JP6710396B1 - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】設定変更の効率性を低下させることなく、不正行為を防止・抑制することができる遊技機を提供する。【解決手段】設定変更条件が成立した状態で電源投入された場合に、遊技者にとっての有利度にかかる設定値を変更する設定変更処理を実行する設定変更手段101を備え、設定変更手段101は、設定変更処理中に電断が発生した場合、再度電源が投入された際に設定変更条件が成立しているときには、設定変更処理の先頭から処理を実行し、再度電源が投入された際に設定変更条件が成立していないときには、設定変更処理中における電断直前の状態に復帰する。【選択図】図6

Description

本発明は、遊技機に関する。
従来から遊技機として、外周面に複数の図柄が配列されたリールを複数備えたスロットマシン(回胴式遊技機)や、パチンコ遊技機等が知られている。この種の遊技機は、メダルやパチンコ玉などの遊技媒体に対して一定の遊技価値を付与し、このような遊技媒体を獲得するための遊技を行うものである。また、遊技機には、遊技者にとっての有利度が異なる複数段階の設定値を有するものがある(例えば、特許文献1参照)。この種の遊技機では、一般に、設定値が高いほど遊技者が遊技媒体を獲得しやすいようになっている。このため、遊技者は設定値が低く設定されている遊技機より、設定値が高く設定されている遊技機で遊技することを望むこととなる。しかし、かかる設定値は、基本的に遊技機を有する店舗側(ホール側)が設定するものとなっており、遊技者が設定値を変更することはできないようになっている。
特開2008−61737号公報
ところで、上述のように通常遊技者が変更できない設定値を、不正な手段により変更するいわゆるゴト行為をしようとする者も存在する。したがって、遊技機においてはこのようなゴト行為への対策が重要となる。一方で、設定値は店舗側が頻繁に変更することもあるため、ゴト行為への対策の結果、店舗側の設定変更の作業負担が増えてしまうことは避けることが望ましい。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、設定変更の効率性を低下させることなく、不正行為を防止・抑制することができる遊技機を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の遊技機は、
設定変更条件が成立した状態で電源投入された場合に、遊技者にとっての有利度にかかる設定値を変更する設定変更処理を実行する設定変更手段を備える遊技機であって、
前記設定変更手段は、
前記設定変更処理中に電断が発生した場合、
再度電源が投入された際に前記設定変更条件が成立しているときには、前記設定変更処理の先頭から処理を実行し、
再度電源が投入された際に前記設定変更条件が成立していないときには、前記設定変更処理中における電断直前の状態に復帰することを特徴とする。
このような構成によれば、設定変更中に電断が発生し、再度電源が投入された際に、設定変更条件が成立していれば、設定変更処理が最初から行われることとなる。一方、再度電源が投入された際に、設定変更条件が成立していなければ、設定変更処理は、電断前に行われていた処理の続きから行われることとなる。すなわち、設定変更処理中に電断が発生した場合には、電断復帰時に設定変更条件が成立しているか否かに関わらず、遊技機が設定変更に係る状態(後述する設定変更モード)で立ち上がるようになっている。このため、ゴト行為をしようとした者が、遊技機に設定変更処理を開始させた場合に、遊技機の電源を遮断・再投入するだけでは設定変更処理を終了させることができないようになっている。したがって、ゴト行為を防止・抑制することができる。
また、店舗の店員等の、正当に設定値の変更をする者の立場から考えると、電断後、再度電源を投入する際に設定変更条件を成立させているということは、当該店員等がまだ設定を変更しようとしている可能性が高いが、設定変更条件が成立している場合には設定変更処理を最初から行うようになっていることで、当該店員等が設定の変更をスムーズに行うことが可能となる。一方、電断後、再度電源を投入する際に設定変更条件を成立させていないということは、当該店員等はもう設定の変更を終了したい可能性が高いが、設定変更条件が成立していない場合には電断直前の状態に復帰するようになっていることで、当該店員等が最初から設定変更の作業を行う必要を無くし、作業負担を軽減させることができる。
本発明の遊技機によれば、設定変更の効率性を低下させることなく、不正行為を防止・抑制することができる。
本発明の実施の形態に係る遊技機を示す斜視図である。 同、前扉を開いた状態の斜視図である。 同、遊技機の概略的な構成を示すブロック図である。 同、主制御基板と周辺装置との接続状態を説明するための回路図である。 同、設定キースイッチと設定変更スイッチの回路図である。 同、設定変更処理を説明するためのフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
まず、遊技機の概略構成について説明する。なお、以下では遊技機の一つであるスロットマシンについて説明するが、本発明に係る遊技機は、スロットマシンに限ることなく、パチンコ遊技機等のその他の遊技機であってもよい。
また、以下の説明においては、基本的に「前後」とは、スロットマシンの前側に遊技者が居る場合に、遊技者側が「前」で、スロットマシン側が「後」を意味し、「上下」とはスロットマシンの上面側が「上」で、下面側が「下」を意味し、「左右」とはスロットマシンを遊技する遊技者の左手側が「左」を意味し、右手側が「右」を意味する。
図1はスロットマシンXを示す斜視図である。このスロットマシンXは、筐体10を備えており、この筐体10は、底板、左右の側板、天板および背板を備え、当該筐体10の正面側に開口する正面開口部を有する箱形に形成されている。また、筐体10の正面には、筐体10の正面開口部を開閉可能に閉塞する前扉12が設けられている。また、前扉12は、筐体10の正面開口部の開口上部を開閉可能に閉塞する上扉30と、開口下部を開閉可能に閉塞する下扉40とを備えている。なお、前扉12を上扉30と下扉40とに分けない一体の構造としてもよい。
筐体10内の下部には、図2に示すように、各部品に電力を供給するための電源装置を内蔵した電源ユニット14、メダルを貯留するとともにメダルを払い出す払い出し装置としてのホッパーユニット16、ホッパーユニット16内のメダルの量が所定量以上となるとホッパーユニット16からメダルが送り出されるキャッシュボックス18等が設けられている。また、電源ユニット14は、電源スイッチ15を備えており、電源スイッチ15がON状態になると、電源ユニット14から各部品に電力が供給されるようになっている。なお、一部の部品には、電源ユニット14がOFF状態でも電力が供給されるようになっていてもよい。電源スイッチ15は、電源をONにするための操作を受け付けると、電源ON信号を出力する。また、電源スイッチ15は、電源をOFFにするための操作を受け付けると、電源OFF信号を出力する。
また、筐体10内には、リールユニット20や主制御基板70(主制御装置)、副制御基板72(副制御装置)等が設けられている。リールユニット20は、周囲に複数の図柄を表示した3個の回転リール(第一リール20a、第二リール20b、第三リール20c)と、リール20a〜20cを回転させるための駆動モータ(ステッピングモータ)と、各リール20a〜20cに対応して設けられたインデックスセンサ24(第一インデックスセンサ24a、第二インデックスセンサ24b、第三インデックスセンサ24c)(図3参照)と、を有している。各インデックスセンサ24a〜24cは、各リール20a〜20cの内側に取り付けられた半円帯状のインデックスのエッジを検知するようになっている。そして、このインデックスセンサ24a〜24cによる検知情報に基づいて、後述するリール20a〜20cの停止制御等が行われる。
また、主制御基板70には、設定キースイッチ25(設定変更キースイッチ:設定変更キーシリンダ)や、設定変更スイッチ26が設けられている(図3、図5参照)。設定キースイッチ25は、キースイッチとなっており、第一状態と第二状態との二つの状態を有している。また、設定キースイッチ25には、設定キーが挿入可能になっている。設定キースイッチ25は、初期状態では第一状態となっており、この第一状態で設定キーが挿入されたときの、設定キースイッチ25の可動部および設定キーの位置を初期位置とする。そして、挿入された設定キーが初期位置から時計回りに90度回されると、設定キースイッチ25の状態が第一状態から第二状態に切り替わるようになっている。また、設定キースイッチ25が第二状態となる位置から初期位置となるように設定キーが反時計回りに90度回されると、第二状態から第一状態に切り替わるようになっている。
また、設定変更スイッチ26は、押しボタンスイッチとなっており、第一状態と第二状態との二つの状態を有している。設定変更スイッチ26は、初期状態では第一状態となっており、このときの設定変更スイッチ26の押圧部(可動部)の位置を初期位置とする。そして、設定変更スイッチ26は、押圧部が押下される(所定の力が加えられると)と第一状態から第二状態に切り替わるようになっている。また、設定変更スイッチ26を押下していた力が除かれると、設定変更スイッチ26に内蔵されたバネの付勢力によって、押圧部が初期位置に戻り、設定変更スイッチは第二状態から第一状態に切り替わるようになっている。
なお、設定キースイッチ25や、設定変更スイッチ26は、例えば、電源ユニット14等の、他の部分に設けられていてもよい。
図1に示すように、上扉30の下部中央には、表示窓31が設けられ、この表示窓31の奥には、3個のリール20a〜20cが横一列に設けられている。各リール20a〜20cの外周面には複数種類の図柄が配列されており、リール20a〜20cが停止すると表示窓31を通して1リール当たり3個の図柄が表示される。表示窓31には、各リール20a〜20cの図柄を視認するための表示位置として、上段、中段、下段が設けられており、各リール20a〜20cの表示位置の組合せによって有効ラインが設定されている。また、本実施形態の遊技機では、1回の遊技に関して必要なメダルの数(規定枚数)が、3枚に設定されており、規定枚数のメダルが投入されると、各リール20a〜20cの中段によって構成される有効ラインが有効化される。また、遊技開始に伴って各リール20a〜20cが回転を開始するとともに当選役抽選が実行されて当選役のいずれかの当選またはハズレ(不当選)が決定される。次いで、リール20a〜20cが停止したときに、当選役抽選で当選した当選役に対応する図柄組合せが有効ラインに表示されると、この当選役が入賞となり、入賞した当選役に対応する処理(入賞処理)が実行される。
また、表示窓31の下方には、遊技情報表示部32が設けられている。遊技情報表示部32は、LED、ランプ、7セグメント表示器等からなり、メダルのクレジット数、1回の遊技におけるメダルの払出数あるいは獲得数、エラー情報等の各種遊技情報が表示される。また、遊技情報表示部32は、後述する第一メイン表示器90および第二メイン表示器92を備えている。
また、上扉30の上部中央には、表示窓31の上方に表示窓33が設けられている。この表示窓33の奥には、液晶ディスプレイ(画像表示装置)34が設けられている。液晶ディスプレイ34には、遊技を補助したり、遊技を盛り上げたりするための各種の映像(画像)が表示される。また、上扉30や下扉40には、スピーカ36が複数設けられている。スピーカ36からは、遊技を補助したり、遊技を盛り上げたりするための各種の演出声が出力される。また、前扉12には、報知や演出などを行うための照明装置38が複数設けられている。
また、下扉40の上部には、スロットマシンXを操作するための操作領域50が設けられている。操作領域50には、クレジットされたメダルを払い出すための精算ボタン52(精算スイッチ:押下手段)、ゲームを開始させるためのスタートレバー53(スタートスイッチ:押下手段)、回転リールの回転を停止させるためのストップボタン54(第一ストップボタン54a(第一ストップスイッチ)、第二ストップボタン54b(第二ストップスイッチ)、第三ストップボタン54c(第三ストップスイッチ):押下手段)、メダルを投入するためのメダル投入口42、メダル投入口42の下方のメダル通路内で発生したメダル詰まりを解消するリジェクトボタン、メダルをゲームに投資(ベット)するときに操作されるベットボタン56(ベットスイッチ:押下手段)等が設けられる他、遊技の演出等を選択するための選択手段57等が設けられている。選択手段57は操作領域50の幅方向(左右方向)の略中央部に配置されている。なお、選択手段57は、演出等の選択用のジョグダイヤル、決定ボタン(決定スイッチ)等を有しているが、選択用の十字キーやキャンセルボタン等を有するものであってもよい。また、本実施形態の遊技機は、ベットボタン56として、1回の遊技にベット可能な最大数(最大規定枚数:本実施形態では3枚)のメダルをゲームに投資するときに操作されるMAXベットボタン56を備えているが、1枚のメダルをゲームに投資する際に操作される1ベットボタン56も備えることとしてもよい。
前扉12の下端部には、スロットマシン内部よりメダルを排出するためのメダル払出口60と、メダル払出口60から排出されたメダルを溜めておくためのメダル受け皿62とが形成されている。また、操作領域50とメダル受け皿62との間にはスロットマシンXの外観を装飾するための下パネル64が設けられている。また、下パネル64の背面側には、照明用の光源(LED)が設けられており、この光源からの光によって下パネル64が背後から照らされるようになっている。
また、下扉40には、ドアキーシリンダ66が設けられており、ドアキーシリンダ66にドアキーを挿入して下扉40(前扉12)を解錠することができるようになっている。具体的には、ドアキーシリンダ66に挿入されたドアキーを初期位置から時計回りに回転させる(捻る)ことにより、下扉40の解錠が行えるようになっている。また、ドアキーシリンダ66に挿入されたドアキーを初期位置から反時計回りに回転させる(捻る)ことにより、エラーの解除操作が行えるようになっている。
なお、上扉30の下端部には、下扉40の前面より後方側で下扉40の上端より下側に突出する係合部が設けられ、下扉40が閉じた状態で、上扉30を開くことができない構造になっている。すなわち、上扉30を開く際には、下扉40を解錠して開いてから上扉30を開くように構成されている。
また、ドアキーシリンダ66の近傍には、ドアセンサ76と、ドア開閉スイッチ74とが設けられている(図3参照)。ドアキーシリンダ66は、ドアキーシリンダ66に挿入されたドアキーが初期位置から反時計回りに回転されると、ドアキーシリンダ66の可動部(図示せず)が動き、この可動部の動作をドアセンサ76が検知することにより、後述する「ドアセンサ信号」がOFF状態からON状態に変化する。すなわち、ドアキーシリンダ66に対して、挿入したドアキーを反時計回りに回転させるという第一の操作が行われると、これによる可動部の動きをドアセンサ76が検知し、「ドアセンサ信号」がON状態となる。また、ドアキーが反時計回りに回転された状態から初期位置に戻ると、「ドアセンサ信号」がON状態からOFF状態に変化する。また、ドアキーシリンダ66は、ドアキーシリンダ66に挿入されたドアキーが初期位置から時計回りに回転されると、ドアキーシリンダ66の可動部が動いて下扉40(前扉12)が開き、下扉40(前扉12)が開いたことをドア開閉スイッチ74が検知することにより、後述する「ドア開閉スイッチ信号」がOFF状態からON状態に変化する。すなわち、ドアキーシリンダ66に対して、挿入したドアキーを初期位置から時計回りに回転させるという第二の操作が行われると、これに基づく下扉40(前扉12)の開放をドア開閉スイッチ74、具体的にはドア開閉スイッチ74の備えるセンサが検知し、「ドア開閉スイッチ信号」がON状態となる。また、下扉40(前扉12)が閉じられると、「ドア開閉スイッチ信号」がON状態からOFF状態に変化する。
メダル投入口42から投入されたメダルは、メダルセレクタ67を通過した後に、メダルシュート69を経由してホッパーユニット16に入るようになっている。メダルの投入が受け付けられている状態では、メダル投入口42から投入されたメダルは、メダルセレクタ67を通過してメダルの識別および枚数のカウントがなされ、次いでメダルシュート69を経由してホッパーユニット16へ送られるようになっている。ここで、メダルセレクタ67は、投入検知センサ78と、第一メダル通過センサ80と、第二メダル通過センサ82とを備えている。また、メダルシュート69は、シュートセンサ84を備えている。そして、メダル投入口42から投入されたメダルは、投入検知センサ78、第一メダル通過センサ80、第二メダル通過センサ82、およびシュートセンサ84に、この順で検知されるようになっている。
一方、遊技を行っている状態(スタートレバー53が操作され、リール20a〜20cが回転を開始してから、遊技の結果に応じてメダルを払い出す処理等が終了するまでの間)や、メダルのベット数およびクレジット数が最大数に達している状況、あるいは電源スイッチ15がOFF状態となっている場合等では、メダルブロッカー68が作動して、メダルセレクタ67からメダルシュート69への流路が閉塞され、メダルセレクタ67からメダル払出口60へメダルが返却されるようになっている。
また、ホッパーユニット16に貯蔵されているメダルが所定量を超えると、所定量を越えてホッパーユニット16に送られたメダルは、キャッシュボックス18へと送られるようになっている。また、筐体10内の、キャッシュボックス18が配置される部分には、オーバーフローセンサ86が設けられており、キャッシュボックス18内のメダルが所定量を超えた場合、所定量を超えたことがオーバーフローセンサ86により検知されるようになっている。
スロットマシンXは、主制御基板70と副制御基板72とによって制御される。主制御基板70は、図3に示すように、精算ボタン52、スタートレバー53、ストップボタン54、ベットボタン56、設定変更スイッチ26、ドア開閉スイッチ74、ドアセンサ76、投入検知センサ78、第一メダル通過センサ80、第二メダル通過センサ82、シュートセンサ84、オーバーフローセンサ86、払出センサ88等の入力手段からの入力信号を受けて、遊技機の設定、エラーの管理、あるいは遊技を実行するための各種の演算を行い、演算結果に基づいてリール20a〜20cや、ホッパーユニット16等の出力手段の制御を行う。換言すると、主制御基板70は、遊技の進行を制御する。また、副制御基板72は、主制御基板70から送られてくる信号を受けて、演出を実行するための各種の演算を行い、演算結果に基づいて液晶ディスプレイ34、スピーカ36、照明装置38等の演出用の装置の制御を行う。換言すると、副制御基板72は、演出を制御する。
また、主制御基板70と副制御基板72とは電気的に接続されており、主制御基板70から副制御基板72へは遊技状態を示す情報など各種情報(信号)の送信が可能となっているが、副制御基板72から主制御基板70へは情報を送信できないようになっている。
また、主制御基板70や副制御基板72の機能は、各種のプロセッサ(CPU、DSP等)、IC、あるいはROMやRAM等の情報記憶媒体等のハードウェアや、ROM等に予め記憶されている所定のプログラムからなるソフトウェアにより実現される。
主制御基板70は、設定変更手段101、設定確認手段102、払出制御手段103、遊技制御手段104、乱数発生手段105、エラー検出手段106、エッジ検出手段400、電源投入時処理手段110および主記憶手段108を備えている。
設定変更手段101は、主記憶手段108に記憶されている設定値を変更する制御を行う。本実施形態の遊技機では、電源投入時の設定キースイッチ25の状態(後述する設定変更条件が成立しているか否か)に応じて遊技モードで起動される場合と設定変更モードで起動される場合とが切り替えられるようになっている。そして、設定キースイッチ25に設定キーが挿入されて初期位置から時計回りに90度設定キーが回された状態(前述の第二状態)(後述する設定変更条件が成立した状態)で、電源スイッチ15が作動することにより電源ユニット14から電力が供給されると、設定変更手段101が、スロットマシンXを設定変更モードで起動する。本実施形態の遊技機では、設定1〜設定6までの6段階の設定値の中から設定値を選択することができるようになっている。そして、設定1から設定6に向かって順番に出玉率の期待値が高くなるように当選役抽選の当選確率が変動するようになっている。換言すると、設定値によって遊技者にとっての有利度が異なるようになっている。なお、本実施形態では、設定1<設定2<設定3<設定4<設定5<設定6の順で設定値の高低を表現する。
また、設定変更手段101は、設定変更モードにおいて設定変更スイッチ26が押下される毎に、設定1→設定2→・・・設定6→設定1→・・・の順序で設定値を変更し、スタートレバー53が押下されると、設定値を確定させて、確定された設定値を主記憶手段108に記憶させる。また、設定キースイッチ25に挿入された設定キーを初期位置に戻すことによって設定変更モードから遊技モードへ移行させることができるようになっている。
また、本実施形態では、設定キースイッチ25が初期位置にある状態で電源が投入されると、遊技モードでスロットマシンXを起動する。そして、本実施形態では、遊技モードでは遊技を行うことができるが、設定値の変更を行うことはできず、設定変更モードでは設定値の変更を行うことはできるが、遊技を行うことはできないようになっている。
また、設定変更手段101は、設定変更モードにおいて、主記憶手段108における読み出しおよび書き込みが可能な記憶領域であるリードライトメモリ(RAM205)に記憶されている情報を初期化する初期化処理を行う。なお、初期化処理においては、リードライトメモリに記憶されている全ての情報を初期化するのではなく、メダルのクレジット情報など一部の情報については初期化されずに保持されるようになっている。
設定確認手段102は、液晶ディスプレイ34や遊技情報表示部32等を介して現在の設定値を報知し、遊技者や管理者等に設定値を知らせる処理を行う。遊技モードにおいて、設定キースイッチ25に設定キーが挿入されて初期位置から時計回りに90度設定キーが回された状態で設定変更スイッチ26が押下されると、設定確認手段102は、スロットマシンXを設定確認モード(設定確認状態)にする。設定確認モードにおいては、液晶ディスプレイ34は、設定確認モードであることを知らせる画像を表示する。また、設定確認モードにおいては、遊技情報表示部32の第一メイン表示器90は、現在設定されている設定値を表示する。
また、設定キースイッチ25に挿入された設定キーを初期位置に戻すことによって設定確認モードを終了させ、設定確認モードから遊技モードへ移行させることができるようになっている。
なお、設定確認モードでは設定値を参照することはできるが、遊技を行うことはできないようになっている。また、設定確認モードでは設定値を参照することはできるが、設定値の変更を行うことはできないようになっている。なお、設定確認モードへの移行方法は、前述の方法に限られない。例えば、設定キーを回すだけで、設定変更スイッチ26が押下されなくても設定確認モードに移行するものとしてもよい。また、遊技機の電源がOFFの状態や、設定変更モード等から設定確認モードに移行可能となっていてもよい。
払出制御手段103は、メダル(遊技媒体)の払い出しを制御する手段である。払出制御手段103は、小役が入賞した場合に、役毎に定められている配当に基づいて決定された枚数のメダルを払い出す処理を行う。具体的には、払出制御手段103は、小役に入賞した場合に、所定の枚数のメダルの払い出しを指示する信号を、ホッパーユニット16に対して出力する。そして、ホッパーユニット16は、払出制御手段103からの指示を受け、指示された払出数のメダルを払い出す。また、ホッパーユニット16は、払出センサ88を備えており、払出センサ88は、ホッパーユニット16がメダルを1枚払い出す毎に、メダルが払い出されたことを報知する信号(払出信号)を出力する。主制御基板70は、この払出信号に基づいて、ホッパーユニット16から実際に払い出されたメダルの枚数を管理している。なお、本実施形態の遊技機では、各遊技においてメダルの払い出しが行われる場合に、メダルの払出数が第一メイン表示器90に表示されるようになっており、主制御基板70は、小役の入賞によってメダルが払い出される場合には、当該小役の入賞に伴うメダルの払出数を第一メイン表示器90に表示させる制御を行う。
また、払出制御手段103は、精算ボタン52の押下操作に基づいて精算ボタン52から出力される信号を受け、ベットされているメダルまたは/およびクレジット記憶されているメダルを払い出す処理(精算処理)を行う。具体的には、払出制御手段103は、精算ボタン52が長押しされた場合に、メダルの払い出しを指示する信号をホッパーユニット16に対して出力し、ホッパーユニット16からメダルを払い出させる。すなわち、精算処理とは、精算ボタン52への操作に基づいて、遊技機内部に貯留されている遊技媒体を払い出す処理をいう。以下では、スロットマシンXが精算処理を行っている状態を、精算モード(精算状態)と呼ぶこととする。また、本実施形態では、精算モードでは遊技を行うことはできないようになっている。
なお、1回の精算ボタン52への押下操作に対して、ベットされているメダルおよびクレジット記憶されているメダルの両方を全て払い出させることしてもよく、1回目の精算ボタン52への押下操作に対してベットされているメダルまたはクレジット記憶されているメダルの一方を払い出させた後、2回目の精算ボタン52への押下操作に対してベットされているメダルまたはクレジット記憶されているメダルの他方を払い出させることとしてもよい。
遊技制御手段104は、遊技の進行を制御する手段であって、メダルが投入され、スタートレバー53が操作されると、当選役抽選により役の当否を決定するとともに、リール20a〜20cを回転させ、ストップボタン54に対する停止操作が行われると、当選役抽選の結果に応じて回転中のリールを停止させて、有効ライン上に表示された図柄組合せに基づいて役が入賞したか否かを判定し、判定結果に応じた処理を行うことによって、遊技を進行させるメインループ処理を行う。
当選役抽選は、当選役抽選テーブルを用いて行う。当選役抽選テーブルは、複数の乱数(例えば、0〜65535の65536個の乱数)のそれぞれに対して、小役、リプレイおよびボーナス等の各種の当選役やハズレ(不当選)が対応付けられたものであり、主記憶手段108に記憶されている。当選役抽選では、乱数発生手段105から抽選用の乱数値を取得し、この乱数値を当選役抽選テーブルに照合して当選役に当選したか否かを判定し、当該乱数値に対応付けられた当選役が当選となる。本実施形態の遊技機では、6段階の設定値それぞれに対して、異なる当選役抽選テーブルが用意されている。このため、設定値に応じて、当選役抽選で一部の当選態様が得られる確率が異なるようになっている。具体的には、設定値が高くなるほど、出玉率の期待値が高くなるように、当選役と乱数値との対応関係が設定されている。
エラー検出手段106は、ドア開閉スイッチ74、ドアセンサ76、投入検知センサ78、第一メダル通過センサ80、第二メダル通過センサ82、シュートセンサ84、オーバーフローセンサ86、および払出センサ88の信号状態を監視して、エラー検出条件を満たしているかを判断して、エラー検出条件を満たしていることに基づいて発生しているエラーを特定することによってエラーを検出する。具体的には、エラー検出手段106は、各種センサの信号状態に基づいて、逆流エラー、エンプティエラー、払出詰まりエラー、払出異常エラー、オーバーエラー、滞留エラー、バックアップエラー、ドア開放エラー、投入異常エラー、シュートエラー、および投入検知エラーを検出する。
副制御基板72は、演出制御手段131と副記憶手段132とを備えている。演出制御手段131は、副記憶手段132に記憶されている演出データに基づいて、液晶ディスプレイ34を用いて行う表示演出や、スピーカ36を用いて行う音響演出や、照明装置38を用いて行う発光演出に関する制御を行う。例えば、遊技状態等に応じて液晶ディスプレイ34の表示内容を変化させたり、スピーカ36から音を出力させたり、照明装置38を点灯/消灯させたりすることにより、遊技を盛り上げたり、遊技を補助するための演出をしたりする。
図4に示すように、主制御基板70は、CPU200と、3つの入力ポート(第一入力ポート201、第二入力ポート202、第三入力ポート203)と、ROM204と、RAM205と、を備えている。CPU200と、第三入力ポート203と、ROM204と、RAM205とは、1つのICとしてパッケージングされて集約されており、メインIC300の一部を構成している。また、第一入力ポート201と、第二入力ポート202とはそれぞれ、メインIC300とは別体のICとなっている。また、第一入力ポート201と第二入力ポート202とには、同一(同種)のICが用いられている。そして、前述のように、これらCPU200、ROM204およびRAM205を含むハードウェアならびにROM205に予め記憶されている所定のプログラムからなるソフトウェア等により、主制御基板70が、設定変更手段101、設定確認手段102、払出制御手段103、遊技制御手段104、乱数発生手段105、エラー検出手段106、エッジ検出手段400、電源投入時処理手段110および主記憶手段108として機能するようになっている。なお、第一入力ポート201および第二入力ポート202には、例えばシュミットトリガバッファを用いることができる。
なお、CPU200と、ROM204と、RAM205とは、1つのICとしてパッケージングされておらず別体となっていてもよい。また、ROM204やRAM205は、それぞれ複数個設けられていてもよい。また、副制御基板72の機能(構成部品)の一部または全部を主制御基板70が有していてもよく、主制御基板70の機能(構成部品)の一部または全部を副制御基板72が有していてもよい。すなわち、副制御基板72が遊技の進行を制御してもよく、主制御基板70が演出を制御してもよい。また、副制御基板72が、メインIC300やCPU200や入力ポート201〜203やROM204やRAM205等を有していてもよい。そして、後述する主制御基板70が行う処理(例えばエッジ検出処理やレベル検出処理、あるいはこれらの検出結果に基づく処理等)を副制御基板72が行うこととしてもよい。
図4に、第一入力ポート201、第二入力ポート202、第三入力ポート203、メインIC300および周辺装置の接続関係と、これらの各端子に入力される信号を示す。
メインIC300は、入出力端子D0〜D7と、入力端子PI0〜PI7と、パルス出力端子PO0〜PO4とを有している。また、第一入力ポート201は、入力端子A1〜A8と、出力端子Y1〜Y8とを有しており、同じ番号が付された入力端子と出力端子とがそれぞれ対応している。また、第二入力ポート202、第三入力ポート203も同様に、入力端子A1〜A8と、出力端子Y1〜Y8とを有しており、同じ番号が付された入力端子と出力端子とがそれぞれ対応している。また、第一入力ポート201および第二入力ポート202は、イネーブル端子 ̄Gを有している。
なお、メインIC300、第一入力ポート201、第二入力ポート202および第三入力ポート203は、これ以外にも複数の端子を有している。
メインIC300の入出力端子D0は、第一入力ポート201の出力端子Y1および第二入力ポート202の出力端子Y1に、配線MD0を介して接続されている。また、メインIC300の入出力端子D1は、第一入力ポート201の出力端子Y2および第二入力ポート202の出力端子Y2に、配線MD1を介して接続されている。また、メインIC300の入出力端子D2は、第一入力ポート201の出力端子Y3および第二入力ポート202の出力端子Y3に、配線MD2を介して接続されている。また、メインIC300の入出力端子D3は、第一入力ポート201の出力端子Y4および第二入力ポート202の出力端子Y4に、配線MD3を介して接続されている。また、メインIC300の入出力端子D4は、第一入力ポート201の出力端子Y5および第二入力ポート202の出力端子Y5に配線MD4を介して接続されている。また、メインIC300の入出力端子D5は、第一入力ポート201の出力端子Y6および第二入力ポート202の出力端子Y6に配線MD5を介して接続されている。また、メインIC300の入出力端子D6は、第一入力ポート201の出力端子Y7および第二入力ポート202の出力端子Y7に配線MD6を介して接続されている。また、メインIC300の入出力端子D7は、第一入力ポート201の出力端子Y8および第二入力ポート202の出力端子Y8に配線MD7を介して接続されている。
また、メインIC300の入力端子PI0は、第三入力ポート203の入力端子A1と接続されている。また、メインIC300の入力端子PI1は、第三入力ポート203の入力端子A2と接続されている。また、メインIC300の入力端子PI2は、第三入力ポート203の入力端子A3と接続されている。メインIC300の入力端子PI3は、第三入力ポート203の入力端子A4と接続されている。メインIC300の入力端子PI4は、第三入力ポート203の入力端子A5と接続されている。メインIC300の入力端子PI5は、第三入力ポート203の入力端子A6と接続されている。メインIC300の入力端子PI6は、第三入力ポート203の入力端子A7と接続されている。メインIC300の入力端子PI7は、第三入力ポート203の入力端子A8と接続されている。
メインIC300の入出力端子D0〜D7および第三入力ポート203の出力端子Y1〜Y8は、それぞれCPU200と接続されている。また、メインIC300の入出力端子D0〜D7に入力された信号および第三入力ポート203の出力端子Y1〜Y8から出力された信号は、それぞれCPU200でエッジの検出やレベルの検出が行われるようになっている。
第一入力ポート201の入力端子A1は、第一ストップボタン54aに接続されている。また、第一入力ポート201の入力端子A2は、第二ストップボタン54bに接続されている。また、第一入力ポート201の入力端子A3は、第三ストップボタン54cに接続されている。また、第一入力ポート201の入力端子A4は、スタートレバー53に接続されている。また、第一入力ポート201の入力端子A5は、MAXベットボタン56に接続されている。また、第一入力ポート201の入力端子A6は、シュートセンサ84に接続されている。また、第一入力ポート201の入力端子A7は、ドアセンサ76に接続されている。また、第一入力ポート201の入力端子A8は、設定変更スイッチ26に接続されている。
第二入力ポート202の入力端子A1は、第一メダル通過センサ80に接続されている。また、第二入力ポート202の入力端子A2は、第二メダル通過センサ82に接続されている。また、第二入力ポート202の入力端子A3は、投入検知センサ78に接続されている。また、第二入力ポート202の入力端子A4は、ドア開閉スイッチ74に接続されている。また、第二入力ポート202の入力端子A5は、設定キースイッチ25に接続されている。また、第二入力ポート202の入力端子A6は、オーバーフローセンサ86に接続されている。また、第二入力ポート202の入力端子A7は、精算ボタン52に接続されている。また、第二入力ポート202の入力端子A8は、払出センサ88に接続されている。
メインIC300の入力端子PI0(第三入力ポート203の入力端子A1)は、第一インデックスセンサ24aに接続されている。また、メインIC300の入力端子PI1(第三入力ポート203の入力端子A2)は、第二インデックスセンサ24bに接続されている。また、メインIC300の入力端子PI2(第三入力ポート203の入力端子A3)は、第三インデックスセンサ24cに接続されている。また、メインIC300の入力端子PI5は、電源断検知回路(図示せず)に接続されている。また、メインIC300の入力端子PI3,PI4,PI6,PI7は、メインIC300の電源に接続されている。
なお、ここで電源断検知回路とは、電源断(電断)が発生し、電源ユニット14からの電源供給が無くなる場合に、このことを知らせるための信号を出力する回路であるが、このように電源を監視して所定の出力を行う回路は周知のものであるため、説明を省略する。
なお、第一入力ポート201、第二入力ポート202またはメインIC300と、各種ボタン、スイッチまたはセンサ等とは、中継基板やバッファ回路等を介して接続されている。
また、設定キースイッチ25および設定変更スイッチ26は、回路図で示すと図5のようになっている。設定キースイッチ25は、第一状態(図5に示す状態)においては、第二入力ポート202側から見ると開放状態となっている。また、設定キースイッチ25と第二入力ポート202とを繋ぐ配線は、プルアップ抵抗R1を介して電源に繋がれている(プルアップされている)。したがって、第一状態においては、第二入力ポート202の入力端子A5は、Highに固定されている。一方、第二状態においては、設定キースイッチ25は、設定キースイッチ25と第二入力ポート202とを繋ぐ配線をGND(グランド)に短絡させる。したがって、第二状態においては、第二入力ポート202の入力端子A5は、Lowに固定されている。
また、設定変更スイッチ26は、第一状態(図5に示す状態)においては、第一入力ポート201側から見ると開放状態となっている。また、設定変更スイッチ26と第一入力ポート201とを繋ぐ配線は、プルアップ抵抗R2を介して電源に繋がれている(プルアップされている)。したがって、第一状態においては、第一入力ポート201の入力端子A8は、Highに固定されている。一方、第二状態においては、設定変更スイッチ26は、設定変更スイッチ26と第一入力ポート201とを繋ぐ配線をGNDに短絡させる。したがって、第二状態においては、第一入力ポート201の入力端子A8は、Lowに固定されている。
次に、各種ボタン、スイッチあるいはセンサ等から出力され、各入力ポート201〜203を介して送られる信号について図4を参照しながら説明する。
第一ストップボタン54aは、その操作状態を示す信号である「第一回動停止ボタン信号(ストップボタン信号)」を出力する。「第一回動停止ボタン信号」は、第一ストップボタン54aの押圧部が押下されていない場合にOFF状態となり、押下されている場合にON状態となる。また、第二ストップボタン54bは、その操作状態を示す信号である「第二回胴停止ボタン信号(ストップボタン信号)」を出力する。「第二回動停止ボタン信号」は、第二ストップボタン54bの押圧部が押下されていない場合にOFF状態となり、押下されている場合にON状態となる。また、第三ストップボタン54cは、その操作状態を示す信号である「第三回胴停止ボタン信号(ストップボタン信号)」を出力する。「第三回動停止ボタン信号」は、第三ストップボタン54cの押圧部が押下されていない場合にOFF状態となり、押下されている場合にON状態となる。また、スタートレバー53は、その操作状態を示す信号である「スタートレバー信号」を出力する。「スタートレバー信号」は、スタートレバー53の操作部が操作されていない場合にOFF状態となり、操作されている場合にON状態となる。また、MAXベットボタン56は、その操作状態を示す信号である「MAXベットボタン信号」を出力する。「MAXベットボタン信号」は、MAXベットボタン56の押圧部が押下されていない場合にOFF状態となり、押下されている場合にON状態となる。また、シュートセンサ84は、物体(メダル)を検知しているか否かを示す信号である「シュートセンサ信号」を出力する。「シュートセンサ信号」は、シュートセンサ84が物体(メダル)を検知していない場合(シュートセンサ84部分にメダルがない場合(以下同様))にOFF状態となり、検知している場合(シュートセンサ84部分にメダルがある場合(以下同様))にON状態となる。また、ドアセンサ76は、ドアキーシリンダ66に挿入されたドアキーが反時計回りに回転されているか否か示す信号である「ドアセンサ信号」を出力する。「ドアセンサ信号」は、ドアキーシリンダ66に挿入されたドアキーが反時計回りに回転されていない場合にOFF状態となり、回転されている場合にON状態となる。また、設定変更スイッチ26は、設定変更スイッチ26の状態を示す信号である「設定変更スイッチ信号」を出力する。「設定変更スイッチ信号」は、設定変更スイッチが前述の第一状態である場合にOFF状態となり、前述の第二状態である場合にON状態となる。
また、第一メダル通過センサ80は、物体(メダル)を検知しているか否かを示す信号である「第一メダル通過センサ信号」を出力する。「第一メダル通過センサ信号」は、第一メダル通過センサ80が物体(メダル)を検知していない場合にOFF状態となり、検知している場合にON状態となる。また、第二メダル通過センサ82は、物体(メダル)を検知しているか否かを示す信号である「第二メダル通過センサ信号」を出力する。「第二メダル通過センサ信号」は、第二メダル通過センサ82が物体(メダル)を検知していない場合にOFF状態となり、検知している場合にON状態となる。また、投入検知センサ78は、物体(メダル)を検知しているか否かを示す信号である「投入検知センサ信号」を出力する。「投入検知センサ信号」は、投入検知センサ78が物体(メダル)を検知していない場合にOFF状態となり、検知している場合にON状態となる。また、ドア開閉スイッチ74は、下扉40(前扉12)が開いているか否かを示す信号である「ドア開閉スイッチ信号」を出力する。「ドア開閉スイッチ信号」は、下扉40(前扉12)が閉じている場合にOFF状態となり、開いている場合にON状態となる。また、設定キースイッチ25は、設定キースイッチ25の状態を示す信号である「設定キースイッチ信号」を出力する。「設定キースイッチ信号」は、設定キースイッチ25が前述の第一状態である場合にOFF状態となり、前述の第二状態である場合にON状態となる。また、オーバーフローセンサ86は、キャッシュボックス18内のメダルが所定量を超えているか否かを示す信号である「オーバーフローセンサ信号」を出力する。「オーバーフローセンサ信号」は、キャッシュボックス18内のメダルが所定量を超えていない場合にOFF状態となり、超えている場合にON状態となる。また、精算ボタン52は、その操作状態を示す信号である「精算ボタン信号」を出力する。「精算ボタン信号」は、精算ボタン52の押圧部が押下されていない場合にOFF状態となり、押下されている場合にON状態となる。また、払出センサ88は、物体(メダル)を検知しているか否かを示す信号である「払出センサ信号」を出力する。「払出センサ信号」は、払出センサ88が物体(メダル)を検知していない場合にOFF状態となり、検知している場合にON状態となる。
また、第一インデックスセンサ24aは、第一リール20aのインデックスを検知しているか否かを示す信号である「第一回動インデックスセンサ信号」を出力する。「第一回動インデックスセンサ信号」は、第一インデックスセンサ24aが第一リール20aのインデックスを検知していない場合にOFF状態となり、検知している場合にON状態となる。また、第二インデックスセンサ24bは、第二リール20bのインデックスを検知しているか否かを示す信号である「第二回動インデックスセンサ信号」を出力する。「第二回動インデックスセンサ信号」は、第二インデックスセンサ24bが第二リール20bのインデックスを検知していない場合にOFF状態となり、検知している場合にON状態となる。また、第三インデックスセンサ24cは、第三リール20cのインデックスを検知しているか否かを示す信号である「第三回動インデックスセンサ信号」を出力する。「第三回動インデックスセンサ信号」は、第三インデックスセンサ24cが第三リール20cのインデックスを検知していない場合にOFF状態となり、検知している場合にON状態となる。また、電源断検知回路は、電源ユニット14からの電源供給が無くなることを知らせるための信号である「電源断予告信号」を出力する。「電源断予告信号」は、電源ユニット14の電源スイッチ15がON状態の場合(電源ユニット14からの電源供給がある場合)にOFF状態となり、電源ユニット14の電源スイッチ15がOFF状態になると(電源ユニット14からの電源供給が無くなると)ON状態となる。
「第一回動停止ボタン信号」、「第二回動停止ボタン信号」、「第三回動停止ボタン信号」、「スタートレバー信号」、「MAXベットボタン信号」、「シュートセンサ信号」、「ドアセンサ信号」、「設定変更スイッチ信号」は、それぞれ第一入力ポート201の各入力端子A1〜A8に入力される。また、第一入力ポート201の各入力端子A1〜A8に入力される各信号は、メインIC300のCPU200から、メインIC300のパルス出力端子PO0および配線RD0を介して第一入力ポート201のイネーブル端子 ̄Gに読み込み信号が送られると(イネーブル端子 ̄Gに入力される信号がLow状態となると)、対応する出力端子Y1〜Y8から出力されて、メインIC300の各入出力端子D0〜D7に入力される。そして、メインIC300の各入出力端子D0〜D7に入力された信号が、CPU200に入力される。すなわち、「第一回動停止ボタン信号」、「第二回動停止ボタン信号」、「第三回動停止ボタン信号」、「スタートレバー信号」、「MAXベットボタン信号」、「シュートセンサ信号」、「ドアセンサ信号」、「設定変更スイッチ信号」は、それぞれ第一入力ポート201を介してメインIC300(CPU200)へ伝送される。
なお、イネーブル端子 ̄Gに入力される信号がHigh状態の場合、第一入力ポート201の出力端子Y1〜Y8は、ハイインピーダンス状態となり、入力端子A1〜A8に入力される各信号はメインIC300へ伝送されない。
また、「第一メダル通過センサ信号」、「第二メダル通過センサ信号」、「投入検知センサ信号」、「ドア開閉スイッチ信号」、「設定キースイッチ信号」、「オーバーフローセンサ信号」、「精算ボタン信号」、「払出センサ信号」は、それぞれ第二入力ポート202の各入力端子A1〜A8に入力される。また、第二入力ポート202の各入力端子A1〜A8に入力される各信号は、メインIC300のCPU200から、メインIC300のパルス出力端子PO1および配線RD1を介して第二入力ポート202のイネーブル端子 ̄Gに読み込み信号が送られる(イネーブル端子 ̄Gに入力される信号がLow状態となると)と、対応する出力端子Y1〜Y8から出力されて、メインIC300の各入出力端子D0〜D7に入力される。そして、メインIC300の各入出力端子D0〜D7に入力された信号が、CPU200に入力される。すなわち、「第一メダル通過センサ信号」、「第二メダル通過センサ信号」、「投入検知センサ信号」、「ドア開閉スイッチ信号」、「設定キースイッチ信号」、「オーバーフローセンサ信号」、「精算ボタン信号」、「払出センサ信号」は、それぞれ第二入力ポート202を介してメインIC300(CPU200)へ伝送される。
なお、イネーブル端子 ̄Gに入力される信号がHigh状態の場合、第二入力ポート202の出力端子Y1〜Y8は、ハイインピーダンス状態となり、入力端子A1〜A8に入力される各信号はメインIC300へ伝送されない。
また、「第一回動インデックスセンサ信号」、「第二回動インデックスセンサ信号」、「第三回動インデックスセンサ信号」、「電源断予告信号」は、それぞれ第三入力ポート203の各入力端子A1〜3,A6に入力される。また、第三入力ポート203の各入力端子A1〜3,A6に入力される各信号は、所定の契機で対応する出力端子Y1〜Y8から出力されてメインIC300のCPU200に読み込まれる。すなわち、「第一回動インデックスセンサ信号」、「第二回動インデックスセンサ信号」、「第三回動インデックスセンサ信号」、「電源断予告信号」は、それぞれ第三入力ポート203を介してCPU200へ伝送される。
また、第一入力ポート201、第二入力ポート202、第三入力ポート203はそれぞれ、入力された入力信号を出力端子Y1〜Y8から8ビットのデータとして出力可能となっており、第一入力ポート201、第二入力ポート202、第三入力ポート203からCPU200(メインIC300)へは、8ビットのデータをパラレル通信で送信することが可能となっている。また、配線MD0〜MD7は、8ビットのデータを送信可能なデータバスとなっている。
「第一回動停止ボタン信号」、「第二回動停止ボタン信号」、「第三回動停止ボタン信号」、「スタートレバー信号」、「MAXベットボタン信号」、「シュートセンサ信号」、「ドアセンサ信号」、「設定変更スイッチ信号」、「第一メダル通過センサ信号」、「第二メダル通過センサ信号」、「投入検知センサ信号」、「ドア開閉スイッチ信号」、「設定キースイッチ信号」、「オーバーフローセンサ信号」、「精算ボタン信号」、「払出センサ信号」、「第一回動インデックスセンサ信号」、「第二回動インデックスセンサ信号」、「第三回動インデックスセンサ信号」、「電源断予告信号」は、メインIC300(CPU200)に対して入力される入力信号として、入力ポート201〜203に入力され、CPU200に送られる。入力ポート201〜203を介して送られるこれらの入力信号は、CPU200(メインIC300)で入力信号のエッジあるいはレベルが検出され、検出されたエッジあるいはレベルに応じて所定の処理が行われる。
本実施形態の遊技機においては、CPU200(メインIC300)では、負論理で全ての入力信号が取り扱われる。すなわち、各入力信号の前述したOFF状態では、各入力信号の電圧レベルがHigh(例えば、5V)となっており、各入力信号の前述したON状態では、各入力信号の電圧レベルがLow(例えば、0V)となっている。そして、CPU200では、各入力信号の電圧レベルの切り替わり(入力信号の変化点:エッジ)を検出するエッジ検出処理と、各入力信号の電圧レベル(入力信号の状態そのもの:レベル)を検出するレベル検出処理とを行う。このように、CPU200(メインIC300)に入力される入力信号、具体的にはエッジ検出の対象となる入力信号または/およびレベル検出の対象となる入力信号を全て負論理で扱うことで、エッジ検出処理に係る処理やレベル検出に係る処理のプログラムのコード量を削減することができる。
なお、エッジ検出処理においては、基本的に入力信号のHighからLowへの切り替わり(立ち下がりエッジ)を検出するが、LowからHighへの切り替わり(立ち上がりエッジ)を検出してもよく、立ち下がりのエッジと立ち上がりのエッジとの両方を検出することとしてもよい。また、一部、または全部の入力信号について正論理で処理することとしてもよい。また、以下では、OFF状態からON状態への切り替わりのエッジ(基本的には、入力信号のHighからLowへの立ち下がりエッジ)のことをONエッジともいうこととする。また、ON状態からOFF状態への切り替わりのエッジ(基本的には、入力信号のLowからHighへの立ち上がりエッジ)のことをOFFエッジともいうこととする。
本実施形態の遊技機においては、第一入力ポート201に入力される信号についてはエッジ検出処理を行い、第二入力ポート202に入力される信号についてはエッジ検出処理を行わない。換言すると、第一入力ポート201にはエッジ検出の対象となる入力信号が入力されるが、第二入力ポート202には、レベル検出の対象となる入力信号とエッジ検出の対象となる入力信号とのうち、レベル検出の対象となる入力信号のみが入力され、エッジ検出の対象となる入力信号は入力されない。
エッジ検出手段400(メインIC300)は、各ボタンの操作やセンサによる検出等が有効化されてから無効化されるまでの間、一定間隔(例えば、1.49ms)毎に、定期処理(タイマー割込み)を行い、第一入力ポートイメージまたは第二入力ポートイメージの現在状態の検出、すなわち第一入力ポート201または第二入力ポート202に入力される各入力信号によって示される各ボタンの操作状態や各センサによる検出状態等がOFF状態であるかON状態であるかを検出している。以下、当該検出を定期処理という。そして、エッジ検出手段400は、定期処理において、n−1回目(前回)の定期処理タイミング(第1定期処理タイミングとする)でOFF状態を検出し、第1定期処理タイミングの後のn回目(今回)の定期処理タイミング(第2定期処理タイミングとする)でON状態を検出した場合に、このOFF状態からON状態への変化に基づき入力信号のONエッジを検出する。例えば、エッジ検出手段400(メインIC300)は、第1定期処理タイミングの入力信号がOFF状態であり、第2定期処理タイミングの入力信号がON状態である場合、このOFF状態からON状態への変化に基づきONエッジを検出する。
次に、設定変更モードを制御する設定変更手段101が行う設定変更処理について、図6に示すフローチャートを参照しながら説明する。設定変更処理は、設定キースイッチ25に設定キーが挿入されて初期位置から時計回りに90度設定キーが回された状態(前述の第二状態)で、電源が投入され、スロットマシンXが設定変更モードで起動する場合に行われる処理である。また、設定変更処理とは、図6に示す処理のうち、ステップS7〜S20の処理をいう。また、設定変更処理を行うか否か(設定変更モードに移行するか否か)は、電源投入時に、電源投入時処理手段110によって決定される。
なお、以下の説明で登場するAレジスタおよびCレジスタは、CPU200の内部レジスタである。
まず、電源投入時処理手段110は、電源が投入されると、第二入力ポート202に入力されている入力信号の情報を取得する(ステップS1)。次いで、電源投入時処理手段110は、第二入力ポート202の入力信号が有効か否かを判定する(ステップS2)。具体的には、電源投入時処理手段110は、第二入力ポート202に入力される入力信号を2回読み込み、1回目に読み込んだ信号と2回目に読み込んだ信号とが一致する場合に、第二入力ポート202の入力信号が有効であると判定し、1回目に読み込んだ信号と2回目に読み込んだ信号とが一致しない場合に、第二入力ポート202の入力信号が有効でないと判定する。また、電源投入時処理手段110は、第二入力ポート202の信号が有効であると判定するまで、ステップS1の処理とステップS2の処理とを繰り返し行う。
次いで、電源投入時処理手段110は、設定変更条件が成立しているか否かを判定する(ステップS3)。ここで、「設定変更条件」とは、設定変更処理を開始するための条件であり、設定変更モードに移行するための条件である。また、「設定変更条件が成立」とは、設定キースイッチ25がON状態(第二状態)で、かつドア開閉スイッチ74がON状態(前扉12が開放状態)である状態をいう。また、「設定変更条件が不成立」とは、設定キースイッチ25がOFF状態(第一状態)であるか、またはドア開閉スイッチ74がOFF状態(前扉12が閉鎖状態)である状態をいう。
なお、設定変更条件の成立/不成立は、設定キースイッチ25の状態およびドア開閉スイッチ74の状態以外の条件も含めて判定してもよく、設定キースイッチ25の状態またはドア開閉スイッチ74の状態を条件に含めずに判定してもよい。
設定変更条件が成立していない場合(ステップS3でNO)、電源投入時処理手段110、各種初期設定や、電源の遮断(電断)時に記憶されたバックアップ情報に基づいて遊技機を電断前の状態に復帰させる状態復帰処理を行い、電断前の状態に復帰させる。本実施形態の遊技機においては、電断時には、バックアップの対象となるRAM205の所定の領域(バックアップ領域)に、電断前の設定値データや、電断前に設定変更処理のどのステップまで処理を行ったかを示す情報等がバックアップ情報として記憶されるようになっている。そして、電断から復帰した際には、バックアップ情報に基づいて、状態復帰処理が行われる。
なお、本実施形態の遊技機においては、電断が発生した場合であっても、ステップS1〜S6の処理を終えるまでは、電断に係る処理を開始しないようになっている。したがって、ステップS1〜S6の処理中に電断が発生した場合であっても、バックアップ情報としてはステップS6の処理まで行ったことが記憶され、状態復帰処理が行われるとステップS7の処理から処理が開始されるようになっている。また、ステップS7〜S20の処理中に電断が発生した場合には、実行中の各ステップの処理が終了した直後に電断に係る処理を開始するようになっている。そして、ステップS7〜S20の処理中に電断が発生すると、バックアップ情報としては電断時に実行中であったステップの処理まで行ったことが記憶され、状態復帰処理が行われると次のステップの処理から処理が開始されるようになっている。
設定変更条件が成立している場合(ステップS3でYES)、電源投入時処理手段110は、RAM205に記憶された情報のうち、設定変更の際にリセットするように予め設定されている情報をリセットする(ステップS4)。
次いで、電源投入時処理手段110は、設定変更処理の開始を示すコマンドをレジスタにセットする(ステップS5)。当該コマンドは、設定変更処理の開始を副制御基板72に知らせるためのものである。次いで、電源投入時処理手段110は、レジスタにセットされた当該コマンドをRAM205にセットするサブコマンドセット前処理を行う(ステップS6)。そして、このRAM205にセットされたコマンドが所定のタイミングで副制御基板72に送られるようになっている。
次いで、設定変更手段101は、設定変更処理を開始する。設定変更処理中においては、スロットマシンXは設定変更モードとなる。
設定変更手段101は、まず、入力信号のエッジ情報を取得するエッジチェック処理を行う(ステップS7)。ここでエッジ情報の取得対象となる入力信号には、少なくとも、設定変更スイッチ26の操作状態を示す「設定変更スイッチ信号」と、スタートレバー53の操作状態を示す「スタートレバー信号」とが含まれる。設定変更手段101は、設定変更スイッチ26が押下されたか否かを示す「設定変更スイッチ信号」のONエッジ情報と、スタートレバー53が押下されたか否かを示す「スタートレバー信号」のONエッジ情報と、をCレジスタにセットする。換言すると、設定変更手段101は、「設定変更スイッチ信号」の前回状態(n−1回目の状態)がOFF状態で、かつ今回状態(n回目の状態)がON状態であるか否かを示す情報と、「スタートレバー信号」の前回状態(n−1回目の状態)がOFF状態で、かつ今回状態(n回目の状態)がON状態であるか否かを示す情報とをCレジスタにセットする。
次いで、設定変更手段101は、RAM205に記憶されている現在の設定値データを取得し、Aレジスタにセットする(ステップS8)。ここで、設定値データは、基本的に「0」〜「5」のいずれかの整数値に設定されるようになっており、各整数値が設定1〜設定6のそれぞれに対応している。また、ステップS8で取得される設定値データは、電断前の設定値を示すデータともいえる。
次いで、設定変更手段101は、設定変更スイッチ26が押下されたか否かを判定する(ステップS9)。具体的には、ステップS7において取得した「設定変更スイッチ信号」についてのONエッジ情報に基づいて、設定変更スイッチ26が押下されたか否かを判定する。さらに具体的には、「設定変更スイッチ信号」のONエッジ情報が、前回状態がOFF状態で今回状態がON状態であることを示すものであった場合、設定変更スイッチ26が押下されたと判定し、それ以外の場合、設定変更スイッチ26が押下されていないと判定する。
設定変更スイッチ26が押下されたと判定した場合(ステップS9でYES)、設定変更手段101は、Aレジスタにセットされた現在の設定値データに「1」を加算する処理(設定値データのインクリメント)を行い、設定値データを更新する(ステップS10)。一方、設定変更スイッチ26が押下されていないと判定した場合(ステップS9でNO)、設定値データを更新することなくステップS11の処理に進む。
次いで、設定変更手段101は、Aレジスタにセットされている設定値データが所定範囲内か否かを判定する(ステップS11)。具体的には、設定値データが「0」〜「5」の範囲内か否かを判定する。そして、設定値データが「0」〜「5」の範囲外である場合(ステップS11でNO)、設定変更手段101は、設定値データを所定範囲内の特定値「0」にする(ステップS12)。すなわち、ステップS10でインクリメント更新された結果、設定値データが「6」になった場合には、ステップS12で設定値データが「0」に更新されるようになっている。したがって、設定変更処理においては、設定変更スイッチ26の押下操作に基づいて設定値が設定1(設定値データ「0」)→設定2(設定値データ「1」)→設定3(設定値データ「2」)→設定4(設定値データ「3」)→設定5(設定値データ「4」)→設定6(設定値データ「5」)→設定1→・・・の順で更新されるようになっている。
なお、設定値データは、エラー等によって「0」〜「6」以外の値となることもあり得るが、このような値となった場合でもステップS11,S12の処理によって正常値「0」に戻るようになっている。
次いで、設定変更手段101は、Aレジスタにセットされている設定値データをRAM205に戻す処理を行う(ステップS13)。この処理により、設定値が実際に更新されることとなる。そして、この処理が行われると、第一メイン表示器90に表示される設定値も更新されることとなる。
次いで、設定変更手段101は、設定変更スイッチ26が押下されたか否かを判定する(ステップS14)。具体的には、ステップS7において取得した「設定変更スイッチ信号」についてのONエッジの情報に基づいて、設定変更スイッチ26が押下されたか否かを判定する。設定変更スイッチ26が押下されたと判定した場合(ステップS14でYES)、設定変更手段101は、設定変更スイッチ26が現在も押下されているか否かを判定する(ステップS15)。そして、設定変更手段101は、設定変更スイッチ26が現在は押下されていないと判定するまでステップS15の処理を繰り返し行う。設定変更スイッチ26が現在は押下されていないと判定すると(ステップS15でNO)、設定変更手段101は、設定変更処理を所定期間ストップさせる処理を行う。具体的には、当該所定期間に相当する値を設定変更スイッチ押下間隔タイマにセットし(ステップS16)、このタイマにセットされた値に基づいてウェイト処理を行い(ステップS17)、設定変更処理を所定期間ストップさせる。このように、ステップS14〜S17の処理を行うことにより、設定変更スイッチ26の押下操作に伴うチャタリングによる悪影響を防止することができる。なお、ステップS14〜S17の処理を行わないこととしてもよい。
次いで、設定変更手段101は、スタートレバー53が押下されたか否かを判定する(ステップS18)。具体的には、ステップS7において取得した「スタートレバー信号」についてのONエッジの情報に基づいて、スタートレバー53が押下されたか否かを判定する。さらに具体的には、「スタートレバー信号」のONエッジ情報が、前回状態がOFF状態で今回状態がON状態であることを示すものであった場合、スタートレバー53が押下されたと判定し、それ以外の場合、スタートレバー53が押下されていないと判定する。スタートレバー53が押下されていないと判定した場合(ステップS18でNO)、ステップS7の処理に戻り、スタートレバー53が押下されたと判定するまでステップS7〜S18の処理を繰り返し行う。一方、スタートレバー53が押下されたと判定した場合(ステップS18でYES)、設定変更手段101は設定値を確定させ、ステップS19の処理に進む。すなわち、本実施の形態の遊技機においては、設定変更処理中(設定変更モード中)における、スタートレバー53に対する操作が、設定値を確定させるための操作となっている。
なお、第一メイン表示器90は、設定変更処理中におけるステップS7〜ステップS18の処理中、すなわち設定値を変動させることが可能な状態においては、設定値が確定していないことを作業者が判別可能な態様で設定値の表示を行い、ステップS19の処理以降、すなわち設定値を変動させることが不可能な状態においては、設定値が確定したことを作業者が判別可能な態様で設定値の表示を行う。
次いで、設定変更手段101は、設定キースイッチ25がOFF状態か否かを判定する(ステップS19)。そして、設定変更手段101は、設定キースイッチ25がOFF状態でないと判定するまで、ステップS19の処理を繰り返し行う。また、設定変更手段101は、設定キースイッチ25がOFF状態でないと判定すると、ステップS20の処理に進む。換言すると、設定変更手段101は、設定キースイッチ25のON状態を検出するまでステップS19の処理を繰り返し行い、設定キースイッチ25のON状態を検出すると、ステップS20の処理へ進む。
次いで、設定変更手段101は、設定キースイッチ25がON状態か否かを判定する(ステップS20)。そして、設定変更手段101は、設定キースイッチ25がON状態でないと判定するまで、ステップS20の処理を繰り返し行う。また、設定変更手段101は、設定キースイッチ25がON状態でないと判定すると、設定変更処理を終了する。換言すると、設定変更手段101は、設定キースイッチ25のOFF状態を検出するまでステップS20の処理を繰り返し行い、設定キースイッチ25のOFF状態を検出すると、設定変更処理を終了する。そして、スロットマシンXは設定変更モードから遊技モード等へ移行する。
なお、ステップS19,S20で用いられる設定キースイッチ25(「設定キースイッチ信号」)がON状態かOFF状態かを示す情報は、前述のようにタイマ割込みによって所定間隔で取得されている。
次に、設定変更処理中に電断が発生した場合について説明する。電断の発生タイミングは(1)設定値の確定前(ステップS7〜S18の間、すなわちステップS18でスタートレバー53が押下されたと判定されるまで)、(2)設定値の確定後、設定キースイッチ25のON状態を検出する処理(ステップS19の処理)のループ中、(3)設定値の確定後、設定キースイッチ25のOFF状態を検出する処理(ステップS20の処理)のループ中の3パターンが考えられる。また、設定変更条件に関する状態として、(ア)設定キースイッチ25がON状態かつ前扉12が開放状態(設定変更条件成立)、(イ)設定キースイッチ25がON状態かつ前扉12が閉鎖状態(設定変更条件不成立)(ウ)設定キースイッチ25がOFF状態(設定変更条件不成立(前扉12の状態は問わず))の3パターンが考えられる。以下では、これらの各パターンについて、説明する。
<(1)設定値の確定前に電断が発生した場合>
まず、設定値の確定前に電断が発生し、電断から復帰した場合について説明する。電断から復帰すると、電源投入時処理手段110は、ステップS1〜S3の処理を行う。
そして、電断復帰時の設定変更条件に係る状態が「(ア)設定キースイッチON、前扉開放」の場合、設定変更条件が成立のため(ステップS3でYES)、設定変更手段101は、設定変更処理を先頭から順に行う。換言すると、設定変更手段101は、設定変更処理を最初からやり直すこととなる。ただし、本実施形態の遊技機においては、RAM205に記憶された設定値データは、電断時のバックアップの対象となっているため、ステップS13の処理後に電断が発生した場合、電断復帰直後の設定値は、電断前の設定変更処理開始時の設定値ではなく、電断前の設定変更処理においてステップS13の処理で更新された後の設定値となる。
なお、設定変更処理中に電断が発生した場合には設定値データの更新を反映させないこととしてもよい。また、設定変更処理中であって設定値を確定させた後(ステップS18でYESの後)に電断が発生した場合には設定値データの更新を反映させることとする等してもよい。すなわち、設定変更処理中に電断が発生した場合、電断復帰後の設定変更処理開始時の設定値は、電断前の設定変更処理開始時の設定値となるようにしてもよく、電断前の設定変更処理で更新された後の設定値となるようにしてもよく、電断前の設定変更処理で確定された設定値となるようにしてもよい。
また、電断復帰時の設定変更条件に係る状態が「(イ)設定キースイッチON、前扉閉鎖」の場合、設定変更条件が不成立のため(ステップS3でNO)、状態復帰処理に移行する。状態復帰処理においては、電源投入時処理手段110は、電断時にバックアップ領域に記憶されたバックアップ情報に基づいてスロットマシンXを電断前の状態に復帰させる。バックアップ情報には、設定変更処理のどのステップまで処理を行ったかを示す情報が含まれるため、スロットマシンXは設定変更中における電断前の状態に復帰することとなる。すなわち、電断から復帰すると、設定変更手段101は、電断直前の状態に移行し、電断直前に行った処理の続きの処理を行うこととなる。具体的には、設定変更手段101は、例えば、電断前にステップS7まで処理を行っていた場合、電断復帰後にはステップS8から処理を行い、電断前にステップS8まで処理を行っていた場合、電断復帰後にはステップS9から処理を行い、電断前にステップS9まで処理を行っていた場合、電断復帰後にはステップS10またはステップS11から処理を行う。
また、電断復帰時の設定変更条件に係る状態が「(ウ)設定キースイッチOFF」の場合は、(1)(イ)のときと同様となる。
<(2)設定値の確定後、設定キースイッチ25のON状態を検出する処理のループ中に電断が発生した場合>
次に、設定値の確定後、設定キースイッチ25のON状態を検出する処理のループ中に電断が発生し、電断から復帰した場合について説明する。電断から復帰すると、電源投入時処理手段110は、ステップS1〜S3の処理を行う。
そして、電断復帰時の設定変更条件に係る状態が「(ア)設定キースイッチON、前扉開放」の場合、設定変更条件が成立のため(ステップS3でYES)、設定変更手段101は、設定変更処理を先頭から順に行う。すなわち、この場合は、(1)(ア)のときと同様となる。また、この場合、電断前に確定した設定値を、設定変更スイッチ26の押下操作に基づいて再び変動させることが可能な状態となる。
また、電断復帰時の設定変更条件に係る状態が「(イ)設定キースイッチON、前扉閉鎖」の場合、設定変更条件が不成立のため(ステップS3でNO)、状態復帰処理に移行する。そして、状態復帰処理を経て、設定変更手段101は、電断直前の状態に移行し、電断直前に行った処理の続きの処理を行うこととなる。具体的には、設定変更手段101は、電断復帰後ステップS19の処理を行い、設定キースイッチ25がOFF状態か否かを判定する。ここで、設定キースイッチ25はON状態となっているため、設定変更手段101は、ステップS20の処理に進み、設定キースイッチ25がOFF状態となるのを待つこととなる。
また、電断復帰時の設定変更条件に係る状態が「(ウ)設定キースイッチOFF」の場合は、設定変更条件が不成立のため(ステップS3でNO)、状態復帰処理に移行する。そして、状態復帰処理を経て、設定変更手段101は、電断直前の状態に移行し、電断直前に行った処理の続きの処理を行うこととなる。具体的には、設定変更手段101は、電断復帰後ステップS19の処理を行い、設定キースイッチ25がOFF状態か否かを判定する。ここで、設定キースイッチ25はOFF状態となっているため、設定変更手段101は、設定キースイッチ25がON状態となるまでステップS19の処理を繰り返すこととなる。
<(3)設定値の確定後、設定キースイッチ25のOFF状態を検出する処理のループ中に電断が発生した場合>
次に、設定値の確定後、設定キースイッチ25のOFF状態を検出する処理のループ中に電断が発生し、電断から復帰した場合について説明する。電断から復帰すると、電源投入時処理手段110は、ステップS1〜S3の処理を行う。
そして、電断復帰時の設定変更条件に係る状態が「(ア)設定キースイッチON、前扉開放」の場合、設定変更条件が成立のため(ステップS3でYES)、設定変更手段101は、設定変更処理を先頭から順に行う。すなわち、この場合は、(1)(ア)のときと同様となる。また、この場合、電断前に確定した設定値を、設定変更スイッチ26の押下操作に基づいて再び変動させることが可能な状態となる。
また、電断復帰時の設定変更条件に係る状態が「(イ)設定キースイッチON、前扉閉鎖」の場合、設定変更条件が不成立のため(ステップS3でNO)、状態復帰処理に移行する。そして、状態復帰処理を経て、設定変更手段101は、電断直前の状態に移行し、電断直前に行った処理の続きの処理を行うこととなる。具体的には、設定変更手段101は、電断復帰後ステップS20の処理を行い、設定キースイッチ25がON状態か否かを判定する。ここで、設定キースイッチ25はON状態となっているため、設定変更手段101は、設定キースイッチ25がOFF状態となるまでステップS20の処理を繰り返すこととなる。
また、電断復帰時の設定変更条件に係る状態が「(ウ)設定キースイッチOFF」の場合は、設定変更条件が不成立のため(ステップS3でNO)、状態復帰処理に移行する。そして、状態復帰処理を経て、設定変更手段101は、電断直前の状態に移行し、電断直前に行った処理の続きの処理を行うこととなる。具体的には、設定変更手段101は、電断復帰後ステップS20の処理を行い、設定キースイッチ25がON状態か否かを判定する。ここで、設定キースイッチ25はOFF状態となっているため、ステップS20のループから抜ける。そして、設定変更処理が終了し、スロットマシンXは、設定変更モードから遊技モードへ移行する。
以上のように、本実施形態の遊技機は、遊技者にとっての有利度にかかる設定値を変更可能な設定変更モードを制御する設定変更手段101を備え、設定キースイッチ25がON状態で電源投入された場合に設定変更モードとなり、設定変更モードにおいてスタートスイッチ53が操作されるまで前記設定値を変動させることが可能であって、設定変更手段101は、設定変更モードにおいてスタートスイッチ53が操作された後に、設定キースイッチ25がON状態であることを検出し、その後設定キースイッチ25がOFF状態であることを検出した場合に設定変更モードを終了させる。このため、設定変更モード(設定変更処理)を開始するためだけでなく、設定変更モード(設定変更処理)を終了させるためにも、設定キースイッチ25のON状態が必要となる。したがって、設定変更モードの終了時にも設定キースイッチ25に関する操作が必要となるので、ゴト行為を困難にし、ゴト行為を防止・抑制することができる。
また、本実施形態の遊技機は、設定変更条件が成立した状態で電源投入された場合に、遊技者にとっての有利度にかかる設定値を変更する設定変更処理を実行する設定変更手段101を備え、設定変更手段101は、設定変更処理中に電断が発生した場合、再度電源が投入された際に設定変更条件が成立しているときには、設定変更処理の先頭から処理を実行し、再度電源が投入された際に設定変更条件が成立していないときには、設定変更処理中における電断直前の状態に復帰する。このため、設定変更処理中に電断が発生した場合には、電断復帰時に設定変更条件が成立しているか否かに関わらず、遊技機が設定変更モードで立ち上がるようになっている。よって、ゴト行為をしようとした者が、遊技機に設定変更処理を開始させた場合に、遊技機の電源を遮断・再投入するだけでは設定変更処理を終了させることができないようになっている。したがって、ゴト行為を防止・抑制することができる。また、設定変更条件が成立している場合には設定変更処理を最初から行うようになっていることで、店舗の店員等が設定の変更をスムーズに行うことが可能となる。一方、設定変更条件が成立していない場合には電断直前の状態に復帰するようになっていることで、当該店員等が最初から設定変更の作業を行う必要を無くし、作業負担を軽減させることができる。
X スロットマシン(遊技機)
70 主制御基板
101 設定変更手段

Claims (1)

  1. 設定変更条件が成立した状態で電源投入された場合に、遊技者にとっての有利度にかかる設定値を変更する設定変更処理を実行する設定変更手段を備え、
    前記設定変更条件は、設定キースイッチがON状態であることを含む遊技機であって、
    前記設定変更手段は
    記設定変更処理中において前記設定値を確定させる操作がされた後に、前記設定キースイッチがON状態であることを検出するための処理を、ON状態であることを検出するまで繰り返し行い、この処理においてON状態であることを検出した後に、前記設定キースイッチがOFF状態であることを検出した場合に前記設定変更処理を終了させ、
    前記設定変更処理中に電断が発生した場合、
    再度電源が投入された際に前記設定変更条件が成立しているときには、電断前に前記設定値が確定していた場合であっても、前記設定値を変動させることが可能な状態に移行し、
    再度電源が投入された際に前記設定変更条件が成立していないときには、前記設定変更処理中における電断直前の状態に復帰することを特徴とする遊技機。
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