JP6683641B2 - 油圧ショベル - Google Patents

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本発明は、油圧ショベルに関する。
建設機械である油圧ショベルは、フロント作業機の先端部に圧油で駆動するバケットを装着して掘削作業等を行うほか、バケットの代わりにブレーカや小割機等のアタッチメントを装着して様々な作業を行う。
フロント作業機に装着するアタッチメントの種類によっては、その駆動に必要な作動油の圧力及び/又は流量が異なる場合があるため、フロント作業機へのアタッチメントの付け替え作業を行う毎に、アタッチメント駆動用の油圧アクチュエータに供給する作動油の圧力設定及び/又は流量設定を変更する必要がある。一例を挙げると、フロント作業機に小割機を装着した場合には、小割機駆動用の油圧シリンダに大流量の作動油を供給するように流量設定を行い、フロント作業機にブレーカを装着した場合には、ブレーカ用の油圧シリンダに小流量の作動油を供給するように流量設定を行う必要がある。
このようなことから、運転席にアタッチメント選択装置を備え、オペレータによる当該アタッチメント選択装置の選択操作に応じて、アタッチメント駆動用の油圧アクチュエータに供給する作動油の圧力設定及び/又は流量設定を変更する油圧ショベルが従来から知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、フロント作業機に装着されたブレーカに過大な打撃力が作用することを防止する技術としては、電磁ソレノイドに指令電流を与えることで、ブレーカに供給される作動油の圧力を制限するリリーフバルブのリリーフセット圧を可変制御するものが、従来から提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2011−163031号公報 特開2004−074331号公報
しかしながら、特許文献1に記載の従来技術は、アタッチメントの種類の設定をオペレータに委ねているので、オペレータがその設定を誤ると、フロント作業機にアタッチメントを装着したにも拘らず、アタッチメント選択装置によってアタッチメントモードが適切に選択されていない状態でアタッチメントの駆動が行われるという不都合を生じやすい。そして、特許文献1に記載の従来技術は、上記の不都合が生じたときに、アタッチメント駆動用の油圧アクチュエータに作動油を供給する油圧ポンプの吐出流量を制限する等して、当該アタッチメントを使用した作業を行えないようにするので、アタッチメント選択装置によるアタッチメントモードの選択を是正するまでは作業を行うことができず、油圧ショベルの稼働効率が悪いという課題がある。
また、特許文献2に記載の従来技術は、フロント作業機にブレーカを装着した場合におけるリリーフセット圧の可変制御については記載されているものの、フロント作業機に装着されたアタッチメントの種類に応じてリリーフセット圧を可変制御する技術については記載されておらず、アタッチメントの破損や寿命低下を防止するという観点において十分ではない。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、フロント作業機に装着されたアタッチメントの種類に応じて、アタッチメント駆動用の油圧アクチュエータに供給される作動油の流量を自動的に適正値に設定し、アタッチメントの破損や寿命低下を防止することにある。
前記課題を解決するため、代表的な本発明は、複数の油圧ポンプと、前記複数の油圧ポンプの1つ又は複数から吐出される作動油により駆動されるアタッチメント駆動用の油圧アクチュエータと、前記アタッチメント駆動用の油圧アクチュエータの駆動操作を行うアタッチメント用の操作部材と、前記アタッチメント用の操作部材を操作することにより発生するパイロット圧により切り換えられ、前記複数の油圧ポンプの1つ又は複数から前記アタッチメント駆動用の油圧アクチュエータに供給される作動油の流れを制御するアタッチメント用の方向制御弁と、前記複数の油圧ポンプの1つと前記アタッチメント用の方向制御弁とを接続する管路に他の前記油圧ポンプから吐出される作動油を合流する合流管路と、前記合流管路を合流位置又は合流解除位置に切り換える合流切換弁と、前記アタッチメント駆動用の油圧アクチュエータの動作モードを、前記複数の油圧ポンプの1つから吐出される作動油によって駆動する第1の動作モード、又は、前記複数の油圧ポンプのそれぞれから吐出される作動油の合計によって駆動する第2の動作モードに切り換えるアタッチメント選択装置と、前記アタッチメント用の操作部材の操作状態に応じて前記アタッチメント駆動用の油圧アクチュエータの駆動を制御するコントローラと、を備えた油圧ショベルにおいて、前記コントローラは、前記油圧ポンプの吐出圧、前記操作部材からの操作信号、前記アタッチメント選択装置により選択された動作モード信号をそれぞれ入力する入力部と、前記アタッチメント選択装置によって前記第2の動作モードが選択されている状態で前記アタッチメント用の操作部材が操作されたとき、前記アタッチメント用の操作部材により操作されたアタッチメントがブレーカであるか否かの判定を行う判定部と、操作されたアタッチメントがブレーカであると前記判定部により判定したとき、前記合流切換弁を前記合流位置から前記合流解除位置に切り換える信号を出力する出力部とを備え、前記判定部は、予め定められた判定時間内において、前記入力部に入力された前記油圧ポンプの吐出圧の上ピークの発生回数から予め設定された上閾値通過回数を減算した結果が正で、且つ前記入力部に入力された前記油圧ポンプの吐出圧の下ピークの発生回数から予め設定された下閾値通過回数を減算した結果が正の場合に、操作されたアタッチメントがブレーカであると判定することを特徴とする。
本発明によれば、フロント作業機に装着されたアタッチメントの種類に応じて、アタッチメント駆動用の油圧アクチュエータに供給される作動油の流量を自動的に適正値に設定できるため、アタッチメントの破損や寿命低下を防止できる。なお、上述した以外の課題、構成及び効果については、以下に記載する実施形態の説明により明らかにされる。
本発明の実施形態に係る油圧ショベルの外観図である。 本発明の実施形態に係る油圧ショベルに備えられる油圧回路システムの一例を概略的に示す油圧回路図である。 本発明の実施形態に係るコントローラの構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係るアタッチメント選択装置の構成を模式的に示す図である。 本発明の実施形態に係る油圧ショベルに装着されたブレーカを駆動したときのポンプ吐出圧の波形(a)と、小割機を駆動したときのポンプ吐出圧の波形(b)と、リリーフ動作時のポンプ吐出圧の波形(c)と、を比較して示す図である。 本発明の実施形態に係る油圧ショベルのアタッチメント駆動時におけるコントローラによる油圧回路システムの制御手順を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態に係る油圧ショベルを、図を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る油圧ショベルの外観図である。図1に示すように、本例の油圧ショベル150は、走行体100、旋回体101及びフロント作業機102から基本的に構成されている。
走行体100は、車体の左右に備えられた走行用油圧モータ103と、これにより回転駆動される左右のクローラ104とを備えている。走行体100は、走行用油圧モータ103を用いてクローラ104を回転駆動することにより、走行する。旋回体101は、走行体100の上部に旋回可能に取り付けられており、旋回用油圧モータ105により旋回駆動される。
フロント作業機102は、ブーム106、アーム107、アタッチメント108からなる多関節構造で構成され、旋回体101の前側に所定の作業が可能なように取り付けられる。即ち、ブーム106は、旋回体101の前側に、例えばピン結合により俯仰動可能に取り付けられる。また、アーム107は、ブーム106の先端に、例えばピン結合により回動可能に取り付けられる。
アタッチメント108は、アーム107の先端に、例えばピン結合により取り付けられる。ブーム106、アーム107及びアタッチメント108は、それぞれ、ブーム用油圧シリンダ109、アーム用油圧シリンダ110及びバケット用油圧シリンダ111により垂直面内で回転駆動される。アタッチメント108は、通常、アーム107の先端に装着されるバケットに代えて装着されることから、バケット用油圧シリンダ111により駆動される。
なお、図1においては、アタッチメント108としてブレーカを装着した状態が図示されているが、本発明に適用可能なアタッチメントはブレーカに限定されるものではなく、小割機、クラムシェル、法面バケット、台形バケット、スケルトンバケット、リッパバケット、バケットクラッシャ、生コンバケット、リッパ、油圧カッタ、グラップル、リフティングマグネット等をアーム107の先端に装着することもできる。
ブレーカは、先端が尖った鋼棒等からなる打撃ロッドを高速で前後進駆動させ、その打撃力によって岩石やコンクリート塊等の塊状物を破砕するものであり、比較的小流量の作動油をブレーカ用油圧シリンダに供給することにより駆動される。これに対して、小割機は、カッタにコンクリート塊等を挟み込んで破砕したり、鉄筋を切断したりするものであり、比較的大流量の作動油を小割機用油圧シリンダに供給する必要がある。このように、アタッチメントの種類によって適正な作動油の流量が異なる。
旋回体101の前側には、オペレータが乗り込むための運転室112が設置され、後部には、エンジン及び油圧ポンプを含む油圧ショベル150の原動源を収納した原動源室113が設置されている。走行体100、旋回体101、ブーム106、アーム107及びアタッチメント108は、運転室112内に配置された複数の操作レバーやフットペダル等の操作部材の中から、オペレータが適宜のものを選択して操作することにより、それぞれ駆動される。オペレータは、走行体100、旋回体101、ブーム106、アーム107及びアタッチメント108の駆動を複合的に組み合わせて行うことにより、所定の作業を行う。
図2は、図1に示した油圧ショベル150に備えられる油圧回路システムの一例を概略的に示す油圧回路図である。
図2に示すように、本実施形態に係る油圧ショベル150の油圧回路システムは、エンジン1と、エンジン1によって駆動される第1及び第2のメインポンプ2、3と、同じくエンジン1によって駆動されるパイロットポンプ4とを備えている。メインポンプ2、3は、可変容量型の油圧ポンプであり、それぞれポンプ容積(押しのけ容積又は斜板の傾転角)を制御するポンプレギュレータ5、6を備えている。これに対して、パイロットポンプ4としては、固定容量型の油圧ポンプが備えられる。
メインポンプ2、3及びパイロットポンプ4の吸い込み口2a、3a、4aは、作動油タンク40に連通している。また、メインポンプ2、3の吐出ライン2b、3bには、コントロールバルブ7を介して、ブレーカ用油圧シリンダ8と、アーム用油圧シリンダ110(図1参照)とが接続されている。
メインポンプ2、3の吐出ライン2b、3bは、コントロールバルブ7の入口側で合流管路10を介して接続されており、当該合流管路10には、合流管路10を合流位置又は合流解除位置に切り換える合流切換弁11a、11bが備えられている。合流切換弁11a、11bは、電磁切換弁であり、コントローラ20から出力される切換信号により、合流位置から合流解除位置に、又は、合流解除位置から合流位置に切り換えられる。
また、メインポンプ2、3の吐出ライン2b、3bには、第1及び第2の圧力センサ12、13(油圧ポンプ用圧力センサ)がそれぞれ備えられている、これら第1及び第2の圧力センサ12、13は、メインポンプ2、3の吐出圧(ポンプ吐出圧)P1、P2(図3参照)をそれぞれ検出し、コントローラ20に出力する。
コントロールバルブ7は、センタバイパス方式の方向制御弁であり、メインポンプ2、3から吐出される圧油の方向を切り換えるための第1及び第2のスプール7a、7bを備えている。これら第1及び第2のスプール7a、7bは、中立位置でメインポンプ2、3の吐出ライン2b、3bと連通し、ブレーカ用油圧シリンダ8及びアーム用油圧シリンダ110を、中立位置に戻す前の状態に維持する。
第1のスプール7aの両端には、パイロットポンプ4から吐出され、アタッチメント108の操作部材である操作バルブ14の操作量に応じて圧力が制御されたパイロット圧(アタッチメント操作圧)Pi(図3参照)を受け入れる第1又は第2のパイロットポート7aa、7abが設けられている。従って、オペレータが操作バルブ14を操作すると、その操作方向及び操作量に応じて、第1のスプール7aが所定の方向に変位し、その変位量に応じてメインポンプ2、3からブレーカ用油圧シリンダ8に供給される作動油量が制御される。なお、実機においては、操作バルブ14として、フットペダルが用いられることが多い。
また、第2のスプール7bの両端にも、パイロットポンプ4から吐出され、アーム用油圧シリンダ110の操作部材である操作レバー15の操作量に応じて圧力が制御されたパイロット圧を受け入れる第1又は第2のパイロットポート7ba、7bbが設けられている。従って、オペレータが操作レバー15を操作すると、その操作方向及び操作量に応じて、第2のスプール7bが所定の方向に切り換えられ、アーム用油圧シリンダ110が駆動される。なお、実機においては、油圧ショベル150に備えられる油圧アクチュエータに対応する数のスプールが備えられ、それぞれ個別の操作レバー15によって操作される。
この点についてより具体的に説明すると、操作バルブ14と第1のスプール7aの両端に設けられた第1又は第2のパイロットポート7aa、7abとを接続するパイロット管路16a、16bには、第3及び第4の圧力センサ17a、17b(パイロット用圧力センサ)が備えられており、オペレータが操作バルブ14を操作すると、その操作方向及び操作量に応じたアタッチメント操作圧が第3及び第4の圧力センサ17a、17bによって検出される。この検出されたアタッチメント操作圧は、それぞれコントローラ20に入力される。コントローラ20では、第3及び第4の圧力センサ17a、17bで検出されたアタッチメント操作圧からアタッチメント操作量を求め、当該アタッチメント操作量からアーム用油圧シリンダ110が操作されているか否かを判定する。操作レバー15についても、これと同様に構成される。
操作バルブ14とポンプレギュレータ6とを接続するパイロットライン18上には、比例電磁弁19が備えられている。比例電磁弁19は、コントローラ20から比例電磁弁19に備えられたソレノイド19aに供給される制御電流に従って、第1のポンプレギュレータ5に導かれるパイロット圧を調整する。比例電磁弁19は、コントローラ20からソレノイド19aに流される電流が0のときは、図示しないバネの力によって所定位置に切り換わり、ソレノイド19aに流れる電流が大きくなるに従って所定方向に徐々に切り換わって、ポンプレギュレータ6に導かれるパイロット圧力が小さくなる。第2のポンプレギュレータも、これと同様の構成により駆動される。
第1のスプール7aを通ってブレーカ用油圧シリンダ8に供給される作動油は、第1のスプール7aの切り換え位置に応じて、ブレーカ用油圧シリンダ8のボトム室8a又はロッド室8bに供給される。そして、このボトム室8a又はロッド室8bに対する作動油の供給状態に応じてブレーカ用油圧シリンダ8が伸縮し、アタッチメント108であるブレーカが駆動される。
第1のスプール7aからブレーカ用油圧シリンダ8のボトム室8aに作動油を供給する第1の作動油供給ライン21の戻りライン22には、第1電磁可変リリーフ弁23が接続されている。また、この第1のスプール7aからブレーカ用油圧シリンダ8のロッド室8bに作動油を供給する第2の作動油供給ライン24の戻りライン25には、第2の電磁可変リリーフ弁26が接続されている。第1及び第2の電磁可変リリーフ弁23、26は、ブレーカ用油圧シリンダ8のボトム室8a及びロッド室8bとそれぞれ連通し、ブレーカ用油圧シリンダ8に過大な油圧が加わったとき、作動油を作動油タンク40に排出し、ブレーカ用油圧シリンダ8を保護する機能を有する。
また、第1の戻りライン22には、当該第1の戻りライン22内を流れる作動油の圧力を検出する第5の圧力センサ27が備えられ、第2の戻りライン25には、当該第2の戻りライン25内を流れる作動油の圧力を検出する第6の圧力センサ28が備えられる。これら第5及び第6の圧力センサ27、28の検出信号は、コントローラ20に出力される。コントローラ20は、アタッチメント108が破損せず、かつアタッチメント108の作業効率を最大限発揮できるように、第1及び第2の電磁可変リリーフ弁23、26のリリーフセット圧を調整する。第1及び第2の電磁可変リリーフ弁23、26は、第1及び第2の戻りライン22、25内を流れる作動油の圧力がリリーフセット圧を超えた場合には、第1及び第2の戻りライン22、25内を流れる作動油をタンク40に落とす。
なお、図示は省略するが、第2のスプール7bからアーム用油圧シリンダ110を通ってタンク40に戻るラインも、上記と同様に構成される。
コントローラ20は、図3に示すように、メインポンプ2、3の吐出圧P1、P2、操作バルブ14の操作量に応じたパイロット圧Pi、及びアタッチメント選択装置30により選択された第1の動作モード信号又は第2の動作モード信号をそれぞれ入力する入力部20aと、演算プログラム及び演算に用いる定数等並びに図4(a)〜(c)に示す各種の特性を記憶する記憶部20bと、アタッチメント選択装置30によって第2の動作モードが選択されている状態でアタッチメント用の操作バルブ14が操作されたとき、当該アタッチメント用の操作バルブ14により操作されたアタッチメントがブレーカであるか否かの判定を、入力部20aに入力された第2の油圧ポンプ2の吐出圧の波形と、予め記憶したブレーカ操作に対応づけた第2の油圧ポンプ2の吐出圧の波形との比較に基づいて行う判定部20cと、操作されたアタッチメントがブレーカであると判定部20cが判定したとき、合流切換弁11a、11bを合流位置から合流解除位置に切り換える信号を出力する出力部20dとを備えて構成される。コントローラ20は、油圧ショベル150の全体の電気的な制御を司るものであり、後述するアタッチメント選択装置30を接続することにより、アタッチメント108の駆動を制御するアタッチメント制御装置としての機能も有する。
アタッチメント選択装置30は、アーム107の先端に装着されたアタッチメント108の種類に応じて、コントローラ20により制御される油圧回路システムの動作モードを切り換えるもので、図4に拡大して示すように、アーム107の先端部に装着可能なアタッチメント108の種類に応じた数の切換段(ATT1〜ATTn)を有している。アタッチメント選択装置30としては、回転式のアナログ多段スイッチをコントローラ20に接続することもできるし、コントローラ20に接続されたタッチパネル付きの表示装置に多段に切り換え可能なスイッチのアイコンを表示することもできる。なお、図4に表示された「掘削」の文字は、アーム107の先端部にバケットを装着した場合の切換段を示している。
コントローラ20は、例えばアタッチメント選択装置30がATT1に切り換えられた場合には、アーム107の先端部にブレーカが取り付けられたと判断して、合流切換弁11a、11bを合流位置から合流解除位置に切り換えると共に、第1及び第2の電磁可変リリーフ弁23、26のリリーフセット圧を低下させる。また、例えばアタッチメント選択装置30がATT2に切り換えられた場合には、アーム107の先端部に小割機が取り付けられたと判断して、合流切換弁11a、11bを合流解除位置から合流位置に切り換えると共に、第1及び第2の電磁可変リリーフ弁23、26のリリーフセット圧を上昇させる。これにより、アーム107の先端部に装着されたアタッチメントの種類に応じて、油圧回路システムの動作モードを適正に切り換えることができる。
即ち、コントローラ20には、バケットを使用して掘削作業を行う掘削モード時の最大圧力及び最大流量と、各種のアタッチメントを使用して各種の作業を行うアタッチメントモード時の最大圧力及び最大流量がそれぞれ設定されている。
アタッチメントモード時の最大圧力及び最大流量に関しては、例えば、アタッチメント選択装置30によりATT1(ブレーカ)が選択された場合の最大圧力及び最大流量と、ATT2(小割機)が選択された場合の最大圧力及び最大流量とが設定されている。また、コントローラ20には、アタッチメント選択装置30によりATT1(ブレーカ)が選択された場合の第1及び第2の電磁可変リリーフ弁23、26のリリーフセット圧と、ATT2(小割機)が選択された場合の第1及び第2の電磁可変リリーフ弁23、26のリリーフセット圧とが設定されている。本明細書では、ATT1(ブレーカ)が選択された場合のアタッチメントの動作モードを第1の動作モードといい、ATT2(小割機)が選択された場合のアタッチメントの動作モードを第2の動作モードという。
さらに、コントローラ20には、アタッチメント選択装置30によりATT1(ブレーカ)が選択され、実際にブレーカが駆動された場合に、第1及び第2の圧力センサ12、13により検出されるポンプ圧信号に表れる圧力偏差ΔPの、上ピーク値よりも低い値に設定された上設定圧力(上閾値)Ps1と、下ピーク値よりも高い値に設定された下設定圧力(下閾値)Ps2とが設定されている(図5(a)参照)。ブレーカが駆動されたときの作動油の圧力偏差ΔPは、実験又はシミュレーションにより予め求めておく。
加えて、コントローラ20には、タイマが内蔵されており、当該タイマには、操作バルブ14を操作することによって駆動されているアタッチメントが、ブレーカであるか否かを判断するための判定時間ΔTが設定されている。判定時間ΔTとしては、図5(a)に示すように、第1及び第2の圧力センサ12、13により、ブレーカの駆動に伴う作動油の圧力脈動が複数回(4〜5回)検出される時間が設定される。コントローラ20は、判定時間ΔTをこのような短時間に制限しているので、仮にブレーカ用油圧シリンダ8に2つのメインポンプ2、3の合計吐出流量が供給された場合にも、ブレーカの破損を防止できる。
以下、アタッチメント駆動時におけるコントローラによる油圧回路システムの制御手順を、図6のフローチャートに従って説明する。
まず前提として、アーム107の先端にブレーカが取り付けられ、オペレータがアタッチメント選択装置30をATT1(ブレーカ)に切り換えた場合、コントローラ20は、合流切換弁11a、11bを合流位置から合流解除位置に切り換えると共に、第1及び第2の電磁可変リリーフ弁23、26のリリーフセット圧をブレーカ駆動時の値に設定する。これにより、ブレーカの破損が防止されると共に、ブレーカの作業効率を最大限発揮できる。
また、アーム107の先端に小割機が取り付けられ、オペレータがアタッチメント選択装置30をATT2(小割機)に切り換えた場合、コントローラ20は、合流切換弁11a、11bを合流解除位置から合流位置に切り換えると共に、第1及び第2の電磁可変リリーフ弁23、26のリリーフセット圧を小割機駆動時の値に設定する。これにより、小割機の破損が防止されると共に、小割機の作業効率を最大限発揮できる。
しかしながら、実施形態に係る油圧ショベル150は、アタッチメント選択装置30の切換操作がオペレータに委ねられているので、オペレータがアタッチメント選択装置30の切換操作をし忘れること、或いは、誤った位置に切換操作を行ってしまう場合もあり得る。
そこで、実施形態に係る油圧ショベル150は、図6に示すように、第3及び第4の圧力センサ17a、17bにより検出されるパイロット圧信号に基づいてアタッチメント駆動用の操作バルブ14が操作されたか否かを判定(ステップS1)し、操作バルブ14が操作された(Yes)と判定した場合は、ステップS2に進む。
ステップS2では、アタッチメント駆動用の操作バルブ14が操作されたと判定されてから予め設定された判定時間ΔTが経過するまでの第1及び第2の圧力センサ12、13によって検出されたポンプ吐出圧信号(図5(a)参照)をコントローラ20に取り込む。コントローラ20は、判定時間ΔT内に表れるポンプ吐出圧信号の上ピークの発生回数N1から予め設定された上閾値通過回数Ns1を減算して、その差が正であるか否かを判定する。すなわち、高圧側での脈動の発生回数が所定回数を超えたか否かが判定される。そして、N1−Ns1>0である(Yes)と判定した場合は、ステップS3に進む。
ステップS3では、コントローラ20に取り込まれたポンプ吐出圧信号の下ピークの発生回数N2から予め設定された下閾値通過回数Ns2を減算して、その差が正であるか否かを判定する。すなわち、低圧側での脈動の発生回数が所定回数を超えたか否かが判定される。そして、N2−Ns2>0である(Yes)と判定した場合は、ステップS4に進んで、合流切換弁11a、11bを合流解除位置に切り換える。これに対して、ステップS1で操作バルブ14は操作されていない(No)と判定した場合、ステップS2でN1−Ns1≦0である(No)と判定した場合、及びステップS3でN2−Ns2≦0である(No)と判定した場合は、ステップS5に進んで、合流切換弁11a、11bに出力する指示値を変更しない制御を行う。
これにより、アーム107の先端にブレーカが装着されているにも拘らず、アタッチメント選択装置30の切換位置がブレーカを選択するATT1以外の位置にある状態で、ブレーカが駆動された場合にも、自動的に合流切換弁11a、11bが合流解除位置に切り換えられるので、ブレーカに供給される作動油の流量の増大が抑えられ、ブレーカの破損を防止することができる。
なお、前記実施形態においては、N1−Ns1>0かつN2−Ns2>0の場合に、駆動されているアタッチメントはブレーカであると判定して、合流切換弁11a、11bを合流解除位置に切り換えたが、本発明の要旨はこれに限定されるものではなく、第1及び第2の圧力センサ12、13により検出されるポンプ吐出圧信号の波形から、駆動されているアタッチメントはブレーカであると判定し、合流切換弁11a、11bを合流解除位置に切り換える構成とすることもできる。
即ち、図5(a)はブレーカを駆動した場合におけるポンプ吐出圧の波形、図5(b)は小割機を駆動した場合におけるポンプ吐出圧の波形、図5(c)はリリーフ動作中におけるポンプ吐出圧の波形を示している。これらの図を比較することにより明らかなように、ブレーカを駆動した場合におけるポンプ吐出圧は、脈動の圧力偏差ΔPが、他の場合におけるポンプ吐出圧に比べて著しく大きく、特有の波形を有している。従って、コントローラ20は、第1及び第2の圧力センサ12、13により検出されるポンプ吐出圧の圧力偏差ΔPを見ることにより、ブレーカが駆動されていることを確実に判定できるので、合流切換弁11a、11bを合流解除位置に切り換えることができる。
また、上ピークの発生時点からカウントして下ピークの発生を経て次の上ピークが発生するまでに要する時間、あるいは下ピークの発生時点からカウントして上ピークの発生を経て次の下ピークが発生するまでに要する時間が所定時間内である場合に、アタッチメントとしてのブレーカが操作されているとみなして、合流切換弁11a,11bを合流解除位置に切り換える構成としても良い。この場合も同様にブレーカの破損防止を図ることができる。
1 エンジン
2、3 メインポンプ(可変容量型の油圧ポンプ)
4 パイロットポンプ(固定容量型の油圧ポンプ)
5、6 ポンプレギュレータ
7 コントロールバルブ
7a、7b スプール
8 ブレーカ用油圧シリンダ
10 合流管路
11a、11b 合流切換弁
12、13 圧力センサ(ポンプ用圧力センサ)
14 操作バルブ
15 操作レバー
16a、16b パイロット管路
17a、17b 圧力センサ(パイロット用圧力センサ)
18 パイロットライン
19 比例電磁弁
20 コントローラ
21、24 作動油供給ライン
22、25 戻りライン
23、26 電磁可変リリーフ弁
27、28 圧力センサ
30 アタッチメント選択装置
40 タンク
100 走行体
101 旋回体
102 フロント作業機
108 アタッチメント
110 アーム用油圧シリンダ
150 油圧ショベル

Claims (3)

  1. 複数の油圧ポンプと、
    前記複数の油圧ポンプの1つ又は複数から吐出される作動油により駆動されるアタッチメント駆動用の油圧アクチュエータと、
    前記アタッチメント駆動用の油圧アクチュエータの駆動操作を行うアタッチメント用の操作部材と、
    前記アタッチメント用の操作部材を操作することにより発生するパイロット圧により切り換えられ、前記複数の油圧ポンプの1つ又は複数から前記アタッチメント駆動用の油圧アクチュエータに供給される作動油の流れを制御するアタッチメント用の方向制御弁と、
    前記複数の油圧ポンプの1つと前記アタッチメント用の方向制御弁とを接続する管路に他の前記油圧ポンプから吐出される作動油を合流する合流管路と、
    前記合流管路を合流位置又は合流解除位置に切り換える合流切換弁と、
    前記アタッチメント駆動用の油圧アクチュエータの動作モードを、前記複数の油圧ポンプの1つから吐出される作動油によって駆動する第1の動作モード、又は、前記複数の油圧ポンプのそれぞれから吐出される作動油の合計によって駆動する第2の動作モードに切り換えるアタッチメント選択装置と、
    前記アタッチメント用の操作部材の操作状態に応じて前記アタッチメント駆動用の油圧アクチュエータの駆動を制御するコントローラと、
    を備えた油圧ショベルにおいて、
    前記コントローラは、前記油圧ポンプの吐出圧、前記操作部材からの操作信号、前記アタッチメント選択装置により選択された動作モード信号をそれぞれ入力する入力部と、前記アタッチメント選択装置によって前記第2の動作モードが選択されている状態で前記アタッチメント用の操作部材が操作されたとき、前記アタッチメント用の操作部材により操作されたアタッチメントがブレーカであるか否かの判定を行う判定部と、操作されたアタッチメントがブレーカであると前記判定部により判定したとき、前記合流切換弁を前記合流位置から前記合流解除位置に切り換える信号を出力する出力部とを備え、
    前記判定部は、予め定められた判定時間内において、前記入力部に入力された前記油圧ポンプの吐出圧の上ピークの発生回数から予め設定された上閾値通過回数を減算した結果が正で、且つ前記入力部に入力された前記油圧ポンプの吐出圧の下ピークの発生回数から予め設定された下閾値通過回数を減算した結果が正の場合に、操作されたアタッチメントがブレーカであると判定することを特徴とする油圧ショベル。
  2. 請求項1に記載の油圧ショベルにおいて、
    前記アタッチメント用の操作部材を操作することにより発生するパイロット圧を検出するパイロット用圧力センサを更に備え、
    前記コントローラは、前記パイロット用圧力センサから出力されるパイロット圧信号を検出したときに、前記アタッチメント用の操作部材が操作されたと判定して、前記アタッチメント用の操作部材により操作されたアタッチメントがブレーカであるか否かの判定を行うことを特徴とする油圧ショベル。
  3. 請求項1または2に記載の油圧ショベルにおいて、
    前記アタッチメント駆動用の油圧アクチュエータに供給される作動油の圧力の上限を制限するための電磁可変リリーフ弁を更に備え、
    前記コントローラは、前記アタッチメント用の操作部材により操作されたアタッチメントはブレーカであると判定したときには、前記電磁可変リリーフ弁のリリーフセット圧を、前記ブレーカの破損を防止可能な所定の値に設定し、前記アタッチメント用の操作部材により操作されたアタッチメントは前記複数の油圧ポンプのそれぞれから吐出される作動油の合計によって駆動される他のアタッチメントであると判定したときには、前記電磁可変リリーフ弁のリリーフセット圧を、前記他のアタッチメントの破損を防止可能な所定の値に設定することを特徴とする油圧ショベル。
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