JP6679176B2 - 符号化通信装置、符号化通信方法及びプログラム - Google Patents

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Description

本開示は、データを符号化して送信し、符号化されたデータを受信時に復号する符号化通信装置、符号化通信方法及びプログラムに関する。
通信系の性能向上のための手段のひとつが符号化である。符号化には大きく分けてデータ圧縮および誤り訂正の2種類がある。各符号化にはシャノン限界と呼ばれるパフォーマンスの理論限界が知られている。LDPC符号は誤り訂正符号において理論的にシャノン限界を達成する方式である。また、sum−product復号法はLDPC符号の代表的な実現方式である。しかしながらsum−product復号法はビット毎の最尤復号を近似したものであり、ビット誤り率(BER)に対して最適化されている。言い換えればビットの集まりであるブロック(フレーム)単位で符号化された符号語に対する復号誤り率(FER)に対しては最適化されていない。例えばソースコードのように1か所でも誤りがあれば致命的なデータの伝送には必ずしも適しているとは言い難い。このことから、数千ビットのブロック毎に符号化されたデータに対しFERの観点より最適化され、かつ実時間で実行可能な復号化方式はsum−product復号法と相補的な役割を担うものとして期待される。
ビット毎の最尤復号を実時間で近似的に実現する符号化アルゴリズムとしてsum−product復号法が知られている(例えば、非特許文献3を参照。)。sum−product復号法はブロック長に比例する計算量で処理できるため効率のよい方式であり、パリティ検査行列のタナーグラフがループを有しない場合は厳密に最尤推定復号を実現することが知られている(例えば、非特許文献2を参照。)。
特開2015−206941号公報
J. Muramatsu, "Variable−length lossy source code using a constrained−random number generation", IEEE Trans. Inf. Theory, vol. 61, no. 6, pp. 3574−3592, Jun. 2015. 和田山 正,"低密度パリティ検査符号とその復号法",トリケップス,2002. 和田山 正,"LDPC符号の実践的な構成法(上)(中)(下)",日経エレクトロニクス2005年8.15号,8.29号,9.12号,2005. S. Miyake and J. Muramatsu, "A construction of channel code, joint source−channel code, and universal code for arbitrary stationary memoryless channels using sparse matrices", IEICE Trans. Fundamentals, vol. E92−A, no. 9, pp. 2333−2344, Sept. 2009.
しかし、一般にパリティ検査行列のタナーグラフはループを有するため、sum−product復号法は最尤推定復号の近似と見なされる。この場合、その出力は必ずしもパリティ検査条件を満足しない。復号器の出力がパリティ検査条件を満足していなければ、復号化されたデータには必ず誤りビットが存在する。数ビット程度のエラーならば許容されるデータも存在するが、例えば送信したいメッセージをデータ圧縮したものに誤り訂正符号化を行った後に誤り訂正を復号化した場合、1ビットでも誤りがあれば元のメッセージが復元されないばかりか場合によっては大きく異なったメッセージに復元されてしまうことにもなりかねない。一方、データの処理にはコストがかかるのでビット当たりに伝送される情報内容の効率も高めなければならない。この効率の理論限界がシャノン限界である。従って、ブロック単位での正しい復号化を行い、実時間での処理が可能で、かつ伝送効率がシャノン限界に近づくことが可能な復号方式が望まれる。
一方、サンプリングを用いた符号化方式としては非特許文献1にて有歪み符号化における符号化器の例がある。この場合、符号化器は確率的符号化器の役割を果たしているのが特徴的である。従って、確定的な処理が必要な復号化器には確率的な動作のまま適用することはできない。
そこで、本発明は、上記課題を解決すべく、実時間で確定的な処理が可能な符号化ないし復号が可能である符号化通信装置、符号化通信方法及びプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る符号化通信装置は、サンプリングを用いた符号化方式において各サンプリング毎に最小の重みを計算する最適化処理をアルゴリズムに付加することとした。
具体的には、本発明に係る符号化通信装置は、
q(qは任意の素数)値有限体Fに属するkビットの入力データuが入力される入力部と、
予め与えられたF上の確率分布PおよびF上のn×k行列Aを保持する共通データ部と、
前記入力部から取得した入力データu、及び前記共通データ部から取得した行列AからxA=uに従ったnビットのデータxのサンプル点を有限数であるM個発生させるサンプル点発生処理を行うギブスサンプリング部と、
前記ギブスサンプリング部から取得したM個のサンプル点および保持している最尤推定x^の内から、前記共通データ部が保持するP nから計算される重みが最小となるものを選出する選出処理を行い、新たなx^として保持する最適化部と、
を備え、
前記ギブスサンプリング部と前記最適化部とが、前記サンプル点発生処理と前記選出処理とを複数回繰り返して実行した後、前記最適化部が保持しているx^を出力することを特徴とする。
また、本発明に係る符号化通信方法は、
q(qは任意の素数)値有限体Fに属するkビットの入力データuが入力される入力手順と、
前記入力手順で入力された入力データu、及び予め与えられたF上のn×k行列AからxA=uに従ったnビットのデータxのサンプル点を有限数であるM個発生させるサンプル点発生処理手順と、
前記サンプル点発生処理手順で発生させたM個のサンプル点および最適化部に保持された最尤推定x^の内から、予め与えられたF n上の確率分布P nから計算される重みが最小となるものを選出し、新たなx^として前記最適化部に保持する選出処理手順と、
を備え、
前記サンプル点発生処理手順と前記選出処理手順とを複数回繰り返して実行した後、前記最適化部が保持しているx^を出力することを特徴とする。
サンプリングを実行するたびにサンプル点はランダムに得られる。本発明では、符号化出力もしくは復号出力を確定的にするため各サンプリング毎に最小の重みを計算する最適化処理をアルゴリズムに付加している。これによって非特許文献1では確率的な符号化にしか適用できなかったサンプリング符号化を、例えば復号化などのような確定的な符号化処理にも適用できるようになった。また、前記最適化処理はサンプリング毎に行われるので並列化も容易に実行可能であり、処理時間の大幅な削減も見込むことができる。このため、符号を表す行列に対応するタナーグラフがループを有する場合であっても、ビット毎の最尤復号を実時間で高精度に近似的することができる。
従って、本発明は、実時間で確定的な処理が可能な符号化ないし復号が可能である符号化通信装置及び符号化通信方法を提供することができる。
本発明に係る符号化通信方法はコンピュータとプログラムによっても実現でき、プログラムを記録媒体に記録することも、ネットワークを通して提供することも可能である。
本発明は、実時間で確定的な処理が可能な符号化ないし復号が可能である符号化通信装置、符号化通信方法及びプログラムを提供することができる。
本発明に係る符号化通信装置の構成を説明する図である。 本発明に係る符号化通信装置の動作を説明する図である。 本発明に係る符号化通信装置の効果を説明する図である。 本発明に係る符号化通信装置の効果を説明する図である。 本発明に係る符号化通信装置の効果を説明する図である。
添付の図面を参照して本発明の実施形態を説明する。以下に説明する実施形態は本発明の実施例であり、本発明は、以下の実施形態に制限されるものではない。なお、本明細書及び図面において符号が同じ構成要素は、相互に同一のものを示すものとする。
sum−product復号法はビット毎に最尤推定を行い、推定結果が与えられた拘束条件を満足するかどうか判断し、拘束条件が満足されていれば出力を行い、そうでなければ一定の処理を繰り返すというアルゴリズムである。一定回数処理を繰り返した後でも拘束条件が満足されない場合もあり、その場合は復号化されたデータの中には明らかにエラービットが含まれる。以下、与えられた通信系における誤り訂正問題に対する符号化レートを伝送レートと呼び、データ圧縮問題に対する符号化レートを圧縮レートと呼ぶこととすると、例えば伝送レートが低ければ拘束条件が多くなり、sum−product復号法による処理結果が拘束条件を満足しない場合が多くなる傾向がある。圧縮レートに関してはこの逆になる。sum−product復号法の近似精度をあげる方法については、より良いLDPC行列を探索する方法などが現在までに数多く提案されている(例えば、非特許文献3を参照。)。
なお、取り扱うアルファベットがq=2すなわち2値{0、1}の場合、伝送レートと圧縮レートには
(数1)
伝送レート + 圧縮レート = 1 (1)
の関係がある。
以下ではデータ圧縮の枠組みにおける復号問題を考える。誤り訂正の場合への適用はほぼそのまま可能である(例えば、非特許文献4を参照。)。特に後述の[3]節にて最も基本的な2値対称通信路(BSC)への適用例を示す。
[1] 問題設定
q値有限体Fq={0、1,..,q−1}上の確率分布PおよびFq上のn×k行列Aは既知とする。解くべき問題は、k次元横ベクトルu∈Fq が与えられた時、一次方程式
Figure 0006679176
を満足するn次元横ベクトルx∈Fq を求めることである。本実施形態に即して言えば確率分布Pに従って出現したxを(2)式の左辺によって符号化したものが(2)式の右辺uで表される符号語として与えられた、ということになる。また、
Figure 0006679176
を圧縮レートと呼ぶ。
一般に圧縮レートRは0<R<1であるから(2)式は条件式の個数よりも変数の方が多いため解を確定することは不可能であるが、最尤推定
Figure 0006679176
を用いることでR>H(P)かつnが十分大きいならば高い確率で正しい解
Figure 0006679176
を得ることができることがわかっている。なお、arg maxf(x)は、は関数f(x)を最大にするxを与えるものである。またHはエントロピー関数である。
しかしながら、厳密に(3)式の最適化を実行するためにはnに関して指数オーダーの演算処理が必要となるため何らかの近似で代用しなければならない。本発明は解の候補を実行時間内において十分な数だけサンプリングすることで(3)式の近似を達成するものである。
[2] 具体的な符号構成
図1は、本実施形態の符号器の構成を説明する図である。本符号器は、
q(qは任意の素数)値有限体Fに属するkビットの入力データuが入力される入力部11と、
予め与えられたF上の確率分布PおよびF上のn×k行列Aを保持する共通データ部12と、
入力部11から取得した入力データu、及び共通データ部12から取得した行列AからxA=uに従ったnビットのデータxのサンプル点を有限数であるM個発生させるサンプル点発生処理を行うギブスサンプリング部13と、
ギブスサンプリング部13から取得したM個のサンプル点および保持している最尤推定x^の内から、共通データ部12が保持するP nから計算される重みが最小となるものを選出する選出処理を行い、新たなx^として保持する最適化部14と、
を備え、
ギブスサンプリング部13と最適化部14とが、前記サンプル点発生処理と前記選出処理とを複数回繰り返して実行した後、最適化部14が保持しているx^を出力することを特徴とする。
なお、x^は、
Figure 0006679176
と同じ意味である。
入力部11は、符号器外部から得たkビットのデータu∈Fq をギブスサンプリング部13へ入力するためのものである。共通データ部12は有限体Fq上の確率分布Pおよびn×k行列Aの情報を保持し、ギブスサンプリング部13へ入力するためのものである。ギブスサンプリング部13は確率分布に従ったサンプル点を予め決められた個数(Mとする)を最適化部14へ出力するものである。
具体的なサンプリング方法は(特許文献1、非特許文献1)の通りである。最適化部14は、入力されたM個のサンプル点(x(1)、x(2)、x(3)、・・・、x(M))および現在保持しているx^から重みが最小のものを新たにx^として保持する。ここで長さnのq値系列x=x、x、・・・、xの重みw(x)とは
Figure 0006679176
によって定義される。従って,最適化部14は重みが最小となったx^である
Figure 0006679176
を出力することとなる。
図2は、本符号化器の符号処理アルゴリズムを説明する図である。
[ステップ1] 符号化器にサンプル点の数M及びサンプリングの繰り返し数Nを与える。カウンタ値tを0、x^の初期値を適当に与え(例えば、x^=1、1、・・・、1)、w(x)の初期値を十分大きい値とする(例えば、nlog(q))。
[ステップ2] ギブスサンプリング部13にて入力部11からの入力u、共通データ部12からのAに従ったサンプル点をM個発生させる。
[ステップ3] 最適化部14にてM個のサンプル点を用いて共通データ部12からのPに従って計算したx^および現在保有するx^の中から重みが最小のもの(w(x(i))を最小にするもの(数式4a))を選び出し新たにx^とする。カウンタ値tがNとなっていれば終了し、x^を出力する。そうでなければカウンタ値tに1を加算し、ステップ2に戻る。
[3] 2値対称通信路(BSC)における誤り訂正符号への適用例
本適用例ではq=2とする。
BSCは1ビットx∈Fが入力された際に出力ビットy∈F
(数5)
y=x+z (5)
(ただしz∈Fは確率分布Pに従って値をとるものとする。また足し算はmod 2でなされる。)で表される通信路である。復号器において、n×k疎行列Aは予め与えられており、また通信路雑音の統計的性質Pは既知と仮定する。通信路からの出力をy∈F とすると、
(数6)
=x+z (6)
(ただしmod 2の足し算はビット毎になされる)であるので最尤復号は
Figure 0006679176
従って、復号の実現はデータ圧縮の場合と全く同じアルゴリズムを適用できることがわかる。
[4] 確定的な符号化器への適用
非特許文献1ではサンプリングを用いることで有歪み情報源符号化器を構成した。この場合は最適化を行っていないので結果的に確率的な符号化器となっている。有歪み情報源符号化器も通信路符号化器も(3)式の形で表すことができるため(非特許文献1、4)、本発明のアルゴリズムを用いることで確定的な符号化器を実現できる。
図3は、q=2、P(X=1)=P(X=0)=0.5に対し有歪み情報源符号化器を本発明のアルゴリズムを適用することで実現したものである。縦軸は圧縮レートR(0≦R≦1)、横軸はオリジナルデータと符号化データ間の歪みD(0≦D≦0.5)を表す。ブロック長は1000、黒点が本発明のアルゴリズムを適用した結果、実線がシャノン限界(圧縮レート・歪み曲線)、破線が無歪み符号から容易に実現できるパフォーマンスを示したものである。
[5] 本発明のアルゴリズムによる効果
本発明のアルゴリズムを符号化器及び復号器に適用することで次のような効果を得られる。
[効果1]
符号を表す行列(例えば誤り訂正符号におけるパリティ検査行列)に対応するタナーグラフがループを有する/有しないに関わらず適用できる。近似精度はサンプル数([2]節のアルゴリズムにおけるM)もしくはチェイン数([2]節のアルゴリズムにおけるN)を増やすことで容易に向上できる。
[効果2]
各チェインにおいて同じ処理を行うため最大N個の並列化が可能である。
[効果3]
レートにおける有効性がsum−product復号法と相補的な関係となっているので(例えばデータ圧縮の問題では、低圧縮レートではsum−product復号法を用い、高圧縮レートでは本アルゴリズムを用いるなど)利用場面に適した使い方ができる。また、並列化による加速が容易な場合は本アルゴリズムのみで全レートをカバーできる。
図4は、本発明のアルゴリズムを適用した復号方式(SA)とsum−product復号法(SP)とをブロック長が1000ビットのq=2の場合の無歪みデータ圧縮に適用し、復号誤り率を比較したものである。横軸はP(X=1)を表し、縦軸は復号誤り率を表す。圧縮レートが0.7と比較的高い場合は提案方式が優れており、圧縮レートが0.5の場合は両方式はほぼ同等、圧縮レートが0.3の場合はsum−product復号法が優れている。しかしながら、SAはサンプリングの数を増やす(すなわち処理時間がより長くなることを許容する)ことで容易に復号誤りを小さくすることが可能である。
図5は、本発明のアルゴリズムを適用した復号方式(SA)とsum−product復号法(SP)とをq=2の場合のP(X=1)=0.15における無歪みデータ圧縮に適用した際のFERを示している。sum−product復号法はFERは1.0となっている(ビットエラー率で評価を行っていないことに注意)。一方提案アルゴリズムはLDPC行列に関しては最適化を行っていないが、サンプリング数を変動させている。図よりサンプリング数が多くなればより小さいFERを達成していることがわかる。太い横破線は復号性能の目安としてLDPC行列の代わりに密行列を用いた際のFERの上限を計算によって求めたものである。
11:入力部
12:共通データ部
13:ギブスサンプリング部
14:最適化部

Claims (3)

  1. q(qは任意の素数)値有限体Fに属するkビットの入力データuが入力される入力部と、
    予め与えられたF上の確率分布PおよびF上のn×k行列Aを保持する共通データ部と、
    前記入力部から取得した入力データu、及び前記共通データ部から取得した行列AからxA=uに従ったnビットのデータxのサンプル点を有限数であるM個発生させるサンプル点発生処理を行うギブスサンプリング部と、
    前記ギブスサンプリング部から取得したM個のサンプル点および保持している最尤推定x^の内から、前記共通データ部が保持するP nから計算される重みが最小となるものを選出する選出処理を行い、新たなx^として保持する最適化部と、
    を備え、
    前記ギブスサンプリング部と前記最適化部とが、前記サンプル点発生処理と前記選出処理とをN回(Nは2以上の整数)繰り返して実行した後、前記最適化部が保持しているx^を出力することを特徴とする符号化通信装置。
  2. q(qは任意の素数)値有限体Fに属するkビットの入力データuが入力される入力手順と、
    前記入力手順で入力された入力データu、及び予め与えられたF上のn×k行列AからxA=uに従ったnビットのデータxのサンプル点を有限数であるM個発生させるサンプル点発生処理手順と、
    前記サンプル点発生処理手順で発生させたM個のサンプル点および最適化部に保持された最尤推定x^の内から、予め与えられたF n上の確率分布P nから計算される重みが最小となるものを選出し、新たなx^として前記最適化部に保持する選出処理手順と、
    を備え、
    前記サンプル点発生処理手順と前記選出処理手順とをN回(Nは2以上の整数)繰り返して実行した後、前記最適化部が保持しているx^を出力することを特徴とする符号化通信方法。
  3. 請求項2に記載の符号化通信方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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