JP6718518B2 - 浮体構造物 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば洋上発電施設や洋上貯蔵施設等、浮力によって水上に支持される構造を備えた浮体構造物に関する。
近年、洋上において風力発電や太陽光発電、各種資源の採掘や製造、貯蔵等を行うための施設として、浮遊型の浮体構造物が提案されている。
こうした浮体構造物には、「スパー型」や「セミサブ(Semi-Submersible:半潜水)型」、「ポンツーン型」、「TLP(Tension Leg Platform:緊張係留型)」等、種々の型式がある。このうち「セミサブ型」と呼ばれる型式の浮体構造物は、垂直方向に沿って延びる複数の柱状のコラム同士を、水平方向に沿って延びる連結体により互いに連結してなる。各コラムは内部に空洞を有する浮力体であり、各々が浮力によって水上に浮遊可能に構成されている。このようなコラムを水平方向に展開して互いに連結することで、浮体構造物全体としてメタセンタ半径を大きくし、復元力を確保するようにしている。
各コラムは、下部(没水部)が水面下に没した状態で水に浮かぶ一方、上部は水面より上に位置し、ここに上部構造体が設置される。例えば洋上風力発電のための施設として上述の如きセミサブ型の浮体構造物を用いる場合、上部構造体としての風車が、複数のコラムのうち一つの上端部に連結される。
尚、セミサブ型の浮体構造物を記載した技術文献としては、例えば下記の特許文献1や2等がある。特許文献1に記載の浮体構造物(洋上プラットホーム)は三本のコラムを備えており、このうち一本(タワー支持コラム)の上に風車タワーが取り付けられ、残りの二本のコラムはメタセンタ半径を確保すると同時に浮力のバランスを調整するための安定化コラムとして機能するようになっている。一方、特許文献2に記載の洋上施設用浮体構造物は、中央に位置する一本の中央浮体と、その周囲に配置された三本の外側浮体の計四本のコラムを備えており、このうち中央浮体の上部に風車が取り付けられている。
特開2015−16860号公報 特開2010−280301号公報
上記特許文献1に記載の浮体構造物の場合、三本のコラムは平面視で正三角形の各頂点をなすように対称に配置されるが、そのうちの一頂点をなすタワー支持コラムに風車タワーが取り付けられる。このため、タワー支持コラムにかかる重量が他のコラムと比較して著しく大きくなり、風車タワーを含む浮体構造物全体の重心は、前記正三角形の中心からは大きくずれる。重心のずれは浮体構造物の傾きに繋がるので、この傾きを防止するために各コラムに調整用バラストタンクを備え、上部構造体を取り付けないコラムでは調整用バラストタンクに水を汲み上げて重量を大きくすることが一般的であるが、このためには各コラムに調整用バラストタンクのための大きな容積が必要である。また、このようにタワー支持コラムの重量に合わせてバラスト水を汲み上げ、タワー支持コラム以外のコラムの重量を大きくする方法では、重心の位置は是正されて浮体構造物全体の水平は確保されるものの、浮体構造物内における荷重の分布が不均等となる。その結果、コラム同士を連結するビームに大きな曲げモーメントが加わり、この曲げモーメントに耐え得る程度にコラム間の連結構造を強化する必要が生じる。このように、上記特許文献1に記載の如き浮体構造物では、調整用バラストタンクの容量とビームの強度の両面で多くの鋼材が必要となり、これが建造コストの上昇を招くという問題を抱えていた。
一方、上記特許文献2に記載の如き洋上施設用浮体構造物の場合、平面視で三本の外側浮体がなす正三角形の中心の位置に中央浮体が配置され、この中央浮体に風車が取り付けられるので、重心のずれの問題は生じない。しかしながら、こうした配置では、外側浮体と中央浮体とを連結する構造が必要であり、全体の構成が複雑となってやはり建造コストが嵩んでしまう。また、重心のずれに対応するために調整用バラストタンクに注水するような必要こそないものの、中央浮体と外側浮体の間でやはり荷重に不均等が生じ、中央浮体と外側浮体を連結する連結部材にはそれなりの強度が要求される。
本発明は、斯かる実情に鑑み、構造の大型化や高強度化を極力回避し、建造にかかるコストを抑えながら荷重のバランスを是正し得る浮体構造物を提供しようとするものである。
本発明は、垂直方向に沿って延びる柱状の浮力体として構成された複数のコラムと、該複数のコラムを水平方向に展開した状態で連結する連結体を備え、前記コラムのうち少なくとも一部の上部に上部構造体を接続し、全体を水上に支持するよう構成したセミサブ型の浮体構造物であって、前記コラムのうち、前記上部構造体から他のコラムに加わるより大きい荷重が下向きに加わるコラムに関し、該コラムに生じる浮力が他のコラムより大きくなるようにすることで、設置状態における前記コラム間の荷重の分布の不均衡を是正し得るよう構成した浮体構造物にかかるものである。
本発明の浮体構造物においては、前記上部構造体から他のコラムに加わるより大きい荷重が下向きに加わるコラムの没水部の体積を他のコラムより大きくすることができる。
本発明の浮体構造物においては、前記上部構造体から他のコラムに加わるより大きい荷重が下向きに加わるコラムに、該コラムから水平方向に張り出すよう、内部に空洞を有するロワーハルを備えることができる。
本発明の浮体構造物においては、前記上部構造体から他のコラムに加わるより大きい荷重が下向きに加わるコラムの内部に、前記上部構造体又は前記浮体構造物の運転に関連する機器類を配置することができる。
本発明の浮体構造物においては、前記コラム同士を連結する連結体のうち、前記上部構造体から他のコラムに加わるより大きい荷重が下向きに加わるコラムとの連結部に浮力体を備えることができる。
本発明の浮体構造物によれば、構造の大型化や高強度化を極力回避し、建造にかかるコストを抑えながら荷重のバランスを是正し得るという優れた効果を奏し得る。
本発明の第一実施例の形態を示す斜視図である。 本発明の第一実施例の形態を示す断面図であり、図1のII−II矢視相当図である。 本発明の第一実施例の形態を概略的に示す断面図である。 本発明の第一実施例における荷重の分布を示すグラフである。 本発明の第一実施例におけるは剪断力及び曲げモーメントの分布を示すグラフである。 本発明の第一参考例の形態を概略的に示す断面図である。 本発明の第一参考例における荷重の分布を示すグラフである。 本発明の第一参考例における剪断力及び曲げモーメントの分布を示すグラフである。 本発明の第二実施例の形態を示す斜視図である。 本発明の第二実施例の形態を概略的に示す正面図である。 本発明の第二実施例における荷重の分布を示すグラフである。 本発明の第二参考例の形態を概略的に示す正面図である。 本発明の第二参考例における荷重の分布を示すグラフである。 本発明の第三実施例の形態を示す斜視図である。 本発明の第四実施例の形態を示す斜視図である。 本発明のその他の実施例の形態を示す斜視図である。 本発明のその他の実施例の形態を示す斜視図である。
以下、本発明の実施の形態を添付図面を参照して説明する。
図1、図2は本発明の実施による浮体構造物の形態の一例(第一実施例)を示している。図1に示す如く、セミサブ型の浮体構造物1は、垂直方向に沿って延びる四本の柱状のコラム2の下部を、水平方向に沿って延びる連結体3により互いに連結してなる。四本のコラム2は、内部に空洞を備えた浮力体として構成されており、平面視で正方形の各頂点をなすように配置されている。これら四本のコラム2のうち、一本のコラム(メインコラム)2aの上部に上部構造体4が接続される。こうして、水平方向に展開した四本のコラム2により、上部構造体4を接続した浮体構造物1全体を水上に支持する。
メインコラム2a、及び三本のサイドコラム2bは、各々が少なくとも一部を水中に没して浮力を発生させる円柱形状の物体であり、内部にはそれぞれ空洞21、22が形成されている。各空洞21,22は、各コラム2に浮力を発生させるほか、少なくとも一部をバラストタンクとして利用できるようになっている。また、連結体3の内部にも空洞31が備えられ、連結体3を必要に応じて浮力を発生させる浮力体又はバラストタンクとして利用できるようになっている。
メインコラム2aの下部には、径方向外側に向かって水平方向に張り出すようにロワーハル23が備え付けられている。このロワーハル23は、メインコラム2aの上下方向の動きに対する水の抵抗を増大させ、揺れを減衰させるヒーブプレートとしての役割に加え、内部にメインコラム2a内の空洞21と一体的に形成した空洞24によりメインコラム2aに浮力を付加する機能も備えている。言い換えれば、メインコラム2a内の空洞21は、下部に備えた空洞24の分だけ径方向に広く、容積も大きくなっている。一方、三本のサイドコラム2bの下部には、水平方向に張り出すように、サイドコラム2bの揺れを減衰させるヒーブプレートとして機能するフーティング25が形成されているが、これらのフーティング25は内部に空洞を備えておらず、浮力体として構成されてはいない。
メインコラム2aのロワーハル23や、サイドコラム2bのフーティング25には図示しない係留索が接続されており、浮体構造物1は、これらの係留索を介して水底に係留され、所定の水域に滞留する。
図2に示す如く、メインコラム2a内の空洞21下部の空洞24内にはポンプ26が設置されており、このポンプ26と、サイドコラム2b内の空洞22との間は、連結体3内の空洞31に配設された送水パイプ32によって連絡されている。そして、ポンプ26により浮体構造物1の外部から汲み上げた水を、メインコラム2aの空洞21やサイドコラム2b内の空洞22、連結体3内の空洞31に送給できるようになっている。また、メインコラム2a内の空洞21ないし空洞24には、その他にも必要に応じて各種の制御装置や電源装置等を備えた機械室(図示せず)等が備えられる。
上部構造体4は、例えば風力発電用の風車であり、図1に示す如く、支柱41、ナセル42、ブレード43を備えて構成される。支柱41はメインコラム2aの上端に備えた接続部27を介してメインコラム2a上に立設され、ナセル42は内部に図示しない発電機を備えてブレード43の回転により電力を発生するようになっている。尚、上部構造体4はここに図示したような風力発電設備に限定されない。例えば太陽光発電設備であっても良いし、その他、上部構造体4としては、各種の観測設備や通信設備、照明設備や採掘設備等、水上に設置され得る各種の設備が想定される。
次に、上記した本第一実施例の作用を説明する。
浮体構造物1を海洋等における所定の位置に設置する際には、例えば、沿岸部の工場にて浮体構造物1や、上部構造体である風車4の支柱41やブレード43等を別々に製造してから、これらを船舶等により設置先の海域まで曳航する。曳航にあたり、浮体構造物1は、なるべく水中に没する部分が少ない方が水から受ける抵抗が小さく、船舶の燃費を抑えることができる。よって、コラム2(メインコラム2a、サイドコラム2b)やロワーハル23、連結体3の内部の空洞21,22,24,31に注入するバラスト水は最小限の量とし、例えばロワーハル23の上面付近を喫水線とする状態で曳航を行う。
設置先の海域に到着したら、浮体構造物1のメインコラム2a上部に備えた接続部27に風車4の支柱41を立設し、ナセル42にブレード43を取り付ける。この際、メインコラム2a内の空洞21下部の空洞24内に備えたポンプ26から、送水パイプ32を介してサイドコラム2bや連結体3内の空洞22,31に適宜バラスト水を送り込み、空洞22,31の一部を調整用バラストタンクとして浮体構造物1のバランスを調整し、水中にて安定させる。また、必要に応じ、メインコラム2aないしロワーハル23内の空洞21,24内にも注水を行う。この工程により、浮体構造物1は、図1、図2に示す如く上部に風車4を支持して水平に設置される。このとき、喫水は各コラム2の上下方向中程付近に位置する。
ここで、各コラム2のうち、上部に風車4が接続されるメインコラム2aには、他のサイドコラム2bと比較して著しく大きい重量が加えられる。一方で、メインコラム2aでは、下部にロワーハル23が設置されている分、サイドコラム2bと比較して没水部の体積が大きく、したがって生じる浮力も大きい。この浮力により、メインコラム2aに上部構造体4から加わる重量に対抗し、サイドコラム2bとの間で荷重の分布の不均衡を是正して浮体構造物1全体のバランスを保つようにしている。
上述の如き浮体構造物1における重量や浮力、及びこれによって生じる曲げモーメント等の分布を図3A〜図3Cを用いて説明する。図3Aは、浮体構造物1をメインコラム2a及びこれと対角線上に位置するサイドコラム2bを通る断面で視た概略図であり、図3Bは、この断面における重量や浮力の分布を示している。
図3Bの破線は、図3Aに示す各部に加わる重量(下向きの荷重)を示している。右側に位置するメインコラム2aでは、上部に風車4が接続されているので、左側のサイドコラム2bと比較して大きな重量が加わっている。また、図3Bの一点鎖線は、浮体構造物1の各部に加わる浮力(上向きの荷重)を示しており、ロワーハル23を備えたメインコラム2aでは、サイドコラム2bと比較して大きな浮力が生じている。そして、図3Bの実線は、上記重量と浮力の合計としての荷重を示している。メインコラム2aにおいてわずかに下向き、サイドコラム2bにおいてわずかに上向きの荷重がかかっており、浮体構造物1全体では合計値がゼロとなって釣り合う。
図3Cは、上述の如き荷重の分布により浮体構造物1各所に発生する剪断力、及び曲げモーメントの分布を示している。図3Cに破線にて示す剪断力(垂直方向の力)は、図3Bに実線にて示した荷重曲線の積分として表れ、また、図3Cに実線にて示す曲げモーメントは、剪断力の積分として表れる。ここに示した例では、曲げモーメントは連結体3の左寄りの位置にて最も大きくなる分布を示す。
参考例として、従来の一般的な浮体構造物における重量等の分布を図4A〜Cに示す。図4Aに示す如く、本第一参考例の浮体構造物101の場合、メインコラム102aにロワーハル23(図3A参照)のような追加の浮力体を備えておらず、メインコラム102aとサイドコラム102bの間で没水部の体積に差はない。したがって、各コラム102(メインコラム102a及びサイドコラム102b)にかかる浮力は同じである。このような構成の浮体構造物101において、メインコラム102aとサイドコラム102bの間でバランスを保つには、サイドコラム102b内の空洞122にバラスト水Wを注入することが一般的である。
本第一参考例の浮体構造物101では、図4Bに示す如く、破線で示す重量(下方向の荷重)は、図中左側のサイドコラム102bにおいて、上記第一実施例のサイドコラム2bよりバラスト水Wの分だけ大きくなる(図3B参照)。また、一点鎖線で示す浮力(上方向の荷重)は、メインコラム102aとサイドコラム102bとで等しい。
そして、重量と浮力の合計値としての荷重は、図4Bに実線で示す如く、メインコラム102aにて下方向に、サイドコラム102bにおいて上方向に加えられ、その絶対値は上記第一実施例(図3B参照)と比較していずれも大きい。したがって、図4Cに示す如く、荷重の積分としての剪断力、及び該剪断力の積分である曲げモーメントも、上記第一実施例(図3C参照)よりも大きい。
このように、図1〜図3に示す如き第一実施例の浮体構造物1では、図4に示す如き第一参考例の浮体構造物101と比較して、連結体3に生じる剪断力や曲げモーメントが小さい。したがって、連結体3の要求強度が小さく、連結体3に使用する鋼材の重量を削減することができる。また、図4に示す第一参考例の浮体構造物101の場合、サイドコラム102b内の空洞122には、上部構造体4を接続されるメインコラム102aとバランスを取るための調整用バラストタンクとする空間が必要である。第一実施例の浮体構造物1では、この調整用バラストタンクのための容積が不要であるので、サイドコラム2b全体を小さくすることができ、これも鋼材の重量削減に資する(尤も、メインコラム2aにはロワーハル23の分だけ多くの鋼材が必要となるが、サイドコラム2bにおける削減分よりは少なくて済む)。本願出願人の試算によれば、第一実施例の浮体構造物1では、第一参考例による浮体構造物101と比較して、排水量を例えば約2%程度も削減できる。
また、本第一実施例の浮体構造物1では、メインコラム2a内の空洞21下部にポンプ26その他の機器類を収めた機械室を設置してある。上部構造体4と関連する機器類(例えば、上部構造体4が図1に示す如き風車である場合には、電力の変換や送出に係る機器や、風車4の制御装置等)はなるべく上部構造体4に近い位置に設置するのが配線や配管の関係上最も効率的であり、また、その他の機器類(ポンプ26やその制御装置等)もなるべく同じ箇所にまとめて配置した方が簡便なためである。ここで、本第一実施例では、メインコラム2aの下部にロワーハル23を備えており、空洞24の分だけ空洞21が広くなっているので、ここに上述の如き各種の機器類を設置するにあたってレイアウトがしやすいという利点もある。
以上のように、上記本第一実施例においては、垂直方向に沿って延びる柱状の浮力体として構成された複数のコラム2と、該複数のコラム2を水平方向に展開した状態で連結する連結体3を備え、コラム2のうち少なくとも一部(メインコラム2a)の上部に上部構造体(風車)4を接続し、全体を水上に支持するよう構成した浮体構造物1について、コラム2のうち、上部構造体4から他のコラム2に加わるより大きい荷重が下向きに加わるコラム2(メインコラム2a)に関し、該メインコラム2aに生じる浮力が他のコラム2(サイドコラム2b)より大きくなるよう構成しているので、上部構造体4からの荷重に対抗するようにメインコラム2aに浮力を付与することで、コラム2間における荷重の分布の不均衡を是正し、連結体3に生じる曲げモーメントを低減することができる。
また、本第一実施例においては、メインコラム2aの没水部の体積を他のコラム2(サイドコラム2b)より大きく構成しているので、上部構造体4からの荷重に対抗する浮力をメインコラム2aに対し適切に付与することができる。
また、本第一実施例においては、メインコラム2aの下部に、該メインコラム2aから水平方向に張り出すよう、内部に空洞を有するロワーハル23を備えているので、該ロワーハル23により、メインコラム2aの上下方向の動きに対する水の抵抗を増大させ、揺れを減衰させることができる。
また、本第一実施例においては、メインコラム2aの内部に、上部構造体4又は浮体構造物1の運転に関連する機器類を配置しているので、ここに上述の如き各種の機器類を設置するにあたって空間が広く、レイアウトがしやすい。
したがって、上記本第一実施例によれば、構造の大型化や高強度化を極力回避し、建造にかかるコストを抑えながら荷重のバランスを是正し得る。
図5は本発明の実施による浮体構造物の形態の別の一例(第二実施例)を示している。基本的な構成は上述の第一実施例の浮体構造物1(図1、図2参照)と同様であるが、本第二実施例の浮体構造物201の場合、コラムの配置が上記第一実施例とは異なっている。
本第二実施例の浮体構造物201では、四本のコラム202のうち三本のサイドコラム202bが平面視で正三角形の各頂点をなすように配置されており、メインコラム202aはサイドコラム202bのなす三角形の中心に位置している。中央のメインコラム202aと周辺のサイドコラム202bの間は連結体203により連結されており、メインコラム202aの上部に上部構造体である風車4が接続されている。すなわち、上記特許文献2に記載の浮体構造物と共通する配置である。
ただし、本第二実施例の場合、メインコラム202aの下部にヒーブプレート兼浮力体としてのロワーハル223が備えられている。一方、サイドコラム202bの下部にはヒーブプレートとしてのフーティング225が備えられているのみであり、ロワーハル223の分、メインコラム202aにはサイドコラム202bよりも大きな浮力が発生するようになっている。
上述の如き浮体構造物201では、コラム202同士を連結する連結体203の構成が上述の第一実施例の連結体3(図1、図2参照)に比べて複雑ではあるが、上記特許文献2に記載の浮体構造物と比較するとコラム間の力学的な不均衡が是正されている。以下、説明する。
まず、図6Aに示す如く、本第二実施例の浮体構造物201では、メインコラム202aに上部構造体4が接続されており、したがって、図6Bに破線で示す如く、下向きに加わる荷重は、中央のメインコラム202aにおいて左右のサイドコラム202bよりも著しく大きい。一方、図6Aに示す如く、メインコラム202aの下部にはロワーハル223が備えられているので、図6Bに一点鎖線で示す如く、中央のメインコラム202aに加わる浮力(上向きの荷重)は左右のサイドコラム202bよりも大きい。その結果、図6Bに実線で示す如く、上記重量と浮力の合計としての荷重は、メインコラム202aにおいてわずかに下向き、サイドコラム202bにおいてわずかに上向きとなる。
図7Aは、上記第二実施例の参考例としての浮体構造物の形態の一例(第二参考例)を示している。本第二参考例の浮体構造物301は、上記特許文献2に記載の浮体構造物と同様の構成であり、平面視で正三角形の各頂点をなす三本のサイドコラム302bの中心にメインコラム302aを据え、該メインコラム302aとサイドコラム302bの間を連結体303により連結した配置は上記第二実施例(図5及び図6A参照)と共通している。ただし、本第二参考例では、メインコラム302aにはロワーハルを備えず、サイドコラム302bにロワーハル323を備えている点で第二実施例とは異なる。
このような構成とした場合、図7Bに破線で示すように、下向きの荷重の分布は上記第二実施例と概ね同様である(図6B参照。ただし、メインコラム302aでは、ロワーハルを備えていない分だけ荷重がやや小さく、逆にサイドコラム302bではロワーハル323の分だけ大きくなっている)。一方、一点鎖線で示す浮力は、メインコラム302aにおいて小さく、サイドコラム302bにおいて大きい。その結果、荷重の合計は、実線で示す如く、中央のメインコラム302aにて下向きに大きく、左右のサイドコラム302bにて上向きに大きくなっている。
すなわち、第二参考例の浮体構造物301(図7参照)の場合、第一参考例の浮体構造物101(図4参照)とは異なり、上部構造体4の重量とバランスを取るためのバラスト水をサイドコラム302bに注入する必要こそないものの、上部構造体4から大きな荷重が加わるメインコラム302aと、サイドコラム302bとの間にはやはり荷重の不均衡が存在しており、これにより、連結体303に大きな剪断力ないし曲げモーメントが生じている。第二実施例(図5、図6参照)の浮体構造物201では、上部構造体4の接続されるメインコラム202aにロワーハル223を設置して浮力を大きくし、上部構造体4の重量に対抗することで、サイドコラム202bとの間で荷重の不均衡を小さくしている。
その結果、第二実施例の浮体構造物201では、連結体203の要求強度を小さくし、連結体203に必要な鋼材の量を削減することができる。また、中央のメインコラム202aには容積の大きいロワーハル223が必要となるものの、周辺に位置するサイドコラム202bにはロワーハルの設置は不要か、設置するとしても小さくて良い。したがって、浮体構造物201全体にかかる鋼材の量を少なくすることができる。
その他の作用効果については上述の第一実施例(図1〜図3参照)と同様であるため省略するが、上記本第二実施例によっても、構造の大型化や高強度化を極力回避し、建造にかかるコストを抑えながら荷重のバランスを是正し得る。
図8は本発明の実施による浮体構造物の形態のさらに別の一例(第三実施例)を示している。本第三実施例の場合、浮体構造物401を構成するコラム402の上部に接続される上部構造体5が、風車ではなくクレーンであり、これに伴い、連結体403等の構成が上記第一実施例(図1、図2参照)や第二実施例(図5参照)とは異なっている。
本第三実施例の浮体構造物401では、四本のコラム402の上部同士が上部連結体403aにより、下部同士が下部連結体403bにより、それぞれ連結されている。上部連結体403aは、四本のコラム402の上端にて平面視で略正方形状の水平面をなしており、四本のコラム402は、上部連結体403aのなす正方形の各頂点の位置に配置されている。下部連結体403bは、コラム402の下端同士を正方形の辺をなすように連結している。そして、上部連結体403aのなす面の上に、クレーンである上部構造体5が設置される。
このような構成とした場合、上部構造体であるクレーン5の重心の直下にコラム402のいずれかが位置するわけではなく、クレーン5の重量による下向きの荷重は、上部連結体403aを介して四本のコラム402各々に加えられることになる。ただし、クレーン5の重心の位置は平面視で四本のコラム402全体の重心と一致してはおらず、偏心した状態となっている。したがって、四本のコラム402にクレーン5から加えられる荷重は均等ではなく、コラム402間で偏りが生じている。図8に示した状態では、クレーン5の重心は、四本のコラム402の重心に対して図中右側に偏心しており、右端に位置するコラム402に特に大きな下向きの荷重がかかっている。このため、本第三実施例の浮体構造物401では、図中右側のコラム402に備えたロワーハル423を、他のコラム402のロワーハル423よりも大きくし、図中右側のコラム402に大きな浮力を発生させることで、コラム402間で荷重の均衡を図っている。
その他の作用効果については上述の第一実施例(図1〜図3参照)と同様であるため省略するが、上記本第三実施例によっても、構造の大型化や高強度化を極力回避し、建造にかかるコストを抑えながら荷重のバランスを是正し得る。
図9は本発明の実施による浮体構造物の形態のさらに別の一例(第四実施例)を示している。基本的な構成は上記第一実施例(図1、図2参照)と同様であるが、本第四実施例の浮体構造物501の場合、各コラム502同士を連結する連結体503のうち、メインコラム502aとの連結部にあたる位置に浮力体533を備え、この浮力体533により、上部構造体4を上部に接続されたメインコラム502aに浮力を発生させるようになっている。
このようにした場合、メインコラム502aに浮力を付与するにあたり、メインコラム502a自体の構造に手を加える必要がなく、連結体503の設計を変更すれば済む。メインコラム502aには種々の機器類が設置されるため、内部の構造やレイアウトに関してあまり自由が利かない場合があるが、連結体503であれば浮力体533を備えるにあたって設計に比較的制約が少ないという利点がある。
このように、上記本第四実施例においては、コラム502同士を連結する連結体503のうち、上部構造体4から他のコラム502に加わるより大きい荷重が下向きに加わるコラム502(メインコラム502a)との連結部に浮力体533を備えているので、メインコラム502aの構造を変更することなく該メインコラム502aに対し浮力を付与することができる。
その他の作用効果については上述の第一実施例(図1〜図3参照)と同様であるため省略するが、上記本第四実施例によっても、構造の大型化や高強度化を極力回避し、建造にかかるコストを抑えながら荷重のバランスを是正し得る。
図10A、図10Bは本発明の実施による浮体構造物の形態のその他の例を示している。図10Aに示す如く、コラムの本数を三本とすることもできるし、また、図示は省略するが五本以上としても良い。コラムの配置や連結体の構造も、上部構造体の種類や構造その他の条件に合わせて適宜変更し得る。また、上記第一実施例(図1、図2参照)の如くメインコラムにロワーハルを備えたり、上記第四実施例(図9参照)の如く連結体に浮力体を備える以外に、図10Bに示す如くコラム自体の径を変更することで大きな浮力を付与することもできる。あるいは、図示は省略するが、既存のコラムあるいは連結体に対し、浮力体を外から取り付けることで浮力を付与することも可能である。この場合、浮体構造物の建造にかかる鋼材を削減するといったことはできないものの、例えば浮体構造物を建設した後に上部構造体を取り替えたり、あるいは追加したりする場合には有効である。その他、コラムに対し適切に浮力を付与できる限りにおいて、本発明の浮体構造物は種々の構成を取り得る。
これらの各実施例によっても、構造の大型化や高強度化を極力回避し、建造にかかるコストを抑えながら荷重のバランスを是正し得る。
尚、本発明の浮体構造物は、上述の実施例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
1 浮体構造物
2 コラム
2a コラム(メインコラム)
2b コラム(サイドコラム)
3 連結体
4 上部構造体(風車)
5 上部構造体(クレーン)
23 ロワーハル
201 浮体構造物
202 コラム
202a コラム(メインコラム)
202b コラム(サイドコラム)
203 連結体
223 ロワーハル
401 浮体構造物
402 コラム
403 連結体
403a 連結体(上部連結体)
403b 連結体(下部連結体)
423 ロワーハル
501 浮体構造物
502 コラム
502a コラム(メインコラム)
502b コラム(サイドコラム)
503 連結体
533 浮力体

Claims (5)

  1. 垂直方向に沿って延びる柱状の浮力体として構成された複数のコラムと、該複数のコラムを水平方向に展開した状態で連結する連結体を備え、前記コラムのうち少なくとも一部の上部に上部構造体を接続し、全体を水上に支持するよう構成したセミサブ型の浮体構造物であって、
    前記コラムのうち、前記上部構造体から他のコラムに加わるより大きい荷重が下向きに加わるコラムに関し、該コラムに生じる浮力が他のコラムより大きくなるようにすることで、設置状態における前記コラム間の荷重の分布の不均衡を是正し得るよう構成した浮体構造物。
  2. 前記上部構造体から他のコラムに加わるより大きい荷重が下向きに加わるコラムの没水部の体積を他のコラムより大きく構成した、請求項1に記載の浮体構造物。
  3. 前記上部構造体から他のコラムに加わるより大きい荷重が下向きに加わるコラムの下部に、該コラムから水平方向に張り出すよう、内部に空洞を有するロワーハルを備えた、請求項2に記載の浮体構造物。
  4. 前記上部構造体から他のコラムに加わるより大きい荷重が下向きに加わるコラムの内部に、前記上部構造体又は前記浮体構造物の運転に関連する機器類を配置した、請求項2又は3に記載の浮体構造物。
  5. 前記コラム同士を連結する連結体のうち、前記上部構造体から他のコラムに加わるより大きい荷重が下向きに加わるコラムとの連結部に浮力体を備えた、請求項1に記載の浮体構造物。
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