JP6714859B2 - 画像形成装置およびプログラム - Google Patents
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Description
請求項10の発明は、請求項9の発明に係るプログラムにおいて、前記ステップc)は、c−1)前記2以上のヒストグラムのそれぞれに対応する各分割領域において、各ヒストグラムで算出された区別用閾値よりも大きい画素値を有する画素群と当該区別用閾値よりも小さい画素値を有する画素群との両画素群のうち、前記共通位置ピークを含む一方の画素群を、前記原稿領域内の画素群として決定するステップ、を有することを特徴とする。
請求項11の発明は、画像形成装置に内蔵されたコンピュータに、a)原稿台に載置された原稿に関するスキャン画像において所定程度以上のグラデーションが所定方向に存在する場合、前記スキャン画像を前記所定方向に区分して複数の分割領域に分割するステップと、b)前記複数の分割領域のそれぞれについて、前記原稿が存在する領域である原稿領域と前記原稿が存在しない領域である原稿外領域とを区別するための閾値である区別用閾値の算出処理を実行するステップと、c)前記複数の分割領域のうち少なくとも1つの分割領域において、前記少なくとも1つの分割領域に関して算出された区別用閾値に基づいて前記原稿領域と前記原稿外領域とを区別するステップと、を実行させるためのプログラムであって、前記ステップb)は、b−1)前記区別用閾値を所定の基準に基づいて算出することができないと判定された分割領域である算出不可領域が存在する場合、前記算出不可領域に隣接する分割領域に関して算出された区別用閾値に基づいて、前記算出不可領域に関する区別用閾値を推定するステップ、を有することを特徴とする。
請求項12の発明は、画像形成装置に内蔵されたコンピュータに、a)原稿台に載置された原稿に関するスキャン画像において所定程度以上のグラデーションが所定方向に存在する場合、前記スキャン画像を前記所定方向に区分して複数の分割領域に分割するステップと、b)前記複数の分割領域のそれぞれについて、前記原稿が存在する領域である原稿領域と前記原稿が存在しない領域である原稿外領域とを区別するための閾値である区別用閾値の算出処理を実行するステップと、c)前記複数の分割領域のうち少なくとも1つの分割領域において、前記少なくとも1つの分割領域に関して算出された区別用閾値に基づいて前記原稿領域と前記原稿外領域とを区別するステップと、を実行させるためのプログラムであって、前記ステップc)は、c−1)前記区別用閾値を所定の基準に基づいて算出することができないと判定された分割領域である算出不可領域が存在する場合、前記複数の分割領域のうち前記算出不可領域を除く残余の分割領域に関する各区別用閾値に基づいて、前記残余の分割領域のそれぞれにおける原稿領域のエッジ候補を抽出するステップと、c−2)前記残余の分割領域にて抽出されたエッジ候補に基づいて、前記算出不可領域における原稿領域のエッジ候補を推定し、抽出されたエッジ候補と推定されたエッジ候補とに基づいて前記原稿領域を特定するステップと、を有することを特徴とする。
請求項13の発明は、請求項12の発明に係るプログラムにおいて、前記ステップc−2)では、前記残余の分割領域のそれぞれにおいて抽出されたエッジ候補とユーザによって指定された原稿用紙サイズとに基づいて、前記算出不可領域における原稿領域のエッジ候補が推定されることを特徴とする。
請求項14の発明は、画像形成装置に内蔵されたコンピュータに、a)原稿台に載置された原稿に関するスキャン画像において所定程度以上のグラデーションが所定方向に存在する場合、前記スキャン画像を前記所定方向に区分して複数の分割領域に分割するステップと、b)前記複数の分割領域のそれぞれについて、前記原稿が存在する領域である原稿領域と前記原稿が存在しない領域である原稿外領域とを区別するための閾値である区別用閾値の算出処理を実行するステップと、c)前記複数の分割領域のうち少なくとも1つの分割領域において、前記少なくとも1つの分割領域に関して算出された区別用閾値に基づいて前記原稿領域と前記原稿外領域とを区別するステップと、を実行させるためのプログラムであって、前記ステップc)は、c−1)前記区別用閾値を所定の基準に基づいて算出することができないと判定された分割領域である算出不可領域が存在する場合、前記複数の分割領域のうち前記算出不可領域を除く残余の分割領域に関する各区別用閾値に基づく画像処理を行って、前記残余の分割領域において前記原稿領域のエッジ候補が直交する直交点を検出するステップと、c−2)前記エッジ候補に関して3点の直交点が検出される場合、前記3点の直交点の位置に基づいて、前記原稿の四隅に対応する4点における残余の1点の位置を推定し、前記3点の直交点と前記残余の1点とに基づいて前記原稿領域を特定するステップと、を有することを特徴とする。
請求項15の発明は、請求項14の発明に係るプログラムにおいて、前記ステップc−2)では、前記3点の直交点とユーザによって指定された原稿用紙サイズとに基づいて、前記残余の1点の位置が推定されることを特徴とする。
請求項16の発明は、画像形成装置に内蔵されたコンピュータに、a)原稿台に載置された原稿に関するスキャン画像において所定程度以上のグラデーションが所定方向に存在する場合、前記スキャン画像を前記所定方向に区分して複数の分割領域に分割するステップと、b)前記複数の分割領域のそれぞれについて、前記原稿が存在する領域である原稿領域と前記原稿が存在しない領域である原稿外領域とを区別するための閾値である区別用閾値の算出処理を実行するステップと、c)前記複数の分割領域のうち少なくとも1つの分割領域において、前記少なくとも1つの分割領域に関して算出された区別用閾値に基づいて前記原稿領域と前記原稿外領域とを区別するステップと、d)前記原稿領域と前記原稿外領域とが区別された区別結果を前記画像形成装置の操作画面に表示するステップと、e)前記操作画面において、前記区別結果に対するユーザによる修正を受け付けるステップと、f)前記ユーザによる修正に基づいて、前記区別結果を修正するステップと、を実行させるためのプログラムであることを特徴とする。
<1−1.構成概要>
図1は、画像形成装置10の外観を示す図である。ここでは、画像形成装置10として、MFP(マルチ・ファンクション・ペリフェラル(Multi-Functional Peripheral))10を例示する。
図5は、原稿台140に載置された原稿に関する読取画像200(201)および各分割領域300毎に生成されるヒストグラムを示す図である。また、図6は、MFP10の動作を示すフローチャートである。
まず、本実施形態の動作の詳細について説明する前に、原稿カバー110が全開状態である際にスキャン処理が実行された場合の動作について、以下に説明する。
具体的には、上述のように、ユーザは、スキャン処理を伴うジョブの実行に際して、MFP10の原稿カバー110を開け、原稿台140の原稿載置用ガラス面に原稿を載置する。そして、ユーザは、当該ジョブの実行指示をMFP10に付与する。ここでは、ユーザは、原稿を原稿載置用ガラス面に載置した後、原稿カバー110を全開状態に対して半分程度閉じて(図3参照)、当該ジョブの実行指示を付与する。
第2実施形態は、第1実施形態の変形例である。以下では、第1実施形態との相違点を中心に説明する。
なお、上記第2実施形態では、算出不可領域におけるエッジ候補Lの推定に、ユーザによって指定された原稿用紙サイズが用いられているが、これに限定されず、当該エッジ候補Lの推定に当該原稿用紙サイズが用いられず、抽出されたエッジ候補Mのみに基づいてエッジ候補Lが推定(補完)されてもよい。たとえば、算出不可領域に隣接する2つの分割領域300にてそれぞれ抽出されたエッジ候補Mの両端部を接続する線分を用いて、算出不可領域における原稿領域のエッジ候補Lが推定(補完)されてもよい。具体的には、図21に示されるように、分割領域301にて抽出された短辺エッジ候補M1の端部Q1と分割領域303にて抽出された短辺エッジ候補M1の端部Q2とを接続する線分L11が算出不可領域(分割領域302)におけるエッジ候補Lとして生成されて、当該線分L11を用いて当該エッジ候補L11が補完されてもよい。また、分割領域301にて抽出された長辺エッジ候補M2の端部Q3と分割領域303にて抽出された短辺エッジ候補M3の端部Q4とを接続する線分L12が算出不可領域(分割領域302)におけるエッジ候補Lとして生成されて、当該線分L12を用いて当該エッジ候補Lが補完されてもよい。
また、上記第2実施形態等では、エッジ抽出処理にて抽出されたエッジ候補Mをそのまま利用して、原稿領域に対応する閉領域が形成されているが、これに限定されない。たとえば、エッジ抽出処理にて抽出されたエッジ候補Mを用いずに、当該エッジ候補に関して検出された4点の直交点P1〜P4が直線で接続されて、原稿領域に対応する閉領域が形成されてもよい。
以上、この発明の実施の形態について説明したが、この発明は上記内容のものに限定されるものではない。
たとえば、上記各実施形態において、読取画像250において原稿領域と原稿外領域とが区別された後、区別結果に対してユーザによる修正がさらに行われるようにしてもよい。
また、上記各実施形態等においては、所定間隔ごとの画素値(輝度値)に対応する主走査位置(Y座標値)で読取画像200が分割されているが、これに限定されず、分割数Nに基づいて、主走査方向において等間隔で(均等に)読取画像200が分割されてもよい。
さらに、上記各実施形態等においては、読取画像200が主走査方向(Y方向)(奥行方向)に区分されて複数の分割領域300に分割されているが、これに限定されず、読取画像200が副走査方向(X方向)(左右方向)に区分されて複数の分割領域300に分割されてもよい。
さらに、上記各実施形態等においては、第1のスキャン(ステップS11)にて生成された読取画像200が、区別用閾値THの算出用画像として利用され、第2のスキャン(ステップS17)にて生成された読取画像250が、原稿外消去用画像として利用されているが、これに限定されない。たとえば、第1のスキャン(ステップS11)にて生成された読取画像200が、区別用閾値THの算出用画像として利用されるとともに、原稿外消去用画像としても利用されてもよい。具体的には、第1のスキャン(ステップS11)にて生成された読取画像200を用いて各分割領域300の区別用閾値THが算出された(ステップS15)後、第2のスキャン(ステップS17)は実行されず、当該読取画像200において、区別用閾値THを用いて原稿領域と原稿外領域とが区別されて、当該読取画像200から原稿外領域が消去されてもよい。
110 原稿カバー
130 ヒンジ部
140 原稿台
200〜202,250 読取画像(スキャン画像)
300〜305 分割領域
Claims (16)
- 画像形成装置であって、
原稿台に載置された原稿に関するスキャン画像において所定程度以上のグラデーションが所定方向に存在する場合、前記スキャン画像を前記所定方向に区分して複数の分割領域に分割する分割手段と、
前記複数の分割領域のそれぞれについて、前記原稿が存在する領域である原稿領域と前記原稿が存在しない領域である原稿外領域とを区別するための閾値である区別用閾値の算出処理を実行する算出手段と、
前記複数の分割領域のうち少なくとも1つの分割領域において、前記少なくとも1つの分割領域に関して算出された区別用閾値に基づいて前記原稿領域と前記原稿外領域とを区別する区別手段と、
を備え、
前記算出手段は、
前記複数の分割領域のそれぞれについて、各分割領域内の画素の画素値のヒストグラムを生成し、
前記複数の分割領域に関する複数のヒストグラムのうち2以上のヒストグラムにおいてそれぞれ2以上のピークが存在する場合、
前記2以上のヒストグラムにおける共通の位置にそのピーク位置を有するピークである共通位置ピークを、前記原稿領域に対応するピークとして判定するとともに、
前記共通位置ピーク以外のピークである非共通位置ピークのうち特定の非共通位置ピークを、前記原稿外領域に対応するピークとして判定し、
前記2以上のヒストグラムのそれぞれにおいて、前記2以上のヒストグラムのそれぞれに対応する分割領域に関する区別用閾値を、前記共通位置ピークと前記特定の非共通位置ピークとの間に設定することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1に記載の画像形成装置において、
前記区別手段は、前記2以上のヒストグラムのそれぞれに対応する各分割領域において、各ヒストグラムで算出された区別用閾値よりも大きい画素値を有する画素群と当該区別用閾値よりも小さい画素値を有する画素群との両画素群のうち、前記共通位置ピークを含む一方の画素群を、前記原稿領域内の画素群として決定することを特徴とする画像形成装置。 - 画像形成装置であって、
原稿台に載置された原稿に関するスキャン画像において所定程度以上のグラデーションが所定方向に存在する場合、前記スキャン画像を前記所定方向に区分して複数の分割領域に分割する分割手段と、
前記複数の分割領域のそれぞれについて、前記原稿が存在する領域である原稿領域と前記原稿が存在しない領域である原稿外領域とを区別するための閾値である区別用閾値の算出処理を実行する算出手段と、
前記複数の分割領域のうち少なくとも1つの分割領域において、前記少なくとも1つの分割領域に関して算出された区別用閾値に基づいて前記原稿領域と前記原稿外領域とを区別する区別手段と、
を備え、
前記算出手段は、前記区別用閾値を所定の基準に基づいて算出することができないと判定された分割領域である算出不可領域が存在する場合、前記算出不可領域に隣接する分割領域に関して算出された区別用閾値に基づいて、前記算出不可領域に関する区別用閾値を推定することを特徴とする画像形成装置。 - 画像形成装置であって、
原稿台に載置された原稿に関するスキャン画像において所定程度以上のグラデーションが所定方向に存在する場合、前記スキャン画像を前記所定方向に区分して複数の分割領域に分割する分割手段と、
前記複数の分割領域のそれぞれについて、前記原稿が存在する領域である原稿領域と前記原稿が存在しない領域である原稿外領域とを区別するための閾値である区別用閾値の算出処理を実行する算出手段と、
前記複数の分割領域のうち少なくとも1つの分割領域において、前記少なくとも1つの分割領域に関して算出された区別用閾値に基づいて前記原稿領域と前記原稿外領域とを区別する区別手段と、
を備え、
前記区別手段は、
前記区別用閾値を所定の基準に基づいて算出することができないと判定された分割領域である算出不可領域が存在する場合、前記複数の分割領域のうち前記算出不可領域を除く残余の分割領域に関する各区別用閾値に基づいて、前記残余の分割領域のそれぞれにおける原稿領域のエッジ候補を抽出し、
前記残余の分割領域にて抽出されたエッジ候補に基づいて、前記算出不可領域における原稿領域のエッジ候補を推定し、抽出されたエッジ候補と推定されたエッジ候補とに基づいて前記原稿領域を特定することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項4に記載の画像形成装置において、
前記区別手段は、前記残余の分割領域のそれぞれにおいて抽出されたエッジ候補とユーザによって指定された原稿用紙サイズとに基づいて、前記算出不可領域における原稿領域のエッジ候補を推定することを特徴とする画像形成装置。 - 画像形成装置であって、
原稿台に載置された原稿に関するスキャン画像において所定程度以上のグラデーションが所定方向に存在する場合、前記スキャン画像を前記所定方向に区分して複数の分割領域に分割する分割手段と、
前記複数の分割領域のそれぞれについて、前記原稿が存在する領域である原稿領域と前記原稿が存在しない領域である原稿外領域とを区別するための閾値である区別用閾値の算出処理を実行する算出手段と、
前記複数の分割領域のうち少なくとも1つの分割領域において、前記少なくとも1つの分割領域に関して算出された区別用閾値に基づいて前記原稿領域と前記原稿外領域とを区別する区別手段と、
を備え、
前記区別手段は、
前記区別用閾値を所定の基準に基づいて算出することができないと判定された分割領域である算出不可領域が存在する場合、前記複数の分割領域のうち前記算出不可領域を除く残余の分割領域に関する各区別用閾値に基づく画像処理を行って、前記残余の分割領域において前記原稿領域のエッジ候補が直交する直交点を検出し、
前記エッジ候補に関して3点の直交点が検出される場合、前記3点の直交点の位置に基づいて、前記原稿の四隅に対応する4点における残余の1点の位置を推定し、前記3点の直交点と前記残余の1点とに基づいて前記原稿領域を特定することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項6に記載の画像形成装置において、
前記区別手段は、前記3点の直交点とユーザによって指定された原稿用紙サイズとに基づいて、前記残余の1点の位置を推定することを特徴とする画像形成装置。 - 画像形成装置であって、
原稿台に載置された原稿に関するスキャン画像において所定程度以上のグラデーションが所定方向に存在する場合、前記スキャン画像を前記所定方向に区分して複数の分割領域に分割する分割手段と、
前記複数の分割領域のそれぞれについて、前記原稿が存在する領域である原稿領域と前記原稿が存在しない領域である原稿外領域とを区別するための閾値である区別用閾値の算出処理を実行する算出手段と、
前記複数の分割領域のうち少なくとも1つの分割領域において、前記少なくとも1つの分割領域に関して算出された区別用閾値に基づいて前記原稿領域と前記原稿外領域とを区別する区別手段と、
を備え、
前記原稿領域と前記原稿外領域とが区別された区別結果を前記画像形成装置の操作画面に表示する表示制御手段と、
前記操作画面において、前記区別結果に対するユーザによる修正を受け付ける操作入力手段と、
をさらに備え、
前記区別手段は、前記ユーザによる修正に基づいて、前記区別結果を修正することを特徴とする画像形成装置。 - 画像形成装置に内蔵されたコンピュータに、
a)原稿台に載置された原稿に関するスキャン画像において所定程度以上のグラデーションが所定方向に存在する場合、前記スキャン画像を前記所定方向に区分して複数の分割領域に分割するステップと、
b)前記複数の分割領域のそれぞれについて、前記原稿が存在する領域である原稿領域と前記原稿が存在しない領域である原稿外領域とを区別するための閾値である区別用閾値の算出処理を実行するステップと、
c)前記複数の分割領域のうち少なくとも1つの分割領域において、前記少なくとも1つの分割領域に関して算出された区別用閾値に基づいて前記原稿領域と前記原稿外領域とを区別するステップと、
を実行させるためのプログラムであって、
前記ステップb)は、
b−1)前記複数の分割領域のそれぞれについて、各分割領域内の画素の画素値のヒストグラムを生成するステップと、
b−2)前記複数の分割領域に関する複数のヒストグラムのうち2以上のヒストグラムにおいてそれぞれ2以上のピークが存在する場合、
前記2以上のヒストグラムにおける共通の位置にそのピーク位置を有するピークである共通位置ピークを、前記原稿領域に対応するピークとして判定するとともに、
前記共通位置ピーク以外のピークである非共通位置ピークのうち特定の非共通位置ピークを、前記原稿外領域に対応するピークとして判定するステップと、
b−3)前記2以上のヒストグラムのそれぞれにおいて、前記2以上のヒストグラムのそれぞれに対応する分割領域に関する区別用閾値を、前記共通位置ピークと前記特定の非共通位置ピークとの間に設定するステップと、
を有することを特徴とするプログラム。 - 請求項9に記載のプログラムにおいて、
前記ステップc)は、
c−1)前記2以上のヒストグラムのそれぞれに対応する各分割領域において、各ヒストグラムで算出された区別用閾値よりも大きい画素値を有する画素群と当該区別用閾値よりも小さい画素値を有する画素群との両画素群のうち、前記共通位置ピークを含む一方の画素群を、前記原稿領域内の画素群として決定するステップ、
を有することを特徴とするプログラム。 - 画像形成装置に内蔵されたコンピュータに、
a)原稿台に載置された原稿に関するスキャン画像において所定程度以上のグラデーションが所定方向に存在する場合、前記スキャン画像を前記所定方向に区分して複数の分割領域に分割するステップと、
b)前記複数の分割領域のそれぞれについて、前記原稿が存在する領域である原稿領域と前記原稿が存在しない領域である原稿外領域とを区別するための閾値である区別用閾値の算出処理を実行するステップと、
c)前記複数の分割領域のうち少なくとも1つの分割領域において、前記少なくとも1つの分割領域に関して算出された区別用閾値に基づいて前記原稿領域と前記原稿外領域とを区別するステップと、
を実行させるためのプログラムであって、
前記ステップb)は、
b−1)前記区別用閾値を所定の基準に基づいて算出することができないと判定された分割領域である算出不可領域が存在する場合、前記算出不可領域に隣接する分割領域に関して算出された区別用閾値に基づいて、前記算出不可領域に関する区別用閾値を推定するステップ、
を有することを特徴とするプログラム。 - 画像形成装置に内蔵されたコンピュータに、
a)原稿台に載置された原稿に関するスキャン画像において所定程度以上のグラデーションが所定方向に存在する場合、前記スキャン画像を前記所定方向に区分して複数の分割領域に分割するステップと、
b)前記複数の分割領域のそれぞれについて、前記原稿が存在する領域である原稿領域と前記原稿が存在しない領域である原稿外領域とを区別するための閾値である区別用閾値の算出処理を実行するステップと、
c)前記複数の分割領域のうち少なくとも1つの分割領域において、前記少なくとも1つの分割領域に関して算出された区別用閾値に基づいて前記原稿領域と前記原稿外領域とを区別するステップと、
を実行させるためのプログラムであって、
前記ステップc)は、
c−1)前記区別用閾値を所定の基準に基づいて算出することができないと判定された分割領域である算出不可領域が存在する場合、前記複数の分割領域のうち前記算出不可領域を除く残余の分割領域に関する各区別用閾値に基づいて、前記残余の分割領域のそれぞれにおける原稿領域のエッジ候補を抽出するステップと、
c−2)前記残余の分割領域にて抽出されたエッジ候補に基づいて、前記算出不可領域における原稿領域のエッジ候補を推定し、抽出されたエッジ候補と推定されたエッジ候補とに基づいて前記原稿領域を特定するステップと、
を有することを特徴とするプログラム。 - 請求項12に記載のプログラムにおいて、
前記ステップc−2)では、前記残余の分割領域のそれぞれにおいて抽出されたエッジ候補とユーザによって指定された原稿用紙サイズとに基づいて、前記算出不可領域における原稿領域のエッジ候補が推定されることを特徴とするプログラム。 - 画像形成装置に内蔵されたコンピュータに、
a)原稿台に載置された原稿に関するスキャン画像において所定程度以上のグラデーションが所定方向に存在する場合、前記スキャン画像を前記所定方向に区分して複数の分割領域に分割するステップと、
b)前記複数の分割領域のそれぞれについて、前記原稿が存在する領域である原稿領域と前記原稿が存在しない領域である原稿外領域とを区別するための閾値である区別用閾値の算出処理を実行するステップと、
c)前記複数の分割領域のうち少なくとも1つの分割領域において、前記少なくとも1つの分割領域に関して算出された区別用閾値に基づいて前記原稿領域と前記原稿外領域とを区別するステップと、
を実行させるためのプログラムであって、
前記ステップc)は、
c−1)前記区別用閾値を所定の基準に基づいて算出することができないと判定された分割領域である算出不可領域が存在する場合、前記複数の分割領域のうち前記算出不可領域を除く残余の分割領域に関する各区別用閾値に基づく画像処理を行って、前記残余の分割領域において前記原稿領域のエッジ候補が直交する直交点を検出するステップと、
c−2)前記エッジ候補に関して3点の直交点が検出される場合、前記3点の直交点の位置に基づいて、前記原稿の四隅に対応する4点における残余の1点の位置を推定し、前記3点の直交点と前記残余の1点とに基づいて前記原稿領域を特定するステップと、
を有することを特徴とするプログラム。 - 請求項14に記載のプログラムにおいて、
前記ステップc−2)では、前記3点の直交点とユーザによって指定された原稿用紙サイズとに基づいて、前記残余の1点の位置が推定されることを特徴とするプログラム。 - 画像形成装置に内蔵されたコンピュータに、
a)原稿台に載置された原稿に関するスキャン画像において所定程度以上のグラデーションが所定方向に存在する場合、前記スキャン画像を前記所定方向に区分して複数の分割領域に分割するステップと、
b)前記複数の分割領域のそれぞれについて、前記原稿が存在する領域である原稿領域と前記原稿が存在しない領域である原稿外領域とを区別するための閾値である区別用閾値の算出処理を実行するステップと、
c)前記複数の分割領域のうち少なくとも1つの分割領域において、前記少なくとも1つの分割領域に関して算出された区別用閾値に基づいて前記原稿領域と前記原稿外領域とを区別するステップと、
d)前記原稿領域と前記原稿外領域とが区別された区別結果を前記画像形成装置の操作画面に表示するステップと、
e)前記操作画面において、前記区別結果に対するユーザによる修正を受け付けるステップと、
f)前記ユーザによる修正に基づいて、前記区別結果を修正するステップと、
を実行させるためのプログラム。
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