JP6712522B2 - ユニットバス - Google Patents

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本発明は、ホテルやマンションなどの宿泊用又は居住用の建築物に設置されるユニットバスに関するものである。
従来、ホテルやマンションなどの宿泊用又は居住用の建築物を建築するときに、各居室にユニットバスが搬入され、ユニットバスの外壁と隣接する部屋を間仕切る壁材を固定する工事が行われている。
例えば、特許文献1において、ユニットバスに隣接する居室スペースを広くすることなどを鑑み、ユニットバスの構成する外壁の外側に、複数の石膏ボードを積層接着して得られた部材などを介して隣接する部屋を間仕切る壁下地が取付けられたユニットバスが開示されている。
また、特許文献2において、浴室ユニットとそれに隣接する部屋との間に配置される壁材の全体の厚みを小さくして、浴室ユニットの浴室のスペースや浴室ユニットに隣接する部屋のスペースを広くするために、浴室ユニットの壁を構成する内壁材と、その外側に位置する外壁材を、水平方向に延びる複数の棒状部材で固定する浴室ユニットが開示されている。
実公平02−19479号公報 特開2016−89520号公報
しかしながら、特許文献1に記載のユニットバスには、ユニットバスの構成する外壁と隣接する部屋を間仕切る壁下地の間に、複数の石膏ボードを積層接着して得られた部材など分散して配置し、外壁及び壁下地と接着して構成することなどが開示されているが、作業現場ごとに複数の石膏ボードを積層接着して得られた部材をどのような位置にどのくらいの数を設けるかについて、現場の作業者が判断すると居室ごとに壁下地の撓みなどの品質が異なるおそれがあった。そして、あらかじめ設計者が設置個所を指示したしても作業現場の状況などが把握できないので、壁下地の材質や厚みなど現場の状況を踏まえた臨機応変な対応ができず、また、設計者の負担が増えるおそれがあった。さらに、いずれにしても作業現場において複数の石膏ボードを積層接着して得られた部材などの位置決めに時間を要し工期が長くなるおそれがあった。
そして、特許文献2に記載の浴室ユニットには、複数の棒状部材に設けられた取付け孔に対して、浴室ユニットの壁を構成する内壁材に突設されたフック、その内壁材の外側に位置する外壁材に突設されたフックを取り付けて固定する構造が開示されているが、それら内壁材、外壁材に固定用のフックが設けられているために、特別の内壁材、外壁材が必要になるなど、とりわけユニットバスと隣接する部屋を間仕切る壁材に汎用の壁材をそのまま使用することが困難であった。
そこで、本発明では、ユニットバスに隣接する居室スペースを広げることができ、建築現場で設置個所ごとの品質の差異を生じないようにすることができ、建築現場の状況を踏まえた対応を行うことができ、工期を短縮することができるユニットバスを提供することを目的とする。
〔1〕すなわち、本発明は、外壁の外側面に立設された複数の平行するリブと、前記 リブに固設される留めしろ部と、居室を区画する内壁である間仕切り部材を固設する貼 りしろ部が組み合わされてL字状に配設され、前記外側面からの長さが前記留めしろ部 よりも短い支持部と前記貼りしろ部が組み合わされてL字状に配設されており、前記留 めしろ部、前記貼りしろ部及び前記支持部のみからなる固定部材を備えることを特徴と するユニットバスである。
〔2〕そして、前記外壁の角に位置し、前記リブの一部に対向して固設される第二 留めしろ部と、前記第二留めしろ部と略平行に位置し間仕切り部材を固設する第二貼り しろ部と、前記第二貼りしろ部に組み合わされてL字状に配設され間仕切り部材を固設 する第三貼りしろ部を有する角固定部材を備えることを特徴とする前記〔1〕に記載の ユニットバスである。
〕そして、前記複数のリブである第1のリブと交差又は当接し、前記第1のリブと 異なる方向に平行である複数の第2のリブを有し、前記固定部材において、前記第1の リブ又は前記第2のリブと嵌合又は緩嵌する溝部を備えることを特徴とする前記〔1〕 又は前記〔2〕に記載のユニットバスである。
本発明のユニットバスでは、ユニットバスに隣接する居室スペースを広げることができ、建築現場で設置個所ごとの品質の差異を生じないようにすることができ、建築現場の状況を踏まえた対応を行うことができ、工期を短縮することができる。
本発明の第1実施形態におけるユニットバスの斜視図である。 本発明の第1実施形態におけるユニットバスの略部分拡大斜視図である。 本発明の第1実施形態におけるユニットバスのA−A線断面図である。 本発明の第1実施形態におけるユニットバスのα部拡大図である。 本発明の第2実施形態におけるユニットバスの斜視図である。 本発明の第2実施形態におけるユニットバスの略部分拡大斜視図である。 本発明の第3実施形態におけるユニットバスの斜視図である。 本発明の第3実施形態におけるユニットバスの略部分拡大斜視図である。 本発明の第4実施形態におけるユニットバスの斜視図である。 本発明の第4実施形態におけるユニットバスの略部分拡大斜視図である。
以下、本発明の各実施形態におけるユニットバスを図面に基づいて説明する。上下方向は、図1、図5、図7、図9の各図における上下の方向である。そして、水平方向は、上下方向に直交する方向である。また、ユニットバス1についての内側は、浴室、洗面台、便器などが設置される側であり、外側は、間仕切り部材などが設置される側である。
〔第1実施形態〕
図1から図4に第1実施形態にかかるユニットバス1を示す。ユニットバス1は、外壁11、天井、浴槽、床などがあらかじめ成型され、設置する現場に搬入した後に組み立てられる浴室である。
そのユニットバス1の外壁11の外側面には、その外壁面に立設された複数の板状で平行な第1リブ2が、外壁11の上端から下端まで上下方向に設けられている。第1リブ2により、外壁11の厚みを薄くしても外壁11の耐久性を所定の強度以上に保つことができるとともに、固定部材4の留めしろ部41を固設する足場とすることができる。
本実施形態において、第1リブ2は厚みが比較的薄く板状となっているが、他の実施形態において、より厚くなり角柱状、又はその中央に貫通孔を有する角環状などの棒状とすることもできる。また、本実施形態において、第1リブ2は外壁11と一体的に成型されているが、他の実施形態において、外壁11と別部材として用意し接着剤などで固着して作成することもできる。さらに、本実施形態において、第1リブ2は外壁11の上端から下端まで設けられているが、他の実施形態において、外壁11の上端側及び下端側だけ、中間位置だけという箇所に設けることができる。そして、本実施形態において、複数の第1リブ2は直線状に平行であるが、他の実施形態において、曲線状に平行(一の曲線状の第1リブの各点より法線方向へ一定の距離にある他の曲線状の第1リブとの位置関係)とすることもできる。
そして、ユニットバス1の外壁11の外側面には、その外壁面に立設された複数の板状で平行な第2リブ3が、外壁11の水平方向の一端から他端に亘って設けられている。そして、第2リブ3は、第1リブ2と直角に交差している。第2リブ3により、外壁11の厚みを薄くしても外壁11の耐久性をさらに向上させることができるとともに、固定部材4の留めしろ部41を固設する足場とすることができる。本実施形態において、第2リブ3は、第1リブ2と直角に交差しているが、他の実施形態において、第1リブ2と斜めに交差していてもよい。
本実施形態において、第2リブ3は厚みが比較的薄く板状となっているが、他の実施形態において、より厚くなり角柱状、又はその中央に貫通孔を有する角環状などの棒状とすることもできる。また、本実施形態において、第2リブ3は外壁11と一体的に成型されているが、他の実施形態において、外壁11と別部材として用意し接着剤などで固着して作成することもできる。さらに、本実施形態において、第2リブ3は外壁11の水平方向の一端から他端に亘って設けられているが、他の実施形態において、外壁11の水平方向の一端側及び他端側だけ、中間位置だけという箇所に設けることができる。そして、本実施形態において、複数の第2リブ3は直線状に平行であるが、他の実施形態において、曲線状に平行(一の曲線状の第2リブの各点より法線方向へ一定の距離にある他の曲線状の第2リブとの位置関係)とすることもできる。
第1リブ2、第2リブ3の材質は、樹脂、金属など使用することができるが、ユニットバス1の外壁11と一体的に成型されているときは、ユニットバス1と同じ材質、すなわわち、ガラス繊維や炭素繊維を強化材として配合された繊維強化プラスチックであることが好ましい。また、ユニットバス1の外壁11と一体的に成型されていないときは、ユニットバス1と同じ材質、すなわわち、ガラス繊維や炭素繊維を強化材として配合された繊維強化プラスチックであってもよいし、他の樹脂、金属などを用いることができる。
固定部材4は、第1リブ2又は第2リブ3の少なくとも一方に固設される留めしろ部41と間仕切り部材5を固設する貼りしろ部42がL字状に配設された部材である。固定部材4により、外壁11に立設された第1リブ2又は第2リブ3の少なくとも一方と間仕切り部材5を繋ぎ合わせることができる。本実施形態において、固定部材4は第1リブ2に固定され、上下方向にのみ設けられているが、他の実施形態において、長さなどを変更して第2リブ3に固定され、水平方向にのみ設けることもできるし、長さなどを変更して第1リブ2及び第2リブ3の両方に固定され、上下方向及び水平方向に設けることもできる。
固定部材4の留めしろ部41は、第1リブ2又は第2リブ3の少なくとも一方の表面と対向する部材であり、本実施形態のように、第1リブ2又は第2リブ3の少なくとも一方の表面と接触面積が極力大きくなるような密着する表面形状であることが好ましい。このような表面形状にすると、固定部材4と第1リブ2又は第2リブ3の少なくとも一方の表面に位置ずれが生じにくく、強固に固設することができる。留めしろ部41は、留めしろ部41に穿設された複数の固定孔45に固定螺子46を挿通し、第1リブ2又は第2リブ3の少なくとも一方の表面に螺子留めされる。本実施形態において、留めしろ部41は第1リブ2又は第2リブ3の少なくとも一方の表面に螺子留めされているが、他の実施形態において、接着剤、雄雌嵌合構造を有するフックとそれに対応する孔、永久磁石などの固設手段により、留めしろ部41と第1リブ2又は第2リブ3の少なくとも一方の表面を固設することができる。
固定部材4の貼りしろ部42は、間仕切り部材5の一面と対向する部材であり、本実施形態のように、間仕切り部材5の一面と接触面積が極力大きくなるような平面形状であることが好ましい。このような平面形状にすると、固定部材4と間仕切り部材5の一面に位置ずれが生じにくく、強固に固設することができる。貼りしろ部42は、間仕切り部材5に特段の加工を施すことがないため、アクリル樹脂系、エポキシ樹脂系、ウレタン樹脂系などの接着剤を介して間仕切り部材5と固設される。本実施形態において、貼りしろ部42は接着剤を介して間仕切り部材5と固設されているが、他の実施形態において、螺子留め、永久磁石などの固設手段により、貼りしろ部42と間仕切り部材5の一面を固設することができる。
固定部材4の留めしろ部41と貼りしろ部42がL字状に設けられている。このように設けることにより、外壁11に対して間仕切り部材5をおおよそ平行に設けることができる。本実施形態において、留めしろ部41と貼りしろ部42の接合箇所が角ばっているが、他の実施形態において、曲面状のアール状とすることもできる。なお、L字状とは必ずしも留めしろ部41と貼りしろ部42が90°の角度で設けられている必要はなく、多少の誤差は含まれるものである。
固定部材4の支持部43は、留めしろ部41とほぼ平行の板状であり、貼りしろ部42とL字状に配設され、留めしろ部41よりも水平方向の長さが短い板状の部材である。図3及び図4に示すように、支持部43により、貼りしろ部42と間仕切り部材5を固設させるときに、間仕切り部材5を貼りしろ部42の方向へ押し当てたときに支持部43が第2リブ3につかえて貼りしろ部42が動かず、貼りしろ部42と間仕切り部材5がしっかりと密着することができる。
固定部材4の溝部44は、第1リブ2又は第2リブ3と嵌合又は緩嵌する部分である。溝部44により第1リブ2又は第2リブ3と嵌合又は緩嵌することで、外壁11に対して安定して仮設でき、そして、第1リブ2又は第2リブ3と留めしろ部41が対向するために、しっかりと固設することができる。溝部44は、コの字状やU字状に設けることができる。
固定部材4の材質は、樹脂、金属など使用することができるが、強度や耐久性の観点から鋼、鉄などの金属であることが好ましい。
間仕切り部材5は、居室を区画する部材であり、内壁などである。間仕切り部材5のユニットバス1と反対側の面にそのままクロスを貼って内壁とすることができる。間仕切り部材5として、石膏ボード、合板などを使用することができる。また、固定部材4との固設手段によっては、間仕切り部材5に必要な加工を施すこととなる。
角固定部材6は、固定部材4と同様に、第1リブ2に固設される留めしろ部61と間仕切り部材5を固設する貼りしろ部62がL字状に配設された部材である。角固定部材6は、外壁11の角に位置しているために、固定部材4とは構造が異なっている。角固定部材6により、外壁11に立設された第1リブ2と間仕切り部材5をが外壁11の角において繋ぎ合わせることができる。
角固定部材6は、図3及び図4に示すように、水平方向の断面が、ロの字の一部の角を切り欠いた形状を有している。角固定部材6の留めしろ部61は、第1リブ2に対向する部材であり、螺子により第1リブ2に留められている。そして、貼りしろ部62は、留めしろ部61と略平行に位置しており、さらにその貼りしろ部62に対してL字状に配設されるもう一つの貼りしろ部62’を備えている。二つの貼りしろ部62、62’にて二つの間仕切り部材5をそれぞれ接着剤などにより固設する。
〔第2実施形態〕
図5及び図6に第2実施形態にかかるユニットバス1を示す。ユニットバス1は、外壁11、天井、浴槽、床などがあらかじめ成型され、設置する現場に搬入した後に組み立てられる浴室である。
そのユニットバス1の外壁11の外側面には、その外壁面に立設された複数の板状で平行な第1リブ2が、外壁11の上端から下端まで上下方向に設けられている。第1リブ2により、外壁11の厚みを薄くしても外壁11の耐久性を所定の強度以上に保つことができるとともに、固定部材4の留めしろ部41を固設する足場とすることができる。
本実施形態において、第1リブ2は厚みが比較的薄く板状となっているが、他の実施形態において、より厚くなり角柱状、又はその中央に貫通孔を有する角環状などの棒状とすることもできる。また、本実施形態において、第1リブ2は外壁11と一体的に成型されているが、他の実施形態において、外壁11と別部材として用意し接着剤などで固着して作成することもできる。さらに、本実施形態において、第1リブ2は外壁11の上端から下端まで上下方向に設けられているが、他の実施形態において、外壁11の水平方向に設けることができる。そして、本実施形態において、複数の第1リブ2は直線状に平行であるが、他の実施形態において、曲線状に平行(一の曲線状の第1リブの各点より法線方向へ一定の距離にある他の曲線状の第1リブとの位置関係)とすることもできる。
第1リブ2の材質は、樹脂、金属など使用することができるが、ユニットバス1の外壁11と一体的に成型されているときは、ユニットバス1と同じ材質、すなわわち、ガラス繊維や炭素繊維を強化材として配合された繊維強化プラスチックであることが好ましい。また、ユニットバス1の外壁11と一体的に成型されていないときは、ユニットバス1と同じ材質、すなわわち、ガラス繊維や炭素繊維を強化材として配合された繊維強化プラスチックであってもよいし、他の樹脂、金属などを用いることができる。
固定部材4は、第1リブ2に固設される留めしろ部41と間仕切り部材5を固設する貼りしろ部42がL字状に配設された部材である。固定部材4により、外壁11に立設された第1リブ2と間仕切り部材5を繋ぎ合わせることができる。本実施形態において、固定部材4は第1リブ2に固定され、上下方向にのみ設けられているが、他の実施形態において、第1リブ2が水平方向に設ければ、それに応じて長さなどを変更して水平方向に設けることもできる。
固定部材4の留めしろ部41は、第1リブ2の表面と対向する部材であり、本実施形態のように、第1リブ2の表面と接触面積が極力大きくなるような密着する表面形状であることが好ましい。このような表面形状にすると、固定部材4と第1リブ2の表面に位置ずれが生じにくく、強固に固設することができる。留めしろ部41は、留めしろ部41に穿設された複数の固定孔45に固定螺子46を挿通し、第1リブ2の表面に螺子留めされる。本実施形態において、留めしろ部41は第1リブ2の表面に螺子留めされているが、他の実施形態において、接着剤、雄雌嵌合構造を有するフックとそれに対応する孔、永久磁石などの固設手段により、留めしろ部41と第1リブ2の表面を固設することができる。
固定部材4の貼りしろ部42は、間仕切り部材5の一面と対向する部材であり、本実施形態のように、間仕切り部材5の一面と接触面積が極力大きくなるような平面形状であることが好ましい。このような平面形状にすると、固定部材4と間仕切り部材5の一面に位置ずれが生じにくく、強固に固設することができる。貼りしろ部42は、間仕切り部材5に特段の加工を施すことがないため、アクリル樹脂系、エポキシ樹脂系、ウレタン樹脂系などの接着剤を介して間仕切り部材5と固設される。本実施形態において、貼りしろ部42は接着剤を介して間仕切り部材5と固設されているが、他の実施形態において、螺子留め、永久磁石などの固設手段により、貼りしろ部42と間仕切り部材5の一面を固設することができる。
固定部材4の留めしろ部41と貼りしろ部42がL字状に設けられている。このように設けることにより、外壁11に対して間仕切り部材5をおおよそ平行に設けることができる。本実施形態において、留めしろ部41と貼りしろ部42の接合箇所が角ばっているが、他の実施形態において、曲面状のアール状とすることもできる。なお、L字状とは必ずしも留めしろ部41と貼りしろ部42が90°の角度で設けられている必要はなく、多少の誤差は含まれるものである。
固定部材4の材質は、樹脂、金属など使用することができるが、強度や耐久性の観点から鋼、鉄などの金属であることが好ましい。
間仕切り部材5は、居室を区画する部材であり、内壁などである。間仕切り部材5のユニットバス1と反対側の面にそのままクロスを貼って内壁とすることができる。間仕切り部材5として、石膏ボード、合板などを使用することができる。また、固定部材4との固設手段によっては、間仕切り部材5に必要な加工を施すこととなる。
角固定部材6は、固定部材4と同様に、第1リブ2に固設される留めしろ部61と間仕切り部材5を固設する貼りしろ部62がL字状に配設された部材である。角固定部材6は、外壁11の角に位置しているために、固定部材4とは構造が異なっている。角固定部材6により、外壁11に立設された第1リブ2と間仕切り部材5をが外壁11の角において繋ぎ合わせることができる。
角固定部材6は、第1実施形態と同様に、水平方向の断面が、ロの字の一部の角を切り欠いた形状を有している。角固定部材6の留めしろ部61は、第1リブ2に対向する部材であり、螺子により第1リブ2に留められている。そして、貼りしろ部62は、留めしろ部61と略平行に位置しており、さらにその貼りしろ部62に対してL字状に配設されるもう一つの貼りしろ部62’を備えている。二つの貼りしろ部62、62’にて二つの間仕切り部材5をそれぞれ接着剤などにより固設する。
〔第3実施形態〕
図7及び図8に第3実施形態にかかるユニットバス1を示す。ユニットバス1は、外壁11、天井、浴槽、床などがあらかじめ成型され、設置する現場に搬入した後に組み立てられる浴室である。
そのユニットバス1の外壁11の外側面には、その外壁面に立設された複数の板状で平行な第1リブ2が、外壁11の上下方向に断続的に設けられている。第1リブ2により、外壁11の厚みを薄くしても外壁11の耐久性を所定の強度以上に保つことができるとともに、固定部材4の留めしろ部41を固設する足場とすることができる。
本実施形態において、第1リブ2は厚みが比較的薄く板状となっているが、他の実施形態において、より厚くなり角柱状、又はその中央に貫通孔を有する角環状などの棒状とすることもできる。また、本実施形態において、第1リブ2は外壁11と一体的に成型されているが、他の実施形態において、外壁11と別部材として用意し接着剤などで固着して作成することもできる。そして、本実施形態において、複数の第1リブ2は直線状に平行であるが、他の実施形態において、曲線状に平行(一の曲線状の第1リブの各点より法線方向へ一定の距離にある他の曲線状の第1リブとの位置関係)とすることもできる。
そして、ユニットバス1の外壁11の外側面には、その外壁面に立設された複数の板状で平行な第2リブ3が、外壁11の水平方向の一端から他端に亘って設けられている。そして、第2リブ3は、第1リブ2と直角に当接している。第2リブ3により、外壁11の厚みを薄くしても外壁11の耐久性をさらに向上させることができるとともに、固定部材4の留めしろ部41を固設する足場とすることができる。本実施形態において、第2リブ3は、第1リブ2と直角に当接しているが、他の実施形態において、第1リブ2と斜めに当接していてもよい。
本実施形態において、第2リブ3は厚みが比較的薄く板状となっているが、他の実施形態において、より厚くなり角柱状、又はその中央に貫通孔を有する角環状などの棒状とすることもできる。また、本実施形態において、第2リブ3は外壁11と一体的に成型されているが、他の実施形態において、外壁11と別部材として用意し接着剤などで固着して作成することもできる。さらに、本実施形態において、第2リブ3は外壁11の水平方向の一端から他端に亘って設けられているが、他の実施形態において、外壁11の水平方向の一端側及び他端側だけ、中間位置だけという箇所に設けることができる。そして、本実施形態において、複数の第2リブ3は直線状に平行であるが、他の実施形態において、曲線状に平行(一の曲線状の第2リブの各点より法線方向へ一定の距離にある他の曲線状の第2リブとの位置関係)とすることもできる。
第1リブ2、第2リブ3の材質は、樹脂、金属など使用することができるが、ユニットバス1の外壁11と一体的に成型されているときは、ユニットバス1と同じ材質、すなわわち、ガラス繊維や炭素繊維を強化材として配合された繊維強化プラスチックであることが好ましい。また、ユニットバス1の外壁11と一体的に成型されていないときは、ユニットバス1と同じ材質、すなわわち、ガラス繊維や炭素繊維を強化材として配合された繊維強化プラスチックであってもよいし、他の樹脂、金属などを用いることができる。
固定部材4は、第1リブ2又は第2リブ3の少なくとも一方に固設される留めしろ部41と間仕切り部材5を固設する貼りしろ部42がL字状に配設された部材である。固定部材4により、外壁11に立設された第1リブ2又は第2リブ3の少なくとも一方と間仕切り部材5を繋ぎ合わせることができる。本実施形態において、固定部材4は第1リブ2に固定され、上下方向にのみ設けられているが、他の実施形態において、長さなどを変更して第2リブ3に固定され、水平方向にのみ設けることもできるし、長さなどを変更して第1リブ2及び第2リブ3の両方に固定され、上下方向及び水平方向に設けることもできる。
固定部材4の留めしろ部41は、第1リブ2又は第2リブ3の少なくとも一方の表面と対向する部材であり、本実施形態のように、第1リブ2又は第2リブ3の少なくとも一方の表面と接触面積が極力大きくなるような密着する表面形状であることが好ましい。このような表面形状にすると、固定部材4と第1リブ2又は第2リブ3の少なくとも一方の表面に位置ずれが生じにくく、強固に固設することができる。留めしろ部41は、留めしろ部41に穿設された複数の固定孔45に固定螺子46を挿通し、第1リブ2又は第2リブ3の少なくとも一方の表面に螺子留めされる。本実施形態において、留めしろ部41は第1リブ2又は第2リブ3の少なくとも一方の表面に螺子留めされているが、他の実施形態において、接着剤、雄雌嵌合構造を有するフックとそれに対応する孔、永久磁石などの固設手段により、留めしろ部41と第1リブ2又は第2リブ3の少なくとも一方の表面を固設することができる。
固定部材4の貼りしろ部42は、間仕切り部材5の一面と対向する部材であり、本実施形態のように、間仕切り部材5の一面と接触面積が極力大きくなるような平面形状であることが好ましい。このような平面形状にすると、固定部材4と間仕切り部材5の一面に位置ずれが生じにくく、強固に固設することができる。貼りしろ部42は、間仕切り部材5に特段の加工を施すことがないため、アクリル樹脂系、エポキシ樹脂系、ウレタン樹脂系などの接着剤を介して間仕切り部材5と固設される。本実施形態において、貼りしろ部42は接着剤を介して間仕切り部材5と固設されているが、他の実施形態において、螺子留め、永久磁石などの固設手段により、貼りしろ部42と間仕切り部材5の一面を固設することができる。
固定部材4の留めしろ部41と貼りしろ部42がL字状に設けられている。このように設けることにより、外壁11に対して間仕切り部材5をおおよそ平行に設けることができる。本実施形態において、留めしろ部41と貼りしろ部42の接合箇所が角ばっているが、他の実施形態において、曲面状のアール状とすることもできる。なお、L字状とは必ずしも留めしろ部41と貼りしろ部42が90°の角度で設けられている必要はなく、多少の誤差は含まれるものである。
固定部材4の支持部43は、留めしろ部41とほぼ平行の板状であり、貼りしろ部42とL字状に配設され、留めしろ部41よりも水平方向の長さが短い板状の部材である。第1実施形態と同様に、支持部43により、貼りしろ部42と間仕切り部材5を固設させるときに、間仕切り部材5を貼りしろ部42の方向へ押し当てたときに支持部43が第2リブ3につかえて貼りしろ部42が動かず、貼りしろ部42と間仕切り部材5がしっかりと密着することができる。
固定部材4の溝部44は、第1リブ2又は第2リブ3と嵌合又は緩嵌する部分である。溝部44により第1リブ2又は第2リブ3と嵌合又は緩嵌することで、外壁11に対して安定して仮設でき、そして、第1リブ2又は第2リブ3と留めしろ部41が対向するために、しっかりと固設することができる。溝部44は、コの字状やU字状に設けることができる。
固定部材4の材質は、樹脂、金属など使用することができるが、強度や耐久性の観点から鋼、鉄などの金属であることが好ましい。
間仕切り部材5は、居室を区画する部材であり、内壁などである。間仕切り部材5のユニットバス1と反対側の面にそのままクロスを貼って内壁とすることができる。間仕切り部材5として、石膏ボード、合板などを使用することができる。また、固定部材4との固設手段によっては、間仕切り部材5に必要な加工を施すこととなる。
角固定部材6は、固定部材4と同様に、第1リブ2に固設される留めしろ部61と間仕切り部材5を固設する貼りしろ部62がL字状に配設された部材である。角固定部材6は、外壁11の角に位置しているために、固定部材4とは構造が異なっている。角固定部材6により、外壁11に立設された第1リブ2と間仕切り部材5をが外壁11の角において繋ぎ合わせることができる。
角固定部材6は、第1実施形態と同様に、水平方向の断面が、ロの字の一部の角を切り欠いた形状を有している。角固定部材6の留めしろ部61は、第1リブ2に対向する部材であり、螺子により第1リブ2に留められている。そして、貼りしろ部62は、留めしろ部61と略平行に位置しており、さらにその貼りしろ部62に対してL字状に配設されるもう一つの貼りしろ部62’を備えている。二つの貼りしろ部62、62’にて二つの間仕切り部材5をそれぞれ接着剤などにより固設する。
〔第4実施形態〕
図9及び図10に第4実施形態にかかるユニットバス1を示す。ユニットバス1は、外壁11、天井、浴槽、床などがあらかじめ成型され、設置する現場に搬入した後に組み立てられる浴室である。
そのユニットバス1の外壁11の外側面には、その外壁面に立設された複数の板状で平行な第1リブ2が、外壁11の上下方向に断続的に設けられている。第1リブ2により、外壁11の厚みを薄くしても外壁11の耐久性を所定の強度以上に保つことができるとともに、固定部材4の留めしろ部41を固設する足場とすることができる。
本実施形態において、第1リブ2は厚みが比較的薄く板状となっているが、他の実施形態において、より厚くなり角柱状、又はその中央に貫通孔を有する角環状などの棒状とすることもできる。また、本実施形態において、第1リブ2は外壁11と一体的に成型されているが、他の実施形態において、外壁11と別部材として用意し接着剤などで固着して作成することもできる。そして、本実施形態において、複数の第1リブ2は直線状に平行であるが、他の実施形態において、曲線状に平行(一の曲線状の第1リブの各点より法線方向へ一定の距離にある他の曲線状の第1リブとの位置関係)とすることもできる。
そして、ユニットバス1の外壁11の外側面には、その外壁面に立設された複数の板状で平行な第2リブ3が、第1リブ2とは所定の角度だけ傾斜して断続的に設けられている。そして、第2リブ3は、第1リブ2と当接している。第2リブ3により、外壁11の厚みを薄くしても外壁11の耐久性をさらに向上させることができるとともに、固定部材4の留めしろ部41を固設する足場とすることができる。
本実施形態において、第2リブ3は厚みが比較的薄く板状となっているが、他の実施形態において、より厚くなり角柱状、又はその中央に貫通孔を有する角環状などの棒状とすることもできる。また、本実施形態において、第2リブ3は外壁11と一体的に成型されているが、他の実施形態において、外壁11と別部材として用意し接着剤などで固着して作成することもできる。そして、本実施形態において、複数の第2リブ3は直線状に平行であるが、他の実施形態において、曲線状に平行(一の曲線状の第2リブの各点より法線方向へ一定の距離にある他の曲線状の第2リブとの位置関係)とすることもできる。
そして、ユニットバス1の外壁11の外側面には、その外壁面に立設された複数の板状で平行な第3リブ7が、第1リブ2とは所定の角度だけ傾斜して断続的に設けられている。そして、第3リブ7は、両端において第1リブ2及び第2リブ3とそれぞれ当接している。第3リブ7により、外壁11の厚みを薄くしても外壁11の耐久性をさらに向上させることができるとともに、固定部材4の留めしろ部41を固設する足場とすることができる。また、図9、図10に示すように、第1リブ2、第2リブ3、第3リブ7がそれぞれ当接することによりハニカム構造を形成することにより、外壁11の厚みを薄くしても外壁11の耐久性をより向上させることができる。
本実施形態において、第3リブ7は厚みが比較的薄く板状となっているが、他の実施形態において、より厚くなり角柱状、又はその中央に貫通孔を有する角環状などの棒状とすることもできる。また、本実施形態において、第3リブ7は外壁11と一体的に成型されているが、他の実施形態において、外壁11と別部材として用意し接着剤などで固着して作成することもできる。そして、本実施形態において、複数の第3リブ7は直線状に平行であるが、他の実施形態において、曲線状に平行(一の曲線状の第3リブの各点より法線方向へ一定の距離にある他の曲線状の第3リブとの位置関係)とすることもできる。
第1リブ2、第2リブ3、第3リブ7の材質は、樹脂、金属など使用することができるが、ユニットバス1の外壁11と一体的に成型されているときは、ユニットバス1と同じ材質、すなわわち、ガラス繊維や炭素繊維を強化材として配合された繊維強化プラスチックであることが好ましい。また、ユニットバス1の外壁11と一体的に成型されていないときは、ユニットバス1と同じ材質、すなわわち、ガラス繊維や炭素繊維を強化材として配合された繊維強化プラスチックであってもよいし、他の樹脂、金属などを用いることができる。
固定部材4は、第1リブ2、第2リブ3又は第3リブ7の少なくとも一方に固設される留めしろ部41と間仕切り部材5を固設する貼りしろ部42がL字状に配設された部材である。固定部材4により、外壁11に立設された第1リブ2、第2リブ3又は第3リブ7の少なくとも一方と間仕切り部材5を繋ぎ合わせることができる。本実施形態において、固定部材4は第1リブ2に固定され、上下方向にのみ設けられているが、他の実施形態において、長さなどを変更して第2リブ3や第3リブ7に固定され、斜め方向に設けることもできる。
固定部材4の留めしろ部41は、第1リブ2、第2リブ3、又は第3リブ7の少なくとも一方の表面と対向する部材であり、本実施形態のように、第1リブ2、第2リブ3、又は第3リブ7の少なくとも一方の表面と接触面積が極力大きくなるような密着する表面形状であることが好ましい。このような表面形状にすると、固定部材4と第1リブ2、第2リブ3、又は第3リブ7の少なくとも一方の表面に位置ずれが生じにくく、強固に固設することができる。留めしろ部41は、留めしろ部41に穿設された複数の固定孔45に固定螺子46を挿通し、第1リブ2、第2リブ3、又は第3リブ7の少なくとも一方の表面に螺子留めされる。本実施形態において、留めしろ部41は第1リブ2、第2リブ3、又は第3リブ7の少なくとも一方の表面に螺子留めされているが、他の実施形態において、接着剤、雄雌嵌合構造を有するフックとそれに対応する孔、永久磁石などの固設手段により、留めしろ部41と第1リブ2、第2リブ3、又は第3リブ7の少なくとも一方の表面を固設することができる。
固定部材4の貼りしろ部42は、間仕切り部材5の一面と対向する部材であり、本実施形態のように、間仕切り部材5の一面と接触面積が極力大きくなるような平面形状であることが好ましい。このような平面形状にすると、固定部材4と間仕切り部材5の一面に位置ずれが生じにくく、強固に固設することができる。貼りしろ部42は、間仕切り部材5に特段の加工を施すことがないため、アクリル樹脂系、エポキシ樹脂系、ウレタン樹脂系などの接着剤を介して間仕切り部材5と固設される。本実施形態において、貼りしろ部42は接着剤を介して間仕切り部材5と固設されているが、他の実施形態において、螺子留め、永久磁石などの固設手段により、貼りしろ部42と間仕切り部材5の一面を固設することができる。
固定部材4の留めしろ部41と貼りしろ部42がL字状に設けられている。このように設けることにより、外壁11に対して間仕切り部材5をおおよそ平行に設けることができる。本実施形態において、留めしろ部41と貼りしろ部42の接合箇所が角ばっているが、他の実施形態において、曲面状のアール状とすることもできる。なお、L字状とは必ずしも留めしろ部41と貼りしろ部42が90°の角度で設けられている必要はなく、多少の誤差は含まれるものである。
固定部材4の支持部43は、留めしろ部41とほぼ平行の板状であり、貼りしろ部42とL字状に配設され、留めしろ部41よりも水平方向の長さが短い板状の部材である。第1実施形態と同様に、支持部43により、貼りしろ部42と間仕切り部材5を固設させるときに、間仕切り部材5を貼りしろ部42の方向へ押し当てたときに支持部43が第2リブ3につかえて貼りしろ部42が動かず、貼りしろ部42と間仕切り部材5がしっかりと密着することができる。
固定部材4の溝部44は、第1リブ2、第2リブ3、又は第3リブ7と嵌合又は緩嵌する部分である。溝部44により第1リブ2、第2リブ3、又は第3リブ7と嵌合又は緩嵌することで、外壁11に対して安定して仮設でき、そして、第1リブ2、第2リブ3、又は第3リブ7と留めしろ部41が対向するために、しっかりと固設することができる。溝部44は、コの字状やU字状に設けることができる。
固定部材4の材質は、樹脂、金属など使用することができるが、強度や耐久性の観点から鋼、鉄などの金属であることが好ましい。
間仕切り部材5は、居室を区画する部材であり、内壁などである。間仕切り部材5のユニットバス1と反対側の面にそのままクロスを貼って内壁とすることができる。間仕切り部材5として、石膏ボード、合板などを使用することができる。また、固定部材4との固設手段によっては、間仕切り部材5に必要な加工を施すこととなる。
角固定部材6は、固定部材4と同様に、第1リブ2に固設される留めしろ部61と間仕切り部材5を固設する貼りしろ部62がL字状に配設された部材である。角固定部材6は、外壁11の角に位置しているために、固定部材4とは構造が異なっている。角固定部材6により、外壁11に立設された第1リブ2と間仕切り部材5をが外壁11の角において繋ぎ合わせることができる。
角固定部材6は、第1実施形態と同様に、水平方向の断面が、ロの字の一部の角を切り欠いた形状を有している。角固定部材6の留めしろ部61は、第1リブ2に対向する部材であり、螺子により第1リブ2に留められている。そして、貼りしろ部62は、留めしろ部61と略平行に位置しており、さらにその貼りしろ部62に対してL字状に配設されるもう一つの貼りしろ部62’を備えている。二つの貼りしろ部62、62’にて二つの間仕切り部材5をそれぞれ接着剤などにより固設する。
このように、第1実施形態から第4実施形態で示したユニットバスによれば、ユニットバスに隣接する居室スペースを広げることができ、そして、外壁11に立設された第1リブ2、第2リブ3、又は第3リブ7と、所定の形状を有する固定部材4により、あらかじめそれらの対応関係が形状を見れば容易にどのように設置するのかを判断できるために、建築現場で設置個所ごとの品質の差異を生じないようにすることができ、建築現場の状況を踏まえた対応を行うことができ、工期を短縮することができる。
1・・・ユニットバス
11・・・外壁
2・・・第1リブ
3・・・第2リブ
4・・・固定部材
41・・・留めしろ部
42・・・貼りしろ部
43・・・支持部
44・・・溝部
45・・・固定孔
46・・・固定螺子
5・・・間仕切り部材
6・・・角固定部材
61・・・留めしろ部
62、62’・・・貼りしろ部
7・・・第3リブ

Claims (3)

  1. 外壁の外側面に立設された複数の平行するリブと、
    前記リブに固設される留めしろ部と、居室を区画する内壁である間仕切り部材を固設する貼りしろ部が組み合わされてL字状に配設され、前記外側面からの長さが前記留めしろ部よりも短い支持部と前記貼りしろ部が組み合わされてL字状に配設されており、前記留めしろ部、前記貼りしろ部及び前記支持部のみからなる固定部材を備えることを特徴とするユニットバス。
  2. 前記外壁の角に位置し、前記リブの一部に対向して固設される第二留めしろ部と、前記第二留めしろ部と略平行に位置し間仕切り部材を固設する第二貼りしろ部と、前記第二貼りしろ部に組み合わされてL字状に配設され間仕切り部材を固設する第三貼りしろ部を有する角固定部材を備えることを特徴とする請求項1に記載のユニットバス。
  3. 前記複数のリブである第1のリブと交差又は当接し、前記第1のリブと異なる方向に平行である複数の第2のリブを有し、
    前記固定部材において、前記第1のリブ又は前記第2のリブと嵌合又は緩嵌する溝部を備えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のユニットバス。
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