JP6704183B2 - 照明装置及び照明システム - Google Patents

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Description

本発明は、人によって入場に制限がある場所を照明する照明装置、及びその照明装置を複数個含む照明システムに関する。
企業、官公庁、研究機関の建物、及び、展示会や競技大会等のイベントの会場、又はその一部など、人によって入場に制限がある場所は多い。このような場所への入場を制限するために、例えば識別情報が書き込まれたRFID(Radio−Frequency IDentification)タグ(以下、RFタグともいう)を含むID(IDentification)カードやパス等を用いる仕組みが用いられる。この仕組みの一例としては、RFタグに書き込まれた識別情報を読み取るためのRF(Radio−Frequency)送受信機が設置されたゲートが挙げられる。このゲートは、通常は人が容易に通過できないようロックされ、認証済みの識別情報を示す信号をRF送受信機が受信するとゲートのロックが解除される。また、特許文献1には、この仕組みに類似する技術が示される。特許文献1によれば、訪問者が所持するRFタグ等が含む識別情報による認証で、宅配業者等を装う手口による不正訪問の検知がなされる。
特開2015−75936号公報
しかしながら上記の従来技術には次のような問題がある。
まず、認証済の識別情報を含むRFタグの所持者との共連れによる不正な入場又は訪問の検出が困難である。また、不正な方法によって入場した入場者(以下、単に侵入者ともいう)の探知や追跡は、その場所の広さ、又はその時の入場者数若しくはセキュリティ体制等によっては困難である。
一方で、各入場者に対する入場時のチェックや入場後の監視のためのセキュリティ体制の強化は導入及び運用のコストを増加させ、また、その場所の利便性や雰囲気を損なうことがある。
本発明は、通常の照明装置としての照明機能に加えて、照射領域を監視してセキュリティに資する情報を出力する機能を有する照明装置及び照明システムを提供する。
本発明の一態様にかかる照明装置は、適用される照明モードが第1照明モードと第2照明モードとで切り替えて照明可能な光源と、前記光源の照射領域にある検出領域にいる人を検出する人感センサと、前記検出領域に略一致する読取領域にある1つ以上のRFタグがそれぞれ記憶する識別情報を非接触で読み取る1つ以上のIDリーダと、前記光源、前記人感センサ、及び前記1つ以上のIDリーダと通信可能に接続された制御部とを備える。前記制御部は、前記照明装置の動作開始時に、前記光源に前記第1照明モードを適用し、前記検出領域に人がいることを示す人検出情報を前記人感センサから取得し、前記人感センサが前記人を検出した時に前記1つ以上のIDリーダが読み取った前記識別情報を前記1つ以上のIDリーダから取得し、取得した前記人検出情報と取得した前記識別情報とに基づいて、前記光源に継続して前記第1照明モードを適用するか、又は前記第2照明モードに切り替える。前記光源は、適用された前記第1照明モード及び前記第2照明モードのいずれかで照明し、前記第1照明モードは通常時モードであり、前記第2照明モードは、異常時モード又は警戒時モードであり、前記第2照明モードが適用されている前記光源は、人が知覚困難又は不可能な高さの変調周波数又はごく小さい領域での点滅による可視光通信を実行して、前記照明装置のユーザに、前記人検出情報及び前記識別情報に基づく情報を提示する
また、本発明の一態様にかかる照明システムは、それぞれが上記の照明装置である第1照明装置及び第2照明装置と、前記第1照明装置及び前記第2照明装置と通信可能に接続された管理装置とを備える。前記管理装置は、前記第1照明装置及び前記第2照明装置のそれぞれにおいて前記光源に適用されている照明モードが前記第1照明モードであるか前記第2照明モードであるかを示す情報を取得し、前記第1照明装置において前記第2照明モードの適用が開始された後に、前記第2照明装置において前記第2照明モードの適用が開始されると、前記第1照明装置において前記第2照明モードの適用を終了させる。
なお、これらの包括的または具体的な態様は、システム、方法、集積回路、コンピュータプログラムまたはコンピュータ読み取り可能なCD−ROMなどの記録媒体で実現されてもよく、システム、方法、集積回路、コンピュータプログラムおよび記録媒体の任意な組み合わせで実現されてもよい。
本発明の照明装置及び照明システムは、通常の照明装置としての機能に加えて、照射領域を監視してセキュリティに資する情報を出力する。
図1は、実施の形態1にかかる照明装置の機能ブロック図である。 図2Aは、実施の形態1にかかる照明装置の動作例のひとつを説明するために想定した状況を説明するための平面図である。 図2Bは、実施の形態1にかかる照明装置の動作例のひとつを説明するために想定した状況を説明するための平面図である。 図3は、実施の形態1にかかる照明装置の動作例のひとつの手順を示すフロー図である。 図4は、実施の形態1にかかる照明装置から送信される情報を提示する画面の一例を示す図である。 図5Aは、実施の形態1にかかる照明装置の動作例の他のひとつの手順を示すフロー図である。 図5Bは、実施の形態1にかかる照明装置の動作例の他のひとつの手順を示すフロー図である。 図6Aは、実施の形態1にかかる照明装置で用いられるデータの構成の一例を示す図である。 図6Bは、実施の形態1にかかる照明装置で用いられるデータの構成の一例を示す図である。 図7は、実施の形態1にかかる照明装置から送信される情報を提示する画面の他の例を示す図である。 図8は、実施の形態1にかかる照明装置から送信される情報を提示する画面の他の例を示す図である。 図9は、実施の形態1にかかる照明装置の動作例の他のひとつの手順を示すフロー図である。 図10Aは、実施の形態1にかかる照明装置の一構成における検出領域及び読取領域の位置関係の例を示す図である。 図10Bは、実施の形態1にかかる照明装置の他の構成における検出領域及び読取領域の位置関係の例を示す図である。 図11は、実施の形態2にかかる照明システムの機能ブロック図である。 図12は、実施の形態2にかかる照明システムの動作例を示すシーケンス図である。 図13Aは、実施の形態2にかかる照明システムにおける一の照明装置から送信される情報を提示する画面の一例を示す図である。 図13Bは、実施の形態2にかかる照明システムにおける他の照明装置から送信される情報を提示する画面の一例を示す図である。
以下では、本発明の実施の形態に係る照明装置及び照明システムについて、図面を用いて詳細に説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、いずれも本発明の好ましい一具体例を示すものである。したがって、以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置及び接続形態、ステップ、ステップの順序などは、一例であり、本発明を限定する趣旨ではない。よって、以下の実施の形態における構成要素のうち、本開示において最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
なお、以下の説明に用いられる各図は模式図であり、各構成要素の形状や大小関係を正確に示すものではない。また、各図において共通の構成部材については同じ符号で示される。
(実施の形態1)
[1.構成]
実施の形態1にかかる照明装置は、例えば企業のオフィス又はイベントの会場等の人によって入場に制限がある場所、又はその入場の制限のレベルが変更される場所の出入口付近に設置される。他の例としては、戸建の住宅、又は集合住宅の玄関若しくは各戸のドアの外に設置されてもよい。
図1は、実施の形態1にかかる照明装置の機能ブロック図である。本実施の形態にかかる照明装置10は、光源100、光源駆動回路110、人感センサ120、IDリーダ130、制御部140、記憶部150、及び制御電源160を備える。
光源100は、外部の電源から供給される電力を後述する制御電源160及び光源駆動回路110経由で受けて光を出射する。この光は、照明装置10がその周囲を照明するための光でもあり、情報を出力するための光でもある。この情報の出力に関しての詳細は後述する。光源100は例えば発光ダイオードを用いて実現されるがこれに限定されず、EL(Electroluminescence)等、パルス幅変調(Pulse−Width Modulation、以下略してPWMともいう)制御等によって意図的な点滅をさせることができればよい。なお、この点滅は、一態様においては、光源100の照射領域及び光源100の周辺に居る人が目視で知覚できる程度の頻度で行われ、他の態様では、人が見て点滅を知覚できない程度の頻度で行われる。これらの態様については後述する。また、光源100は出射光の色が可変であってもよい。光源100は、例えば互いに異なる色の光を出射する複数の発光ダイオードを含み、これらの発光ダイオードの出力比が変更されることで光源100の出射光の色が変更されてもよい。
光源駆動回路110は、光源100に電力を供給して発光させる。また、光源100に供給する電力を後述の制御部140による制御の下で変調する。これにより、光源100は上述の点滅動作をする。
人感センサ120は、検出領域にいる人を検出可能なセンサである。例えば光源100からの出射光が上方から床面の方向を照らすように照明装置10が設置されている場合に、人感センサ120はこの出射光で照明される領域(以下、照射領域という)の少なくとも一部と重複する領域(以下、検出領域ともいう)にいる人を検出する。なお、ここでいう重複には、照射領域が検出領域よりも大きくて検出領域が照射領域に含まれる状態も、照射領域が検出領域よりも小さくて検出領域の一部が照射領域と重ならない状態も含む。また、人感センサ120は検出領域内にいる人の人数を検出できる程度の分解能を有する。このような人感センサ120は、例えば二次元赤外光センサ、可視光センサ(イメージセンサ)、若しくは超音波センサ、又はこれらの組み合わせを用いて実現される。人感センサ120は検出領域に人がいることを検出すると、検出領域に人がいること及びその人数を示す情報(以下、人検出情報という)を制御部140に出力する。
IDリーダ130はアンテナ1300を備え、このアンテナ1300を介する無線通信によって、上記の検出領域に略一致する領域(以下、読取領域という)にあるRFタグが記憶する識別情報を非接触で読み取る。このRFタグは、例えば入場に制限がある場所への出入りが許可されている人に付与される、社員証や会員証等の身分証、入館証、又は名札等として用いられるIDカードに埋め込まれるパッシブタグである。読取領域内に複数のRFタグがある場合には、RFタグの各々が記憶している識別情報を読み取る。IDリーダ130は、人感センサ120が検出領域にいる人を検出した時に読取領域内にあるRFタグから読み取った識別情報を制御部140に送信する。
制御部140は、図示されないプロセッサ、メモリ、及び入出力部を備えるマイクロコントローラで実現され、照明装置10の動作を制御する。また、制御部140は、このメモリに記憶されるプログラムを実行することで得られる機能的な構成要素である、情報取得部1410、判定部1420、及び光変調信号切替部1430を備える。
情報取得部1410は、人感センサ120から人検出情報を取得し、また、人感センサ120が人検出情報を取得した時にIDリーダ130が読み取った識別情報を取得する。
判定部1420は、情報取得部1410が取得した人検出情報及び識別情報に基づいて、検出領域内の状態を判定する。この判定とは、例えば人検出情報が示す検出領域内の人の人数(またはRFタグの個数)の正当性、識別情報が示す人が検出領域にいることの適切性、検出領域にいる人に必要なセキュリティについての判定である。詳細については後述する。また、判定部1420は、この判定に基づいて照明モードを選択しこれを光源100に適用する。照明モードとは、光源100による照明態様のことであり、適用される照明モードが変更されることで、例えば光源100の輝度、出射光の色、又は点滅の有無若しくは速度が変更する。照明モードについては、後述の動作の説明で例を用いて具体的に説明する。
光変調信号切替部1430は、光源駆動回路110の制御のための制御信号を出力する。この制御は、判定部1420がした判定の結果に基づいて行われ、光源駆動回路110は、この制御に従って光源100に供給する電力を変調させる。また、光変調信号切替部1430はこの変調のパターンを変えて光源100の輝度、出射光の色、又は点滅の有無若しくは速度を変更する。つまり光変調信号切替部1430は、光源100に、判定部1420がした判定の結果に基づいて適用される照明モードでの照明をさせる。
記憶部150は、フラッシュメモリ等の半導体メモリ又はROM(Read Only Memory)等を用いて実現される記憶装置であり、判定部1420が上記の照明モードの選択のために必要に応じて参照する情報(以下、参照情報1500ともいう)を保持する。
制御電源160は、商用電源等の照明装置10の外部にある電源(本図の例では交流電源)から得られる電力に対して変圧、整流、平滑等をして照明装置10内の上記各構成要素による使用に適した電力に変換して供給する。なお、図1では、制御電源160と各構成要素との接続を示す線は見やすさのために省略している。
なお、上記は一例であり、本実施の形態にかかる照明装置10の構成はこの例に限定されない。例えば照明装置10は外部の機器と有線又は無線で通信するための通信モジュールを備えてもよい。この場合、記憶部150は照明装置10に備えられるものではなく、照明装置10と有線又は無線で通信可能な外部機器、例えばネットワークにおけるサーバ装置やゲートウェイに記憶装置として含まれてもよい。この場合、制御部140は、通信モジュールを介してこれらの外部機器と通信して上記の参照情報にアクセスする。
また、光源100、人感センサ120、及びIDリーダ130は、それぞれ同種類又は異なる種類の複数の機器によって実現されてもよい。例えば光源100は、複数個の照明灯であっても実現されてもよいし、その一部の照明灯は、他の照明灯と異なる色の光を出射してもよい。また、人感センサ120は、所望の広さの検出領域を確保するために複数個のセンサで実現されてもよいし、上述のように赤外光を用いるセンサと超音波を用いるセンサとの組み合わせで実現されてもよい。また、IDリーダ130は、この検出領域に略一致する読取領域を確保するために、狭指向性の複数個のアンテナを備えたり、複数個のIDリーダを含んだりしてもよい。
以下では、上記のように構成される照明装置10の動作を例を用いて説明する。なお、以下の照明装置10の動作の説明では、上記の情報取得部1410、判定部1420、及び光変調信号切替部1430による動作は、簡単のために制御部140の動作として説明することがある。
[2.動作例1]
図2A及び図2Bは照明装置10の動作例1を説明するために想定した状況を説明するための平面図である。
図2A及び図2Bには、ドアD1より奥(図の右側)に立入制限区域である通路において、立入制限区域の出入口付近を天井から照らす照明装置として照明装置10が設置されている状況が示されている。照明装置10の周囲の長円のうち、実線の長円は照明装置10が備える光源100の出射光によってある程度以上の明るさで照明される照射領域である。また、一点鎖線の長円は人感センサ120の検出領域であり、破線の長円はIDリーダ130の読取領域である。上述のように、検出領域と読取領域とは略一致するものが用いられる。なお、照明装置10の形状は図示の例に限定されない。また、検出領域及び読取領域の形状、大きさ、及び配置も図示の例に限定されない。
この例では、この立入制限区域にいる人には、RFタグを含むIDカード各人1枚の携帯が義務付けられていると想定する。また、立入制限区域への入場時には、このRFタグに書き込まれている情報を読取機R1に読み取らせてドアD1を解錠すると想定する。したがって、立入制限区域に入る人の数と、IDカード(RFタグ)の数は原則一致する。図2Aでは、人物P1〜P3の立入制限区域への入場前の状況が示される。この状況では、少なくとも人物P1がIDカードを所持する。図2Bでは、ドアD1を解錠して立入制限区域に人物P1〜P3が入った状況が示されている。両図の矢印は人物P1〜P3の移動方向を示す。
図3は照明装置10の動作例1の手順を示すフロー図である。
まず、照明装置10の動作開始によって光源100が点灯する。この場合に、光源100には制御部140によって照明モードの1つである通常時モードが適用されている(ステップS21)。通常時モードは、本実施の形態における第1照明モードの例である。光源100に通常時モードが適用されている間、照明装置10は光源100の出射光で、照明領域を一般的な照明態様、例えば白色光で、人が知覚できる程度の点滅をしない態様で照明している。あるいは、ドアD1の手前(図左側)の非制限区域に設置される照明と同じ照明態様で照明している。図2Aに示されるのは、このような状況である。
次に、図2Bに示されるように、人物P1〜P3が立入制限区域内に進んで検出領域に入る。すると人感センサ120が検出領域に人が3人いることを検出し、制御部140は、3人が検出されたことを示す人検出情報を人感センサ120から取得する(ステップS22)。
人検出情報を取得した制御部140は、この取得をトリガにIDリーダ130に読取領域内にあるRFタグに書き込まれている識別情報を読み取らせて、IDリーダ130からこの識別情報を取得する(ステップS23)。
次に制御部140は、ステップS22で取得した人検出情報が示す検出領域にいる人の数と、ステップS23で取得した識別情報の件数とが一致するか不一致であるかを判定する(ステップS24)。ステップS24は、上述の判定部1420がする検出領域内の状態の判定の一種であり、人検出情報が示す検出領域内の人の人数(またはRFタグの個数)の正当性についての判定である。なお、上述並びに図2A及び図2Bに示されるように略一致する検出領域と読取領域とが用いられるのは、これらの領域の一致度が低いと、検出領域にいる人が所持するIDカード等のRFタグの情報を読み漏らしたり、又は検出領域外にいる人のRFタグの情報を読む可能性が高まる、つまりこの判定の精度を落とすためである。
ステップS24の判定の結果が「一致」の場合(ステップS24でYES)、制御部140は光源100への通常時モードの適用を継続する(ステップS25)。したがって光源100は照明態様を変えず、人物P1〜P3はこの立入制限区域をさらに進むことができる。
ステップS24の判定の結果が「不一致」の場合(ステップS24でNO)、制御部140は光源100に適用する照明モードを異常時モードに切り替える(ステップS26)。これにより光源100は照明態様を変える。光源100が異常時モードで照明することにより、照明装置10はその照射領域内におけるセキュリティに関する情報を発信する。異常時モードは、本実施の形態における第2照明モードの例のひとつである。異常時モードでの光源100の照明態様の例を以下に挙げる。
例1:通常時モードと異なる輝度若しくは色の出射光での照明、又は知覚可能な点滅の実行
例えば出入口近辺に保安員SP1が配置されている場合、保安員SP1は光源100がこの照明態様で動作する光景を見て人物P1〜P3の入場にセキュリティ上の不審点があるとの情報を得る。また、人物P1〜P3は、自分達の入場の不正が検出されたこと又は何らかの誤り(例えばIDカードの不携帯)があることを知ることができる。
また、光源100がこの照明態様で動作する光景は、この場所に設置される監視カメラC1を通じて画像として、照明装置10の外部の監視システムM1等に送られてもよい。監視システムM1では、例えばこの光景がモニタに表示されたりレコーダで記録されたりする。
例2:光IDの送信(可視光通信)
光源100に、人が知覚困難又は不可能な、高い変調周波数又はごく小さい領域での点滅による可視光通信のための動作をさせて照射領域内におけるセキュリティに関する情報を光ID(光Identifierの略)を用いて送信させてもよい。この場合は、上記の例1よりも詳細な情報を送信することができる。この情報の受信は、例えば監視カメラC1を通じて監視システムM1や、保安員SP1が装着する特殊な眼鏡G1よって行われる。眼鏡G1はいわゆるスマートグラスであって光センサを備え、光センサで感知した光IDをデコードして情報を取得するためのアプリケーションソフトがインストールされている。眼鏡G1は、取得したこの情報を装着者に向けて表示する。図4は、監視システムM1のモニタ又は眼鏡G1での、照明装置10から送信された情報を含む表示の構図例を示す図である。この例では、ドアD1を開けて立入制限区域に入り、照明装置10の下にいる人物P1〜P3がいる実光景に重ねて、警告のメッセージWM1が表示されている。保安員SP1は、メッセージWM1で提示される情報に基づいて行動することができる。また、監視システムM1にもこの光IDをデコードするためのアプリケーションソフトがインストールされる。監視カメラC1を通じて受信した光IDをデコードして取得した情報は、例えば図4のようにモニタに表示されたり、監視カメラC1が撮影する画像と合わせてレコーダで記録されたりする。
上記の例では、異常時モードにおいて画面上のメッセージによって提示されているが、可視光通信による情報の提示の態様はこれに限定されない。何らかの情報が通常時モードにおいて提示されてもよいし、可視光通信で送信される信号が音声信号を含んでもよい。そして情報は例えば保安員SP1が装着するイヤホンから音声によって提示されてもよい。
このような例2の動作は、上記の例1と組み合わせて実行されてもよい。なお、例2の場合、人物P1〜P3は、保安員SP1の行動等によって知らされるまで、自分達の入場の不正が検出されたこと又は何らかの誤りがあることを知ることはできない。
また、異常時モードの適用は、例えば安全を確認した保安員SP1の操作によって通常時モードに切り替えられるまで継続されてもよいし、保安責任者等の照明装置10のユーザが設定した時間で停止して通常時モードに切り替えられてもよい。
このようにして、動作例1では、照明装置10は人検出情報が示す検出領域にいる人の数と識別情報の件数とが一致しているか否かに基づいて、検出領域内のセキュリティに関する判定を実行する。具体的には、人検出情報が示す検出領域にいる人の数が識別情報の件数より多い場合に、共連れによる入場が発生していると判定する。また、人検出情報が示す検出領域にいる人の数が識別情報の件数より少ない場合に、IDカードの不正な持込が発生していると判定する。そしてこの状況の発生について、照明モードを切り替えることによって保安員又は入場した本人又に報知することができる。
[3.動作例2]
動作例2も、動作例1で想定された図2A及び図2Bに示される状況を用いて説明する。
動作例2では、制御部140は、IDリーダ130から取得する識別情報の内容を、記憶部150に保存される参照情報1500と照合し、この照合結果に基づいていずれかの照明モードを光源100に適用する。
図5A及び図5Bは、照明装置10の動作例2の手順を示すフロー図である。なお、図5A及び図5Bのフロー図では、動作例1と共通の手順は共通の参照符号で示され、以下では簡略に説明する。
まず、照明装置10の動作開始によって光源100が点灯する。この場合に、光源100には制御部140によって照明モードの1つである通常時モードが適用されている(ステップS21)。図2Aに示されるのは、この状況である。
次に、図2Bに示されるように、人物P1〜P3が立入制限区域内に進んで検出領域に入る。すると人感センサ120が、検出領域に人が3人いることを検出し、制御部140は、3人が検出されたことを示す人検出情報を人感センサ120から取得する(ステップS22)。
人検出情報を取得した制御部140は、この取得をトリガにIDリーダ130に読取領域内にあるRFタグに書き込まれている識別情報を読み取らせて、IDリーダ130からこの識別情報を取得する(ステップS23)。
次に制御部140は、ステップS23で取得した識別情報が、この立入制限区域への入場が許可されている者の情報か否かを判定する(ステップS54A)。ステップS54Aは、上述の判定部1420がする検出領域内の状態の判定の一種であり、識別情報が示す人が検出領域にいることの適切性についての判定である。制御部140は、この判定をするために、記憶部150に記憶されている参照情報1500にアクセスする。参照情報1500のデータの一例として、図6Aに参照情報1500Aを示す。
参照情報1500Aは、識別情報に含まれる識別番号と、図2A及び図2Bに示される立入制限区域への入場許可の有無とを対応づけて示す。例えば識別番号「0100773」で示される人物はこの立入制限区域への入場が許可されている者であり、このことを示す数値「1」が同行に入力されている。識別番号「0100774」で示される人物はこの立入制限区域への入場が許可されていない者であり、このことを示す数値「0」が同行に入力されている。
例えばステップS23で取得した識別情報が識別番号「0100773」を示す場合、制御部140は参照情報1500Aを参照して、この識別情報が入場が許可されている者の識別情報であると判定する(ステップS54AでYES)。そして制御部140は光源100への通常時モードの適用を継続する(ステップS25)。例えばステップS23で取得した識別情報が識別番号「0100774」を示す場合、制御部140は参照情報1500Aを参照して、この識別情報が入場が許可されていない者の識別情報であると判定する(ステップS54AでNO)。そして制御部140は、光源100に適用する照明モードを異常時モードに切り替える(ステップS26)。これにより光源100は照明態様を変える。光源100が異常時モードで照明することにより、照明装置10はその照射領域内におけるセキュリティに関する情報を発信する。
各照明モードでの照明態様は動作例1とほぼ同じであり、例2の照明態様の場合に表示されるメッセージが適宜変更される。例えば人物P1〜P3が、識別番号0100773、0100774、0100775を示す識別情報のIDカードをそれぞれ持って入場した場合、図7の例に示されるメッセージWM2が眼鏡G1又は監視システムM1のモニタに表示されてもよい。
なお、複数人が同時に立入制限区域に入った場合であっても、ステップS54Aの判定は各人が所持するIDカードの識別情報に対して個別になされる。ただし、読取領域にある複数のRFタグはIDリーダ130によってほぼ同時に読み取られる。このようなRFタグシステムの特徴を利用して、読取領域にいる人全員の所持するIDカードの識別情報に対してステップS54Aの判定がなされてから、図7の例のように、その判定の結果が一度に表示されてもよい。このようにすることで、例えば不正な入場がグループによって実行された場合に、そのグループの一部又は全体である複数人を一斉に足止めしやすい。
また、上記では、参照情報1500の一例である参照情報1500Aは、各識別番号と入場許可の有無とを対応づけて示し、制御部はその入場許可の有無に基づいて適用する照明モードを切り替えている。言い換えると、参照情報1500Aには、識別情報と照明モードとの対応付けが間接的に示されている。参照情報1500はこのデータ形式に限定されず、例えば各識別情報と適用される照明モードとを直接対応づけて示してもよい。図6Bは、参照情報1500のデータの他の一例である参照情報1500Bを示す。
参照情報1500Bは、識別情報に含まれる識別番号と、通常時モード及び警戒時モードの2つの照明モードのいずれかとを対応づけて示す。通常時モードは上記と同様、本実施の形態における第1照明モードの例である。警戒時モードは、本実施の形態における第2照明モードの例のひとつである。警戒時モードでは、周辺にいる保安員の眼鏡G1に、警戒レベルを上げる指示を含む情報が光源100から光IDによって送信されて、図8のように提示されてもよい。なお、警戒時モードにおける光源100の照明態様は、このような光IDによる情報発信のための照明態様に限定されない。例えば、警戒時モードでは、警備がしやすいように通常時モードよりも光源100の輝度が高くてもよい。
この場合の動作例を図5Bのフロー図に沿って説明する。例えば識別番号「0000341」及び「0000342」は、要人やその関係者が所持するIDカードが含むRFタグに書き込まれる識別情報に含まれる。このIDカードを所持する要人等が照明装置10が読取領域に入ると、制御部140はIDリーダ130から識別情報を取得する(ステップS23)。ここまでの動作は図5Aのフロー図に示される動作例と共通である。
次に制御部140は、参照情報1500Bを参照して、取得したこの識別情報に含まれる識別番号に対応付けられた照明モードが警戒時モードであると判定する(ステップS54Bで「警戒時モード」)。そして制御部140は、光源100に適用する照明モードを通常時モードから警戒時モードに切り替える(ステップS56)。
また、参照情報1500は、ブラックリスト形式又はホワイトリスト形式で運用されてもよい。ブラックリスト形式の運用例としては、取得した識別情報が参照情報1500に含まれている場合にのみ、照明モードが通常時モードから他の照明モードに切り替えられる。ホワイトリスト形式の運用例としては、取得した識別情報が参照情報1500に含まれていない場合には、常に照明モードが通常時モードから他の照明モードに切り替えられる。
このような参照情報1500は、本実施の形態における照明モード判別情報の例である。
[4.その他の動作例]
上記の動作例1及び動作例2は組み合わせられてもよい。図9は、動作例1及び動作例2として上述した動作を組み合わせた場合の照明装置10の動作のフロー図である。各ステップは、上記と同じであるために詳細な説明を省略する。
この動作によれば、まず検出された人数と、この検出とほぼ同時刻に読み取られた識別情報の件数とが一致するか否か判定される(ステップS24)。
ステップS24でYESの場合は、読み取られた識別情報が、入場の許可を受けている者の識別情報であるか否かが判定される(ステップS54A)。
ここまでのステップでNOと判定された場合には、照明モードは異常時モードに切り替えられる(ステップS26)。
ステップS25でYESの場合は、この識別情報を有する者がこの場所にいる場合に適用される照明モードが判定される(ステップS54B)。この判定の結果に応じて、光源100は通常時モード(ステップS25)又は警戒時モード(ステップS56)で動作する。
[5.他の構成例]
上述のとおり、検出領域内の人の数と読取領域内の識別情報の件数との一致の判定を適切に行うために、検出領域と読取領域とは略一致するものが用いられる。
略一致する検出領域と読取領域とを確保するために、照明装置10が備える人感センサ120の検出領域又はIDリーダ130の読取領域は大きさ(感度)が調整可能であってもよい。また、例えば上述のようにIDリーダ130は、複数個の狭指向性のアンテナを備えたり、狭指向性の2個以上のIDリーダで構成されてもよい。ここでの狭指向性とは、これらのアンテナ又はIDリーダのそれぞれの読取領域(以下、サブ読取領域という)が検出領域よりも狭いものであることを意味する。そして複数の読取領域の集合が、検出領域を満たし、且つ、その集合である大きな読取領域の輪郭が検出領域の輪郭と略一致するように複数のアンテナ又はIDリーダが配置されてもよい。図10Aは、図2A及び図2Bのように、通路の天井から床面に向けて光を出射する照明装置10の、平面視における検出領域及び複数個のサブ読取領域の集合の例を模式的に示す。読取領域は、破線で示される6個のサブ読取領域の集合で構成される。また、照明装置10上の白抜きの円は、備える2個以上のIDリーダの位置の例を示す。なお、IDリーダ130を構成するIDリーダの個数及び位置、並びにサブ読取領域の形状、個数、及び配置は、図示の例には限定されない。
また、各アンテナ又はIDリーダの向き又は位置が可変であり、IDリーダの向き又は位置を変えてそのサブ読取領域を動かすことで集合である読取領域の輪郭を調整できるようにしてもよい。
なお、人感センサ120が複数個の人感センサで構成され、検出領域はこの複数個の人感センサそれぞれの検出領域の集合であってもよい。そして各人感センサの向き又は位置が可変であってもよい。
この構成によれば、人感センサ120の検知領域と一致する読取領域をより容易に得ることができる。
または、IDリーダ130は1個以上の上記のような狭指向性のIDリーダであって、このIDリーダのサブ読取領域で検出領域のスキャンが可能なように構成されてもよい。この場合の読取領域は、このIDリーダが空間内で掃引したサブ読取領域の連続軌跡の集合である。図10Bは、図2A及び図2Bのように、通路の天井から床面に向けて光を出射する照明装置10において、検出領域が1個のサブ読取領域でスキャンされる場合のサブ読取領域の当該床面上での動線の例を平面視で示す。図中の矢印がこの動線の例を模式的に示す。また、サブ読取領域の軌跡の外縁がIDリーダ130の読取領域の輪郭である。IDリーダ130を構成するIDリーダの個数、並びにサブ読取領域の形状、個数、配置、及び動線は、図示の例には限定されない。
このIDリーダの動き方が可変であり、このIDリーダの動き方を変えてサブ読取領域の動線を変えることで読取領域の輪郭を調整できるようにしてもよい。
この構成においても、人感センサ120の検知領域と一致する読取領域をより容易に得ることができる。
[6.効果等]
本実施の形態に係る照明装置10は、第1照明モードと第2照明モードとで切り替えて照明可能な光源100と、人感センサ120と、1つ以上のIDリーダ130と、これらの光源100、人感センサ120、及び1つ以上のIDリーダ130と通信可能に接続された制御部140とを備える。
人感センサ120は、光源100の照射領域にある検出領域にいる人を検出する。
IDリーダ130は、上記の検出領域に略一致する読取領域にある1つ以上のRFタグがそれぞれ記憶する識別情報を非接触で読み取る。
制御部140は、上記の検出領域に人がいることを示す人検出情報を人感センサ120から取得する。また制御部140は、人感センサ120が検出領域に人を検出した時にIDリーダ130が読み取った識別情報を1つ以上のIDリーダ130から取得する。そして取得した人検出情報と識別情報とに基づいて、上記の第1照明モード及び第2照明モードのいずれかを光源100に適用する。光源100は、適用された照明モードで照明する。
これにより照明装置10は、所定の領域内の人の検出の結果と、この検出をトリガとして速やかに実行したRFタグの読取の結果を用いて当該領域内の監視をする。そして、この監視の結果に応じて照明態様を変えることができる。
より具体的には、例えば人検出情報は、検出領域にいる人の数をさらに示す。制御部140は、人検出情報が示すこの人の数と識別情報の件数とが一致している場合、光源100に第1照明モードを適用し、人検出情報が示す人の数と識別情報の件数とが不一致である場合、光源100に前記第2照明モードを適用する。
これにより照明装置10は、実人数とIDカード等の数の不一致に基づいて、特定の場所への入場の許可を受けていない者の存在やIDカード等の不正な持ち込みを検知する。そしてこれらを検知した場合には、照明態様を変えることができる。また、検出領域内に入る人数であれば、複数人のそれぞれにほぼ同時にこのような不正の検査ができ、共連れの検知も可能である。したがって、セキュリティのレベルを下げることなく、入場者のセキュリティチェックをより円滑に行うことができる。また、複数人が同時の検査の対象であることで、共連れについては関与した複数の人物の捕捉がしやすい。この点でもセキュリティのレベルの維持又は向上につながる。
また、制御部140はさらに、識別情報と第1照明モード及び第2照明モードのいずれかとの対応づけを示す照明モード判別情報を保存する記憶部150と通信可能に接続されてもよい。そして識別情報を取得すると、制御部140は照明モード判別情報を参照して、取得した識別情報と第1照明モード及び前記第2照明モードのいずれかとの対応付けに基づいて、いずれかの照明モードを前記光源に適用してもよい。
これにより照明装置10は、IDカード等の所持者が入場の許可を受けているか否か、又はその所持者に設定されているセキュリティレベル等に応じて照明態様を変えることができる。
ここで、上記の第1照明モード及び第2照明モードは、例えば光源100の輝度及び出射光の色の少なくとも一方が異なる。また例えば、第1照明モード及び第2照明モードは、光源100の点滅の有無又は点滅の速度が異なってもよいし、第1照明モード及び第2照明モードの少なくとも一方は、前記光源の点滅による可視光通信を実行する照明モードを含んでもよい。
これにより照明装置10は、IDカード等の所持者が入場許可を有するか否か、又はその所持者に設定されているセキュリティレベルに応じて照明態様を変えることで情報の発信をすることができる。
なお、例えば光源100には発光ダイオードを用いることで、上記のような高速な点滅を含む照明態様を実現することができる。
また、IDリーダ130は2つ以上のIDリーダであって、IDリーダ130の読取領域は、この2個以上のIDリーダがそれぞれ有する、より狭い読取領域であるサブ読取領域の集合であってもよい。または、1つ以上のIDリーダ130は、より狭い読取領域であるサブ読取領域をそれぞれ有し、IDリーダ130の読取領域とは、この1つ以上のIDリーダ130がそれぞれ空間内で掃引したサブ読取領域の連続軌跡の集合であってもよい。
上記の人検出情報が示す人の数と識別情報の件数との一致に関する判定は、人感センサ120の検知領域とIDリーダ130の読取領域の一致度が低い場合に精度が落ちる。上記の構成では、人感センサ120の検知領域とIDリーダ130の読取領域の一致度がより高めやすい。したがって、この構成による照明装置10ではこの判定をより高い精度で行うことができる。
(実施の形態2)
[1.構成]
図11は、実施の形態2にかかる照明システムの構成を示すブロック図である。
本実施の形態にかかる照明システム1010は、複数個の照明装置10A〜10Nと、システム管理装置20とを備える。照明装置10A〜10Nの構成は共通であるため、図11では照明装置10Aの構成のみが代表で示される。
照明装置10A〜10Nの構成は、実施の形態1の照明装置10とほぼ同じであり、共通の構成要素は照明装置10Aの構成要素として照明装置10と共通の参照符号で示し、本実施の形態では説明を省略する。また本実施の形態に置いて、以下では照明装置10A〜10Nを集合的に示すのに、便宜的に照明装置群ともいう。
照明装置10A〜10Nは、通信部170を備える点で照明装置10と異なる。通信部170は、照明システム1010において少なくともシステム管理装置20と有線又は無線で通信するための通信モジュールである。通信部170を介してシステム管理装置20に送信されるのは、制御部140が実施の形態1のステップS24、ステップS54A、又はステップS54Bでの判定に基づいて光源100に適用されている照明モードを示す情報である。
なお、照明装置群を構成する照明装置の個数は複数であればよく、図11で示される例に限定されない。このような照明装置群を構成する各照明装置は、本実施の形態における第1照明装置及び第2照明装置のいずれの例でもある。
システム管理装置20は、制御部240及び通信部270を備える。
制御部240は、図示されないプロセッサ、メモリ、及び入出力部を備えるマイクロコントローラで実現され、システム管理装置20の動作を制御する。また、制御部240は、このメモリに記憶されるプログラムを実行することで得られる機能的な構成要素である、照明モード情報取得部2410及び照明モード管理部2420を備える。
照明モード情報取得部2410は、照明装置10A〜10Nのそれぞれから、各々の光源100に適用されている照明モードを示す情報を通信部270を介して取得する。
照明モード管理部2420は、照明モード情報取得部2410が取得した照明装置群のいずれかにおける照明モードを示す情報に基づいて、照明装置群の他の照明装置で適用されている照明モードを切替させる指示を通信部270を介して送信する。詳細は後述する。
なお、以下では、上記の照明モード情報取得部2410及び照明モード管理部2420による動作は、簡単のために制御部240の動作として説明することがある。
通信部270は、上述のように実行される、照明装置群との通信のための有線通信モジュール又は無線通信モジュールである。
このようなシステム管理装置20は本実施の形態における管理装置の例であり、例えば、後述の動作を実行させるためのアプリケーションソフトがインストールされた、ネットワークにおける1台以上のサーバ装置を用いて実現される。
このような構成の照明システム1010は、例えば企業のオフィス又はイベントの会場等の人によって入場に制限がある場所、又はその入場制限のレベルが変更される場所を少なくとも一部に含む施設に設置される。また、この施設において、照明システム1010の各照明装置は、例えば施設の出入口付近、各部屋の出入口付近、これらを結ぶ通路などに設けられる。システム管理装置20の設置場所は、各照明装置と通信が可能であれば特に限定されないが、例えば同施設内で保安員が駐在するセキュリティルームや、遠隔の警備サービス会社が管理する場所に置かれてもよい。
このように複数の照明装置を施設内に分散して設置するのは、同施設への不正な入場者を探知し、その後にこの入場者の追跡を容易にするためである。以下、このような照明システム1010の動作について例を用いて説明する。
[2.動作例]
本実施の形態に係る照明システム1010の動作を、照明システム1010が設置されている施設で立入禁止区域内の不正な入場者があった場合を例に説明する。また、この例においては、照明システム1010ではブラックリスト形式が用いられている。つまり照明装置10A〜10NのそれぞれにおいてIDリーダ130が読み取った識別情報が参照情報1500に含まれない場合、その照明装置では通常時モード(本実施の形態における第1照明モードの例)から切り替えて異常時モード(本実施の形態における第2照明モードの例)が光源100に適用される。光源100は、異常時モードでは少なくとも光IDの発信の動作をする。この光IDが照明装置10A〜10Nのそれぞれの照射領域を撮影するカメラによって受信されると、同施設にある監視システムの複数あるモニタ上に、例えば当該光IDが示す情報を含むメッセージが表示される。
図12はこの動作の例を説明するためのシーケンス図である。本図に示される照明装置10A及び10Bは複数の照明装置の代表であり、照明装置群の他の照明装置も同様の動作をすることができる。
まず、同施設にある立入禁止区域内の入口付近に設置された照明装置10Aで、参照情報1500に含まれない識別情報が読み取られたと想定する。つまりこの場合、照明装置10Aによって不正入場者が発見される(ステップS120)。そして照明装置10Aでは、異常時モードの適用が開始される(ステップS121)。これにより、照明装置10Aから光IDが送信され、監視システムのモニタのうち、照明装置10Aの照射領域を撮影するカメラに対応するモニタには、例えば図13Aに示されるような警告のメッセージを含む画像が表示される。
その一方で照明装置10Aは、自機において現在異常時モードが適用されている旨の情報をシステム管理装置20に送信する(ステップS122)。この情報を取得したシステム管理装置20の制御部240は、これをメモリに保存する(ステップS123)。
その後、別の場所にある照明装置10Bによって不正入場者が発見されたと想定する(ステップS124)。照明装置10Bでは、異常時モードの適用が開始される(ステップS124)。これにより、照明装置10Bから光IDが送信され、監視システムのモニタのうち、照明装置10Bの照射領域を撮影するカメラに対応するモニタには、例えば図13Bに示されるような画像が表示される。この時、監視システムのモニタには図13Aに示される画像と図13Bに示される画像の両方が表示されている。
その一方で照明装置10Bは、自機において現在異常時モードが適用されている旨の情報をシステム管理装置20に送信する(ステップS125)。この情報を取得したシステム管理装置20の制御部240は、これをメモリに保存する(ステップS127)。また、システム管理装置20の制御部240はさらに、異常時モード解除の指示を送信する(ステップS128)。
システム管理装置20から異常時モード解除の指示を受信した照明装置10Aは、異常時モードの適用を終了し、通常時モードの適用を開始する(ステップS129)。これにより、監視システムのモニタには図13Bに示される画像が表示され、図13Aに示される画像の警告のメッセージは消える。
このような動作によって、不正入場者の探知及び追跡が行われる。またその追跡はモニタ上で容易に行うことができる。例えば多くの人が中で移動したり集まったりする施設であれば、特定の人物をモニタの画像で追うのは困難である。また、多くの保安員を施設内に配置したり異常時に動かしたりするのは、施設内の雰囲気を損ねたり、混乱を招いたりする場合がある。照明システム1010を用いることで、不正入場者やその周囲の人に気付かれることなく、不正入場者に向けて必要最小限の人数の保安員を移動させることができる。
[3.他の動作例]
なお、上記では光IDを送信して監視システムのモニタに情報を提示させる場合を例に説明したが、本実施の形態においては、他の情報の提示の態様が用いられてもよい。例えば施設内を巡回する保安員のスマートグラスに表示させたり、イヤホンからの音声によって提示されてもよい。
また例えば、上記では通路と部屋のように壁等で仕切られた異なる場所にある照明装置による不正入場者の追跡の例を説明したが、人が集まる会場や展示室等の1つの大きな場所にある複数の照明装置によってこのような追跡が行われてもよい。この場合、例えば不正入場者がその場所の中で移動するにつれて、異常時モードで動作する照明装置が切り替わる。保安員は、これらの異常時モードで動作する照明装置をスマートグラスを通して順次把握して不正入場者を特定することができる。
[4.他の構成例]
上記の照明システム1010には、照明装置群の各照明装置と異なる構成を有するシステム管理装置20が含まれて各照明装置の照明モードの切替の管理をしている。これに代えて、照明装置群の各照明装置又は一部において、制御部140が上記の照明モード情報取得部2410及び照明モード管理部2420と同等の機能的な構成要素を備えて相互にある照明モード解除や他の照明モードへの移行の指示を送信してもよい。
[5.効果等]
本実施の形態に係る照明システム1010は、それぞれが実施の形態1に係る照明装置10である第1照明装置及び第2照明装置と、第1照明装置及び前記第2照明装置と通信可能に接続されたシステム管理装置20とを備える。
システム管理装置20は、第1照明装置及び前記第2照明装置のそれぞれにおいて光源100に適用されている照明モードが第1照明モードであるか第2照明モードであるかを示す情報を取得する。そして第1照明装置において第2照明モードの適用が開始された後に、第2照明装置において第2照明モードの適用が開始されると、第1照明装置において第2照明モードの適用を終了させる。
これにより、不正な入場者の追跡をより容易に実行することができる。また、不正な入場者やその周囲の人に気づかれることなく保安員をこの不正な入場者に接近させることができるため、異常時においてもその場所の雰囲気の悪化や混乱の程度を小さくすることができる。
(その他)
以上、本発明に係る照明装置及び照明システムについて、実施の形態1及び2に基づいて説明したが、本発明は、これらの実施の形態及び変形例に限定されるものではない。本発明の主旨を逸脱しない限り、当業者が思いつく各種変形を実施の形態及び変形例に施したものや、実施の形態及び変形例における一部の構成要素を組み合わせて構築される別の形態も、本発明に含まれる。
例えば、実施の形態1及び2において、照明装置10及び照明装置群のそれぞれが備える人感センサ120がイメージセンサである場合には、人感センサ120が図2A及び図2Bで照明装置10と別に設けられている監視カメラC1の機能を果たしてもよい。
また例えば、実施の形態1において、ステップS24の判定が行われると常に光源100の照明態様が変更され、その判定の結果に応じてその変化が異なっていてもよい。具体的な例としては、ステップS24での判定の結果がYESの場合とNOの場合とで、光源100は異なる速度や回数の点滅をしてもよい。なお、この場合には、通常時モードは第1照明モード及び第2照明モードはと別の照明モードであると解釈されたい。
また、上記では、第1照明モード及び第2照明モードの2つの照明モードを例に用いて実施の形態1及び2を説明したが、1つの照明装置において選択可能な照明モードの数は2個に限定されない。
また、実施の形態1における動作例の手順では、制御部140は、人検出情報の取得をトリガとしてIDリーダ130に読取領域内にある識別情報を読み取らせている。この方法は、例えば電波の連続発信が法律等で規制されている場所で有効である。なお、技術的には、制御部140はIDリーダ130から常時(ごく短い周期で)識別情報を取得することも可能である。したがって、このような規制の適用がない場所では、例えば、人感センサ120による人検出のための動作と、IDリーダ130による識別情報の取得のための動作(電波の発信)とを同期させて周期的に実行させてもよい。
10、10A〜10N 照明装置
100 光源
120 人感センサ
130 IDリーダ
140 制御部
150 記憶部
1010 照明システム
20 システム管理装置
240 制御部

Claims (7)

  1. 適用される照明モードが第1照明モードと第2照明モードとで切り替えて照明可能な光源と、
    前記光源の照射領域にある検出領域にいる人を検出する人感センサと、
    前記検出領域に略一致する読取領域にある1つ以上のRFタグがそれぞれ記憶する識別情報を非接触で読み取る1つ以上のIDリーダと、
    前記光源、前記人感センサ、及び前記1つ以上のIDリーダと通信可能に接続された制御部とを備える照明装置であって
    前記制御部は、
    前記照明装置の動作開始時に、前記光源に前記第1照明モードを適用し、
    前記検出領域に人がいることを示す人検出情報を前記人感センサから取得し、
    前記人感センサが前記人を検出した時に前記1つ以上のIDリーダが読み取った前記識別情報を前記1つ以上のIDリーダから取得し、
    取得した前記人検出情報と取得した前記識別情報とに基づいて、前記光源に継続して前記第1照明モードを適用するか、又は前記第2照明モードに切り替え
    前記光源は、適用された前記第1照明モード及び前記第2照明モードのいずれかで照明し、
    前記第1照明モードは通常時モードであり、
    前記第2照明モードは、異常時モード又は警戒時モードであり、
    前記第2照明モードが適用されている前記光源は、人が知覚困難又は不可能な高さの変調周波数又はごく小さい領域での点滅による可視光通信を実行して、前記照明装置のユーザに、前記人検出情報及び前記識別情報に基づく情報を提示する、
    照明装置。
  2. 前記人検出情報は、前記検出領域にいる人の数をさらに示し、
    前記制御部は、前記人検出情報が示す前記検出領域にいる人の数と前記識別情報の件数とが一致している場合、前記光源に前記第1照明モードを適用し、
    前記人検出情報が示す前記検出領域にいる人の数と前記識別情報の件数とが不一致である場合、前記光源に前記第2照明モードを適用する
    請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記制御部はさらに、前記識別情報と前記第1照明モード及び前記第2照明モードのいずれかとの対応づけを示す照明モード判別情報を保存する記憶部と通信可能に接続され、
    前記識別情報を取得すると、前記照明モード判別情報を参照して、取得した前記識別情報と前記第1照明モード及び前記第2照明モードのいずれかとの対応付けに基づいて前記第1照明モード及び前記第2照明モードのいずれかを前記光源に適用する
    請求項1又は2に記載の照明装置。
  4. 前記光源は発光ダイオードである
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の照明装置。
  5. 前記IDリーダは2つ以上のIDリーダからなり、前記読取領域は、前記2つ以上のIDリーダがそれぞれ有する、前記読取領域より狭いサブ読取領域の集合である
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の照明装置。
  6. 前記1つ以上のIDリーダは、前記読取領域より狭いサブ読取領域をそれぞれ有し、前記読取領域は、前記1つ以上のIDリーダがそれぞれ空間内で掃引した前記サブ読取領域の連続軌跡の集合である
    請求項1〜5のいずれか1項に記載の照明装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の照明装置である第1照明装置と、
    請求項1〜6のいずれか1項に記載の照明装置である第2照明装置と、
    前記第1照明装置及び前記第2照明装置と通信可能に接続された管理装置とを備え、
    前記管理装置は、
    前記第1照明装置及び前記第2照明装置のそれぞれにおいて前記光源に適用されている照明モードが前記第1照明モードであるか前記第2照明モードであるかを示す情報を取得し、
    前記第1照明装置において前記第2照明モードの適用が開始された後に、前記第2照明装置において前記第2照明モードの適用が開始されると、前記第1照明装置において前記第2照明モードの適用を終了させる
    照明システム。
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