JP6716083B2 - 頭髪薬剤用材料の提供装置及び製造方法 - Google Patents

頭髪薬剤用材料の提供装置及び製造方法 Download PDF

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Description

本開示は、頭髪薬剤用材料の提供装置及び製造方法に関する。
従来、美容院等において美容師等がヘアカラーを行う際、例えば、液体状のヘアカラー剤をチューブ容器から押し出して計量器で分量を量ったり、粉末状のヘアカラー剤を容器からスプーン等ですくって計量器で分量を量ったりして使用している。例えば、特許文献1には、チューブ容器内のヘアカラー剤を無駄なく使用するためのカップ容器が開示されている。
特開2015−134158号公報
しかしながら、市販されているヘアカラー剤の色やトーンの種類は多様であり、また複数種のヘアカラー剤を調合すれば数百色のヘアカラー剤を作り出すことができる。そのため、美容師等は、ヘアカラーを行う際に、最終的に作り出すヘアカラー剤の色を数百色の中から選択し、その色に必要なヘアカラー剤を数十種類の中から選択している。ここで、ヘアカラー剤の色とは、ヘアカラー剤に含まれる染料が化学反応によって発色した時の色を示す。以下同様である。
よって、美容院等では、ヘアカラーの多種多様なカラーバリエーションに対応するために、ヘアカラー剤の在庫量が多くなり、その分だけ在庫ロスが発生する可能性が高くなる。また、使い切れなかったヘアカラー剤は保存が困難であるため、そのまま捨てることになり、使用時のロスも発生する。また、複数種のヘアカラー剤を調合する場合には、人的な計量ミスにより、所望の色のヘアカラー剤が得られなかったり、ヘアカラー剤の色にばらつきが生じたりするおそれがある。
本開示は、簡易な構造であり、多種多様な頭髪薬剤用材料を無駄なく、容易に、かつ精度良く提供することができる頭髪薬剤用材料の提供装置及び製造方法を提供する。
本開示の一の態様である頭髪薬剤用材料の提供装置は、複数の成分材料のうち、選択された1又は複数の選択成分材料を所定量で含有する頭髪薬剤用材料を提供する。頭髪薬剤用材料の提供装置は、複数の成分材料をそれぞれ貯留する複数の貯留部と、複数の貯留部にそれぞれ接続され、貯留部に貯留された成分材料を供給する複数の供給部と、複数の供給部から複数の成分材料がそれぞれ供給される複数の供給位置に移動可能に構成され、供給部から供給された成分材料を計量する計量部と、複数の供給位置のうち、1又は複数の選択成分材料が供給される1又は複数の選択供給位置に計量部を移動させ、かつ、1又は複数の選択供給位置において、供給部から所定量の選択成分材料を供給して計量部で計量するように、複数の供給部及び計量部を制御する制御部と、を備える。
上記提供装置によれば、選択された1又は複数の成分材料(選択成分材料)を、自動的に、供給部から所定量だけ精度良く供給し、計量部で精度良く計量することができる。これにより、成分材料の供給及び計量作業が容易となる。また、成分材料の人的な計量ミスを抑制し、頭髪薬剤用材料の品質のばらつきを抑制できる。また、成分材料を必要な量だけ使用するため、成分材料の在庫量を抑制し、在庫ロスを大幅に減らすことができる。さらに、使い切れずにそのまま捨てることを抑制し、使用時のロスも減らすことができる。
また、それぞれ異なる機能、特性等を有する複数の成分材料を使用すれば、これらの複数の成分材料から選択したり、組み合わせたり(調合したり)することで、多種多様な機能、特性等を有する頭髪薬剤用材料を提供することができる。例えば、所望の機能、特性を有するシャンプー、リンス、トリートメント、パーマ剤や、多種多様な色のヘアカラー剤等の頭髪薬剤用材料を提供することができる。
また、上記提供装置は、簡易な構造でありながら、多種多様な頭髪薬剤用材料を無駄なく、容易に、かつ精度良く提供することができる。そのため、提供装置の小型化、省スペース化を図ることができる。これにより、広い設置スペースが十分に確保できない場所であっても、提供装置の設置が可能となる。
上記提供装置において、複数の貯留部、複数の供給部及び計量部を収容するケース部をさらに備えていてもよい。この場合には、複数の貯留部、複数の供給部及び計量部をケース部に収容した提供装置となる。これにより、提供装置の小型化、省スペース化をより一層図ることができる。
また、頭髪薬剤用材料は、ヘアカラー剤用材料であってもよい。この場合には、多種多様な色のヘアカラー剤用材料を無駄なく、容易に、かつ精度良く提供することができる。特に、美容院等における美容師等の成分材料の供給及び計量作業が容易となる。また、成分材料の人的な計量ミスを抑制し、ヘアカラー剤用材料の品質のばらつきを抑制できる。また、成分材料を必要な量だけ使用するため、成分材料の在庫量を抑制し、在庫ロスを大幅に減らすことができる。さらに、使い切れずにそのまま捨てることを抑制し、使用時のロスも減らすことができる。また、美容院等のように、広い設置スペースが十分に確保できない場所であっても、提供装置の設置が可能となる。
また、上記提供装置は、発色時の色の種類に対応して設定された複数のヘアカラー剤用材料のうち、選択された発色時の色の種類に対応する、1又は複数の選択成分材料を所定量で含有する1つのヘアカラー剤用材料を提供するようにしてもよい。この場合には、発色時の色の種類を選択するだけで、その色の種類に対応したヘアカラー剤用材料を無駄なく、容易に、かつ精度良く提供することができる。
本開示の他の態様である頭髪薬剤用材料の製造方法は、複数の成分材料のうち、選択された1又は複数の選択成分材料を所定量で含有する頭髪薬剤用材料を製造する。頭髪薬剤用材料の製造方法は、複数の供給部から複数の成分材料がそれぞれ供給される複数の供給位置のうち、1又は複数の選択成分材料が供給される1又は複数の選択供給位置に計量部を移動させ、かつ、1又は複数の選択供給位置において、供給部から所定量の選択成分材料を供給して計量部で計量する。
上記製造方法によれば、選択された1又は複数の成分材料(選択成分材料)を、自動的に、供給部から所定量だけ精度良く供給し、計量部で精度良く計量することができる。これにより、成分材料の供給及び計量作業が容易となる。また、成分材料の人的な計量ミスを抑制し、頭髪薬剤用材料の品質のばらつきを抑制できる。また、成分材料を必要な量だけ使用するため、成分材料の在庫量を抑制し、在庫ロスを大幅に減らすことができる。さらに、使い切れずにそのまま捨てることを抑制し、使用時のロスも減らすことができる。
また、それぞれ異なる機能、特性等を有する複数の成分材料を使用すれば、これらの複数の成分材料から選択したり、組み合わせたり(調合したり)することで、多種多様な機能、特性等を有する頭髪薬剤用材料を製造することができる。
上記製造方法において、複数の供給部は、複数の成分材料をそれぞれ貯留する複数の貯留部にそれぞれ接続されていてもよい。この場合には、供給部から成分材料(選択成分材料)を円滑に供給して計量部で計量することができる。
また、頭髪薬剤用材料は、ヘアカラー剤用材料であってもよい。この場合には、多種多様な色の種類のヘアカラー剤用材料を無駄なく、容易に、かつ精度良く製造することができる。特に、美容院等における美容師等の成分材料の供給及び計量作業が容易となる。また、成分材料の人的な計量ミスを抑制し、ヘアカラー剤用材料の品質のばらつきを抑制できる。また、成分材料を必要な量だけ使用するため、成分材料の在庫量を抑制し、在庫ロスを大幅に減らすことができる。さらに、使い切れずにそのまま捨てることを抑制し、使用時のロスも減らすことができる。
また、上記製造方法は、発色時の色の種類に対応して設定された複数のヘアカラー剤用材料のうち、選択された発色時の色の種類に対応する、1又は複数の選択成分材料を所定量で含有する1つのヘアカラー剤用材料を製造するようにしてもよい。この場合には、発色時の色の種類を選択するだけで、その色の種類に対応したヘアカラー剤用材料を無駄なく、容易に、かつ精度良く製造することができる。
第1実施形態のヘアカラーサーバーを示す斜視図である。 第1実施形態のヘアカラーサーバー内部を示す斜視図である。 第1実施形態のヘアカラーサーバー内部を示す正面説明図である。 第1実施形態のヘアカラーサーバー内部を示す側面説明図である。 第1実施形態のヘアカラーサーバーであって、図3のV−V線における矢視説明図である。 第1実施形態のヘアカラーサーバーであって、図3のVI−VI線における矢視説明図である。 第2実施形態のヘアカラーサーバー内部を示す斜視図である。 第2実施形態のヘアカラーサーバーであって、図5と同様の位置における矢視説明図である。 第2実施形態のヘアカラーサーバーであって、図6と同様の位置における矢視説明図である。 第3実施形態のヘアカラーサーバーを示す斜視図である。 第3実施形態のヘアカラーサーバーの内部を示す斜視図である。 第3実施形態のヘアカラーサーバーの内部を示す正面図である。 第3実施形態のヘアカラーサーバーの貯留部及び供給装置を示す斜視図である。 第3実施形態のヘアカラーサーバーの貯留部及び供給装置を示す斜視図である。 第4実施形態のヘアカラーサーバーの内部を示す斜視図である。
以下、本開示の実施形態を図面と共に説明する。
(第1実施形態)
本実施形態は、本開示の提供装置を、ヘアカラー剤を提供するヘアカラーサーバーとして適用したものである。なお、以下の説明では、前後上下左右等の方向を用いて説明するが、あくまでも説明の便宜上の表現であり、向きや方向は特に限定されるものではない。
図1に示すように、ヘアカラーサーバー1は、基部2と、基部2上に配置されたカバー部3とを備えている。カバー部3は、前面部31と、後面部32と、左側面部33と、右側面部34と、上面部35とを有する。前面部31の左下側には、開口部311が形成されている。前面部31の左端部のやや上側には、液晶タッチパネル361を有する操作盤36が設けられている。上面部35は、開閉可能に構成されている。
図2〜図4に示すように、ヘアカラーサーバー1は、カバー部3内に10個の円筒形状の貯留部4を備えている。貯留部4の上面部には、蓋41が設けられている。貯留部4内には、最終的に提供するヘアカラー剤を構成する成分材料を貯留できる。成分材料は、カバー部3の上面部35を開け、貯留部4の蓋41を開けて、貯留部4内に充填できる。
本実施形態では、成分材料として、粉末状のヘアカラー剤を用いる。ヘアカラー剤は、酸化染料、酸化剤等を含有するものであり、所定量の水と混合することにより、化学反応によって酸化染料が発色するタイプのものである。なお、粉末状のヘアカラー剤としては、従来公知の各種粉末状のヘアカラー剤を用いることができる。
ヘアカラーサーバー1は、カバー部3内に10基の供給装置(供給部)5を備えている。供給装置5は、円筒形状の本体部51と、本体部51に対して傾斜して接続する円筒形状の接続部52とを有する。本体部51と接続部52とは内部で連通している。本体部51は、上下方向に対して(鉛直方向に対して)傾斜して配置されている。接続部52は、上下方向に沿って(鉛直方向に)配置されている。
接続部52の上端部は、それぞれ貯留部4の下端部に連結されている。接続部52と貯留部4とは内部で連通している。接続部52内にも成分材料を貯留できる。本体部51の下端部には、図示を省略したが、成分材料を供給する供給口が設けられている。本体部51内には、図示を省略したが、供給口付近に配置され、成分材料の供給量を調整する供給調整部材やその供給調整部材を作動させるモータ等が配置されている。
供給装置5は、供給調整部材等によって、成分材料を供給口から所定量だけ精度良く外部に供給できるよう構成されている。供給装置5は、成分材料を供給口から下方(直下)に供給できる(図4参照)。なお、供給装置(供給部)5としては、液体状、粉粒体状等の材料を供給できる従来公知の供給装置を用いることができる。
図5に示すように、本実施形態では、10個の貯留部4(4A〜4J)に、発色時の色の種類が異なる粉末状のヘアカラー剤である10種類の成分材料A〜Jがそれぞれ貯留されている。また、10基の供給装置5(5A〜5J)からは、10種類の成分材料A〜Jをそれぞれ供給できる。
10個の貯留部4(4A〜4J)及び10基の供給装置5(5A〜5J)は、カバー部3内の上方側に配置されている。5個の貯留部4(4A〜4E)及び5基の供給装置5(5A〜5E)は、カバー部3内の前方側において左右方向に並んで配置されている。残りの5個の貯留部4(4F〜4J)及び5基の供給装置5(5F〜5J)は、カバー部3内の後方側において左右方向に並んで配置されている。すなわち、貯留部4及び供給装置5は、それぞれ前後方向において5個ずつ、2列で配置されている。
図2〜図5に示すように、カバー部3内には、貯留部4及び供給装置5を支持固定する2つの板状の支持固定部37が配置されている。一方の支持固定部37は、カバー部3内の前方側において、5個の貯留部4(4A〜4E)及び5基の供給装置5(5A〜5E)を支持固定している。もう一方の支持固定部37は、カバー部3内の後方側において、5個の貯留部4(4F〜4J)及び5基の供給装置5(5F〜5J)を支持固定している。
支持固定部37は、水平方向に対して傾斜して配置されている。支持固定部37の左端部は、カバー部3の左側面部33に対してネジ等により締結固定されている。支持固定部37の右端部は、カバー部3の右側面部34に対してネジ等により締結固定されている。また、支持固定部37には、供給装置5を固定するための5つの開口固定部371が形成されている。供給装置5は、本体部51を支持固定部37の開口固定部371に挿通した状態で、ネジ等により支持固定部37に締結固定されている。
図2〜図4、図6に示すように、ヘアカラーサーバー1は、カバー部3内に計量装置(計量部)6を備えている。カバー部3内の下方側には、計量装置6と、計量装置6を水平方向に移動させるためのスライダー機構7とが配置されている。計量装置6は、計量誤差範囲が1g以内の電子天秤である。なお、計量装置(計量部)6としては、従来公知の電子天秤又は台秤等を用いることができる。
スライダー機構7は、2本の棒状の前後レール71と、各前後レール71にそれぞれ設けられた2つの前後可動部72と、2本の棒状の左右レール73と、2本の左右レール73に設けられた1つの左右可動部74と、左右可動部74に設けられた支持部75と、を備えている。
前後レール71は、前後方向に延びるように設けられ、基部2の上面部の左端部及び右端部にそれぞれ配置されている。前後可動部72は、前後レール71を内部に挿通させた状態で、前後レール71に沿って前後方向に移動可能に構成されている。2つの前後可動部72は、同期して前後方向に移動するよう構成されている。
左右レール73は、左右方向に延びるように設けられ、前後方向に近接して並んで配置されている。左右レール73の左端部及び右端部は、2つの前後可動部72にそれぞれ固定されている。左右可動部74は、2本の左右レール73を内部に挿通させた状態で、左右レール73に沿って左右方向に移動可能に構成されている。
支持部75は、左右可動部74に固定され、計量装置6を下側から支持している。計量装置6は、前後可動部72の前後方向の移動及び左右可動部74の左右方向の移動により、水平方向において前後左右に移動可能に構成されている。計量装置6が前後左右に移動する水平面上には、供給装置5(5A〜5J)から成分材料A〜Jが供給される10箇所の供給位置8A〜8Jがある。なお、開口部311に最も近い供給位置8Aは、計量装置6の基準位置でもある。
図1〜図4に示すように、基部2内には、制御装置(制御部)21が収容されている。制御装置21は、CPU等を含むマイコン等を備えている。制御装置21には、提供するヘアカラー剤のデータ(発色時の色の種類、含有する成分材料の種類、成分材料の分量(混合比率)等)が記憶されている。
制御装置21は、制御盤36、供給装置5、計量装置6、スライダー機構7等に電気的に接続されている。制御装置21は、制御盤36において液晶タッチパネル361での入力に応じて、供給装置5、計量装置6及びスライダー機構7を制御できる。
制御装置21は、供給装置5からの成分材料の供給を制御できる。制御装置21は、計量装置6での成分材料の計量値を読み取りながら、供給装置5からの成分材料の供給量を制御できる。制御装置21は、スライダー機構7における前後可動部72の前後方向の移動及び左右可動部74の左右方向の移動を制御することにより、計量装置6の前後左右の移動を制御できる。
次に、ヘアカラーサーバー1によるヘアカラー剤の提供について説明する。
まず、計量カップ11をヘアカラーサーバー1の開口部311から基準位置(供給位置8A)にある計量装置6の上に載せる。そして、所望のヘアカラー剤の発色時の色の種類及び質量を選択する。色の種類及び質量の選択は、制御盤36の液晶タッチパネル361に表示されたメニューを操作して選択する。色の種類は、設定された500色(色番号001〜500)の中から選択する。
発色時の色の種類を選択することにより、その色の種類に対応して設定された500種類のヘアカラー剤(ヘアカラー剤番号001〜500)の中から、提供するヘアカラー剤が選択される。これと共に、10種類の成分材料A〜Jのうち、提供するヘアカラー剤を構成する成分材料(以下、選択成分材料という)が選択される。選択成分材料が複数の場合には、選択した質量に応じて各分量が決定される。
計量装置6は、10箇所の供給位置8A〜8Jのうち、選択成分材料が供給される供給位置(以下、選択供給位置という)に順に移動する。計量装置6の移動順序は、基準位置(供給位置8A)から出発して基準位置(供給位置8A)に戻ってくるまでの移動距離が最短となるようにする。そして、各選択供給位置において、供給装置5から選択成分材料を計量カップ11に所定量供給して計量する。
計量装置6は、成分材料の供給及び計量が完了した後、基準位置(供給位置8A)に戻る。そして、計量されたヘアカラー剤を収容した計量カップ11をヘアカラーサーバー1の開口部311から取り出す。以上により、所望のヘアカラー剤が提供される。
例えば、所望のヘアカラー剤として色番号245、質量100gを選択した場合、色番号に対応するヘアカラー剤番号245のヘアカラー剤(成分材料E:64質量%、成分材料H:28質量%、成分材料B:8質量%)が選択されると共に、各成分材料の分量(成分材料E:64g、成分材料H:28g、成分材料B:8g)が決定される。
計量装置6は、成分材料B、E、Hが供給される供給位置8B、8E、8Hに移動する。計量装置6の移動順序は、移動距離が最短となるように、基準位置(供給位置8A)→供給位置8B→供給位置8H→供給位置8E→基準位置(供給位置8A)と移動する。そして、供給位置8B、8E、8Hにおいて、供給装置5B、5E、5Hからそれぞれ成分材料B、E、Hを計量カップ11に所定量供給して計量する。
計量装置6は、成分材料B、E、Hの供給及び計量が完了した後、基準位置(供給位置8A)に戻る。そして、計量されたヘアカラー剤を収容した計量カップ11をヘアカラーサーバー1の開口部311から取り出す。以上により、色番号245、質量100gのヘアカラー剤が提供される。
次に、本実施形態のヘアカラーサーバーにおける作用効果について説明する。
ヘアカラーサーバー1によれば、制御装置21によって、複数の供給装置5(5A〜5J)及び計量装置6を制御する。そして、供給装置5から成分材料A〜Jが供給される複数の供給位置8A〜8Jのうち、1又は複数の選択成分材料が供給される1又は複数の選択供給位置に計量装置6を移動させ、かつ、1又は複数の選択供給位置において、供給装置5から所定量の選択成分材料を供給して計量装置6で計量する。そのため、選択された1又は複数の成分材料(選択成分材料)を、自動的に、供給装置5から所定量だけ精度良く供給し、計量装置6で精度良く計量することができる。
これにより、例えば美容院等における美容師等の成分材料(ヘアカラー剤)の供給及び計量作業が容易となる。また、成分材料の人的な計量ミスを抑制し、最終的に提供されるヘアカラー剤の品質のばらつきを抑制できる。また、成分材料を必要な量だけ使用するため、成分材料の在庫量を抑制し、在庫ロスを大幅に減らすことができる。さらに、使い切れずにそのまま捨てることを抑制し、使用時のロスも減らすことができる。
また、ヘアカラーサーバー1は、発色時の色の種類に対応して設定された複数のヘアカラーのうち、選択された発色時の色の種類に対応する、1又は複数の選択成分材料を所定量で含有する1つのヘアカラー剤を提供する。そのため、発色時の色の種類を選択するだけで、その色の種類に対応したヘアカラー剤を無駄なく、容易に、かつ精度良く提供することができる。
また、ヘアカラーサーバー1は、複数の貯留部4と、複数の供給装置5と、計量装置6と、制御装置21とを備えるだけで、すなわち簡易な構造でありながら、多種多様な色のヘアカラー剤を無駄なく、容易に、かつ精度良く提供することができる。そのため、ヘアカラーサーバー1の小型化、省スペース化を図ることができる。これにより、例えば美容院等のように、広い設置スペースが十分に確保できない場所であっても、ヘアカラーサーバー1の設置が可能となる。
また、ヘアカラーサーバー1は、複数の貯留部4、複数の供給装置5及び計量装置6を収容するケース部3をさらに備えている。そのため、複数の貯留部4、複数の供給装置5及び計量装置6をケース部3に収容したヘアカラーサーバー1となる。これにより、ヘアカラーサーバー1の小型化、省スペース化をより一層図ることができる。
このように、本実施形態のヘアカラーサーバー1によれば、複数の成分材料のうち、選択された1又は複数の選択成分材料を所定量で含有する、多種多様な色のヘアカラー剤を無駄なく、容易に、かつ精度良く提供することができる。
(第2実施形態)
本実施形態は、図7〜図9に示すように、ヘアカラーサーバー1における貯留部4及び供給装置5の数や配置を変更した例である。なお、第1実施形態と同様の構成及び作用効果については説明を省略する。
ヘアカラーサーバー1は、カバー部3内に5個の貯留部4(4A〜4E)及び5基の供給装置5(5A〜5E)を備えている。5個の貯留部4(4A〜4E)及び5基の貯留部5(5A〜5E)は、カバー部3内において左右方向に並んで配置されている。5個の貯留部4(4A〜4E)に、色の種類が異なる粉末状のヘアカラー剤である5種類の成分材料A〜Eがそれぞれ貯留されている。
スライダー機構7は、2本の棒状の左右レール73と、2本の左右レール73を固定するレール固定部76と、2本の左右レール73に設けられた1つの左右可動部74と、左右可動部74に設けられた支持部75とを備えている。左右レール73の左端部及び右端部は、2つのレール固定部76にそれぞれ固定されている。計量装置6は、左右可動部74の左右方向の移動により、水平方向において左右に移動可能に構成されている。
本実施形態のヘアカラーサーバー1によれば、ヘアカラーサーバー1の小型化、省スペース化をより一層図ることができる。これにより、美容院等のように、広い設置スペースが十分に確保できない場所であっても、ヘアカラーサーバー1の設置がより一層可能となる。
(第3実施形態)
本実施形態は、図10〜図14に示すように、ヘアカラーサーバー1における貯留部4及び供給装置5の数、配置、構成等を変更した例である。なお、第1実施形態と同様の構成及び作用効果については説明を省略する。
ヘアカラーサーバー1は、カバー部3を備えている。カバー部3は、前面部31と、後面部32と、左側面部33と、右側面部34と、上面部35と、さらに下面部38とを有する。
前面部31の開口部311には、開閉可能に構成された開閉ドア312が形成されている。前面部31の中央上部には、液晶タッチパネル361を有する操作盤36が設けられている。左側面部33及び右側面部34の下部には、それぞれ持手部331、341が設けられている。下面部38には、計量装置6から計量カップ11が落下するのを防止するための落下防止部381が設けられている。
ヘアカラーサーバー1は、カバー部3内に、7個の円筒形状の貯留部4を備えている。貯留部4内には、最終的に提供するヘアカラー剤を構成する成分材料(粉末状のヘアカラー剤)を貯留できる。成分材料は、カバー部3の上面部35を開けずに、そのまま貯留部4の蓋41を開けて、貯留部4内に充填できる。
ヘアカラーサーバー1は、カバー部3内に、さらに1個の直方体形状の貯留部4(4L)を備えている。貯留部4(4L)の上面部には、蓋41が設けられている。貯留部4(4L)内には、最終的に提供するヘアカラー剤を構成する成分材料(液体状のオキシドール)を貯留できる。成分材料は、カバー部3の上面部35を開けずに、そのまま貯留部4(4L)の蓋41を開けて、貯留部4内に充填できる。
本実施形態では、成分材料として、粉末状のヘアカラー剤と液体状のオキシドールとを用いる。ヘアカラー剤は、酸化染料、酸化剤等を含有するものであり、所定量のオキシドールと混合することにより、化学反応によって酸化染料が発色するタイプのものである。
ヘアカラーサーバー1は、カバー部3内に、7基の供給装置5を備えている。供給装置5は、本体部51と、本体部51に対して直交して接続する接続部52とを有する。本体部51と接続部52とは内部で連通している。本体部51は、上下方向に対して(鉛直方向に対して)直交する方向に配置されている。接続部52は、上下方向に沿って(鉛直方向に)配置されている。
接続部52の上端部は、それぞれ貯留部4の下端部に連結されている。接続部52と貯留部4とは内部で連通している。本体部51の下面には、図示を省略したが、成分材料を供給する供給口と供給口を開閉する供給口蓋が設けられている。本体部51には、成分材料の供給量を調整する供給調整部材やその供給調整部材及び供給口蓋を作動させるモータ等が配置されている。
ヘアカラーサーバー1は、カバー部3内に、貯留部4(4L)に接続される1基の供給装置5(5L)を備えている。供給装置5(5L)の上端部は、貯留部4(4L)の下端部に連結されている。供給装置5(5L)と貯留部4(4L)とは内部で連通している。供給装置5(5L)の下端部には、成分材料を供給する供給口53が設けられている。供給装置5(5L)には、成分材料の供給量を調整する供給調整部材やその供給調整部材を作動させるモータ等が配置されている。
本実施形態には、7個の貯留部4に、7種類の粉末状のヘアカラー剤(黒色、赤色、青色、黄色、クリア剤、ブリーチ剤等)がそれぞれ貯留されている。7基の供給装置5からは、7種類の粉末状のヘアカラー剤をそれぞれ供給できる。また、1個の貯留部4(4L)に、液体状のオキシドールが貯留されている。1基の供給装置5(5L)からは、液体状のオキシドールを供給できる。
貯留部4及び供給装置5は、カバー部3内の上方側に配置されている。4個の貯留部4及び4基の供給装置5は、カバー部3内の前方側において左右方向に並んで配置されている。残りの4個の貯留部4及び4基の供給装置5は、カバー部3内の後方側において左右方向に並んで配置されている。
カバー部3内には、貯留部4及び供給装置5を支持固定する1つの板状の支持固定部37が配置されている。支持固定部37は、水平方向に配置されている。支持固定部37は、8個の貯留部4及び8基の供給装置5を支持固定している。1個の貯留部4(4L)は、ネジ等により支持固定部37に締結固定されている。1基の供給装置5(5L)を除く7基の供給装置5は、ネジ等により支持固定部37に締結固定されている。
ヘアカラーサーバー1は、カバー部3内に、計量装置6及びスライダー機構7を備えている。計量装置6には、ロードセル61が設けられている。スライダー機構7は、2本の棒状の前後レール(図示略)と、各前後レールにそれぞれ設けられた2つの前後可動部(図示略)と、2本の棒状の左右レール73とを備えている。計量装置6は、2本の左右レール73を内部に挿通させた状態で、左右レール73に沿って左右方向に移動可能に構成されている。計量装置6は、前後可動部の前後方向の移動及び計量装置6自身の左右方向の移動により、水平方向において前後左右に移動可能に構成されている。
ヘアカラーサーバー1は、カバー部3内の後方側に、基部2を備えている。基部2内には、制御装置21が収容されている。制御装置21は、制御盤36、供給装置5、計量装置6、スライダー機構7等に電気的に接続されている。制御装置21は、制御盤36において液晶タッチパネル361での入力に応じて、供給装置5、計量装置6及びスライダー機構7を制御できる。
制御装置21は、供給装置5からの成分材料(粉末状のヘアカラー剤、液体状のオキシドール)の供給を制御できる。制御装置21は、計量装置6での成分材料の計量値を読み取りながら、供給装置5からの成分材料の供給量を制御できる。
本実施形態のヘアカラーサーバー1によれば、粉末状のヘアカラー剤だけではなく、その粉末状のヘアカラー剤と混合する液体(オキシドール)についても供給及び計量する。そのため、計量した複数の成分材料を混合するだけで、ヘアカラー剤を使用することができる。これにより、ヘアカラー剤の迅速な提供を実現できる。
(第4実施形態)
本実施形態は、図15に示すように、ヘアカラーサーバー1における貯留部4及び供給装置5の数、配置、構成等を変更した例である。なお、第3実施形態と同様の構成及び作用効果については説明を省略する。
ヘアカラーサーバー1は、カバー部3内に、2個の直方体形状の貯留部4(4L)と2個の貯留部4(4L)に接続される2基の供給装置5(5L)とを備えている。貯留部4(4L)内には、最終的に提供するヘアカラー剤を構成する成分材料(液体状のオキシドール)を貯留できる。本実施形態では、2個の貯留部4(4L)に、濃度の異なる液体状のオキシドールが貯留されており、2基の供給装置5(5L)からは、濃度の異なる液体状のオキシドールを供給できる。
カバー部3内において、4個の貯留部4及び4基の供給装置5は、カバー部3内の前方側において左右方向に並んで配置されている。残りの5個の貯留部4及び5基の供給装置5は、カバー部3内の後方側において左右方向に並んで配置されている。
(その他の実施形態)
本開示は、上記実施形態に何ら限定されるものではなく、本開示を逸脱しない範囲において種々の態様で実施しうることはいうまでもない。
(1)頭髪薬剤用材料としては、頭髪薬剤に用いられる各種材料が含まれる。頭髪薬剤としては、例えば、ヘアカラー剤、シャンプー、リンス、トリートメント、パーマ剤等が含まれる。ヘアカラー剤としては、例えば、医薬部外品であるヘアカラー等の永久染毛剤、ブリーチ等の脱色剤や、化粧品であるヘアマニキュア、カラーリンス、カラートリートメント等の半永久染毛料、ヘアマスカラ、ヘアカラースプレー等の一時染毛料(毛髪着色料)等が含まれる。
(2)頭髪薬剤用材料としては、頭髪薬剤自体、頭髪薬剤に用いられる中間材料等が含まれる。頭髪薬剤用材料(中間材料)に他の材料を加えて頭髪薬剤としてもよい。また、ヘアカラー剤用材料としては、ヘアカラー剤自体、ヘアカラー剤に用いられる中間材料等が含まれる。ヘアカラー剤用材料(中間材料)に他の材料を加えてヘアカラー剤としてもよい。
(3)ヘアカラー剤の発色時の色の種類とは、上述したように、ヘアカラー剤に含まれる酸化染料等の染料が化学反応によって発色した時の色の種類のことである。色の種類は、例えば、色味(ブラウン系、ベージュ系、マット系、アッシュ系、レッド系、ピンク系等)と明るさ(明暗のレベル数)で表される。
(4)頭髪薬剤用材料を構成する複数の成分材料としては、液体状の成分材料、粉粒体状の成分材料等を用いることができる。例えば、成分材料のすべてが液体状であってもよいし、成分材料のすべてが粉粒体状であってもよいし、液体状の成分材料と粉粒体状の成分材料とが混在していてもよい。
(5)頭髪薬剤用材料を構成する成分材料の数は、複数であればよく、その数は限定されるものではない。また、選択成分材料の数は、1つであってもよいし、複数であってもよい。また、貯留部及び供給部の数は、成分材料と同様に複数であればよく、その数は限定されるものではない。
(6)頭髪薬剤用材料を構成する成分材料が粉粒体状である場合、湿気対策として提供装置内の湿度を適切に保つために提供装置内にファン等を設ける構成としてもよい。成分材料が液体状である場合、空気との接触を抑制するために貯留部及び供給部を密閉性の高い構造としてもよい。頭髪薬剤用材料の使用時に化学反応等を伴う場合には、粉粒体状の成分材料を用いることが好ましい。また、貯留部内への成分材料の充填を容易とするために、成分材料を充填したカートリッジを貯留部にセットするような構成としてもよい。
(7)上記実施形態における1つの構成要素が有する機能を複数の構成要素として分散させたり、複数の構成要素が有する機能を1つの構成要素に統合したりしてもよい。また、上記実施形態の構成の一部を省略してもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加、置換等してもよい。なお、特許請求の範囲に記載の文言から特定される技術思想に含まれるあらゆる態様が本開示の実施形態である。
1…ヘアカラーサーバー(頭髪薬剤用材料の提供装置)、3…カバー部、4(4A〜4J)…貯留部、5(5A〜5J)…供給装置(供給部)、6…計量装置(計量部)、8A〜8J…供給位置、21…制御装置(制御部)

Claims (3)

  1. 複数の成分材料のうち、選択された複数の選択成分材料を所定量で含有する頭髪薬剤用材料を提供する提供装置であって、
    前記複数の成分材料をそれぞれ貯留する複数の貯留部と、
    前記複数の貯留部にそれぞれ接続され、前記貯留部に貯留された前記成分材料を供給する複数の供給部と、
    前記複数の供給部から前記複数の成分材料がそれぞれ供給される複数の供給位置に移動可能に構成され、前記供給部から供給された前記成分材料を計量する計量部と、
    前記複数の供給位置のうち、前記複数の選択成分材料が供給される複数の選択供給位置に前記計量部を移動させ、かつ、前記複数の選択供給位置において、前記供給部から所定量の前記選択成分材料を供給して前記計量部で計量するように、前記複数の供給部及び前記計量部を制御する制御部と、を備え、
    前記頭髪薬剤用材料は、ヘアカラー剤用材料であり、
    前記複数の成分材料は、1又は複数の粉粒体状の成分材料と、前記1又は複数の粉粒体状の成分材料と混合して発色させるための1又は複数の液体状の成分材料と、を含み、
    前記1又は複数の粉粒体状の成分材料は粉末状のヘアカラー剤からなり、
    前記1又は複数の液体状の成分材料はオキシドールからなり、
    前記複数の選択成分材料は、1又は複数の粉粒体状の選択成分材料と、1又は複数の液体状の選択成分材料と、を含み、
    前記複数の貯留部は、前記粉粒体状の成分材料を貯留する1又は複数の貯留部と、前記液体状の成分材料を貯留する1又は複数の貯留部と、を含み、
    前記複数の供給部は、前記粉粒体状の成分材料を供給する1又は複数の供給部と、前記液体状の成分材料を供給する1又は複数の供給部と、を含む、頭髪薬剤用材料の提供装置。
  2. 前記複数の貯留部、前記複数の供給部及び前記計量部を収容するケース部をさらに備える、請求項1に記載の頭髪薬剤用材料の提供装置。
  3. 発色時の色の種類に対応して設定された複数のヘアカラー剤用材料のうち、選択された発色時の色の種類に対応する、前記複数の選択成分材料を所定量で含有する1つのヘアカラー剤用材料を提供する、請求項1又は2に記載の頭髪薬剤用材料の提供装置。
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