JP6699501B2 - シャッター装置および台間機 - Google Patents

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Description

本発明は、遊技機に設けられるシャッター装置、台間機に関する。
遊技場では、遊技を行う遊技者に対して遊技球(パチンコ球)を払い出すための台間機が遊技機に隣接して配置されている。この台間機は、台間機本体と、台間機本体が嵌め込まれるホルダーとを備えている。
図18は、島の球通路から台間機に遊技球が供給される部分の構成の一例を示す断面図である。同図に示すように、ホルダー200は、島の球通路から供給されてきた遊技球を球取込口211にて取り込み、台間機本体100の内部における内部球通路115内に供給するようになっている。
また、ホルダー200には、球取込口211を開閉するシャッター231が設けられている。このシャッター231は、台間機本体100がホルダー200に嵌め込まれているときは、シャッター231を台間機本体100の後方側の端面100aが押し込むことによりシャッター231が後方側にスライドして開状態となることで、島の球通路からの球が台間機本体100の内部球通路115へ供給される。
一方、台間機本体100がホルダー200から取り外されるときは、シャッター231の突出部233から台間機本体100の端面100aが離れることによりシャッター231が前方側にスライドして閉状態となる。具体的に、閉状態では、シャッター231の当接部235aが球取込口211を完全に塞ぐことなく、球取込口211に向けて後方側から前方側に少し突出することで、球取込口211における開口幅を狭め、島の球通路からの遊技球の取り込みを止めている(図19(a),(b))。
例えば、特許文献1には、上述のような構成を備える遊技媒体払出機が開示されている。具体的に、特許文献1には、遊技媒体を払い出す遊技媒体払出機であって、払出機本体と、前記払出機本体を支持する支持体とを備え、前記支持体には、前記払出機本体に遊技媒体を供給する供給口と、前記供給口を開閉するシャッターと、前記供給口を開口させる開口位置から前記供給口を閉塞する閉塞位置に向かって前記シャッターを移動させる方向に付勢する付勢部材とが設けられ、前記シャッターは、前記支持体に対して回転可能に取り付けられ、前記払出機本体が前記支持体から取り外されている状態では前記閉塞位置に配置され、前記払出機本体が前記支持体に取り付けられている状態では、前記払出機本体によって押されることにより、前記開口位置に配置されることが開示されている。また、シャッターは、供給口を完全に閉塞する大きさでなくても良いことが開示されている。
特開2008−245920号公報(2008年10月16日公開)
しかしながら、上述の従来技術において、シャッター231が球取込口211の一部を閉じる場合に、シャッター231に支持された遊技球の圧(遊技球の自重による分圧)がシャッター231が開く方向(後方側)に発生してしまう。このため、島とホルダー200との間の分岐通路216が長く、シャッター231が支持する遊技球が多くなれば、遊技球の圧によってシャッター231が開いてしまい、島の球通路からの遊技球の取り込みを止めることができないといった問題がある。
また、シャッター231が開く方向への遊技球の圧を低減するよう、当接部235aをさらに前方側に突出させる場合には、図19(b)に比べ図19(a)のように長いストロークが必要となり、構造が大型化するといった問題がある。
また、特許文献1の技術においても、シャッターが供給口の一部を閉じる場合には、シャッターに支持された遊技球の圧がシャッターが開く方向(回転方向)に発生してしまい、図18のような前後方向にスライドするタイプと同様の問題が生じる。
本発明は、前記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、よりコンパクトな構造で、遊技球の通過可能状態と通過規制状態とを確実に切り換えることが可能なシャッター装置および台間機を実現することにある。
上記の課題を解決するために、本発明のシャッター装置は、遊技機で用いられる遊技球の通路に設けられるシャッター装置であって、前記通路の内部に、前記遊技球の通過可能状態と通過規制状態とを移動することによって切り換える遮断部材を備え、前記遮断部材は、前記通過規制状態において前記通路内で前記遊技球と当接する当接部を有し、前記当接部は前記遮断部材の移動方向に平行となる所定の長さを備えており、前記当接部は、鉛直方向から見て、前記遊技球の中心を通る前記移動方向の直線に対して所定の距離だけ離れた位置で該遊技球と当接する。
上記構成によれば、通過規制状態では、当接部は、当該遮断部材の移動方向に平行な方向において前記通路内に所定の長さで配置される。すなわち、遮断部材の移動に伴って、遊技球が当接部上を移動して通過規制状態となる。この際に、鉛直方向から見て、遊技球の中心を通る移動方向の直線に対して、所定の距離だけ離れた位置で該遊技球と当接する。遊技球と当接部とが、遊技球の中心を通る移動方向に垂直な直線上にて接している状態の場合、移動方向には遊技球の圧が加わらない。このため、遊技球が積み重なったとしても、遊技球の自重によって遮断部材が移動することがない。
さらに、当接部と遊技球とが、該遊技球の中心を通る移動方向に垂直な直線上よりも移動方向手前側で接している状態であっても、当接部は、移動方向において、前記遊技球の中心からずれた位置で該遊技球と当接するので、次のような効果を奏する。すなわち、遊技球の自重による力が遮断部材に対して加わる方向が、遮断部材の移動方向とずれることになるので、遮断部材の移動に影響を与える方向成分の力を低減することができる。よって、遊技球の通過可能状態と通過規制状態とを確実に切り換えるために必要とされる遮断部材の移動量を少なくすることができる。
以上より、よりコンパクトな構造で、遊技球の通過可能状態と通過規制状態とを確実に切り換えることが可能なシャッター装置を提供することができる。
また、本発明のシャッター装置は、前記遮断部材を前記通過可能状態から前記通過規制状態へ移動させるように、前記遮断部材に対して弾性力を付与する弾性部材をさらに備える。
上記構成によれば、遮断部材に対して、弾性部材による弾性力に逆らう力を加えることによって、通過規制状態から通過可能状態へ移動させる一方、この弾性力に逆らう力を解除することによって、遮断部材を通過可能状態から通過規制状態へ移動させることが可能となる。
ここで、通過規制状態においては、弾性力によって遮断部材の位置が保持されることになるが、上記構成によれば、遮断部材に対して、遊技球の圧に伴い発生する弾性力に逆らう力を防止することができる。
また、本発明のシャッター装置において、前記当接部は、互いに対向する第1当接部および第2当接部を含む。
上記構成によれば、1点で遊技球を支持するよりも安定させることができる。
また、本発明のシャッター装置において、前記遮断部材が、前記通路の軸方向に垂直な面内において直線方向に移動することによって、前記遊技球の通過可能状態と通過規制状態とが切り換えられる。
上記構成によれば、直線方向に移動(スライド)し、遮断部材のうち遊技球に当接する部分は、直線方向(スライド方向)に延びている。
また、本発明のシャッター装置において、前記遮断部材が、前記通路の軸方向に垂直な面内において、支持軸を中心とした円弧形状に沿って移動することによって、前記遊技球の通過可能状態と通過規制状態とが切り換えられる。
上記構成によれば、遮断部材は支持軸を中心として回転し、遮断部材のうち遊技球に当接する部分は支持軸を中心とした円弧形状に沿って延びている。
また、本発明のシャッター装置において、前記遮断部材が、開口部を有する板状部材を含み、該開口部の縁おいて前記当接部が形成され、当該遮断部材の移動により前記開口部と前記通路との位置関係が変わることにより、前記通過可能状態と前記通過規制状態とを切り換える。
上記構成によれば、通過規制状態においては、開口部の縁に形成された当接部によって、球の自重による分力が、遮断部材の移動方向に生じるのを抑えることができる。
また、本発明のシャッター装置において、前記当接部は、前記通過規制状態において、当該遮断部材の前記通過可能状態から前記通過規制状態への移動方向の上流側から前記通路内に進入する。
上記構成によれば、当接部において遊技球と当接する。よって、遮断部材の移動方向における、当接部が遊技球から受ける分力を低減することができる。遮断部材の移動方向に垂直な方向とすることができる。これにより、遊技球の圧が高くなったとしても、通過可能状態となる方向に遮断部材が移動することがない。
また、本発明のシャッター装置は、遊技島と接続されるホルダーと、前記ホルダーに対して着脱自在に装着される台間機本体とを備える台間機に設けられ、前記遮断部材が、前記ホルダーに前記台間機本体が装着されることに伴って前記遊技球の通過可能状態に切り換えられ、前記ホルダーから前記台間機本体が取り外されることに伴って通過規制状態に切り換えられる。
また、上記課題を解決するために、本発明の台間機は、ホルダーと、前記ホルダーに対して着脱自在に装着される台間機本体と、前記シャッター装置とを備え、前記シャッター装置は、前記ホルダーに前記台間機本体が装着されることに伴って、前記通過可能状態に切り換えることで、前記ホルダーから前記台間機本体へと遊技球が供給され、前記ホルダーに前記台間機本体が取り外されることに伴って、前記通過規制状態に切り換えることで、前記ホルダーから前記台間機本体への遊技球の通過を規制する。
上記構成によれば、よりコンパクトな構造で、遊技球の通過可能状態と通過規制状態とを確実に切り換えることが可能な台間機を提供することができる。
本発明は、よりコンパクトな構造で、遊技球の通過可能状態と通過規制状態とを確実に切り換えることができるといった効果を奏する。
第1の実施形態における遊技島を前方から見た斜視図である。 第1の実施形態における台間機の構成を示す斜視図である。 第1の実施形態におけるシャッター部の通過規制状態を示す図である。 第1の実施形態におけるシャッター部の通過可能状態を示す図である。 図3(a)を拡大した平面図である。 図4(a)を拡大した平面図である。 図3〜5と同様のシャッター部であって、ストロークを変えた場合におけるシャッター部の閉状態を示す図である。 第1の実施形態におけるシャッター部の開閉を示す図である。 球を通過させ易くすることを優先した別形態のシャッター部の開閉を示す図である。 球の通過を規制し易くすることを優先した別形態におけるシャッター部の開閉を示す図である。 本願のシャッター部と別形態のシャッター部とのストロークの比較を示す図である。 本願のシャッター部と別形態のシャッター部についての分力を計測した図である。 第1の変形例におけるシャッター部を示す平面図である。 第2の変形例におけるシャッター部を示す平面図である。 第3の変形例におけるシャッター部を示す平面図である。 第4の変形例におけるシャッター部を示す平面図である。 第5の変形例におけるシャッター部を示す平面図である。 島の球通路から台間機に球が供給される部分の従来構成の一例を示す断面図である。 従来のシャッター部について、ストロークを変化させた場合を示す断面図である。
(第1の実施形態)
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。図1は、第1の実施形態における遊技島(パチンコ島)を前方から見た斜視図である。図1に示されるように、遊技島2は、複数の台間機1と、複数の遊技機(パチンコ)3と、島の球通路5と、球供給装置7とを含む。
遊技島2において、遊技機3と、遊技機3に対応する台間機1とが、島の球通路5より下方に、島の球通路5に沿って複数台並設されている。そして、島の球通路5から複数の台間機1それぞれに繋がる複数の分岐通路6が設けられ、球供給装置7が供給する遊技球(以下、単に「球」という)が島の球通路5から各分岐通路6内を流下して、各台間機1に供給されるようになっている。
台間機1は、紙幣(現金)を投入するための紙幣投入口と、遊技者の操作を受け付ける操作パネルと、球を放出するノズル23等を有し、紙幣投入口より紙幣が投入されると、投入された紙幣に応じた数量の球をノズル23より放出することで、球を遊技者に提供する構成になっている。そして、遊技者は、台間機1から提供された球を用いて、遊技機3で遊技を行うことも可能である。
図2は、第1の実施形態における台間機の構成を示す斜視図である。図2に示されるように、台間機1は、上述の紙幣投入口、操作パネルおよびノズル23が前方側に設けられる台間機本体13と、台間機本体13が前方側から嵌め込み自在に装着されるホルダー12とを含む。図2では、ホルダー12から台間機本体13が取り外された状態が示されている。なお、以下では、台間機1の側面のうち、島の球通路5の上流側を右側、島の球通路5の下流側を左側とする。
台間機本体13は、上述の紙幣投入口、操作パネルおよびノズル23の他に、上下に細長い扁平な直方体形状のケースに、ディスペンサ16、ビルバリ18、電源19、制御基板20、ICカードユニット21、計数モジュール22、内部球通路15、球払出通路17および通信機器等が組み込まれ、予めユニット化されたものである。
分岐通路6からの球は円形の球取込口14を介して台間機本体13内に取り込まれ、その取り込まれた球は、上端側が球取込口14と連通し、下端側がディスペンサ16に接続された内部球通路15を介してディスペンサ16に送られる。ディスペンサ16は、指定された数の球を払い出す。ディスペンサ16から払い出された球は、球払出通路17を介してノズル23に送られ、ノズル23から遊技機3(図1参照)に供給される。
また、台間機本体13は、ケース上面の角に位置する角部24に段差形状を有している。具体的には、台間機本体13の角部24には、前方側から第1水平面24aと、第1垂直面24bと、第1水平面24aより低い第2水平面24cとからなる段差が形成されている。この第2水平面24cに、分岐通路6からの球を取り込むための球取込口14が形成されている。
ホルダー12は、分岐通路6を介して島の球通路5と接続され、台間機本体13の上面側、下面側および背面側を支持するよう構成される略C字形状のケースである。ホルダー12は、台間機本体13の角部24と対応する位置に、円形の球取込口11を含む角部10が形成されている。
具体的に、ホルダー12の角部10は、台間機本体13と同様に段差形状となっており、前方側から第3水平面10aと、第2垂直面10bと、第3水平面10aより低い第4水平面10cとで構成される段差が形成されている。この第4水平面10cには、球取込口11が形成され、第4水平面10cの裏面側には、シャッター部(シャッター装置)30が設けられている(図3参照)。
シャッター部30は、島の球通路5から流下する球を台間機本体13に供給する供給口(球取込口11)を開閉させることに応じて通過可能状態と通過規制状態とを切り換えるものであり、通過可能状態において、供給口を開くよう移動し、通過規制状態において、供給口を一部閉じるよう移動し、水平面内で該開閉方向に垂直な方向から球に当接することで球の通過を規制する。
第1の実施形態においては、ホルダー12が台間機本体13に嵌め込まれているときには、ホルダー12の球取込口11の下方に台間機本体13の球取込口14が位置する。このとき、シャッター部30は、通過可能状態に切り換えて、球取込口11を開くことで、ホルダー12から台間機本体13に球が供給される。一方、台間機本体13がホルダー12から取り外されているときには、通過規制状態に切り換えて、球取込口11を一部塞ぐことで、ホルダー12から台間機本体13への球の通過を規制するようになっている。
図3,4は、第1の実施形態におけるシャッター部30の一例を示す平面図である。図3(a)は球の取り込みを止める状態のシャッター部30の平面図であり、図3(b)は図3(a)のA−A断面図である。また、図4(a)は球の取り込みが可能な状態のシャッター部の平面図であり、図4(b)は図4(a)のB−B断面図である。
また、図3,4では、台間機1の前後方向に平行であって、ホルダー12(台間機本体13)の球取込口11(球取込口14)の中心を通る線aと、シャッター(遮断部材)31の前後方向に対して垂直な方向であって、ホルダー12(台間機本体13)の球取込口11(球取込口14)の中心を通る線bが示されている。なお、図3,4より後の図においても、同様に線a,bが示されている。
図3(a),(b)に示されるように、シャッター部30は、シャッター31と、バネ(弾性部材)36とを含む。シャッター31は、ホルダー12の第4水平面10cの裏面側において、前後方向(線a方向、水平面内における直線的な方向)にスライド可能に取り付けられる。例えば、シャッター31は、左右方向(線b方向)から前後方向の摺動が可能となるようガイドされる構成であればよい。
シャッター31は、開口部35を有する板状部材32と、板状部材32の一端側から屈曲して下側(台間機本体13側)に垂直に延びる突出部33と、板状部材32の一端側から屈曲して上側(島の球通路5側)に突出するバネ取付部34とを含む。バネ取付部34は、突出部33と同じ側である後方側の端部に取り付けられる。バネ36は、一端がバネ取付部34に取り付けられ、他端がホルダー12の第2垂直面10bに取り付けられ、前方側(第2垂直面10b側)に付勢されている。
突出部33は、シャッター部30が球を取り込み可能な状態のときには、台間機本体13と当接しており、シャッター部30が球の取り込みを止める状態のときには、台間機本体13との当接が解除されている。
具体的には、台間機本体13がホルダー12から取り外されているときには、台間機本体13の後方側の端面13aが突出部33から離れることで、シャッター31がバネ36の付勢方向(前方側)にスライドすることにより、ホルダー12の球取込口11と台間機本体13の球取込口14との間をシャッター31が一部遮り(閉状態)、分岐通路6からの球を止める(図3)。一方、台間機本体13がホルダー12に嵌め込まれているときには、台間機本体13の端面13aが突出部33に押し当てられることで、シャッター31がバネ36の付勢方向とは反対側(後方側)にスライドし、ホルダー12の球取込口11と台間機本体13の球取込口14との間に開口部35が位置するようになる(開状態)(図4)。
図5は、図3(a)を拡大した平面図であり、図6は、図4(a)を拡大した平面図である。図5,6に示されるように、シャッター31の開口部35は、その縁において、スライド方向(線b)に平行に所定長さ延びる2つの当接片35a,35bを有し、それら当接片35a,35bはシャッター31のスライド方向に対して垂直な方向において、互いに対向するよう球取込口11内に少し突出している(線aを間にして、互いに対向するよう設けられる。)。
第1の実施形態では、開口部35は、後方側に形成された略円形の支持孔37と、前方側に形成された矩形の非支持孔38とから成る鍵穴形状であり、開口部35における線a方向の幅は球取込口11より大きく、非支持孔38の線b方向の幅は球取込口11より大きく開口されている。支持孔37は、非支持孔38および球取込口11より小さく開口されており、線a方向と平行となる対向する縁の端部において形成されているのが当接片35a,35bとなっている。
シャッター31が閉状態のときには、支持孔37が球取込口11の線b上に位置するようシャッター31が前方側に移動する。具体的に、2つの当接片35a,35bが線b上に位置するようシャッター31が移動し、その位置で球に当接し、開口部35の縁のうち2つの当接片35a,35b以外では球に当接しないようになっている(図5)。
一方、シャッター31が開状態のときには、非支持孔38が球取込口の線b上に位置し、当接片35a,35bが球取込口11の縁付近に位置するようシャッター31が後方側に移動する。これにより、球が開口部35を通過することができる。
このように、シャッター31が閉状態のときに、スライド方向に球の圧が加わらないので、球圧が高くなっても、確実に球の取り込みを止めることが可能である。
図7は、図3〜5と同様のシャッター部であって、ストロークを変えた場合におけるシャッター部の閉状態を示す図である。図7(a)はストロークが大きい場合のシャッター部の閉状態を示し、図7(b)はストロークが小さい場合のシャッター部の閉状態を示す。
上述したように当接片35a,35bは所定長さ有しているため、図7(a)の場合では、シャッター31のストロークが大きいために、線b上で球が当接する当接片35a,35bの位置は、当接片35a,35bの後方側(開方向側)の端となる。また、図7(b)の場合では、シャッター31のストロークが小さいために、線b上で球が当接する当接片35a,35bの位置は、当接片35a,35bの前方側(閉方向側)の端となる。このように、シャッター31のストロークが変化しても、当接片35a,35bのスライド方向に延びている部分に球が当接すれば、シャッター31の開方向に球の圧力(分力)が発生することはない。
次に、本願のシャッター部と別形態のシャッター部との違いについて説明する。本願のシャッター部30のシャッター31は、その移動方向に平行となる所定の長さを有する当接片35a,35bであって、通過規制状態において分岐通路6内で球と当接する当接片35a,35bを有し、当接片35a,35bは、鉛直方向から見て、球の中心を通る移動方向の直線に対して所定の距離だけ離れた位置で球と当接する構成である。
この構成の場合、図8(a),(b)に示されるように、通過規制状態のとき、当接片35a,35bが球取込口11内に左右方向(線b方向)から突出して、線b上で球と当接することで球の通過を規制する一方で、図8(c),(d)に示されるように、通過可能状態のとき、当接片35a,35bが球取込口11から完全に退避しなくても、球を通過させることが可能となる。
それに対して、別形態のシャッター部130は、本願のシャッター部30と移動方向が同じであり、通過規制状態において、球の中心を通る移動方向(線a上)において当接片135aが球と当接する構成である(図9,10)。
台間機本体13がホルダー12に装着されているとき、球を通過させ易くすることを優先した図9の場合において、本願(図8)と同じストローク量で別形態のシャッター部130のシャッター131を移動させると、台間機本体13がホルダー12に装着されているときは当接片135aが玉取込口11から完全に退避するため、球を確実に通過させることができるが(図9(c),(d))、台間機本体13がホルダー12から取り外されているときはストローク量が短いために、当接片135aが球の中心まで届かず、線a上において球の中心より後方側で当接片135aが球に当接することになる(図9(a),(b))。このため、シャッター131が開く方向に分力が発生してしまい、球の自重によりシャッター131が開いてしまう。
一方、台間機本体13がホルダー12から取り外されているとき、球の通過を規制し易くすることを優先した図10の場合において、本願(図8)と同じストローク量で別形態のシャッター部130のシャッター131を移動させると、台間機本体13がホルダー12から取り外されているとき当接片135aが球の中心まで届くので、球の自重によりシャッター131が開く方向に分力は発生しないが(図10(a),(b))、台間機本体13がホルダー12に装着されているときには、当接片135aが球取込口11から十分に退避せずに、当接片135aが球に当接してしまい、球が通過できない(図10(c),(d))。
従って、別形態のシャッター部130は、本願のシャッター部30のシャッター31のストローク量より長く設定しなければ、球の通過と規制の両方を実現することができない。また、図10の場合には、ストローク量を長くすると、隙間Sを確保するために装置サイズが大きくなってしまうが、本願のシャッター部30は、ストローク量を抑えて、装置サイズを小さくすることができている。
図11は、本願のシャッター部と別形態のシャッター部とのストロークの比較を示す図である。図11(a)では、本願の当接片35a,35b間の長さが9mmである場合を例に説明する。図11(a)に示されるように、本願のシャッター部30は、(1)の通過可能状態から後方側に3.3mm移動して(2)の通過可能状態となれば、当接片35a,35bが球と当接しない。つまり、シャッター31のストローク量が3.3mmであれば、球の通過と規制を確実に実現することができる。そして、ストローク量をさらに短くしても、球の通過と規制を十分に実現することができる。
例えば、ストローク量が2mmとなるように、(2)の通過可能状態における当接片35a,35bの位置は変えずに、(3)の通過規制状態では、(1)の通過規制状態よりも当接片35a,35bを後方側に位置させた場合であっても、(3)の通過規制状態においてシャッター31が開く方向に小さい(30%程度)分力が発生してしまうが、十分に球の通過を規制することができる。
一方、図11(b)に示されるように、別形態のシャッター部130のシャッター131は、ストローク量が2mmの場合、通過可能状態に対して図11(b)の(1)の状態のとき(台間機本体13がホルダー12から取り外されているとき)に、図11(a)の(2)と同じ位置まで当接片135aが球取込口11内に突出すると(当接片135aが球の中心より後方側で当接すると)、シャッター131が開く方向に大きな(80%程度)分力が発生してしまうので、図11(b)の(2)に示すように、球圧が加わると当接片135aが球取込口11から退避してしまい、十分に球の通過を規制することができない。
図12は、本願のシャッター部と別形態のシャッター部についての分力を計測した図である。ここでは、別形態のシャッター部130と本願のシャッター部30において、通過規制状態において、同じ位置に当接片が位置し、そのときのシャッターを開く方向に発生する分力を比較する。また、球圧を10gとし、球との接触角を30°とする。
図12に示されるように、別形態のシャッター部130では、シャッター131を開く方向に発生する分力F2は、Ftan30°により5.7gとなる。一方、本願のシャッター部30では、シャッター31を開く方向に発生する分力F4は、F3cos55.3°であり、F3は、Ftan27.8°により、F4は3.00gとなる。このように、シャッターのストローク量が短い場合であっても、別形態のシャッター部130よりも、球圧によりシャッター31が開いてしまうことを抑えることが本願では可能である。
以上説明したように、第1の実施形態におけるシャッター部30は、遊技機3で用いられる球の分岐通路6に設けられる装置であって、分岐通路6の内部に、球の通過可能状態と通過規制状態とを移動することによって切り換えるシャッター31を備え、シャッター31は、通過規制状態において分岐通路6内で球と当接する当接片35a,35bを有し、当接片35a,35bはシャッター31の移動方向に平行となる所定の長さを備えており、当接片35a,35bは、鉛直方向から見て、球の中心を通る移動方向の直線に対して所定の距離だけ離れた位置で該球と当接する。
この構成により、通過規制状態では、当接片35a,35bは、当該シャッター31の移動方向に平行な方向において分岐通路6内に所定の長さで配置される。すなわち、シャッター31の移動に伴って、球が当接片35a,35b上を移動して通過規制状態となる。この際に、鉛直方向から見て、球の中心を通る移動方向の直線に対して、所定の距離だけ離れた位置で該球と当接する。球と当接片35a,35bとが、球の中心を通る移動方向に垂直な直線上にて接している状態の場合、移動方向には球の圧が加わらない。このため、球が積み重なったとしても、球の自重によってシャッター31が移動することがない。
さらに、当接片35a,35bと球とが、該球の中心を通る移動方向に垂直な直線上よりも移動方向手前側で接している状態であっても、当接片35a,35bは、移動方向において、球の中心からずれた位置で該球と当接するので、次のような効果を奏する。すなわち、球の自重による力がシャッター31に対して加わる方向が、シャッター31の移動方向とずれることになるので、シャッター31の移動に影響を与える方向成分の力を低減することができる。よって、球の通過可能状態と通過規制状態とを確実に切り換えるために必要とされるシャッター31の移動量を少なくすることができる。以上より、よりコンパクトな構造で、球の通過可能状態と通過規制状態とを確実に切り換えることが可能である。
(変形例1,2)
第1の実施形態においては、シャッター31の開口部35が有する2つの当接片35a,35bが球に当接する場合を説明したが、第1,2の変形例におけるシャッターが有する開口部は、1か所で球に当接する構成である。この構成について、図13,14に基づいて説明する。
図13は、第1の変形例におけるシャッター部を示す平面図である。図13(a)はシャッター部の閉状態を示し、図13(b)はシャッター部の開状態を示す。図13(a),(b)に示されるように、シャッター部(シャッター装置)30Aが有するシャッター(遮断部材)31Aの開口部40は、その縁に、前後方向(スライド方向)に所定長さ延びる当接片40aを有しており、当該開口部40に向かって右側から少し突出した形状となっている。
第1の変形例では、開口部40は、後方側に形成された当接片40aを含む矩形の支持孔42と、前方側に形成された矩形の非支持孔43とから構成され、開口部40の線a方向は球取込口11より大きく、支持孔42は非支持孔43より小さく開口されている。当接片40aは、支持孔42において、線a方向と平行な縁のうち右側(島の球通路5の上流側)の縁の端部において形成され、球取込口11に向かって突出している。
シャッター31Aが閉状態のときには、当接片40aが球取込口11内に入り込むようシャッター31Aが前方側に移動することで、当接片40aが線b上で球に当接し、開口部40の縁のうち当接片40a以外では球に当接しないようになり(図13(a))、シャッター31Aが開状態のときには、非支持孔43が線b上に位置し、当接片40aが球取込口11の縁付近に位置するよう、シャッター31Aが前方側に移動する。これにより、シャッター31Aが閉状態のときには、当接片40aは、スライド方向に沿っているため、シャッター31Aの開方向に球の圧力(分力)が発生することはない。
なお、当接片は、線a方向に平行であって、対向する2つの縁の一方にあればよく、図13(a),(b)に示すシャッターの形状に限定されず、すなわち第2の変形例として図14(a),(b)に示されるように、シャッター部(シャッター装置)30Bのシャッター(遮断部材)31Bは図13に示すシャッター31Aとは対称的な形状であってもよい。具体的に、線b方向に平行に、後方側(シャッター31Bの開方向側)から所定長さ延びるよう、シャッター31Bの開口部41の左側(島の球通路5の下流側)に位置する縁に当接片41aが形成されていてもよい。
(変形例3,4)
第1の実施形態では、開口部35を有するシャッター31が前後方向にスライドすることで、球取込口11を開閉する構成であったが、第3,4の変形例では、シャッターが回転することで、球取込口11を開閉する構成である。
図15は、第3の変形例におけるシャッター部を示す平面図である。図15(a)は第3の変形例におけるシャッター部の閉状態を示し、図15(b)は第3の変形例におけるシャッター部の開状態を示す。図15(a),(b)に示されるように、シャッター部(シャッター装置)30Cは、ホルダー12の水平面10cの裏面側に取り付けられ、ホルダーの球取込口11を開閉するものである。
具体的に、シャッター(遮断部材)51が、ホルダーの水平面10cの裏面側に立設された支持軸56を中心として、揺動可能に設けられる。シャッター51は、支持側部分52、球取込口側部分53、傾斜部分54およびバネ取付部分55を含む板状部材である。
支持側部分52は、球取込口11に相当する位置から所定長さ離れた位置に設けられる支持軸56に揺動自在に固定される。球取込口側部分53は、支持軸56を中心として径方向に、球取込口11の縁のうち支持軸56に対して近い側に向けて延びており、支持軸56を中心とした同心円の円弧形状に沿って延びる当接部分53aを有している。ここで、閉状態のときに当接部分53aが球取込口11内に突出するよう、当接部分53aと支持軸56との間の長さは、支持軸56と、球取込口11の縁のうち支持軸56に対して近い側の縁との間の長さより少し長くなっている。
傾斜部分54は、球取込口11を避けるように、球取込口側部分53から左後ろ側に向けて延びている。また、傾斜部分54は、端部が屈曲して下側(台間機本体13側)に突出した突出部分54aを有している。バネ取付部分55は、傾斜部分54と支持側部分52との間に設けられ、上側(ホルダー12側)に突出している。また、バネ36は、支持軸56と当接部分53aの間を交差するよう配置され、一端がバネ取付部分55に取り付けられ、他端がホルダー12の右側内側面に取り付けられ、ホルダー12の右側内側面側(傾斜部分54が延びる方向とは反対側である右前側)に付勢されている。
台間機本体13がホルダー12から取り外されているときには、台間機本体13が突出部分54aから離れることで、当接部分53aが支持軸56を中心に右周りに回転して、当接部分53aがホルダー12の球取込口11内に突出し、球取込口11を一部遮る(閉状態)(図15(a))。このとき、シャッター51において、その回転方向に沿って延びている当接部分53aにより分岐通路6からの球を支持し、支持軸56を中心とする同心円の径方向に沿った部分には当接しないため、シャッター51の開方向に球の圧力(分力)が発生することはない。
一方、台間機本体13がホルダー12に嵌め込まれているときには、台間機本体13の後方側が突出部分54aに押し当てられることで、当接部分53aが支持軸56を中心に左回りに回転し、ホルダー12の球取込口11から当接部分53aが退避する(開状態)(図15(b))。
なお、当接部分53aは、支持軸56を中心とする円弧に沿って延びた形状であればよく、図15(a),(b)の形状には限定されない。他の形状について、図16を参照して説明する。図16は、第4の変形例におけるシャッター部を示す平面図である。図16(a)は第4の変形例におけるシャッター部の閉状態を示し、図16(b)は第4の変形例におけるシャッター部の開状態を示す。図16(a),(b)に示されるように、シャッター部(シャッター装置)30Dが有するシャッター(遮断部材)61において、球取込口側部分63は、支持側部分62とで略L字形状の部材を構成し、支持側部分62に対して略垂直に右前側に延びている。
また、球取込口側部分63は、支持軸56側に近い側端部において、支持軸56を中心とした同心円の円弧形状に沿って延びる当接部分63aを有している。ここで、閉状態のときに当接部分63aが球取込口11内に突出するように、当接部分63aと支持軸56の間の長さは、支持軸56と、球取込口11の縁のうち支持軸56に対して遠い側の縁との間の長さより少し短くなっている。
ここで、さらに他の形状について、図17を参照して説明する。図17は、第5の変形例におけるシャッター部を示す平面図である。図17(a)は第5の変形例におけるシャッター部の閉状態を示し、図17(b)は第5の変形例におけるシャッター部の開状態を示す。なお、傾斜部分64、バネ取付部分65、バネ36の配置や構成は、図16と同様であるので、ここでは説明を繰り返さない。
図17に示すシャッター部(シャッター装置)30Eが備えるシャッター(遮断部材)71は、図15の当接部分53aと図16の当接部分63aの両方を合わせ持っている。具体的には、第1球取込口側部分63は、支持側部分62とで略L字形状の部材を構成し、支持側部分62に対して略垂直に右前側に延びており、支持軸56側に近い側端部において、支持軸56を中心とした同心円の円弧形状に沿って延びる第1当接部分(第1当接部)63aを有している。ここで、閉状態のときに第1当接部分63aが球取込口11内に突出するように、第1当接部分63aと支持軸56の間の長さは、支持軸56と、球取込口11の縁のうち支持軸56に対して遠い側の縁との間の長さより少し短くなっている。
また、シャッター71は、第1球取込口側部分63と支持側部分62との間に、第2球取込口側部分53を有し、第2球取り込口側部分53は、第1当接部分63aと対向する第2当接部分(第1当接部)53aを有している。第2当接部分53aは、支持軸56を中心として径方向に、球取込口11の縁のうち支持軸56に対して近い側に向けて延びており、支持軸56を中心とした同心円の円弧形状に沿って延びている。ここで、閉状態のときに第2当接部分53aが球取込口11内に突出するよう、第2当接部分53aと支持軸56との間の長さは、支持軸56と、球取込口11の縁のうち支持軸56に対して近い側の縁との間の長さより少し長くなっている。
なお、第1の実施形態においては、開口部35を有するシャッター31が前後方向にスライドする構成であったが、前後方向にスライドさせる構成でなくてもよく、支持軸を中心に回転する構成であってもよい。この場合、開口部35の縁に形成される当接部35a,35bは、第3,4の変形例と同様に、支持軸を中心とする円弧形状に沿って延びるよう形成されていればよい。同様に、第1,2の変形例においても、当接部40a,41aは、支持軸を中心とする円弧形状に沿って延びるよう形成されていればよい。
また、第3の変形例においては、支持軸56を中心に回転するシャッター51に形成された当接部分53aは、支持軸56を中心に球取込口11の近い側から球取込口11内に突出する構成であり、第4の変形例においては、支持軸56を中心に回転するシャッター61に形成された当接部分63aは、支持軸56を中心に球取込口11の遠い側から球取込口11内に突出する構成としたが、これら構成に限定するものではない。さらに他の変形例における当接部分は、シャッターの開方向から閉方向への移動方向の上流側から球取込口11内に突出して、球に当接する構成であればよく、例えば前後方向に移動するシャッターであって、その移動方向に沿った当接部分を有する棒状部材から成るシャッターが後方側(開方向側)から前方側(閉方向側)に移動することで、当接部分が後方側から球取込口11内に突出する構成であってもよい。
1 台間機
5 島の球通路
6 分岐通路(通路)
11 球取込口
12 ホルダー
13 台間機本体
30、30A、30B、30C、30D、30E シャッター部(シャッター装置)
31、31A、31B、51、61、71 シャッター(遮断部材)
35、40、41 開口部
35a,35b、40a、41a 当接片(当接部)
36 バネ(弾性部材)
53a 第2当接部分(当接部)
56 支持軸
63a 第1当接部分(当接部)

Claims (9)

  1. 遊技機で用いられる遊技球を鉛直方向に沿って流下させる遊技球の通路に設けられるシャッター装置であって、
    前記通路の内部に、前記遊技球の通過可能状態と通過規制状態とを移動することによって切り換える遮断部材を備え、
    前記遮断部材は、前記通過規制状態において前記通路内で前記遊技球と当接する当接部を有し、
    前記当接部は前記遮断部材の移動方向に平行となる所定の長さを備えており、
    前記当接部は、鉛直方向から見て、前記遊技球の中心を通る前記移動方向の直線に対して所定の距離だけ離れた位置で該遊技球と当接することを特徴とする、シャッター装置。
  2. 前記遮断部材を前記通過可能状態から前記通過規制状態へ移動させるように、前記遮断部材に対して弾性力を付与する弾性部材をさらに備えることを特徴とする、請求項1に記載のシャッター装置。
  3. 前記当接部は、互いに対向する第1当接部および第2当接部を含むことを特徴とする、請求項1または2に記載のシャッター装置。
  4. 前記遮断部材が、前記通路の軸方向に垂直な面内において直線方向に移動することによって、前記遊技球の通過可能状態と通過規制状態とが切り換えられることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載のシャッター装置。
  5. 前記遮断部材が、前記通路の軸方向に垂直な面内において、支持軸を中心とした円弧形状に沿って移動することによって、前記遊技球の通過可能状態と通過規制状態とが切り換えられることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載のシャッター装置。
  6. 前記遮断部材が、開口部を有する板状部材を含み、該開口部の縁において前記当接部が形成され、
    当該遮断部材の移動により前記開口部と前記通路との位置関係が変わることにより、前記通過可能状態と前記通過規制状態とを切り換えることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一項に記載のシャッター装置。
  7. 前記当接部は、前記通過規制状態において、当該遮断部材の前記通過可能状態から前記通過規制状態への移動方向の上流側から前記通路内に進入することを特徴とする、請求項1〜6のいずれか一項に記載のシャッター装置。
  8. 遊技島と接続されるホルダーと、前記ホルダーに対して着脱自在に装着される台間機本体とを備える台間機に設けられ、
    前記遮断部材が、前記ホルダーに前記台間機本体が装着されることに伴って前記遊技球の通過可能状態に切り換えられ、前記ホルダーから前記台間機本体が取り外されることに伴って通過規制状態に切り換えられることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか一項に記載のシャッター装置。
  9. ホルダーと、
    前記ホルダーに対して着脱自在に装着される台間機本体と、
    請求項1〜7のいずれか一項に記載のシャッター装置と、を備え、
    前記シャッター装置は、前記ホルダーに前記台間機本体が装着されることに伴って、前記通過可能状態に切り換えることで、前記ホルダーから前記台間機本体へと遊技球が供給され、前記ホルダーに前記台間機本体が取り外されることに伴って、前記通過規制状態に切り換えることで、前記ホルダーから前記台間機本体への遊技球の通過を規制することを特徴とする、台間機。
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