JP6724535B2 - 画像データ送信装置、伝送方法及び画像処理システム - Google Patents
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Description
特許文献1には、さらに、画像データの各色に対応するデータ転送制御部及びデータ線を設けることにより、高速なデータ転送を可能にする技術が開示されている。
この発明は、このような問題を解決し、複数のプレーンを有するデータを伝送する際に、伝送速度を維持しつつ、伝送帯域をより効率的に利用できるようにすることを目的とする。なお、この明細書において使用する「伝送」には、情報(データ)や信号等を装置間で形式を変えて伝える狭義の伝送だけでなく、形式を変えずに伝える(一般に「転送」と称される)場合も含んでいる。
図1に、この発明の一実施形態である画像処理システムの構成を示す。
図1に示す画像処理システム1は、画像形成装置100とプリントサーバ200とを、通信路300を介して接続して、画像形成システムを構成したものである。
プリントサーバ200が送信する印刷ジョブは、データのサイズとしては画像データがその大半を占め、複数レーンのI/Fを効率よく利用してこの画像データを高速に送信するための構成が、この実施形態における特徴的な点の一つである。この点については後に詳述する。
排紙装置120は、画像が定着済みの用紙を排紙トレイ121及び122に選択的に排出する装置である。
図2に示すように、画像形成装置100は、印刷制御部130、濃度補正処理部141、印刷画像処理部142、プリンタエンジン150、給紙トレイ160を備える。
印刷画像処理部142は、濃度補正処理部141から画像データを受け取り、その画像データに基づき光書き込み装置114の各色用のレーザ光を制御するためのデータを生成する。
給紙トレイ160は、印刷用紙を用紙搬送路上に供給する装置であり、プリンタエンジン150により制御される。
制御線は印刷制御部130に接続され、プリントサーバ200より送られた印刷設定を含む制御情報は印刷制御部130のCPU131により解析される。印刷制御部130は、解析した制御情報を元に、画像形成装置100内の各ブロックへ印刷動作に伴う様々な指示を発行する。一方、データ線は通信I/F143を介して濃度補正処理部141へと接続され、画像データの転送に用いられる。
これらの制御線とデータ線は、図1に示した通信路300に該当する。
図3に示すように、プリントサーバ200は、CPU201、ROM202、RAM203、HDD(ハードディスクドライブ)204、通信I/F(インタフェース)205、操作部206、表示部207を備えている。そして、これらをシステムバス210によって接続した構成となっている。
ROM202及びHDD204は、不揮発性記憶媒体(記憶手段)であり、CPU201が実行する各種プログラムや処理に必要な各種データを格納している。
RAM203は、上述したワークエリアの他、画像形成装置100に送信して印刷出力させるべき画像データを格納する画像メモリ等として用いる記憶手段である。
通信I/F205は、画像形成装置100等の他の装置と通信するためのインタフェースである。通信I/F205は、少なくとも、画像形成装置100との間を上述した制御線とデータ線により接続するためのインタフェースを含む。これに加えて、さらに他の装置と通信するためのインタフェースを備えていてもよい。
表示部207は、プリントサーバ200の動作状態や設定内容、メッセージ等をユーザに提示するための提示手段であり、液晶ディスプレイやランプ等を備える。
まず、プリントサーバ200は、ユーザあるいは他の装置から画像形成装置100に印刷を実行させる指示を受けると、画像形成装置100の印刷制御部130に対し、制御線を介して印刷要求を通知する(S11)。このとき、印刷に用いる設定の情報も印刷制御部130へ送信する。
印刷要求を受けた印刷制御部130は、濃度補正処理部141及びプリンタエンジン150に対して印刷要求を送信する(S12,S13)。
複数ページの印刷を行う場合、画像形成装置100の各部はページ毎にステップS12乃至S25の動作を繰り返す。
図5に示すように、画像形成装置100側の通信I/F143は、ドライバ151と、レシーバ161〜166とを備える。また、プリントサーバ200側の通信I/F205は、これらと対応するレシーバ251と、ドライバ261〜266とを備える。
また、ドライバ151とレシーバ251との間は、8種のデジタル制御信号を伝送するための信号線351を設ける。ここでは、信号線の本数を減らすため、信号線351としてシリアルバスを用い、また、複数種類のシリアルバスが混在することを避けるため、信号線361〜366と同じ規格のシリアルバスとしている。
また、ドライバ151は、各信号線から入力される信号値を同様に時分割で高速シリアルバス上へ出力する。レシーバ251は、高速シリアルバス上を伝送される信号値を受信し、入力側と対応する信号線へ出力する。
また、各ドライバ261〜266は、このラインデータ有効信号も画像データと共に各レシーバ161〜166へ送信する。各レシーバ161〜166は、ラインデータ有効信号がアサートされている期間に受信したデータを、有効な画像データとして後段の処理部(ここでは濃度補正処理部141)へ供給する。なお、共用レーンとして用いるレシーバ162,165については、基本的な考え方は共通するものの、共用レーン特有の処理を行う。この点については後述する。
そこで、この実施形態では、信号線362を、YとMの複数色(プレーン)の画像データの伝送に用いる共用伝送路とした。そして、1つのプレーンの画像データの伝送に用いる専用伝送路とする信号線361(Y),363(M)と合わせて、YとMの2色の画像データを3レーンの高速シリアルバスを用いて伝送するようにしている。同様に、信号線365を、CとKの複数色(プレーン)の画像データの伝送に用いる共用伝送路とし、専用伝送路とする信号線364(C),366(K)と合わせて、CとKの2色の画像データも3レーンの高速シリアルバスを用いて伝送するようにしている。
なお、図5に示した通信I/F143と通信I/F205の間で送受信される信号は、以下の表1に示す通りである。各信号名の先頭のアルファベットが、どの色の画像データに関する信号であるかを示す。「Y/M」及び「C/K」は、該当色の共用伝送路に関する信号であることを示す。
画像データ送信手段である通信I/F205は、このように1つのプレーンの画像データを、専用伝送路により伝送する第1部分と共用伝送路により伝送する第2部分とに分割する。そして、画像データの送信先装置からの1つの同期信号に応じて、第1部分を専用伝送路に、第2部分を前記共用伝送路に同時に送出する。
なお、32ビットと16ビットへの分割は、後で復元できるのであれば、上位ビットと下位ビットというような単純な分割でなくてもよい。
また、48ビットのバスサイズは、プリントサーバ200側と同様、シリアルバスの転送速度とデータ受信側のハードウェアロジックの動作速度とに基づき定めたものである。
このように生成できるラインデータ有効信号は、専用伝送路用のラインデータ有効信号(第1タイミング信号)であり、この信号を生成する回路(ここではDMACだが他の回路が同様な機能を備えてもよい)が、第1信号生成手段に該当する。
例えばYとMの共用伝送路であれば、Yラインデータ有効信号がアサートされている期間にYの16ビット分の画像データが、Mラインデータ有効信号がアサートされている期間にMの16ビット分の画像データが伝送されることになる。
これらの、共用伝送路用のラインデータ有効信号(第2タイミング信号)を生成する回路が、第2信号生成手段に該当する。
まず図6に、送信側の通信I/F205における、YとMの画像データの送信回路の構成を示す。
なお、Yラインデータ有効信号とMラインデータ有効信号とではアサートされるタイミングが異なるため、Y/Mラインデータ有効信号がアサートされている期間でも、必ずしも共用伝送路の全ビットで有効な画像データが伝送されているとは限らない。しかし、この点の調整は、受信側の通信I/F143において行う。
図2に示した通信I/F143において、YとMの画像データは、レシーバ161〜163が受信する。また、各レシーバ161〜163は、対応する伝送路におけるラインデータ有効信号も受信する。
専用伝送路から受信した部分の画像データについては、その伝送路から受信したラインデータ有効信号をそのまま用いることができる。この信号は、図7では「Yラインデータ(31:0)有効信号」として示している。
「Mラインデータ(31:0)有効信号」と、AND回路182が生成する「Mラインデータ(47:32)有効信号」についても、以上のYの場合と同様な関係が成り立つ。
以上の構成により、共用伝送路を用いる場合でも、画像データを容易に色毎に取り出すことができる。
図6で説明したとおり、OR回路171の働きにより、このとき同時にY/Mラインデータ有効信号もアサートされる。Yプレーンの画像データは、画像メモリから48ビットの入力バスにより供給され、そのうち32ビット分がドライバ261から、16ビット分がドライバ262から送信される。このとき、ドライバ262に接続された信号線362において、Mプレーンの画像データの伝送に用いる帯域は、データの伝送には用いないので、ドライバ262から、ランダムデータやオール0など意味のないデータを適宜送出すればよい。
以後、プリントサーバ200は、Yフレームデータ有効信号がインアクティブになるまで、Yライン同期信号のアクティブのパルスを検出する度に、同様にYプレーンの画像データを1ライン分ずつ送出する。
また、上記の構成においてはライン同期信号を同時にアサートしている。そのため、複数色の各色版で異なるサイズ(主走査幅)の画像データを受信する場合、次のような問題が生じる。すなわち、主走査幅が小さい画像を受信する色版は、次のラインデータを受信可能な状態であっても、主走査幅が大きい画像のラインデータ受信が完了するまで、次のラインデータ受信を開始できない。そのため、転送効率が低下する。
共有レーンで異なる画像幅のデータを受信する場合に、ある色のラインデータ転送が完了した際に、他の色のラインデータ転送が完了していなくても、画像データ送信側のデータ転送制御部が次ラインのライン同期信号を受信する。そして、受信したライン同期信号の状態に応じてラインデータ有効信号のレベルを制御し、データ転送の一時中断と再開を行う。それによって、共有レーンで混色データを独立させてライン同期転送を行うことが可能になる。
図3に示したプリントサーバ200は、画像形成装置100からYライン同期信号とMライン同期信号を受信すると、画像形成装置100に対してY、M、Y/Mのラインデータ有効信号を同時に出力する。しかし、画像形成装置100側でラインデータ有効信号を受信するまでの経路で、各レーンのスキューが生じる場合がある。
すなわち、図9に示すY/Mラインデータ有効信号の斜線部分において、本来であればY/MレーンにはYデータとMデータが有効データとして存在している。しかし、Mラインデータ有効信号がスキューによりΔtだけ遅れて受信されたことにより、Y/Mラインデータ有効信号とのAND結果が“0”となり、斜線部分に有効なMデータが存在しないと判定してしまう。そのため、有効データを取りこぼしてしまうことになる。
画像形成装置100で複数枚の画像を連続して印刷する場合の受信ページの状態を説明する。
画像形成装置100内の各色版の感光体ドラム17は、図10に示すように、中間転写ベルト116上にその移動方向(矢示Fの方向)に沿って物理的に位置をずらして配置されている。そして、画像を印刷する際には、各色版の感光体ドラム17の表面に形成した各色のトナー像Ty,Tm,Tc,Tkを、中間転写ベルト116の表面に順に重ねて転写する。そのため、色ごとに画像データを受信開始するタイミングが異なる。
図11に示すYフレームデータ有効信号の最初のローレベル期間Y−1で、Y版の1ページ目の画像データを受信し、作像処理が行われることによってY版のトナー像が形成される。そのトナー像がM版の感光体ドラムに到達する際には、Mフレームデータ有効信号の最初のローレベル期間M−1で、M版の1ページ目の画像データの受信が開始されている。このとき、連続して次のページを印刷するために、M版1ページ目の画像データの受信中に、Yフレームデータ有効信号の次のローレベル期間Y−2で、Y版の2ページ目の画像データの受信が開始される。
図12は、主走査幅が異なる画像を受信したときの動作について説明するためのタイミング図である。すなわち、図12は、図11に示したように、色版ごとに受信ページがずれている状態で、色版間で異なる画像サイズ(主走査幅)のデータを受信した場合の波形であり、この例は、受信中の画像の主走査幅が「Y版<M版」の関係である場合を示している。
図13に示す画像データ受信部180は、図2に示した画像形成装置100の通信I/F143に相当する。その画像データ受信部180は、制御信号送信部183とレーンデータ受信部184〜189とを有する。
制御信号送信部183は、図5に示した各色のフレームデータ有効信号及びライン同期信号(図13ではまとめてデータ受信制御信号139として示す)をドライバ151へ出力する。
レーンデータ受信部184は、レシーバ161からYラインデータ有効信号303とYデータ[31:0]315を受信して、メモリ190にYデータ[31:0]を書き込む。レーンデータ受信部185は、レシーバ162からY/Mラインデータ有効信号304とY/Mデータ[47:32]316を受信して、メモリ191にYデータ[47:32]を、メモリ192にMデータ[47:32]を書き込む。
レーンデータ受信部189は、レシーバ166からKラインデータ有効信号314とKデータ[31:0]320を受信して、メモリ197にKデータ[31:0]を書き込む。
制御信号送信部183は、制御線330の他に各レーンのレシーバ161〜166から出力されているY,Y/M,M,C,C/K,Kの各ラインデータ有効信号303,304,307,310,311,314が入力される。そして、ドライバ151へ各色のフレームデータ有効信号及びライン同期信号であるデータ受信制御信号139を出力する。
レーンデータ受信部184〜189は、いずれもデータ転送状態管理部340とメモリ制御部341とAND回路342,343を備える。
Y/M共用レーンのレーンデータ受信部185を例に説明する。
データ転送状態管理部340は、図13に示した制御信号送信部183から制御線330を介してY版とM版のフレームデータ有効信号のアサート許可通知を受信する。このとき同時に各色の画像サイズ情報も制御線330を介して受信し、制御線344を介してメモリ制御部341に通知しておく。
この出力線331,332への出力結果は、それぞれAND回路342,343によって、Y/Mラインデータ有効信号とAND演算される。そのAND出力333,334を、それぞれ共用レーンで共有している色ごとのラインデータ有効信号と考えることができる。この方式によれば、図7に示した構成のように他のレーンで受信した信号を使用しないため、レーン間スキューによる信号ずれの影響を受けない。
データ転送状態管理部340は、該当する色のラインデータ受信が開始されることをメモリ制御部341に通知する。
上記、共用レーンのAND出力333,334である各色のラインデータ有効信号が“1”になった場合に、メモリ制御部341は受信したラインデータを色ごとに分離して、そのラインデータ335,336を後段のメモリにライトする。
データ転送状態管理部340は受信ライン数カウンタを有しており、ラインデータの受信が完了したときにラインカウンタをインクリメントする。インクリメントした結果、画像サイズのライン数分のデータ受信が完了した場合は、受信完了した色に応じて出力線331,332の信号を”0”にする。
Yデータ転送レーンであるレーンデータ受信部184など、共用レーンでない単独レーンのレーンデータ受信部においても、図14に図示していないレジスタに共用レーンモードと単独動作モードの動作モードを設けておくとよい。それによって、レジスタ設定により、一方の色の回路のみを動作させることができる。
制御信号送信部183は、印刷情報管理部370と制御信号出力部371を備えている。印刷情報管理部370は、図示しない制御I/Fでプリンタコントローラから印刷パラメータ(色ごとの受信画像サイズと画像受信開始要求)を受信する。
印刷情報管理部370はまた、上記印刷パラメータを受信すると、制御信号出力部371に対して、信号線372を介して画像サイズ通知とフレームデータ有効信号のアサート許可通知を行い、続いてライン同期信号アサートの許可通知を行う。これらの通知は、制御線330を介して、印刷に使用する色を転送するレーンデータ受信部184等に対しても同様に行う。
図16に示す画像データ送信部280は、図3に示したプリントサーバ200の通信I/F205に相当する。
この画像データ送信部280は、制御信号受信部281、レーンデータ送信部282,283、メモリ制御部284、およびメモリ285〜288を備えている。
レーンデータ送信部282,283は、メモリ285〜288からYデータ[47:0],Mデータ[47:0],Cデータ[47:0],Kデータ[47:0]をリードして、各レーンのドライバ261〜266に各色のデータを出力する。
レーンデータ送信部283は、Cラインデータ有効信号310とCデータ[31:0]315をドライバ264に出力する。レーンデータ送信部283はまた、C/Kラインデータ有効信号311とC/Kデータ[47:32]319をドライバ265に、Kラインデータ有効信号314とKデータ[31:0]320をドライバ266に、それぞれ出力する。
レーンデータ送信部282,283と制御信号受信部281との間には、レーンデータ送信部282,283が制御信号受信部281から、データ転送一時中断指示とデータ転送再開(開始)指示を受信するための制御線291が接続されている。
制御信号受信部281は、図13に示した画像データ受信部180からドライバ151を介して送信されてくるデータ受信制御信号139(各色のフレームンデータ有効信号とライン同期信号)を、レシーバ251を介して受信する。
そして、メモリ285〜288に転送する色のラインデータの格納が完了していれば、制御信号受信部281は、レーンデータ送信部282又は283に制御線291を介してデータ転送の再開(開始)指示を行う。ラインデータの格納が完了していなければ、制御信号受信部281は、格納が完了するまで待ってから、レーンデータ送信部282又は283にデータ転送の再開(開始)指示を行う。
レーンデータ送信部282はデータ出力制御部294とOR回路295を備えており、レーンデータ送信部283はデータ出力制御部296とOR回路297を備えている。
各レーンデータ送信部282,283のデータ出力制御部294,296は、それぞれ制御線291を介して図16に示した制御信号受信部281からデータ転送一時中断指示とデータ転送再開(開始)指示を受信する。
なお、このデータ出力制御部294,296は、データ転送の開始・再開時にラインデータ有効信号と各ラインの色データを同期して出力するように動作する。
すなわち、データ出力制御部294は、Yデータ[31:0]315をYラインデータ有効信号303と共に出力し、Mデータ[31:0]317をMラインデータ有効信号307と共に出力する。さらに、データ出力制御部294はYデータ[47:32]とMデータ[47:32]を出力し、それをまとめてY/Mデータ[47:32]316として出力する。また、Yラインデータ有効信号303とMラインデータ有効信号307を、OR回路295に入力してORを取り、Y/Mラインデータ有効信号304として出力する。
すなわち、データ出力制御部296は、Cデータ[31:0]318をCラインデータ有効信号310と共に出力し、Kデータ[31:0]320をKラインデータ有効信号314と共に出力する。さらに、データ出力制御部296はCデータ[47:32]とKデータ[47:32]を出力し、それをまとめてC/Kデータ[47:32]319として出力する。また、Cラインデータ有効信号310とKラインデータ有効信号314を、OR回路297に入力してORを取り、C/Kラインデータ有効信号311として出力する。
この処理は、図16に示した画像データ送信部280の各部によって実行されるが、主に制御信号受信部281が、図13に示した画像データ受信部180から送信されるデータ受信制御信号139を受信して実行する。実際には、プリントサーバ200側のCPU等によって実行される。データ受信制御信号139には、各色のフレームデータ有効信号及びライン同期信号が含まれている。
フレームデータ有効信号がアサートされると、制御信号受信部281はステップS502へ処理を進め、画像データ受信部180がライン同期信号をアサートするまで待機する。ライン同期信号をアサートされると、制御信号受信部281はステップS503へ処理を進めるが、この場合はデータ転送を開始していないため、ここでは何も処理しない。
なお、共有色とは、レーンを共有して使用している色のことを意味している。例えば、Y/Mレーンの場合はYとMの色を意味する。
ライン同期信号がデアサートされると、制御信号受信部281はステップS505へ処理を進め、図16に示したメモリ285〜288のうち、転送する色のラインデータがメモリに格納済みになるまで待機する。
ステップS507で共有色のライン同期信号がアサートされなければ、ステップS508でラインデータの転送が完了したと判断するまで、制御信号受信部281はレーンデータ送信部282,283にデータを転送させる。したがって、制御信号受信部281は、ステップS507で共有色のライン同期信号がアサートされるかを確認しながら、ラインデータの転送が完了するまで、ラインデータを転送させる。
制御信号受信部281がステップS509で、ページデータの転送が完了したと判断した場合は、ステップS510でフレームデータ有効信号がデアサートされたことを確認して、処理を終了する。
この処理は、図13に示した画像データ受信部180の各部によって実行される。しかし、主に制御信号送信部183が、図16に示した画像データ送信部280へ送信するデータ受信制御信号139に含まれる、各色のフレームデータ有効信号及びライン同期信号のアサートとデアサートを制御する。実際には、画像形成装置100側のCPU等によって実行される。
次いで、ステップS602で制御信号送信部183が、ライン同期信号をアサートする。
そして、ステップS603で制御信号送信部183は、図16に示した画像データ送信部280から受信するラインデータ有効信号がデアサートされるまで待機する。
ラインデータ有効信号がデアサートされると、ステップS604へ進んで、画像データ受信部180がライン同期信号をデアサートする。
ラインデータ有効信号がアサートされると、ステップS606で制御信号送信部183が、レーンデータ受信部184〜189に、ラインデータ有効信号アサート中のラインデータを受信させて、色ごとにメモリ190〜197に格納させる。
その後、ステップS607でラインデータの受信を完了するまで、レーンデータ受信部184〜189がラインデータ受信を継続する。
ステップS608で、制御信号送信部183がページデータの受信を完了したと判断した場合は、ステップS609でフレームデータ有効信号をデアサートして、処理を終了する。
YラインのYデータとMラインのMデータの同時受信が開始し、Yデータの受信が時点410で完了すると、時点413でYライン同期信号をアサートする。共有色のライン同期信号がアサートされたため、MラインのMデータとY/MラインのY/Mデータの転送が時点414,415で一時中断される。時点416でYライン同期信号がデアサートされた後に、Yラインの次Yデータの転送準備が完了次第、時点417,418,419でYデータ、Mデータ、Y/Mデータの転送が再開される。
この実施形態によると、破線間隔Tdの間にYの次ラインデータを受信可能になるため、性能の低下を抑制できる。
例えば、上述した実施形態では、画像データの伝送に6レーンの高速シリアルバスを用いることとしたが、レーン数はこれに限られない。1色(1プレーン)毎に、2レーンの専用伝送路と、1レーンの共用伝送路を用いることも考えられる。
また、上述した実施形態では、2色(2プレーン)で1レーンの伝送路を共用するようにしたが、これには限られず、3プレーン以上で1レーンの伝送路を共用するようにしてもよい。
また、画像データでなく、音声や動画のデータを転送する場合であっても、複数プレーンのデータを転送する場合、同様な手法で、伝送帯域をより効率的に利用した転送が可能となる。
また、以上説明してきた各実施形態及び変形例の構成は、相互に矛盾しない限り任意に組み合わせて実施可能であることは勿論である。
20:データ受信装置、100:画像形成装置、110:画像形成部、
111:駆動ローラ、112:2次転写バックアップローラ、113:従動ローラ、
114:光書き込み装置、115:1次転写ローラ、116:中間転写ベルト、
117Y,117M,117C,117K:カートリッジ、118:2次転写ローラ、
119:定着装置、120:排紙装置、121,122:排紙トレイ、
130:印刷制御部、131,201:CPU、132:メモリ、
139:データ受信制御信号(各色のフレームデータ有効信号とライン同期信号)
141:濃度補正処理部、142:印刷画像処理部、
143:通信I/F(画像データ受信部)、150:プリンタエンジン、
150a:読取部、150b:転写部、150c:定着部、151:ドライバ、
160:給紙トレイ、161〜166:レシーバ、171:OR回路、
180:画像データ受信部、181,182:AND回路、183:制御信号送信部、
184〜189:レーンデータ受信部、190〜197:メモリ
200:プリントサーバ、202:ROM、
203:RAM、204:HDD、205:通信I/F(画像データ送信部)、
206:操作部、207:表示部、210:システムバス、
251:レシーバ、261〜266:ドライバ、271:DMAC、
280:画像データ送信部、281:制御信号受信部、
282,283:レーンデータ送信部、284:メモリ制御部、285〜288:メモリ、290,291:制御線、294,296:データ出力制御部、
295,297:OR回路、300:通信路、303:Yラインデータ有効信号、
304:Y/Mラインデータ有効信号、307:Mラインデータ有効信号、
310:Cラインデータ有効信号、311:C/Kラインデータ有効信号、
314:Kラインデータ有効信号、315:Yデータ[31:0]、
316:Y/Mデータ[47:32]、317:Mデータ[31:0]、
318:Cデータ[31:0]、319:C/Kデータ[47:32]、
320:Kデータ[31:0]、330,344:制御線、331,332:出力線、
333,334:AND出力、340:データ転送状態管理部、341:メモリ制御部、
342,343:AND回路、351,361〜366,372:信号線、
370:印刷情報管理部、371:制御信号出力部、
Claims (7)
- 複数プレーンの画像データを送信する画像データ送信装置であって、
前記画像データを、複数プレーンの画像データの伝送に用いる共用伝送路へ送出する画像データ送信手段と、
プレーン毎に、そのプレーンの専用伝送路における画像データの伝送タイミングを示す第1タイミング信号を生成する第1信号生成手段と、
前記共用伝送路における画像データの伝送タイミングを示す第2タイミング信号を、該共用伝送路にて伝送する前記複数プレーンの各プレーンについての前記第1タイミング信号の論理和を取って生成する第2信号生成手段とを備えることを特徴とする画像データ送信装置。 - 請求項1に記載の画像データ送信装置であって、
前記共用伝送路はシリアルバスであり、該シリアルバスの伝送帯域のうち、どの範囲の帯域をどのプレーンの画像データの伝送に用いるかが予め定められていることを特徴とする画像データ送信装置。 - 請求項1又は2に記載の画像データ送信装置であって、
前記第1タイミング信号及び前記第2タイミング信号はそれぞれ、伝送路に有効な画像データが伝送されるタイミングを示すラインデータ有効信号を含み、
前記第2信号生成手段は、前記共用伝送路で画像データを伝送する複数プレーンのうちいずれかについて、前記ラインデータ有効信号がアサートされている場合に、前記共用伝送路におけるラインデータ有効信号をアサートすることを特徴とする画像データ送信装置。 - 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の画像データ送信装置であって、
前記画像データ送信手段は、
前記画像データを、1つのプレーンの画像データの伝送に用いる専用伝送路にも送出する手段であり、
1つのプレーンの画像データを、前記専用伝送路により伝送する第1部分と前記共用伝送路により伝送する第2部分とに分割し、画像データの送信先装置からの1つの同期信号に応じて、前記第1部分を前記専用伝送路に、前記第2部分を前記共用伝送路に、同時に送出することを特徴とする画像データ送信装置。 - 複数プレーンの画像データを伝送する伝送方法であって、
前記画像データを伝送するための伝送路として、複数プレーンの画像データの伝送に用いる共用伝送路を用い、
プレーン毎に、そのプレーンの専用伝送路における画像データの伝送タイミングを示す第1タイミング信号を生成し、
前記共用伝送路における画像データの伝送タイミングを示す第2タイミング信号を、該共用伝送路にて伝送する前記複数プレーンの各プレーンについての前記第1タイミング信号の論理和を取って生成することを特徴とする伝送方法。 - 複数の装置を備え、その複数の装置間で複数プレーンの画像データを伝送する画像処理システムであって、
前記複数の装置間で前記画像データを伝送するための伝送路として、複数プレーンの画像データの伝送に用いる共用伝送路を備え、
プレーン毎に、そのプレーンの専用伝送路における画像データの伝送タイミングを示す第1タイミング信号を生成する第1信号生成手段と、
前記共用伝送路における画像データの伝送タイミングを示す第2タイミング信号を、該共用伝送路にて伝送する前記複数プレーンの各プレーンについての前記第1タイミング信号の論理和を取って生成する第2信号生成手段とを備えることを特徴とする画像処理システム。 - 請求項6に記載の画像処理システムであって、
前記第1タイミング信号及び前記第2タイミング信号はそれぞれ、伝送路に有効な画像データが伝送されるタイミングを示すラインデータ有効信号を含み、
前記共用伝送路の受信側において、画像データのプレーン毎に、該プレーンのラインデータ有効信号と該プレーンの画像データの伝送に用いた共用伝送路におけるラインデータ有効信号との双方がアサートされている期間に前記共用伝送路で伝送された該プレーンの画像データが有効であると判定することを特徴とする画像処理システム。
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