JP6679176B2 - 符号化通信装置、符号化通信方法及びプログラム - Google Patents
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Description
q(qは任意の素数)値有限体Fqに属するkビットの入力データukが入力される入力部と、
予め与えられたFq上の確率分布PXおよびFq上のn×k行列Aを保持する共通データ部と、
前記入力部から取得した入力データuk、及び前記共通データ部から取得した行列AからxnA=ukに従ったnビットのデータxnのサンプル点を有限数であるM個発生させるサンプル点発生処理を行うギブスサンプリング部と、
前記ギブスサンプリング部から取得したM個のサンプル点および保持している最尤推定x^nの内から、前記共通データ部が保持するPX nから計算される重みが最小となるものを選出する選出処理を行い、新たなx^nとして保持する最適化部と、
を備え、
前記ギブスサンプリング部と前記最適化部とが、前記サンプル点発生処理と前記選出処理とを複数回繰り返して実行した後、前記最適化部が保持しているx^nを出力することを特徴とする。
q(qは任意の素数)値有限体Fqに属するkビットの入力データukが入力される入力手順と、
前記入力手順で入力された入力データuk、及び予め与えられたFq上のn×k行列AからxnA=ukに従ったnビットのデータxnのサンプル点を有限数であるM個発生させるサンプル点発生処理手順と、
前記サンプル点発生処理手順で発生させたM個のサンプル点および最適化部に保持された最尤推定x^nの内から、予め与えられたFq n上の確率分布PX nから計算される重みが最小となるものを選出し、新たなx^nとして前記最適化部に保持する選出処理手順と、
を備え、
前記サンプル点発生処理手順と前記選出処理手順とを複数回繰り返して実行した後、前記最適化部が保持しているx^nを出力することを特徴とする。
(数1)
伝送レート + 圧縮レート = 1 (1)
の関係がある。
q値有限体Fq={0、1,..,q−1}上の確率分布PXおよびFq上のn×k行列Aは既知とする。解くべき問題は、k次元横ベクトルuk∈Fq kが与えられた時、一次方程式
図1は、本実施形態の符号器の構成を説明する図である。本符号器は、
q(qは任意の素数)値有限体Fqに属するkビットの入力データukが入力される入力部11と、
予め与えられたFq上の確率分布PXおよびFq上のn×k行列Aを保持する共通データ部12と、
入力部11から取得した入力データuk、及び共通データ部12から取得した行列AからxnA=ukに従ったnビットのデータxnのサンプル点を有限数であるM個発生させるサンプル点発生処理を行うギブスサンプリング部13と、
ギブスサンプリング部13から取得したM個のサンプル点および保持している最尤推定x^nの内から、共通データ部12が保持するPX nから計算される重みが最小となるものを選出する選出処理を行い、新たなx^nとして保持する最適化部14と、
を備え、
ギブスサンプリング部13と最適化部14とが、前記サンプル点発生処理と前記選出処理とを複数回繰り返して実行した後、最適化部14が保持しているx^nを出力することを特徴とする。
なお、x^nは、
[ステップ1] 符号化器にサンプル点の数M及びサンプリングの繰り返し数Nを与える。カウンタ値tを0、x^nの初期値を適当に与え(例えば、x^n=1、1、・・・、1)、w(xn)の初期値を十分大きい値とする(例えば、nlog(q))。
[ステップ2] ギブスサンプリング部13にて入力部11からの入力uk、共通データ部12からのAに従ったサンプル点をM個発生させる。
[ステップ3] 最適化部14にてM個のサンプル点を用いて共通データ部12からのPXに従って計算したx^nおよび現在保有するx^nの中から重みが最小のもの(w(xn(i))を最小にするもの(数式4a))を選び出し新たにx^nとする。カウンタ値tがNとなっていれば終了し、x^nを出力する。そうでなければカウンタ値tに1を加算し、ステップ2に戻る。
本適用例ではq=2とする。
BSCは1ビットx∈F2が入力された際に出力ビットy∈F2が
(数5)
y=x+z (5)
(ただしz∈F2は確率分布PZに従って値をとるものとする。また足し算はmod 2でなされる。)で表される通信路である。復号器において、n×k疎行列Aは予め与えられており、また通信路雑音の統計的性質PZは既知と仮定する。通信路からの出力をyn∈F2 nとすると、
(数6)
yn=xn+zn (6)
(ただしmod 2の足し算はビット毎になされる)であるので最尤復号は
非特許文献1ではサンプリングを用いることで有歪み情報源符号化器を構成した。この場合は最適化を行っていないので結果的に確率的な符号化器となっている。有歪み情報源符号化器も通信路符号化器も(3)式の形で表すことができるため(非特許文献1、4)、本発明のアルゴリズムを用いることで確定的な符号化器を実現できる。
本発明のアルゴリズムを符号化器及び復号器に適用することで次のような効果を得られる。
[効果1]
符号を表す行列(例えば誤り訂正符号におけるパリティ検査行列)に対応するタナーグラフがループを有する/有しないに関わらず適用できる。近似精度はサンプル数([2]節のアルゴリズムにおけるM)もしくはチェイン数([2]節のアルゴリズムにおけるN)を増やすことで容易に向上できる。
[効果2]
各チェインにおいて同じ処理を行うため最大N個の並列化が可能である。
[効果3]
レートにおける有効性がsum−product復号法と相補的な関係となっているので(例えばデータ圧縮の問題では、低圧縮レートではsum−product復号法を用い、高圧縮レートでは本アルゴリズムを用いるなど)利用場面に適した使い方ができる。また、並列化による加速が容易な場合は本アルゴリズムのみで全レートをカバーできる。
12:共通データ部
13:ギブスサンプリング部
14:最適化部
Claims (3)
- q(qは任意の素数)値有限体Fqに属するkビットの入力データukが入力される入力部と、
予め与えられたFq上の確率分布PXおよびFq上のn×k疎行列Aを保持する共通データ部と、
前記入力部から取得した入力データuk、及び前記共通データ部から取得した疎行列AからxnA=ukに従ったnビットのデータxnのサンプル点を有限数であるM個発生させるサンプル点発生処理を行うギブスサンプリング部と、
前記ギブスサンプリング部から取得したM個のサンプル点および保持している最尤推定x^nの内から、前記共通データ部が保持するPX nから計算される重みが最小となるものを選出する選出処理を行い、新たなx^nとして保持する最適化部と、
を備え、
前記ギブスサンプリング部と前記最適化部とが、前記サンプル点発生処理と前記選出処理とをN回(Nは2以上の整数)繰り返して実行した後、前記最適化部が保持しているx^nを出力することを特徴とする符号化通信装置。 - q(qは任意の素数)値有限体Fqに属するkビットの入力データukが入力される入力手順と、
前記入力手順で入力された入力データuk、及び予め与えられたFq上のn×k疎行列AからxnA=ukに従ったnビットのデータxnのサンプル点を有限数であるM個発生させるサンプル点発生処理手順と、
前記サンプル点発生処理手順で発生させたM個のサンプル点および最適化部に保持された最尤推定x^nの内から、予め与えられたFq n上の確率分布PX nから計算される重みが最小となるものを選出し、新たなx^nとして前記最適化部に保持する選出処理手順と、
を備え、
前記サンプル点発生処理手順と前記選出処理手順とをN回(Nは2以上の整数)繰り返して実行した後、前記最適化部が保持しているx^nを出力することを特徴とする符号化通信方法。 - 請求項2に記載の符号化通信方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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JP2016184703A JP6679176B2 (ja) | 2016-09-21 | 2016-09-21 | 符号化通信装置、符号化通信方法及びプログラム |
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