JP6711041B2 - 電力供給装置、画像形成装置、電力供給方法、及びプログラム - Google Patents

電力供給装置、画像形成装置、電力供給方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、太陽光を受光して発電された電力を定着ヒータのような変動負荷に供給するように構成された画像形成装置における省エネ化に好適な技術に関する。
従来、建物の屋根に配置された太陽光発電部により太陽光を受光して発電された電力を定着ヒータのような変動負荷に供給するように構成された画像形成装置が知られている。
このような画像形成装置にあっては、夜間等のように太陽光が受光されず太陽光発電が行われない場合に、電力供給元を太陽光発電部から商用電源に切り替えるための切替SWが設けられている。
このような従来の画像形成装置の一例として、特許文献1が知られている。
特許文献1には、太陽光発電部により発電された電力を、直接に消費する電力が一定な一定負荷に供給する目的を有しており、太陽光発電部により発電される電流、電圧を検出して発電効率が最も良い最大電力点で発電した電力を一定負荷に供給するとともに、充電器を介して蓄電部に供給するという技術が開示されている。
詳しくは、特許文献1にあっては、太陽光発電部の電流I0、電圧V0を検出し、電流I0と電圧V0の積が最大となる最大電力点で発電できるように、充電器への電流を制御することで、太陽光発電を効率よく行うことができる。
また、太陽光発電部から供給される電流I0は、一定負荷へ供給される電流I1と充電器へ供給される電流I2との合計となるが、このうち一定負荷へ供給される電流I1は、電流が一定のため、充電器へ供給される電流I2を制御することで、太陽光発電部から供給される電流I0が最大電力点になるように制御できる。このため、一定負荷に対しては太陽光発電を効率よく行うことができるという利点を有している。
しかしながら、特許文献1にあっては、負荷側として一定負荷を対象としていた。このため、負荷側に定着ヒータのような変動負荷を使用した場合、定着ヒータの負荷が急激に変動したときに、最大電力点に対する応答性が悪化し、太陽光発電の電力から定着ヒータで消費される電力を除いた電力を蓄電部へ効率よく充電できない、といった問題があった。
そこで、負荷側として定着ヒータのような変動負荷を使用した場合でも、太陽光発電の電力から変動負荷で消費される電力を除いた電力を蓄電部へ効率よく充電できる構成が切望されていた。
本発明は、上記に鑑みてなされたもので、その目的としては、消費する電力値が変動する変動負荷を使用した場合でも、太陽光発電部による発電電力を効率よく使用して蓄電部へ充電できることにある。
請求項1記載の発明は、上記課題を解決するため、光エネルギを電力に変換する光発電部と、前記光発電部から供給される電力を消費する際に、消費電力が変動する変動負荷と、前記光発電部から供給される電力を予め設定された充電電流値により蓄電部に充電する充電部と、前記光発電部から供給される発電電流及び発電電圧を検出する電流電圧検出手段と、前記光発電部から前記変動負荷に供給される負荷電流値を検出する負荷電流値検出手段と、を備えた電力供給装置であって、前記発電電流及び前記発電電圧に基づいて、前記光発電部での発電電力値を算出する発電電力値算出手段と、前回の充電電流値から前記負荷電流検出手段が前回検出した負荷電流値と前記負荷電流検出手段が今回検出した負荷電流値の差分を減算した値に所定の微小電流値を加算して、第1充電電流値を算出する第1充電電流値算出手段と、前記第1充電電流値を前記充電電流値として前記充電部に設定し、前記発電電力値算出手段により算出された前回の発電電力値を今回の発電電力値に更新し、前記発電電力値が最大になるように制御する制御手段と、を備えることを特徴とする。

本発明によれば、消費する電力値が変動する変動負荷を使用した場合でも、太陽光発電部による発電電力を効率よく使用して蓄電部へ充電できることにある。
本発明の第1実施形態に係る画像形成装置の概略的な機構構成を示す断面図である。 本発明の第1実施形態に係る電力供給装置の構成を示すブロック図である。 図2に示す制御部による太陽光発電部の充電制御について説明するためのフローチャートである。 本発明の第1実施形態に係る電力供給装置において、太陽光発電部が発電した電力を定着ヒータに供給した場合での太陽光発電部から供給される電流・電圧(IV)特性を示すグラフ図である。 本発明の第1実施形態に係る電力供給装置において、太陽光発電部が発電した電力を定着ヒータに供給した場合での太陽光発電部から供給される電力の時間的経過を示すグラフ図である。 本発明の第2実施形態に係る電力供給装置の構成を示すブロック図である。 従来技術である特許文献1において、一定負荷から変動負荷(定着ヒータ24のような)に変更した場合での発電値推移を示すグラフ図である。
以下、本発明を図面に示した実施の形態により詳細に説明する。
本発明は、消費する電力値が変動する変動負荷を使用した場合でも、太陽光発電部による発電電力を効率よく使用して蓄電部へ充電するために、以下の構成を有する。
すなわち、本発明の電力供給装置は、光エネルギを電力に変換する光発電部と、光発電部から供給される電力を消費する際に、消費電力が変動する変動負荷と、光発電部から供給される電力を予め設定された充電電流値により蓄電部に充電する充電部と、光発電部から供給される発電電流及び発電電圧を検出する電流電圧検出手段と、光発電部から変動負荷に供給される負荷電流値を検出する負荷電流値検出手段と、を備えた電力供給装置であって、発電電流及び発電電圧に基づいて、光発電部での発電電力値を算出する発電電力値算出手段と、前回の充電電流値から前記負荷電流検出手段が前回検出した負荷電流値と前記負荷電流検出手段が今回検出した負荷電流値の差分を減算した値に所定の微小電流値を加算して、第1充電電流値を算出する第1充電電流値算出手段と、第1充電電流値を充電電流値として充電部に設定して、発電電力値が最大になるように制御する制御手段と、を備えることを特徴とする。
以上の構成を備えることにより、消費する電力値が変動する変動負荷を使用した場合でも、太陽光発電部による発電電力を効率よく使用して蓄電部へ充電できる。
上記の本発明の特徴に関して、以下、図面を用いて詳細に説明する。
<第1実施形態>
図1は、本発明の第1実施形態に係る画像形成装置の概略的な機構構成を示す断面図である。
画像形成装置1は、ADF2、画像読み取り装置3、書き込みユニット4、プリンタユニット5、感光体ドラム6、現像装置7、搬送ベルト8、定着装置9、原稿台10を備えている。
図1に示す画像形成装置1は、デジタル複合機として、複写機能と、プリンタ機能、およびファクシミリ機能等を搭載している。
この画像形成装置1においては、操作部に設けられたアプリケーション切り替えキーにより、複写機能、プリンタ機能、およびファクシミリ機能を順次に切り替えて選択することが可能となっており、複写機能が選択された場合には複写モードとなり、プリンタ機能が選択された場合にはプリンタモードとなり、ファクシミリモードが選択された場合にはファクシミリモードとなる。
図1を参照して、画像形成装置1が複写機能(複写モード)を選択された場合における画像形成の流れについて例に挙げて、簡単に説明する。
複写モードでは、原稿束がADF2により、順に画像読み取り装置3に給送され、画像読み取り装置3により、各原稿から画像情報が読み取られる。そして、画像情報は、画像処理手段を介して書き込みユニット4により光情報に変換される。感光体ドラム6は、帯電器により一様に帯電された後に書き込みユニット4からの光情報で露光され、静電潜像が形成される。この感光体ドラム6上の静電潜像は、現像装置7により現像されてトナー像となる。このトナー像は、搬送ベルト8により転写紙に転写され、定着装置9によりトナー像が転写紙に定着され、トナー像が転写された転写紙が排出される。
なお、図1では、画像形成装置1として、感光体ドラム6を1つだけ配置したモノクロタイプのものを示したが、感光体ドラム6は、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック等のトナー像を形成する4つとし、各色を重ねて転写紙に転写するカラー画像形成装置とすることができる。
図2は、本発明の第1実施形態に係る電力供給装置20の構成を示すブロック図である。この電力供給装置20は、図1に示す画像形成装置1に適用可能である。
本実施形態では、変動負荷として定着ヒータを用いた場合について説明する。このため、電力供給装置20では、太陽光発電部25において発電された電力を直接に定着ヒータ24のような変動負荷に供給するように構成されている。
電力供給装置20は、商用電源21、整流回路22、SW1、定着ヒータ駆動部23、定着ヒータ24、太陽光発電部25、電流・電圧検出部26、電流検出部27、充電器28、蓄電部29、制御部30を備えている。
商用電源21は、例えば100Vや、200Vの交流電源であり、例えば電力会社から供給される。
整流回路22は、商用電源21から供給される交流電力を整流し、更にコンデンサを用いて平滑することで一定電圧の直流電力を出力する。
スイッチSW1は、定着ヒータ駆動部23の前段に設けられており、太陽光発電部25及び商用電源21の出力は、それぞれスイッチSW1の入力端子(紙面上方の端子)、入力端子(紙面下方の端子)に接続され、スイッチSW1のコモン端子(紙面右方の端子)は定着ヒータ駆動部23に接続されている。スイッチSW1は、夜間等の太陽光発電を行わない時は、電力供給元を太陽光発電部25から商用電源21に切り替えるための切替SWである。
定着ヒータ駆動部23は、定着ヒータ24への接続/切断を行う定着リレー又はトライアックを出力段に設け、制御部30からの制御信号に応じて、スイッチSW1を介して供給される直流電力を出力段の定着リレー又はトライアックをON/OFF制御して定着ヒータ24に供給/遮断する。
定着ヒータ24は、定着装置9の内部に設けられ、定着ヒータ駆動部23から供給される電力により発熱する。この定着ヒータ24は、消費する電力値が変動する変動負荷である。
太陽光発電部25は、建物の屋根、屋上、側面等に配置されており、複数の発電セルを有するパネルにより発電された直流電力が屋内配線を経由して画像形成装置1に供給される。
電流・電圧検出部26は、太陽光発電部25の発電電流(I0)、発電電圧(V0)を検出し、検出結果をそれぞれ制御部30内のA/Dコンバータ30aに出力する。
電流検出部27は、太陽光発電部25から定着ヒータ駆動部23を介して定着ヒータ24に供給される定着ヒータ24の負荷電流値I1を検出し、検出結果を制御部30内のA/Dコンバータ30aに出力する。
充電器28は、DC/DCコンバータであり、制御部30から充電電流値が設定されると、太陽光発電部25から供給される電力をDC/DCコンバータにより直流−直流変換して当該充電電流値により指定された電流値を蓄電部29に流という定電流源の役割を果たし、蓄電部29を蓄電する。
蓄電部29は、バッテリであり、充電器28を介して供給される電力を蓄電するとともに、蓄電部29に充電された電力は、夜間等において太陽光発電部25における発電量が充分でないとき、画像形成装置1に供給される。
制御部30は、A/Dコンバータ部30a、CPU(Central Processing Unit)部30b、メモリ部30cを備えている。
A/Dコンバータ部30aは、電流・電圧検出部26、電流検出部27から入力される電流信号や電圧信号を所定周期のサンプリングクロックを用いてサンプリングし、電流値や電圧値を表すデータに変換して出力する。なお、A/Dコンバータ部30aのサンプリングレートは、定着ヒータ24の電流変動に追随できる必要があり、例えば、100ms〜500msであれば問題ない。
CPU部30bは、内部にROM、RAMを有し、ROMからオペレーティングシステムOSを読み出してRAM上に展開してOSを起動し、OS管理下において、ROMからプログラムを読み出し、データ処理を実行する。
CPU部30bは、太陽光発電部25から供給される発電電流I0、発電電圧V0、及び定着ヒータ24に供給される負荷電流値I1の検出結果に基づいて、充電器28に供給される電流I2の制御を行う。
メモリ部30cは、RAMを有し、RAMには直前の定着ヒータ24の電流値データが書換可能に記憶されている。
なお、CPU部30bは、定着リレーやトライアックといった定着ヒータ24を駆動させるための定着ヒータ駆動部23の制御を行うが、定着ヒータ24の制御は独立しており、太陽光発電部25の発電電流I0、発電電圧V0、及び定着ヒータ24の負荷電流値I1の検出結果の影響を受けないこととする。
図3は、図2に示す制御部30による太陽光発電部25の充電制御について説明するためのフローチャートである。
なお、ステップS1からステップS3までは、定着ヒータ24が非駆動状態にあることとする。
まず、ステップS1では、制御部30は、充電器28に対して充電電流値I2を固定値(初期値)として設定して充電を開始する。この結果、I2で充電器28を介して蓄電部29へ充電される。
ステップS2では、制御部30は、ステップ1で設定された充電状態において、電流・電圧検出部26及びA/Dコンバータ30aを用いて太陽光発電部25により発電される発電電圧V0、発電電流I0を測定する。
ステップS3では、制御部30は、ステップS2での測定結果である発電電圧V0、発電電流I0を乗算して、太陽光発電部25の発電電力値W0を算出し、メモリ部30cのRAMに記憶する。
W0=V0×I0 (1)
ステップS4では、制御部30は、電流検出部27及びA/Dコンバータ30aを用いて太陽光発電部25から定着ヒータ24へ供給される負荷電流値I1を測定する。ここで、今回測定した負荷電流値をI(t)、前回測定した負荷電流値をI1(t−1)とする。
ステップS5では、制御部30は、太陽光発電部25から充電器28へ供給される充電電流値I2を、前回の充電電流I2(t−1)から、前回測定した負荷電流値I1(t−1)から今回測定したI1(t)への電流増加(減少)分を減少(増加)させ、更に一定の微小電流値σIだけ上昇させる。ここで、今回の充電電流値をI2(t)、前回の充電電流値をI2(t−1)とすると、今回の充電電流値I2(t)は、
I2(t)=I2(t−1)−{I1(t)−I1(t−1)}+σI (2)
となる。
すなわち、今回の充電電流値I2(t)は、前回の充電電流値I2(t−1)から前回の負荷電流値I1(t−1)と今回の負荷電流値I1(t)の差分{I1(t)−I1(t−1)}を減算した値に一定の微小電流値σIを加算して求める。
この際、制御部30は、充電器28に対して、ステップS5において設定した電流I2(t)を充電器28に流す定電流制御を行う。すなわち、制御部30は、充電器28を構成するDC/DCコンバータに対して、充電電流値をI2(t)に設定する。
なお、上記の微小電流値σIは、太陽光発電部25から供給される発電電流I0の年間平均値I0aveに例えば1/100〜1/1000程度の値を乗算して求めた微小電流値であればよい。
ステップS6では、制御部30は、ステップS5で設定された充電状態において、電流・電圧検出部26及びA/Dコンバータ30aを用いてステップS5での状態において、太陽光発電部25の発電電圧V0’、発電電流I0’を測定する。
ステップS7では、制御部30は、ステップS6での測定結果(発電電圧V0’、発電電流I0’)に基づいて、太陽光発電部25の発電電力値W0’を算出し、メモリ部30cのRAMに記憶する。
ステップS8では、制御部30は、今回の太陽光発電部25の発電電力値W0’と前回の太陽光発電部25の発電電力値W0を比較し、今回の太陽光発電部25の発電電力値W0’が大きい場合はステップS4に戻り、前回の太陽光発電部25の発電電力値W0が大きい場合はステップS9に進む。
なお、ステップS8では、制御部30は、今回の太陽光発電部25の発電電力値W0’と前回の太陽光発電部25の発電電力値W0を比較した後は、前回の太陽光発電部25の発電電力値W0の値を今回の太陽光発電部25の発電電力値W0’に書き換えて発電電力値W0としてメモリ部30cのRAMに記憶しておき、常に発電電力値W0の値を最新の電力値に更新する。また、制御部30は、電流検出部27が今回測定した負荷電流値I1(t)と電流検出部27が前回測定した負荷電流値I1(t−1)を比較した後は、電流検出部27が前回測定した負荷電流値I1(t−1)を電流検出部27が今回測定した負荷電流I1(t)に書き換えて負荷電流I1(t−1)としてメモリ部30cのRAMに記憶しておき、常に負荷電流I1(t−1)の値を最新の電流値に更新する。
このように、ステップS4からステップS8に示す制御を行うことで、太陽光発電値はほぼ瞬時に最大電力点に戻るため、太陽光発電値はほとんどロスせず効率のよい発電が可能となる。
ステップS9では、制御部30は、電流検出部27により定着ヒータ24へ供給される負荷電流値I1を測定する。ここで、今回測定した負荷電流値をI(t)、前回測定した負荷電流値をI1(t−1)とする。
ステップS10では、制御部30は、充電器28へ供給される充電電流値I2を、前回測定した充電電流I2(t−1)から、前回測定した負荷電流値I1(t−1)から今回測定したI1(t)への電流増加(減少)分を減少(増加)させ、更に微小電流値σIだけ下降させる。ここで、今回の充電電流値をI2(t)、前回の充電電流値をI2(t−1)とすると、今回の充電電流値をI2(t)は、
I2(t)=I2(t−1)−{I1(t)−I1(t−1)}−σI (3)
となる。
すなわち、今回の充電電流値I2(t)は、前回の充電電流値I2(t−1)から前回の負荷電流値I1(t−1)と今回の負荷電流値I1(t)の差分{I1(t)−I1(t−1)}を減算した値に一定の微小電流値σIを減算して求める。
この際、制御部30は、充電器28に対して、ステップS10において設定した電流I2(t)を充電器28に流す定電流制御を行う。すなわち、制御部30は、充電器28を構成するDC/DCコンバータに対して、充電電流値をこのI2(t)に設定する。
ステップS11では、制御部30は、ステップ10で設定された充電状態において、電流・電圧検出部26及びA/Dコンバータ30aを用いて太陽光発電部25の発電電圧V0’、発電電流I0’を測定する。
ステップS12では、制御部30は、ステップS11での測定結果(発電電圧V0’、発電電流I0’)に基づいて、太陽光発電部25の発電電力値W0’を算出し、メモリ部30cのRAMに記憶する。
ステップS13では、制御部30は、今回の太陽光発電部25の発電電力値W0’と前回の太陽光発電部25の発電電力値W0を比較し、今回の太陽光発電部25の発電電力値W0’が大きい場合はステップS9に戻る。一方、前回の太陽光発電部25の発電電力値W0が大きい場合はステップS4に進む。なおフローチャートには記載していないが、ステップS13では、制御部30は、今回の太陽光発電部25の電力W0’と前回の太陽光発電部25の発電電力値W0を比較した後は、前回の太陽光発電部25の電力W0の値を今回の太陽光発電部25の発電電力値W0’に書き換えて発電電力値W0としてメモリ部30cのRAMに記憶しておき、常に発電電力値W0の値を最新の電力値に更新する。また、制御部30は、電流検出部27が今回測定した負荷電流値I1(t)と電流検出部27が前回測定した負荷電流値I1(t−1)を比較した後は、電流検出部27が前回測定した負荷電流値I1(t−1)を電流検出部27が今回測定した負荷電流I1(t)に書き換えて負荷電流I1(t−1)としてメモリ部30cのRAMに記憶しておき、常に負荷電流I1(t−1)の値を最新の電流値に更新する。
このように、ステップS4からステップS8に示す制御を行うことで太陽光発電値はほぼ瞬時に最大電力点に戻るため、太陽光発電値はほとんどロスせず効率のよい発電が可能となる。
図4は、本発明の第1実施形態に係る電力供給装置20において、太陽光発電部25が発電した電力を定着ヒータ24(変動負荷)に供給した場合での太陽光発電部25から供給される電流・電圧(IV)特性を示すグラフ図である。
図4に示すように、変動負荷に流れる消費電流がI1からI1‘に変化すると、太陽光発電部25から供給される発電電流もI0からI0’に変化する。この結果、太陽光発電値は最大電力点Pmaxから電力点[1]に大きく外れてしまう。
図4に示す電力点[1]では、変動負荷に流れる消費電流がI1→I’1に変動したことにより、I0→I’0を最大電力点Pmaxから外れてしまう。
しかし、本実施形態では、電流検出部27を用いて定着ヒータ24の消費電流(I1やI1’)を検出しているため、制御部30は、負荷電流値I1からI1’への電流増加(減少)分を充電器28への電流をI2からI2’の電流減少(増加)する制御を行うことで、ほぼ瞬時に最大電力点Pmaxに戻るため、太陽光発電値はほとんどロスせず効率のよい発電が可能となる。
図4に示す遷移状態[2]に示すように、定着ヒータ24の電流(I1やI’1)を検出しているため、負荷電流値I1→I’1への電流増加(減少)分をI2→I’2の電流減少(増加)する制御を行うことで、瞬時に最大電力点Pmaxに戻るので、効率のよい発電が可能となる。
図5は、本発明の第1実施形態に係る電力供給装置20において、太陽光発電部25が発電した電力を定着ヒータ24(変動負荷)に供給した場合での太陽光発電部から供給される電力の時間的経過を示すグラフ図である。
図5は、定着ヒータ24のような変動負荷に変更した場合についての発電値推移において、図4で説明したように、変動負荷の電力変動時(変動要因は電流(I1)から(I1‘))に太陽光発電値は最大電力点Pmaxから外れてしまう。
しかし、上述したステップS4とS5、及びステップS9とS10を実行することで、瞬時に最大電力点Pmaxに戻るため、太陽光発電値はほとんどロスせず効率のよい発電が可能となる。そのため、特許文献1において発生した発電ロスは、本実施形態においてはほぼ発生しない。
<第2実施形態>
図6は、本発明の第2実施形態に係る電力供給装置40の構成を示すブロック図である。なお、図6に示す符号のうち、図1に示す符号と同一のものについては同様の構成であるので、その説明を省略する。
図6に示すブロック図は、図2に示すブロック図から電流検出部27を削除し、定着温度を検出する定着サーミスタ33と、画像形成装置1の環境温度を検出する環境温度検知部34とを追加したことを特徴とする。
メモリ部30cに設けられたROMに記憶しておいた定着消費電力データに基づいて、定着ヒータ制御時の定着ヒータ電流を予測することで、第1実施形態と同様に、瞬時に最大電力点Pmaxに戻るため、太陽光発電値はほとんど損失することなく効率のよい発電が可能となる。
また、更に環境温度検知部34により環境温度を検出することで、メモリ部30cに格納した定着消費電力データに対する精度が向上するため、更に太陽光発電値はほとんど損失することなく効率のよい発電が可能となる。
図7は、従来技術である特許文献1において、一定負荷から変動負荷(定着ヒータ24のような)に変更した場合での発電値推移を示すグラフ図である。
従来技術においては、図7に示すように、変動負荷の電力変動時(変動要因は負荷電流値I1からI1‘)に太陽光発電値は最大電力点W0から外れてしまい、再び最大電力点W0に到達するまでに時間が掛かり、その間の電力(斜線部の電力)が効率よく発電できない(充電できる電力がその分低減してしまう)。
そのため定着ヒータ24のような変動負荷に適用した場合は、上記のように太陽光発電値を効率良く発電できなかった。
特許文献1にあっては、一定負荷から定着ヒータのような変動負荷に変更した場合についての太陽光発電値を発電する手段であるが、変動負荷のため負荷への電流が負荷電流値I1からI1‘に変化すると太陽光発電部25の電流も発電電流I0からI0’に変化し、その結果、太陽光発電値は最大電力点から大きく外れてしまう。そのため最大電力点を探すために充電器28への電流I2の値を少しずつ変化させて制御するが応答性が悪く最大電力点に達するまでに時間が掛かる、あるいは最大電力点に達する前に更に負荷変動してしまい一向に最大電力点に到達できず、太陽光発電値を効率よく発電できなかった。
本実施形態にあっては、従来技術と異なり、定着ヒータ24の温度を検知する定着サーミスタ33からの温度情報に基づいて、定着ヒータ制御部30での定着制御により定着ヒータ24の負荷が変動する場合において、太陽光発電部25の電流、電圧検出以外に定着ヒータ24への電流検出を行い、太陽光発電値の最大電力点Pmaxでの電流に対して、検出した定着ヒータ24への電流増加(減少)分だけ充電器28への電流減少(増加)するように制御することで、太陽光発電値は瞬時に最大電力点Pmaxに戻り効率よい発電が実現するので、定着ヒータ24のような変動負荷の場合でも定着ヒータ24の急激な変動負荷に対しても、変動分に対応し充電器28の充電値を変えて最大電力点Pmaxで発電し続けるように制御することで、効率よく太陽光発電を使用し省エネを実現することができる。
<本発明の実施態様例の構成、作用、効果>
<第1態様>
本態様の電力供給装置20は、光エネルギを電力に変換する太陽光発電部25(光発電部)と、太陽光発電部25から供給される電力を消費する際に、消費電力が変動する定着ヒータ24(変動負荷)と、太陽光発電部25から供給される電力を予め設定された充電電流値により蓄電部29に充電する充電器28(充電部)と、太陽光発電部25から供給される発電電流及び発電電圧を検出する電流・電圧検出部28(電流電圧検出手段)と、太陽光発電部25から定着ヒータ24に供給される負荷電流値を検出する電流検出部27(負荷電流値検出手段)と、を備えた電力供給装置であって、発電電流I0及び発電電圧V0に基づいて、太陽光発電部25での発電電力値を算出する制御部30(発電電力値算出手段)と、前回の充電電流値I2(t−1)から電流検出部27が前回検出した負荷電流値I1(t−1)と電流検出部27が今回検出した負荷電流値I1(t)の差分を減算した値に所定の微小電流値σIを加算して、第1充電電流値I2(t)を算出する制御部30(第1充電電流値算出手段)と、第1充電電流値I2(t)を充電電流値として充電器28に設定して、発電電力値Wが最大になるように制御する制御部30(制御手段)と、を備えることを特徴とする。
本態様によれば、前回の充電電流値I2(t−1)から電流検出部27が前回検出した負荷電流値I1(t−1)と電流検出部27が今回検出した負荷電流値I1(t)の差分を減算した値に所定の微小電流値σIを加算して、第1充電電流値I2(t)を算出しておき、第1充電電流値I2(t)を充電電流値として充電器28に設定して、発電電力値Wが最大になるように制御することで、消費する電力値が変動する変動負荷を使用した場合でも、太陽光発電部25よる発電電力を効率よく使用して蓄電部29へ充電できる。このため、太陽光発電値はほとんどロスせず効率のよい発電が可能となる。
<第2態様>
本態様の電力供給装置20は、前回の充電電流値I2(t−1)から電流検出部27が前回検出した負荷電流値I1(t−1)と電流検出部27が今回検出した負荷電流値I1(t)の差分を減算した値に一定の微小電流値σIを減算して、第2充電電流値I2(t)を算出する制御部30(第2充電電流値算出手段)を備え、制御部30は、第2充電電流値I2(t)を充電電流値として充電器28に設定して、発電電力値が最大になるように制御することを特徴とする。
本態様によれば、前回の充電電流値I2(t−1)から電流検出部27が前回検出した負荷電流値I1(t−1)と電流検出部27が今回検出した負荷電流値I1(t)の差分を減算した値に一定の微小電流値σIを減算して、第2充電電流値I2(t)を算出しておき、第2充電電流値I2(t)を充電電流値として充電器28に設定して、発電電力値が最大になるように制御することで、消費する電力値が変動する変動負荷を使用した場合でも、太陽光発電部25による発電電力を効率よく使用して蓄電部29へ充電できる。このため、太陽光発電値はほとんどロスせず効率のよい発電が可能となる。
<第3態様>
本態様の制御部30は、第1充電電流値I2(t)を充電電流値として充電器28に設定した場合であって、今回の発電電力値W0‘が前回の発電電力値W0よりも大きい場合に、再度前記第1充電電流値I2(t)を算出し、再度算出した第1充電電流値I2(t)を充電電流値として充電器28に設定して、前記発電電力値が最大になるように制御することを特徴とする。
本態様によれば、第1充電電流値I2(t)を充電電流値として充電器28に設定した場合であって、今回の発電電力値W0‘が前回の発電電力値W0よりも大きい場合に、再度前記第1充電電流値I2(t)を算出し、再度算出した第1充電電流値I2(t)を充電電流値として充電器28に設定して、前記発電電力値が最大になるように制御することで、消費する電力値が変動する変動負荷を使用した場合でも、太陽光発電部25による発電電力を効率よく使用して蓄電部29へ充電できる。このため、太陽光発電値はほとんどロスせず効率のよい発電が可能となる。
<第4態様>
本態様の制御部30は、第2充電電流値I2(t)を充電電流値として充電器28に設定した場合であって、今回の発電電力値W0‘が前回の発電電力値W0よりも大きい場合に、再度前記第2充電電流値I2(t)を算出し、再度算出した第2充電電流値I2(t)を充電電流値として充電器28に設定して、前記発電電力値が最大になるように制御することを特徴とする。
本態様によれば、第2充電電流値I2(t)を充電電流値として充電器28に設定した場合であって、今回の発電電力値W0‘が前回の発電電力値W0よりも大きい場合に、再度前記第2充電電流値I2(t)を算出し、再度算出した第1充電電流値I2(t)を充電電流値として充電器28に設定して、前記発電電力値が最大になるように制御することで、消費する電力値が変動する変動負荷を使用した場合でも、太陽光発電部25による発電電力を効率よく使用して蓄電部29へ充電できる。このため、太陽光発電値はほとんどロスせず効率のよい発電が可能となる。
<第5態様>
本態様の制御部30は、第1充電電流値I2(t)を充電電流値として充電器28に設定した場合であって、今回の発電電力値I2(t)が前回の発電電力値I2(t−1)よりも小さい場合に、第2充電電流値I2(t)を充電電流値として充電器28に設定して、発電電力値が最大になるように制御することを特徴とする。
本態様によれば、第1充電電流値I2(t)を充電電流値として充電器28に設定した場合であって、今回の発電電力値I2(t)が前回の発電電力値I2(t−1)よりも小さい場合に、第2充電電流値I2(t)を充電電流値として充電器28に設定して、発電電力値が最大になるように制御することで、消費する電力値が変動する変動負荷を使用した場合でも、太陽光発電部25による発電電力を効率よく使用して蓄電部29へ充電できる。このため、太陽光発電値はほとんどロスせず効率のよい発電が可能となる。
<第6態様>
本態様の制御部30は、第2充電電流値I2(t)を充電電流値として充電器28に設定した場合であって、今回の発電電力値I2(t)が前回の発電電力値I2(t−1)よりも小さい場合に、第1充電電流値I2(t)を充電電流値として充電器28に設定して、発電電力値が最大になるように制御することを特徴とする。
本態様によれば、第2充電電流値I2(t)を充電電流値として充電器28に設定した場合であって、今回の発電電力値I2(t)が前回の発電電力値I2(t−1)よりも小さい場合に、第1充電電流値I2(t)を充電電流値として充電器28に設定して、発電電力値が最大になるように制御することで、消費する電力値が変動する変動負荷を使用した場合でも、太陽光発電部25よる発電電力を効率よく使用して蓄電部29へ充電できる。このため、太陽光発電値はほとんどロスせず効率のよい発電が可能となる。
<第7態様>
本態様の変動負荷は、定着ヒータ24であることを特徴とする。
本態様によれば、変動負荷が定着ヒータ24である場合でも、太陽光発電部25よる発電電力を効率よく使用して蓄電部29へ充電できる。
<第8態様>
本態様の画像形成装置1は、第1態様乃至第5態様の何れか1つに記載された電力供給装置20を備えたことを特徴とする。
本態様によれば、画像形成装置1は、電力供給装置20を備えているので、太陽光発電部25よる発電電力を効率よく使用して省エネを図ることができる。
<第9態様>
本態様の電力供給方法は、光エネルギを電力に変換する太陽光発電部25と、太陽光発電部25から供給される電力を消費する際に、消費電力が変動する定着ヒータ24と、太陽光発電部25から供給される電力を予め設定された充電電流値により蓄電部29に充電する充電器28と、太陽光発電部25から供給される発電電流I0及び発電電圧V0を検出する電流・電圧検出部28と、太陽光発電部25から定着ヒータ24に供給される負荷電流値I1を検出する電流検出部27(負荷電流値検出手段)と、を備えた電力供給装置20による電力供給方法であって、発電電流I0及び発電電圧V0に基づいて、太陽光発電部25での発電電力値W0を算出する発電電力値算出ステップ(S3)と、前回の充電電流値I2(t−1)から電流検出部27が前回検出した負荷電流値I1(t−1)と電流検出部27が今回検出した負荷電流値I1(t)の差分を減算した値に所定の微小電流値σIを加算して、第1充電電流値I2(t)を算出する第1充電電流値算出ステップと、第1充電電流値I2(t)を充電電流値として充電器28に設定して、発電電力値が最大になるように制御する制御ステップと、を実行することを特徴とする。
本態様によれば、前回の充電電流値I2(t−1)から電流検出部27が前回検出した負荷電流値I1(t−1)と電流検出部27が今回検出した負荷電流値I1(t)の差分を減算した値に所定の微小電流値σIを加算して、第1充電電流値I2(t)を算出しておき、第1充電電流値I2(t)を充電電流値として充電器28に設定して、発電電力値Wが最大になるように制御することで、消費する電力値が変動する変動負荷を使用した場合でも、太陽光発電部25よる発電電力を効率よく使用して蓄電部29へ充電できる。このため、太陽光発電値はほとんどロスせず効率のよい発電が可能となる。
<第10態様>
本態様のプログラムは、第7態様に記載された電力供給方法における各ステップをプロセッサに実行させることを特徴とする。
本態様によれば、各ステップをプロセッサに実行させることができる。このため、消費する電力値が変動する変動負荷を使用した場合でも、太陽光発電部25よる発電電力を効率よく使用して蓄電部29へ充電できる。
1…画像形成装置、9…定着装置、20…電力供給装置、25…太陽光発電部、24…定着ヒータ、21…商用電源、22…整流回路、23…定着ヒータ駆動部、26…電流・電圧検出部、27…電流検出部、28…充電器、29…蓄電部、30…制御部、33…定着サーミスタ、34…環境温度検知部、30…定着ヒータ制御部
特開2013−61606公報

Claims (10)

  1. 光エネルギを電力に変換する光発電部と、
    前記光発電部から供給される電力を消費する際に、消費電力が変動する変動負荷と、
    前記光発電部から供給される電力を予め設定された充電電流値により蓄電部に充電する充電部と、
    前記光発電部から供給される発電電流及び発電電圧を検出する電流電圧検出手段と、
    前記光発電部から前記変動負荷に供給される負荷電流値を検出する負荷電流値検出手段と、を備えた電力供給装置であって、
    前記発電電流及び前記発電電圧に基づいて、前記光発電部での発電電力値を算出する発電電力値算出手段と、
    前回の充電電流値から前記負荷電流値検出手段が前回検出した負荷電流値と前記負荷電流値検出手段が今回検出した負荷電流値の差分を減算した値に所定の微小電流値を加算して、第1充電電流値を算出する第1充電電流値算出手段と、
    前記第1充電電流値を前記充電電流値として前記充電部に設定し、前記発電電力値算出手段により算出された前回の発電電力値を今回の発電電力値に更新し、前記発電電力値が最大になるように制御する制御手段と、を備えることを特徴とする電力供給装置。
  2. 前回の充電電流値から前記負荷電流値検出手段が前回検出した負荷電流値と前記負荷電流値検出手段が今回検出した負荷電流値の差分を減算した値に前記所定の微小電流値を減算して、第2充電電流値を算出する第2充電電流値算出手段を備え、
    前記制御手段は、
    前記第2充電電流値を前記充電電流値として前記充電部に設定し、前記発電電力値算出手段により算出された前回の発電電力値を今回の発電電力値に更新し、前記発電電力値が最大になるように制御することを特徴とする請求項1に記載の電力供給装置。
  3. 前記第1充電電流値算出手段は、前記第1充電電流値を前記充電電流値として前記充電部に設定した場合であって、今回の発電電力値が前回の発電電力値よりも大きい場合に、再度前記第1充電電流値を算出し、
    前記制御手段は、前記第1充電電流値算出手段が再度算出した前記第1充電電流値を前記充電電流値として前記充電部に設定し、前記発電電力値算出手段により算出された前回の発電電力値を今回の発電電力値に更新し、前記発電電力値が最大になるように制御することを特徴とする請求項1に記載の電力供給装置。
  4. 前記第2充電電流値算出手段は、前記第2充電電流値を前記充電電流値として前記充電部に設定した場合であって、今回の発電電力値が前回の発電電力値よりも大きい場合に、再度前記第2充電電流値を算出し、
    前記制御手段は、前記第2充電電流値算出手段が再度算出した前記第2充電電流値を前記充電電流値として前記充電部に設定し、前記発電電力値算出手段により算出された前回の発電電力値を今回の発電電力値に更新し、前記発電電力値が最大になるように制御することを特徴とする請求項2に記載の電力供給装置。
  5. 前記制御手段は、
    前記第1充電電流値を前記充電電流値として前記充電部に設定した場合であって、今回の発電電力値が前回の発電電力値よりも小さい場合に、前記第2充電電流値を前記充電電流値として前記充電部に設定し、前記発電電力値算出手段により算出された前回の発電電力値を今回の発電電力値に更新し、前記発電電力値が最大になるように制御することを特徴とする請求項2に記載の電力供給装置。
  6. 前記制御手段は、
    前記第2充電電流値を前記充電電流値として前記充電部に設定した場合であって、今回の発電電力値が前回の発電電力値よりも小さい場合に、前記第1充電電流値を前記充電電流値として前記充電部に設定し、前記発電電力値算出手段により算出された前回の発電電力値を今回の発電電力値に更新し、前記発電電力値が最大になるように制御することを特徴とする請求項2に記載の電力供給装置。
  7. 前記変動負荷は、定着ヒータであることを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の電力供給装置。
  8. 請求項1乃至7の何れか1項に記載された電力供給装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  9. 光エネルギを電力に変換する光発電部と、
    前記光発電部から供給される電力を消費する際に、消費電力が変動する変動負荷と、
    前記光発電部から供給される電力を予め設定された充電電流値により蓄電部に充電する充電部と、
    前記光発電部から供給される発電電流及び発電電圧を検出する電流電圧検出手段と、
    前記光発電部から前記変動負荷に供給される負荷電流値を検出する負荷電流値検出手段と、を備えた電力供給装置による電力供給方法であって、
    前記発電電流及び前記発電電圧に基づいて、前記光発電部での発電電力値を算出する発電電力値算出ステップと、
    前回の充電電流値から前記負荷電流値検出手段が前回検出した負荷電流値と前記負荷電流値検出手段が今回検出した負荷電流値の差分を減算した値に所定の微小電流値を加算して、第1充電電流値を算出する第1充電電流値算出ステップと、
    前記第1充電電流値を前記充電電流値として前記充電部に設定し、前記発電電力値算出ステップにより算出された前回の発電電力値を今回の発電電力値に更新し、前記発電電力値が最大になるように制御する制御ステップと、を実行することを特徴とする電力供給方法。
  10. 請求項9に記載された電力供給方法における各ステップをプロセッサに実行させることを特徴とするプログラム。
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