JP6680556B2 - 長下肢装具用アクチュエータユニット - Google Patents
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Description
前記特許文献2に記載の動作補助装置は、上腿に相当する第1フレームと下腿に相当する第2フレームと前記第1及び第2フレームを回動可能に連結する関節とを有する義肢に、着脱自在に装着されるものである。
前記アクチュエータ側回動連結部は、前記上部フレームの下部に設けられた上部フレーム取付孔と、前記下部フレームの上部に設けられた下部フレーム取付孔と、前記上部フレーム取付孔及び前記下部フレーム取付孔によって形成されるアクチュエータ側フレーム取付孔に挿入されて前記上部フレーム及び前記下部フレームを枢支軸線回り回動可能に連結する回動連結軸とを有するものとされる。
前記装具側凹凸係合部及び前記アクチュエータ側凹凸係合部は、前記アクチュエータユニットをユーザー幅方向に沿って前記長下肢装具に近接する方向へ相対移動させることによって互いに対して凹凸係合して前記揺動軸線及び前記枢支軸線が同軸上に位置された状態で前記アクチュエータユニット及び前記長下肢装具を連結する同軸連結状態を現出し、且つ、同軸連結状態から前記アクチュエータユニットをユーザー幅方向に沿って前記長下肢装具から離間する方向へ相対移動させることによって前記凹凸係合が解除されるように構成される。
前記下部係合溝は、前記下部フレーム及び前記下腿フレームのうちの他方のフレームに向かって開いた状態で前記一方のフレームの長手方向に沿って延びており、前記アクチュエータユニットをユーザー幅方向に沿って前記長下肢装具に近接する方向へ相対移動させることによって前記他方のフレームに直接又は間接的に凹凸係合して、前記下部フレームが前記下腿フレームに対してフレーム長手方向及びユーザー幅方向外方へは相対移動可能な状態で、前記下部フレームの前記上部フレームに対する前記枢支軸線回りの回動動作に連動して前記下腿フレームを前記上腿フレームに対して前記揺動軸線回りに回動させる連動状態を現出し、且つ、前記連動状態から前記アクチュエータユニットをユーザー幅方向に沿って前記長下肢装具から離間する方向へ相対移動させることによって前記凹凸係合が解除されるように構成される。
前記下部凸状部材は、前記下部フレーム及び前記下腿フレームの他方に固着された基端部と、前記基端部からユーザー幅方向に延び、前記下部係合溝の開口幅よりも幅狭とされた延在部と、前記下部係合溝に係入可能な範囲で前記延在部から段部を伴って前記下部係合溝の幅方向に拡大された幅広頭部とを有し得る。
前記抜け止め機構は、前記下部フレーム及び前記下腿フレームの一方に位置変更可能に設けられたシャッター部材と、前記シャッター部材を付勢する抜け止め付勢部材とを有し得る。
前記シャッター部材は、前記幅広頭部が前記下部係合溝に係入されている状態で前記段部と係合するように前記下部係合溝の一部を覆う抜け止め位置と前記下部係合溝に対して前記幅広頭部が進退可能なように前記下部係合溝を開放する退避位置とを取り得るように、前記下部係合溝の幅方向に沿ってスライド可能に前記下部フレーム及び前記下腿フレームの一方に設けられ、前記抜け止め付勢部材は、前記シャッター部材を前記抜け止め位置に向けて付勢するものとされる。
この場合、前記抜け止め機構は、前記下部凹状部材に設けられ得る。
この場合、前記下腿フレームが前記係合ピン、前記対向面、前記軸方向延在部及び前記幅方向延在部によって囲まれる保持空間内に配置可能なように、前記幅方向延在部及び前記対向面の軸方向離間距離が前記下腿フレームの厚みよりも大とされる。
以下、本発明に係る長下肢装具用アクチュエータユニットの一実施の形態について、添付図面を参照しつつ説明する。
図1に、本実施の形態に係るアクチュエータユニット100Aが装着された状態の長下肢装具1の斜視図を示す。
図2及び図3に、それぞれ、ユーザーの幅方向外方側及び内方側から視た図1の部分分解斜視図を示す。
そして、前記アクチュエータユニット100Aは、前記長下肢装具1を装着したユーザーに対して、歩行を補助する力を与えるものである。
図1〜図3に示すように、前記長下肢装具1は、ユーザーの上腿及び下腿にそれぞれ装着される上腿装着体10及び下腿装着体30と、前記上腿装着体10及び前記下腿装着体30をそれぞれ支持する上腿フレーム20及び下腿フレーム40と、前記上腿フレーム20及び前記下腿フレーム40を連結する装具側回動連結部50とを有している。
本実施の形態においては、図1に示すように、前記上腿装着体10は、ユーザーの上腿が挿入可能で且つ上腿にフィットするような大きさの装着孔を有する筒状とされている。
同様に、前記下腿装着体30は、ユーザーの下腿が挿入可能で且つ下腿にフィットするような大きさの装着孔を有する筒状とされている。
前述の通り、前記上腿フレーム20及び前記下腿フレーム40は、それぞれ、ユーザーの上腿及び下腿に沿うように、ユーザーに合わせてオーダーメイドされる。
即ち、前記下腿フレーム40に対する前記上腿フレーム20のユーザー幅方向Wに関する傾斜角度及び/又は曲り形状は、ユーザーの体格に合わせてオーダーメイドされる長下肢装具毎に異なることになる。
この場合、前記下腿フレーム40は、下端部が前記足フレーム60に連結される。
前記装具側回動連結部50は、前記下腿フレーム40が前記上腿フレーム20に対してユーザーの膝関節の揺動軸線X回り回動可能となるように両フレーム20、40を連結している。
なお、図6においては、理解容易化の為に下記第1ロック部材70(1)の図示を省略している。
また、図7に、図5の縦断正面図を示す。
図8に、図1におけるVIII部の部分縦断正面図を示す。
本実施の形態においては、図8に示すように、前記駆動源111は、出力軸111aが下方へ延在された状態で前記上部フレーム120の外側面122に固着されている。
前記センサ190によって前記回動連結軸151の軸線回りの回転角度を検出することにより、前記下部フレーム140の揺動角度を認識することができる。
なお、図8中の符号195は、前記回動連結軸151の回転を前記センサ190に伝達する為のギヤ列である。
図2及び図3に示すように、前記カバー200は、ユーザー幅方向に分離可能な内側カバー体201及び外側カバー体202を有している。
なお、図8においては、前記カバー200の図示を省略している。
図9及び図10に、それぞれ、図1におけるIX部の斜視図及び縦断正面図を示す。
図1〜図3、図9及び図10に示すように、前記上部連結体160は、前記上腿フレーム20及び前記上部フレーム120の一方に直接又は間接的に設けられたフック161と、前記上腿フレーム20及び前記上部フレーム120の他方に直接又は間接的に設けられ、前記フック161が分離可能に係入される開口165とを有している。
本実施の形態においては、前記上部連結体160は、前記上腿フレーム20及び前記上部フレーム120の一方(本実施の形態においては前記上腿フレーム20)に着脱自在に装着されるフック支持部材169を有しており、前記フック161は、前記フック支持部材169のうち、前記上腿フレーム20及び前記上部フレーム120の他方と対向する側面に設けられている。
前記フック161は、平面視コの字状とされた前記フック支持部材169における前記外側片169bの外側面に設けられる。
前記回動中心連結体180は、前記アクチュエータ側回動連結部150を前記第1装具側回動連結部50(1)に同軸上で連結させるように構成されている。
即ち、本実施の形態においては、前記装具側回動中心連結部材181の一端側に設けられたネジ構造181aは、前記雌ネジ部材52のネジ穴に螺合可能とされる。
なお、図2、図3及び図8に示すように、本実施の形態においては、前記装具側回動中心連結部材181の他端側の装具側凹凸係合部181bは凸状係合部とされている。
また、前述の通り、本実施の形態においては、前記装具側凹凸係合部181bは凸状係合部とされており、従って、前記アクチュエータ側凹凸係合部185aは凹状係合部とされる。
図11(a)に示すように、前記長下肢装具1に取り付けられた前記装具側回動中心連結部材181と前記アクチュエータユニット100Aに取り付けられた前記アクチュエータ側回動中心連結部材185とが離間されている際には、前記ディテント部材251は前記ディテント付勢部材252の付勢力によって突出位置に位置され、且つ、前記操作部材255は前記操作付勢部材256の付勢力によって退避位置に位置されている。
これにより、前記アクチュエータ側回動中心連結部材185が前記装具側回動中心連結部材181から意に反して脱離することが防止される。
図11(e)の状態においては、前記操作部材255への外部操作力を解除しても前記アクチュエータ側回動中心連結部材185を前記装具側回動中心連結部材181から離間させることができる。
なお、前記操作部材255への外部操作力を解除すると前記操作部材255は前記操作付勢部材256の付勢力によってディテント凹部形成位置に戻される。
なお、前記アクチュエータ側回動中心連結部材185及び前記装具側回動中心連結部材181の凹凸係合が完全に解除されると、前記ディテント部材251は前記ディテント付勢部材252の付勢力によって突出位置(図11(f)に示された位置)へ戻される。
前記下部連結体170は、前記下部フレーム140及び前記下腿フレーム40のうちの一方のフレームに直接又は間接的に設けられた下部係合溝171を有している。
本実施の形態においては、図2及び図3等に示すように、前記下部係合溝171は前記下部フレーム140に設けられている。
また、図13(a)〜(d)に、前記下部連結体170の模式平面図を示す。
本実施の形態においては、図12及び図13に示すように、前記シャッター部材271の当接部位に前記カム面275が設けられている。
前記下部フレーム140が前記下腿フレーム40から離間されている状態においては、前記シャッター部材271は前記抜け止め付勢部材の付勢力によって抜け止め位置に位置されている(図13(a))。
なお、前記回動中心連結体180の前記抜け止め機構250及び前記下部連結体170の前記抜け止め機構270の一方を省略することも可能である。
図15に、前記上部連結体160に代えて上部連結体300を備えたアクチュエータユニット100Bが前記長下肢装具1に装着されている状態の部分斜視図を示す。
図15に示す例においては、前記第1締結部材330(1)はボルトを有している。
この場合、前記第1締結部材330(1)は、前記アクチュエータ側プレート310に形成された貫通孔に挿通された状態で、前記締結プレート320に形成されたネジ孔に螺入され、又は、前記締結プレート320に形成された貫通孔を介してナットに螺入されることで、前記上腿フレーム20を挟んだ状態で前記アクチュエータ側プレート310及び前記締結プレート320を締結する。
図15及び図16に示す例においては、前記第2締結部材330(2)は、前記締結プレート320に設けられた係合孔335と、前記アクチュエータ側プレート310に設けられ、前記係合孔321に凹凸係合可能とされた係合突起331とを有している。
例えば、前記係合突起331を、前記係合孔335に凹凸係合された状態で軸線回り回転可能とし、軸線回りに、前記係合孔335から脱離不能なロック位置と、前記係合孔335から脱離可能な解除位置とを取り得るように構成し得る。
以下、本発明に係る長下肢装具用アクチュエータユニットの他の実施の形態について、添付図面を参照しつつ説明する。
図17に、本実施の形態に係るアクチュエータユニット100Cが装着された状態の長下肢装具1の斜視図を示す。
図18に、前記アクチュエータユニット100C近傍の前記長下肢装具1の部分正面図を示す。
また、図19及び図20に、それぞれ、ユーザーの幅方向外方側及び内方側から視た図17の部分分解斜視図を示す。
さらに、図21に、前記アクチュエータユニット100Cの縦断斜視図を示す。
なお、図中、前記実施の形態1におけると実質的に同一部材には同一符号を付して、その説明を適宜省略する。
なお、前記アクチュエータユニット100Cは、前記実施の形態1におけると同様に、前記カバー200を有し得る。
前記ロック機構は、前記係合ピン362の外表面から径方向に沿って進退自在とされ、前記係合ピンの外表面から径方向外方へ突出された係合位置及び前記係合ピン内に退避された解除位置を取り得る凸部366と、前記凸部366を係合位置へ向けて付勢する付勢部材(図示せず)と、前記係合ピン362が前記係合孔361に係入された状態において前記凸部366と係合するように前記係合孔に設けられた凹部(図示せず)と、外部からの人為操作に応じて前記付勢部材の付勢力に抗して前記凸部を解除位置へ押動する解除操作部367とを有し得る。
本実施の形態においては、前記基端部341は略垂直に沿った平板状とされている。
前記先端面346は、前記下腿フレーム40の幅方向(即ち、ユーザー前後方向)に対応した幅方向Dに関し所定長さを有している。
本実施の形態においては、前記先端部345は略水平に沿った平板状とされており、先端面346は略矩形とされている。
本実施の形態においては、前記付勢ばね373は、前記係合ピン371の基端部と前記支持孔371の底面との間に介挿されている。
前記軸方向延在部376は、前記下腿フレーム40が前記下部フレーム340の幅方向に関し前記軸方向延在部376及び前記係合ピン372の間に配置可能なように、前記係合ピン372との間の幅方向離間距離が設定されている。
図22に、図18におけるXXII-XXII線に沿った端面図を示す。
即ち、前記下腿フレーム40の外側面を前記係合ピン372に当接させた状態で前記係合ピンが突出位置から退避位置へ移動するように、前記アクチュエータユニット100Cを前記下腿フレーム40に対して近接方向へ相対移動させることができる。
この状態を図22に破線で示す。
即ち、前記下部連結体370によって前記下部フレーム340が前記下腿フレーム40に連結されている際には、前記係合ピン372は前記付勢ばね373の付勢力によって突出位置に位置されている。
このような前記長下肢装具1に対しては、本実施の形態におけるように、前記係合ピン372を前記下部フレーム40の幅方向(ユーザー前後方向)の中央に配置させると共に、前記係合アーム375が、前記係合ピン372を挟んで前記下部フレーム40の幅方向一方側及び他方側(ユーザー前後方向に関し前方側及び後方側)に位置する前記第1及び第2係合アーム375(1)、375(2)を有するように構成することで、前記アクチュエータユニット100Cを前記長下肢装具1の左足側及び右足側の何れにも装着させることができる。
即ち、前記長下肢装具1の左足側に前記アクチュエータユニット100Cを装着させる場合には、前記係合ピン372と前記第1係合アーム375(1)とによって前記下腿フレーム40を挟む一方、前記長下肢装具1の右足側に前記アクチュエータユニット100Cを装着させる場合には、前記係合ピン372と前記第2係合アーム375(2)とによって前記下腿フレーム40を挟むことができる。
従って、ユーザーの歩行動作をアシストすべく膝を曲げる方向へ押動力を付加できる範囲、つまり、前記下部フレーム340をユーザー幅方向内方から視た際に枢支軸線Y回り時計回り方向へ回動できる回動範囲を、水平姿勢を基準にして前記所定角度α分だけ広げることができる。
同様に、前記実施の形態1における前記下部連結体170を前記実施の形態2に係るアクチュエータユニット100Cに適用することも可能であるし、前記上部連結体160前記実施の形態2に係るアクチュエータユニット100Cに適用することも可能である。
10 上腿装着体
20 上腿フレーム
20(1) 外側上腿フレーム(第1上腿フレーム)
20a 上腿フレーム取付孔
30 下腿装着体
40 下腿フレーム
40(1) 外側下腿フレーム(第1下腿フレーム)
40a 下腿フレーム取付孔
50 装具側回動連結部
51 揺動連結具
52 雌ネジ部材
53 筒部
54 フランジ部
55 雄ネジ部材
56 筒部
57 フランジ部
100A〜100C アクチュエータユニット
110 駆動体
120 上部フレーム
120a 上部フレーム取付孔
140 下部フレーム
140a 下部フレーム取付孔
150 アクチュエータ側回動連結部
151 回動連結軸
160 上部連結体
170、370 下部連結体
171 下部係合溝
173 下部凹状部材
175 下部凸状部材
176 基端部
177 延在部
178 幅広頭部
180 回動中心連結体
181 装具側回動中心連結部材
181b 装具側凹凸係合部
185 アクチュエータ側回動中心連結部材
185a アクチュエータ側凹凸係合部
270 抜け止め機構
271 シャッター部材
275 カム面
340 下部フレーム
341 基端部
345 先端部
346 先端面(下腿フレームとの対向面)
360 上部連結体
361 係合孔
362 係合ピン
370 下部連結体
370S 保持空間
371 支持孔
372 係合ピン
373 付勢ばね
375(1)、375(2) 第1及び第2係合アーム
376 軸方向延在部
377 幅方向延在部
X 揺動軸線
Y 枢支軸線
Claims (12)
- ユーザーの上腿及び下腿にそれぞれ装着される上腿装着体及び下腿装着体と前記上腿装着体及び前記下腿装着体をそれぞれ支持する上腿フレーム及び下腿フレームと前記下腿フレームが前記上腿フレームに対してユーザーの膝関節の揺動軸線回り回動可能となるように前記上腿フレーム及び前記下腿フレームを連結する装具側回動連結部とを有する長下肢装具に装着されるアクチュエータユニットであって、
前記上腿フレームのうちユーザーの幅方向に関し外側に位置する外側上腿フレームに連結可能な上部フレームと、前記下腿フレームのうちユーザーの幅方向に関し外側に位置する外側下腿フレームに連結可能な下部フレームと、前記下部フレームが前記上部フレームに対し枢支軸線回り回動可能となるように前記上部フレーム及び前記下部フレームを連結するアクチュエータ側回動連結部と、前記上部フレームの外側面に装着され、前記下部フレームを前記枢支軸線回りに回動させる駆動力を発生する駆動体と、前記上部フレームを前記上腿フレームに連結させる上部連結体と、前記アクチュエータ側回動連結部を前記装具側回動連結部に同軸上で連結させる回動中心連結体と、前記下部フレームが前記上部フレームに対して枢支軸線回りに回動する動きを利用して前記下腿フレームが前記上腿フレームに対して揺動軸線回りに回動するように、前記下部フレームを前記下腿フレームに連結させる下部連結体とを備えることを特徴とする長下肢装具用アクチュエータユニット。
- 前記装具側回動連結部は、前記上腿フレームの下部に揺動軸線に沿って設けられた上腿フレーム取付孔と、前記下腿フレームの上部に揺動軸線に沿って設けられた下腿フレーム取付孔と、前記上腿フレーム取付孔及び前記下腿フレーム取付孔によって形成される装具側フレーム取付孔に挿入されて前記上腿フレーム及び前記下腿フレームを揺動軸線回り回動可能に連結する揺動連結具とを有し、
前記揺動連結具は、ユーザー幅方向一方側から前記装具側フレーム取付孔に挿入される筒部及び前記筒部のユーザー幅方向一方側から前記装具側フレーム取付孔より径方向外方へ延在されるフランジ部を有し、前記筒部には自由端側に開くネジ穴が形成されている雌ネジ部材と、ユーザー幅方向他方側から前記ネジ穴に螺入される雄ネジが形成された筒部及び前記筒部のユーザー幅方向他方側から前記装具側フレーム取付孔より径方向外方へ延在されたフランジ部を有する雄ネジ部材とを含み、
前記アクチュエータ側回動連結部は、前記上部フレームの下部に設けられた上部フレーム取付孔と、前記下部フレームの上部に設けられた下部フレーム取付孔と、前記上部フレーム取付孔及び前記下部フレーム取付孔によって形成されるアクチュエータ側フレーム取付孔に挿入されて前記上部フレーム及び前記下部フレームを枢支軸線回り回動可能に連結する回動連結軸とを有し、
前記回動中心連結体は、前記雌ネジ部材及び前記雄ネジ部材のうちユーザー幅方向内方から前記装具側フレーム取付孔に挿入されているネジ部材のネジ穴又は雄ネジに螺合可能なネジ構造を一端側に有し、且つ、他端側に装具側凹凸係合部を有する装具側回動中心連結部材と、前記装具側凹凸係合部に着脱可能に凹凸係合可能なアクチュエータ側凹凸係合部を有し、前記上部フレーム又は前記下部フレームに固着されるアクチュエータ側回動中心連結部材とを含み、
前記装具側凹凸係合部及び前記アクチュエータ側凹凸係合部は、前記アクチュエータユニットをユーザー幅方向に沿って前記長下肢装具に近接する方向へ相対移動させることによって互いに対して凹凸係合して前記揺動軸線及び前記枢支軸線が同軸上に位置された状態で前記アクチュエータユニット及び前記長下肢装具を連結する同軸連結状態を現出し、且つ、同軸連結状態から前記アクチュエータユニットをユーザー幅方向に沿って前記長下肢装具から離間する方向へ相対移動させることによって前記凹凸係合が解除されるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の長下肢装具用アクチュエータユニット。
- 前記雌ネジ部材がユーザー幅方向内方から前記装具側フレーム取付孔に挿入されているネジ部材とされており、
前記装具側回動中心連結部材の装具側凹凸係合部は、前記揺動軸線と同軸上でユーザー幅方向外方を向く凸状係合部とされ、
前記アクチュエータ側回動中心連結部材のアクチュエータ側凹凸係合部は、前記枢支軸線と同軸上でユーザー幅方向内方を向き、前記装具側凹凸係合部と着脱可能に凹凸係合する凹状係合部とされていることを特徴とする請求項2に記載の長下肢装具用アクチュエータユニット。 - 前記下部連結体は、前記下部フレーム及び前記下腿フレームのうちの一方のフレームに直接又は間接的に設けられた下部係合溝を有し、
前記下部係合溝は、前記下部フレーム及び前記下腿フレームのうちの他方のフレームに向かって開いた状態で前記一方のフレームの長手方向に沿って延びており、前記アクチュエータユニットをユーザー幅方向に沿って前記長下肢装具に近接する方向へ相対移動させることによって前記他方のフレームに直接又は間接的に凹凸係合して、前記下部フレームが前記下腿フレームに対してフレーム長手方向及びユーザー幅方向外方へは相対移動可能な状態で、前記下部フレームの前記上部フレームに対する前記枢支軸線回りの回動動作に連動して前記下腿フレームを前記上腿フレームに対して前記揺動軸線回りに回動させる連動状態を現出し、且つ、前記連動状態から前記アクチュエータユニットをユーザー幅方向に沿って前記長下肢装具から離間する方向へ相対移動させることによって前記凹凸係合が解除されるように構成されていることを特徴とする請求項1から3の何れかに記載の長下肢装具用アクチュエータユニット。 - 前記下部連結体は、前記下部フレーム及び前記下腿フレームの他方に固着され、前記下部係合溝に凹凸係合可能な下部凸状部材と、抜け止め機構とを有し、
前記下部凸状部材は、前記下部フレーム及び前記下腿フレームの他方に固着された基端部と、前記基端部からユーザー幅方向に延び、前記下部係合溝の開口幅よりも幅狭とされた延在部と、前記下部係合溝に係入可能な範囲で前記延在部から段部を伴って前記下部係合溝の幅方向に拡大された幅広頭部とを有し、
前記抜け止め機構は、前記下部フレーム及び前記下腿フレームの一方に位置変更可能に設けられたシャッター部材と、前記シャッター部材を付勢する抜け止め付勢部材とを有し、
前記シャッター部材は、前記幅広頭部が前記下部係合溝に係入されている状態で前記段部と係合するように前記下部係合溝の一部を覆う抜け止め位置と前記下部係合溝に対して前記幅広頭部が進退可能なように前記下部係合溝を開放する退避位置とを取り得るように、前記下部係合溝の幅方向に沿ってスライド可能に前記下部フレーム及び前記下腿フレームの一方に設けられ、
前記抜け止め付勢部材は、前記シャッター部材を前記抜け止め位置に向けて付勢していることを特徴とする請求項4に記載の長下肢装具用アクチュエータユニット。 - 前記下腿フレームから離間している前記下部フレームをユーザー幅方向に沿って前記下腿フレームに近接させる際に互いに対して当接する前記幅広頭部及び前記シャッター部材の当接部位の少なくとも一方には、前記下部フレームの前記下腿フレームに対するユーザー幅方向近接側への相対移動の動きを、前記抜け止め付勢部材の付勢力に抗して前記シャッター部材を抜け止め位置から退避位置へ押圧する力に変換するカム面が設けられていることを特徴とする請求項5に記載の長下肢装具用アクチュエータユニット。
- 前記下部連結体は、前記下部係合溝が形成され、前記下部フレームに固着される下部凹状部材を有し、
前記下部凸状部材は、前記下腿フレームに固着されており、
前記抜け止め機構は、前記下部凹状部材に設けられていることを特徴とする請求項5又は6に記載の長下肢装具用アクチュエータユニット。 - 前記下部フレームは、前記上部フレームに枢支軸線回り回動可能に連結される基端部と、前記基端部から前記下腿フレームに近接する側へ延びる先端部とを有し、
前記先端部は、前記下腿フレームにおけるユーザー幅方向外方を向く外側面と対向する対向面であって、前記下腿フレームの幅方向に対応した幅方向に関し所定長さを有する対向面を有するものとされ、
前記下部連結体は、前記対向面の幅方向中間領域において前記対向面に開き且つ前記下腿フレームの外側面に対して略直交する方向に延びるように前記下部フレームの先端部に形成された支持孔と、前記支持孔に進退自在に収容された係合ピンであって、先端が前記対向面から突出された突出位置及び前記突出位置より前記下腿フレームから離間するように前記支持孔に入り込んだ退避位置を取り得る係合ピンと、前記係合ピンを突出位置へ向けて付勢する付勢ばねと、前記係合ピンより幅方向に偏位された位置で前記対向面に設けられた係合アームとを有し、
前記係合アームは、前記対向面から前記下腿フレームに近接する側へ延びる軸方向延在部を含み、
前記下腿フレームが前記下部フレームの幅方向に関し前記軸方向延在部及び前記係合ピンの間に配置可能なように、前記軸方向延在部及び前記係合ピンの幅方向離間距離が前記下腿フレームの幅よりも大とされており、前記下腿フレームが前記下部フレームの幅方向に関し前記係合ピン及び前記係合アームの間に位置されることで、前記下部フレームが前記下腿フレームに対してフレーム長手方向へは相対移動可能な状態で、前記下部フレームの前記上部フレームに対する前記枢支軸線回りの回動動作に連動して前記下腿フレームを前記上腿フレームに対して前記揺動軸線回りに回動させる連動状態が現出されることを特徴とする請求項1から3の何れかに記載の長下肢装具用アクチュエータユニット。 - 前記係合アームは、前記軸方向延在部から前記対向面の幅方向に関し前記係合ピンに近接する方向へ延びる幅方向延在部を含み、
前記下腿フレームが前記係合ピン、前記対向面、前記軸方向延在部及び前記幅方向延在部によって囲まれる保持空間内に配置可能なように、前記幅方向延在部及び前記対向面の軸方向離間距離が前記下腿フレームの厚みよりも大とされていることを特徴とする請求項8に記載の長下肢装具用アクチュエータユニット。 - 前記係合ピンは前記対向面の幅方向中央に設けられ、前記係合アームは前記対向面の幅方向一方側及び他方側にそれぞれ設けられた第1及び第2係合アームを含むことを特徴とする請求項8又は9に記載の長下肢装具用アクチュエータユニット。
- 前記上部連結体は、前記上腿フレーム及び前記上部フレームの一方に設けられたフックと、前記上腿フレーム及び前記上部フレームの他方に設けられ、前記フックが分離可能に係入される開口とを有していることを特徴とする請求項1から10の何れかに記載の長下肢装具用アクチュエータユニット。
- 前記上部連結体は、揺動軸線に平行で且つ前記上部フレームの側に開くように前記上腿フレームに設けられた係合孔と、前記係合孔に係合可能に前記上部フレームに設けられた係合ピンとを含むことを特徴とする請求項1から10の何れかに記載の長下肢装具用アクチュエータユニット。
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