JP6697054B2 - 打撃機構を備えた機械式時計ムーブメント - Google Patents

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Description

本発明は、打撃機構を備えた機械式時計ムーブメントに関し、より具体的には、分輪列におけるバックラッシュを抑えるための装置を備えた、かかるムーブメントに関するものである。
本発明は、さらに、時計に関し、より具体的には、打撃機構を備えた腕時計であって、かかるムーブメントを備えた腕時計に関する。
時計の打撃機構は、高度なコンプリケーションであり、それらの構成部品の数および運動学的複雑さと、それらの可能な動作モードと、その両方によるコンプリケーションである。
打撃機構、より具体的には、トラディショナル・リピータを備える打撃機構では、分渦巻カム、すなわち分打撃機構を調整するために分片のフィーラと協働するノッチを有するカムは、その端に分針を保持する筒に直接固定されている。このような構成により、文字盤の分目盛に関する分針の位置と打刻される分の打鈴数との間にずれがない機構を確保する。
美的理由またはその他の理由で、通常は主筒カナに保持される分渦巻カムに対して軸的に時針および分針の配置をずらすことが望ましい場合には、中間車または効果的にはムーブメントのモーションワークによって主筒カナに連結される副筒カナを設ける。このような構成では、主筒カナが保持する分渦巻カムの位置と、副筒カナが保持する分針の分目盛に関する位置との対応関係は、分輪列における角度バックラッシュの和に依存する。副筒カナと、分渦巻カムを保持する主筒カナと、の間のこの総バックラッシュは、典型的には3〜8°程度である。6°の円弧が、文字盤の分目盛での1分の読み取り誤差に相当することを考えると、文字盤の分目盛に関する分針の位置と打刻される分の打鈴数とが違っている場合がある。当然のことながら、このような状況は、ミニッツ・リピータまたはグランドソヌリ(grande sonnerie)打撃機構を有する時計ムーブメントを備えた時計に相当する高級かつ高品質な製品の場合には、許容できない。
そこで、本発明の主要な目的は、従来技術の欠点に対処した、打撃機構を有する、より具体的にはミニッツ・リピータを有する、時計ムーブメントを提供することであり、特に、文字盤の分目盛に関する分針の位置と打刻される分の打鈴数との完全な一致を確保するために、主筒カナと副筒カナとの間にわたる輪列におけるバックラッシュが低減または抑制される、かかるムーブメントを提供することである。
本発明の目的は、さらに、スペースを節約するとともに、実現が経済的かつ容易である、かかる時計ムーブメントを提供することである。
本発明の目的は、さらに、高度なコンプリケーションであるとともに小部品連で製造されるこれらの機構において顕著であることが多い構成部品の寸法公差をいずれも補償することを可能とする調整が、時計職人により可能である装置を提供することである。
この目的のため、本発明は、打撃機構を備えた機械式時計ムーブメントに関し、その打撃機構は、打撃機構のセンサ手段と協働するための少なくとも1つの渦巻カムを同軸状に取り付けた、第1の筒カナを備える少なくとも第1の筒を有し、第1の筒カナは、ムーブメントの時方輪列によって少なくとも間接的に駆動されるように構成されており、このムーブメントは、第2の筒カナを備える第2の筒をさらに有することと、第2の筒カナは、分針を保持していることと、第2の筒カナは、一方で時方輪列に、他方で分車に係合していることと、分車は、第1の筒カナに係合していることと、モーションワークのカナは、第2の筒カナと同軸の時車に係合していることと、分車は、固定点の周りに枢動するように構成されたレバー上に取り付けられており、その角度位置は、第1の筒カナおよび第2の筒カナに対する分車の位置調整を可能とするように枢動することにより調整され得ることと、を特徴とする。
この装置によれば、分車を保持するレバーの角度位置に対するその作用によって、時計職人は、第1の筒カナと第2の筒カナとの間にわたる輪列におけるバックラッシュの調整のために、簡単な装置を自由に使うことができる。このようにして、時計職人は、分車の真と第1および第2の筒カナのそれぞれの真との間の距離を容易に調整することが可能であり、その結果、第1および第2の筒のそれぞれのカナの歯部における分車の歯の侵入深さを調整することが可能となり、これにより、輪列におけるバックラッシュを調整することで、文字盤の分目盛に関する分針の位置と、分片のフィーラによる情報収集時の分渦巻カムの位置ひいては打鈴数と、の完全な一致を確保する。
本発明の他の効果的な特徴によれば、
− レバーの角度位置の調整は、レバーの固定点と反対の端に設けられた収容部内で動く偏心部材によって実現する。
− レバーの偏心部材と収容部との間の摩擦によって、または偏心部材に近接した補助止めネジによって、調整後の角度位置で、レバーは定位置に固定される。
− 分車は、ムーブメントの平面に対して垂直に延びる軸に関して回転自在に取り付けられており、レバーは、時計ムーブメントの平面に平行な平面内に延在している。
− レバーの角変位の結果として、分車の歯の侵入は、第1の筒カナの歯部と第2の筒カナの歯部において同じ深さとなるように、レバーは、第1の主筒カナおよび第2の筒カナに対して配置されている。
− 分車の歯はそれぞれ、2〜10°の間の頂角をなす直線分を呈する駆動歯面を有する。
− 第1の筒は、分渦巻カム、サプライズピース、およびクォータ渦巻カムを有する。
− 分車は、これと同軸のモーションワークのカナと一体であり、モーションワークのカナは、時車に係合している。
− 時車は、第2の筒カナと同軸であり、時車は、第2の筒カナを取り囲む筒を有し、その端に時針を保持している。
− バックラッシュ調整機能のさらなるサポートのために、頂角をなす2つの直線分を含む歯面の形状は、調整範囲にわたる遊びの減少の線形性を示すように構成されている。
本発明のその他の特徴的特質および効果については、添付の図面を参照して以下の詳細な説明を精査することで、理解されるであろう。
図1は、本発明の打撃機構を有する時計ムーブメントの部分切断斜視図を示している。 図1aは、モーションワーク車を保持するレバーを示す、本発明のムーブメントの部分断面を示している。 図1bは、モーションワーク車を保持するレバーの角度方位を調整するための装置を示す、上から見た図1の詳細を示している。 図1cは、図1bのA−A線に沿った断面を示している。 図2は、図1に示す本発明の時計ムーブメントの詳細を斜視図で示している。 図3は、本発明のムーブメントの筒カナの歯部における分車の歯列の侵入深さを調整するための、モーションワーク車を保持するレバーの調整の2つの位置の一方にある分車を、上から見た図で示している。 図3aは、図3の筒カナにおける分車の歯列の係合の詳細の図である。 図4は、本発明のムーブメントの筒カナの歯部における分車の歯列の侵入深さを調整するための、モーションワーク車を保持するレバーの調整の2つの位置の他方にある分車を、上から見た図で示している。 図4aは、図4の筒カナにおける分車の歯列の係合の詳細の図である。 図5は、分車の歯列の詳細である。
図1は、例えば腕時計型の時計に組み込まれるための、時計ムーブメント1を示している。この時計ムーブメント1は、少なくとも打撃機構2を有し、その要素のうち、本発明の理解に必要なもののみを示している。
当業者であれば、Francois LECOULTREによる文献「Les montres compliquees」(Editions horlogeres,Bienne(スイス),1985年,ISBN:2−88175−000−1)を参照することができるであろう。この文献は、97〜205頁の、以下のようないくつかの章において、打撃機構を構成する基本的機構について詳細に説明している。
− 打撃機構
− アンティーク・リピータ
− モダンクォーツ・リピータ
− 簡易リピータ
− ハーフクォータ・リピータ
− ブレゲ(Breguet)ハーフクォータ・リピータ
− ファイブミニッツ・リピータ
− ミニッツ・リピータ
− グランドソヌリ
必要な場合を除き、これらの基本的機構について、本明細書では詳細に解説しないが、打撃機構の専門家であれば、その構成を、この普遍的な参考文献の、参照により本明細書に組み込まれる上記の章において、確認することができるであろう。
斜視図で部分的に示すムーブメント1は、通常は、地板Pと、脱進機(図示せず)に係合している時方輪列に係合する香箱と、を備える。時方輪列は、さらに、ムーブメント1の上方の文字盤5の中心において変位させられる時針3および分針4を駆動する分輪列Mにも連結されている。この具体的な例では、ムーブメントは円形状であり、文字盤は、ムーブメントの中心位置にない。
分輪列は、通常は、分車6aとモーションワークのカナ6bとで形成されるモーションワーク車6を含む。
打撃機構2は、分車6aに係合している第1の筒カナ8を上端に保持する真7aを有する第1の筒7を含む。真7aは、順に、かつ同軸状に重ねて、クォータ渦巻カム9とサプライズピース10と分渦巻カム11とを保持しており、これらは、打撃機構2のフィーラ(図示せず)とそれぞれ協働する。当然のことながら、本発明の変形実施形態では、真7aは、1つのみの渦巻カムを有してよい。図示の例では、第1の筒カナの真7aは、さらに、その中央部分に、従来の時刻設定機構(図示せず)に係合するためのカナ12を保持している。一変形例によれば、このカナ12は省くことができ、時刻設定機構は、モーションワークMに直接係合することができ、例えば分車6aに直接係合することができる。モーションワークのカナ6bは、その筒13aに時針3を保持している時車13に係合している。分車6aは、さらに、第2の筒カナ14のカナ14aに係合しており、第2の筒カナの本体14bは、筒13aに同軸状に貫通して延在し、分針4を保持している。第2の筒カナのカナ14aは、さらに、時方輪列に係合しており、これにより、第1の筒7をこのように間接的に駆動するモーションワークMの駆動を確保している。
これらの図面から分かるように、モーションワーク車6は、図示の例ではレバー15の中央部分に設けられた開口に挿入された真16に関して回転するように、レバー15上に取り付けられている。略アーチ形状を呈するレバー15は、その第1端15aで、地板Pの上方に広がる受けPoに直接ネジ込まれるネジ17によって固定されている。レバーは、その第1端15aの領域において、括れRで規定されるネック部を呈し、これにより、弾性撓み可能な可撓部を形成するとともに、レバー15の平面に対して垂直に延びる屈曲軸FLを規定している。レバー15は、その固定端15aと反対の第2端15bに、その中で偏心部材18が動く収容部15cを有し、偏心部材18は、ヘッド18aを有し、これが円柱状本体18bによって拡張され、これが次に、円柱状本体18bに対して偏心したニップル18cによって拡張されている。ヘッド18aは、その上面に、操作工具の端を受けるためのスロット18dを備える。本体18bは、レバー15の対応する開口に挿入されており、ニップル18cは、受けPoに設けられた長円開口18e内に延出している。従って、偏心部材18が回転するように操作されると、レバーは、ムーブメント1の平面に略平行な平面内で、括れRの最狭点に位置するその屈曲軸FLに関して、矢印Fに従って回転変位し得る。このように、例えばネジ回しによる偏心部材18の回転操作によって、第1の筒7のカナ8および第2の筒14のカナ14aに対する分車6aの位置の同時調整を可能とするように、レバー15の角度位置を調整し得る。調整された位置は、レバー15の開口内での本体18bの摩擦によって維持される。さらに、レバー位置の調整後に、ネック部の弾性によってレバーを戻すことが可能であるとともに、その同量で輪列におけるバックラッシュを減らすことが可能となることに留意すべきである。
より具体的には、屈曲軸FLに関するレバー15の角変位によるレバー15の円弧変位の結果として、第1の筒7のカナ8の歯部と第2の筒14のカナ14aの歯部における分車6aの歯の侵入が同じ深さとなるように、レバー15は、第1の筒7のカナ8および第2の筒14のカナ14aに対して配置されている。
これに関連して、時計用歯車装置は、典型的には、公称中心距離で、歯部のバックラッシュは歯列の角ピッチの0.16倍程度であるということに留意すべきである。
例えば、カナが20歯を有する場合に、360°/20×0.16すなわち2.68°のバックラッシュであると仮定する。本発明のムーブメントの分車の場合のように、他の2つの歯車またはカナに係合する歯車の場合、そのバックラッシュは累加的であり、これにより、2×2.68°すなわち5.36°程度の総バックラッシュとなる。このようなバックラッシュで、それらの歯車の製造公差を考慮すると、筒14が保持する分針4の、文字盤5の分目盛に関する位置と、筒カナが保持する分渦巻カム11によって得られる、打刻される分の打鈴数と、の一致を確保するのは難しい。このため、本発明のムーブメントにより、より具体的には、その位置を屈曲軸FLに関して角度調整可能であるレバー15上にモーションワーク車6を配置することにより、分車と第1の筒7との間および分車と第2の筒14との間のそれぞれの公称中心距離を同時に変化させることを、より具体的には、これらの中心距離を減少させることを可能とし、これにより、歯部の間のバックラッシュを最適化して、一方で分渦巻カムの位置と文字盤に関する分針の位置との完全な一致と、他方で当該の歯部の摩耗が最小限であること、を確保するバックラッシュを伴う噛合を可能とする。
より具体的には、図3、3a、4、4aを参照すると、第1の筒7のカナ8および第2の筒14のカナ14aの歯部への分車の歯列の侵入を調整するための、それぞれ2つの位置で分車6aを示している。
図3および3aでは、分車6aと、第1の筒7のカナ8および第2の筒14のカナ14aとの間の公称中心距離が、この歯車の歯部とこれらのカナの歯部との間のバックラッシュが実質的にゼロであるように、減少していることが分かる。このような構成は、最適ではなく、より具体的には、分渦巻カムの位置と文字盤に関する分針の位置との完全な一致が確保されるとしても、摩耗に関して最適ではない。
これに対し、図4および4aでは、分車6aと、第1の筒7のカナ8および第2の筒14のカナ14aとの間の公称中心距離が、この歯車の歯部とこれらのカナの歯部との間のバックラッシュが2°〜4°の間であるように、図3および3aと比較して、より低い程度で減少している。これにより、歯部の摩耗が最小限であることが確保されるとともに、分渦巻カムの位置と文字盤に関する分針の位置との完全な一致が確保される。
効果的には、モーションワーク車6の位置の調整時に、レバー15の枢動によって公称中心距離を減少させるときに、歯車およびカナの歯部に係合する分車の歯列の、それらの歯車およびカナの歯部への侵入を促すために、最大数の歯を含む分車の歯部は、2〜10°の間の頂角をなす直線分を含む駆動歯面6dをそれぞれ有する歯6cを呈し得る。
1 ムーブメント
2 打撃機構
3 時針
4 分針
5 文字盤
6 モーションワーク車
6a 分車
6b モーションワークのカナ
6c (分車の)歯
6d 駆動歯面
7 第1の筒
7a (第1の筒の)真
8 第1の筒カナ
9 クォータ渦巻カム
10 サプライズピース
11 分渦巻カム
12 カナ
13 時車
13a (時車の)筒
14 第2の筒カナ(第2の筒)
14a 第2の筒カナのカナ(第2の筒カナ)
14b 第2の筒カナの本体
15 レバー
15a レバーの第1端(固定端)
15b レバーの第2端
15c 収容部
16 (モーションワーク車の)真
17 ネジ
18 偏心部材
18a (偏心部材の)ヘッド
18b (偏心部材の)円柱状本体
18c (偏心部材の)ニップル
18d (偏心部材の)スロット
18e 長円開口
A 断面線
F 回転変位方向
P 地板
Po 受け
α 分車の歯の駆動歯面の直線分がなす頂角

Claims (11)

  1. 打撃機構を備えた機械式時計ムーブメントであって、前記打撃機構は、前記打撃機構のセンサ手段と協働するための少なくとも1つの渦巻カム(11)を同軸状に取り付けた、第1の筒カナ(8)を備える少なくとも第1の筒(7)を有し、前記第1の筒(7)は、当該ムーブメントの時方輪列によって少なくとも間接的に駆動されるように構成されている、ムーブメントにおいて、
    当該ムーブメントは、第2の筒カナ(14a)を備える第2の筒(14)をさらに有することと、
    前記第2の筒(14)は、分針(4)を保持していることと、
    前記第2の筒カナ(14a)は、一方で前記時方輪列に、他方で分車(6a)に係合していることと、
    前記分車(6a)は、前記第1の筒カナ(8)に係合していることと、
    モーションワークのカナ(6b)は、前記第2の筒(14)と同軸の時車(13)に係合していることと、
    前記分車(6a)は、固定点の周りに枢動するように構成されたレバー(15)上に取り付けられており、前記レバーの角度位置は、前記第1の筒カナ(8)および前記第2の筒カナ(14a)に対する前記分車(6a)の位置調整を可能とするように枢動することにより調整され得ることと、を特徴とする、機械式時計ムーブメント。
  2. 前記レバー(15)の角度位置の調整は、前記レバー(15)の前記固定点と反対の端(15b)に設けられた収容部(15c)内で動く偏心部材(18)によって実現することを特徴とする、請求項1に記載の機械式時計ムーブメント。
  3. 前記レバー(15)の前記偏心部材(18)と前記収容部(15c)との間の摩擦によって、調整後の角度位置で、前記レバー(15)は定位置に固定されることを特徴とする、請求項2に記載の機械式時計ムーブメント。
  4. 前記分車(6a)は、当該ムーブメントの平面に平行な平面において垂直に延びる軸(16)に関して回転自在に取り付けられており、前記レバー(15)は、当該時計ムーブメントの平面に平行に延在している、ことを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の機械式時計ムーブメント。
  5. 前記レバーの角変位の結果として、前記分車の歯の侵入は、前記第1の筒カナの歯部と前記第2の筒カナの歯部において同じ深さとなるように、前記レバー(15)は、前記第1の筒カナ(8)および前記第2の筒カナ(14a)に対して配置されていることを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載の機械式時計ムーブメント。
  6. 前記分車(6a)の歯はそれぞれ、2〜10°の間の頂角(α)をなす直線分を呈する駆動歯面(6d)を有することを特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載の機械式時計ムーブメント。
  7. 前記第1の筒(7)は、分渦巻カム(11)、サプライズピース(10)、およびクォータ渦巻カム(9)を有することを特徴とする、請求項1〜6のいずれかに記載の機械式時計ムーブメント。
  8. 前記分車(6a)は、前記分車と同軸のモーションワークのカナと一体であり、前記モーションワークのカナは、時車(13)に係合している、ことを特徴とする、請求項1〜7のいずれかに記載の機械式時計ムーブメント。
  9. 前記時車(13)は、前記第2の筒(14)と同軸であり、前記時車(13)は、前記第2の筒(14)を取り囲む筒(13a)を有し、該筒の端に時針(3)を保持している、ことを特徴とする、請求項8に記載の機械式時計ムーブメント。
  10. 請求項1〜9のいずれかに記載のムーブメントを備えた時計
  11. 請求項1〜9のいずれかに記載のムーブメントを備えた腕時計。
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