JP6712082B2 - 細胞培養装置 - Google Patents
細胞培養装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6712082B2 JP6712082B2 JP2017530878A JP2017530878A JP6712082B2 JP 6712082 B2 JP6712082 B2 JP 6712082B2 JP 2017530878 A JP2017530878 A JP 2017530878A JP 2017530878 A JP2017530878 A JP 2017530878A JP 6712082 B2 JP6712082 B2 JP 6712082B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- culture
- culture substrate
- substrate
- tubular
- cells
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12M—APPARATUS FOR ENZYMOLOGY OR MICROBIOLOGY; APPARATUS FOR CULTURING MICROORGANISMS FOR PRODUCING BIOMASS, FOR GROWING CELLS OR FOR OBTAINING FERMENTATION OR METABOLIC PRODUCTS, i.e. BIOREACTORS OR FERMENTERS
- C12M27/00—Means for mixing, agitating or circulating fluids in the vessel
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12M—APPARATUS FOR ENZYMOLOGY OR MICROBIOLOGY; APPARATUS FOR CULTURING MICROORGANISMS FOR PRODUCING BIOMASS, FOR GROWING CELLS OR FOR OBTAINING FERMENTATION OR METABOLIC PRODUCTS, i.e. BIOREACTORS OR FERMENTERS
- C12M23/00—Constructional details, e.g. recesses, hinges
- C12M23/02—Form or structure of the vessel
- C12M23/04—Flat or tray type, drawers
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12M—APPARATUS FOR ENZYMOLOGY OR MICROBIOLOGY; APPARATUS FOR CULTURING MICROORGANISMS FOR PRODUCING BIOMASS, FOR GROWING CELLS OR FOR OBTAINING FERMENTATION OR METABOLIC PRODUCTS, i.e. BIOREACTORS OR FERMENTERS
- C12M23/00—Constructional details, e.g. recesses, hinges
- C12M23/02—Form or structure of the vessel
- C12M23/06—Tubular
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12M—APPARATUS FOR ENZYMOLOGY OR MICROBIOLOGY; APPARATUS FOR CULTURING MICROORGANISMS FOR PRODUCING BIOMASS, FOR GROWING CELLS OR FOR OBTAINING FERMENTATION OR METABOLIC PRODUCTS, i.e. BIOREACTORS OR FERMENTERS
- C12M29/00—Means for introduction, extraction or recirculation of materials, e.g. pumps
- C12M29/10—Perfusion
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Wood Science & Technology (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Zoology (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- Sustainable Development (AREA)
- Microbiology (AREA)
- Biochemistry (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Genetics & Genomics (AREA)
- Biotechnology (AREA)
- Clinical Laboratory Science (AREA)
- Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)
Description
従来、このような培養細胞は、ディッシュ上やマイクロウェル内で培養されるのが一般的である。また、最近ではより生体に近い状態で細胞を培養することにより臓器を模したオンチップ臓器も開発されている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、ディッシュ上やマイクロウェル内で細胞を二次元的に培養した場合、必ずしも生体内で起こる反応を再現できない。例えば、腸管内を薬剤を含む液体(薬液)が流動することを想定して二次元的に培養された細胞上に薬液を流したとしても、その細胞全体に均一に流体が作用せず、流体の流れに起因する剪断力等の機械的な力を細胞に適切に付与することができない。そのため、細胞に薬剤が吸収され、透過する過程を正確に再現することは困難である。
細胞が培養される培養面を有する培養基材と、
前記培養基材を閉形態と開形態との間で開閉運動させる駆動部とを備え、
前記閉形態は、前記培養基材が、前記培養面を内面とした内部容積をもつ流路を形成する形態であり、
前記開形態は、前記培養基材の前記培養面が、前記閉形態における前記培養基材の前記培養面よりも開放された形態である。
これにより、従来と同様の態様により細胞の培養や観察等を行うことができる。
このような構成によって、腸管等の生体の器官を模様することができ、薬液等を流したときの反応を忠実に再現することができる。なお、ここでいう管状とは、外周全体が閉じた形態である場合だけでなく、外周の一部が開放された形態であってもよい。
このような構成によって、駆動部を簡素に構成することができる。
このような構成によって、培養基材を透過した液体は、駆動部のバルーンアクチュエータを通り抜けて培養基材外へ排出される。そのため、例えば、閉形態の培養基材内を流れる薬液等が細胞に吸収され、透過した後の状態を評価することができる。
このような構成によって、管状の培養基材内に薬液等を流動させたときの漏れを防止することができる。
このような構成によって、管状の培養基材内に薬液等を流動させたときの漏れをより確実に防止することができる。
このような構成によって、培養基材から管への液体の逆流を抑制することができる。
[第1の実施形態]
図1は、第1の実施形態に係る細胞培養装置の概略図である。
本実施形態の細胞培養装置10は、人工的に培養した細胞を用いて管状に形成された器官を模倣し、模倣した器官内に薬液等の流体を流動させることで、当該器官における培養細胞の反応を再現しようとするものである。例えば、管状の器官として腸管や血管などが挙げられる。本実施形態の細胞培養装置10は、特に、管状の器官として腸管を模倣したものを例示する。また、本実施形態では、培養細胞に対する薬剤等の吸収性の評価と、透過性の評価とを行うことが可能な細胞培養装置10について説明する。ただし、本実施形態の細胞培養装置10は、吸収性評価及び透過性評価のいずれか一方のみを個別に行うために用いることもできる。
培養基材11は、平面視で矩形状に形成されている。培養基材11の上面は、細胞が播種され、かつ培養される培養面11aとされている。また、培養基材11は、弾性変形可能である。
以下の説明においては、管状形態の培養基材11の管軸方向(筒軸方向)をX方向とし、このX方向に直交する水平方向をY方向とする。したがって、平面形態の培養基材11は、各辺がX方向又はY方向と平行に配置される。
駆動部12は、バルーンアクチュエータ30と、バルーンアクチュエータ30に空気を供給する空気供給装置36と、バルーンアクチュエータ30と空気供給装置36とを接続し、空気供給装置36からバルーンアクチュエータ30への空気の供給路となる供給管37とを備えている。バルーンアクチュエータ30は、内部の空気圧の変化によって弾性変形し、培養基材11に所定の運動を行わせる。本実施形態のバルーンアクチュエータ30は、Y方向に細長く形成された複数の部分アクチュエータ31をX方向に並べて備えている。複数の部分アクチュエータ31は、Y方向の中央部において連結部32によって連結され、一体化されている。隣接する部分アクチュエータ31の間には、Y方向の外端縁から内側へ向けて切り欠け状に形成された透過領域33が形成される。したがって、培養基材11を透過した液体は、透過領域33を介してバルーンアクチュエータ30を通り抜けることができる。
バルーンアクチュエータ30(各部分アクチュエータ31)は、第1膜体41と第2膜体42とを有する2層のシリコーンラバー層からなり、第1膜体41と第2膜体42との間に中空部34が形成されている。中空部34は、第1及び第2膜体41,42の対向面の一方又は両方に、凹部41aを形成することによって構成される。
さらに、培養基材を管状形態にして薬液を環流させ、その後、培養基材を平面形態にして細胞の観察を行うという操作を繰り返し行うことも可能である。
上述した第1の実施形態では、培養基材11は、バルーンアクチュエータ30から駆動力が作用することによって平面形態から管状形態に変形し、バルーンアクチュエータ30からの駆動力を解除することによって弾性復帰により管状形態から平面形態に変形するものであった。第2の実施形態では、管状形態から平面形態に変形する際にもバルーンアクチュエータ30からの駆動力を付与するものとなっている。
また、部分アクチュエータ31bは、培養基材11側の第3膜体61はほとんど膨張しないので、培養基材11に培養された細胞に悪影響を及ぼすこともない。
図10は、第3の実施形態に係るバルーンアクチュエータの平面説明図である。この実施形態に係るバルーンアクチュエータ30は、第2の実施形態と同様に、2種類の部分アクチュエータ31a,31bを備えているが、一方の部分アクチュエータ31aと他方の部分アクチュエータ31bとがX方向に関して交互に配置されている。
なお、第2及び第3の実施形態においては、部分アクチュエータ31bとして、部分アクチュエータ31aを表裏反転したものを使用してもよい。この場合、部分アクチュエータ31bは、図4に示すものと同様の作動原理で逆方向(下方向)に曲がり運動を行い、管状形態から平面形態に変形するときに培養基材11に駆動力を付与することができる。ただし、この場合、より大きく膨張する第2膜体42が培養面11a側に配置されることになるので、細胞の培養への影響が少ない箇所、例えば、図8に示すように、X方向の両端部に部分アクチュエータ31bを配置することが好ましい。
図11は、第4の実施形態に係る細胞培養装置の断面図である。
本実施形態では、図11(a)に示すように、バルーンアクチュエータ30のY方向の幅は、培養基材11の幅よりも大きく形成されている。そして、図11(b)に示すように、培養基材11を管状形態に変形させると、バルーンアクチュエータ30のY方向の両端部30aが管状形態の培養基材11から径方向外方へ突出して互いに重ね合わされ、面接触した状態となる。これによって、管状形態の培養基材11の内部に流体を流したときの漏れが防止される。
図12は、第5の実施形態に係る細胞培養装置の断面図である。
本実施形態では、図12(a)に示すように、開形態における培養基材11が、円弧状に湾曲した形態であり、図12(b)に示すように、閉形態における培養基材11が、開形態における培養基材11よりも小さい円弧半径で湾曲した形態となっている。
なお、本実施形態においても、開形態の培養基材11は、第1の実施形態と同様に平面状に形成されてもよい。逆に、第1の実施形態における開形態の培養基材11が、本実施形態のようにわずかに湾曲していてもよい。また、閉形態の培養基材11は、液体を灌流させることが可能な程度に湾曲していればよいが、管状形態の中心軸回りに180°を超える範囲で湾曲した形態とすることが好適である。
図13は、第6の実施形態に係る細胞培養装置の断面図である。
本実施形態では、半円弧状に形成された2つの支持部材71が設けられ、各支持部材71の内面に培養面11aを有する培養基材11が設けられている。2つの支持部材71の一端部同士は、ヒンジ部72によって互いに回動自在に連結されている。各支持部材71は、半円弧状の形態を維持できる程度の剛性を有したものとされる。そして、図13(b)に示すように、2つの支持部材71の他端部同士を突き合わせることによって培養基材11を閉形態(管状形態)に変形することができ、図13(a)に示すように、2つの支持部材71の他端部同士を離反させることによって培養基材11を開形態に変形することができる。
なお、本実施形態においては、モータや流体圧シリンダ等からなる駆動部(図示省略)を用いて2つの支持部材71を回転させることにより、培養基材11を閉形態と開形態との間で変形させることができる。支持部材71は、例えば合成樹脂材により形成することができ、第1の実施形態等と同様に、培養基材11を透過した液体を通り抜けさせることができる透過領域を有していてもよい。
図14は、第7の実施形態に係る細胞培養装置の斜視図である。
本実施形態では、図14(b)に示すように、管状(筒状)に形成された支持部材73の内側に培養基材11が設けられており、培養基材11の内部に流路が形成されている。また、本実施形態では、支持部材73の一部73bと、その内側の培養基材11の一部11bとは、ヒンジ部74を介して他の部分に対して回動可能に構成されている。
なお、本実施形態においても、モータや流体圧シリンダ等からなる駆動部(図示省略)を用いて支持部材73の一部73bを回転させることにより、培養基材11を閉形態と開形態との間で変形させることができる。支持部材73は、第1の実施形態等と同様に、培養基材11を透過した液体を通り抜けさせることができる透過領域を有していてもよい。
例えば、培養基材11を変形させる駆動部12は、バルーンアクチュエータ30を用いたものに限定されず、培養基材11を管状形態(閉形態)と平面形態(開形態)との間で変形させることができる限り、他の構成を用いてもよい。
管状形態の培養基材11は、断面形状が真円でなくてもよく、楕円形や扁平な円形状であってもよい。
また、培養細胞に対する液体の透過性を評価しない場合には、培養基材11の培養面11aとは反対側の全体を覆うようにバルーンアクチュエータ30を設けてもよい。この場合、培養細胞の液体の吸収性評価を行うことができる。
本出願の発明者は、バルーンアクチュエータによる培養基材の開閉動作が培養基材上の細胞に与える影響について調べた。
具体的には、培養基材上に、腸管上皮を模倣するcaco−2細胞を培養した。caco−2細胞には、DSファーマバイオメディカル株式会社製を用いた。37℃、CO25%、空気95%の環境下で、10%熱不活性ウシ胎児血清、ペニシリンG(100UmL−1)、ストレプトマイシン(100μg mL−1)、および、1%非必須アミノ酸を補充したDMEM(ダルベッコ改変イーグル培地)内でcaco−2細胞を培養した。caco−2細胞は、0.05%トリプシンおよびEDTA中で解離することによって継代し、バルーンアクチュエータの上面において培養基材を構成するコラーゲン上に細胞を播種した。caco−2細胞は、7日間でコンフルーエンスに達した。培地は24時間毎に交換した。
次に、本出願の発明者は、管状形態の培養基材に薬剤が均一に流れ、caco−2細胞に均一に吸収されるかを調べた。
管状形態の培養基材には、薬液に相当する液体として蛍光色素を含むHBSS(Hanks' Balanced Salt Solution)を0.05mLmin−1の流量で1時間灌流した。蛍光色素には、親水性薬剤のモデルとしてのカルセインと、親油性薬剤のモデルとしてのテキサスレッドとを用い、それぞれの濃度を100μmolL−1,10μmolL−1とした。その後、管状形態の培養基材の底部および上部におけるcaco−2細胞の明視野画像と蛍光画像とを観察した。
本出願の発明者は、管状形態の培養基材に薬液等の液体を流したときの、流体の力学的特性および培養基材への薬剤の吸収について調べた。具体的には、内径が異なる複数種類の管状形態の培養基材に対して薬剤を含む流体を流し、流体を流す前後の培養基材の状態を観察した。また、管状形態の各培養基材における流体の力学的特性を演算により求めた。
図22は、管状形態の培養基材(以下、単に「管」ともいう)の内径と、管を流れる流体の力学的特性との関係を示す表である。この表において、流速u、せん断応力τ、圧力降下ΔP、レイノルズ数Reは、それぞれ次の式(1)〜(4)によって演算される。
τ=4μQ/(πr3) ・・・ (2)
ΔP=8μQL/(πr4) ・・・ (3)
Re=2ρQ/(μπr) ・・・ (4)
ただし、Qは液体の流量、μは液体の粘度、ρは液体の密度、Lは管の長さ、rは管の半径である。液体の流量Qは、0.05mL/minとし、3分間液体を灌流させた。
また、図19は、内径が異なる3種類の管状形態の培養基材に、親油性薬剤のモデルとしてテキサスレッドを含む流体を流し、テキサスレッドの蛍光信号を撮像した画像を示す。図19(a)は、内径が0.5mmの場合、(b)は内径が1.0mmの場合、(c)は、内径が2.0mmの場合である。管状形態の培養基材の内径が0.5mmの場合と1.0mmの場合とを比較すると、前者の方が後者よりもより赤く撮像され、内径が1.0mmの場合と2.0mmの場合とを比較すると、前者の方が後者よりもより赤く撮像された。したがって、管の内径が小さい程、より速く親油性薬剤が吸収されているといえる。
図21に示すように、培養基材に培養されたcaco−2細胞からは、粘性の高いムチンが分泌され、caco−2細胞の表面が親水性のムチン層(粘液層)で覆われる。このムチン層は非撹拌水層とも呼ばれ、caco−2細胞への親油性薬剤の吸収を妨げる障壁となる一方、親水性薬剤の吸収は妨げない。また、ムチン層は、流体の流れによって培養基材の内面に作用するせん断応力によって厚さTが変化すると考えられる。図22に示すように、管状形態の培養基材の内径rが大きい程せん断応力τは小さくなり、内径rが小さい程せん断応力τが大きくなるので、当該内径rが大きい程、ムチン層の厚さTが大きく親油性薬剤の吸収が遅くなり(図21(a)参照)、当該内径rが小さい程、ムチン層の厚さTが小さく親油性薬剤の吸収が速くなる(図21(b)参照)と考えることができる。したがって、管状形態の培養基材の内径を調整することによってせん断応力をコントロールすれば、親油性薬剤の吸収の速さをコントロールすることが可能であるといえる。また、管状形態の培養基材の内径を調整することによって、生体における管の様々な流れの状態を再現することができ、親油性薬剤の吸収の速さも再現することができると考えられる。
11 :培養基材
11a :培養面
12 :駆動部
30 :バルーンアクチュエータ
30a :両端部
53 :導入管
S :細胞
Claims (8)
- 細胞が培養される培養面を有する培養基材と、
前記培養基材を閉形態と開形態との間で開閉させる駆動部とを備え、
前記閉形態は、前記培養基材が、前記培養面を内面とした内部容積をもつ流路を形成する形態であり、
前記開形態は、前記培養基材の前記培養面が、前記閉形態における前記培養基材の前記培養面よりも外部に開放された形態である、細胞培養装置。 - 前記開形態の前記培養基材が平坦に形成される、請求項1に記載の細胞培養装置。
- 前記閉形態の前記培養基材が管状に形成される、請求項1又は2に記載の細胞培養装置。
- 前記駆動部が、前記培養基材における前記培養面とは反対側の面に設けられたバルーンアクチュエータを有している、請求項1〜3のいずれか1項に記載の細胞培養装置。
- 前記バルーンアクチュエータは、前記培養基材を透過した液体が通り抜ける領域を有している、請求項4に記載の細胞培養装置。
- 前記閉形態の前記培養基材が管状に形成され、
前記閉形態の前記培養基材において、互いに対向する前記バルーンアクチュエータの両端部における前記培養基材側の面が、互いに面接触するシール面を構成している、請求項4又は5に記載の細胞培養装置。 - 前記シール面に撥水処理が施されている、請求項6に記載の細胞培養装置。
- 前記閉形態の前記培養基材に流体を流入させるための導入管が接続される、当該培養基材の端部の内周面に、撥水処理が施されている、請求項1〜7のいずれか1項に記載の細胞培養装置。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015148789 | 2015-07-28 | ||
JP2015148789 | 2015-07-28 | ||
PCT/JP2016/071879 WO2017018413A1 (ja) | 2015-07-28 | 2016-07-26 | 細胞培養装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPWO2017018413A1 JPWO2017018413A1 (ja) | 2018-05-17 |
JP6712082B2 true JP6712082B2 (ja) | 2020-06-17 |
Family
ID=57885677
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017530878A Active JP6712082B2 (ja) | 2015-07-28 | 2016-07-26 | 細胞培養装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20180282679A1 (ja) |
JP (1) | JP6712082B2 (ja) |
WO (1) | WO2017018413A1 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20050095711A1 (en) * | 2003-11-01 | 2005-05-05 | More Robert B. | Bioreactor for growing engineered tissue |
US20100041128A1 (en) * | 2008-01-08 | 2010-02-18 | Medtrain Technologies, Llc | Microfluidic Device for Application of Shear Stress and Tensile Strain |
JPWO2012056756A1 (ja) * | 2010-10-25 | 2014-03-20 | 学校法人立命館 | 導入対象物質の送達装置の作動方法および導入対象物質の送達方法 |
KR102351944B1 (ko) * | 2011-02-28 | 2022-01-18 | 프레지던트 앤드 펠로우즈 오브 하바드 칼리지 | 세포 배양 시스템 |
-
2016
- 2016-07-26 US US15/747,449 patent/US20180282679A1/en not_active Abandoned
- 2016-07-26 WO PCT/JP2016/071879 patent/WO2017018413A1/ja active Application Filing
- 2016-07-26 JP JP2017530878A patent/JP6712082B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20180282679A1 (en) | 2018-10-04 |
WO2017018413A1 (ja) | 2017-02-02 |
JPWO2017018413A1 (ja) | 2018-05-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10926254B2 (en) | Membrane-integrated microfluid device for imaging cells | |
Huh et al. | Microfabrication of human organs-on-chips | |
US20160244727A1 (en) | Artificial microvascular device and methods for manufacturing and using the same | |
CN103805511B (zh) | 可在高倍物镜下直接观测的动脉血管模拟微流控装置 | |
Guan et al. | Medical devices on chips | |
CN103502426B (zh) | 细胞培养系统 | |
EP2721141B1 (en) | Device and method for culturing cells in a biomimetic environment | |
Kim et al. | Microfluidic biomechanical device for compressive cell stimulation and lysis | |
US20130344529A1 (en) | Vascular model, method for producing said model and use thereof | |
Hosic et al. | Rapid prototyping of multilayer microphysiological systems | |
JP2020500028A (ja) | 細胞培養システム及び方法 | |
CN111699244B (zh) | 基于水凝胶的器官芯片微流控装置 | |
US10465155B2 (en) | Non-linear flow path devices and methods for cell culture | |
JP2020521974A (ja) | 血管モデル | |
Palaninathan et al. | Multi-organ on a chip for personalized precision medicine | |
CN110331097B (zh) | 集成肠道多模态运动三维腔体肠器官芯片及方法 | |
Wang et al. | Bio-MEMS fabricated artificial capillaries for tissue engineering | |
Konishi et al. | An openable artificial intestinal tract system for the in vitro evaluation of medicines | |
JP6712082B2 (ja) | 細胞培養装置 | |
Xu et al. | Development of disposable PDMS micro cell culture analog devices with photopolymerizable hydrogel encapsulating living cells | |
Tanaka et al. | Fluid actuation for a bio-micropump powered by previously frozen cardiomyocytes directly seeded on a diagonally stretched thin membrane | |
Tong et al. | Automated addressable microfluidic device for minimally disruptive manipulation of cells and fluids within living cultures | |
KR20150126520A (ko) | 수축 및 팽창 기능을 하는 인체장기를 모사한 실험모델장치 | |
Mancinelli et al. | Recreating cellular barriers in human microphysiological systems in-vitro | |
KR102526678B1 (ko) | 세포 배양 시 인체 환경적 모사가 가능한 세포 배양 칩 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20180206 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190528 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20200428 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20200515 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6712082 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |