JP6682045B2 - パケット転送 - Google Patents

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Description

[関連出願の相互引用]
本願は、出願日が2016年11月17日であり、出願番号が201611033162.0であり、発明名称が「パケット転送方法および装置」である中国特許出願の優先権を主張し、当該出願の全文が引用により本願に組み込まれる。
イーサネット仮想プライベートネットワーク(EVPN:Ethernet Virtual Private Network)プロトコルでは、マルチホーミング(multihoming)ネットワーキングが記述されている。所謂マルチホーミングとは、同一のクライアントが2つ以上のサービスプロバイダエッジ装置、例えば、拡張可能仮想ローカルエリアネットワーク(VXLAN:Virtual eXtensible LAN)のトンネルエンドポイント(VTEP:VXLAN Tunnel End Point)に所属することを指す。
ここでの図面は、明細書に組み込まれて明細書の一部を構成し、本発明に合致する実施例を示しつつ、明細書の記載とともに本発明の原理を解釈するために用いられる。
本発明に係る方法フローチャートである。 本発明に係る一実施例の応用ネットワーキングの模式図である。 本発明に係る別の実施例の応用ネットワーキングの模式図である。 本発明に係る別の実施例の応用ネットワーキングの模式図である。 本発明に係る別の実施例の応用ネットワーキングの模式図である。 本発明に係る装置の構成図である。 本発明に係る装置のハードウェアの構成図である。
以下では、本発明の実施例の図面を組み合わせて本発明の実施例における解決手段を明瞭で完全に記述する。明らかに、記述される実施例が単に本発明の一部の実施例に過ぎず、全部の実施例ではない。本発明における実施例に基づいて、当業者が進歩性に値する労働をせずに成した全ての他の実施例は、何れも本発明の保護範囲に含まれる。
マルチホーミングネットワーキングでは、同一のクライアントが各VTEPへアクセスするリンクは同一のイーサネットセグメント(ES:Ethernet Segment)識別子を用いてもよい。クライアントが所属する各VTEPは、上記ES識別子を配置するとともに、上記ES識別子をリモート側VTEPへ通知する。リモート側VTEPは、受信されたES識別子を、当該ES識別子を送信したVTEPに関連する。上記のうちの1つのVTEPから通知されたルートを受信したときに、リモート側VTEPは、当該ルートの次ホップを上記ES識別子に関連する各VTEPとして特定し、その後、ロードシェアリング方式に従って、クライアントへ送信されたパケットをクライアントの所属する各VTEPへ分担させる。しかし、うちの1つのVTEPとクライアントとの間のリンク障害(down)が発生したときに、当該VTEPは、ESキャンセルメッセージ(障害リンクで使用されるES識別子を付加する)をリモート側VTEPへ送信する。リモート側VTEPは、ESキャンセルメッセージを受信した後、ESキャンセルメッセージに付加されるES識別子に関連する全てのルートのうち、条件を満たすルートを見つけ出し、見つけ出されたルートの次ホップを、クライアントの所属する他のVTEPに更新する。満たされる条件は、ルートの次ホップが、上記ESキャンセルメッセージを送信するVTEPであることである。しかし、VTEPとクライアントとの間のリンク障害が発生したときに、リモート側VTEPが障害リンクに接続されるVTEPから送信されたESキャンセルメッセージを処理することが必要である一方、受信された他の情報を処理することも要求される。よって、リモート側VTEPの負荷が加重され、ネットワーク収束速度の遅さにも繋がる。
一例では、複数のボーダー(Board)ゲートウェイが配置されているマルチBoardネットワーキングにおいて、Boardゲートウェイのそれぞれは、1つのVTEPと見なされている。マルチBoardネットワーキングでは、ESの概念に係っていないため、上述したマルチホーミングネットワーキングメカニズムは、マルチBoardネットワーキングに適用できない。
図1を参照し、図1は、本発明に係る方法フローチャートである。当該フローは、マルチホーミンググループにおける何れか1つのVTEPに用いられる。マルチホーミンググループは、指定キャラクタの所属する全てのVTEPを含む。ただし、マルチホーミンググループは、1つのグループアドレス識別子によってマルチホーミンググループを唯一に識別し、異なるマルチホーミンググループは、異なるグループアドレスを有する。
図1に示すように、当該フローは、以下のステップを含んでもよい。
ステップ101では、指定キャラクタのルートを取得し、ルートをリモート側VTEPへ通知し、前記ルートの次ホップがマルチホーミンググループのグループアドレスである。このように、リモート側VTEPが前記ルートに基づいて前記指定キャラクタ宛のパケットを前記マルチホーミンググループにおける各VTEPへ配布する。
本ステップ101では、ルーティングプロトコルに基づいてルートを通知してもよい。EVPNに応用する際、当該ルーティングプロトコルは、MP−BGPプロトコルであってもよく、中間システムから中間システム(IS−IS:Intermediate System−to−Intermediate System)IS−ISプロトコルであってもよく、本発明で具体的に限定されない。1つの実施例として、ここでのルートは、2層ルートまたは3層ルートである。
これより分かるように、本発明では、指定キャラクタの所属する全てのVTEPを予め1つのマルチホーミンググループとして形成し、その後、指定キャラクタの所属する何れか1つのVTEPが指定キャラクタのルートを学習したときに(指定キャラクタの所属するVTEPが如何にしてルートを学習するかは後述する)、VTEPは、マルチホーミンググループのグループアドレスを上記ルートの次ホップとし、当該ルートをリモート側VTEPへ通知する。このように、リモート側VTEPは、当該ルートの次ホップを指定キャラクタの所属するマルチホーミンググループに含まれる全てのVTEPとして特定し、その後、ロードシェアリング方式に従って、指定キャラクタ宛のトラフィックをマルチホーミンググループに含まれる各VTEPへ分担し、リンクのロードシェアリングが実現する。
指定キャラクタについて、本発明では、1つの実施例として、ホーミングネットワーキングにおいて、指定キャラクタはクライアントである。別の実施例として、マルチBoardネットワーキングにおいて、マルチホーミンググループにおけるVTEPがBoardゲートウェイであり、指定キャラクタがホーミングBoardゲートウェイに接続される外部ネットワークである。
所謂マルチBoardネットワーキングとは、EVPN分散型ゲートウェイネットワーキングにおいて、外部ネットワークに接続される複数のBoardゲートウェイが配置されるネットワーキングを指す。外部ネットワーク宛のトラフィックは、所属する複数のBoardゲートウェイの間でロードシェアリングが行われる。
マルチBoardネットワーキングとマルチホーミングネットワーキングとの相違点は、マルチホーミングネットワーキングにES識別子が用いられるが、マルチBoardネットワーキングにES概念がなく、マルチホーミングネットワーキングのメカニズムがマルチBoardネットワーキングに適用できないということである。
ステップ102では、前記指定キャラクタ宛のパケットをリモート側VTEPから受信し、当該パケットを受信した自VTEPと前記指定キャラクタとの間のリンク障害が発生したときに、前記パケットを前記マルチホーミンググループにおける他のVTEPに送信することにより、当該他のVTEPに前記パケットを前記指定キャラクタへ送信させる。
図1に示すフローから分かるように、本発明では、指定キャラクタの所属する全てのVTEPを1つのマルチホーミンググループとして構成する。マルチホーミンググループにおけるVTEPは、リモート側VTEPへ指定キャラクタのルートを通知する際、マルチホーミンググループのグループアドレスをルートの次ホップとしてリモート側VTEPへ通知する。マルチホーミングネットワーキングにおいて指定キャラクタの所属する全てのVTEPが共通のESを通知することは、強制しない。これにより、本発明は、マルチホーミングネットワーキングのみならず、マルチBoardネットワーキングにも適用可能であり、本発明の応用は広がる。
1つの例示では、指定キャラクタの所属するVTEPと指定キャラクタとの間のリンク障害が発生したときに、当該VTEPは、リモート側VTEPがESキャンセルメッセージを処理することをトリガせず、リモート側VTEPは、依然として指定キャラクタ宛のパケットを当該VTEPへ送信する。デュアルホーミングネットワーキング、例えば、クライアントのデュアルホーミング(dual−homed to)VTEP1およびVTEP2に適用されても、1つのVTEP(例えば、VTEP1)とクライアントとの間のリンク障害が発生したときに、リモート側VTEPは、VTEP1とクライアントとの間のリンク障害に起因してクライアント宛のパケットをVTEP1へ送信しないことをせず、依然としてクライアント宛のパケットをVTEP1およびVTEP2へ配布する。リモート側VTEPとクライアントデュアルホーミングの2つのVTEPとの間のリンクにより、ロードシェアリングが実現する。
1つの例示では、指定キャラクタの所属するVTEPと指定キャラクタとの間のリンク障害が発生したときに、当該VTEPは、パケットをマルチホーミンググループにおける他のVTEPへ送信することにより、他のVTEPにパケットを指定キャラクタへ転送させる。これにより、本発明がマルチホーミングネットワーキングに用いられてもマルチBoardネットワーキングに用いられても、ネットワーク快速収束の実現が保証できる。
以下では、2つの実施例により本発明に係る方法を説明する。
指定キャラクタの所属するマルチホーミンググループにおける各VTEP同士は、一般的に独立であり、各VTEPの間に接続関係が存在しない。しかし、本発明の方法によれば、指定キャラクタの所属するVTEPと指定キャラクタとの間のリンク障害が発生したときに、当該VTEPは、パケットをマルチホーミンググループにおける他のVTEPへ送信可能にする。これにより、1つの実施例では、指定キャラクタの所属する各VTEPの間には、ピアツーピアリンク(Peer link)が直列に確立されてもよい。例えば、マルチホーミンググループは、4つのVTEP、即ち、VTEP1、VTEP2、VTEP3およびVTEP4を含む。VTEP1とVTEP2の間にPeer link、VTEP2とVTEP3の間にPeer link、VTPE3とVTEP4の間にPeer linkが確立されてもよい。これは、単にpeer linkを確立する例示であり、制限にはならない。本実施例では、peer linkは、ネットワークにおける全てのVLANをサポートする。
これにより、本実施例では、上記ステップ102において、パケットをマルチホーミンググループにおける他のVTEPへ送信することは、パケットに付加される(例えば、VXLANカプセルに付加される)VXLAN識別子(VNI)を特定し、パケットに対してVXLANデカプセル化を行い、VNIに対応するVLAN識別子を、デカプセル化されたパケットに付加して確立済のPeer linkを介して送信することを含む。
以下では、デュアルホーミングネットワーキング(マルチホーミングネットワーキングの具体例)に適用することを例として本実施例を説明する。
図2を参照し、図2は、本発明に係る一実施例の応用ネットワーキングの模式図である。図2に、クライアントは、ユーザ側エッジ装置(CE:Customer Edge)であり、CE 20と記される。CE 20の所属するVLANは、VLAN1_1と記される。CE 20は、VTEP 201およびVTEP 202に所属する。VTEP 201およびVTEP 202は、何れもマルチホーミンググループAに属し、マルチホーミンググループAのグループアドレスは、groupアドレス1_1と記される。VTEP 201とVTEP 202との間には、Peer linkが確立されている。
VTEP 201およびVTEP 202は、何れもリモート側VTEP 203とはBGP隣接関係を確立する。VTEP 201およびVTEP 202は、何れも各自のループバック(Loopback)アドレスを用いてリモート側VTEP 203とはBGP隣接関係を確立する。
図2に、CE 20がVTEP 201およびVTEP 202に所属するが、CE 20がVTEP 201およびVTEP 202への各リンクのリンク集約特性により、VTEP 201およびVTEP 202のうちの1つのみがCE 20から送信されたパケットに基づいてCE 20のルートを学習する。CE 20は、HASH方式により、パケットをVTEP 201またはVTEP 202へ送信してもよい。
VTEP 201がCE 20から送信されたパケットに基づいてCE 20のルートを学習することを例とし、記述の便宜上、ここでVTEP 201が学習するCE 20のルートは、ルート1_1と記される。
VTEP 201は、ルート1_1に対応するルーティングエントリ(ルーティングエントリ1_1と記される)を生成してルーティングテーブルに記録する。ルーティングエントリ1_1は、宛先アドレス、VNIと出力ポートを含んでもよい。宛先アドレスは、CE 20のMACアドレスまたはIPアドレスであり、VNIは、CE 20の属するVLAN(即ち、VLAN1_1)に対応し、且つVNI1_1と記され、出力ポートは、VTEP 201上にCE 20から送信されたパケットを受信するポート(図2にPort1_1を例とする)である。表1は、ルーティングエントリ1_1を示す。
VTEP 201は、ルート1_1とルート1_1の次ホップとを同期メッセージに付加して同一のホーミンググループにおけるVTEP 202へ送信する。ルート1_1の次ホップは、groupアドレス1_1である。ここでの同期メッセージは、標準のEVPNメッセージである。
VTEP 201は、ルート1_1をリモート側VTEP 203へ通知し、通知されたルート1_1の次ホップは、groupアドレス1_1である。
VTEP 202は、VTEP 201から送信された同期メッセージを受信した後、同期メッセージからルート1_1を学習し、ルート1_1に対応するルーティングエントリ(ルーティングエントリ2_1と記される)を生成してルーティングテーブルに記録する。ルーティングエントリ2_1は、宛先アドレス、VNIと出力ポートを含む。宛先アドレスは、CE 20のMACアドレスまたはIPアドレスであり、VNIは、同期メッセージに付加されるVLAN識別子(即ち、VLAN1_1)に対応するVNI(即ち、上記VNI1_1)であり、出力ポートは、VTEP 202上に同期メッセージに付加されるVLAN識別子(即ち、VLAN1_1)に対応するポート(図2にPort2_1を例とする)である。表2は、ルーティングエントリ2_1を示す。
VTEP 202は、ルート1_1をリモート側VTEP 203へ通知し、通知されたルート1_1の次ホップは、groupアドレス1_1である。ここで、VTEP 202は、BGPメッセージを介してルート1_1を通知する。
VTEP 203は、VTEP 201およびVTEP 202からそれぞれ通知されたルート1_1を受信したときに、VTEP 201およびVTEP 202から通知されたルート1_1の次ホップが何れもマルチホーミンググループAのgroupアドレスであることを発見すれば、ルート1_1の次ホップがマルチホーミンググループA(VTEP 201およびVTEP 202を含む)のgroupアドレスであると特定する。
VTEP 203は、CE 20宛のパケットを受信したときに、ロードシェアリング方式に従って、パケットをマルチホーミンググループAのVTEP 201へ送信するか、それともVTEP 202へ送信するかを選択する。
VTEP 203がパケットをVTEP 201に送信したときに、VTEP 201とCE 20との間のリンクが正常であれば、VTEP 201は、パケットのVXLANカプセルにおけるVXLAN識別子(VNI)を特定し、パケットに対してVXLANデカプセル化を行い、VNIとパケットの宛先アドレスとに基づいて、対応するルーティングエントリ、即ち、上記ルーティングエントリ1_1をルーティングテーブルから検索し、検索されたルーティングエントリ1_1の出力ポートであるPort1_1を介して、VXLANデカプセル化されたパケットをCE 20へ送信する。
VTEP 203がパケットをVTEP 202に送信したときに、VTEP 202とCE 20との間のリンクが正常であれば、VTEP 202は、パケットのVXLANカプセルにおけるVXLAN識別子(VNI)を特定し、パケットに対してVXLANデカプセル化を行い、VNIとパケットの宛先アドレスとに基づいて、対応するルーティングエントリ、即ち、上記ルーティングエントリ2_1をルーティングテーブルから検索し、検索されたルーティングエントリ2_1の出力ポートであるPort2_1を介して、VXLANデカプセル化されたパケットをCE 20へ送信する。
VTEP 201およびVTEP 202のうちの何れかのVTEPとCE 20との間のリンク障害が発生したときに、VTEP 201とCE 20との間のリンク障害を例とすると、VTEP 201は、マッチングされたルーティングエントリ、即ち、上記ルーティングエントリ1_1をルーティングテーブルから見つけ出し、当該見つけ出されたルーティングエントリ1_1の出力ポートをPort1_1から自機におけるVTEP 202に接続されるPeer linkポート1aに変更する。
その後、VTEP 203がパケットをVTEP 201に送信したときに、VTEP 201は、パケットのVXLANカプセルにおけるVXLAN識別子(VNI)に対応するVLAN識別子およびパケットの宛先アドレスに基づいて、対応するルーティングエントリ、即ち、上記ルーティングエントリ1_1をルーティングテーブルから特定し、その際のルーティングエントリ1_1の出力ポートがPeer linkポート1aであると発見すれば、VNIに対応するVLAN識別子をデカプセル化されたパケットに付加して確立済のPeer linkを介して送信する。
VTEP 202は、VTEP 201との間で確立されたPeer linkを介してPeer linkポート1bからパケットを受信したときに、パケットに付加されるVLAN識別子に基づいてVNIを特定し、VNIとパケットの宛先アドレスとに基づいてルーティングエントリ、即ち、上記ルーティングエントリ2_1をルーティングテーブルから特定し、ルーティングエントリ2_1の出力ポートであるPort2_1を介してパケットをCE 20へ送信する。
以上は、マルチホーミングネットワーキングを例として本実施例を説明した。
上述より分かるように、VTEP 201とCE 20との間のリンク障害が発生しても、リモート側VTEP 203がロードシェアリング方式に従ってCE 20宛のパケットをVTEP 201およびVTEP 202へ分担することに影響を及ぼさない、マルチホーミングネットワーキングにおける障害リンクに接続されているVTEPも相変わらずロードシェアリングに関与することは実現され、ネットワークリンクの利用率が大きく向上する。
なお、VTEP 201とCE 20との間のリンク障害が発生したときに、VTEP 201がリモート側VTEP 203へESキャンセルメッセージを送信せず、リモート側VTEP 203がESキャンセルメッセージを処理する必要がないため、ネットワーク収束速度が大きく向上する。
VTEP 201とCE 20との間のリンク障害が発生したときに、関連するルーティングエントリをVTEP 201のみに変更するため、ネットワーク収束速度が更に向上する。
以下では、更にデュアルBoardネットワーキングを例として本実施例を説明する。
図3を参照し、図3は、本発明に係る別の実施例の応用ネットワーキングの模式図である。図3では、外部ネットワークがBoardゲートウェイ401およびBoardゲートウェイ402に所属する。Boardゲートウェイ401およびBoardゲートウェイ402は、同じくマルチホーミンググループ4_1に属し、マルチホーミンググループ4_1のグループアドレスは、groupアドレス4_1と記される。Boardゲートウェイ401およびBoardゲートウェイ402の間には、Peer linkが確立されている。
Boardゲートウェイ401およびBoardゲートウェイ402は、何れもリモート側のBoardゲートウェイ403とはBGP隣接関係を確立する。Boardゲートウェイ401およびBoardゲートウェイ402は、何れも各自のLoopbackアドレスを用いてリモート側のBoardゲートウェイ403とはBGP隣接関係を確立する。
図3では、Boardゲートウェイ401およびBoardゲートウェイ402の何れにもデフォルトルートが配置されている。記述の便宜上、Boardゲートウェイ401で配置されるデフォルトルーティングエントリは、デフォルトルーティングエントリ4_0と記され、Boardゲートウェイ402で配置されるデフォルトルーティングエントリは、デフォルトルーティングエントリ0_4と記される。
デフォルトルーティングエントリ4_0は、Boardゲートウェイ401が外部ネットワークとの間のリンク障害が発生したときに、Boardゲートウェイ402との間のPeer linkを介してパケットをBoardゲートウェイ402へ送信するために用いられる。デフォルトルーティングエントリ4_0は、宛先アドレス、VNIと出力ポートを含む。宛先アドレスは、外部ネットワークにおけるクライアントのMACアドレスまたはIPアドレスであり、VNIは、外部ネットワークの所属するVLANに対応し、且つVNI4_1と記され、出力ポートは、Peer linkポート401aである。表3は、デフォルトルーティングエントリ4_0を示す。
デフォルトルーティングエントリ0_4は、Boardゲートウェイ402が外部ネットワークとの間のリンク障害が発生したときに、Boardゲートウェイ401との間のPeer linkを介してパケットをBoardゲートウェイ401へ送信するために用いられる。デフォルトルーティングエントリ0_4は、宛先アドレス、VNIと出力ポートを含む。宛先アドレスは、外部ネットワークにおけるクライアントのMACアドレスまたはIPアドレスであり、VNIは、外部ネットワークの所属するVLANに対応し、且つVNI4_1と記され、出力ポートは、Peer linkポート402aである。表4は、デフォルトルーティングエントリ0_4を示す。
図3に、Boardゲートウェイ401およびBoardゲートウェイ402が何れもルーティングプロトコルに基づいて、外部ネットワークとは接続を確立するため、Boardゲートウェイ401およびBoardゲートウェイ402の何れにも外部ネットワークのルートが習得される。マルチホーミングネットワーキングのように学習されたルートを同期メッセージを介して同一のマルチホーミンググループにおける他のBoardゲートウェイへ送信する必要はない。
Boardゲートウェイ401は、外部ネットワークのルートを学習したときに対応するルーティングエントリ(ルーティングエントリ4_1と記される)を生成してルーティングテーブルに記録する。ルーティングエントリ4_1は、宛先アドレス、VNIと出力ポートを含む。宛先アドレスは、外部ネットワークにおけるクライアントのMACアドレスまたはIPアドレスであり、VNIは、外部ネットワークの所属するVLANに対応し、且つVNI4_1と記され、出力ポートは、Boardゲートウェイ401が外部ネットワークへアクセスするルートインターフェース(図3にPort4_1を例とする)である。表5は、ルーティングエントリ4_1を示す。
Boardゲートウェイ401は、学習された外部ネットワークのルートをリモート側のBoardゲートウェイ403へ通知し、通知されたルートの次ホップは、groupアドレス4_1である。
Boardゲートウェイ402は、外部ネットワークのルートを学習したときに対応するルーティングエントリ(ルーティングエントリ4_2と記される)を生成してルーティングテーブルに記録する。ルーティングエントリ4_2は、宛先アドレス、VNIと出力ポートを含む。宛先アドレスは、外部ネットワークにおけるクライアントのMACアドレスまたはIPアドレスであり、VNIは、外部ネットワークの所属するVLANに対応し、且つVNI4_1と記され、出力ポートは、Boardゲートウェイ402が外部ネットワークへアクセスするルートインターフェース(図5にPort4_2を例とする)である。表6は、ルーティングエントリ4_2を示す。
Boardゲートウェイ402は、学習した外部ネットワークのルートをリモート側のBoardゲートウェイ403へ通知し、通知されたルートの次ホップは、groupアドレス4_1である。
Boardゲートウェイ403は、Boardゲートウェイ401およびBoardゲートウェイ402からそれぞれ通知された外部ネットワークのルートを受信したときに、Boardゲートウェイ401およびBoardゲートウェイ402から通知されたルートの次ホップが何れもマルチホーミンググループ4_1のグループアドレスgroupアドレス4_1であると発見すれば、当該ルートの次ホップがマルチホーミンググループ4_1のグループアドレス(groupアドレス4_1)であると特定する。
Boardゲートウェイ403は、外部ネットワーク宛のパケットを受信したときに、ロードシェアリング方式に従って、パケットをマルチホーミンググループ4_1のBoardゲートウェイ401へ送信するか、それともBoardゲートウェイ402へ送信するかを選択する。
Boardゲートウェイ403がパケットをBoardゲートウェイ401に送信したときに、Boardゲートウェイ401と外部ネットワークとの間のリンクが正常であれば、Boardゲートウェイ401は、パケットのVXLANカプセルにおけるVNIを特定し、パケットに対してVXLANデカプセル化を行い、VNIとパケットの宛先アドレスとに基づいて、対応するルーティングエントリ、即ち、上記ルーティングエントリ4_1をルーティングテーブルから検索し、検索されたルーティングエントリ4_1の出力ポートであるPort4_1を介して、VXLANデカプセル化されたパケットを外部ネットワークへ送信する。
Boardゲートウェイ403がパケットをBoardゲートウェイ402に送信したときに、Boardゲートウェイ402と外部ネットワークとの間のリンクが正常であれば、Boardゲートウェイ402は、パケットのVXLANカプセルにおけるVNIを特定し、パケットに対してVXLANデカプセル化を行い、VNIとパケットの宛先アドレスとに基づいて対応するルーティングエントリ、即ち、上記ルーティングエントリ4_2をルーティングテーブルから検索し、検索されたルーティングエントリ4_2の出力ポートであるPort4_2を介して、VXLANデカプセル化されたパケットを外部ネットワークへ送信する。
Boardゲートウェイ401およびBoardゲートウェイ402のうちの何れかのBoardゲートウェイと外部ネットワークとの間のリンク障害が発生したときに、Boardゲートウェイ401と外部ネットワークとの間のリンク障害を例とすると、Boardゲートウェイ401は、上記ルーティングエントリ4_1をルーティングテーブルから見つけ出して削除する。
その後、Boardゲートウェイ403がパケットをBoardゲートウェイ401に送信したときに、Boardゲートウェイ401は、パケットのVXLANカプセルにおけるVNIとパケットの宛先アドレスとに基づいて、対応するルーティングエントリ、即ち、上記デフォルトルーティングエントリ4_0をルーティングテーブルから特定し、その際のルーティングエントリ4_0の出力ポートがPeer linkポート401aであると発見すれば、VNIに対応するVLAN識別子をデカプセル化されたパケットに付加して確立済のPeer linkを介して送信する。
Boardゲートウェイ402は、Boardゲートウェイ401との間で確立されたPeer linkを介してパケットを受信したときに、パケットに付加されるVLAN識別子に基づいてVNIを特定し、当該VNIとパケットの宛先アドレスとに基づいてルーティングエントリ、即ち、上記ルーティングエントリ4_2をルーティングテーブルから特定し、ルーティングエントリ4_2の出力ポートであるPort4_2を介してパケットを外部ネットワークへ送信する。
以上は、マルチBoardネットワーキングを例として本実施例を説明した。
指定キャラクタの所属するVTEPと指定キャラクタとの間のリンク障害が発生したときに、当該VTEPがパケットをマルチホーミンググループにおける他のVTEPへ送信することを実現するために、上記実施例において、マルチホーミンググループの各VTEPの間には、Peer linkが直列に確立されてもよい。しかし、別の実施例において、指定キャラクタの所属する各VTEPの間には、VXLANトンネルが直列に確立されてもよい。
これに基づくと、一実施例では、上記ステップ102に、パケットをマルチホーミンググループにおける他のVTEPへ送信することは、パケットの外側IPヘッダ(例えば、VXLANカプセルにおけるIPヘッダ)を変更して確立済のVXLANトンネルを介してパケットを送信することを含む。IPヘッダを変更することは、IPヘッダにおけるソースIPアドレスを本VTEPのLoopbackアドレスに変更し、IPヘッダにおける宛先IPアドレスを、マルチホーミンググループにおいて自VTEPとはVXLANトンネルを確立した他のVTEPのLoopbackアドレスに変更することを含む。
以下では、デュアルホーミングネットワーキングに適用することを例として本実施例を説明する。
図4を参照し、図4は、本発明に係る実施例の応用ネットワーキングの模式図である。図4に、クライアントがCE5_1である。CE5_1が属するVLANは、VLAN5_1と記される。CE5_1は、VTEP5_1およびVTEP5_2に所属する。VTEP5_1およびVTEP5_2は、共にマルチホーミンググループ5_1に属し、マルチホーミンググループ5_1のグループアドレスは、groupアドレス5_1と記される。VTEP5_1とVTEP5_2の間には、VXLAN トンネルが確立されている。
VTEP5_1およびVTEP5_2は、何れもリモート側VTEP5_3とはBGP隣接関係を確立する。VTEP5_1およびVTEP5_2は、何れも各自のLoopbackアドレス(loopbackアドレス51およびLoopbackアドレス52)を用いてリモート側VTEP5_3とはBGP隣接関係を確立する。
図4では、CE5_1がVTEP5_1およびVTEP5_2に所属するが、VTEP5_1およびVTEP5_2のうちの1つのみは、CE5_1から送信されたパケットに基づいてCE5_1のルートを学習する。CE5_1は、HASH方式によってパケットをVTEP5_1またはVTEP5_2へ送信してもよい。
VTEP5_1がCE5_1から送信されたパケットに基づいてCE5_1のルートを学習することを例とし、記述の便宜上、ここでVTEP5_1が学習したCE5_1のルートは、ルート5_1と記される。
VTEP5_1は、ルート5_1に対応するルーティングエントリ(ルーティングエントリ5_1と記される)を生成してルーティングテーブルに記録する。ルーティングエントリ5_1は、宛先アドレス、VNIと出力ポートを含む。宛先アドレスは、CE5_1のMACアドレスまたはIPアドレスであり、VNIは、CE5_1の所属するVLAN(即ち、VLAN5_1)に対応し、且つVNI5_1と記され、出力ポートは、VTEP5_1上にCE5_1から送信されたパケットを受信するポート(図4にPort5_1を例とする)である。表7は、ルーティングエントリ5_1を示す。
VTEP5_1は、同期メッセージを同一のホーミンググループにおけるVTEP5_2へ送信し、同期メッセージには、ルート5_1およびルート5_1の次ホップが付加され、ルート5_1の次ホップは、groupアドレス5_1である。
VTEP5_1は、ルート5_1をリモート側VTEP5_3へ通知する。ここで、通知されたルート5_1の次ホップは、groupアドレス5_1である。
VTEP5_2は、VTEP5_1から送信された同期メッセージを受信した後、同期メッセージからルート5_1を学習し、ルート5_1に対応するルーティングエントリ(ルーティングエントリ5_2と記される)を生成してルーティングテーブルに記録する。ルーティングエントリ5_2は、宛先アドレス、VNIと出力ポートを含む。宛先アドレスは、CE5_1のMACアドレスまたはIPアドレスであり、VNIは、同期メッセージに付加されるVLAN識別子(即ち、VLAN5_1)に対応するVNI(即ち、上記VNI5_1)であり、出力ポートは、VTEP5_2上に同期メッセージに付加されるVLAN識別子(即ち、VLAN5_1)に対応するポート(図4にPort5_2を例とする)である。表8は、ルーティングエントリ5_2を示す。
VTEP5_2は、ルート5_1をリモート側VTEP5_3へ通知する。ここで、通知されたルート5_1の次ホップは、groupアドレス5_1である。
VTEP5_3は、VTEP5_1およびVTEP5_2からそれぞれ通知されたルート5_1を受信したときに、VTEP5_1およびVTEP5_2から通知されたルート5_1の次ホップが何れもマルチホーミンググループ5_1のgroupアドレスgroup5_1であると発見すれば、ルート5_1の次ホップがマルチホーミンググループ5_1(VTEP5_1およびVTEP5_2を含む)のgroupアドレスgroup5_1であることを特定する。
VTEP5_3は、CE5_1宛のパケットを受信したときに、ロードシェアリング方式に従って、パケットをマルチホーミンググループ5_1のVTEP5_1へ送信するか、それともVTEP5_2へ送信するかを選択する。
VTEP5_3がパケットをVTEP5_1に送信したときに、VTEP5_1とCE5_1との間のリンクが正常であれば、VTEP5_1は、パケットのVXLANカプセルにおけるVXLAN識別子(VNI)を特定し、VNIとパケットの宛先アドレスとに基づいて、対応するルーティングエントリ、即ち、上記ルーティングエントリ5_1をルーティングテーブルから検索し、検索されたルーティングエントリ5_1の出力ポートであるPort5_1を介して、VXLANデカプセル化されたパケットをCE5_1へ送信する。
VTEP5_3がパケットをVTEP5_2に送信したときに、VTEP5_2とCE5_1との間のリンクが正常であれば、VTEP5_2は、パケットのVXLANカプセルにおけるVXLAN識別子(VNI)を特定し、VNIとパケットの宛先アドレスとに基づいて、対応するルーティングエントリ、即ち、上記ルーティングエントリ5_2をルーティングテーブルから検索し、検索されたルーティングエントリ5_2の出力ポートであるPort5_2を介して、VXLANデカプセル化されたパケットをCE5_1へ送信する。
VTEP5_1およびVTEP5_2のうちの何れかのVTEPとCE5_1との間のリンク障害が発生したときに、VTEP5_1とCE5_1との間のリンク障害を例とすると、VTEP5_1は、まず対応するルーティングエントリ、即ち、上記ルーティングエントリ5_1をルーティングテーブルから見つけ出し、当該見つけ出されたルーティングエントリ5_1の出力ポートをPort5_1からVTEP5_2のLoopbackアドレス52に変更する。
その後、VTEP5_3がパケットをVTEP5_1に送信したときに、VTEP5_1は、パケットのVXLANカプセルにおけるVNIとパケットの宛先アドレスとに基づいて、対応するルーティングエントリ、即ち、上記ルーティングエントリ5_2をルーティングテーブルから特定し、その際のルーティングエントリ5_2の出力ポートがVTEP5_2のLoopbackアドレス52であると発見すれば、パケットのVXLANカプセルにおけるIPヘッダを変更し、VTEP5_1とVTEP5_2との間で確立されたVXLANトンネルを介して送信を行う。IPヘッダを変更することは、IPヘッダにおけるソースIPアドレスをVTEP5_1のLoopbackアドレス51に変更し、IPヘッダにおける宛先IPアドレスをルーティングエントリ5_2の出力ポート、即ち、VTEP5_2のLoopbackアドレス52に変更することを含む。
VTEP5_2は、VTEP5_1との間で確立されたVXLANトンネルを介してパケットを受信したときに、パケットのVXLANカプセルに付加されるVNIを特定し、特定されたVNIと、デカプセル化されたパケットの宛先アドレスとに基づいて、ルーティングエントリ、即ち、上記ルーティングエントリ5_2をルーティングテーブルから特定し、ルーティングエントリ5_2の出力ポートであるPort5_2を介してパケットをCE5_1へ送信する。
以上は、マルチホーミングネットワーキングを例として本実施例を説明した。
以下では、マルチBoardネットワーキングに適用することを例として本実施例を説明する。
図5を参照し、図5は、本発明に係る別の実施例の応用ネットワーキングの模式図である。図5に、外部ネットワークがBoardゲートウェイ6_1およびBoardゲートウェイ6_2に所属する。Boardゲートウェイ6_1およびBoardゲートウェイ6_2が共にマルチホーミンググループ6_1に所属する。マルチホーミンググループ6_1のグループアドレスは、groupアドレス6_1と記される。Boardゲートウェイ6_1およびBoardゲートウェイ6_2の間には、VXLANトンネルが確立されている。
Boardゲートウェイ6_1およびBoardゲートウェイ6_2は、何れもリモート側のBoardゲートウェイ6_3とはBGP隣接関係を確立する。Boardゲートウェイ6_1およびBoardゲートウェイ6_2は、何れも各自のLoopbackアドレス(Loopbackアドレス61およびLoopbackアドレス62)を用いてリモート側のBoardゲートウェイ6_3とはBGP隣接関係を確立する。
図5に、Boardゲートウェイ6_1およびBoardゲートウェイ6_2の何れにも、デフォルトルートが設けられている。記述の便宜上、Boardゲートウェイ6_1で配置されるデフォルトルーティングエントリがデフォルトルーティングエントリ6_0と記され、Boardゲートウェイ6_2で配置されるデフォルトルーティングエントリがデフォルトルーティングエントリ0_6と記される。
デフォルトルーティングエントリ6_0は、Boardゲートウェイ6_1が外部ネットワークとの間のリンク障害が発生したときに、Boardゲートウェイ6_2との間のVXLANトンネルを介してパケットをBoardゲートウェイ6_2へ送信するために用いられる。デフォルトルーティングエントリ6_0は、宛先アドレス、VNIと出力ポートを含む。宛先アドレスは、外部ネットワークにおけるクライアントのMACアドレスまたはIPアドレスであり、VNIは、外部ネットワークの所属するVLANに対応し、且つVNI6_1と記され、出力ポートは、Boardゲートウェイ6_2のLoopbackアドレス62である。表9は、デフォルトルーティングエントリ6_0を示す。
デフォルトルーティングエントリ0_6は、Boardゲートウェイ6_2が外部ネットワークとの間のリンク障害が発生したときに、Boardゲートウェイ6_1との間のVXLANトンネルを介してパケットをBoardゲートウェイ6_1へ送信するために用いられる。デフォルトルーティングエントリ0_6は、宛先アドレス、VNIと出力ポートを含む。宛先アドレスは、外部ネットワークにおけるクライアントのMACアドレスまたはIPアドレスであり、VNIは、外部ネットワークの所属するVLANに対応し、且つVNI6_1と記され、出力ポートは、Boardゲートウェイ6_1のLoopbackアドレス61である。表10は、デフォルトルーティングエントリ0_6を示す。
図5に、Boardゲートウェイ6_1およびBoardゲートウェイ6_2が外部ネットワークとはルーティングプロトコルを確立するため、Boardゲートウェイ8_1およびBoardゲートウェイ8_2は、何れも外部ネットワークへのルートを直接学習する。マルチホーミングネットワーキングのように、学習されたルートを同期メッセージを介して同一のマルチホーミンググループにおける他のBoardゲートウェイへ送信する必要がない。
Boardゲートウェイ6_1は、外部ネットワークのルートを学習したときに対応するルーティングエントリ(ルーティングエントリ6_1と記される)を生成してルーティングテーブルに記録する。ルーティングエントリ6_1は、宛先アドレス、VNIと出力ポートを含む。宛先アドレスは、外部ネットワークにおけるクライアントのMACアドレスまたはIPアドレスであり、VNIは、外部ネットワークの所属するVLANに対応し、且つVNI6_1と記され、出力ポートは、Boardゲートウェイ6_1が外部ネットワークへアクセスするルーティングインターフェース(図5にPort6_1を例とする)である。表11は、ルーティングエントリ6_1を示す。
Boardゲートウェイ6_1は、学習された外部ネットワークのルートをリモート側のBoardゲートウェイ6_3に通知する。ここで、通知されたルートの次ホップは、groupアドレス6_1である。
Boardゲートウェイ6_2は、外部ネットワークのルートを学習したときに対応するルーティングエントリ(ルーティングエントリ6_2と記される)を生成してルーティングテーブルに記録する。ルーティングエントリ6_2は、宛先アドレス、VNIと出力ポートを含む。宛先アドレスは、外部ネットワークにおけるクライアントのMACアドレスまたはIPアドレスであり、VNIは、外部ネットワークの所属するVLANに対応し、且つVNI6_1と記され、出力ポートは、Boardゲートウェイ6_2が外部ネットワークへアクセスするルートインターフェース(図5にPort6_2を例とする)である。表12は、ルーティングエントリ6_2を示す。
Boardゲートウェイ6_2は、学習された外部ネットワークのルートをリモート側のBoardゲートウェイ6_3に通知する。ここで、通知されたルートの次ホップは、groupアドレス6_1である。
Boardゲートウェイ6_3は、Boardゲートウェイ6_1およびBoardゲートウェイ6_2からそれぞれ通知された外部ネットワークのルートを受信したときに、Boardゲートウェイ6_1およびBoardゲートウェイ6_2から通知されたルートの次ホップが何れもマルチホーミンググループ6_1のグループアドレスgroupアドレス6_1であると発見すれば、当該ルートの次ホップがマルチホーミンググループ6_1のグループアドレス(groupアドレス6_1)であると特定する。
Boardゲートウェイ6_3は、外部ネットワーク宛のパケットを受信したときに、ロードシェアリング方式に従って、パケットをマルチホーミンググループ6_1のBoardゲートウェイ6_1へ送信するか、それともBoardゲートウェイ6_2へ送信するかを選択する。
Boardゲートウェイ6_3がパケットをBoardゲートウェイ6_1に送信したときに、Boardゲートウェイ6_1と外部ネットワークとの間のリンクが正常であれば、Boardゲートウェイ6_1は、パケットのVXLANカプセルにおけるVNIを特定し、VNIとパケットの宛先アドレスとに基づいて、対応するルーティングエントリ、即ち、上記ルーティングエントリ6_1をルーティングテーブルから検索し、検索されたルーティングエントリ6_1の出力ポートであるPort6_1を介して、VXLANデカプセル化されたパケットを外部ネットワークへ送信する。
Boardゲートウェイ6_3がパケットをBoardゲートウェイ6_2に送信したときに、Boardゲートウェイ6_2と外部ネットワークとの間のリンクが正常であれば、Boardゲートウェイ6_2は、パケットのVXLANカプセルにおけるVNIを特定し、VNIとパケットの宛先アドレスとに基づいて、対応するルーティングエントリ、即ち、上記ルーティングエントリ6_2をルーティングテーブルから検索し、検索されたルーティングエントリ6_2の出力ポートであるPort6_2を介して、VXLANデカプセル化されたパケットを外部ネットワークへ送信する。
Boardゲートウェイ6_1およびBoardゲートウェイ6_2のうちの何れかのBoardゲートウェイと外部ネットワークとの間のリンク障害が発生したとき、Boardゲートウェイ6_1と外部ネットワークとの間のリンク障害を例とすると、Boardゲートウェイ6_1は、ルーティングテーブルから上記ルーティングエントリ6_1を見つけ出して削除する。
その後、Boardゲートウェイ6_3がパケットをBoardゲートウェイ6_1に送信したときに、Boardゲートウェイ6_1は、パケットのVXLANカプセルにおけるVNIとパケットの宛先アドレスとに基づいて、対応するルーティングエントリ、即ち、上記デフォルトルーティングエントリ6_0をルーティングテーブルから特定し、デフォルトルーティングエントリ6_0に基づいてパケットのVXLANカプセルにおけるIPヘッダを変更し、Boardゲートウェイ6_1とBoardゲートウェイ6_2との間で確立されたVXLANトンネルを介して送信する。パケットのVXLANカプセルにおけるIPヘッダを変更するとは、IPヘッダにおけるソースIPアドレスをVTEP6_1のLoopbackアドレス61に変更し、IPヘッダにおける宛先IPアドレスをデフォルトルーティングエントリ6_0の出力ポート、即ち、VTEP6_2のLoopbackアドレス62に変更することを指す。
Boardゲートウェイ6_2は、Boardゲートウェイ6_1との間で確立されたVXLANトンネルを介してパケットを受信したときに、パケットのVXLANカプセルにおけるVNIを特定し、特定されたVNIとパケットの宛先アドレスとに基づいて、ルーティングエントリ、即ち、上記ルーティングエントリ6_2をルーティングテーブルから特定し、ルーティングエントリ6_2の出力ポートであるPort6_2を介して、パケットを外部ネットワークへ送信する。
以上は、本発明に係る方法を記述した。本発明に係る装置は、以下に記述される。
図6を参照し、図6は、本発明に係る装置構成図である。当該装置は、マルチホーミンググループにおける何れか1つのVTEPに用いられ、前記マルチホーミンググループは、指定キャラクタの所属する全てのVTEPを含む。図6に示すように、当該装置は、以下の手段を備える。
取得手段601は、前記指定キャラクタのルートを取得する。前記マルチホーミンググループは、前記指定キャラクタの所属する異なるVTEPを含む。
通知手段602は、前記ルートをリモート側VTEPへ通知する。このように、リモート側VTEPは、前記ルートに基づいて前記指定キャラクタ宛のパケットを前記マルチホーミンググループにおける各VTEPへ配布する。前記リモート側VTEPへ通知された前記ルートの次ホップは、前記マルチホーミンググループのグループアドレスである。
処理手段603は、リモート側VTEPから前記指定キャラクタ宛のパケットを受信し、前記VTEPと前記指定キャラクタとの間のリンク障害が発生したときに、前記パケットを前記マルチホーミンググループにおける他のVTEPに送信することにより、当該他のVTEPに前記パケットを前記指定キャラクタへ送信させる。
1つの例示では、前記マルチホーミンググループにおけるVTEPの間にピアツーピアリンク(Peer link)が直列に確立される。
前記処理手段603がパケットをマルチホーミンググループにおける他のVTEPへ送信することは、
パケットに付加されるVXLAN識別子(VNI)を特定することと、
パケットに対してVXLANデカプセル化を行い、デカプセル化されたパケットを取得し、前記VNIに対応するVLAN識別子を前記デカプセル化されたパケットに付加して確立済のPeer linkを介して送信することと、を含む。
1つの例示では、前記指定キャラクタは、クライアントであり、前記処理手段703は、前記VTEPと指定キャラクタとの間のリンク障害が発生したときに、更に、ルーティングエントリの出力ポートが前記VTEPでの障害リンクに接続されるポートであるという条件を満たす当該ルーティングエントリをルーティングテーブルから特定し、特定されたルーティングエントリにおける出力ポートを前記VTEPでのPeer linkポートに変更する。
前記処理手段603がVNIに対応するVLAN識別子をデカプセル化されたパケットに付加して確立済のPeer linkを介して送信することは、VNIとパケットの宛先アドレスとに基づいてルーティングエントリをルーティングテーブルから特定し、VNIに対応するVLAN識別子をデカプセル化されたパケットに付加し、特定されたルーティングエントリにおける、Peer linkポートである出力ポートを介して送信することを含む
1つの例示では、前記VTEPは、Boardゲートウェイであり、前記処理手段603は、前記VTEPと前記指定キャラクタとの間のリンク障害が発生したときに、更に、ルーティングエントリの出力ポートが前記VTEPでの障害リンクに接続されるポートであるという条件を満たす前記ルーティングエントリをルーティングテーブルから見つけ出して削除する。
前記処理手段603がVNIに対応するVLAN識別子をデカプセル化されたパケットに付加して確立済のPeer linkを介して送信することは、VNIとパケットの宛先アドレスとに基づいて、設定された第1デフォルトルートをルーティングテーブルから特定し、VNIに対応するVLAN識別子をデカプセル化されたパケットに付加してPeer linkポートである第1デフォルトルートの出力ポートを介して送信することを含む。
1つの例示では、前記マルチホーミンググループにおけるVTEPの間にVXLANトンネルが直列に確立され、前記処理手段603がパケットをマルチホーミンググループにおける他のVTEPへ送信することは、パケットの外側IPヘッダを変更して確立済のVXLANトンネルを介して送信することを含み、前記パケットの外側IPヘッダを変更することは、外側IPヘッダにおけるソースIPアドレスを前記VTEPのループバック(Loopback)アドレスに変更し、宛先IPアドレスを、前記マルチホーミンググループにおいて前記VTEPとはVXLANトンネルを確立した他のVTEPのLoopbackアドレスに変更することを含む。
1つの例示では、前記処理手段603は、前記VTEPと前記指定キャラクタとの間のリンク障害が発生したときに、更に、ルーティングエントリの出力ポートが前記VTEPでの障害リンクに接続されるポートであるという条件を満たす当該ルーティングエントリをルーティングテーブルから特定し、特定されたルーティングエントリにおける出力ポートを、前記マルチホーミンググループにおいて前記VTEPとはVXLANトンネルを確立した他のVTEPのLoopbackアドレスに変更する。
前記処理手段603がパケットの外側IPヘッダを変更して確立済のVXLANトンネルを介して送信を行うことは、パケットに付加されるVNIとパケットの宛先アドレスとに基づいてルーティングエントリをルーティングテーブルから特定し、特定されたルーティングエントリの出力ポートがLoopbackアドレスであるときに、パケットの外側IPヘッダのソースIPアドレスを前記VTEPのLoopbackアドレスに変更し、宛先IPアドレスを前記出力ポートに変更し、前記出力ポートへ送信することを含む。
1つの例示では、前記VTEPは、Boardゲートウェイであり、前記処理手段603は、更に、前記VTEPと前記指定キャラクタとの間のリンク障害が発生したときに、出力ポートが前記VTEPでの障害リンクに接続されるポートであるという条件を満たすルーティングエントリをルーティングテーブルから特定して削除する。
前記処理手段603がパケットの外側IPヘッダを変更して確立済のVXLANトンネルを介して送信を行うことは、パケットに付加されるVNIとパケットの宛先アドレスとに基づいて、設定された第2デフォルトルートをルーティングテーブルから特定し、パケットの外側IPヘッダのソースIPアドレスを前記VTEPのLoopbackアドレスに変更し、宛先IPアドレスを第2デフォルトルートの出力ポートに変更し、前記第2デフォルトルートの出力ポートへ送信し、第2デフォルトルートの出力ポートは、前記マルチホーミンググループにおいて前記VTEPとはVXLANトンネルを確立した他のVTEPのLoopbackアドレスであることを含む。
図7を参照し、図7は、本発明に係るVTEPの構成模式図である。当該機器は、プロセッサ701と、パケット転送制御論理に対応する機器の実行可能な指令を記憶する機器読み取り可能な記憶媒体702とを備える。プロセッサ701と機器読み取り可能な記憶媒体702とは、システムバス703を介して互いに通信可能である。また、プロセッサ701は、機器読み取り可能な記憶媒体702における機器の実行可能な指令を読み取って実行することにより、上述したパケット転送方法を実行する。図7に示すように、当該構成は、機器の電源管理を実行するように構成される電源ユニット704と、機器をネットワークに接続するように構成される有線或いは無線ネットワークインターフェース705と、入出力(I/O)インターフェース706とを更に備えてもよい。
本文で言及される機器読み取り可能な記憶媒体702は、如何なる電気的なもの、磁気的なもの、光学的なものまたは他の物理的記憶装置であってもよく、情報(例えば、実行可能な指令、データ等)を含むか記憶可能である。例えば、機器読み取り可能な記憶媒体は、RAM(Random Access Memory、ランダムアクセスメモリ)、揮発性メモリ、不揮発性メモリ、フラッシュメモリ、記憶ドライバ(例えば、ハードディスクドライバ)、ソリッド・ステート・ディスク、如何なるタイプの記憶ディスクであってもよい。
機器読み取り可能な記憶媒体702は、パケット転送制御論理に対応する機器の実行可能な指令を格納する。前記機器の実行可能な指令は、取得手段601で動作するプログラム指令と、通知手段602で動作するプログラム指令と、処理手段603で動作するプログラム指令とを含む。
例えば、プロセッサ701は、機器読み取り可能な記憶媒体702における機器の実行可能な指令を読み取って実行するとき、
指定キャラクタのルートを取得することと、
リモート側VTEPが前記ルートに基づいて前記指定キャラクタ宛のパケットを前記マルチホーミンググループにおける各VTEPに配布するように、前記ルートを前記リモート側VTEPへ通知し、前記マルチホーミンググループは前記指定キャラクタの所属する異なるVTEPを含み、前記リモート側VTEPへ通知された前記ルートの次ホップは前記マルチホーミンググループのグループアドレスであることと、
前記指定キャラクタ宛のパケットを前記リモート側VTEPから受信することと、
前記VTEPと前記指定キャラクタとの間のリンク障害が発生したときに、前記パケットを前記マルチホーミンググループにおける他のVTEPに送信することにより、当該他のVTEPに前記パケットを前記指定キャラクタへ送信させることと、を実行させる。
1つの例示では、前記マルチホーミンググループにおけるVTEPの間にピアツーピアリンク(Peer link)が直列に確立され、前記パケットを前記マルチホーミンググループにおける他のVTEPに送信するときには、前記プロセッサ701は、前記機器の実行可能な指令により、
前記パケットに付加されるVXLAN識別子(VNI)を特定することと、
前記パケットに対してVXLANデカプセル化を行い、デカプセル化されたパケットを取得することと、
前記VNIに対応するVLAN識別子をデカプセル化されたパケットに付加して前記確立済のPeer linkを介して送信することとを実行させる。
1つの例示では、前記VTEPと前記指定キャラクタとの間のリンク障害が発生したときに、前記プロセッサ701は、前記機器の実行可能な指令により、
ルーティングエントリの出力ポートが前記VTEPでの障害リンクに接続されるポートであるという条件を満たす当該ルーティングエントリをルーティングテーブルから特定することと、
特定されたルーティングエントリにおける出力ポートを前記VTEPでのPeer linkポートに変更することと、を実行させ、
前記VNIに対応するVLAN識別子をデカプセル化されたパケットに付加して確立済のPeer linkを介して送信するときには、前記プロセッサは、前記機器の実行可能な指令により、
VNIと前記パケットの宛先アドレスとに基づいてルーティングエントリをルーティングテーブルから特定することと、
前記VNIに対応するVLAN識別子をデカプセル化されたパケットに付加し、特定されたルーティングエントリにおける、Peer linkポートである出力ポートを介して送信することと、を実行させる。
1つの例示では、前記VTEPは、ボーダー(Board)ゲートウェイであり、前記VTEPと前記指定キャラクタとの間のリンク障害が発生したときには、前記プロセッサ701は、前記機器の実行可能な指令により、
ルーティングエントリの出力ポートが前記VTEPでの障害リンクに接続されるポートであるという条件を満たす当該ルーティングエントリをルーティングテーブルから見つけ出して削除することを実行させ、
前記VNIに対応するVLAN識別子をデカプセル化されたパケットに付加して確立済のPeer linkを介して送信するときには、前記プロセッサは、前記機器の実行可能な指令により、
VNIとパケットの宛先アドレスとに基づいて設定された第1デフォルトルートをルーティングテーブルから特定し、前記VNIに対応するVLAN識別子をデカプセル化されたパケットに付加してPeer linkポートである第1デフォルトルートの出力ポートを介して送信することを実行させる。
1つの例示では、前記マルチホーミンググループにおけるVTEPの間にVXLANトンネルが直列に確立され、
前記パケットを前記マルチホーミンググループにおける他のVTEPへ送信するときには、前記プロセッサ701は、前記機器の実行可能な指令により、
前記パケットの外側インターネットプロトコル(IP)ヘッダを変更して確立済のVXLANトンネルを介して送信を行うことを実行させ、前記パケットの外側IPヘッダを変更することは、外側IPヘッダにおけるソースIPアドレスを前記VTEPのループバック(Loopback)アドレスに変更し、宛先IPアドレスを、前記マルチホーミンググループにおいて前記VTEPとはVXLANトンネルを確立した他のVTEPのLoopbackアドレスに変更することを含む。
1つの例示では、前記VTEPと前記指定キャラクタとの間のリンク障害が発生したときには、前記プロセッサ701は、前記機器の実行可能な指令により、
ルーティングエントリの出力ポートが前記VTEPでの障害リンクに接続されるポートであるという条件を満たす当該ルーティングエントリをルーティングテーブルから特定することと、
特定されたルーティングエントリにおける出力ポートを、前記マルチホーミンググループにおいて前記VTEPとはVXLANトンネルを確立した他のVTEPのLoopbackアドレスに変更することと、を実行させ、
前記パケットの外側IPヘッダを変更して確立済のVXLANトンネルを介して送信を行うときには、前記プロセッサは、前記機器の実行可能な指令により、
前記パケットに付加される前記VNIと前記パケットの宛先アドレスとに基づいてローカルのルーティングテーブルにおいてルーティングエントリを照合することと、
前記パケットの外側IPヘッダのソースIPアドレスを前記VTEPのLoopbackアドレスに変更し、宛先IPアドレスを特定されたルーティングエントリにおける出力ポートに変更し、前記出力ポートへ送信することとを実行させ、特定されたルーティングエントリにおける出力ポートは、Loopbackアドレスである。
1つの例示では、前記VTEPは、ボーダー(Board)ゲートウェイであり、前記VTEPと前記指定キャラクタとの間のリンク障害が発生したときには、前記プロセッサ701は、前記機器の実行可能な指令により、
ルーティングエントリの出力ポートが前記VTEPでの障害リンクに接続されるポートであるという条件を満たす当該ルーティングエントリをルーティングテーブルから特定して削除することを実行させ、
前記パケットの外側IPヘッダを変更して確立済のVXLANトンネルを介して送信を行うときには、前記プロセッサは、前記機器の実行可能な指令により、
前記パケットに付加される前記VNIと前記パケットの宛先アドレスとに基づいて設定された第2デフォルトルートをルーティングテーブルから特定し、前記パケットの外側IPヘッダのソースIPアドレスを前記VTEPのLoopbackアドレスに変更し、宛先IPアドレスを第2デフォルトルートの出力ポートに変更し、前記第2デフォルトルートの出力ポートへ送信することを実行させ、第2デフォルトルートの出力ポートは、前記マルチホーミンググループにおいて前記VTEPとはVXLANトンネルを確立した他のVTEPのLoopbackアドレスである。
1つの例示では、指定キャラクタのルートを取得するときには、前記プロセッサ701は、前記機器の実行可能な指令により、
前記指定キャラクタから送信されたパケットに基づいて前記ルートを学習することを実行させ、
前記ルートを取得した後、前記プロセッサ701は、前記機器の実行可能な指令により、
前記ルートに対応するルーティングエントリを生成してルーティングテーブルに記録し、同期メッセージを前記マルチホーミンググループにおける他のVTEPへ送信することを実行させ、同期メッセージには、前記ルートと、前記ルートの属するVLANのVLAN識別子とが付加され、前記ルーティングエントリは、宛先アドレス、前記パケットに付加されるVXLAN識別子(VNI)および出力ポートを含み、宛先アドレスは、指定キャラクタのアドレスであり、VNIは、指定キャラクタの属するVLANに対応し、出力ポートは、前記VTEPにおける、指定キャラクタから送信されたパケットを受信したポートである。
または、
前記指定キャラクタのルートを取得するとき、前記プロセッサ701は、前記機器の実行可能な指令により、
前記マルチホーミンググループにおける他のVTEPから送信された同期メッセージを受信し、受信された同期メッセージから、当該同期メッセージに付加される前記ルートを学習することを実行させ、
受信された同期メッセージから前記ルートを学習した後、前記プロセッサ701は、前記機器の実行可能な指令により、
前記ルートに対応するルーティングエントリを生成してルーティングテーブルに記録することを実行させ、生成されたルーティングエントリは、宛先アドレス、VNIおよび出力ポートを含む。宛先アドレスは、指定キャラクタのアドレスであり、VNIは、同期メッセージに付加されるVLAN識別子に対応し、出力ポートは、前記VTEPにおける、同期メッセージに付加されるVLAN識別子に対応するポートである。
装置実施例は、方法実施例に基本的に対応するため、その関連箇所が方法実施例部分の説明を参照すればよい。上述した装置実施例は、単に例示であり、その中、分離部品として説明される手段が物理的に分離されるものであってもよくでなくてもよい。また、手段として表示される部品は、物理手段であってもでなくてもよい。更に、それらの手段は、1箇所に位置してもよく、複数のネットワークセルに分散してもよい。実際の需要に応じてその中の一部または全部のモジュールを選択して本実施例の目的を果たすことが可能である。当業者は、進歩性に値する労働をせずに、理解して実施可能である。
説明すべきことは、本文に、第1と第2等のような関係用語は、単に1つの実体や操作を別の実体や操作と区分させるために用いられ、これらの実体や操作の間になんらかの実際的な関係や順序が存在するとは必ずしも要求やヒントすることではない。用語「含む」、「備える」またはほかの何れかの同義語が非排他的含有をカバーすることを狙う。このように、一シリーズの要素を有する手順、方法、物品または機器は、それらの要素を有するだけではなく、明確に挙げられていない他の要素も有し、またはこのような手順、方法、物品または機器に固有の要素も有する。更なる制限がない限り、語句「1つの…を含む」で限定される要素は、前記要素を有する手順、方法、物品または機器に他の同じ要素を更に有することをあえて排除しない。
以上では、本発明の実施例に供される方法と装置を詳細に説明した。本文では、具体的な例を用いて本発明の原理及び実施形態を説明したが、以上の実施例の説明が単に本発明の方法およびその要旨を容易に理解するために用いられる。それとともに、当業者であれば、本発明の思想に基づいて具体的な実施形態及び応用範囲を変更可能である。したがって、本明細書の内容は、本発明に対する制限として理解されるべきではない。

Claims (14)

  1. 指定キャラクタの所属する全てのVXLANトンネルエンドポイント(VTEP)を含むマルチホーミンググループにおける何れか1つのVTEPは前記指定キャラクタのルートを取得することと、
    リモート側VTEPが前記ルートに基づいて前記指定キャラクタ宛のパケットを前記マルチホーミンググループにおける各VTEPに配布するように、前記VTEPは前記ルートを前記リモート側VTEPへ通知し、前記リモート側VTEPへ通知された前記ルートの次ホップは、前記マルチホーミンググループのグループアドレスであることと、
    前記VTEPは前記指定キャラクタ宛のパケットを前記リモート側VTEPから受信することと、
    前記VTEPと前記指定キャラクタとの間のリンク障害が発生したときに、前記VTEPは前記パケットを前記マルチホーミンググループにおける他のVTEPに送信することにより、当該他のVTEPに前記パケットを前記指定キャラクタへ送信させることと、を含むことを特徴とするパケット転送方法。
  2. 前記マルチホーミンググループにおけるVTEPの間にピアツーピアリンク(Peer link)が直列に確立され、
    前記パケットを前記マルチホーミンググループにおける他のVTEPに送信することは、
    前記VTEPは前記パケットに付加されるVXLAN識別子(VNI)を特定し、前記パケットに対してVXLANデカプセル化を行い、デカプセル化されたパケットを取得することと、
    前記VTEPは、前記VNIに対応するVLAN識別子を前記デカプセル化されたパケットに付加して確立済のPeer linkを介して送信することと、を含むことを特徴とする請求項1に記載のパケット転送方法。
  3. 前記VTEPと前記指定キャラクタとの間のリンク障害が発生したときに、
    前記VTEPは、ルーティングエントリの出力ポートが前記VTEPでの障害リンクに接続されるポートであるという条件を満たす当該ルーティングエントリをルーティングテーブルから特定することと、
    前記VTEPは、特定されたルーティングエントリにおける出力ポートを前記VTEPでのPeer linkポートに変更することとを更に含み、
    前記VNIに対応するVLAN識別子をデカプセル化されたパケットに付加して確立済のPeer linkを介して送信することは、
    前記VTEPはVNIと前記パケットの宛先アドレスとに基づいてルーティングエントリをルーティングテーブルから特定することと、
    前記VTEPは、前記VNIに対応するVLAN識別子をデカプセル化されたパケットに付加し、特定されたルーティングエントリにおける、Peer linkポートである出力ポートを介して送信することと、を含むことを特徴とする請求項2に記載のパケット転送方法。
  4. 前記VTEPは、ボーダー(Board)ゲートウェイであり、
    前記パケット転送方法は、
    前記VTEPと前記指定キャラクタとの間のリンク障害が発生したときに、ルーティングエントリの出力ポートが前記VTEPでの障害リンクに接続されるポートであるという条件を満たす当該ルーティングエントリをルーティングテーブルから特定して削除することを更に含み、
    前記VNIに対応するVLAN識別子をデカプセル化されたパケットに付加して確立済のPeer linkを介して送信することは、
    前記VTEPはVNIとパケットの宛先アドレスとに基づいて設定された第1デフォルトルートをルーティングテーブルから特定し、前記VNIに対応するVLAN識別子をデカプセル化されたパケットに付加してPeer linkポートである第1デフォルトルートの出力ポートを介して送信すること、を含むことを特徴とする請求項2に記載のパケット転送方法。
  5. 前記マルチホーミンググループにおけるVTEPの間にVXLANトンネルが直列に確立され、
    前記パケットを前記マルチホーミンググループにおける他のVTEPへ送信することは、
    前記VTEPが前記パケットの外側インターネットプロトコル(IP)ヘッダを変更して確立済のVXLANトンネルを介して送信を行うことを含み、
    前記パケットの外側IPヘッダを変更することは、外側IPヘッダにおけるソースIPアドレスを前記VTEPのループバック(Loopback)アドレスに変更し、宛先IPアドレスを、前記マルチホーミンググループにおいて前記VTEPとはVXLANトンネルを確立した他のVTEPのLoopbackアドレスに変更すること、を含むことを特徴とする請求項1に記載のパケット転送方法。
  6. 前記VTEPと前記指定キャラクタとの間のリンク障害が発生したときに、
    前記VTEPは、ルーティングエントリの出力ポートが前記VTEPでの障害リンクに接続されるポートであるという条件を満たす当該ルーティングエントリをルーティングテーブルから特定することと、
    前記VTEPは、特定されたルーティングエントリにおける出力ポートを、前記マルチホーミンググループにおいて前記VTEPとはVXLANトンネルを確立した他のVTEPのLoopbackアドレスに変更することと、を更に含み、
    前記パケットの外側IPヘッダを変更して確立済のVXLANトンネルを介して送信を行うことは、
    前記VTEPは前記パケットに付加される前記VNIと前記パケットの宛先アドレスとに基づいてルーティングエントリをルーティングテーブルから特定することと、
    前記VTEPは前記パケットの外側IPヘッダのソースIPアドレスを前記VTEPのLoopbackアドレスに変更し、宛先IPアドレスを特定されたルーティングエントリにおける出力ポートに変更し、前記出力ポートへ送信し、特定されたルーティングエントリにおける出力ポートはLoopbackアドレスであることと、を含むことを特徴とする請求項5に記載のパケット転送方法。
  7. 前記VTEPは、ボーダー(Board)ゲートウェイであり、
    前記パケット転送方法は、
    前記VTEPと前記指定キャラクタとの間のリンク障害が発生したときに、ルーティングエントリの出力ポートが前記VTEPでの障害リンクに接続されるポートであるという条件を満たす当該ルーティングエントリをルーティングテーブルから特定して削除することを更に含み、
    前記パケットの外側IPヘッダを変更して確立済のVXLANトンネルを介して送信を行うことは、
    前記VTEPは前記パケットに付加される前記VNIと前記パケットの宛先アドレスとに基づいて設定された第2デフォルトルートをルーティングテーブルから特定し、前記パケットの外側IPヘッダのソースIPアドレスを前記VTEPのLoopbackアドレスに変更し、宛先IPアドレスを第2デフォルトルートの出力ポートに変更し、前記第2デフォルトルートの出力ポートへ送信し、第2デフォルトルートの出力ポートは、前記マルチホーミンググループにおいて前記VTEPとはVXLANトンネルを確立した他のVTEPのLoopbackアドレスであること、を含むことを特徴とする請求項5に記載のパケット転送方法。
  8. VXLANトンネルエンドポイント(VTEP)であって、
    プロセッサと、
    機器の実行可能な指令を記憶する機器読み取り可能な記憶媒体とを備え、
    前記プロセッサは、前記機器の実行可能な指令を読み取って実行することにより、
    指定キャラクタのルートを取得することと、
    リモート側VTEPが前記ルートに基づいて前記指定キャラクタ宛のパケットを前記マルチホーミンググループにおける各VTEPに配布するように、前記ルートを前記リモート側VTEPへ通知し、前記マルチホーミンググループは、前記指定キャラクタの所属する異なるVTEPを含み、前記リモート側VTEPへ通知された前記ルートの次ホップは、前記マルチホーミンググループのグループアドレスであることと、
    前記指定キャラクタ宛のパケットを前記リモート側VTEPから受信することと、
    前記VTEPと前記指定キャラクタとの間のリンク障害が発生したときに、前記パケットを前記マルチホーミンググループにおける他のVTEPに送信することにより、当該他のVTEPに前記パケットを前記指定キャラクタへ送信させることと、を実行させることを特徴とするVTEP。
  9. 前記マルチホーミンググループにおけるVTEPの間にピアツーピアリンク(Peer link)が直列に確立され、
    前記パケットを前記マルチホーミンググループにおける他のVTEPに送信するときには、前記プロセッサは、前記機器の実行可能な指令により、
    前記パケットに付加されるVXLAN識別子(VNI)を特定することと、
    前記パケットに対してVXLANデカプセル化を行い、デカプセル化されたパケットを取得することと、
    前記VNIに対応するVLAN識別子を前記デカプセル化されたパケットに付加して確立済のPeer linkを介して送信することと、を実行させることを特徴とする請求項8に記載のVTEP。
  10. 前記VTEPと前記指定キャラクタとの間のリンク障害が発生したときには、前記プロセッサは、前記機器の実行可能な指令により、
    ルーティングエントリの出力ポートが前記VTEPでの障害リンクに接続されるポートであるという条件を満たす当該ルーティングエントリをルーティングテーブルから特定することと、
    特定されたルーティングエントリにおける出力ポートを前記VTEPでのPeer linkポートに変更することと、を実行させ、
    前記VNIに対応するVLAN識別子をデカプセル化されたパケットに付加して確立済のPeer linkを介して送信するときには、前記プロセッサは、前記機器の実行可能な指令により、
    VNIと前記パケットの宛先アドレスとに基づいてルーティングエントリをルーティングテーブルから特定することと、
    前記VNIに対応するVLAN識別子をデカプセル化されたパケットに付加し、特定されたルーティングエントリにおける、Peer linkポートである出力ポートを介して送信することと、を実行させることを特徴とする請求項9に記載のVTEP。
  11. 前記VTEPは、ボーダー(Board)ゲートウェイであり、
    前記VTEPと前記指定キャラクタとの間のリンク障害が発生したときには、前記プロセッサは、前記機器の実行可能な指令により、
    ルーティングエントリの出力ポートが前記VTEPでの障害リンクに接続されるポートであるという条件を満たす当該ルーティングエントリをルーティングテーブルから見つけ出して削除することを実行させ、
    前記VNIに対応するVLAN識別子をデカプセル化されたパケットに付加して確立済のPeer linkを介して送信するときには、前記プロセッサは、前記機器の実行可能な指令により、
    VNIとパケットの宛先アドレスとに基づいて設定された第1デフォルトルートをルーティングテーブルから特定し、前記VNIに対応するVLAN識別子をデカプセル化されたパケットに付加してPeer linkポートである第1デフォルトルートの出力ポートを介して送信することを実行させることを特徴とする請求項9に記載のVTEP。
  12. 前記マルチホーミンググループにおけるVTEPの間にVXLANトンネルが直列に確立され、
    前記パケットを前記マルチホーミンググループにおける他のVTEPへ送信するときには、前記プロセッサは、前記機器の実行可能な指令により、
    前記パケットの外側インターネットプロトコル(IP)ヘッダを変更して確立済のVXLANトンネルを介して送信を行うことを実行させ、
    前記パケットの外側IPヘッダを変更することは、外側IPヘッダにおけるソースIPアドレスを前記VTEPのループバック(Loopback)アドレスに変更し、宛先IPアドレスを、前記マルチホーミンググループにおいて前記VTEPとはVXLANトンネルを確立した他のVTEPのLoopbackアドレスに変更することを含むことを特徴とする請求項8に記載のVTEP。
  13. 前記VTEPと前記指定キャラクタとの間のリンク障害が発生したときには、前記プロセッサは、前記機器の実行可能な指令により、
    ルーティングエントリの出力ポートが前記VTEPでの障害リンクに接続されるポートであるという条件を満たす当該ルーティングエントリをルーティングテーブルから特定することと、
    特定されたルーティングエントリにおける出力ポートを、前記マルチホーミンググループにおいて前記VTEPとはVXLANトンネルを確立した他のVTEPのLoopbackアドレスに変更することと、を実行させ、
    前記パケットの外側IPヘッダを変更して確立済のVXLANトンネルを介して送信を行うときには、前記プロセッサは、前記機器の実行可能な指令により、
    前記パケットに付加される前記VNIと前記パケットの宛先アドレスとに基づいてルーティングエントリをローカルのルーティングテーブルから特定することと、
    前記パケットの外側IPヘッダのソースIPアドレスを前記VTEPのLoopbackアドレスに変更し、宛先IPアドレスを特定されたルーティングエントリにおける出力ポートに変更し、前記出力ポートへ送信することと、を実行させ、
    特定されたルーティングエントリにおける出力ポートは、Loopbackアドレスであることを特徴とする請求項12に記載のVTEP。
  14. 前記VTEPは、ボーダー(Board)ゲートウェイであり、
    前記VTEPと前記指定キャラクタとの間のリンク障害が発生したときに、前記プロセッサは、前記機器の実行可能な指令により、
    ルーティングエントリの出力ポートが前記VTEPでの障害リンクに接続されるポートであるという条件を満たす当該ルーティングエントリをルーティングテーブルから特定して削除することを実行させ、
    前記パケットの外側IPヘッダを変更して確立済のVXLANトンネルを介して送信を行うときには、前記プロセッサは、前記機器の実行可能な指令により、
    前記パケットに付加される前記VNIと前記パケットの宛先アドレスとに基づいて設定された第2デフォルトルートをルーティングテーブルから特定し、前記パケットの外側IPヘッダのソースIPアドレスを前記VTEPのLoopbackアドレスに変更し、宛先IPアドレスを第2デフォルトルートの出力ポートに変更し、前記第2デフォルトルートの出力ポートへ送信することを実行させ、
    第2デフォルトルートの出力ポートは、前記マルチホーミンググループにおいて前記VTEPとはVXLANトンネルを確立した他のVTEPのLoopbackアドレスであることを特徴とする請求項12に記載のVTEP。
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