JP6698309B2 - 塀の補強構造及び補強部材 - Google Patents
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Description
「補強部材が塀に取り付けられた塀の補強構造であり、
前記補強部材は、
平板状のベース部と平板状の立壁部とがL字形をなしており、前記ベース部に複数のアンカー用孔部が貫設されていると共に前記立壁部にボルト用孔部が貫設されている第一部材と、
平板状で、前記立壁部とそれぞれの一端を揃えて重ね合わせたときに、前記ボルト用孔部と一致する位置に第二ボルト用孔部が貫設されている第二部材と、
長さが前記塀の高さの40%〜100%である長尺アンカーの複数と、を具備し、
前記第一部材の前記ベース部が地盤表面に当接していると共に、
前記第一部材の前記立壁部と前記第二部材がともに塀に当接して前記塀を挟み込んでいる状態で、前記ボルト用孔部及び前記第二ボルト用孔部を貫通するボルトとナットにより前記立壁部と前記第二部材が締結されており、
前記ベース部における前記アンカー用孔部の下方の地盤に、前記アンカー用孔部より大きく前記長尺アンカーの長さより深い地中孔部が穿設されており、
複数の前記長尺アンカーは、それぞれ前記アンカー用孔部を介して前記地中孔部に挿入された状態で前記ベース部に留め付けられていると共に、前記長尺アンカーを埋設するように前記地中孔部に充填材が充填されており、該充填材は前記地盤に直接接した状態で硬化している」ものである。
「前記補強部材は、
前記長尺アンカーが嵌挿される大きさの第二アンカー用孔部が貫設された平板状の座金を、更に具備していると共に、
前記アンカー用孔部は長孔で、
前記長尺アンカーの上端には雄ネジが形成されており、
前記長尺アンカーは、上端が前記アンカー用孔部から上方に突出し前記座金の前記第二アンカー用孔部を挿通した上で、ナットによって前記ベース部に留め付けられている」ものとすることができる。
「上記に記載の塀の補強構造に使用される補強部材であり、
平板状のベース部と平板状の立壁部とがL字形をなしており、前記ベース部に複数のアンカー用孔部が貫設されていると共に前記立壁部にボルト用孔部が貫設されている第一部材と、
平板状で、前記立壁部とそれぞれの一端を揃えて重ね合わせたときに、前記ボルト用孔部と一致する位置に第二ボルト用孔部が貫設されている第二部材と、
複数の前記アンカー用孔部それぞれに挿通するための複数の長尺アンカーと、を具備し、
前記第一部材は、前記ベース部の両側辺からそれぞれ直角に延出した一対の第一側壁と、前記立壁部の両側辺からそれぞれ直角に延出した一対の第二側壁とを備えている」ものである。これは、上記の補強構造に使用される補強部材である。
10 第一部材
11 ベース部
12 立壁部
15 アンカー用孔部
16 ボルト用孔部
20 第二部材
21 第二ボルト用孔部
30 座金
31 第二アンカー用孔部
40 長尺アンカー
55 ボルト
56 ナット
F 充填材
H 地中孔部
G 地盤
100 塀
Claims (3)
- 補強部材が塀に取り付けられた塀の補強構造であり、
前記補強部材は、
平板状のベース部と平板状の立壁部とがL字形をなしており、前記ベース部に複数のアンカー用孔部が貫設されていると共に前記立壁部にボルト用孔部が貫設されている第一部材と、
平板状で、前記立壁部とそれぞれの一端を揃えて重ね合わせたときに、前記ボルト用孔部と一致する位置に第二ボルト用孔部が貫設されている第二部材と、
長さが前記塀の高さの40%〜100%である長尺アンカーの複数と、を具備し、
前記第一部材の前記ベース部が地盤表面に当接していると共に、
前記第一部材の前記立壁部と前記第二部材がともに塀に当接して前記塀を挟み込んでいる状態で、前記ボルト用孔部及び前記第二ボルト用孔部を貫通するボルトとナットにより前記立壁部と前記第二部材が締結されており、
前記ベース部における前記アンカー用孔部の下方の地盤に、前記アンカー用孔部より大きく前記長尺アンカーの長さより深い地中孔部が穿設されており、
複数の前記長尺アンカーは、それぞれ前記アンカー用孔部を介して前記地中孔部に挿入された状態で前記ベース部に留め付けられていると共に、前記長尺アンカーを埋設するように前記地中孔部に充填材が充填されており、該充填材は前記地盤に直接に接した状態で硬化している
ことを特徴とする塀の補強構造。 - 前記補強部材は、
前記長尺アンカーが嵌挿される大きさの第二アンカー用孔部が貫設された平板状の座金を、更に具備していると共に、
前記アンカー用孔部は長孔で、
前記長尺アンカーの上端には雄ネジが形成されており、
前記長尺アンカーは、上端が前記アンカー用孔部から上方に突出し前記座金の前記第二アンカー用孔部を挿通した上で、ナットによって前記ベース部に留め付けられている
ことを特徴とする請求項1に記載の塀の補強構造。 - 請求項1または請求項2に記載の塀の補強構造に使用される補強部材であり、
平板状のベース部と平板状の立壁部とがL字形をなしており、前記ベース部に複数のアンカー用孔部が貫設されていると共に前記立壁部にボルト用孔部が貫設されている第一部材と、
平板状で、前記立壁部とそれぞれの一端を揃えて重ね合わせたときに、前記ボルト用孔部と一致する位置に第二ボルト用孔部が貫設されている第二部材と、
複数の前記アンカー用孔部それぞれに挿通するための複数の長尺アンカーと、を具備し、
前記第一部材は、前記ベース部の両側辺からそれぞれ直角に延出した一対の第一側壁と、前記立壁部の両側辺からそれぞれ直角に延出した一対の第二側壁とを備えている
ことを特徴とする補強部材。
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JP2015198494A JP6698309B2 (ja) | 2015-10-06 | 2015-10-06 | 塀の補強構造及び補強部材 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015198494A JP6698309B2 (ja) | 2015-10-06 | 2015-10-06 | 塀の補強構造及び補強部材 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2017071931A JP2017071931A (ja) | 2017-04-13 |
JP6698309B2 true JP6698309B2 (ja) | 2020-05-27 |
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Family Applications (1)
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JP2015198494A Active JP6698309B2 (ja) | 2015-10-06 | 2015-10-06 | 塀の補強構造及び補強部材 |
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- 2015-10-06 JP JP2015198494A patent/JP6698309B2/ja active Active
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