JP6712499B2 - 放射線測定装置 - Google Patents

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Description

本発明は、放射線を測定する放射線測定装置に関し、特に、放射線測定装置において電圧を調整する技術に関する。
放射線測定装置としては、サーベイメータ、体表面モニタ、モニタリングポスト等が知られている。放射線測定装置は、一般的に、放射線を検出するプローブと、放射線の測定値を表示する表示ユニットを含む本体ユニットと、を備えている(例えば特許文献1)。
特開2014−153306号公報
ところで、電源を内蔵した本体ユニットからプローブに電圧を供給してプローブを駆動させる場合がある。この場合、本体ユニットとプローブとを接続するケーブルの長さによって、実際にプローブに印加される電圧が相違する。また、プローブの種類によってプローブに印加される目標電圧が異なる場合がある。
本発明の目的は、放射線測定装置において、目標電圧がプローブに印加されるようにすることにある。
本発明に係る放射線測定装置は、本体ユニットと、ケーブルを介して前記本体ユニットに接続されたプローブと、制御手段と、を含み、前記本体ユニットは、前記ケーブルを介して前記プローブに電圧を供給する検出器用電源回路を含み、前記プローブは、放射線を検出する検出ユニットと、前記検出器用電源回路による電圧供給によって前記プローブに印加された電圧を検出する電圧検出器と、を含み、前記制御手段は、前記検出器用電源回路によって供給される仮設定電圧、前記電圧検出器によって検出された検出電圧、及び、前記プローブに印加される目標電圧に基づいて、前記検出器用電源回路によって供給される本設定電圧を決定する、ことを特徴とする。
上記の構成において、仮設定電圧は、検出器用電源回路からプローブに対して仮に供給される電圧である。検出電圧は、検出器用電源回路からの電圧供給によって、実際にプローブに印加された電圧である。目標電圧は、例えば、プローブが正常に動作するための電圧以上の電圧、つまり、プローブの動作に必要な最低限度の電圧以上の電圧である。一例として、目標電圧は、プローブが正常に動作するための電圧であって、消費電力が最小となる電圧である。ケーブルに起因して、検出器用電源回路から供給される電圧と実際にプローブに印加される電圧とが相違する。上記の構成においては、仮設定電圧、検出電圧及び目標電圧に基づいて本設定電圧が決定され、その本設定電圧が検出器用電源回路からプローブに供給される。これにより、ケーブルに起因する電圧の相違を考慮した電圧供給が行われ、プローブに目標電圧が印加されるようになる。
望ましくは、前記制御手段は、前記プローブに設けられ、前記電圧検出器によって検出された前記検出電圧を示す情報を前記本体ユニットに送出する制御を行うプローブ制御手段と、前記本体ユニットに設けられ、前記検出電圧を示す情報に基づいて前記本設定電圧を決定する本体制御手段と、を含む。
望ましくは、前記本体制御手段は、前記仮設定電圧と前記検出電圧との差分電圧である降下電圧を算出し、前記目標電圧と前記降下電圧との合計電圧を前記本設定電圧として設定し、前記検出器用電源回路は、前記本設定電圧を前記プローブに供給する。
上記の構成において、降下電圧は、ケーブルに起因する電圧降下の分に相当する。この降下電圧と目標電圧との合計電圧が本設定電圧として設定され、検出器用電源回路からその本設定電圧がプローブに供給される。ケーブルに起因する電圧降下が生じるため、検出器用電源回路から供給された本設定電圧は、その電圧降下によって、降下電圧の分、低くなる。それ故、プローブには目標電圧が印加される。なお、降下電圧に重み係数を乗算することにより補正下降電圧を演算し、その補正下降電圧と目標電圧との合計電圧を本設定電圧として設定してもよい。重み係数は、例えば1以上の値である。重み係数を用いることにより、例えば、プローブに供給される電圧の過剰調整(オーバーシューティング)が防止又は抑制される。なお、仮設定電圧は少なくとも目標電圧よりも高い値が採用される。
望ましくは、前記本体制御手段は、電圧調整として、前記仮設定電圧と前記検出電圧との差分電圧である前記降下電圧を算出し、前記目標電圧と前記降下電圧との合計電圧を新たな前記仮設定電圧として前記検出器用電源回路から前記プローブに供給する制御を行い、前記目標電圧と前記検出電圧との差分電圧が基準電圧範囲内に含まれるまで、前記電圧調整を繰り返し、前記目標電圧と前記検出電圧との差分電圧が前記基準電圧範囲内に含まれる場合における前記仮設定電圧を前記本設定電圧として設定する。
上記の構成によると、例えば装置の設計上、一度の電圧調整で本設定電圧が決定されない場合、つまり、目標電圧と検出電圧との差分電圧が基準電圧範囲内に含まれない場合、電圧調整が繰り返し実行される。基準電圧範囲は、目標電圧と検出電圧との差分電圧の許容範囲に相当する。その差分電圧が基準電圧範囲内に含まれる場合、その場合の仮設定電圧を本設定電圧として用いることにより、プローブが正常に動作するための電圧であって、消費電力が最小となる又は低減された電圧がプローブに印加される。
望ましくは、前記目標電圧は、前記プローブの種類に応じて異なる。プローブの種類に応じて目標電圧が異なる場合であっても、この構成によると、プローブに目標電圧が印加される。
望ましくは、前記本設定電圧が決定された以降に、放射線の検出が開始される。この構成によると、検出器用電源回路から本設定電圧が供給され、プローブに目標電圧が印加される。これにより、プローブを正常に動作させて放射線を正常に検出しつつ、消費電力を低減することが可能となる。
望ましくは、前記ケーブルは、互いに長さが異なる複数のケーブルの中から選択される。ケーブルは交換可能であり、例えば測定者によって選択される。ケーブルの長さに応じて電圧降下の量も異なる。上記の構成によると、ケーブルの長さに応じた本設定電圧が自動的に決定され、目標電圧がプローブに印加される。それ故、測定者は、ケーブルに起因する電圧降下を意識せずに、測定環境に適した長さを有するケーブルを選択することが可能となる。そのため、測定者の手間が軽減される。
本発明によると、目標電圧をプローブに印加することが可能となる。
本発明の実施形態に係る放射線測定装置を示すブロック図である。 目標電圧管理テーブルを示す図である。 本実施形態に係る放射線測定装置の動作を示すシーケンス図である。 電圧の時間変化を示すグラフである。
図1には、本発明の実施形態に係る放射線測定装置の一例が示されている。放射線測定装置10は、複数のユニットを含む装置であり、一例として、本体ユニット12と放射線測定用プローブ14とを含む。これらは基本ユニットともいえる。放射線測定装置10は、拡張ユニットとしてオプションユニットを含んでいてもよいし、他のユニットとしてのパーソナルコンピュータ(PC)に接続されてもよい。放射線測定装置10は、例えば可搬型の測定装置である。この場合、測定者は、例えば本体ユニット12と放射線測定用プローブ14を把持して測定を行う。
本体ユニット12は、放射線測定用プローブ14に電圧を供給する機能を有するとともに、入力部及び表示部を備えたユーザインターフェースとして機能する。放射線測定用プローブ14は、放射線を検出するユニットである。もちろん、放射線測定用プローブ14がユーザインターフェースの機能を有していてもよい。この場合、本体ユニット12は、ユーザインターフェースの機能を有していなくてもよい。
本体ユニット12と放射線測定用プローブ14は、ケーブル16によって接続される。例えば、本体ユニット12のケースにコネクタ18が設けられており、放射線測定用プローブ14のケースにコネクタ20が設けられている。ケーブル16はコネクタ18,20に接続され、これにより、本体ユニット12と放射線測定用プローブ14が接続される。後述するように、本体ユニット12から供給された電圧が、ケーブル16を介して放射線測定用プローブ14に印加される。例えば、測定環境に適した長さを有するケーブル16が、測定者によって本体ユニット12と放射線測定用プローブ14に接続される。ケーブル16の長さは、一例として、1.3m、5m、10m、等である。もちろん、これら以外の長さを有するケーブル16が用いられてもよい。
例えば、複数種類の放射線測定用プローブ14が用意されており、測定環境や測定条件に適した放射線測定用プローブ14が本体ユニット12に接続される。
また、本体ユニット12と放射線測定用プローブ14は、ケーブル16を介して互いに通信を行う。もちろん、本体ユニット12と放射線測定用プローブ14は、無線通信方式によって接続されて互いに通信を行ってもよいし、ケーブル16以外のケーブルを用いた有線通信方式によって接続されて互いに通信を行ってもよい。例えば、放射線の検出値等の検出データが、有線通信方式又は無線通信方式によって、放射線測定用プローブ14から本体ユニット12に出力され、本体ユニット12に表示される。また、制御データが、有線通信方式又は無線通信方式によって、本体ユニット12と放射線測定用プローブ14との間で送受信される。
本体ユニット12は、電源22、本体用電源回路24、検出器用電源回路26、ユーザインターフェース部(UI部)28、及び、本体制御部30を含む。
電源22は、本体ユニット12と放射線測定用プローブ14を動作させるための電力を供給する。電源22は、例えば、1又は複数の電池によって構成されている。各電池は、充放電可能な電池であってもよい。一例として、電源22は、5.5〜6.0Vの電圧を供給する能力を有する。
本体用電源回路24は、電圧を可変する機能を有し、電源22から電圧の供給を受け、その電圧を、本体ユニット12に含まれる各部に適した電圧に調整して各部に供給する。
検出器用電源回路26は、電圧を可変する機能を有し、電源22から電圧の供給を受け、その電圧を、放射線測定用プローブ14用の設定電圧に調整して放射線測定用プローブ14に供給する。
UI部28はユーザインターフェース部であり、入力部と表示部を含む。UI部28は、例えばタッチパネルモニタである。タッチパネルモニタには、放射線の測定値が表示される。例えば、タッチパネルモニタは液晶表示器及びタッチセンサを備え、入力部及び表示部を兼ねたユーザインターフェースとして機能する。測定者は、タッチパネルモニタに表示されたアイコン群を利用して各種の入力を行ってもよい。もちろん、タッチパネルモニタの代りに、タッチセンサ無しの表示部が本体ユニット12に設けられていてもよい。
本体制御部30は、本体ユニット12の各部の動作を制御する。本実施形態では、本体制御部30は、検出器用電源回路26によって供給される電圧を制御する。例えば、本体制御部30は、目標電圧が放射線測定用プローブ14に印加されるように、電圧調整(電圧チューニング)を行う。具体的には、本体制御部30は、検出器用電源回路26によって供給される仮設定電圧、放射線測定用プローブ14によって検出された検出電圧、及び、目標電圧に基づいて、検出器用電源回路26によって供給される本設定電圧を決定する。
目標電圧は、例えば、放射線測定用プローブ14が正常に動作するための電圧以上の電圧、つまり、放射線測定用プローブ14の動作に必要な最低限度の電圧以上の電圧である。一例として、目標電圧は、放射線測定用プローブ14が正常に動作するための電圧であって、消費電力が最小となる電圧(最適電圧)である。仮設定電圧は、電圧調整時において、検出器用電源回路26から放射線測定用プローブ14に対して仮に供給される電圧である。電圧調整後に、放射線の測定が開始される。その測定においては、本設定電圧が検出器用電源回路26から放射線測定用プローブ14に対して供給される。本体制御部30の処理については、図3を参照して後で詳しく説明する。
本体制御部30は記憶部32を含む。記憶部32は、ハードディスクやメモリ等の記憶装置である。記憶部32には、目標電圧管理情報が予め記憶されている。目標電圧管理情報は、放射線測定用プローブ14毎の目標電圧を示す情報である。
放射線測定用プローブ14は、検出ユニット34、信号処理ユニット36、電源回路38、プローブ制御部40、及び、電圧検出部42を含む。
検出ユニット34は、例えば、シンチレーション検出器又はGM管等の放射線検出器を含み、放射線を検出する。検出対象の放射線は、α線、β線、γ線又は中性子線のいずれであってもよい。シンチレーション検出器としての放射線検出器は、シンチレータと光電子増倍管を含み、それらによって放射線を検出する。検出信号は、信号処理ユニット36に出力される。
信号処理ユニット36は、検出ユニット34から出力された検出信号に対して信号処理を適用する。信号処理ユニット36においては、検出信号は、例えばアンプによって増幅され、波高整形処理や波高弁別処理が適用され、放射線の検出回数がカウンタによって計数される。そして、放射線の計数率や線量率等が演算される。その演算結果である測定値のデータは、プローブ制御部40を介して本体ユニット12に送られる。
電源回路38は、電圧を可変する機能を有し、本体ユニット12からケーブル16を介して電圧の供給を受け、その電圧を、放射線測定用プローブ14に含まれる各部に適した電圧に調整して各部に供給する。
プローブ制御部40は、放射線測定用プローブ14の各部の動作を制御する。プローブ制御部40は、例えばハードディスクやメモリ等の記憶部を含み、その記憶部には、放射線測定用プローブ14自身を識別するためのプローブ識別情報(例えばプローブID、名称、型番等)が記憶されている。また、プローブ制御部40は電圧検出部42を含む。
電圧検出部42は、本体ユニット12による電圧供給によって、放射線測定用プローブ14に実際に印加された電圧を検出する。プローブ制御部40は、電圧検出部42によって検出された検出電圧を示す情報を、ケーブル16を介して本体ユニット12に送る。
以下、図2を参照して、目標電圧管理情報の一例としての目標電圧管理テーブルについて詳しく説明する。図2には、目標電圧管理テーブルの一例が示されている。目標電圧管理テーブルにおいては、一例として、プローブIDと、電圧調整の有無を示す情報と、目標電圧を示す情報と、が対応付けられている。プローブIDは、放射線測定用プローブ14を識別するためのプローブ識別情報の一例である。電圧調整の有無を示す情報は、電圧調整(電圧チューニング)を実行するか否かを示す情報である。放射線測定用プローブ14の種類によっては、電圧調整が不要になる場合がある。目標電圧は、放射線測定用プローブ14が正常に動作するための電圧であって、消費電力が最小となる電圧(最適電圧)である。例えば、プローブAの目標電圧は5.4Vであり、プローブBの目標電圧は5.3Vである。このように、放射線測定用プローブ14の種類によって、目標電圧が異なる場合がある。また、プローブCは、電圧調整が不要なプローブである。
以下、図3を参照して、放射線測定装置10の動作について詳しく説明する。図3は、その動作を示すシーケンス図である。
まず、操作者は、本体ユニット12に設けられている電源スイッチをONにする。これにより、本体ユニット12が起動する。
次に、本体ユニット12の検出器用電源回路26は、本体制御部30の制御の下、放射線測定用プローブ14を起動させるための起動用電圧を仮設定電圧として放射線測定用プローブ14に供給する(S01)。これにより、起動用電圧がケーブル16を介して放射線測定用プローブ14に供給される。起動用電圧は、一例として電源22の最大電圧(例えば6.0V)である。ケーブル16に起因して、検出器用電源回路26から供給された電圧は降下し、降下後の電圧が放射線測定用プローブ14に印加される。ケーブル16が長くなるほど電圧の降下量は増大する。最長のケーブル16(例えば10mのケーブル16)が使用される場合であっても放射線測定用プローブ14を起動できるように、検出器用電源回路26の最大電圧が起動電圧として供給される。もちろん、放射線測定用プローブ14を起動できる程度の起動電圧が供給されるのであれば、起動電圧は電源22の最大電圧でなくてもよい。
起動用電圧(仮設定電圧)の供給によって、ケーブル16を介して放射線測定用プローブ14に電圧が印加され、これにより、放射線測定用プローブ14が起動する(S02)。
放射線測定用プローブ14が起動した後、本体ユニット12の本体制御部30は、放射線測定用プローブ14のプローブIDを放射線測定用プローブ14に問い合わせる(S03)。その問い合わせを示す情報が、本体ユニット12から放射線測定用プローブ14に送られる。
放射線測定用プローブ14のプローブ制御部40は、本体ユニット12からの問い合わせに応じて、放射線測定用プローブ14に記憶されているプローブIDを本体ユニット12に通知する(S04)。
本体ユニット12の本体制御部30は、放射線測定用プローブ14からプローブIDを受けると、記憶部32に記憶されている目標電圧管理テーブルを参照することにより、当該放射線測定用プローブ14に対する電圧調整の有無を判定する。電圧調整が必要な場合、本体制御部30は、目標電圧管理テーブルを参照することにより、当該プローブIDに対応付けられている目標電圧を特定する(S05)。一例として、プローブIDがプローブAであるとする。図2を参照すると、プローブAについては電圧調整が必要であり、目標電圧は5.4Vである。
次に、本体制御部30は、放射線測定用プローブ14に実際に印加されている電圧を放射線測定用プローブ14に問い合わせる(S06)。その問い合わせを示す情報が、本体ユニット12から放射線測定用プローブ14に送られる。
放射線測定用プローブ14の電圧検出部42は、検出器用電源回路26による電圧供給によって放射線測定用プローブ14に実際に印加されている電圧を検出する(S07)。検出電圧は一例として5.9Vであるとする。プローブ制御部40は、検出電圧を示す情報を本体ユニット12に通知する(S08)。
次に、本体制御部30は、検出器用電源回路26から供給される設定電圧を算出する(S09)。
具体的には、以下のようにして設定電圧が演算される。本実施形態では、目標電圧と検出電圧との差分、又は、その差分に近い値だけ、仮設定電圧を変えることにより、検出電圧を目標電圧に近づける。まず、本体制御部30は、現在の仮設定電圧と検出電圧との差分を算出する。具体的には、本体制御部30は、現在の仮設定電圧から検出電圧を減算し、これにより、降下電圧(=仮設定電圧−検出電圧)を得る。次に、本体制御部30は、目標電圧と降下電圧との合計を新たな仮設定電圧として設定する。
具体的な数値で説明すると、現在の仮設定電圧は検出器用電源回路26の最大電圧(6.0V)であり、検出電圧は5.9Vである。それ故、降下電圧は0.1Vである。つまり、ケーブル16に起因する電圧の降下分は0.1Vであり、検出器用電源回路26から6.0Vの電圧が供給されても、実際には、5.9Vの電圧が放射線測定用プローブ14に印加される。目標電圧は5.4Vであるため、目標電圧(5.4V)と降下電圧(0.1V)との合計は、5.5Vであり、この電圧(5.5V)が新たな仮設定電圧として設定される。
次に、検出器用電源回路26は、本体制御部30の制御の下、新たな仮設定電圧(5.5V)を放射線測定用プローブ14に供給する(S10)。これにより、新たな仮設定電圧(5.5V)がケーブル16を介して放射線測定用プローブ14に供給される。
次に、放射線測定用プローブ14の電圧検出部42は、検出器用電源回路26による電圧供給によって放射線測定用プローブ14に実際に印加されている電圧を検出する(S11)。検出電圧は一例として5.4Vであるとする。プローブ制御部40は、検出電圧を示す情報を本体ユニット12に通知する(S12)。
次に、本体制御部30は、電圧の確認処理を実行する(S13)。具体的には、本体制御部30は、目標電圧と検出電圧との差分電圧を算出する。その差分電圧が基準電圧範囲内に含まれる場合、本体制御部30は、現在の仮設定電圧を本設定電圧として設定する。例えば、検出電圧=目標電圧±αの場合、現在の仮設定電圧が本設定電圧として設定される。基準電圧範囲は、目標電圧と検出電圧との差分の許容範囲に相当する。基準電圧範囲は予め設定された範囲であり、測定者等によって変更されてもよい。なお、基準電圧範囲は0V、つまりα=0であってもよい。この場合、検出電圧が目標電圧に等しくなった場合、現在の仮設定電圧が本設定電圧として設定される。本体制御部30は、差分電圧が基準電圧範囲内に含まれる場合における仮設定電圧を本設定電圧として設定する。上記の例では、目標電圧は5.4Vであり、仮設定電圧が5.5Vのときの検出電圧が5.4Vであるため、目標電圧(5.4V)と検出電圧(5.4V)とが等しい。この場合、本体制御部30は、仮設定電圧(5.5V)を本設定電圧として設定する。
目標電圧と検出電圧との差分電圧が基準電圧範囲内に含まれる場合、電圧調整は完了する(S14)。
以降、検出器用電源回路26は、本設定電圧(5.5V)を放射線測定用プローブ14に供給する。供給された本設定電圧(5.5V)はケーブル16に起因する電圧降下の影響を受けるため、実際には、放射線測定用プローブ14に目標電圧である5.4Vの電圧が印加される。
図4には、電圧の時間変化の一例が示されている。横軸は時間であり、縦軸は電圧(V)である。符号44で示す実線のグラフは、検出器用電源回路26から供給される設定電圧(仮設定電圧又は本設定電圧)の時間変化を示しており、符号46で示す破線のグラフは、放射線測定用プローブ14において実際に検出された検出電圧の時間変化を示している。時間T1は起動時の時間であり、時間T2は電圧変更時の時間である。時間T1〜T2の間においては、仮設定電圧として6.0Vが検出器用電源回路26から供給され、このときの検出電圧は5.9Vである。時間T2以降においては、本設定電圧として5.5Vが検出器用電源回路26から供給され、このときの検出電圧は5.4Vである。検出電圧は目標電圧と等しいため、以降、5.5Vが検出器用電源回路26から供給される。
目標電圧と検出電圧との差分電圧が基準電圧範囲内に含まれない場合、その差分電圧が基準電圧範囲内に含まれるまで、電圧調整が繰り返し行われる。この場合、本体制御部30は、現在の仮設定電圧から検出電圧を減算し、これにより、降下電圧(=仮設定電圧−検出電圧)を得る。本実施形態では、目標電圧と検出電圧との差分、又は、その差分に近い値だけ、仮設定電圧を変えることにより、検出電圧を目標電圧に近づける。本体制御部30は、目標電圧と降下電圧との合計を新たな仮設定電圧として設定する。検出器用電源回路26は、その新たな仮設定電圧を放射線測定用プローブ14に供給する。放射線測定用プローブ14の電圧検出部42は、新たな仮設定電圧の供給によって放射線測定用プローブ14に実際に印加されている電圧を検出する。その検出電圧を示す情報は、放射線測定用プローブ14から本体ユニット12に通知される。本体制御部30は、目標電圧と検出電圧との差分電圧を算出し、その差分電圧が基準電圧範囲内に含まれる場合、現在の仮設定電圧を本設定電圧として設定する。このようにして、目標電圧と検出電圧との差分電圧が基準電圧範囲内に含まれるまで、電圧調整が繰り返し行われる。なお、最初の問い合わせの段階で、目標電圧と検出電圧との差分電圧が基準電圧範囲内に含まれている場合、最初の仮設定電圧(例えば最大電圧)が本設定電圧として設定される。
以上のように、本実施形態によると、放射線測定用プローブ14には、放射線測定用プローブ14が正常に動作するために必要な最低限度の電圧が印加されるので、放射線測定用プローブ14を正常に動作させつつ、消費電力を低減することが可能となる。これにより、放射線測定装置10の連続使用時間をより長くすることが可能となる。
また、測定者が、放射線測定用プローブ14に供給される電圧をマニュアル操作で設定する必要がないので、測定者の手間が軽減される。例えば、放射線測定用プローブ14毎に目標電圧が異なる場合であっても、測定者は、放射線測定用プローブ14を交換する度に、目標電圧に適した本設定電圧をマニュアル操作で設定せずに済む。また、測定者は、ケーブル16を交換する度に、ケーブル16の長さに応じた電圧降下の影響を意識して、目標電圧に適正した本設定電圧をマニュアル操作で設定せずに済む。
なお、本体制御部30は、降下電圧(=仮設定電圧−検出電圧)に重み係数を乗算することにより補正降下電圧を算出し、その補正降下電圧と目標電圧との合計電圧を新たな仮設定電圧として設定してもよい。重み係数は、例えば1以上の値であり、予め設定されていてもよいし、測定者によって変更されてもよい。例えば、降下電圧が0.1Vであり、重み係数として1.2が採用された場合、補正降下電圧は0.12Vである。目標電圧が5.4Vの場合、目標電圧(5.4V)と補正降下電圧(0.12V)の合計は、5.52Vであり、この電圧(5.52V)が新たな仮設定電圧として設定される。重み係数を用いることにより、例えば、放射線測定用プローブ14に供給される電圧の過剰調整(オーバーシューティング)が防止又は抑制される。例えば、供給電圧が過剰に低く設定されることが防止又は抑制され、これにより、放射線測定用プローブ14が正常に動作するための電圧よりも低い電圧が、放射線測定用プローブ14に実際に印加されることが防止又は抑制される。その結果、放射線測定用プローブ14を正常に動作させつつ、電圧調整を行うことが可能となる。
以下、変形例について説明する。
放射線測定用プローブ14に供給される電圧が足りていない場合、つまり、放射線測定用プローブ14を正常に動作させるための電圧が実際には放射線測定用プローブ14に印加されていない場合、警告が出力されてもよい。例えば、検出電圧が目標電圧よりも低い場合であって、目標電圧と検出電圧との差分が閾値以上となる場合、本体制御部30は警告を出力する。例えば、警告を示す情報がUI部28の表示部に表示されたり、警告音が発せられたりする。例えば、相対的に長いケーブル16が使用されている場合において、検出器用電源回路26からの供給電圧が足りていない場合、つまり、その供給電圧ではケーブル16による電圧降下分を補えない場合、相対的に短いケーブル16に交換するよう警告が発せされる。これにより、測定者に対して、ケーブル16の交換を促すことが可能となる。
別の例として、測定者が、ケーブル16の長さを示す情報を放射線測定装置10に入力するようにしてもよい。例えば、本体制御部30は、UI部28の表示部に、ケーブル16の長さを入力するための画面を表示させる。本体制御部30は、大、中、小等のように、測定者がおおよその長さを選択できるような画面をUI部28の表示部に表示させてもよい。本体制御部30は、入力された長さ(例えばおおよその長さ)に応じて起動用電圧を変更する。例えば、本体制御部30は、長さとして「大」が選択された場合、最大電圧(例えば6.0V)を起動用電圧として設定し、長さとして「中」が選択された場合、最大電圧よりも所定電圧だけ低い電圧を起動用電圧として設定し、長さとして「小」が選択された場合、長さが「中」のときよりも所定電圧だけ低い電圧を起動用電圧として設定する。ケーブル16の長さが「中」や「小」の場合、ケーブル16の長さが「大」の場合と比べて、ケーブル16による電圧降下の程度は小さい。それ故、ケーブル16の長さが「中」や「小」の場合、最大電圧(例えば6.0V)が検出器用電源回路26から供給されなくても、放射線測定用プローブ14を正常に動作させるための十分な電圧が放射線測定用プローブ14に印加される。最大電圧(例えば6.0V)を供給せずに済むため、消費電力を抑制することが可能となる。このように、変形例では、本体制御部30は、ケーブル16の長さに応じた設定電圧を設定し、検出器用電源回路26は、その長さに応じた設定電圧を供給する。
上記の本体ユニット12及び放射線測定用プローブ14のそれぞれは、一例としてハードウェア資源とソフトウェアとの協働により実現される。具体的には、本体ユニット12及び放射線測定用プローブ14のそれぞれは、図示しないCPU等の1又は複数のプロセッサを備えている。当該1又は複数のプロセッサが、図示しない記憶装置に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、本体ユニット12及び放射線測定用プローブ14のそれぞれの少なくとも一部の機能が実現される。上記プログラムは、CDやDVD等の記録媒体を経由して、又は、ネットワーク等の通信経路を経由して、記憶装置に記憶される。または、本体ユニット12及び放射線測定用プローブ14のそれぞれの少なくとも一部は、例えばプロセッサや電子回路等のハードウェア資源により実現されてもよい。その実現においてメモリ等のデバイスが利用されてもよい。別の例として、本体ユニット12及び放射線測定用プローブ14のそれぞれの少なくとも一部は、DSP(Digital Signal Processor)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等によって実現されてもよい。
10 放射線測定装置、12 本体ユニット、14 放射線測定用プローブ、16 ケーブル、18,20 コネクタ、22 電源、24 本体用電源回路、26 検出器用電源回路、28 UI部、30 本体制御部、32 記憶部、34 検出ユニット、36 信号処理ユニット、38 電源回路、40 プローブ制御部、42 電圧検出部。

Claims (7)

  1. 本体ユニットと、
    ケーブルを介して前記本体ユニットに接続されたプローブと、
    制御手段と、
    を含み、
    前記本体ユニットは、
    前記ケーブルを介して前記プローブに電圧を供給する検出器用電源回路と
    プローブ毎に、プローブを識別するためのプローブ識別情報とプローブに印加される目標電圧を示す情報とを対応付けて記憶する記憶手段と、
    を含み、
    前記プローブは、
    放射線を検出する検出ユニットと、
    前記検出器用電源回路による電圧供給によって前記プローブに印加された電圧を検出する電圧検出器と、
    を含み、
    前記プローブには、前記プローブ自身を識別するためのプローブ識別情報が記憶されており、
    前記検出器用電源回路は、前記プローブを起動させるために電源の最大電圧を仮設定電圧として前記プローブに供給し、
    前記制御手段は、前記仮設定電圧が供給されて前記プローブが起動した後、前記プローブを識別するためのプローブ識別情報を前記プローブに問い合わせ、その問い合わせに応じて前記プローブから通知されたプローブ識別情報を受け、前記記憶手段に記憶されている情報を参照することにより、前記通知されたプローブ識別情報に対応付けられている目標電圧を特定し、
    前記制御手段は、更に、前記検出器用電源回路によって供給された前記仮設定電圧、前記電圧検出器によって検出された検出電圧、及び、前記特定された目標電圧に基づいて、前記検出器用電源回路によって供給される本設定電圧を決定する、
    ことを特徴とする放射線測定装置。
  2. 請求項1に記載の放射線測定装置において、
    前記制御手段は、
    前記プローブに設けられ、前記電圧検出器によって検出された前記検出電圧を示す情報を前記本体ユニットに送出する制御を行うプローブ制御手段と、
    前記本体ユニットに設けられ、前記検出電圧を示す情報に基づいて前記本設定電圧を決定する本体制御手段と、
    を含む、
    ことを特徴とする放射線測定装置。
  3. 請求項2に記載の放射線測定装置において、
    前記本体制御手段は、前記仮設定電圧と前記検出電圧との差分電圧である降下電圧を算出し、前記目標電圧と前記降下電圧との合計電圧を前記本設定電圧として設定し、
    前記検出器用電源回路は、前記本設定電圧を前記プローブに供給する、
    ことを特徴とする放射線測定装置。
  4. 請求項3に記載の放射線測定装置において、
    前記本体制御手段は、電圧調整として、前記仮設定電圧と前記検出電圧との差分電圧である前記降下電圧を算出し、前記目標電圧と前記降下電圧との合計電圧を新たな前記仮設定電圧として前記検出器用電源回路から前記プローブに供給する制御を行い、前記目標電圧と前記検出電圧との差分電圧が基準電圧範囲内に含まれるまで、前記電圧調整を繰り返し、前記目標電圧と前記検出電圧との差分電圧が前記基準電圧範囲内に含まれる場合における前記仮設定電圧を前記本設定電圧として設定する、
    ことを特徴とする放射線測定装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の放射線測定装置において、
    前記目標電圧は、前記プローブの種類に応じて異なる、
    ことを特徴とする放射線測定装置。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の放射線測定装置において、
    前記本設定電圧が決定された以降に、放射線の検出が開始される、
    ことを特徴とする放射線測定装置。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の放射線測定装置において、
    前記ケーブルは、互いに長さが異なる複数のケーブルの中から選択される、
    ことを特徴とする放射線測定装置。
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