JP6697085B2 - Wi−Fi性能への影響を低減するための干渉検出のためのメカニズム - Google Patents

Wi−Fi性能への影響を低減するための干渉検出のためのメカニズム Download PDF

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Description

本出願は無線通信に関し、より詳細にはLAA/LTE−U伝送のWi−Fi通信への影響を緩和することに関する。
無線通信システムの利用が急速に広がっている。近年、スマートフォンやタブレットコンピュータなどの無線デバイスは益々洗練されてきている。現在、多くのモバイルデバイス(すなわち、ユーザ機器デバイス、又はUE)は、電話への対応に加え、インターネット、電子メール、テキストメッセージング、及び全地球測位システム(GPS)を用いたナビゲーションへのアクセスを提供し、これらの機能を利用する洗練されたアプリケーションを動作させることができる。加えて、数多くの異なる無線通信技術及び標準規格が存在する。無線通信規格の一例として、GSM、UMTS(WCDMA、TDS−CDMA)、LTE、LTE Anvanced(LTE−A)、HSPA、3GPP2 CDMA2000(例えば1xRTT、1xEV−DO、HRPD、eHRPD)、IEEE802.11(WLAN、又はWi−Fi)、IEEE802.16(WiMAX)、BLUETOOTH(商標)等が挙げられる。
無線通信デバイスに導入される絶えず増えつつある特徴及び機能はまた、無線通信と無線通信デバイスの両方を改善する継続的な必要性を生んでいる。特に、ユーザ機器(UE)デバイスを介して、例えば無線セルラ通信で使用されるセルラ電話、基地局、及び中継局などの無線デバイスを介して送信及び受信された信号の精度を確保することが重要である。加えて、UEデバイスの機能性を増加させることにより、UEデバイスの電池寿命に大きな負荷が課され得る。従って、通信を改善するためにUEデバイスが良好な送信及び受信能力を維持できるようにする一方で、UEデバイスの所要電力を削減することも非常に重要である。
携帯電話又はスマートフォン、ポータブルゲーミングデバイス、ラップトップ、ウェアラブルデバイス、PDA、タブレット、ポータブルインターネットデバイス、音楽プレイヤ、データ記憶デバイス、又は他のハンドヘルドデバイス等であってもよいUEは、様々な無線通信標準(LTE、LTE−A、Wi−Fi、BLUETOOTH(商標)等)によって定義される複数の無線アクセス技術(RAT)のサポートを可能とする複数の無線インタフェースを有してもよい。無線インタフェースは、様々なアプリケーションによって使用される場合があり、複数の無線インタフェースの存在により、UEは、同時に複数の無線インタフェースを介して(例えばLTE/LTE−A及びBLUETOOTH(商標)を介して)、アプリケーションのエンドツーエンドの性能に影響を与えることなく、そのアプリケーションをシームレスに実行するためのモビリティソリューションを実施することを余儀なくされる場合がある。すなわち、UEは、複数のRAT(例えば、LTE/LTE−A及びBLUETOOTH(商標))に対応する複数の無線インタフェースを同時に運用するためのモビリティソリューションを実施することが必要であり得る。
上記の通信規格に加えて、特定のセルラネットワークにおいて送信カバレッジを拡大することを目的とした拡張も存在する。例えば、アンライセンススペクトラム(LTE−U)におけるLTEは、多数のWi−Fiデバイスによっても使用されるアンライセンス5GHz帯域で送信することによって、セルラ電話キャリアがそのセルラネットワーク内のカバレッジを拡大することを可能にする。ライセンス補助アクセス(LAA)は、リッスンビフォアトーク(LBT)と呼ばれる競合プロトコルを使用して、Wi−Fi帯域におけるLTEの動作を標準化することを目的として同様の技術を記述し、同一帯域上の他のWi−Fiデバイスとの共存を促進する。しかし、同一帯域におけるセルラ通信とWi−Fi通信の共存により、Wi−Fi信号及びLAA/LTE−U信号の両方が存在する場合に、依然としてデータスループットの劣化及び/又はストリーミングアプリケーション(データストリーミング)の性能低下という結果になり得る。
とりわけ、Wi−Fi通信を行う際にLAA/LTE−U信号を検出し、これらLAA/LTE−U信号のWi−Fi通信上への影響を緩和する方法の実施形態が本明細書に提示される。本明細書では、無線通信システム内で互いに通信する、ユーザ機器(UE)デバイス及び/又は基地局、並びにアクセスポイント(AP)を含む無線通信システムのための実施形態が更に提示される。
いくつかの実施形態では、無線通信デバイスは、第1の無線アクセス技術(RAT)に従って第1の周波数帯域にわたって第1の無線通信を行ってもよく、また第1の無線通信を行っている間に、第2のRATに従って第1の周波数帯域にわたって行われる第2の無線通信を検出してもよい。無線通信デバイスは次いで、少なくとも検出された第2の無線通信に応答して、かつそれに基づいて、第1の無線通信に関連した特性及び/又はパラメータを調整してもよい。例えば、様々な実施形態では、5GHz帯域でWi−Fi通信を行う無線通信デバイスは、無線通信デバイスがWi−Fi通信を行っている間に、同じく5GHz帯域において行われるセルラ通信(例えば、LAA/LTE−U通信)を検出してもよい。無線通信デバイスは次いで、少なくともセルラ(LAA/LTE−U)通信の検出された信号/周波数に基づいて、Wi−Fi通信に関連する特性及び/又はパラメータを調整してもよい。
本明細書に記載された技術は、基地局、アクセスポイント、セルラ電話、ポータブルメディアプレイヤ、タブレットコンピュータ、ウェアラブルデバイス、及び様々な他のコンピューティングデバイスを含むがこれらに限られない、複数の異なるタイプのデバイス内に実施され、及び/又はそれらデバイスと共に用いられてもよいことに留意されたい。
本概要は、本明細書に記載されている主題の一部についての概要を提供することを意図している。従って、上述の特徴は単なる例であり、本明細書に記載される主題の範囲又は趣旨を決して狭めるように解釈すべきではないことが理解されよう。本明細書に記載された主題の他の特徴、態様、及び利点は、以下の詳細な説明、図面及び特許請求の範囲から明らかとなるであろう。
いくつかの実施形態による、例示的(そして簡略化された)無線通信システムを示す。
いくつかの実施形態による、例示的無線ユーザ機器(UE)デバイスと通信する例示的基地局を示す。
いくつかの実施形態による、例示的UEのブロック図を示す。
いくつかの実施形態による、例示的基地局のブロック図を示す。
いくつかの実施形態による、例示的無線通信システムを示す。
複数の異なるデバイスがWi−Fiを使用して、2.4GHz及び/又は5GHzの周波数帯域などの特定帯域にわたって互いに通信することができる例示的通信システムを示す。
典型的なライセンスアシステッドアクセス(LAA)制御及びデータスケジューリングの例を示す。
リッスンビフォアトーク(LBT)手順のための例示的フローチャートを示す。
LAA LBTのための各種パラメータに対する例示的な値を有するテーブルを示す。
Wi−Fi 拡張分散調整機能(Enhanced Distributed Coordination Function:EDCF)に対する各種パラメータに対する例示的な値を有するテーブルを示す。
ロングタームエボリューション(LTE)信号のための異なるチャネルBW構成に対応する、それぞれの最小出力電力及び送信帯域幅(BW)の例示的な値を有するテーブルを示し、更に特定のWi−Fi信号に対する適用可能な周波数スペクトルにわたる最小出力電力をプロットした例示的ダイアグラムを示す。
いくつかの実施形態による、帯域通過フィルタ処理及び電力推定を用いてLAA信号を検出するための例示的方法を表すブロック図を示す。
いくつかの実施形態による、パワースペクトル密度(PSD)推定を表す例示的なブロック図を示す。
サブフレーム内のサブフレーム及びタイムスロットを示す1次同期信号(PSS)及び2次同期信号(SSS)がいつ送信されるかを示す、例示的な無線フレームのダイアグラムを示す。
いくつかの実施形態による、LTE PSSを検出するために受信信号とZadoff−Chuシーケンスとの間のx相関を行うWi−Fiコントローラの例示的なシステム/方法を表す制御線図を示す。
図15のZadoff−Chuシーケンス34に関する信号線図のより詳細な例を示す。
いくつかの実施形態による、Wi−Fi通信に対するLAAの影響を緩和するための、無線通信デバイス内のアーキテクチャレイヤ間の干渉を表すブロック図を示す。
いくつかの実施形態による、ピアツーピア動作モードにおけるWi−Fi通信に対するLAAの影響を緩和する例示的方法のフロー図を示す。
いくつかの実施形態による、アクセスポイント(AP)動作モードにおけるWi−Fi通信に対するLAAの影響を緩和する例示的方法のフロー図を示す。
いくつかの実施形態による、ステーション動作モードにおけるWi−Fi通信に対するLAAの影響を緩和する例示的方法のフロー図を示す。
本明細書で説明される特徴は、様々な修正形態及び代替形態を許容するが、その特定の実施形態を図面において例として示し、ここで詳細に説明する。しかし、図面及びそれらに対する詳細な説明は、開示されている特定の形態に限定することを意図するものではなく、逆に、その意図は、添付の「特許請求の範囲」によって定義されるような本主題の趣旨及び範囲内に収まる、全ての修正、均等物、及び代替物を包含することである点を理解されたい。
略称
様々な略称が本出願を通して使用される。本出願を通じて出現し得る最も顕著に使用される頭字語の定義を以下に示す。
・AMR−WB:適応マルチレート広帯域
・AP:アクセスポイント
・APN:アクセスポイント名
・APR:アプリケーションプロセッサ
・BS:基地局
・BSR:バッファサイズレポート
・CMR:チェンジモードリクエスト
・DL:(BSからUEへの)ダウンリンク
・DYN:動的
・EDCF:拡張分散調整機能
・FDD:周波数分割複信
・FO:1次状態
・FT:フレームタイプ
・GPRS:汎用パケット無線サービス
・GSM:移動体通信グローバルシステム
・GTP:GPRSトンネリングプロトコル
・IR:初期化及びリフレッシュ状態
・LAN:ローカルエリアネットワーク
・LBT:リッスンビフォアトーク
・LTE:ロングタームエボリューション
・PDCP:パケットデータ収束プロトコル
・PDN:パケットデータネットワーク
・PDU:プロトコルデータユニット
・PGW:PDNゲートウェイ
・PSD:パワースペクトル密度
・PSS:1次同期信号
・PT:ペイロードタイプ
・RAT:無線アクセス技術
・RF:無線周波数
・ROHC:ロバストヘッダ圧縮
・RTP:リアルタイムトランスポートプロトコル
・RX:受信/受信する
・SID:システム識別番号
・SGW:サービングゲートウェイ
・SSS:2次同期信号
・TBS:トランスポートブロックサイズ
・TDD:時分割複信
・TX:送信/送信する
・UE:ユーザ機器
・UL:(UEからBSへの)アップリンク
・UMTS:ユニバーサル移動体通信システム
・Wi−Fi:米国電気電子学会(IEEE)802.11標準に基づく、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)のRAT
・WLAN:無線LAN
用語
以下は本明細書で出現し得る用語集である。
メモリ媒体−任意の各種タイプのメモリデバイス又は記憶デバイス用語「メモリ媒体」は、インストール媒体、例えば、CD−ROM、フロッピーディスク又はテープデバイス、DRAM、DDR RAM、SRAM、EDO RAM、Rambus RAMなどの、コンピュータシステムメモリ又はランダムアクセスメモリ、フラッシュ、磁気媒体、例えばハードドライブ、又は光記憶装置などの、不揮発性メモリ、レジスタ、又は他の同様のタイプの記憶要素などを含むことが意図されている。この記憶媒体は、他のタイプのメモリ、並びにそれらの組み合わせも含み得る。加えて、記憶媒体は、プログラムが実行される第1のコンピュータシステムに位置してもよく、又はインターネットなどのネットワークを通じて第1のコンピュータシステムに接続する、第2の異なるコンピュータシステムに位置してもよい。後者の場合には、第2のコンピュータシステムは、第1のコンピュータシステムに、実行するためのプログラム命令を提供することができる。用語「記憶媒体」は、異なる位置、例えば、ネットワークを通じて接続された異なるコンピュータシステムに存在することができる2つ以上の記憶媒体を含んでもよい。
キャリア媒体−上述のようなメモリ媒体、並びにバス、ネットワークなどの物理的伝送媒体、及び/又は電気信号、電磁信号、又はデジタル信号などの信号を伝送する他の物理的伝送媒体。
コンピュータシステム(又はコンピュータ)−パーソナルコンピュータシステム(PC)、メインフレームコンピュータシステム、ワークステーション、ネットワーク機器、インターネット機器、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、テレビシステム、グリッドコンピューティングシステム、若しくは他のデバイス又はデバイスの組み合わせを含む、任意の各種タイプのコンピューティングシステム又は処理システム。一般に、用語「コンピュータシステム」は、メモリ媒体からの命令を実行する少なくとも1つのプロセッサを有する任意のデバイス(又はデバイスの組み合わせ)を包含するように広く定義されてもよい。
ユーザ機器(UE)(又は「UEデバイス」)−無線通信を行う任意の各種タイプのコンピュータシステムデバイス。無線通信デバイスとも呼ばれ、その多くはモバイル及び/又は携帯可能である。UEデバイスの例は、携帯電話又はスマートフォン(例えばiPhone(商標)、Android(商標)ベースの電話)、iPad(商標)、Samsung Galaxy(商標)等のタブレットコンピュータ、ゲーミングデバイス(例えば、SONY PlayStation(商標)、Microsoft Xbox(商標)等)、ポータブルゲーミングデバイス(例えば、Nintendo DS(商標)、PlayStation Portable(商標)、Gameboy Advance(商標)、iPod(商標))、ラップトップ、ウェアラブルデバイス(例えばApple Watch(商標)、Google Glass(商標))、PDA、ポータブルインターネットデバイス、音楽プレイヤ、データ記憶デバイス、又は他のハンドヘルドデバイス等を含む。様々な他のタイプのデバイスが、それらがWi−Fi又はセルラとWi−Fiの両方の通信機能、例えばBLUETOOTH(商標)等の短距離無線アクセス技術(SRAT)を介した他の無線通信機能、を含むならば、このカテゴリに入るだろう。一般に、用語「UE」又は「UEデバイス」は、無線通信が可能であり、かつ可搬/モバイルでもあり得る、任意の電子、コンピューティング、及び/又は電気通信デバイス(又はデバイスの組み合わせ)を包含するように広範に定義されてもよい。
基地局(BS)−用語「基地局」は、その通常の意味の全てを有し、少なくとも、固定位置に設置され、無線電話システム又は無線システムの一部として通信するために使用される無線通信局を含む。
処理要素−デバイス、例えばユーザ機器デバイスにおいて又はセルラネットワークデバイスにおいて、1つ以上の機能を実行することができ、及び/又は、ユーザ機器デバイス又はセルラネットワークデバイスに1つ以上の機能を実行させる、様々な要素又は要素の組み合わせを指す。処理要素は、例えば、プロセッサ及び関連するメモリ、個別のプロセッサコアの一部又は回路、プロセッサコア全体、プロセッサアレイ、ASIC(特定用途向け集積回路)などの回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)などのプログラム可能なハードウェア要素、並びに上述のものの任意の様々な組み合わせを含んでもよい。
無線デバイス(又は無線通信デバイス)−WLAN通信、SRAT通信、Wi−Fi通信等を使用して無線通信を実行する各種タイプのコンピュータシステムデバイスのいずれか。本明細書で使用するとき、用語「無線デバイス」は、上で定義されたようなUEデバイス、若しくは据置型無線クライアント又は無線基地局などの据置型デバイスを指してもよい。例えば、無線デバイスは、アクセスポイント(AP)又はクライアント局(UE)などの、802.11システムの任意のタイプの無線局、若しくは例えば基地局又はセルラ電話などの、セルラ無線アクセス技術(例えば、LTE、CDMA、GSM)に従って通信する、セルラ通信システムの任意のタイプの無線局とすることができる。
Wi−Fi−用語「Wi−Fi」は、その通常の意味の全範囲を有するものであり、無線LAN(WLAN)アクセスポイントによってサービスが提供され、これらのアクセスポイントを通じてインターネットへの接続性を提供する、無線通信ネットワーク又はRATを少なくとも含む。最新のWi−Fiネットワーク(又は、WLANネットワーク)は、IEEE802.11標準規格に基づくものであり、「Wi−Fi」という名称で市場に出ている。Wi−Fi(WLAN)ネットワークは、セルラネットワークとは異なるものである。
自動的に−ユーザ入力が、アクション又は動作を直接指定又は実行することなく、コンピュータシステム(例えば、コンピュータシステムによって実行されるソフトウェア)又はデバイス(例えば、回路機構、プログラム可能ハードウェア要素、ASICなど)によって、それらのアクション又は動作が実行されることを指す。従って、用語「自動的」は、ユーザが入力を提供して操作を直接実行するような、ユーザによって手動で実行され又は指定される操作とは対照的である。自動手順は、ユーザが提供する入力によって開始されてもよいが、「自動的に」実行される後続のアクションはユーザによって指定されるものではなく、すなわち、実行するべき各アクションをユーザが指定する「手動」では実行されない。例えば、ユーザが、各フィールドを選択し、情報を明示する入力を提供することによって(例えば、情報のタイピング、チェックボックスの選択、ラジオボタンの選択などによって)、電子フォームに記入することは、コンピュータシステムが、ユーザアクションに応じて、フォームを更新しなければならない場合であっても、手動でフォームに記入することである。フォームは、コンピュータシステムによって自動的に記入されてもよく、この場合、コンピュータシステム(例えば、コンピュータシステム上で実行されるソフトウェア)は、そのフィールドに対する回答を指定するユーザ入力を何ら使用することなく、そのフォームのフィールドを分析して、フォームに記入する。上述のように、ユーザは、フォームの自動記入を呼び出すことができるが、フォームの実際の記入には関与しない(例えば、ユーザがフィールドに対する回答を手動で指定することはなく、むしろ、それらは自動的に完了される)。本明細書は、ユーザが取った動作に応じて自動的に実行される様々な動作の例を提供する。
ステーション(STA)−ここでの用語「ステーション」は、例えば、802.11プロトコルを用いて、無線で通信する能力を有する任意のデバイスを指す。ステーションは、ラップトップ、デスクトップPC、PDA、アクセスポイント又はWi−Fi電話、若しくはUEと類似の任意のタイプのデバイスであってもよい。STAは、固定型、モバイル型、可搬、又は着用可能であってもよい。無線ネットワークの用語では、一般的に、ステーション(STA)は、無線通信機能を有する任意のデバイスを広く含み、従ってステーション(STA)、無線クライアント(UE)、ノード(BS)という用語は、多くの場合、互いに交換可能に用いられる。
構成されている−様々な要素が、タスクを実行する「ように構成されている」と説明され得る。そのような文脈において「構成されている」は、動作中のタスクを実行する「構造を有する」ことを一般的に意味する広範な説明である。このように、要素は、タスクを現在実行していない場合であっても、そのタスクを実行するように構成することができる(例えば、一組の電気導体は、2つのモジュールが接続されていなくても、モジュールを別のモジュールへ電気的に接続するように構成されていてもよい)。いくつかの文脈において、「構成されている」は、動作中のタスクを実行する「回路を有する」ことを一般的に意味する広範な説明であってもよい。このように、要素は、現在オンでなくても、そのタスクを実行するように構成することができる。一般に、「構成されている」に対応する構造を形成する回路は、ハードウェア回路を含んでもよい。
本明細書の記載では、便宜上、様々な要素がタスクを実行するように説明され得る。そのような説明は、語句「構成されている」を含むように解釈されるべきである。1つ以上のタスクを実行するように構成されている要素の説明は、米国特許法112条第6パラグラフのその要素についての解釈を引き起こさないことが、明確に意図されている。
図1及び図2−例示的通信システム
図1は、いくつかの実施形態による、例示的(そして簡略化された)無線通信システムを示す。図1のシステムは、可能なシステムの単なる一例であり、実施形態は、要望に応じて、各種システム内のいずれかにおいて実施されてもよいことに留意されたい。
図示するように、例示的無線通信システムは、伝送媒体を介して1つ以上のユーザデバイス106−1〜106−Nと通信する基地局102を含む。ユーザデバイスの各々は、本明細書では「ユーザ機器」(UE)又はUEデバイスと呼ばれ得る。従って、ユーザデバイス106は、UE又はUEデバイスと呼ばれる。UEデバイスの様々なものは、本明細書で詳述するように、新しいカテゴリ「定義」に従って動作してもよい。
基地局102は、無線基地局(BTS)又はセル基地局であってもよく、UE106A〜106Nとの無線通信を可能にするハードウェアを含んでもよい。また、基地局102は、ネットワーク100(例えば、様々な可能性の内、セルラサービスプロバイダのコアネットワーク、公衆交換電話網(PSTN)などの電気通信ネットワーク、及び/又はインターネット)と通信するために装備されていてもよい。従って、基地局102は、ユーザデバイス間の、及び/又はユーザデバイスとネットワーク100間との間の通信を促進してもよい。基地局の通信エリア(又はカバレッジ領域)は「セル」と呼ばれ得る。「セル」はまた、所与の周波数における所与のカバレッジ領域に対して論理的識別を指し得ることにも留意すべきである。一般に、任意の独立したセルラ無線カバレッジ領域は「セル」と呼ばれ得る。そのような場合、基地局は3つのセルの特定の合流点に位置してもよい。基地局は、この均一なトポロジにおいて、セルとして参照される120度のビーム幅の3つのエリアをサービスすることができる。また、キャリアアグリゲーションの場合、小セル、リレー等は各々がセルを表してもよい。従って、特にキャリアアグリゲーションにおいて、少なくとも部分的にオーバーラップするカバレッジ領域を異なるそれぞれの周波数でサービスし得るプライマリセル及びセカンダリセルがあり得る。例えば、基地局は、任意の数のセルを提供することができ、基地局によってサービスされるセルは、コロケートされていてもいなくてもよい(例えば、リモートラジオヘッド)。また本明細書で使用する場合、UEの観点から、基地局は、UEのアップリンク及びダウンリンク通信に関する限り、ネットワークを表すと考えられる場合がある。従って、ネットワーク内の1つ以上の基地局と通信するUEは、ネットワークと通信するUEと解釈されてもよい。
基地局102及びユーザデバイスは、無線通信技術とも呼ばれる様々な無線アクセス技術(RAT)のいずれか、又はGSM、UMTS(WCDMA)、LTE、LTE−Advanced(LTE−A)、LAA/LTE−U、3GPP2 CDMA2000(例えば1xRTT、1xEV−DO、HRPD、eHRPD)、Wi−Fi、WiMAX等の電気通信標準のいずれかを用いる伝送媒体を通じて通信するように構成されていてもよい。いくつかの実施形態では、基地局102は、好ましくは、LTE又は類似のRAT標準を通じて、改善されたUL(アップリンク)及びDL(ダウンリンク)のデカップリングを用いて少なくとも1つのUEと通信する。
UE106は、複数の無線通信標準を用いて通信することが可能であってもよい。例えば、UE106は、(LTEなどの)3GPPのセルラ通信標準と、(セルラ通信標準のCDMA2000ファミリにおけるセルラ通信標準などの)3GPP2セルラ通信標準、のいずれか又は両方を用いて通信するように構成されていることもある。従って、基地局102と同一の又は異なるセルラ通信標準に従って動作する同様の他の基地局は、1つ以上のセルラ通信標準を介して広範な地理的エリアにわたって連続した又はほぼ連続したオーバーラップするサービスをUE106及び同様のデバイスに提供し得る、1つ以上のセルのネットワークとして提供され得る。
UE106は、更に又は代替的に、WLAN、BLUETOOTH(商標)、1つ以上のグローバルナビゲーション衛星システム(GNSS、例えばGPS又はGLONASS)、1つ及び/又は複数の移動体テレビ放送標準(例えばATSC−M/H又はDVB−H)等を用いて通信するように構成されていることもある。無線通信標準の他の組み合わせ(3つ以上の無線通信標準を含む)も可能である。
図2は、いくつかの実施形態による、基地局102と通信する例示的なユーザ機器106(例えば、デバイス106−1〜106−Nのうちの1つ)を示す。UE106は、携帯電話、ハンドヘルドデバイス、コンピュータ又はタブレット、若しくは実質的に任意のタイプの無線デバイスなどの、無線ネットワーク接続性を有するデバイスであってもよい。UE106は、メモリに記憶されたプログラム命令を実行するように構成されているプロセッサを含んでもよい。UE106は、そのような記憶された命令を実行することにより、本明細書に記載された方法の実施形態のいずれかを実行してもよい。代替として又は加えて、UE106は、本明細書に記載された方法の実施形態のいずれか、又は本明細書に記載された方法の実施形態のいずれかの内の、いずれかの部分を実行するように構成されたFPGA(フィールドプログラマブルゲートアレイ)などのプログラム可能なハードウェアを含んでもよい。UE106は、複数の無線通信プロトコルのいずれかを用いて通信するように構成されていてもよい。例えば、UE106は、CDMA2000、LTE、LTE−A、WLAN、又はGNSSのうちの2つ以上を用いて通信するように構成されていてもよい。無線通信標準の他の組み合わせも可能である。
UE106は、1つ以上のRAT標準に従う無線通信プロトコルの1つ以上を用いて通信するための1つ以上のアンテナを含んでもよい。いくつかの実施形態では、UE106は、複数の無線通信標準間で、受信チェーン及び/又は送信チェーンの1つ以上の部分を共用してもよい。共用される無線機は、無線通信を実行するための、単一のアンテナを含んでもよいし、(例えばMIMO用の)複数のアンテナを含んでもよい。代替として、UE106は、UE106が通信に使用するように構成された無線通信プロトコル毎に、別個の送信チェーン及び/又は受信チェーン(例えば別個のアンテナ及び他の無線機構成要素を含む)を含んでもよい。別の代替として、UE106は、複数の無線通信プロトコル間で共用される1つ以上の無線機、及び単一の無線通信プロトコルによって排他的に使用される1つ以上の無線機を含んでもよい。例えば、UE106は、LTEかCDMA2000 1xRTTのどちらかを用いて通信するための共用無線機と、Wi−Fi及びBLUETOOTH(商標)の各々を用いて通信するための個別の無線機とを含んでもよい。他の構成も可能である。
図3−例示的なUEのブロック図
図3は、いくつかの実施形態による、例示的なUE106のブロック図を示す。図示するように、UE106は、様々な目的用の部分を含んでもよい、システムオンチップ(SOC)300を含んでもよい。例えば、図示するように、SOC300は、UE106用のプログラム命令を実行し得るプロセッサ(単数又は複数)302、及び、グラフィク処理を実行しディスプレイ信号をディスプレイ360へ供給し得るディスプレイ回路304を含んでもよい。プロセッサ(単数又は複数)302はまた、プロセッサ(単数又は複数)302からアドレスを受信し、そのアドレスをメモリ(例えばメモリ306、読み出し専用メモリ(ROM)350、NANDフラッシュメモリ310)内の領域に変換するように構成されていてもよいメモリ管理ユニット(MMU)340に、及び/又はディスプレイ回路304、無線機330、コネクタI/F320、及び/又はディスプレイ360などの他の回路又はデバイスに結合されてもよい。MMU340は、メモリ保護及びページテーブル変換又は設定を実行するように構成されていてもよい。いくつかの実施形態では、MMU340はプロセッサ(単数又は複数)302の一部として含まれてもよい。
図示するように、SOC300は、UE106の様々な他の回路に接続されてもよい。例えば、UE106は、(例えばNANDフラッシュ310を含む)様々なタイプのメモリ、(例えばコンピュータシステムと接続するための)コネクタインタフェース320、ディスプレイ360、及び(例えばLTE、LTE−A、CDMA2000、BLUETOOTH(商標)、Wi−Fi、GPS等のための)無線通信回路を含んでもよい。UEデバイス106は、基地局及び/又は他のデバイスと無線通信を実行するための、少なくとも1つのアンテナ(例えば335a)を、及び場合によっては(例えばアンテナ335a及び335bによって図示される)複数のアンテナを含んでもよい。アンテナ335a及び335bは一例として示されており、UEデバイス106はより少ない、又はより多くのアンテナを含んでもよい。全体として、1つ以上のアンテナを一括してアンテナ(単数又は複数)335と呼ぶ。例えば、UEデバイス106は、無線回路330を使用して無線通信を実行するために、アンテナ(単数又は複数)335を用いてもよい。上述のように、いくつかの実施形態において、UEは複数の無線通信標準を用いて無線で通信するように構成されていてもよい。
本明細書で更に後述するように、UE106(及び/又は基地局102)は、LAA/LTE−U信号を検出し、同一の帯域内ではあるが異なるRATに従って行われている通信、例えばWi−Fiに従う通信に、それら信号が及ぼす影響を緩和する方法を、少なくともUE106に対して実行するためのハードウェア及びソフトウェア構成要素を含んでもよい。従って、いくつかの実施形態では、UE106はLAA/LTE−U信号を検出し、UE106によって実行されるWi−Fi通信に対するそれら信号の影響を緩和してもよい。UEデバイス106のプロセッサ(単数又は複数)302は、例えばメモリ媒体(例えば非一時的コンピュータ可読メモリ媒体)に記憶されたプログラム命令を実行することにより、本明細書に記載される方法の一部又は全部を実行するように構成されていてもよい。他の実施形態では、プロセッサ(単数又は複数)302は、FPGA(フィールドプログラマブルゲートアレイ)、又はASIC(特定用途向け集積回路)などのプログラム可能なハードウェア要素として構成されていてもよい。更に、本明細書で開示される様々な実施形態に従って、UE106によるWi−Fi通信に対する、LAA/LTE−U通信の影響の緩和を組み込んだ、UE106による通信を実行するために、プロセッサ(単数又は複数)302は図3に示すような他の構成要素と接続されてもよく、及び/又は他の構成要素と相互動作してもよい。具体的には、プロセッサ(単数又は複数)302は、LAA/LTE−U信号の検出を通じて、UE106のWi−Fi通信の最適化を要求するような形でUE106の通信を促進するために、図3に示すような他の構成要素と結合してもよく、及び/又は他の構成要素と相互動作してもよい。プロセッサ(単数又は複数)302はまた、UE106上で動作する様々な他のアプリケーション及び/又はエンドユーザアプリケーションを実行してもよい。
いくつかの実施形態では、無線機330は様々なそれぞれのRAT標準のための通信制御に専用の別個のコントローラを含んでもよい。例えば、図3に示すように、無線機330は、Wi−Fiコントローラ351、セルラコントローラ(例えばLTEコントローラ)352、及びBLUETOOTH(商標)コントローラ354を含んでもよく、少なくともいくつかの実施形態において、これらのコントローラの1つ以上又は全部が、互いに通信する、及びSOC300と(より具体的にはプロセッサ(単数又は複数)302と)通信する、対応する集積回路(略してIC又はチップ)として実装されてもよい。例えば、Wi−Fiコントローラ351はセル−ISMリンク又はWCIインタフェースを介してセルラコントローラ352と通信してもよく、及び/又はBLUETOOTH(商標)コントローラ354はセル−ISMリンク等を介してセルラコントローラ352と通信してもよい。無線機330内には3つの個別のコントローラが示されているが、他の実施形態は、UEデバイス106に実施され得る様々な異なるRATのための、より少ない又はより多くの同様のコントローラを有する。
図4−例示的な基地局のブロック図
図4は、いくつかの実施形態による、例示的な基地局102のブロック図を示す。図4の基地局は、予想される基地局の一例に過ぎないことに留意されたい。図示するように、基地局102は、基地局102のためのプログラム命令を実行し得るプロセッサ(単数又は複数)404を含んでもよい。プロセッサ(単数又は複数)404はまた、プロセッサ(単数又は複数)404からアドレスを受信し、そのアドレスをメモリ(例えばメモリ460、及び読み出し専用メモリ(ROM)450)内の領域に変換するように構成され得るメモリ管理ユニット(MMU)440に、若しくは他の回路又はデバイスに結合されてもよい。
基地局102は、少なくとも1つのネットワークポート470を含んでもよい。ネットワークポート470は、電話網に接続するように構成されており、図1及び図2において上述したように、UEデバイス106などの複数のデバイスに、その電話網への接続を提供してもよい。ネットワークポート470(又は追加のネットワークポート)は、更に又は代替的に、セルラネットワークに、例えばセルラサービスプロバイダのコアネットワークに接続するように構成されていてもよい。このコアネットワークは、UEデバイス106などの複数のデバイスに、移動性に関連するサービス及び/又は他のサービスを提供することができる。場合によっては、ネットワークポート470は、コアネットワークを介して電話ネットワークに接続してもよく、及び/又はコアネットワークが(例えば、セルラサービスプロバイダによってサービスされる他のUEデバイス間の)電話ネットワークを提供してもよい。
基地局102は、少なくとも1つのアンテナ434、場合により複数のアンテナを含んでもよい。少なくとも1つのアンテナ434が、無線送受信機として動作するように構成されていてもよく、無線機430を介してUEデバイス106と通信するように更に構成されていてもよい。アンテナ434は、無線機430と通信チェーン432を介して通信する。通信チェーン432は、受信チェーン、送信チェーン、又はその両方であってもよい。無線機430は、LTE、LTE−A、WCDMA、CDMA2000等を含むがこれに限定されない、様々な無線電気通信規格を介して通信するように設計されてもよい。基地局102のプロセッサ(単数又は複数)404は、本明細書記載の方法の一部又は全部を、例えばメモリ媒体(例えば非一時的コンピュータ可読メモリ媒体)に記憶されたプログラム命令を実行することにより、基地局102に対して実行して、UAA/LTE−U信号を検出することができ、かつUEデバイスによって実施されるWi−Fi通信に対するそれら信号の影響を緩和することができるUEデバイスと通信するように構成されていてもよい。代替として、プロセッサ(単数又は複数)404は、FPGA(フィールドプログラマブルゲートアレイ)、又はASIC(特定用途向け集積回路)、又はこれらの組み合わせなどのプログラム可能なハードウェア要素として構成されていてもよい。所定のRAT、例えばWi−Fiの場合、基地局102はアクセスポイント(AP)として設計されてもよく、この場合ネットワークポート470は、ワイドエリアネットワーク及び/又はローカルエリアネットワーク(単数又は複数)への接続を提供するように実装されてもよく、例えば、少なくとも1つのイーサネットポートを含んでもよく、無線機430は、Wi−Fi規格に従って通信するように設計されてもよい。基地局102は、本明細書で開示したような様々な方法に従って動作して、モバイルデバイスによって(また)行われるWi−Fi通信に対するLAA/LTE−U信号の存在及び影響を緩和できるモバイルデバイスと通信してもよい。
図5−例示的な通信システム
図5は、いくつかの実施形態による例示的な無線通信システム500を示す。システム500は、LTEアクセスネットワーク及びWi−Fi無線アクセスネットワークが実現されたシステムである。システム500は、UE106及びLTEネットワーク504及びWi−Fiネットワーク506を含んでもよい。
LTEアクセスネットワーク504は、第1のRATアクセスのいくつかの実施形態の典型であり、Wi−Fiアクセスネットワーク506は、第2のRATアクセスのいくつかの実施形態の典型である。LTEアクセスネットワーク504は、より広範なセルラネットワーク(例えば、LTEネットワーク)とインタフェースしてもよく、及びWi−Fiアクセスネットワーク506はインターネット514とインタフェースしてもよい。より具体的には、LTEアクセスネットワーク504はサービング基地局(BS)508とインタフェースしてもよく、サービング基地局(BS)508は次いで、より広範なセルラネットワーク516へのアクセスを提供してもよい。Wi−Fiアクセスネットワーク506は、アクセスポイント(AP)510とインタフェースしてもよく、アクセスポイント(AP)510は次いで、インターネット514へのアクセスを提供してもよい。従って、UE106は、AP510を介してインターネット514にアクセスしてもよく、LTEアクセスネットワーク504を介してセルラネットワーク516にアクセスしてもよい。図示されていないが、いくつかの実施形態では、UE106はまた、LTEアクセスネットワーク504を介してインターネット514にアクセスしてもよい。より具体的には、LTEアクセスネットワーク504はサービングゲートウェイとインタフェースしてもよく、サービングゲートウェイは次いで、パケットデータネットワーク(PDN)ゲートウェイとインタフェースしてもよい。PDNゲートウェイは次いで、インターネット514とインタフェースしてもよい。従って、UE106は、LTEアクセスネットワーク504とWi−Fiアクセスネットワーク506のいずれか又は両方を介してインターネット514にアクセスしてもよい。
図6−例示的な複数のWi−Fiデバイスを有する通信システム
図6は、複数の異なるデバイスがWi−Fi RATを使用して、2.4GHz及び/又は5GHzの周波数帯域などの特定帯域において互いに通信できる例示的通信システムを示す。5GHz Wi−Fi(IEEE802.11 ac/n)が可能なデバイスは非常に一般的になっており、図6に示すように、ピアツーピアモード及び/又はステーションモードの両方で動作する。特定の周波数帯域、例えば5GHz帯域におけるデータ通信は、音声、ビデオ、リアルタイム型トラフィック、及びベストエフォート型トラフィックを含むことができる。図示のデバイスは、カメラ(111)、タブレット(113)、メディアサーバ/ミニサーバ(115)、ポータブルコンピュータ(105、117)、アクセスポート/ルータ(103)、ゲームコントローラ(119)、スマートフォンなどのモバイルデバイス(107)、並びにスマートモニタ(121)、又は無線アクセスインタフェースを有するモニタ(123を伴う121)を含む。図6に示すように、多くのデバイスがWi−Fi通信技術を用いて5GHz帯域において通信してもよい。場合によっては、デバイスによって行われるWi−Fi通信は、同じく5GHz帯域において行われているLAA/LTE−U通信の影響を受ける場合がある。
LAA/LTE−U信号の存在
LTEにおいて、キャリアアグリゲーション(CA)は、2つ以上のコンポーネントキャリア(CC)をアグリゲートして、より広範な伝送帯域幅、例えば最大100MHzの帯域をサポートするためのプロセスを指す。UEは、UEの能力に応じて、1つ又は複数のCC上で同時に受信又は送信してもよい。CAが構成されている場合、UEは、ネットワークとの1つのRRC接続を維持してもよい。UEのRRC接続を管理するサービングセルはプライマリセル(PCell)と呼ばれ、セカンダリセル(SCell)はPCellと共に一組のサービングセルを形成してもよい。CAにおいて、UEはPDCCHを介して同時に複数のサービングセルにわたってスケジュールされてもよい。キャリアインジケータフィールド(CIF)とのクロスキャリアスケジューリングは、サービングセルのPDCCHが、別のサービングセル上のリソースをスケジュールすることを可能にする。すなわち、1つのCC上のダウンリンク割当てを受信しているUEは、別のCC上の関連するデータを受信してもよい。
LAAは、LTEバンド内キャリアアグリゲーションのサブカテゴリであり、そこではセカンダリキャリアの内の1つがアンライセンス(例えば5GHz)帯域で動作しており、その帯域では、Wi−Fiなど、別のRATによる通信もまた行われていてもよい。LAAキャリア内のリソースは、レガシーCAにおけるのと同様にスケジュールされる。すなわち、LAAキャリアに対するキャリアスケジューリング及び/又はクロスレイヤスケジューリングは、他のCAキャリア(PDCCH又はePDCCH)に対するものと同じである。LAA Scellは、20個のスロットからなるフレーム構造3内で動作してもよく、成功したリッスンビフォアトーク(LBT)手順に続いてアクセスされてもよい。図7は、先のサブフレームでLBT手順の完了が成功したと仮定した場合の、同一キャリアスケジューリング(201)の対応する例、及びクロスキャリアスケジューリング(251)の対応する例を提供する、典型的なLAA制御及びデータスケジューリングの例を示す。無線リソース制御(RRC)サブフレームの開始位置が「s07」を示し、スロット1にDCIが受信されない場合、UEはスロット2のPDCC/ePDCCHを読み出して、ダウンリンクデータの可用性をチェックしてもよい。
図8はLBT手順の例示的フローチャートを示す。図9はLAA LBTのための各種パラメータに対する例示的な値を有するテーブルを示す。図10は5GHz帯域におけるWi−Fi EDCF(拡張分散調整機能)に対する同一のパラメータに対する例示的な値を有するテーブルを示す。前述したように、LAA通信(5GHz帯域における)が存在すると、信号スループットの性能劣化、並びにWi−Fi通信(5GHz帯域における)のリアルタイムVoIP及び/又はビデオ送信の性能低下につながり得る。
LAA/LTE−U信号の検出
いくつかの実施形態では、特定の周波数帯域内の第1のRATに従って動作する無線通信デバイスは、無線通信デバイスが特定の周波数帯域内の第1のRATに従って通信している間に、同じ周波数帯域内の第2のRATに従って実行される通信から無線信号を検出するように構成されていてもよい。例えば、いくつかの実施形態では、ピアツーピアモードで5GHz帯においてWi−Fi通信を実行する無線通信デバイス(例えばWi−Fiステーション及びアクセスポイント)はLAA信号を検出してもよい。一組の実施形態では、信号検出は、PSD(パワースペクトル密度)帯域幅差分を通じて、及び/又はブラインドPSS/SSS(1次同期信号/2次同期信号)復号を通じて行われてもよい。検出は、通常のWi−Fi RX動作中に又は動的周波数選択手順(レーダスキャン手順)中に、動的に実行されてもよい。別の一組の実施形態では、ピアツーピア無線リンクを使用して、LAA小セルの位置及びLAA動作周波数をクラウドソーシングしてもよい。すなわち、ピアツーピア無線リンクを介して、異なるそれぞれの位置から得られたリアルタイム情報/データを通して、LAA小セルの位置及びLAA動作周波数を決定することができる。更に、LTEモデムシグナリングを使用して、セルラ通信とWi−Fi通信(例えば、スマートフォン、タブレット等)の両方を実行する無線通信デバイスの場合に適用可能であり得る、LAAチャネルに関する情報を取得してもよい。
LAA信号の検出に基づいて、Wi−Fiトラフィック(ステーションモード又はピアツーピアモードで動作しているかどうかに関わらず)に対するLAA信号の影響を緩和してもよい。調整可能であり得るWi−Fi通信に関連する特性及び/又はパラメータには、いくつか例を挙げると、Wi−Fiレートアダプテーション(AMPDU)、Wi−Fiチャネル/帯域選択、Wi−Fi音声/ビデオトラフィックタギングWMM(Wi−Fiマルチメディア)、Wi−Fiゲーミング/制御トラフィックWWM、及び/又はデータトラフィックがある。
LTE信号及びWi−Fi信号
例として、20MHz LTE信号は、18MHzの送信BWを事実上占有してもよい。そのような場合、信号は1200の副搬送波を占有してもよく(換言すれば、信号によって占有される副搬送波の数は1200であり)、各副搬送波は15KHz幅である(すなわち各副搬送波は15kHzのBWを有する)。図11の表650は、LTE信号に対する異なるチャネルBW構成に対応する、それぞれの最小出力電力(dBm)及び送信BWの例示的な概要を提供する。対照的に、20MHzのWi−Fi信号は、最小出力電力を適用可能な周波数スペクトルにわたってプロットした図11のダイアグラム600に示すように、各々が312.5KHzの副搬送波を52個有して、16.25MHzのBWを事実上占有してもよい。ダイアグラム600はまた、対応する802.11a/g送信スペクトラムマスク602を表す。
帯域通過フィルタ処理及び電力推定を用いたLAA信号検出
図12は、上述したような、同じ周波数帯域内のLTE信号とWi−Fi信号に関連する異なる特性/パラメータを考慮して、帯域通過フィルタ処理及び電力推定を用いてLAA信号を検出するための例示的方法を表すブロック図を示す。図12に示すように、入力されたデジタルベースバンド信号を、異なる帯域幅を有する2つの異なる複素帯域通過フィルタ(702及び708)に通してフィルタを掛けた後に、ベースバンド信号の電力のデジタル推定を実行してもよい(704及び710において)。すなわち、受信されたデジタルベースバンド信号(例えば、直交ベースバンド信号I及びQ)は、(存在するWi−Fi信号に関連する)16.25MHzのBWを有する第1の帯域通過フィルタ702を通してフィルタに掛けられ、また、(存在するLTE信号及びWi−Fi信号の両方に関連する)18/20MHzのBWを有する第2の帯域通過フィルタ708を通してフィルタに掛けられる。従って、16.25MHz帯域幅でフィルタ処理された信号はWi−Fiチャネル(704)における電力を推定するために使用され、18MHz(又は20MHz)帯域幅でフィルタ処理された信号は、Wi−Fiチャネルに対して取得された電力推定値を考慮して、LTEチャネル(710)における電力を推定するために使用される。従って、例えば電力推定に対応する線形値の比、又は電力推定に対応するdB値の差を取得することによって、2つの電力推定値(704及び710からの)を比較することによって、フィルタ702からのフィルタ処理された信号に基づいて取得された電力計算に基づきLTE信号を検出することが可能である。これら電力推定の結果は次いで、LAA信号検出アルゴリズム706において使用/提供されてもよい。
LAAパワースペクトル密度(PSD)推定
一組の実施形態では、LAA信号検出は、LAA信号のパワースペクトル密度(PSD)の決定/推定を通じてWi−Fi受信機で実行されてもよい。Wi−Fi受信機は、LTE信号用のアンライセンス帯域の全帯域をスキャンしてもよく、及び/又は周波数領域において特定チャネルをスキャンしてもよい。全帯域スキャンの場合、アンライセンス帯域のPSD推定値を取得してもよく、アルゴリズムを用いて、PSD推定値に基づきLTE信号を検出してもよい。アルゴリズムは、取得された/推定されたPSDをLTE OFDM信号と相関させるように考案されてもよい。(PSD毎に)LTE信号が存在する場合、相関は矩形の形状となる。換言すれば、PSDの相関が18MHzの帯域幅にわたる矩形の形状を有する場合、LTE信号の存在を示す。このアルゴリズムはまた、送信帯域内のスペクトルの平坦性、及び18MHz送信帯域端におけるスペクトル低下に関する条件を組み込むように考案されてもよい。LTEとWi−FiではRFで使用される様々な要件及び整形フィルタが異なるゆえに異なる送信マスクで表されるため、これら条件を考慮することは検出能力を向上させることに役立ち得る。いくつかの実施形態では、PSD推定は信号の自己相関のフーリエ変換であるペリオドグラムを通して実行してもよい。そのような推定の基本的なフローは、図13に示す例示的ブロック図によって示される。そのような解決策のハードウェアの複雑さは比較的単純な場合があり、既存のRFハードウェアに対してRFハードウェアのいかなる修正も必要としない場合がある。例えば、Wi−FiにおけるADC(750)の出力でのI/Qサンプルは、いかなる特定のLTEレシーバ実装も必要とせずに、例えば、既にWi−Fiトランシーバで利用可能であり得るDSP動作を実行することによって、ペリオドグラムを構築するために使用してもよい(754及び756を通して)。PSD推定は、ペリオドグラム(758を介して)に基づいて取得することができる。
LAA同期信号検出
一組の実施形態では、LAA信号検出は、LAA同期信号検出の検出を通じて、例えば1次同期信号(PSS)及び/又は2次同期信号(SSS)の検出を通じて、Wi−Fi受信機内で実行されてもよい。ダウンリンク方向のLAAブロードキャスト同期信号のFDD(周波数分割複信)及びTDD(時分割複信)バージョンは両方ともPSS及びSSSを含む。PSS及びSSSは、LAAにおけるDRS(復調基準信号)機会中にブロードキャストされる(DRS機会はeNBによって、すなわち基地局によって設定される)。1次同期信号(PSS)は、典型的には、グループ内のセル識別情報を与える所定のZadoff−Chuシーケンスに基づく。3つの可能なZadoff−Chuシーケンス(25、29、及び34)を使用してもよい。図14はサブフレーム内のサブフレーム及びタイムスロットを示すPSS及びSSSがいつ送信されるかを示す、例示的な無線フレームのダイアグラムを示す。
LAAを検出するために、無線通信デバイスは(例えば、図3に示すUE106内のWi−Fiコントローラ351を介して)、その動作周波数の任意の信号を受信することができる。しかし、Wi−Fiプリアンブルなしの信号を拒否するのではなく、すなわち、周波数帯域内で受信された信号であるが、信号に関連付けられているとデバイスが期待するRAT、に関連付けられていない信号を拒否することなく、受信機はLAA PSSを探しても良い。例えば、Wi−Fiコントローラは、受信信号x(m)と3つの可能なZadoff−ChuシーケンスZ(m)との間の時間領域におけるx相関を使用してもよい。上述のように、いくつかの実施形態では、3つの可能なZadoff−Chuシーケンス(25、29、及び34)を使用してもよい。検出されたPSS信号は次いで、以下の式に基づいて取得されてもよい。
Figure 0006697085
上式において、「n」はシーケンスの長さを指す。図15はLTE PSSを検出するために受信信号x(m)とZadoff−Chuシーケンスとの間のx相関を行うWi−Fiコントローラの例示的なシステム/方法を表す制御線図900を示す。図15に示すように、フロントエンドRF回路902からの信号は、アナログ−デジタル変換器(ADC)904に供給されてもよく、デジタル信号処理(例えば、サンプルレート変換器フィルタ処理)が、(906にて)デジタル化された信号に対して実施されてもよい。得られた直交信号はミキサ908に供給されて、所与のZadoff−Chuシーケンス(910)と関連付けられてもよく、912においてサンプルが生成され、サンプルは次いで、914において閾値対信号対雑音比(SNR)比の比較に使用される。図15はまた、Zadoff−Chuシーケンス34の実数部及び虚数部のそれぞれの振幅対時間をプロットした信号ダイアグラム940を含む。信号ダイアグラム950は、912からの検出信号出力の振幅対時間をプロットしている。図16は、Zadoff−Chuシーケンス34のそれぞれの信号ダイアグラム940(実数部と虚数部)のより詳細な例を示す。
LAA/LTE−U小セルのクラウドソーシング
いくつかの実施形態では、ピアツーピア接続は、LAA/LTE−U小セルをグループ化するために使用してもよい。LAA通信の存在を検出するためには、Wi−Fiコントローラ/ハードウェアのハードウェア又はシステムの変更が必要ない場合がある。この場合、2つの半静的アプローチを用いて、チャネル内のLAAの存在を「検出」してもよい。
第1のアプローチは、クラウドソーシング及びピアツーピア接続に基づいてもよい。Wi−Fiコントローラは、例えば、新しいUEからのフィードバックによって、検出されたLAAチャネル及び位置を用いて更新されてもよい。Wi−Fiデバイスは、Wi−Fiポジショニングを使用してそれぞれの位置を推定して、(それぞれの)位置をピアツーピアデータと相関させて、動作中のLAAセル及びその動作チャネルを取り出してもよい。
第2のアプローチは、Wi−Fiが可能であることに加えてセルラも可能であるデバイスに適用可能であり得る。LTE RRCシグナリングが、5GHz帯域におけるCA(キャリアアグリゲーション)がeNBでサポートされ、かつNW(例えば、eNB)が5GHz内のキャリア組み合わせを提供することを示す場合には、セルラコントローラ(例えば、UE106用の図3に示すコントローラ352)は、この情報をUE内のWi−Fiコントローラ及び/又はWi−Fiドライバと共有してもよい。Wi−Fiドライバ(及び/又はWi−Fiコントローラ)は、この情報を使用して、LAA/LTE−Uセルが動作することが知られている周波数/チャネルでWi−Fi性能の緩和を実行してもよい。
LAA影響緩和のためのWi−Fi/AP拡張サポート
図17はWi−Fi通信に対するLAAの影響を緩和するための、無線通信デバイス内のアーキテクチャレイヤ間の干渉を表すブロック図を示す。いくつかの実施形態では、WLAN/Wi−Fi(ピアツーピア)ドライバ1010は、Wi−Fi/LAA影響緩和を実行するように構成されていてもよい。図17に示すように、WLAN/Wi−Fiピアツーピアマネージャ/ドライバ1010は、IPC(プロセス間通信)レイヤ1012を介してMACレイヤ1014と通信して、Wi−Fi通信に対するLAA影響を緩和してもよい。物理レイヤ(PHY)1016におけるLAA信号/波形の検出は、WLAN/Wi−Fiピアツーピアドライバ/マネージャ1010(WMMがイネーブルされている場合がある)に示され、場合により、LAA信号/波形検出に応答してWi−Fi通信チャネルを変更してもよい。行なわれている可能性のあるWi−Fi通信のタイプには、アプリケーション(単数又は複数)1002、VoIP1004及び/又はビデオ1006に関連するデータ送信が含まれてもよい。
図18−ピアツーピア動作モードにおけるLAA影響緩和のための例示的方法のフロー図
図18はいくつかの実施形態による、ピアツーピア動作モードにおけるWi−Fi通信に対するLAAの影響を緩和する例示的方法のフロー図1100を示す。図18に示すように、無線通信デバイス(例えば、UE106用の図3に示すWi−Fiコントローラ351)内のWi−Fiコントローラ、又はWi−Fiを介してピアツーピアモードで通信する任意のデバイスは、Wi−Fi通信が行われている周波数帯域、例えば5GHz帯域(1102)内の動作チャネル内のセルラ通信の存在を検出してもよい。より具体的には、Wi−Fiコントローラは、動作チャネル上でWi−Fi通信を実行しながら、5GHz帯域内の動作チャネルにおけるLAA/LTE−U信号/通信の存在を検出してもよい。Wi−Fiコントローラは、LAA/LTE−U通信が動作チャネル内に存在することをピアツーピア接続の他のピアに通知してもよく(1104)、(Wi−Fiコントローラを含む)デバイスによって他のピアに対して実行されるピアツーピアWi−Fi通信に対する、LAA/LTE−U通信の影響を緩和するための最も適切な行動方針を決定するための、様々なタスクを実行してもよい。タスクは、トラフィックタイプ(1106、1120、及び1122において)、サポートしている各種通信モード(1108)、及びサポートしている各種プロトコルデータユニット(1124)を識別することを含んでもよい。識別に基づいて、Wi−Fi通信の様々な特性及び/又はパラメータが調整されてもよい。そのような調整は、1126、1114(1108からの肯定的指示に応答して)、1116(1110からの肯定的指示に応答して)、及び1118(1112からの肯定的指示に応答して)に記載された調整を含んでもよい。調整は、Wi−Fi通信を継続するために別の周波数帯域の動作チャネルに切り替えることを含んでもよい(1112、1118)。
(少なくとも図18〜図20を参照すると)AIFSNはアービトレーションフレーム間隔番号を指し、CWmaxはコンテンションウィンドウの最大サイズを指すことに留意されたい。AISF及びCWはWi−Fi衝突回避に使用される。Wi−Fiにおけるパケット衝突は、様々な高レベルフレームタイプ(例えば、制御フレーム対データフレーム)に対するフレーム間隔、又はWi−Fi局間の調整の中心的な起点がないので、無線送信機の分散ミディアムコンテンションロジックの中にランダム性を導入するためのコンテンションウィンドウ、を含む様々なWi−Fi衝突回避メカニズムを通して回避/最小化されてもよい。
図19−AP動作モードにおけるLAA影響緩和のための例示的方法のフロー図
図19はいくつかの実施形態による、AP動作モードにおけるWi−Fi通信に対するLAAの影響を緩和する例示的方法のフロー図1200を示す。図19に示すように、Wi−Fiを介して通信するWi−Fiアクセスポイント(AP)デバイスは、Wi−Fi通信が行われている周波数帯域、例えば5GHz帯域(1202)内のピアツーピア動作チャネル内のセルラ通信の存在を検出してもよい。より具体的には、Wi−Fi APは、動作チャネル上でWi−Fi通信を実行しながら、5GHz帯域内の動作チャネルにおけるLAA/LTE−U信号/通信の存在を検出してもよい。Wi−Fi AP(これらタスクを実行するWi−Fiコントローラを含んでもよい)によって実行されたWi−Fi通信に対する、LAA/LTE−U通信の影響を緩和するための最適な行動指針を決定するために、Wi−Fi APは様々なタスクを実行してもよい。タスクは、トラフィックタイプ(1204、1218)、様々なサポートされた通信モード(1206)、及び様々なサポートされたプロトコルデータユニット(1220)を識別することを含んでもよい。識別に基づいて、Wi−Fi通信の様々な特性及び/又はパラメータが調整されてもよい。そのような調整は、1222、1212(1206からの肯定的指示に応答して)、1214(1208からの肯定的指示に応答して)、及び1216(1210からの肯定的指示に応答して)に記載された調整を含んでもよい。調整は、Wi−Fi通信を継続するために別の周波数帯域の動作チャネルに切り替えることを含んでもよい(1210、1216)。
図20−ステーション動作モードにおけるLAA影響緩和のための例示的方法のフロー図
図20はいくつかの実施形態による、ステーション動作モードにおけるWi−Fi通信に対するLAAの影響を緩和する例示的方法のフロー図1300を示す。図18に示すように、Wi−Fiを介して別のピアと通信しているWi−Fiステーションは、Wi−Fi通信が行われている周波数帯域、例えば5GHz帯域(1302)内のピアツーピア動作チャネル内のセルラ通信の存在を検出してもよい。より具体的には、Wi−Fiステーションは、動作チャネル上でWi−Fi通信を実行しながら、5GHz帯域内の動作チャネルにおけるLAA/LTE−U信号/通信の存在を検出してもよい。Wi−Fi APステーション(これらタスクを実行するWi−Fiコントローラを含んでもよい)によって実行されたWi−Fi通信に対する、LAA/LTE−U通信の影響を緩和するための最適な行動指針を決定するために、Wi−Fi APステーションは様々なタスクを実行してもよい。タスクは、トラフィックタイプ(1304、1318)、様々なサポートされた通信モード(1306)、及び様々なサポートされたプロトコルデータユニット(1320)を識別することを含んでもよい。識別に基づいて、Wi−Fi通信の様々な特性及び/又はパラメータが調整されてもよい。そのような調整は、1322、1312(1306からの肯定的指示に応答して)、1314(1308からの肯定的指示に応答して)、及び1316(1310からの肯定的指示に応答して)に記載された調整を含んでもよい。調整は、Wi−Fi通信を継続するために別の周波数帯域の動作チャネルに切り替えることを含んでもよい(1310、1316)。
本発明の実施形態は、様々な形態のいずれかで実現されてもよい。例えば、いくつかの実施形態では、本発明はコンピュータに実行される方法、コンピュータ可読メモリ媒体、又はコンピュータシステムとして実現されてもよい。他の実施形態では、本発明は、ASICなどの、1つ以上のカスタム設計されたハードウェアデバイスを使用して実現することができる。他の実施形態では、本発明は、FPGAなどの、1つ以上のプログラム可能なハードウェア要素を使用して実現することができる。
いくつかの実施形態では、非一時的コンピュータ可読メモリ媒体(例えば非一時的記憶要素)は、プログラム命令及び/又はデータを記憶し、プログラム命令は、コンピュータシステムによって実行されたときに、そのコンピュータシステムに方法を、例えば、本明細書で説明した方法実施形態のいずれか、又は本明細書で説明した方法実施形態の任意の組み合わせ、又は本明細書で説明した方法実施形態のいずれかの任意のサブセット、又はそのようなサブセットの任意の組み合わせ、を実行させるように構成されていてもよい。
いくつかの実施形態では、デバイス(例えばUE)は、プロセッサ(又はプロセッサのセット)及びメモリ媒体(又はメモリ要素)を含むように構成されていてもよく、メモリ媒体はプログラム命令を記憶し、プロセッサは、メモリ媒体からプログラム命令を読み出して実行するように構成されており、プログラム命令は本明細書で説明した様々な方法実施形態のいずれか(若しくは本明細書で説明した方法実施形態の任意の組み合わせ、又は本明細書で説明した方法実施形態のいずれかの任意のサブセット、又はそのようなサブセットの任意の組み合わせ)を実施するために実行可能である。デバイスは、様々な形態のいずれかで実現されてもよい。
上述の実施形態は十分に詳細に記載されているが、上述の開示が十分に理解されれば、当業者には数多くの変形形態及び修正形態が明らかとなるであろう。以下の特許請求の範囲は、そのような変形形態及び修正形態の全てを包含すると解釈されることを意図している。

Claims (20)

  1. 情報を記憶するメモリ要素と、
    前記情報の少なくとも一部を使用して、無線通信デバイスに、
    第1の無線アクセス技術(RAT)に従って第1の周波数帯域において、Wi−Fi通信を含む第1の無線通信を実行させ、
    前記第1の無線通信の一部として前記第1の周波数帯域において信号を受信させ、前記第1のRATに関連した期待されるプリアンブルを前記信号が欠いていることを判定させ、前記期待されるプリアンブルを前記信号が欠いていると判定したことに部分的に応じて、前記信号が第2のRATに関連した同期信号であることを検出させ、
    少なくとも前記検出した同期信号に基づいて、前記無線通信デバイスが前記第1の無線通信を実行している間に、前記第2のRATに従って前記第1の周波数帯域において実行された、セルラ無線通信を含む第2の無線通信が存在することを判定させ
    少なくとも前記第2の無線通信の前記検出された存在に応答し、かつ基づき、前記第1の無線通信を調整させるように構成された処理要素と、を備える装置。
  2. 前記第1の周波数帯域は、前記第2の無線通信のためのアンライセンス周波数帯域である、請求項1に記載の装置。
  3. 前記無線通信デバイスが、
    ピアツーピアデバイス、
    アクセスポイント、
    又はステーション、
    の内の1つとして動作する、請求項1に記載の装置。
  4. 記処理要素は、前記無線通信デバイスに、前記第2のRATに関連した干渉信号を検出させるように構成されており、
    前記干渉信号を検出するために、前記処理要素は、前記無線通信デバイスに、
    前記第1の無線通信の間に受信された信号を、第1の帯域に従って帯域通過フィルタに掛けさせて第1のフィルタ処理された信号を生成させ、
    前記受信された信号を、第2の帯域に従って帯域通過フィルタに掛けさせて第2のフィルタ処理された信号を生成させ、
    前記第1のフィルタ処理された信号及び前記第2のフィルタ処理された信号に基づき、前記干渉信号の存在を決定させる、
    ように構成されている、請求項1に記載の装置。
  5. 前記第2のRATに関連した干渉信号を検出するために、
    前記処理要素は、前記無線通信デバイスに、
    前記第1の周波数帯域の全域をスキャンさせること、
    前記第1の周波数帯域の特定チャネルを周波数領域においてスキャンさせること、
    又は前記第1の周波数帯域の特定チャネルにおいて動作しているときに信号をパッシブに受信させること、の内の1つ以上を実行させるように構成されている、請求項に記載の装置。
  6. 前記処理要素は、前記無線通信デバイスに、前記第1の周波数帯域の全域をスキャンするときに、前記第1の周波数帯域に対するパワースペクトル密度(PSD)を取得させるように構成されている、請求項5に記載の装置。
  7. 前記処理要素は、更に前記無線通信デバイスに、前記取得されたPSDの、前記第2のRATに関連した特定の信号に対する相関を実行させ、前記相関に基づいて前記干渉信号を検出させるように構成されている、請求項6に記載の装置。
  8. 前記処理要素は、更に前記無線通信デバイスに、前記第1の無線通信中に受信された信号の自己相関フーリエ変換を実行させることによって、前記PSDを取得させるように構成されている、請求項6に記載の装置。
  9. 記処理要素は、前記無線通信デバイスに、前記信号と1以上の可能な複素数値数学的シーケンスとの間の時間領域のx相関を行うことにより、前記信号が前記第2のRATに関連した同期信号であることを検出させるように構成されている、請求項1に記載の装置。
  10. 前記無線通信デバイスは、前記第2の無線通信が実行される既知の周波数及び/又は既知のチャネルのリストを用いて事前設定される、請求項1に記載の装置。
  11. 無線通信デバイスであって、
    第1の無線アクセス技術(RAT)に従う前記無線通信デバイスの無線通信を促進するように構成された第1の無線回路と、
    第2のRATに従う前記無線通信デバイスの無線通信を促進するように構成された第2の無線回路と、
    前記第1の無線回路及び前記第2の無線回路と相互動作し、前記無線通信デバイスに、
    前記第1のRATに従って第1の周波数帯域において第1の無線通信を実行させ、
    前記第1の無線通信の一部として前記第1の周波数帯域において信号を受信させ、前記第1のRATに関連した期待されるプリアンブルを前記信号が欠いていることを判定させ、前記期待されるプリアンブルを前記信号が欠いていると判定したことに部分的に応じて、前記信号が前記第2のRATに関連した同期信号であることを検出させ、
    少なくとも前記検出した同期信号に基づいて、前記無線通信デバイスが前記第1の無線通信を実行している間に、前記第2のRATに従って前記第1の周波数帯域において実行された第2の無線通信が存在することを判定させ
    少なくとも前記第2の無線通信の前記検出された存在に応答し、かつ基づき、前記第1の無線通信を調整させるように構成された処理要素と、
    を備える無線通信デバイス。
  12. 記処理要素は、
    前記第1の無線回路及び前記第2の無線回路と相互動作して、前記無線通信デバイスに、前記第2のRATに関連する干渉信号を検出させるように構成されており、
    前記干渉信号を検出するために、前記処理要素は、前記第1の無線回路及び前記第2の無線回路と相互動作し、前記無線通信デバイスに、
    前記第1の無線通信の間に受信された信号を、第1の帯域に従って帯域通過フィルタに掛けさせて第1のフィルタ処理された信号を生成させ、
    前記受信された信号を、第2の帯域に従って帯域通過フィルタに掛けさせて第2のフィルタ処理された信号を生成させ、
    前記第1のフィルタ処理された信号及び前記第2のフィルタ処理された信号に基づき、前記干渉信号の存在を決定させるように構成されている、請求項11に記載の無線通信デバイス。
  13. 前記第2のRATに関連した干渉信号を検出するために、前記処理要素は、前記第1の無線回路及び前記第2の無線回路と相互動作し、前記無線通信デバイスに、
    前記第1の周波数帯域の全域をスキャンさせること、
    前記第1の周波数帯域の特定チャネルを周波数領域においてスキャンさせること、
    又は前記第1の周波数帯域の特定チャネルにおいて動作しているときに信号をパッシブに受信させること、の内の1つ以上を実行させるように構成されている、請求項11に記載の無線通信デバイス。
  14. 前記処理要素は、前記第1の無線回路及び前記第2の無線回路と相互動作し、
    更に前記無線通信デバイスに、
    前記第1の周波数帯域の全域をスキャンするときに、前記第1の周波数帯域に対するパワースペクトル密度(PSD)を取得させ、
    前記取得されたPSDの、前記第2のRATに関連した特定の信号に対する相関を実行させ、
    前記相関に基づいて前記第2のRATに関連した前記干渉信号を検出させるように構成されている、請求項13に記載の無線通信デバイス。
  15. 記処理要素は、前記第1の無線回路及び前記第2の無線回路と相互動作し、前記無線通信デバイスに、前記信号と1以上の可能な複素数値数学的シーケンスとの間の時間領域のx相関を行うことにより、前記信号が前記第2のRATに関連した同期信号であることを検出させるように構成されている、請求項11に記載の無線通信デバイス。
  16. 無線通信デバイスに、
    第1の無線アクセス技術(RAT)に従って第1の周波数帯域において第1の無線通信を実行させ、
    前記第1の無線通信の一部として前記第1の周波数帯域において信号を受信させ、前記第1のRATに関連した期待されるプリアンブルを前記信号が欠いていることを判定させ、前記期待されるプリアンブルを前記信号が欠いていると判定したことに部分的に応じて、前記信号が第2のRATに関連した同期信号であることを検出させ、
    少なくとも前記検出した同期信号に基づいて、前記無線通信デバイスが前記第1の無線通信を実行している間に、前記第2のRATに従って前記第1の周波数帯域において実行された第2の無線通信が存在することを判定させ
    少なくとも前記第2の無線通信の前記検出された存在に応答し、かつ基づき、前記第1の無線通信を調整させる、
    ように、処理要素によって実行可能な命令を含むプログラム
  17. 前記命令は、更に前記無線通信デバイスに、
    記第2のRATに関連した干渉信号を検出させるように、前記処理要素によって実行可能であり
    前記干渉信号を検出するために、前記命令は、前記無線通信デバイスに、
    前記第1の無線通信の間に受信された信号を、第1の帯域に従って帯域通過フィルタに掛けさせることにより、第1のフィルタ処理された信号を生成させ、
    前記受信された信号を、第2の帯域に従って帯域通過フィルタに掛けさせることにより、第2のフィルタ処理された信号を生成させ、
    前記第1のフィルタ処理された信号及び前記第2のフィルタ処理された信号に基づき、前記干渉信号の存在を決定させる、
    ように、前記処理要素によって実行可能である、請求項16に記載のプログラム
  18. 前記第2のRATに関連した干渉信号を検出するために、前記命令は、更に前記無線通信デバイスに
    前記第1の周波数帯域の全域をスキャンさせること、
    前記第1の周波数帯域の特定チャネルを周波数領域においてスキャンさせること、
    又は前記第1の周波数帯域の特定チャネルにおいて動作しているときに信号をパッシブに受信させること、の内の以上の1つを実行させるように、前記処理要素によって実行可能である、請求項16に記載のプログラム
  19. 前記命令は、更に前記無線通信デバイスに、
    前記第1の周波数帯域の全域をスキャンするときに、前記第1の周波数帯域に対するパワースペクトル密度(PSD)を取得させ、
    前記取得されたPSDの、前記第2のRATに関連した特定の信号に対する相関を実行させ、
    前記相関に基づいて前記第2のRATに関連した前記干渉信号を検出させる、
    ように、前記処理要素によって実行可能である、請求項18に記載のプログラム
  20. 前記命令は、更に前記無線通信デバイスに、前記信号と1以上の可能な複素数値数学的シーケンスとの間の時間領域のx相関を行うことにより、前記信号が前記第2のRATに関連した同期信号であることを検出させるように、前記処理要素によって実行可能である、請求項16に記載のプログラム
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