JP6718213B2 - 測位システム - Google Patents

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本発明は、衛星測位信号及び衛星測位信号と同型式の屋内測位信号に基づいて現在位置に関する情報を取得し、その現在位置に関する情報を無線データ通信にて送信する移動端末と、無線データ通信にて送信された現在位置に関する情報を有線データ通信にて送信するゲートウェイ装置と、を有する測位システムに関する。
GPS(Global Positioning System)衛星が送信する信号(以下、「GPS信号」とも称呼される。)を利用して移動端末の現在位置を取得(測位)し、取得された移動端末の現在位置を位置管理サーバにて管理する測位システムが知られている。しかし、GPS信号が受信できない屋内では移動端末の測位が不可能となる。そこで、移動端末が屋内にあっても現在位置を取得できるようにするため、屋内に設置され、GPS信号と同じ型式の信号(電波)を送信するIMES(Indoor MEssaging System)送信機を用いる測位システムが知られている。
IMES送信機を用いる測位システムの一つ(以下、「従来システム」とも称呼される。)は、GPS信号に加えてIMES送信機が送信する信号(以下、「IMES信号」とも称呼される。)を受信する移動端末を含んでいる。従来システムの移動端末は、GPS信号が受信できるとき(即ち、屋外にあるとき)、受信したGPS信号に基づいて現在位置を測位し、その測位結果を移動体通信により移動体通信網を介して管理サーバへ送信する。一方、従来システムの移動端末は、IMES信号が受信できるとき(即ち、屋内にあるとき)、受信したIMES信号に含まれる「そのIMES信号を送信したIMES送信機の設置位置」を無線LAN及びPHS等の無線データ通信により管理サーバへ送信する(例えば、特許文献1を参照。)。
特許第5514562号公報
しかしながら、従来システムの移動端末は、管理サーバへ現在位置情報を送信するため、上記移動体通信網を介するデータ通信及び上記無線データ通信の両方に対応する必要がある。そのため、移動端末の構成が複雑となり移動端末が内蔵するバッテリーによって移動端末を長時間駆動することが困難となる場合がある。加えて、一般に、移動体通信網を介して通信をするためには移動体通信の事業者と予め契約を結び且つ移動体通信網の利用量に応じて料金を支払う必要があるので、移動端末の数量が多ければシステム構築費用が高額となる場合がある。
そこで、本発明は、上記課題に対処するためになされた。即ち、本発明の目的の一つは、
移動端末が屋内にあっても屋外にあっても測位可能で且つ移動体通信網を利用しない測位システムを提供することである。
上記目的を達成するための本発明に係る移動端末の測位システム(以下、「本発明システム」とも称呼する。)は、1つ又は複数の移動端末と、ゲートウェイ装置と、を有する。
前記移動端末は、
「航法衛星が送信する衛星測位信号(例えば、GPS信号)」及び「屋内測位信号送信機が送信する前記衛星測位信号と同型式の屋内測位信号(例えば、IMES信号)」に基づいて現在位置に関する情報を取得することが可能である。
加えて、前記移動端末は、
前記取得した現在位置に関する情報を無線データ通信により送信する。
前記ゲートウェイ装置は、
前記移動端末が送信した同移動端末の現在位置に関する情報を移動体通信網を経由せずに受信する。
加えて、前記ゲートウェイ装置は、
その移動端末の現在位置に関する情報を前記無線データ通信とは形式の異なるデータ通信により前記移動端末の現在位置を管理する位置管理サーバへ送信する。
位置管理サーバは、移動端末が屋外にあっても屋内にあっても、ゲートウェイ装置を介して移動端末の現在位置に関する情報(端末位置情報)を受信することができる。換言すれば、位置管理サーバは、移動体通信網を利用することなく各移動端末の現在位置を取得することができる。
位置管理サーバは、取得した各移動端末の現在位置に関する情報を種々の方法にて管理(活用)することができる。例えば、位置管理サーバは、出力装置(例えば、ディスプレイ装置)上に各移動端末の現在位置を図示することができる。或いは、位置管理サーバは、移動端末が立ち入りを禁止された領域にあるとき、禁止領域にある移動端末の存在を管理者に通知することができる。
従って、本発明システムによれば、各移動端末の現在位置に関する情報を取得するために移動体通信網の事業者と予め契約を結び、更に、同時業者に料金を支払う必要が無くなる。加えて、移動端末は、移動体通信網と接続用インタフェースを備える必要は無く、無線データ通信網とのみ接続できれば屋外にあっても屋内にあっても位置管理サーバに端末位置情報を送信することができるので、移動端末の小型化及び省電力化が可能となる。
本発明システムの一態様において、
前記無線データ通信により受信した前記移動端末の現在位置に関する情報を無線データ通信により前記ゲートウェイ装置へ送信する1つ又は複数のリピータ装置を含むように構成されることが好適である。
リピータ装置は、移動端末が送信する端末位置情報を中継するので、移動端末とゲートウェイ装置との間の距離が長くなっても端末位置情報をゲートウェイ装置(ひいては、位置管理サーバ)に受信させることが可能となる。即ち、移動端末が無線データ通信により送信する端末位置情報の到達可能範囲にゲートウェイ装置が設置されなくても、移動端末とゲートウェイ装置との間にリピータ装置が設置されていれば、その端末位置情報をゲートウェイ装置に受信させることが可能となる。
加えて、移動端末とゲートウェイ装置との間に複数のリピータ装置を設置することもできる。例えば、あるリピータ装置(リピータ装置a)が送信した端末位置情報を別のリピータ装置(リピータ装置b)が受信し、リピータ装置bがその端末位置情報を更に無線データ通信によりゲートウェイ装置へ送信することが可能である。
従って、本態様によれば、リピータ装置の設置によって「移動端末が端末位置情報を位置管理サーバへ送信することができる領域(移動可能範囲)」を拡張することができる。例えば、ゲートウェイ装置が位置管理サーバへ端末位置情報を有線データ通信によって送信する場合であっても、リピータ装置は有線データ通信と接続される必要がないので、リピータ装置を設置すれば、有線データ通信のための配線が煩雑となることを防ぐことができる。
更に、本発明システムの他の一態様において、
前記移動端末の現在位置に関する情報を同移動端末及び前記リピータ装置が送信する前記無線データ通信は、法令により定められた920MHz帯の周波数(所謂、特定小電力無線)を利用するように構成することができる。
例えば、IEEE802.11に規定された無線LANに使われる周波数(具体的には、2.4GHz帯及び5GHz帯)と比較して、920MHz帯は、伝搬中の減衰が少なく、回折性に優れている。従って、本態様によれば、移動端末、ゲートウェイ装置及びリピータ装置のそれぞれの間の距離が長くても良好な通信状態を維持することが可能となり、以て、ゲートウェイ装置及びリピータ装置の設置数を削減することができる。
更に、本発明システムの他の一態様において、
前記ゲートウェイ装置は、
前記位置管理サーバのアドレス(例えば、IPアドレス及びドメイン名)を記憶する記憶部を備え、
前記無線データ通信により前記移動端末の現在位置に関する情報を受信したとき、前記記憶部に記憶された位置管理サーバのアドレスを宛先として同移動端末の現在位置に関する情報を送信するように構成することができる。
位置管理サーバのアドレスがゲートウェイ装置によって記憶されていれば、移動端末が位置管理サーバのアドレスを記憶していなくても、移動端末は端末位置情報をゲートウェイ装置経由で位置管理サーバへ到達させることができる。例えば、位置管理サーバのアドレスが変更されたとき、前記記憶部に記憶されたアドレス情報を更新すれば、移動端末に対する設定変更を行うことなく、移動端末は継続して端末位置情報を位置管理サーバへ到達させることができる。或いは、本発明システムに新たな移動端末が追加されるとき、移動端末に位置管理サーバのアドレスを登録する必要がない。
従って、本態様によれば、移動端末に位置管理サーバのアドレスを登録する必要が無く、以て、本発明システムの管理工数を削減することができる。特に、本発明システムに多数の移動端末が含まれる場合、本態様は管理工数削減の効果を発揮する。
本発明は、上述した移動端末及びゲートウェイ装置にて使用される測位方法、及び、移動端末及びゲートウェイ装置に加えて位置管理サーバを含む測位システムにも及ぶ。
本発明の実施形態に係る測位システム(本測位システム)の概略図である。 本測位システムの移動端末、ゲートウェイ及びリピータの構成図である。 本測位システムの位置管理サーバの構成図である。 移動端末のCPUが実行する位置情報送信処理ルーチンを表したフローチャートである。 端末位置情報の例を表した図である。 位置管理サーバのCPUが実行する位置情報受信処理ルーチンを表したフローチャートである。 位置管理サーバのCPUが実行する位置情報可視化処理ルーチンを表したフローチャートである。 位置管理サーバの出力装置に表示される移動端末の持ち主の現在位置を表した図である。
(全体構成)
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態に係る測位システム(以下、「本測位システム」とも称呼される。)について説明する。図1は、本測位システムの概略構成を表している。本測位システムは敷地10及び「敷地10に立地する3階建ての建造物である建物11」に適用されている。本例において、建物11を含む敷地10は、老人福祉施設として使用されている。
本測位システムは、IMES送信機20、移動端末30、ゲートウェイ40、リピータ50及び位置管理サーバ60を含んでいる。老人福祉施設の入居者のそれぞれは、同施設内にいるとき、移動端末30を身につけている。移動端末30のそれぞれは、移動端末30の現在位置Psに関する情報(端末位置情報)を位置管理サーバ60に定期的に送信する。位置管理サーバ60は、各入居者の現在位置(即ち、現在位置Ps)を管理する。老人福祉施設の職員(施設職員)は、位置管理サーバ60によって各入居者の居場所を把握することができる。
(IMES送信機)
IMES送信機20のそれぞれは、建物11内(具体的には、建物11内の各階の天井)に設置されている。各IMES送信機20は、それぞれの設置位置を表す位置情報Piを含むGPS衛星70と同型式の信号(即ち、IMES信号)を送信する。位置情報Piは、各IMES送信機20が設置された建物11内の位置の緯度及び経度、並びに、建物11の階数(1階から3階のいずれか)の組合せである。
本例において、IMES送信機20は、建物11の1階の天井に2つ(IMES送信機20a及びIMES送信機20b)、2階の天井に2つ(IMES送信機20c及びIMES送信機20d)、そして、3階の天井に2つ(IMES送信機20e及びIMES送信機20f)、合計6つ設置されている。
(移動端末)
移動端末30の概略構成を図2(A)に示す。移動端末30のそれぞれは、GPS信号及びIMES信号を受信する位置情報受信部31、無線データ通信により端末位置情報を送信し且つ応答信号を受信する無線データ通信部32、並びに、無線データ通信部32を制御する通信制御部33を含んでいる。本例において、無線データ通信は920MHz帯特定小電力無線である。
更に、移動端末30のそれぞれは、「位置情報受信部31及び通信制御部33を制御するCPU34」、CPU34が実行するプログラム及びデータ等を記憶するROM35並びにデータを一時的に記憶するRAM36を含んでいる。本例において、CPU34、ROM35及びRAM36は、汎用マイコン37により構成されている。加えて、移動端末30は、リチウムイオン電池(不図示)を搭載し、同電池が発生させる電力によって駆動される。
移動端末30のそれぞれには個別のID(端末ID)が付与されている。具体的には、移動端末30のそれぞれのROM35は、端末IDを記憶している。加えて、移動端末30のそれぞれのRAM36は、端末位置情報を送信する毎に「1」だけ増加する連続番号SNを記憶している。
移動端末30がIMES送信機20からIMES信号を受信できるとき、移動端末30は、そのIMES信号に含まれる位置情報Piを端末ID及び連続番号SNと共に端末位置情報として無線データ通信により送信する。
一方、移動端末30がIMES信号を受信できないが、4つ以上のGPS衛星70からのGPS信号を受信できるとき、移動端末30は、それらのGPS信号に基づいて周知の方法により現在位置Psを取得(算出)する。この場合、移動端末30は、現在位置Psを端末ID及び連続番号SNと共に端末位置情報として無線データ通信により送信する。
(ゲートウェイ及びリピータ)
ゲートウェイ40の概略構成を図2(B)に示す。ゲートウェイ40のそれぞれは、無線データ通信により端末位置情報を受信する無線データ通信部41、及び、有線データ通信により端末位置情報を送信するNWインタフェース部42を含んでいる。本例において、有線データ通信はイーサネット(登録商標)及びTCP/IPにより構成される。
更に、ゲートウェイ40のそれぞれは、「無線データ通信部41及びNWインタフェース部42を制御するCPU43」、ROM44並びにRAM45を含んでいる。本例において、CPU43、ROM44及びRAM45は、汎用マイコン46により構成されている。
ROM44は、位置管理サーバ60のIPアドレスを記憶している。ゲートウェイ40は、作動を開始するとき、位置管理サーバ60との間にTCP/IPのコネクション(ソケット)を確立する。
リピータ50の概略構成を図2(C)に示す。リピータ50のそれぞれは、端末位置情報を送受信する無線データ通信部51、無線データ通信部51を制御するCPU52、ROM53及びRAM54を含んでいる。本例において、CPU52、ROM53及びRAM54は、汎用マイコン55により構成されている。
ゲートウェイ40は、移動端末30及びリピータ50から無線データ通信によって端末位置情報を受信することができる。ゲートウェイ40は、受信した端末位置情報を有線データ通信によって位置管理サーバ60(即ち、ROM44に記憶された位置管理サーバ60のIPアドレス)へ送信する。より具体的に述べると、ゲートウェイ40は、無線データ通信部41により受信した端末位置情報をTCPペイロードとし、TCPペイロードにTCPヘッダ、IPヘッダ及びイーサネットヘッダ等を付してNWインタフェース部42より送信する。
リピータ50は、移動端末30及び他のリピータ50から無線データ通信によって端末位置情報を受信することができる。加えて、リピータ50は、受信した端末位置情報を無線データ通信によってゲートウェイ40又は他のリピータ50へ送信する。移動端末30が送信した端末位置情報がゲートウェイ40に到達するまでに複数のリピータ50を経由することが可能である。
リピータ50のそれぞれには、受信した端末位置情報の送信先としてゲートウェイ40又は他のリピータ50が登録されている。リピータ50は、移動端末30とゲートウェイ40との間の距離が長いためにゲートウェイ40が移動端末30によって送信された端末位置情報を直接受信できない場合が生じ得るときに設置される。
ゲートウェイ40及びリピータ50のそれぞれは、移動端末30から端末位置情報を受信したとき、その移動端末30に対して応答信号を送信する。
図1には、2つの移動端末30、即ち、建物11の2階にある移動端末30a及び屋外にある移動端末30bが例示されている。更に、本例において、ゲートウェイ40は、建物11の1階、2階及び3階のそれぞれの内壁面に1つずつ、合計3つ(ゲートウェイ40a、ゲートウェイ40b及びゲートウェイ40c)設置されている。
加えて、リピータ50は、建物11の外壁面に1つ(リピータ50a)、及び、敷地10の建物11が無い角部のそれぞれに3つ(リピータ50b、リピータ50c及びリピータ50d)の、合計4つ設置されている。リピータ50aには、受信した端末位置情報の再送信先としてゲートウェイ40cが登録されている。リピータ50b〜リピータ50dのそれぞれには、受信した端末位置情報の再送信先としてリピータ50aが登録されている。リピータ50a〜リピータ50dは、移動端末30が敷地10の周辺に(即ち、敷地10の外部)にあっても、その移動端末30が送信する端末位置情報を受信することができる。
移動端末30aによって送信された端末位置情報は、ゲートウェイ40bによって受信される。即ち、移動端末30aによって送信された端末位置情報は、ゲートウェイ40bを経て位置管理サーバ60に到達する。
一方、移動端末30bによって送信された端末位置情報は、リピータ50bによって受信され、リピータ50bによって送信された端末位置情報は、リピータ50aによって受信される。更に、リピータ50aによって送信された端末位置情報は、ゲートウェイ40cによって受信される。即ち、移動端末30bによって送信された端末位置情報は、リピータ50b、リピータ50a及びゲートウェイ40cを経て位置管理サーバ60に到達する。
(位置管理サーバ)
位置管理サーバ60の概略構成を図3に示す。位置管理サーバ60は、CPU61、CPU61が実行するプログラム及びデータ等を記憶するHDD(ハードディスクドライブ)62、RAM63、並びに、有線データ通信を介してゲートウェイ40から端末位置情報を受信するNWインタフェース部64を含んでいる。HDD62には、「入居者のそれぞれが身につけている移動端末30の端末ID」及び「端末ID毎の現在位置Ps」を含むDB(データベース)62aが保存されている。本例において、CPU61、HDD62、RAM63、及び、NWインタフェース部64は、汎用コンピュータ65により構成されている。
更に、位置管理サーバ60は、施設職員に対して映像及び音声により情報を提供する出力装置66、及び、施設職員が操作して位置管理サーバ60に対する指示を入力する入力装置67を含んでいる。CPU61は、出力装置66及び入力装置67のそれぞれと汎用インタフェース68を介してデータの送受信を行う。本例において、汎用インタフェース68は、HDMI(High-Definition Multimedia Interface)及びUSB(Universal Serial Bus)により構成されている。
位置管理サーバ60は、ゲートウェイ40のそれぞれと有線データ通信により接続されている。ただし、図1において、有線データ通信の通信機器(例えば、イーサネットのスイッチングハブ及びIPのルータ等)の図示は省略されている。位置管理サーバ60は、ゲートウェイ40を介して移動端末30のそれぞれから端末位置情報を受信する。
位置管理サーバ60は、受信した端末位置情報に基づいて移動端末30のそれぞれの現在位置Psに関する情報を施設職員に提供する。より具体的に述べると、移動端末30を身につけた入居者(即ち、敷地10内にいるべき者)が敷地10の外に出たとき、施設職員に通知する。加えて、入居者のそれぞれの現在位置を出力装置66上に表示する。
(具体的作動−移動端末)
次に、移動端末30が端末位置情報を送信する際の移動端末30の作動について説明する。移動端末30のCPU34(以下、単に「CPU」とも称呼される。)が端末位置情報を送信する際の具体的な作動を、図4にフローチャートにより表された「位置情報送信処理ルーチン」を参照しながら説明する。CPUは、本ルーチンを所定の時間が経過する毎に実行する。
即ち、適当なタイミングとなると、CPUは、ステップ400から処理を開始してステップ405に進んでIMES信号が受信可能であるか否かを判定する。IMES信号が受信可能であれば、CPUは、ステップ405にて「Yes」と判定してステップ410に進み、受信したIMES信号に含まれる位置情報Piを抽出し、そのIMES信号を受信したときの信号強度Lsと共にRAM36に記憶させる。
次いで、CPUは、ステップ415に進み、受信可能なIMES信号の全てから位置情報Piを抽出したか否かを判定する。受信可能なIMES信号であって位置情報Piを抽出していないIMES信号があれば、CPUは、ステップ415にて「No」と判定してステップ410に戻る。
受信可能なIMES信号の全てから位置情報Piを抽出すると、CPUは、ステップ415にて「Yes」と判定してステップ420に進み、位置管理サーバ60へ端末位置情報を送信する。より具体的に述べると、CPUは、IMES信号から抽出された位置情報Piを信号強度Lsが高い順に並べ替え、信号強度Lsが高い順に最大4つの位置情報を含む端末位置情報を送信する。
次いで、CPUは、ステップ425に進み、端末位置情報を送信してから所定時間内にゲートウェイ40及びリピータ50のいずれかから応答信号を受信していないか否かを判定する。CPUは、応答信号を受信していなければ、ステップ425にて「Yes」と判定してステップ430に進み、端末位置情報を再送信する。次いで、CPUは、ステップ435に進み、連続番号SNの値を「1」だけ増加させる。次いで、CPUは、ステップ495に進み、本ルーチンを一旦終了する。
一方、CPUは、応答信号を受信していれば、ステップ425にて「No」と判定してステップ435に直接進む。
例えば、図1に示された移動端末30aは、IMES送信機20c及びIMES送信機20dの両方からIMES信号を受信できる。加えて、IMES送信機20cから受信したIMES信号の信号強度Lsは、IMES送信機20dから受信したIMES信号の信号強度Lsよりも高い。従って、この場合、移動端末30aから送信される端末位置情報は、図5の例のようになる。本例において、信号強度Lsは、搬送波対雑音比(dB)により表される。
一方、IMES信号が受信できなければ、CPUは、ステップ405にて「No」と判定してステップ440に進み、GPS信号に基づいて現在位置Psを算出できるか否か(即ち、4つ以上のGPS衛星70からGPS信号を受信できるか否か)を判定する。GPS信号に基づいて現在位置Psを算出できる場合、CPUは、ステップ440にて「Yes」と判定してステップ445に進み、GPS信号に基づいて現在位置Psを算出する。即ち、CPUは、移動端末30の緯度、経度及び高度を取得する。次いで、CPUは、ステップ450に進み、算出された現在位置Psを含む端末位置情報を送信する。次いで、CPUは、ステップ425に進む。
GPS信号に基づいて現在位置Psを算出できない場合、CPUは、ステップ440にて「No」と判定してステップ455に進み、現在位置Psを含まない端末位置情報を送信する。次いで、CPUは、ステップ425に進む。
(具体的作動−位置管理サーバ)
次に、位置管理サーバ60のCPU61(以下、単に「CPU」とも称呼される。)が端末位置情報を受信した際の具体的な作動を、図6にフローチャートにより表された「位置情報受信処理ルーチン」を参照しながら説明する。CPUは、NWインタフェース部64がゲートウェイ40のいずれかから端末位置情報を受信したとき(即ち、IPパケットを受信したとき)、本ルーチンを実行する。
即ち、適当なタイミングとなると、CPUは、ステップ600から処理を開始してステップ605進み、今回受信した端末位置情報が既に受信した端末位置情報と同一で無いか否かを判定する。具体的には、CPUは、端末ID及び連続番号SNとの組合せに対応する現在位置PsがDB62aに記憶されていないか否かを判定する。
CPUは、今回受信した端末位置情報が今回受信した端末位置情報が既に受信した端末位置情報と同一で無ければ、ステップ605にて「Yes」と判定してステップ610に進み、受信した端末位置情報が位置情報Piを含んでいるか否かを判定する。受信した端末位置情報が位置情報Piを含んでいれば、CPUは、ステップ610にて「Yes」と判定してステップ615に進み、その端末位置情報を送信した移動端末30の現在位置Psを取得する。
より具体的に述べると、受信した端末位置情報に複数の位置情報Piが含まれていれば、信号強度Lsが最も高い位置情報Piを現在位置Psとして取得する。一方、受信した端末位置情報に位置情報Piが1つのみ含まれていれば、その位置情報Piを現在位置Psとして取得する。この場合、現在位置Psは、緯度及び経度、並びに、建物11の階数の組合せによって表される。
次いで、CPUは、ステップ620に進み、DB62aに記憶された「端末位置情報に含まれていた端末IDに対応する移動端末30」の現在位置Psを更新する。
一方、受信した端末位置情報に位置情報Piが含まれていなければ、CPUは、ステップ610にて「No」と判定してステップ625に進み、端末位置情報に現在位置Psが含まれているか否かを判定する。端末位置情報に現在位置Psが含まれていれば、CPUは、ステップ625にて「Yes」と判定してステップ630に進み、端末位置情報から現在位置Psを抽出する。この場合、現在位置Psは、緯度及び経度、並びに、高度の組合せによって表される。次いで、CPUは、ステップ620に進む。
CPUは、ステップ620の処理を実行すると、ステップ635に進み、現在位置Psが敷地10の外にあるか否かを判定する。現在位置Psが敷地10の外にあれば、CPUは、ステップ635にて「Yes」と判定してステップ640に進み、「端末位置情報に含まれていた端末IDに対応する入居者」に関する情報をDB62aから抽出する。次いで、CPUは、ステップ645に進み、出力装置66を介して映像(文字)及び音声により、その入居者が敷地10の外に出たことを施設職員へ通知する。次いで、CPUは、ステップ695に進み、本ルーチンを終了する。
一方、現在位置Psが敷地10内にあれば、CPUは、ステップ635にて「No」と判定してステップ695に直接進む。なお、今回受信した端末位置情報が今回受信した端末位置情報が既に受信した端末位置情報と同一であれば、CPUは、ステップ605にて「No」と判定してステップ695に直接進む。加えて、受信した端末位置情報が位置情報Pi及び現在位置Psのいずれも含んでいなければ、CPUは、ステップ625にて「No」と判定してステップ695に直接進む。
次に、位置管理サーバ60が受信した端末位置情報を処理し、処理結果を出力装置66上に表示する際の位置管理サーバ60の作動を、図7にフローチャートにより表された「位置情報可視化処理ルーチン」を参照しながら説明する。位置管理サーバ60のCPUは、本ルーチンを所定の時間が経過する毎に実行する。
即ち、適当なタイミングとなると、CPUは、ステップ700から処理を開始してステップ705に進み、端末IDのそれぞれに対応する現在位置Ps及び入居者情報を抽出する。即ち、CPUは、入居者のそれぞれの現在位置を取得する。次いで、CPUは、ステップ710に進み、各入居者の敷地10及び建物11内の現在位置を表す画像を出力装置66に表示させる。出力装置66に表示される画像の例を図8に示す。本例において、外出している入居者(即ち、移動端末30を身につけていない入居者)は図示されない。次いで、CPUは、ステップ795に進み、本ルーチンを一旦終了する。
以上、説明したように、本測位システムは、
航法衛星(GPS衛星70)が送信する衛星測位信号(GPS信号)、及び、屋内測位信号送信機(IMES送信機20)が送信する前記衛星測位信号と同型式の屋内測位信号(IMES信号)に基づいて現在位置に関する情報(位置情報Pi及び現在位置Ps)を取得することが可能であって、同取得した現在位置に関する情報を無線データ通信により送信する1つ又は複数の移動端末(30)と、
前記移動端末が送信した同移動端末の現在位置に関する情報を受信し、且つ、同移動端末の現在位置に関する情報を前記無線データ通信(920MHz帯の無線データ通信)とは形式の異なるデータ通信(イーサネット及びTCP/IP)により前記移動端末の現在位置を管理する位置管理サーバへ送信するゲートウェイ装置(ゲートウェイ40)と、
を有している。
加えて、本測位システムは、
前記無線データ通信により受信した前記移動端末の現在位置に関する情報を無線データ通信により前記ゲートウェイ装置へ送信する1つ又は複数のリピータ装置(リピータ50)を含むように構成されている。
更に、前記ゲートウェイ装置は、
前記位置管理サーバのアドレス(位置管理サーバ60のIPアドレス)を記憶する記憶部(ROM44)を備え、
前記無線データ通信により前記移動端末の現在位置に関する情報を受信したとき、前記記憶部に記憶された位置管理サーバのアドレスを宛先として同移動端末の現在位置に関する情報を送信するように構成されている。
本測位システムによれば、移動端末30が屋外にあっても屋内にあっても同様の手順により移動端末30の位置情報を管理することができる。具体的には、移動端末30が屋外にある場合の端末位置情報を受信する経路と、移動端末30が屋内にある場合の端末位置情報を受信する経路と、を別々に準備する必要がなく、位置管理サーバ60は、いずれの場合であっても単一のインタフェースにより端末位置情報を受信できる。
加えて、移動端末30が屋外にあるときであっても端末位置情報を移動体通信網を介して送信する必要がないので、移動体通信網を利用するために移動体通信の事業者と契約を結び、更に、利用料金を支払う必要がない。従って、本測位システムは、構築及び運用に係る費用を抑えることが可能となる。
加えて、移動端末30は、端末位置情報の送信手段として920MHz帯の無線データ通信にのみ対応すればよく、移動体通信網に対応する必要がないので、移動端末30の小型化、軽量化及び省電力化を図ることが可能となる。移動端末30の小型化及び軽量化によって、人が移動端末30を身につけることが容易となる。加えて、移動端末30の省電力化によって搭載したリチウムイオン電池による長時間の稼働が可能となる。
一般に、無線データ通信においては通信速度が速くなるほど無線送信機の消費電力が大きくなるが、移動端末30は、「通信速度が100kbps以下に抑えられた920MHz帯の無線データ通信」を利用するので、移動端末30の更なる省電力化が可能となる。個々の端末位置情報はデータ量が比較的小さいので、通信速度が遅くても本測位システムの運用に大きな影響はない。
移動端末30は、携帯電話及びスマートフォン等の携帯端末と異なり、撮影機能及び録音機能等の情報保存機能、並びに、移動体通信網を介して外部と通信する機能を有していない。そのため、入居者が移動端末30を身につけることによって入居者に関する秘密情報(個人情報)が施設の外部に漏洩する可能性は極めて低い。
加えて、位置管理サーバ60のIPアドレスはゲートウェイ40によって記憶されているので、移動端末30は位置管理サーバ60のIPアドレスを記憶する必要がない。そのため、何らかの理由によって位置管理サーバ60のIPアドレスが変更となる場合であっても、ゲートウェイ40に対して設定変更を行えば良く、移動端末30のそれぞれに対して設定変更を行う必要はない。或いは、移動端末30が追加されるとき、その移動端末30に位置管理サーバ60のIPアドレスを登録する必要がない。従って、本測位システムの管理工数を抑えることが可能となる。
以上、本発明に係る測位システムの実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。例えば、本実施形態に係る測位システムは敷地10内の施設に適用されていたが、複数の施設を網羅する測位システムが構築されてもよい。即ち、複数の施設にゲートウェイ40及びリピータ50を設置し、位置管理サーバ60は、それらのゲートウェイ40及びリピータ50から端末位置情報を受信してもよい。
或いは、位置管理サーバ60は、敷地10の外に設置されても良い。即ち、位置管理サーバ60は、ゲートウェイ40及びリピータ50の設置場所から離れた場所に設置されても良い。例えば、位置管理サーバ60は、所謂クラウドサーバー上に構成されても良い。
加えて、本実施形態に係る位置管理サーバ60は、出力装置66上に位置情報の処理結果を表示していた。しかし、位置管理サーバ60は、出力装置66以外の端末(他端末)に位置情報の処理結果を表示させても良い。例えば、位置管理サーバ60がHTTPサーバとして作動し、且つ、位置管理サーバ60とIPネットワーク(インターネットを含む)で接続された他端末がHTTPクライアントとして作動することにより、位置管理サーバ60は、他端末に位置情報の処理結果を表示させても良い。
加えて、本実施形態に係るゲートウェイ40のROM44は、位置管理サーバ60のIPアドレスを記憶していた。しかし、ROM44は、位置管理サーバ60のドメイン名を記憶していても良い。或いは、位置管理サーバ60のNWインタフェース部64がHTTPサーバとして作動する場合、ROM44は、「位置管理サーバ60が端末位置情報をHTTPリクエストとして受信するディレクトリ、ファイル、クエリストリング等を含むURL」を位置管理サーバ60のアドレスとして記憶しても良い。
加えて、本実施形態に係る全てのゲートウェイ40及びリピータ50は、敷地10内に設置されていた。しかし、一部のゲートウェイ40及びリピータ50は、敷地10の外に設置されてもよい。この場合、移動端末30が敷地10の外にあるときであっても位置管理サーバ60は移動端末30から端末位置情報を受信することができる。
加えて、本実施形態に係る位置管理サーバ60は、ゲートウェイ40のそれぞれと有線データ通信により接続されていた。しかし、位置管理サーバ60と、ゲートウェイ40のそれぞれと、の間の通信の一部又は全部は、無線データ通信(例えば、無線LAN)により実現されても良い。
加えて、本実施形態に係る移動端末30は、GPS信号に基づいて現在位置Psを算出していた。しかし、GPS信号に基づく現在位置Psの算出は、位置管理サーバ60が行っても良い。この場合、移動端末30は、GPS信号に含まれる情報を端末位置情報として位置管理サーバ60へ送信する。
加えて、本実施形態に係る移動端末30は、衛星測位信号としてGPS信号を受信していた。しかし、移動端末30は、GPS信号に替えて、或いは、GPS信号に加えて、他の衛星測位信号を受信しても良い。例えば、他の衛星測位信号は、GLONASS(Global Navigation Satellite System)及びQZSS(Quasi-Zenith Satellite System)であっても良い。
加えて、本実施形態に係る移動端末30が送信するIMES信号に基づく端末位置情報は、最大4つの位置情報Piを含んでいた。しかし、端末位置情報に含まれる位置情報Piの最大値は「4」以外の数であっても良い。例えば、端末位置情報は最大8つの位置情報Piを含んでも良く、或いは、端末位置情報は位置情報Piを1つのみ含んでも良い。
加えて、本実施形態に係る移動端末30は、端末位置情報を送信した後、所定時間内に応答信号が受信できなければ端末位置情報を再送信する処理を1回のみ実行していた。しかし、この端末位置情報を再送信する処理は、より多くの回数(例えば、3回)実行されても良い。或いは、この端末位置情報を再送信する処理は、割愛されても良い。
加えて、本実施形態において、端末位置情報はTCP/IPのパケットとして送信されていた。しかし、端末位置情報はUDP/IPのパケットとして送信されても良い。
加えて、ROM35、ROM44及びROM53のそれぞれは、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリによって構成されても良い。或いは、HDD62は、SSD(ソリッドステートドライブ)によって構成されても良い。
加えて、本実施形態に係る測位システムは老人福祉施設に適用されていた。しかし、本測位システムは老人福祉施設以外の種々の施設に適用することが可能である。例えば、本測位システムは、託児所、教育施設、事務所、工場及び倉庫等に適用することが可能である。更に、移動端末30は人が身につけるのではなく、備品、測定機器及び在庫品等の物に付しても良い。
20…IMES送信機、30…移動端末、40…ゲートウェイ、50…リピータ、60…位置管理サーバ、70…GPS衛星。

Claims (3)

  1. 航法衛星が送信する衛星測位信号、及び、屋内測位信号送信機が送信する内測位信号に基づいて現在位置取得することが可能であって、端末識別子及び連続番号を含む前記現在位置に関する情報を無線データ通信により送信する位置情報送信処理を実行し、前記位置情報送信処理を実行する毎に前記連続番号を変化させ、且つ、前記位置情報送信処理の実行時に前記現在位置に関する情報を送信してから所定時間が経過しても当該現在位置に関する情報が受信されたことを表す応答信号を受信しないときには同一の前記連続番号を含む当該現在位置に関する情報を再び送信する1つ又は複数の移動端末と、
    前記移動端末が送信した前記現在位置に関する情報を移動体通信網を経由せずに受信することが可能であって、前記現在位置に関する情報を受信すると前記応答信号を前記無線データ通信により送信し、且つ、前記受信した現在位置に関する情報を前記無線データ通信とは形式の異なるデータ通信により信するゲートウェイ装置と、
    前記無線データ通信により前記現在位置に関する情報を受信することが可能であって、前記現在位置に関する情報を受信すると前記応答信号を前記無線データ通信により送信し、且つ、前記受信した現在位置に関する情報を前記無線データ通信により前記ゲートウェイ装置へ送信する1つ又は複数のリピータ装置と、
    前記ゲートウェイ装置から受信した前記現在位置に関する情報に含まれる前記端末識別子及び前記連続番号の組合せが既に受信されたものでなければ当該現在位置に関する情報が新たに受信されたものであると判定し、且つ、新たに受信された前記現在位置に関する情報に基づいて前記移動端末の現在位置を管理する位置管理サーバと、
    を有することを特徴とする測位システム。
  2. 請求項1に記載の測位システムにおいて、
    前記現在位置に関する情報を前記移動端末送信する前記無線データ通信は、
    法令により定められた920MHz帯の周波数を利用するように構成された測位システム。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の測位システムにおいて、
    前記ゲートウェイ装置は、
    前記位置管理サーバのアドレスを記憶する記憶部を備え、
    前記無線データ通信により前記移動端末の現在位置に関する情報を受信したとき、前記記憶部に記憶された前記位置管理サーバのアドレスを宛先として当該移動端末の現在位置に関する情報を送信するように構成された、
    測位システム。
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