームｎ＋ｋは異なる無線フレーム内に配置され、サブフレームｎ＋ｋは、サブフレームｎが配置される無線フレームの次の無線フレームのサブフレームｎ＋ｋ−１０である、すなわち、サブフレームｎ＋ｋは、サブフレームｎが配置される無線フレームの次の無線フレームの第（ｎ＋ｋ−９）のサブフレームを表す。対応して、ダウンリンクサブフレームｎ＋ｋは、ダウンリンクサブフレームｎが配置されるダウンリンク無線フレームの次のダウンリンク無線フレームの第（ｎ＋ｋ−９）のダウンリンクサブフレームを表し、アップリンクサブフレームｎ＋ｋは、アップリンクサブフレームｎが配置されるアップリンク無線フレームの次のアップリンク無線フレームの第（ｎ＋ｋ−９）のアップリンクサブフレームを表す。たとえば、ｎ＝０であり、ｋ＝２であるとき、サブフレームｎ（すなわち、サブフレーム０）およびサブフレームｎ＋ｋ（すなわち、サブフレーム２）はそれぞれ、同じ無線フレームの第１のサブフレームおよび第３のサブフレームである。たとえば、ｎ＝８であり、ｋ＝２であるとき、サブフレームｎ（すなわち、サブフレーム８）は、サブフレームｎが配置される無線フレーム内の第９のサブフレームであり、サブフレームｎ＋ｋ（すなわち、サブフレーム０）は、次の無線フレームの第１のサブフレームである。前述のｎの値は例にすぎず、ｎは別の値であってよいことが留意されるべきである。たとえば、ｎは、１よりも大きいまたはこれに等しく、１０よりも小さいまたはこれに等しい整数であってよい。あるいは、１つの無線フレームは、Ｎ個のサブフレームを含み、ここで、１≦ｎ≦Ｎであり、または０≦ｎ≦Ｎ−１であり、Ｎの値は正の整数であってよい。

本発明の実施形態では、時間間隔（ｔｉｍｅ ｉｎｔｅｒｖａｌ、ＴＩ）は、連続した時間期間である。サブフレーム内に含まれる時間間隔は、サブフレーム内の時間間隔と呼ばれることがある。１つのサブフレームは、１つまたは複数の時間間隔を含んでよい。対応して、アップリンクサブフレーム内に含まれる時間間隔は、アップリンク時間間隔と呼ばれることがあり、ダウンリンクサブフレーム内に含まれる時間間隔は、ダウンリンク時間間隔と呼ばれることがある。

当業者に本発明の実施形態における解決策をさらに良く理解させるために、以下は、添付の図面および実装形態を参照しながら本発明の実施形態についてさらに説明する。

図１は、本発明の実施形態によるアップリンクデータ送信方法の概略フローチャートである。この方法は、以下のステップを含む。

ステップ１０１：端末デバイスが、ダウンリンク時間間隔セット内の少なくとも１つのダウンリンク時間間隔内にスケジューリングシグナリングを受信し、このスケジューリングシグナリングはアップリンクデータをスケジュールするために使用され、ダウンリンク時間間隔セット内の任意のダウンリンク時間間隔はダウンリンクサブフレームｎに属する。

ステップ１０２：端末デバイスが、少なくとも１つのダウンリンク時間間隔に対応するアップリンク時間間隔を決定し、ダウンリンク時間間隔セット内の任意のダウンリンク時間間隔は決定されたアップリンク時間間隔に対応し、決定されたアップリンク時間間隔はアップリンクサブフレームｎ＋ｋに属し、ｋは０、１、２、または３に等しい。

ステップ１０３：端末デバイスが、決定されたアップリンク時間間隔内にアップリンクデータを送信する。

本発明のこの実施形態における技術的解決策では、端末デバイスは、ダウンリンク時間間隔セット内の少なくとも１つのダウンリンク時間間隔内にスケジューリングシグナリングを受信し、少なくとも１つのダウンリンク時間間隔に対応するアップリンク時間間隔を決定して、ダウンリンク時間間隔セット内の任意のダウンリンク時間間隔は決定されたアップリンク時間間隔に対応し、端末デバイスは、決定されたアップリンク時間間隔内にアップリンクデータを送信する。本発明のこの実施形態では、ダウンリンク時間間隔セット内の任意のダウンリンク時間間隔と決定されたアップリンク時間間隔の間の時間間隔が４ミリ秒よりも短いように、新しいアップリンクスケジューリング時間シーケンスが導入される。したがって、レイテンシは、効果的に減少される。さらに、ダウンリンク時間間隔セットが複数のダウンリンク時間間隔を含むとき、ネットワークデバイスは、ダウンリンク時間間隔セット内の任意の１つまたは複数のダウンリンク時間間隔内にスケジューリングシグナリングを送信してよい。したがって、ネットワークデバイスは、スケジューリングシグナリングを送信するための、より多くの機会を有し、スケジューリング柔軟性および成功したアップリンクデータスケジューリングの確率が改善される。

任意選択の実施形態では、ダウンリンク時間間隔セットは、ダウンリンクサブフレームｎ＋１に属する時間間隔をさらに含んでよい。たとえば、次のとおりである。

ステップ１０１’：端末デバイスが、ダウンリンク時間間隔セット内の少なくとも１つのダウンリンク時間間隔内にスケジューリングシグナリングを受信し、このスケジューリングシグナリングはアップリンクデータをスケジュールするために使用され、ダウンリンク時間間隔セットは第１のサブセットと第２のサブセットとを含み、第１のサブセット内の任意のダウンリンク時間間隔はダウンリンクサブフレームｎに属し、第２のサブセット内の任意のダウンリンク時間間隔はダウンリンクサブフレームｎ＋１に属する。

ステップ１０２’：端末デバイスが、少なくとも１つのダウンリンク時間間隔に対応するアップリンク時間間隔を決定し、ダウンリンク時間間隔セット内の任意のダウンリンク時間間隔は決定されたアップリンク時間間隔に対応し、決定されたアップリンク時間間隔はアップリンクサブフレームｎ＋ｋに属し、ｋは１、２、または３に等しい。

ステップ１０３’：端末デバイスが、決定されたアップリンク時間間隔内にアップリンクデータを送信する。

さらに、本発明の実施形態は、前述の方法を実施するための端末デバイスをさらに提供する。図６は、本発明の実施形態による端末デバイスの概略構造図である。端末デバイスは前述の実施形態における方法を実行するように構成されてよいことが留意されるべきである。したがって、前述の実施形態におけるそれと同じ内容については、前述の実施形態における説明を参照されたい。

この実施形態における端末デバイスは、プロセッサ６１と、受信機６０と、送信機６２とを含んでよい。間違いなく、端末デバイスは、メモリなどをさらに含んでよい。

受信機は、ダウンリンク時間間隔セット内の少なくとも１つのダウンリンク時間間隔内にスケジューリングシグナリングを受信するように構成される。このスケジューリングシグナリングは、アップリンクデータをスケジュールするために使用され、ダウンリンク時間間隔セット内の任意のダウンリンク時間間隔は、ダウンリンクサブフレームｎに属する。

プロセッサは、少なくとも１つのダウンリンク時間間隔に対応するアップリンク時間間隔を決定するように構成される。ダウンリンク時間間隔セット内の任意のダウンリンク時間間隔は、決定されたアップリンク時間間隔に対応し、決定されたアップリンク時間間隔はアップリンクサブフレームｎ＋ｋに属し、ｋは０、１、２、または３に等しい。

送信機は、決定されたアップリンク時間間隔内にアップリンクデータを送信するように構成される。

任意選択の実施形態では、ダウンリンク時間間隔セットは、ダウンリンクサブフレームｎ＋１に属する時間間隔をさらに含んでよい。たとえば、次のとおりである。

受信機は、ダウンリンク時間間隔セット内の少なくとも１つのダウンリンク時間間隔内にスケジューリングシグナリングを受信するように構成される。このスケジューリングシグナリングは、アップリンクデータをスケジュールするために使用され、ダウンリンク時間間隔セットは、第１のサブセットと第２のサブセットとを含み、第１のサブセット内の任意のダウンリンク時間間隔はダウンリンクサブフレームｎに属し、第２のサブセット内の任意のダウンリンク時間間隔はダウンリンクサブフレームｎ＋１に属する。

プロセッサは、少なくとも１つのダウンリンク時間間隔に対応するアップリンク時間間隔を決定するように構成される。ダウンリンク時間間隔セット内の任意のダウンリンク時間間隔は、決定されたアップリンク時間間隔に対応し、決定されたアップリンク時間間隔はアップリンクサブフレームｎ＋ｋに属し、ｋは１、２、または３に等しい。

送信機は、決定されたアップリンク時間間隔内にアップリンクデータを送信するように構成される。

本発明のこの実施形態では、ダウンリンク時間間隔セット内の少なくとも１つのダウンリンク時間間隔内にスケジューリングシグナリングを受信するステップにおいて、ダウンリンク時間間隔セットは、任意の正の整数量のダウンリンク時間間隔を含んでよく、各ダウンリンク時間間隔は任意の長さであってよい。たとえば、ダウンリンク時間間隔セット内の任意のダウンリンク時間間隔の持続時間は、１つのシンボル、２つのシンボル、３つのシンボル、４つのシンボル、または０．５ミリ秒である。任意選択で、ダウンリンク時間間隔セット内のすべてのダウンリンク時間間隔は、同じ長さを有する。たとえば、ダウンリンク時間間隔セット内の任意のダウンリンク時間間隔の長さは、１つのシンボル、２つのシンボル、３つのシンボル、４つのシンボル、または０．５ミリ秒である。

任意選択で、ダウンリンク時間間隔セット内の少なくとも２つのダウンリンク時間間隔は、長さの点では等しくない。たとえば、ダウンリンク時間間隔セット内のいくつかのダウンリンク時間間隔の長さは３つのシンボルであり、他のダウンリンク時間間隔の長さは４つのシンボルである。あるいは、１つのダウンリンク時間間隔の長さは１つのシンボルであり、他のダウンリンク時間間隔の長さは２つのシンボルである。あるいは、少なくとも１つのダウンリンク時間間隔の長さは３つのシンボルであり、少なくとも１つのダウンリンク時間間隔の長さは４つのシンボルである。

任意選択で、ダウンリンク時間間隔セット内の任意の２つのダウンリンク時間間隔は重複しない。言い換えれば、任意の２つのダウンリンク時間間隔は、ダウンリンクサブフレームｎ内の２つの重複しない時間期間の範囲に入る。たとえば、ダウンリンク時間間隔セットは、２つのダウンリンク時間間隔を含み、ダウンリンク時間間隔０は、ダウンリンクサブフレームｎのシンボル＃０と＃１と＃２とを含み、ダウンリンク時間間隔１は、ダウンリンクサブフレームｎのシンボル＃３と＃４と＃５と＃６とを含む。この場合、ダウンリンク時間間隔０とダウンリンク時間間隔１は重複しない。

本発明のこの実施形態では、時間間隔がサブフレームのシンボルを含むことは、サブフレームのシンボルが時間間隔を構成することを示すことが留意されるべきである。たとえば、ダウンリンク時間間隔０がダウンリンクサブフレームｎのシンボル＃０と＃１と＃２とを含むことは、ダウンリンクサブフレームｎのシンボル＃０、＃１、および＃２がダウンリンク時間間隔０を構成することを示す。決定されたアップリンク時間間隔がアップリンクサブフレームｎ＋ｋのシンボル＃７と＃８と＃９と＃１０と＃１１と＃１２と＃１３とを含むことは、アップリンクサブフレームｎ＋ｋのシンボル＃７、＃８、＃９、＃１０、＃１１、＃１２、および＃１３が、決定されたアップリンク時間間隔を構成することを示す。本明細書における内容と同じである、以降の内容については、本明細書における説明を参照されたい。

本発明のこの実施形態では、少なくとも１つのダウンリンク時間間隔に対応するアップリンク時間間隔を決定するステップにおいて、決定されたアップリンク時間間隔がアップリンクサブフレームｎ＋ｋに属し、ここで、ｋは０、１、２、または３に等しいことを条件として、決定されたアップリンク時間間隔は任意の長さであってもよい。たとえば、決定されたアップリンク時間間隔の長さは、１つのシンボル、２つのシンボル、３つのシンボル、４つのシンボル、０．５ミリ秒、および１つのサブフレームのうちのいずれか１つであってよい。

任意選択で、決定されたアップリンク時間間隔の長さは、ダウンリンク時間間隔セット内の任意のダウンリンク時間間隔の長さよりも長い。たとえば、ダウンリンク時間間隔セット内の任意のダウンリンク時間間隔の長さは２つのシンボルであり、決定されたアップリンク時間間隔の長さは３つまたは４つのシンボルである。たとえば、ダウンリンク時間間隔セット内の任意のダウンリンク時間間隔の長さは２つのシンボルであり、決定されたアップリンク時間間隔の長さは０．５ミリ秒または１ミリ秒である。たとえば、ダウンリンク時間間隔セット内の任意のダウンリンク時間間隔の長さは３つまたは４つのシンボルであり、決定されたアップリンク時間間隔の長さは０．５ミリ秒または１ミリ秒である。たとえば、ダウンリンク時間間隔セット内のいくつかのダウンリンク時間間隔の長さは３つのシンボルであり、他のダウンリンク時間間隔の長さは４つのシンボルであり、決定されたアップリンク時間間隔の長さは０．５ミリ秒または１ミリ秒である。たとえば、ダウンリンク時間間隔セット内の任意のダウンリンク時間間隔の長さは１つのシンボルであり、決定されたアップリンク時間間隔の長さは、２つのシンボル、３つのシンボル、４つのシンボル、０．５ミリ秒、または１ミリ秒である。たとえば、ダウンリンク時間間隔セット内の任意のダウンリンク時間間隔の長さは０．５ミリ秒であり、決定されたアップリンク時間間隔の長さは１ミリ秒である。

たとえば、ノーマルＣＰの場合、図２に示されるように、ダウンリンク時間間隔セットは２つのダウンリンク時間間隔を含み、ダウンリンク時間間隔０はダウンリンクサブフレームｎのシンボル＃０と＃１とを含み、ダウンリンク時間間隔１はダウンリンクサブフレームｎのシンボル＃２と＃３とを含み、決定されたアップリンク時間間隔はアップリンクサブフレームｎ＋１のシンボル＃０と＃１と＃２と＃３とを含む。この場合、ダウンリンク時間間隔セット内のダウンリンク時間間隔０とダウンリンク時間間隔１は両方とも、決定されたアップリンク時間間隔に対応し、端末デバイスは、ダウンリンク時間間隔０およびダウンリンク時間間隔１のうちの少なくとも１つにおいてスケジューリングシグナリングを受信して、決定されたアップリンク時間間隔内にアップリンクデータを送信する。

本発明のこの実施形態では、任意選択で、端末デバイスは、指定された記憶場所からダウンリンク時間間隔セットを取得してもよいし、ネットワークデバイスによって送信されたシグナリングからダウンリンク時間間隔セットを取得してもよい。任意選択で、ダウンリンク時間間隔セットを取得した後、端末デバイスは、ダウンリンク時間間隔セット内の各ダウンリンク時間間隔内で探索空間を決定し、次いで、各決定された探索空間内でスケジューリングシグナリングを検出してよい。あるいは、端末デバイスは、ダウンリンク時間間隔セット内の１つのダウンリンク時間間隔内で探索空間を順に決定し、次いで、決定された探索空間内でスケジューリングシグナリングを検出してよく、スケジューリングシグナリングが発見された後、端末デバイスは、ダウンリンク時間間隔セット内の他のダウンリンク時間間隔をもはや処理しなくなる、または、端末デバイスがスケジューリングシグナリングを発見しなかった場合、端末デバイスは、ダウンリンク時間間隔セット内の次のダウンリンク時間間隔内で探索空間を順に決定し、スケジューリングシグナリングを検出する。たとえば、シーケンスは、ダウンリンク時間間隔セット内の時間間隔の数のシーケンスであってもよいし、ランダムシーケンスであってもよい。これは、本発明のこの実施形態では限定されない。

本発明のこの実施形態では、任意選択で、端末デバイスは、指定された記憶場所から少なくとも１つのダウンリンク時間間隔を取得してもよいし、ネットワークデバイスによって送信されたシグナリングから少なくとも１つのダウンリンク時間間隔を取得してもよい。この場合、ダウンリンク時間間隔セットの概念は端末デバイスに透過的であり、端末デバイスは、取得された少なくとも１つのダウンリンク時間間隔のみにおいてスケジューリングシグナリングを受信することを必要とする。任意選択で、少なくとも１つのダウンリンク時間間隔を取得した後、端末デバイスは、少なくとも１つのダウンリンク時間間隔内の各々において探索空間を決定し、次いで、各決定された探索空間内でスケジューリングシグナリングを検出してよい。あるいは、端末デバイスは、少なくとも１つのダウンリンク時間間隔のうちの１つにおいて探索空間を順に決定し、次いで、決定された探索空間内でスケジューリングシグナリングを検出してよく、スケジューリングシグナリングが発見された後、端末デバイスは、少なくとも１つのダウンリンク時間間隔において他のダウンリンク時間間隔をもはや処理しなくなる、または、端末デバイスがスケジューリングシグナリングを発見しなかった場合、端末デバイスは、少なくとも１つのダウンリンク時間間隔内の次のダウンリンク時間間隔内で探索空間を順に決定し、スケジューリングシグナリングを検出する。たとえば、シーケンスは、少なくとも１つのダウンリンク時間間隔内の時間間隔の数のシーケンスであってもよいし、ランダムシーケンスであってもよい。これは、本発明のこの実施形態では限定されない。

本発明のこの実施形態では、任意選択で、ダウンリンクサブフレームｎはｉ個のダウンリンク時間間隔を含み、ここで、ｉは正の整数である。対応して、ダウンリンクサブフレームｎ内に含まれるｉ個のダウンリンク時間間隔はそれぞれ、前後順（front-to-back sequence）にダウンリンク時間間隔０、…、ダウンリンク時間間隔ｉ−１と番号付けされてよい。

本発明のこの実施形態では、任意選択で、アップリンクサブフレームｎ＋ｋはｊ個のアップリンク時間間隔を含み、ここで、ｊは正の整数である。対応して、アップリンクサブフレームｎ＋ｋ内に含まれるｊ個のアップリンク時間間隔はそれぞれ、前後順にアップリンク時間間隔０、…、アップリンク時間間隔ｊ−１と番号付けされてよい。

任意選択で、ｉはｊとは異なる。

任意選択で、ダウンリンク時間間隔セットは、ｉ個のダウンリンク時間間隔のサブセットである。たとえば、ダウンリンク時間間隔セットは、ｉ個のダウンリンク時間間隔のうちの少なくとも１つを含む。

任意選択で、決定されたアップリンク時間間隔は、ｊ個のアップリンク時間間隔のうちの１つである。

任意選択で、ダウンリンク時間間隔セットが、ダウンリンクサブフレームｎ＋１に属する時間間隔をさらに含む実施形態では、ダウンリンクサブフレームｎ＋１はｍ個のダウンリンク時間間隔を含んでよく、ここで、ｍは正の整数であり、ｉは、ｍと同じである、またはこれとは異なる。ステップ１０１’では、ダウンリンク時間間隔セットは第１のサブセットと第２のサブセットとを含み、第１のサブセットは、ダウンリンクサブフレームｎ内に含まれるｉ個のダウンリンク時間間隔のサブセットであり、第２のサブセットは、ダウンリンクサブフレームｎ＋１内に含まれるｍ個のダウンリンク時間間隔のサブセットである。

任意選択で、ダウンリンクサブフレームｎの任意の２つのダウンリンク時間間隔は重複しない。したがって、ダウンリンク時間間隔セット内の任意の２つのダウンリンク時間間隔も重複しない。任意選択で、一例として、ノーマルＣＰが使用される。１つのサブフレームは２つのスロットを含み、各スロットは０．５ミリ秒であり、各スロットは７つのシンボルを含み、サブフレームの１４個のシンボルはそれぞれ、＃０、＃１、＃２、＃３、＃４、＃５、＃６、＃７、＃８、＃９、＃１０、＃１１、＃１２、および＃１３とマークされる。

たとえば、ｉまたはｊは１４に等しくてよい、すなわち、ダウンリンクサブフレームｎまたはアップリンクサブフレームｎ＋ｋは、１４個の時間間隔を含んでよい。時間間隔０はシンボル＃０を含み、時間間隔１はシンボル＃１を含み、時間間隔２はシンボル＃２を含み、時間間隔３はシンボル＃３を含み、時間間隔４はシンボル＃４を含み、時間間隔５はシンボル＃５を含み、時間間隔６はシンボル＃６を含み、時間間隔７はシンボル＃７を含み、時間間隔８はシンボル＃８を含み、時間間隔９はシンボル＃９を含み、時間間隔１０はシンボル＃１０を含み、時間間隔１１はシンボル＃１１を含み、時間間隔１２はシンボル＃１２を含み、時間間隔１３はシンボル＃１３を含む。

たとえば、ｉまたはｊは７に等しくてよい、すなわち、ダウンリンクサブフレームｎまたはアップリンクサブフレームｎ＋ｋは、７つの時間間隔を含んでよい。時間間隔０はシンボル｛＃０、＃１｝を含み、時間間隔１はシンボル｛＃２、＃３｝を含み、時間間隔２はシンボル｛＃４、＃５｝を含み、時間間隔３はシンボル｛＃６、＃７｝を含み、時間間隔４はシンボル｛＃８、＃９｝を含み、時間間隔５はシンボル｛＃１０、＃１１｝を含み、時間間隔６はシンボル｛＃１２、＃１３｝を含む。

たとえば、ｉまたはｊは５に等しくてよい、すなわち、ダウンリンクサブフレームｎまたはアップリンクサブフレームｎ＋ｋは、５つの時間間隔を含んでよい。時間間隔０はシンボル｛＃０、＃１｝を含み、時間間隔１はシンボル｛＃２、＃３、＃４｝を含み、時間間隔２はシンボル｛＃５、＃６、＃７｝を含み、時間間隔３はシンボル｛＃８、＃９、＃１０｝を含み、時間間隔４はシンボル｛＃１１、＃１２、＃１３｝を含む。

たとえば、ｉまたはｊは４に等しくてよい、すなわち、ダウンリンクサブフレームｎまたはアップリンクサブフレームｎ＋ｋは、４つの時間間隔を含んでよい。時間間隔０はシンボル｛＃０、＃１、＃２｝を含み、時間間隔１はシンボル｛＃３、＃４、＃５、＃６｝を含み、時間間隔２はシンボル｛＃７、＃８、＃９｝を含み、時間間隔３はシンボル｛＃１０、＃１１、＃１２、＃１３｝を含む、または
時間間隔０はシンボル｛＃０、＃１、＃２、＃３｝を含み、時間間隔１はシンボル｛＃４、＃５、＃６｝を含み、時間間隔２はシンボル｛＃７、＃８、＃９、＃１０｝を含み、時間間隔３はシンボル｛＃１１、＃１２、＃１３｝を含む、または
時間間隔０はシンボル｛＃０、＃１｝を含み、時間間隔１はシンボル｛＃２、＃３、＃４、＃５｝を含み、時間間隔２はシンボル｛＃６、＃７、＃８、＃９｝を含み、時間間隔３はシンボル｛＃１０、＃１１、＃１２、＃１３｝を含む、または
時間間隔０はシンボル｛＃２、＃３、＃４｝を含み、時間間隔１はシンボル｛＃５、＃６、＃７｝を含み、時間間隔２はシンボル｛＃８、＃９、＃１０｝を含み、時間間隔３はシンボル｛＃１１、＃１２、＃１３｝を含む。たとえば、ｉまたはｊは２に等しくてよい、すなわち、ダウンリンクサブフレームｎまたはアップリンクサブフレームｎ＋ｋは、２つの時間間隔を含んでよい。時間間隔０は第１のスロットを含み、時間間隔１は第２のスロットを含む。第１のスロットはシンボル｛＃０、＃１、＃２、＃３、＃４、＃５、＃６｝を含み、第２のスロットはシンボル｛＃７、＃８、＃９、＃１０、＃１１、＃１２、＃１３｝を含む。

たとえば、ｉまたはｊは６に等しくてよい、すなわち、ダウンリンクサブフレームｎまたはアップリンクサブフレームｎ＋ｋは、６つの時間間隔を含んでよい。時間間隔０はシンボル｛＃０、＃１｝を含み、時間間隔１はシンボル｛＃２、＃３｝を含み、時間間隔２はシンボル｛＃４、＃５、＃６｝を含み、時間間隔３はシンボル｛＃７、＃８｝を含み、時間間隔４はシンボル｛＃９、＃１０｝を含み、時間間隔５はシンボル｛＃１１、＃１２、＃１３｝を含む、または
時間間隔０はシンボル｛＃０、＃１｝を含み、時間間隔１はシンボル｛＃２、＃３、＃４｝を含み、時間間隔２はシンボル｛＃５、＃６｝を含み、時間間隔３はシンボル｛＃７、＃８｝を含み、時間間隔４はシンボル｛＃９、＃１０、＃１１｝を含み、時間間隔５はシンボル｛＃１２、＃１３｝を含む、または
時間間隔０はシンボル｛＃０、＃１、＃２｝を含み、時間間隔１はシンボル｛＃３、＃４｝を含み、時間間隔２はシンボル｛＃５、＃６｝を含み、時間間隔３はシンボル｛＃７、＃８、＃９｝を含み、時間間隔４はシンボル｛＃１０、＃１１｝を含み、時間間隔５はシンボル｛＃１２、＃１３｝を含む、または
時間間隔０はシンボル｛＃２、＃３｝を含み、時間間隔１はシンボル｛＃４、＃５｝を含み、時間間隔２はシンボル｛＃６、＃７｝を含み、時間間隔３はシンボル｛＃８、＃９｝を含み、時間間隔４はシンボル｛＃１０、＃１１｝を含み、時間間隔５はシンボル｛＃１２、＃１３｝を含む。

任意選択で、拡張ＣＰが、一例として使用される。１つのサブフレームは２つのスロットを含み、各スロットは０．５ミリ秒であり、各スロットは６つのシンボルを含み、サブフレームの１２個のシンボルはそれぞれ、＃０、＃１、＃２、＃３、＃４、＃５、＃６、＃７、＃８、＃９、＃１０、および＃１１とマークされる。

たとえば、ｉまたはｊは１２に等しくてよい、すなわち、ダウンリンクサブフレームｎまたはアップリンクサブフレームｎ＋ｋは、１２個の時間間隔を含んでよい。時間間隔０はシンボル＃０を含み、時間間隔１はシンボル＃１を含み、時間間隔２はシンボル＃２を含み、時間間隔３はシンボル＃３を含み、時間間隔４はシンボル＃４を含み、時間間隔５はシンボル＃５を含み、時間間隔６はシンボル＃６を含み、時間間隔７はシンボル＃７を含み、時間間隔８はシンボル＃８を含み、時間間隔９はシンボル＃９を含み、時間間隔１０はシンボル＃１０を含み、時間間隔１１はシンボル＃１１を含む。

たとえば、ｉまたはｊは６に等しくてよい、すなわち、ダウンリンクサブフレームｎまたはアップリンクサブフレームｎ＋ｋは、６つの時間間隔を含んでよい。時間間隔０はシンボル｛＃０、＃１｝を含み、時間間隔１はシンボル｛＃２、＃３｝を含み、時間間隔２はシンボル｛＃４、＃５｝を含み、時間間隔３はシンボル｛＃６、＃７｝を含み、時間間隔４はシンボル｛＃８、＃９｝を含み、時間間隔５はシンボル｛＃１０、＃１１｝を含む。

たとえば、ｉまたはｊは４に等しくてよい、すなわち、ダウンリンクサブフレームｎまたはアップリンクサブフレームｎ＋ｋは、４つの時間間隔を含んでよい。時間間隔０はシンボル｛＃０、＃１、＃２｝を含み、時間間隔１はシンボル｛＃３、＃４、＃５｝を含み、時間間隔２はシンボル｛＃６、＃７、＃８｝を含み、時間間隔３はシンボル｛＃９、＃１０、＃１１｝を含む、または
時間間隔０はシンボル｛＃０、＃１｝を含み、時間間隔１はシンボル｛＃２、＃３、＃４、＃５｝を含み、時間間隔２はシンボル｛＃６、＃７｝を含み、時間間隔３はシンボル｛＃８、＃９、＃１０、＃１１｝を含む、または
時間間隔０はシンボル｛＃０、＃１、＃２、＃３｝を含み、時間間隔１はシンボル｛＃４、＃５｝を含み、時間間隔２はシンボル｛＃６、＃７、＃８、＃９｝を含み、時間間隔３はシンボル｛＃１０、＃１１｝を含む。

たとえば、ｉまたはｊは２に等しくてよい、すなわち、ダウンリンクサブフレームｎまたはアップリンクサブフレームｎ＋ｋは、２つの時間間隔を含んでよい。時間間隔０は第１のスロットを含み、時間間隔１は第２のスロットを含む。第１のスロットはシンボル｛＃０、＃１、＃２、＃３、＃４、＃５｝を含み、第２のスロットはシンボル｛＃６、＃７、＃８、＃９、＃１０、＃１１｝を含む。

任意選択で、アップリンクサブフレームｎ＋ｋ内に含まれるアップリンク時間間隔は、部分的に重複する。

たとえば、ノーマルＣＰの場合、ｊは４に等しくてよい、すなわち、アップリンクサブフレームｎ＋ｋは、４つのアップリンク時間間隔を含んでよい。アップリンク時間間隔０はシンボル｛＃０、＃１、＃２、＃３｝を含み、アップリンク時間間隔１はシンボル｛＃３、＃４、＃５、＃６｝を含み、アップリンク時間間隔２はシンボル｛＃７、＃８、＃９、＃１０｝を含み、アップリンク時間間隔３はシンボル｛＃１０、＃１１、＃１２、＃１３｝を含む。この場合、アップリンク時間間隔０とアップリンク時間間隔１は、重複するシンボル＃３を有し、アップリンク時間間隔２とアップリンク時間間隔３は、重複するシンボル＃１０を有する。たとえば、拡張ＣＰの場合、ｊは４に等しくてよい、すなわち、アップリンクサブフレームｎ＋ｋは、４つのアップリンク時間間隔を含んでよい。アップリンク時間間隔０はシンボル｛＃０、＃１、＃２｝を含み、アップリンク時間間隔１はシンボル｛＃２、＃３、＃４、＃５｝を含み、アップリンク時間間隔２はシンボル｛＃６、＃７、＃８｝を含み、アップリンク時間間隔３はシンボル｛＃８、＃９、＃１０、＃１１｝を含む。この場合、アップリンク時間間隔０とアップリンク時間間隔１は、重複するシンボル＃２を有し、アップリンク時間間隔２とアップリンク時間間隔３は、重複するシンボル＃８を有する。

サブフレーム内に含まれる時間間隔の量および長さは例にすぎないことが留意されるべきである。これは、本発明のこの実施形態では限定されない。

任意選択の実施形態では、ｉ＝７である、すなわち、ダウンリンクサブフレームｎは７つのダウンリンク時間間隔を含む、かつ、ｊ＝２である、すなわち、アップリンクサブフレームｎ＋ｋは２つのアップリンク時間間隔を含む。この場合、ダウンリンク時間間隔セットと決定されたアップリンク時間間隔の間の対応は、以下の対応のいずれか１つを含んでよい。

ダウンリンク時間間隔セットは、ダウンリンクサブフレームｎのダウンリンク時間間隔０、ダウンリンク時間間隔１、ダウンリンク時間間隔２、およびダウンリンク時間間隔３のうちの少なくとも２つを含み、決定されたアップリンク時間間隔はアップリンクサブフレームｎ＋ｋのアップリンク時間間隔０である、またはダウンリンク時間間隔セットは、ダウンリンクサブフレームｎのダウンリンク時間間隔３、ダウンリンク時間間隔４、ダウンリンク時間間隔５、およびダウンリンク時間間隔６のうちの少なくとも２つを含み、決定されたアップリンク時間間隔はアップリンクサブフレームｎ＋ｋのアップリンク時間間隔１である。さらに、ダウンリンクサブフレームｎのダウンリンク時間間隔０、ダウンリンク時間間隔１、ダウンリンク時間間隔２、およびダウンリンク時間間隔３のうちの少なくとも２つを含むダウンリンク時間間隔セットとダウンリンクサブフレームｎのダウンリンク時間間隔３、ダウンリンク時間間隔４、ダウンリンク時間間隔５、およびダウンリンク時間間隔６のうちの少なくとも２つを含むダウンリンク時間間隔セットが同時に存在することがあり、それは、２つのアップリンクデータがそれぞれ、２つのダウンリンク時間間隔セット内に含まれる時間間隔内にスケジュールされ、各ダウンリンク時間間隔セットは、１つのアップリンクデータをスケジュールするために使用されることを示す。本明細書における内容と同じである、以降の内容については、本明細書における説明を参照されたい。任意選択で、２つのダウンリンク時間間隔セットが同時に存在する場合、２つのダウンリンク時間間隔セットは交差しない、すなわち、２つのダウンリンク時間間隔セットは、同じダウンリンク時間間隔を含まない。

本発明のこの実施形態では、複数のダウンリンク時間間隔セットが同時に存在してよい。この場合、同時に存在する複数のダウンリンク時間間隔セットは、複数のアップリンクデータをそれぞれスケジュールするために使用される。任意選択で、複数のダウンリンク時間間隔セットは交差しない、すなわち、複数のダウンリンク時間間隔セットのいずれか２つは、同じダウンリンク時間間隔を含まない。

本発明のこの実施形態では、異なるダウンリンク時間間隔セットが、重複するダウンリンク時間間隔を含まないとき、最大１つのスケジューリングシグナリングが、ダウンリンク時間間隔セット内の任意のダウンリンク時間間隔内に送信されることが留意されるべきである。ダウンリンク時間間隔セット内のすべてのダウンリンク時間間隔内に送信されるスケジューリングシグナリングは、同じアップリンクデータをスケジュールするために使用される。たとえば、ダウンリンク時間間隔セットはＭ個のダウンリンク時間間隔を含み、端末デバイスは、ダウンリンク時間間隔セット内のＭ個のダウンリンク時間間隔内のＮ個のダウンリンク時間間隔内にＮ個のスケジューリングシグナリングを別個に受信し、ここで、ＭおよびＮは正の整数であり、Ｎ≦Ｍである。アップリンクデータをスケジュールするために使用される１つのスケジューリングシグナリングのみが、Ｎ個のダウンリンク時間間隔の各々において送信される。

しかしながら、本発明のこの実施形態では、異なるダウンリンク時間間隔セットが、重複するダウンリンク時間間隔を含むとき、複数のスケジューリングシグナリングが、重複するダウンリンク時間間隔内に送信されることがある。複数のスケジューリングシグナリングは、複数の異なるアップリンクデータをそれぞれスケジュールするために使用される。複数のスケジューリングシグナリングの量は、異なるダウンリンク時間間隔セットの量と同じであってよい。

「ダウンリンク時間間隔セットがダウンリンク時間間隔０、ダウンリンク時間間隔１、ダウンリンク時間間隔２、およびダウンリンク時間間隔３のうちの少なくとも２つを含む」ことは、ダウンリンク時間間隔セットが、ダウンリンク時間間隔０とダウンリンク時間間隔１、またはダウンリンク時間間隔０とダウンリンク時間間隔２、またはダウンリンク時間間隔０とダウンリンク時間間隔３、またはダウンリンク時間間隔１とダウンリンク時間間隔２、またはダウンリンク時間間隔１とダウンリンク時間間隔３、またはダウンリンク時間間隔２とダウンリンク時間間隔３、またはダウンリンク時間間隔０とダウンリンク時間間隔１とダウンリンク時間間隔２、またはダウンリンク時間間隔０とダウンリンク時間間隔１とダウンリンク時間間隔３、またはダウンリンク時間間隔０とダウンリンク時間間隔２とダウンリンク時間間隔３、またはダウンリンク時間間隔１とダウンリンク時間間隔２とダウンリンク時間間隔３、またはダウンリンク時間間隔０とダウンリンク時間間隔１とダウンリンク時間間隔２とダウンリンク時間間隔３とを含むことであり得る。

「ダウンリンク時間間隔セットがダウンリンク時間間隔３、ダウンリンク時間間隔４、ダウンリンク時間間隔５、およびダウンリンク時間間隔６のうちの少なくとも２つを含む」ことは、ダウンリンク時間間隔セットが、ダウンリンク時間間隔３とダウンリンク時間間隔４、またはダウンリンク時間間隔３とダウンリンク時間間隔５、またはダウンリンク時間間隔３とダウンリンク時間間隔６、またはダウンリンク時間間隔４とダウンリンク時間間隔５、またはダウンリンク時間間隔４とダウンリンク時間間隔６、またはダウンリンク時間間隔５とダウンリンク時間間隔６、またはダウンリンク時間間隔３とダウンリンク時間間隔４とダウンリンク時間間隔５、またはダウンリンク時間間隔３とダウンリンク時間間隔４とダウンリンク時間間隔６、またはダウンリンク時間間隔３とダウンリンク時間間隔５とダウンリンク時間間隔６、またはダウンリンク時間間隔４とダウンリンク時間間隔５とダウンリンク時間間隔６、またはダウンリンク時間間隔３とダウンリンク時間間隔４とダウンリンク時間間隔５とダウンリンク時間間隔６とを含むことであり得る。

たとえば、ダウンリンク時間間隔セットは、ダウンリンクサブフレームｎのダウンリンク時間間隔０と、ダウンリンク時間間隔１と、ダウンリンク時間間隔２とを含み、決定されたアップリンク時間間隔はアップリンクサブフレームｎ＋ｋのアップリンク時間間隔０である。たとえば、ダウンリンク時間間隔セットは、ダウンリンクサブフレームｎのダウンリンク時間間隔３と、ダウンリンク時間間隔４と、ダウンリンク時間間隔５と、ダウンリンク時間間隔６とを含み、決定されたアップリンク時間間隔はアップリンクサブフレームｎ＋ｋのアップリンク時間間隔１である。

たとえば、ダウンリンク時間間隔セットは、ダウンリンクサブフレームｎのダウンリンク時間間隔０と、ダウンリンク時間間隔１と、ダウンリンク時間間隔２と、ダウンリンク時間間隔３とを含み、決定されたアップリンク時間間隔はアップリンクサブフレームｎ＋ｋのアップリンク時間間隔０である。たとえば、ダウンリンク時間間隔セットは、ダウンリンクサブフレームｎのダウンリンク時間間隔４と、ダウンリンク時間間隔５と、ダウンリンク時間間隔６とを含み、決定されたアップリンク時間間隔はアップリンクサブフレームｎ＋ｋのアップリンク時間間隔１である。

任意選択で、ダウンリンク時間間隔セットは、ダウンリンクサブフレームｎのダウンリンク時間間隔０またはダウンリンク時間間隔１を含み、決定されたアップリンク時間間隔はアップリンクサブフレームｎ＋ｋのアップリンク時間間隔０である。あるいは、ダウンリンク時間間隔セットは、ダウンリンクサブフレームｎのダウンリンク時間間隔１またはダウンリンク時間間隔２を含み、決定されたアップリンク時間間隔はアップリンクサブフレームｎ＋ｋのアップリンク時間間隔１である。たとえば、図３に示されるように、ノーマルＣＰの場合、ｉ＝７であり、ダウンリンクサブフレームｎは７つのダウンリンク時間間隔を含む、かつ、ｊ＝２であり、アップリンクサブフレームｎ＋１は２つのアップリンク時間間隔を含む。この場合、ダウンリンク時間間隔セットは、ダウンリンク時間間隔０と、ダウンリンク時間間隔２と、ダウンリンク時間間隔３とを含んでよく、決定されたアップリンク時間間隔はアップリンクサブフレームｎ＋１のアップリンク時間間隔１である。端末デバイスは、ダウンリンク時間間隔セット内の少なくとも１つのダウンリンク時間間隔内にスケジューリングシグナリングを受信して、決定されたアップリンク時間間隔内にアップリンクデータを送信する。

別の任意選択の実施形態では、たとえば、ｉ＝７である、すなわち、ダウンリンクサブフレームｎは７つのダウンリンク時間間隔を含む、かつ、ｊ＝４である、すなわち、アップリンクサブフレームｎ＋ｋは４つのアップリンク時間間隔を含む。この場合、ダウンリンク時間間隔セットと決定されたアップリンク時間間隔の間の対応は、以下の対応のうちの少なくとも１つを含む。
ダウンリンク時間間隔セットは、ダウンリンクサブフレームｎのダウンリンク時間間隔０および／もしくはダウンリンク時間間隔１を含み、決定されたアップリンク時間間隔はアップリンクサブフレームｎ＋ｋのアップリンク時間間隔０である、または
ダウンリンク時間間隔セットは、ダウンリンクサブフレームｎのダウンリンク時間間隔１および／もしくはダウンリンク時間間隔２を含み、決定されたアップリンク時間間隔はアップリンクサブフレームｎ＋ｋのアップリンク時間間隔１である、または
ダウンリンク時間間隔セットは、ダウンリンクサブフレームｎのダウンリンク時間間隔２および／もしくはダウンリンク時間間隔３を含み、決定されたアップリンク時間間隔はアップリンクサブフレームｎ＋ｋのアップリンク時間間隔１である、または
ダウンリンク時間間隔セットは、ダウンリンクサブフレームｎのダウンリンク時間間隔３および／もしくはダウンリンク時間間隔４を含み、決定されたアップリンク時間間隔はアップリンクサブフレームｎ＋ｋのアップリンク時間間隔２である、または
ダウンリンク時間間隔セットは、ダウンリンクサブフレームｎのダウンリンク時間間隔４および／もしくはダウンリンク時間間隔５を含み、決定されたアップリンク時間間隔はアップリンクサブフレームｎ＋ｋのアップリンク時間間隔２である、または
ダウンリンク時間間隔セットは、ダウンリンクサブフレームｎのダウンリンク時間間隔５および／もしくはダウンリンク時間間隔６を含み、決定されたアップリンク時間間隔はアップリンクサブフレームｎ＋ｋのアップリンク時間間隔３である。

たとえば、本発明のこの実施形態では、複数のアップリンクデータは、ダウンリンクサブフレームｎ内にスケジュールされてよい。図４に示されるように、ｉ＝７である、すなわち、ダウンリンクサブフレームｎは７つのダウンリンク時間間隔を含む、かつ、ｊ＝４である、すなわち、アップリンクサブフレームｎ＋ｋは４つのアップリンク時間間隔を含む。第１のダウンリンク時間間隔セットは、ダウンリンクサブフレームｎのダウンリンク時間間隔０を含み、決定された第１のアップリンク時間間隔は、アップリンクサブフレームｎ＋ｋのアップリンク時間間隔０である。この場合、端末デバイスは、ダウンリンク時間間隔０において、第１のアップリンクデータをスケジュールするために使用されるスケジューリングシグナリングを受信し、決定されたアップリンク時間間隔０において、第１のアップリンクデータを送信する。第２のダウンリンク時間間隔セットは、ダウンリンクサブフレームｎのダウンリンク時間間隔１とダウンリンク時間間隔２とを含み、決定された第２のアップリンク時間間隔は、アップリンクサブフレームｎ＋ｋのアップリンク時間間隔１である。この場合、端末デバイスは、ダウンリンク時間間隔１およびダウンリンク時間間隔２のうちの少なくとも１つにおいて、第２のアップリンクデータをスケジュールするために使用されるスケジューリングシグナリングを受信し、決定されたアップリンク時間間隔１において、第２のアップリンクデータを送信する。第３のダウンリンク時間間隔セットは、ダウンリンクサブフレームｎのダウンリンク時間間隔３とダウンリンク時間間隔４とを含み、決定された第３のアップリンク時間間隔は、アップリンクサブフレームｎ＋ｋのアップリンク時間間隔２である。この場合、端末デバイスは、ダウンリンク時間間隔３およびダウンリンク時間間隔４のうちの少なくとも１つにおいて、第３のアップリンクデータをスケジュールするために使用されるスケジューリングシグナリングを受信し、決定されたアップリンク時間間隔２において、第３のアップリンクデータを送信する。第４のダウンリンク時間間隔セットは、ダウンリンクサブフレームｎのダウンリンク時間間隔５とダウンリンク時間間隔６とを含み、決定された第４のアップリンク時間間隔は、アップリンクサブフレームｎ＋ｋのアップリンク時間間隔３である。この場合、端末デバイスは、ダウンリンク時間間隔５およびダウンリンク時間間隔６のうちの少なくとも１つにおいて、第４のアップリンクデータをスケジュールするために使用されるスケジューリングシグナリングを受信し、決定されたアップリンク時間間隔３において、第４のアップリンクデータを送信する。

たとえば、ｉ＝７である、すなわち、ダウンリンクサブフレームｎは７つのダウンリンク時間間隔を含む、かつ、ｊ＝４である、すなわち、アップリンクサブフレームｎ＋ｋは４つのアップリンク時間間隔を含む。ダウンリンク時間間隔セットは、ダウンリンクサブフレームｎのダウンリンク時間間隔０とダウンリンク時間間隔１とを含み、決定されたアップリンク時間間隔はアップリンクサブフレームｎ＋ｋのアップリンク時間間隔０である、および／または、ダウンリンク時間間隔セットは、ダウンリンクサブフレームｎのダウンリンク時間間隔２とダウンリンク時間間隔３とを含み、決定されたアップリンク時間間隔はアップリンクサブフレームｎ＋ｋのアップリンク時間間隔１である、および／または、ダウンリンク時間間隔セットは、ダウンリンクサブフレームｎのダウンリンク時間間隔４とダウンリンク時間間隔５とを含み、決定されたアップリンク時間間隔はアップリンクサブフレームｎ＋ｋのアップリンク時間間隔２である、および／または、ダウンリンク時間間隔セットは、ダウンリンクサブフレームｎのダウンリンク時間間隔６を含み、決定されたアップリンク時間間隔はアップリンクサブフレームｎ＋ｋのアップリンク時間間隔３である。

たとえば、ｉ＝７である、すなわち、ダウンリンクサブフレームｎは７つのダウンリンク時間間隔を含む、かつ、ｊ＝４である、すなわち、アップリンクサブフレームｎ＋ｋは４つのアップリンク時間間隔を含む。ダウンリンク時間間隔セットはダウンリンクサブフレームｎのダウンリンク時間間隔０を含み、決定されたアップリンク時間間隔はアップリンクサブフレームｎ＋ｋのアップリンク時間間隔０である、および／または、ダウンリンク時間間隔セットはダウンリンクサブフレームｎのダウンリンク時間間隔１を含み、決定されたアップリンク時間間隔はアップリンクサブフレームｎ＋ｋのアップリンク時間間隔１である、および／または、ダウンリンク時間間隔セットはダウンリンクサブフレームｎのダウンリンク時間間隔２を含み、決定されたアップリンク時間間隔はアップリンクサブフレームｎ＋ｋのアップリンク時間間隔２である、および／または、ダウンリンク時間間隔セットはダウンリンクサブフレームｎのダウンリンク時間間隔３を含み、決定されたアップリンク時間間隔はアップリンクサブフレームｎ＋ｋのアップリンク時間間隔３である。

さらに別の任意選択の実施形態では、たとえば、ｉ＝４である、すなわち、ダウンリンクサブフレームｎは４つのダウンリンク時間間隔を含む、かつ、ｊ＝２である、すなわち、アップリンクサブフレームｎ＋ｋは２つのアップリンク時間間隔を含む。この場合、ダウンリンク時間間隔セットと決定されたアップリンク時間間隔の間の対応は、以下を含む。ダウンリンク時間間隔セットは、ダウンリンクサブフレームｎのダウンリンク時間間隔０とダウンリンク時間間隔１とを含み、決定されたアップリンク時間間隔はアップリンクサブフレームｎ＋ｋのアップリンク時間間隔０である、および／または、ダウンリンク時間間隔セットは、ダウンリンクサブフレームｎのダウンリンク時間間隔２とダウンリンク時間間隔３とを含み、決定されたアップリンク時間間隔はアップリンクサブフレームｎ＋ｋのアップリンク時間間隔１である。

さらに別の任意選択の実施形態では、たとえば、ｉ＝５である、すなわち、ダウンリンクサブフレームｎは５つのダウンリンク時間間隔を含む、かつ、ｊ＝４である、すなわち、アップリンクサブフレームｎ＋ｋは４つのアップリンク時間間隔を含む。この場合、ダウンリンク時間間隔セットと決定されたアップリンク時間間隔の間の対応は、以下の対応のうちの少なくとも１つを含む。
ダウンリンク時間間隔セットは、ダウンリンクサブフレームｎのダウンリンク時間間隔０およびダウンリンク時間間隔１のうちの少なくとも１つを含み、決定されたアップリンク時間間隔はアップリンクサブフレームｎ＋ｋのアップリンク時間間隔０である、または
ダウンリンク時間間隔セットは、ダウンリンクサブフレームｎのダウンリンク時間間隔２を含み、決定されたアップリンク時間間隔はアップリンクサブフレームｎ＋ｋのアップリンク時間間隔１である、または
ダウンリンク時間間隔セットは、ダウンリンクサブフレームｎのダウンリンク時間間隔３を含み、決定されたアップリンク時間間隔はアップリンクサブフレームｎ＋ｋのアップリンク時間間隔２である、または
ダウンリンク時間間隔セットは、ダウンリンクサブフレームｎのダウンリンク時間間隔４を含み、決定されたアップリンク時間間隔はアップリンクサブフレームｎ＋ｋのアップリンク時間間隔３である。

さらに別の任意選択の実施形態では、たとえば、ｉ＝５である、すなわち、ダウンリンクサブフレームｎは５つのダウンリンク時間間隔を含む、かつ、ｊ＝２である、すなわち、アップリンクサブフレームｎ＋ｋは２つのアップリンク時間間隔を含む。この場合、ダウンリンク時間間隔セットと決定されたアップリンク時間間隔の間の対応は、以下を含む。ダウンリンク時間間隔セットは、ダウンリンクサブフレームｎのダウンリンク時間間隔０、ダウンリンク時間間隔１、およびダウンリンク時間間隔２のうちの少なくとも２つを含み、決定されたアップリンク時間間隔はアップリンクサブフレームｎ＋ｋのアップリンク時間間隔０である、および／または、ダウンリンク時間間隔セットは、ダウンリンクサブフレームｎのダウンリンク時間間隔３とダウンリンク時間間隔４とを含み、決定されたアップリンク時間間隔はアップリンクサブフレームｎ＋ｋのアップリンク時間間隔１である。

さらに別の任意選択の実施形態では、たとえば、ｉ＝１４または１２である、すなわち、ダウンリンクサブフレームｎは１４個または１２個のダウンリンク時間間隔を含む、かつ、ｊ＝７または６である、すなわち、アップリンクサブフレームｎ＋ｋは７つまたは６つのアップリンク時間間隔を含む。好ましくは、ｋ＝１である。この場合、ダウンリンク時間間隔セットと決定されたアップリンク時間間隔の間の対応は、以下の対応のうちの少なくとも１つを含む。
ダウンリンク時間間隔セットは、ダウンリンクサブフレームｎのダウンリンク時間間隔０および／もしくはダウンリンク時間間隔１を含み、決定されたアップリンク時間間隔はアップリンクサブフレームｎ＋ｋのアップリンク時間間隔０である、または
ダウンリンク時間間隔セットは、ダウンリンクサブフレームｎのダウンリンク時間間隔２および／もしくはダウンリンク時間間隔３を含み、決定されたアップリンク時間間隔はアップリンクサブフレームｎ＋ｋのアップリンク時間間隔１である、または
ダウンリンク時間間隔セットは、ダウンリンクサブフレームｎのダウンリンク時間間隔４および／もしくはダウンリンク時間間隔５を含み、決定されたアップリンク時間間隔はアップリンクサブフレームｎ＋ｋのアップリンク時間間隔２である、または
ダウンリンク時間間隔セットは、ダウンリンクサブフレームｎのダウンリンク時間間隔６および／もしくはダウンリンク時間間隔７を含み、決定されたアップリンク時間間隔はアップリンクサブフレームｎ＋ｋのアップリンク時間間隔３である、または
ダウンリンク時間間隔セットは、ダウンリンクサブフレームｎのダウンリンク時間間隔８および／もしくはダウンリンク時間間隔９を含み、決定されたアップリンク時間間隔はアップリンクサブフレームｎ＋ｋのアップリンク時間間隔４である、または
ダウンリンク時間間隔セットは、ダウンリンクサブフレームｎのダウンリンク時間間隔１０および／もしくはダウンリンク時間間隔１１を含み、決定されたアップリンク時間間隔はアップリンクサブフレームｎ＋ｋのアップリンク時間間隔５である、または
ダウンリンク時間間隔セットは、ダウンリンクサブフレームｎのダウンリンク時間間隔１２および／もしくはダウンリンク時間間隔１３を含み、決定されたアップリンク時間間隔はアップリンクサブフレームｎ＋ｋのアップリンク時間間隔６である。

さらに別の任意選択の実施形態では、たとえば、ｉ＝１４である、すなわち、ダウンリンクサブフレームｎは１４個のダウンリンク時間間隔を含む、かつ、ｊ＝４である、すなわち、アップリンクサブフレームｎ＋ｋは４つのアップリンク時間間隔を含む。この場合、ダウンリンク時間間隔セットと決定されたアップリンク時間間隔の間の対応は、以下の対応のうちの少なくとも１つを含む。
ダウンリンク時間間隔セットは、ダウンリンクサブフレームｎのダウンリンク時間間隔０、ダウンリンク時間間隔１、ダウンリンク時間間隔２、およびダウンリンク時間間隔３のうちの少なくとも２つを含み、決定されたアップリンク時間間隔はアップリンクサブフレームｎ＋ｋのアップリンク時間間隔０である、または
ダウンリンク時間間隔セットは、ダウンリンクサブフレームｎのダウンリンク時間間隔３、ダウンリンク時間間隔４、ダウンリンク時間間隔５、およびダウンリンク時間間隔６のうちの少なくとも２つを含み、決定されたアップリンク時間間隔はアップリンクサブフレームｎ＋ｋのアップリンク時間間隔１である、または
ダウンリンク時間間隔セットは、ダウンリンクサブフレームｎのダウンリンク時間間隔７、ダウンリンク時間間隔８、ダウンリンク時間間隔９、およびダウンリンク時間間隔１０のうちの少なくとも２つを含み、決定されたアップリンク時間間隔はアップリンクサブフレームｎ＋ｋのアップリンク時間間隔２である、または
ダウンリンク時間間隔セットは、ダウンリンクサブフレームｎのダウンリンク時間間隔１０、ダウンリンク時間間隔１１、ダウンリンク時間間隔１２、およびダウンリンク時間間隔１３のうちの少なくとも２つを含み、決定されたアップリンク時間間隔はアップリンクサブフレームｎ＋ｋのアップリンク時間間隔３である。

さらに別の任意選択の実施形態では、たとえば、ｉ＝１４である、すなわち、ダウンリンクサブフレームｎは１４個のダウンリンク時間間隔を含む、かつ、ｊ＝２である、すなわち、アップリンクサブフレームｎ＋ｋは２つのアップリンク時間間隔を含む。この場合、ダウンリンク時間間隔セットと決定されたアップリンク時間間隔の間の対応は、以下の対応のうちの少なくとも１つを含む。
ダウンリンク時間間隔セットは、ダウンリンクサブフレームｎのダウンリンク時間間隔０、ダウンリンク時間間隔１、ダウンリンク時間間隔２、ダウンリンク時間間隔３、ダウンリンク時間間隔４、ダウンリンク時間間隔５、およびダウンリンク時間間隔６のうちの少なくとも２つを含み、決定されたアップリンク時間間隔はアップリンクサブフレームｎ＋ｋのアップリンク時間間隔０である、または
ダウンリンク時間間隔セットは、ダウンリンクサブフレームｎのダウンリンク時間間隔７、ダウンリンク時間間隔８、ダウンリンク時間間隔９、ダウンリンク時間間隔１０、ダウンリンク時間間隔１１、ダウンリンク時間間隔１２、およびダウンリンク時間間隔１３のうちの少なくとも２つを含み、決定されたアップリンク時間間隔はアップリンクサブフレームｎ＋ｋのアップリンク時間間隔１である。

さらに別の任意選択の実施形態では、たとえば、ｉ＝２である、すなわち、ダウンリンクサブフレームｎは、２つのダウンリンク時間間隔を含む。この場合、ダウンリンク時間間隔セットと決定されたアップリンク時間間隔の間の対応は、以下を含む。ダウンリンク時間間隔セットは、ダウンリンクサブフレームｎのダウンリンク時間間隔０とダウンリンク時間間隔１とを含み、決定されたアップリンク時間間隔はアップリンクサブフレームｎ＋ｋである。アップリンクサブフレームｎ＋ｋ全体がアップリンク時間間隔として使用されることが留意されるべきである。

さらに別の任意選択の実施形態では、たとえば、ｉ＝４である、すなわち、ダウンリンクサブフレームｎは、４つのダウンリンク時間間隔を含む。この場合、ダウンリンク時間間隔セットと決定されたアップリンク時間間隔の間の対応は、以下を含む。ダウンリンク時間間隔セットは、ダウンリンクサブフレームｎのダウンリンク時間間隔０、ダウンリンク時間間隔１、ダウンリンク時間間隔２、およびダウンリンク時間間隔３のうちの少なくとも２つを含み、決定されたアップリンク時間間隔はアップリンクサブフレームｎ＋ｋである。

さらに別の任意選択の実施形態では、たとえば、ｉ＝７または６である、すなわち、ダウンリンクサブフレームｎは、７つまたは６つのダウンリンク時間間隔を含む。この場合、ダウンリンク時間間隔セットと決定されたアップリンク時間間隔の間の対応は、以下を含む。ダウンリンク時間間隔セットは、ダウンリンクサブフレームｎのダウンリンク時間間隔０、ダウンリンク時間間隔１、ダウンリンク時間間隔２、ダウンリンク時間間隔３、ダウンリンク時間間隔４、ダウンリンク時間間隔５、およびダウンリンク時間間隔６のうちの少なくとも２つを含み、決定されたアップリンク時間間隔はアップリンクサブフレームｎ＋ｋである。

さらに別の任意選択の実施形態では、たとえば、ｉ＝１４または１２である、すなわち、ダウンリンクサブフレームｎは、１４個または１２個のダウンリンク時間間隔を含む。この場合、ダウンリンク時間間隔セットと決定されたアップリンク時間間隔の間の対応は、以下を含む。ダウンリンク時間間隔セットは、ダウンリンクサブフレームｎのダウンリンク時間間隔０、ダウンリンク時間間隔１、ダウンリンク時間間隔２、ダウンリンク時間間隔３、ダウンリンク時間間隔４、ダウンリンク時間間隔５、ダウンリンク時間間隔６、ダウンリンク時間間隔７、ダウンリンク時間間隔８、ダウンリンク時間間隔９、ダウンリンク時間間隔１０、ダウンリンク時間間隔１１、ダウンリンク時間間隔１２、およびダウンリンク時間間隔１３のうちの少なくとも２つを含み、決定されたアップリンク時間間隔はアップリンクサブフレームｎ＋ｋである。

さらに別の任意選択の実施形態では、たとえば、ｉ＝６である、すなわち、ダウンリンクサブフレームｎは６つのダウンリンク時間間隔を含む、かつ、ｊ＝４である、すなわち、アップリンクサブフレームｎ＋ｋは４つのアップリンク時間間隔を含む。ダウンリンクサブフレームｎはノーマルＣＰまたは拡張ＣＰを使用してよいことが留意されるべきである。同様に、アップリンクサブフレームｎ＋ｋは、ノーマルＣＰまたは拡張ＣＰを使用してよい。この場合、ダウンリンク時間間隔セットと決定されたアップリンク時間間隔の間の対応は、以下の対応のうちの少なくとも１つを含む。
ダウンリンク時間間隔セットは、ダウンリンクサブフレームｎのダウンリンク時間間隔０および／もしくはダウンリンク時間間隔１を含み、決定されたアップリンク時間間隔はアップリンクサブフレームｎ＋ｋのアップリンク時間間隔０である、または
ダウンリンク時間間隔セットは、ダウンリンクサブフレームｎのダウンリンク時間間隔１および／もしくはダウンリンク時間間隔２を含み、決定されたアップリンク時間間隔はアップリンクサブフレームｎ＋ｋのアップリンク時間間隔１である、または
ダウンリンク時間間隔セットは、ダウンリンクサブフレームｎのダウンリンク時間間隔２および／もしくはダウンリンク時間間隔３を含み、決定されたアップリンク時間間隔はアップリンクサブフレームｎ＋ｋのアップリンク時間間隔１もしくはアップリンク時間間隔２である、または
ダウンリンク時間間隔セットは、ダウンリンクサブフレームｎのダウンリンク時間間隔３および／もしくはダウンリンク時間間隔４を含み、決定されたアップリンク時間間隔はアップリンクサブフレームｎ＋ｋのアップリンク時間間隔２である、または
ダウンリンク時間間隔セットは、ダウンリンクサブフレームｎのダウンリンク時間間隔４および／もしくはダウンリンク時間間隔５を含み、決定されたアップリンク時間間隔はアップリンクサブフレームｎ＋ｋのアップリンク時間間隔３である。

さらに別の任意選択の実施形態では、たとえば、ｉ＝６である、すなわち、ダウンリンクサブフレームｎは６つのダウンリンク時間間隔を含む、かつ、ｊ＝２である、すなわち、アップリンクサブフレームｎ＋ｋは２つのアップリンク時間間隔を含む。この場合、ダウンリンク時間間隔セットと決定されたアップリンク時間間隔の間の対応は、以下の対応のうちの少なくとも１つを含む。
ダウンリンク時間間隔セットは、ダウンリンクサブフレームｎのダウンリンク時間間隔０、ダウンリンク時間間隔１、およびダウンリンク時間間隔２のうちの少なくとも２つを含み、決定されたアップリンク時間間隔はアップリンクサブフレームｎ＋ｋのアップリンク時間間隔０である、または
ダウンリンク時間間隔セットは、ダウンリンクサブフレームｎのダウンリンク時間間隔３、ダウンリンク時間間隔４、およびダウンリンク時間間隔５のうちの少なくとも２つを含み、決定されたアップリンク時間間隔はアップリンクサブフレームｎ＋ｋのアップリンク時間間隔１である。

任意選択で、ダウンリンク時間間隔セット内の少なくとも２つのダウンリンク時間間隔は、長さの点では等しくない。この場合、ダウンリンク時間間隔セットと決定されたアップリンク時間間隔の間の対応は、以下の対応を含む。

任意選択で、決定されたアップリンク時間間隔の長さは０．５ミリ秒である。任意選択で、ダウンリンク時間間隔セットは、サブフレームｎの第１のスロットまたは第２のスロット内にあり、決定されたアップリンク時間間隔は、サブフレームｎ＋ｋの第１のスロットまたは第２のスロットである。あるいは、ダウンリンク時間間隔セットは、長さが２つのシンボルである３つの時間間隔と、長さが１つのシンボルである１つの時間間隔とを含む。あるいは、ダウンリンク時間間隔セットは、長さが２つのシンボルである２つの時間間隔と、長さが３つのシンボルである１つの時間間隔とを含む。

任意選択で、決定されたアップリンク時間間隔の長さは、３つまたは４つのシンボルである。ダウンリンク時間間隔セットは、長さが１つのシンボルである１つの時間間隔と、長さが２つのシンボルである１つの時間間隔とを含む、または、長さが１つのシンボルである２つの時間間隔と、長さが２つのシンボルである１つの時間間隔とを含む。たとえば、ダウンリンク時間間隔セットは、シーケンス番号が＃４および＃５であるシンボルを含む１つの時間間隔と、シーケンス番号が＃６であるシンボルを含む１つの時間間隔とを含み、アップリンク時間間隔は、シンボル｛＃４、＃５、＃６｝または｛＃３、＃４、＃５、＃６｝を含む。たとえば、ダウンリンク時間間隔セットは、シーケンス番号が＃１１および＃１２であるシンボルを含む１つの時間間隔と、シーケンス番号が＃１３であるシンボルを含む１つの時間間隔とを含み、アップリンク時間間隔は、シンボル｛＃１１、＃１２、＃１３｝または｛＃１０、＃１１、＃１２、＃１３｝を含む。

任意選択で、本発明のこの実施形態では、スケジューリングシグナリングは、アップリンクデータをスケジュールするために使用される、すなわち言い換えれば、スケジューリングシグナリングは、アップリンクデータ伝送をスケジュールするために使用される、すなわち言い換えれば、スケジューリングシグナリングは、ＰＵＳＣＨをスケジュールするために使用される。したがって、アップリンクデータを送る前に、端末デバイスは、ネットワークデバイスによって端末デバイスに送信されたスケジューリングシグナリングを受信することを必要とする。

本発明のこの実施形態では、任意選択で、スケジューリングシグナリングは、アップリンクグラントＵＬグラントである。この場合、端末デバイスは、ダウンリンク時間間隔セット内の少なくとも１つのダウンリンク時間間隔内に少なくとも１つのＵＬグラントを受信する。ＵＬグラントは、アップリンクデータをスケジュールするために使用される、すなわち言い換えれば、ＵＬグラントは、アップリンクデータを示すために使用される、すなわち言い換えれば、ＵＬグラントは、ＰＵＳＣＨをスケジュールするために使用される。

本発明のこの実施形態では、任意選択で、スケジューリングシグナリングは、ハイブリッド自動再送要求−確認応答（ｈｙｂｒｉｄ ａｕｔｏｍａｔｉｃ ｒｅｐｅａｔ ｒｅｑｕｅｓｔ ａｃｋｎｏｗｌｅｄｇｅｍｅｎｔ、ＨＡＲＱ−ＡＣＫ）情報を搬送するシグナリングである。ＨＡＲＱ−ＡＣＫ情報は、否定応答ＮＡＣＫを示す。ＨＡＲＱ−ＡＣＫ情報は、確認応答（ａｃｋｎｏｗｌｅｄｇｅｍｅｎｔ、ＡＣＫ）および否定応答（ｎｅｇａｔｉｖｅ−ａｃｋｎｏｗｌｅｄｇｅｍｅｎｔ、ＮＡＣＫ）を含む。たとえば、ネットワークデバイスがアップリンクデータを正しく受信した場合、ネットワークデバイスは、ＡＣＫを示すＨＡＲＱ−ＡＣＫ情報を端末デバイスに送信する。ネットワークデバイスが、アップリンクデータを正しく受信するのに失敗した場合、ネットワークデバイスは、ＮＡＣＫを示すＨＡＲＱ−ＡＣＫ情報を端末デバイスに送信し、端末デバイスは、ネットワークデバイスにアップリンクデータをさらに再び送る。この場合、端末デバイスは、ダウンリンク時間間隔セット内の少なくとも１つのダウンリンク時間間隔内で、ＮＡＣＫを示すＨＡＲＱ−ＡＣＫ情報を受信し、次いで、端末デバイスは、少なくとも１つのダウンリンク時間間隔に対応する決定されたアップリンク時間間隔内に、アップリンクデータを再び送る。したがって、より少ないレイテンシをもつ、より柔軟なＨＡＲＱ再送合成機構が実施される。

本発明のこの実施形態では、任意選択で、端末デバイスが、決定されたアップリンク時間間隔内にアップリンクデータを送信する前に、方法は、以下をさらに含む。端末デバイスは、アップリンクスケジューリングタイミングを示すために使用されるシグナリングを受信する。アップリンクスケジューリングタイミングは、ダウンリンク時間間隔セットと決定されたアップリンク時間間隔の間の対応を示すために使用され、シグナリングは、上位層シグナリングまたは物理層シグナリングである。したがって、端末デバイスが、少なくとも１つのダウンリンク時間間隔に対応するアップリンク時間間隔を決定することは、少なくとも１つのダウンリンク時間間隔に対応するアップリンク時間間隔をアップリンクスケジューリングタイミングに基づいて端末デバイスによって決定することを含む。この場合、ネットワークデバイスは、端末デバイスのためのダウンリンク時間間隔セットと決定されたアップリンク時間間隔の間の対応をより柔軟に構成し得る。したがって、スケジューリング柔軟性および成功したアップリンクデータスケジューリングの確率が改善される。

本発明のこの実施形態では、任意選択で、端末デバイスが、決定されたアップリンク時間間隔内でアップリンクデータを送信する前に、方法は、以下をさらに含む。端末デバイスは、端末デバイスによってサポートされるアップリンクスケジューリングタイミングを報告する。任意選択で、端末デバイスが、決定されたアップリンク時間間隔内にアップリンクデータを送信する前に、方法は、以下をさらに含む。端末デバイスは、処理能力を報告する。処理能力は、端末デバイスによってサポートされるアップリンクスケジューリングタイミングを示すために使用される、または、処理能力は、アップリンクデータを送信するために端末デバイスによってサポートされる最も古い時間および最も新しい時間を示すために使用される。本発明のこの実施形態では、ダウンリンクサブフレームｎにおいてスケジューリングシグナリングを受信した後、端末デバイスは、アップリンクサブフレームｎ＋ｋにおいてアップリンクデータを送信することを必要とし、ここで、ｋ＝０、１、２、または３である。言い換えれば、ダウンリンクサブフレームｎにおいてシグナリングを受信した後、端末デバイスは、どんなに遅くてもアップリンクサブフレームｎ＋３において、スケジューリングシグナリングによってスケジュールされたアップリンクデータを送信することを必要とする。したがって、新しい要求が、端末デバイスの処理性能に課される。しかしながら、異なる端末デバイスは、通常、異なる処理能力を有し、したがって、スケジューリングシグナリングに応答して端末デバイスによってアップリンクデータを送信するそれぞれの時間は異なってよい。たとえば、いくつかの端末デバイスは、ダウンリンクサブフレームｎにおいてスケジューリングシグナリングを受信するが、どんなに早くてもアップリンクサブフレームｎ＋１においてでのみ、スケジューリングシグナリングによってスケジュールされたアップリンクデータを送信することができ、どんなに遅くてもアップリンクサブフレームｎ＋２内でのみ、スケジューリングシグナリングによってスケジュールされたアップリンクデータを送信することができる。たとえば、ダウンリンクサブフレームｎにおいてスケジューリングシグナリングを受信した後、いくつかの端末デバイスは、どんなに早くてもアップリンクサブフレームｎにおいて、スケジューリングシグナリングによってスケジュールされたアップリンクデータを送信することができ、どんなに遅くてもアップリンクサブフレームｎ＋３において、スケジューリングシグナリングによってスケジュールされたアップリンクデータを送信することができる。たとえば、スケジューリングシグナリングを受信した後、いくつかの端末デバイスは、どんなに早くても８つのシンボルの後でアップリンクデータを送信することができ、どんなに遅くても２ミリ秒以内にアップリンクデータを送信することを必要とする。この場合、ネットワークデバイスが、制御パラメータをより効率的に構成し、異なる処理能力をもつ端末デバイスにリソースを割り当てるように、端末デバイスは、それぞれの処理能力をネットワークデバイスに報告してよい。

図５は、本発明の実施形態によるアップリンクデータスケジューリング方法の概略フローチャートである。方法は、独立した実施形態として使用されてもよいし、アップリンクデータ送信方法とともに使用されてもよいことが留意されるべきである。別段に記載されていない限り、この実施形態における、前述の実施形態におけるそれと同じ内容については、前述の実施形態における説明を参照されたい。詳細は、その後、再度説明されない。この実施形態は、以下のステップを含む。

ステップ５０１：ネットワークデバイスが、ダウンリンク時間間隔セット内の少なくとも１つのダウンリンク時間間隔内にスケジューリングシグナリングを送信し、このスケジューリングシグナリングはアップリンクデータをスケジュールするために使用され、ダウンリンク時間間隔セット内の任意のダウンリンク時間間隔はダウンリンクサブフレームｎに属する。

ステップ５０２：ネットワークデバイスが、少なくとも１つのダウンリンク時間間隔に対応するアップリンク時間間隔を決定し、ダウンリンク時間間隔セット内の任意のダウンリンク時間間隔は決定されたアップリンク時間間隔に対応し、決定されたアップリンク時間間隔はアップリンクサブフレームｎ＋ｋに属し、ｋは０、１、２、または３に等しい。

ステップ５０３：ネットワークデバイスが、決定されたアップリンク時間間隔内にアップリンクデータを受信する。

ステップ５０１とステップ５０２の間に、明らかな時間シーケンス関係は存在しない。たとえば、ネットワークデバイスは、ステップ５０２を実行する前にステップ５０１を実行してもよいし、ステップ５０１とステップ５０２を同時に実行してもよいし、ステップ５０１を実行する前にステップ５０２を実行してもよい。

任意選択の実施形態では、ダウンリンク時間間隔セットは、ダウンリンクサブフレームｎ＋１に属する時間間隔をさらに含んでよい。たとえば、次のとおりである。

ステップ５０１’：ネットワークデバイスが、ダウンリンク時間間隔セット内の少なくとも１つのダウンリンク時間間隔内にスケジューリングシグナリングを送信し、このスケジューリングシグナリングはアップリンクデータをスケジュールするために使用され、ダウンリンク時間間隔セットは第１のサブセットと第２のサブセットとを含み、第１のサブセット内の任意のダウンリンク時間間隔はダウンリンクサブフレームｎに属し、第２のサブセット内の任意のダウンリンク時間間隔はダウンリンクサブフレームｎ＋１に属する。

ステップ５０２’：ネットワークデバイスが、少なくとも１つのダウンリンク時間間隔に対応するアップリンク時間間隔を決定し、ダウンリンク時間間隔セット内の任意のダウンリンク時間間隔は決定されたアップリンク時間間隔に対応し、決定されたアップリンク時間間隔はアップリンクサブフレームｎ＋ｋに属し、ｋは１、２、または３に等しい。

ステップ５０３’：ネットワークデバイスが、決定されたアップリンク時間間隔内にアップリンクデータを受信する。

ステップ５０１’とステップ５０２’の間に、明らかな時間シーケンス関係は存在しない。たとえば、ネットワークデバイスは、ステップ５０２’を実行する前にステップ５０１’を実行してもよいし、ステップ５０１’とステップ５０２’を同時に実行してもよいし、ステップ５０１’を実行する前にステップ５０２’を実行してもよい。

さらに、本発明の実施形態は、前述の方法を実施するためのネットワークデバイスをさらに提供する。図７は、本発明の実施形態によるネットワークデバイスの概略構造図である。ネットワークデバイスは前述の実施形態における方法を実行するように構成されてよいことが留意されるべきである。したがって、前述の実施形態におけるそれと同じ内容については、前述の実施形態における説明を参照されたい。詳細は、その後、再度説明されない。

本発明のこの実施形態におけるネットワークデバイスは、プロセッサ７１と、受信機７０と、送信機７２とを含んでよい。間違いなく、ネットワークデバイスは、メモリなどをさらに含んでよい。

送信機は、ダウンリンク時間間隔セット内の少なくとも１つのダウンリンク時間間隔内にスケジューリングシグナリングを送信するように構成される。スケジューリングシグナリングは、アップリンクデータをスケジュールするために使用され、ダウンリンク時間間隔セット内の任意のダウンリンク時間間隔は、ダウンリンクサブフレームｎに属する。

プロセッサは、少なくとも１つのダウンリンク時間間隔に対応するアップリンク時間間隔を決定するように構成される。ダウンリンク時間間隔セット内の任意のダウンリンク時間間隔は、決定されたアップリンク時間間隔に対応し、決定されたアップリンク時間間隔はアップリンクサブフレームｎ＋ｋに属し、ｋは０、１、２、または３に等しい。

受信機は、決定されたアップリンク時間間隔内にアップリンクデータを受信するように構成される。

任意選択の実施形態では、ダウンリンク時間間隔セットは、ダウンリンクサブフレームｎ＋１に属する時間間隔をさらに含んでよい。たとえば、次のとおりである。

送信機は、ダウンリンク時間間隔セット内の少なくとも１つのダウンリンク時間間隔内にスケジューリングシグナリングを送信するように構成される。スケジューリングシグナリングは、アップリンクデータをスケジュールするために使用され、ダウンリンク時間間隔セットは、第１のサブセットと第２のサブセットとを含み、第１のサブセット内の任意のダウンリンク時間間隔はダウンリンクサブフレームｎに属し、第２のサブセット内の任意のダウンリンク時間間隔はダウンリンクサブフレームｎ＋１に属する。

プロセッサは、少なくとも１つのダウンリンク時間間隔に対応するアップリンク時間間隔を決定するように構成される。ダウンリンク時間間隔セット内の任意のダウンリンク時間間隔は、決定されたアップリンク時間間隔に対応し、決定されたアップリンク時間間隔はアップリンクサブフレームｎ＋ｋに属し、ｋは１、２、または３に等しい。

受信機は、決定されたアップリンク時間間隔内にアップリンクデータを受信するように構成される。

任意選択で、少なくとも１つのダウンリンク時間間隔に対応するアップリンク時間間隔を決定するステップにおいて、決定されたアップリンク時間間隔の長さは、ダウンリンク時間間隔セット内の任意のダウンリンク時間間隔の長さよりも長いまたはこれに等しい。ダウンリンク時間間隔セット内の時間間隔の具体的な長さおよび決定されたアップリンク時間間隔の長さについては、前述の実施形態における説明を参照されたい。詳細は、本明細書において、再度説明されない。

任意選択で、ダウンリンクサブフレームｎはｉ個のダウンリンク時間間隔を含み、ｉは正の整数であり、ダウンリンク時間間隔セットはｉ個のダウンリンク時間間隔のサブセットである。アップリンクサブフレームｎ＋ｋはｊ個のアップリンク時間間隔を含み、ｊは正の整数であり、決定されたアップリンク時間間隔はｊ個のアップリンク時間間隔のうちの１つであり、ｉはｊとは異なる。ｉおよびｊの具体的な値ならびにｉ個のダウンリンク時間間隔およびｊ個のアップリンク時間間隔の構成または場所については、前述の実施形態における説明を参照されたい。詳細は、本明細書において、再度説明されない。

任意選択で、ダウンリンク時間間隔セットが、ダウンリンクサブフレームｎ＋１に属する時間間隔をさらに含む実施形態では、ダウンリンクサブフレームｎ＋１はｍ個のダウンリンク時間間隔を含んでよく、ここで、ｍは正の整数であり、ｉは、ｍと同じである、またはこれとは異なる。ステップ５０１’では、ダウンリンク時間間隔セットは第１のサブセットと第２のサブセットとを含み、第１のサブセットは、ダウンリンクサブフレームｎ内に含まれるｉ個のダウンリンク時間間隔のサブセットであり、第２のサブセットは、ダウンリンクサブフレームｎ＋１内に含まれるｍ個のダウンリンク時間間隔のサブセットである。

ネットワークデバイスは、少なくとも１つのダウンリンク時間間隔に対応するアップリンク時間間隔を決定する。ダウンリンク時間間隔セット内の任意のダウンリンク時間間隔は、決定されたアップリンク時間間隔に対応し、決定されたアップリンク時間間隔はアップリンクサブフレームｎ＋ｋに属し、ｋは０、１、２、または３に等しい。ダウンリンク時間間隔セットと決定されたアップリンク時間間隔の間の具体的な対応については、前述の実施形態における説明を参照されたい。詳細は、本明細書において、再度説明されない。

任意選択で、ネットワークデバイスが、決定されたアップリンク時間間隔内にアップリンクデータを受信する前に、方法は、以下をさらに含む。ネットワークデバイスは、アップリンクスケジューリングタイミングを示すために使用されるシグナリングを送信する。アップリンクスケジューリングタイミングは、ダウンリンク時間間隔セットと決定されたアップリンク時間間隔の間の対応を示すために使用され、シグナリングは、上位層シグナリングまたは物理層シグナリングである。ネットワークデバイスは、アップリンクスケジューリングタイミングを端末デバイスに送信し、したがって、端末デバイスは、アップリンクスケジューリングタイミングに基づいて、アップリンクデータを送信するためのアップリンク時間間隔を決定することができる。

任意選択で、ネットワークデバイスが、決定されたアップリンク時間間隔内にアップリンクデータを受信する前に、方法は、以下をさらに含む。ネットワークデバイスは、端末デバイスによって報告され、端末デバイスによってサポートされるアップリンクスケジューリングタイミングを受信する。任意選択で、ネットワークデバイスが、決定されたアップリンク時間間隔内にアップリンクデータを受信する前に、方法は、以下をさらに含む。ネットワークデバイスは、端末デバイスによって報告された処理能力を受信する。処理能力は、アップリンクデータを送信するために端末デバイスによってサポートされる最も古い時間および最も新しい時間を示すために使用される。異なる端末デバイスは、通常、異なる処理能力を有するので、スケジューリングシグナリングに応答して端末デバイスによってアップリンクデータを送信するそれぞれの時間は異なってよい。したがって、ネットワークデバイスが、制御パラメータをより効率的に構成し、異なる処理能力をもつ端末デバイスにリソースを割り当てるように、端末デバイスは、それぞれの処理能力をネットワークデバイスに報告してよい。

任意選択で、ネットワークデバイスによって送信されるスケジューリングシグナリングは、アップリンクグラントＵＬグラントであってよい。

任意選択で、スケジューリングシグナリングは、ハイブリッド自動再送要求−確認応答ＨＡＲＱ−ＡＣＫ情報を搬送するシグナリングである。ＨＡＲＱ−ＡＣＫ情報は、否定応答ＮＡＣＫを示す。この場合、ネットワークデバイスは、ダウンリンク時間間隔セット内の少なくとも１つのダウンリンク時間間隔内で、ＮＡＣＫを示すＨＡＲＱ−ＡＣＫ情報を送信し、次いで、ネットワークデバイスは、少なくとも１つのダウンリンク時間間隔に対応する決定されたアップリンク時間間隔内に再度送られたアップリンクデータを受信する。したがって、より少ないレイテンシをもつ、より柔軟なＨＡＲＱ再送合成機構が実施される。

本発明のこの実施形態では、ネットワークデバイスは、ダウンリンク時間間隔セット内の少なくとも１つのダウンリンク時間間隔内にスケジューリングシグナリングを送信し、ダウンリンク時間間隔セット内の任意のダウンリンク時間間隔はダウンリンクサブフレームｎに属し、したがって、ネットワークデバイスは、ダウンリンクサブフレームｎ内の任意のダウンリンク時間間隔内にスケジューリングシグナリングを送信することができる。したがって、アップリンクデータは、柔軟で時宜を得た様式でスケジュール可能であり、レイテンシは減少される。さらに、本発明のこの実施形態では、ネットワークデバイスは、ダウンリンクサブフレームｎ内にスケジューリングシグナリングを送信し、アップリンクサブフレームｎ＋ｋ内にアップリンクデータを受信し、ここで、ｋは０、１、２、または３に等しい。したがって、アップリンクデータは、どんなに遅くてもアップリンクサブフレームｎ＋３において受信され、したがって、従来技術においてスケジューリング情報を送信することからアップリンクデータを受信することまでの少なくとも４ミリ秒すなわち４つのサブフレームのレイテンシは、４ミリ秒すなわち４つのサブフレームを超えないように制御され、それによって、レイテンシをさらに減少することができる。

図６ａは、本発明の実施形態による端末デバイスの概略構造図である。端末デバイスは前述の実施形態における方法を実行するように構成されてよいことが留意されるべきである。したがって、前述の実施形態におけるそれと同じ内容については、前述の実施形態における説明を参照されたい。詳細は、その後、再度説明されない。

この実施形態における端末デバイスは、処理ユニット６１ａと、受信ユニット６０ａと、送信ユニット６２ａとを含んでよい。

受信ユニットは、ダウンリンク時間間隔セット内の少なくとも１つのダウンリンク時間間隔内にスケジューリングシグナリングを受信するように構成される。スケジューリングシグナリングは、アップリンクデータをスケジュールするために使用され、ダウンリンク時間間隔セット内の任意のダウンリンク時間間隔は、ダウンリンクサブフレームｎに属する。

処理ユニットは、少なくとも１つのダウンリンク時間間隔に対応するアップリンク時間間隔を決定するように構成される。ダウンリンク時間間隔セット内の任意のダウンリンク時間間隔は、決定されたアップリンク時間間隔に対応し、決定されたアップリンク時間間隔はアップリンクサブフレームｎ＋ｋに属し、ｋは０、１、２、または３に等しい。

送信ユニットは、決定されたアップリンク時間間隔内にアップリンクデータを送信するように構成される。

任意選択の実施形態では、ダウンリンク時間間隔セットは、ダウンリンクサブフレームｎ＋１に属する時間間隔をさらに含んでよい。たとえば、次のとおりである。

受信ユニットは、ダウンリンク時間間隔セット内の少なくとも１つのダウンリンク時間間隔内にスケジューリングシグナリングを受信するように構成される。スケジューリングシグナリングは、アップリンクデータをスケジュールするために使用され、ダウンリンク時間間隔セットは、第１のサブセットと第２のサブセットとを含み、第１のサブセット内の任意のダウンリンク時間間隔はダウンリンクサブフレームｎに属し、第２のサブセット内の任意のダウンリンク時間間隔はダウンリンクサブフレームｎ＋１に属する。

処理ユニットは、少なくとも１つのダウンリンク時間間隔に対応するアップリンク時間間隔を決定するように構成される。ダウンリンク時間間隔セット内の任意のダウンリンク時間間隔は、決定されたアップリンク時間間隔に対応し、決定されたアップリンク時間間隔はアップリンクサブフレームｎ＋ｋに属し、ｋは１、２、または３に等しい。

送信ユニットは、決定されたアップリンク時間間隔内にアップリンクデータを送信するように構成される。

端末デバイスによってスケジューリングシグナリングを受信し、アップリンクデータを送信する特定の実装形態については、方法実施形態における説明を参照されたいことが留意されるべきである。端末デバイス実施形態と方法実施形態は同じ概念に基づいており、端末デバイス実施形態によってもたらされる技術的効果は、本発明の方法実施形態によってもたらされるそれらと同じである。詳細については、本発明の方法実施形態における説明を参照されたい。詳細は、本明細書において、再度説明されない。

前述の実施形態を実施するために、本発明の実施形態は、ネットワークデバイスをさらに提供する。ネットワークデバイスは、前述の実施形態における方法を実行することができることが留意されるべきである。したがって、ネットワークデバイスの具体的な詳細については、前述の実施形態における説明を参照されたい。簡潔のために、以下における同じ内容は、再度説明されない。

図７ａは、本発明の実施形態によるネットワークデバイスの概略構造図である。ネットワークデバイスは前述の実施形態における方法を実行するように構成されてよいことが留意されるべきである。したがって、前述の実施形態におけるそれと同じ内容については、前述の実施形態における説明を参照されたい。詳細は、その後、再度説明されない。

本発明のこの実施形態におけるネットワークデバイスは、処理ユニット７１ａと、受信ユニット７０ａと、送信ユニット７２ａとを含んでよい。

送信ユニットは、ダウンリンク時間間隔セット内の少なくとも１つのダウンリンク時間間隔内にスケジューリングシグナリングを送信するように構成される。スケジューリングシグナリングは、アップリンクデータをスケジュールするために使用され、ダウンリンク時間間隔セット内の任意のダウンリンク時間間隔は、ダウンリンクサブフレームｎに属する。

処理ユニットは、少なくとも１つのダウンリンク時間間隔に対応するアップリンク時間間隔を決定するように構成される。ダウンリンク時間間隔セット内の任意のダウンリンク時間間隔は、決定されたアップリンク時間間隔に対応し、決定されたアップリンク時間間隔はアップリンクサブフレームｎ＋ｋに属し、ｋは０、１、２、または３に等しい。

受信ユニットは、決定されたアップリンク時間間隔内にアップリンクデータを受信するように構成される。

任意選択の実施形態では、ダウンリンク時間間隔セットは、ダウンリンクサブフレームｎ＋１に属する時間間隔をさらに含んでよい。たとえば、次のとおりである。

送信ユニットは、ダウンリンク時間間隔セット内の少なくとも１つのダウンリンク時間間隔内にスケジューリングシグナリングを送信するように構成される。スケジューリングシグナリングは、アップリンクデータをスケジュールするために使用され、ダウンリンク時間間隔セットは、第１のサブセットと第２のサブセットとを含み、第１のサブセット内の任意のダウンリンク時間間隔はダウンリンクサブフレームｎに属し、第２のサブセット内の任意のダウンリンク時間間隔はダウンリンクサブフレームｎ＋１に属する。

処理ユニットは、少なくとも１つのダウンリンク時間間隔に対応するアップリンク時間間隔を決定するように構成される。ダウンリンク時間間隔セット内の任意のダウンリンク時間間隔は、決定されたアップリンク時間間隔に対応し、決定されたアップリンク時間間隔はアップリンクサブフレームｎ＋ｋに属し、ｋは１、２、または３に等しい。

受信ユニットは、決定されたアップリンク時間間隔内にアップリンクデータを受信するように構成される。

ネットワークデバイスによってスケジューリングシグナリングを送信し、アップリンクデータを受信する特定の実装形態については、方法実施形態における説明を参照されたいことが留意されるべきである。ネットワークデバイス実施形態と方法実施形態は同じ概念に基づいており、ネットワークデバイス実施形態によってもたらされる技術的効果は、本発明の方法実施形態によってもたらされるそれらと同じである。詳細については、本発明の方法実施形態における説明を参照されたい。詳細は、本明細書において、再度説明されない。

本発明のすべての実施形態におけるプロセッサは、中央処理ユニット（ｃｅｎｔｒａｌ ｐｒｏｃｅｓｓｉｎｇ ｕｎｉｔ、ＣＰＵ）であってもよいし、別の汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ（ｄｉｇｉｔａｌ ｓｉｇｎａｌ ｐｒｏｃｅｓｓｏｒ、ＤＳＰ）、特定用途向け集積回路（ａｐｐｌｉｃａｔｉｏｎ−ｓｐｅｃｉｆｉｃ ｉｎｔｅｇｒａｔｅｄ ｃｉｒｃｕｉｔ、ＡＳＩＣ）、フィールドプログラマブルゲートアレイ（ｆｉｅｌｄ ｐｒｏｇｒａｍｍａｂｌｅ ｇａｔｅ ａｒｒａｙ、ＦＰＧＡ）または別のプログラマブル論理デバイス、ディスクリートゲートまたはトランジスタ論理デバイス、ディスクリートハードウェア構成要素などであってもよいことが留意されるべきである。さらに、本発明の実施形態におけるネットワークデバイスおよび端末デバイスは、メモリなどの構成要素をさらに含んでよい。本明細書におけるメモリは、読み出し専用メモリおよびランダムアクセスメモリを含んでよく、命令およびデータをプロセッサに提供する。メモリの一部は、不揮発性ランダムアクセスメモリをさらに含んでよい。たとえば、メモリは、デバイスタイプに関する情報をさらに記憶してよい。プロセッサは、前述の動作を実行するように本発明の実施形態におけるネットワークデバイスおよびユーザ機器の他のモジュールを制御するように、メモリ内の命令コードを呼び出す。

明細書全体において言及される「実施形態」、「一実施形態」、または「本発明のこの実施形態」が、実施形態に関連する特定の特徴、構造、または特性が本発明の少なくとも１つの実施形態に含まれることを意味することが理解されるべきである。したがって、明細書全体を通じて出現する「実施形態では」、「一実施形態では」、または「本発明のこの実施形態では」は、必ずしも同じ実施形態ではない。さらに、これらの特定の特徴、構造、または特性は、１つまたは複数の実施形態において任意の適切な様式で組み合わされてよい。

前述のプロセスのシーケンス番号は本発明のさまざまな実施形態における実行シーケンスを意味しないことが理解されるべきである。プロセスの実行シーケンスは、プロセスの機能および内部ロジックに基づいて決定されるべきであり、本発明の実施形態の実施プロセスに対する制限と解釈されるべきでない。

さらに、本明細書における「システム」および「ネットワーク」という用語は、多くの場合、本明細書において交換可能であることがある。本明細書における「および／または」という用語は、関連付けられた物体について説明するための関連関係のみについて説明し、３つのタイプの関係が存在し得ることを表すことが理解されるべきである。たとえば、Ａおよび／またはＢは、以下の３つの場合を表し得る。Ａのみが存在する、ＡとＢの両方が存在する、およびＢのみが存在する、である。さらに、本明細書における「／」という文字は、一般に、関連付けられた物体間の「または」関係を示す。

本出願の実施形態では、「Ａに対応するＢ」は、ＢがＡと関連付けられることを示し、ＢはＡに基づいて決定されてよいことが理解されるべきである。しかしながら、Ａに基づいてＢを決定することは、ＢがＡのみに基づいて決定されることを意味せず、Ｂは、あるいは、Ａおよび／または他の情報に基づいて決定されてよいことがさらに理解されるべきである。

当業者は、本明細書において開示された実施形態において説明された例と組み合わせて、ユニットおよびアルゴリズムステップが、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、またはそれらの組み合わせによって実施され得ることを認識し得る。ハードウェアとソフトウェアの間の互換性について明確に説明するために、前述のものは、一般に、各例の構成およびステップについて機能に基づいて説明してきた。機能がハードウェアによって実行されるかソフトウェアによって実行されるかは、特定の適用例および技術的解決策の設計制約条件に依存する。当業者は、異なる方法を使用して、説明された機能を各特定の適用例のために実施してよいが、実装形態が本発明の範囲を越えることは考慮されるべきではない。

本出願の実施形態では、表示または検討された相互結合または直接的な結合もしくは通信接続は、いくつかのインタフェースを使用することによって実施されてよい。装置またはユニット間の間接的な結合または通信接続は、電子的な形で、機械的な形で、または他の形で実施されてよい。

別個の部分としての前述のユニットは、物理的に別個であってもなくてもよく、ユニットとして表示された部分は、物理ユニットであってもなくてもよく、１つの位置に配置されてもよいし、複数のネットワークユニット上に分散されてもよい。ユニットのうちのいくつかまたはすべては、実施形態の解決策の目的を達成するために、実際の要件に基づいて選択されてよい。

統合されたユニットが、ソフトウェア機能ユニットの形で実施され、独立した製品として販売または使用されるとき、統合されたユニットは、コンピュータ可読記憶媒体内に記憶されてよい。そのような理解に基づいて、本発明の技術的解決策は本質的に、または従来技術に寄与する部分、または技術的解決策のうちのいくつかは、ソフトウェア製品の形で実施されてよい。コンピュータソフトウェア製品は、記憶媒体内に記憶され、本発明の実施形態において説明された方法のステップのうちのすべてまたはいくつかを実行するようにコンピュータデバイス（パーソナルコンピュータ、サーバ、ネットワークデバイスなどであってよい）に指示するためのいくつかの命令を含む。前述の記憶媒体は、ＵＳＢフラッシュドライブ、リムーバブルハードディスク、読み出し専用メモリ（ｒｅａｄ−ｏｎｌｙ ｍｅｍｏｒｙ、略してＲＯＭ）、ランダムアクセスメモリ（ｒａｎｄｏｍ ａｃｃｅｓｓ ｍｅｍｏｒｙ、略してＲＡＭ）、磁気ディスク、または光ディスクなどの、プログラムコードを記憶することができる任意の媒体を含む。

前述の説明は、本発明の特定の実装形態にすぎず、本発明の保護範囲を限定することを意図するものではない。当業者によって容易に了解される、本発明において開示される技術的範囲内の任意の変形または置き換えは、本発明の保護範囲に入るものとする。したがって、本発明の保護範囲は、特許請求の範囲の保護範囲に従うものとする。

Claims (29)

1. 端末デバイスによって、実行されるアップリンクデータ送信方法であって、
   ネットワークデバイスから、ダウンリンク時間間隔セット内の少なくとも１つのダウンリンク時間間隔内にスケジューリングシグナリングを受信するステップであって、前記スケジューリングシグナリングはアップリンクデータをスケジュールするために使用される、ステップであって、
   前記ダウンリンク時間間隔セットは複数のダウンリンク時間間隔を含み、各ダウンリンク時間間隔はサブフレームの少なくとも1つのシンボルを含むステップと、
   前記少なくとも１つのダウンリンク時間間隔に対応するアップリンク時間間隔を決定するステップであって、前記アップリンク時間間隔は、サブフレームの少なくとも１つのシンボルを含み、かつ、前記ダウンリンク時間間隔セット内の各々のダウンリンク時間間隔は前記決定されたアップリンク時間間隔に対応し、
   前記ダウンリンク時間間隔セット内の各々のダウンリンク時間間隔はダウンリンクサブフレームｎに属し、前記決定されたアップリンク時間間隔はアップリンクサブフレームｎ＋２に属する、または
   前記ダウンリンク時間間隔セットは第１のサブセットと第２のサブセットとを含み、前記第１のサブセット内の各々のダウンリンク時間間隔はダウンリンクサブフレームｎに属し、前記第２のサブセット内の各々のダウンリンク時間間隔はダウンリンクサブフレームｎ＋１に属し、前記決定されたアップリンク時間間隔はアップリンクサブフレームｎ＋３に属する、ステップと、
   前記決定されたアップリンク時間間隔内に前記アップリンクデータを前記ネットワークデバイスに送信するステップと
   を含む、
   アップリンクデータ送信方法。
2. 前記決定されたアップリンク時間間隔の長さは、前記ダウンリンク時間間隔セット内の各々のダウンリンク時間間隔の長さよりも長い請求項１に記載の方法。
3. 前記ダウンリンクサブフレームｎは６個のダウンリンク時間間隔を含み、前記ダウンリンク時間間隔セットは前記６個のダウンリンク時間間隔のサブセットであり、
   前記アップリンクサブフレームｎ＋２は２個のアップリンク時間間隔を含み、前記決定されたアップリンク時間間隔は前記２個のアップリンク時間間隔のうちの１つである
   請求項１または２に記載の方法。
4. 前記ダウンリンク時間間隔セットは、長さが２つのシンボルである２つの時間間隔と、長さが３つのシンボルである１つの時間間隔とを含み、前記決定されたアップリンク時間間隔の前記長さは０．５ミリ秒である請求項１乃至３のいずれか一項に記載の方法。
5. 前記決定されたアップリンク時間間隔内に前記アップリンクデータを送信する前記ステップの前に、
   アップリンクスケジューリングタイミングを示すために使用されるシグナリングを受信するステップであって、前記アップリンクスケジューリングタイミングは、前記ダウンリンク時間間隔セットと前記決定されたアップリンク時間間隔の間の対応を示すために使用され、前記シグナリングは上位層シグナリングまたは物理層シグナリングである、受信するステップ
   をさらに含み、
   前記少なくとも１つのダウンリンク時間間隔に対応するアップリンク時間間隔を決定する前記ステップは、前記少なくとも１つのダウンリンク時間間隔に対応する前記アップリンク時間間隔を前記アップリンクスケジューリングタイミングに基づいて決定するステップ
   を含む請求項１乃至４のいずれか一項に記載の方法。
6. 前記ダウンリンク時間間隔セット内の少なくとも２つのダウンリンク時間間隔は、長さの点では等しくない請求項１乃至３のいずれか一項に記載の方法。
7. ネットワークデバイスから、ダウンリンク時間間隔セット内の少なくとも１つのダウンリンク時間間隔内にスケジューリングシグナリングを送信するステップであって、前記スケジューリングシグナリングはアップリンクデータをスケジュールするために使用される、ステップであって、
   前記ダウンリンク時間間隔セットは複数のダウンリンク時間間隔を含み、各ダウンリンク時間間隔はサブフレームの少なくとも1つのシンボルを含む、ステップと、
   前記少なくとも１つのダウンリンク時間間隔に対応するアップリンク時間間隔を決定するステップであって、前記アップリンク時間間隔は、サブフレームの少なくとも１つのシンボルを含み、かつ、前記ダウンリンク時間間隔セット内の各々のダウンリンク時間間隔は前記決定されたアップリンク時間間隔に対応するステップと、
   前記決定されたアップリンク時間間隔内に前記アップリンクデータを受信するステップであって、
   前記ダウンリンク時間間隔セット内の各々のダウンリンク時間間隔はダウンリンクサブフレームｎに属し、前記決定されたアップリンク時間間隔はアップリンクサブフレームｎ＋２に属する、または
   前記ダウンリンク時間間隔セットは第１のサブセットと第２のサブセットとを含み、前記第１のサブセット内の各々のダウンリンク時間間隔はダウンリンクサブフレームｎに属し、前記第２のサブセット内の各々のダウンリンク時間間隔はダウンリンクサブフレームｎ＋１に属し、前記決定されたアップリンク時間間隔はアップリンクサブフレームｎ＋３に属する、ステップと、
   前記ネットワークデバイスから、前記決定されたアップリンク時間間隔内に前記アップリンクデータを受信するステップと
   を含む、
   アップリンクデータスケジューリング方法。
8. 前記決定されたアップリンク時間間隔の長さは、前記ダウンリンク時間間隔セット内の各々のダウンリンク時間間隔の長さよりも長い請求項７に記載の方法。
9. 前記ダウンリンクサブフレームｎは６個のダウンリンク時間間隔を含み、前記ダウンリンク時間間隔セットは前記６個のダウンリンク時間間隔のサブセットであり、
   前記アップリンクサブフレームｎ＋２は２個のアップリンク時間間隔を含み、前記決定されたアップリンク時間間隔は前記２個のアップリンク時間間隔のうちの１つである
   請求項７または８に記載の方法。
10. 前記ダウンリンク時間間隔セットは、長さが２つのシンボルである２つの時間間隔と、長さが３つのシンボルである１つの時間間隔とを含み、前記決定されたアップリンク時間間隔の前記長さは０．５ミリ秒である請求項７乃至９のいずれか一項に記載の方法。
11. 前記決定されたアップリンク時間間隔内に前記アップリンクデータを受信する前記ステップの前に、
    アップリンクスケジューリングタイミングを示すために使用されるシグナリングを送信するステップであって、前記アップリンクスケジューリングタイミングは、前記ダウンリンク時間間隔セットと前記決定されたアップリンク時間間隔の間の対応を示すために使用され、前記シグナリングは上位層シグナリングまたは物理層シグナリングである、送信するステップ
    をさらに含む請求項７乃至１０のいずれか一項に記載の方法。
12. 前記ダウンリンク時間間隔セット内の少なくとも２つのダウンリンク時間間隔は、長さの点では等しくない請求項７乃至１１のいずれか一項に記載の方法。
13. プログラム命令を記憶するメモリと、
    前記メモリに結合されたプロセッサと
    を備え、
    前記プロセッサによって実行されたとき、前記命令は、
    ダウンリンク時間間隔セット内の少なくとも１つのダウンリンク時間間隔内にスケジューリングシグナリングを受信することであって、前記スケジューリングシグナリングはアップリンクデータをスケジュールするために使用され、
    前記ダウンリンク時間間隔セットは複数のダウンリンク時間間隔を含み、各ダウンリンク時間間隔はサブフレームの少なくとも１つのシンボルを含むことと、
    前記少なくとも１つのダウンリンク時間間隔に対応するアップリンク時間間隔を決定することであって、前記アップリンク時間間隔は、サブフレームの少なくとも１つのシンボルを含み、かつ、前記ダウンリンク時間間隔セット内の各々のダウンリンク時間間隔は前記決定されたアップリンク時間間隔に対応し、
    前記ダウンリンク時間間隔セット内の各々のダウンリンク時間間隔はダウンリンクサブフレームｎに属し、前記決定されたアップリンク時間間隔はアップリンクサブフレームｎ＋２に属する、または
    前記ダウンリンク時間間隔セットは第１のサブセットと第２のサブセットとを含み、前記第１のサブセット内の各々のダウンリンク時間間隔はダウンリンクサブフレームｎに属し、前記第２のサブセット内の各々のダウンリンク時間間隔はダウンリンクサブフレームｎ＋１に属し、前記決定されたアップリンク時間間隔はアップリンクサブフレームｎ＋３に属することと、
    前記決定されたアップリンク時間間隔内に前記アップリンクデータを送信することと
    を装置に行わせる、
    装置。
14. 前記決定されたアップリンク時間間隔の長さは、前記ダウンリンク時間間隔セット内の各々のダウンリンク時間間隔の長さよりも長い請求項１３に記載の装置。
15. 前記ダウンリンクサブフレームｎは６個のダウンリンク時間間隔を含み、前記ダウンリンク時間間隔セットは前記６個のダウンリンク時間間隔のサブセットであり、
    前記アップリンクサブフレームｎ＋２は２個のアップリンク時間間隔を含み、前記決定されたアップリンク時間間隔は前記２個のアップリンク時間間隔のうちの１つである
    請求項１３または１４に記載の装置。
16. 前記ダウンリンク時間間隔セットは、長さが２つのシンボルである２つの時間間隔と、長さが３つのシンボルである１つの時間間隔とを含み、前記決定されたアップリンク時間間隔の前記長さは０．５ミリ秒である請求項１３乃至１５のいずれか一項に記載の装置。
17. 前記命令は、
    前記アップリンクデータを送信する前に、アップリンクスケジューリングタイミングを示すために使用されるシグナリングを受信することであって、前記アップリンクスケジューリングタイミングは、前記ダウンリンク時間間隔セットと前記決定されたアップリンク時間間隔の間の対応を示すために使用され、前記シグナリングは上位層シグナリングまたは物理層シグナリングである、受信することと、
    前記アップリンクスケジューリングタイミングに基づいて、前記少なくとも１つのダウンリンク時間間隔に対応する前記アップリンク時間間隔を決定することと
    を前記装置にさらに行わせる請求項１３乃至１６のいずれか一項に記載の装置。
18. 前記ダウンリンク時間間隔セット内の少なくとも２つのダウンリンク時間間隔は、長さの点では等しくない請求項１３乃至１７のいずれか一項に記載の装置。
19. 前記装置は端末デバイスである請求項１３乃至１８のいずれか一項に記載の装置。
20. プログラム命令を記憶するメモリと、
    前記メモリに結合されたプロセッサと
    を備え、
    前記プロセッサによって実行されたとき、前記命令は、
    ダウンリンク時間間隔セット内の少なくとも１つのダウンリンク時間間隔内にスケジューリングシグナリングを送信することであって、前記スケジューリングシグナリングはアップリンクデータをスケジュールするために使用されることと、
    前記少なくとも１つのダウンリンク時間間隔に対応するアップリンク時間間隔を決定することであって、前記ダウンリンク時間間隔セット内の各々のダウンリンク時間間隔は前記決定されたアップリンク時間間隔に対応し、
    前記ダウンリンク時間間隔セット内の各々のダウンリンク時間間隔はダウンリンクサブフレームｎに属し、前記決定されたアップリンク時間間隔はアップリンクサブフレームｎ＋２に属する、または
    前記ダウンリンク時間間隔セットは第１のサブセットと第２のサブセットとを含み、前記第１のサブセット内の各々のダウンリンク時間間隔はダウンリンクサブフレームｎに属し、前記第２のサブセット内の各々のダウンリンク時間間隔はダウンリンクサブフレームｎ＋１に属し、前記決定されたアップリンク時間間隔はアップリンクサブフレームｎ＋３に属することと、
    前記決定されたアップリンク時間間隔内に前記アップリンクデータを受信することと
    を装置に行わせる、
    装置。
21. 前記決定されたアップリンク時間間隔の長さは、前記ダウンリンク時間間隔セット内の各々のダウンリンク時間間隔の長さよりも長い請求項２０に記載の装置。
22. 前記ダウンリンクサブフレームｎは６個のダウンリンク時間間隔を含み、前記ダウンリンク時間間隔セットは前記６個のダウンリンク時間間隔のサブセットであり、
    前記アップリンクサブフレームｎ＋２は２個のアップリンク時間間隔を含み、前記決定されたアップリンク時間間隔は前記２個のアップリンク時間間隔のうちの１つである
    請求項２０または２１に記載の装置。
23. 前記ダウンリンク時間間隔セットは、長さが２つのシンボルである２つの時間間隔と、長さが３つのシンボルである１つの時間間隔とを含み、前記決定されたアップリンク時間間隔の前記長さは０．５ミリ秒である請求項２０乃至２２のいずれか一項に記載の装置。
24. 前記命令は、
    前記アップリンクデータを受信する前に、アップリンクスケジューリングタイミングを示すために使用されるシグナリングを送信することであって、前記アップリンクスケジューリングタイミングは、前記ダウンリンク時間間隔セットと前記決定されたアップリンク時間間隔の間の対応を示すために使用され、前記シグナリングは上位層シグナリングまたは物理層シグナリングである、送信すること
    を前記装置にさらに行わせる請求項２０乃至２３のいずれか一項に記載の装置。
25. 前記ダウンリンク時間間隔セット内の少なくとも２つのダウンリンク時間間隔は、長さの点では等しくない請求項２０乃至２４のいずれか一項に記載の装置。
26. 前記装置はネットワークデバイスである請求項２０乃至２５のいずれか一項に記載の装置。
27. 請求項１乃至１２のいずれか一項に記載の方法のステップを行わせる命令を含むコンピュータプログラム。
28. 前記ダウンリンクサブフレームｎは６つのダウンリンク時間間隔を含み、かつ、前記ダウンリンク時間間隔セットはダウンリンクサブフレームｎのうち前記６つのダウンリンク時間間隔のサブセットであり、前記ダウンリンクサブフレームｎ＋１は６つのダウンリンク時間間隔を含み、前記ダウンリンク時間間隔セットは前記ダウンリンクサブフレームｎ＋１のうち前記６つのダウンリンク時間間隔のサブセットであり、かつ、
    前記アップリンクサブフレームｎ＋３は２つのアップリンク時間間隔を含み、かつ、前記決定されたアップリンク時間間隔は前記２つのアップリンク時間間隔のうち１つである、
    請求項１、２、７、及び８のいずれか一項に記載の方法。
29. 前記ダウンリンクサブフレームｎは６つのダウンリンク時間間隔を含み、かつ、前記ダウンリンク時間間隔セットはダウンリンクサブフレームｎのうち前記６つのダウンリンク時間間隔のサブセットであり、前記ダウンリンクサブフレームｎ＋１は６つのダウンリンク時間間隔を含み、前記ダウンリンク時間間隔セットは前記ダウンリンクサブフレームｎ+１のうち前記６つのダウンリンク時間間隔のサブセットであり、かつ、
    前記アップリンクサブフレームｎ＋３は２つのアップリンク時間間隔を含み、かつ、前記決定されたアップリンク時間間隔は前記２つのアップリンク時間間隔のうち１つである、
    請求項１３、１４、２０、及び２１のいずれか一項に記載の装置。

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