JP6712865B2 - 情報処理装置、設定画面表示方法及び設定画面表示プログラム - Google Patents

情報処理装置、設定画面表示方法及び設定画面表示プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP6712865B2
JP6712865B2 JP2016013696A JP2016013696A JP6712865B2 JP 6712865 B2 JP6712865 B2 JP 6712865B2 JP 2016013696 A JP2016013696 A JP 2016013696A JP 2016013696 A JP2016013696 A JP 2016013696A JP 6712865 B2 JP6712865 B2 JP 6712865B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
user
sight
line
setting screen
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016013696A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017134601A (ja
Inventor
貴大 田中
貴大 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koei Tecmo Games Co Ltd
Original Assignee
Koei Tecmo Games Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Koei Tecmo Games Co Ltd filed Critical Koei Tecmo Games Co Ltd
Priority to JP2016013696A priority Critical patent/JP6712865B2/ja
Publication of JP2017134601A publication Critical patent/JP2017134601A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6712865B2 publication Critical patent/JP6712865B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Position Input By Displaying (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)

Description

本発明は、情報処理装置、設定画面表示方法及び設定画面表示プログラムに関する。
ゲーム機器に接続されたヘッドマウントディスプレイ(以下、「HMD」という。)等の装着型の表示装置を装着して、HMDに表示されている画面を見ながらコントローラなどを操作してゲームプレイすることが行われている。
ゲーム機器に接続された通常の据え置き型のディスプレイでは、ディスプレイの画面の外側にもユーザの視野範囲が広がっているため、ディスプレイの画面に集中できなかったり、ゲームへの没入感に欠けることがある。その点、HMDを装着すると、HMDに表示される映像以外はユーザは見ないため、映像世界への没入感が高まり、ゲームのエンタテインメント性を一層高める効果がある。
しかしながら、HMDを装着した状態ではユーザは手元が見え難く、コントローラの操作等に困難が伴う。そこで、ユーザの動きを検出し、ユーザの動きに応じた画像をHMDに表示することのできる画像生成装置および画像生成方法を提供する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2013−258614号公報
しかしながら、特許文献1では、HMDにてゲーム等の所定の処理に関する画像を表示中に、前記所定の処理を妨げずに所望の設定画面を表示することは困難である。
そこで、一側面では、本発明は、装着型の表示装置にて実行中の処理を妨げずに所望の設定画面を表示することを目的とする。
一つの案では、装着型の表示装置にて実行中の処理に関する画像を表示中に、視線情報を含むユーザの動作情報の組を取得する情報取得部と、視線情報を含むユーザの動作情報の組に関連付けられた設定画面を記憶した記憶部を参照して、取得した前記動作情報の組に応じた設定画面を前記表示装置に表示させる制御部と、を有し、前記視線情報を含むユーザの動作情報の組は、ユーザの複数の視線情報の組であり、前記制御部は、画面上に表示された特定のオブジェクトに予め指定し、前記特定のオブジェクトに対する前記ユーザの動作情報の組を検出することで、取得した前記動作情報の組に応じた設定画面を前記表示装置に表示させ、前記特定のオブジェクトは、前記ユーザの身体の一部の表示を含む、情報処理装置が提供される。
一側面によれば、装着型の表示装置にて実行中の処理を妨げずに所望の設定画面を表示することができる。
一実施形態に係る情報処理システムの全体構成の一例を示す図。 一実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成の一例を示す図。 一実施形態に係る情報処理装置の機能構成の一例を示す図。 一実施形態に係る設定画面情報DBに記憶されるデータ項目の一例を示す図。 一実施形態に係る設定画面表示処理の一例を示すフローチャート。 一実施形態に係るHMDに表示される設定画面と視線移動の一例を示す図。 一実施形態に係るHMDに表示される設定画面と視線移動の一例を示す図。 一実施形態に係るHMDに表示される設定画面と視線移動の一例を示す図。
以下、本発明の実施形態について添付の図面を参照しながら説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複した説明を省く。
[情報処理システムの全体構成]
まず、本発明の一実施形態に係る情報処理システムの全体構成の一例について、図1を参照しながら説明する。本実施形態に係る情報処理システムは、HMD(Head Mounted Display)10及び情報処理装置20を有する。本実施形態に係る情報処理システムでは、情報処理装置20により実行される所定のゲームの画像がHMD10に表示される。ユーザUは、情報処理装置20に接続されたHMD10を装着して、HMD10に表示されている画面を見ながら、コントローラ15などを操作してゲームプレイする。ユーザUは、コントローラ15を用いて、ゲームの開始や終了、項目の選択、ゲーム実行時における操作を行う。
ユーザUがHMD10を装着すると、例えば、図1に示すようなHMD10に表示される映像のみがユーザUの視界に入るため、映像世界への没入感が高まり、ゲームのエンタテインメント性を一層高めることができる。
HMD10には、位置センサ11、姿勢センサ12及び加速度センサ13が内蔵または外付けされている。位置センサ11は、GPS(Global Positioning System)等を利用してユーザUの位置情報を計測する。姿勢センサ12及び加速度センサ13は、HMD10を装着したユーザUの首の向きや傾き、頭部の向きや傾きといった姿勢情報を計測する。
HMD10は、搭載されたカメラ14によりユーザUの視線を検出する。本実施形態に係る情報処理システムでは、上記センサ群により検出したセンサ値によってコントローラ15を操作せずにゲームプレイすることもできる。この場合、情報処理システムにコントローラ15を設けなくてもよい。
HMD10は、無線通信またはUSBなどの周辺機器を接続するインタフェースで情報処理装置20に接続される。情報処理装置20は、例えばインターネットやLAN(Local Area Network)等のネットワーク30を介してサーバ40に接続されてもよい。その場合、サーバ40は、複数のユーザUがネットワーク30を介して参加できるゲームなどのオンラインアプリケーションを情報処理装置20に提供してもよい。
HMD10は、装着型の表示装置の一例である。装着型の表示装置の他の例としては、例えばFMD(Face Mounted Display)のように、眼鏡やゴーグル、ヘルメット型の、ユーザの頭部や顔部に装着可能な表示装置が挙げられる。
情報処理装置20は、ゲームや映画の再生等の所定の処理を実行し、装着型の表示装置にて実行中の処理に関する画像の表示を制御する。情報処理装置20は、ゲーム機器に限らず、例えば、PC(Personal Computer)、スマートフォン、ビデオカメラ、デジタルカメラ、PDA(Personal Digital Assistants)、携帯電話、携帯用音楽再生装置、携帯用映像処理装置等であってもよい。また、所定の処理は、ゲームや映画の再生に限られず、画像を表示するいずれの処理であってもよい。
また、本実施形態にかかる情報処理システムでは、HMD10と情報処理装置20とが別体として構成されているが、これに限定されない。本実施形態に係る情報処理装置20は、HMD10と一体となっていてもよい。この場合、情報処理装置20は、進行中のゲームの画像等を表示するHMD10として構成される。
[情報処理装置のハードウェア構成]
次に、本実施形態に係る情報処理装置20のハードウェア構成の一例について、図2を参照しながら説明する。情報処理装置20は、入力装置31と、出力装置32と、ドライブ装置33と、補助記憶装置34と、主記憶装置35と、CPU(Central Processing Unit)36と、通信制御装置37とを有する。各部は、システムバスBで相互に接続されている。
入力装置31は、キーボード、マウス等の操作デバイスを有し、操作デバイスのユーザUによる操作に従い、ゲームの実行指示、設定画面の立上げ指示、その他の各種の入力を受け付ける。入力装置31は、コントローラ15を有してもよい。
出力装置32は、ディスプレイを有し、ゲーム進行に応じた画像や設定画面を表示する。HMD10は、出力装置32の一例である。
補助記憶装置34は、例えばHDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)等により実現される。補助記憶装置34は、プログラムやデータを格納する。格納されるプログラムやデータには、情報処理装置20の全体を制御するためのプログラムや所定のアプリケーションを実行するためのプログラムがある。
主記憶装置35は、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)により構成されてもよい。CPU36は、補助記憶装置34から、プログラムやデータを主記憶装置35に読み出し、ゲームを実行することで、ゲームの進行を制御したり、情報処理装置20に搭載されたその他の機能を実現する。
通信制御装置37は、HMD10との無線通信や、ネットワーク30を介したサーバ40や他の外部装置との通信を行う。
情報処理装置20は、ドライブ装置33を介して記録媒体38の読み取り及び書き込みを行うことができる。記録媒体38には、CD(Compact Disk)、及びDVD(Digital Versatile Disk)、ならびに、SDメモリカード(SD Memory card)やUSBメモリ(Universal Serial Bus memory)等がある。
[情報処理装置の機能構成]
次に、本実施形態に係る情報処理装置20の機能構成の一例について、図3を参照しながら説明する。情報処理装置20は、通信部21、記憶部22、情報取得部23、表示制御部24、画面切替部25及び制御部26を有する。
通信部21は、ネットワーク30を介して接続される外部装置とデータを送受信する。例えば、通信部21は、外部装置からゲームプログラムをダウンロードしたり、設定画面を表示するための設定画面表示プログラムを実行する際に使用する各種データを送受信する。
記憶部22は、設定画面情報DB(Data Base)27を記憶する。また、記憶部22は、設定画面表示プログラム28及びその他のプログラムを記憶する。
情報取得部23は、HMD10にて実行中のゲーム処理に関する画像を表示中に、視線情報を含むユーザUの動作情報の組を取得する。情報取得部23は、HMD10に搭載されたカメラ14により撮像された画像に基づき、ユーザUの視線情報を取得する。また、情報取得部23は、HMD10に搭載された位置センサ11が検出したセンサ値から、ユーザUの位置情報を取得してもよい。また、情報取得部23は、HMD10に搭載された姿勢センサ12や加速度センサ13が検出したセンサ値から、ユーザUの首の向きや傾き、頭部の向きや傾きといったユーザUの姿勢情報を取得してもよい。
情報取得部23が取得するユーザの動作情報は、実行中の処理を制御する動作とは異なる動作に関する情報であり、一例としてユーザUの視線情報、ユーザUの姿勢情報、ユーザUの位置情報が挙げられる。
情報取得部23は、HMD10に搭載されたカメラ14により撮像された画像に基づき、ユーザUのジェスチャ情報を取得してもよい。また、情報取得部23は、マイクロフォン等の音声入力装置を使用して、ユーザUの音声情報を取得してもよい。情報取得部23は、コントローラ15の特定の操作を、ユーザUの特定の動作として取得してもよい。ジェスチャ情報、音声情報、コントローラからの指示情報はいずれも、情報取得部23が取得する実行中のゲーム処理を制御する動作とは異なる動作に関するユーザの動作情報の一例である。
ユーザの動作情報の組に含まれる視線情報は、実行中のゲーム処理を視認する視線とは異なる方向に向けられる視線に関する情報である。視線情報を含むユーザの動作情報の組は、ユーザの複数の視線情報の組、ユーザの視線情報と姿勢情報との組、ユーザの視線情報とジェスチャ情報との組、ユーザの視線情報と音声情報との組、及びユーザの視線情報とコントローラ15からの指示情報との組のいずれかの組である。
図4は、設定画面情報DB27に記憶されるのデータ項目の一例を示す。設定画面情報DB27は、ユーザの動作情報の組271及び設定画面情報272の各データ項目を有する。動作情報の組271は、第1動作情報271a及び第2動作情報271bの組を記憶する。ただし、動作情報の組271は、2つの動作情報の組み合わせに限らず、3つ以上の動作情報の組み合わせであってもよい。本実施形態では、2つの動作情報の組を例に挙げて説明を続ける。
設定画面情報272は、動作情報の組271のそれぞれに応じて表示する設定画面を定める。例えば、第1動作情報271aの「腕のオブジェクトM2に視線が向けられた動作」と、第2動作情報271bの「設定項目Aに視線が向けられた動作」との組のユーザ動作が発生したとき、設定画面情報272に示す「メニュー選択画面1」の設定画面が選択される。選択された設定画面は、HMD10に表示される。
制御部26は、情報処理装置20の全体を制御する。例えば、制御部26は、ゲーム処理の実行の開始や終了を制御したり、ユーザ毎にログイン認証時の処理を行い、認証成功時にユーザに対応するゲームの実行や表示制御処理を行う。制御部26は、設定画面の表示から所定の設定処理を実行する間、実行中のゲーム処理を一時停止するように制御する。
また、制御部26は、視線情報を含むユーザの動作情報の組に関連付けられた設定画面を記憶した設定画面情報DB27を参照して、取得した前記動作情報の組に応じた設定画面を前記表示装置に表示させる。表示制御部24は、制御部26が選択した選択画面をHMD10に表示する。
画面切替部25は、ゲームの所定の場面の画像を表示する画面と、設定画面とを切り替えて表示する。画面切替部25は、一時停止した実行中のゲームに関する画像を表示する画面に設定画面をオーバーラップさせて表示させてもよい。つまり、画面の切り替えには、ゲームの画面と設定画面とを完全に切り替える場合と、ゲームの画面に設定画面を重畳させる場合とが含まれる。
なお、図3は機能に着目したブロック図を描いており、これらの機能ブロックで示した各部は、ハードウエアのみ、ソフトウエアのみ、またはハードウエアとソフトウエアとの組合せによって実現することができる。
かかる構成により、本実施形態に係る情報処理装置20では、CPU36が、主記憶装置35又は補助記憶装置34に格納された設定画面表示プログラム及び各種データを用いて設定画面表示処理を実行する。なお、設定画面情報DB27に記憶された情報は、主記憶装置35、補助記憶装置34又はネットワーク30を介して情報処理装置20に接続されるサーバ40、その他のクラウド上のサーバ等に格納され得る。
[設定画面表示処理]
次に、本実施形態に係る設定画面表示処理について図5を参照して説明する。本処理は、例えばユーザUが、コントローラ15を操作してゲームの開始を指示したとき、情報処理装置20が、その指示情報を入力することにより開始される。
本処理が開始されると、ステップS1において、情報取得部23は、ゲームの実行指示を受け付ける。次に、ステップS1において、表示制御部24は、ゲームの進行に応じた画像をHMD10に表示させる。
次に、ステップS3において、制御部26は、特定の第1視線動作を検出したかを判定する。制御部26は、情報取得部23が取得するユーザの動作情報のうち、第1視線動作を含む特定の視線動作は、実行中のゲーム処理を視認する視線とは異なる方向に向けられる視線である。特定の視線動作の一例として、本実施形態では、HMD10に表示されている特定のオブジェクトに向けられるユーザUの視線を例に挙げて説明する。特定のオブジェクトの一例としては、図6(a)に示すVR(Virtual Reality)コンテンツであるユーザUの腕のオブジェクトM2が挙げられる。ユーザUの腕のオブジェクトM2は、出力装置32のディスプレイの下側に常時表示されている。ただし、特定のオブジェクトはこれに限らず、例えば、図6(a)の右下に表示したメニューボックスM1であってもよい。メニューボックスM1は、総合的な設定画面に遷移可能なボックスとして機能させ、ユーザUの腕のオブジェクトM2は、個別的な設定画面に遷移可能なボックスとして機能させてもよい。メニューボックスM1は、表示されてもよいし、表示されていなくてもよい。メニューボックスM1が画面上に表示されていない場合、ヘルプ操作により、メニューボックスM1の画面上の位置が示されるようにしてもよい。例えば、図6(a)に示すように、ユーザUの視線の位置を視線ポインタPで表すと、視線ポインタPが現在の位置からユーザUの腕のオブジェクトM2に遷移し、所定時間(例えば5秒間)オブジェクトM2に視線を注視したとき(1−1)、制御部26は、特定の第1視線動作を検出したと判定する。
図5に戻り、ステップS3において、制御部26が特定の第1視線動作を検出しないと判定した場合、ステップS2に戻り、進行中のゲームが継続され、特定の第1視線動作を検出するまで、ゲームを進行させながら、ステップS2、S3の処理が繰り返される。
他方、ステップS3において、制御部26が特定の第1視線動作を検出したと判定した場合、ステップS4に進み、制御部26は、ゲーム進行中の画面表示を一時停止するように制御する。表示制御部24は、一時停止させた画像をHMD10に表示する。
次に、ステップS5において、制御部26は、視線ポインタPの位置に特定のメニューをポップアップ表示させる。これに応じて、図6(b)に示すように、設定項目A〜Dが視線ポインタPから放射状に配置された特定のメニューがポップアップ表示される。
図5に戻り、ステップS6において、制御部26は、特定の第2視線動作を検出したかを判定する。制御部26は、特定の第2視線動作を検出しないと判定した場合、ステップS7において、所定の時間が経過したかを判定し、所定の時間が経過するまでステップS6の処理を繰り返す。ステップS6において、特定の第2視線動作を検出せずにステップS7の所定時間が経過した場合、ステップS2に戻り、制御部26は、一時停止したゲームを進行させ、ステップS2以降の処理を繰り返す。
ステップS6において、制御部26は、特定の第2視線動作を検出したと判定した場合、ステップS8に進み、画面切替部25は、表示画面をメニュー選択画面に切り替える。例えば、図6(b)では、ユーザUが視線を視線ポインタPから上方に向け、その状態で視線を所定時間注視させる(1−2)。これにより、制御部26は、特定の第2視線動作を検出したと判定する。
制御部26は、図4の設定画面情報DB27に基づき、第1視線動作及び第2視線動作の組を検索する。制御部26は、動作情報の組271から、図6(a)の腕のオブジェクトM2に視線を向ける第1視線動作と、図6(b)のポップアップメニューの設定項目Aに視線を向ける第2視線動作との組を検出する。制御部26は、腕のオブジェクトM2に視線を向ける第1視線動作と、設定項目Aに視線を向ける第2視線動作との組に応じて、設定画面情報272の「メニュー選択画面1」の設定画面を選択する。表示制御部24は、選択された「メニュー選択画面1」に切り替えて表示する。これにより、HMD10には、「メニュー選択画面1」が切替表示される。図6(c)は、切り替えて表示される設定画面の一例を示す。
図5に戻り、ステップS9において、制御部26は、更に特定の視線動作を検出したかを判定する。制御部26が特定の視線動作を検出しないと判定した場合、ステップS10において、制御部26は、所定の時間が経過したかを判定し、所定の時間が経過するまで、ステップS9の処理を繰り返す。ステップS9において、特定の視線動作を検出せずにステップS10の所定時間が経過した場合、ステップS2に戻り、制御部26は、そのままゲームを進行させ、ステップS2以降の処理を繰り返す。
ステップS9において、制御部26は、特定の視線動作を検出したと判定した場合、ステップS11に進み、画面切替部25は、検出した視線動作により選択されたメニューの動作を実行し、その後、ステップS2に戻り、進行中のゲームを再開する。
例えば、図6(c)では、ユーザUの視線が、視線ポインタPから紙面の左側の領域の「〇〇する」の選択肢に向けられ、その状態で所定時間注視させる視線動作が行われる(1−3)。これにより、制御部26は、「〇〇しますか?」の設定項目に対して「〇〇する」の選択肢が選択されたと判定し、〇〇の動作を実行する。〇〇の動作には、実行中のゲームに関連する装備品の取得動作等が考えられる。「取得する」の選択肢が選択された場合、制御部26は、ゲームにおける装備品AをユーザUに与える動作を実行する。
以上に説明したように、本実施形態に係る情報処理システムによれば、特定のオブジェクトに予め指定し、特定のオブジェクトに対するユーザの動作情報の組を検出することで、特定のメニュー等の設定画面を表示することができる。この場合、特定のオブジェクトは、VRコンテンツであってもよい。
本実施形態に係る情報処理システムによれば、ゲームの進行中、ユーザの視線を含む動作に基づき、ユーザが視線をどこへ向けてどこを注視するかに応じて、注視した領域に設定された項目への変更をその都度行える。また、設定中、ゲーム進行は一時停止するが、設定後直ちにゲームを進行させることができる。このため、本実施形態に係る情報処理システムによれば、ゲームの進行中に、ゲームの進行を妨げることなく、所望の設定画面を表示することができる。なお、ユーザの視線情報の組が同じであっても、どのゲームの画面が表示されているかによって注視した領域に設定された項目(選択肢)を変更してもよい。
(ユーザの動作の組)
なお、ユーザの動作情報の組は、図5に示すユーザの視線動作の組に限らない。ユーザの動作情報の組は、視線情報とユーザの姿勢情報との組であってもよく、視線情報とユーザのジェスチャ情報との組であってもよい。また、ユーザの動作情報の組は、視線情報とユーザの音声情報との組であってもよく、視線情報とコントローラ15からの指示情報との組であってもよい。ユーザの動作情報の組のうちの何れかは視線情報であり、視線情報の検出は、図5のステップS3であってもよく、ステップS6であってもよい。視線情報の検出をしない方のステップSにおいて、視線情報と組になっているユーザの動作情報が検出される。
姿勢情報の一例である「首の動き」と視線の動きとの組が検出された場合、又は、複数の視線の動きの組が検出された場合について、図7の例を挙げて説明する。ユーザUは、図7(a)に示すように、一度、空方向(上方)まで視線(又は首)を上げ(2−1)、その後、図7(b)に示す地面の右下に視線を落とす又は右下に表示したメニューボックスM1に視線を落とす(2−2)。以上のユーザの視線動作を含む動作の組が検出されると、HMD10に表示される画面は、図7(c)に示すゲーム終了かを確認可能な設定画面へ遷移する。ユーザUが、視線を「終了する」又は「終了しない」の領域へ向け、所定時間だけ注視することで(2−3)、ゲーム終了か否かを選択することができる。特に、ユーザの動作の組に、図7に示すような進行中のゲームに関連付けた意味付け(諦めて空を見上げ、落胆する視線動作の組)を与えると、ユーザの動作の組とゲームの進行状態とを連動させた設定画面の設定が可能となり、ユーザの動作をより容易にすることができる。
ユーザの動作情報の組は、ジェスチャと視線とを組み合わせたユーザ動作や、音声と視線とを組み合わせたユーザ動作であってもよい。例えば、情報処理装置20は、音声認識機能を使用して「設定」等の特定のキーワードをユーザUが言ったことを検知し、さらに特定の視線動作があった場合、その組に対応する設定画面を表示するようにしてもよい。この場合、音声認識の精度は、雑音等とキーワードとを区別できる程度であればよく、高く設定する必要はない。
また、コントローラ15の操作と視線とを組み合わせたユーザ動作が検出された場合、所定の設定画面を表示してもよい。例えば、手元にあるが、普段使わないコントローラ15のボタンの押下と視線動作との組を検出した場合、所定の設定画面を立ち上げるようにしてもよい。
なお、ゲームが進行中の場面を表示した画面から設定画面に切り替えてメニューを表示させた後、コントローラ15を用いて設定画面から必要な設定項目の選択をするのでは、簡易なメニューアクセスが実現されない。よって、設定画面を立ち上げた後の設定画面から必要な設定項目の選択をするユーザ動作は、コントローラ15を用いることなく、視線動作を用いて設定を完了させることが好ましい。
以上、本実施形態に係る情報処理装置20によれば、ゲームの進行中に、簡易的な設定を視線を含む複数のユーザ動作により行う。これにより、HMD10にて実行中のゲーム処理を妨げずに所望の設定画面を表示することができる。
以上、情報処理装置、設定画面表示方法及び設定画面表示プログラムを上記実施形態により説明したが、本発明にかかる情報処理装置、設定画面表示方法及び設定画面表示プログラムは上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で種々の変形及び改良が可能である。また、上記実施形態及び変形例が複数存在する場合、矛盾しない範囲で組み合わせることができる。
例えば、選択された設定画面の表示の具体例としては、図6(b)のゲーム実行中の画面から図6(c)に示す設定画面に切り替える場合に限らない。例えば、現状のゲームの進行に直結する事項に対する設定画面を表示する場合のように、画面を切り替える必要のない場合、設定項目A〜Dを表示するだけでもよい。この場合、図6(b)の視線ポインタPから設定項目A〜Dのいずれかの方向に視線を動かし、設定項目に設定された動作を実行することができる。この場合、図5のステップS6で「Yes」と判定された場合、ステップS11を実行することになる。
また、ゲーム終了等の設定の場合、図7(b)の画面から図7(c)の画面に切り替えずに、図8(b)に示すように、ゲーム進行中の画面に半透明の表示等によって、選択された設定画面をオーバーラップして表示させてもよい。その場合にも、全画面を選択肢の数で割った領域を注視させることで(3−2)、その領域の選択肢(図8(b)では、「次のステージへ進む」)を選択させることができる。これにより、画面を設定画面に切り替えることなく、ユーザUが望む設定をスムーズに行い、ゲームを再開することができる。全画面を選択肢の数で割った領域は、2つに限らず、3以上のいずれの数であってもよい。
また、設定画面情報DB27に記憶されるユーザの動作情報の組271に対する設定画面情報272の設定は、ユーザUが、事前に、設定画面情報272に設定した領域に、特定の機能を割り振ることにより行うことができる。ただし、ユーザUは、設定画面情報DB27に設定する情報を変更できないとすることも可能である。
10 HMD
11 位置センサ
12 姿勢センサ
13 加速度センサ
14 カメラ
15 コントローラ
20 情報処理装置
21 通信部
22 記憶部
23 情報取得部
24 表示制御部
25 画面切替部
26 制御部
27 設定画面情報DB
28 設定画面表示プログラム
30 ネットワーク
40 サーバ
31 入力装置
32 出力装置
33 ドライブ装置
34 補助記憶装置
35 主記憶装置
36 CPU
37 通信制御装置
38 記録媒体
U ユーザ

Claims (7)

  1. 装着型の表示装置にて実行中の処理に関する画像を表示中に、視線情報を含むユーザの動作情報の組を取得する情報取得部と、
    視線情報を含むユーザの動作情報の組に関連付けられた設定画面を記憶した記憶部を参照して、取得した前記動作情報の組に応じた設定画面を前記表示装置に表示させる制御部と、を有し、
    前記視線情報を含むユーザの動作情報の組は、ユーザの複数の視線情報の組であり、
    前記制御部は、画面上に表示された特定のオブジェクトに予め指定し、前記特定のオブジェクトに対する前記ユーザの動作情報の組を検出することで、取得した前記動作情報の組に応じた設定画面を前記表示装置に表示させ、
    前記特定のオブジェクトは、前記ユーザの身体の一部の表示を含む、情報処理装置。
  2. 前記制御部は、前記設定画面の表示から所定の設定処理を実行する間、前記実行中の処理を一時停止する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記ユーザの動作情報は、前記実行中の処理を制御する動作とは異なる動作に関する情報である、
    請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記ユーザの動作情報の組に含まれる視線情報は、前記実行中の処理を視認する視線とは異なる方向に向けられる視線に関する情報である、
    請求項に記載の情報処理装置。
  5. 前記制御部は、前記実行中の処理に関する画像を表示する画面にオーバーラップさせて設定画面を表示させる、
    請求項1〜のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  6. 装着型の表示装置にて実行中の処理に関する画像を表示中に、視線情報を含むユーザの動作情報の組を取得し、
    視線情報を含むユーザの動作情報の組に関連付けられた設定画面を記憶した記憶部を参照して、取得した前記動作情報の組に応じた設定画面を前記表示装置に表示させる処理をコンピュータが実行し、
    前記視線情報を含むユーザの動作情報の組は、ユーザの複数の視線情報の組であり、
    画面上に表示された特定のオブジェクトに予め指定し、前記特定のオブジェクトに対する前記ユーザの動作情報の組を検出することで、取得した前記動作情報の組に応じた設定画面を前記表示装置に表示させる処理を含み、
    前記特定のオブジェクトは、前記ユーザの身体の一部の表示を含む、画面表示方法。
  7. 装着型の表示装置にて実行中の処理に関する画像を表示中に、視線情報を含むユーザの動作情報の組を取得し、
    視線情報を含むユーザの動作情報の組に関連付けられた設定画面を記憶した記憶部を参照して、取得した前記動作情報の組に応じた設定画面を前記表示装置に表示させる処理をコンピュータが実行し、
    前記視線情報を含むユーザの動作情報の組は、ユーザの複数の視線情報の組であり、
    画面上に表示された特定のオブジェクトに予め指定し、前記特定のオブジェクトに対する前記ユーザの動作情報の組を検出することで、取得した前記動作情報の組に応じた設定画面を前記表示装置に表示させる処理を含み、
    前記特定のオブジェクトは、前記ユーザの身体の一部の表示を含む、設定画面表示プログラム。
JP2016013696A 2016-01-27 2016-01-27 情報処理装置、設定画面表示方法及び設定画面表示プログラム Active JP6712865B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016013696A JP6712865B2 (ja) 2016-01-27 2016-01-27 情報処理装置、設定画面表示方法及び設定画面表示プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016013696A JP6712865B2 (ja) 2016-01-27 2016-01-27 情報処理装置、設定画面表示方法及び設定画面表示プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017134601A JP2017134601A (ja) 2017-08-03
JP6712865B2 true JP6712865B2 (ja) 2020-06-24

Family

ID=59503578

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016013696A Active JP6712865B2 (ja) 2016-01-27 2016-01-27 情報処理装置、設定画面表示方法及び設定画面表示プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6712865B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11351453B2 (en) 2017-09-12 2022-06-07 Sony Interactive Entertainment LLC Attention-based AI determination of player choices
JP6639563B2 (ja) * 2018-05-31 2020-02-05 株式会社コロプラ 画像表示装置を介して仮想体験をユーザに提供するためのプログラム、コンピュータ及び方法
WO2021166238A1 (ja) * 2020-02-21 2021-08-26 マクセル株式会社 情報表示装置

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004233909A (ja) * 2003-01-31 2004-08-19 Nikon Corp ヘッドマウントディスプレイ
US10013053B2 (en) * 2012-01-04 2018-07-03 Tobii Ab System for gaze interaction
JP5767386B1 (ja) * 2014-12-15 2015-08-19 株式会社コロプラ ヘッドマウントディスプレイシステム、ヘッドマウントディスプレイへ表示するための方法、及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017134601A (ja) 2017-08-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN109792564B (zh) 用于通过在游戏云系统上执行的视频记录访问先前所存储游戏情节的方法和系统
JP6093473B1 (ja) 情報処理方法及び当該情報処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラム
KR101845217B1 (ko) 투명 헤드 마운티드 디스플레이들에 대한 사용자 인터페이스 상호작용
JP6526054B2 (ja) プライベート追跡ヘッドアップディスプレイとしての第2画面の使用
JP6244593B1 (ja) 情報処理方法、装置、および当該情報処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラム
JP6434667B1 (ja) 仮想空間を提供するためのプログラム、システム、及び方法
CN110546601B (zh) 信息处理装置、信息处理方法和程序
JP6547741B2 (ja) 情報処理システムおよび情報処理方法
US20190025586A1 (en) Information processing method, information processing program, information processing system, and information processing apparatus
JP2021002288A (ja) 画像処理装置、コンテンツ処理システム、および画像処理方法
JP7249975B2 (ja) 位置に基づくゲームプレイコンパニオンアプリケーションへユーザの注目を向ける方法及びシステム
CN109154862B (zh) 用于处理虚拟现实内容的装置、方法和计算机可读介质
JP2019530064A (ja) 仮想現実におけるロケーショングローブ
JP6712865B2 (ja) 情報処理装置、設定画面表示方法及び設定画面表示プログラム
JP6322659B2 (ja) 情報処理プログラム及び情報処理装置
JPWO2018074045A1 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
US20180059788A1 (en) Method for providing virtual reality, program for executing the method on computer, and information processing apparatus
JP2018124981A (ja) 情報処理方法、装置、および当該情報処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラム
JP7040521B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
JP2021184272A (ja) 情報処理方法、プログラム及びコンピュータ
KR102324624B1 (ko) 미디어 컨텐츠 미리보기들을 제시하기 위한 방법들, 시스템들 및 매체들
JP6022214B2 (ja) プログラム、情報処理方法、情報処理装置及び表示システム
JP6403843B1 (ja) 情報処理方法、情報処理プログラム及び情報処理装置
US20240053832A1 (en) Information processing apparatus, information processing method, and non-transitory computer readable medium
US20230381645A1 (en) Methods and systems to activate selective navigation or magnification of screen content

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20181002

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190510

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190604

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190723

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200107

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200213

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200526

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200602

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6712865

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250