JP6713967B2 - 判定システム、判定方法及び判定プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、判定システム、判定方法及び判定プログラムに関する。
建設現場や、プラント、インフラ設備等では、点検や修繕等の様々な現場作業が行われる。作業の対象となる設備や施設が大規模である場合、設備や施設の所有者や責任主体(以降、委託元)は、外部の専門業者等(以降、委託先)に委託して現場作業を行わせることがある。
その際、委託元によって指定された作業者(有資格者等)が作業を行うことが、委託の際の契約条件となる場合がある。一方で、指定された作業者以外の作業者に作業を行わせる不正行為(以降、替え玉)が委託先によって行われる場合がある。
これに対し、替え玉を許容せずに、作業者を特定するための技術として、生体認証が知られている。生体認証としては、指紋認証や静脈認証が知られている(例えば、非特許文献1を参照)。また、リストバンド型のウェアラブル端末であるNymiを用いた、心電図による生体認証が知られている(例えば、非特許文献2を参照)。また、本人確認装置によって認証が行われた者と、測定装置によって血圧等の健康情報が取得された者とが同一人物であるか否かを保証する技術が知られている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2016−99965号公報
NECの生体認証ソリューション、[online]、[平成29年8月17日検索]、インターネット(http://jpn.nec.com/biometrics/fingerprint/) Nymi、[online]、[平成29年8月17日検索]、インターネット(https://nymi.com/)
しかしながら、従来の技術には、作業開始時に認証された作業者が、ウェアラブル端末を装着していたか否かを確認することが困難であるという問題がある。例えば、作業開始時に生体認証により認証された者(以降、被認証者)が特定のウェアラブル端末を装着した状態で作業を開始することが定められている場合に、従来の技術では、被認証者と、作業開始時に当該ウェアラブル端末を装着していた者(以降、装着者)とが同一であるか否かを確認することが困難である。
ここで、被認証者が特定のウェアラブル端末を装着した状態で作業を開始することが定められていることとする。また、当該ウェアラブル端末は、センサによって収集された情報から、取り外し及び作業が行われているか否かを検知することが可能であることとする。
例えば、指定された作業者が、作業部屋を開錠し、作業部屋に入室し作業を行う間、ウェアラブル端末を継続的に装着しておくことが定められている場合を考える。この場合、指定された作業者が、作業部屋の開錠のために非特許文献1又は2に記載の技術による生体認証を行った後、生体認証が行われる前からウェアラブル端末を装着していた別の作業者が当該作業部屋へ入室し作業を行ったとしても、ウェアラブル端末の取り外しは検知されないため、被認証者と装着者が同一でないことを確認することは困難である。
また、例えば、指定された作業者が、PCへログインし、当該PCを使って作業を行う間、ウェアラブル端末を継続的に装着しておくことが定められている場合を考える。この場合、指定された作業者が、PCへログインするために非特許文献1又は2に記載の技術による生体認証を行った後、生体認証が行われる前からウェアラブル端末を装着していた別の作業者が当該PCで作業を行ったとしても、非特許文献1又は2に記載の技術では、被認証者と装着者が同一でないことを確認することは困難である。
また、例えば、特許文献1に記載の技術は、健康情報の取得の際に同時に生体認証を継続的に行うことを想定しており、認証後に生起する事象について本人性を保証するものではない。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の判定システムは、ウェアラブル端末を装着したユーザから、前記ウェアラブル端末を介して第1の脈波を取得する第1の脈波取得部と、認証を要求したユーザから生体情報を取得する生体情報取得部と、前記生体情報取得部によって取得された生体情報が登録済みの生体情報と合致する場合、前記認証を要求したユーザを認証する認証部と、前記認証を要求したユーザから第2の脈波を取得する第2の脈波取得部と、前記認証を要求したユーザが前記認証部によって認証された場合、前記第1の脈波及び前記第2の脈波を照合し、前記第1の脈波及び前記第2の脈波が同一ユーザのものであるか否かを判定する判定部と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、作業開始時に認証された作業者が、ウェアラブル端末を装着していたか否かを容易に確認することができる。
図1は、第1の実施形態に係る判定システムの構成の一例を示す図である。 図2は、第1の実施形態に係るウェアラブル端末の構成の一例を示す図である。 図3は、第1の実施形態に係る脈波情報のデータ構成の一例を示す図である。 図4は、第1の実施形態に係る認証装置の構成の一例を示す図である。 図5は、第1の実施形態に係る生体情報及び脈波の取得方法について説明するための図である。 図6は、第1の実施形態に係るサーバの構成の一例を示す図である。 図7は、第1の実施形態に係るユーザ情報のデータ構成の一例を示す図である。 図8は、第1の実施形態に係る端末情報のデータ構成の一例を示す図である。 図9は、第1の実施形態に係る判定システムの処理の流れを示すシーケンス図である。 図10は、判定プログラムを実行するコンピュータの一例を示す図である。
以下に、本願に係る判定システム、判定方法及び判定プログラムの実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、本発明は、以下に説明する実施形態により限定されるものではない。
[第1の実施形態の構成]
まず、図1を用いて、第1の実施形態に係る判定システムの構成について説明する。図1は、第1の実施形態に係る判定システムの構成の一例を示す図である。図1に示すように、判定システム1は、ウェアラブル端末10、認証装置20及びサーバ30を有する。
また、NW(Network)2には、ウェアラブル端末10、認証装置20及びサーバ30が接続されている。NW2は、例えばインターネットである。また、NW2には、作業用装置3が接続されている。作業用装置3には、モバイル端末3a、測定機器・プローブ3b、工具3c及びビーコン3dが含まれる。
本実施形態の判定システム1は、作業開始時に認証された作業者が、ウェアラブル端末を装着していたか否かを確認するものである。そのため、判定システム1によるウェアラブル端末を装着した作業者が作業開始時に認証された作業者であるとの判定結果を証跡として残しておき、当該証跡を使って作業用装置3へのログイン等を簡略化することができる。
ここで、ウェアラブル端末10は、ユーザの所定の部位に装着される端末である。ウェアラブル端末10は、例えばユーザの手首に装着されるリストバンド型の端末である。また、認証装置20は、生体認証機能を備えた装置である。また、サーバ30は、各装置を管理するための装置である。なお、ウェアラブル端末10は、NW2とは接続されず、認証装置20を介してサーバ30との間で通信を行うこととしてもよい。以降、各装置の構成について説明する。
[ウェアラブル端末の構成]
まず、図2を用いて、ウェアラブル端末10の構成について説明する。図2は、第1の実施形態に係るウェアラブル端末の構成の一例を示す図である。図2に示すように、ウェアラブル端末10は、通信部11、状態取得部12、第1の脈波取得部13、記憶部14及び制御部15を有する。
通信部11は、他の装置との間でデータ通信を行う通信モジュールである。通信部11は、例えば認証装置20との間で無線による近接通信を行う。また、通信部11はNW2に接続可能であってもよい。
状態取得部12は、ウェアラブル端末10又はウェアラブル端末10を装着したユーザの状態を取得する。状態取得部12は、例えば、タッチセンサ、加速度センサ、ジャイロセンサ、ホールセンサ、近接センサ、温度センサ、湿度センサ等の各種センサである。
第1の脈波取得部13は、ウェアラブル端末10を装着したユーザから第1の脈波を取得する脈波センサである。第1の脈波取得部13は、ウェアラブル端末10を装着したユーザの所定の部位と接触し、例えば容積脈波を取得する。
記憶部14は、フラッシュメモリ等の記憶装置である。記憶部14は、ウェアラブル端末10で実行されるOS(Operating System)や各種プログラムを記憶する。さらに、記憶部14は、プログラムの実行で用いられる各種情報を記憶する。また、記憶部14は、脈波情報141を記憶する。
図3は、第1の実施形態に係る脈波情報のデータ構成の一例を示す図である。図3に示すように、脈波情報141は、タイムスタンプ及び脈波を含む。タイムスタンプは、脈波を取得した時刻である。また、脈波は数値の集合で表される。図3には、例えば、時刻「16:32:00」に、第1の脈波取得部13によって、「461,612,456,919,613,923,339,974,333,…」という脈波が取得されたことを示している。なお、第1の脈波取得部13は、脈波情報141をバッファとして記憶部14に格納しておき、要求された期間の脈波情報141をサーバ30に送信するようにしてもよいし、取得した脈波を随時サーバ30に送信してもよい。
制御部15は、ウェアラブル端末10全体を制御する。制御部15は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)等の電子回路や、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路である。また、制御部15は、各種の処理手順を規定したプログラムや制御データを格納するための内部メモリを有し、内部メモリを用いて各処理を実行する。また、制御部15は、各種のプログラムが動作することにより各種の処理部として機能する。例えば、制御部15は、検知部151を有する。
検知部151は、状態取得部12等によって収集された情報を基に、ウェアラブル端末10が装着されていることを検知する。検知部151は、センサである状態取得部12が収集した各種センサデータ、通信部11による無線通信の状況等を基に、機械学習等の手法を利用して検知を行う。検知部151は、さらに、ウェアラブル端末10を装着したユーザが作業を行っていることを検知してもよい。
[認証装置の構成]
次に、図4を用いて、認証装置の構成について説明する。図4は、第1の実施形態に係る認証装置の構成の一例を示す図である。図4に示すように、認証装置20は、通信部21、生体情報取得部22、第2の脈波取得部23、出力部24、記憶部25及び制御部26を有する。
通信部21は、NW2を介して、他の装置との間でデータ通信を行う。例えば、通信部21はNIC(Network Interface Card)である。通信部21は、例えばウェアラブル端末10との間で無線による近接通信を行う。
生体情報取得部22は、認証を要求したユーザから生体情報を取得する。生体情報取得部22は、例えばユーザの指先から指紋や指静脈に関する情報を生体情報として取得する。
第2の脈波取得部23は、認証を要求したユーザから第2の脈波を取得する。第2の脈波取得部23は、認証を要求したユーザの所定の部位と接触し、例えば容積脈波を取得する。
図5は、第1の実施形態に係る生体情報及び脈波の取得方法について説明するための図である。生体情報取得部22は、認証を要求したユーザの所定の部位との接触部分22aから生体情報を取得する。このとき、第2の脈波取得部23は、接触部分22aから脈波を取得する。接触部分22aは、例えばユーザの指先又は掌であってよい。
第2の脈波取得部23は、接触部分22aが生体情報取得部22及び第2の脈波取得部23に接触している場合のみ脈波を取得するようにしてもよい。また、第2の脈波取得部23は、認証を要求したユーザが継続的に認証されている場合のみ脈波の取得を行い、当該ユーザが認証装置20から離れること等により認証されなくなった時点で脈波の取得を終了してもよい。
出力部24は、サーバ30による判定処理の結果を、認証を要求したユーザに対して出力する。サーバ30による判定処理については後述する。例えば、出力部24は、ディスプレイやスピーカ等であり、画像や音声による出力を行う。また、出力部24は、ユーザに操作を促すための操作ガイドをユーザに対して出力する。例えば、出力部24は、操作ガイドとして、認証手順を説明するためのメッセージを画像又は音声によって出力する。
記憶部25は、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、光ディスク等の記憶装置である。なお、記憶部25は、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ、NVSRAM(Non Volatile Static Random Access Memory)等のデータを書き換え可能な半導体メモリであってもよい。記憶部25は、認証装置20で実行されるOSや各種プログラムを記憶する。さらに、記憶部25は、プログラムの実行で用いられる各種情報を記憶する。
制御部26は、認証装置20全体を制御する。制御部26は、例えば、CPU、MPU等の電子回路や、ASIC、FPGA等の集積回路である。また、制御部26は、各種の処理手順を規定したプログラムや制御データを格納するための内部メモリを有し、内部メモリを用いて各処理を実行する。また、制御部26は、各種のプログラムが動作することにより各種の処理部として機能する。例えば、制御部26は、認証部261を有する。
認証部261は、生体情報取得部22によって取得された生体情報が登録済みの生体情報と合致する場合、認証を要求したユーザを認証する。例えば、認証部261は、生体情報取得部22によって取得された指紋の画像をサーバ30へ送信し、当該画像がサーバ30に記憶された登録済みの指紋の画像と合致する場合に、認証を要求したユーザを認証する。
認証部261は、例えば1秒に1回等の一定間隔で認証を間欠的に継続してもよい。このとき、認証部261は、認証が成功するたびに第2の脈波取得部23に脈波を取得することを指示するようにしてもよい。
[サーバの構成]
図6を用いて、サーバの構成について説明する。図6は、第1の実施形態に係るサーバの構成の一例を示す図である。図6に示すように、サーバ30は、通信部31、入力部32、出力部33、記憶部34及び制御部35を有する。
通信部31は、NW2を介して、他の装置との間でデータ通信を行う。例えば、通信部31はNICである。入力部32は、ユーザからのデータの入力を受け付ける。入力部32は、例えば、マウスやキーボード等の入力装置である。出力部33は、画面の表示等によりデータを出力する。出力部33は、例えば、ディスプレイ等の表示装置である。
記憶部34は、HDD、SSD、光ディスク等の記憶装置である。なお、記憶部34は、RAM、フラッシュメモリ、NVSRAM等のデータを書き換え可能な半導体メモリであってもよい。記憶部34は、サーバ30で実行されるOSや各種プログラムを記憶する。さらに、記憶部34は、プログラムの実行で用いられる各種情報を記憶する。記憶部34は、例えばユーザ情報341及び端末情報342を記憶する。
図7は、第1の実施形態に係るユーザ情報のデータ構成の一例を示す図である。図7に示すように、ユーザ情報341は、ユーザID、認証データ及び認証状態を含む。ユーザIDはユーザを識別するためのIDである。認証データは、ユーザの認証に用いられる登録済みの生体情報である。認証データは、例えば、ユーザごとの指紋の画像や指紋の特徴を表すデータである。認証状態は、ユーザが認証装置20によって認証されたか否かを示す情報である。
例えば、図7の1行目には、ユーザIDが「U101」であるユーザの認証状態が「認証済」であること、すなわち認証装置20によって認証されていることが示されている。また、図7の3行目には、ユーザIDが「U103」であるユーザの認証状態が「未認証」であること、すなわち認証装置20によって認証されていないことが示されている。
図8は、第1の実施形態に係る端末情報のデータ構成の一例を示す図である。図8に示すように、端末情報342は、端末ID、装着状態、認証ユーザ及び作業開始可否を含む。端末IDはウェアラブル端末10を識別するためのIDである。装着状態は、検知部151によってウェアラブル端末10が装着されていることが検知されたか否かを示す情報である。認証ユーザは、認証装置20に認証され、かつウェアラブル端末10を装着しているユーザのユーザIDである。作業開始可否は、判定部352による判定結果に基づく、作業開始の可否を示す情報である。判定部352の処理については後述する。
例えば、図8の1行目には、端末IDが「T101」であるウェアラブル端末10の装着状態が「装着」であり、認証ユーザのユーザIDが「U101」であり、作業開始可否が「NG」であることが示されている。つまり、この場合、ユーザIDが「U101」であるユーザと、端末IDが「T101」であるウェアラブル端末10を装着したユーザとが同一であるという判定がされていないため、ユーザIDが「U101」であるユーザが作業を開始することが許可されていない。
また、例えば、図8の2行目には、端末IDが「T102」であるウェアラブル端末10の装着状態が「装着」であり、認証ユーザのユーザIDが「U102」であり、作業開始可否が「OK」であることが示されている。つまり、この場合、ユーザIDが「U102」であるユーザと、端末IDが「T102」であるウェアラブル端末10を装着したユーザとが同一であるという判定がされているため、ユーザIDが「U102」であるユーザが作業を開始することが許可されている。
制御部35は、サーバ30全体を制御する。制御部35は、例えば、CPU、MPU等の電子回路や、ASIC、FPGA等の集積回路である。また、制御部35は、各種の処理手順を規定したプログラムや制御データを格納するための内部メモリを有し、内部メモリを用いて各処理を実行する。また、制御部35は、各種のプログラムが動作することにより各種の処理部として機能する。例えば、制御部35は、管理部351及び判定部352を有する。
管理部351は、ユーザ情報341及び端末情報342の追加、削除、変更等を行う。管理部351は、ウェアラブル端末10、認証装置20及びサーバ30の判定部352等からの指示によってユーザ情報341及び端末情報342の追加及び変更を行うことができる。
判定部352は、認証を要求したユーザが認証部261によって認証された場合、第1の脈波及び第2の脈波を照合し、第1の脈波及び第2の脈波が同一ユーザのものであるか否かを判定する。
判定部352は、脈波及びその他の波で表されるデータの既知の照合手法を用いて第1の脈波及び第2の脈波を照合することができる。例えば、判定部352は、脈波のピーク間の距離に基づいた照合を行うことができる。
また、判定部352による判定結果は認証装置20に送信される。そして、認証装置20の出力部24は、判定部352によって、第1の脈波及び第2の脈波が同一ユーザのものであると判定された場合、作業の開始を許可する旨の通知を、認証を要求したユーザに対して出力し、判定部352によって、第1の脈波及び第2の脈波が同一ユーザのものでないと判定された場合、作業の開始を許可しない旨の通知を、認証を要求したユーザに対して出力する。
ここで、第1の脈波は、ウェアラブル端末10を介してユーザから取得される。一方、第2の脈波は、認証装置20を介してユーザから取得される。第1の脈波及び第2の脈波が取得された時点では、判定システム1は、それぞれの脈波が同一のユーザから取得されたものであることを示す情報を有していない。そして、判定部352による判定が行われることによって、判定システム1は、ウェアラブル端末10を装着したユーザと認証を要求したユーザとが同一であるか否かの判定を行うことができ、さらに、当該判定の結果に応じた処理を行うことができるようになる。
[第1の実施形態の処理]
図9を用いて、判定システム1の処理の流れについて説明する。図9は、第1の実施形態に係る判定システムの処理の流れを示すシーケンス図である。図9に示すように、認証装置20は、操作ガイドを出力し(ステップS101)、ユーザ50に対しウェアラブル端末10の装着を指示する(ステップS102)。
次に、ユーザ50は、ウェアラブル端末10を装着する(ステップS103)。そして、ウェアラブル端末10は、装着イベントを発生させることで(ステップS104)、ユーザ50がウェアラブル端末10を装着したことを示す情報をサーバ30へ送信する。ここで、サーバ30は、ウェアラブル端末10の装着状態を「装着」に変更する(ステップS105)。
サーバ30は、装着完了後、生体認証を待機する(ステップS106)。このとき、認証装置20は、操作ガイドを出力し(ステップS107)、ユーザ50に対し認証を指示する(ステップS108)。次に、ユーザ50は、生体認証の部位を認証装置20の生体情報取得部22に提示する(ステップS109)。そして、認証装置20は、提示された部位から取得した生体情報を用いて本人認証を行う(ステップS110)。さらに、ユーザ50が認証されると、サーバ30は、認証状態を「認証済」に変更する(ステップS111)。
認証装置20は、ユーザ50を認証した後、ウェアラブル端末10に脈波の取得の開始を指示する(ステップS112)。ここで、ウェアラブル端末10は、脈波を取得し、取得した脈波を第1の脈波としてサーバ30へ送信する(ステップS113)。また、認証装置20は、間欠的に認証を継続しつつ、脈波を取得し、取得した脈波を第2の脈波としてサーバ30へ送信する(ステップS114)。そして、サーバ30は、第1の脈波と第2の脈波を照合し(ステップS115)、第1の脈波及び第2の脈波が同一ユーザのものであるか否かを判定する。
サーバ30は、第1の脈波及び第2の脈波が同一ユーザのものであるか否かに基づいて、作業開始が「OK」であるか「NG」であるかを決定する(ステップS116)。サーバ30は、照合が完了したことを認証装置20に通知する(ステップS117)。そして、認証装置20は、操作ガイドを出力し(ステップS118)、ユーザ50に対し作業開始の可否を通知する(ステップS119)。
なお、サーバ30によって、第1の脈波及び第2の脈波が同一ユーザのものであると判定された場合、認証装置20は、ユーザ50に対し、作業の開始を許可する旨の通知を行う。一方、サーバ30によって、第1の脈波及び第2の脈波が同一ユーザのものでないと判定された場合、認証装置20は、ユーザ50に対し、作業の開始を許可しない旨の通知を行う。
[第1の実施形態の効果]
第1の脈波取得部13は、ウェアラブル端末10を装着したユーザから、ウェアラブル端末10を介して第1の脈波を取得する。また、生体情報取得部22は、認証を要求したユーザから生体情報を取得する。また、認証部261は、生体情報取得部22によって取得された生体情報が登録済みの生体情報と合致する場合、認証を要求したユーザを認証する。また、第2の脈波取得部23は、認証を要求したユーザから第2の脈波を取得する。また、判定部352は、認証を要求したユーザが認証部261によって認証された場合、第1の脈波及び第2の脈波を照合し、第1の脈波及び第2の脈波が同一ユーザのものであるか否かを判定する。このように、本実施形態では、第1の脈波と第2の脈波の照合結果により、認証を要求したユーザとウェアラブル端末10を装着したユーザとが同一であるか否かを判定することができる。また、本実施形態における脈波の取得は、システムによって自動的に行われ、管理者の立ち会い等を必要としない。このため、本実施形態によれば、作業開始時に認証された作業者が、ウェアラブル端末を装着していたか否かを容易に確認することができる。
生体情報取得部22は、認証を要求したユーザの所定の部位との接触部分22aから生体情報を取得することができる。このとき、さらに、第2の脈波取得部23は、接触部分22aから脈波を取得する。これにより、認証及び脈波の取得を同時に並行して行うことができる。また、ユーザは、認証のための動作を行うのみで、脈波の提示を行うことができるため、ユーザの負担が軽減される。さらに、生体情報と脈波を同一部分から取得することで、ユーザが同一であることの確認精度を向上させることができる。
出力部24は、判定部352によって、第1の脈波及び第2の脈波が同一ユーザのものであると判定された場合、作業の開始を許可する旨の通知を、認証を要求したユーザに対して出力し、判定部352によって、第1の脈波及び第2の脈波が同一ユーザのものでないと判定された場合、作業の開始を許可しない旨の通知を、認証を要求したユーザに対して出力する。これにより、作業開始時に認証された作業者が、ウェアラブル端末を装着していたことが確認されないまま作業が開始されることを防止することができる。
[システム構成等]
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示のように構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部又は一部を、各種の負荷や使用状況等に応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。さらに、各装置にて行われる各処理機能は、その全部又は任意の一部が、CPU及び当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
また、本実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部又は一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部又は一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
[プログラム]
一実施形態として、判定システム1は、パッケージソフトウェアやオンラインソフトウェアとして上記の判定を実行する判定プログラムを所望のコンピュータにインストールさせることによって実装できる。例えば、上記の判定プログラムを認証機能を有する情報処理装置に実行させることにより、情報処理装置を判定システム1として機能させることができる。ここで言う情報処理装置には、デスクトップ型又はノート型のパーソナルコンピュータが含まれる。また、その他にも、情報処理装置にはスマートフォン、携帯電話機やPHS(Personal Handyphone System)等の移動体通信端末、さらには、PDA(Personal Digital Assistant)等のスレート端末等がその範疇に含まれる。
図10は、判定プログラムを実行するコンピュータの一例を示す図である。コンピュータ1000は、例えば、メモリ1010、CPU1020を有する。また、コンピュータ1000は、ハードディスクドライブインタフェース1030、ディスクドライブインタフェース1040、シリアルポートインタフェース1050、ビデオアダプタ1060、ネットワークインタフェース1070を有する。これらの各部は、バス1080によって接続される。
メモリ1010は、ROM(Read Only Memory)1011及びRAM1012を含む。ROM1011は、例えば、BIOS(Basic Input Output System)等のブートプログラムを記憶する。ハードディスクドライブインタフェース1030は、ハードディスクドライブ1090に接続される。ディスクドライブインタフェース1040は、ディスクドライブ1100に接続される。例えば磁気ディスクや光ディスク等の着脱可能な記憶媒体が、ディスクドライブ1100に挿入される。シリアルポートインタフェース1050は、例えばマウス1110、キーボード1120に接続される。ビデオアダプタ1060は、例えばディスプレイ1130に接続される。
ハードディスクドライブ1090は、例えば、OS1091、アプリケーションプログラム1092、プログラムモジュール1093、プログラムデータ1094を記憶する。すなわち、判定システム1の各装置の各処理を規定するプログラムは、コンピュータにより実行可能なコードが記述されたプログラムモジュール1093として実装される。プログラムモジュール1093は、例えばハードディスクドライブ1090に記憶される。例えば、判定システム1の各装置における機能構成と同様の処理を実行するためのプログラムモジュール1093が、ハードディスクドライブ1090に記憶される。なお、ハードディスクドライブ1090は、SSDにより代替されてもよい。
また、上述した実施形態の処理で用いられる設定データは、プログラムデータ1094として、例えばメモリ1010やハードディスクドライブ1090に記憶される。そして、CPU1020が、メモリ1010やハードディスクドライブ1090に記憶されたプログラムモジュール1093やプログラムデータ1094を必要に応じてRAM1012に読み出して実行する。
なお、プログラムモジュール1093やプログラムデータ1094は、ハードディスクドライブ1090に記憶される場合に限らず、例えば着脱可能な記憶媒体に記憶され、ディスクドライブ1100等を介してCPU1020によって読み出されてもよい。あるいは、プログラムモジュール1093及びプログラムデータ1094は、ネットワーク(LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)等)を介して接続された他のコンピュータに記憶されてもよい。そして、プログラムモジュール1093及びプログラムデータ1094は、他のコンピュータから、ネットワークインタフェース1070を介してCPU1020によって読み出されてもよい。
1 判定システム
10 ウェアラブル端末
11、21、31 通信部
12 状態取得部
13 第1の脈波取得部
14、25、34 記憶部
15、26、35 制御部
20 認証装置
22 生体情報取得部
23 第2の脈波取得部
24、33 出力部
30 サーバ
32 入力部
141 脈波情報
151 検知部
261 認証部
341 ユーザ情報
342 端末情報
351 管理部
352 判定部

Claims (5)

  1. ウェアラブル端末を装着したユーザから、前記ウェアラブル端末を介して第1の脈波を取得する第1の脈波取得部と、
    認証を要求したユーザから生体情報を取得する生体情報取得部と、
    前記生体情報取得部によって取得された生体情報が登録済みの生体情報と合致する場合、前記認証を要求したユーザを認証する認証部と、
    前記認証を要求したユーザから第2の脈波を取得する第2の脈波取得部と、
    前記認証を要求したユーザが前記認証部によって認証された場合、前記第1の脈波及び前記第2の脈波を照合し、前記第1の脈波及び前記第2の脈波が同一ユーザのものであるか否かを判定する判定部と、
    を有することを特徴とする判定システム。
  2. 前記生体情報取得部は、前記認証を要求したユーザの所定の部位との接触部分から生体情報を取得し、
    前記第2の脈波取得部は、前記接触部分から脈波を取得することを特徴とする請求項1に記載の判定システム。
  3. 前記判定部によって、前記第1の脈波及び前記第2の脈波が同一ユーザのものであると判定された場合、作業の開始を許可する旨の通知を、前記認証を要求したユーザに対して出力し、前記判定部によって、前記第1の脈波及び前記第2の脈波が同一ユーザのものでないと判定された場合、作業の開始を許可しない旨の通知を、前記認証を要求したユーザに対して出力する出力部をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の判定システム。
  4. コンピュータによって実行される判定方法であって、
    ウェアラブル端末を装着したユーザから、前記ウェアラブル端末を介して第1の脈波を取得する第1の脈波取得工程と、
    認証を要求したユーザから生体情報を取得する生体情報取得工程と、
    前記生体情報取得工程によって取得された生体情報が登録済みの生体情報と合致する場合、前記認証を要求したユーザを認証する認証工程と、
    前記認証を要求したユーザから第2の脈波を取得する第2の脈波取得工程と、
    前記認証を要求したユーザが前記認証工程によって認証された場合、前記第1の脈波及び前記第2の脈波を照合し、前記第1の脈波及び前記第2の脈波が同一ユーザのものであるか否かを判定する判定工程と、
    を含んだことを特徴とする判定方法。
  5. コンピュータに、
    ウェアラブル端末を装着したユーザから、前記ウェアラブル端末を介して第1の脈波を取得する第1の脈波取得ステップと、
    認証を要求したユーザから生体情報を取得する生体情報取得ステップと、
    前記生体情報取得ステップによって取得された生体情報が登録済みの生体情報と合致する場合、前記認証を要求したユーザを認証する認証ステップと、
    前記認証を要求したユーザから第2の脈波を取得する第2の脈波取得ステップと、
    前記認証を要求したユーザが前記認証ステップによって認証された場合、前記第1の脈波及び前記第2の脈波を照合し、前記第1の脈波及び前記第2の脈波が同一ユーザのものであるか否かを判定する判定ステップと、
    を実行させることを特徴とする判定プログラム。
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