JP6714300B2 - 呼出ランプ - Google Patents
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Description
このような遊技装置として、遊技機の上方に配置されるとともに、LEDや液晶表示器などの表示手段、音声や効果音などをスピーカから発する音出力手段などの報知手段を備え、これらの報知手段を駆動することにより、大当りやボーナスなどの遊技機の当り状態を所定の態様(例えば、LEDの点滅)で報知したり、当り状態の発生回数や当り状態になるまでに費やしたゲーム回数を所定の態様(例えば、液晶表示器に文字表示)で報知したりする遊技装置がある(例えば、特許文献1参照。)。
また、遊技機50から出力される遊技信号は、各装置において蓄積、集計されながら、遊技者や遊技場の管理者等が解読可能なデータ形式に改変されるようになっている。
レギュラーボーナスゲーム(RB)とは、内部抽選の結果、RBに当選すると、そのゲーム又は次回以降のゲームで所定条件が成立することで、出玉の上限値で規定されたボーナスゲームと呼ばれる特定遊技状態が開始し、そのボーナスゲーム中は、少量の払出のある小役に高確率で当選するようになっており、例えば百枚以上の遊技媒体が払い出される遊技状態をいう。
ビッグボーナスゲーム(BB)とは、内部抽選の結果、BBに当選すると、そのゲーム又は次回以降のゲームで所定条件が成立することでボーナスゲーム(特定遊技状態)が開始し、このボーナスゲーム中は、少量の払出のある小役に高確率で当選するようになっており、例えば数百枚の大量の遊技媒体が払い出されるようにゲームが制御される遊技状態をいう。
リプレイタイム(RT)とは、メダルの投入なしで次回のゲームが行えるリプレイ役(再遊技)が高確率で揃う遊技状態をいう。
アシストリプレイタイム(ART)とは、再遊技が高確率で発生するとともに、液晶表示器やランプなどによって、当選した小役に対応する図柄の組合せやリールの停止順が報知(アシスト)される遊技状態をいう。
なお、本実施形態においては、それらRB信号、BB信号、ART信号などの特定有利遊技状態を示す遊技信号を総称して、「特定有利遊技状態信号」というものとする。
また、遊技機50がスロットマシンの場合だけでなく、例えばパチンコ機の場合においても、遊技者にとって有利な遊技状態である特定有利遊技状態(例えば、遊技球の入賞率が高まった大当り状態や、大当りの抽選確率が高まった確変状態など)で遊技が実行可能となっており、この実行中はそれら特定有利遊技状態を示す遊技信号が特定有利遊技状態信号として出力されるようになっている。
このエラー信号には、例えば、現金が投入されたにも拘わらず遊技媒体が貸出し(排出)されないことを示す貸出し遊技媒体エラー信号などがある。
以下、本発明に係る遊技装置の一例である呼出ランプ1について、図3〜図4を参照しながら詳述する。
呼出ランプ1は、表示手段と音出力手段とがそれぞれ内蔵された、二つの呼出ランプ1a,1bから構成されている。
呼出ランプ1は、図3及び図4に示すように、遊技機50及び遊技媒体貸出機40から出力される遊技信号を受信するとともに、この遊技信号を台コンピュータ10に送信する通信部5と、受信した遊技信号から生成される所定の遊技データを表示するデータ表示部2(2a,2b)と、複数のLED(光源)が内蔵され、遊技機50に関する情報を所定の光出力パターンで報知する発光部3(3a,3b)と、遊技機50に関する情報を音声や効果音からなる音出力パターンで報知する音出力部4(4a,4b)と、CPUなどの中央演算処理装置、ROM、RAMなどの記憶手段を備えるコンピュータとして構成され、通信部5から受信した遊技信号に基づいて、データ表示部2と発光部3と音出力部4とを駆動制御する制御部6と、を備えている。
一方、呼出ランプ1bは、データ表示部2b、発光部3b、音出力部4bを備えるとともに、図4(b)に示すように、設置面Sからほぼ垂直に突出するように、遊技機50の上部左側に配置されている。
すなわち、呼出ランプ1は、呼出ランプ1aと呼出ランプ1bの二つの呼出ランプから構成されるものの、呼出ランプ1aに備える制御部6により、統合制御されるように構成されている。
また、液晶表示器は、遊技者によるタッチ操作を検出するタッチパネルからなり、所定の表示領域を指触操作することにより、遊技場の店員を呼び出す信号と、表示内容の変更を指示する信号とを制御部6に出力可能に構成され、制御部6はこの出力信号に基づいて、データ表示部2の表示内容を変更させたり、発光部3と音出力部4を駆動制御することにより、所定の呼出演出等を行わせたりするようになっている。
発光部3bにおける各LEDは、二つの透明な窓部の間であって、周縁部に沿って一列に配置されている。
以下、このような動作を実現する手段について詳述する。
まず、制御部6が自ら動作モード設定手段として動作し、報知手段を動作させるときの態様として設定可能な複数段階の動作モードの中から一の動作モードを選択し、この選択した動作モードを報知手段に実行させる動作モードとして設定する。
ここで、動作モードには、例えば、図5に示すように、消費電力が所定の電力となる態様で報知手段を動作させる通常動作モードと、通常動作モードにおける消費電力よりも少ない消費電力となる態様で報知手段を動作させる省電力モード(エコモード)がある。
また、省電力モードには、消費電力の異なる二以上の区分モードを設定可能となっている。例えば、図5においては、省電力モードをさらに複数段階に区分した区分モードとして、省電力モード1(エコモード1)と、省電力モード2(エコモード2)と、省電力モード3(エコモード3)の3段階の区分モードが設定可能となっている。
これらの規定にしたがって、例えば、制御部6が通常動作モードを設定したときは、カット割合が0%の光量でデータ表示部2に遊技情報を表示させる。また、制御部6が省電力モード1を設定したときは、カット割合が20%の光量でデータ表示部2に遊技情報を表示させる。なお、省電力モード3は、光量のカット割合が100%であるため、データ表示部2には遊技情報が表示されないこととなる。また、通常動作モードは、光量のカット割合が0%であるため、データ表示部2が発光可能な最大の光量で遊技情報を表示する。
このように、制御部6は、複数段階の動作モードの中から一の動作モードを設定可能となっており、特に省電力モードを設定したときは、報知手段が、通常動作モードにより動作したときの消費電力よりも少ない消費電力で動作することから、消費電力の低減を図ることができる。
また、図5においては、各動作モードに対応する報知手段の態様を光量等のカット割合で表しているが、その態様は、カット割合で表すことに限るものではなく、例えば、通常動作モードにおける光量等を基準(100%)とし、この基準に対する光量等の比率(80%、60%、0%など)で表したり、あるいは、光量そのもので表したり、さらには、それら光量等に対応した消費電力[W]などで表したりすることもできる。
動作モード切換スイッチ7aは、遊技場の店員により操作可能なディップスイッチなどの切換スイッチであって、複数段階の動作モードの中から一の動作モードを選択可能となっている。
制御部6は、店員により動作モード切換スイッチ7aが操作されて一の動作モードが選択されると、この選択された一の動作モードを示す動作モード指示信号を受け付け、この受け付けた動作モード指示信号の示す動作モードを特定し、この特定した動作モードを報知手段に実行させる動作モードとして設定する。
リモコン信号送信機60は、呼出ランプ1とは別個独立して形成された小型の信号送信機であって、店員の操作により、複数の動作モードの中から一の動作モードを選択可能となっており、選択された動作モードを示すリモコン信号を呼出ランプ1に対し離間した近距離から送信可能な構成となっている。
リモコン信号受信部7bは、例えば、呼出ランプ1の前面下部などに配設されており、リモコン信号送信機60から送信されてきたリモコン信号を受信する。このリモコン信号受信部7bでリモコン信号が受信されると、制御部6がそのリモコン信号を受け付けるとともに、そのリモコン信号の示す動作モードを解析し、報知手段に実行させる動作モードとして設定する。
このような内容で制御部6が動作することにより、店員がリモコン信号送信機60を操作して一の動作モードを選択すると、この選択した動作モードにより報知手段を動作させることができる。
例えば、制御部6は、時間を計測する計時部(図示せず)から現在の時刻を取得するとともに、制御部6の記憶手段に記憶された「指定時刻−動作モード対応テーブル」(図6)を参照し、現在の時刻がその「指定時刻−動作モード対応テーブル」において指定されている時刻(指定時刻)に達しているか否かを判断する。そして、現在の時刻がその「指定時刻−動作モード対応テーブル」において指定されている時刻に達しているときは、その達した時刻に対応する動作モードを設定する。
例えば、制御部6が計時部から現在の時刻として10:00を取得して、「指定時刻−動作モード対応テーブル」を参照し、その「指定時刻−動作モード対応テーブル」において指定された時刻(指定時刻)である10:00に達しているものと判断すると、その10:00に対応する省電力モード2を設定する。
そして、「指定時刻−動作モード対応テーブル」において指定される時刻に、例えば、遊技場の開店時刻や閉店時刻を指定しておくことで、それら開店時刻等になると、自動的に所定の動作モードが設定されるようにすることができる。特に、指定時刻に閉店時刻を加え、この閉店時刻に対応する動作モードを省電力モード3とすることにより、閉店時刻に到達した時点で自動的に報知手段による報知を終了させることができる。
光センサ70は、遊技場内の明るさを検知できる箇所、例えば、遊技機50の上方など、遊技機50毎又は遊技機島毎に設けられた明るさ検知手段であって、検知した明るさに応じた電流値を示す信号(光検知信号)を出力する。制御部6は、その光検知信号の示す電流値にもとづいて、遊技場内における光センサ70が設置された箇所の明るさを特定する。
また、制御部6は、その明るさを特定すると、制御部6の記憶手段に記憶された「動作モード−明るさ対応テーブル」(図7)を参照し、特定した明るさに対応する動作モードを選択する。例えば、特定した明るさが650[ルクス]であるときは、この明るさに対応した「省電力モード2」が選択される。また、特定した明るさが1100[ルクス]であるときは、この明るさに対応した「通常動作モード」が選択される。そして、制御部6は、この選択した動作モードを報知手段に実行させる動作モードとして設定する。
また、図7に示した「動作モード−明るさ対応テーブル」においては、遊技場内の明るさが明るくなるに従って消費電力の多い動作モードへ移行するように、それら遊技場内の明るさと動作モードが対応付けられているが、このような対応付けに限るものではなく、例えば、遊技場内の明るさが暗くなるに従って消費電力の多い動作モードへ移行するように、それら遊技場内の明るさと動作モードとを対応付けることもできる。
さらに、制御部6は、上述した動作モードを切り換える処理を複合的に採用する場合は、処理毎に優先順位を設けることができる。例えば、「リモコン信号送信機60が操作されたときに動作モードを切り換える処理」の優先順位を「所定の時刻に達したときに動作モードを切り換える処理」の優先順位よりも高くしておくことで、所定の時刻に達したことにより省電力モード1から省電力モード2に切り換えられた場合でも、店員がリモコン信号送信機60を操作して、その省電力モード2を省電力モード1や通常動作モードに変更することが可能となる。
このように省電力モード表示部22を点灯させることで、これを視認した遊技者や店員は、呼出ランプ1が省電力モードで動作していることを認識できる。また、遊技場が省エネに貢献していることを遊技者にアピールすることができる。
ここで、報知指示信号を受け付けた時点で設定されている報知手段の動作モードが省電力モードであるときは、制御部6は、その省電力モードにより報知手段を動作させたときの消費電力よりも多くの電力を消費するような動作モードを新たに設定し、この新たに設定した動作モードで、報知手段を動作させる。例えば、設定されている動作モードが省電力モード2であるときは、制御部6は、その省電力モード2における消費電力よりも多くの電力を消費するような動作モードとして通常動作モード又は省電力モード1を新たに設定し、この新たに設定した動作モードで、報知手段を動作させる。
また、呼出ボタン21が押された場合には、発光部3を高輝度で発光させることが可能となるので、店員は、その発光部3の点灯を容易に発見でき、即座にその遊技機50に駆け付けることができる。
さらに、特定有利遊技状態信号などの報知を指示する信号を受信していない通常の状態においては省電力モードで報知手段を動作させておき、報知を指示する信号を受信したときには消費電力が多い動作モードで動作させるようにすることで、通常状態では消費電力を抑制して省電力化を図りつつ、報知を指示する信号を受信したときには、高輝度大音量で報知手段を動作させて効果的な報知を実現できる。
例えば、図1に示すように、複数の遊技機50のそれぞれに対応して呼出ランプ1(1−1〜1−n)が設けられており、それら呼出ランプ1の各間は、遊技機島毎に、所定の信号を送受信可能に接続されている。ここで、例えば、呼出ランプ1−3が、遊技機50−3から特定有利遊技状態信号を受信すると、この呼出ランプ1−3の制御部6が隣接している呼出ランプ1が存在しているか否かを確認する。確認の結果、隣接している呼出ランプ1として、呼出ランプ1−2と呼出ランプ1−4の存在が確認されると、それら呼出ランプ1−2、1−4に対して、特定有利遊技状態信号を送信する。
このようにして、一の遊技機島に設置された複数の呼出ランプ1(1−1〜1−n)のすべてに対して特定有利遊技状態信号が送信されると、これら特定有利遊技状態信号を受信した複数の呼出ランプ1(1−1〜1−n)の制御部6が、自己の呼出ランプ1に設けられた報知手段を、所定の態様により動作させる。これにより、一の遊技機50で特定有利遊技状態の遊技が開始されたことを、当該遊技機島に設置されているすべての呼出ランプ1において盛大に祝福するような装飾演出を実現できる。
また、隣接する呼出ランプ1から特定有利遊技状態信号を受信した呼出ランプ1において省電力モードが設定されているときは、この呼出ランプ1の制御部6が、その省電力モードにおける消費電力よりも多い電力を消費する態様の動作モードを選択し、この選択した動作モードで報知手段を動作させるようにする。これにより、特定有利遊技状態の遊技が開始した遊技機50に併設されている呼出ランプ1だけでなく、この呼出ランプ1が設置された遊技機島におけるすべての呼出ランプ1においても特定有利遊技状態の演出効果を高めることができ、周囲の遊技者から注目を集める華やかな態様でその装飾演出を実行させることができる。
具体的には、図8に示すフローチャートでは、動作モード切換スイッチ7aを操作して動作モードを切り換える動作モード切換処理1を表し、図9に示すフローチャートでは、リモコン信号送信機60の操作により動作モードを切り換える動作モード切換処理2を表し、図10に示すフローチャートでは、所定の時刻に達すると動作モードを切り換える動作モード切換処理3を表し、図11に示すフローチャートでは、所定の明るさを検知すると動作モードを切り換える動作モード切換処理4を表し、図12に示すフローチャートでは、エラー信号を受信した場合に報知手段を動作させる表示演出処理1を表し、図13に示すフローチャートでは、特定有利遊技状態信号を受信した場合に報知手段を動作させる表示演出処理2を表し、図14に示すフローチャートでは、特定有利遊技状態信号を受信した場合に遊技機島全体で報知手段を動作させる表示演出処理3を表したものとなっている。
以下、図8〜図14に示すフローチャートを参照しながら、各フローチャートに示された処理手順について説明する。
(1)動作モード切換スイッチを操作して動作モードを切り換える処理
図8に示すように、制御部6は、動作モード切換スイッチ7aからの動作モード指示信号を受け付けて、その動作モード切換スイッチ7aにて選択されている動作モードを特定する(S10)。
次いで、制御部6は、特定した動作モードを報知手段に実行させる動作モードとして設定する(S11)。
そして、制御部6は、報知手段に実行させる動作モードとして省電力モードを設定したときは、省電力モード表示部22の表示項目のうち、設定した省電力モードに対応した表示項目のLEDを点灯させる(S12)。
その後、制御部6は、設定した動作モードにより報知手段を動作させる(S13)。
この動作モード指示信号を受け付けた制御部6が、動作モード指示信号の示す一の動作モードを報知手段に実行させる動作モードとして新たに設定する(S15)。そして、制御部6は、報知手段に実行させる動作モードとして省電力モードを新たに設定したときは、省電力モード表示部22の表示項目のうち、設定した省電力モードに対応した表示項目のLEDを点灯させる(S16)。その後、制御部6は、設定した動作モードにより報知手段を動作させる(S17)。
図9に示すように、制御部6は、現在設定されている動作モードにより報知手段を動作させる(S20)。
遊技場の店員によりリモコン信号送信機60が操作されて、新たに一の動作モードが選択されると、この選択された一の動作モードを示すリモコン信号がリモコン信号受信部7bで受信され、制御部6で受け付けられる(S21−Yes)。
制御部6が、そのリモコン信号の示す一の動作モードを報知手段に実行させる動作モードとして新たに設定する(S22)。そして、制御部6は、報知手段に実行させる動作モードとして省電力モードを新たに設定したときは、省電力モード表示部22の表示項目のうち、設定した省電力モードに対応した表示項目のLEDを点灯させる(S23)。その後、制御部6は、設定した動作モードにより報知手段を動作させる(S24)。
図10に示すように、制御部6は、現在設定されている動作モードにより報知手段を動作させる(S30)。
制御部6が、計時手段から現在の時刻を取得するとともに、制御部6の記憶手段に記憶されている「指定時刻−動作モード対応テーブル」(図7)を参照し、その取得した時刻が「指定時刻−動作モード対応テーブル」により指定された時刻(指定時刻)に到達したか否かを判断する(S31)。
判断の結果、計時手段から取得した時刻が指定時刻に到達していないときは(S31−No)、制御部6は、現在設定されている動作モードで報知手段を動作させる(S30)。
一方、計時手段から取得した時刻が指定時刻に到達しているときは(S31−Yes)、制御部6が、その到達した時刻に対応する一の動作モードを報知手段に実行させる動作モードとして新たに設定する(S32)。そして、制御部6は、報知手段に実行させる動作モードとして省電力モードを新たに設定したときは、省電力モード表示部22の表示項目のうち、設定した動作モードに対応した表示項目のLEDを点灯させる(S33)。その後、制御部6は、設定した動作モードにより報知手段を動作させる(S34)。
図11に示すように、制御部6は、現在設定されている動作モードにより報知手段を動作させる(S40)。
光センサ70が遊技場内の明るさを検知し、この検知した明るさに応じた電流値を示す光検知信号を出力すると、この出力された光検知信号がセンサ信号受信部7cで受信され制御部6で受け付けられる(S41)。制御部6がその光検知信号の示す電流値にもとづいて光センサ70で検知された明るさ(遊技場内の明るさ)を特定し(S42)、制御部6の記憶手段に記憶されている「明るさ−動作モード対応テーブル」(図6)を参照し、その特定した明るさに対応した動作モードを選択する(S43)。
そして、この選択した動作モードが現在設定されている動作モードと同じか否かを判断する(S44)。
判断の結果、選択した動作モードが現在設定されている動作モードと同じであるときは(S44−Yes)、制御部6は、現在設定されている動作モードで報知手段を動作させる(S40)。
一方、選択した動作モードが現在設定されている動作モードと同じでないときは(S44−No)、制御部6が、その選択した動作モードを報知手段に実行させる動作モードとして新たに設定する(S45)。そして、制御部6は、報知手段に実行させる動作モードとして省電力モードを新たに設定したときは、省電力モード表示部22の表示項目のうち、設定した省電力モードに対応した表示項目のLEDを点灯させる(S46)。その後、制御部6は、設定した動作モードにより報知手段を動作させる(S47)。
図12に示すように、制御部6は、現在設定されている動作モードにより報知手段を動作させる(S50)。
また、制御部6は、通信部5にてエラー信号が受信されたか否かを判断する(S51)。
判断の結果、通信部5にてエラー信号が受信されていないときは(S51−No)、引き続き、現在設定されている動作モードにより報知手段を動作させる(S50)。
一方、通信部5にてエラー信号が受信されたときは(S51−Yes)、制御部6は、現在設定されている動作モードが省電力モードであるか否かを判断する(省電力モード中?、S52)。
一方、現在設定されている動作モードが省電力モードであるときは(S52−Yes)、その現在設定されている省電力モードの区分モードよりも消費電力が多い動作モードにより報知手段を動作させる(S54)。
その後、制御部6は、エラー状態が解除されたか否かを判断し(S55)、エラー状態が解除されたことを検知すると(S55−Yes)、エラー信号を受信する前の動作モードにより報知手段を動作させる(S56)。
図13に示すように、制御部6は、現在設定されている動作モードにより報知手段を動作させる(S60)。
また、制御部6は、通信部5にて特定有利遊技状態信号が受信されたか否かを判断する(S61)。
判断の結果、通信部5にて特定有利遊技状態信号が受信されていないときは(S61−No)、引き続き、現在設定されている動作モードにより報知手段を動作させる(S60)。
一方、通信部5にて特定有利遊技状態信号が受信されたときは(S61−Yes)、制御部6は、現在設定されている動作モードが省電力モードであるか否かを判断する(エコモード中?、S62)。
一方、現在設定されている動作モードが省電力モードであるときは(S62−Yes)、その現在設定されている動作モードの区分モードよりも消費電力が多い動作モードにより報知手段を動作させる(S64)。
その後、制御部6は、特定有利遊技状態信号の受信が終了したか否かを判断し(S65)、特定有利遊技状態信号の受信が終了したことを検知すると(S65−Yes)、特定有利遊技状態信号の受信開始前の動作モードにより報知手段を動作させる(S66)。
前述した(6)と以下に説明する(7)との相違点は、前者が、特定有利遊技状態信号を受信した呼出ランプ1にて報知を実行するのに対し、後者が、一の遊技機島に設置された複数の呼出ランプ1にて報知を実行する点にある。つまり、遊技機50から特定有利遊技状態信号を受信した呼出ランプ1にて報知を実行する処理については共通しており、この共通の処理を示す図13のS60〜S64と図14のS70〜S74とは同じ内容である。このため、図14のS70〜S74の説明は省略する。
一方、隣接する呼出ランプ1が存在しないときは(S75−No)、特定有利遊技状態信号の送信は行わない。
その後、制御部6は、特定有利遊技状態信号の受信が終了したか否かを判断し(S77)、特定有利遊技状態信号の受信が終了したことを検知すると(S77−Yes)、特定有利遊技状態信号の受信開始前の動作モードにより報知手段を動作させる(S78)。
ここで、前者の処理は、特定有利遊技状態による遊技を開始した遊技機50に対応して設けられている呼出ランプ1において実行される処理であり、後者の処理は、その呼出ランプ1が設けられている遊技機島に設置された他の呼出ランプ1において実行される処理である。
これらの処理について、さらに説明する。前者の処理は、遊技機50が特定有利遊技状態の開始から終了までの間中、特定有利遊技状態信号を出力し続ける場合において、この遊技機50に対応して設けられた呼出ランプ1がその特定有利遊技状態信号をその間受信し続けるときに、当該呼出ランプ1の制御部6が、その特定有利遊技状態信号の受信が終了したか否かを判断し、その特定有利遊技状態信号の受信が終了したものと判断すると、その遊技機50にて特定有利遊技状態による遊技が終了したものと認識して、報知手段による特定有利遊技状態の演出を終了させるものである。
これらの処理を実行することにより、特定有利遊技状態による遊技が実行されている遊技機50に対応して設けられた呼出ランプ1だけでなく、この呼出ランプ1が設けられた遊技機島に設置されている他の呼出ランプ1においても、その遊技機50にて特定有利遊技状態による遊技が終了したことを認識でき、これにより、それら呼出ランプ1のすべてにおいて、報知手段による特定有利遊技状態の演出を一斉に終了させることができる。
さらに、省電力モードを実行中に、機器異常が発生したり、呼出ボタンが押されたりした場合でも、その省電力モードにおける消費電力よりも多い電力を消費するように遊技装置を動作させて報知させるので、店員がその報知された遊技情報を容易に発見できる。
例えば、上述した実施形態では、呼出ランプの構成として、図4(a)に示した呼出ランプと図4(b)に示した表示機との両方を含む構成について説明したが、呼出ランプの構成は、その構成に限るものではなく、例えば、図4(a)に示した呼出ランプと図4(b)に示した表示機の一方のみを備えた構成することもできる。
この場合、動作モード設定手段として動作する制御部は、発光部に対する消費電力の削減の割合が、データ表示部に対する消費電力の削減の割合よりも多くなるように、発光部及びデータ表示部のそれぞれの動作モードを設定する。例えば、データ表示部に対して省電力モード1を設定するときは、発光部に対して省電力モード2を設定する。このように、発光部に対する消費電力の削減の割合をデータ表示部よりも多くすることで、発光部にて消費電力を削減しつつ、データ表示部にて遊技情報の表示を見やすいものとすることができる。
さらに、上述した実施形態においては、スロットマシンを例に挙げて説明したが、遊技機はスロットマシンに限るものではなく、パチンコ機やその他の遊技機であってもよい。
2(2a,2b) データ表示部
21 呼出ボタン
22 省電力モード表示部
3(3a,3b) 発光部(報知手段)
4(4a,4b) 音出力部(報知手段)
5 通信部(受信手段)
6 制御部(記憶手段)
10 台コンピュータ
20 島コンピュータ
30 ホールコンピュータ
40 遊技媒体貸出機
50 遊技機
60 リモコン信号送信機
70 光センサ
S 遊技システム
Claims (8)
- 遊技機に対応して設けられる呼出ランプにおいて、
遊技に関する情報を表示可能な第1表示手段と、
第1モードと当該第1モードよりも消費電力が少ない第2モードとを含む複数のモードのうち、いずれかのモードに制御可能な制御手段と、
前記制御手段により前記第2モードに制御されている場合、当該第2モードであることを示す表示を実行可能な第2表示手段と、
前記第2表示手段よりも下方に設けられ、操作者が店員を呼び出すために操作する操作手段と、
操作者が操作可能なリモートコントローラーを操作したことに基づいて送信される特定情報を受信可能な受信手段と、
を備え、
前記制御手段は、
前記第2モードに制御している場合に、前記受信手段が前記特定情報を受信したことに基づいて、前記第1モードに制御することが可能であり、
前記第1表示手段は、
前記制御手段により制御されているモードで、遊技に関する情報を表示可能である
ことを特徴とする呼出ランプ。 - 前記第1表示手段は、
タッチパネルを有する
ことを特徴とする請求項1に記載の呼出ランプ。 - 前記第1表示手段は、
液晶表示装置である
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の呼出ランプ。 - 前記第1表示手段は、
遊技に関する情報を表示する表示領域を有し、
前記呼出ランプは、
前記表示領域の周囲を囲む発光手段を備えた
ことを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の呼出ランプ。 - 前記呼出ランプは、
所定の音声を出力可能な音声出力手段を備えた
ことを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の呼出ランプ。 - 前記音声出力手段は、
前記呼出ランプに内蔵されている
ことを特徴とする請求項5に記載の呼出ランプ。 - 前記音声出力手段は、
検知手段が所定の発光を検知した場合に送信される特別情報を受信したことに基づいて、所定の音声を出力可能である
ことを特徴とする請求項5又は6に記載の呼出ランプ。 - 前記第2表示手段は、
点灯することにより前記第2モードであることを示す点灯手段である
ことを特徴とする請求項1〜7の何れか一項に記載の呼出ランプ。
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