JP6700924B2 - 画像処理装置、その制御方法及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、例えばデジタルカメラ等の撮像装置を含む画像処理装置に関し、特に駆動方式がフレーム内で領域ごとに変化する撮像素子のフリッカを検出する画像処理技術に関する。
デジタルカメラ等の撮像装置では、焦点検出に必要な信号を出力する撮像素子として、2次元に配列したマイクロレンズアレイの各マイクロレンズごとに一対の光電変換部を設けたものがある。
例えば、マイクロレンズを介して光が入射される一対の光電変換部の出力信号の加算、非加算を画素単位で任意に行うことができる撮像素子を備える撮像装置が提案されている(特許文献1)。
しかし、上記特許文献1では、通常の画像用の画素信号に加えて位相差検出用の画素信号も画像用の画素信号と同じ数だけ読み出すため、データ量が増えてしまい、撮像素子の高画素化やフレームレートの高速化を妨げる可能性がある。
そこで、1フレーム期間内で撮像素子から位相差検出用の画素信号を必要な数だけ読み出す撮像装置が提案されている(特許文献2)。
特開2001−83407号公報 特開2013−211833号公報
しかし、上記特許文献2では、位相差検出用及び画像用の画素信号を一部の領域だけ読み出す場合、画像用の画素信号のみを読み出す領域の読み出し期間に対して、画素信号を画像用及び位相差検出用とで2回読み出す必要がある。したがって、読み出し期間が長くなり、フリッカが発生したときに、画像用の画素信号のみを読み出す領域(例えば、ライン)と位相差検出用及び画像用の画素信号を読み出す領域(ライン)とでフリッカの周期が異なってしまう。このため、正確なフリッカの検出ができなくなる問題がある。
そこで、本発明は、駆動方式がフレーム内で領域ごとに変更可能な撮像素子であっても、正確にフリッカ成分の検出を行うことができる画像処理技術を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の画像処理装置は、位相差検出用の画素領域を有し、フレーム内で領域ごとに駆動方式の変更が可能な撮像素子から読み出した画像用の画素信号のフリッカ成分を検出するフリッカ検出手段を備え、前記フリッカ検出手段は、前記撮像素子の駆動方式が位相差検出を行う駆動方式に変更された場合、前記フレーム内で位相差検出に使用する領域の前記フリッカ成分の周期が前記位相差検出に使用しない領域の前記フリッカ成分の周期に一致するように前記フリッカ成分を検出することを特徴とする。
本発明によれば、駆動方式がフレーム内で領域ごとに変更可能な撮像素子であっても、正確にフリッカ成分の検出を行うことができる。
本発明の画像処理装置の第1の実施形態であるデジタルカメラのシステム構成を示すブロック図である。 撮像素子の構成例を説明する図である。 撮像素子の画素領域を構成する単位画素の構成例を説明する回路図である。 一部の領域のみで位相差検出用の画素信号を読み出した場合の撮像素子の領域図である。 撮像素子のA/D変換動作を説明するタイミングチャート図である。 位相差検出に使用する領域において、撮像素子から読み出される画素信号とフリッカ検出/補正部に入力される画素信号とで発生するフリッカ周期が異なることを説明する図である。 カメラのフリッカ補正の動作を説明するフローチャート図である。 本発明の画像処理装置の第2の実施形態であるデジタルカメラのシステム構成を示すブロック図である。 カメラのフリッカ補正の動作を説明するフローチャート図である。 本発明の画像処理装置の第3の実施形態であるデジタルカメラのフリッカ補正の動作を説明するフローチャート図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の画像処理装置の第1の実施形態であるデジタルカメラのシステム構成を示すブロック図である。なお、説明の便宜上、図1では、主に本発明の要部である撮像素子のフリッカ検出/補正に関する部分を図示しており、その他の公知の回路構成の図示は省略している。
本実施形態のデジタルカメラは、図1に示すように、CMOSセンサ等で構成された撮像素子500から画素信号A及びA+Bが出力され、画素信号A及びA+Bは、映像分配器501に入力される。
映像分配器501は、画像用の画素信号(A+B信号)をフリッカ検出/補正部503に出力し、位相差検出用の画素信号(A信号、A+B信号)を位相差検出部502に出力する。位相差検出部502は、映像分配器501から出力された位相差検出用の画素信号(A信号、A+B信号)を基に位相差を検出する。
フリッカ検出/補正部503は、フリッカの検出及び補正を行う回路であり、フリッカ検出行選択部504、フリッカ検出部505、フリッカ補正値算出部506及びフリッカ補正部507を備える。
フリッカ検出行選択部504及びフリッカ補正部507には、映像分配器501から画像用の画素信号(A+B信号)のみが出力される。フリッカ検出行選択部504は、撮像素子500の駆動方式の変化に応じてフリッカ検出用のラインを選択する。フリッカ検出部505は、画像用の画素信号(A+B信号)のフリッカ成分を検出する。
フリッカ補正値算出部506は、フリッカ検出部505で検出したフリッカの周波数成分に応じて撮像素子500の異なる駆動領域ごとにフリッカ補正値を算出する。フリッカ補正部507は、フリッカ補正値算出部506で算出したフリッカ補正値を基にA+B信号のフリッカ補正を行う。
本実施形態でフリッカ補正部507は、フリッカの影響を低減した画像信号を出力することで、フリッカ補正を実行する。具体的に、フリッカ補正部507は、映像分配器501から出力された画像用の画像信号(A+B信号)とフリッカ補正値算出部506で生成されたフリッカ補正値との減算処理により、フリッカ成分を除去した画像信号を取得する。なお、フリッカの補正方法はこれに限定されるものではない。例えば、フリッカ検出部505がフリッカの光量変化周期や周波数などを検出し、該検出したフリッカの種類に応じて、フリッカの影響が低減されるようなシャッタスピードで画像信号を取得することで、フリッカ補正を行う構成であってもよい。また、検出したフリッカのピークやボトムなど、フリッカの影響が低減されるタイミングに合わせて撮像を実行することでフリッカ補正を行う構成であってもよい。更に、取得した画像信号に対してフリッカの影響を低減するための画像処理を施すことで、フリッカ補正を行う構成であってもよい。
システム制御部508は、CPUやMPU等で構成され、カメラ全体の制御を司る。撮像素子500は、システム制御部508からの信号を基にシャッタスピードやゲイン、位相差検出用の画素取得領域の制御を行う。また、フリッカ検出/補正部503は、システム制御部508からの信号を基に、撮像素子500の異なる駆動領域毎のフリッカ検出ライン(行)の選択及びフリッカ補正を行う。
システムメモリ509は、システム制御部508の動作用の各種データを保持し、また、システム制御部508の作業領域としても使用することが可能である。不揮発性メモリ510は、フラッシュROM等で構成され、システム制御部508が実行するプログラムコードや各種データ等が書き込まれる。
図2は、撮像素子500の構成例を説明する図である。図2に示すように、撮像素子500は、画素領域100、垂直走査回路102、列アンプ103、A/D変換回路104、水平転送回路105、及び補正回路106を有する。
画素領域100には、後述する光電変換用のフォトダイオード201,202(図3参照)等で構成される単位画素101が行方向に配列されている。単位画素101は、1つのマイクロレンズに対して2つに瞳分割された画素(以下、分割画素A,Bという。)を有し、分割画素A,Bの出力信号の位相差情報により焦点検出が行われ、分割画素A,Bの出力信号を加算することにより撮影画像が生成される。
垂直走査回路102は、画素領域100の画素信号の電圧を1フレーム中に順次読み出すためのタイミング制御を行う。一般的に、画像信号は、1フレーム中の上部の行から下部の行にかけて行単位で順次読み出される。また、垂直走査回路102は、分割画素A,Bの出力信号を加算した画像用の画素信号(以下、A+B信号という。)や位相差検出用の画素信号(以下、A信号という。)を読み出す制御も行う。
列アンプ103は、画素領域100から読み出された画素信号を電気的に増幅するために用いられる。A/D変換回路104が発生するノイズに対して列アンプ103で画素信号レベルを増幅することにより、等価的にS/N比を改善させている。
A/D変換回路104は、画素領域100を構成する単位画素101からの画素信号の電圧をデジタル信号に変換する回路である。A/D変換回路104でデジタル信号に変換された画素データは、水平転送回路105により順次読み出され、水平転送回路105の出力は、補正回路106に入力される。補正回路106は、デジタル信号処理回路であり、デジタル処理でFPN補正などのオフセット補正を行うほかに、シフト演算や乗算を行うことで、簡易にゲイン演算を行うことができる。
図3は、撮像素子500の画素領域100を構成する単位画素101の構成例を説明する回路図である。図3に示すように、単位画素101は、2つのフォトダイオード201,202を有し、フォトダイオード201,202は、受光した光を電荷信号に変換する。ここでは、フォトダイオード(第1の光電変換部)201からの信号をA信号とし、フォトダイオード(第2の光電変換部)202からの信号をB信号とする。
フォトダイオード201,202は、図3の例では、アノード側が接地されている。フォトダイオード201,202のカソード側は、転送MOSトランジスタ203及び転送MOSトランジスタ204を介して増幅MOSトランジスタ206のゲートに接続されている。
また、増幅MOSトランジスタ206のゲートには、リセットMOSトランジスタ205のソースが接続され、リセットMOSトランジスタ205のドレインは、電源電圧Vccに接続されている。さらに、増幅MOSトランジスタ206のドレインは、電源電圧Vccに接続され、増幅MOSトランジスタ206のソースは、選択MOSトランジスタ207のドレインに接続されている。
単位画素101からの信号は、垂直信号線208及び列アンプ103に出力される。転送MOSトランジスタ203、転送MOSトランジスタ204、リセットMOSトランジスタ205、及び選択MOSトランジスタ207は、垂直走査回路102により読み出しタイミングが制御される。
図4は、一部の領域のみの位相差検出用の画素信号を読み出す場合の撮像素子500の領域図である。図4に示すように、位相差検出に使用しない領域では、A+B信号のみが読み出され、位相差検出に使用する領域では、A+B信号に加え、位相差検出用のA信号も読み出される。なお、本実施形態では、撮像素子500のラインごとに各画素に蓄積された電荷の転送および読み出しが実行される構成である。
図5(a)は、A+B信号のみを読み出した場合におけるA/D変換回路104によるA/D変換動作を説明するタイミングチャート図である。
図5(a)において、リセットパルスpresは、リセットMOSトランジスタ205の信号である。転送パルスptx1及びptx2は、フォトダイオード201,202のA,B信号を転送する信号である。選択パルスpselは、A,B信号を垂直信号線208に転送する信号である。Voutは、列アンプ103から出力されたアナログ信号レベルである。VRAMPは、ランプ信号であり、VRAMPとA,B信号とを比較することでA/D変換回路104でA/D変換を行っている。t1は、上記の処理にかかる時間である。
まず、リセットパルスpresは、Highレベル(Hレベル)とし、増幅MOSトランジスタ206の入力ノードをリセットレベルの電位とする。また、選択パルスpselをHレベルとする。これにより、増幅MOSトランジスタ206の入力ノードがリセットレベルの電位であるときのA,B信号が垂直信号線208に出力される。
次に、リセットパルスpresをLowレベル(Lレベル)とし、ノイズ成分(N信号)を出力してA/D変換処理を行う。その後、このノイズ成分とA,B信号との差分をとることでノイズ成分を抑制した信号を得ることができる。
次に、転送パルスptx1及びptx2をHレベルにする。これにより、フォトダイオード201,202で光電変換により生じた信号電荷が増幅MOSトランジスタ206の入力ノードに転送され。垂直信号線208に画像用のA+B信号が出力されてA+B信号のA/D変換処理が行われる。
図5(b)は、A信号とA+B信号を読み出す場合におけるA/D変換回路104によるA/D変換動作を説明するタイミングチャート図である。
まず、図5(a)と同様に、ノイズ成分(N信号)を出力するまでの処理を行う。次に、転送パルスptx1をHレベルにする。これにより、フォトダイオード201のみの光電変換により生じた信号電荷を増幅MOSトランジスタ206の入力ノードに転送する。つまり、垂直信号線208には、位相差検出用のA信号のみが出力される。したがって、A/D変換回路104では、まず、A信号のみのA/D変換を行う。
A信号のA/D変換処理を終えた後、転送パルスptx2をHレベルにする。これにより、フォトダイオード201,202で光電変換により生じた信号電荷が増幅MOSトランジスタ206の入力ノードに転送されて、垂直信号線208に画素信号であるA+B信号が出力され、A+B信号のA/D変換処理が行われる。t2は、上記処理にかかる時間である。
このように、位相差検出に使用する領域(図5(b))は、A+B信号に加えてA信号も読み出すため、A+B信号のみを読み出す領域(図5(a))に比べて2倍の読み出し時間(t2=t1×2)がかかることになる。
図6は、位相差検出に使用する領域において、撮像素子500から読み出される画素信号とフリッカ検出/補正部503に入力され画素信号とで発生するフリッカ周期が異なることを説明する図である。
図6(a)は撮像素子500から読み出される画素信号とフリッカ成分との関係を示す図、図6(b)はフリッカ検出/補正部503に入力される画素信号とフリッカ成分との関係を示す図である。ここでは、例として50Hz周期のフリッカが発生している場合を想定している。
図6(a)に示すように、位相差検出に使用する領域では、撮像素子500からA+B信号とA信号が読み出されるが、フリッカ検出/補正部503に入力される画素信号は、A信号が入力されない。このため、フリッカ検出/補正部503に入力される画像信号としては図6(b)に示すように、A+B信号のみとなる。
したがって、撮像素子500の位相差検出に使用する領域では、A+B信号のみを読み出す領域(図6(b)の中央の領域)に比べてA+B信号とA信号を読み出す領域(図6(a)の中央の領域)の1ラインの信号の読み出し期間及びフリッカ周期がそれぞれ2倍になっている。したがって、フリッカ検出/補正部503に入力される画素信号に着目すると、撮像素子500の位相差検出に使用する領域に対応した画像信号に基づいて検出されるフリッカの周期は、位相差検出に使用しない領域に対応した画像信号に基づいて検出されるフリッカの周期の略半分の周期となる。この場合、撮像素子500の位相差検出に使用する領域と位相差検出に使用しない領域とでは、フリッカ検出周期が異なってしまうので、発生しているフリッカを正しく検出することができない。したがって、誤って検出したフリッカに基づいてフリッカ補正を行うことでユーザが意図しない不自然な明るさの画像が取得されてしまう。
そこで、本実施形態では、撮像素子500の位相差検出に使用する領域と使用しない領域とのフリッカ検出周期のずれが、フリッカ検出に影響を与えないレベルとなるように撮像素子500の駆動を制御することでこの問題を解決する。
図7は、システム制御部508の制御に基づくカメラのフリッカ補正の動作を説明するフローチャート図である。図7に示す各処理は、不揮発性メモリ510等の記憶部に格納されたプログラムがシステムメモリ509に展開されてシステム制御部508のCPU等により実行される。ここで、以下の説明では、撮像素子500の1フレーム内で位相差検出に使用しない領域を領域1,3とし、位相差検出に使用する領域(A+B信号とA信号を読み出す領域)を領域2とする。
図7において、ステップS701では、システム制御部508は、フリッカ補正のオン/オフ判定を行い、フリッカ補正がオン場合は、ステップS702に進み、フリッカ補正がオフの場合は、処理を終了する。ステップS702では、システム制御部508は、撮像素子500のフレーム内で駆動方式が位相差検出を行う駆動方式に変更されている画素領域があるか否かを判断する。そして、システム制御部508は、駆動方式が変更されている画素領域がある場合は、ステップS703に進み、そうでない場合は、ステップS711に進む。
ステップS703では、システム制御部508は、撮像素子500の駆動方式が変更されている画素の領域情報を取得し、ステップS704に進む。ステップS704では、システム制御部508は、フリッカ検出行選択部504により、ステップS703で取得した領域情報を基に異なる領域ごとにフリッカ検出用のラインを選択し、ステップS705に進む。
このとき、システム制御部508は、フリッカ検出行選択部504に入力されるA+B信号について、領域2と領域1,3とのフリッカ周波数が一致(略一致も含む。)するようにフリッカ検出用のラインを選択する。本実施形態でシステム制御部508は、領域2と領域1,3のフリッカ周波数が一致するように、領域1,3に対応するラインを間引き読み出しする。これにより、位相差検出に使用する領域2において、図6(a)及び図6(b)で1ラインの信号の読み出し期間及びフリッカ周期を合わせることができる。なお、領域1,3のフリッカ検出用のラインとしては、領域2のフリッカ検出用のラインの数と一致するのが好ましいが、フリッカを誤検出しないような差であれば、領域1,3と領域2のフリッカ検出用のライン数が異なっていてもよい。
ステップS705では、システム制御部508は、フリッカ検出部505により、ステップS704で選択されたフリッカ検出用ラインからフリッカ成分を検出し、ステップS706に進む。
ステップS706では、システム制御部508は、ステップS705で検出したフリッカ成分の情報を基にフレーム内でフリッカが発生しているか否かを判断する。そして、システム制御部508は、フリッカが発生している場合は、ステップS705で検出したフリッカ成分を基に、フリッカ補正値算出部506により、ステップS707〜S709で各領域1〜3ごとのフリッカ補正値を算出してステップS710に進む。また、システム制御部508は、ステップS706でフリッカが発生していないと判断した場合は、ステップS701に戻ってその後の処理を継続する。
ステップS710では、システム制御部508は、フリッカ補正部507により、ステップS707〜S709で算出したフリッカ補正値を基に各領域1〜3ごとにフリッカ補正を行い、ステップS701に戻ってその後の処理を継続する。
一方、ステップS711以降は、撮像素子500の駆動方式が位相差検出用に変更されていないので、通常の処理を行う。即ち、ステップS711では、システム制御部508は、フリッカ検出行選択部504によるフリッカ検出用のラインの選択は行わず、フリッカ検出部505により、すべてのラインでフリッカ成分を検出し、ステップS712に進む。
ステップS712では、システム制御部508は、ステップS711で検出したフリッカ成分の情報を基にフリッカが発生しているか否かを判断する。そして、システム制御部508は、フリッカが発生していない場合は、ステップS701に戻り、フリッカが発生している場合は、ステップS713に進む。
ステップS713では、システム制御部508は、フリッカ補正値算出部506により、フリッカ補正値を算出してステップS714に進む。ステップS714では、システム制御部508は、フリッカ補正部507により、ステップS713で算出したフリッカ補正値を基にフリッカ補正を行い、ステップS701に戻ってその後の処理を継続する。なお、本実施形態では、撮像素子500の駆動フレームレートに合わせて、フレームごとに図7に図示するような、フリッカ検出および補正に関する処理を実行する構成であるが、所定数のフレームごとに当該処理を実行する構成であってもよい。また、本実施形態では、位相差検出用の領域が1つの場合を例示したが、2つ以上の位相差検出用の領域を有する場合でも、同様に、各領域でフリッカの検出及び補正を行う。
以上説明したように、本実施形態では、撮像素子500のフレーム内で駆動方式が位相差検出用に変更されている画素領域がある場合は、フリッカ補正時に領域2と領域1,3とのフリッカ周波数が一致するようにフリッカ検出用のラインを選択する。
そして、選択されたフリッカ検出用ラインからフリッカ成分を検出して各領域1〜3ごとにフリッカ補正値を算出し、算出したフリッカ補正値を基にフリッカ補正を行う。これにより、駆動方式がフレーム内で領域ごとに変化する撮像素子500であっても、正確にフリッカの検出及び補正を行うことができる。
(第2の実施形態)
次に、図8及び図9を参照して、本発明の画像処理装置の第2の実施形態であるデジタルカメラについて説明する。図8は、本実施形態のデジタルカメラのシステム構成を示すブロック図である。なお、本実施形態では、上記第1の実施形態に対して重複又は相当する部分については、図及び符号を流用し、相違する部分についてのみ説明する。
図8に示すように、本実施形態では、上記第1の実施形態(図1)に対して、フリッカ検出部505の処理が異なり、また、フリッカ検出用のラインを選択するフリッカ検出行選択部504は設けられていない。
フリッカ検出部505は、撮像素子500の駆動方式がフレーム内で領域ごとに変化した場合、異なる領域1〜3ごとにフリッカの周波数成分を検出する。フリッカ補正値算出部506は、フリッカ検出部505で検出した異なる駆動領域1〜3ごとのフリッカの周波数成分に応じてそれぞれ対応する領域1〜3のフリッカ補正値を算出する。
図9は、システム制御部508の制御に基づくカメラのフリッカ補正の動作を説明するフローチャート図である。図9に示す各処理は、不揮発性メモリ510等の記憶部に格納されたプログラムがシステムメモリ509に展開されてシステム制御部508のCPU等により実行される。
図9において、システム制御部508は、上記第1の実施形態のステップS701,S702と同様に、ステップS901でフリッカ補正がオン場合は、ステップS902で駆動方式が変更されている画素領域がある否かを判断する。そして、システム制御部508は、駆動方式が変更されている画素領域がある場合は、ステップS903に進み、そうでない場合は、ステップS912に進む。ステップS903では、システム制御部508は、撮像素子500の駆動方式が変更されている画素の領域情報を取得し、ステップS904に進む。
そして、システム制御部508は、ステップS903で取得した領域情報を基に、フリッカ検出部505により、ステップS904〜ステップS906で各領域1〜3ごとのフリッカ成分を検出し、ステップS907に進む。
このとき、システム制御部508は、位相差検出に使用する領域2は、位相差検出に使用しない領域1,3の2倍(略2倍も含む。)の周期でフリッカ成分を検出する。これにより、位相差検出に使用する領域2において、図6(a)及び図6(b)で1ラインの信号の読み出し期間及びフリッカ周期を合わせることができる。
なお、本実施形態では、位相差検出に使用する領域2において、A信号とA+B信号を読み出す場合について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、領域1,でA+B信号を読み出し、領域2においてA信号とB信号とA+B信号を読み出す場合、システム制御部508は、領域2のフリッカ検出周期を領域1,3の3倍に設定すればよい。また、本実施形態では、位相差検出に使用する領域のフリッカ検出周期を、位相差検出に使用しない領域におけるフリッカ検出周期の2倍に設定したが、これに限定されるものではない。例えば、フリッカの検出に与える影響が小さければ、位相差検出に使用する領域のフリッカ検出周期が、使用しない領域のフリッカ検出周期に対して厳密な倍数とならない構成であってもよい。
ステップS907では、システム制御部508は、ステップS904〜ステップS906で検出した異なる領域のフリッカ成分の情報を基にフレーム内でフリッカが発生しているか否かを判断する。そして、システム制御部508は、フリッカが発生している場合は、ステップS904〜S906で検出した異なる領域のフリッカ成分の情報を基に、フリッカ補正値算出部506により、それぞれ対応する領域1〜3のフリッカ補正値を算出する。
具体的には、ステップS908では、システム制御部508は、フリッカ補正値算出部506により、ステップS904で検出した領域1のフリッカ成分の情報を基に領域1のフリッカ補正値を算出し、ステップS909に進む。
ステップS909では、システム制御部508は、フリッカ補正値算出部506により、ステップS905で検出した領域2のフリッカ成分(2倍のフリッカ周期)の情報を基に領域2のフリッカ補正値を算出し、ステップS910に進む。
ステップS910では、システム制御部508は、フリッカ補正値算出部506により、ステップS906で検出した領域3のフリッカ成分の情報を基に領域3のフリッカ補正値を算出し、ステップS911に進む。また、システム制御部508は、ステップS907でフリッカが発生していないと判断した場合は、ステップS901に戻ってその後の処理を継続する。
ステップS911では、システム制御部508は、フリッカ補正部507により、ステップS908〜S910で算出した領域1〜3ごとのフリッカ補正値を基にそれぞれ対応する領域1〜3のフリッカを補正し、ステップS901に戻りその後の処理を継続する。
一方、ステップS912では、本実施形態では、フリッカ検出行選択部504を備えていないため、システム制御部508は、フレーム内で領域を分割することなく、フリッカ成分を検出し、ステップS913に進む。なお、その後のステップS913〜ステップS915の処理は、上記第1の実施形態(図7)のステップS712〜ステップS714の処理と同様であるため、その説明を省略する。
以上説明したように、本実施形態では、撮像素子500のフレーム内で駆動方式が変更されている画素領域がある場合、位相差検出に使用する領域2については、位相差検出に使用しない領域1,3の2倍の周期でフリッカ成分を検出する。
そして、各領域1〜3ごとのフリッカ補正値を算出し、算出した各領域1〜3のフリッカ補正値を基にそれぞれの領域1〜3のフリッカ補正を行う。これにより、駆動方式がフレーム内で領域ごとに変化する撮像素子500であっても、正確にフリッカの検出及び補正を行うことができる。その他の構成、及び作用効果は、上記第1の実施形態と同様である。
(第3の実施形態)
次に、図10を参照して、本発明の画像処理装置の第3の実施形態であるデジタルカメラについて説明する。なお、本実施形態では、上記第1及び第2の実施形態に対して、重複又は相当する部分については、図及び符号を流用し、相違する部分についてのみ説明する。また、本実施形態のデジタルカメラのシステム構成については、上記第2の実施形態の図8と同様である。
上記第2の実施形態において、領域1〜3のそれぞれでフリッカ検出を行った場合、位相差検出に使用する領域2の垂直ライン数が少ないと、正確にフリッカ検出ができない可能性がある。
そこで、本実施形態では、位相差検出に使用する領域2が所定のライン数よりも少ない場合は、位相差検出用の領域2のフリッカの検出情報は使用せず、領域1,3、即ち、通常の画像用の画素領域のフリッカ検出情報のみを用いてフリッカ検出及び補正を行う。
図10は、システム制御部508の制御に基づくカメラのフリッカ補正の動作を説明するフローチャート図である。図10に示す各処理は、不揮発性メモリ510等の記憶部に格納されたプログラムがシステムメモリ509に展開されてシステム制御部508のCPU等により実行される。
なお、図10のステップ1001〜S1003、S1005〜S1012及びステップS1019〜S1022は、それぞれ図9のステップS901〜S903、S904〜S911及びステップS912〜S915と同様の処理であるため、その説明を省略する。
図10において、ステップS1004では、システム制御部508は、撮像素子500の位相差検出に使用する領域2があらかじめ定めた所定のライン数を超えているか否かを判断する。なお、当該所定のライン数としては、例えば、撮像素子500の全ライン数に対する1/10以下の数などを閾値とすれば、フリッカ検出の精度を向上させるのに効果的である。そして、システム制御部508は、所定のライン数を超えている場合は、ステップS1005〜ステップS1012で図9のステップS904〜ステップS911と同様の処理を行う。一方、システム制御部508は、位相差検出に使用する領域2が所定のライン数以下の場合は、ステップS1013以降の処理に進む。
ステップS1013及びステップS1014では、システム制御部508は、フリッカ検出部505により、位相差検出に使用する領域2を除いた各領域1,3のフリッカ成分を検出し、ステップS1015に進む。
ステップS1015では、システム制御部508は、ステップS1013及びS1014で検出したフリッカ成分の情報を基にフレーム内でフリッカが発生しているか否かを判断する。そして、システム制御部508は、フリッカが発生していた場合は、ステップS1016に進み、フリッカが発生していない場合は、ステップS1001に戻ってその後の処理を継続する。
そして、ステップS1016〜S1018では、システム制御部508は、フリッカ補正値算出部506により、ステップS1013及びS1014で検出したフリッカ成分の情報を基に領域1〜3ごとのフリッカ補正値を算出し、ステップS1012に進む。ステップS1012では、システム制御部508は、フリッカ補正部507により、ステップS1016〜S1018で算出したフリッカ補正値を基にフリッカ補正を行い、ステップS1001に戻ってその後の処理を継続する。
以上説明したように、本実施形態では、位相差検出に使用する領域2が所定のライン数以下の場合は、領域2のフリッカの検出情報は使用せず、通常の画像用の領域1,3のフリッカ成分のみを用いてフリッカの検出及び補正を行う。これにより、位相差検出に使用する領域2が所定のライン数以下の場合においても、正確にフリッカ検出を行うことができる。その他の構成、及び作用効果は、上記第1及び第2の実施形態と同様である。
なお、本発明は、上記各実施形態に例示したものに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
例えば、上記各実施形態では、撮像素子500のラインごとに位相差検出に使用する領域と使用しない領域を区分けして説明したが、これに限定されるものではない。例えば、位相差検出に使用する領域が、撮像素子500において離散的に配されているような構成であってもよい。
また、上記各実施形態では、本発明の画像処理装置として、撮像装置の一例であるデジタルカメラを例示したが、これに限定されない。例えば、デジタルビデオカメラやスマートフォンなどの可搬デバイスなどや、セキュリティカメラなど、デジタルカメラ以外の撮像装置であってもよい。
また、図1及び図8に示す機能ブロックの1つ以上は、ASICやプログラマブルロジックアレイ(PLA)などのハードウェアによって実現されてもよいし、CPUやMPU等のプログラマブルプロセッサがソフトウェアを実行することで実現されてもよい。また、ソフトウェアとハードウェアの組み合わせによって実現されてもよい。したがって、以下の説明において、異なる機能ブロックが動作主体として記載されている場合であっても、同じハードウェアが主体として実現されうる。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムをネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
500 撮像素子
502 位相差検出部
504 フリッカ検出行選択部
505 フリッカ検出部
506 フリッカ補正値算出部
507 フリッカ補正部
508 システム制御部
509 システムメモリ
510 不揮発性メモリ

Claims (9)

  1. 位相差検出用の画素領域を有し、フレーム内で領域ごとに駆動方式の変更が可能な撮像素子から読み出した画像用の画素信号のフリッカ成分を検出するフリッカ検出手段を備え、
    前記フリッカ検出手段は、前記撮像素子の駆動方式が位相差検出を行う駆動方式に変更された場合、前記フレーム内で位相差検出に使用する領域の前記フリッカ成分の周期が前記位相差検出に使用しない領域の前記フリッカ成分の周期に一致するように前記フリッカ成分を検出することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記撮像素子から信号を読み出す駆動手段を有し、
    前記位相差検出用の画素領域は、第1の光電変換部と第2の光電変換部を備えた画素が行方向に配列された前記撮像素子の領域であって、
    前記駆動手段は、前記位相差検出用の画素領域からは、前記第1の光電変換部の信号および前記第2の光電変換部の信号ともに前記第1の光電変換部の信号を読み出し、前記位相差検出用ではない画素領域からは、前記第1の光電変換部の信号および前記第2の光電変換部の信号のみを読み出すことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記フリッカ検出手段は、位相差検出に使用する領域の前記フリッカの周波数が前記位相差検出に使用しない領域の前記フリッカの周波数と一致するようにフリッカ検出用のラインを選択し、前記選択された前記フリッカ検出用のラインからフリッカ成分を検出することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。
  4. 前記フリッカ検出手段により検出された前記フリッカ成分の情報に基づいて前記画像用の画素信号のフリッカ成分を補正する補正手段を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  5. 前記フリッカ検出手段は、前記位相差検出に使用する領域と前記位相差検出に使用しない領域とのそれぞれの領域で前記フリッカ成分を検出し、
    前記補正手段は、前記フリッカ検出手段により検出された前記フリッカ成分の情報に基づいて前記それぞれの領域の前記フリッカ成分を補正することを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。
  6. 前記フリッカ検出手段は、前記位相差検出に使用する領域と前記位相差検出に使用しない領域とのそれぞれでかかる前記画像用の画素信号の読み出し期間の差に基づいて前記それぞれの領域の前記フリッカ成分を検出することを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置。
  7. 前記フリッカ検出手段は、前記位相差検出に使用する領域のライン数があらかじめ定めたライン数以下の場合、前記位相差検出に使用する領域を前記フリッカ成分の検出に使用しないことを特徴とする請求項5又は6に記載の画像処理装置。
  8. 位相差検出用の画素領域を有し、フレーム内で領域ごとに駆動方式の変更が可能な撮像素子から読み出した画像用の画素信号のフリッカ成分を検出するフリッカ検出ステップを備え、
    前記フリッカ検出ステップは、前記撮像素子の駆動方式が位相差検出を行う駆動方式に変更された場合、前記フレーム内で前記位相差検出に使用する領域の前記フリッカ成分の周期が前記位相差検出に使用しない領域の前記フリッカ成分の周期に一致するように前記フリッカ成分を検出することを特徴とする画像処理装置の制御方法。
  9. 請求項に記載の画像処理装置の制御方法の各ステップをコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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