JP6724472B2 - 一体型試薬検体ラック - Google Patents

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Description

本発明は、一体型試薬及び検体ラックに関する。
自動分析装置においては、測定試薬は試薬ラックもしくは試薬ソーターに、検体は検体ラックにと別々に設置されている。大型機においては筐体内にスペースが十分確保されていることから上記仕様でも問題無い場合が多い。しかし、特に小型機種においては筐体内スペースが限られており、試薬ラックと検体ラックを別々のスペースを確保することが困難な場合がある。
省スペース化のために、必要な試薬一式を一体型カートリッジに封入しているものも考案されている(特許文献1参照)。しかし、1つの測定項目に対して一つの一体型カートリッジが必要であるので、1つの検体に対して複数の測定項目を測定する際に、一体型カートリッジを複数個設置するために、スペースを占有してしまい、複数の検体に対して複数の測定項目を一括して測定することができないといった弊害があった。よって、スペースを有効活用できる、試薬と検体が設置可能なラックが求められていた。
特開平11−316226号公報
本発明は、試薬ラックと検体ラックを一体化させることにより、スペースを有効活用することが可能となる試薬検体ラックを提供することである。
本発明者は、鋭意検討の結果、以下の構成をとることで、上記問題点を解決しうることを見出し、本発明を完成した。
即ち、本発明は以下のとおりである。
(1)・検体容器を設置する箇所、及び
・複数の試薬容器を設置する箇所
を有し、
検体容器と複数の試薬容器とが一列に配置されている
ことを特徴とする、自動分析装置用の一体型試薬検体ラック。
(2)検体容器を設置する箇所に、外部からバーコードを読み取ることができる空間及び/又はスリットを有する、(1)に記載のラック。
(3)試薬容器を設置する箇所が並列となるように複数のラックを連結することができる、(1)又は(2)に記載のラック。
本発明によれば、試薬ラックと検体ラックを一体化することにより、設置スペースを低減することができる。
また、本発明によれば、検体と試薬が同一ラック上に設置されているので、一つの検体に対してすべての測定項目を直感的・視覚的にとらえることが可能となるので、検体に対する測定項目の間違いを低減することが可能となる。また事前にラックに試薬容器と検体容器をセットしておけば、装置があいたときにラックごとすばやく装置に投入して測定を開始することができ、作業効率の向上さらに利便性の向上を図ることができる。
本発明は、一体型の試薬検体ラックに関し、特に、液体試料を用いる血液、尿、生化学、免疫分析を行う自動分析装置において適用可能な、省スペース化の試薬検体ラックに関する。
ラックには一つの検体容器の設置箇所と2つ以上の試薬容器設置箇所がある。試薬容器の設置数に特に限定はないが、好ましくは2〜5、更に好ましくは3〜4である。この試薬とは、免疫反応試薬、検体希釈試薬、前処理試薬などが挙げられる。これらの試薬の形状は、凍結乾燥でもよく、液状品でもよい。検体に対する測定項目が2種類以上の場合には、検体と共に、同一ラックに2種類以上の免疫反応試薬を設置可能である。このため、パネルといわれる測定項目を1度に同一ラックに設置することも可能である(例えば甲状腺パネルのTSH、T3、T4など)。また、免疫反応試薬と共に検体希釈試薬や前処理試薬などが必要な場合には、検体と共に、同一ラックに免疫反応試薬と検体希釈試薬、免疫反応試薬と前処理試薬または、免疫反応試薬と検体希釈試薬と前処理試薬などいった組み合わせで設置可能である。このため、1つの測定項目に必要な全試薬を1つのラックに設置することも可能である。
さらに、一検体に対して、測定項目が多い場合や、免疫反応試薬との組み合わせで検体希釈試薬や前処理試薬などが多数必要な場合には、このラックを2個以上連結して使用することも可能である。
このラックは検体容器として採血管をそのまま搭載することが可能であり、さらに搭載した採血管の全体を覆うことなく、さらに空間及び/又はスリットが設けられているので、貼付されたバーコードの読み取りも可能な構造となっている。よって、検体の特定を行うためにバーコード読み取り装置を備えた自動分析装置においても有効に使用することができる。
微量しか採取できない高齢者や小児などの血液サンプル、保存サンプルなどの採血管を使用することができないサンプルに対しても、例えば検体設置箇所の下部等を利用してこれらに適用可能な微量試料容器を設置することも可能である。
本発明による試薬検体ラック1を示す斜視図である。 本発明による実施例の試薬容器3および上部にバーコード5がある直径16mmの採血管4を設置した試薬検体ラック1を示す斜視図である。 本発明による実施例の試薬容器3および下部にバーコード5がある直径16mmの採血管4を設置した試薬検体ラック1を示す斜視図である。 本発明による実施例の試薬容器3および微量検体容器6を設置した試薬検体ラック1を示す斜視図である。 本発明による実施例の試薬容器3および上部にバーコードがある直径16mmの採血管4を設置し、更に連結した試薬検体ラック1を示す斜視図である。
以下、本発明による実施例を、図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明による試薬検体ラック1を示す斜視図である。検体容器を設置する部分には、爪状の容器ホルダー金具2が設置されている。図1等では、2重破線で角部分に丸みを持たせたRを示している。本発明のラックは手で扱うものであり、Rを施すことが好ましい。検体容器はラックの一方の端部側に設置することが取扱い上の観点から好ましい。
また試薬容器を設置する箇所は、容器の形状に合わせた凹部となっていることが好ましい。この凹部に試薬容器を挿入することにより、試薬容器を確実に保持することができる。なお、試薬容器の形状に方向性がある場合は、複数の試薬容器が一定方向に向きをそろえて設置されるよう、凹部の向きを一定方向にそろえて配置するなど、個々の試薬容器の設置箇所の向きを一定方向に揃えて配置することが好ましい。なお、3個以上の試薬容器設置箇所がある場合には、等間隔で配置されることが好ましい。
またラック最上部の端部(図1では最上部の左端)は、突き出した形状をしており、ラックの持ち手として使用することができる。検体容器をラックに設置した場合でも、その突出した部分を手でつかみ、ラックを取り扱うことができる。図1に示すように、試薬容器設置箇所の下部は、大きく空間があけられた形状としてもよく、これによりラックの軽量化をはかることができる。
図2は、本発明による試薬検体ラックに試薬容器3及び検体容器として採血管4(上部バーコード貼付)が設置された状態を示す斜視図である。本実施例の試薬検体ラック1には、検体容器として直径16mmの採血管4、18mm×8mmの試薬容器3が挿入されている。試薬検体ラック1は、上部長さ120mm、下部長さ120mm、幅20mm、高さ100mmの直方体形状である。また、直径16mmの採血管4の上部には、検体判別を行うためのバーコード5が貼られている。
図2に示すように、検体容器を設置する箇所の上部には空間が確保されているので、バーコードの読み取りも可能な構造となっている。
なお本発明は、これらの寸法に限定されるものではない。また、本図においては、検体ラック1に設置可能な試薬容器の個数が3個となっているが、これに限定されるものでもない。
このように試薬容器と検体容器を設置されたラックは、自動分析装置に投入され、設置された試薬を用いて検体の測定が行われる。このとき各試薬はラックから自動分析装置内の所定の場所に取り出されて使用されるという方式を採用すれば、ラックを分析装置から取り出す際に試薬が設置されていなければ測定済であると確認することもできる。
図3は、本発明による試薬検体ラックに試薬容器3及び採血管4(下部バーコード貼付)が設置された状態を示す斜視図である。本実施例の試薬検体ラック1には、下部にスリットが設けられているので、バーコード5の読み取りも可能な構造となっている。
図4は、本発明による試薬検体ラックに試薬容器3及び微量試料容器6が設置された状態を示す斜視図である。本実施例の試薬検体ラック1には、検体容器を設置する箇所の下部に微量試料容器6を設置する箇所とスリットが設けられているので、微量試料容器6に貼付されたバーコードの読み取りも可能な構造となっている。
図5は、本発明の試薬検体ラック1を2つ連結させ、採血管4及び合計で6個の試薬容器3を設置したものである。このとき2つのラックは、2つのラック上の試薬容器3が並列になるよう連結され、ラック連結器具7で留められている。このラック連絡器具7は、上部の左右に2つの長い角状の凸部を有し、それを使って2つのラックを挟み込むようにして連結している。なお、ラックの連結個数は2又は3が好ましい。
1:試薬検体ラック
2:容器ホルダー金具
3:試薬容器
4:採血管
5:バーコード
6:微量試料容器
7:ラック連結器具

Claims (3)

  1. 検体容器を設置する箇所、数の試薬容器を設置する箇所の順に一列に配置されているラック上部と、
    前記ラック上部の、前記検体容器を設置する箇所と前記試薬容器を設置する箇所との間及び前記試薬容器を設置する箇所に隣接した端部からそれぞれ伸びた支柱と、
    前記検体容器を設置する箇所の下部にあって、前記検体容器を設置する箇所と前記試薬容器を設置する箇所との間から伸びた前記支柱と一体化した容器ホルダと、
    前記支柱及び前記容器ホルダと繋がっている、前記ラック上部と略平行であるラック下部と、
    を備えてなる、自動分析装置用の一体型試薬検体ラック。
  2. 容器ホルダにスリットを有する、請求項1に記載のラック。
  3. 試薬容器を設置する箇所が並列となるように複数のラックを連結することができる、請求項1又は2に記載のラック。
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