JP6691002B2 - 超音波送受波器 - Google Patents
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Description
この送信された超音波パルス信号が、周囲の障害物により反射されて超音波送受波器で受信されると、受信された超音波パルス信号が、前述の圧電振動素子にて再び電圧パルス信号に変換される。
この送信から受信までの時間を計測することで、周囲の障害物までの距離をセンシングすることが出来る。
従来の車載用の超音波送受波器としては、図1に示すような超音波送受波器が知られている。
この超音波送受波器に用いる有底筒状ケース2は、内底面が楕円形状や長方形状となっていることが多い。
ここで、前述の内底面が、楕円形状や長方形状の場合に、内底面の長手方向をX方向とし、短手方向をY方向とする。
前述の内底面が、真円形状の場合には、内底面の全方向をX方向とする。
一般的に、振動面積の広い前述長手方向では前述短手方向と比較して送信される超音波の指向性が狭くなる。
内底面の形状は、この送信する超音波の指向性が深く関わっており、自動車のバンパーに取り付けた際に、超音波送受波器から送信した超音波が路面から反射波してノイズとなることを抑制するために路面に対して垂直な方向には指向性の狭いX方向を用い、路面に対して水平な方向では検出範囲を広げるために指向性の広いY方向を用いている。
有底筒状ケース2の内底面には、電極7aと折り返し電極7bを有する圧電振動素子7が固着されている。
この電極7aと折り返し電極7bは、ハーネス6に接続されたリード線5とそれぞれ半田付により電気的に接続されている。
図中の符号3は、有底筒状ケース2の内底面を覆うシリコーンフォーム等の発泡体からなる吸音材であり、ケース2の底面から内側に放出される超音波が内部で多重反射してノイズとなることを抑制する効果や、超音波送受波器の封止材4に用いるシリコーンゴムやウレタンゴム等の封止材が内底面に付着して超音波振動を阻害することを防ぐ効果を有する。
従来の用途は、自動車が約20km/h以下の低速時に障害物検知を行うため、超音波送受波器に求められる障害物の検知可能距離は長くても5メートルであった。
近年は、自動運転等の用途として20km/h以上の速度での障害物検知も必要となり、検知可能距離として10メートルが要求されている。
検知可能距離の向上のためには、超音波送受波器における超音波の発信音圧や受信感度を上げることと、発信する超音波の指向性を狭くして超音波エネルギーを収束させること、発信する超音波の周波数を下げることで空気中における超音波の減衰を抑えることが挙げられる。
超音波の指向性を狭くするための方法として、
例えば、特許文献1に記載の超音波送受波器では、有底筒状ケースの内底面の中央に厚肉部を設け、X方向の内底面の両端近傍に薄肉部を設けている。
これにより、前述内底面のX方向の両端近傍の剛性が低下し、X方向の両端近傍までの振動伝達効力が高まり、指向性を狭くすることが出来る。
特許文献2に記載の超音波送受波器では、有底筒状ケースの内底面の厚みを、内底面の中央にある厚肉部からX方向の両端に向かうにつれて線形に薄くしている。
これにより、前述内底面のX方向の両端に向かうにつれて剛性が徐々に低下し、内底面Xの両端近傍までの振動伝達効力が高まり、指向性を狭くすることが出来る。
特許文献3に記載の超音波送受波器では、有底筒状ケースの内底面のX方向両端付近でY方向の幅をダンベル上に広げた構造を有している。
これにより、前述内底面のr中央部の剛性と比較してX方向の両端付近の剛性が低下し、X方向の両端近傍までの振動伝達効力を高めることで指向性を狭くすることが出来る。
特に、厚肉部の厚みが0.8mm未満の場合では、自動車の走行時に意匠面であるケース2の外底面に飛び石が衝突した際に、圧電振動素子がひび割れて動作不良を引き起こすリスクが大きくなる。
また、従来の厚肉部と薄肉部のみからなる超音波送受波器では、衝撃耐性の改善として厚肉部の寸法を厚くするとケースの剛性が高くなり、共振周波数はケースの他の箇所の寸法変化と比較して大幅に上昇するため、要求された駆動周波数に共振周波数を合わせるために大きな構造の変更が余儀なくされ、要求される指向性と駆動周波数を兼ね備える超音波送受波器を設計することが困難となる。
さらに、圧電振動素子とケース2との固着に接着剤を用いる場合、接着剤がケース2の底面の薄肉部に流れる恐れがある。流れた接着剤が剛性の低い薄肉部では硬化した場合に、薄肉部の振動を阻害して指向性や残響特性等が損なわれる。特許文献3に記載の超音波送受波器では、内底面Xの両端に接するケース2の側壁の剛性も低下する為に、超音波送受波器を駆動した際にケース2の前述側壁の振動が大きくなり、ノイズの原因となるだけでなく、超音波送受波器の保持をケース2の前述側壁を含む箇所で行う場合に、保持位置や保持力により超音波送受波器の残響時間や受信感度等の特性バラつきが大きくなる。
本発明の主たる目的は、路面に対する垂直方向と水平方向の少なくとも一方の送信される超音波の指向性が比較的狭くしつつ、
共振周波数の小さな変化で飛び石による衝撃への耐性を高く出来て、かつ指向性の調整が容易に出来て、さらに圧電振動素子の接着材やケース2の側壁振動による特性バラつきの影響の少ない超音波送受波器を提供することである。
請求項1の発明では、圧電振動素子と、圧電振動素子の両面に設けられた導電ペーストを焼結してなる銀電極と前述銀電極を有する圧電セラミックを底面に固着した金属もしくは樹脂からなる有底筒状ケースと、前述銀電極に接合されたリード線と、を含む超音波送受信器において、前記有底筒状ケースの内底面は圧電振動素子を固着する厚肉部と、内底面における指向性を狭めたい方向の両端近傍に薄肉部と、前述厚肉部と前述薄肉部との間に1つ以上の中肉部とを設けており、さらに前記厚肉部の厚みをt[max]とし、前述中肉部の厚みをt[middle]とし、前述薄肉部の厚みをt[min]とすると、t[max]>t[middle]>t[min]となる様に形成された、超音波送受波器である。
本発明の超音波送受波器では、前述中肉部を圧電振動素子の固着した厚肉部と、薄肉部との間に設けることで、圧電振動素子の固着面近傍を限定して厚みを増すことが実現できるため、小さい共振周波数の変化量で衝撃耐性が向上し、さらに前述中肉部の存在により求める指向性を容易に得ることが可能となる。
また、平坦な中肉部を設けることにより固着に使用した接着剤が必要以上に広がってしまった場合に、厚肉部と中肉部の間に存在する段差形状の角部にて、毛細管現象にて接着剤が前記角部に沿って流れるため、段差形状に依存した量の接着剤を留めることが可能となる。
請求項2に記載の発明では、前述肉薄部や前述中肉部や前述薄肉部により形成される段差部の角にフィレットを設けることで、超音波送受波器の駆動時に前述段差部の角で応力集中が生じて亀裂が発生することを抑制するとともに、段差部の加工時にバリなどの異物が発生する事を抑制する。また、圧電振動素子の固着時に前述厚肉部で広がった接着剤を速やかに中肉部に流し、厚肉部で接着剤が留まって圧電振動素子の非固着面に接着剤が這い上がることを抑制出来る。
請求項3に記載の発明では、前記有底筒状ケースの内底面の形状を前記有底筒状ケースの軸に対して非対称とすることにより、前記有底筒状ケースの内底面の剛性も前記有底筒状ケースの軸に対して非対称とすることが可能となり、ケースの内底面の一方に厚肉部を設けて他方に向かうにつれて厚みが薄くなる特許文献4に記載の超音波送受波器と同様に指向性を偏心させることを実現出来る。
以上説明したように本発明は、有底筒状ケースの底面において厚肉部と薄肉部と1箇所以上の中肉部とが設けられているため、
厚肉部を厚くしたとしても中肉部により振動伝達効力を高めることが可能であり、飛び石等の外的衝撃に強く、狭指向性で長距離の障害物まで検出できる超音波送受波器が得られる。
また、中肉部を設けることで、圧電振動素子の固着に用いる接着剤の広がりを制御可能となり、薄肉部への接着剤付着が抑制されて音響特性を安定させることが可能となる。
図2に本発明の第一の実施の形態に関わる超音波送受波器における有底筒状ケースと固着された圧電素子の概略図を示す。
この超音波送受波器は、底面形状が長方形状である外径φ14で高さが9mmで有底筒状のケース2と、ケース2の底面の厚肉部10に固着された外径6mmの圧電振動素子7と、を含んでおり、ケース2の底面における長手方向の両端に底面の厚みが最も薄くなる薄肉部8を弧状に設けており、
かつ厚肉部と薄肉部との間において厚肉部と薄肉部の間の厚みをとる中肉部9を有することを特徴とする。
ケース2の底面の上には発泡シリコーンからなる吸音材が配置され、圧電振動素子7の表面に設けられた電極7aと折り返し電極7bにそれぞれリード線が接合されており、
リード線のもう一方の端はそれぞれ外部の駆動基板と接続するためのピン端子に接続されている。
ケース2の内部において、吸音材から上の空間は樹脂が充填されている。
前記ケース2は、アルミ合金のプレス成型で作製されたアルミケースである。他に使用できるケース2の材質は、マグネシウム合金やステンレスやチタン合金等の金属材料や、エンジニアリングプラスチックや金属フィラーもしくはガラスフィラーを高充填したエポキシ樹脂のように耐熱性と高剛性に優れた樹脂材料が挙げられる。ケース2の他の加工方法としては、切削加工や射出成形が挙げられる。
電極7aと折り返し電極7bは、導電材料として主として銀を用いて形成されている。
ケース2の内部形状は、短手方向の幅が8mmで、長手方向ではケース2の側壁の厚みが0.5mmである。
ケース2の底面形状は、中央に厚さ0.8mmの厚肉部10を設け、長手方向の両側に厚さ0.3mmに薄肉部8と0.6mmの中肉部9とを1箇所ずつ長手方向の左右で対称になるように設けている。
下記の表1は、薄肉部の厚みを0.3mmとし、中肉部の厚みを0.6mmとして厚肉部の値を0.6mmから0.9mmまで変化させた際の、超音波送受波器の共振周波数の共振周波数とケース外底面の振動分布を等高線で示したものである。本発明のケースとして図2の形状を用い、比較として図2の中肉部9を厚肉部10と同じ厚みとした厚肉部と薄肉部のみからなる従来形状のケースを用いた。共振周波数とケース外底面の振動分布は、有限要素法CAEのANSYSを用いて評価を行った。
表1より、厚肉部を0.6mmから0.9mmにした場合、従来のケースでは共振周波数が13.2kHz上昇するのに対して本発明の形状では、7.9kHzの上昇に抑えることができた。さらに、中肉部を設けた本発明のケースでは、従来のケースと厚肉部が同じ厚みの場合で比較して、ケース外底面の中心付近の振動分布が、内底面の長手方向に相当する左右方向に広がっている。これは、振動伝達効力が向上し、長手方向の指向性が狭くなっていることを意味しており、想定以上に指向性を狭める効果が有ることが判明した。
図3に中肉部9の有無による接着材12の拡がりの様子の模式図を示す。
図2で示す中肉部9を設けた場合と、図2で示す中肉部の厚みを厚肉部と同じ厚みとした従来の厚肉部10と薄肉部8のみの場合とを比較すると、従来のケースは厚肉部10から直接薄肉部8に接着剤が流れるのに対し、
図2で示す本発明のケースは厚肉部10から中肉部9に流れた接着剤が厚肉部10と中肉部9の境界に沿って移動するため従来のケースよりも接着剤が薄肉部8に付着しにくい構造となっている。
図4に本発明の第二の実施の形態に関わる超音波送受波器における有底筒状ケースと固着された圧電素子との概略図を示す。
図4に示す超音波送受波器は、実施例1で示した超音波送受波器における厚肉部10の全周が中肉部9に囲まれた構造となっている。
これにより、圧電振動素子の固着時に圧電振動素子の周囲で広がった接着剤が厚肉部10と中肉部9の境界に留まりやすくなり、
接着剤の拡がりを全方位で制御することが可能となる。
図5に本発明の第三の実施の形態に関わる超音波送受波器における有底筒状ケースと固着された圧電素子との概略図を示す。
図5に示す超音波送受波器は、実施例2で示した超音波送受波器における中肉部10の全周が薄肉部8に囲まれた構造となっている。
これにより、ケース2の底面の全周近傍まで振動伝達効力を高めることができるため、高い耐衝撃性を有しつつ、全方位の指向性を狭めることが実現できる。
図6に本発明の第四の実施の形態に関わる超音波送受波器における有底筒状ケースと固着された圧電素子との概略図を示す。
図6に示す超音波送受波器は、実施例1で示した超音波送受波器において、ケース2の底面における長手方向の一方に中肉部を2箇所設け、もう一方に中肉部を1箇所設けた構造となっている。これにより、中肉部を2か所設けた側の剛性が高まるため、ケース2の底面の長手方向の左右にて振動伝達効力が非対称となり、外底面から送信される超音波の指向性を偏心させることが可能となる。
2 有底筒状ケース
3 吸音材
4 封止材
5 リード線
6 ハーネス
7 圧電振動素子
7a 電極
7b 折り返し電極
8 薄肉部
9 中肉部
10 厚肉部
11 段差部
12 接着剤
Claims (3)
- 有底筒状ケースの内底面に圧電振動子を固着して、外底面を超音波の送受波面とした超音波送受波器において、
前記ケースの内底部は、前記圧電振動子の固着される厚肉部と、前記厚肉部に比べて厚みの薄い2箇所以上の平坦部を備えており、
前記平坦部は、厚みが最も薄い平坦部である薄肉部と、前記薄肉部より厚みの厚い平坦部である中肉部と、を有しており、
前記厚肉部の両側もしくは全周に、前記薄肉部もしくは前記中肉部が設けられており、
前記中肉部が前記厚肉部と前記薄肉部の間に1箇所以上設けられていることを特徴とする超音波送受波器。
- 前記有底筒状ケースの内底面に設けられた前記厚肉部と前記中肉部との間と、前記中肉部と前記薄肉部との境界に形成される段差部において、段差部の角にフィレットが形成されていることを特徴とする請求項1に記載の超音波送受波器。
- 前記有底筒状ケースの内底面の形状を前記有底筒状ケースの軸に対して非対称としたことを特徴とする請求項1に記載の超音波送受波器。
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