JP6728159B2 - Embmsセッション中断/停止通知 - Google Patents

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Description

関連出願の相互参照
[0001]本出願は、参照によって本明細書にその全体が明白に組み込まれている、「eMBMS Session Suspend/Stop Notification」と題する、2014年11月6日に出願された中国PCT出願第PCT/CN2014/090477号の利益を主張する。
[0002]本開示は概して、通信システムに関し、より詳細にはマルチメディアブロードキャストマルチキャストサービスセッションの中断に関する。
[0003]ワイヤレス通信システムは、電話、ビデオ、データ、メッセージング、およびブロードキャストなどの様々な電気通信サービスを提供するために広く展開されている。通常のワイヤレス通信システムは、利用可能なシステムリソース(たとえば、帯域幅、送信電力)を共有することによって複数のユーザとの通信をサポートすることが可能な多元接続技術を採用し得る。そのような多元接続技術の例は、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム、シングルキャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)システム、および時分割同期符号分割多元接続(TD−SCDMA)システムを含む。
[0004]これらの多元接続技術は、異なるワイヤレスデバイスが都市、国家、地域、さらには地球規模で通信することを可能にする共通プロトコルを提供するために様々な電気通信規格において採用されてきた。新生の電気通信規格の一例が、ロングタームエボリューション(LTE(登録商標))である。LTEは、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP(登録商標))によって公表されたユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム(UMTS)モバイル規格の拡張のセットである。LTEは、スペクトル効率を改善すること、コストを下げること、サービスを改善すること、新しいスペクトルを利用すること、およびダウンリンク(DL)上ではOFDMAを使用し、アップリンク(UL)上ではSC−FDMAを使用し、多入力多出力(MIMO)アンテナ技術を使用して他のオープン規格とより良く統合することによって、モバイルブロードバンドインターネットアクセスをより良くサポートするように設計されている。しかしながら、モバイルブロードバンドアクセスに対する需要が増加し続けるにつれて、LTE技術のさらなる改善が必要である。好ましくは、これらの改善は、他の多元接続技術と、これらの技術を利用する電気通信規格とに適用可能であるべきである。
[0005]本開示の態様では、方法、コンピュータプログラム製品、および装置が、提供される。本装置は、マルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス(MBMS)セッションを通じてサービスを受信する。本装置は、MBMSセッションの次回の中断の第1の通知を受信する。本装置は、第1の通知を受信するとMBMSセッションの次回の中断より先に、ユニキャストベアラの確立を要求する。本装置は、ユニキャストベアラが確立されているときに、ユニキャストを介してMBMSセッションのサービスの対応するユニキャストバージョンを受信する。
[0006]本開示の別の態様では、本装置は、MBMSセッションを通じてサービスを受信するための手段を含む。本装置は、MBMSセッションの次回の中断の第1の通知を受信するための手段をさらに含む。本装置は、第1の通知を受信するとMBMSセッションの次回の中断より先にユニキャストベアラの確立を要求するための手段をさらに含む。本装置は、ユニキャストベアラが確立されているときに、ユニキャストを介してMBMSセッションのサービスの対応するユニキャストバージョンを受信するための手段をさらに含む。
[0007]本開示の別の態様では、本装置は、メモリと、メモリに結合された少なくとも1つのプロセッサとを含む。少なくとも1つのプロセッサは、MBMSセッションを通じてサービスを受信することと、MBMSセッションの次回の中断の第1の通知を受信することと、第1の通知を受信するとMBMSセッションの次回の中断より先にユニキャストベアラの確立を要求することと、ユニキャストベアラが確立されているときに、ユニキャストを介してMBMSセッションのサービスの対応するユニキャストバージョンを受信することと、を行うように構成される。
[0008]本開示の別の態様では、ワイヤレス通信のためのコンピュータ実行可能コードを記憶するコンピュータ可読媒体が、MBMSセッションを通じてサービスを受信し、MBMSセッションの次回の中断の第1の通知を受信し、第1の通知を受信するとMBMSセッションの次回の中断より先にユニキャストベアラの確立を要求し、ユニキャストベアラが確立されているときに、ユニキャストを介してMBMSセッションのサービスの対応するユニキャストバージョンを受信するためのコードを含む。
ネットワークアーキテクチャの例を示す図。 アクセスネットワークの例を示す図。 LTEにおけるDLフレーム構造の一例を示す図。 LTEにおけるULフレーム構造の一例を示す図。 ユーザプレーンおよび制御プレーンのための無線プロトコルアーキテクチャの一例を示す図。 アクセスネットワーク中の発展型ノードBおよびユーザ機器の一例を示す図。 マルチキャストブロードキャスト単一周波数ネットワーク(MBSFN)中の発展型マルチメディアブロードキャストマルチキャストサービスチャネル構成の一例を示す図。 MBSFNエリアの一例を示す図。 マルチキャストチャネルスケジューリング情報メディアアクセス制御(MAC)制御要素のフォーマットを示す図。 本開示による第1のアプローチの第1の態様を示す例示的な図。 本開示による第1のアプローチの第2の態様を示す例示的な図。 本開示の第1のアプローチによる、MBSFNエリア構成メッセージの実装を示す例示的なMBSFNエリア構成メッセージの一部分を示す図。 第2のアプローチの第1の態様によるマルチキャストチャネルスケジューリング情報(MSI)MAC制御要素の例示的な図。 第2のアプローチの第2の態様によるMSI MAC制御要素の例示的な図。 一般的な実装形態によるマルチキャストチャネルスケジューリング期間(MSP)およびMSIを示す例示的なタイムライン。 本開示の第2のアプローチの第3の態様によるMSPおよびMSIを示す例示的なタイムライン。 本開示の第3のアプローチによるMACプロトコルデータユニット(PDU)を示す例示的な図。 本開示の第3のアプローチによる付加的なMAC制御要素を示す例示的な図。 本開示の第4のアプローチによるダウンリンク制御インジケータ(DCI)フォーマット1Cを示す例示的な図。 ワイヤレス通信の一方法のフローチャート。 例示的な装置における異なる種々の手段/構成要素間のデータフローを示す概念データフロー図。 処理システムを用いる装置のためのハードウェア実装形態の一例を示す図。
[0031]添付の図面に関して以下に記載する詳細な説明は、様々な構成を説明することを意図し、本明細書で説明する概念が実施され得る唯一の構成を表す意図はない。この詳細な説明は、様々な概念の完全な理解を与えるための具体的な詳細を含む。ただし、これらの概念はこれらの具体的な詳細なしに実施され得ることが当業者には明らかであろう。いくつかの事例では、そのような概念を不明瞭にしないように、よく知られている構造および構成要素をブロック図の形式で示す。
[0032]ここで、様々な装置および方法を参照しながら電気通信システムのいくつかの態様が提示される。これらの装置および方法について、以下の発明を実施するための形態において説明し、(「要素」と総称される)様々なブロック、構成要素、回路、ステップ、プロセス、アルゴリズムなどによって添付の図面に示す。これらの要素は、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、またはそれらの任意の組合せを使用して実装され得る。そのような要素がハードウェアとして実装されるか、ソフトウェアとして実装されるかは、特定の適用例および全体的なシステムに課せられる設計制約に依存する。
[0033]例として、要素、または要素の任意の部分、または要素の任意の組合せは、1つまたは複数のプロセッサを含む「処理システム」を用いて実装され得る。プロセッサの例は、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プログラマブル論理デバイス(PLD)、ステートマシン、ゲート論理、個別ハードウェア回路、および本開示全体にわたって説明する様々な機能を実行するように構成される他の適切なハードウェアを含む。処理システムの中の1つまたは複数のプロセッサは、ソフトウェアを実行し得る。ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語などの名称にかかわらず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェア構成要素、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行ファイル、実行スレッド、プロシージャ、関数などを意味すると広く解釈されたい。
[0034]したがって、1つまたは複数の例示的な実施形態では、説明する機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せで実装され得る。ソフトウェアで実装される場合、機能は、コンピュータ可読媒体上に記憶されるか、あるいはコンピュータ可読媒体上に1つまたは複数の命令またはコードとして符号化され得る。コンピュータ可読媒体はコンピュータ記憶媒体を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であってよい。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取り専用メモリ(ROM)、電気的消去可能プログラマブルROM(EEPROM(登録商標))、コンパクトディスクROM(CD−ROM)または他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気ストレージデバイス、上述のタイプのコンピュータ可読媒体の組合せ、あるいはコンピュータによってアクセスされ得る、命令またはデータ構造の形態のコンピュータ実行可能コードを記憶するために使用され得る任意の他の媒体を備えることができる。
[0035]図1は、LTEネットワークアーキテクチャ100を示す図である。LTEネットワークアーキテクチャ100は、発展型パケットシステム(EPS)100と呼ばれることがある。EPS100は、1つまたは複数のユーザ機器(UE)102と、発展型UMTSテレストリアル無線アクセスネットワーク(E−UTRAN)104と、発展型パケットコア(EPC)110と、事業者のインターネットプロトコル(IP)サービス122とを含み得る。EPSは他のアクセスネットワークと相互接続することができるが、簡単にするために、それらのエンティティ/インターフェースは図示されていない。図示のように、EPSはパケット交換サービスを提供するが、当業者なら容易に諒解するように、本開示全体にわたって提示される様々な概念は、回線交換サービスを提供するネットワークに拡張され得る。
[0036]E−UTRANは、発展型ノードB(eNB)106と、他のeNB108とを含み、マルチキャスト協調エンティティ(MCE)128を含み得る。eNB106は、UE102に向かってユーザプレーンプロトコル終端と制御プレーンプロトコル終端とを提供する。eNB106は、バックホール(たとえば、X2インターフェース)を介して他のeNB108に接続され得る。MCE128は、発展型マルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス(MBMS)(eMBMS)のために時間/周波数無線リソースを割り振り、eMBMSのために無線構成(たとえば、変調およびコーディング方式(MCS))を決定する。MCE128は、別個のエンティティ、またはeNB106の一部であり得る。eNB106は、基地局、ノードB、アクセスポイント、基地トランシーバ局、無線基地局、無線トランシーバ、トランシーバ機能、基本サービスセット(BSS)、拡張サービスセット(ESS)、または何らかの他の好適な用語で呼ばれることもある。eNB106は、EPC110へのアクセスポイントをUE102に提供する。UE102の例は、セルラーフォン、スマートフォン、セッション開始プロトコル(SIP)フォン、ラップトップ、携帯情報端末(PDA)、衛星無線、全地球測位システム、マルチメディアデバイス、ビデオデバイス、デジタルオーディオプレーヤ(たとえば、MP3プレーヤ)、カメラ、ゲーム機、タブレット、または任意の他の同様の機能デバイスを含む。UE102は、当業者によって、移動局、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、または何らかの他の適切な用語で呼ばれることもある。
[0037]eNB106は、EPC110に接続される。EPC110は、モビリティ管理エンティティ(MME)112と、ホーム加入者サーバ(HSS)120と、他のMME114と、サービングゲートウェイ116と、マルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス(MBMS)ゲートウェイ124と、ブロードキャストマルチキャストサービスセンタ(BM−SC)126と、パケットデータネットワーク(PDN)ゲートウェイ118とを含み得る。MME112は、UE102とEPC110との間のシグナリングを処理する制御ノードである。概して、MME112はベアラおよび接続管理を提供する。すべてのユーザIPパケットはサービングゲートウェイ116を通じて転送され、サービングゲートウェイ116自体はPDNゲートウェイ118に接続される。PDNゲートウェイ118は、UEのIPアドレス割振り、ならびに他の機能を提供する。PDNゲートウェイ118およびBM−SC126はIPサービス122に接続される。IPサービス122は、インターネット、イントラネット、IPマルチメディアサブシステム(IMS)、PSストリーミングサービス(PSS)、および/または他のIPサービスを含み得る。BM−SC126は、MBMSユーザサービスプロビジョニングおよび配信のための機能を与え得る。BM−SC126は、コンテンツプロバイダMBMS送信のためのエントリポイントとして働き得、パブリックランドモバイルネットワーク(PLMN)内のMBMSベアラサービスを許可し、開始するために使用され得、MBMS送信をスケジュールし、配信するために使用され得る。MBMSゲートウェイ124は、特定のサービスをブロードキャストするマルチキャストブロードキャスト単一周波数ネットワーク(MBSFN)エリアに属するeNB(たとえば、106、108)にMBMSトラフィックを配信するために使用され得、セッション管理(開始/停止)と、eMBMS関係の課金情報を集めることとを担い得る。
[0038]図2は、LTEネットワークアーキテクチャにおけるアクセスネットワーク200の例を示す図である。この例では、アクセスネットワーク200は、いくつかのセルラー領域(セル)202に分割される。1つまたは複数のより低い電力クラスのeNB208が、セル202のうちの1つまたは複数と重なるセルラー領域210を有し得る。より低い電力クラスのeNB208は、フェムトセル(たとえば、ホームeNB(HeNB))、ピコセル、マイクロセル、またはリモート無線ヘッド(RRH)であってよい。マクロeNB204は各々、それぞれのセル202に割り当てられ、セル202の中のすべてのUE206にEPC110へのアクセスポイントを提供するように構成される。アクセスネットワーク200のこの例には集中型コントローラはないが、代替構成では集中コントローラが使用され得る。eNB204は、無線ベアラ制御、承認制御、モビリティ制御、スケジューリング、セキュリティ、およびサービングゲートウェイ116への接続性を含む、すべての無線関係機能を担う。eNBは1つまたは複数の(たとえば、3つの)(セクタとも呼ばれる)セルをサポートし得る。「セル」という用語は、eNBの最小カバレージエリアおよび/または特定のカバレージエリアの働きをするeNBサブシステムを指すことがある。さらに、「eNB」、「基地局」、および「セル」という用語は、本明細書では互換的に使用されることがある。
[0039]アクセスネットワーク200によって用いられる変調方式および多元接続方式は、導入されている特定の電気通信規格に応じて異なり得る。LTE適用例では、周波数分割複信(FDD)と時分割複信(TDD)の両方をサポートするために、DL上でOFDMが使用され、UL上でSC−FDMAが使用される。当業者なら以下の詳細な説明から容易に諒解するように、本明細書で提示される様々な概念は、LTE適用例に好適である。しかしながら、これらの概念は、他の変調技法および多元接続技法を採用する他の電気通信規格に容易に拡張され得る。例として、これらの概念は、エボリューションデータオプティマイズド(EV−DO)またはウルトラモバイルブロードバンド(UMB)に拡張され得る。EV−DOおよびUMBは、CDMA2000規格ファミリーの一部として第3世代パートナーシッププロジェクト2(3GPP2)によって公表されたエアインターフェース規格であり、CDMAを採用して移動局にブロードバンドインターネットアクセスを提供する。これらの概念はまた、広帯域CDMA(W−CDMA(登録商標))とTD−SCDMAなどのCDMAの他の変形態とを採用するユニバーサル地上波無線アクセス(UTRA)、TDMAを採用するモバイル通信用グローバルシステム(GSM(登録商標))、ならびに、OFDMAを採用する、発展型UTRA(E−UTRA)、IEEE802.11(Wi−Fi(登録商標))、IEEE802.16(WiMAX(登録商標))、IEEE802.20、およびFlash−OFDMに拡張され得る。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTEおよびGSMは、3GPP団体からの文書に記載されている。CDMA2000およびUMBは、3GPP2団体からの文書に記載されている。採用される実際のワイヤレス通信規格および多元接続技術は、特定の適用例およびシステムに課された全体的な設計制約に依存する。
[0040]eNB204は、MIMO技術をサポートする複数のアンテナを有し得る。MIMO技術の使用により、eNB204は、空間多重化と、ビームフォーミングと、送信ダイバーシティとをサポートするために空間領域を活用することが可能になる。空間多重化は、異なるデータストリームを同じ周波数上で同時に送信するために使用され得る。データストリームは、データレートを増加させるために単一のUE206に送信されるか、または全体的なシステム容量を増加させるために複数のUE206に送信され得る。これは、各データストリームを空間的にプリコーディングし(すなわち、振幅および位相のスケーリングを適用し)、次いで、DL上で複数の送信アンテナを通じて空間的にプリコーディングされた各ストリームを送信することによって達成される。空間的にプリコーディングされたデータストリームは、異なる空間シグネチャとともにUE206に到着し、これにより、UE206の各々がそのUE206に宛てられた1つまたは複数のデータストリームを復元することが可能になる。UL上では、各UE206は、空間的にプリコーディングされたデータストリームを送信し、これにより、eNB204は、空間的にプリコーディングされた各データストリームのソースを識別できるようになる。
[0041]空間多重化は、概して、チャネル状態が良好なときに使用される。チャネル状態があまり好ましくないとき、送信エネルギーを1つまたは複数の方向に集中させるためにビームフォーミングが使用され得る。このことは、複数のアンテナを通じた送信用にデータを空間的にプリコーディングすることによって実現され得る。セルのエッジにおいて良好なカバレッジを達成するために、送信ダイバーシティと組み合わせてシングルストリームビームフォーミング送信が使用され得る。
[0042]以下の発明を実施するための形態では、アクセスネットワークの様々な態様が、DL上でOFDMをサポートするMIMOシステムに関して説明される。OFDMは、OFDMシンボル内でいくつかのサブキャリアを介してデータを変調するスペクトル拡散技法である。サブキャリアは、正確な周波数で離間される。離間は、受信機がサブキャリアからデータを復元することを可能にする「直交性」をもたらす。時間領域では、OFDMシンボル間干渉をなくすために、各OFDMシンボルにガードインターバル(たとえば、サイクリックプレフィックス)が追加され得る。ULは、高いピーク対平均電力比(PAPR)を補償するために、SC−FDMAをDFT拡散OFDM信号の形態で使用し得る。
[0043]図3は、LTEにおけるDLフレーム構造の一例を示す図300である。フレーム(10ms)は、等しいサイズの10個のサブフレームに分割され得る。各サブフレームは、2つの連続するタイムスロットを含み得る。2つのタイムスロットを表すためにリソースグリッドが使用される場合があり、各タイムスロットはリソースブロックを含む。リソースグリッドは複数のリソース要素に分割される。LTEでは、ノーマルサイクリックプレフィックスの場合、リソースブロックは、合計84個のリソース要素について、周波数領域中に12個の連続するサブキャリアを含んでおり、時間領域中に7つの連続するOFDMシンボルを含んでいる。拡張サイクリックプレフィックスの場合、リソースブロックは、合計72個のリソース要素について、周波数領域中に12個の連続するサブキャリアを含んでおり、時間領域中に6つの連続するOFDMシンボルを含んでいる。R302、304として示されるリソース要素のうちのいくつかは、DL基準信号(DL−RS)を含む。DL−RSは、(共通RSと呼ばれることもある)セル固有RS(CRS)302と、UE固有RS(UE−RS)304とを含む。UE−RS304は、対応する物理DL共有チャネル(PDSCH)がマッピングされるリソースブロック上で送信される。各リソース要素によって搬送されるビット数は変調方式に依存する。したがって、UEが受信するリソースブロックが多いほど、および変調方式が高いほど、UEのデータレートは高くなる。
[0044]図4は、LTEにおけるULフレーム構造の例を示す図400である。ULのための利用可能なリソースブロックは、データセクションと制御セクションとに区分され得る。制御セクションは、システム帯域幅の2つのエッジに形成される場合があり、構成可能なサイズを有することができる。制御セクション内のリソースブロックは、制御情報を送信するためにUEに割り当てられ得る。データセクションは、制御セクションの中に含まれないすべてのリソースブロックを含み得る。ULフレーム構造は、単一のUEがデータセクションの中の連続サブキャリアのすべてを割り当てられることを可能にし得る、連続サブキャリアを含むデータセクションをもたらす。
[0045]UEには、eNBに制御情報を送信するために、制御セクション中のリソースブロック410a、410bが割り当てられ得る。UEはまた、eNBにデータを送信するために、データセクション中のリソースブロック420a、420bを割り当てられ得る。UEは、制御セクションの中に割り当てられたリソースブロック上の物理UL制御チャネル(PUCCH)において制御情報を送信し得る。UEは、データセクションの中に割り当てられたリソースブロック上の物理UL共有チャネル(PUSCH)においてデータまたはデータと制御情報の両方を送信し得る。UL送信は、サブフレームの両方のスロットに及ぶ場合があり、周波数にわたってホッピングすることができる。
[0046]初期システムアクセスを実行し、物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)430の中でのUL同期を実現するために、リソースブロックのセットが使用され得る。PRACH430は、ランダムシーケンスを搬送し、いかなるULデータ/シグナリングをも搬送することができない。各ランダムアクセスプリアンブルは、6つの連続するリソースブロックに対応する帯域幅を占有する。開始周波数はネットワークによって指定される。すなわち、ランダムアクセスプリアンブルの送信は、ある時間リソースおよび周波数リソースに制限される。PRACHの場合、周波数ホッピングはない。PRACH試みは単一のサブフレーム(1ms)中でまたは少数の連続サブフレームのシーケンス中で搬送され、UEは、フレーム(10ms)ごとに単一のPRACH試みを行うことができる。
[0047]図5は、LTEにおけるユーザプレーンおよび制御プレーンのための無線プロトコルアーキテクチャの一例を示す図500である。UEおよびeNBのための無線プロトコルアーキテクチャは、3つのレイヤ、すなわち、レイヤ1、レイヤ2、およびレイヤ3で示される。レイヤ1(L1レイヤ)は最下位レイヤであり、様々な物理レイヤ信号処理機能を実装する。L1レイヤは、本明細書では物理レイヤ506と呼ばれる。レイヤ2(L2レイヤ)508は、物理レイヤ506の上にあり、物理レイヤ506を通じたUEとeNBとの間のリンクを担う。
[0048]ユーザプレーンでは、L2レイヤ508は、ネットワーク側のeNBにおいて終端される、メディアアクセス制御(MAC)サブレイヤ510と、無線リンク制御(RLC)サブレイヤ512と、パケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)514サブレイヤとを含む。図示されないが、UEは、ネットワーク側のPDNゲートウェイ118において終端されるネットワークレイヤ(たとえば、IPレイヤ)と、接続の他端(たとえば、遠端UE、サーバなど)において終端されるアプリケーションレイヤとを含む、L2レイヤ508の上にいくつかの上位レイヤを有することができる。
[0049]PDCPサブレイヤ514は、異なる無線ベアラと論理チャネルとの間で多重化を提供する。また、PDCPサブレイヤ514は、無線送信オーバヘッドを低減するための上位レイヤデータパケットのためのヘッダ圧縮と、データパケットを暗号化することによるセキュリティと、UEのためのeNB間ハンドオーバサポートとを提供する。RLCサブレイヤ512は、上位レイヤデータパケットのセグメンテーションおよび再統合と、紛失データパケットの再送信と、ハイブリッド自動再送要求(HARQ)による、順が狂った受信を補正するためのデータパケットの並べ替えとを行う。MACサブレイヤ510は、論理チャネルとトランスポートチャネルとの間の多重化を行う。MACサブレイヤ510はまた、UEの間で1つのセル中の様々な無線リソース(たとえば、リソースブロック)を割り当てることを担う。MACサブレイヤ510は、HARQ演算も担う。
[0050]制御プレーンでは、UEおよびeNBのための無線プロトコルアーキテクチャは、制御プレーンのためのヘッダ圧縮機能がないことを除いて、物理レイヤ506およびL2レイヤ508に対して実質的に同じである。制御プレーンは、レイヤ3(L3レイヤ)中に無線リソース制御(RRC)サブレイヤ516も含む。RRCサブレイヤ516は、無線リソース(たとえば、無線ベアラ)を取得することと、eNBとUEとの間のRRCシグナリングを使用して下位レイヤを構成することとを担う。
[0051]図6は、アクセスネットワーク中でUE650と通信しているeNB610のブロック図である。DLにおいて、コアネットワークからの上位レイヤパケットがコントローラ/プロセッサ675に与えられる。コントローラ/プロセッサ675はL2レイヤの機能を実施する。DLでは、コントローラ/プロセッサ675は、ヘッダ圧縮と、暗号化と、パケットのセグメンテーションおよび並べ替えと、論理チャネルとトランスポートチャネルとの間の多重化と、様々な優先度メトリックに基づくUE650への無線リソース割振りとを行う。また、コントローラ/プロセッサ675は、HARQ演算と、紛失パケットの再送と、UE650へのシグナリングとを担う。
[0052]送信(TX)プロセッサ616は、L1レイヤ(すなわち、物理レイヤ)のための種々の信号処理機能を実施する。信号処理機能は、UE650における前方誤り訂正(FEC)と、様々な変調方式(たとえば、2位相偏移変調(BPSK)、4位相偏移変調(QPSK)、M位相偏移変調(M−PSK)、多値直交振幅変調(M−QAM))に基づいた信号コンスタレーションへのマッピングとを支援するための、コーディングとインターリービングとを含む。次いで、コーディングされ変調されたシンボルは並列ストリームに分割される。各ストリームは、次いで、時間領域OFDMシンボルストリームを搬送する物理チャネルを生成するために、OFDMサブキャリアにマッピングされ、時間領域および/または周波数領域中で基準信号(たとえば、パイロット)と多重化され、次いで逆高速フーリエ変換(IFFT)を使用して互いに合成される。OFDMストリームは、複数の空間ストリームを生成するために空間的にプリコーディングされる。チャネル推定器674からのチャネル推定値は、コーディングおよび変調方式を決定するために、ならびに空間処理のために使用され得る。チャネル推定値は、UE650によって送信される参照信号および/またはチャネル状態フィードバックから導出され得る。各空間ストリームは、次いで、別個の送信機618TXを介して異なるアンテナ620に与えられ得る。各送信機618TXは、送信のためにそれぞれの空間ストリームでRFキャリアを変調し得る。
[0053]UE650において、各受信機654RXは、そのそれぞれのアンテナ652を通じて信号を受信する。各受信機654RXは、RFキャリア上に変調された情報を復元し、受信(RX)プロセッサ656に情報を与える。RXプロセッサ656は、L1レイヤの様々な信号処理機能を実装する。RXプロセッサ656は、UE650に宛てられた任意の空間ストリームを復元するために、情報に対して空間処理を実施し得る。複数の空間ストリームがUE650に宛てられた場合、それらの空間ストリームはRXプロセッサ656によって単一のOFDMシンボルストリームに合成され得る。RXプロセッサ656は、その後、高速フーリエ変換(FFT)を用いてOFDMシンボルストリームを時間領域から周波数領域に変換する。周波数領域信号は、OFDM信号のサブキャリアごとに別々のOFDMシンボルストリームを備える。各サブキャリア上のシンボルと基準信号とは、eNB610によって送信される、可能性が最も高い信号のコンスタレーションポイントを決定することによって復元され、復調される。これらの軟決定は、チャネル推定器658によって計算されるチャネル推定値に基づき得る。軟決定は、次いで、物理チャネル上でeNB610によって最初に送信されたデータと制御信号とを復元するために復号され、デインターリーブされる。データおよび制御信号は、次いで、コントローラ/プロセッサ659に与えられる。
[0054]コントローラ/プロセッサ659はL2レイヤを実装する。コントローラ/プロセッサは、プログラムコードとデータとを記憶するメモリ660に関連し得る。メモリ660は、コンピュータ可読媒体と呼ばれることがある。ULでは、コントローラ/プロセッサ659は、コアネットワークからの上位レイヤパケットを復元するために、トランスポートチャネルと論理チャネルとの間の多重分離と、パケットリアセンブリと、暗号解読と、ヘッダ復元と、制御信号処理とを行う。上位レイヤパケットは、その後、L2レイヤの上方のすべてのプロトコルレイヤを表す、データシンク662に与えられる。また、種々の制御信号が、L3処理のためにデータシンク662に与えられ得る。コントローラ/プロセッサ659は、HARQ演算をサポートするために肯定応答(ACK)および/または否定応答(NACK)プロトコルを使用して誤り検出も担う。
[0055]ULでは、データソース667は、コントローラ/プロセッサ659に上位レイヤパケットを与えるために使用される。データソース667はL2レイヤの上のすべてのプロトコルレイヤを表す。eNB610によるDL送信に関して説明した機能と同様に、コントローラ/プロセッサ659は、ヘッダ圧縮と、暗号化と、パケットのセグメンテーションおよび並べ替えと、eNB610による無線リソース割振りに基づく論理チャネルとトランスポートチャネルとの間の多重化とを行うことによって、ユーザプレーンおよび制御プレーンのためにL2レイヤを実装する。また、コントローラ/プロセッサ659は、HARQ演算と、紛失パケットの再送と、eNB610へのシグナリングとを担う。
[0056]eNB610によって送信される基準信号またはフィードバックからの、チャネル推定器658によって導出されるチャネル推定値は、適切な符号化および変調方式を選択することと、空間処理を容易にすることとを行うために、TXプロセッサ668によって使用され得る。TXプロセッサ668によって生成された空間ストリームは、別個の送信機654TXを介して異なるアンテナ652に与えられ得る。各送信機654TXは、送信のためにそれぞれの空間ストリームを用いてRFキャリアを変調し得る。
[0057]UL送信は、UE650における受信機機能に関して説明した様式と同様の様式でeNB610において処理される。各受信機618RXは、それのそれぞれのアンテナ620を通じて信号を受信する。各受信機618RXは、RFキャリア上で変調された情報を復元し、RXプロセッサ670に情報を与える。RXプロセッサ670はL1レイヤを実装し得る。
[0058]コントローラ/プロセッサ675は、L2レイヤを実装する。コントローラ/プロセッサ675は、プログラムコードとデータとを記憶するメモリ676に関連付けられ得る。メモリ676はコンピュータ可読媒体と呼ばれる場合がある。ULにおいて、コントローラ/プロセッサ675は、UE650からの上位レイヤパケットを復元するために、トランスポートチャネルと論理チャネルとの間の逆多重化と、パケットリアセンブリと、暗号解読と、ヘッダ復元と、制御信号処理とを提供する。コントローラ/プロセッサ675からの上位レイヤパケットはコアネットワークに与えられ得る。コントローラ/プロセッサ675は、HARQ演算をサポートするためにACKおよび/またはNACKプロトコルを使用する誤り検出も担う。
[0059]図7Aは、MBSFNにおける発展型MBMS(eMBMS)チャネル構成の一例を示す図750である。セル752’中のeNB752は、第1のMBSFNエリアを形成することができ、セル754’中のeNB754は、第2のMBSFNエリアを形成することができる。eNB752、754は各々、他のMBSFNエリア、たとえば、最高で合計8つのMBSFNエリアに関連付けられ得る。MBSFNエリア内のセルが、予約済みセルに指定され得る。予約済みセルは、マルチキャスト/ブロードキャストコンテンツを与えないが、セル752’、754’に時間同期され、MBSFNエリアへの干渉を制限するために、MBSFNリソース上で制限電力を有し得る。MBSFNエリア中の各eNBは、同じeMBMS制御情報とデータとを同期的に送信する。各エリアは、ブロードキャストサービスと、マルチキャストサービスと、ユニキャストサービスとをサポートし得る。ユニキャストサービスは、特定のユーザを対象とするサービス、たとえば、ボイス呼である。マルチキャストサービスは、ユーザのグループによって受信され得るサービス、たとえば、サブスクリプションビデオサービスである。ブロードキャストサービスは、すべてのユーザによって受信され得るサービス、たとえば、ニュースブロードキャストである。図7Aを参照すると、第1のMBSFNエリアは、特定のニュースブロードキャストをUE770に与えることなどによって、第1のeMBMSブロードキャストサービスをサポートし得る。第2のMBSFNエリアは、異なるニュースブロードキャストをUE760に与えることなどによって、第2のeMBMSブロードキャストサービスをサポートし得る。図7Bは、MBSFNエリアの一例を示す図780である。図7Bに示すように、各MBSFNエリアは、1つまたは複数の物理マルチキャストチャネル(PMCH)(たとえば、15個のPMCH)をサポートする。各PMCHは、マルチキャストチャネル(MCH)に対応する。各MCHは、複数(たとえば、29個)のマルチキャスト論理チャネルを多重化することができる。各MBSFNエリアは、1つのマルチキャスト制御チャネル(MCCH)を有し得る。したがって、1つのMCHは、1つのMCCHと複数のマルチキャストトラフィックチャネル(MTCH)とを多重化することができ、残りのMCHは複数のMTCHを多重化することができる。
[0060]UEは、eMBMSサービスアクセスおよび対応するアクセス層構成の利用可能性を発見するために、LTEセルにキャンプオンすることができる。最初に、UEは、システム情報ブロック(SIB)13(SIB13)を取得し得る。その後、SIB13に基づいて、UEは、MCCH上でMBSFNエリア構成メッセージを取得し得る。その後、MBSFNエリア構成メッセージに基づいて、UEは、MCHスケジューリング情報(MSI)のMAC制御要素を取得し得る。SIB13は、(1)セルによってサポートされる各MBSFNエリアのMBSFNエリア識別子と、(2)MCCH繰り返し期間(たとえば、32個、64個、...、256個のフレーム)、MCCHオフセット(たとえば、0、1、...、10個のフレーム)、MCCH修正期間(たとえば、512個、1024個のフレーム)、シグナリング変調およびコーディング方式(MCS)、繰り返し期間とオフセットとによって示される無線フレームのどのサブフレームがMCCHを送信することができるかを示すサブフレーム割振り情報など、MCCHを取得するための情報と、(3)MCCH変更通知構成とを含み得る。MBSFNエリアごとに1つのMBSFNエリア構成メッセージが存在する。MBSFNエリア構成メッセージは、(1)PMCH内の論理チャネル識別子によって識別される各MTCHの一時的モバイルグループ識別情報(TMGI)および随意のセッション識別子と、(2)MBSFNエリアの各PMCHを送信するための割り振られたリソース(すなわち、無線フレームおよびサブフレーム)およびそのエリア中のすべてのPMCHのための割り振られたリソースの割振り期間(たとえば、4つ、8つ、...、256個のフレーム)と、(3)MSI MAC制御要素が送信されるMCHスケジューリング期間(MSP)(たとえば、8つ、16個、32個、...、または1024個の無線フレーム)とを示し得る。
[0061]図7Cは、MSI MAC制御要素のフォーマットを示す図790である。MSI MAC制御要素は、MSPごとに一回送られ得る。MSI MAC制御要素は、PMCHの各スケジューリング期間の第1のサブフレーム中で送られ得る。MSI MAC制御要素は、PMCH内の各MTCHの停止フレームおよびサブフレームを示すことができる。MBSFNエリアごとにPMCH当たり1つのMSIがあり得る。論理チャネル識別子(LCID)フィールド(たとえば、LCID1、LCID2、...、LCIDn)は、MTCHの論理チャネル識別子を示し得る。停止MTCHフィールド(たとえば、停止MTCH1、停止MTCH2、...、停止MTCHn)は、対応MTCHが停止するMCHに割り振られたサブフレームのみをカウントする、MCHスケジューリング期間内のサブフレームの順序数を示し得る。
[0062]一使用事例では、ネットワーク(たとえば、eNB106)が輻輳に遭遇した場合、MCE(たとえば、MCE128)は、そのネットワーク輻輳を低減するために1つまたは複数のMBMSセッションを除去し得る。たとえば、UEがMBMSセッション(たとえば、eMBMSセッション)を通じてサービスを受信する間にMBMSネットワーク(たとえば、eMBMSネットワーク)が輻輳される場合、MCEはMBMSセッションを中断し得、UEは、ユニキャストサーバからユニキャストベアラを介してMBMSセッションのサービスの対応するバージョンを受信し続け得る。別の使用事例では、UEがMBMSセッション(たとえば、eMBMSセッション)を通じてサービスを受信している間に、MBSFNエリア内のMBMSセッションに関心があるユーザの数が事前設定されたしきい値を下回るとネットワークが決定した場合、MBSFNエリアおよびUEがユニキャストサーバからユニキャストベアラを介してMBMSセッションのサービスの対応するバージョンを受信し続け得るという点から、MCEはMBMSセッションを中断/停止することを決定し得る。上記の特徴は、たとえば、グループ呼eMBMS輻輳管理のために実装され得ることに留意されたい。
[0063]MCEがMBMSセッションを中断/停止すると、UEは、MBMSセッションのサービスを受信することから、ユニキャストを介してMBMSセッションのサービスの対応するバージョンを受信することへと遷移し得る。そのような遷移の間、ネットワークは、ユニキャストベアラを確立するために、いくらかの時間を取り得る。一般に、MBMSセッションが中断されていることを示すメッセージ(たとえば、MCCHメッセージ)をUEが受信すると、UEは、MBMSセッションが中断されていると決定し、UEとのユニキャストベアラを確立するようにネットワークに要求することによってユニキャストベアラの確立を開始する。UEは一般にMBMSセッションが中断された後にユニキャストベアラの確立を要求するため、ユニキャストを介してサービスを受信するために使用されるユニキャストベアラは、MBMSセッションが中断されているときに確立されないことがある。MBMSセッションが中断されているときにユニキャストが確立されない場合、UEは、MBMSセッションが中断された後にネットワークがUEとのユニキャストベアラを確立するために要する時間期間にわたって、サービスの中断に遭遇し得る。たとえば、ネットワークがユニキャストベアラを確立するために200msを要した場合、UEは、MBMSセッションが中断された後、少なくとも200msにわたってサービスの中断に遭遇し得る。したがって、UEがeMBMSを介してサービス受信からユニキャスト受信へと切り替わるとき、サービス中断を低減するために、またサービスの連続性を達成するために、ネットワークがeMBMSセッションの中断の前にユニキャストベアラを確立するのに十分な時間を有し得るように、ネットワークが事前にMBMSセッションの中断をUEに通知することが望ましい。
[0064]第1のアプローチによれば、MCCHを介して通信される情報は、eMBMSセッションの中断の初期通知を提供し得るものである。第1のアプローチの第1の態様によれば、ネットワーク(たとえば、MCEおよび/またはeNB)が(たとえば、UEがMBMSセッションを通じてサービスを受信している間)MBMSセッションを中断することを決定したとき、ネットワークは、変更についてUEに通知するのを次のMCCH修正期間(たとえば、第1のMCCH修正期間)まで待機する。第1のMCCH修正期間の間、ネットワークは、(たとえば、PDCCHチャネルを介して)MCCH情報の変更に関する通知をUEに送る。第1のMCCH修正期間の後に続く第2のMCCH修正期間の間、ネットワークは、更新されたMCCH情報をUEに送り、ここで、更新されたMCCH情報は、MBMSセッションが後続のMCCH修正期間(たとえば、第3のMCCH修正期間)に中断されることを示す。UEに送られる更新されたMCCH情報は、MBSFNエリア構成メッセージに関連付けられ得る。MBMSセッションの次回の中断を示す更新されたMCCH情報を受信すると、UEは、第2のMCCH修正期間に、MBMSセッションに対応するユニキャストサービスのためのユニキャストベアラを確立するようにネットワークに要求する。UEは、ユニキャストベアラが第2のMCCH修正期間の間に確立されている間に中断されるべきMBMSセッションに対応するMTCHをモニタし続け得る。
[0065]第2のMCCH修正期間に続く第3のMCCH修正期間では、eMBMSセッションは中断される。たとえば、第3のMCCH修正期間では、ネットワークは、MBMSセッションを中断するためにMBMSセッションのサービスを識別するTMGIを除去し得る。第3のMCCH修正期間では、ネットワークは、MBMSセッションが除去されたことを示す更新されたMCCH情報(たとえば、MBSFNエリア構成メッセージ)を送り得る。たとえば、第3のMCCH修正期間では、MBMSセッションのサービスを識別するTMGIが存在しないことを示すMBSFNエリア構成メッセージをUEが受信した場合、UEは、中断されているMBMSセッションに関連付けられるMTCHをモニタすることを停止し、ユニキャストベアラを介してMBMSセッションのサービスの対応するユニキャストバージョンを受信し続けることになる。UEは、第3のMCCH修正期間の前にユニキャストベアラを確立するようにネットワークに要求するため、UEは、MBMSセッションが第3のMCCH修正期間中に中断されているとき、サービス中断をほとんどまたは全く伴わずにユニキャストを介してサービスを受信し続け得る。第1のアプローチの第1の態様によれば、MBMSセッションは、MBMSセッションを中断する決定に続く2つのMCCH修正期間の後に(たとえば、第1および第2のMCCH修正期間の後に)中断されることに留意されたい。
[0066]第1のアプローチの第2の態様によれば、ネットワーク(たとえば、MCEおよび/またはeNB)が(たとえば、UEがMBMSセッションを介してサービスを受信している間)MBMSセッションを中断することを決定したとき、ネットワークはMCCH情報の変更の通知をUEに送らないこともある。したがって、ネットワークが、次のMCCH修正期間(第1のMCCH修正期間)の間に、MBMSセッションを中断することを決定した後、ネットワークは、更新されたMCCH情報をUEに送り、ここで、更新されたMCCH情報は、続くMCCH修正期間にMBMSセッションをネットワークが中断しようとしていることを示す。UEに送られる更新されたMCCH情報は、MBSFNエリア構成メッセージであり得る。MBMSセッションの次回の中断を示す更新されたMCCH情報を受信すると、UEは、第1のMCCH修正期間に、MBMSセッションのサービスに対応するユニキャストサービスのためのユニキャストベアラを確立するようにネットワークに要求する。UEは、ユニキャストベアラが第1のMCCH修正期間の間に確立されている間に、eMBMSサービスを搬送する対応MTCHをモニタし続け得る。第1のMCCH修正期間に続く第2のMCCH修正期間では、MBMSセッションは中断される。たとえば、第2のMCCH修正期間では、ネットワークは、MBMSセッションを中断するためにMBMSセッションのサービスを識別するTMGIを除去し得る。UEは第2のMCCH修正期間の前にユニキャストベアラの確立を開始することに留意されたい。
[0067]第2のMCCH修正期間では、ネットワークは、MBMSセッションが中断されていることを示す更新されたMCCH情報(たとえば、MBSFNエリア構成メッセージ)を送り得る。たとえば、第2のMCCH修正期間では、MBMSセッションのサービスを識別するTMGIが存在しないことを示すMBSFNエリア構成メッセージをUEが受信した場合、UEは、対応MTCHをモニタすることを停止し、ユニキャストベアラを介してMBMSセッションのサービスの対応するバージョンを受信することに切り替える。ネットワークは第2のMCCH修正期間の前にユニキャストベアラを確立するため、UEは、MBMSセッションが第2のMCCH修正期間中に中断されているとき、サービス中断を低減してまたはサービス中断を伴わずにユニキャストを介してサービスを受信し続け得る。第1のアプローチの第2の態様によれば、MBMSセッションは、MBMSセッションを中断する決定に続く1つのMCCH修正期間の後に(たとえば、第1のMCCH修正期間の後に)中断される。
[0068]図8は、本開示による第1のアプローチの第1の態様を示す例示的な図800である。初期の時間期間810の間、ネットワークが812においてMBMSセッションを中断することを決定した後、UEは814において(たとえば、PDCCH上で)MCCH変更の通知を受信する。UEは、通知反復期間822ごとにMCCH変更の通知を受信する。ネットワークが812においてMBMSセッションを中断することを決定した後、MCCH修正期間が、第1のMCCH修正期間830で始まる。第1のMCCH修正期間830の間、UEは、MCCH反復期間824ごとにネットワークから周期的にMCCH情報836を受信し始め、またMCCH変更834の通知を周期的に受信し続ける。第1のMCCH修正期間830の後に続く第2のMCCH修正期間850の間、UEは周期的にネットワークからMBSFNエリア構成メッセージ856を受信し、ここで、MBSFNエリア構成メッセージ856は、MBMSセッションが次回のMCCH修正期間に中断されることを示す。第2のMCCH修正期間850の間に、MBMSセッションの次回の中断を示すMBSFNエリア構成メッセージ856を受信すると、UEはユニキャストベアラの確立を要求し、ネットワークは、UEがユニキャストを介してMBMSに対応するサービスを受信し得るように、ユニキャストベアラを確立する。第2のMCCH修正期間850の間、UEは、周期的に(たとえば、通知反復期間ごとに)MCCH変更854の通知を受信し続ける。
[0069]第2のMCCH修正期間850の後に続く第3のMCCH修正期間870の間、UEは周期的にネットワークからMBSFNエリア構成メッセージ876を受信し、ここで、MBSFNエリア構成メッセージ876は、MBMSセッションが中断されていることを示す。ネットワークは、第3のMCCH修正期間870の前に、第2のMCCH修正期間850においてユニキャストベアラを確立することを終了する。したがって、UEは、ネットワークがユニキャストベアラを確立するのに要する時間によって引き起こされるサービスの不連続性または中断を低減して、ネットワークが第3のMCCH修正期間870の始めにMBMSセッションを中断するとき、中断されているMBMSセッションのユニキャストを介して対応するサービスを受信することを開始し得る。第1のアプローチの第2の態様によれば、UEは、MBMSセッションが中断されている間にユニキャストを介してサービスを受信することに備えるために、MBMSセッションを中断する決定の後、2つのMCCH修正期間(たとえば、第1のMCCH修正期間830および第2のMCCH修正期間850)を取ることに留意されたい。
[0070]図9は、本開示による第1のアプローチの第2の態様を示す例示的な図900である。初期の時間期間910の間、ネットワークは912においてMBMSセッションを中断することを決定する。第1のアプローチの第2の態様によれば、UEは、初期の時間期間910の間にMCCH変更の通知を受信しないことがある。最初の時間期間910の後に続く第1のMCCH修正期間950の間、UEは周期的にネットワークからMBSFNエリア構成メッセージ956を受信し、ここで、MBSFNエリア構成メッセージ956は、MBMSセッションが次回のMCCH修正期間に中断されようとしていることを示す。MBSFNエリア構成メッセージ956は、UEがネットワークから受信するMCCH情報に関連付けられ得る。MBSFNエリア構成メッセージ956は、MCCH繰り返し期間922ごとに周期的に受信され得る。第1のMCCH修正期間950の間、UEは周期的にMCCH変更954の通知を受信する。第1のMCCH修正期間950の間に、MBMSセッションの次回の中断を示すMBSFNエリア構成メッセージ956を受信すると、UEはユニキャストベアラの確立を要求し、ネットワークは、UEがユニキャストを介してMBMSサービスの対応するサービスバージョンを受信し得るように、ユニキャストベアラを確立する。
[0071]第1のMCCH修正期間950の後に続く第2のMCCH修正期間970の間、UEは周期的にネットワークからMBSFNエリア構成メッセージ976を受信し、ここで、MBSFNエリア構成メッセージ976は、MBMSセッションが中断されていることを示す。ネットワークは、第2のMCCH修正期間970の前に、第1のMCCH修正期間950においてユニキャストベアラを確立することを終了する。したがって、UEは、ネットワークがユニキャストベアラを確立するのに要する時間によって引き起こされるサービスの不連続性または中断を伴わずに、ネットワークが第2のMCCH修正期間970の始めにMBMSセッションを中断するとき、ユニキャストを介して、中断されているMBMSセッションに対応するサービスを受信することを開始し得る。第1のアプローチの第2の態様によれば、UEは、MBMSセッションが中断されているときにユニキャストを介してサービスを受信することに備えるために、MBMSセッションを中断する決定の後、1つのMCCH修正期間(たとえば、第1のMCCH修正期間950)を要することに留意されたい。
[0072]第1のアプローチでは、MBMSサービスを中断する決定の後に1つのMCCH修正期間、待機し、次いでユニキャストベアラの確立を開始する第1の態様と比較して、第2の態様は、MBMSサービスを中断する決定の後、第1のMCCH修正期間の間にユニキャストベアラの確立を開始する。したがって、MBMSサービスを中断する決定の後、第2の態様は、1つのMCCH修正期間の後にユニキャストベアラを確立することを終了するのに対し、第1の態様は、2つのMCCH修正期間の後にユニキャストベアラを確立することを終了する。したがって、第2の態様は、ユニキャストベアラを確立するために、第1の態様よりも短い時間を要し得る。第2の態様は、ユニキャストベアラを確立するために、第1の態様よりも短い時間を要し得るため、第2の態様は、UEが第1の態様よりも早期にユニキャストを介してサービスを受信することを可能にし得る。
[0073]図10は、本開示の第1のアプローチによる、MBSFNエリア構成メッセージの実装を示す例示的なMBSFNエリア構成メッセージ1000の一部分である。MBSFNエリア構成メッセージ1000のこの一部分は、対応するMBMSセッションが次回のMCCH修正期間中に中断/停止されようとしているかどうかを示すMBMS中断インジケータ1010を含むように修正され得る。
[0074]第2のアプローチによれば、eMBMSセッションの中断の初期通知は現在のMSPの間に受信されたMSIに基づき得る。ネットワーク(たとえば、MCE)がMBMSセッションを中断することを決定すると、ネットワークは、MBMSセッションに対応するMTCH(LCIDに関連付けられるMTCH)が、たとえば、数個の続くMCHスケジューリング期間(MSP)中に中断され、したがってMBMSセッションを中断することをUEに示すために、MSIを使用し得る。LCIDがTMGIに関連付けられ、ここで、TMGIはMBMSセッションのサービスを識別する一意識別子であることに留意されたい。第2のアプローチの第1の態様では、ネットワークがMBMSセッションを中断することを決定すると、ネットワークは、MBMSセッションが中断されようとしていることをUEに通知するために、MBMSセッションに対応するMTCHに関連付けられる反復LCIDを有するMSIをUEに提供し得る。言い換えれば、MSIにおける特定のLCIDの反復は、その特定のLCIDに関連付けられるMTCHおよび対応するMBMSセッションが中断されようとしていることをUEに示すことになる。MSIは、複数の反復LCIDに対応する複数のMBMSセッションが中断され得ることを示し得る複数の反復LCIDを含み得る。MSIはまた、MBMSセッションがいつ中断されるかを示すために、反復LCIDに関連付けられる予約値を含み得る。たとえば、その予約値は、対応MTCHの後のいくつのMSPが中断されるかを示し得る。一実装形態では、予約値は、2043(2進数:11111111011)または2046(2進数:11111111100)のいずれであってもよい。そのような実装形態では、たとえば、予約値の2043は、MTCHが現在のMSPの後の1つのMSPにおいて中断され、したがって、MTCHに対応するMBMSセッションもまた、現在のMSPの後の1つのMSPにおいて中断されることを示し得る。たとえば、予約値の2046は、MTCHが現在のMSPの後の2つのMSPにおいて中断され、したがって、MTCHに対応するMBMSセッションもまた、現在のMSPの後の2つのMSPにおいて中断されることを示し得る。別の実装形態では、1536から2042の任意の未使用値が、MTCHセッションがいつ中断されるかを示すために予約値として利用され得る。各予約値は、MBMSセッションの中断が発生する前の時間期間を表すために、複数のMSPにマッピングされ得ることに留意されたい。
[0075]第2のアプローチの第2の態様では、新たなMSIフォーマットが利用され得る。第2のアプローチの第2の態様によれば、ネットワークがMBMSセッションを中断することを決定すると、ネットワークは、MSIの最後に特定のLCIDとその特定のLCIDに関連付けられる中断インジケータとをさらに含むMSIをUEに提供し得る。特定のLCIDは、MSIにおけるLCIDのうちの1つの反復LCIDである。特定のLCIDに関連付けられる中断インジケータは、特定のLCIDに関連付けられるMTCHが中断され、したがってそのMTCHに対応するMBMSセッションを中断することを示す。中断インジケータは、特定のLCIDに関連付けられるMTCHがいつ中断されるかを示し得る。たとえば、中断インジケータは、特定の数のMSPに設定され得る3つのビットを含み得、ここでMTCHおよび対応するMBMSセッションはその特定数のMSPの後に中断されると予想される。たとえば、「001」を含む中断インジケータは、MTCHが現在のMSPの後の1つのMSPにおいて中断され、したがって、対応するMBMSセッションを現在のMSPの後の1つのMSPにおいて中断することを示し得る。たとえば、「002」を含む中断インジケータは、MBMSセッションが現在のMSPの後の2つのMSPにおいて中断され、したがって、対応するMBMSセッションを現在のMSPの後の2つのMSPにおいて中断することを示し得る。MSIは、複数の反復LCIDに対応する複数のMBMSセッションが中断され得ることを示すそれぞれの中断インジケータを有する複数の特定のLCIDを含み得る。
[0076]図11Aは、第2のアプローチの第1の態様によるMSI MAC制御要素の例示的な図1100である。UEは、現在のMSPの間に、MAC制御要素を有するMSIを受信する。LCIDフィールド1102、1104、および1108はそれぞれ、それぞれのMTCHの論理チャネルIDを示す。各LCIDフィールドの長さは5ビットであり得る。停止MTCHフィールドは、対応するLCIDのために割り当てられた最後のサブフレーム番号を示す。したがって、停止MTCHフィールド1112、1114、および1118はそれぞれのサブフレーム番号を示し、ここで、それぞれのMTCHはLCIDフィールド1102、1104、および1108に対してそれぞれ停止する。この例では、各停止MTCHフィールドの長さは11ビットであり得る。LCIDフィールド1104はLCID2を含み、LCIDフィールド1106はまた、LCID2の反復であるLCID2を含む。したがって、LCIDフィールド1106は、LCID2がLCIDフィールド1106において反復されることを示す。LCIDフィールド1106における反復LCID2は、LCID2に関連付けられるMTCHが中断され、したがってMTCHに対応するMBMSセッションが中断されることを示す。LCIDフィールド1106における反復LCID2に対応する停止MTCHフィールドは、反復LCID(たとえば、LCID2)に関連付けられるMTCHがいつ中断されるかを示す予約値のための予約値フィールド1116として使用される。予約値フィールド1116は、10進数で2043である2進数11111111011を示す。たとえば、予約値の2043は、MTCHが1つのMSPにおいて中断されることを示し得る。したがって、例示的な図1100では、反復LCID2を有するLCIDフィールド1106および予約値フィールド1116は、LCID2に関連付けられるMTCHが現在のMSPの後の1つのMSPにおいて中断され、したがって対応するMBMSセッションが現在のMSPの後の1つのMSPにおいて中断されることを示す。第2のアプローチの第1の態様は、MBMSセッションの次回の中断を示すために、2つのオクテット(オクテット5およびオクテット6)を使用することに留意されたい。MBMSセッションの中断がMSPの倍数単位で発生する前の他の時間期間を表すために、予約値フィールドの他の値が使用され得る。
[0077]図11Bは、第2のアプローチの第2の態様によるMSI MAC制御要素の例示的な図1150である。UEは、現在のMSPの間に、MAC制御要素を有するMSIを受信する。LCIDフィールド1152、1154、および1156はそれぞれのMTCHのそれぞれの論理チャネルIDを示す。各LCIDフィールドの長さは5ビットであり得る。停止MTCHフィールドは、対応するLCIDに割り当てられた最後のサブフレーム番号を示す。したがって、停止MTCHフィールド1162、1164、および1166はそれぞれのサブフレーム番号を示し、ここで、それぞれのMTCHはLCIDフィールド1152、1154、および1156に対してそれぞれ停止する。各停止MTCHフィールドの長さは11ビットであり得る。この例では、付加的なLCIDフィールド1158は、LCID2に関連付けられるMTCHが中断され、したがってMTCHに対応するMBMSセッションが中断されることを示すために、LCID2を反復する。付加的なLCIDフィールド1158に関連付けられる中断インジケータ1168は、LCID2に関連付けられるMTCHがいつ中断されるかを示す。たとえば、中断インジケータ1168は、LCID2が複数回のMSPにおいて中断されるまでの時間期間を示し得、ここで、中断インジケータ1168で示される時間期間は、現在のMSPの後の時間期間である。第2のアプローチの第2の態様は、MBMSセッションの次回の中断を示すために、1つのオクテット(オクテット2*n+1)を使用することに留意されたい。
[0078]第2のアプローチの第3の態様によれば、MSIおよびMTCH送信のタイムラインは、MBMSセッションの次回の中断/停止を示すように修正され得る。具体的には、現在のMSPの間、UEは、現在のMSPのMSIを受信する代わりに、後続のMSPのMSIを受信する。したがって、たとえば、MCEが、第1のMSPに続く第2のMSPにおいてMBMSセッションを中断することを決定する(たとえば、したがって対応MTCHを中断/停止することを決定する)場合、UEは、第2のMSPに対応するMSIを第1のMSPの間に受信し得る。第2のMSPに対応するMSIは、第2のMSPのための1つまたは複数のMBMSセッションのスケジューリングを含み、したがって、第2のMSPにおいて特定のMTCHを停止するインジケーションを含み得る。たとえば、第2のMSPに対応するMSIは、特定のMTCHが第2のMSPにおいてスケジュールされないことを示す(たとえば、このようにして、特定のMTCHが中断されることを示す)「停止MTCH」のインジケーションに対する特別な停止値「2047」を指定し得る。UEは、第2のMSPに対応するMSIに基づいて第1のMSPの間に、MTCHが第2のMSPにおいて中断/停止されることを決定するため、UEは第1のMSPの間にユニキャストベアラの確立を要求し得る。したがって、UEの要求のときに、ネットワークは、MTCHが第2のMSPにおいて停止される前にユニキャストを介してMBMSセッションに対応するサービスを受信し続けるために、ユニキャストベアラを確立し、これにより、MBMSサービスの中断を低減し、MBMSサービスの連続性を向上させ得る。
[0079]図12Aは、一般的な実装形態によるMSPおよびMSIを示す例示的なタイムライン1200である。この例示的なタイムライン1200は、最初のMSP(MSP X−1)1212、第1のMSP(MSP X)1214、第2のMSP(MSP X+1)1216を順に示す。最初のMSP(MSP X−1)1212では、UEは、最初のMSP(MSP X−1)1212に対応するMSI(MSI X−1)1222を受信する。第1のMSP(MSP X)1214では、UEは、第1のMSP(MSP X)1214に対応するMSI(MSI X)1224を受信する。第2のMSP(MSP X+1)1216では、UEは、第2のMSP(MSP X+1)1216に対応するMSI(MSI X+1)1226を受信する。MCEが、第2のMSP(MSP X+1)1216の間に、第1のMSP(MSP X)1214の後にMBMSセッションを中断することを決定した場合、UEは、第2のMSP 1216に対応するMSI(X+1)1216を受信し、ここで、MSI(X+1)1216は、MBMSセッションに対応するMTCHを停止することを示す。このようにして、第2のMSP(MSP X+1)1216では、MBMSセッションは中断/停止され、UEはユニキャストベアラを確立するようにネットワークに要求する。したがって、MBMSセッションが第2のMSP(MSP X+1)1216で中断/停止されると、UEは、サービス中断を生じさせる、中断されているMBMSセッションに対応するサービスを受信するために使用されるユニキャストベアラをネットワークが確立するまで、サービスを受信しない。
[0080]図12Bは、本開示の第2のアプローチの第3の態様によるMSPおよびMSIを示す例示的なタイムライン1250である。この例示的なタイムライン1200は、最初のMSP(MSP X−1)1262、第1のMSP(MSP X)1264、第2のMSP(MSP X+1)1266を順に示す。図12Aの例示的なタイムライン1200と比較して、MSIのタイムラインは、図12Bに示すように本開示の第2のアプローチに従ってシフトされている。具体的には、現在のMSPの間、UEは、後続のMSPのMSIを受信する。したがって、最初のMSP(MSP X−1)1262では、UEは、第1のMSP(MSP X)1264に対応するMSI(MSI X)1272を受信する。第1のMSP(MSP X)1264では、UEは、第2のMSP(MSP X+1)1266に対応するMSI(MSI X+1)1274を受信する。したがって、ネットワーク(たとえば、MCE)が第2のMSP(MSP X+1)1266の間にMTCHを中断することを決定した場合、第2のMSP(MSP X+1)1266に対応するMSI(MSI X+1)1274は、第2のMSP(MSP X+1)1266の間のMTCHの中断を示す。したがって、第1のMSP(MSP X)1264でMSI(MSI X+1)1274を受信すると、UEは、ユニキャストを介して、中断されているMBMSセッションに対応するサービスを受信するために使用されるユニキャストベアラを確立するようにネットワークに要求する。このようにして、ネットワークは、MTCHが第2のMSP(MSP X+1)1266で中断される前に、第1のMSP(MSP X)1264でユニキャストベアラを確立し得る。第2のMSP(MSP X+1)1266では、UEは、第2のMSP(MSP X+1)1266に続く第3のMSPに対応するMSI(MSI X+2)1276を受信する。第2のMSP(MSP X+1)1266では、MBMSセッションはMSI(MSI X+1)1274で示されるように中断され、UEは、サービス中断に遭遇することなく、第1のMSP(MSP X)1264の間に確立されたユニキャストベアラを使用して、ユニキャストを介して、中断されているMBMSセッションに対応するサービスを受信し続ける。
[0081]第3のアプローチによれば、MCHに対するLCIDの予約値は、どのMBMSセッションが中断されようとしているかを示すために使用され得る。たとえば、MCHに対するLCIDの予約値は「11101」であり得る。LCIDの予約値は、中断インジケータを有する新たなMAC制御要素を含むために使用され得る。一態様では、既存のMSI MAC制御要素に加えて、中断インジケータを有する付加的なMSI MAC制御要素がMACプロトコルデータユニット(PDU)のMACペイロードにおいて利用され得る。たとえば、予約値は、中断インジケータを有する付加的なMSI MAC制御要素のために使用され得る。特定のLCIDに関連付けられる中断インジケータは、特定のLCIDに関連付けられるMTCHがいつ中断されるかを示し、したがってそのMTCHに対応するMBMSセッションがいつ中断されるかを示す。中断インジケータに基づいて、UEはユニキャストベアラの確立を要求し得、ネットワークは、サービス中断をほとんどまたは全く伴わずに、MBMSセッションが中断されているときに、中断されているMBMSサービスに対応するサービスをユニキャストを介してUEが受信し得るように、MBMSセッションが中断される前にユニキャストベアラを確立し得る。一態様では、中断インジケータは、対応MTCHがいつ中断されるかをさらに示し得る。たとえば、中断インジケータは、対応MTCHの後のいくつのMSPが中断されるかをさらに示し得る。
[0082]図13Aは、本開示の第3のアプローチによるMAC PDUを示す例示的な図1300である。MAC PDUは、MACヘッダ1310とMACペイロード1330とを含む。MACペイロード1330は、MAC制御要素1 1332およびMAC制御要素2 1334(付加的なMAC制御要素)など、1つまたは複数のMAC制御要素を含む。MAC制御要素2 1334は、特定のLCIDに関連付けられるMTCHがいつ中断されるかを示し、したがってそのMTCHに対応するMBMSセッションがいつ中断されるかを示すための特定のLCIDに対する中断インジケータを含むために利用され得る。MACペイロード1330はまた、MACサービスデータユニット(MAC SDU)1336とパディング1338とを含み得る。図13Bは、本開示の第3のアプローチによる付加的なMAC制御要素を示す例示的な図1350である。例示的な図1350に示す付加的なMAC制御要素(たとえば、図13AのMAC制御要素2 1334など)は、LCIDフィールド1352と、そのLCIDフィールド1352に関連付けられる中断インジケータ1354とを含む。この例では、LCIDフィールド1352はLCID2を示し、中断インジケータ1354は、LCID2に関連付けられるMTCHがいつ中断されるかを示す。これによって、UEが(例示的な図1350に示すような)付加的なMAC制御要素を受信すると、UEは、ネットワークがMBMSセッションの中断の前にユニキャストベアラを確立し得るように、ユニキャストベアラの確立を開始し得、したがって、UEは、MBMSセッションの中断の際にユニキャストベアラを使用して、ユニキャストを介してLCID2に対応する、MBMSセッションに対応するサービスを受信し続け得る。
[0083]第4のアプローチによれば、MBMSセッションの中断を示すために、ダウンリンク制御インジケータ(DCI)フォーマット1Cメッセージが利用され得る。そのサイクリック冗長検査(CRC)が無線ネットワーク一時識別子(RNTI)でスクランブルされるDCIフォーマット1Cメッセージは、UEがそのようなインジケーションに基づいてユニキャストベアラを確立するようネットワークに要求し得るように、MBMSセッションが次のMCCH修正期間中に中断されることをUEに示し得る。RNTIは、DCIフォーマット1CメッセージのCRCをスクランブルするために使用され得る。したがって、UEの要求のときに、ネットワークは、MBMSセッションが中断される次のMCCH修正期間の前に、ユニキャストベアラを確立し得る。UEはユニキャストベアラの確立を要求し、ネットワークは次のMCCH修正期間の前にユニキャストベアラを確立するため、MBMSセッションが次のMCCH修正期間中に中断されると、UEは、サービス中断をほとんどまたは全く伴わずに、次のMCCH修正期間中に、中断されているMBMSセッションに対応するサービスを継続し得る。一態様では、UEは、そのCRCがM−RNTIでスクランブルされたDCIフォーマット1Cメッセージを使用して、MCCH変更通知を受信し得る。DCIフォーマット1Cメッセージは、どのMBMSセッション/MTCHが次のMCCH修正期間中に中断されるかを示す中断情報をさらに含み得る。たとえば、UEにMCCH変更通知を送るためにDCIフォーマット1Cメッセージが使用されるとき、DCIフォーマット1Cメッセージのうちの8ビットは一般に、どのMCCHが次のMCCH修正期間中に変更されるかを示すために(たとえば、MCCH変更通知として)使用され、DCIフォーマット1Cメッセージのうちの残りのビットは、どのMBMSセッション/MTCHが次のMCCH修正期間中に中断されるかを示す中断情報を含めるために利用され得る。図14は、本開示の第4のアプローチによるDCIフォーマット1Cメッセージを示す例示的な図1400である。例示的な図1400に示すDCIフォーマット1Cメッセージは、どのMCCHが次のMCCH修正期間中に変更されるかを示すMCCH変更通知をMCCHフィールド1402に含み得る。例示的な図1400に示されるDCIフォーマット1Cメッセージはまた、中断情報を含むセッションインデックス1404を含み得る。セッションインデックス1404は、セッションインデックス1404に基づいてどのMBMSセッションが次のMCCH修正期間中に中断されるかをUEが決定し得るように、MBMSセッション/MTCHにマッピングされる。UEは、アプリケーションレイヤシグナリング、SIB13、MCCH、または専用のRRCシグナリングおよび構成のうちの少なくとも1つを介して、少なくとも1つのセッションインデックスと中断されるべき少なくとも1つのMBMSセッションとの間でマッピングするマッピング情報をネットワークから受信し得る。
[0084]代替の態様として、MBMSセッション中断を通知するために、新たなRNTIがeNBに対して定義され得る。したがって、UEは、そのCRCが新たに定義されたRNTIでスクランブルされたDCIフォーマット1Cメッセージを介して、MCCH変更通知を受信し得る。そのCRCが新たに定義されたRNTIでスクランブルされたDCIフォーマット1Cメッセージは、1つもしくは複数のセッションインデックスを含むこと、および/または、次のMCCH修正期間中に中断されるべきMBMSセッションを直接指定する情報を含むことが可能である。たとえば、中断されるべきMBMSセッションを直接指定する情報は、MBSFNエリア識別子、PMCH識別子、またはMTCH識別子のうちの少なくとも1つを含み得る。
[0085]図15は、ワイヤレス通信の方法のフローチャート1500である。本方法は、UE(たとえば、UE102、装置1602/1602’)によって実施され得る。1502において、UEはMBMSセッションを通じてサービスを受信する。1504において、UEは、MBMSセッションの次回の中断の第1の通知を受信する。1506において、UEは、第1の通知を受信すると、MBMSセッションの次回の中断より先に、ユニキャストベアラの確立を要求する。1508において、UEは、ユニキャストベアラが確立されているときに、ユニキャストを介してMBMSセッションのサービスの対応するユニキャストバージョンを受信する。
[0086]一態様では、第1の通知は第1のMCCH修正期間の間に受信され、サービスの対応するユニキャストバージョンは第2のMCCH修正期間の間にユニキャストを介して受信され、UEは、第2のMCCH修正期間の間にMBMSセッションが中断されるという第2の通知を1507において受信し得る。そのような態様では、UEは、第1のMCCH修正期間の間にUEに送られたMBSFNエリア構成メッセージを介して第2の通知を受信し得る。一態様では、1503において、UEは、第1の通知が受信される第1のMCCH修正期間より先に、最初のMCCH修正期間の間にMCCH情報の変更に関する第3の通知を受信し得る。そのような態様では、UEは、MBMSセッションの次回の中断が決定されたときに、第3の通知を受信し得る。一態様では、第1の通知はMCCH情報である。一態様では、MCCH情報は、MBSFNエリア構成メッセージに関連付けられる。
[0087]一態様では、たとえば、再び図9を参照すると、最初のMCCH修正期間910の後に続く第1のMCCH修正期間950の間、UEは周期的にネットワークからMBSFNエリア構成メッセージ956を受信し、ここで、MBSFNエリア構成メッセージ956は、MBMSセッションが次回のMCCH修正期間に中断されようとしていることを示す。たとえば、上記で説明したように、第1のMCCH修正期間950の間に、MBMSセッションの次回の中断を示すMBSFNエリア構成メッセージ956を受信すると、UEはユニキャストベアラの確立を要求し、ネットワークは、UEがユニキャストを介してMBMSサービスの対応するユニキャストバージョンを受信し得るように、ユニキャストベアラを確立する。たとえば、再び図9を参照すると、第1のMCCH修正期間950の後に続く第2のMCCH修正期間970の間、UEは周期的にネットワークからMBSFNエリア構成メッセージ976を受信し、ここで、MBSFNエリア構成メッセージ976は、MBMSセッションが中断されていることを示す。たとえば、再び図9を参照すると、ネットワークは、第2のMCCH修正期間970の前に、第1のMCCH修正期間950にユニキャストベアラを確立することを終了するため、ネットワークが第2のMCCH修正期間970の最初にMBMSセッションを中断すると、UEは、ユニキャストを介して、中断されているMBMSセッションのサービスの対応するユニキャストバージョンを受信し始め得る。
[0088]別の態様では、たとえば、再び図8を参照すると、第1のMCCH修正期間830の間、UEは、MCCH反復期間824ごとにネットワークから周期的にMCCH情報836を受信し始め、またMCCH変更834の通知を周期的に受信し続ける。たとえば、再び図8を参照すると、第1のMCCH修正期間830の後に続く第2のMCCH修正期間850の間、UEは周期的にネットワークからMBSFNエリア構成メッセージ856を受信し、ここで、MBSFNエリア構成メッセージ856は、MBMSセッションが次回のMCCH修正期間に中断されることを示す。たとえば、上記で説明したように、第2のMCCH修正期間850の間に、MBMSセッションの次回の中断を示すMBSFNエリア構成メッセージ856を受信すると、UEはユニキャストベアラの確立を要求し、ネットワークは、UEがユニキャストを介してMBMSサービスに対応するサービスを受信し得るように、ユニキャストベアラを確立する。たとえば、再び図8を参照すると、第2のMCCH修正期間850の後に続く第3のMCCH修正期間870の間、UEは周期的にネットワークからMBSFNエリア構成メッセージ876を受信し、ここで、MBSFNエリア構成メッセージ876は、MBMSセッションが中断されていることを示す。たとえば、再び図8を参照すると、ネットワークは、第3のMCCH修正期間870の前に、第2のMCCH修正期間850にユニキャストベアラを確立することを終了するため、ネットワークが第3のMCCH修正期間870の最初にMBMSセッションを中断すると、UEは、ユニキャストを介して、サービスの対応するユニキャストバージョンを受信し始め得る。
[0089]一態様では、UEは、1504において、LCIDのセットを含んだMSIを受信し、そのLCIDのセットのうちのあるLCIDに基づいて中断されるべきMBMSセッションを決定することによって、第1の通知を受信し、ここで、LCIDのセットのうちのそのLCIDは、中断されるべきMBMSセッションに対応する対応MTCHに関連付けられる。たとえば、上記で説明したように、ネットワーク(たとえば、MCE)がMBMSセッションを中断することを決定すると、ネットワークは、MBMSセッションに対応するMTCH(反復LCIDに関連付けられるMTCH)が、たとえば、数個のMSP中に中断され、したがってMBMSセッションが中断されることをUEに示すために、MSIを使用し得る。
[0090]そのような態様では、UEは1504において、さらに、対応MTCHに関連付けられるLCIDがLCIDのセットのうちの1つの反復LCIDであることを決定し、MSIに含められ反復LCIDに関連付けられる予約値に基づいて次回の中断の予想時間を決定することによって、第1の通知を受信し、ここでユニキャストベアラの確立は、次回の中断の予想時間よりも先に要求される。そのような態様では、反復LCIDに関連付けられる予約値は、MSI内の反復LCIDに関連付けられる停止MTCHフィールド内に含められる。そのような態様では、予約値は、次回の中断の予想時間を示し、予想時間は、複数のMSPに基づくものであり、また予想時間は、ユニキャストベアラを確立するのに要する時間よりも後のものである。
[0091]たとえば、再び図11Aを参照すると、LCIDフィールド1106における反復LCID2は、LCID2に関連付けられるMTCHが中断され、したがってMTCHに対応するMBMSセッションが中断されることを示す。たとえば、再び図11Aを参照すると、反復LCID2を有するLCIDフィールド1106および予約値フィールド1116は、LCID2に関連付けられるMTCHが1つのMSPにおいて中断され、したがって対応するMBMSセッションが1つのMSPにおいて中断されることを示す。たとえば、再び図11Aを参照すると、LCIDフィールド1106における反復LCID2に対応する停止MTCHフィールドは、反復LCID(たとえば、LCID2)に関連付けられるMTCHがいつ中断されるかを示す予約値のための予約値フィールド1116として使用される。たとえば、上記で説明したように、LCIDは、MBMSセッションのサービスを識別するTMGIに関連付けられる。たとえば、上記で説明したように、その予約値は、対応MTCHの後のいくつのMSPが中断されるかを示し得る。
[0092]そのような態様では、MSIにおける第1の通知は、対応MTCHに関連付けられるLCIDと、対応MTCHに関連付けられるLCIDに関連付けられる中断インジケータとを含み、LCIDのセットのうちのそのLCIDは、次回の中断のためのMBMSセッションのサービスを識別するTMGIに関連付けられる。そのような態様では、中断インジケータは、次回の中断の予想時間を示し、予想時間は、複数のMSPに基づくものであり、また予想時間は、ユニキャストベアラを確立するのに要する時間よりも後のものである。
[0093]たとえば、再び図11Bを参照すると、付加的なLCIDフィールド1158は、LCID2に関連付けられるMTCHが中断され、したがってMTCHに対応するMBMSセッションが中断されることを示すLCID2を含む。たとえば、上記で説明したように、LCIDは、MBMSセッションのサービスを識別するTMGIに関連付けられる。たとえば、再び図11Bを参照すると、付加的なLCIDフィールド1158に関連付けられる中断インジケータ1168は、LCID2に関連付けられるMTCHがいつ中断されるかを示す。たとえば、上記で説明したように、中断インジケータは、特定の数のMSPに設定され得る3つのビットを含み得、ここでMTCHおよび対応するMBMSセッションは、特定の数のMSPの後に中断されると予想される。
[0094]そのような態様では、MSIが第1のMSPに続く第2のMSPに関連付けられる場合、UEは、第1のMSPの間に、第2のMSPに関連付けられるMSIを第1の通知として受信し、第2のMSPに関連付けられるMSIは、次回の中断が第2のMSPで起こるためのインジケーションを含む。そのような態様では、ユニキャストベアラの確立は、第2のMSPに関連付けられるMSIが第1のMSPの間に受信されるときに要求される。
[0095]たとえば、上記で説明したように、MCEが、第1のMSPに続く第2のMSPにおいてMBMSセッションを中断することを決定した(たとえば、したがって対応MTCHを中断/停止することを決定した)場合、UEは、第2のMSPに対応するMSIを第1のMSPの間に受信し得る。たとえば、上記で説明したように、第2のMSPに対応するMSIは、第2のMSPのための1つまたは複数のMBMSセッションのスケジューリングを含み、したがって、第2のMSPにおいて特定のMTCHを停止するインジケーションを含み得る。たとえば、上記で説明したように、UEは、第2のMSPに対応するMSIに基づいて第1のMSPの間に、MTCHが第2のMSPにおいて中断/停止されることを決定するため、UEは第1のMSPの間にユニキャストベアラの確立を要求し得る。
[0096]一態様では、第1の通知はMAC制御要素に含められる。そのような態様では、MAC制御要素は、LCIDと、そのLCIDに関連付けられる中断インジケータとを含み、LCIDに関連付けられる中断インジケータは、LCIDに関連付けられるMBMSセッションが中断されることを示す。
[0097]たとえば、上記で説明したように、既存のMSI MAC制御要素に加えて、中断インジケータを有する付加的なMSI MAC制御要素がMAC PDUのMACペイロードにおいて利用され得る。たとえば、上記で説明したように、特定のLCIDに関連付けられる中断インジケータは、特定のLCIDに関連付けられるMTCHがいつ中断されるかを示し、したがってそのMTCHに対応するMBMSセッションがいつ中断されるかを示す。
[0098]一態様では、第1の通知は、DCIフォーマット1Cメッセージを使用して受信される。一態様では、DCIフォーマット1CメッセージのCRCはRNTIでスクランブルされる。そのような態様では、RNTIはM−RNTIであり得る。そのような態様では、DCIフォーマット1Cメッセージは、変更されるべき少なくとも1つのMCCHの情報と、中断されるべき少なくとも1つのMBMSセッションを示す少なくとも1つのセッションインデックスの情報とを含む。一態様では、第1の通知を受信することは、アプリケーションレイヤシグナリング、SIB13、MCCH、または専用のRRCシグナリングおよび構成のうちの少なくとも1つを介して、少なくとも1つのセッションインデックスと中断されるべき少なくとも1つのMBMSセッションとの間のマッピング情報を受信することを含む。たとえば、上記で説明したように、CRCがRNTIでスクランブルされるDCIフォーマット1Cメッセージは、UEがそのようなインジケーションに基づいてユニキャストベアラを確立するようにネットワークに要求し得るように、MBMSセッションが次のMCCH修正期間中に中断されることをUEに示し得る。したがって、上記で説明したように、ネットワークは、次のMCCH修正期間の前にユニキャストベアラを確立し得る。たとえば、再び図14を参照すると、例示的な図1400に示したDCIフォーマット1Cメッセージは、次のMCCH修正期間中にどのMCCHが変更されるかを示すMCCH変更通知をMCCHフィールド1402内に含み得、また、次のMCCH修正期間中にどのMBMSセッション/MTCHが中断されるかを示す中断情報を含むセッションインデックス1404を含み得る。たとえば、再び図14を参照すると、セッションインデックス1404は、セッションインデックス1404に基づいてどのMBMSセッションが次のMCCH修正期間中に中断されるかをUEが決定し得るように、MBMSセッション/MTCHにマッピングされる。たとえば、再び図14を参照すると、UEは、アプリケーションレイヤシグナリング、SIB13、MCCH、または専用のRRCシグナリングおよび構成のうちの少なくとも1つを介して、少なくとも1つのセッションインデックスと中断されるべき少なくとも1つのMBMSセッションとの間でマッピングするマッピング情報をネットワークから受信し得る。
[0099]別の態様では、DCIフォーマット1Cメッセージは、MBSFNエリア識別子、PMCH識別子、またはMTCH識別子のうちの少なくとも1つを含む。たとえば、上記で説明したように、そのCRCが新たなRNTIでスクランブルされたDCIフォーマット1Cメッセージは、1つもしくは複数のセッションインデックスを含むこと、および/または、次のMCCH修正期間中に中断されるべきMBMSセッションを直接指定する情報を含むことが可能である。たとえば、上記で説明したように、中断されるべきMBMSセッションを直接指定する情報は、MBSFNエリア識別子、PMCH識別子、またはMTCH識別子のうちの少なくとも1つを含み得る。
[00100]図16は、例示的な装置1602における異なる手段/構成要素間のデータフローを示す概念データフロー図1600である。本装置はUEであり得る。本装置は、受信構成要素1604と、送信構成要素1606と、MBMS管理構成要素1608と、MBMS中断管理構成要素1610と、ユニキャスト管理構成要素1612とを含む。
[00101]受信構成要素1604およびMBMS管理構成要素1608は、eNB1650からMBMSセッションを通じてサービスを受信する。受信構成要素1604およびMBMS中断管理構成要素1610は、MBMSセッションの次回の中断の第1の通知を受信する。ユニキャスト管理構成要素1612および送信構成要素1606は、第1の通知を受信すると、MBMSセッションの次回の中断よりも先に、ユニキャストサーバ1670を用いてユニキャストベアラの確立を要求する。受信構成要素1604およびユニキャスト管理構成要素1612は、ユニキャストベアラがユニキャストサーバ1670を用いて確立されると、ユニキャストを介してMBMSセッションのサービスの対応するユニキャストバージョンを受信する。
[00102]一態様では、第1の通知は第1のMCCH修正期間の間に受信され、サービスの対応するユニキャストバージョンは第2のMCCH修正期間の間にユニキャストを介して受信され、受信構成要素1604およびMBMS中断管理構成要素1610は、第2のMCCH修正期間の間にMBMSセッションが中断されるという第2の通知を受信し得る。そのような態様では、受信構成要素1604およびMBMS中断管理構成要素1610は、第1のMCCH修正期間の間にUEに送られたMBSFNエリア構成メッセージを介して第2の通知を受信し得る。一態様では、受信構成要素1604およびMBMS中断管理構成要素1610は、第1の通知が受信される第1のMCCH修正期間より先に、最初のMCCH修正期間の間にMCCH情報の変更に関する第3の通知を受信し得る。そのような態様では、UEは、MBMSセッションの次回の中断が決定されたときに、第3の通知を受信し得る。一態様では、第1の通知はMCCH情報である。一態様では、MCCH情報は、MBSFNエリア構成メッセージに関連付けられる。
[00103]一態様では、MBMS中断管理構成要素1610は、受信構成要素1604を通じて、LCIDのセットを含んだMSIを受信し、そのLCIDのセットのうちのあるLCIDに基づいて中断されるべきMBMSセッションを決定し、ここで、LCIDのセットのうちのそのLCIDは、中断されるべきMBMSセッションに対応する対応MTCHに関連付けられる。
[00104]そのような態様では、MBMS中断管理構成要素1610はさらに、対応MTCHに関連付けられるLCIDがLCIDのセットのうちの1つの反復LCIDであることを決定し、MSIに含められ反復LCIDに関連付けられる予約値に基づいて次回の中断の予想時間を決定し、ここで、ユニキャストベアラの確立は、次回の中断の予想時間よりも先に要求される。そのような態様では、反復LCIDに関連付けられる予約値は、MSI内の反復LCIDに関連付けられる停止MTCHフィールド内に含められる。そのような態様では、予約値は、次回の中断の予想時間を示し、予想時間は、複数のMSPに基づくものであり、また予想時間は、ユニキャストベアラを確立するのに要する時間よりも後のものである。
[00105]そのような態様では、MSIにおける第1の通知は、対応MTCHに関連付けられるLCIDと、対応MTCHに関連付けられるLCIDに関連付けられる中断インジケータとを含み、LCIDのセットのうちのそのLCIDは、次回の中断のためのMBMSセッションのサービスを識別するTMGIと関連付けられる。そのような態様では、中断インジケータは、次回の中断の予想時間を示し、予想時間は、複数のMSPに基づくものであり、また予想時間は、ユニキャストベアラを確立するのに要する時間よりも後のものである。
[00106]そのような態様では、MSIが第1のMSPに続く第2のMSPに関連付けられる場合、受信構成要素1604およびMBMS中断管理構成要素1610は、第1のMSPの間に、第2のMSPに関連付けられるMSIを第1の通知として受信し、第2のMSPに関連付けられるMSIは、次回の中断が第2のMSPで起こるためのインジケーションを含む。そのような態様では、ユニキャストベアラの確立は、第2のMSPに関連付けられるMSIが第1のMSPの間に受信されるときに要求される。
[00107]一態様では、第1の通知はMAC制御要素に含められる。そのような態様では、MAC制御要素は、LCIDと、そのLCIDに関連付けられる中断インジケータとを含み、LCIDに関連付けられる中断インジケータは、LCIDに関連付けられるMBMSセッションが中断されることを示す。
[00108]一態様では、第1の通知は、DCIフォーマット1Cメッセージを使用して受信される。DCIフォーマット1CメッセージのCRCはRNTIでスクランブルされる。そのような態様では、RNTIはM−RNTIであり得る。そのような態様では、DCIフォーマット1Cメッセージは、変更されるべき少なくとも1つのMCCHの情報と、中断されるべき少なくとも1つのMBMSセッションを示す少なくとも1つのセッションインデックスの情報とを含む。一態様では、第1の通知を受信する受信構成要素1604およびMBMS中断管理構成要素1610は、アプリケーションレイヤシグナリング、SIB13、MCCH、または専用のRRCシグナリングおよび構成のうちの少なくとも1つを介して、少なくとも1つのセッションインデックスと中断されるべき少なくとも1つのMBMSセッションとの間のマッピング情報を受信する。別の態様では、DCIフォーマット1Cメッセージは、MBSFNエリア識別子、PMCH識別子、またはMTCH識別子のうちの少なくとも1つを含む。
[00109]本装置は、図15の上述のフローチャート中のアルゴリズムのブロックの各々を実行する追加の構成要素を含み得る。したがって、図15の上述のフローチャート中の各ブロックは1つの構成要素によって実行され得、本装置は、それらの構成要素のうちの1つまたは複数を含み得る。構成要素は、述べられたプロセス/アルゴリズムを行うように特に構成された1つまたは複数のハードウェア構成要素であるか、述べられたプロセス/アルゴリズムを実行するように構成されたプロセッサによって実装されるか、プロセッサによる実装のためにコンピュータ可読媒体内に記憶されるか、またはそれらの何らかの組合せであり得る。
[00110]図17は、処理システム1714を採用する装置1602’のためのハードウェア実装形態の一例を示す図1700である。処理システム1714は、バス1724によって全体的に表される、バスアーキテクチャを用いて実現され得る。バス1724は、処理システム1714の特定の適用例および全体的な設計制約に応じて、任意の数の相互接続バスとブリッジとを含み得る。バス1724は、プロセッサ1704によって表される1つまたは複数のプロセッサおよび/またはハードウェア構成要素と、構成要素1604、1606、1608、1610、1612と、コンピュータ可読媒体/メモリ1706とを含む様々な回路を互いにリンクする。バス1724はまた、タイミングソース、周辺装置、電圧調整器、および電力管理回路など、様々な他の回路をリンクし得るが、これらの回路は当技術分野においてよく知られており、したがって、これ以上説明しない。
[00111]処理システム1714は、トランシーバ1710に結合され得る。トランシーバ1710は、1つまたは複数のアンテナ1720に結合される。トランシーバ1710は、送信媒体を介して様々な他の装置と通信するための手段を与える。トランシーバ1710は、1つまたは複数のアンテナ1720から信号を受信し、受信された信号から情報を抽出し、抽出された情報を処理システム1714、特に受信構成要素1604に与える。さらに、トランシーバ1710は、処理システム1714、特に送信構成要素1606から情報を受信し、受信された情報に基づいて、1つまたは複数のアンテナ1720に適用されるべき信号を生成する。処理システム1714は、コンピュータ可読媒体/メモリ1706に結合されたプロセッサ1704を含む。プロセッサ1704は、コンピュータ可読媒体/メモリ1706に記憶されたソフトウェアの実行を含む一般的な処理を担う。ソフトウェアは、プロセッサ1704によって実行されたとき、処理システム1714に、特定の装置のための上記で説明した様々な機能を実行させる。コンピュータ可読媒体/メモリ1706はまた、ソフトウェアを実行するときにプロセッサ1704によって操作されるデータを記憶するために使用され得る。処理システムは、構成要素1604、1606、1608、1610、および1612のうちの少なくとも1つをさらに含む。それらの構成要素は、プロセッサ1704中で動作し、コンピュータ可読媒体/メモリ1706中に常駐する/記憶されたソフトウェア構成要素であるか、プロセッサ1704に結合された1つまたは複数のハードウェア構成要素であるか、またはそれらの何らかの組合せであり得る。処理システム1714は、UE650の構成要素である可能性があり、メモリ660、および/またはTXプロセッサ668、RXプロセッサ656、およびコントローラ/プロセッサ659のうちの少なくとも1つを含み得る。
[00112]一構成では、ワイヤレス通信のための装置1602/1602’は、MBMSセッションを通じてサービスを受信するための手段と、MBMSセッションの次回の中断の通知を受信するための手段と、第1の通知を受信するとMBMSセッションの次回の中断より先にユニキャストベアラの確立を要求するための手段と、ユニキャストベアラが確立されているときに、ユニキャストを介してMBMSセッションのサービスの対応するユニキャストバージョンを受信するための手段とを含む。第1の通知を受信するための手段は、LCIDのセットを含んだMSIを受信するように、またそのLCIDのセットのうちのあるLCIDに基づいて中断されるべきMBMSセッションを決定するように構成され得、ここで、LCIDのセットのうちのそのLCIDは、中断されるべきMBMSセッションに対応する対応MTCHに関連付けられる。第1の通知を受信するための手段は、対応MTCHに関連付けられるLCIDがLCIDのセットのうちの1つの反復LCIDであることを決定するように、またMSIに含められ反復LCIDに関連付けられる予約値に基づいて次回の中断の予想時間を決定するようにさらに構成され得、ここで、ユニキャストベアラの確立は、次回の中断の予想時間よりも先に要求される。第1の通知を受信するための手段は、アプリケーションレイヤシグナリング、SIB13、MCCH、または専用のRRCシグナリングおよび構成のうちの少なくとも1つを介して、少なくとも1つのセッションインデックスと中断されるべき少なくとも1つのMBMSセッションとの間のマッピング情報を受信するように構成され得る。装置1602/1602’は、MBMSセッションが第2のMCCH修正期間の間に中断されるという第2の通知を受信するための手段をさらに含み得る。装置1602/1602’は、第1の通知が受信される第1のMCCH修正期間より先に、最初のMCCH修正期間の間にMCCH情報の変更に関する第3の通知を受信するための手段をさらに含み得る。
[00113]上述の手段は、上述の手段によって具陳された機能を実施するように構成された、装置1602、および/または装置1602’の処理システム1714の上述の構成要素のうちの1つまたは複数であり得る。上記で説明したように、処理システム1714は、TXプロセッサ668と、RXプロセッサ656と、コントローラ/プロセッサ659とを含み得る。したがって、一構成では、上述の手段は、上述の手段によって具陳された機能を実施するように構成されたTXプロセッサ668と、RXプロセッサ656と、コントローラ/プロセッサ659とであり得る。
[00114]開示したプロセス/フローチャートにおけるブロックの特定の順序または階層は、例示的な手法の一例であることを理解されたい。設計選好に基づいて、プロセス/フローチャートにおけるブロックの特定の順序または階層は再構成され得ることを理解されたい。さらに、いくつかのブロックは組み合わせられるかまたは省略され得る。添付の方法クレームは、様々なブロックの要素を例示的な順序で提示したものであり、提示された特定の順序または階層に限定されるものではない。
[00115]以上の説明は、当業者が本明細書で説明する様々な態様を実践できるようにするために提供される。これらの態様への様々な変更は当業者には容易に明らかであり、本明細書で定義した一般的原理は他の態様に適用され得る。したがって、特許請求の範囲は、本明細書に示された態様に限定されるものではなく、文言特許請求の範囲(language claims)に矛盾しない全範囲を与えられるべきであり、ここにおいて、単数形の要素への言及は、そのように明記されていない限り、「唯一無二の」を意味するものではなく、「1つまたは複数の」を意味するものである。「例示的」という単語は、本明細書では「例、事例、または例示の働きをする」ことを意味するために使用される。「例示的」として本明細書で説明するいかなる態様も、必ずしも他の態様よりも好適または有利であると解釈されるべきであるとは限らない。別段に明記されていない限り、「いくつかの(some)」という用語は1つまたは複数を表す。「A、B、またはCのうちの少なくとも1つ」、「A、B、およびCのうちの少なくとも1つ」、「A、B、C、またはそれらの任意の組合せ」などの組合せは、A、B、および/またはCの任意の組合せを含み、複数のA、複数のB、または複数のCを含み得る。具体的には、「A、B、またはCのうちの少なくとも1つ」、「A、B、およびCのうちの少なくとも1つ」、「A、B、C、またはそれらの任意の組合せ」などの組合せは、Aのみ、Bのみ、Cのみ、AおよびB、AおよびC、BおよびC、AおよびBおよびCであり得、任意のそのような組合せは、A、B、またはCのうちの1つまたは複数のメンバを含み得る。本開示全体にわたって説明される様々な態様の要素に対するすべての構造的および機能的均等物は、当業者には周知であり、または後に周知となり、参照により本明細書に明白に組み込まれ、特許請求の範囲によって包含されることを意図する。さらに、本明細書で開示するいかなることも、そのような開示が特許請求の範囲に明示的に記載されているかどうかにかかわらず、公に供するものではない。いかなるクレーム要素も、その要素が「ための手段」という句を使用して明確に記載されていない限り、ミーンズプラスファンクションとして解釈されるべきではない。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
ユーザ機器(UE)によるワイヤレス通信のための方法であって、
マルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス(MBMS)セッションを通じてサービスを受信することと、
前記MBMSセッションの次回の中断の第1の通知を受信することと、
前記第1の通知を受信すると前記MBMSセッションの前記次回の中断より先に、ユニキャストベアラの確立を要求することと、
前記ユニキャストベアラが確立されているときに、ユニキャストを介して前記MBMSセッションの前記サービスの対応するユニキャストバージョンを受信することと
を備える、方法。
[C2]
前記第1の通知は、第1のマルチキャスト制御チャネル(MCCH)修正期間の間に受信され、前記サービスの前記対応するユニキャストバージョンは、第2のMCCH修正期間の間にユニキャストを介して受信され、前記方法は、前記第2のMCCH修正期間の間に前記MBMSセッションが中断されるという第2の通知を受信することをさらに備える、
[C1]に記載の方法。
[C3]
前記第1の通知が受信される前記第1のMCCH修正期間より先に、最初のMCCH修正期間の間にMCCH情報の変更に関する第3の通知を受信することをさらに備える、
[C2]に記載の方法。
[C4]
前記第1の通知は、MCCH情報である、
[C2]に記載の方法。
[C5]
前記MCCH情報は、マルチキャストブロードキャスト単一周波数ネットワーク(MBSFN)エリア構成メッセージに関連付けられる、
[C4]に記載の方法。
[C6]
前記第1の通知を受信することは、
論理チャネル識別子(LCID)のセットを含むマルチキャストチャネルスケジューリング情報(MSI)を受信することと、
前記LCIDのセットのうちのあるLCIDに基づいて中断されるべき前記MBMSセッションを決定すること、ここにおいて、前記LCIDのセットのうちの前記LCIDは、中断されるべき前記MBMSセッションに対応する対応マルチキャストトラフィックチャネル(MTCH)に関連付けられる、と
を備える、[C1]に記載の方法。
[C7]
前記第1の通知を前記受信することは、
前記対応MTCHに関連付けられる前記LCIDが前記LCIDのセットのうちの1つの反復LCIDであることを決定することと、
前記MSIに含められ前記反復LCIDに関連付けられる予約値に基づいて、前記次回の中断の予想時間を決定することと
さらに備え、前記ユニキャストベアラの前記確立は、前記次回の中断の前記予想時間より先に要求される、
[C6]に記載の方法。
[C8]
前記反復LCIDに関連付けられる前記予約値は、前記MSI内の前記反復LCIDに関連付けられる停止MTCHフィールド内に含められる、
[C7]に記載の方法。
[C9]
前記予約値は、前記次回の中断の前記予想時間を示し、前記予想時間は複数のマルチキャストチャネルスケジューリング期間(MSP)に基づくものであり、
前記予想時間は、前記ユニキャストベアラを確立するのに要する時間よりも後である、
[C7]に記載の方法。
[C10]
前記MSI内の前記第1の通知は、前記対応MTCHに関連付けられる前記LCIDと、前記対応MTCHに関連付けられる前記LCIDに関連付けられる中断インジケータとを含み、
前記LCIDのセットの前記LCIDは、前記次回の中断のための前記MBMSセッションの前記サービスを識別する一時的モバイルグループ識別情報(TMGI)に関連付けられる、
[C6]に記載の方法。
[C11]
前記中断インジケータは、前記次回の中断の予想時間を示し、前記予想時間は複数のマルチキャストチャネルスケジューリング期間(MSP)に基づくものであり、
前記予想時間は、前記ユニキャストベアラを確立するのに要する時間よりも後である、
[C10]に記載の方法。
[C12]
前記MSIは、第1のMSPに続く第2のマルチキャストチャネルスケジューリング期間(MSP)に関連付けられ、
前記UEは、前記第1のMSPの間に、前記第2のMSPに関連付けられる前記MSIを前記第1の通知として受信し、
前記第2のMSPに関連付けられる前記MSIは、前記次回の中断が前記第2のMSPで起こるためのインジケーションを含む、
[C6]に記載の方法。
[C13]
前記ユニキャストベアラの前記確立は、前記第2のMSPに関連付けられる前記MSIが前記第1のMSPの間に受信されるときに要求される、
[C12]に記載の方法。
[C14]
前記第1の通知は、メディアアクセス制御(MAC)制御要素内に含められる、
[C1]に記載の方法。
[C15]
前記MAC制御要素は、論理チャネル識別子(LCID)と前記LCIDに関連付けられる中断インジケータとを含み、
前記LCIDに関連付けられる前記中断インジケータは、前記LCIDに関連付けられる前記MBMSセッションが中断されることを示す、
[C14]に記載の方法。
[C16]
前記第1の通知は、ダウンリンク制御インジケータ(DCI)フォーマット1Cメッセージを使用して受信される、
[C1]に記載の方法。
[C17]
前記ダウンリンク制御インジケータ(DCI)フォーマット1Cメッセージのサイクリック冗長検査(CRC)は、MBMS無線ネットワーク一時識別子(M−RNTI)でスクランブルされる、
[C16]に記載の方法。
[C18]
前記DCIフォーマット1Cメッセージは、変更されるべき少なくとも1つのマルチキャスト制御チャネル(MCCH)の情報と、中断されるべき少なくとも1つのMBMSセッションを示す少なくとも1つのセッションインデックスの情報とを含む、
[C16]に記載の方法。
[C19]
前記第1の通知を前記受信することは、アプリケーションレイヤシグナリング、システム情報ブロック13(SIB13)、MCCH、または専用の無線リソース制御(RRC)シグナリングおよび構成のうちの少なくとも1つを介して、前記少なくとも1つのセッションインデックスと中断されるべき前記少なくとも1つのMBMSセッションとの間のマッピング情報を受信することを含む、
[C18]に記載の方法。
[C20]
前記DCIフォーマット1Cメッセージは、マルチキャストブロードキャスト単一周波数ネットワーク(MBSFN)エリア識別子、物理マルチキャストチャネル(PMCH)識別子、またはマルチキャストトラフィックチャネル(MTCH)識別子のうちの少なくとも1つを含む、
[C18]に記載の方法。
[C21]
ワイヤレス通信のための装置であって、
マルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス(MBMS)セッションを通じてサービスを受信するための手段と、
前記MBMSセッションの次回の中断の第1の通知を受信するための手段と、
前記第1の通知を受信すると前記MBMSセッションの前記次回の中断より先に、ユニキャストベアラの確立を要求するための手段と、
前記ユニキャストベアラが確立されているときに、ユニキャストを介して前記MBMSセッションの前記サービスの対応するユニキャストバージョンを受信するための手段と
を備える、装置。
[C22]
前記第1の通知は、第1のマルチキャスト制御チャネル(MCCH)修正期間の間に受信され、前記サービスの前記対応するユニキャストバージョンは、第2のMCCH修正期間の間にユニキャストを介して受信され、前記装置は、前記第2のMCCH修正期間の間に前記MBMSセッションが中断されるという通知を受信するための手段をさらに備える、
[C21]に記載の装置。
[C23]
前記第1の通知が受信される前記第1のMCCH修正期間より先に、最初のMCCH修正期間の間にMCCH情報の変更に関する第3の通知を受信するための手段をさらに備える、
[C22]に記載の装置。
[C24]
前記第1の通知は、MCCH情報である、
[C22]に記載の装置。
[C25]
前記MCCH情報はマルチキャストブロードキャスト単一周波数ネットワーク(MBSFN)エリア構成メッセージに関連付けられる、
[C24]に記載の装置。
[C26]
前記第1の通知を受信するための手段は、
論理チャネル識別子(LCID)のセットを含むマルチキャストチャネルスケジューリング情報(MSI)を受信することと、
前記LCIDのセットのうちのあるLCIDに基づいて中断されるべき前記MBMSセッションを決定すること、ここにおいて、前記LCIDのセットのうちの前記LCIDは、中断されるべき前記MBMSセッションに対応する対応マルチキャストトラフィックチャネル(MTCH)に関連付けられる、と
を行うように構成される、[C21]に記載の装置。
[C27]
前記第1の通知を前記受信するための手段は、
前記対応MTCHに関連付けられる前記LCIDは前記LCIDのセットのうちの1つの反復LCIDであることを決定することと、
前記MSIに含められ前記反復LCIDに関連付けられる予約値に基づいて、前記次回の中断の予想時間を決定することと
を行うようにさらに構成され、前記ユニキャストベアラの前記確立は、前記次回の中断の前記予想時間より先に要求される、
[C26]に記載の装置。
[C28]
前記反復LCIDに関連付けられる前記予約値は、前記MSI内の前記反復LCIDに関連付けられる停止MTCHフィールド内に含められる、
[C27]に記載の装置。
[C29]
前記予約値は、前記次回の中断の前記予想時間を示し、前記予想時間は複数のマルチキャストチャネルスケジューリング期間(MSP)に基づくものであり、
前記予想時間は、前記ユニキャストベアラを確立するのに要する時間よりも後である、
[C27]に記載の装置。
[C30]
前記MSI内の前記第1の通知は、前記対応MTCHに関連付けられる前記LCIDと、前記対応MTCHに関連付けられる前記LCIDに関連付けられる中断インジケータとを含み、
前記LCIDのセットの前記LCIDは、前記次回の中断のための前記MBMSセッションの前記サービスを識別する一時的モバイルグループ識別情報(TMGI)に関連付けられる、
[C26]に記載の装置。
[C31]
前記中断インジケータは、前記次回の中断の予想時間を示し、前記予想時間は複数のマルチキャストチャネルスケジューリング期間(MSP)に基づくものであり、
前記予想時間は、前記ユニキャストベアラを確立するのに要する時間よりも後である、
[C30]に記載の装置。
[C32]
前記MSIは、第1のMSPに続く第2のマルチキャストチャネルスケジューリング期間(MSP)に関連付けられ、
前記装置は、前記第1のMSPの間に、前記第2のMSPに関連付けられる前記MSIを前記第1の通知として受信し、
前記第2のMSPに関連付けられる前記MSIは、前記次回の中断が前記第2のMSPで起こるためのインジケーションを含む、
[C26]に記載の装置。
[C33]
前記ユニキャストベアラの前記確立は、前記第2のMSPに関連付けられる前記MSIが前記第1のMSPの間に受信されるときに要求される、
[C32]に記載の装置。
[C34]
前記第1の通知は、メディアアクセス制御(MAC)制御要素内に含められる、
[C21]に記載の装置。
[C35]
前記MAC制御要素は、論理チャネル識別子(LCID)と前記LCIDに関連付けられる中断インジケータとを含み、
前記LCIDに関連付けられる前記中断インジケータは、前記LCIDに関連付けられる前記MBMSセッションが中断されることを示す、
[C34]に記載の装置。
[C36]
前記第1の通知は、ダウンリンク制御インジケータ(DCI)フォーマット1Cメッセージを使用して受信される、
[C21]に記載の装置。
[C37]
前記ダウンリンク制御インジケータ(DCI)フォーマット1Cメッセージのサイクリック冗長検査(CRC)はMBMS無線ネットワーク一時識別子(M−RNTI)でスクランブルされる、
[C36]に記載の装置。
[C38]
前記DCIフォーマット1Cメッセージは、変更されるべき少なくとも1つのマルチキャスト制御チャネル(MCCH)の情報と、中断されるべき少なくとも1つのMBMSセッションを示す少なくとも1つのセッションインデックスの情報とを含む、
[C36]に記載の装置。
[C39]
前記第1の通知を前記受信するための手段は、アプリケーションレイヤシグナリング、システム情報ブロック13(SIB13)、MCCH、または専用の無線リソース制御(RRC)シグナリングおよび構成のうちの少なくとも1つを介して、前記少なくとも1つのセッションインデックスと中断されるべき前記少なくとも1つのMBMSセッションとの間のマッピング情報を受信するように構成される、
[C38]に記載の装置。
[C40]
前記DCIフォーマット1Cメッセージは、マルチキャストブロードキャスト単一周波数ネットワーク(MBSFN)エリア識別子、物理マルチキャストチャネル(PMCH)識別子、またはマルチキャストトラフィックチャネル(MTCH)識別子のうちの少なくとも1つを含む、
[C38]に記載の装置。
[C41]
ワイヤレス通信のための装置であって、
メモリと、
前記メモリに結合された少なくとも1つのプロセッサと
を備え、前記プロセッサは、
マルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス(MBMS)セッションを通じてサービスを受信することと、
前記MBMSセッションの次回の中断の第1の通知を受信することと、
前記第1の通知を受信すると前記MBMSセッションの前記次回の中断より先に、ユニキャストベアラの確立を要求することと、
前記ユニキャストベアラが確立されているときに、ユニキャストを介して前記MBMSセッションの前記サービスの対応するユニキャストバージョンを受信することと
を行うように構成される、装置。
[C42]
前記第1の通知は、第1のマルチキャスト制御チャネル(MCCH)修正期間の間に受信され、前記サービスの前記対応するユニキャストバージョンは、第2のMCCH修正期間の間にユニキャストを介して受信され、前記少なくとも1つのプロセッサは、前記第2のMCCH修正期間の間に前記MBMSセッションが中断されるという第2の通知を受信することを行うようにさらに構成される、
[C41]に記載の装置。
[C43]
前記少なくとも1つのプロセッサは、
前記第1の通知が受信される前記第1のMCCH修正期間より先に、最初のMCCH修正期間の間にMCCH情報の変更に関する第3の通知を受信することを行うようにさらに構成される、
[C42]に記載の装置。
[C44]
前記第1の通知は、MCCH情報である、[C42]に記載の装置。
[C45]
前記MCCH情報は、マルチキャストブロードキャスト単一周波数ネットワーク(MBSFN)エリア構成メッセージに関連付けられる、
[C44]に記載の装置。
[C46]
前記第1の通知を受信することを行うように構成された前記少なくとも1つのプロセッサは、
論理チャネル識別子(LCID)のセットを含むマルチキャストチャネルスケジューリング情報(MSI)を受信することと、
前記LCIDのセットのうちのあるLCIDに基づいて中断されるべき前記MBMSセッションを決定すること、ここにおいて、前記LCIDのセットのうちの前記LCIDは、中断されるべき前記MBMSセッションに対応する対応マルチキャストトラフィックチャネル(MTCH)に関連付けられる、と
を行うように構成される、[C41]に記載の装置。
[C47]
前記第1の通知を受信することを行うように構成された前記少なくとも1つのプロセッサは、
前記対応MTCHに関連付けられる前記LCIDは、前記LCIDのセットのうちの1つの反復LCIDであることを決定することと、
前記MSIに含められ前記反復LCIDに関連付けられる予約値に基づいて、前記次回の中断の予想時間を決定することと
を行うようにさらに構成され、前記ユニキャストベアラの前記確立は、前記次回の中断の前記予想時間より先に要求される、
[C46]に記載の装置。
[C48]
前記反復LCIDに関連付けられる前記予約値は、前記MSI内の前記反復LCIDに関連付けられる停止MTCHフィールド内に含められる、
[C47]に記載の装置。
[C49]
前記予約値は、前記次回の中断の前記予想時間を示し、前記予想時間はマルチキャストチャネルスケジューリング期間(MSP)に基づくものであり、
前記予想時間は、前記ユニキャストベアラを確立するのに要する時間よりも後である、
[C47]に記載の装置。
[C50]
前記MSI内の前記第1の通知は、前記対応MTCHに関連付けられる前記LCIDと、前記対応MTCHに関連付けられる前記LCIDに関連付けられる中断インジケータとを含み、
前記LCIDのセットの前記LCIDは、前記次回の中断のための前記MBMSセッションの前記サービスを識別する一時的モバイルグループ識別情報(TMGI)に関連付けられる、
[C46]に記載の装置。
[C51]
前記中断インジケータは、前記次回の中断の予想時間を示し、前記予想時間は複数のマルチキャストチャネルスケジューリング期間(MSP)に基づくものであり、
前記予想時間は、前記ユニキャストベアラを確立するのに要する時間よりも後である、
[C50]に記載の装置。
[C52]
前記MSIは、第1のMSPに続く第2のマルチキャストチャネルスケジューリング期間(MSP)に関連付けられ、
前記少なくとも1つのプロセッサは、前記第1のMSPの間に、前記第2のMSPに関連付けられる前記MSIを前記第1の通知として受信することを行うように構成され、
前記第2のMSPに関連付けられる前記MSIは、前記次回の中断が前記第2のMSPで起こるためのインジケーションを含む、
[C46]に記載の装置。
[C53]
前記ユニキャストベアラの前記確立は、前記第2のMSPに関連付けられる前記MSIが前記第1のMSPの間に受信されるときに要求される、
[C52]に記載の装置。
[C54]
前記第1の通知は、メディアアクセス制御(MAC)制御要素内に含められる、
[C41]に記載の装置。
[C55]
前記MAC制御要素は、論理チャネル識別子(LCID)と前記LCIDに関連付けられる中断インジケータとを含み、
前記LCIDに関連付けられる前記中断インジケータは、前記LCIDに関連付けられる前記MBMSセッションが中断されることを示す、
[C54]に記載の装置。
[C56]
前記第1の通知は、ダウンリンク制御インジケータ(DCI)フォーマット1Cメッセージを使用して受信される、
[C41]に記載の装置。
[C57]
前記DCIフォーマット1Cメッセージのサイクリック冗長検査(CRC)は、MBMS無線ネットワーク一時識別子(M−RNTI)でスクランブルされる、
[C56]に記載の装置。
[C58]
前記DCIフォーマット1Cメッセージは、変更されるべき少なくとも1つのマルチキャスト制御チャネル(MCCH)の情報と、中断されるべき少なくとも1つのMBMSセッションを示す少なくとも1つのセッションインデックスの情報とを含む、
[C56]に記載の装置。
[C59]
前記第1の通知を受信することを行うように構成された前記少なくとも1つのプロセッサは、アプリケーションレイヤシグナリング、システム情報ブロック13(SIB13)、MCCH、または専用の無線リソース制御(RRC)シグナリングおよび構成のうちの少なくとも1つを介して、前記少なくとも1つのセッションインデックスと中断されるべき前記少なくとも1つのMBMSセッションとの間のマッピング情報を受信することを行うように構成される、
[C58]に記載の装置。
[C60]
前記DCIフォーマット1Cメッセージは、マルチキャストブロードキャスト単一周波数ネットワーク(MBSFN)エリア識別子、物理マルチキャストチャネル(PMCH)識別子、またはマルチキャストトラフィックチャネル(MTCH)識別子のうちの少なくとも1つを含む、
[C58]に記載の装置。
[C61]
ワイヤレス通信のためのコンピュータ実行可能コードを記憶するコンピュータ可読媒体であって、
マルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス(MBMS)セッションを通じてサービスを受信することと、
前記MBMSセッションの次回の中断の第1の通知を受信することと、
前記第1の通知を受信すると前記MBMSセッションの前記次回の中断より先に、ユニキャストベアラの確立を要求することと、
前記ユニキャストベアラが確立されているときに、ユニキャストを介して前記MBMSセッションの前記サービスの対応するユニキャストバージョンを受信することと
を行うためのコードを備える、コンピュータ可読媒体。

Claims (37)

  1. ユーザ機器(UE)によるワイヤレス通信のための方法であって、
    マルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス(MBMS)セッションを通じてサービスを受信することと、
    前記MBMSセッションの次回の中断の第1の通知を受信することと、
    前記第1の通知を受信すると前記MBMSセッションの前記次回の中断より先に、ユニキャストベアラの確立を要求することと、
    前記第1の通知のマルチキャストチャネルスケジューリング情報(MSI)において受信した論理チャネル識別子(LCID)のセットのうちのあるLCIDに基づいて中断されるべき前記MBMSセッションを決定すること、ここにおいて、前記LCIDのセットのうちの前記あるLCIDは、中断されるべき前記MBMSセッションに対応する対応マルチキャストトラフィックチャネル(MTCH)に関連付けられ、前記MSI内の前記第1の通知は、前記対応MTCHに関連付けられる前記LCIDと、前記対応MTCHに関連付けられる前記LCIDに関連付けられる中断インジケータとを含み、前記中断インジケータは、前記次回の中断の予想時間を示し、前記予想時間は、複数のマルチキャストチャネルスケジューリング期間(MSP)に基づくものである、と、
    ユニキャストベアラを確立することと、
    前記ユニキャストベアラが確立されているときに、ユニキャストを介して前記MBMSセッションの前記サービスの対応するユニキャストバージョンを受信することと
    を備える、方法。
  2. 前記第1の通知は、第1のマルチキャスト制御チャネル(MCCH)修正期間の間に受信され、前記サービスの前記対応するユニキャストバージョンは、第2のMCCH修正期間の間にユニキャストを介して受信され、前記方法は、前記第2のMCCH修正期間の間に前記MBMSセッションが中断されるという第2の通知を受信することをさらに備える、
    請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1の通知が受信される前記第1のMCCH修正期間より先に、最初のMCCH修正期間の間にMCCH情報の変更に関する第3の通知を受信することをさらに備える、
    請求項2に記載の方法。
  4. 前記第1の通知は、MCCH情報である、
    請求項2に記載の方法。
  5. 前記MCCH情報は、マルチキャストブロードキャスト単一周波数ネットワーク(MBSFN)エリア構成メッセージに関連付けられる、
    請求項4に記載の方法。
  6. 前記第1の通知を前記受信することは、
    前記対応MTCHに関連付けられる前記LCIDが前記LCIDのセットのうちの1つの反復LCIDであることを決定することと、
    前記MSIに含められ前記反復LCIDに関連付けられる予約値に基づいて、前記次回の中断の予想時間を決定することと
    さらに備え、前記ユニキャストベアラの前記確立は、前記次回の中断の前記予想時間より先に要求される、
    請求項に記載の方法。
  7. 前記反復LCIDに関連付けられる前記予約値は、前記MSI内の前記反復LCIDに関連付けられる停止MTCHフィールド内に含められる、
    請求項に記載の方法。
  8. 前記予約値は、前記次回の中断の前記予想時間を示し、前記予想時間は複数のマルチキャストチャネルスケジューリング期間(MSP)に基づくものであり、
    前記予想時間は、前記ユニキャストベアラを確立するのに要する時間よりも後である、
    請求項に記載の方法。
  9. 前記LCIDのセットの前記LCIDは、前記次回の中断のための前記MBMSセッションの前記サービスを識別する一時的モバイルグループ識別情報(TMGI)に関連付けられる、
    請求項に記載の方法。
  10. 前記予想時間は、前記ユニキャストベアラを確立するのに要する時間よりも後である、
    請求項に記載の方法。
  11. 前記第1の通知は、メディアアクセス制御(MAC)制御要素内に含められる、
    請求項1に記載の方法。
  12. 前記MAC制御要素は、論理チャネル識別子(LCID)と前記LCIDに関連付けられる中断インジケータとを含み、
    前記LCIDに関連付けられる前記中断インジケータは、前記LCIDに関連付けられる前記MBMSセッションが中断されることを示す、
    請求項11に記載の方法。
  13. ワイヤレス通信のための装置であって、
    マルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス(MBMS)セッションを通じてサービスを受信するための手段と、
    前記MBMSセッションの次回の中断の第1の通知を受信するための手段と、
    前記第1の通知を受信すると前記MBMSセッションの前記次回の中断より先に、ユニキャストベアラの確立を要求するための手段と、
    前記第1の通知のマルチキャストチャネルスケジューリング情報(MSI)において受信した論理チャネル識別子(LCID)のセットのうちのあるLCIDに基づいて中断されるべき前記MBMSセッションを決定するための手段、ここにおいて、前記LCIDのセットのうちの前記あるLCIDは、中断されるべき前記MBMSセッションに対応する対応マルチキャストトラフィックチャネル(MTCH)に関連付けられ、前記MSI内の前記第1の通知は、前記対応MTCHに関連付けられる前記LCIDと、前記対応MTCHに関連付けられる前記LCIDに関連付けられる中断インジケータとを含み、前記中断インジケータは、前記次回の中断の予想時間を示し、前記予想時間は、複数のマルチキャストチャネルスケジューリング期間(MSP)に基づくものである、と、
    ユニキャストベアラを確立するための手段と、
    前記ユニキャストベアラが確立されているときに、ユニキャストを介して前記MBMSセッションの前記サービスの対応するユニキャストバージョンを受信するための手段と
    を備える、装置。
  14. 前記第1の通知は、第1のマルチキャスト制御チャネル(MCCH)修正期間の間に受信され、前記サービスの前記対応するユニキャストバージョンは、第2のMCCH修正期間の間にユニキャストを介して受信され、前記装置は、前記第2のMCCH修正期間の間に前記MBMSセッションが中断されるという通知を受信するための手段をさらに備える、
    請求項13に記載の装置。
  15. 前記第1の通知が受信される前記第1のMCCH修正期間より先に、最初のMCCH修正期間の間にMCCH情報の変更に関する第3の通知を受信するための手段をさらに備える、
    請求項14に記載の装置。
  16. 前記第1の通知は、MCCH情報である、
    請求項14に記載の装置。
  17. 前記MCCH情報はマルチキャストブロードキャスト単一周波数ネットワーク(MBSFN)エリア構成メッセージに関連付けられる、
    請求項16に記載の装置。
  18. 前記第1の通知を前記受信するための手段は、
    前記対応MTCHに関連付けられる前記LCIDは前記LCIDのセットのうちの1つの反復LCIDであることを決定することと、
    前記MSIに含められ前記反復LCIDに関連付けられる予約値に基づいて、前記次回の中断の予想時間を決定することと
    を行うようにさらに構成され、前記ユニキャストベアラの前記確立は、前記次回の中断の前記予想時間より先に要求される、
    請求項13に記載の装置。
  19. 前記反復LCIDに関連付けられる前記予約値は、前記MSI内の前記反復LCIDに関連付けられる停止MTCHフィールド内に含められる、
    請求項18に記載の装置。
  20. 前記予約値は、前記次回の中断の前記予想時間を示し、前記予想時間は複数のマルチキャストチャネルスケジューリング期間(MSP)に基づくものであり、
    前記予想時間は、前記ユニキャストベアラを確立するのに要する時間よりも後である、
    請求項18に記載の装置。
  21. 前記LCIDのセットの前記LCIDは、前記次回の中断のための前記MBMSセッションの前記サービスを識別する一時的モバイルグループ識別情報(TMGI)に関連付けられる、
    請求項13に記載の装置。
  22. 前記予想時間は、前記ユニキャストベアラを確立するのに要する時間よりも後である、
    請求項21に記載の装置。
  23. 前記第1の通知は、メディアアクセス制御(MAC)制御要素内に含められる、
    請求項13に記載の装置。
  24. 前記MAC制御要素は、論理チャネル識別子(LCID)と前記LCIDに関連付けられる中断インジケータとを含み、
    前記LCIDに関連付けられる前記中断インジケータは、前記LCIDに関連付けられる前記MBMSセッションが中断されることを示す、
    請求項23に記載の装置。
  25. ワイヤレス通信のための装置であって、
    メモリと、
    前記メモリに結合された少なくとも1つのプロセッサと
    を備え、前記プロセッサは、
    マルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス(MBMS)セッションを通じてサービスを受信することと、
    前記MBMSセッションの次回の中断の第1の通知を受信することと、
    前記第1の通知を受信すると前記MBMSセッションの前記次回の中断より先に、ユニキャストベアラの確立を要求することと、
    前記第1の通知のマルチキャストチャネルスケジューリング情報(MSI)において受信した論理チャネル識別子(LCID)のセットのうちのあるLCIDに基づいて中断されるべき前記MBMSセッションを決定すること、ここにおいて、前記LCIDのセットのうちの前記あるLCIDは、中断されるべき前記MBMSセッションに対応する対応マルチキャストトラフィックチャネル(MTCH)に関連付けられ、前記MSI内の前記第1の通知は、前記対応MTCHに関連付けられる前記LCIDと、前記対応MTCHに関連付けられる前記LCIDに関連付けられる中断インジケータとを含み、前記中断インジケータは、前記次回の中断の予想時間を示し、前記予想時間は、複数のマルチキャストチャネルスケジューリング期間(MSP)に基づくものである、と、
    ユニキャストベアラを確立することと、
    前記ユニキャストベアラが確立されているときに、ユニキャストを介して前記MBMSセッションの前記サービスの対応するユニキャストバージョンを受信することと
    を行うように構成される、装置。
  26. 前記第1の通知は、第1のマルチキャスト制御チャネル(MCCH)修正期間の間に受信され、前記サービスの前記対応するユニキャストバージョンは、第2のMCCH修正期間の間にユニキャストを介して受信され、前記少なくとも1つのプロセッサは、前記第2のMCCH修正期間の間に前記MBMSセッションが中断されるという第2の通知を受信することを行うようにさらに構成される、
    請求項25に記載の装置。
  27. 前記少なくとも1つのプロセッサは、
    前記第1の通知が受信される前記第1のMCCH修正期間より先に、最初のMCCH修正期間の間にMCCH情報の変更に関する第3の通知を受信することを行うようにさらに構成される、
    請求項26に記載の装置。
  28. 前記第1の通知は、MCCH情報である、
    請求項26に記載の装置。
  29. 前記MCCH情報は、マルチキャストブロードキャスト単一周波数ネットワーク(MBSFN)エリア構成メッセージに関連付けられる、
    請求項28に記載の装置。
  30. 前記第1の通知を受信することを行うように構成された前記少なくとも1つのプロセッサは、
    前記対応MTCHに関連付けられる前記LCIDは、前記LCIDのセットのうちの1つの反復LCIDであることを決定することと、
    前記MSIに含められ前記反復LCIDに関連付けられる予約値に基づいて、前記次回の中断の予想時間を決定することと
    を行うようにさらに構成され、前記ユニキャストベアラの前記確立は、前記次回の中断の前記予想時間より先に要求される、
    請求項25に記載の装置。
  31. 前記反復LCIDに関連付けられる前記予約値は、前記MSI内の前記反復LCIDに関連付けられる停止MTCHフィールド内に含められる、
    請求項30に記載の装置。
  32. 前記予約値は、前記次回の中断の前記予想時間を示し、前記予想時間はマルチキャストチャネルスケジューリング期間(MSP)に基づくものであり、
    前記予想時間は、前記ユニキャストベアラを確立するのに要する時間よりも後である、
    請求項30に記載の装置。
  33. 前記LCIDのセットの前記LCIDは、前記次回の中断のための前記MBMSセッションの前記サービスを識別する一時的モバイルグループ識別情報(TMGI)に関連付けられる、
    請求項25に記載の装置。
  34. 前記中断インジケータは、前記次回の中断の予想時間を示し、前記予想時間は複数のマルチキャストチャネルスケジューリング期間(MSP)に基づくものであり、
    前記予想時間は、前記ユニキャストベアラを確立するのに要する時間よりも後である、
    請求項33に記載の装置。
  35. 前記第1の通知は、メディアアクセス制御(MAC)制御要素内に含められる、
    請求項25に記載の装置。
  36. 前記MAC制御要素は、論理チャネル識別子(LCID)と前記LCIDに関連付けられる中断インジケータとを含み、
    前記LCIDに関連付けられる前記中断インジケータは、前記LCIDに関連付けられる前記MBMSセッションが中断されることを示す、
    請求項35に記載の装置。
  37. ワイヤレス通信のためのコンピュータ実行可能コードを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体であって、
    マルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス(MBMS)セッションを通じてサービスを受信することと、
    前記MBMSセッションの次回の中断の第1の通知を受信することと、
    前記第1の通知を受信すると前記MBMSセッションの前記次回の中断より先に、ユニキャストベアラの確立を要求することと、
    前記第1の通知のマルチキャストチャネルスケジューリング情報(MSI)において受信した論理チャネル識別子(LCID)のセットのうちのあるLCIDに基づいて中断されるべき前記MBMSセッションを決定すること、ここにおいて、前記LCIDのセットのうちの前記あるLCIDは、中断されるべき前記MBMSセッションに対応する対応マルチキャストトラフィックチャネル(MTCH)に関連付けられ、前記MSI内の前記第1の通知は、前記対応MTCHに関連付けられる前記LCIDと、前記対応MTCHに関連付けられる前記LCIDに関連付けられる中断インジケータとを含み、前記中断インジケータは、前記次回の中断の予想時間を示し、前記予想時間は、複数のマルチキャストチャネルスケジューリング期間(MSP)に基づくものである、と、
    ユニキャストベアラを確立することと、
    前記ユニキャストベアラが確立されているときに、ユニキャストを介して前記MBMSセッションの前記サービスの対応するユニキャストバージョンを受信することと
    を行うためのコードを備える、非一時的コンピュータ可読媒体。
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