JP6692413B2 - 生体認証システムおよび生体認証方法 - Google Patents

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Description

本発明は、生体認証システムおよび生体認証方法に関する。
現在、生体認証は、銀行ATMなどの指静脈認証や携帯端末の指紋認証等の存在により、身近になりつつある。一方、こうした従来型の生体認証には、専用の読取り装置が必要である。よって、専用の読取り装置を必要としない生体認証方式の登場が期待されている。
そうした課題に対応する従来技術としては、以下の技術が提案されている。すなわち、生体を透過した光に基づいて取得される血管パターンの特徴情報を用いて個人の認証を行う個人認証装置であって、前記生体における認証対象となる領域を撮像する撮像部と、前記撮像部によって撮像された、前記血管パターンを含む画像を認証画像として取得する取得部と、前記取得部によって取得された認証画像に基づいて認証を行う認証部と、を備え、前記認証部は、血管が交差する交差領域を優先的に認証することを特徴とする個人認証装置(特許文献1参照)などが提案されている。
また、生体認証に関する他の従来技術として、ある人物の手の少なくとも1本の指の指紋を検出し、さらにはこれらの指紋をファイル(1)内に予め記憶されたある母集団のすべての人物からの指紋情報と比較することによって、前記母集団の中から前記人物を識別するための方法であって、母集団のすべての人物の少なくとも片方の手の形状が予め検出され、手の形状の情報は少なくともそれぞれの指紋情報と関連して前記ファイル(1)内に記憶されることを特徴とし、さらに、ある人物の識別時には、人物の手の形状は、その人物の少なくとも1本の指の指紋が検出される(2)のと同時に検出され(3)、その人物の手の形状情報は、全母集団のファイル(1)内のメモリの中に保持された手の形状情報と比較され(5)、識別されるべき人物の検出された手の形状と実質的に同一である手の形状からなる群が、前記ファイルから選択され(6)、最終的に、識別されるべき人物の指の検出された指紋は、上述の選択された群の人物のみの、それぞれの手の形状と関連してファイル内に記憶された情報と比較される(8)ことを特徴とする方法(特許文献2参照)なども提案されている。
特開2015−232911号公報 特表2004−503850号公報
従来技術(特許文献1)によれば、生体情報の読み取りに専用装置を必要とせずに、デジタルカメラを備えた一般的な端末を介した生体認証が可能となる。
他方、生体認証処理は、各ユーザの登録済み生体情報と、認証時に読み取った生体情報(撮影画像から得られたもの含め)とのマッチング判定を行うものであり、認証時に対象となる登録済み生体情報を母集団中から適宜に絞り込めないと、処理速度が低下しやすい。
また、ユーザが気付かないうちに、その生体情報をスキャン或いは撮影されてしまった場合、その生体情報自体は正しいため、悪意の第三者等による認証成功を許す恐れがある。
そこで本発明の目的は、生体画像に基づく生体認証を従来よりも効率的かつセキュアなものとする技術を提供することにある。
上記課題を解決する本発明の生体認証システムは、登録者ごとの複数部位の各撮影画像に基づく認証用データを格納した認証データベースを保持する記憶装置と、前記登録者による登録要求を受け、当該登録者における撮影部位の数と種類の少なくともいずれかについて指定を受け付け、前記撮影部位の輪郭を模した撮影ガイドの表示を行い、前記登録者が提示した前記撮影部位に関する撮影画像の輪郭が、前記撮影ガイドと所定割合以上一致し、かつ合焦している場合、前記撮影部位に関して所定の撮像装置により撮影データを取得し、当該撮影で得た撮影画像が、前記指定が示す撮影部位の数または種類にマッチするかを、前記撮影ガイドの輪郭内において前記撮影部位に対応する画像が撮影できている数、または前記撮影ガイドのうち前記撮影部位に対応する輪郭内にて画像が撮影できているか、によって判定し、前記判定の結果、前記登録者による前記指定の画像が得られている場合、当該撮影画像を所定アルゴリズムで処理することで認証用データを生成し、当該認証用データを当該登録者に対応付けて前記認証データベースに登録し、認証要求者の複数部位を所定の撮像装置により撮影し、当該撮影の対象となった前記部位の数または種類の少なくともいずれかについて一致する登録者群を、前記認証データベースの認証用データ群から抽出し、当該登録者群の各認証用データと前記認証要求者の撮影画像に基づく認証データとのマッチングによる生体認証処理を実行する演算装置と、を備えることを特徴とする。
また、本発明の生体認証方法は、登録者ごとの複数部位の各撮影画像に基づく認証用データを格納した認証データベースを保持する記憶装置を備えた情報処理システムが、前記登録者による登録要求を受け、当該登録者における撮影部位の数と種類の少なくともいずれかについて指定を受け付け、前記撮影部位の輪郭を模した撮影ガイドの表示を行い、前記登録者が提示した前記撮影部位に関する撮影画像の輪郭が、前記撮影ガイドと所定割合以上一致し、かつ合焦している場合、前記撮影部位に関して所定の撮像装置により撮影データを取得し、当該撮影で得た撮影画像が、前記指定が示す撮影部位の数または種類にマッチするかを、前記撮影ガイドの輪郭内において前記撮影部位に対応する画像が撮影できている数、または前記撮影ガイドのうち前記撮影部位に対応する輪郭内にて画像が撮影できているか、によって判定し、前記判定の結果、前記登録者による前記指定の画像が得られている場合、当該撮影画像を所定アルゴリズムで処理することで認証用データを生成し、当該認証用データを当該登録者に対応付けて前記認証データベースに登録し、認証要求者の複数部位を所定の撮像装置により撮影し、当該撮影の対象となった前記部位の数または種類の少なくともいずれかについて一致する登録者群を、前記認証データベースの認証用データ群から抽出し、当該登録者群の各認証用データと前記認証要求者の撮影画像に基づく認証データとのマッチングによる生体認証処理を実行する、ことを特徴とする。
本発明によれば、生体画像に基づく生体認証を従来よりも効率的かつセキュアなものとできる。
本実施形態における生体認証システムを含むネットワーク構成例を示す図である。 本実施形態における生体認証システムの構成例を示す図である。 本実施形態における端末の構成例を示す図である。 本実施形態の認証データベースのデータ構成例を示す図である。 本実施形態における生体認証方法のフロー例1を示す図である。 本実施形態における画面例1を示す図である。 本実施形態における画面例2を示す図である。 本実施形態における生体認証方法のフロー例2を示す図である。 本実施形態における画面例3を示す図である。 本実施形態における生体認証方法のフロー例2を示す図である。
−−−システム構成−−−
以下に本発明の実施形態について図面を用いて詳細に説明する。図1は本実施形態における生体認証システム100を含むネットワーク構成例を示す図である。図1に示す生体認証システム100は、生体画像に基づく生体認証を従来よりも効率的かつセキュアなものとするためのコンピュータシステムである。
本実施形態では、生体認証の対象として取り扱う生体部位の一例として、指を想定する。そこで、本実施形態の生体認証システム100は、登録者の指を含む掌(以下同様)の撮影画像から、各指における静脈等の血管のパターンを抽出し、その濃淡の度合いを特徴情報、すなわち認証用データとして取得、登録するものとする。
勿論、認証用データは、こうした撮影画像から得られる血管パターンに基づくもののみならず、虹彩、掌紋、指紋などの各種パターンなど、その他の部位の撮影画像から得られる種々の情報に基づくものであってもよい。
また、当該生体認証システム100が、上述の撮影画像から認証用データを生成する手法は、特許文献1で示される技術を適宜に採用するものとする。よって、当該生体認証システム100は、当該技術に対応した機能を実装するためのアルゴリズムを下記のプログラム102に含んでいる。
こうした本実施形態の生体認証システム100のハードウェア構成は、図2に示す如くとなる。当該生体認証システム100は、SSDやハードディスクドライブなど適宜な不揮発性記憶素子で構成される記憶装置101、RAMなど揮発性記憶素子で構成されるメモリ103、記憶装置101に保持されるプログラム102をメモリ103に読み出すなどして実行しシステム自体の統括制御を行なうとともに各種判定、演算及び制御処理を行なうCPU104(演算装置)、キーボード等の適宜な入力装置105、ディスプレイ等の適宜な出力装置106、および、ネットワーク10と接続し他装置との通信処理を担う通信装置107を備える。
なお、本実施形態の生体認証システム100は、登録者の掌に対して撮影を行うためのデジタルカメラ110を更に備える。但し、ネットワーク10を介して接続される端末200にて同様のデジタルカメラが備わり、生体認証システム100にて生体撮影を行わない場合、生体認証システム100自体がデジタルカメラ110を備えなくともよい。
ここで想定する端末200は、例えば、金融機関の顧客が所持するスマートフォンやタブレット端末、或いは、ATMである。
図3に本実施形態における端末200の構成例を示す。こうした端末200は、SSDやハードディスクドライブなど適宜な不揮発性記憶素子で構成される記憶装置201、RAMなど揮発性記憶素子で構成されるメモリ203、記憶装置201に保持されるプログラム202をメモリ203に読み出すなどして実行しシステム自体の統括制御を行なうとともに各種判定、演算及び制御処理を行なうCPU204(演算装置)、タッチパネル等の入出力装置205、および、ネットワーク10と接続して生体認証システム100との通信処理を担う通信装置206を備える。
また、この端末200は、上述の生体認証システム100と同様のデジタルカメラ210を備えている。当該端末200は、このデジタルカメラ210にて、端末利用者たる認証要求者の掌を撮影する。また端末200は、その撮影画像のデータをネットワーク10を介して当該生体認証システム100に送信する。
或いは、端末200は、認証用データの生成に関して生体認証システム100と同様の機能を備え、認証要求者の掌の撮影画像から、当該認証要求者の指における静脈等の血管のパターンを抽出し、その濃淡の度合いを特徴情報、すなわち認証用データとして取得し、これを生体認証システム100に送信するとしてもよい。
但し、生体認証システム100がスタンドアロンマシーンとして構成され、認証要求者に対する撮影処理および生体認証処理を自機にて完結させる場合、上述のスマートフォンなどの端末200の存在は不要である。
なお、この端末200が、当該端末200の使用可否を判定するために当該生体認証方法を実行する形態も想定出来る。この場合、端末200は、そのデジタルカメラ210で撮影した真正な端末利用者の掌の撮影画像から上述の通り認証用データを取得し、これを記憶装置201に登録する。また端末200は、当該端末200を利用しようとする認証要求者の掌をデジタルカメラ210で撮影し、上述の認証用データ同様に認証データを取得する。端末200は、記憶装置201に登録済みの認証用データと、今次の認証要求者に関する認証データとのマッチングによる生体認証を実行する。
上述のように、端末200のみで自身の使用可否判定に生体認証を用いる場合、当該端末200自身が生体認証システム100となる。またこの場合、端末200が認証用データを生体認証システム100に登録する処理は不要となる。
−−−データ構成例−−−
続いて、本実施形態の生体認証システム100が用いるデータベース類について説明する。図4に、本実施形態における認証データベース125の一例を示す。当該認証データベース125は、登録者ごとの複数部位の各撮影画像に基づく認証用データを蓄積したデータベースである。
そのデータ構造は、登録者を一意に特定する登録者IDをキーとして、当該登録者の名前、登録した指の本数、登録した指の種類の組合せを示す登録パターン、および、登録した各指の認証用データといったデータから成るレコードの集合体である。
なお、認証用データは、既に上述したように、デジタルカメラ110により撮影された登録者の当該各指の撮影画像に対し、特許文献1が示す適宜な処理を施すことで得た、血管パターンに関する特徴情報などを想定出来る。
また、本実施形態では上述のように登録者IDをキーとしているが、この登録者が、例えば金融機関の利用者であるとした場合、当該利用者の銀行口座等の、金融機関コード、支店コード、店舗コード、口座番号、および名義、といった情報をキーにしたテーブル構成を採用することも出来る。
−−−フロー例1−−−
以下、本実施形態における生体認証方法の実際手順について図に基づき説明する。以下で説明する生体認証方法に対応する各種動作は、生体認証システム100がメモリ103に読み出して実行するプログラムによって実現される。そして、これらのプログラムは、以下に説明される各種の動作を行うためのコードから構成されている。
図5は、本実施形態における生体認証方法のフロー例1を示す図である。ここでは一例として、金融機関の顧客が、自身の口座に関する取引時の認証方式として生体認証を希望している状況を想定する。そして、この顧客が自らのタブレット端末200を用いて、生体認証における認証用データの登録作業を行おうとしている。このため、当該タブレット端末200は、ネットワーク10を介して適宜に認証され、金融機関の生体認証システム100と接続しているものとする。
ここでタブレット端末200は、当該顧客における指のうち撮影対象とする数と種類の少なくともいずれかについて、タッチパネルなどの入出力装置205(以下、タッチパネル)の画面600(図6)にて指定を受け付ける(s100)。この場合の顧客は、例えば、「2本」あるいは「人差し指と中指」といった指定を行う。
なお、こうした登録作業にあたっては、当該フローの開始時あるいはフロー中のいずれかのステップに伴い、当該顧客の本人確認書類に対する確認手順を実行するとしてもよい。本人確認書類の確認手順としては、タブレット端末200が、そのデジタルカメラ210で撮影した本人確認書類イメージまたはこれの文字認識データを含む本人確認要求を、生体認証システム100に送信する。生体認証システム100では、これを受信して、予め各顧客に関して保持する本人確認用の情報と照合することで本人確認処理を実行し、その結果をタブレット端末200に返す。当然ながら、当該本人確認処理に成功しなかった顧客に関する登録作業は終了する。こうした情報処理装置による本人確認処理のみならず、タブレット端末200で撮影した本人確認書類イメージを、当該金融機関の担当者が、所定端末を介して閲覧・確認し、本人確認の手続を行うとしてもよい。
上述のように、本人確認書類に基づく本人確認手順を当該フローに更に加えることで、よりセキュアな生体認証方法の実装が可能となる。
次にタブレット端末200は、当該顧客の指を含む掌を適宜に撮影するため、例えば、各指と掌の輪郭を模した撮影ガイドイメージ1010(図7の画面700)をタッチパネル205に表示する(s101)。撮影ガイドイメージ1010のデータは、タブレット端末200が記憶装置201で予め保持しているとしてもよいし、生体認証システム100から都度取得するとしてもよい。
これを認識した顧客は、自身の掌をタブレット端末200のデジタルカメラ210に向けてかざし、その撮影画像をタッチパネル205で確認する。そしてこの顧客は、掌の撮影画像が上述の撮影ガイドイメージ1010に収まるよう、自身の掌の位置や向き、角度等を適宜に調整する。この時、タブレット端末200が、掌の撮影画像の輪郭と撮影ガイドイメージ1010との離間程度、離間内容に応じて、誘導ガイダンスを表示することや音声で誘導するとしてもよい。
タブレット端末200は、デジタルカメラ210による上述の掌の撮影画像に関する撮影適否について、その輪郭が撮影ガイドイメージ1010と所定割合以上一致し、なおかつ、合焦しているかにより判定する(s102)。こうした画像処理については既存技術を適宜に採用すればよい。
上述の判定の結果、当該掌の撮影画像は撮影適正ありと判定できた場合(s103:y)、タブレット端末200は、当該時点での撮影画像データをデジタルカメラ210にて取得し、これをメモリ203に保持する(s104)。他方、上述の判定の結果、当該掌の撮影画像は撮影不適と判定した場合(s103:n)、タブレット端末200は、処理をs101に戻す。
続いてタブレット端末200は、s104でメモリに保持した撮影画像データから指の画像を抽出し、当該抽出した画像が、s100で撮影対象として指定を受けた本数または種類の指のものであるか判定する(s105)。
この判定は、撮影対象の指定が「本数」の場合、例えば、上述した撮影ガイドイメージ1010における各指の輪郭内にて画像が撮影出来ている指の数が指定本数以上か判定することになる。また、撮影対象の指定が「種類」の場合、例えば、上述した撮影ガイドイメージ1010における当該指の輪郭内にて画像が撮影出来ているか判定することになる。当然ながら、撮影ガイドイメージ1010の各指の輪郭線は、どの種類の指(親指、人差し指、中指、薬指、小指)に対応するか予め定まっている。
上述の判定の結果、撮影画像から抽出した指の画像が、顧客指定の本数または種類の指のものでないと判明した場合(s106:n)、タブレット端末200は、処理をs101に戻す。
他方、上述の判定の結果、撮影画像から抽出した指の画像が、顧客指定の本数または種類の指のものであると判明した場合(s106:y)、タブレット端末200は、当該抽出した指の撮影画像データをそのまま、或いは、当該撮影画像データに特許文献1の技術を適用して生成した特徴情報を、生体認証システム100に送信する(s107)。
なお、この送信に際し、タブレット端末200は、当該顧客の顧客番号や氏名など適宜な識別情報も対応付けて送信する。
一方、生体認証システム100は、タブレット端末200から送信されてきた指の撮影画像データまたはその特徴情報を受信する(s108)。受信したものが撮影画像データであった場合、生体認証システム100は、当該撮影画像データを特許文献1の技術に対応した所定アルゴリズムで処理することで特徴情報を生成する(s109)。
また生体認証システム100は、s108またはs109で得た特徴情報を、当該顧客の認証用データとして認証データベース125に登録し(s110)。処理を終了する。
認証データベース125では、上述の顧客の識別情報を登録者IDとし、当該顧客の名前、登録した指の本数、登録した指の種類の組合せを示す登録パターン、および、登録した各指の認証用データたる特徴情報といったデータから成るレコードが登録される。
なお、上述のレコードのうち登録パターンの値は、5本の各指が登録対象か否か、0、1の二値で示したものとなる。この場合、登録対象とされた指については「1」、それ以外の指については「0」とする。例えば、「人差し指と中指」が登録対象とされた場合、この顧客の登録パターンの値は、親指:0、人差し指:1、中指:1、薬指:0、小指:0、であって、「01100」となる。
また、図7の撮影ガイドイメージ1010を用いずに登録処理を行うとしてもよい。この場合、顧客は、自身の掌(例えば、人差し指と中指)をタブレット端末200のデジタルカメラ210に向けてかざし、その撮影画像をタッチパネル205で確認する。この時、タブレット端末200は、その撮影画像をタッチパネル205に表示し、撮影された指がどの指であるかのユーザ指定をタッチパネル205の画面600にて受け付ける。これを受けたタブレット端末200は、当該顧客が登録を希望する指が、例えば人差し指と中指にである旨を、その撮影画像データと共に生体認証システム100に送信し、登録させる。
−−−フロー例2−−−
上述のフロー例1では、主として指の種類について指定を受け、当該種類の指の特徴情報を登録する形態について説明した。但し、登録の形態としてはこれに限定せず、指の本数についてのみ指定を受けて登録を行う形態も想定出来る。こうした形態における、フローを図8に示す。
この場合、顧客は、自身の掌をタブレット端末200のデジタルカメラ210に向けてかざし、その撮影画像をタッチパネル205で確認する(タブレット端末200による誘導ガイダンスも適宜実行してよい)。
一方、タブレット端末200は、デジタルカメラ210による上述の掌の撮影画像に関する撮影適否について、その輪郭がデジタルカメラ210の撮影範囲に収まり、なおかつ、合焦しているかにより判定する(s120)。こうした画像処理については既存技術を適宜に採用すればよい。
上述の判定の結果、当該掌の撮影画像は撮影適正ありと判定できた場合(s121:y)、タブレット端末200は、当該時点での撮影画像データをデジタルカメラ210にて取得し、これをメモリ203に保持する(s122)。他方、上述の判定の結果、当該掌の撮影画像は撮影不適と判定した場合(s121:n)、タブレット端末200は、処理をs120に戻す。
続いてタブレット端末200は、s122でメモリに保持した撮影画像データから指の画像を抽出し、当該抽出画像が示す指の本数について、タッチパネル205に画面出力(図9の画面900)して当該顧客の意図する本数と一致するか問い合わせる(s123)。従ってこの場合、フロー例1とは異なり、図7の画面700で示した撮影ガイドイメージ1010の表示やそれに伴う各種判定等は不要である。
上述の問い合わせに応じて、当該顧客がタッチパネル205で入力した回答が、撮影画像から認識された指の本数が、顧客の意図する本数でないと判明した場合(s106:n)、タブレット端末200は、処理をs120に戻す。
他方、上述の問い合わせに応じて、当該顧客がタッチパネル205で入力した回答が、撮影画像から認識された指の本数が、顧客の意図する本数であると判明した場合(s123:y)、タブレット端末200は、当該抽出した指の撮影画像データをそのまま、或いは、当該撮影画像データに特許文献1の技術を適用して生成した特徴情報を、本数の情報と共に、生体認証システム100に送信する(s124)。勿論、この送信に際し、タブレット端末200は、当該顧客の顧客番号や氏名など適宜な識別情報も対応付けて送信する。
一方、生体認証システム100は、タブレット端末200から送信されてきた指の撮影画像データまたはその特徴情報を受信する(s125)。受信したものが撮影画像データであった場合、生体認証システム100は、当該撮影画像データを特許文献1の技術に対応した所定アルゴリズムで処理することで特徴情報を生成する(s126)。
また生体認証システム100は、s125またはs126で得た特徴情報を、当該顧客の認証用データとして認証データベース125に登録し(s127)、処理を終了する。
認証データベース125では、上述の顧客の識別情報を登録者IDとし、当該顧客の名前、登録した指の本数、および、登録した各指の認証用データたる特徴情報といったデータから成るレコードが登録される。このフロー例2の形態においては、認証データベース125における登録パターン欄の値も不要となる。
−−−フロー例3−−−
続いて、上述の顧客に対する生体認証の処理について説明する。図8は、本実施形態における生体認証方法のフロー例2を示す図である。ここで、上述の顧客が、上述のタブレット端末200を介したインターネットバンキングシステムへのログインに際し、或いは、デジタルカメラ210を備えたATM200での取引開始に際し、生体認証システム100による生体認証の手順を要求されたとする。ここではタブレット端末200の例について説明する。勿論、ログインや取引開始時の認証のみならず、セキュアな本人認証が要求される様々な機会に当該生体認証の手続を適用すれば好適である。
ここでタブレット端末200は、当該顧客の指を含む掌を適宜に撮影するため、上述のフロー例1と同様、撮影ガイドイメージ1010をタッチパネル205に表示する(s200)。
これを認識した顧客は、自身の登録パターン(認証データベース125に登録済みのもの)に応じた、例えば「人差し指と中指」を、タブレット端末200のデジタルカメラ210にかざす。これを受けたタブレット端末200は、フロー例1のステップs102〜s104と同様の処理を実行し、「人差し指と中指」の撮影画像を取得する(s201)。
続いてタブレット端末200は、s201で得た撮影画像から指の画像を抽出し、撮影された指の本数および種類の少なくともいずれかを特定する(s202)。この特定処理は、上述のフロー例1におけるs105と同様の処理である。
続いてタブレット端末200は、上述のs202で特定した指の本数および種類の少なくともいずれかの情報と、s201で得た撮影画像を、生体認証システム100に送信する(s203)。この場合、上述のフロー例1と同様、撮影画像から特徴情報を生成し、これを送信するとしてもよい。
生体認証システム100は、上述の情報を受信し、当該指の本数または種類の少なくともいずれかについて一致する登録者群を、認証データベース125の認証用データ群から抽出する(s204)。
次に生体認証システム100は、s204で抽出した認証用データ群が含む各認証用データと、同じくs204でタブレット端末200から受信した各指のうち1つの指の撮影画像の特徴情報とをマッチングする(s205)。
上述のマッチングの結果、認証用データのいずれかと上述の1つの指の撮影画像の特徴情報とが所定の相違度以下であることが判明した場合(s206:y)、生体認証システム100は、生体認証に成功したと判定し(s207)、当該フローを終了する。なお、特徴情報間の相違度に基づくマッチング処理自体は、従来の生体認証技術におけるものと同様である。
他方、上述のマッチングの結果、認証用データのいずれかと当該1つの指の撮影画像の特徴情報とが所定の相違度を越えて異なっていることが判明した場合(s206:n)、マッチング未実行の撮影画像があるか判定する(s208)。
当該判定は、例えば、上述のs202で特定した指の数(種類も同義)をメモリ103に設けたカウンタにセットし、このカウンタ値と、初期値が1でステップs205のマッチング実行ごとにインクリメントする変数値と、を比較し、当該変数値が前記カウンタ値を越えた際に、マッチング未実行の撮影画像無しと判定する手法が想定出来る。
或いは、例えば、ステップs205のマッチング実行ごとに当該撮影画像に関して所定のフラグを対応付けてメモリ103等で管理し、当該フラグが付与されていない撮影画像があれば、マッチング未実行の撮影画像あり、と判定するといった手法も想定出来る。
こうしたs208での判定の結果、マッチング未実行の撮影画像が残されていることが判明した場合(s208:y)、生体認証システム100はs205に処理を戻す。
他方、上述の判定の結果、マッチング未実行の撮影画像が残されていないことが判明した場合(s208:n)、生体認証システム100は、認証不成功(s209)との結果をタブレット端末200に返して当該フローを終了する。
また、上述のステップs208を経て再度実行されるs205において、生体認証システム100は、s204で得ている各指のうちマッチング未実行の1つの指の撮影画像の特徴情報と、認証用データ群が含む各認証用データとをマッチングする。
上述のマッチングの結果、認証用データのいずれかと上述の1つの指の撮影画像の特徴情報とが所定の相違度以下であることが判明した場合(s206:y)、生体認証システム100は、生体認証に成功したと判定し(s207)、当該フローを終了する。
他方、上述のマッチングの結果、認証用データのいずれかと上述の1つの指の撮影画像の特徴情報とが所定の相違度を越えて異なっていることが判明した場合(s206:n)、上述のステップs208を再度実行する。こうしたマッチングは、s204で得た各撮影画像のうち、認証用データと一致するものが判明するまで、または、撮影画像のいずれにも認証用データと一致するものが無いことが判明するまで(s208:n)、繰り返し実行する。
なお、上述のマッチングによる生体認証処理に際し、いずれかの指の撮影画像に関して認証成功した場合、残りの指の撮影画像に関して行うマッチングでの判定基準すなわち相違度を、認証成功した際のマッチングでの相違度基準(例:95%)より所定程度だけ緩和させた相違度基準(例:75%)でマッチングを行うとしてもよい。このように、認証成功を境に相違度の基準を変化させるため、生体認証システム100は、認証成功後の相違度基準の低減率の値を予め記憶装置101にて保持するものとする。
これによれば、登録済みの各指の認証用データのうち、例えば1つについて認証成功すれば、残りの指に関しては緩和された基準でのマッチングを行うことが出来る。
ひいては、適宜な高精度での生体認証結果を得た上で、更なる生体認証結果の確証を効率的に求めることが可能であり、処理全体の効率化と良好なセキュアレベルとを両立できる。
本実施形態によれば、生体画像に基づく生体認証を従来よりも効率的かつセキュアなものとできる。
本明細書の記載により、少なくとも次のことが明らかにされる。すなわち、本実施形態の生体認証システムにおいて、前記演算装置は、前記登録者による登録要求を受け、当該登録者における撮影部位の数と種類の少なくともいずれかについて指定を受け付け、当該指定を受けた当該撮影部位に対して前記撮像装置による撮影を実行し、当該撮影で得た撮影画像を所定アルゴリズムで処理することで認証用データを生成し、当該認証用データを当該登録者に対応付けて前記認証データベースに登録する処理を更に実行するものである、としてもよい。
これによれば、登録者が自らの意思で選択した種類および数の部位に関して認証用データを生成、登録することが可能となる。そのため、登録者が気付かないうちに、その生体情報をスキャン或いは撮影されてしまっても、生体各部位のどの組合せが認証根拠として正しいかまでは漏洩しない。よって、悪意の第三者等による認証成功を許す恐れを効果的に抑制できる。更に、こうした各部位の組合せに基づいて、認証データベース中の認証用データ群の絞り込みが可能となる。そのため、マッチング対象が効果的に限定され、生体認証処理の速度を適宜なものとしやすい。ひいては、生体画像に基づく生体認証を従来よりも、更に効率的かつ更にセキュアなものとできる。
本実施形態の生体認証システムにおいて、前記演算装置は、前記マッチングによる生体認証処理に際し、前記複数部位のうち所定の種類または数の撮影画像に関して認証成功した場合、当該認証要求者に関する生体認証に成功したと判定するものである、としてもよい。
これによれば、登録者が自らの意思で選択、登録した種類および数の各部位の認証用データのうち、例えば1つについて認証成功すれば、残りの部位に関するマッチング処理を回避することができる。ひいては、生体画像に基づく生体認証を従来よりも、更に効率的かつセキュアなものとできる。
本実施形態の生体認証システムにおいて、前記演算装置は、前記マッチングによる生体認証処理に際し、前記複数部位のうち所定の種類または数の撮影画像に関する前記マッチングにより認証成功した場合、残りの部位の撮影画像に関して行う前記マッチングでの判定基準を、前記認証成功した際のマッチングでの判定基準と異ならせてマッチングを実行するものである、としてもよい。
これによれば、登録者が自らの意思で選択、登録した種類および数の各部位の認証用データのうち、例えば1つについて認証成功すれば、残りの部位に関しては緩和された基準でのマッチングを行うことで、処理全体の効率化と良好なセキュアレベルとを両立できる。ひいては、生体画像に基づく生体認証を従来よりも、更に効率的かつセキュアなものとできる。
本実施形態の生体認証方法において、前記情報処理システムが、前記登録者による登録要求を受け、当該登録者における撮影部位の数と種類の少なくともいずれかについて指定を受け付け、当該指定を受けた当該撮影部位に対して前記撮像装置による撮影を実行し、当該撮影で得た撮影画像を所定アルゴリズムで処理することで認証用データを生成し、当該認証用データを当該登録者に対応付けて前記認証データベースに登録する処理を更に実行する、としてもよい。
本実施形態の生体認証方法において、前記情報処理システムが、前記マッチングによる生体認証処理に際し、前記複数部位のうち所定の種類または数の撮影画像に関して認証成功した場合、当該認証要求者に関する生体認証に成功したと判定する、としてもよい。
本実施形態の生体認証方法において、前記情報処理システムが、前記マッチングによる生体認証処理に際し、前記複数部位のうち所定の種類または数の撮影画像に関する前記マッチングにより認証成功した場合、残りの部位の撮影画像に関して行う前記マッチングでの判定基準を、前記認証成功した際のマッチングでの判定基準と異ならせてマッチングを実行する、としてもよい。
10 ネットワーク
100 生体認証システム
101 記憶装置
102 プログラム
103 メモリ
104 演算装置
105 入力装置
106 出力装置
107 通信装置
110 デジタルカメラ(撮像装置)
125 認証データベース
200 端末(ATM、タブレット端末、スマートフォン)
201 記憶装置
202 プログラム
203 メモリ
204 演算装置
205 入出力装置
206 通信装置
210 デジタルカメラ
600 画面
700 画面
900 画面
1010 撮影ガイドイメージ

Claims (6)

  1. 登録者ごとの複数部位の各撮影画像に基づく認証用データを格納した認証データベースを保持する記憶装置と、
    前記登録者による登録要求を受け、当該登録者における撮影部位の数と種類の少なくともいずれかについて指定を受け付け、前記撮影部位の輪郭を模した撮影ガイドの表示を行い、前記登録者が提示した前記撮影部位に関する撮影画像の輪郭が、前記撮影ガイドと所定割合以上一致し、かつ合焦している場合、前記撮影部位に関して所定の撮像装置により撮影データを取得し、当該撮影で得た撮影画像が、前記指定が示す撮影部位の数または種類にマッチするかを、前記撮影ガイドの輪郭内において前記撮影部位に対応する画像が撮影できている数、または前記撮影ガイドのうち前記撮影部位に対応する輪郭内にて画像が撮影できているか、によって判定し、前記判定の結果、前記登録者による前記指定の画像が得られている場合、当該撮影画像を所定アルゴリズムで処理することで認証用データを生成し、当該認証用データを当該登録者に対応付けて前記認証データベースに登録し、認証要求者の複数部位を所定の撮像装置により撮影し、当該撮影の対象となった前記部位の数または種類の少なくともいずれかについて一致する登録者群を、前記認証データベースの認証用データ群から抽出し、当該登録者群の各認証用データと前記認証要求者の撮影画像に基づく認証データとのマッチングによる生体認証処理を実行する演算装置と、
    を備えることを特徴とする生体認証システム。
  2. 前記演算装置は、
    前記マッチングによる生体認証処理に際し、前記複数部位のうち所定の種類または数の撮影画像に関して認証成功した場合、当該認証要求者に関する生体認証に成功したと判定するものである、
    ことを特徴とする請求項1に記載の生体認証システム。
  3. 前記演算装置は、
    前記マッチングによる生体認証処理に際し、前記複数部位のうち所定の種類または数の撮影画像に関する前記マッチングにより認証成功した場合、残りの部位の撮影画像に関して行う前記マッチングでの判定基準を、前記認証成功した際のマッチングでの判定基準と異ならせてマッチングを実行するものである、
    ことを特徴とする請求項1に記載の生体認証システム。
  4. 登録者ごとの複数部位の各撮影画像に基づく認証用データを格納した認証データベースを保持する記憶装置を備えた情報処理システムが、
    前記登録者による登録要求を受け、当該登録者における撮影部位の数と種類の少なくともいずれかについて指定を受け付け、前記撮影部位の輪郭を模した撮影ガイドの表示を行い、前記登録者が提示した前記撮影部位に関する撮影画像の輪郭が、前記撮影ガイドと所定割合以上一致し、かつ合焦している場合、前記撮影部位に関して所定の撮像装置により撮影データを取得し、当該撮影で得た撮影画像が、前記指定が示す撮影部位の数または種類にマッチするかを、前記撮影ガイドの輪郭内において前記撮影部位に対応する画像が撮影できている数、または前記撮影ガイドのうち前記撮影部位に対応する輪郭内にて画像が撮影できているか、によって判定し、前記判定の結果、前記登録者による前記指定の画像が得られている場合、当該撮影画像を所定アルゴリズムで処理することで認証用データを生成し、当該認証用データを当該登録者に対応付けて前記認証データベースに登録し、認証要求者の複数部位を所定の撮像装置により撮影し、当該撮影の対象となった前記部位の数または種類の少なくともいずれかについて一致する登録者群を、前記認証データベースの認証用データ群から抽出し、当該登録者群の各認証用データと前記認証要求者の撮影画像に基づく認証データとのマッチングによる生体認証処理を実行する、
    ことを特徴とする生体認証方法。
  5. 前記情報処理システムが、
    前記マッチングによる生体認証処理に際し、前記複数部位のうち所定の種類または数の撮影画像に関して認証成功した場合、当該認証要求者に関する生体認証に成功したと判定する、
    ことを特徴とする請求項4に記載の生体認証方法。
  6. 前記情報処理システムが、
    前記マッチングによる生体認証処理に際し、前記複数部位のうち所定の種類または数の撮影画像に関する前記マッチングにより認証成功した場合、残りの部位の撮影画像に関して行う前記マッチングでの判定基準を、前記認証成功した際のマッチングでの判定基準と異ならせてマッチングを実行する、
    ことを特徴とする請求項4に記載の生体認証方法。
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