JP6693362B2 - ネットワーク管理装置、プログラム及び方法、並びに、無線通信装置 - Google Patents

ネットワーク管理装置、プログラム及び方法、並びに、無線通信装置 Download PDF

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Description

本発明は、ネットワーク管理装置、プログラム及び方法、並びに、無線通信装置に関し、例えば、時分割方式及びチャネ多重化方式を採用した無線通信装置へのタイムスロットの割り当て方式に適用し得るものである。
時分割方式を採用し、タイムスロットに割り当てられた無線通信装置のみに送信権を与えることで、フレーム衝突を回避する無線方式がある。
また、あるチャネルのみでフレーム送受信を行なうと、電波干渉により送信エラー率が高くなることがある。そのため、フレーム毎に送信チャネルを変更し、電波干渉の起こりにくいチャネルも利用することで、トータルの送信エラー率を抑えるようにするという無線チャネルホッピング方式がある。
このような時分割多重方式とチャネルホッピング方式の両方の機能を持つ方式として、Bluetooth(登録商標)や、TSCH(Time Synchronized Channel Hopping:時間同期チャネルホッピング)等がある。
TSCHでは、タイムスロット繰り返し単位のスロットフレームが定義され、スロットフレームの何番目はどの無線通信装置が送信、受信するかが決められているチャネルホッピングシーケンスリスト(HoppingSequenceList)があり、以下の式(1)で、自装置(無線通信装置)は現在の送受信CHを知ることができる。
CH=HoppingSequenceList[(ASN+channelOffset)%HoppingSeQuenceLength] …(1)
ここで、ASNは、現在のシーケンス番号(タイムスロット番号)である。channelOffsetはオフセット値であり、タイムスロット毎に指定されるものである。HoppingSequenceLengthは、ホッピングシーケンス長である。
TSCHでは、ネットワーク情報を一元的に管理するコーディネータを持つ。コーディネータはネットワークのスロットフレームを管理している。コーディネータは、ネットワーク内の各無線通信装置がどのタイミングで送信又は受信するかを管理し、無線通信装置にタイムスロット情報をコーディネータが提供する。
また、ネットワークで同期がとれるようにするため、コーディネータはタイムスロットのシーケンス番号を管理し、コーディネータ以外の無線通信装置がコーディネータからの送信タイミングとシーケンス番号とを取得する。これによりネットワーク内で同期がとれ、ネットワーク内の全無線通信装置が通信を行なうことができる。
また、コーディネータは、フレーム送信回数、受信回数、送信エラー回数を蓄積し、無線通信装置のパフォーマンスの評価を行なうこともできる。
IEEE Standard for Local and metropolitan area networks Part 15.4:Low−Rate Wireless Personal Area Networks(LR−WPANs)
しかしながら、送信エラーが頻発すると、送信エラー率が上がり、その結果ネットワーク全体における通信効率が下がる。さらに、送信頻度が高くなると、送信不可状態に陥る可能性もある。
電波干渉により送信エラーが頻発するたびに、タイムスロットの再割り当てを行うと、ネットワーク全体で整合が取れなくなり、送信できなくなる無線通信装置が発生する可能性がある。
本発明は、各無線通信装置とネットワーク全体の通信効率を上げるために、チャネル及びタイムスロットを割り当てることができるネットワーク管理装置、プログラム及び方法、並びに、無線通信装置を提供しようとするものである。
かかる課題を解決するために、第1の本発明に係るネットワーク管理装置は、割り当てられたタイムスロット毎にチャネルを切り替えて時分割でチャネル多重化通信を行なう複数の無線通信装置のそれぞれに対して、タイムスロット及びチャネルを割り当てるネットワーク管理装置において、(1)各無線通信装置から収集した通信状況情報に基づいて、チャネル毎の通信エラー情報を無線通信装置毎に管理する通信エラー情報管理部と、(2)各無線通信装置のチャネル毎の通信エラー情報に基づいて、通信エラー率の高い無線通信装置から優先して、チャネル及びタイムスロットの割り当てを行なうタイムスロット割当部とを備え、タイムスロット割当部が、通信エラー率が閾値以上である無線通信装置に対して、使用しているチャネルのうち、通信エラー率の高いチャネルの割り当て数を減らして、当該無線通信装置に新たなタイムスロット及びチャネルを割り当て、他の無線通信装置については、通信エラー率が閾値以上である無線通信装置で割り当て数を減らしたチャネルを割り当てて、新たなタイムスロット及びチャネルを割り当てることを特徴とする。
第2の本発明に係るネットワーク管理プログラムは、割り当てられたタイムスロット毎にチャネルを切り替えて時分割でチャネル多重化通信を行なう複数の無線通信装置のそれぞれに対してタイムスロット及び使用チャネルを割り当てるネットワーク管理プログラムにおいて、コンピュータを、(1)各無線通信装置から収集した通信状況情報に基づいて、チャネル毎の通信エラー情報を無線通信装置毎に管理する通信エラー情報管理部と、(2)各無線通信装置のチャネル毎の通信エラー情報に基づいて、通信エラー率の高い無線通信装置から優先して、チャネル及びタイムスロットの割り当てを行なうタイムスロット割当部として機能させ、タイムスロット割当部が、通信エラー率が閾値以上である無線通信装置に対して、使用しているチャネルのうち、通信エラー率の高いチャネルの割り当て数を減らして、当該無線通信装置に新たなタイムスロット及びチャネルを割り当て、他の無線通信装置については、通信エラー率が閾値以上である無線通信装置で割り当て数を減らしたチャネルを割り当てて、新たなタイムスロット及びチャネルを割り当てることを特徴とする。
第3の本発明に係るネットワーク管理方法は、割り当てられたタイムスロット毎にチャネルを切り替えて時分割でチャネル多重化通信を行なう複数の無線通信装置のそれぞれに対してタイムスロット及び使用チャネルを割り当てるネットワーク管理方法において、コンピュータが、通信エラー情報管理部と、タイムスロット割当部を備え、(1)通信エラー情報管理部が、各無線通信装置から収集した通信状況情報に基づいて、チャネル毎の通信エラー情報を無線通信装置毎に管理し、(2)タイムスロット割当部が、各無線通信装置のチャネル毎の通信エラー情報に基づいて、通信エラー率の高い無線通信装置から優先して、チャネル及びタイムスロットの割り当てを行ない、タイムスロット割当部が、通信エラー率が閾値以上である無線通信装置に対して、使用しているチャネルのうち、通信エラー率の高いチャネルの割り当て数を減らして、当該無線通信装置に新たなタイムスロット及びチャネルを割り当て、他の無線通信装置については、通信エラー率が閾値以上である無線通信装置で割り当て数を減らしたチャネルを割り当てて、新たなタイムスロット及びチャネルを割り当てることを特徴とする。
第4の本発明に係る無線通信装置は、割り当てられたタイムスロット毎にチャネルを切り替えて、時分割でチャネル多重化通信を行なう無線通信装置において、第1の本発明に係るネットワーク管理装置を備えることを特徴とする。
本発明によれば、各無線通信装置とネットワーク全体の通信効率を上げるために、チャネル及びタイムスロットを割り当てることができる。
第1の実施形態に係る無線ネットワークの全体構成を示す構成図である。 第1の実施形態に係る無線通信装置の内部構成を示す内部構成図である。 第1の実施形態に係るネットワーク管理部の内部構成を示す内部構成図である。 第1の実施形態に係るパフォーマンス情報管理部により管理される管理情報の構成を示す構成図である。 第1の実施形態に係るネットワーク管理部におけるタイムスロットの割り当て処理のフローチャートである。 実施形態に係る無線通信装置に対するタイムスロット割り当て方法を説明する説明図である。 第2の実施形態に係る無線ネットワークの全体構成を示す構成図である。 第2の実施形態に係るネットワーク管理部の内部構成を示す内部構成図である。 第2の実施形態に係るパフォーマンス情報管理部により管理される管理情報の構成を示す構成図である。 第2の実施形態に係るネットワーク管理部におけるタイムスロットの割り当て処理のフローチャートである。 第2実施形態において、複数のフレームスロットパターンの中から、最小となるスロットフレームパターンの選択を説明する説明図である。 第2の実施形態に係る各無線通信装置のチャネル毎の受信エラー率を示す図である。
(A)第1の実施形態
以下では、本発明に係るネットワーク管理装置、プログラム及び方法、並びに、無線通信装置の第1の実施形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
第1の実施形態では、本発明を利用して、時分割多重方式とチャネルホッピング方式の両方の機能を持つ無線通信装置に適用する場合を例示する。
(A−1)第1の実施形態の構成
図1は、第1の実施形態に係る無線ネットワークの全体構成を示す構成図である。
図1において、第1の実施形態に係る無線ネットワーク100は、複数(図1では5台としている)の無線通信装置1−1〜1−5を有する。
無線ネットワーク100を構成する複数の無線通信装置1−1〜1−5のうち、いずれか1台の無線通信装置がコーディネータ機能を有する。図1では、無線通信装置1−1がコーディネータ機能を有するものとして説明する。
コーディネータ機能を有する無線通信装置1−1は、ネットワーク管理部2と接続している。なお、無線通信装置1−1が、ネットワーク管理部2を搭載するようにしてもよい。
また、無線通信装置1−1は、ネットワーク情報を有しており、無線ネットワーク100内の各無線通信装置1−1〜1−5に対して、どのタイムスロットでフレーム送受信を行なうかを管理し、他の無線通信装置1−2〜1−5にネットワーク情報を通知する。つまり、無線通信装置1−1は、各無線通信装置1−1〜1−5にタイムスロットを割り当て、各無線通信装置1−1〜1−5に割り当てたタイムスロットを、各無線通信装置1−2〜1−5に通知する。また、無線通信装置1−1は、無線通信装置1−1〜1−5間で同期を取るため、基準時刻情報を有しており、他の無線通信装置1−2〜1−5に通知する。
図2は、第1の実施形態に係る無線通信装置1の内部構成を示す内部構成図である。
無線通信装置1−1〜1−5は基本的には同じ内部構成を有しており、図2では、無線通信装置1と表記して説明する。図2は、例えば、MAC(メディアアクセス制御)層及ぶ物理層における処理を例示する。
図2において、第1の実施形態に係る無線通信装置1は、送受信制御部11、受信カウンター部12、送信カウンター部13、チャネル制御部14、無線送受信部15、パフォーマンス情報保存部16を有する。
なお、無線通信装置1のハードウェア構成は図示しないが、例えば、CPU、ROM、RAM、EEPROM、入出力インタフェース部等を有し、CPUが、ROMに格納される処理プログラム(無線通信プログラム)を実行することにより、無線通信装置1の無線通信処理が実現される。
送受信制御部11は、無線フレームの送受信を制御する機能を持つ。送受信制御部11は、上位レイヤまたはネットワーク管理部2からの送信要求に従って、指定された送信先宛の無線フレームの送信制御を行なう。また、送受信制御部11は、無線送受信部15により受信された無線フレームのデータを、上位レイヤ又はネットワーク管理部2に、若しくは、転送先である他の無線通信装置1に転送する。
受信カウンター部12は、無線フレームの正常受信数をカウント(計数)する機能を持つ。つまり、物理層として機能する無線送受信部15は、無線信号の送受信を行なうものであり、受信信号の受信状態を把握することができる。受信カウンター部12は、無線送受信部15により受信された無線フレームを取得することにより、その無線フレームの正常受信数をカウントすることができる。なお、受信カウンター部12は、無線フレームのFCS(Frame Check Sequence)等の受信エラー数をカウントするようにしてもよい。
送信カウンター部13は、無線フレームの送信回数、正常送信数、送信エラー数をカウントする機能を持つ。送信カウンター部13は、送受信制御部11から指示された送信回数をカウントすると共に、無線送受信部15から送信結果を取得し、正常送信数、送信エラー数をカウントする。
チャネル制御部14は、送受信制御部11からのチャネルの変更指示に従って、無線送受信部15の送受信チャネルを変更する機能を持つ。
無線送受信部15は、チャネル制御部14により指示されたチャネルを使用して無線信号を受信し、自装置1宛の無線フレームを、受信カウンター部12経由で送受信制御部11に与える。無線送受信部15は、無線信号の受信状況を確認し、受信エラー検知結果を受信カウンター部12に与える。
また、無線送受信部15は、チャネル制御部14により指示されたチャネルを使用して、送信カウンター部13を経由して、送受信制御部11から取得した無線フレームを含む無線信号を送信する。さらに、無線送受信部15は、無線信号の送信の際に、当該無線信号の送信結果(つまり、正常送信したか、又は、送信エラーとなったか)を送信カウンター部13に与える。
パフォーマンス情報保存部16は、送信カウンター部13及び受信カウンター部12により計数された情報に基づいて、パフォーマンス情報をチャネル毎に保存する機能を持つ。ここで、パフォーマンス情報とは、チャネル毎の送受信状況を示す情報であり、例えば、送信回数、正常送信数、送信エラー数、正常受信数のうちの一部又は全部を含む情報である。
具体的には、パフォーマンス情報保存部16は、送信カウンター部13及び受信カウンター部12のそれぞれにより計測されたカウント値を、チャネル毎に保存する機能を有する。つまり、パフォーマンス情報保存部16は、送信回数、正常送信数、送信エラー数、正常受信数等を、チャネル毎に管理する。
パフォーマンス情報保存部16は、チャネル制御部14から送受信チャネルの設定結果を取得し、チャネル制御部14により設定されたチャネルについてパフォーマンス情報を更新する。チャネル毎に保存したパフォーマンス情報は、送受信制御部11により読み出されてネットワーク管理部2に送信される。これにより、ネットワーク管理部2において、各無線通信装置1が使用するチャネル毎のパフォーマンス情報を管理できる。
図3は、第1の実施形態に係るネットワーク管理部2の内部構成を示す内部構成図である。
ネットワーク管理部2のハードウェア構成は図示しないが、例えば、CPU、ROM、RAM、EEPROM、入出力インタフェース部等を有し、CPUが、ROMに格納される処理プログラム(ネットワーク管理プログラム)を実行することにより、ネットワーク管理処理が実現される。
図3において、ネットワーク管理部2は、パフォーマンス情報収集部201、タイムスロット変更判断部202、タイムスロット変更処理部203、パフォーマンス情報管理部204を有する。
パフォーマンス情報収集部201は、各無線通信装置1−1〜1−5からパフォーマンス情報を収集し、収集したパフォーマンス情報を、パフォーマンス情報管理部204に記憶するものである。
タイムスロット変更判断部202は、パフォーマンス情報管理部204に記憶されている管理情報を参照して、各無線通信装置1−1〜1−5に割り当てているタイムスロットの変更が必要か否かを判断するものである。
タイムスロット変更処理部203は、タイムスロット変更判断部202によりタイムスロットの割り当て変更が必要であると判断されたときに、パフォーマンス情報管理部204の管理情報を参照しながら、タイムスロットの割り当て変更を行なうものである。タイムスロットの割り当て変更処理の詳細な説明は、動作の項で詳細に説明する。
パフォーマンス情報管理部204は、各無線通信装置1−1〜1−5から収集したパフォーマンス情報に基づいて、所定の管理情報を記憶するものである。
図4は、第1の実施形態に係るパフォーマンス情報管理部204により管理される管理情報の構成を示す構成図である。
図4において、管理情報は、無線通信装置識別情報、チャネル番号、送信回数、送信エラー数を項目として有する。なお、図4の管理情報では、正常受信数や受信エラー数を項目に示していないが、正常受信数や受信エラー数を項目に設定してもよい。
無線通信装置識別情報は、各無線通信装置1の識別情報であり、例えば、各無線通信装置1のMACアドレス等を用いることができる。チャネル番号は、各無線通信装置1が使用するチャネル番号である。
例えば、ネットワーク管理部2は、各無線通信装置1からパフォーマンス情報を収集し、フレームに含まれている各無線通信装置1のMACアドレスに基づいて、パフォーマンス情報に含まれているチャネル番号及びチャネル毎の送信回数、送信エラー数等を、図4に例示する管理情報に更新する。
なお、パフォーマンス情報の収集方法は、特に限定されるものではなく、ネットワーク管理部2と各無線通信装置1との間で実施する制御情報を通信する方法を適用してもよい。また、パフォーマンス情報の収集周期も、特に限定されるものではない。例えば、1日分のパフォーマンス情報を各無線通信装置1が保存し、1日に1回、ネットワーク管理部2が、各無線通信装置1からパフォーマンス情報を収集して、図4の管理情報を更新するようにしてもよい。
(A−2)第1の実施形態の動作
図5は、第1の実施形態に係るネットワーク管理部2におけるタイムスロットの割り当て処理のフローチャートである。
S11:ネットワーク管理部2は、各無線通信装置1からパフォーマンス情報を収集する。ネットワーク管理部2は、各無線通信装置1からパフォーマンス情報を含むパケットを受信すると、そのパケットの送信元アドレス(無線通信装置識別情報)を抽出する。ネットワーク管理部2は、図4の管理情報において、送信元アドレスに対応する設定情報を検索する。パフォーマンス情報には、チャネル毎に、送信回数、正常送信数、送信エラー数等が含まれている。そこで、ネットワーク管理部2は、図4の管理情報を参照して、受信したパフォーマンス情報に基づいて、送信元アドレスに対応する管理情報の値を更新する。
ここで、パフォーマンス情報の収集は、全ての無線通信装置1から収集するようにしてもよいし、全ての無線通信装置1のうち一部の無線通信装置1から収集するようにしてもよい。
例えば、トラフィック量の多い無線通信装置1や、割り当てられたタイムスロットに対し使用頻度の高い無線通信装置1に限定して、ネットワーク管理部2はパフォーマンス情報を収集するようにしてもよい。
S12:ネットワーク管理部2は、管理情報を参照し、全ての無線通信装置1のうち、エラー率が、予め設定された閾値以上の無線通信装置1を検索する。S12の処理は、タイムスロットの切り替え周期毎、又は、全ての無線通信装置1のパフォーマンス情報の更新時に行なう。エラー率が閾値以上の無線通信装置1がある場合、処理はS13に進む。エラー率が閾値以上の無線通信装置1がない場合、処理は終了する。すなわち、タイムスロットの割り当て変更を行なわず、ネットワーク管理部2は、各無線通信装置1からのパフォーマンス情報の収集を行なう。
ここで、エラー率は、送信エラー率、又は、受信エラー率を用いることができる。ここでは、エラー率が送信エラー率である場合を例示する。
S13:ネットワーク管理部2は、図4の管理情報を参照して、エラー率が閾値以上の無線通信装置1のうち、最も大きい送信回数(最大送信回数)を持つ無線通信装置1−Nを選択する。ここで、無線通信装置1−Nは、複数の無線通信装置1の中で、優先してタイムスロットの割り当てを行なう対象として選択される。
ここで、タイムスロットの割り当て変更を行なう無線通信装置1−Nの選択方法は、上記のように最大送信回数に基づいて選択するようにしてもよいし、それ以外の方法として次の方法を適用してもよい。
例えば、各無線通信装置1のトラフィック量の推定値を外部装置から取得し、エラー率が閾値以上の無線通信装置1の中から、最もトラフィック量の多い無線通信装置1−Nを選択するようにしてもよい。また例えば、各無線通信装置1に対して優先度を設定し、エラー率が閾値以上の複数の無線通信装置1の中から、優先度の高い無線通信装置1を選択するようにしてもよい。
S14:ネットワーク管理部2は、S13で選択した無線通信装置1−Nについて、1スーパーフレーム内(1スロットフレーム長内)で、当該無線通信装置1−Nに割り当てているタイムスロットの総数、チャネル毎のエラー率を考慮して、チャネル毎のタイムスロット数を決定する。
ここで、チャネルとタイムスロット位置の整合が取れるよう、チャネルホッピングシーケンス長とスロットフレーム長を関連づけておく。例えば、チャネルホッピングシーケンス長が10の時、スロットフレーム長は整数倍の20、30というようにする。
タイムスロットが送信だけでなく受信先アドレスも指定されている場合は、S15でタイムスロットを割り当てるときに、受信側のタイムスロット総数を減少させるようにしてもよい。
S15:ネットワーク管理部2は、当該無線通信装置1−Nに対するタイムスロットの割り当てを行なう。このとき、全ての無線通信装置1に対するタイムスロットの割り当てを再配置するのではなく、配分変更チャネル分についてエラー率の低い無線通信装置1のタイムスロットと入れ替えるようにしてもよい。
S16:ネットワーク管理部2は、複数の無線通信装置1のうち、タイムスロットを割り当てていない無線通信装置1があるか否かを確認する。
タイムスロットが割り当てられていない無線通信装置1がない場合、各無線通信装置1に対するタイムスロットの割り当て処理を終了し、S17に進む。
タイムスロットが割り当てていない無線通信装置1がある場合、S12に戻って、他の無線通信装置1に対してタイムスロットを割り当てる。
ここで、エラー率が閾値以上の複数の無線通信装置1がある場合であって、S13で選択した無線通信装置1−N以外の無線通信装置1がある場合には、これら残りの無線通信装置1を次のタイムスロットの変更対象として選択する(S13)。
また、エラー率が閾値以上である無線通信装置1に対してタイムスロットの割り当て変更が終了している場合には、エラー率が閾値未満である無線通信装置1に対してタイムスロットの割り当て変更を行なう。このとき、エラー率を判断する閾値を前回よりも小さい値に変更するようにしてもよい。換言すると、エラー率を判断する閾値は、予め複数個設定するようにしてもよいし、可変的な値であってもよい。
S17:各無線通信装置1に対するタイムスロットの割り当てが終了すると、ネットワーク管理部2は、切り替え後の各無線通信装置1のタイムスロット位置情報を、コーディネート機能を有する無線通信装置1−1に与える。無線通信装置1−1は、ネットワーク管理部2から取得した切り替え後のタイムスロット位置情報を、他の全ての無線通信装置1−2〜1−5に送信する。このとき、無線通信装置1−1は、ネットワークで同期を取りながら、切り替え後のタイムスロットの開始時刻である切り替え時刻も同時に他の各無線通信装置1−2〜1−5に送信する。
S18:各無線通信装置1−1〜1−5は、切り替え時刻になると、新たなタイムスロットパターンを使用して、無線フレームの送受信を行なう。
次に、図4〜図6を参照しながら、無線通信装置1−2〜1−5に対するタイムスロットの割り当て方法を説明する。
図6は、実施形態に係る無線通信装置1−2〜1−5に対するタイムスロット割り当て方法を説明する説明図である。
図6(A)及び図6(B)において、CHはチャネル番号、TSはタイムスロット番号を示す。
また、図6(A)及び図6(B)において、無線通信装置1−2から無線通信装置1−5までのタイムスロット割り当て方法を例示しており、例えば数値「2」は無線通信装置1−2等のように、TS及びCHに割り当てた無線通信装置1−2〜1−5を示している。
図6(A)は、1スロットフレーム長における変更前のタイムスロットの割り当て状態を示し、各無線通信装置1−2〜1−5に対して均等にタイムスロット数を割り当てている。
図6(B)は、タイムスロットの割り当て変更後の状態を示す。
まず、各無線通信装置1−2〜1−5からパフォーマンス情報が含まれたパケットがネットワーク管理部2に収集され(図5のS11)、ネットワーク管理部2において図4に例示する管理情報の内容に更新されたとする。
ネットワーク管理部2は、図4の管理情報を参照して、送信エラー率が閾値以上である無線通信装置1を検索する(図5のS12)。ここで、エラー率を判断する閾値が20%であるとする。
図4において、送信エラー率は、送信エラー率=送信エラー数/送信回数で算出されるため、以下の式(2)、式(3)の通り、無線通信装置1−3及び1−4が検索される。
無線通信装置1−3の送信エラー率=150/600=25(%) …(2)
無線通信装置1−4の送信エラー率=60/300=20(%) …(3)
無線通信装置1−3及び1−4のうち、最も送信回数が多い無線通信装置1−3を選択する(54のS13)。つまり、複数の無線通信装置1−2〜1−5のうち、無線通信装置1−3のタイムスロットの割り当てを優先して変更する。
図6(A)において、無線通信装置1−3に割り当てているタイムスロットは、「TS1(CH2)」、「TS2(CH3)」、「TS4(CH1)」、「TS5(CH2)」、「TS6(CH3)」、「TS8(CH1)」である。
従って、無線通信装置1−3に割り当てているタイムスロット総数は6個である。また、変更前のチャネル毎のタイムスロットは、CH1が2個、CH2が2個、CH3が2個である。
また、図4において、無線通信装置1−3のチャネル毎の送信エラー率は、CH1が10%(=20/200)、CH2が5%(=10/200)、CH3が60%(=120/200)である。
このように、CH1及びCH2の送信エラー率に比べて、CH3の送信エラー率が高い。送信エラー率を下げるために、ネットワーク管理部2は、無線通信装置1−3に対して、送信エラー率が高いCH1のタイムスロット数を減らし、それ以外のチャネル(CH1、CH2)へのタイムスロットの割り当て率(割り当て数)を増加するように、チャネル毎のタイムスロット数を決定する(図5のS14)。
例えば、図6(A)において、無線通信装置1−3に対するチャネル毎のタイムスロットは、CH1が2個、CH2が2個、CH3が2個である。CH3の送信エラー率が高いので、例えば、CH3のタイムスロット数を1個に減らし、その分、他のチャネル(図6(B)では、CH1)のタイムスロット数を1個増やす。
つまり、図6(B)に示すように、無線通信装置1-3に対して、「TS1(CH2)」、「TS2(CH1)」、「TS4(CH2)」、「TS5(CH1)」、「TS7(CH3)」、「TS8(CH1)」のタイムスロットの割り当て変更を行なう。また、変更後のチャネル毎のタイムスロットは、CH1が3個、CH2が2個、CH3が1個となる。
したがって、エラー率が閾値以上であって、送信回数が多い無線通信装置1−3に対して、送信エラー率の高いCH3へのタイムスロットの割り当て数を減らすことができる。
なお、チャネルのタイムスロット数を減らす方法は、様々な方法を適用できる。例えば、上記の例では、送信エラー率の高いチャネルのタイムスロット数を1個減らす場合を例示したが、送信エラー率の高いチャネルのタイムスロット数を0にするようにしてもよい。例えば、CH3へのタイムスロット数を1とすることで、他の無線通信装置1のチャネルへのタイムスロットに余裕がなくなる場合は、チャネルCH3へのタイムスロット数を1以上とする。
また、チャネルのタイムスロット数を増やす方法も、様々な方法を適用できる。例えば、図4の管理情報を参照して、3個のチャネルCH1、CH2、CH3の中で、最も送信エラー率が低いチャネルを選択するようにしてもよいし、予め設定した優先順位に従って、タイムスロット数を増加するチャネルを決めておくようにしてもよい。
上記のようにして、無線通信装置1−3に対するタイムスロットの割り当てを行なう(図5のS15)。
次に、無線通信装置1−4が選択されて、無線通信装置1−3と同様にして、無線通信装置1−4に対してタイムスロットが割り当てられる。
図6(A)において、無線通信装置1−4に割り当てているタイムスロットは、「TS1(CH3)」、「TS3(CH1)」、「TS4(CH2)」、「TS5(CH3)」、「TS7(CH1)」、「TS8(CH2)」であり、タイムスロット総数は6個である。また、変更前のチャネル毎のタイムスロットは、CH1が2個、CH2が2個、CH3が2個である。
また、図5において、無線通信装置1−4のチャネル毎の送信エラー率は、CH1が0%(=0/100)、CH2が10%(=10/100)、CH3が50%(=50/100)である。
このように、CH1及びCH2の送信エラー率に比べて、CH3の送信エラー率が高い。従って、ネットワーク管理部2は、無線通信装置1−4に対して、例えば、CH3のタイムスロット数を1個に減らし、その分、他のチャネル(図6(B)では、CH2)のタイムスロット数を1個増やす。
図6(B)に示すように、無線通信装置1−4に対して、「TS1(CH1)」、「TS2(CH3)」、「TS3(CH2)」、「TS5(CH2)」、「TS6(CH1)」、「TS7(CH2)」のタイムスロットの割り当て変更を行なう。また、変更後のチャネル毎のタイムスロットは、CH1が2個、CH2が3個、CH3が1個となる。
したがって、エラー率が閾値以上であって、送信回数が多い無線通信装置1−4に対して、送信エラー率の高いCH3へのタイムスロットの割り当て数を減らすことができる。上記のようにして、無線通信装置1−4に対するタイムスロットの割り当てを行なう。
次に、エラー率が閾値以上でない、他の無線通信装置1が選択されて、タイムスロットが割り当てられる。
ここで、無線通信装置1−2及び1−5については、エラー率が閾値未満であるため、チャネル毎のタイムスロットの割り当てができれば、残りのタイムスロット割り当てを行なう。
残りの無線通信装置1−2及び1−5のうち、送信回数が多い無線通信装置1−2が選択されて、タイムスロットが割り当てられる例えば、上述したように、無線通信装置1−3に対してCH1のタイムスロット数が1個増加し、CH3のタイムスロット数が1個減ったので、無線通信装置1−2に対して、CH1のタイムスロット数を1個減らし、CH3のタイムスロット数を1個増やす。
また、次に、無線通信装置1−5が選択されて、タイムスロットが割り当てられる。例えば、上述したように、無線通信装置1−4に対してCH2のタイムスロット数が1個増加し、CH3のタイムスロット数が1個減ったので、無線通信装置1−5に対して、CH2のタイムスロット数を1個減らし、CH3のタイムスロット数を1個増やす。
各無線通信装置1−2〜1−5に対してタイムスロットの割り当てを変更した後、図5及び図6(B)を用いて、変更後のエラー率の見積もり値を導出する。ここでは、以下の式(4)に基づいて、エラー率の見積もり値を導出する。
エラー率の見積もり値=(各CHの割り当て数×送信エラー率)/タイムスロット総数 …(4)
無線通信装置1−2のエラー率の見積もり値=(1×5+2×0+3×5)/6=3となる。
無線通信装置1−3のエラー率の見積もり値=(3×l0+2×5+1×60)/6=17となる。
無線通信装置1−4のエラー率の見積もり値=(2×0+3×l0+1×50)/6=13となる。
無線通信装置1−5のエラー率の見積もり値=(2×0+1×0+3×5)/6=3となる。
上記のように、全ての無線通信装置1−2〜1−5のエラー率(見積もり値)は、閾値(例えば20%)を下回る。また、ネットワーク全体におけるエラー率も変更前の14%程度から、変更後の見積もり値も9%程度となり、タイムスロットの変更後の見積もり値の方が低くなっている。
(A−3)第1の実施形態の効果
以上のように、チャネルホッピングシーケンス長とスロットフレーム長とを関連付け、チャネル毎のタイムスロット割り当て量(割り当て数)を変化させやすくした。そして、無線通信装置毎かつチャネル毎の送信回数、エラー回数を収集し、送信エラーの比率を考慮してチャネルの配分を行い、通信エラーの多いノードを優先してチャネル及びタイムスロット割り当てするようにした。これにより、個々の無線通信装置のエラー率を低下させ、かつネットワーク全体のタイムスロットの最適化を行えるという効果が得られる。
(B)第2の実施形態
次に、本発明に係るネットワーク管理装置、プログラム及び方法、並びに、無線通信装置の第2の実施形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
(B−1)第2の実施形態の構成
図7は、第2の実施形態に係る無線ネットワークの全体構成を示す構成図である。
図7において、第2の実施形態に係る無線ネットワーク200は、複数(図7では5台としている)の無線通信装置1−1〜1−5を有する。
第2の実施形態では、各無線通信装置1が、無線ネットワーク200内の他の全ての無線通信装置1と直接通信できるわけではない。
図7に示す破線は、無線通信装置1−2の電波到達範囲を示しており、無線通信装置1−2は、破線内に位置している無線通信装置1−1及び1−4と無線通信することができるが、それ以外の無線通信装置1−3及び1−5には電波が到達せず、無線通信できない。
また、自装置の電波到達範囲内で送信先とする無線通信装置1と、自装置の電波到達範囲外であって、他の無線通信装置1が送信先とする無線通信装置1とが異なる場合、同一チャネル、同一タイミングでフレーム送信することができる。
図8は、第2の実施形態に係るネットワーク管理部2の内部構成を示す内部構成図である。
図8において、ネットワーク管理部2は、パフォーマンス情報収集部201、タイムスロット変更判断部202、タイムスロット変更処理部203、パフォーマンス情報管理部204、スロットフレームパターン記憶部205を有する。
パフォーマンス情報収集部201は、各無線通信装置1−1〜1−5からパフォーマンス情報を収集し、収集したパフォーマンス情報を、パフォーマンス情報管理部204に記憶するものである。第2の実施形態では、ネットワーク管理部2が、送信元の無線通信装置1と、送信先の無線通信装置1とを1組(ペア)としてパフォーマンス情報を管理し、各組のパフォーマンス情報を考慮して、各無線通信装置1に対してタイムスロットを割り当てる。ただし、共有スロットについては、送信、受信とも特定しない。
タイムスロット変更判断部202は、パフォーマンス情報管理部204に記憶されている管理情報を参照して、各無線通信装置1−1〜1−5に割り当てているタイムスロットの変更が必要か否かを判断するものである。
タイムスロット変更処理部203は、タイムスロット変更判断部202によりタイムスロットの割り当て変更が必要であると判断されたときに、パフォーマンス情報管理部204の管理情報を参照しながら、タイムスロットの割り当て変更を行なうものである。タイムスロットの割り当て変更処理の詳細な説明は、動作の項で詳細に説明する。
パフォーマンス情報管理部204は、各無線通信装置1−1〜1−5から収集したパフォーマンス情報に基づいて、所定の管理情報を記憶するものである。
スロットフレームパターン記憶部205は、あらかじめ各無線通信装置に対して割り当てるタイムスロット及びチャネルを設定した複数のスロットフレームパターン(タイムスロット割当パターンとも呼ぶ。)を記憶している。
なお、複数のスロットフレームパターンにはそれぞれパターンの種類を識別する識別番号が付与されている。また、各無線通信装置1−1〜1−5も、複数のスロットフレームパターンを記憶しており、ネットワーク管理部2が、スロットフレームパターンの識別番号を各無線通信装置1−1〜1−5に送信することで、どのスロットフレームパターンを使用するかを認識できるようにしている。
図9は、第2の実施形態に係るパフォーマンス情報管理部204により管理される管理情報の構成を示す構成図である。
図9において、管理情報は、送信元の無線通信装置1と、送信先の無線通信装置1とを1組とし、送信回数、受信回数、送信エラー数を有する。つまり、ネットワーク管理部2は、無線リンクを張っている無線通信装置1間での送信回数、受信回数、送信エラー数を管理する。なお、管理情報は、図9に例示する項目に限定されるものではなく、受信エラー数、送信エラー率等を有してもよい。また、各無線通信装置1が、リンク相手との間の送信エラー率を計算し、ネットワーク管理部2が、各無線通信装置1から送信エラー率を収集して、管理情報として管理するようにしてもよい。
また、第2の実施形態では、ネットワーク管理部2が、スロットフレーム長におけるタイムスロットを各無線通信装置1に対して割り当てるのではなく、予め設定された複数のスロットフレームパターン(図11参照)を用意しておき、これら複数のパターンのうち、最適なパターンを選択してスロットフレームパターンを決定する。
(B−2)第2の実施形態の動作
図10は、第2の実施形態に係るネットワーク管理部2におけるタイムスロットの割り当て処理のフローチャートである。
第2の実施形態では、受信エラー率に基づいて、チャネル、タイムスロットの割り当て処理を説明する。
S21:ネットワーク管理部2は、各無線通信装置1からパフォーマンス情報を収集する。
各無線通信装置1からのパフォーマンス情報を含むパケットには、当該無線通信装置1の無線通信装置識別情報と、リンク相手の無線通信装置1の無線通信装置識別情報とが含まれており、ネットワーク管理部2は、これら送信元と送信先の無線通信装置識別情報に基づいて、図9の管理情報においてパフォーマンス情報の作成、更新を行なう。
S22:ネットワーク管理部2は、図9の管理情報を参照して、送信元と送信先との間の受信エラー率をチャネル毎に算出する。つまり、ネットワーク管理部2は、送信元と送信先との間の受信回数及び受信エラー数とに基づいて、受信エラー率を算出する。また、ネットワーク管理部2は、ネットワーク全体の受信エラー率の平均値も計算する。
S23:ネットワーク管理部2は、各無線通信装置1のチャネル毎の受信エラー率が閾値以上である無線通信装置1があるか否かを検出する。
ここでは、複数の無線通信装置1−2〜1−5のうち、チャネル毎の受信エラー率が閾値以上となる無線通信装置が、少なくとも1台でもある場合、タイムスロットの割り当て変更処理を行なうものとする。
受信エラー率が閾値以上である無線通信装置1がある場合、S24に移行し、そうでない場合、タイムスロットの割り当て変更処理を終了する。ネットワーク管理部2は、無線通信装置1だけでなく、ネットワーク全体の受信エラー率の平均値も考慮して判定するようにしてもよい。
S24:ネットワーク管理部2は、各無線通信装置1−2〜1−5のチャネル毎の受信エラー率と、各スロットフレームパターンとを参照して、各スロットフレームパターンにおける各無線通信装置1−2〜1−5の受信エラー率を、無線通信装置1−2〜1−5毎に計算する。そして、各スロットフレームパターンを使用したときの、各無線通信装置1−2〜1−5の受信エラー率の中から、最も大きい受信エラー率を、スロットフレームパターン毎に求める。
また、ネットワーク管理部2は、スロットフレームパターン毎に、各無線通信装置1−2〜1−5の受信エラー率に基づいて、受信エラー率の平均値を求める。
そして、ネットワーク管理部2は、複数のスロットフレームパターンのうち、受信エラー率の平均値が最小となるスロットフレームパターンを選択する。
S25:ネットワーク管理部2は、切り替え後のスロットフレームパターン番号を、接続している無線通信装置1−1を経由し、全ての無線通信装置1−2〜1−5に送信する。このとき、ネットワーク管理部2は、切り替え時刻情報も同時に、全ての無線通信装置1−1〜1−5に送信する。
S26:各無線通信装置1−1〜1−5は、切り替え時刻になると、新たなタイムスロットパターンを使用して、無線フレームの送受信を行なう。
次に、図9〜図12を参照しながら、無線通信装置1−2〜1−5に対するタイムスロットの割り当て方法を説明する。
図11は、第2実施形態において、複数のフレームスロットパターンの中から、最小となるスロットフレームパターンの選択を説明する説明図である。
図12は、第2の実施形態に係る各無線通信装置1−2〜1−5のチャネル毎の受信エラー率を示す図である。
ここでは、受信エラー率を判断する閾値が20%とする。また、説明を容易にするため、タイムスロット毎のフレーム受信数は、全ての各無線通信装置1−2〜1−5について100(回)であるとする。
また、図11(A)〜図11(C)に示すように、フレームスロットパターンは3種類とする。以下では、図11(A)をパターンA、図11(B)をパターンB、図11(C)をパターンCと呼ぶ。現在はパターンAのフレームスロットパターンを使用して通信を行なっているものとする。
ネットワーク管理部2は、各無線通信装置1−2〜1−5からパフォーマンス情報を収集し(図10のS21)、各無線通信装置1−2〜1−5のチャネル毎の受信エラー率を計算(図10のS22)、図12の結果を得たとする。
ネットワーク管理部2は、図12の各無線通信装置1−2〜1−5のチャネル毎の受信エラー率を参照して、受信エラー率が閾値以上である無線通信装置1−Nを検出し(図10のS23)、各フレームスロットパターンにおける受信エラー率を計算して、受信エラー率が最小となるフレームスロットパターンを選択する(図10のS24)。
例えば、まず、図11(A)のパターンAを使用した場合の各無線通信装置1−2〜1−5の受信エラー率を計算する。
図11(A)のパターンAにおいて、例えば、無線通信装置1−3に割り当てているタイムスロットは、「TS1(CH2)」、「TS2(CH3)」、「TS4(CH1)」、「TS5(CH2)」であり、タイムスロット総数は5個である。また、変更前のチャネル毎のタイムスロットは、CH1が1個、CH2が2個、CH3が2個である。
また、図12において、無線通信装置1−3のチャネル毎の受信エラー率は、CH1が10%、CH2が0%、CH3が40%とする。
ネットワーク管理部2は、以下の式(5)に従って、フレームスロットパターンを使用した場合の無線通信装置1−3の受信エラー率を計算する。
受信エラー率=(各チャネルの割り当て数×受信エラー率)/タイムスロット総数 …(5)
パターンAを使用した場合の無線通信装置1−3の受信エラー率は、18%(=(1×10+2×0+2×40)/5)となる。
パターンAにおいて、他の無線通信装置1−2、1−4及び1−5の受信エラー率も、同様にして計算する。
パターンAを使用した場合の無線通信装置1−2の受信エラー率は、3%(=(2×5+2×0+1×5)/5)となる。
パターンAを使用した場合の無線通信装置1−4の受信エラー率は、17.5%(=(1×10+1×0+2×30)/4)となる。
パターンAを使用した場合の無線通信装置1−5の受信エラー率は、10%(=(2×10+1×10+1×10)/4)となる。
ネットワーク管理部2は、パターンAを使用した場合の各無線通信装置1−3の受信エラー率の中から、最大受信エラー率を検出する。この場合、無線通信装置1−3の受信エラー率(=18%)を最大受信エラー率として選択する。
さらに、ネットワーク管理部2は、パターンAを使用した場合の各無線通信装置1−2〜1−5の受信エラー率に基づいて、パターンAを使用した場合の受信エラー率の平均値を求める。この場合、受信エラー率の平均値は12%(=3+18+17.5+10/4)となる。
上記と同様にして、パターンB、パターンCについても、最大受信エラー率と、受信エラー率の平均値とを求める。以下では、パターンA〜Cの最大受信エラー率と、受信エラー率の平均値とをまとめる。
パターンA:最大受信エラー率は、無線通信装置1−3の受信エラー率であり、18%である。受信エラー率の平均値は、12%である。
パターンB:最大受信エラー率は、無線通信装置1−3の受信エラー率であり、20%である。受信エラー率の平均値は、約11%である。
パターンC:最大受信エラー率は、無線通信装置1−5の受信エラー率であり、10%である。受信エラー率の平均値は、5%である。
ネットワーク管理部2は、パターンA〜Cの最大受信エラー率、受信エラー率の平均値に基づいて、最小の受信エラー率となるパターンCを選択する。
ネットワーク管理部2は、無線通信装置1−1を経由して、全ての無線通信装置1−2〜1−5に対して、スロットフレームパターン3への切り替えを要求すると共に、切り替え時刻の管理信号を送信する。これにより、切り替え時刻になれば、無線ネットワーク200内の全ての無線通信装置1−2〜1−5がスロットフレームパターン3で通信を行なう。
(B−3)第2の実施形態の効果
以上のように、第2の実施形態によれば、予め複数のタイムスロット割り当てパターンを設定しておき、これらの中から最もよいパターンを選択することで、大規模のネットワークでもタイムスロット割り当ての計算量が少なくて済む効果がさらに得られる。
また、第2の実施形態によれば、送受信リンクを考慮しエラー率の計算を行うことで第1の実施形態に比べ、局所的な電波干渉による対応を行ないやすくするという効果が得られる。
(C)他の実施形態
上述した第1及び第2の実施形態においても種々の変形実施形態を言及したが、本発明は、以下の変形実施形態にも適用できる。
(C−1)上述した第1の実施形態では、エラー率が送信エラー率である場合を例示し、第2の実施形態では、エラー率が受信エラー率である場合を例示した。しかし、第1及び第2の実施形態のいずれにおいても、エラー率は、送信エラー率、受信エラー率のいずれを用いて、チャネル毎のエラー率を算出してもよい。
(C−2)上述した第1及び第2の実施形態では、タイムスロットの切り替え時における処理を説明した。しかし、全ての無線通信装置を一斉に起動する等のネットワーク起動時にも同様に適用できる。例えば、各無線通信装置のチャネル毎のエラー率(送信エラー率、受信エラー率)については初期値を用いてタイムスロットを割り当てた後、所定時間経過後に、各無線通信装置から収集したパフォーマンス情報を用いることで実現できる。
(C−3)第2の実施形態では、リンクを結んでいる無線通信装置のパフォーマンス情報を用いるように説明した。しかしながら、これに限定されるものではなく、ネットワーク層の無線通信装置間のパフォーマンス情報も用いるようにしてもよい。
(C−4)第1及び第2の実施形態では、チャネルの配分を変更する場合について説明したが、タイムスロットの割り当て数を変更するようにしてもよい。
また、時分割、及び複数チャネルを使用して通信を行う方式であれば他の通信方式にも適用できる。
100及び200…無線ネットワーク、1(1−1〜1−5)…無線通信装置、2…ネットワーク管理部、
11…送信制御部、12…受信カウンター部、13…送信カウンター部、14…チャネル制御部、15…無線送受信、16…パフォーマンス情報保存部、
201…パフォーマンス情報収集部、202…タイムスロット変更判断部、203…タイムスロット変更処理部、204…パフォーマンス情報管理部、205…スロットフレームパターン記憶部205。

Claims (8)

  1. 割り当てられたタイムスロット毎にチャネルを切り替えて時分割でチャネル多重化通信を行なう複数の無線通信装置のそれぞれに対して、タイムスロット及びチャネルを割り当てるネットワーク管理装置において、
    上記各無線通信装置から収集した通信状況情報に基づいて、チャネル毎の通信エラー情報を上記無線通信装置毎に管理する通信エラー情報管理部と、
    上記各無線通信装置のチャネル毎の通信エラー情報に基づいて、通信エラー率の高い無線通信装置から優先して、チャネル及びタイムスロットの割り当てを行なうタイムスロット割当部と
    を備え
    上記タイムスロット割当部が、
    上記通信エラー率が閾値以上である無線通信装置に対して、使用しているチャネルのうち、通信エラー率の高いチャネルの割り当て数を減らして、当該無線通信装置に新たなタイムスロット及びチャネルを割り当て、
    他の無線通信装置については、上記通信エラー率が閾値以上である無線通信装置で割り当て数を減らしたチャネルを割り当てて、新たなタイムスロット及びチャネルを割り当てる
    ことを特徴とするネットワーク管理装置。
  2. 上記タイムスロット割当部が、上記無線通信装置毎に、上記通信エラー率の高いチャネルの割り当て配分を減らした、チャネル及びタイムスロットを上記各無線通信装置に対して割り当てることを特徴とする請求項1に記載のネットワーク管理装置。
  3. 上記タイムスロット割当部が、上記複数の無線通信装置のうち、所定の優先順位に従って、チャネル及びタイムスロットを上記各無線通信装置に対して割り当てることを特徴とする請求項1又は2に記載のネットワーク管理装置。
  4. 予め設定された、上記各無線通信装置に対して割り当てるタイムスロット及びチャネルを有する複数のタイムスロット割当パターンを記憶するタイムスロット割当パターン記憶部を備え、
    上記タイムスロット割当部が、上記タイムスロット割当パターンのうち、通信エラー率が最小となるタイムスロット割当パターンを用いて、上記各無線通信装置に対してタイムスロット及びチャネルを割り当てる
    ことを特徴とする請求項1に記載のネットワーク管理装置。
  5. 上記タイムスロット割当部が、
    上記各無線通信装置のチャネル毎の通信エラー情報に基づいて、上記各タイムスロット割当パターンで通信した場合の通信エラー率を求め、その結果に基づいて、通信エラー率が最小となるタイムスロット割当パターンを選択する
    ことを特徴とする請求項に記載のネットワーク管理装置。
  6. 割り当てられたタイムスロット毎にチャネルを切り替えて時分割でチャネル多重化通信を行なう複数の無線通信装置のそれぞれに対してタイムスロット及び使用チャネルを割り当てるネットワーク管理プログラムにおいて、
    コンピュータを、
    上記各無線通信装置から収集した通信状況情報に基づいて、チャネル毎の通信エラー情報を上記無線通信装置毎に管理する通信エラー情報管理部と、
    上記各無線通信装置のチャネル毎の通信エラー情報に基づいて、通信エラー率の高い無線通信装置から優先して、チャネル及びタイムスロットの割り当てを行なうタイムスロット割当部と
    して機能させ
    上記タイムスロット割当部が、
    上記通信エラー率が閾値以上である無線通信装置に対して、使用しているチャネルのうち、通信エラー率の高いチャネルの割り当て数を減らして、当該無線通信装置に新たなタイムスロット及びチャネルを割り当て、
    他の無線通信装置については、上記通信エラー率が閾値以上である無線通信装置で割り当て数を減らしたチャネルを割り当てて、新たなタイムスロット及びチャネルを割り当てる
    ことを特徴とするネットワーク管理プログラム。
  7. 割り当てられたタイムスロット毎にチャネルを切り替えて時分割でチャネル多重化通信を行なう複数の無線通信装置のそれぞれに対してタイムスロット及び使用チャネルを割り当てるネットワーク管理方法において、
    コンピュータが、通信エラー情報管理部と、タイムスロット割当部を備え、
    上記通信エラー情報管理部が、上記各無線通信装置から収集した通信状況情報に基づいて、チャネル毎の通信エラー情報を上記無線通信装置毎に管理し、
    上記タイムスロット割当部が、上記各無線通信装置のチャネル毎の通信エラー情報に基づいて、通信エラー率の高い無線通信装置から優先して、チャネル及びタイムスロットの割り当てを行ない、
    上記タイムスロット割当部が、
    上記通信エラー率が閾値以上である無線通信装置に対して、使用しているチャネルのうち、通信エラー率の高いチャネルの割り当て数を減らして、当該無線通信装置に新たなタイムスロット及びチャネルを割り当て、
    他の無線通信装置については、上記通信エラー率が閾値以上である無線通信装置で割り当て数を減らしたチャネルを割り当てて、新たなタイムスロット及びチャネルを割り当てる
    ことを特徴とするネットワーク管理方法。
  8. 割り当てられたタイムスロット毎にチャネルを切り替えて、時分割でチャネル多重化通信を行なう無線通信装置において、
    請求項1〜のいずれかに記載のネットワーク管理装置を備えることを特徴とする無線通信装置。
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