JP6694048B1 - データ取引システム - Google Patents

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Abstract

【課題】IoTのデータを円滑に流通させる仕組みを実現することを目的とする。【解決手段】データ取引システムは、外部からの制御によって、データのチャネルを設定し、所定の相手先にデータを送出することができるデータトランスポート部と、データの取引契約を実行するデータトランザクション部と、データを提供する提供者のために、データトランザクション部に対してデータの売りオファーを発行する取得部と、データを利用するサービスプロバイダのために、データトランザクション部に対してデータの買いオファーを発行するデータブローカと、を備え、データトランザクション部は、売りオファーと買いオファーとを条件マッチングし、マッチングした場合には、サービスプロバイダに、提供者からサービスプロバイダにデータを送出するためのチャネルを設定させる。【選択図】図4

Description

本発明は、データの取引を行うデータ取引システムに関する。特に、契約からデータの取引までを円滑に行うことができるデータ取引システムに関する。
(1)IoT分野の伸展
近年、物のインターネットであるIoT(Internet of Things)が広く利用されている。このIoT上のセンサ等で得られたデータを、通常のインターネット上のユーザが利用するためには、一度サーバに蓄積し、インターネット上のユーザが当該サーバにアクセスしてデータを利用する仕組みが多く用いられている。
従来のIoTプラットフォームの概念図が、図25に示されている。このプラットフォームは、データ蓄積型プラットフォームと呼ぶ。(以下、プラットフォームをPFと称する)。図25に示すように、データを取得するデバイス14は、ゲートウェイ(以下、ゲートウェイをGWと称する)12を介して、PF10にデータを供給する。この従来のPF10は、ストレージ(記憶装置)を備えており、データを蓄積することができる。データは一旦蓄積された後、種々の相手方に提供される。GW12を利用しているのは、デバイス14のネットワークと、インターネットとの橋渡しを行うためである。図25のデータ蓄積型PFは、データサイロ型(倉庫型)とも呼ばれ、従来のIoTの利用は、このデータ蓄積型を用いることが多い。
データ蓄積型IoTプラットフォームは、
・データを保持する(利用させる)
・占有型(ストック型)
・シングルドメインアーキテクチャである
という特徴がある。
しかしながら、近年、IoTで扱うデータ量は膨大なものとなっている。1時間毎の気温データのごとき非常に少ないデータ量の場合もあるが、監視カメラ等、大量のデータ量を活用する必要があるIoTも多い。このよう大量のデータを大量に、かつ、リアルタイムに配送する効率的な仕組みは、従来知られていない。
(2)取引契約の自動実行(スマートコントラクト)
また、近年、種々の取引が自動的に実行されるスマートコントラクトの枠組みが活用されつつある。この枠組みでは、例えば分散台帳等の技術を用いることによって信頼性を担保しながら契約が自動実行される技術の活用が広く提唱されている。
この従来のスマートコントラクトの枠組みは、いわゆるブロックチェーンの技術を活用したものが多く、上述したように、膨大なデータを扱うIoTのデータの契約に用いることは困難であった。
例えば、下記特許文献1では、IoTゲートウェイ等でブロックチェーンアプリを起動する仕組みが開示されている。ここで、ブロックチェーンアプリは、さらに分散ファイル共有アプリを起動し、分散ファイル共有ネットワークに情報のファイルの登録等を実行する。このような仕組みによれば、ブロックチェーンアプリを用いているので、ファイルのコンテンツの一意性を確保できるとされている。
特開2018−81464号公報
上記(1)で述べたように、大量のIoTのデータに対応するためには、従来のデータ蓄積型PFでは限界があるが、これを解決する手段で有効な仕組みは未だ知られていない。そのため、IoTにおける大量のデータを効率よく輸送する仕組みが望まれている。
また、(2)で述べたように、近年、分散型台帳で取引を管理する仕組みは広く活用が進んでいる。しかし、分散型台帳の仕組みは、いわゆるブロックチェーンを構築していく仕組みから成り立っているので、大量のデータを扱うことは原理的に困難である。そのため、分散型台帳の仕組みをIoTの分野の取引に応用することは事実上困難であると考えられる。これを解決する手段で有効な仕組みは未だ知られていない。そのため、IoTにおける大量のデータの取引を分散型台帳で管理する仕組みが望まれている。
本発明は、このような事情に鑑み、IoTのデータを円滑に流通させる仕組みを実現することを目的とする。また、この流通の仕組みを採用しつつ、そのIoTのデータの取引の管理を分散型台帳を利用して実行する仕組みを実現することを目的とする。
本発明に係るデータ取引システム(例えば、後述するPtDX116)は、外部からの制御によって、データのチャネルを設定し、所定の相手先にデータを送出することができるデータトランスポート部(例えば、後述するDEXPF106)と、データの取引契約を実行するデータトランザクション部(例えば、後述するPTPF118)と、データを提供する提供者(例えば、後述するDO102)のために、前記データトランザクション部に対してデータの売りオファーを発行する取得部(例えば、後述するAC104)と、データを利用するサービスプロバイダ(例えば、後述するSP108)のために、前記データトランザクション部に対してデータの買いオファーを発行するデータブローカ(例えば、後述するDB110)と、を備え、前記データトランザクション部は、前記売りオファーと前記買いオファーとを条件マッチングし、マッチングした場合には、前記サービスプロバイダに、前記提供者から前記サービスプロバイダにデータを送出するための前記チャネルを設定させる。
前記データトランスポート部は、データの蓄積を目的としないデータ流通型プラットフォーム(例えば、後述する図1に示すデータ流通型PF)であってよい。
前記データトランザクション部は、前記取引契約を分散型台帳を利用して保全及び管理をしてよい。
前記分散型台帳はブロックチェーン(例えば、後述するブロックチェーン200)を利用してよい。
前記分散型台帳は公開されたブロックチェーン(例えば、後述するブロックチェーン200)を利用してよい。
前記提供者が提供するデータを得るためのデバイス(例えば、後述するデバイス10)に紐付けられた公開鍵が、前記ブロックチェーン上に記憶されてもよい。
前記データトランザクション部は、Ethereumのシステムを利用して構成されてよい。
前記データトランスポート部の出力データを処理し、前記処理後の前記出力データを、前記データトランスポート部の入力に供給するサブルーティン部(例えば、後述するサブルーティン202n〜202m)、を有してよい。
前記取得部と前記データブローカとは、前記データトランザクション部において、仮想通貨、又は、暗号通貨を用いて決済してよい。
前記データは、IoTデータでもよく、前記提供者は、IoTデータを提供してよい。
上で述べたデータ取引システムを2個以上と、前記2個以上のデータ取引システム内の前記データトランザクション部に接続する他のデータトランザクション部であって、前記2個以上の複数のデータトランザクション部の上位のmainデータトランザクション部(例えば、後述するMainとなるPTPFネットワーク118m)、を備えてもよい。
本発明によれば、IoTのデータの流通を円滑にすることができる。また、IoTの上でいわゆるスマートコントラクトを実現することが可能となる。
本実施形態のPtDXの原理図である。 本実施形態のPtDXのIoTプラットフォームを含むサービス提供の様子を示す説明図であって、他のプラットフォームと接続した様子を示す図である。 本実施形態のPtDXの構成とその周辺構成を示す説明図である。 本実施形態の具体的な取引の動作の様子を表す説明図である。 本実施形態のPTPF118の処理の概念図である。 図5のデータトランザクションの部分を二点鎖線で示し、データトランスポートの部分を一点鎖線で示した図である。 図6に加えて対価の流れを書き加えた図である。 Nettingを行う場合の説明図である。 PTPF118内で、AC104と、DB110と、B120と、の間の取引を実行する様子を示す説明図である。 PTPF118を構築する場合の分散型台帳は、Private DLT又はPublic DLTで実現してよいことを示す説明図である。 AC104が3個存在する場合の説明図である。 図11の図に、トークン130(XPT)と、Public Blockchain PF132の構成を加えた説明図である。 DEXPF106に接続する部分のみを取り出した説明図である。 DO102が2個存在し、SP108が2個存在するPtDXの構成図が示されている。 PTPF118が条件マッチングを行う様子を示す説明図である。 PTPF118がチャネルIDを発行する様子を示す説明図である。 チャネルIDを設定されたDEXPF106はデータ流通を開始する様子を示す説明図である。 AC104とDB110との間で決済が行われる様子を示す説明図である。 IoTデータの伝送のデータプレイン(高速路)と、取引を含むメタデータのコントロールプレイン(低速路)とが分離している様子を示す概念図である。 コントロールプレインのメタデータを、ブロックチェーンによる公開ドメイン上に構築する様子を示す概念図である。 データの出口をサブルーティンへ入れて処理をさせ、さらに、処理後のデータをDEXPF106の入力データとすることによって再帰的な処理が可能とした概念図である。 MainとなるPTPFネットワーク118mが複数のブランドドメインを配下に配置している様子を示す説明図である。 DeID(デバイスID)に紐付けられた公開鍵をブロックチェーン上に置く様子を示す概念図である。 PD Exchange400の構成図である。 従来の一般的なIoTプラットフォームであるデータサイロ型(倉庫型)の原理図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
1.採用するIoTプラットフォーム
図1には、本実施形態で説明する特徴的なIoTプラットフォームであるPtDX116のIoTプラットフォームの原理を示す原理図である。この図は、従来のIoTプラットフォームである図25と対比される図である。
同図に示すように、デバイス24のデータは、ゲートウェイ22を経由してPtDX116のネットワーク中に流される。これをデータ流通型PF(プラットフォーム)と呼ぶ。
このデータ流通型PFは、
・データを保持しない
・共有型(フロー型)
・クロスドメインアーキテクチャ
という特徴を有する。図25で説明したデータ蓄積型PFが、
・データを保持する(利用させる)
・占有型(ストック型)
・シングルドメインアーキテクチャである
という点で、大きく両者は異なる。
2.PtDXの役割
本実施形態では、
(1)データの流通面では、本実施形態で提案する新しいIoTのPFであるDEXPFを用いている点。
(2)データの取引やサービスレイヤの提供面をPTPFと呼ばれるトランザクションプラットフォームを用いている点。
を特徴とする仕組みを説明する。このような仕組みをPtDX116と呼ぶ。PtDXは、Pt Data Exchangeの略であり、ここで、Ptとは、仮想通貨の単位である。本実施形態では、仮想通貨による対価の支払いが可能であることを特徴とする取引を実現している。そのため、本願発明者らは、本仕組みをPtDXと呼ぶ。
PtDX116の役割は、簡単に言えば、IoTへのAPI/サービスレイヤの提供である。PtDX116は、各PFや、サービスプラットフォームに対して、IoTデバイスレイヤへのAPI・アクセスサービスを提供する。この結果、各IoTデバイスは様々なPFや、サービスにフレキシブルに接続可能となる。
このようなPtDX116の原理図が図2に示されている。同図に示すように、デバイス14のデータは、GW12を経由してPtDX116のネットワークに供給される。各PF10は、このPtDX116のネットワークを介してIoTのデータを受け取ることができる。
すなわち、PtDX116は、IoTへのAPI/サービスレイヤを提供するものである。
PtDX116は、IoTデータトランスポート&トランザクションプラットフォームであり、IoTデータを安全・高速に伝送&取引を執行できる汎用/情報ビジネス基盤である。
PtDX116は、請求の範囲のデータ取引システムの好適な一例に相当する。
PtDX116は、利用者にとって、下記のような特徴を有する。
クロスドメインであるという特徴を有する。
すなわち、IoTの全てのドメイン、全てのリージョン、全てのティア(クラウド、エッジ、Things)でのトランザクションを可能とするプラットフォームである。
ビジネス面での特徴
プラットフォーム上でビジネス執行可能という特徴を有する。つまり、(a)契約の締結・実施管理・決済、(b)データエクスチェンジ、(c)データオーナシップの管理、が可能となるプラットフォームである。
3.PtDXの技術面における特徴
PtDXは、IoTデータエクスチェンジと取引・決済を提供する情報基盤であり、以下のような技術的特徴がある。
(1)分散台帳技術:分散台帳技術(DLT: Distributed Ledger Technology)を利用している。PF利用のためのトークン発行をすることによってデータの流通取引を可能としている。
(2)超高速:データ通信は、DEXPFを使用しているので超高速で通信することができる。PTPFは、チャネルIDを付与することによって、データ取引、決済、権利コントロールを実現している。また、超大量トラフィックに対応することができる。
(3)スケール:Global、クラウド、エッジ、Things、すべて対応することができる。
(4)セキュア:End to End、Center to Endでのセキュリティと管理の確保をすることができる。
(5)完全性:取引レコードの保全をすることができる。Data of Record / IoT Transaction記録の完全な保全と管理が可能である。
(6)Ownershipコントロール:データオリジンから各フローの段階の権利に基づくデータ利用の権限管理が可能である(DLT/スマートコントラクト)。
(7)クロスドメイン:異種ドメインのクロスプラットフォームに対応することができる。プラットフォームのプラットフォームとしても機能することができる。これは、いわゆるInter Platformである。
4.PtDXの役割
PtDXは、情報産業革命後の産業上重要な役割を果たしている。その役割を従前の産業形態と比較し、説明する。
従前の経済システムにおける主な対象物は、物質やエネルギーであったが、PtDXは、情報を対象物とする。また、従前の経済システムで用いられる通貨は、貨幣(貝、金・銀)や、紙幣(銀行券)であったが、PtDXでは、仮想通貨/トークン(Crypto Currency)を通貨とする。また、従前の経済システムで用いられる台帳は、帳簿やDB(データベース)であったが、PtDXでは、分散台帳(DLT:Distributed Ledger Technology)を台帳とする。
5.PtDXの構成
図3には、本実施形態におけるPtDX116の構成とその周辺構成が示されている。PtDX116は、請求の範囲のデータ取引システムの好適な一例に相当する。
図3に示すように、PtDX116は、PTPF118と、DEXPF106から構成されている。
デバイス100は、IoTのデータを入出力するデバイス100である。本実施形態では、データを取得するデバイス100として説明し、デバイス100が取得したデータを取引する場合を説明する。
DO102は、デバイスオペレーター(Device Operator)であり、デバイス100を制御する者(装置)を意味する。DO102は、請求の範囲の提供者の好適な一例に相当する。
AC104は、アクワイアラ(Acquirer)であり、データの売りオファー等を実行する者(のアカウント)である。
アカウントについて
例えば、Ethereumを利用する場合、Ethereum上では2種のアカウントを利用することができる。一つは、Externally Owned Account(以下、EOAと称する)であり、もう一つは、Contract である。EOAは、ユーザによって生成され、コントロールされるアカウントである。Contractは、EOAからトランザクションを介して生成されるアカウントである。また、Contractは、一種の自動エージェントであり、EOAが発信するトランザクションをトリガとして、コントラクト・コードを実行する。また、Contractは、簡単に言えば、変数と関数との集合体のようなものである。なお、本実施形態における関数は、本願発明者らが独自に構築したものである。つまり、コントラクト・コードは、Ethereum上で実行される関数のようなものである。本実施形態におけるAC104は、例えば、上記Contract であり、関数を実行する。
本実施形態においては、AC104も、DB110も、PTPF118も、例えば、Ethereum上のContract で実現してよい。また、本実施形態における関数とは、上述したEthereum上のコントラクト・コードで実現してよい。
AC104は、DO102のためにデータの売りオファーを発行する。また、AC104は、請求の範囲の取得者の好適な一例に相当する。
DEXPF106は、伝送(トランスポート)PFであり、データを伝送する交換装置である。
PTPF118は、取引(トランザクション)PFであり、データではなく、取引(トランザクション)を実行する。
DB110は、データブローカ(Data Broker)であり、データを買いオファーを実行し、データの取引を行う。DB110は、後述するSP108のために、データの買いオファーを発行する。また、DB110は、請求の範囲のデータブローカの好適な一例に相当する。DB110も、AC104と同様に、例えば、上記Ethereum上のContract で実現してよく、所定の関数を実行してよい。
B114は、ブランド(Brand)である。
SP108は、サービスプロバイダ(Service Provider)であり、データを利用してサービスを提供する者(のアカウント)である。SP108は、請求の範囲のサービスプロバイダの好適な一例に相当する。
Bnf112は、データを利用してビジネスを実行する者(のアカウント)である。Bnf112における「Bnf」とは、Beneficiaryを表し、受取人、受益者を意味する。
また、図3において、二点鎖線は、ビジネス上のデータの流れ(Business Data Flow)を示している。そして、一点鎖線は、IoTのデータの流れ(IoT Data Flow)を表している。
図4には、具体的な取引の場合の動作の様子が示されている。
(1)まず、AC104は、DO102の依頼を受けて、データの売りオファーをPTPF118上で発行する。本実施形態におけるデータの売りオファーは、具体的には次のように記述される。
(a)メタデータの記述(データプロファイルそのもの)
(b)宛先(区分)
(c)権利情報
(d)その他
このような売りオファーが発行される。
さて、PTPF118(スマートコントラクト基盤)上では、データの売り買いを実行することができる。条件が合致していれば、自動的に約定が実行され、契約条件に基づき契約が執行される。ここで、契約が執行されるとは、その契約に対応するチャネルが付与されて、データが利用可能になること、及び、条件に基づき決済が行われること、の2つの処理を実行することをいう。ここで、トランザクションデータは、改竄されることなく、PTPF118において永久に保管されてもよい。
また、PTPF118は、IoTデータトランザクション基盤ということができる。本実施形態では、例えば、DLT:Distributed ledger Technology (Enterprise Ethereum)PF(プラットフォーム)を用いて構成してよい。Ethereumは商標である。
(2)次に、DB110が、SP108の依頼を受けて、買いファーをPTPF118上で発行する。本実施形態におけるデータの買いオファーは、具体的には次のように記述してよい。
(a)トランザクションのためのID、アカウント情報、Price
(b)DB110の信頼できるクレジット(裏書き)
PTPF118は、これら売りオファー、買いオファーの条件が適合していれば契約を自動執行する。
なお、図4において、DO102のIDは、図示されていない管理システムによってID管理されている。また、SP108も、図示されていない管理システムによってID管理されている。
6.PTPFの処理動作
図5には、PTPF118の処理の概念図が示されている。PTPF118は、データトランザクションプラットフォーム(取引)であり、データ取引のトランザクション部分を受け持つ。なお、これに対して、DEXPF106は、データトランスポートプラットフォーム(伝送)であり、データ取引のデータ取引の伝送部分を受け持つ。
図5に示すように、PTPF118においては、AC104から売りオファーを受け付け、DB110から買いオファーを受け付けるB(Brand)120が描かれている。
図6は、図5の中のデータトランザクションの部分を、二点鎖線で示し、図5の中のデータトランスポートの部分を一点鎖線で示した図である。このように本実施形態で特徴的なことの一つは、トランザクション部分と、データトランスポート部分を分けていることである。従来の分散型台帳は、売りオファーや買いオファーを処理することはできるが、データの伝送のように、大量のデータを取り扱うことは困難である。本実施形態では両プラットフォームのそれぞれの特徴を生かすような処理をそれぞれ行わせて、いわゆる分業の効果を得ようとするものである。
図7は、図6と同様の図であるが、対価の流れが描かれている。
図7に示すように、データの取引における対価は、SP108からDB110に渡される。次に、DB110からPTPF118内で、B120に伝送される。B120は、契約の条件が成立していれば、対価をAC104に伝送する。AC104は、DO102に対価を渡す。このように、契約のトランザクションの部分は、データトランザクションプラットフォーム(取引)であるPTPF118内で行われる。
DO102は、例えば、対価の受領を以て、データの提供を行う。
なお、いわゆるNettingもPTPF118内で実行することもできる。図8に示すようにAC104と、DB110との間で直接にNetting を行ってよい。なお、Netting(ネッティング)とは、債権と債務とを相殺するように、当事者間で、支払金額と受取金額の差額を計算して、その差額を当事者間で決済することをいう。
なお、PTPF118内での決済、対価の支払い、対価の受領、等は種々の方法で実行してよいが、例えば仮想通貨、暗号通貨等で実行してもよい。例えば、PTPF118をEthereum(商標)を用いて構成する場合は、仮想通貨Etherを用いて決済してもよい。
このように、本実施形態においては、データの伝送以外の取引や契約の締結、決済等をPTPF118内で実行することができる。この結果、図9に示すように、AC104と、DB110と、B120と、の間で取引をPTPF118内で円滑に行うことが可能である。本実施形態において特徴的なことは、契約に関するプラットフォームを、データの伝送のプラットフォームと別に設けていることである。その結果、分散型台帳等の技術を利用することができるので、安全で、改竄が困難な取引を実現することができる。
つまり、分散型台帳を利用して、契約内容(契約書)や、各種取引の書類、決済の記録、等を保全、管理、保管のいずれか1個以上の処理を行ってもよい。
また、PTPF118は、その採用する分散型台帳を種々の手法で実現することができる。例えば、Private DLTで実現してもよいし、Public DLTで実現してもよい。また、他の様々なブロックチェーン(コンソーシアム型等)を利用してもよい。この説明図が図10に示されている。図10に示すように、PTPF118を構築する場合の分散型台帳は、その用途に応じてPrivate DLT又はPublic DLTで実現してよい。ここで、DLTとは、Distributed Ledger Technologyの意味である。PTPF118は、例えば、イーサリアム(Ethereumは商標)のシステムで構成してもよい。
7.実際の形態
これまでは、AC104、DB110が1個ずつ存在する場合を例として説明したが、これらはそれぞれ複数個存在してよい。このような例を示す説明図が図11に示されている。図11には、例えば、AC104が3個存在する例を示している。この3個は、例えば、データ提供会社の東京支店、京都支店、大阪支店、等でよい。
東京支店は、その制御下の東京の複数の温度センサを管理しており、それらのデータを吸い上げて、DEXPF106に供給する。
京都支店は、その制御下の京都の複数の温度センサを管理しており、それらのデータを吸い上げて、DEXPF106に供給する。
大阪支店は、その制御下の大阪の複数の温度センサを管理しており、それらのデータを吸い上げて、DEXPF106に供給する。
また、図11には、例えば、DB 110、SP108がそれぞれ3個存在する例を示している。このSP108の3個は、例えば、武蔵野市役所、京都市役所、大阪市役所、等でよい。
武蔵野市役所は、東京の武蔵野市の温度データを欲しており、これらのデータを用いて熱中症等の判断を行おうとしている。したがって、所定の温度データをDB110経由で申し込んでいる。そして、実際のデータは、DEXPF106を介して入手している。
京都市役所は、京都市の温度データを欲しており、これらのデータを用いて光化学スモッグ等の判断を行おうとしている。したがって、所定の温度データをDB110経由で申し込んでいる。そして、実際のデータは、DEXPF106を介して入手している。
大阪市役所は、大阪市の温度データを欲しており、これらのデータを用いて電力量の予測判断を行おうとしている。したがって、所定の温度データをDB110経由で申し込んでいる。そして、実際のデータは、DEXPF106を介して入手している。
このように、複数の意DO102及びAC104が存在していてもよいし、同様に、複数のDB110、SP108が存在してよい。但し、いずれの場合も、DEXPFにおいて適宜データのスイッチが行われるので、チャネル毎にデータが自動的に振り分けられる。
図12には、図11に構成に加えて、トークン130(XPT)と、Public Blockchain PF
132とを備えた構成が示されている。この図に示すように、PTPF118のプラットフォーム中に、種々のブロックチェーンを含めてもよい。例えば公開ブロックチェーンでもよい。また、対価も、種々の仮想通貨やトークンを用いてよい。XPTと呼ばれる暗号通貨を用いてもよい。
8.DEXPFの構成
図13は、DEXPF106に接続する部分のみを取り出した説明図である。この図に示すように、DEXPF106(IoTデータ伝送/交換プラットフォーム)は、いわば交換機の役割を果たし、外部からAPIを使用することよって、適宜所望のルートでチャネルを形成することができるものである。したがって、IoTのデータを、大量に伝送/交換することができる。DEXPF106は、請求の範囲のデータトランスポート部の好適な一例に相当する。
このように本実施形態では、契約書や対価の送受信を行うプラットフォームとは別に、IoTのデータ伝送/交換プラットフォームを設けているので、大量のデータ伝送が可能である。これに対してスマートコントラクトを行おうとしてPTPF118を採用し、データもPTPF上で伝送しようとすると、大きなデータ容量に対応することが困難である。例えばPTPF118内でブロックチェーンを用いて管理する場合、大量のデータをブロックチェーンの各ブロックに収容することは非常に困難となることが予想される。
その点、本実施形態によれば、図1に示すように、データ蓄積を伴わないデータ流通型のプラットフォームをデータ伝送用に用いているので、スマートコントラクトを利用しつつ、大量のデータの伝送も可能になった。
9.動作例
ブロックチェーンを利用する場合の動作例を図面に基づき説明する。
図14〜図18では、これまで説明してきた図3、図4等と異なり、DO102が2個存在し、SP108が2個存在する構成の図が示されている。以下、このような図を用いて動作例の説明を行う。
図14において、AC104が売りオファーを発行する。また、DB110が買いオファーを発行する。
図15において、PTPF118が、条件マッチングを実行する。
図16において、PTPF118は、条件がマッチングしたので、チャネルIDを発行して、これをDEXPF106に供給する。具体的には、DEXPF106に対して、チャネルの設定を行うためのアプリを起動して、このアプリでDEXPF106に対してチャネルIDを発行するためのAPIを操作する。
図17において、DEXPF106はチャネルが設定されたので、データ流通が開始される。
図18において、AC104と、DB110との間で決済が実行される。決済は、仮想通貨や暗号通貨で決済を行ってよいし、他の方法で決済してもよい。
このようにして、PTPF118と、DEXPF106と、を用いて、データ通信の部分と、契約や決済等の部分とをそれぞれ実行しているので、効率的なビジネスを展開することが可能である。
10.技術的特徴事項
以上述べたように、本実施形態においては、さまざまな技術的特徴事項を備えているが、それら技術的特徴事項を、ここで説明する。
(1)2層構造
上述したように、本実施形態におけるPtDX116は、IoTデータの伝送のデータプレイン(高速路)と、取引を含むメタデータのコントロールプレイン(低速路)とを分離している。この概念図が図19に示されている。これまで説明してきた取引等メタデータ通信を行うPTPF118と、IoTデータ通信であるDEXPF106と、の2層構造をなしている。すなわち、PTPF118がコントロールプレインであり、DEXPF106がデータプレインである。
したがって、高速・間欠・バルク・非定型等のデータ通信と、低速の随時データ伝送との両方を実現している。
(2)公開プレインと非公開プレインとを分離する。
コントロールプレインのメタデータを、ブロックチェーンによる公開ドメイン上に構築することで、第三者からの閲覧とライセンスの唯一性を実現している。この概念図が図20に示されている。メタデータを公開されたブロックチェーン上に配置値することによって、参加者全員が参照可能であるにもかかわらず、改竄不能で、正当な権限者のみが改変できる状態を作り出すことによって、誰もが当該データを当該条件によってしか利用できない状況を実現することができる。
つまり、PTPF118において、Publicなブロックチェーンを用いて、様々な権利情報が公開される(誰もが閲覧可能な状況にする)。公開された(Publicな)とは、そのブロックチェーンに参加するメンバーの誰もが閲覧できる状態をいう。また、ここで、メタデータとは、情報の類、ライセンスの定義、権利情報等をいう。
(3)サブルーティンによる重畳型データ処理
データの出口をサブルーティンへ入れて処理をさせ、さらに、処理後のデータをDEXPF106の入力データとすることによって再帰的な処理が可能となる。
すなわち、DEXPF106の出力データは、DEXPF106の出口に接続されるサブルーティン202n〜202mに与えられる。サブルーティン202n〜202mの出力データは、DEXPF106の入力データとなる。すなわち、サブルーティン202n〜202mは、処理のデータを、DEXPF106の入力に供給する。
したがって、再帰的な処理が可能となる。これらサブルーティン202n〜202m含む図が図21に示されている。ここでn、mは、自然数である。したがって、データの変換やデータの多重化した処理を実現することができる。データフォーマット変換や、インテリジェントな処理等を行うことが可能である。
なお、サブルーティン202n〜202mは、請求の範囲のサブルーティン部の好適な一例に相当する。
(4)マスターブランドセトルメント
MainとなるPTPFネットワーク118mが同一ブランド内(マスターブランド配下)の各ブランド間のクロスドメインセトルメントを実施する。その様子が図22に示されている。図22に示すように、MainとなるPTPFネットワーク118mが複数のブランドドメインを配下に配置している。各ドメインにはこれまで説明したようなPTPF118とDEXPF106とによるデータ取引システム(ブランドB1)が形成されている。図22の例では、ブランドが3種配置されているが、何個存在してもよい。なお、Domain下のDEX(Data Exchange)から見たときのDEX(Data Exchange)をプリマルDEXと呼ぶ。
つまり、上の実施形態で説明してきたPTPF118に上位のPTPF118mを設け、複数のPTPF118の間の取引が(上位のPTPF118mを介して)可能になる。
なお、MainとなるPTPFネットワーク118mは、請求の範囲のmainデータトランザクション部の好適な一例に相当する。
(5)DeIDの公開鍵をブロックチェーン上に置く
DeID(デバイスID)に紐付けられた公開鍵をブロックチェーン上に置くことによって、デバイスへのDeIDのエンベッドがどの段階で行われてもDev(デバイス)の秘密鍵は秘匿したままで、DEX(Data Exchange)は改竄不能で参照可能な情報を利用することができる。この説明図が図23に示されている。黒地で表されている部分で、デバイスIDの書き込みが行われる。
図23のcase1では、DP302がDeIDをデバイスに書き込んでDO102に納品する例を表している。すなわち、DM(Device Manufacture)300がデバイスを作成して、DP(Device Provider)302に渡す。DP302は、DeIDをデバイスに書き込んでからDO102に渡している。
図23のcase2では、DM300がDeIDをデバイスに書き込んでDP302又はDO102に納品する例を表している。すなわち、DM(Device Manufacture)300がDeIDをデバイスに書き込んでから、DP(Device Provider)302又はDO(Device Operator)102に渡す。
図23のcase3では、DO102がDeIDをデバイスに書き込んでからデバイスをデプロイする。
本実施形態では、公開鍵をブロックチェーン上に置く(記憶させる)ことによって、いずれの形態をも採用することができる。
10.DEXPF106の具体例の一つである「PD Exchange」
本実施形態における特徴的な構成の一つであるDEXPF106は、種々の伝送システムを利用することができるが、例えば、本願出願人の製品である「PD Exchange」をそのままDEXPF106として利用することもできる。PD Exchangeは、例えばhttps://pd.plathome.co.jp/product/pd-exchange/#pd_1にその詳細が記載されている。
以下、このPD Exchangeについて説明する。
PD Exchangeは、IoTアプリケーション開発における共通機能「IoTデバイスからのデータ集約」と「IoTデバイスへのコマンド送信」に特化した、データ交換サーバソフトウェア及びクラウドサービスである。
PD Exchangeの役割
PD Exchangeは柔軟な配信機能を備えている。例えば、同時に送られてきた「温度」と「湿度」のデータをそれぞれ別のアプリケーションに配信することや、一方のアプリケーションには「温度」のみを配信し、他方のアプリケーションには「温度」と「湿度」の両方を配信することもできる。すなわちデータの振り分けをすることも可能である。
PD Exchangeの製品構成
API Connect(オープン・プラットフォーム)
PD ExchangeはREST APIで操作をすることができる。既存のネットワークとの親和性が良いアプリケーションを素早く開発しリクエスト&レスポンス型APIの他、即時配信を行うリアルタイムAPIも利用可能である。
Two−way Channel(双方向通信)
単なるデータの送信だけでは、IoTデータの価値を十分に生かせない場合もあるが、PD Exchangeを用いれば、アプリケーションからのコマンドをIoTデバイスに送る双方向通信が可能である。
Security(堅牢なセキュリティ)
PD Exchangeは、SSL/TSSによるデータ送受信路の暗号化を行うことによって、盗聴対策を行っている。また、メッセージダイジェストを利用したデータ改ざん対策もサポートしている。データ交換はPD Exchange上で行われ、データは一定期間で完全破棄される。すなわち、PD Exchangeはデータの蓄積を目的としていない。
Analysis(記録と分析)
ユーザは、PD Exchangeのサービスを利用開始した直後から、使用状況レポートを入手できる。使用状況レポートに含まれるデータや、使用状況レポートそのものはCSV等のレガシーフォーマットによるダウンロードを行うことができる。さらに、管理系APIでのデータ取得することも可能である。
Cost saving(価値のある開発へ)
PD Exchangeを利用開始するまでの時間やアプリケーションの開発工数、設備の費用、サービスイン後の運用リソースなどを削減することができ、IoTビジネスの価値・利益創造を図ることができる。
Anywhere(クラウド及びオンプレミスに適用することができる)
パブリック・クラウド・サービスやオンプレミス・システムなどのIaaSへインストールして使用することができる。また、PD Exchangeをインフラシステムとて提供することも可能である。
アーキテクチャ
次に、図面に基づき、PD Exchange400のアーキテクチャ(構成)を説明する。図24には、PD Exchange400の構成図が示されている。同図に示すように、PD Exchange400は、データの伝送のチャネルを割り当てるChannel Mapper402と、IoTデバイスへAPIであるAPI for IoT Devices404と、IoTアプリケーションへのAPIであるAPI for IoT Applications406と、このPD Exchange400へのコントロールを行うためのAPIであるAPI for IoT Management408と、を備えている。
Channel Mapper402は、上述のように、外部からのコントロールによってIoTデータのチャネルを設定し、所定のIoTデータを指定された宛先へ送出する動作を実行する。
API for IoT Devices404は、IoT Devices410から送信されてきたIoTデータを受信するAPIである。IoT Devices410は、IoT Gatewayでもよい。
API for IoT Applications406は、IoT Applications412に対するAPIであり、このAPI for IoT Applications406を用いて、IoT Applications412はIoTデータを受信する。
API for IoT Management408は、外部から、PD Exchange400へのコントロールを行うためのAPIである。図24では、Management Toolbelt414が、API for IoT Management408を用いて、PD Exchange400をコントロールする例が示されている。
PD Exchange400の特徴的技術
DeID
PD Exchange400の特徴的な事項の一つに、DeIDが挙げられる。DeIDは、PD Exchange400上においてIoTデバイスの識別を行う単位となる。フォーマットはPD Exchange400の独自のものではあるが、UUIDv4との互換性があり他のIoTシステムとの親和性を高く保つことができる。
また、DeIDはPrefix部とSuffix部に分かれておりPrefix部はPD Exchange400によって管理されている。これに対して、Suffix部はPD Exchange400とは独立して、独自の設定が可能であり、IPアドレス(ネットワーク部とホスト部)のように管理が可能である。
チャネル
PD Exchange400では、チャネルという概念を利用してIoTデータの流れを制御しているので、利用開始までの時間やアプリケーションの開発工数、設備の費用、サービスイン後の運用リソースなどを従来と比較して削減することができる。その結果、IoTビジネスの価値・利益創造の効果を奏する。
DeIDの匿名化
アプリケーションからは、チャネルIDでのみアクセスが可能でありDeIDはアプリケーション側に直接晒されることがない。一見不便のようであるが、このような構成によって、デバイスIDがアプリケーション側に漏洩する可能性を少なくすることができる。
このように、匿名化されているシステム上でデバイスIDがアプリケーションに漏洩する可能性を減少させることができる。IDが特定されるということは、すなわち、デバイス操作を許可したことと同義である。また、DeIDを匿名化することは、アプリケーション側におけるセンシティブ情報の保管コストを下げるという効果も奏する。
データ交換への特化
PD Exchange400はデータ蓄積を目的としない。データ取得を待つために一時保管は行うが、永続的に蓄積する機能は提供されない。また、いわゆる「キュー」と異なり、データが消去されるのは一時保管期間を経過した場合のみである。このような構成によって、購読管理(読み進めた場所の管理)をデータ取得側で行う必要があるが、その代わり複数のアプリケーションから独立して読み出すことができるため、アプリケーションの小型化が可能となる。
Docker
PD Exchange400はDockerで動作する。動作環境のコンテナ化によって、物理サーバからIaaSまで同様の環境化でシステム運用が可能となる。スタートアップ時は余っている物理サーバで開始し次第にIaaSへ移行する場合にも適用することができる。このような場合であっても、動作環境に関わるコードを変更することなくマイグレーションをすることができる。また、アップグレードも docker pull コマンドによるDocker imageの更新でより完全にコントロールすることができる。
PD Exchange400の導入タイプ
PD Exchange400の導入タイプとしては、2種類存在する。つまり、PD Exchange400を用いて構築しようとするシステムやソリューションの目的・用途に応じて、クラウド(SaaS)型とオンプレミス型の2種類から、より適したPD Exchange400を選びだすことができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前述した実施形態に限るものではない。また、本実施形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本実施形態に記載されたものに限定されるものではない。
10……PF
12……GW
14……デバイス
20……R
22……GW
24……デバイス
100……デバイス
102……DO
104……AC
106……DEXPF
108……SP
110……DB
112……Bnf
114……B
116……PtDX
118……PTPF
120……B
130……Token(XPT)
132……Public Blockchain PF
200……ブロックチェーン
300……DM
302……DP
400……PD Exchange
402……Channel Mapper
404……API for IoT Devices
406……API for IoT Applications
408……API for IoT Managementと
410……IoT Devices
412……IoT Applications
414……Management Toolbelt



Claims (7)

  1. チャネルを外部から設定するためのAPIを備え、外部から前記APIを操作することによって、データのチャネルを設定し、所定のサービスプロバイダにデータを送出することができるデータトランスポート部と、
    データの取引契約を実行し、前記データトランスポート部にチャネルの設定を行うためのアプリを備えるデータトランザクション部と、
    データを提供する提供者のために、前記データトランザクション部に対してデータの売りオファーを発行する取得部と、
    データを利用する前記サービスプロバイダのために、前記データトランザクション部に対してデータの買いオファーを発行するデータブローカと、
    を備え、
    前記データトランザクション部は、前記売りオファーと前記買いオファーとを条件マッチングし、マッチングした場合には、前記データトランスポート部のチャネルの設定を行うための前記アプリを起動し、前記アプリで、前記データトランスポート部の前記APIを操作して、前記データトランスポート部に、前記提供者から前記サービスプロバイダにデータを送出するための前記チャネルを設定させ、
    前記データトランスポート部は、データの蓄積を目的としない交換機であ
    前記データトランザクション部は、前記取引契約を、ブロックチェーンを用いた分散型台帳を利用して保全及び管理をし、
    前記データは、IoTデータであり、前記提供者は、IoTデータを提供する、
    データ取引システム。
  2. 前記分散型台帳は公開されたブロックチェーンを用いている、請求項記載のデータ取引システム。
  3. 記提供者が提供するデータを得るためのデバイスに紐付けられた公開鍵が、前記ブロックチェーン上に記憶されている、請求項又は記載のデータ取引システム。
  4. 前記データトランザクション部は、Ethereumのシステムを利用して構成されている、請求項1記載のデータ取引システム。
  5. 前記データトランスポート部の出力データを処理し、前記処理後の前記出力データを、前記データトランスポート部の入力に供給するサブルーティン部、
    を有する請求項1からのいずれか1項に記載のデータ取引システム。
  6. 前記取得部と前記データブローカとは、前記データトランザクション部において、仮想通貨、又は、暗号通貨を用いて決済する、請求項1からのいずれか1項に記載のデータ取引システム。
  7. 請求項1からのいずれか1項に記載のデータ取引システムを2個以上と、
    前記2個以上のデータ取引システム内の前記データトランザクション部に接続する、前記データトランザクション部とは異なる他のデータトランザクション部であって、前記2個以上の複数のデータトランザクション部の上位のmainデータトランザクション部、
    を備えるデータ取引システム。
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