JP6727112B2 - ヘッドレスト及び医療用診療台 - Google Patents
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Description
詳述すると、前記係止部又は前記被係止部の片方が、前記案内部を構成する案内構成面のうち、前記被案内部と当接しない非当接部位に配置される、すなわち固定機構を前記案内部の内部に設けるため、前記固定機構が前記案内部の外部に形成される場合に比べて固定機構をコンパクト化できる。したがって、前記連結部材又は支持部材を縮小化でき、前記ヘッドレストを縮小化できる。
さらにまた、前記連結部材又は前記支持部材に設けられた前記案内溝部の内部に前記固定機構が設けられるため、より確実にコンパクト化できる。
この発明により、前記係止部と前記被係止部との係止状態を解除して、前記支持部材に固定された前記連結部材を摺動自在とすることができる。すなわち患者の頭部を保持する前記頭部保持部の位置を施術者が望んだ時に変更できる。
前記反対側端部とは、前記連結部材の前記頭部保持部が設けられている側をさす。
この発明により、前記案内部がバランスよく配置されているため、前記連結部材が前記支持部材に対して一方側に傾いたり捩れたりすることを防止でき、前記連結部材を確実に摺動させることができる。
この発明により、患者の首の傾斜角度を所望の角度とすることができる。
この発明により、前記背板に固定される前記支持部材に前記案内部が設けられ、摺動される前記連結部材に被案内部が設けられることとなり、前記支持部材に対する前記連結部材の摺動をより安定させることができる。
また、この発明は、頭部を保持する頭部保持部と、医療用診療台を構成する背板に前記頭部保持部を支持する支持部材と、前記頭部保持部に連結されるとともに、前記支持部材に対して摺動自在に組み付けられた連結部材と、前記支持部材に対して前記連結部材を固定する固定機構とが備えられ、前記支持部材及び前記連結部材の一方に、摺動する前記連結部材の案内する案内部が設けられるとともに、他方に、前記案内部に当接して案内される被案内部が設けられ、前記固定機構は、被係止部と、該被係止部に係止される係止部とで構成され、前記係止部又は前記被係止部の片方は、前記案内部を構成する案内構成面のうち、前記被案内部と当接しない非当接部位に配置され、前記係止部又は前記被係止部のもう片方は、前記他方に配置され、前記被案内部が、転がり玉軸受で構成されヘッドレストであることを特徴とする。
詳述すると、前記支持部材に対して前記連結部材が傾いたり捩れたりすることで、前記連結部材の摺動が意図せぬ位置で引っ掛かり滑らかに摺動されないことがある。
医療用診療台100は、患者の頭部を所望の角度で支持するヘッドレスト1と、ヘッドレスト1が組み付けられるとともに患者の背部を支持する背板2と、患者が着座するための座席シート3と、患者が足を配置するためのフットレスト4とが前後方向Lに沿って前方(+L側)からこの順で並んで配置され、医療用診療台100の下方には背板2などの傾動を操作するフットコントローラ5が配置されている。
なお、固定板22は、連結部21の+L側端部に設けられた板状体であり、頭部側固定部13と固定する連結部側固定部(図示省略)を介して、頭部保持部10と一体に固定されている。
固定具取り付け部23は、図4に示すように、連結部21の−W側側面21aを貫通する組み付け孔231と、連結部21の−W側の上面及び底面に設けた操作軸設置部232と、組み付け孔231を塞ぐカバー233とで構成されている。
操作軸設置部232は、連結部21を構成する上面及び底面を貫通する円形状の貫通孔であり、−W側側面21aの板厚のおよそ半分の径を有する円形状に形成されている。
また、カバー233の−L側には、後述するコイルバネ45を固定するカバー側バネ固定部234が設けられている。
最も−W側に位置する外側円柱体411は、組み付け孔231の幅よりも拡径な円を底面とし、高さがW側側面の板厚と略同じ長さの円柱体である。
また、最も+W側に位置する嵌合部413は、連結円柱部412よりも縮径で、かつ、操作側軸部42の板厚の半分程度の高さで構成された円柱体である。
なお、解除操作部41は、解除操作部41を構成する嵌合部413が被嵌合部421に圧入嵌合されることで操作側軸部42に固定されている。
なおバネ固定部432は、連結部材20が支持部材30に固定された状態において、カバー側バネ固定部234と幅方向に対向して設けられている。
なお、本実施形態において、固定側軸部43を+W側に付勢するコイルバネ45を設けているが、必ずしもこの位置に設ける必要はなく、例えば、解除操作部41側に−W側に付勢するコイルバネ45を設けてもよく、また回転軸部44に回転を阻止するように力が作用する弾性材を取り付けてもよい。
詳しくは、環状体である回転部51は、外径が後述する案内部33の幅よりも一回り小さく形成され、内径が固定軸部52の径と略等しく形成されている。すなわち、案内部33に回転部51を嵌め込んだ場合に、回転部51の外周面は一方向のみが溝側面33aに接触することとなり、また回転部51の内径部分には固定軸部52を圧入して一体に固定することができる。なお、詳細は省略するが、回転部51の外周部分は固定軸部52に対して相対回転することができる。
案内軸部31は、図5(a)に示すように、側面視において連結部21と同軸の円弧状に形成され、幅方向の両側面にはベアリング50を案内する案内部33が形成されている。
なお、案内軸部31a同士の間隔(案内部33の幅)は、回転部51の径よりもわずかに長く形成されている。
なお、係止片64は、係止片64のヘッドレスト1側の側面と底面621との間に介在するコイルバネ(係止用バネ65)により、−L側に向かって力が作用するように付勢されている。
なお、固定用バネ67は、係止用バネ65よりもバネ定数の低いコイルバネであり、固定用係止部641と固定用被係止部662とが係止した状態においては、固定片66は+H側に配置される。
以下、連結部材20と支持部材30との固定及び固定解除について、図8に基づいて簡単に説明する。
また、係合凹部331が溝底33bに配置されることから、係合凹部331がベアリング50と干渉することがなく、連結部材20を滑らかに摺動させることができる。
詳述すると、連結部材20の摺動を案内する案内部33を円弧で形成することにより、連結部材20を円弧に沿って摺動させることができ、連結部材20に連結された頭部保持部10を円弧に沿って摺動させて頭部保持部10の角度を変えることができる。したがって、上歯列弓を診察などする場合と下歯列弓を診察など場合などで、患者の頭部の角度を所望の角度に変更することができる。
詳述すると、支持部材30に対して連結部材20が傾いたり捩れたりすることで、連結部材20の摺動が意図せぬ位置で引っ掛かり、滑らかに摺動されないことがある。これに対して本発明は、ベアリング50を転がり玉軸受で構成することにより、連結部材20が滑らかに摺動し、連結部材20が支持部材30に対して捩れたりすることを防止できる。
固定機構は、係合部431及び係合凹部331に対応し、
被案内部は、ベアリング50に対応し、
被係止部及び係合凹部は、係合凹部331に対応し、
係止部及び係合凸部は、係合部431に対応し、
案内構成面は、溝側面33a及び溝底33bに対応し、
非当接部位は、溝底33bに対応し、
案内溝部は、案内部33に対応し、
被案内突部は、ベアリング50に対応し、
係止解除機構及び解除操作部は、解除操作部41に対応し、
付勢部は、コイルバネ45に対応するが、
この発明は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、多くの実施形態を得ることができる。
なお、連結部材20の構成及び固定解除部40の構成は適宜係合凹部331の位置に合わせて設計変更するが、詳細は省略する。
2 背板
3 座席シート
10 頭部保持部
20 支持部材
30 連結部材
33 案内部
33a 溝側面
33b 溝底
331 係合凹部
40 固定解除部
41 解除操作部
431 係合部
45 コイルバネ
50 ベアリング
60 移動機構
100 医療用診療台
Claims (10)
- 頭部を保持する頭部保持部と、
医療用診療台を構成する背板に前記頭部保持部を支持する支持部材と、
前記頭部保持部に連結されるとともに、前記支持部材に対して摺動自在に組み付けられた連結部材と、
前記支持部材に対して前記連結部材を固定する固定機構とが備えられ、
前記支持部材及び前記連結部材の一方に、
摺動する前記連結部材を案内する案内部が設けられるとともに、
他方に、前記案内部が当接して案内される被案内部が設けられ、
前記固定機構は、
被係止部と、該被係止部に係止される係止部とで構成され、
前記係止部又は前記被係止部の片方は、前記案内部を構成する案内構成面のうち、前記被案内部と当接しない非当接部位に配置され、
前記係止部又は前記被係止部のもう片方は、前記被案内部を設けた前記他方に配置され、
前記案内部は、溝状に形成された案内溝部で構成され、
前記被案内部は、前記案内溝部に嵌入される凸状に形成された被案内突部で構成され、
前記係止部は、前記案内溝部の溝底に設けられた
ヘッドレスト。 - 前記係止部と前記被係止部との係止状態を解除する係止解除機構が備えられた
請求項1に記載のヘッドレスト。 - 前記被係止部は、
前記案内構成面を窪ませた係合凹部で構成され、
前記係止部は、
前記係合凹部に嵌合可能な係合凸部と、
前記係合凸部を係止方向に付勢する付勢部とで構成され、
前記係止解除機構は、
係止方向に付勢された前記係合凸部を前記係合凹部から解除する解除方向に操作する解除操作部が備えられた
請求項2に記載のヘッドレスト。 - 前記解除操作部は、
前記支持部材に組み付けられた前記連結部材における前記背板の反対側端部に備えられた
請求項3に記載のヘッドレスト。 - 前記案内部が、
幅方向中心に対して対称に設けられた
請求項1乃至請求項4のうちのいずれかに記載のヘッドレスト。 - 前記案内部が、
前記頭部保持部の表面から背面に向けた方向に突出する円弧で形成された
請求項1乃至請求項5のうちのいずれかに記載のヘッドレスト。 - 前記案内部が、前記支持部材に設けられた
請求項1乃至請求項6のうちのいずれかに記載のヘッドレスト。 - 前記被案内部が、転がり玉軸受で構成された
請求項1乃至請求項7のうちのいずれかに記載のヘッドレスト。 - 請求項1乃至請求項8のうちのいずれかに記載のヘッドレストと、
前記ヘッドレストを構成する支持部材が上部に組み付けられた背板と、
前記背板が傾動自在に設けられた座席シートとが備えられた
医療用診療台。 - 前記支持部材が前記背板の長手方向に沿って長尺状に形成されるとともに、前記支持部材を前記長手方向に沿って移動させる移動機構が備えられた
請求項9に記載の医療用診療台。
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