JP6714294B2 - 中継装置 - Google Patents

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Description

本発明は、有線ネットワークおよび無線ネットワークにおける通信を中継する中継装置に関する。
一般に、グローバルIPアドレスで構成されるインターネットや比較的大規模なイントラネット等の大規模なネットワークと、プライベートIPアドレス等で構成されるサブネットの異なる小規模なネットワークとを接続するためには、その中継の目的でルータなどの中継装置が用いられる。
中継装置は、自身の配下に構築される小規模なネットワークに対し、プライベートIPアドレスを割り振って小規模なネットワークを管理する。
ここで、この小規模なネットワークに属するクライアント端末が、大規模なネットワークに属する特定のホスト端末へアクセスを行なう場合、プライベートIPアドレスを用いたIPパケットをグローバルIPアドレス等で構成される大規模なネットワークへ直接送信することはできないため、クライアント端末は自身のプライベートIPアドレスの代わりに、小規模ネットワークを統括するルータが有するグローバルIPアドレス等を用いてホスト端末への接続を実施する。
このような接続をルータの配下に構築された小規模ネットワークに属する複数のクライアント端末から可能とするため、NAPT(Network Address and Port Translation)やIPマスカレードと言ったネットワークアドレス変換技術が用いられることが知られている(特許文献1参照)。
これらの技術を利用すれば、プライベートIPアドレスを有する複数のクライアント端
末からグローバルIPアドレス等を有するホスト端末へのアクセスを、グローバルIPア
ドレス等を有する中継装置が代理できる。中継装置は、クライアントごとのIPアドレスによる接続要求に対応するポート番号を別々に割り当てて管理することで、複数のクライアント端末からのグローバルIPアドレス等を有するホスト端末へのアクセスを可能とする。
また、予め用意したIPアドレスを動的に割り当て利用するDHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)サーバをネットワーク上に設け、クライアント端末の数が増えることで、IPアドレスの登録および管理などに対するユーザの手間を軽減できる仕組みも広く知られている。DHCPサーバは、クライアント端末に動的に割り当てたIPアドレスを付与するときに使用期間(リース期間とも呼ぶ)も併せて通知する。この通知をもとにクライアント端末は、リース期間のおよそ半分の時間が経過すると、リース期間の更新のため、DHCPサーバに対して更新要求を行う。このときに、クライアント端末は、DHCPにおいてIPアドレスやDNSアドレスの情報に更新があれば、それらを付与される。
ところで、最近、さまざまな施設(教育、オフィスなど)において、自身のインターフェース(以後、I/Fとも呼ぶ)に有線I/Fと無線I/Fを備え、IPマスカレード機能を有する中継装置(以後、単に中継装置とも呼ぶ)が設置されている。
ここで、中継装置は、外部ネットワーク(例えば、インターネットなど)に接続可能な構内LANと有線ネットワークで接続しており、例えば教室内で教師用や生徒用の複数の通信端末と無線ネットワークで接続され、外部ネットワークと通信端末との間で通信を行うことができる。このような通信を行う場合には、通信端末は、中継装置を経由して、上述のIPアドレス以外にも構内LAN上に設置されたDHCPサーバから付与され名前解決のために必要なDNS(Domain Name System)アドレスを取得する必要がある。
特開2003−198587号公報 特開2003−198585号公報
ここで、IPマスカレード機能を有効として動作している中継装置は、無線ネットワーク(中継装置と通信端末間)で接続する教師用や生徒用の複数の通信端末にDNSアドレスを配信しなければならない。しかしながら、中継装置が有線ネットワーク(中継装置と構内LAN間)上のDHCPサーバからDNSアドレスを取得する前に、無線ネットワークの通信端末から中継装置にIPアドレスの取得要求(以後、DHCPリクエストとも呼ぶ)があると、中継装置は、DNSアドレスが確定できておらず、通信端末に通知できない状態となっている。したがって、通信端末を使用するユーザは、中継装置にIPアドレスの取得要求を行っても、中継装置からDNSアドレスを取得できるまでの期間は外部ネットワークへの接続が行えない。
特許文献2には、DHCPサーバからDHCPクライアントに通信設定の変更を即時に行えるようにすることで、通信できない時間を短縮する記載がなされている。
しかしながら、この場合では、DHCPサーバ、DHCPクライアント端末双方に通信設定を変更し制御できる仕組みを具備する必要があり、既存のDHCPサーバおよびDHCPクライアント端末を利用したい場合には問題となる。
また、DHCPサーバからDHCPクライアントへのリース期間を極端に短く設定することで、通信できない時間を短縮することも考えられるが、常に高い頻度でDHCPリクエストがネットワーク上に流れることとなり、ネットワーク負荷が増大し、そのことが原因で不通時間が発生することもあり得る。
本発明は、上記問題の一部を解決するためになされたものであり、外部ネットワークなどとの間を中継する中継装置からユーザ利用の通信端末がDNSアドレスを取得できていない場合に、ネットワーク上の接続したい端末との間で通信ができない時間を短縮し、かつネットワーク負荷をも低減することを目的とする。
本発明の一態様にかかる中継装置は、第1ネットワーク上のDHCPサーバと、第2ネットワーク上の通信端末との間の通信を中継する中継装置であって、第1ネットワーク上のDHCPサーバに接続する第1インタフェース部と、第2ネットワーク上の通信端末に接続する第2インタフェース部と、DHCPサーバから第1IPアドレスとDNSアドレスを取得するアドレス取得部と、通信端末の要求に応じて所定の時間ごとに第2IPアドレスを割り当てるDHCP機能部と、DHCPサーバからアドレス取得部がDNSアドレスを取得したか否かを判断する判断部と、所定の時間を通信端末に通知する通信制御部とを備え、DHCP機能部は、判断部がDNSアドレスを取得したと判断すると、所定の時間を予め設定されたリース期間である第2時間に設定し、判断部がDNSアドレスを取得していないと判断すると、所定の時間を第2時間よりも短い第3時間に設定する。
これによれば、中継装置は、電源投入後、DHCPサーバと中継装置との間の通信ができない状況において、通信端末にIPアドレスの割り当てを行いつつ、DHCPサーバと中継装置との間の通信が可能になり、中継装置が自装置のIPアドレスおよびDNSアドレスを取得できれば、当該取得後短時間で、通信端末を使用するユーザは中継装置が接続するネットワークを利用することができる。
また、好ましくは、第3時間は、第2時間よりも短い。
さらに好ましくは、通信制御部は、所定の時間に加えて、判断部がDNSアドレスを取得したと判断すると、第2IPアドレスおよびDNSアドレスを通信端末に通知する。
本発明は、異なるネットワーク間の通信を中継する中継装置において、一方のネットワーク上のDHCPサーバから自装置に割り当てられるIPアドレスおよびDNSアドレスを取得できていないときに、他方のネットワーク上の通信端末からの通信要求に対し短時間で通信可能にすることができる。
図1は、実施の形態に係る中継装置を含む通信システムの全体図である。 図2は、実施の形態に係る中継装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 図3は、実施の形態に係る中継装置の機能構成を示すブロック図である。 図4は、実施の形態に係る中継装置と通信端末との間で行われる通信フローである。 図5は、実施の形態に係る中継装置を含む通信システムの通信シーケンス全体図である。
以下、実施の形態について、図面を参照しながら具体的に説明する。
以下で説明する実施の形態は、いずれも本発明の好ましい一具体例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、ステップ、ステップの順序などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、本発明の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、より好ましい形態を構成する任意の構成要素として説明される。なお、同一の構成要素には同一の符号を付し、説明を省略する場合がある。
(実施の形態)
図1は、本実施の形態に係る中継装置1を含む通信システム10の全体図である。
図1に示されるように、通信システム10は、中継装置1、通信端末2、DHCPサーバ3、DNSサーバ4、および外部ネットワーク5を備え、LAN1によりそれぞれ接続されている。なお、本実施の形態では、LAN1は有線ネットワークとして説明するが、無線ネットワークであってもよい。
中継装置1は、通信端末2とLAN1上に存在する装置(例えば、DHCPサーバ3など)との間の通信を行う中継する装置である。
中継装置1は、無線インタフェースを備えており、無線通信可能エリアに存在する通信端末2などとの間で通信リンクW1を確立し、通信端末2と他の通信端末(図示せず)との無線通信も中継する。なお、無線通信は、例えば、IEEE802.11a、b、g、n規格などに適合する無線LAN(Local Area Network)により実現される。
また、中継装置1は、有線インタフェースを備えており、有線通信に用いられる通信フレーム(通信パケット)の宛先に応じて、当該通信フレームを当該宛先に向けて転送する。なお、有線通信は、例えば、IEEE802.3規格などに適合する有線LANにより実現される。
通信端末2は、無線インタフェースを備える無線通信端末である。通信端末2は、中継装置1が有する無線インタフェースと通信リンクW1を介して無線通信を行う。通信端末2は、中継装置1を介して、他の通信端末やLAN1に存在する装置と相互に通信することができる。
DHCPサーバ3は、LAN1に存在する装置であり、中継装置1と有線LANで相互に通信ができる。DHCPサーバ3は、内部にDHCP機能を備える。
DHCPサーバ3は、中継装置1からのIPアドレス付与の要求を受けて、一定期間(リース期間)の間、自身に予め設定された複数のIPアドレスから動的にIPアドレスの使用を許可し、当該一定期間が経過し、中継装置1から使用を許可したIPアドレス使用延長の要求、または更新要求がなければ、使用許可したIPアドレスを解放し、新たな装置からのIPアドレス付与の要求に応えるべく使用可能な状態を維持し、自身に予め設定された複数のIPアドレスを有効に活用する。
DNSサーバ4は、ドメイン名とIPアドレスが対応付けられた情報を備え、名前解決を行う機能を有する。例えば、本実施の形態では、通信端末2から外部ネットワーク5上に存在するドメイン宛にアクセスを行う場合には、通信端末2は、ドメインに対応付けられたIPアドレスを、中継装置1を介してDNSサーバ4から取得し、ドメイン宛に接続することができる。
LAN1は、中継装置1、DHCPサーバ3、DNSサーバ4、および外部ネットワーク5などに接続された通信ネットワーク(ローカルエリアネットワーク)である。
外部ネットワーク5は、LAN1に接続された外部の通信ネットワークである。通信ネットワークは、例えば、通信事業者内のアクセスネットワーク、又は、インターネットなどに相当する。
図2は、本実施の形態に係る中継装置1のハードウェア構成を示すブロック図である。
図2に示すとおり、この装置は、CPU(Central Processing Unit)20、ROM(Read Only Memory)21、RAM(Random Access Memory)22、記憶装置23、WNIC(Wireless Network Interface Card)24、NIC(Network Interface Card)25、各構成部品間を接続している内部バス26などを備えている。
CPU20は、ROM21に格納された制御プログラムを実行するプロセッサである。
ROM21は、制御プログラム等を保持する読み出し専用記憶領域である。
RAM22は、CPU20が制御プログラムを実行するときに使用するワークエリアとして用いられる記憶領域である。
記憶装置23は、制御プログラム、制御情報、装置情報、または通信に関する種々の情報を一時的な保持のために記憶する記憶領域である。
WNIC24は、無線通信を行う無線通信インタフェースを備えている。例えば、IEEE802.11a、b、g、n、ac規格等に適合する無線LANの通信インタフェースである。
NIC25は、有線通信を行う有線通信インタフェースを備えている。例えば、IEEE802.3規格等に適合する有線LANの通信インタフェースである。
内部バス26は、CPU20、ROM21、RAM22、記憶装置23、WNIC24、NIC25を電気的に接続し、信号のやりとりを行うバスである。
図3は、本実施の形態に係る中継装置1の機能構成を示すブロック図である。
図3に示されるように、中継装置1は、第1インタフェース部31と、第2インタフェース部32と、アドレス取得部33と、判断部34と、DHCP機能部35と、通信制御部36とを備える。
第1インタフェース部31は、DHCPサーバ3から中継装置1に割り当てられる有線側IPアドレス(以後、第1IPアドレスとも呼ぶ)を用いて、LAN1上に存在するDHCPサーバ3との間で相互に有線通信を行う。ここで、LAN1は第1ネットワークに相当する。第1インタフェース部31は、CPU20、ROM21、RAM22、記憶装置23等(以降、CPU20等とも呼ぶ)、NIC25により実現される。
第2インタフェース部32は、中継装置1のDHCP機能部35から無線通信可能エリアに存在する通信端末2など通信端末それぞれに割り当てられるIPアドレス(以後、第2IPアドレスとも呼ぶ)を用いて、通信端末2と無線通信を行う。なお、第2インタフェース32部は、自装置に設定された無線側IPアドレスを備えており、通信リンクW1を介して、通信端末2と無線通信を行う。ここで、通信リンクW1は、第2ネットワークに相当する。第2インタフェース部32は、CPU20等、およびWNIC24により実現される。
アドレス取得部33は、中継装置1の電源投入後、記憶装置23など格納されたネットワークに関する初期設定をもとに、DHCPサーバ3に自装置の有線側IPアドレスを付与する要求を行い、DHCPサーバ3から第1インタフェースを介して、その応答を受ける。
また、アドレス取得部33は、第1インタフェースを介して、DHCPサーバ3に予め設定されているリース期間(以後、第1時間とも呼ぶ)ごとに、DHCPサーバ3から第1IPアドレス、およびDHCPサーバ3がDNSサーバ4から取得したDNSアドレスを取得する。なお、第1時間(例えば10日間など)は、DHCPサーバ3の管理者により設定ツールにて設定できてもよいし、工場出荷時に予め設定されていてもよい。アドレス取得部33は、CPU20等により実現される。
判断部34は、アドレス取得部33がDNSアドレスを取得しているか否かを判断する。判断部34は、アドレス取得部33がDNSアドレス取得している場合は、DHCP機能部35にDNSアドレスを通知する。なお、取得した当該DNSアドレスはメモリー(例えば、RAM22、記憶装置23などで実現される)に格納しておいてもよい。一方、判断部34は、アドレス取得部33がDNSアドレス取得していない場合は、DHCP機能部35にDNSアドレスを取得していない旨を通知する。
また、判断部34は第2インタフェース部32を介して、通信端末2からブロードキャスト通信でDHCP機能を有する装置に向けて送信される要求(DHCP Discover)、またはDHCPリクエストを受けたか否かを判断し、DHCP機能部35にその判断結果を通知する。判断部34は、CPU20等により実現される。
DHCP機能部35は、判断部34からDHCP Discover、またはDHCPリクエストを受けた旨の通知を受けて、第2IPアドレスと共にアドレス取得部33の通知をもとにDNSアドレスを通信制御部36に通知する。
また、DHCP機能部35は、通信端末2から第2IPアドレスの使用延長の要求、または更新の要求に応じて、第2IPアドレスのリース期間(所定の期間とも言う)を延長する。ここで第2IPアドレスのリース期間は、DNSアドレスを取得したか否かで、異なる。DNSアドレスを取得した場合のリース期間は、第2時間(予め設定されたリース期間)である一方、DNSアドレスを取得していない場合のリース期間は第2時間より短い第3時間に設定する。
さらに、DHCP機能部35は、判断部34の通知をもとに、上述した第2IPアドレスのリース期間に加えて、以下の通知を通信制御部36に行う。
(1)判断部34の通知が、DNSアドレスを取得していない旨の通知を受けると、第2IPアドレスのみを通信制御部36に通知する。
(2)判断部34の通知が、DNSアドレスを取得した旨であることをもとに、第2IPアドレスおよびDNSアドレスを通信制御部36に通知する。DHCP機能部35は、CPU20等により実現される。
通信制御部36は、判断部34からのDNSアドレスの通知をもとに、第2時間(予め設定されたリース期間)を、第2IPアドレス、DNSアドレスと共に通信端末2に通知する。一方、DNSアドレスを取得していない旨の通知をもとに、第3時間を第2IPアドレスと共に通信端末2に通知する。なお、第2時間(例えば2時間など)は、中継装置1の管理者により設定ツールにて設定できてもよいし、工場出荷時に予め設定されていてもよい。また、第3時間(例えば1分間など)は、中継装置1の管理者により設定ツールにて設定できてもよいし、工場出荷時に予め設定されていてもよい。通信制御部36は、CPU20等により実現される。
つぎに、図4に示す実施の形態に係る中継装置1と通信端末2との間で行われる通信フローについて説明する。
図4に示される処理は、中継装置1が電源投入後、通信端末2からDHCP Discover、またはDHCPリクエストを受信し、第2IPアドレスの付与と共にリース期間を通信端末2に通知するまでの間の動作を示したものである。
ステップS401にて、判断部34は第2インタフェース部32を介して、通信端末2からDHCP Discover、またはDHCPリクエストを受けたか否かを判断する。判断部34は、これを受けたと判断した場合には、ステップS402に遷移する(ステップS401のYes)。一方、受けていないと判断した場合にはステップS401を繰り返す(ステップS401のNo)。
ステップS402にて、判断部34は、アドレス取得部33がDNSアドレスを取得したか否かを判断する。判断部34は、アドレス取得部33がDNSアドレスを取得している場合には、ステップS404に遷移する(ステップS402のYes)。一方、判断部34は、アドレス取得部33がDNSアドレス取得していない場合は、ステップS403に遷移する(ステップS402のNo)。
ステップS403にて、DHCP機能部35は、ステップS402での判断部34の通知を受けて、第2IPアドレスを通信制御部36に通知する。そして、通信制御部36は、第3時間を第2IPアドレスと共に通信端末2に通知する。第3時間は第2時間より短いことが好ましい。中継装置1が第1IPアドレスと共にDNSアドレスを取得したのち、できるだけ早く、通信端末2にもDNSアドレスを通知するためである。
ステップS404にて、DHCP機能部35は、ステップS402での判断部34の通知を受けて、第2IPアドレスおよびDNSアドレスを通信制御部36に通知する。そして、通信制御部36は、第2時間を第2IPアドレス、DNSアドレスと共に通信端末2に通知する。中継装置1が第1IPアドレスと共にDNSアドレスを取得するまでのあいだ、ステップS402からステップS403を経た結果、通信端末2は、第3時間に基づいて、DNSアドレスの取得を試みるが、一旦DNSアドレスが取得できれば、ネットワークの負荷低減のため、リース期間は第3時間より長い、予め設定された第2時間に設定を戻される。
上述の図4における一連の処理は中継装置1が電源OFFあるいは、障害により停止するまで繰り返される。
図5に示される処理は、本実施の形態における通信システム10全体のシーケンス処理を示したものである。以下、実施の形態に係る通信システム10において、中継装置1に電源投入された後、通信端末2が中継装置1にIPアドレスおよびDNSアドレスの取得要求を行い、IPアドレスおよびDNSアドレスを取得するまでを図5に示す各ステップに沿って順に説明する。ここで、図5に示す処理では、中継装置1は、電源投入後すぐにはDHCPサーバ3から自装置の有線側IPアドレスを取得できていない状況を前提としている。つまり、当該状況は、第1ネットワークにおいて、DHCPサーバ3と中継装置1との間の通信ができない状況である。例えば、DHCPサーバ3と中継装置1との間でケーブルが接続されていないなどの物理的な障害、ネットワークの設定に問題があり通信ができないなど原因は様々考えられる。
ステップS501にて、通信端末2は、中継装置1にDHCP Discoverを通知し、DHCP機能を有する装置の応答を待つ。
ステップS502において、中継装置1は、自装置がDHCP機能を有するため通信端末2に応答を通知する(ステップS502)。
そして、ステップS502の応答を受けた通信端末2は、IPアドレス(第2IPアドレス)を取得するために、中継装置1にDHCPリクエストを通知する(ステップS503)。
ここで、中継装置1は、未だDHCPサーバ3から第1IPアドレスを付与されていないため(状況(A))、通信端末2に第2IPアドレスと第3時間(例えば、1分間など)を通知する(ステップS504)。
その後、通信端末2は、中継装置1に第3時間の半分を経過した時間(例えば30秒経過)になると、第2IPアドレスの使用期間の延長または更新を行うと共に中継装置1がDHCPサーバ3からIPアドレスを付与されているかの確認を行う。そのために、通信端末2は、中継装置1がDHCPサーバ3からIPアドレスを付与されるまで、中継装置1にDHCPリクエストを通知し、その応答通知を受ける(ステップS505〜S509)。
一方、ステップS521にて、中継装置1はDHCPリクエストをDHCPサーバ3に通知し、ステップS522にて、中継装置1はステップS521の応答としてDHCPサーバ3から付与される自装置の第1IPアドレスとDNSアドレスを取得できたとする。この場合、中継装置1はリース期間を第3時間から第2時間に変更し、第2IPアドレス、DNSアドレス、および第2時間(例えば、2時間など)を通信端末2のDHCPリクエストに対する応答として通知する(ステップS510)。
以後、通信端末2は、第2時間の半分を経過した時間(例えば、1時間)になると、中継装置1に第2IPアドレスの使用期間の延長または更新を行う(ステップS511、S512)。
このようにして、実施の形態における通信端末2は、中継装置1の第ネットワーク上のDHCPサーバ3から中継装置1にIPアドレスが付与されていない間は、第2ネットワークを通じてIPアドレスの延長、または更新要求を中継装置1に行うことで、通信端末2は中継装置1がDHCPサーバ3からIPアドレスを取得すれば、短時間(少なくとも、第3時間の半分の期間)でDNSアドレスを取得できる。
(まとめ)
上述したように、本発明の実施の形態である中継装置は、接続しているネットワーク上のDHCPサーバから自装置のIPアドレスおよびDNSアドレスが取得できていない間に、通信端末からDHCPリクエストが自装置の配下の通信端末からあった場合、中継装置は通信端末が使用できるIPアドレスの割り当てを通知すると共に中継装置に予め設定されているリース期間(初期設定リース期間)を短くなるように再設定し、DHCPサーバから自装置のIPアドレスおよびDNSアドレスが取得できたあとは、初期設定リース期間に戻す。このようにすれば、中継装置の電源投入後、DHCPサーバと中継装置との間の通信ができない状況において、通信端末にIPアドレスの割り当てを行いつつ、DHCPサーバと中継装置との間の通信が可能になり中継装置が自装置のIPアドレスおよびDNSアドレスを取得できれば、当該取得後短時間で、通信端末を使用するユーザは中継装置が接続するネットワーク(例えば、インターネットなど)を利用することができるようになる。
また、本発明では、通信端末はDHCPサーバにIPアドレスを要求する機能を備える既存の通信端末であればよく、中継装置の改良のみで実現できることからシステムの開発コスト削減にも有益である。
本発明は、中継装置が電源投入後などの起動時にDHCPサーバからIPアドレスおよびDNSアドレスを取得できていない状況下で、自装置の配下に通信端末が接続した場合に有用である。
1 中継装置
2 通信端末
3 DHCPサーバ
4 DNSサーバ
5 外部ネットワーク(インターネットなど)
LAN1 ローカルエリアネットワーク
10 通信システム
20 CPU
21 ROM
22 RAM
23 記憶装置
24 WNIC
25 NIC
26 内部バス
31 第1インタフェース部
32 第2インタフェース部
33 アドレス取得部
34 判断部
35 DHCP機能部
36 通信制御部

Claims (2)

  1. 第1ネットワーク上のDHCPサーバと、第2ネットワーク上の通信端末との間の通信を中継する中継装置であって、
    第1ネットワーク上の前記DHCPサーバに接続する第1インタフェース部と、
    第2ネットワーク上の前記通信端末に接続する第2インタフェース部と、
    前記DHCPサーバから第1IPアドレスとDNSアドレスを取得するアドレス取得部と、
    前記通信端末の要求に応じて所定の時間ごとに第2IPアドレスを割り当てるDHCP機能部と、
    前記DHCPサーバから前記アドレス取得部がDNSアドレスを取得したか否かを判断する判断部と、
    前記所定の時間を前記通信端末に通知する通信制御部と、を備え、
    前記DHCP機能部は、前記判断部が前記DNSアドレスを取得したと判断すると、前記所定の時間を予め設定されたリース期間である第2時間に設定し、前記判断部が前記DNSアドレスを取得していないと判断すると、前記所定の時間を前記第2時間よりも短い第3時間に設定する、
    中継装置。
  2. 前記通信制御部は、前記所定の時間に加えて、前記判断部が前記DNSアドレスを取得したと判断すると、前記第2IPアドレスおよびDNSアドレスを前記通信端末に通知する
    請求項に記載の中継装置。
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