JP6712700B2 - 共済の運用するための方法、プログラム及びシステム - Google Patents

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Description

本発明は、共済を実施するための方法、コンピュータ・システム及びプログラムに関する。より詳細には、本発明は、ネットワークを介して、共済団体の設立、共済商品開発及び加入、並びに、共済管理を行い、これを受注するための方法、コンピュータ・システム及びプログラムに関する。
特開2001−202473号公報は、個別のリスク事情に合わせて各人(法人含む)が内容をある程度自由に提案した保険をオークションに出せ、ある程度誰でも自由に申し込みや引き受けが出来る保険仲介市場をインターネット上に創設するというアイディアを開示している(当該公報の要約を参照)。
特開2001−202473号公報
上記特許文献1に開示されたスキームは、保険会社と顧客を仲介するイギリスのロイズのように、保険提案人と引受人との仲介を行う市場をインターネットに創設するというものであって、その商品は基本的に保険会社の既存商品を組み合わせたものであることから、このスキームではニッチな補償ニーズをカバーすることは困難である。
他方、平成18年4月に改正保険業法が施行され、これまで根拠法がなかった共済に係る事業が保険業法の規制の対象となった一方、形式的には保険業法上の保険業に該当しても、その適用除外とされる事業が残されることとなった。この適用除外事業による共済は、小規模でニッチな補償ニーズにマッチしたものである。
小規模でニッチな補償ニーズということは、被保険者の側がどのような補償が必要かを把握しているはずであるから、そのような共済を、被保険者が企画提案することができれば、より有用な共済を実現できる可能性がある。また、ニッチな補償ニーズであっても、それに賛同する者は少なからず存在するはずである。
しかし、保険業法適用除外であっても保険法他各種法律に準拠する必要があるため、これまでは、個別にコンサルティング委託する等により対応されており、設立・運営に手間とコストがかかり実現に至らないことも多く存在する状況であった。
補償内容以外の取扱を汎用・画一化し、インターネットで提供される画面に必要項目を入力することで共済団体の設立・共済商品の開発を行うことができれば、容易に共済を実施することが出来る。また、複数の共済をデータベース化し、同一のインターネットページ上に並べて会員を募集する(検索も可能とする。)ことで、より多くの閲覧者が期待でき、会員を集めることが容易になる。
このように、インターネット上で共済団体の設立・共済商品の開発・管理及び会員の募集を行う必要性が高まっている。しかしながら、現在まで、インターネット上で共済団体の設立・共済商品の開発・管理を行うこと、言い換えると、インターネット上で共済を実施することが可能なシステムは、存在していない。
本発明は、以上に鑑みてなされたものである。
上記課題を解決するための本発明の第1基本態様の例は、共済をネットワークを介して実施するための方法である。この方法は、コンピュータが、第1ウェブページを提示するステップを含み、第1ウェブページは、共済企画の内容を入力するためのUIコンポーネントと、入力された内容を前記コンピュータに送信するためのUIコンポーネントとを含むものである。また、この方法は、コンピュータが、共済企画の内容を受信したときに、受信した内容をメモリに格納し、当該共済企画についての第2ウェブページの提示を開始するステップを含み、第2ウェブページは、共済企画の内容を示すUIコンポーネントと、当該共済企画の採用をコンピュータに通知するためのUIコンポーネントとを含むものである。更に、この方法は、コンピュータが、共済企画の採用の通知を受けた後、当該共済企画の加入者募集を開始すべきと判定したときに、当該共済企画の共済管理ステータスを第1ステータスに変更し、当該共済企画についての第3ウェブページへの掲載を開始するステップを含み、第3ウェブページは、加入者募集中である共済企画をそれぞれ示す1以上のUIコンポーネントを含むものである。加入者募集中である共済企画は、共済管理ステータスが第1ステータスである共済企画である。この1以上のUIコンポーネントは、示された共済企画についての第4ウェブページへの直接的又は間接的なリンクとして機能するものでもある。第4ウェブページは、当該共済企画を示し、当該共済企画への共済加入を申し込むためのUIコンポーネントを含むものである。
上記課題を解決するための本発明の第2基本態様の例は、コンピュータに上記方法を実行させるプログラムである。
上記課題を解決するための本発明の第3基本態様の例は、共済をネットワークを介して実施するためのシステムである。このシステムは、第1ウェブページを提示する手段であって、前記第1ウェブページは、共済企画の内容を入力するためのUIコンポーネントと、入力された内容を前記システムに送信するためのUIコンポーネントとを含む、手段と、共済企画の内容を受信し、受信した内容をメモリに格納する手段とを備えている。また、このシステムは、内容が前記メモリに格納された共済企画についての第2ウェブページを提示する手段であって、前記第2ウェブページは、共済企画の内容を示すUIコンポーネントと、当該共済企画の採用を前記システムに通知するためのUIコンポーネントとを含む、手段と、共済企画の採用の通知を受ける手段と、加入者募集を開始すべきと判定された共済企画の共済管理ステータスを第1ステータスに変更する手段とを備えている。更に、このシステムは、第3ウェブページを提示する手段であって、前記第3ウェブページは、加入者募集中である共済企画をそれぞれ示す1以上のUIコンポーネントであって、加入者募集中である共済企画は、共済管理ステータスが第1ステータスである共済企画であり、示された共済企画についての第4ウェブページへの直接的又は間接的なリンクとして機能するUIコンポーネントを含む、手段と、前記第4ウェブページを提示する手段であって、前記第4ウェブページは、共済企画を示し、当該共済企画への共済加入を申し込むためのUIコンポーネントを含む、手段とを備えている。
本発明の一例によると、だれでもどこでも、パーソナルコンピュータ、タブレットやスマートフォン等のコンピュータを通じて、インターネットを含むネットワーク上で容易に新しい共済商品を開発・加入するとともに、補償も受けることができる。
本発明の一例に係るコンピュータ・システムの構成例である。 ログインページの一例である。 共済企画投稿ページの一例である。 共済加入申込ページの一例である。 事故連絡ページの一例である。 共済企画紹介ページの一例である。 ユーザのマイページの一例である。 共済内容編集ページの一例である。 契約内容編集ページの一例である。 事故受付編集ページの一例である。 例示の共済企画フェーズのシーケンス図である。 例示の共済加入者募集フェーズのシーケンス図である。 例示の共済有効期間フェーズのシーケンス図である。 例示の共済終了フェーズのシーケンス図である。 例示の共済企画紹介ページを提示するときのシーケンス図である。 例示のマイページを提示するときのシーケンス図である。 本発明の一例である共済運用システムの概略である。 コンピュータのハードウェア構成例である。
1 本発明の実施の第1態様の例
本発明の実施の第1態様の例は、共済の運用を実施するための、コンピュータが実行する方法(以下、「共済運用方法」という。)である。この共済運用方法は、インターネット上で共済企画をユーザから募集し、募集した共済企画についての被保険者即ち加入者を募集し、当該共済企画に従う共済を実施するというサービスに好適なものである。以下、このようなサービスに関連して、共済運用方法について説明する。
1−1 共済運用方法に係るコンピュータ・システム
図1は、本発明の一例に係るコンピュータ・システムの構成例を表している。
110及び120は、サービスのユーザが使用するコンピュータであるクライアントを示している。図1において、クライアントの数は2であるが、実際には3以上のクライアントが存在しうる。以下の説明では、例示として、1件の共済企画が投稿されるものとしており、その共済企画ユーザが使用するクライアントが110、共済企画ユーザでないユーザが使用するクライアントが120であるものとしている。
130は、共済運用方法を実行するコンピュータであるサーバを示している。サーバ130は、各種ウェブページを提示するウェブサーバとして構成されている。
ここで、「ウェブページを提示する」とは、例えば、当該ウェブページが記述されたデータを配信することである。サーバ130は、ウェブページを要求されたときに、節1−6にて述べる各種DBその他の記憶手段から必要な情報を取得して、当該ウェブページが記述されたデータを動的に生成することができる。
また、「ウェブページの提示を開始する」とは、例えば、当該ウェブページへのリンクをサーバ130が要求に応じて提示する他のウェブページに含めること、及び、要求に応じて当該ウェブページを提示することの一方又は双方を開始することである。
更に、「ウェブページの提示を終了する」とは、例えば、当該ウェブページへのリンクをサーバ130が要求に応じて提示する他のウェブページに含めること、及び、要求に応じて当該ウェブページを提示することの一方又は双方を終了することである。
140は、共済企画を管理するためのコンピュータである管理端末である。
なお、サーバ130及び管理端末140は、サービス事業者が設置するものである。また、サーバ130は、物理的に複数のコンピュータから構成されている場合があり、管理端末140は複数ある場合があり、サーバ130と管理端末140とは物理的に同一のコンピュータである場合もある。
150は、インターネットを含む1つ又は複数のネットワークを示している。ネットワーク150を介して、クライアント110及び120を含むクライアント並びに管理端末140は、少なくともサーバ130と通信可能である。
1−2 サーバ130がクライアントに提示するウェブページ
コンピュータ・システムにおいて、クライアントはサーバ130にウェブページを要求し、要求に応答してサーバ130はウェブページを提示する。以下、要求に応じてサーバ130がクライアントに提示するウェブページの例について説明する。
1−2−1 サービスへのログインページ
ユーザがサービスを利用するためには、ユーザはサービスにログインする必要がある。ログインの手法は任意であるが、例えば、ユーザIDとパスワードとを用いた手法であることができる。ユーザIDは、ユーザのメールアドレスであってもよい。
なお、ユーザがサービスにログインできるということは、サービスに対してユーザ登録を既に行っているということであるが、ユーザ登録は、例えばユーザ登録をするためのウェブページ(図示せず。)を介して行うことができる。以下の説明では、サービス事業者は、ユーザ登録時に、
ユーザID及び電子メールアドレスの一方又は双方、
パスワード、
ニックネーム、
氏名、
住所、
電話番号、
支払情報(クレジットカード情報、金融機関の口座情報等)
等の情報を要求し、ユーザはこれら情報を提供しているものとする。なお、ユーザ登録時に要求される情報は、これらに限定されるわけではないし、これらの一部は要求されない場合もある。また、サービス事業者は、ユーザ登録時ではなく、ユーザ登録の後の任意のタイミングで、上に例示した情報の一部その他の情報を要求することができる。なお、ユーザ登録がウェブページを介して行われる場合には、当該ウェブページには、要求する情報を入力するためのUIコンポーネントが含まれているであろう。また、要求し提供された情報の少なくとも一部は、サーバ130に記憶することができる。
図2Aは、ユーザがサービスにログインするためのウェブページ(以下、「ログインページ」という。)の例を表している。
211は、ユーザID及びパスワードを入力するためのUIコンポーネントである。212は、サービスへのログインを実行するためのUIコンポーネントである。
ユーザからのUIコンポーネント212を選択する入力を受けると、クライアントは、入力されたユーザID及びパスワードをサーバ130に送信する。
ここで、「UIコンポーネントを選択する」とは、例えば、
マウスカーソルを当該UIコンポーネントに合わせてクリックすること(コンピュータがマウスやトラックパッド等を備えている場合)、
当該UIコンポーネントにフォーカスを合わせてリターンキーを押下すること(コンピュータがキーボードを備えている場合)、
当該UIコンポ―ネントをタップすること(コンピュータがタッチパネルを備えている場合)
である。
サーバ130は、送信されたユーザIDとパスワードとの組が記憶されているものと一致するかを判定し、一致している場合には、何らかのウェブページ、例えば、ログインしたユーザのマイページを提示することができる。
ログインが成功した際、サーバ130は、ログインしたユーザと関連付けて識別子(以下、「セッションID」という。)を生成して記憶し、何らかのウェブページを提示するとともにセッションIDを返信することができ、クライアントは、以後、サーバ130に対してウェブページを要求するときに、返信されたセッションIDを同時に送信することができる。このようにすることで、以後、サーバ130は、あるクライアントからの通信を受けたときに、送信されてきたセッションIDに関連付けられているユーザを特定することにより、そのクライアントは複数のユーザのうちのどのユーザが使用しているものなのかを特定することができる。言い換えると、セッションIDは、ユーザが特定される情報であるといえる。
1−2−2 共済企画投稿ページ
図2Bは、ユーザが共済企画を投稿するためのウェブページ(以下、「共済企画投稿ページ」という。)の例を表している。なお、図中縦向きの「…」は省略を表している。この点については、図2C〜3Cについても同様である。
231は、共済企画の内容を入力するためのUIコンポーネントを示している。入力すべき内容は、例えば、
共済名(ユーザが考えた共済の名前)、
共済制度概要(アピールポイント)、
共済金の名称、
共済金の支払事由、
共済金の支払額、
免責事由、
共済期間、
1ヶ月あたりの事故予想件数、予想加入者数及び安全率、
共済の加入資格、
共済開始予定日、
最低加入人数、
加入者募集期間、
共済のPR画像
を含むが、これらに限定されるわけではないし、これらの一部は含まれない場合もある。また、共済企画において共済掛金が定められるが、その額は、共済金の支払額と、1ヶ月あたりの事故発生率と、共済期間(月単位)と、手数料(サービス事業者が予め定めることができる)とから計算することができ、1ヶ月あたりの事故発生率は、上に例示した1ヶ月あたりの事故予想件数、予想加入者数及び安全率から計算することができる。従って、1ヶ月あたりの事故予想件数、予想加入者数及び安全率に代えて、1ヶ月あたりの事故発生率又は共済掛金の額そのものが入力されるようにしてもよい。
232は、入力された内容に基づく共済企画を投稿するためのUIコンポーネントである。ユーザからのUIコンポーネント232の選択を受けると、クライアントは、共済企画の内容をサーバ130に送信する。
なお、クライアントは、ユーザからのUIコンポーネント232の選択を受けたときに、送信する内容を確認するページを表示してもよい。確認するページを表示するにせよ表示しないにせよ、UIコンポーネント232は、入力された内容をサーバ130に送信するためのものであるといえる。この点は、後述するUIコンポーネント242及び252についても同様である。
また、共済企画の内容を受信したサーバ130は、共済企画を投稿したユーザ(以下、「共済企画ユーザ」という。)に、後述する共済IDを通知することができる。この通知は、電子メール、マイページ又はマイページにおいて直接的に又は間接的にリンクされているウェブページ(以下、「マイページ等」という。)、入力された内容の受信に応答して提示するウェブページその他の任意の手法により行うことができる。この点については、後述する契約ID及び事故IDの通知においても同様である。
ここで、「ウェブページにおいてリンクされているウェブページ」又は「ウェブページにおいて、ウェブページがリンクされている」とは、前者のウェブページが、後者のウェブページへのリンクとして機能するUIコンポーネントを含むことをいう。
また、「直接的にリンクされているウェブページ」、「ウェブページへの直接的なリンク」又は「ウェブページが直接的にリンクされている」とは、当該リンクのリンク先が当該ウェブページであることをいう。また、「間接的にリンクされているウェブページ(以下、この一文において「ウェブページX」という。)」、「ウェブページXへの間接的なリンク」又は「ウェブページXが間接的にリンクされている」とは、当該リンクのリンク先であるウェブページYにおいて、ウェブページXが直接的に又は間接的にリンクされていることをいう。
1−2−3 共済加入申込ページ
図2Cは、ユーザが共済企画への共済加入申込をするためのウェブページ(以下、「共済加入申込ページ」という。)の例を表している。
241は、共済加入申込の内容を示すUIコンポーネントを示している。示される共済加入申込の内容は、共済加入申込をする共済企画を含むことができる。
UIコンポーネント241の一部は、その内容を入力可能なようになっている。入力すべき内容は、例えば、
被共済者が共済企画申込をするユーザ(契約者)と同じか否か、
共済金受取人が被共済者と同じか否か、
被共済者及び共済金受取人の郵便番号、
被共済者及び共済金受取人の住所、
被共済者及び共済金受取人の名前(漢字)、
被共済者及び共済金受取人の名前(フリガナ)、
被共済者及び共済金受取人のメールアドレス、
被共済者及び共済金受取人の電話番号、
被共済者の性別、
被共済者の生年月日
を含むが、これらに限定されるわけではないし、これらの一部は含まれない場合もある。特に、被共済者が共済企画申込をするユーザ(契約者)と同じであるならば、被共済者の郵便番号から生年月日は入力しなくてよい場合がある。また、共済金受取人が被共済者と同じであるならば、共済金受取人の郵便番号から電話番号は入力しなくてよい場合がある。また、UIコンポーネント241において、共済加入申込をする共済企画を予め示さずに、当該共済企画を特定する情報、例えば共済IDを入力可能にしてもよい。
242は、示され入力された内容に基づく共済加入申込を行うためのUIコンポーネントを示している。ユーザからのUIコンポ―ネント242の選択を受けると、クライアントは、共済加入申込の内容を契約内容としてサーバ130に送信する。
なお、共済加入申込の内容を受信したサーバ130は、共済加入申し込みをしたユーザに、後述する契約IDを通知することができる。
1−2−4 事故連絡ページ
図2Dは、共済企画に従う共済に係る事故をユーザがサービス事業者に連絡するためのウェブページ(以下、「事故連絡ページ」という。)の例を表している。
251は、事故連絡の内容を示すUIコンポーネントを示している。示される事故連絡の内容は、事故に関係する共済企画及びその共済IDを含んでいる。
UIコンポーネント251の一部は、その内容を入力可能なようになっている。入力すべき内容は、例えば、
事故が発生した日付
事故が発生した時間
事故発生時の場所
事故時の状況
を含むが、これらに限定されるわけではないし、これらの一部は含まれない場合もある。特に、UIコンポーネント251において、事故に関係する共済企画及びその共済IDを予め示さずに、当該共済企画を特定する情報、例えば共済IDを入力可能にしてもよい。
252は、示され入力された内容に基づく事故連絡を行うためのUIコンポーネントを示している。ユーザからのUIコンポーネント252の選択を受けると、クライアントは、事故連絡の内容をサーバ130に送信する。
なお、共済加入申込の内容を受信したサーバ130は、事故連絡をしたユーザに、後述する事故IDを通知することができる。
1−2−5 共済企画修正ページ
サーバ130は、ユーザが、投稿した共済企画の内容を修正するためのウェブページ(以下、「共済企画修正ページ」という。図示せず。)を提示することができる。
共済企画修正ページは、共済企画の内容を示すUIコンポ―ネントと、修正された共済企画の内容をサーバ130に送信するためのUIコンポーネントとを含むことができる。共済企画の内容を示すUIコンポ―ネントの少なくとも一部は、その内容を修正可能なようになっている。また、共済企画修正ページにおいて示される共済企画の内容は、修正すべき共済企画の共済IDを含むことができる。
1−2−6 企画取消申請ページ
サーバ130は、ユーザが、共済企画投稿を取り消すためのウェブページ(以下、「企画取消申請ページ」という。図示せず。)を提示することができる。
企画取消申請ページは、取り消すべき共済企画の共済IDを入力するためのUIコンポ―ネントと、入力された共済IDをサーバ130に送信するためのUIコンポーネントとを含むことができる。
1−2−7 加入取消申請ページ
サーバ130は、ユーザが、共済加入申込を取り消すためのウェブページ(以下、「加入取消申請ページ」という。図示せず。)を提示することができる。
加入取消申請ページは、取り消すべき共済加入申込の契約IDを入力するためのUIコンポーネントと、入力された契約IDをサーバ130に送信するためのUIコンポーネントとを含むことができる。
1−2−8 共済解約申請ページ
サーバ130は、ユーザが、開始された共済の解約をするためのウェブページ(以下、「共済解約申請ページ」という。図示せず。)を提示することができる。
共済解約申請ページは、解約する共済即ち関係する共済企画の共済IDを入力するためのUIコンポーネントと、入力された共済IDをサーバ130に送信するためのUIコンポーネントとを含むことができる。
1−2−9 契約情報変更ページ
サーバ130は、ユーザが、共済加入申込(契約)の内容を変更するためのウェブページ(以下、「契約情報変更ページ」という。図示せず。)を提示することができる。
契約情報変更ページは、共済加入申込の内容を示すUIコンポーネントと、修正された内容をサーバ130に送信するためのUIコンポーネントとを含むことができる。共済加入申込の内容を示すUIコンポ―ネントの少なくとも一部は、その内容を修正可能なようになっている。また、契約情報変更ページにおいて示される共済加入申込の内容は、変更すべき共済加入申込の契約IDを含むことができる。
1−2−10 積立金の現在額確認ページ
サーバ130は、後述する共済企画についての積立金の現在額を示すウェブページ(図示せず。)を提示することができる。サーバ130は、当該額を、後述する共済DBを検索することにより取得することができる。
1−2−11 共済企画紹介ページ
図2Eは、サービスのユーザから投稿された共済企画を紹介するためのウェブページ(以下、「共済企画紹介ページ」という。)の例を示している。
261及び262は、共済企画をそれぞれ示す1以上のUIコンポーネントを示している。この共済企画は、加入者募集中のもの(261が示す)及び加入者募集中ではなく既に成立したもの(262が示す)の一方又は双方を含むことができる。
ここで、「共済企画を示す」とは、共済企画の内容の少なくとも一部及び当該共済企画についての情報の一方又は双方を示すことをいう。図2Eにおいては、例示として、共済企画の内容の少なくとも一部として、共済名(「共済企画A」等)及び共済制度概要(「〜を保証」)が、当該共済企画についての情報として、加入人数が最低加入人数の何%を達成しているか(「達成状況」)及び加入者募集期間の満了までの日数(「残り11日」等)がそれぞれ示されている。なお、共済企画についての情報は、後述する共済DBに記憶された生の情報から、サーバ130が生成することができる。
UIコンポーネント261は、当該UIコンポーネントが示す共済企画の詳細を示すウェブページ(図示せず)又は当該共済企画についての共済加入申込ページへのリンクとして機能するものであってよい。なお、UIコンポーネント262は、当該UIコンポーネントが示す共済企画の詳細を示すウェブページへのリンクとして機能するものであってよい。
また、共済企画の詳細を示す上記ウェブページは、当該共済企画についての共済加入申込ページへのリンクとして機能するUIコンポーネントを含んでいてもよい。更に、共済企画の詳細を示す上記ウェブページは、当該共済企画を後述するお気に入りものとしてブックマークすることをサーバ130に要求するためのUIコンポーネントを更に含んでいてもよい。要求を受けたサーバ130は、ブックマークする共済企画の共済IDと、要求をしたユーザのユーザIDとを記憶することができる。サーバ130が記憶する手法は任意であるが、例えば、後述する共済DBの形式で記憶することができる。
なお、共済企画紹介ページは、サービスのいわゆるトップページとして用いることができるものであり、ユーザがサービスに登録していない状態又は登録はしているがログインしていない状態であっても提示することができる。
ここで、ユーザがログインしているかどうかに応じて、共済企画紹介ページにおいて示される共済企画を異なるものとしてもよい。例えば、共済企画紹介ページは、ユーザがログインしている場合には、紹介可能な全ての共済企画を示し、ユーザがログインしていない場合には、紹介可能な全ての共済企画のうちの一部のみを示すものであってよい。共済企画紹介ページは複数のウェブページから構成されてよく、従って、共済企画紹介ページのうちの1つのウェブページが含むUIコンポーネントは、紹介可能な全ての共済企画のうちの一部、又は、紹介可能なすべての共済企画のうちの一部のうちの更に一部を示すものであってよい。
また、共済企画紹介ページは、ユーザがログインしているかどうかに応じて、機能の異なるUIコンポーネントを含んでいてもよい。例えば、ログインしたユーザからの要求に対して提示される共済企画紹介ページは、共済企画を示し、共済企画への共済加入申込ページへの直接的又は間接的なリンクとして機能するUIコンポーネントと、共済企画投稿ページへのリンクとして機能するUIコンポーネントを含む一方、ログインしたユーザでないユーザからの要求に対して提示される共済企画紹介ページは、共済企画を示すが、ログインページへのリンク又はユーザ登録をするためのウェブページへの直接的又は間接的なリンクとして機能するUIコンポーネントを含むものであってよい。
1−2−12 マイページ
図2Fは、サービスのユーザ固有のマイページの例を示している。
271〜274は、共済企画をそれぞれ示すUIコンポーネントを示している。これら共済企画は、お気に入りの共済企画、自分が共済企画ユーザである共済企画、加入申込をしたがまだ共済として実施される前の共済企画、加入申込をして共済として実施されている共済企画のうちの1以上を含むことができる。
お気に入りの共済企画を示すUIコンポーネント271は、当該共済企画についての共済加入申込ページへのリンクとして機能するUIコンポーネント275及び当該共済企画をお気に入りから外すようサーバ130に要求するためのUIコンポーネント276の一方又は双方を更に含んでいてもよい。
自分が共済企画ユーザである共済企画を示すUIコンポーネント272は、当該共済企画についての共済企画修正ページ及び企画取消申請ページへのリンクとしてそれぞれ機能するUIコンポーネント277及び278の一方又は双方を更に含んでいてもよい。当該共済企画の後述する共済管理ステータスに応じて、UIコンポーネント272は、UIコンポーネント277及び278に代えて、当該共済企画についての共済加入申込ページへのリンクとして機能するUIコンポーネント(図示せず)を含んでいてもよい。
加入申込をしたがまだ共済として実施される前の共済企画を示すUIコンポーネント273は、当該共済加入申込についての加入取消申請ページへのリンクとして機能するUIコンポーネント279を更に含んでいてもよい。
加入申込をして共済として実施された共済企画を示すUIコンポーネント274は、当該共済企画についての事故連絡ページへのリンクとして機能するUIコンポーネント280及び当該共済についての共済解約申請ページへのリンクとして機能するUIコンポーネント281の一方又は双方を更に含んでいてもよい。
なお、マイページは複数のウェブページから構成されてよく、従って、1つのマイページが含むUIコンポーネントは、上記のような共済企画のうちの一部を示すものであってよい。
1−3 サーバ130が管理端末140に提示するウェブページ
コンピュータ・システムにおいて、管理端末140もサーバ130にウェブページを要求し、要求に応答してサーバ130はウェブページを提示する。以下、要求に応答してサーバ130が管理端末140に提示するウェブページの例について説明する。
1−3−1 サービス事業者のログインページ
サービス事業者がサービスを管理するために、サービス事業者も管理者としてサービスにログインするようにコンピュータ・システムを構成することができる。管理者としてのログインについての動作は、ユーザのログインと同様であるため、そのログインページについては省略する。また、サーバ130は、何らかのウェブページ、例えば、管理者の管理ページ(図示せず)を提示することができる。
ログインが成功した際、サーバ130は、ログインした管理者と関連付けてセッションIDを生成して記憶し、何らかのウェブページを提示するとともにセッションIDを返信することができ、管理端末140は、以後、サーバ130に対してウェブページを要求するときに、返信されたセッションIDを同時に送信することができる。このようにすることで、以後、サーバ130は、通信を受けたときに、送信されてきたセッションIDが管理者を特定するものであると判定することにより、その通信が管理端末140からのものであると判定することができる。言い換えると、セッションIDは、管理者が特定される情報でもあるといえる。
1−3−2 共済内容編集ページ
図3Aは、ユーザが投稿した1件の共済企画の内容を確認・修正(追加を含む。以下同じ。)し、共済企画を管理するためのウェブページ(以下、「共済内容編集ページ」という。)の例を表している。
311は、共済企画のステータス(以下、「共済管理ステータス」という。)を示し、変更するためのUIコンポーネントを示している。共済管理ステータスは、例えば、
作成中、
審査着手待ち、
審査中(企画ユーザ編集不可)、
審査中(企画ユーザ編集可)、
不採用、
企画ユーザの確認待ち、
加入者募集中、
成立済み、
未成立、
共済有効期間中、
共済金支払終了、
共済期間終了、
残金清算完了、
キャンセル
を含むが、これらに限定されるわけではないし、これらの一部は含まれない場合もある。
312は、共済企画の内容を示すUIコンポーネントを示している。UIコンポーネント312の少なくとも一部は、その内容を修正可能なようになっている。
313は、共済企画の内容の確認・修正を終えるためのUIコンポーネントを示している。管理者からのUIコンポ―ネント313の選択を受けると、管理端末140は、少なくとも設定すべき共済管理ステータス及び修正された可能性のある共済企画の内容をサーバ130に送信する。
後述するように、コンピュータ・システムにおいては、共済管理ステータス(並びに後述する契約管理ステータス及び事故ステータス)を含むステータスに応じて共済運用方法が進行する。従って、UIコンポーネント311及び313は、サーバ130にステータスに対応した通知をするためのものであるといえる。この点は、後述する契約管理ステータスに関連したUIコンポーネント321及び323並びに事故管理ステータスに関連した331及び333についても同様である。
1−3−3 契約内容編集ページ
図3Bは、ユーザからの1件の共済加入申込即ち契約の内容を確認・修正し、契約を管理するためのウェブページ(以下、「契約内容編集ページ」という。)の例を表している。
321は、契約のステータス(以下、「契約管理ステータス」という。)を示し、変更するためのUIコンポーネントを示している。契約管理ステータスは、例えば、
共済申込済み、
カード認証不可、
(決済会社)承認済み、
共済申込キャンセル、
掛金収納済み、
共済申込承認、
共済申込拒否、
決済不可、
解約申請中、
解約済み、
解約返戻金支払済み、
清算金支払済み
を含むが、これらに限定されるわけではないし、これらの一部は含まれない場合もある。
322は、契約の内容を示すUIコンポーネントを示している。UIコンポーネント322の少なくとも一部は、その内容を修正可能なようになっている。
323は、契約の内容の確認・修正を終えるためのUIコンポーネントを示している。管理者からのUIコンポ―ネント323の選択を受けると、管理端末140は、少なくとも設定すべき契約管理ステータス及び修正された可能性のある契約の内容をサーバ130に送信する。
1−3−4 事故受付編集ページ
図3Cは、ユーザからの1件の事故連絡の内容を確認・修正し、事故連絡を管理するためのウェブページ(以下、「事故受付編集ページ」という。)を表している。
331は、事故連絡のステータス(以下、「事故管理ステータス」という。)を示し、設定するためのUIコンポーネントを示している。事故管理ステータスは、例えば、
未確認、
調査中、
支払拒否、
支払済み
を含むが、これらに限定されるわけではないし、これらの一部は含まれない場合もある。
332は、事故連絡の内容を示すUIコンポーネントを示している。UIコンポーネント332の少なくとも一部は、その内容を修正可能なようになっている。
333は、当該事故の内容の確認・修正を終えるためのUIコンポーネントを示している。管理者からのUIコンポ―ネント333の選択を受けると、管理端末140は、設定すべき事故管理ステータス及び修正された可能性のある事故連絡の内容をサーバ130に送信する。
1−4 共済運用のフェーズという観点からの共済運用方法
以下、共済運用方法について、共済運用のフェーズに分けて説明する。以下に述べる各ステップを、ハードウェア資源とソフトウェアとの協働によりコンピュータが実行できることは、当業者には明らかであろう。なお、「コンピュータ」について、その一例を節4にて説明しているので、参照されたい。
1−4−1 共済企画フェーズ
図4は、ユーザが共済企画を投稿する段階の共済運用方法を含む、例示の共済企画フェーズのシーケンス図である。
402は、共済企画投稿ページを、クライアント110がサーバ130に要求するステップを示し、404は、要求に応じて、共済企画投稿ページを、サーバ130がクライアント110に提示するステップを示し、406は、クライアント110が、共済企画投稿ページを表示するステップを示し、408は、共済企画の内容を、クライアント110がサーバ130に送信するステップを示している。なお、共済企画投稿ページへのリンクを、共済企画紹介ページやマイページ等が含むように構成することができ、共済企画投稿ページの要求は、共済企画紹介ページやマイページ等を介して行うことができる。
410は、サーバ130が、内容を受信した共済企画を特定する共済IDを生成するステップを示している。このステップにおいて、サーバ130は、生成した共済IDを共済企画ユーザに通知することができる。
412は、サーバ130が、共済ID及び共済企画ユーザのユーザIDとともに共済企画の内容を記憶し、共済企画に関連した共済管理ステータスを「審査着手待ち」に設定するステップを示している。共済管理ステータスの設定又は変更手法は任意であるが、例えば、設定又は変更される共済管理ステータスの状態を示す任意の情報を共済企画に関連付けてサーバ130が記憶することにより実現できる。サーバ130が記憶する手法は任意であるが、例えば、後述する共済DBの形式で記憶することができる。
サーバ130は、共済企画の共済管理ステータスが所定のステータスになったときに、共済企画ユーザに対して、当該共済企画についての共済企画修正ページの提示を開始するように構成することができる。この所定のステータスは、「作成中」、「審査着手待ち」及び「審査中(企画ユーザ編集可)」を含むことができる。
詳細には、サーバ130は、ユーザが特定される情報をともなうマイページを提示する要求を受けたときに、当該ユーザのマイページが記述されたデータを動的に生成するように構成することができる。データが動的に生成されるこのマイページは、当該ユーザが共済企画ユーザである共済企画であって、その共済管理ステータスが「作成中」、「審査着手待ち」又は「審査中(企画ユーザ編集可)」である共済企画を示すUIコンポーネント、例えばUIコンポーネント272(図2Fを参照)を含むものであってよい。サーバ130は、そのような1以上の共済企画を、節1−6−1にて後述する共済DBを検索することにより特定することができる。
また、サーバ130は、ユーザのマイページ等において、当該ユーザが投稿した共済企画の共済管理ステータス及び共済管理ステータスに対応したメッセージの一方又は双方を示すように構成することができる。
サーバ130は、共済管理ステータスが所定のステータスとなった共済企画について、共済内容編集ページの提示を開始するように構成することができる。この所定のステータスは、「審査着手待ち」を含むことができる。従って、共済企画の共済ステータスを「審査着手待ち」に設定するステップは、当該共済企画についての共済内容編集ページの提示を開始するステップの一例であるといえる。
また、サーバ130は、管理ページ又は管理ページにおいて直接的に又は間接的にリンクされているウェブページ(以下、「管理ページ等」という。)において、共済管理ステータスが所定のステータスである共済企画がある旨を示すように構成することができる。
414は、共済企画についての共済内容編集ページを、管理端末140がサーバ130に要求するステップを示している。このステップは、管理ページ等を参照した管理者が、共済管理ステータスが「審査着手待ち」である共済企画の投稿があったこと知ったとき等、任意のタイミングで発生しうる。
416は、要求に応じて、共済内容編集ページを、サーバ130が管理端末140に提示するステップを示し、418は、管理端末140が、共済内容編集ページを表示するステップを示している。
420は、共済企画の共済管理ステータスを変更するよう、管理端末140がサーバ130に要求するステップを示し、422は、要求に応じて、サーバ130が当該共済企画の共済管理ステータスを変更するステップを示している。ステップ420に付随して、管理者は、電子メールを含む任意の手法により共済企画ユーザに連絡をとることができる。
ステップ420及び422について詳述すると、例えば、共済企画についての共済内容編集ページを参照した管理者が、当該共済企画を採用すると判断したときには、当該共済企画の共済管理ステータスを所定のステータスに変更するよう要求することができる。この所定のステータスは、「企画ユーザの確認待ち」を含むことができる。なお、「企画ユーザの確認待ち」は、共済企画を採用したことに対応する共済管理ステータスの一例である。
また、例えば、管理者が、共済企画について、その内容を共済企画者側が修正すべきと判断した場合には、「共済管理ステータスを審査中(企画ユーザ編集可)」に変更するよう要求することができる。
例えば、管理者が、投稿された共済企画について、投稿された共済企画を採用するかどうか判断するのに時間がかかると判断したときには、共済管理ステータスを「審査中(企画ユーザ編集不可)」に変更するよう要求することができる。
更に、例えば、管理者が、投稿された共済企画について、採用することができないと判断したときには、共済管理ステータスを「不採用」に変更するように要求することができる。なお、共済管理ステータスが「不採用」に変更された場合には、以降のステップは発生しないものとしてよい。
従って、ステップ414〜422は1回以上発生しうる。以下の説明では、最終的に共済管理ステータスが「企画ユーザの確認待ち」に変更されたものとしている。
採用された共済企画への加入者の一般募集は、共済企画ユーザの本人確認ができた後に行うことが好ましい。また、共済企画には、共済企画ユーザ自身が加入することが好ましい。更に、ユーザの共済企画への加入は、当該ユーザの本人確認ができることを前提とすることができる。従って、共済企画が採用されたときに、共済企画ユーザからの共済加入申込を受けるようにすることができる。
詳細には、サーバ130は、共済管理ステータスが所定のステータスとなった共済企画について、共済企画ユーザに対して共済加入申込ページの提示を開始するように構成することができる。このとき、共済企画ユーザ以外のユーザに対して、共済加入申込ページの提示を開始する必要はない。この所定のステータスは、「企画ユーザの確認待ち」を含むことができる。
より詳細には、サーバ130によりデータが動的に生成される、ユーザのマイページは、当該ユーザが共済企画ユーザである共済企画であって、その共済管理ステータスが「企画ユーザの確認待ち」である共済企画を示すUIコンポーネント(図示せず)を含むことができ、このUIコンポーネントは、当該共済企画についての共済加入申込ページへのリンクとして機能するUIコンポーネントを更に含むものであってよい。サーバ130は、そのような1以上の共済企画を、共済DBを検索することにより特定することができる。
従って、共済企画の共済ステータスを「企画ユーザの確認待ち」に変更するステップは、当該共済企画の共済企画ユーザが特定される情報をともなう要求に応じた、当該共済企画についての前記共済加入申込ページの提示を開始するステップの一例であるといえる。
424は、共済企画についての共済加入申込ページを、クライアント110がサーバ130に要求するステップを示している。このステップは、マイページ等を参照するか又は管理者からの連絡を受けた共済企画ユーザが、投稿した共済企画の採用を認識したとき等、任意のタイミングで発生しうる。
426は、要求に応じて、共済加入申込ページを、サーバ130がクライアント110に提示するステップを示し、428は、クライアント110が共済加入申込ページを表示するステップを示し、430は、共済加入申込の内容をクライアント110がサーバ130に送信するステップを示している。
432は、サーバ130が、内容を受信した共済加入申込即ち契約を特定する契約IDを生成するステップを示している。このステップにおいて、サーバ130は、共済加入申込をしたユーザに生成した契約IDを通知することができる。
434は、サーバ130が、契約IDとともに共済加入申込の内容を記憶し、共済加入申込に関連した契約管理ステータスを「共済申込済み」に設定するステップを示している。記憶する共済加入申込の内容には、当該共済加入申し込みをしたユーザを特定する情報、例えばユーザIDを含めることができる。また、契約管理ステータスの設定又は変更手法は任意であるが、例えば、設定又は変更される契約管理ステータスの状態を示す任意の情報を共済加入申込に関連付けてサーバ130が記憶することにより実現できる。サーバ130が記憶する手法は任意であるが、例えば、後述する契約DBの形式で記憶することができる。
サーバ130によりデータが動的に生成される、ユーザのマイページは、当該ユーザが共済加入申込をした共済企画を示すUIコンポーネント、例えばUIコンポーネント273(図2Fを参照)を含むことができる。サーバ130は、そのような1以上の共済企画を、共済DBを検索することにより特定することができる。
また、サーバ130は、ユーザのマイページ等において、当該ユーザが行った共済加入申込の契約管理ステータス及び契約管理ステータスに対応したメッセージの一方又は双方を示すように構成することができる。
更に、サーバ130は、契約管理ステータスが所定のステータスとなった共済加入申込について、契約内容編集ページの提示を開始するように構成することができる。この所定のステータスは、「共済申込済み」及び後述する「(決済会社)承認済み」の一方又は双方を含むことができる。従って、共済加入申込の契約管理ステータスを「共済申込済み」及び「(決済会社)承認済み」の一方又は双方に変更することは、当該共済加入申込についての契約内容編集ページの提示を開始するステップの一例であるといえる。
なお、サーバ130は、管理ページ等において、契約管理ステータスが所定のステータスである共済企画がある旨を示すように構成することができる。
436は、サーバ130が、契約者の本人確認を行うステップを示している。サーバ130は、契約者のクレジットカード情報に基づき、当該クレジットカードが有効であるときに、本人確認ができたと判定することができる。なお、この時点で契約者のクレジットカード情報をサーバ130が利用可能でないときには、任意の手法により、契約者に情報を要求することができる。なお、クレジットカードが有効であるかどうかは、クレジットカード事業者のコンピュータへの通信を介して判定することができる。
438は、本人確認の結果に基づいて、サーバ130が、本人確認をした共済加入申込の契約管理ステータスを変更するステップを示している。ここで、ステップ436において本人確認ができたと判定したときには、契約管理ステータスを「(決済会社承認済み)」に、本人確認ができなかったと判定したときには、契約管理ステータスを「カード認証不可」に変更することができる。なお、契約管理ステータスが「カード認証不可」に変更された場合には、以降のステップは発生しないものとしてよい。以下の説明では、契約管理ステータスが「(決済会社)承認済み」に変更されたものとしている。
440は、契約内容編集ページを、管理端末140がサーバ130に要求するステップを示している。このステップは、管理ページ等を参照した管理者が、本人確認がなされた共済加入申込の存在を知ったとき等、任意のタイミングで発生しうる。
442は、要求に応じて、契約内容編集ページを、サーバ130が管理端末140に提示するステップを示し、444は、管理端末140が、契約内容編集ページを表示するステップを示している。
446は、共済加入申込の契約管理ステータスを変更するよう、管理端末140がサーバ130に要求するステップを示し、448は、要求に応じてサーバ130が当該共済加入申込の契約管理ステータスを変更するステップを示している。ステップ446に付随して、管理者は、電子メールを含む任意の手法により契約者に連絡をとることができる。
これらステップについて詳述すると、管理者が、共済加入申込の内容を目視で確認した結果、何らかの理由により共済加入申込を拒否するときには、契約管理ステータスを「共済申込拒否」に変更するよう要求することができる。そうでない場合には、契約管理ステータスを「共済申込承認」に変更するよう要求することができる。なお、ステップ446は、契約者に連絡をとった後、最終的な決定として行うことができる。なお、「共済申込承認」は、共済加入申込を承認したことに対応する契約管理ステータスの一例である。
以上が、共済企画フェーズの主なステップである。しかしながら、共済企画フェーズが含むステップは、これらに限定されるわけではないし、これらの一部は含まれない場合もあることに留意されたい。
例えば、共済企画フェーズは、共済企画修正ページを、クライアント110がサーバ130に要求するステップと、要求に応じて、共済企画修正ページを、サーバ130がクライアント110に提示するステップと、クライアント110が、共済企画修正ページを表示するステップと、修正された共済企画の内容(修正すべき共済企画の共済IDを含みうる)を、クライアント110がサーバ130に送信するステップと、修正された共済企画の内容を受信した共済企画の内容としてステップ412を実行するステップとを含むことができる。
また、共済企画フェーズは、企画取消申請ページを、クライアント110がサーバ130に要求するステップと、要求に応じて、企画取消申請ページを、サーバ130がクライアント110に提示するステップと、クライアント110が、企画取消申請ページを表示するステップと、取り消すべき共済企画の共済IDを、クライアント110がサーバ130に送信するステップと、サーバ130が、受信した共済IDにより特定される共済企画の共済管理ステータスを「キャンセル」に変更するステップとを含むことができる。
更に、ステップ412において、共済企画に関連した共済管理ステータスを「作成中」に設定することもできる。このような共済管理ステータスの変更は、共済企画投稿ページ及び共済企画修正ページが含みうる、入力された内容に基づく共済企画を下書きとして投稿するためのUIコンポーネント(図示せず)が選択されたときに、クライアント110がサーバ130に要求することができる。
1−4−2 共済加入者募集フェーズ
図5は、共済企画について加入者を募集する段階の共済運用方法を含む、例示の共済加入者募集フェーズのシーケンス図である。
502は、サーバ130が、共済企画の加入者募集を開始すべきと判定するステップを示している。加入者募集を開始すべきと判定される共済企画は、その共済企画ユーザからの共済加入申込の契約管理ステータスが「共済申込承認」であり、且つ、その加入者募集期間の始まりを過ぎた共済企画であることができる。なお、このステップは、所定の周期で又はランダムな周期で他のステップとは非同期に繰り返される、加入者募集を開始すべき共済企画があるかを判定するステップの一部として実現できる。
504は、サーバ130が、加入者募集を開始すべきと判定した共済企画の共済管理ステータスを「加入者募集中」に設定するステップを示している。
サーバ130は、共済管理ステータスが所定のステータスとなった共済企画について、共済加入申込ページの提示を開始するように構成することができる。この所定のステータスは、「加入者募集中」を含むことができる。
詳細には、サーバ130は、共済企画紹介ページを提示する要求を受けたときに、共済企画紹介ページが記述されたデータを動的に生成するように構成することができる。データが動的に生成されるこの共済企画紹介ページは、共済管理ステータスが「加入者募集中」である共済企画を示すUIコンポーネント、例えばUIコンポーネント261(図2Eを参照)を含むものであってよい。サーバ130は、そのような1以上の共済企画を、共済DBを検索することにより特定することができる。
また、サーバ130によりデータが動的に生成される、ユーザのマイページは、共済管理ステータスが「加入者募集中」である共済企画のうち、選択された1以上の共済企画を示すUIコンポーネント、例えばUIコンポーネント271(図2Fを参照)を含むものであってよい。従って、選択された1以上の共済企画は、ユーザがお気に入りとしてブックマークしたものであってよい。サーバ130は、そのような1以上の共済企画を、共済DBを検索することにより特定することができる。
従って、共済企画の共済管理ステータスを「加入者募集中」に設定するステップは、当該共済企画についての共済加入申込ページの提示を開始するステップの一例であるといえる。
506は、共済企画についての共済加入申込ページを、クライアント120がサーバ130に要求するステップを示している。このステップは、共済企画紹介ページ又はマイページ等を参照したユーザが、加入者募集中の共済企画の存在を認識し、検討の結果その共済企画に加入しようとしたとき等、任意のタイミングで発生しうる。
508は、要求に応じて、共済加入申込ページを、サーバ130がクライアント120に提示するステップを示し、510は、クライアント120が共済加入ページを表示するステップを示し、512は、共済加入申込の内容をクライアント120がサーバ130に送信するステップを示している。
514〜530は、ステップ432〜448と同様のステップを示している。但し、図5において、共済企画に加入しうるユーザは1人のみであるが、一般的には複数人存在する。従って、ステップ506〜530及び後述するステップ532も、複数回実行されうる。
複数回行われうるステップ518及び520の実行のタイミングは任意である。例えば、ステップ518及び520は、ステップ516の実行のたびに行ってもよいし、ステップ516が所定の回数実行されたとき、言い換えると、新たに所定の数の共済加入申込の内容が記憶されたときに行ってもよい。また、例えば、ステップ518及び520は、所定の周期で、本人確認を行っていない記憶されている共済加入申込が存在するかを判定するステップを実行し、存在すると判定したときに実行してもよい。本人確認を行っていない記憶されている共済加入申込が存在するかは、例えば、契約管理ステータスが「共済申込済み」である共済加入申込があるか、又は、「カード認証不可」でも「(決済会社)承認済み」でもない共済加入申込があるかを、サーバ130が判定することにより実現することができる。
532は、サーバ130が、共済企画への加入者の数を更新するステップを示している。ステップ532は、サーバ130が、共済企画に関連付けて加入者の数を記憶し、変更することにより実現することができる。
詳細には、サーバ130は、1件の共済加入申込の契約管理ステータスを「共済申込承認」に変更したときに、当該共済加入申込に係る共済企画に関連付けられた加入者の数に1を加算することができる。代替として、サーバ130は、ステップ516において、内容を記憶した共済加入申込に係る共済企画に関連付けられた加入者の数に1を加算し、ステップ532において、当該共済加入申込の契約管理ステータスを「共済申込承認」に変更したときには何もせず、「共済申込拒否」に変更したときには、当該共済加入申込に係る共済企画に関連付けられた加入者の数から1を減算することができる。なお、加入者の数の初期値は1であってよい。また、加入者の数の初期値を0として、ステップ532を図4のステップ448の後に実行してもよい。
534は、サーバ130が、共済企画について、加入者募集を終了すべきと判定するステップを示している。加入者募集を終了すべきと判定される共済企画は、当該共済企画の加入者募集期間の終わりを過ぎたか、又は、当該共済企画への加入者の数が所定の数に達した共済企画であることができる。この所定の数は、全ての共済企画において共通であることができ、例えば1000である。なお、このステップは、所定の周期で又はランダムな周期で他のステップとは非同期に繰り返される、加入者募集を終了すべき共済企画があるかを判定するステップの一部として実現できる。
536は、サーバ130が、加入者募集を終了すべきと判定した共済企画の共済管理ステータスを変更するステップを示している。このステップにおいて、サーバ130は、当該共済企画の加入者の数が最低加入人数以上であるかを判定し、真の場合には共済管理ステータスを「成立済み」に、偽の場合には共済管理ステータスを「未成立」に変更することができる。
ステップ536において、サーバ130は、共済企画が成立したかについての電子メールを、当該共済企画の加入者に対して自動的に送信することができる。なお、共済企画の加入者は、当該共済企画への共済加入申込であって、契約管理ステータスが「共済申込承認」である共済加入申込を行ったユーザであることができる。なお、この電子メールは、後述する決済の結果についての電子メールとまとめて行ってもよい。
サーバ130は、共済管理ステータスが所定のステータスではなくなった共済企画について、共済加入申込ページの提示を終了するように構成することができる。この所定のステータスは、「加入者募集中」を含むことができる。従って、共済企画の共済管理ステータスを「成立済み」又は「未成立」に変更するステップは、当該共済企画についての共済加入申込ページの提示を終了するステップの一例であるといえる。
なお、共済管理ステータスが「未成立」に変更された共済企画については、以降のステップは発生しないものとしてよい。以下の説明では、共済企画の共済管理ステータスが「成立済み」に変更されたものとしている。
なお、サーバ130によりデータが動的に生成される共済企画紹介ページは、共済管理ステータスが「成立済み」である共済企画を示すUIコンポーネント、例えばUIコンポーネント262(図2Eを参照)を含むことができる。サーバ130は、そのような1以上の共済企画を、共済DBを検索することにより特定することができる。
538は、サーバ130が、共済管理ステータスが「成立済み」である共済企画への各共済加入申込について、ユーザの支払情報に基づき当該共済企画の共済掛金の決済を試みるステップを示している。このステップは、サーバ130が、共済掛金の決済のために、共済企画への共済加入申込をしたユーザをメモリを検索して特定するステップを含むことができる。また、例えば、サーバ130は、当該共済加入申込を行ったユーザのクレジットカード情報に基づき、クレジットカード事業者のコンピュータへの通信を介して、共済掛金のクレジットカード決済を試みることができる。また、サーバ130は、当該共済加入申込を行ったユーザの金融機関の口座情報に基づき、金融機関のコンピュータへの通信を介して、口座からの共済掛金の引き落としを試みることができる。
540は、サーバ130が、共済掛金の決済を試みた共済加入申込について、決済の結果に基づき契約管理ステータスを変更するステップを示している。サーバ130は、決済が成功した共済加入申込の契約管理ステータスを「掛金収納済み」に、決済が成功しなかった共済加入申込の契約管理ステータスを「決済不可」に変更することができる。
ステップ540において、サーバ130は、共済掛金の決済が成功したかについての電子メールを、当該決済を試みたユーザに対して自動的に送信することができる。
なお、共済企画に共済加入申込するユーザは複数人存在するから、ステップ538及び540は、複数回実行されうることに留意されたい。
以上が、共済加入者募集フェーズの主なステップである。しかしながら、共済加入者募集フェーズが含むステップは、これらに限定されるわけではないし、これらの一部は含まれない場合もあることに留意されたい。
サーバ130は、共済管理ステータスが所定のステータスとなった共済企画について、当該共済企画に共済加入申込をしたユーザに対し、加入取消申請ページの提示を開始し、共済管理ステータスが所定のステータスでなくなった共済企画について、加入取消申請ページの提示を終了するように構成することができる。この所定のステータスは、「加入者募集中」を含むことができる。
詳細には、サーバ130によりデータが動的に生成される、ユーザのマイページは、当該ユーザが共済加入申込をした共済企画であって、その共済管理ステータスが「加入者募集中」である共済企画を示すUIコンポーネント、例えばUIコンポーネント273(図2Fを参照)を含むものであってよい。サーバ130は、そのような1以上の共済企画を、共済DBを検索することにより特定することができる。
従って、例えば、共済加入申込フェーズは、加入取消申請ページを、クライアントがサーバ130に要求するステップと、要求に応じて、加入取消申請ページを、サーバ130がクライアントに提示するステップと、クライアントが、加入取消申請ページを表示するステップと、取り消すべき共済加入申込の契約IDを、クライアントがサーバ130に送信するステップと、サーバ130が、受信した契約IDにより特定される共済加入申込の契約管理ステータスを「共済申込キャンセル」に変更するステップとを含むことができる。
なお、サーバ130は、共済企画への共済加入申込の契約管理ステータスが「共済申込キャンセル」となったときに、当該共済企画への加入者の数を更新することができる。
また、サーバ130は、共済企画について、共済企画ユーザの共済加入申込の契約管理ステータスが「共済申込キャンセル」となったときに、当該共済企画の共済管理ステータスを「キャンセル」に変更することができる。
1−4−3 共済有効期間フェーズ
図6は、共済企画を共済として開始する段階の共済運用方法を含む、例示の共済有効期間フェーズのシーケンス図である。
602は、サーバ130が、共済企画を共済として開始すべきと判定するステップを示している。開始すべきと判定される共済企画は、共済管理ステータスが「成立済み」の共済企画であって、共済開始予定日になった共済企画であることができる。なお、このステップは、所定の周期で又はランダムな周期で他のステップとは非同期に繰り返される、開始すべき共済企画があるかを判定するステップの一部として実現できる。
604は、サーバ130が、開始すべきと判定した共済企画の共済管理ステータスを「共済有効期間中」に設定するステップを示している。
サーバ130は、共済管理ステータスが所定のステータスとなった共済企画について、少なくとも当該共済企画の実際の加入者に対して事故連絡ページの提示を開始することができる。この所定のステータスは、「共済有効期間中」を含むことができる。
詳細には、サーバ130によりデータが動的に生成される、ユーザのマイページは、当該ユーザが実際の加入者である共済企画であって、その共済管理ステータスが「共済有効期間中」である共済企画を示すUIコンポーネント、例えばUIコンポーネント274(図2Fを参照)を含むものであってよい。サーバ130は、そのような1以上の共済企画を、共済DBを検索することにより特定することができる。
従って、ステップ602及び504は、全体として、当該共済企画についての事故連絡ページの提示を開始するステップの一例であるといえる。なお、共済企画の実際の加入者は、当該共済企画への共済加入申込であって、契約管理ステータスが「掛金収納済み」である共済加入申込を行ったユーザであることができる。
606は、共済企画についての事故連絡ページを、クライアントがサーバ130に要求するステップを示している。このステップは、当該共済企画の支払事由に該当する可能性のある事故が発生したときに実行されうる。
608は、事故連絡ページを、サーバ130がクライアントに提示するステップを示し、610は、クライアントが事故連絡ページを表示するステップを示し、612は、事故連絡の内容を、クライアントがサーバ130に送信するステップを示している。
614は、サーバ130が、内容を受信した事故連絡を特定する事故IDを生成するステップを示している。このステップにおいて、サーバ130は、事故連絡をしたユーザに生成した事故IDを通知することができる。
616は、事故IDとともに事故連絡の内容を記憶し、事故連絡に関連した事故管理ステータスを「未確認」に設定するステップを示している。
記憶する事故連絡の内容は、当該事故連絡をしたユーザを特定する情報、例えばユーザIDと、事故連絡に係る共済企画を特定する情報、例えば共済IDとを含めることができる。また、事故管理ステータスの設定又は変更手法は任意であるが、例えば、設定又は変更される事故管理ステータスの状態を示す任意の情報を事故連絡に関連付けてサーバ130が記憶することにより実現できる。サーバ130が記憶する手法は任意であるが、例えば、後述する事故DBの形式で記憶することができる。
サーバ130は、ユーザのマイページ等において、当該ユーザが行った事故連絡の事故管理ステータス及び事故管理ステータスに対応したメッセージの一方又は双方を示すように構成することができる。
サーバ130は、事故管理ステータスが所定のステータスとなった事故連絡について、事故受付編集ページの提示を開始するように構成することができる。この所定のステータスは、「未確認」を含むことができる。従って、事故連絡の事故管理ステータスを「未確認」に設定するステップは、当該事故連絡についての事故受付編集ページの提示を開始するステップの一例であるといえる。
また、サーバ130は、管理ページ等において、事故管理ステータスが所定のステータスである事故連絡がある旨を示すように構成することができる。
618は、事故連絡についての事故受付編集ページを、管理端末140がサーバ130に要求するステップを示している。このステップは、管理ページ等を参照した管理者が、未確認の事故連絡の存在を認識したとき等、任意のタイミングで発生しうる。
620は、要求に応じて、事故受付編集ページが記述されたデータを、サーバ130が管理端末140に返信するステップを示し、622は、管理端末140が、事故受付ページを表示するステップを示している。
624は、事故連絡の事故管理ステータスを変更するよう、管理端末140がサーバ130に要求するステップを示し、626は、要求に応じて、サーバ130が当該事故連絡の事故管理ステータスを変更するステップを示している。
ステップ624及び626について詳述すると、例えば、事故連絡についての事故受付編集ページを参照した管理者は、当該事故連絡の事故管理ステータスを「調査中」に変更するよう要求し、事故連絡に係る事故についての詳細な調査をするために必要な書類をユーザから郵送で受け取るために、電子メールを含む任意の手法によりユーザに連絡をとることができる。この連絡には、書類のひな型のPDFファイルを添付することができる。
また、事故連絡に係る事故についての詳細な調査をするために必要な書類をユーザから受け取り、調査を行った管理者は、調査の結果、当該事故が共済企画の支払事由に該当しなかったときには、当該事故連絡の事故管理ステータスを「支払拒否」に変更するよう要求し、その旨を電子メールを含む任意の手法によりユーザに連絡することができる。事故管理ステータスが「支払拒否」に変更された場合には、以降のステップは発生しないものとしてよい。
一方、事故連絡に係る事故が共済企画の支払事由に該当したときには、共済金を支払うべく、事故連絡をしたユーザの金融機関の口座に共済金を振り込み、当該事故連絡の事故管理ステータスを「支払済み」に変更するよう要求し、その旨を電子メール含む任意の手法によりユーザに連絡することができる。このとき、当該共済企画の積立金(後述する)の残額が支払額に満たない場合には、残額を共済金として振り込むことができる。
従って、ステップ618〜626は1回以上発生しうる。以下の説明では、最終的に事故管理ステータスが「支払済み」に変更されたものとしている。
なお、共済金の振り込みについて、支払い事由に該当する所定の数の事故連絡がなされたときに又は特定の期日に、1以上の振り込みをまとめて行ってもよい。その際、積立金の残額が当初の支払額に満たない場合には、残額を等分したものを共済金として振り込んでもよい。1円に満たない端数の取扱については、任意である。
628は、事故管理ステータスが「支払済み」に変更された事故連絡に係る共済企画について、積立金の額を更新するステップを示している。サーバ130は、共済企画の共済掛金と実際の加入者の数とから、決済された共済掛金の合計を予め計算して、積立金の現在額(このときは、当初の額である。)として後述する共済DBに記憶するように構成することができる。積立金の額の更新は、決済された共済掛金の合計から支払われた共済金の合計及び事務管理手数料を減算した額である積立金の現在額を計算して、当該共済企画に関連付けてメモリに格納する、より詳細には、計算した現在額で上記共済DBに既に格納されている現在額を置き換えることにより実現することができる。ここで、事務管理手数料は、決済された共済掛金の合計と所定の率との積であってよい。
なお、サーバ130が管理端末140に提供する任意のウェブページ、例えば、事故受付編集ページは、事故連絡について支払われた共済金の額を入力するためのUIコンポーネント(図示せず)を含むことができ、これにより、サーバ130は、例えばステップ624が行われると同時に、共済企画について支払われた共済金の合計を計算するために、事故連絡について支払われた共済金の額を示す情報を受信することができる。
630は、サーバ130が、共済企画について、積立金の残額が所定の額未満になったかを判定するステップを示し、632は、残額が所定の額未満になったと判定した場合の処理を行うステップを示している。なお、所定の額は、当該共済企画の共済金の当初の支払額であってよい。
ステップ630の一例は、サーバ130が、当該共済企画についての積立金の残額が所定の額未満になった旨を通知する電子メールを、当該共済企画の実際の加入者に対して送信するステップである。このステップ自体は、共済管理ステータスに変更を加えるものではない。従って、共済企画についての事故連絡ページの提示は終了せず、このステップの後も、1以上の事故連絡を受け付けうる。
ステップ630の別の一例は、サーバ130が、当該共済企画についての共済管理ステータスを「共済金支払終了」に設定するステップである。このステップによると、共済管理ステータスは「共済有効期間中」ではなくなるから、後述するように、共済企画についての事故連絡ページの提示は終了する。
ステップ630の更に別の一例は、上記二つの例の組み合わせである。
サーバ130は、共済管理ステータスが所定のステータスとなった共済企画について、事故連絡ページの提示を終了するように構成することができる。この所定のステータスは、「共済金支払終了」を含むことができる。従って、共済企画についての共済管理ステータスを「共済金支払終了」に設定するステップは、当該共済企画についての事故連絡ページの提示を終了するステップの一例であるといえる。
以上が、共済有効期間フェーズの主なステップである。共済金有効期間フェーズが含むステップは、これらに限定されるわけではないし、これらの一部は含まれない場合もあることに留意されたい。特に、事故が発生しなかった場合には、事故連絡はなされないことに留意されたい。
サーバ130は、共済管理ステータスが所定のステータスとなった共済企画について、当該共済企画の実際の加入者に対して共済解約申請ページの提示を開始し、共済管理ステータスが所定のステータスでなくなった共済企画について、共済解約申請ページの提示を終了するように構成することができる。この所定のステータスは、「共済有効期間中」を含むことができる。
従って、例えば、共済有効期間フェーズは、共済解約申請ページを、クライアントがサーバ130に要求するステップと、要求に応じて、共済解約申請ページを、サーバ130がクライアントに提示するステップと、クライアントが、共済解約申請ページを表示するステップと、解約に係る共済加入申込の契約IDを、クライアントがサーバ130に送信するステップと、サーバ130が、受信した契約IDにより特定される共済加入申込の契約管理ステータスを「解約申請中」に変更するステップとを含むことができる。
また、共済有効期間フェーズは、解約に係る共済加入申込についての契約内容編集ページを、管理端末140がサーバ130に要求するステップと、要求に応じて、契約内容編集ページを、サーバ130が管理端末140に提示するステップと、管理端末140が、契約内容編集ページを表示するステップと、当該共済加入申込の契約ステータスを変更するよう、管理端末140がサーバ130に要求するステップと、要求に応じて、サーバ130が契約ステータスを変更するステップとを含むことができる。
詳細には、解約に係る共済加入申込についての契約内容編集ページを参照した管理者は、まず、当該共済加入申込の契約ステータスを「解約済み」に変更するよう要求し、共済掛金を返金すべく、共済解約申請をしたユーザの金融機関の口座に共済掛金を振り込んだ後、当該共済加入申込の契約ステータスを「解約返戻金支払済み」に変更するよう要求することができる。
また、サーバ130は、契約ステータスが「解約申請中」に変更された共済加入申込に係る共済企画の積立金の額を、共済掛金の額を減算することにより更新することができる。
更に、共済有効期間フェーズは、要求に応じて、共済企画についての積立金の現在額確認ページを提示するステップを含むことができる。ここでk、積立金の現在額確認ページを提示可能な共済企画は、ステップ604にて共済として開始すべきと判定された共済企画であってよい。
1−4−4 共済終了フェーズ
図7は、共済として開始した共済企画を終了する段階の共済運用方法を含む、例示の共済終了フェーズのシーケンス図である。
702は、サーバ130が、共済企画を終了すべきと判定するステップを示している。終了すべきと判定される共済企画は、共済管理ステータスが「共済有効期間中」又は「共済金支払終了」である共済企画であって、共済開始予定日から共済期間が経過した共済企画であることができる。なお、このステップは、所定の周期で又はランダムな周期で他のステップとは非同期に繰り返される、終了すべき共済企画があるかを判定するステップの一部として実現できる。
704は、終了すべきと判定された共済企画について、共済管理ステータスを「共済期間終了」に設定するステップを示している。ステップ704において、サーバ130は、当該共済企画が終了した旨を通知する電子メールを、当該共済企画の実際の加入者に対して自動的に送信することができる。
共済企画が終了すると、サービス事業者は積立金の残額を実際の加入者に返金する。積立金の残額は、積立金の総額から支払われた共済金の総額を控除したものであってよいし、その額から更に何らかの手数料を控除したものであってもよい。また、積立金の残額は、等分して加入者に返金することができる。1円に満たない端数の取扱については、任意である。
706は、終了した共済企画に係る1件の共済加入申込についての契約内容編集ページを、管理端末140がサーバ130に要求するステップを示している。このステップは、管理ページ等を参照した管理者が、終了した共済企画の存在を知り、積立金の残額を1人の契約者に返金したとき等、任意のタイミングで発生しうる。
708は、1件の共済加入申込についての契約内容編集ページを、サーバ130が管理端末140に提示するステップを示し、710は管理端末140が当該共済加入申込についての契約内容編集ページを表示するステップを示し、712は、当該共済加入申込についての契約管理ステータスを「清算金支払済み」に設定するよう、管理端末140がサーバ130に要求するステップを示し、714は、要求に応じて、サーバ130が当該共済加入申込についての契約管理ステータスを「清算金支払済み」に設定するステップを示している。
一般的に、1件の共済企画には複数の実際の加入者が存在するから、1件の共済企画に対して複数件の共済加入申込が存在する。ステップ706〜714は共済加入申込ごとに行うことができるから、ステップ706〜714は、複数回発生しうる。
716は、共済企画についての共済内容編集ページを、管理端末140がサーバ130に要求するステップを示している。このステップは、当該共済企画の全ての実際の加入者に対して、積立金の残額の返金を完了したとき等の任意のタイミングで発生しうる。
718は、当該共済企画についての共済内容編集ページを、サーバ130が管理端末140に提示するステップを示し、720は管理端末140が共済内容編集ページを表示するステップを示し、722は、当該共済企画についての共済管理ステータスを「残金清算完了」に設定するよう、管理端末140がサーバ130に要求するステップを示し、724は、要求に応じて、サーバ130が当該共済企画の共済管理ステータスを「残金清算完了」に設定するステップを示している。
以上が、共済終了フェーズの主なステップである。共済終了フェーズが含むステップは、これらに限定されるわけではないし、これらの一部は含まれない場合もあることに留意されたい。ことに留意されたい。
1−5 ウェブページの提示という観点からの共済運用方法
以下、共済運用方法について、共済運用のために用いられるウェブページの観点から説明する。節1−4にて上述したように、以下に述べる各ステップを、ハードウェア資源とソフトウェアとの協働によりコンピュータが実行できることは、当業者には明らかであろう。
1−5−1 共済企画紹介ページ
図8は、ユーザが共済企画紹介ページを表示しようとしたときのシーケンス図である。
802は、共済企画紹介ページを、クライアントがサーバ130に要求するステップを示している。1−2−11にて上述したように、共済企画紹介ページはサービスのトップページとして用いることができ、当該要求は、サービスにログインしたユーザ及びログインしていないユーザ(又はそもそもサービスに登録していないユーザ)の双方からなされうる。
804は、サーバ130が、ステップ802において受信した要求が、ログインしたユーザが使用するクライアントからのものであるかを判定する、言い換えると、ログインしたユーザからのものであるかを判定するステップを示している。
例えば、サーバ130は、ユーザが特定される情報をともなわずに共済企画紹介ページの要求を受信した場合に、当該要求はログインしたユーザからのものではないと判定する一方、ユーザが特定される情報とともに共済企画紹介ページの要求を受信した場合に、当該要求はログインしたユーザからのものあると判定することができる。
806は、サーバ130が、要求がログインしたユーザからのものであるかに従って、共済企画紹介ページのデータを生成するステップを示している。ステップ806において、サーバ130は、当該データの生成に必要な情報、例えば、加入者募集中である共済企画を、メモリを検索して特定することができる。
808は、生成された共済企画紹介ページのデータを、サーバ130がクライアントに送信するステップを示している。
1−5−2 マイページ
図9は、ユーザがマイページを表示しようとしたときのシーケンス図である。
902は、マイページを、クライアントがサーバ130に要求するステップを示している。
904は、サーバ130が、ステップ902において受信した要求をしたユーザを特定するステップを示している。
906は、サーバ130が、特定されたユーザに応じた所定の共済企画を、メモリを検索して特定するステップを示している。
所定の共済企画は、例えば、特定されたユーザが共済企画ユーザであり、且つ、共済企画の内容を修正可能な共済企画であることができる。サーバ130は、内容を修正可能な共済企画であるかを、当該共済企画の共済管理ステータスから判定することができる。サーバ130は、共済管理ステータスが「作成中」、「審査着手待ち」又は「審査中(企画ユーザ編集可)」である共済企画を、内容を修正可能な共済企画であると判定することができる。
908は、サーバ130が、マイページのデータを生成するステップを示している。マイページは、特定された共済企画についての共済企画修正ページへのリンクとして機能するUIコンポーネントを含むことができる。
910は、生成されたマイページのデータを、サーバ130がクライアントに送信するステップを示している。
1−6 サーバ130が記憶する情報
1−6−1 共済DB
共済DBは、1つの行が1件の共済企画に相当するテーブルであることができる。ここで、1つの行は、
共済企画ユーザのユーザID、
共済ID、
共済名(共済企画の内容に共済名を含めない場合)
共済企画の内容(共済名を含む場合があり、それぞれ内容に相当する1以上の列から構成されうる。具体例について、節1−2−2を参照。)、
お気に入りとしてブックマークしたユーザのユーザID(1以上)、
共済加入申込をしたユーザのユーザID(1以上)、
加入者の数、
積立金の現在額、
共済管理ステータス
の列を含むことができる。
1−6−2 契約DB
契約DBは、1つの行が1件の共済加入申込に相当するテーブルであることができる。ここで、1つの行は、
契約ID、
契約内容、
契約管理ステータス
の列を含むことができる。
1−6−3 事故DB
事故DBは、1つの行が1件の事故連絡に相当するテーブルであることができる。ここで、1つの行は、
事故ID、
事故内容、
事故管理ステータス
の列を含むことができる。
2 本発明の実施の第2態様の例
本発明の実施の第2態様の例は、コンピュータに共済運用方法を実行させるプログラムである。
3 本発明の実施の第3態様の例
本発明の実施の第3態様の例は、共済の運用を実施するためのシステム(以下、「共済運用システム」という。)である。共済運用システムの一例は、サーバ130である。なお、ハードウェア資源とソフトウェアとの協働により、コンピュータを以下に述べる各手段として機能させることもできることは、当業者には明らかであろう。
図10は、共済運用システム1000の概略の例を示している。
1010は、節1−2及び1−3にて上述したような各種ウェブページを提示するウェブページ提示手段を示している。ウェブページ提示手段1010は、提示するウェブページごとに設けられていてよい。また、ウェブページ提示手段1010は、要求に応じて、当該要求に対応するウェブページを提示するものであってよい。ウェブページ提示手段1010は、例示すれば、
共済企画投稿ページを提示する手段、
内容が後述する記憶手段1050に格納された共済企画についての共済内容編集ページを提示する手段、
共済企画紹介ページを提示する手段、
共済加入申込ページを提示する手段、
記憶手段1050に格納された共済加入申込についての契約内容編集ページを提示する手段、
共済管理ステータスが共済開始予定日に所定のステータス、例えば「成立済み」であった共済企画についての事故連絡ページを提示する手段、
内容が記憶手段1050に格納された事故連絡についての事故受付編集ページを提示する手段
共済企画についての積立金の現在額を示すウェブページを提示する手段
を含むことができる。
1020は、節1−4及び1―5において上述したステップにおいて受信されるような各種データ(通知や命令を含む)を受信するデータ受信手段を示している。データ受信手段1020は、受信するデータごとに設けられていてよい。また、データ受信手段1020は、受信したデータに基づく処理を更に行うものであってよい。データ受信手段1020は、例示すれば、
共済企画の内容を受信し、受信した内容を記憶手段1050に格納する手段、
複数のユーザのうちのユーザが特定される情報とともに共済企画についての共済加入申込を受信し、当該情報により特定されるユーザを当該共済加入申込をしたユーザとして当該共済企画に関連付けて記憶手段1050に記憶する手段、
共済企画への共済加入申込の承認の通知を受け、当該共済企画への共済加入申込を承認したユーザの数を更新する手段、
事故連絡の内容を受信し、受信した内容を記憶手段1050に格納する手段、
事故連絡についての共済金の支払い完了の通知を受け、当該事故連絡の内容が含む情報によって特定される共済企画についての積立金の額を更新する手段、
事故連絡について支払われた共済金の額を示す情報を受信する手段
を含むことができる。
1030は、節1−4及び1−5において上述したステップにおいてなされるような、ユーザに関する処理を行うユーザ関連処理手段を示している。ユーザ関連処理手段1030は、例示すれば、
積立金の額が所定の額未満となった共済企画の実際の加入者であるユーザの電子メールアドレスを記憶手段1050から取得し、該当ユーザに電子メールを送信する手段、
共済管理ステータスが所定のステータス、例えば「共済期間終了」に変更された共済企画の実際の加入者であるユーザに共済企画の終了を通知する手段、
共済掛金の決済のために、共済企画への共済加入申込をしたユーザを記憶手段1050を検索して特定する手段
を含むことができる。
1040は、節1−4及び1−5において上述したような、共済管理ステータス、契約管理ステータス及び事故管理ステータスを、条件に応じて自動的に変更するステータス自動変更手段を示している。当該手段は、条件ごとに設けられていてよい。ステータス自動変更手段1040は、例示すれば、
加入者募集を開始すべきと判定された共済企画の共済管理ステータスを所定のステータス、例えば「加入者募集中」に変更する手段、
加入者募集期間が終了し共済加入申込を承認したユーザの数が最低加入人数以上である共済企画の共済管理ステータスを所定のステータス、例えば「成立済み」に変更する手段、
共済開始予定日から共済期間が経過した共済企画の共済管理ステータスを所定のステータス、例えば「共済期間終了」に変更する手段
を含むことができる。
1050は、各種情報を記憶する記憶手段を示している。記憶手段1050は、1−6にて述べたような共済DB、契約DB及び事故DBを含むことができる。また、記憶手段1050は、少なくともハードウェア資源であるメモリと、ソフトウェアとの協働により実現されたものであってよい。
なお、図10に実線にて表されているように、手段1010〜1040は、少なくとも記憶手段1050に機能上接続することができ、記憶手段1050に記憶された各種情報を用いること及び記憶手段1050に各種情報を記憶することの一方又は双方を行うことにより、必要な処理を行うことができる。
4 コンピュータ
図11は、コンピュータのハードウェア構成の一例を表している。同図に示すように、コンピュータ1100は、主に、プロセッサ1110と、主記憶装置1120と、補助記憶装置1130と、ユーザインターフェース1140と、通信インターフェース1150とを備えており、これらはアドレスバス、データバス、コントロールバス等を含むバスライン1160を介して相互に接続されている。なお、バスライン1160と各ハードウェア資源との間には適宜インターフェース回路(図示せず)が介在している場合もある。
プロセッサ1110は、コンピュータ全体の制御を行う。
主記憶装置1120は、プロセッサ1110に対して作業領域を提供し、例えばSRAM、DRAM等の揮発性メモリである。
補助記憶装置1130は、ソフトウェアであるプログラム等や各種データ等を格納する、例えば、ハードディスクドライブ、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリである。当該プログラムは、任意の時点で補助記憶装置1130からバスライン1160を介して主記憶装置1120へとロードされる。
ユーザインターフェース1140は、ユーザに情報を提示すること及びユーザから情報の入力を受けることの一方又は双方を行うものであり、例えば、キーボード、マウス、ディスプレイ、タッチパネルディスプレイ、マイク、スピーカ等である。
通信インターフェース1150は、ネットワーク150と接続されるものであり、ネットワーク150を介してデータを送受する。通信インターフェース1150とネットワーク150とは、有線又は無線で接続されうる。通信インターフェース1150は、ネットワークに係る情報、例えば、Wifiのアクセスポイントに係る情報、通信キャリアの基地局に関する情報等も取得することがある。
5 むすび
以上、本発明の実施の態様の例を説明したが、他の類似する実施態様の採用や、適宜態様の変更又は追加を行うことができることに留意されたい。

Claims (11)

  1. 共済をネットワークを介して実施するための方法であって、
    コンピュータが、第1ウェブページを提示するステップであって、前記第1ウェブページは、共済企画の内容を入力するためのUIコンポーネントと、入力された内容を前記コンピュータに送信するためのUIコンポーネントとを含む、ステップと、
    前記コンピュータが、共済企画の内容を受信したときに、受信した内容をメモリに格納し、当該共済企画についての第2ウェブページの提示を開始するステップであって、前記第2ウェブページは、共済企画の内容を示すUIコンポーネントと、当該共済企画の採用を前記コンピュータに通知するためのUIコンポーネントとを含む、ステップと、
    前記コンピュータが、共済企画の採用の通知を受けた後、当該共済企画の加入者募集を開始すべきと判定したときに、当該共済企画の共済管理ステータスを第1ステータスに変更し、当該共済企画についての第3ウェブページへの掲載を開始するステップであって、前記第3ウェブページは、加入者募集中である共済企画をそれぞれ示す1以上のUIコンポーネントであって、加入者募集中である共済企画は、共済管理ステータスが第1ステータスである共済企画であり、示された共済企画についての第4ウェブページへの直接的又は間接的なリンクとして機能するUIコンポーネントを含み、前記第4ウェブページは、当該共済企画を示し、当該共済企画への共済加入を申し込むためのUIコンポーネントを含む、ステップと
    を含む、方法。
  2. 請求項1に記載の方法であって、共済企画の内容は、加入者募集期間と、最低加入人数とを含み、前記方法は、
    前記コンピュータが、複数のユーザのうちのユーザが特定される情報とともに共済企画についての共済加入申込を受信したときに、当該情報により特定されるユーザを当該共済加入申込をしたユーザとして当該共済企画に関連付けて前記メモリに記憶し、当該共済加入申込についての第5ウェブページの提示を開始するステップであって、前記第5ウェブページは、当該共済加入申込の内容を示すUIコンポーネントと、当該共済加入申込についての契約管理ステータスを変更するためのUIコンポーネントとを含み、前記契約管理ステータスは、共済加入申込の承認を前記コンピュータに通知するためのステータスを含む、ステップと、
    前記コンピュータが、前記第5ウェブページを提示するステップと、
    前記コンピュータが、共済企画への共済加入申込の承認の通知を受けたときに、当該共済企画への共済加入申込を承認したユーザの数を更新するステップと、
    共済企画の加入者募集期間が終了し共済加入申込を承認したユーザの数が最低加入人数以上であるときに、前記コンピュータが、共済企画を共済として開始すべきと判断し、当該共済企画の共済管理ステータスを第2ステータスに変更するステップと、
    前記コンピュータが、共済掛金の決済のために、共済企画への共済加入申込をしたユーザを前記メモリを検索して特定するステップと
    を更に含む、方法。
  3. 請求項2に記載の方法であって、共済企画の内容は共済開始予定日を含み、前記方法は、
    前記コンピュータが、共済管理ステータスが第2ステータスであり、且つ、共済開始予定日になった共済企画についての第6ウェブページの提示を開始するステップであって、前記第6ウェブページは、事故連絡の内容を入力するためのUIコンポーネントと、入力された内容を前記コンピュータに送信するためのUIコンポーネントとを含む、ステップ
    を更に含む、方法。
  4. 請求項2又は3に記載の方法であって、共済企画の内容は、共済開始予定日と、共済期間とを含み、前記方法は、
    前記コンピュータが、事故連絡の内容を受信したときに、受信した内容を前記メモリに格納し、当該事故連絡についての第7ウェブページの提示を開始するステップであって、前記第7ウェブページは、事故連絡の内容を示すUIコンポーネントと、当該事故連絡についての事故管理ステータスを変更するためのUIコンポーネントとを含み、前記事故管理ステータスは、当該事故連絡についての共済金の支払い完了を前記コンピュータに通知するためのステータスを含み、事故連絡の内容は、共済企画を特定する情報を含む、ステップと、
    前記コンピュータが、事故連絡についての共済金の支払い完了の通知を受けたときに、当該事故連絡の内容が含む情報によって特定される共済企画についての積立金の額を更新し、当該積立金の額が所定の額未満となったときに、当該共済企画の実際の加入者であるユーザの電子メールアドレスを前記メモリから取得し、該当ユーザに電子メールを送信するステップと、
    前記コンピュータが、共済企画を終了すべきと判定したときに、当該共済企画の実際の加入者であるユーザに通知するステップであって、前記コンピュータは、共済企画の共済開始予定日から共済期間が経過したときに、当該共済企画を終了すべきと判定し、当該共済企画の共済管理ステータスを第3ステータスに変更するステップと
    を更に含む、方法。
  5. 請求項4に記載の方法であって、
    共済企画の内容は、共済掛金の額を含み
    共済企画についての積立金の額を更新することは、決済された共済掛金の合計から支払われた共済金の合計及び事務管理手数料を減算した額である積立金の現在額を計算して、当該共済企画に関連付けて前記メモリに格納することを含み、事務管理手数料は、決済された共済掛金の合計と所定の率との積であり、
    前記方法は、
    前記コンピュータが、事故連絡について支払われた共済金の額を示す情報を受信するステップと、
    前記コンピュータが、共済企画についての積立金の現在額を示すウェブページを提示するステップと
    を更に含む、方法。
  6. コンピュータに請求項1から5のうちの何れか一項に記載の方法を実行させるプログラム。
  7. 共済をネットワークを介して実施するためのシステムであって、
    第1ウェブページを提示する手段であって、前記第1ウェブページは、共済企画の内容を入力するためのUIコンポーネントと、入力された内容を前記システムに送信するためのUIコンポーネントとを含む、手段と、
    共済企画の内容を受信し、受信した内容をメモリに格納する手段と、
    内容が前記メモリに格納された共済企画についての第2ウェブページを提示する手段であって、前記第2ウェブページは、共済企画の内容を示すUIコンポーネントと、当該共済企画の採用を前記システムに通知するためのUIコンポーネントとを含む、手段と、
    共済企画の採用の通知を受ける手段と、
    加入者募集を開始すべきと判定された共済企画の共済管理ステータスを第1ステータスに変更する手段と、
    第3ウェブページを提示する手段であって、前記第3ウェブページは、加入者募集中である共済企画をそれぞれ示す1以上のUIコンポーネントであって、加入者募集中である共済企画は、共済管理ステータスが第1ステータスである共済企画であり、示された共済企画についての第4ウェブページへの直接的又は間接的なリンクとして機能するUIコンポーネントを含む、手段と、
    前記第4ウェブページを提示する手段であって、前記第4ウェブページは、共済企画を示し、当該共済企画への共済加入を申し込むためのUIコンポーネントを含む、手段と
    を備えたシステム。
  8. 請求項7に記載のシステムであって、共済企画の内容は、加入者募集期間と、最低加入人数とを含み、前記システムは、
    複数のユーザのうちのユーザが特定される情報とともに共済企画についての共済加入申込を受信し、当該情報により特定されるユーザを当該共済加入申込をしたユーザとして当該共済企画に関連付けて前記メモリに記憶する手段と、
    前記メモリに格納された共済加入申込についての第5ウェブページを提示する手段であって、前記第5ウェブページは、当該共済加入申込の内容を示すUIコンポーネントと、当該共済加入申込についての契約管理ステータスを変更するためのUIコンポーネントとを含み、前記契約管理ステータスは、共済加入申込の承認を前記システムに通知するためのステータスを含む、手段と、
    共済企画への共済加入申込の承認の通知を受け、当該共済企画への共済加入申込を承認したユーザの数を更新する手段と、
    加入者募集期間が終了し共済加入申込を承認したユーザの数が最低加入人数以上である共済企画の共済管理ステータスを第2ステータスに変更する手段と、
    共済掛金の決済のために、共済企画への共済加入申込をしたユーザを前記メモリを検索して特定する手段と
    を更に備えた、システム。
  9. 請求項8に記載のシステムであって、共済企画の内容は共済開始予定日を含み、前記システムは、
    共済開始予定日に共済管理ステータスが第2ステータスであった共済企画についての第6ウェブページを提示する手段であって、前記第6ウェブページは、事故連絡の内容を入力するためのUIコンポーネントと、入力された内容を前記システムに送信するためのUIコンポーネントとを含む、手段
    を更に備えた、システム。
  10. 請求項8又は9に記載のシステムであって、共済企画の内容は、共済開始予定日と、共済期間とを含み、前記システムは、
    事故連絡の内容を受信し、受信した内容を前記メモリに格納する手段と、
    内容が前記メモリに格納された事故連絡についての第7ウェブページを提示する手段であって、前記第7ウェブページは、事故連絡の内容を示すUIコンポーネントと、当該事故連絡についての事故管理ステータスを変更するためのUIコンポーネントとを含み、前記事故管理ステータスは、当該事故連絡についての共済金の支払い完了を前記システムに通知するためのステータスを含み、事故連絡の内容は、共済企画を特定する情報を含む、手段と、
    事故連絡についての共済金の支払い完了の通知を受け、当該事故連絡の内容が含む情報によって特定される共済企画についての積立金の額を更新する手段と、
    積立金の額が所定の額未満となった共済企画の実際の加入者であるユーザの電子メールアドレスを前記メモリから取得し、該当ユーザに電子メールを送信する手段と、
    共済開始予定日から共済期間が経過した共済企画の共済管理ステータスを第3ステータスに変更する手段と、
    共済管理ステータスが第3ステータスに変更された共済企画の実際の加入者であるユーザに共済企画の終了を通知する手段と
    を更に備えた、システム
  11. 請求項10に記載のシステムであって、
    共済企画の内容は、共済掛金の額を含み
    共済企画についての積立金の額を更新することは、決済された共済掛金の合計から支払われた共済金の合計及び事務管理手数料を減算した額である積立金の現在額を計算して、当該共済企画に関連付けて前記メモリに格納することを含み、事務管理手数料は、決済された共済掛金の合計と所定の率との積であり、
    前記システムは、
    事故連絡について支払われた共済金の額を示す情報を受信する手段と、
    共済企画についての積立金の現在額を示すウェブページを提示する手段と
    を更に備えた、システム。
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