JP6694882B2 - デュアルモード硝子体切除手術システム - Google Patents

デュアルモード硝子体切除手術システム Download PDF

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Description

本開示は、眼科医療処置のための装置および方法に関し、より詳細には、硝子体流体の抽出を含む装置および方法に関する。
多くの顕微外科手術では、様々な生体組織の正確な切断および/または除去が必要とされる。例えば、いくつかの眼科外科手術では、後眼部を満たしている透明なゼリーのような物質である硝子体液の切断および/または除去を必要とする。硝子体液、または硝子体は、網膜に取り付いていることが多い多数の微視的な原線維で構成されている。それゆえ、硝子体の切断および/または除去は、網膜の牽引、脈絡膜からの網膜の剥離、網膜裂孔、または、最悪の場合には、網膜自体の切断および/または除去を回避するために、細心の注意を払って行われる必要がある。可動組織の管理(例えば、網膜の剥離部分または網膜裂孔付近の硝子体の切断および/または除去)、硝子体基底部の切開、および膜の切断および/または除去などの細心の注意を要する作業は、特に困難である。
後区眼科手術での顕微手術切断プローブの使用はよく知られている。そのような硝子体切除プローブは、一般に、毛様体輪付近の強膜にある切開部を介して挿入される。外科医はまた、後区手術の最中に、光ファイバー照明器、注入カニューレ、または吸引プローブなどの他の顕微手術器械を挿入し得る。外科医は、顕微鏡下で眼を見ている間に処置を行う。
標準的な硝子体切除プローブは、一般に、中空針を含み、その端部には、硝子体原線維を引き入れるポートがある。中空針内に配置される内側部材が前後に動いて、ポートを開閉する。これは、ポートが開放している間にポートに入るいずれの原線維も切断するように動作する。内側部材が中空針に対して動く速度は、切断速度と呼ばれる。場合によっては、高速の切断速度を有することが望ましい。しかし、場合によっては、比較的低速であるが、より正確な切断速度を有することが望ましい。場合によっては、単一の切断を行うことが望ましいともし得る。硝子体切除プローブの使用および操作性の継続的な改善が必要とされている。本明細書で説明するシステムは、従来技術の欠陥の1つ以上に対処するように構成されている。
本開示は、概して、眼から流体を除去するための装置および方法に関し、およびそれらを含み、およびより具体的には、眼から流体を除去するための眼科手術システム、およびそのシステムを使用する方法に関する。
患者の眼を治療するための眼科手術システムが、本体と、本体から遠位に延在する切断要素とを含む。切断要素は、端部にポートを含むスリーブ部材を含む。切断要素はまた、スリーブ部材内に配置された内側部材を含み、内側部材は、スリーブ部材に対して軸方向に可動であり、ポートを開閉する。切断要素はまた、内側部材に固定された作動要素を含み、作動要素は、共振モードおよび非共振モードの双方で動作するように構成されている。共振モードでの動作によって、一定の加圧流体供給の適用下で、内側部材の往復式の動きを引き起こし、および非共振モードでの動作によって、加圧流体のパルスによる内側部材の動きを引き起こす。
眼科手術システムはプローブを含む。プローブは、本体と、本体から遠位に延在する切断要素とを含む。切断要素は、端部にポートを含むスリーブ部材を含む。切断要素はまた、スリーブ部材内に配置された内側部材を含む。切断要素はまた、スリーブ部材に対して内側部材を軸方向に動かしてポートを開閉するように構成された作動要素を含む。作動要素は、チャンバーと、チャンバー内で可動であるダイアフラムと、内側部材に協働的に関連付けられて、内側部材の動きによって、切換え弁の遅延切換えを引き起こす流れ振り分け器とを含む。システムはまた、プローブと流体連通している加圧流体源を含むコンソールを含む。
硝子体切除プローブを使用する方法は、閾値超に加圧された加圧流体を硝子体切除プローブの作動要素に適用することによって、共振モードで動作させるステップを含む。作動要素は、切断要素のスリーブ部材に対して切断要素の内側部材を往復式に作動する。内側部材は、スリーブ部材内に位置決めされている。スリーブ部材は、プローブの本体から遠位に延在する。スリーブ部材はポートを含み、このポートは、内側部材の作動によってポートが開閉するように、位置決めされている。方法は、さらに、スリーブ部材に対する内側部材の動きの少なくとも1回の単一サイクルを引き起こすために、閾値未満の制御された加圧流体を適用することによって、非共振モードで動作させるステップを含む。
上記の概要および下記の詳細な説明の双方とも、本質的に例示および説明であり、および本開示の範囲を限定することなく、本開示の理解をもたらすことを意図していることを理解されたい。その点について、本開示の追加的な態様、特徴、および利点は、以下の詳細な説明から当業者には明白である。
添付図面は、本明細書で開示した機器および方法の実施形態を説明し、かつ説明と共に、本開示の原理を説明するのに役立つ。
本明細書で説明する原理を組み込む一例による、説明に役立つ硝子体切除手術システムを示す図である。 本明細書で説明する原理を組み込む一例による、デュアルモード硝子体切除プローブの一部分の説明に役立つ縦断面図を示す図である。 本明細書で説明する原理を組み込む一例による、共振モードにある、説明に役立つデュアルモード硝子体切除プローブを示す図である。 本明細書で説明する原理を組み込む一例による、共振モードにある、説明に役立つデュアルモード硝子体切除プローブを示す図である。 本明細書で説明する原理を組み込む一例による、非共振モードにある、説明に役立つデュアルモード硝子体切除プローブを示す図である。 本明細書で説明する原理を組み込む一例による、非共振モードにある、説明に役立つデュアルモード硝子体切除プローブを示す図である。 本明細書で説明する原理を組み込む一例による、共振モードにある、説明に役立つデュアルモード硝子体切除プローブを示す図である。 本明細書で説明する原理を組み込む一例による、共振モードにある、説明に役立つデュアルモード硝子体切除プローブを示す図である。 本明細書で説明する原理を組み込む一例による、適用された圧力とプローブ切断速度との関係を示すグラフである。 本明細書で説明する原理を組み込む一例による、図7Aのグラフによる、プローブの内側部材の位置を示すグラフである。 本明細書で説明する原理を組み込む一例による、患者に外科的処置を行うデュアルモード硝子体切除プローブを備える眼科手術システムを示す図である。 本明細書で説明する原理を組み込む一例による、デュアルモード硝子体切除プローブを用いて患者を治療する、説明に役立つ方法を示すフローチャートである。
本開示の原理の理解を促すために、ここで、図面に示す実施形態を参照し、および特殊言語を使用して実施形態を説明する。それにもかかわらず、本開示の範囲の限定を意図するものではないことを理解されたい。説明の機器、器械、方法に対するなんらかの変更およびさらなる修正、および本開示の原理のいずれかのさらなる適用が、本開示が関係する当業者が通常思い付くように、十分に考慮される。特に、一実施形態に関して説明する特徴、構成要素、および/またはステップが、本開示の他の実施形態に関して説明した特徴、構成要素、および/またはステップと組み合わせられ得ることも十分に考慮される。単純にするために、場合によっては、図面を通して同じ参照符号を使用して、同じまたは同様の部分を指す。
本開示は、眼から眼組織および/または流体を除去するための装置、システム、および方法に関する。様々な図面は、例示的な眼科手術プローブ、および患者の眼から眼組織および/または流体を除去するためにプローブを使用する方法の実施形態を示す。本明細書で説明するいくつかの実施形態は、高速の切断速度の共振モードまたは低速の切断速度または単一切断の非共振モードのいずれかで動作し得るデュアルモード硝子体切除プローブを組み込む。しかしながら、当業者は、本開示の総合的な目的または教示から逸脱することなく、同様の実施形態を使用して、体内の他の箇所から組織および/または流体を除去し得ることを理解するであろう。
図1は、説明に役立つ硝子体切除手術システム100を示す図である。本例によれば、硝子体切除手術システム100は、ベースハウジング102と、硝子体切除外科手術の最中にシステムのオペレーションおよび性能に関するデータを示す関連のディスプレイ画面104とを含む。この例示的な実施形態では、硝子体切除手術システム100は、硝子体切除外科手術を行うために医療供給者によって使用され得る可動式コンソール110を含む。硝子体切除手術システム100は、デュアルモード硝子体切除プローブ112を含み、かつ例えば、硝子体切除外科手術などの眼科外科手術の最中に使用されるように構成されている。ベースハウジング102は、データを処理、受信、および記憶しかつ硝子体切除プローブおよび/またはディスプレイ104に信号を提供するように構成され得る。
図2は、説明に役立つデュアルモード硝子体切除プローブ112の一部分を示す定型化した図である。図2は、硝子体切除プローブ112の縦断面図を示す。本例によれば、硝子体切除プローブ112は本体202を含み、この一部分を示す。本体202は、スリーブ部材204と、内側部材206と、作動要素212とを含む切断要素203を支持する。
本体202は、そのような器具を形成するために一般に使用される様々な材料から作製され得る。例えば、本体202は、軽量アルミニウム、プラスチック、または他の材料で作製され得る。本体202の外側部分は、外科医または硝子体切除プローブ112の操作者によって快適に把持されるように、人間工学的に設計され得る。本体202の内側部分は、切断要素203、およびプローブ112と一緒に含まれ得る他の特徴を支持するように設計されている。
切断要素203は、内側部材206およびスリーブ部材204を含む。スリーブ部材204は、患者の眼に入るように設計された中空針である。スリーブ部材204は、遠位端部にポート208を含む。ポート208は、図示の通り、遠位端部の側面に沿って配置されている。ポート208は、正方形、長方形、円形、楕円形、または他の形状の開口部とし得る。開口部は、患者の眼からの硝子体原線維が入ることができるように設計されている。スリーブ部材204内での内側部材206の動きは、ポート208を開閉するように動作し、それにより、ポートが開放している間にポート208に入るいずれの硝子体原線維も切断する。
切断要素203の内側部材206は、硝子体切除プローブ112のカッター部分として動作する中空チューブである。それゆえ、内側部材206の遠位端部は、硝子体原線維を切断するように十分に鋭い。内側部材206は、例えばステンレス鋼などを含む様々な材料から作製され得る。場合によっては、内側部材206は、一緒に取り付けられた複数の部材を含み得る。例えば、内側部材206の遠位端部は、近位端部とは異なる材料で作製されたカッター部材とし得る。内側部材206の近位端部は、スリーブ部材204に対して内側部材206を動かす作動要素212に接続され得る。
作動要素212は、複数のモードのうちの1つで、スリーブ部材204に対して内側部材206を動かすように設計されている。具体的には、作動要素212は、共振モードで動作し得る。共振モードでは、定圧流体がプローブ112に供給される。そのため、作動要素212は、そのような加圧流体の適用下で非常に高速で動く。作動要素212はまた、非共振モードで動作し得る。非共振モードでは、加圧流体の制御パルスがプローブ112に供給される。いくつかの例では、単一パルスが単一切断を生じる。いくつかの例では、一連のパルスを使用して、プローブ112を低速の切断速度で動作させる。
図3Aおよび図3Bは、共振モードにある、説明に役立つデュアルモード硝子体切除プローブ112を示す図である。本例によれば、プローブ112は、チャンバー302内にバネ押しダイアフラム304を含む作動要素212を含む。チャンバー302は、スライド弁310などの流れ振り分け器と流体接続している。スライド弁310は、2つの切換え弁316、318と流体連通している。切換え弁316、318の構成は、加圧流体をどのようにプローブに適用するかを、それゆえ、プローブ112の動作モードを決定するために使用され得る。
一例では、チャンバー302はシリンダー状チャンバーであり、その各端部には、内側部材206が通過できる孔を有する。チャンバー302は、プローブ112の内部本体に固定され、それにより、チャンバー302を適所に取り付けている。チャンバー302は、内側部材206に固定されていないため、内側部材206は、チャンバー302に対して動くことができる。チャンバー302はまた、流体で満たされ得る近位セクション303を含む。流体はまた、近位セクション303から排出され得る。
チャンバー302は、チャンバー302内で可動であるダイアフラム304を含む。ダイアフラム304は内側部材206に固定されて、ダイアフラム304の動きによって、内側部材206のそれぞれの動きを引き起こすようにしている。いくつかの実施形態では、ダイアフラム304は、シリンダー状チャンバー302内に嵌合しかつダイアフラム304の外周エッジの周りにシールを形成するように、ディスク形状とし得る。チャンバー302およびダイアフラム304には他の形状も考えられる。
ダイアフラム304は、バネ機構306などの付勢要素306によってチャンバー302の遠位端部に接続される。付勢要素306は、ダイアフラム304に、近位方向に力を加える。それゆえ、チャンバーに入る加圧流体は、ダイアフラム304をバネ力に抗して動かし、それにより、内側部材206を遠位方向に動かしてポート208を閉鎖する。近位セクション303内の流体がもはや加圧されていないとき、付勢要素306からのバネ力は、流体をチャンバー302から流出させるように押し戻すため、内側部材206を近位方向に動かしてポート208を開放する。
流体は、ポート322を通ってチャンバー302に入る。ポート322は、スライド弁310と流体連通している。この実施形態では、スライド弁310は、2つの位置のうちの1つの間で動く。第1の位置では、図3Aに示すように、経路312は開放され、かつ経路314は閉鎖されている。図3Bに示されている第2の位置では、経路312は閉鎖され、かつ経路314は開放されている。
スライド弁310は、チャンバー302とコンソール切換え弁316、318との間での流体の流れを振り分けるため、流れ振り分け器の機能を果たす。具体的には、流れ振り分けスライド弁310は、流れを、チャンバー302に流入させるようにまたはそこから流出させるように振り分ける切り換えを行う。本例によれば、スライド弁310は、2つの位置間で動くスライダー311を含む。スライダー311は内側部材206に固定されて、内側部材206の動きによって、スライド弁310の遅延切換えを生じる。例えば、スライド弁310のスライダー311は、バネ機構308によって内側部材206に接続され得る。
本例では、バネ機構308は、常に圧縮下にあるため、スライダー311を内側部材206とは反対の位置に押す。例えば、内側部材206が近位位置にある間、図3Aに示すように、バネ機構308はスライダー311を遠位位置に押す。内側部材206が近位位置から遠位位置へ動くとき、最終的には中心点を通過し、図3Bに示すように、バネ機構308がスライダーを近位位置に押すこととなる。それゆえ、スライダー311は、内側部材206とは反対の位置となる傾向を有する。下記でさらに詳細に説明するように、これは、システムにある程度のヒステリシスをもたらすため、作動要素212の共振性を可能にする。
コンソール110は、2つのコンソール切換え弁316、318に設けられている加圧流体供給部320を含む。コンソール切換え弁316、318は、供給モードまたは排出モードのいずれかにあるとし得る。供給モードでは、流体供給部320からの加圧流体は、切換え弁316、318を通過する。排出モードでは、流体供給部320は接続を切り離され、およびプローブ112からのいずれの流体もコンソール切換え弁316、318を通って排出され得る。切換え弁316は、ライン326を通してスライド弁310の経路314に接続される。切換え弁318は、ライン328を通して切換え弁310の経路312に接続される。
図3Aは、共振モードの段階1を示す。共振モードにある間、コンソール切換え弁316は排出モードにあり、およびコンソール切換え弁318は供給モードにある。さらに、加圧流体の一定の供給が、加圧流体供給部320を通して提供される。それゆえ、加圧流体は、コンソール切換え弁318、ライン328、経路312、ライン324を通過し、およびポート322を通ってチャンバー302の近位セクション303に入る。チャンバー302の近位セクション303が加圧流体でいっぱいになると、ダイアフラム304は遠位方向に押されるため、内側部材206を遠位方向に動かしてポート208を閉鎖する。切換え弁310のスライダー311は、十分な時間、図示の位置に留まり、チャンバー302を流体でいっぱいにし、かつ内側部材206を動かす。最終的には、バネ機構308のバネ力が、切換え弁310のスライダー311を第2の位置に動かす。
図3Bは、共振モードの段階2を示す。ダイアフラム304および内側部材206が遠位位置にあるとき、スライダー311は第2の位置に押されている。スライダー311が第2の位置にある状態では、チャンバー302内の加圧流体は、ポート322から排出され、ライン324を通って戻り、経路314を通り、ライン326を通り、およびコンソール切換え弁316から排出される。加圧流体がチャンバー302から排出されると、付勢要素306からのバネ力などの付勢力が、ダイアフラム304および内側部材306を近位位置に戻るように押す。チャンバーが十分に排出されて、内側部材が近位に動くことができるようにした後、バネ308の力が、スライダー311を第1の位置に戻るように動かし、その位置では、加圧流体供給部320からの加圧流体がポンプ式にコンソール切換え弁318を通って、最終的にはチャンバー302に入るときに、サイクルが再度開始する。共振モードは、1分当たり7,500回の切断を上回る切断速度などの高速の切断速度が望まれるときに、特に有用とし得る。
図4は、非共振モードにある、説明に役立つデュアルモード硝子体切除プローブを示す図である。本例によれば、非共振モードでは、単一切断または低速の切断速度が、下記で説明するように行われ得る。単一切断を実施するために、両コンソール切換え弁は供給モードに設定される。その後、加圧流体が、両コンソール切換え弁316、318を通して同時に供給される。場合によっては、加圧流体は、コンソール切換え弁318に適用されるわずかに前に、コンソール切換え弁316を通して供給され得る。すなわち、コンソール切換え弁316は、コンソール切換え弁318のわずかに前に開放され得る。加圧流体はチャンバー302をいっぱいにして、ダイアフラム304および内側部材206を遠位位置に動かす。バネ機構308は、最終的には、内側部材206の動きに応答し、それにより、スライダー311を第2の位置へと動かす。しかし、圧力は両コンソール切換え弁316、318を通して適用されているため、圧力がチャンバー302内で維持されて、圧力が解放されるまでは内側部材206を遠位位置に保つ。圧力は、コンソール切換え弁316、318を排出位置に切換えることによって、解放され得る。これにより、チャンバー302内のいずれも流体も排出されるようにできる。あるいは、圧力は、加圧流体供給部320を通る圧力を停止することによって、解放され得る。
プローブ112を低速の切断速度で動作させるために、コンソール110は、加圧流体の一連のパルスを、コンソール切換え弁316、318を通して適用できる。各パルスは、上述のような単一切断を引き起こす。プローブ112が非共振モードで動作する速度は、コンソール切換え弁316、318を通して供給されている加圧流体のパルスの性質を調整することによって、制御される。
図3A、図3B、および図4で開示する実施形態などのいくつかの実施形態では、モードは、コンソール切換え弁316、318の動作によって変更される。この実施形態によれば、コンソール110は、ボタン、ダイアル、またはスイッチなどのモードセレクター入力を含み、例えば、システムをモード間で切換えることができるようにし得る。いくつかの例では、コンソールは、選択した切断速度に基づいて動作モードを自動的に選択するように動作し、コンソールは、切断速度が閾値超に設定されると共振モードで自動的に動作し、かつ切断速度が閾値を下回ると非共振モードで自動的に動作する。いくつかの実施形態では、モードは、プローブに供給されている流体の圧力によって決定される。
図5は、システムが非共振モードで動作しているときの、説明に役立つデュアルモード硝子体切除プローブ112を示す図である。本例によれば、プローブ112は、ダイアフラム504によって分離される近位セクション506と遠位セクション508とを有するチャンバー502を有する作動要素212を含む。セクション506、508は、プローブ112の一部を形成する制御弁システムと流体接続している。一例では、制御弁システムは、スプール弁524である。スプール弁524は、切換え弁516などの流体指示器と流体接続している。スプール弁524を使用して、プローブ112を共振モードと非共振モードとの間で切換える。スプール弁524はまた、プローブ112とコンソール110などのコンソール(図示せず)との間を接続する流体供給ラインと流体接続している。
チャンバー502は、近位セクション506および遠位セクション508に分割される。ダイアフラム504は、近位セクション506から遠位セクション508を密封するためにチャンバー502の内壁とシールを形成するように、ディスク形状とし得る。ダイアフラムは内側部材206に固定されて、ダイアフラム504の動きによって内側部材206の動きを引き起こすようにする。近位セクション506へポンプ式に流体を流入させることによって、近位セクション506の体積を増大させ、かつ遠位セクション508から流体を押し出すことによって、遠位セクション508の体積を減少させる。反対に、遠位セクション508へポンプ式に流体を流入させることによって、遠位セクションの体積を増大させ、かつ近位セクション506から流体を押し出すことによって、近位セクション506の体積を減少させる。
スプール弁524は、2つの位置間で可動であるスプール538を含む。図5に示すように、スプール538は、バネ機構などの付勢要素526によって第1の位置に付勢される。第1の位置は、流体供給ライン540、542からの流体が切換え弁516を迂回して、近位セクション506および遠位セクション508に直接流れるようにしている。
非共振モードにある間、プローブ112は以下の通り動作する。制御された量の加圧流体が、コンソール110において両流体供給ライン540、542に適用される。2つの流体供給部540、542の圧力差は、閾値レベルを下回って保たれ、図5に示すように、スプール弁524を第1の位置に保つ。圧力パルスは、流体供給部540と流体供給部542とに交互に適用される。具体的には、内側部材206を動かしてポート208を閉鎖するために、圧力パルスは、流体供給部542を通して適用される。この流体パルスは、スプール弁524の経路530を通過し、ライン546を通過し、ポート510を通過し、チャンバー502の近位セクション506に流入する。流体パルスは、ダイアフラム504を動かすのに十分であり、および遠位セクション508内のいずれの流体も、ポート512から押し出され、ライン552を通って、スプール弁524の経路534を通って、流体供給ライン540を通るように戻される。
内側部材206を動かしてポート208を開放するために、流体パルスは、流体供給部540に適用される。この流体パルスは、スプール弁524の経路534を通過し、ライン552を通過し、ポート512を通過し、チャンバー502の遠位セクション508に入る。流体パルスは、ダイアフラム504を遠位方向に動かすのに十分であり、それにより、近位セクション506から流体を押し出す。その後、近位セクション506内のいずれの流体もポート510から押し出され、ライン546を通って、スプール弁524の経路530を通って、流体供給部542を通るように戻される。それゆえ、流体供給部540と542との間に制御された交互パルスを適用することによって、プローブは、低速の切断速度で動作でき、かつ単一切断も実施できる。
図6Aおよび図6Bは、共振モードにある、説明に役立つデュアルモード硝子体切除プローブ112を示す図である。図6Aは、共振モードの段階1を示し、および図6Bは段階2を示す。プローブを共振モードにするためには、流体供給部540、542の圧力差は、閾値レベルを上回る。具体的には、流体供給部542の圧力は、付勢要素526のバネ力に打ち勝つように、流体供給部540の圧力よりも十分に大きい。これにより、図6Aおよび図6Bに示すように、スプール538を第2の位置に動かす。
スプール538が第2の位置にある状態では、流体供給部542からの流体は、スプール弁524の経路531を通過し、ライン548を通過し、スライド弁516の経路518を通過し、ライン544を通過し、スプール弁524の経路528を通過し、ライン546を通過し、ポート510を通過して、近位チャンバー506に流入する。これにより、ダイアフラム504および内側部材206を動かして、ポート208を閉鎖する。これはまた、遠位チャンバー508内のいずれの流体もポート512から押し出し、ライン552を通って、スプール弁524の経路536を通って、ライン554を通って、切換え弁516の経路520を通って、ライン550を通って、スプール弁524の経路532を通って、および供給ライン540から出る。
スライド弁516は、流体を、セクション506、508のいずれかに流入させるかまたはそこから流出させるように振り分けることによって、流れ振り分け器の機能を果たす。一例では、スライド弁516はスライダー517を含む。スライダー517は、圧縮バネ機構514によって内側部材206に接続されており、内側部材206の動きによってスライダー517の遅延した動きを生じるようにする。図6Bに示すように、スライダー517が位置を変更すると、流体供給部542からの加圧流体は、近位セクション506の代わりに遠位セクション508をいっぱいにするように、ルートを変更する。具体的には、流体供給部542からの流体は、経路531を通過し、ライン548を通過し、スライダー弁516の経路519を通過し、ライン554を通過し、スプール弁524の経路536を通過し、ライン552を通過し、ポート512を通過して、遠位セクション508に流入する。これにより、ダイアフラム504および内側部材206を近位位置に動かして、ポート208を開放する。これはまた、流体を、近位セクション506からポート510を通って押し出し、ライン546を通り、経路528を通り、ライン544を通り、スライド弁516の経路521を通り、ライン550を通り、スプール弁524の経路532を通り、および流体供給部540から流出する。内側部材206の動きによって、最終的にはスライダー517を動かし、これは、同様に、流体のルートを流体供給部542から近位セクション506へと変更し、それにより、サイクルを繰り返す。
本実施形態はスプール弁524を用いるが、流体経路を切換えることができる他のタイプの弁が考慮される。さらに、スライド弁516は、スプール弁を含む、流体経路を切換えることができる様々な弁のうちの1つとし得る。
上記で説明しかつ対応する図面に示した実施形態は、ポートを開閉することによって線維を切断するプローブに関するが、本明細書で説明する原理は、他のタイプのカッターにも適用可能とし得ることが理解される。いくつかの例では、内側部材の動きは、ポートを開閉させない。むしろ、内側部材の動きによってカッターを動かし、カッターはポートを横切って動いて組織を切断するが、実際には、ポートを開閉させない。
図7Aは、適用された圧力とプローブ切断速度との間の関係を示すグラフ700である。グラフの縦軸702は圧力を表わす。グラフ700の横軸704は時間を表す。点線706は閾値圧力レベルを表す。
グラフは、時間に応じて適用された圧力を示す。第1のモード710では、単一切断は、単一パルスの圧力を適用することによって行われる。単一切断は、コンソールに関連付けられた制御機構によって開始され得るか、またはプローブのハンドピースにある制御機構によって開始され得る。いくつかの例では、足踏みペダルがコンソールに接続されてもよく、プローブの操作者によって押されると、単一パルスがプローブに送給されるようにする。流体の単一パルスは、プローブに単一切断を実施させる。
第2のモード712では、コンソールは、一連のパルスがプローブに適用されて、プローブを低速の切断速度で動作するようにする。例えば、低速の切断速度は、1分当たり500〜5,000回の切断の範囲にあるとし得る。プローブ112は、コンソールに関連付けられた制御機構によって、低速の切断速度モード712で動作するように設定され得る。
プローブ112を単一切断モード710または低速の切断速度モード712で使用するとき、パルスに関連する圧力は、閾値レベル未満である。閾値レベルは、それを超えると、プローブを共振モードで動作させるようにするレベルである。例えば、図5、図6A、および図6Bに関連して上述した実施形態では、閾値レベルよりも高い圧力を適用することによって、スプール弁524の位置を切換え、それゆえ、プローブ112を共振モード714にする。一例では、プローブが共振モードで動作する速度は、プローブが低速の切断速度モードで動作する速度よりも実質的に高速である。例えば、共振モード714は、1分当たり約7,500〜50,000回の切断の範囲内の速度を伴い得る。
図7Bは、図7Aのグラフによるプローブの内側部材206の位置を示すグラフ720である。縦軸722は内側部材206の位置を表す。横軸724は時間を表し、および図7Aの横軸の時間に対応する。この例では、内側部材206は、近位位置726のデフォルト位置を有し、ここではポート208は開放している。流体のパルスがプローブ112に供給されると、内側部材206は遠位位置728に動き、ここではポート208は閉鎖される。それゆえ、流体のパルス708は、一時的に遠位位置728にある内側部材に対応する。
図8は、デュアルモード硝子体切除プローブを備える眼科手術システムを示す図である。本例によれば、システム800は、コンソール802およびハンドピース806を含む。コンソール802は、制御システム804および加圧流体源810を含む。ハンドピース806は、上述のものと同じプローブ112としてもよいし、または眼の状態を治療するために操作者や外科医によって使用される別のプローブとしてもよい。この例では、遠位位置が、患者808の眼に挿入される。
コンソール802は、ハンドピース806を駆動しかつそれと連動するために必要な全ての構成要素を含む。コンソールの追加的な構成要素および特徴が当業者には明白であろう。コンソール802内の制御システム804は、ハンドピース806に所望の信号を提供し、内側部材をスリーブ部材に対して動かして硝子体原線維を切断し得る。
加圧流体源810は、圧力下にある流体のチャンバーを含み得る。流体は、液体または大気などの気体とし得る。加圧流体源は、異なるレベルの加圧流体をハンドピース806に適用するように調整され得る。具体的には、加圧流体源810は、定常圧力を適用し得る。または、加圧流体源810は、流体のパルスをハンドピース806に適用し得る。
図9は、デュアルモード硝子体切除プローブを用いて患者を治療するための、説明に役立つ方法を示すフローチャートである。本例によれば、方法900は、902において、患者の眼に切開部を形成するステップを含む。904において、方法900は、硝子体切除プローブを患者の眼に挿入するステップを含む。
いくつかの例によれば、プローブは、上述のようなデュアルモード作動要素を含む。プローブはまた、本体から遠位に延在する中空スリーブ部材を有する切断要素と、中空スリーブ部材内にある内側部材とを含む。
908において、方法900は、プローブを共振モードで動作させるステップを含む。共振モードでは、加圧流体の一定の供給がプローブに適用される。その後、プローブ内にある作動要素は、適用された圧力下で前後に動く。例えば、作動要素の動きによって内側部材を動かすため、中空スリーブ部材の端部にあるポートを開閉する。
910において、方法900は、プローブを非共振モードで動作させるステップを含む。非共振モードでは、加圧流体の1つ以上のパルスがプローブに供給されて、プローブに単一切断を実施させるかまたは低速の切断速度で動作させる。それゆえ、プローブの操作者は、外科手術を行うときに複数のオプションを有する。具体的には、操作者は、患者の眼から硝子体原線維を効率的に除去するために、所望の通りモードを変更し得る。
当業者は、本開示に含まれる実施形態は上述の特定の例示的な実施形態に限定されないことを認識するであろう。その点について、説明に役立つ実施形態を図示しかつ説明したが、広範囲の修正例、変更例、および代替例が、上述の開示において考慮される。そのような変形例は、本開示の範囲から逸脱することなく、上記に対してなされ得ることが理解される。従って、添付の特許請求の範囲は、広範囲におよび本開示と一致するように構成されることが適切である。
本明細書に開示される発明は以下の態様を含む。
〔態様1〕
患者の眼を治療するための眼科手術システムであって、前記システムは:
本体と;
前記本体から遠位に延在する切断要素であって:
端部にポートを含むスリーブ部材;
前記スリーブ部材内に配置された内側部材であって、前記スリーブ部材に対して軸方向に可動である内側部材
を含む切断要素と;
前記内側部材に固定された作動要素であって、共振モードおよび非共振モードの双方で動作するように構成された作動要素と
を含み、
前記共振モードでの動作によって、加圧流体の一定の供給の適用下で前記内側部材の往復式の動きを引き起こし、および前記非共振モードでの動作によって、加圧流体のパルスによる前記内側部材の動きを引き起こす、システム。
〔態様2〕
前記作動要素が:
チャンバーと;
前記チャンバー内で可動でありかつ前記内側部材に固定されたバネ押しダイアフラムと;
前記チャンバーと流体接続している切換え弁を含む流れ振り分け器であって、前記切換え弁は、前記内側部材と接続されており、前記内側部材の動きによって遅延式に前記弁を切換える、流れ振り分け器と
を含む、態様1に記載のシステム。
〔態様3〕
前記共振モードでの動作によって、前記切換え弁の動きを引き起こして、前記チャンバーに対して流体が往復式にポンプ式に注入されかつ排出される、態様2に記載のシステム。
〔態様4〕
前記非共振モードでの動作によって、流体の制御パルスが前記切換え弁を通過するときに前記内側部材の動きを引き起こして、単一切断が実施されるかまたは一連の単一切断が実施されるようにする、態様2に記載のシステム。
〔態様5〕
前記作動要素が、さらに:
チャンバーと;
前記チャンバーを遠位セクションおよび近位セクションに分割するダイアフラムであって、前記内側部材に固定されているダイアフラムと;
前記チャンバーの遠位セクションおよび前記チャンバーの前記近位セクションの双方と流体接続している切換え弁を含む流れ振り分け器であって、前記切換え弁は前記内側部材に接続されて、前記内側部材の動きによって前記切換え弁を切り替えるようにしている、流れ振り分け器と
を含む、態様1に記載のシステム。
〔態様6〕
前記共振モードにある間、前記作動要素は、前記弁に一定圧力を通過させることによって、前記内側部材を動かすように構成されており、前記弁の往復式の動きによって、往復式に、前記近位セクションに流体をポンプ式に注入する一方で前記遠位セクションを排出し、および前記遠位セクションに流体をポンプ式に注入する一方で前記近位セクションを排出するようにする、態様5に記載のシステム。
〔態様7〕
前記非共振モードにある間、前記作動要素は、前記内側部材に固定した前記弁を迂回する一方で、前記遠位セクションおよび前記近位セクションに対して往復式に流体をポンプ式に注入しおよびそこから排出することによって、制御式に前記内側部材を動かすように構成されている、態様5に記載のシステム。
〔態様8〕
前記切換え弁と流体連通している制御弁システムを含み、前記制御弁システムは、前記共振モードに対応する第1の配置構成と、前記非共振モードに対応する第2の配置構成とを有する、態様1に記載のシステム。
〔態様9〕
前記制御弁システムが前記本体によって担持されている、態様8に記載のシステム。
〔態様10〕
前記制御弁システムが、前記非共振モードにある間は前記切換え弁を迂回するように構成され、かつ前記共振モードにある間は前記切換え弁に流体を連通させるように構成されている、態様8に記載のシステム。
〔態様11〕
さらに:
前記制御弁システムを制御するように構成された制御システムと;
前記制御弁システムおよび前記切換え弁と連通している加圧流体源と
を含むコンソールを含む、態様8に記載のシステム。
〔態様12〕
前記制御システムは、前記加圧流体源からの加圧流体が閾値を下回る間、前記非共振モードで動作し、および前記加圧流体が前記閾値を上回る間、前記共振モードで動作するように前記弁システムを制御するように構成されている、態様11に記載のシステム。
〔態様13〕
眼科手術システムであって、
プローブであって:
本体;
前記本体から遠位に延在する切断要素であって:
端部にポートを含むスリーブ部材;および
前記スリーブ部材内に配置された内側部材
を含む、切断要素;
前記スリーブ部材に対して前記内側部材を軸方向に動かすように構成された作動要素であって、
チャンバー;
前記チャンバー内で可動であるダイアフラム;および
前記内側部材の動きによって前記切換え弁の遅延切換えを引き起こすように、前記内側部材に協働的に関連付けられた流れ振り分け器
を含む、作動要素
を含むプローブと;
前記プローブと流体連通している加圧流体源を含むコンソールと
を含む、眼科手術システム。
〔態様14〕
前記内側部材を、前記ポートが開放する位置に強制的にするように、前記ダイアフラムが付勢される、態様13に記載のシステム。
〔態様15〕
前記共振モードにある間、前記作動要素は、前記切換え弁に一定圧力を通過させることによって前記内側部材を動かして、前記流れ振り分け器の動きによって流体を前記チャンバーに対して往復式にポンプ式に注入しかつ排出できるように、構成され;および
前記非共振モードにある間、前記作動要素は、前記流れ振り分け器に制御圧力を通過させることによって前記内側部材を動かして、単一切断が実施されるかまたは低速の切断速度が実施されるようにするように、構成されている、態様14に記載のシステム。
〔態様16〕
前記ダイアフラムが、前記チャンバーを遠位セクションおよび近位セクションに分割するように位置決めされ、両セクションは、前記流れ振り分け器を通って前記コンソールと流体連通している、態様13に記載のシステム。
〔態様17〕
前記作動要素が、前記共振モードで動作しかつ一定圧力が前記流れ振り分け器を通過するときに前記内側部材を動かすように、構成され、前記流れ振り分け器は、前記流れ振り分け器の動きによって前記チャンバーに対して流体を往復式にポンプ式に注入しかつ排出できるように、配置されており;および
前記作動要素は、前記非共振モードで動作しかつ流体の制御パルスが前記流れ振り分け器を通過するときに前記内側部材を動かすように、構成され、前記流れ振り分け器は、単一切断が実施されるかまたは一連の単一切断が実施されるように、配置されている、態様15に記載のシステム。
〔態様18〕
硝子体切除プローブを使用する方法であって、
閾値超に加圧された加圧流体を前記硝子体切除プローブの作動要素に適用することによって、共振モードで動作させるステップであって、前記作動要素は、切断要素の内側部材を前記切断要素のスリーブ部材に対して往復式に作動させ、前記内側部材は、前記スリーブ部材内に位置決めされており、前記スリーブ部材はプローブの本体から遠位に延在し、前記スリーブ部材は、前記内側部材の作動によって前記ポートに入る組織を切断するように位置決めされたポートを含む、ステップと;
前記スリーブ部材に対する前記内側部材の動きの少なくとも1回の単一サイクルを引き起こすために、前記閾値未満の制御された加圧流体を適用することによって、非共振モードで動作させるステップと
を含む、方法。
〔態様19〕
前記共振モードが、1分当たり約7,500〜50,000回の切断の範囲の切断速度を含む、態様18に記載の方法。
〔態様20〕
さらに、前記非共振モードで一連の単一切断を適用して、低速の切断速度を適用し、前記低速の切断速度が、前記共振モードの切断速度よりも実質的に低速であるステップを含む、態様18に記載の方法。

Claims (17)

  1. 患者の眼を治療するための眼科手術システムであって、前記システムは:
    本体と;
    前記本体から遠位に延在する切断要素であって:
    端部にポートを含むスリーブ部材;
    前記スリーブ部材内に配置された内側部材であって、前記スリーブ部材に対して軸方向に可動である内側部材
    を含む切断要素と;
    前記内側部材に接続されたダイアフラムを有する作動チャンバーであって、該作動チャンバーにおける圧力変化が、前記ダイアフラムに、前記内側部材の動きをもたらす動きを引き起こす、作動チャンバーと、
    流れ振り分け器であって、該流れ振り分け器を前記作動チャンバーに接続する内部流れラインと少なくとも二つの外部流れラインとに接続される流れ振り分け器と、
    前記流れ振り分け器において前記内側部材に固定され、共振モードおよび非共振モードの双方で動作するように構成された作動要素であって、前記内側部材の最遠位位置への動きが、前記流れ振り分け器における作動要素の、最遠位位置から最近位位置への動きを引き起こし、前記流れ振り分け器における最遠位位置から最近位位置への前記作動要素の変化が、前記少なくとも二つの外部流れラインの内の、前記作動要素が最遠位位置にある際の外部流れラインとは異なる外部流れラインに前記内部流れラインを流体的に接続する、作動要素と、
    を含み、
    前記共振モードでの動作によって、加圧流体の一定の供給の適用下で前記内側部材の往復式の動きを引き起こし、および前記非共振モードでの動作によって、加圧流体のパルスによる前記内側部材の動きを引き起こす、システム。
  2. 前記流れ振り分け器は、スライダーを有し、該スライダーは、前記内側部材の動きによって遅延式に該スライダーを切換えるように前記内側部材と接続されている、請求項1に記載のシステム。
  3. 前記共振モードでの動作によって、前記スライダーの動きを引き起こして、前記流れ振り分け器に対して流体が往復式にポンプ式に注入されかつ排出される、請求項2に記載のシステム。
  4. 前記非共振モードでの動作によって、流体の制御パルスが前記スライダーを通過するときに前記内側部材の動きを引き起こして、単一切断が実施されるかまたは一連の単一切断が実施されるようにする、請求項2に記載のシステム。
  5. 前記少なくとも二つの外部流れラインは、切換え弁に接続される、請求項1に記載のシステム。
  6. 前記共振モードにおいて、圧力は、前記少なくとも二つの外部流れラインの一方のみを通して適用される、請求項1に記載のシステム。
  7. 前記共振モードにおいて、少なくとも一つの外部流れラインは、前記流れ振り分け器から大気を排出する、請求項1に記載のシステム。
  8. 前記少なくとも二つの外部流れラインは、二つの外部流れラインから構成され、非共振モードにおいて、圧力は、前記二つの外部流れラインの両方を通して適用される、請求項1に記載のシステム。
  9. 前記作動チャンバーは、前記ダイアフラムの遠位方向動きを抗するバネを有する、請求項1に記載のシステム。
  10. 前記作動要素は、スライダーを有し、該スライダーは、最近位位置と最遠位位置との間を滑動するように構成されている、請求項1に記載のシステム。
  11. 前記スライダーは、前記内側部材の動きが前記スライダーの動きを引き起こすように、バネを通じて前記内側部材に直接的に接続される、請求項10に記載のシステム。
  12. 前記スライダー及び前記内側部材は、共振様式で前後に動く、請求項11に記載のシステム。
  13. 眼科手術システムであって、
    プローブであって:
    本体;
    前記本体から遠位に延在する切断要素であって:
    端部にポートを含むスリーブ部材;および
    前記スリーブ部材内に配置された内側部材
    を含む、切断要素;
    前記スリーブ部材に対して前記内側部材を軸方向に動かすように構成された作動要素であって、
    作動チャンバー;
    前記内側部材に接続され、前記作動チャンバー内で可動であるダイアフラムであって、前記作動チャンバーにおける圧力変化が、前記ダイアフラムに、前記内側部材の動きをもたらす動きを引き起こす、ダイアフラム
    を含む作動要素;および
    流れ振り分け器であって、前記内側部材の動きによって該流れ振り分け器におけるスライダーの遅延切換えを引き起こすように、前記内側部材に協働的に関連付けられた流れ振り分け
    含むプローブと;
    前記プローブと流体連通している加圧流体源を含むコンソールと
    を含み
    前記作動要素は、前記内側部材に固定され、共振モードおよび非共振モードの双方で動作するように構成され、
    前記共振モードでの動作によって、加圧流体の一定の供給の適用下で前記内側部材の往復式の動きを引き起こし、および前記非共振モードでの動作によって、加圧流体のパルスによる前記内側部材の動きを引き起こし、
    前記流れ振り分け器は、該流れ振り分け器を前記作動チャンバーに接続する内部流れラインと少なくとも二つの外部流れラインとに接続され、
    前記スライダーは、前記内側部材に接続され、
    前記内側部材の最遠位位置への動きが、前記スライダーの、最遠位位置から最近位位置への動きを引き起こし、
    前記スライダーの最遠位位置から最近位位置への動きが、前記少なくとも二つの外部流れラインの内の、前記スライダーが最遠位位置にある際の外部流れラインとは異なる外部流れラインを前記内部流れラインに流体的に接続する、
    眼科手術システム。
  14. 前記内側部材を、前記ポートが開放する位置に強制的にするように、前記ダイアフラムが付勢される、請求項13に記載のシステム。
  15. 前記共振モードにある間、前記作動要素は、前記流れ振り分け器に一定圧力を通過させることによって前記内側部材を動かして、前記スライダーの動きによって流体を前記作動チャンバーに対して往復式にポンプ式に注入しかつ排出できるように、構成され;および
    前記非共振モードにある間、前記作動要素は、前記流れ振り分け器に制御圧力を通過させることによって前記内側部材を動かして、単一切断が実施されるかまたは低速の切断速度が実施されるようにするように、構成されている、請求項14に記載のシステム。
  16. 前記作動要素が、前記共振モードで動作しかつ一定圧力が前記流れ振り分け器を通過するときに前記内側部材を動かすように、構成され、前記流れ振り分け器は、前記スライダーの動きによって前記作動チャンバーに対して流体を往復式にポンプ式に注入しかつ排出できるように、配置されており;および
    前記作動要素は、前記非共振モードで動作しかつ流体の制御パルスが前記流れ振り分け器を通過するときに前記内側部材を動かすように、構成され、前記流れ振り分け器は、単一切断が実施されるかまたは一連の単一切断が実施されるように、配置されている、請求項15に記載のシステム。
  17. 前記ダイアフラムが、前記作動チャンバーを遠位セクションおよび近位セクションに分割するように位置決めされ、両セクションは、前記流れ振り分け器を通って前記コンソールと流体連通している、請求項13に記載のシステム。
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