JP6695199B2 - 冷却貯蔵庫 - Google Patents
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Description
実施形態1を図1ないし図6に基づいて説明する。以降の説明において上下方向及び左右方向とは図1に示す上下方向及び左右方向を基準とし、前後方向とは図2に示す前後方向を基準とする。
図1及び図2を参照して、本実施形態に係る冷却貯蔵庫としての冷蔵庫1の全体構成について説明する。冷蔵庫1は主に業務に用いられるセンターピラーレスの4ドア式の冷蔵庫(所謂ワイドスルータイプ冷蔵庫)である。
図1に示すように、冷蔵庫1は前面に2つの開口10(図2参照)を有する断熱箱体からなる貯蔵庫本体11を備えている。貯蔵庫本体11には開口10を開閉する左右一対の観音開き式の断熱扉12(12A〜12D)が上下に二組取り付けられている。また、貯蔵庫本体11の下面には貯蔵庫本体11を支持する4つの脚部13が取り付けられている。
次に、図2を参照して、冷却ユニット15及びその周辺の構成について説明する。冷却ユニット15は冷却回路を構成する圧縮機16、凝縮器17、凝縮器ファン18、蒸発器19、図示しないキャピラリチューブなどを断熱性のユニット台20に取り付けることによってユニット化したものである。具体的には、圧縮機16、凝縮器17、凝縮器ファン18、及び、キャピラリチューブはユニット台20の上側に取り付けられており、蒸発器19はユニット台20の下側に取り付けられている。
ここで、実施形態1に係る圧縮機16は回転数が一定のものであり、以降の説明では圧縮機16のことを一定速圧縮機16という。
また、図2に示すように、ユニット台20の下側において庫内ファン22と蒸発器19との間には庫内温度を検出する庫内温度センサ24が取り付けられている。
次に、図3を参照して、断熱扉12について説明する。断熱扉12はステンレス鋼板等の金属製の外装板31、合成樹脂製の内装板32、パッキン33、保持部材34、センターシール35などを備えている。断熱扉12は外装板31と内装板32とによって箱状に構成されており、内側の中空部に硬質ポリウレタンなどの発泡樹脂からなる図示しない断熱材が発泡充填されている。
保持部材34はセンターシール35を保持する部材である。保持部材34は断熱扉12の開閉側端部の端面であって相手側の断熱扉12と対向する端面に全高に亘って装着されているベース34Aと、ベース34Aに保持されているスライド蓋34Bとを備えている。
図4に示すように、冷蔵庫1は制御部60を備えている。制御部60には操作部61、庫内ファン22、一定速圧縮機16、凝縮器ファン18、庫内温度センサ24などが接続されている。
次に、図5を参照して、冷却運転について説明する。制御部60は冷蔵庫1の電源がオンにされると一定速圧縮機16及び凝縮器ファン18の運転を開始し、それらの運転を開始してから一定時間(例えば20秒)が経過すると庫内ファン22の高速運転を開始する。庫内ファン22の運転を開始すると冷却された空気が庫内に循環し、庫内温度が低下し始める。
図3に示すようにヒレ部35Bは第2リップ部35Eによって遮蔽されているので第2リップ部35Eがない場合に比べれば温度の低下が抑制されるが、庫内ファン22が高速運転されているときはそれでも温度が低下し易い。このためヒレ部35Bに霜や氷、水滴が付着する虞がある。
なお、一定速圧縮機16の運転を停止している期間は庫内ファン22を低速運転に切り替えるようにしても、庫内温度が上限温度まで上昇すると一定速圧縮機16の運転が再開されるとともに庫内ファン22が高速運転に切り替えられるので、冷気が庫内に十分にいきわたり、冷却能力が損なわれることはない。
ここでは先ず、図6を参照して、従来の冷蔵庫1における庫内ファン22の制御について説明する。図6に示すように、従来は冷却運転中に常に庫内ファン22を高速運転していた。このため一定速圧縮機16が停止している間も庫内ファン22が高速運転され、ヒレ部35Bや第2リップ部35Eの温度が低下し易かった。このためヒレ部35Bや第2リップ部35Eに霜や氷、水滴が付着する虞があった。
次に、実施形態2を図7ないし図9によって説明する。前述した実施形態1では冷却貯蔵庫として冷蔵庫を例に説明したが、実施形態2に係る冷却貯蔵庫はワイドスルータイプの冷凍庫であり、特にサイズが大きいタイプ(横幅1500mm〜1800mm)のものである。
図7を参照して、実施形態2に係る冷凍庫2の電気的構成について説明する。前述したように冷凍庫2は特にサイズが大きいタイプのものであるため、圧縮機が1台では設定温度まで到達しなかったり、あるいは到達するまでの時間が長くなってしまったりする虞がある。このため、冷凍庫2は実施形態1に係る一定速圧縮機16に加えて回転数が可変のインバータ圧縮機70を更に有している。冷凍庫2の構成はその他の点において実施形態1に係る冷蔵庫1の構成と実質的に同じである。
先ず、図8を参照して、外気温が高いときの冷却運転について説明する。制御部60は電源がオンにされるとインバータ圧縮機70及び凝縮器ファン18の運転を開始し、それらの運転を開始してから一定時間(例えば20秒)が経過すると庫内ファン22の高速運転を開始する。そして、制御部60は庫内が冷却される速度(冷却速度)を基準速度と比較し、基準速度より遅い場合はインバータ圧縮機70だけでは冷却能力が足りてないと判断して一定速圧縮機16の運転を開始する。
以上説明した実施形態2に係る冷凍庫2によると、一定速圧縮機16の運転を停止している期間のうち少なくとも一部の期間は庫内ファン22を低速運転に切り替えるので、従来に比べてヒレ部35Bや第2リップ部35Eの温度が低下し難くなる。このため、ヒレ部35Bや第2リップ部35Eに霜や氷、水滴が付着してしまうことを抑制することができる。
次に、実施形態3を図10によって説明する。実施形態3は実施形態2の変形例である。前述したように、実施形態2では、外気温が低いとき、庫内温度が下限温度まで低下すると庫内ファン22を低速運転に切り替え、その後に庫内温度が上限温度より低い高速運転温度に達すると庫内ファン22を高速運転に切り替えていた。
本明細書によって開示される技術は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本明細書によって開示される技術的範囲に含まれる。
Claims (1)
- 開口を有する貯蔵庫本体と、
前記開口を開閉する左右一対の観音開き式の断熱扉と、
各前記断熱扉の開閉側端部に略全高に亘って装着されている一対のセンターシールであって、庫内の空気に接する面と庫外の空気に接する面とを有するヒレ部を有するセンターシールと、
圧縮機を有する冷却回路と、
前記冷却回路によって冷却された冷気を庫内に循環させる庫内ファンであって、高速運転と低速運転とに切り替え可能な庫内ファンと、
庫内温度を検出する庫内温度センサと、
前記圧縮機の運転/停止を切り替えて庫内温度を設定温度近傍に維持する冷却運転を行う制御部と、
を備え、
前記貯蔵庫本体は前記庫内ファンによって庫内に吹き出された冷気が前記ヒレ部に向かって流れる構造であり、
前記制御部は、前記圧縮機を運転している期間のうち少なくとも一部の期間は前記庫内ファンを高速運転に切り替え、前記圧縮機の運転を停止している期間のうち少なくとも一部の期間は前記庫内ファンを低速運転に切り替えるとともに、前記設定温度より低い下限温度まで庫内温度が低下すると前記圧縮機の運転を停止し、その後に前記設定温度より高い上限温度まで庫内温度が上昇すると前記圧縮機の運転を再開するものであり、
前記上限温度と前記下限温度との間の所定の温度を低速運転温度というとき、庫内温度が前記上限温度から前記低速運転温度まで低下する期間は前記庫内ファンを高速運転に切り替え、前記低速運転温度から前記下限温度まで低下する期間、及び、前記下限温度から前記上限温度まで上昇する期間は前記庫内ファンを低速運転に切り替える、冷却貯蔵庫。
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