JP6712700B2 - 共済の運用するための方法、プログラム及びシステム - Google Patents
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Description
上記課題を解決するための本発明の第1基本態様の例は、共済をネットワークを介して実施するための方法である。この方法は、コンピュータが、第1ウェブページを提示するステップを含み、第1ウェブページは、共済企画の内容を入力するためのUIコンポーネントと、入力された内容を前記コンピュータに送信するためのUIコンポーネントとを含むものである。また、この方法は、コンピュータが、共済企画の内容を受信したときに、受信した内容をメモリに格納し、当該共済企画についての第2ウェブページの提示を開始するステップを含み、第2ウェブページは、共済企画の内容を示すUIコンポーネントと、当該共済企画の採用をコンピュータに通知するためのUIコンポーネントとを含むものである。更に、この方法は、コンピュータが、共済企画の採用の通知を受けた後、当該共済企画の加入者募集を開始すべきと判定したときに、当該共済企画の共済管理ステータスを第1ステータスに変更し、当該共済企画についての第3ウェブページへの掲載を開始するステップを含み、第3ウェブページは、加入者募集中である共済企画をそれぞれ示す1以上のUIコンポーネントを含むものである。加入者募集中である共済企画は、共済管理ステータスが第1ステータスである共済企画である。この1以上のUIコンポーネントは、示された共済企画についての第4ウェブページへの直接的又は間接的なリンクとして機能するものでもある。第4ウェブページは、当該共済企画を示し、当該共済企画への共済加入を申し込むためのUIコンポーネントを含むものである。
上記課題を解決するための本発明の第3基本態様の例は、共済をネットワークを介して実施するためのシステムである。このシステムは、第1ウェブページを提示する手段であって、前記第1ウェブページは、共済企画の内容を入力するためのUIコンポーネントと、入力された内容を前記システムに送信するためのUIコンポーネントとを含む、手段と、共済企画の内容を受信し、受信した内容をメモリに格納する手段とを備えている。また、このシステムは、内容が前記メモリに格納された共済企画についての第2ウェブページを提示する手段であって、前記第2ウェブページは、共済企画の内容を示すUIコンポーネントと、当該共済企画の採用を前記システムに通知するためのUIコンポーネントとを含む、手段と、共済企画の採用の通知を受ける手段と、加入者募集を開始すべきと判定された共済企画の共済管理ステータスを第1ステータスに変更する手段とを備えている。更に、このシステムは、第3ウェブページを提示する手段であって、前記第3ウェブページは、加入者募集中である共済企画をそれぞれ示す1以上のUIコンポーネントであって、加入者募集中である共済企画は、共済管理ステータスが第1ステータスである共済企画であり、示された共済企画についての第4ウェブページへの直接的又は間接的なリンクとして機能するUIコンポーネントを含む、手段と、前記第4ウェブページを提示する手段であって、前記第4ウェブページは、共済企画を示し、当該共済企画への共済加入を申し込むためのUIコンポーネントを含む、手段とを備えている。
本発明の実施の第1態様の例は、共済の運用を実施するための、コンピュータが実行する方法(以下、「共済運用方法」という。)である。この共済運用方法は、インターネット上で共済企画をユーザから募集し、募集した共済企画についての被保険者即ち加入者を募集し、当該共済企画に従う共済を実施するというサービスに好適なものである。以下、このようなサービスに関連して、共済運用方法について説明する。
図1は、本発明の一例に係るコンピュータ・システムの構成例を表している。
110及び120は、サービスのユーザが使用するコンピュータであるクライアントを示している。図1において、クライアントの数は2であるが、実際には3以上のクライアントが存在しうる。以下の説明では、例示として、1件の共済企画が投稿されるものとしており、その共済企画ユーザが使用するクライアントが110、共済企画ユーザでないユーザが使用するクライアントが120であるものとしている。
ここで、「ウェブページを提示する」とは、例えば、当該ウェブページが記述されたデータを配信することである。サーバ130は、ウェブページを要求されたときに、節1−6にて述べる各種DBその他の記憶手段から必要な情報を取得して、当該ウェブページが記述されたデータを動的に生成することができる。
なお、サーバ130及び管理端末140は、サービス事業者が設置するものである。また、サーバ130は、物理的に複数のコンピュータから構成されている場合があり、管理端末140は複数ある場合があり、サーバ130と管理端末140とは物理的に同一のコンピュータである場合もある。
コンピュータ・システムにおいて、クライアントはサーバ130にウェブページを要求し、要求に応答してサーバ130はウェブページを提示する。以下、要求に応じてサーバ130がクライアントに提示するウェブページの例について説明する。
ユーザがサービスを利用するためには、ユーザはサービスにログインする必要がある。ログインの手法は任意であるが、例えば、ユーザIDとパスワードとを用いた手法であることができる。ユーザIDは、ユーザのメールアドレスであってもよい。
ユーザID及び電子メールアドレスの一方又は双方、
パスワード、
ニックネーム、
氏名、
住所、
電話番号、
支払情報(クレジットカード情報、金融機関の口座情報等)
等の情報を要求し、ユーザはこれら情報を提供しているものとする。なお、ユーザ登録時に要求される情報は、これらに限定されるわけではないし、これらの一部は要求されない場合もある。また、サービス事業者は、ユーザ登録時ではなく、ユーザ登録の後の任意のタイミングで、上に例示した情報の一部その他の情報を要求することができる。なお、ユーザ登録がウェブページを介して行われる場合には、当該ウェブページには、要求する情報を入力するためのUIコンポーネントが含まれているであろう。また、要求し提供された情報の少なくとも一部は、サーバ130に記憶することができる。
211は、ユーザID及びパスワードを入力するためのUIコンポーネントである。212は、サービスへのログインを実行するためのUIコンポーネントである。
ここで、「UIコンポーネントを選択する」とは、例えば、
マウスカーソルを当該UIコンポーネントに合わせてクリックすること(コンピュータがマウスやトラックパッド等を備えている場合)、
当該UIコンポーネントにフォーカスを合わせてリターンキーを押下すること(コンピュータがキーボードを備えている場合)、
当該UIコンポ―ネントをタップすること(コンピュータがタッチパネルを備えている場合)
である。
図2Bは、ユーザが共済企画を投稿するためのウェブページ(以下、「共済企画投稿ページ」という。)の例を表している。なお、図中縦向きの「…」は省略を表している。この点については、図2C〜3Cについても同様である。
共済名(ユーザが考えた共済の名前)、
共済制度概要(アピールポイント)、
共済金の名称、
共済金の支払事由、
共済金の支払額、
免責事由、
共済期間、
1ヶ月あたりの事故予想件数、予想加入者数及び安全率、
共済の加入資格、
共済開始予定日、
最低加入人数、
加入者募集期間、
共済のPR画像
を含むが、これらに限定されるわけではないし、これらの一部は含まれない場合もある。また、共済企画において共済掛金が定められるが、その額は、共済金の支払額と、1ヶ月あたりの事故発生率と、共済期間(月単位)と、手数料(サービス事業者が予め定めることができる)とから計算することができ、1ヶ月あたりの事故発生率は、上に例示した1ヶ月あたりの事故予想件数、予想加入者数及び安全率から計算することができる。従って、1ヶ月あたりの事故予想件数、予想加入者数及び安全率に代えて、1ヶ月あたりの事故発生率又は共済掛金の額そのものが入力されるようにしてもよい。
図2Cは、ユーザが共済企画への共済加入申込をするためのウェブページ(以下、「共済加入申込ページ」という。)の例を表している。
UIコンポーネント241の一部は、その内容を入力可能なようになっている。入力すべき内容は、例えば、
被共済者が共済企画申込をするユーザ(契約者)と同じか否か、
共済金受取人が被共済者と同じか否か、
被共済者及び共済金受取人の郵便番号、
被共済者及び共済金受取人の住所、
被共済者及び共済金受取人の名前(漢字)、
被共済者及び共済金受取人の名前(フリガナ)、
被共済者及び共済金受取人のメールアドレス、
被共済者及び共済金受取人の電話番号、
被共済者の性別、
被共済者の生年月日
を含むが、これらに限定されるわけではないし、これらの一部は含まれない場合もある。特に、被共済者が共済企画申込をするユーザ(契約者)と同じであるならば、被共済者の郵便番号から生年月日は入力しなくてよい場合がある。また、共済金受取人が被共済者と同じであるならば、共済金受取人の郵便番号から電話番号は入力しなくてよい場合がある。また、UIコンポーネント241において、共済加入申込をする共済企画を予め示さずに、当該共済企画を特定する情報、例えば共済IDを入力可能にしてもよい。
1−2−4 事故連絡ページ
図2Dは、共済企画に従う共済に係る事故をユーザがサービス事業者に連絡するためのウェブページ(以下、「事故連絡ページ」という。)の例を表している。
UIコンポーネント251の一部は、その内容を入力可能なようになっている。入力すべき内容は、例えば、
事故が発生した日付
事故が発生した時間
事故発生時の場所
事故時の状況
を含むが、これらに限定されるわけではないし、これらの一部は含まれない場合もある。特に、UIコンポーネント251において、事故に関係する共済企画及びその共済IDを予め示さずに、当該共済企画を特定する情報、例えば共済IDを入力可能にしてもよい。
1−2−5 共済企画修正ページ
サーバ130は、ユーザが、投稿した共済企画の内容を修正するためのウェブページ(以下、「共済企画修正ページ」という。図示せず。)を提示することができる。
サーバ130は、ユーザが、共済企画投稿を取り消すためのウェブページ(以下、「企画取消申請ページ」という。図示せず。)を提示することができる。
サーバ130は、ユーザが、共済加入申込を取り消すためのウェブページ(以下、「加入取消申請ページ」という。図示せず。)を提示することができる。
サーバ130は、ユーザが、開始された共済の解約をするためのウェブページ(以下、「共済解約申請ページ」という。図示せず。)を提示することができる。
サーバ130は、ユーザが、共済加入申込(契約)の内容を変更するためのウェブページ(以下、「契約情報変更ページ」という。図示せず。)を提示することができる。
サーバ130は、後述する共済企画についての積立金の現在額を示すウェブページ(図示せず。)を提示することができる。サーバ130は、当該額を、後述する共済DBを検索することにより取得することができる。
図2Eは、サービスのユーザから投稿された共済企画を紹介するためのウェブページ(以下、「共済企画紹介ページ」という。)の例を示している。
図2Fは、サービスのユーザ固有のマイページの例を示している。
271〜274は、共済企画をそれぞれ示すUIコンポーネントを示している。これら共済企画は、お気に入りの共済企画、自分が共済企画ユーザである共済企画、加入申込をしたがまだ共済として実施される前の共済企画、加入申込をして共済として実施されている共済企画のうちの1以上を含むことができる。
コンピュータ・システムにおいて、管理端末140もサーバ130にウェブページを要求し、要求に応答してサーバ130はウェブページを提示する。以下、要求に応答してサーバ130が管理端末140に提示するウェブページの例について説明する。
サービス事業者がサービスを管理するために、サービス事業者も管理者としてサービスにログインするようにコンピュータ・システムを構成することができる。管理者としてのログインについての動作は、ユーザのログインと同様であるため、そのログインページについては省略する。また、サーバ130は、何らかのウェブページ、例えば、管理者の管理ページ(図示せず)を提示することができる。
図3Aは、ユーザが投稿した1件の共済企画の内容を確認・修正(追加を含む。以下同じ。)し、共済企画を管理するためのウェブページ(以下、「共済内容編集ページ」という。)の例を表している。
作成中、
審査着手待ち、
審査中(企画ユーザ編集不可)、
審査中(企画ユーザ編集可)、
不採用、
企画ユーザの確認待ち、
加入者募集中、
成立済み、
未成立、
共済有効期間中、
共済金支払終了、
共済期間終了、
残金清算完了、
キャンセル
を含むが、これらに限定されるわけではないし、これらの一部は含まれない場合もある。
313は、共済企画の内容の確認・修正を終えるためのUIコンポーネントを示している。管理者からのUIコンポ―ネント313の選択を受けると、管理端末140は、少なくとも設定すべき共済管理ステータス及び修正された可能性のある共済企画の内容をサーバ130に送信する。
図3Bは、ユーザからの1件の共済加入申込即ち契約の内容を確認・修正し、契約を管理するためのウェブページ(以下、「契約内容編集ページ」という。)の例を表している。
共済申込済み、
カード認証不可、
(決済会社)承認済み、
共済申込キャンセル、
掛金収納済み、
共済申込承認、
共済申込拒否、
決済不可、
解約申請中、
解約済み、
解約返戻金支払済み、
清算金支払済み
を含むが、これらに限定されるわけではないし、これらの一部は含まれない場合もある。
323は、契約の内容の確認・修正を終えるためのUIコンポーネントを示している。管理者からのUIコンポ―ネント323の選択を受けると、管理端末140は、少なくとも設定すべき契約管理ステータス及び修正された可能性のある契約の内容をサーバ130に送信する。
図3Cは、ユーザからの1件の事故連絡の内容を確認・修正し、事故連絡を管理するためのウェブページ(以下、「事故受付編集ページ」という。)を表している。
未確認、
調査中、
支払拒否、
支払済み
を含むが、これらに限定されるわけではないし、これらの一部は含まれない場合もある。
333は、当該事故の内容の確認・修正を終えるためのUIコンポーネントを示している。管理者からのUIコンポ―ネント333の選択を受けると、管理端末140は、設定すべき事故管理ステータス及び修正された可能性のある事故連絡の内容をサーバ130に送信する。
以下、共済運用方法について、共済運用のフェーズに分けて説明する。以下に述べる各ステップを、ハードウェア資源とソフトウェアとの協働によりコンピュータが実行できることは、当業者には明らかであろう。なお、「コンピュータ」について、その一例を節4にて説明しているので、参照されたい。
図4は、ユーザが共済企画を投稿する段階の共済運用方法を含む、例示の共済企画フェーズのシーケンス図である。
採用された共済企画への加入者の一般募集は、共済企画ユーザの本人確認ができた後に行うことが好ましい。また、共済企画には、共済企画ユーザ自身が加入することが好ましい。更に、ユーザの共済企画への加入は、当該ユーザの本人確認ができることを前提とすることができる。従って、共済企画が採用されたときに、共済企画ユーザからの共済加入申込を受けるようにすることができる。
436は、サーバ130が、契約者の本人確認を行うステップを示している。サーバ130は、契約者のクレジットカード情報に基づき、当該クレジットカードが有効であるときに、本人確認ができたと判定することができる。なお、この時点で契約者のクレジットカード情報をサーバ130が利用可能でないときには、任意の手法により、契約者に情報を要求することができる。なお、クレジットカードが有効であるかどうかは、クレジットカード事業者のコンピュータへの通信を介して判定することができる。
図5は、共済企画について加入者を募集する段階の共済運用方法を含む、例示の共済加入者募集フェーズのシーケンス図である。
サーバ130は、共済管理ステータスが所定のステータスとなった共済企画について、共済加入申込ページの提示を開始するように構成することができる。この所定のステータスは、「加入者募集中」を含むことができる。
なお、共済企画に共済加入申込するユーザは複数人存在するから、ステップ538及び540は、複数回実行されうることに留意されたい。
また、サーバ130は、共済企画について、共済企画ユーザの共済加入申込の契約管理ステータスが「共済申込キャンセル」となったときに、当該共済企画の共済管理ステータスを「キャンセル」に変更することができる。
図6は、共済企画を共済として開始する段階の共済運用方法を含む、例示の共済有効期間フェーズのシーケンス図である。
サーバ130は、共済管理ステータスが所定のステータスとなった共済企画について、少なくとも当該共済企画の実際の加入者に対して事故連絡ページの提示を開始することができる。この所定のステータスは、「共済有効期間中」を含むことができる。
記憶する事故連絡の内容は、当該事故連絡をしたユーザを特定する情報、例えばユーザIDと、事故連絡に係る共済企画を特定する情報、例えば共済IDとを含めることができる。また、事故管理ステータスの設定又は変更手法は任意であるが、例えば、設定又は変更される事故管理ステータスの状態を示す任意の情報を事故連絡に関連付けてサーバ130が記憶することにより実現できる。サーバ130が記憶する手法は任意であるが、例えば、後述する事故DBの形式で記憶することができる。
618は、事故連絡についての事故受付編集ページを、管理端末140がサーバ130に要求するステップを示している。このステップは、管理ページ等を参照した管理者が、未確認の事故連絡の存在を認識したとき等、任意のタイミングで発生しうる。
なお、共済金の振り込みについて、支払い事由に該当する所定の数の事故連絡がなされたときに又は特定の期日に、1以上の振り込みをまとめて行ってもよい。その際、積立金の残額が当初の支払額に満たない場合には、残額を等分したものを共済金として振り込んでもよい。1円に満たない端数の取扱については、任意である。
サーバ130は、共済管理ステータスが所定のステータスとなった共済企画について、事故連絡ページの提示を終了するように構成することができる。この所定のステータスは、「共済金支払終了」を含むことができる。従って、共済企画についての共済管理ステータスを「共済金支払終了」に設定するステップは、当該共済企画についての事故連絡ページの提示を終了するステップの一例であるといえる。
図7は、共済として開始した共済企画を終了する段階の共済運用方法を含む、例示の共済終了フェーズのシーケンス図である。
以下、共済運用方法について、共済運用のために用いられるウェブページの観点から説明する。節1−4にて上述したように、以下に述べる各ステップを、ハードウェア資源とソフトウェアとの協働によりコンピュータが実行できることは、当業者には明らかであろう。
図8は、ユーザが共済企画紹介ページを表示しようとしたときのシーケンス図である。
802は、共済企画紹介ページを、クライアントがサーバ130に要求するステップを示している。1−2−11にて上述したように、共済企画紹介ページはサービスのトップページとして用いることができ、当該要求は、サービスにログインしたユーザ及びログインしていないユーザ(又はそもそもサービスに登録していないユーザ)の双方からなされうる。
1−5−2 マイページ
図9は、ユーザがマイページを表示しようとしたときのシーケンス図である。
904は、サーバ130が、ステップ902において受信した要求をしたユーザを特定するステップを示している。
所定の共済企画は、例えば、特定されたユーザが共済企画ユーザであり、且つ、共済企画の内容を修正可能な共済企画であることができる。サーバ130は、内容を修正可能な共済企画であるかを、当該共済企画の共済管理ステータスから判定することができる。サーバ130は、共済管理ステータスが「作成中」、「審査着手待ち」又は「審査中(企画ユーザ編集可)」である共済企画を、内容を修正可能な共済企画であると判定することができる。
1−6 サーバ130が記憶する情報
1−6−1 共済DB
共済DBは、1つの行が1件の共済企画に相当するテーブルであることができる。ここで、1つの行は、
共済企画ユーザのユーザID、
共済ID、
共済名(共済企画の内容に共済名を含めない場合)
共済企画の内容(共済名を含む場合があり、それぞれ内容に相当する1以上の列から構成されうる。具体例について、節1−2−2を参照。)、
お気に入りとしてブックマークしたユーザのユーザID(1以上)、
共済加入申込をしたユーザのユーザID(1以上)、
加入者の数、
積立金の現在額、
共済管理ステータス
の列を含むことができる。
契約DBは、1つの行が1件の共済加入申込に相当するテーブルであることができる。ここで、1つの行は、
契約ID、
契約内容、
契約管理ステータス
の列を含むことができる。
事故DBは、1つの行が1件の事故連絡に相当するテーブルであることができる。ここで、1つの行は、
事故ID、
事故内容、
事故管理ステータス
の列を含むことができる。
本発明の実施の第2態様の例は、コンピュータに共済運用方法を実行させるプログラムである。
本発明の実施の第3態様の例は、共済の運用を実施するためのシステム(以下、「共済運用システム」という。)である。共済運用システムの一例は、サーバ130である。なお、ハードウェア資源とソフトウェアとの協働により、コンピュータを以下に述べる各手段として機能させることもできることは、当業者には明らかであろう。
1010は、節1−2及び1−3にて上述したような各種ウェブページを提示するウェブページ提示手段を示している。ウェブページ提示手段1010は、提示するウェブページごとに設けられていてよい。また、ウェブページ提示手段1010は、要求に応じて、当該要求に対応するウェブページを提示するものであってよい。ウェブページ提示手段1010は、例示すれば、
共済企画投稿ページを提示する手段、
内容が後述する記憶手段1050に格納された共済企画についての共済内容編集ページを提示する手段、
共済企画紹介ページを提示する手段、
共済加入申込ページを提示する手段、
記憶手段1050に格納された共済加入申込についての契約内容編集ページを提示する手段、
共済管理ステータスが共済開始予定日に所定のステータス、例えば「成立済み」であった共済企画についての事故連絡ページを提示する手段、
内容が記憶手段1050に格納された事故連絡についての事故受付編集ページを提示する手段
共済企画についての積立金の現在額を示すウェブページを提示する手段
を含むことができる。
共済企画の内容を受信し、受信した内容を記憶手段1050に格納する手段、
複数のユーザのうちのユーザが特定される情報とともに共済企画についての共済加入申込を受信し、当該情報により特定されるユーザを当該共済加入申込をしたユーザとして当該共済企画に関連付けて記憶手段1050に記憶する手段、
共済企画への共済加入申込の承認の通知を受け、当該共済企画への共済加入申込を承認したユーザの数を更新する手段、
事故連絡の内容を受信し、受信した内容を記憶手段1050に格納する手段、
事故連絡についての共済金の支払い完了の通知を受け、当該事故連絡の内容が含む情報によって特定される共済企画についての積立金の額を更新する手段、
事故連絡について支払われた共済金の額を示す情報を受信する手段
を含むことができる。
積立金の額が所定の額未満となった共済企画の実際の加入者であるユーザの電子メールアドレスを記憶手段1050から取得し、該当ユーザに電子メールを送信する手段、
共済管理ステータスが所定のステータス、例えば「共済期間終了」に変更された共済企画の実際の加入者であるユーザに共済企画の終了を通知する手段、
共済掛金の決済のために、共済企画への共済加入申込をしたユーザを記憶手段1050を検索して特定する手段
を含むことができる。
加入者募集を開始すべきと判定された共済企画の共済管理ステータスを所定のステータス、例えば「加入者募集中」に変更する手段、
加入者募集期間が終了し共済加入申込を承認したユーザの数が最低加入人数以上である共済企画の共済管理ステータスを所定のステータス、例えば「成立済み」に変更する手段、
共済開始予定日から共済期間が経過した共済企画の共済管理ステータスを所定のステータス、例えば「共済期間終了」に変更する手段
を含むことができる。
図11は、コンピュータのハードウェア構成の一例を表している。同図に示すように、コンピュータ1100は、主に、プロセッサ1110と、主記憶装置1120と、補助記憶装置1130と、ユーザインターフェース1140と、通信インターフェース1150とを備えており、これらはアドレスバス、データバス、コントロールバス等を含むバスライン1160を介して相互に接続されている。なお、バスライン1160と各ハードウェア資源との間には適宜インターフェース回路(図示せず)が介在している場合もある。
主記憶装置1120は、プロセッサ1110に対して作業領域を提供し、例えばSRAM、DRAM等の揮発性メモリである。
以上、本発明の実施の態様の例を説明したが、他の類似する実施態様の採用や、適宜態様の変更又は追加を行うことができることに留意されたい。
Claims (11)
- 共済をネットワークを介して実施するための方法であって、
コンピュータが、第1ウェブページを提示するステップであって、前記第1ウェブページは、共済企画の内容を入力するためのUIコンポーネントと、入力された内容を前記コンピュータに送信するためのUIコンポーネントとを含む、ステップと、
前記コンピュータが、共済企画の内容を受信したときに、受信した内容をメモリに格納し、当該共済企画についての第2ウェブページの提示を開始するステップであって、前記第2ウェブページは、共済企画の内容を示すUIコンポーネントと、当該共済企画の採用を前記コンピュータに通知するためのUIコンポーネントとを含む、ステップと、
前記コンピュータが、共済企画の採用の通知を受けた後、当該共済企画の加入者募集を開始すべきと判定したときに、当該共済企画の共済管理ステータスを第1ステータスに変更し、当該共済企画についての第3ウェブページへの掲載を開始するステップであって、前記第3ウェブページは、加入者募集中である共済企画をそれぞれ示す1以上のUIコンポーネントであって、加入者募集中である共済企画は、共済管理ステータスが第1ステータスである共済企画であり、示された共済企画についての第4ウェブページへの直接的又は間接的なリンクとして機能するUIコンポーネントを含み、前記第4ウェブページは、当該共済企画を示し、当該共済企画への共済加入を申し込むためのUIコンポーネントを含む、ステップと
を含む、方法。 - 請求項1に記載の方法であって、共済企画の内容は、加入者募集期間と、最低加入人数とを含み、前記方法は、
前記コンピュータが、複数のユーザのうちのユーザが特定される情報とともに共済企画についての共済加入申込を受信したときに、当該情報により特定されるユーザを当該共済加入申込をしたユーザとして当該共済企画に関連付けて前記メモリに記憶し、当該共済加入申込についての第5ウェブページの提示を開始するステップであって、前記第5ウェブページは、当該共済加入申込の内容を示すUIコンポーネントと、当該共済加入申込についての契約管理ステータスを変更するためのUIコンポーネントとを含み、前記契約管理ステータスは、共済加入申込の承認を前記コンピュータに通知するためのステータスを含む、ステップと、
前記コンピュータが、前記第5ウェブページを提示するステップと、
前記コンピュータが、共済企画への共済加入申込の承認の通知を受けたときに、当該共済企画への共済加入申込を承認したユーザの数を更新するステップと、
共済企画の加入者募集期間が終了し共済加入申込を承認したユーザの数が最低加入人数以上であるときに、前記コンピュータが、共済企画を共済として開始すべきと判断し、当該共済企画の共済管理ステータスを第2ステータスに変更するステップと、
前記コンピュータが、共済掛金の決済のために、共済企画への共済加入申込をしたユーザを前記メモリを検索して特定するステップと
を更に含む、方法。 - 請求項2に記載の方法であって、共済企画の内容は共済開始予定日を含み、前記方法は、
前記コンピュータが、共済管理ステータスが第2ステータスであり、且つ、共済開始予定日になった共済企画についての第6ウェブページの提示を開始するステップであって、前記第6ウェブページは、事故連絡の内容を入力するためのUIコンポーネントと、入力された内容を前記コンピュータに送信するためのUIコンポーネントとを含む、ステップ
を更に含む、方法。 - 請求項2又は3に記載の方法であって、共済企画の内容は、共済開始予定日と、共済期間とを含み、前記方法は、
前記コンピュータが、事故連絡の内容を受信したときに、受信した内容を前記メモリに格納し、当該事故連絡についての第7ウェブページの提示を開始するステップであって、前記第7ウェブページは、事故連絡の内容を示すUIコンポーネントと、当該事故連絡についての事故管理ステータスを変更するためのUIコンポーネントとを含み、前記事故管理ステータスは、当該事故連絡についての共済金の支払い完了を前記コンピュータに通知するためのステータスを含み、事故連絡の内容は、共済企画を特定する情報を含む、ステップと、
前記コンピュータが、事故連絡についての共済金の支払い完了の通知を受けたときに、当該事故連絡の内容が含む情報によって特定される共済企画についての積立金の額を更新し、当該積立金の額が所定の額未満となったときに、当該共済企画の実際の加入者であるユーザの電子メールアドレスを前記メモリから取得し、該当ユーザに電子メールを送信するステップと、
前記コンピュータが、共済企画を終了すべきと判定したときに、当該共済企画の実際の加入者であるユーザに通知するステップであって、前記コンピュータは、共済企画の共済開始予定日から共済期間が経過したときに、当該共済企画を終了すべきと判定し、当該共済企画の共済管理ステータスを第3ステータスに変更するステップと
を更に含む、方法。 - 請求項4に記載の方法であって、
共済企画の内容は、共済掛金の額を含み
共済企画についての積立金の額を更新することは、決済された共済掛金の合計から支払われた共済金の合計及び事務管理手数料を減算した額である積立金の現在額を計算して、当該共済企画に関連付けて前記メモリに格納することを含み、事務管理手数料は、決済された共済掛金の合計と所定の率との積であり、
前記方法は、
前記コンピュータが、事故連絡について支払われた共済金の額を示す情報を受信するステップと、
前記コンピュータが、共済企画についての積立金の現在額を示すウェブページを提示するステップと
を更に含む、方法。 - コンピュータに請求項1から5のうちの何れか一項に記載の方法を実行させるプログラム。
- 共済をネットワークを介して実施するためのシステムであって、
第1ウェブページを提示する手段であって、前記第1ウェブページは、共済企画の内容を入力するためのUIコンポーネントと、入力された内容を前記システムに送信するためのUIコンポーネントとを含む、手段と、
共済企画の内容を受信し、受信した内容をメモリに格納する手段と、
内容が前記メモリに格納された共済企画についての第2ウェブページを提示する手段であって、前記第2ウェブページは、共済企画の内容を示すUIコンポーネントと、当該共済企画の採用を前記システムに通知するためのUIコンポーネントとを含む、手段と、
共済企画の採用の通知を受ける手段と、
加入者募集を開始すべきと判定された共済企画の共済管理ステータスを第1ステータスに変更する手段と、
第3ウェブページを提示する手段であって、前記第3ウェブページは、加入者募集中である共済企画をそれぞれ示す1以上のUIコンポーネントであって、加入者募集中である共済企画は、共済管理ステータスが第1ステータスである共済企画であり、示された共済企画についての第4ウェブページへの直接的又は間接的なリンクとして機能するUIコンポーネントを含む、手段と、
前記第4ウェブページを提示する手段であって、前記第4ウェブページは、共済企画を示し、当該共済企画への共済加入を申し込むためのUIコンポーネントを含む、手段と
を備えたシステム。 - 請求項7に記載のシステムであって、共済企画の内容は、加入者募集期間と、最低加入人数とを含み、前記システムは、
複数のユーザのうちのユーザが特定される情報とともに共済企画についての共済加入申込を受信し、当該情報により特定されるユーザを当該共済加入申込をしたユーザとして当該共済企画に関連付けて前記メモリに記憶する手段と、
前記メモリに格納された共済加入申込についての第5ウェブページを提示する手段であって、前記第5ウェブページは、当該共済加入申込の内容を示すUIコンポーネントと、当該共済加入申込についての契約管理ステータスを変更するためのUIコンポーネントとを含み、前記契約管理ステータスは、共済加入申込の承認を前記システムに通知するためのステータスを含む、手段と、
共済企画への共済加入申込の承認の通知を受け、当該共済企画への共済加入申込を承認したユーザの数を更新する手段と、
加入者募集期間が終了し共済加入申込を承認したユーザの数が最低加入人数以上である共済企画の共済管理ステータスを第2ステータスに変更する手段と、
共済掛金の決済のために、共済企画への共済加入申込をしたユーザを前記メモリを検索して特定する手段と
を更に備えた、システム。 - 請求項8に記載のシステムであって、共済企画の内容は共済開始予定日を含み、前記システムは、
共済開始予定日に共済管理ステータスが第2ステータスであった共済企画についての第6ウェブページを提示する手段であって、前記第6ウェブページは、事故連絡の内容を入力するためのUIコンポーネントと、入力された内容を前記システムに送信するためのUIコンポーネントとを含む、手段
を更に備えた、システム。 - 請求項8又は9に記載のシステムであって、共済企画の内容は、共済開始予定日と、共済期間とを含み、前記システムは、
事故連絡の内容を受信し、受信した内容を前記メモリに格納する手段と、
内容が前記メモリに格納された事故連絡についての第7ウェブページを提示する手段であって、前記第7ウェブページは、事故連絡の内容を示すUIコンポーネントと、当該事故連絡についての事故管理ステータスを変更するためのUIコンポーネントとを含み、前記事故管理ステータスは、当該事故連絡についての共済金の支払い完了を前記システムに通知するためのステータスを含み、事故連絡の内容は、共済企画を特定する情報を含む、手段と、
事故連絡についての共済金の支払い完了の通知を受け、当該事故連絡の内容が含む情報によって特定される共済企画についての積立金の額を更新する手段と、
積立金の額が所定の額未満となった共済企画の実際の加入者であるユーザの電子メールアドレスを前記メモリから取得し、該当ユーザに電子メールを送信する手段と、
共済開始予定日から共済期間が経過した共済企画の共済管理ステータスを第3ステータスに変更する手段と、
共済管理ステータスが第3ステータスに変更された共済企画の実際の加入者であるユーザに共済企画の終了を通知する手段と
を更に備えた、システム。 - 請求項10に記載のシステムであって、
共済企画の内容は、共済掛金の額を含み
共済企画についての積立金の額を更新することは、決済された共済掛金の合計から支払われた共済金の合計及び事務管理手数料を減算した額である積立金の現在額を計算して、当該共済企画に関連付けて前記メモリに格納することを含み、事務管理手数料は、決済された共済掛金の合計と所定の率との積であり、
前記システムは、
事故連絡について支払われた共済金の額を示す情報を受信する手段と、
共済企画についての積立金の現在額を示すウェブページを提示する手段と
を更に備えた、システム。
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